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Wolfram|Alpha
澤宏司 趙智英
同志社大学
学習支援・教育開発センター
澤
実践例
lim𝑡→0
log(1+𝑡)
𝑡を求めよ!
→できない!!
→やらない!!!
→Wolfram Alpha Pro!!!
実践例
lim𝑡→0
log(1+𝑡)
𝑡を求めよ!
→できない!!
→やらない!!!
→Wolfram Alpha Pro!!!
実践例
lim𝑡→0
log(1+𝑡)
𝑡を求めよ!
→できない!!
→やらない!!!
→Wolfram Alpha Pro!!!
実践例
lim𝑡→0
log(1+𝑡)
𝑡を求めよ!
→できない!!
→やらない!!!
→Wolfram Alpha Pro!!!
• できない→やらない
• ラーニング・コモンズ + W|A
• 理系キャンパス + W|A
• 文系キャンパス + W|A
• 数学 + W|A
今日のメニュー
ラーニング・コモンズ + W|A
• ラーニング・コモンズとは…
「情報を知識に、知識を創造に変えていく
『新しい学びの広場』」(同志社大学HPより)
• 同志社大学では…
• 2キャンパスに
1つずつ設置
• 土日含む毎日開室
ラーニング・コモンズ + W|A
• 院生スタッフによる学習相談
• 「答えを教える」のではなく
「助言・支援をする」
• 数学などの相談に W|A を活用
• 利用学生「もっとはやく知りたかった…」
• 紹介 → 再相談は少数
ラーニング・コモンズ + W|A
• ひとりだと…
• W|A (Pro)を使えば…
• ラーニング・コモンズでは…
• ということは…
問い 答え
答え問い
問い 答え
問い 答え
助言
「つながり」
ラーニング・コモンズ + W|A
「つながり」
「ひ
ろ
が
り」
理系キャンパス + W|A
理系キャンパス + W|A
• 基礎数学勉強会「ますぴた!」
• 2019年7月に3回実施
• 趣旨説明、内容計画
• 微分の定義
• 微分と積分の関係
• 秋学期からは毎週1回
• 解析、線形代数など様々
• 学生・院生が進行
理系キャンパス + W|A
参加者アンケート
「普段は機械的に計算していたことについて
深く考えることができた」
「一人一人がどんな風に考えたり感じたりし
たのかを話せる雰囲気なのがよかった」
「秋に線形代数学を!」
理系キャンパス + W|A
• 数学(純粋数学)の学習は1度目的を失うと復帰は困難
• 留意した企画・運営が必要
• 学生による進行が有効
• 参加学生:人の意見を即応的に聞く態度
• 進行学生:アクティブ・ラーニング式教育法の経験
• 問題点
• 内容の先鋭化
• 分野やニーズの多様性 → 分岐を伴う運営?
趙
文系キャンパス + W|A
• 同志社大学今出川校地ラーニング・コモンズ
(通称良心館LC)
• 2,550平方メートルの広大な空間に「ひらめき」を
「実現」に変えていくさまざまな装置を配置
• 大きなホワイトボード、プロジェクター、電子黒板など
画像:同志社大学 ラーニング・コモンズHPより
文系キャンパス + W|A
• 良心館LCでアクティブ・ラーニング式自主勉強会
「マスカフェ」実施
• 2019年11月に2回実施
• 趣旨説明
• 「内定をもらう方法」について参加者が考える
• 「数字で捉える」例の解説
• ツール紹介
• 文系の院生がファシリテーター
文系キャンパス + W|A
たくさんの就活イベントに参加する
履歴書やESの作成に役立つ専門書を買う
自己分析をする
学内説明会に来ていた会社に積極的に応募する
• 「内定をもらう方法」を数字を使わず考えた場合
文系キャンパス + W|A
文字を使って整理
• 1社受けて内定が出る確率 p (0≦p≦1)
• 何社受けるか n (社)
• 最終的な内定の数 E (社)
E = n × p
• 例 確率 p = 0.05 受ける数 n = 50 (社)
→ 内定数 E = 0.05×50 = 2.5 (社)
なんで??
• E[X] = E[X1+X2+…+Xn]
内定数 1社ごとに分けて考える
= E[X1]+E[X2]+…+E[Xn]
それぞれ p
= p + p + … + p
全部で n 個
= n × p (終)
もう少し考えます
E = n × p
• 20社で1つは○ 1- (1-0.05)20 ≒ 0.64
• 受験数 n と確率 p をどちらをあげるか?
• 確率を2倍 1-(1-0.10)20 ≒ 0.88
• 受験数を2倍 1-(1-0.05)40 ≒ 0.87
• 「内定をもらう方法」を数字を使って考えた場合
文系キャンパス + W|A
• ツール紹介
• W|A、SPSS、RStudio(R)、GAPMINDER など
• W|Aは文系学生のデータ分析にも有用
文系キャンパス + W|A
• データ・統計のニーズ
• 問題点
• 宣伝の方法
• 理系学生との求めるレベルの差
参加者アンケート
「紹介されたツールを使う練習会もやってほしい」
「数的思考について考えるきっかけになった」
「今まで数学を用いて日常の疑問を解決しようと思ったことがなかったが
こんな方法で解決できるのはすごいと思った」
「今後もっと数学的な知識を深めたい」
「偏差値と標準曲線の使い方を教えてほしい」
「プログラミングセミナーを基礎編からやってほしい」
理系的な内容を望む声もあり改善を加え今後も開催予定
数学 + W|A
• W|A + 大画面 = “高機能電子黒板”
→自分 思考支援
→他者 プレゼンテーション支援
→自分 →他者
意図して 見える 見せる
意図を越えて
見えちゃう 見せちゃう
数学 + W|A
→自分 思考支援
• 数式処理
• ギャップを埋める(つながり)
• 関連項目の提示(ひろがり)
• ヴィジュアル化
• “違うところの訓練”
見える
見えちゃう
数学 + W|A
→他者 プレゼンテーション支援
• 数式処理
• ギャップを埋める(つながり)
• 関連項目の提示(ひろがり)
• ヴィジュアル化
• “思わぬ発見”
→見せる
→見せちゃう