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PEMPI060300 Tips -1
レポー ト の効果的利用
サマ リ ーレポー ト を中心に Empower のレポー ト 書式をご紹介し ます。
レポー ト の基本
サマ リ ーレポー ト 例と 作成手順
・ シス テム スータ ビ リ テ ィ レポー ト
・ ト ラ ッ キング レポー ト
・ 承認レポー ト
・ ク ロマ ト サマ リ ー 横並びク ロマ ト グ ラ ム&積み重ねク ロマ ト グ ラ ム
・ N=X 回のデータ を平均する
・ 複数検出器のデータ をサマ リ する
Tips -2 PEMPI060300
1. 編集画面へのア ク セス
1.1 データ の選択
□プロ ジ ェ ク ト 画面か ら結果テーブル ( 「結果セ ッ ト 」または「結果」 ) を表示し ます。
□印刷し たい結果データ を選択し ます。
サマ リ ー し たい結果デー タ を全て選択し て下さい。生デー タ ( 「サン プルセ ッ ト 」「イ ンジ ェク シ ョ ン」「チャ ンネル」テーブル ) から も レポー ト メ ソ ッ ド を適用でき ますが、印刷でき るのは 3D/2D ク ロマ ト 及びサン プル情報のみです。
1.2 プレ ビ ュー画面への表示
□右ク リ ッ ク か ら「プレ ビ ュー」を選択し ます。
図 1. プロ ジェ ク ト 画面「結果セ ッ ト 」テーブル
" レポー ト メ ソ ッ ド を開 く " ダ イ ア ロ グが表示されます。
□ [ 次のレポー ト メ ソ ッ ド を使 う ] を選択し、リ ス ト か ら レポー ト メ ソ ッ ド を選びます。
図 2. レポー ト メ ソ ッ ド を開 く
□ [OK] を ク リ ッ ク し ます。
Defaults プロジ ェ ク ト にはい く つかのサマ リ ーレポー ト が保存されています。
編集画面へのア ク セス
PEMPI060300 Tips -3
1.3 レポー ト 編集画面へのア ク セ ス
レポー ト 編集 ( プレ ビ ュー ) 画面が表示されます。
他のレポー ト メ ソ ッ ド でデー タ を表示する場合は [ 開 く ] ボ タ ン を ク リ ッ ク し ます。
図 3. レポー ト 編集 ( プレ ビ ュー ) 画面
□ [ 閉じ る ] ボタ ンを ク リ ッ ク し ます。
レポー ト 編集 ( プ レビ ュー ) 画面で選択されていた レポー ト メ ソ ッ ド の編集画面が表示されます。 編集の必要がない場合は [ 印刷 ] ボ タ ンで印刷でき ます。
「閉じ る」ボタ ン「開 く 」ボ タ ン
Tips -4 PEMPI060300
1.4 レポー ト の種類を選択
□レポー ト ページの空白部分をダブルク リ ッ ク し、 メ ソ ッ ド のプ ロパテ ィ を表示し ます。
図 4. レポー ト 編集画面
図 5. メ ソ ッ ド のプロパテ ィ
□ [ レポー ト の種類 ] は [ サマ リ ー ( 全て )] を選択し ます。
サマ リ ー (全て) 全てのデータに対し て 1 つのサマ リ ーレポー ト を作成し ます。
サマ リ ー (バイアル) 各バイ アル毎のサマ リ ーレポー ト を作成し ます。
サマ リ ー (イ ンジ ェ ク シ ョ ン) 注入毎のサマ リ ーレ ポー ト を作成 し ます (複数検出器 ・複数の抽出チ ャ ンネルがあ る場合にサマ リ ーされます)。
サマ リ ー ( バイアル ) またはサマ リ ー ( イ ンジ ェ ク シ ョ ン ) タ イプのレポー ト 作成例は 40ページの 「N=X 回のサンプルは同じバイアルから注入」 または 50 ページの 「複数検出器データ をサマ リ ーする」 をご参照下さ い。
ツ リ ーレポー ト グループ
レポー ト ページ
ツ リ ー
編集画面へのア ク セス
PEMPI060300 Tips -5
1.5 レポー ト グループの追加
□レポー ト グループのツ リ ーか ら必要なレポー ト グループを選択し、ド ラ ッ ク & ド ロ ップで配置し ます。
ダブル ク リ ッ ク で も配置で き ます。
図 6. レポー ト 編集画面
□レポー ト ページ上で追加し たレポー ト グループをダブル ク リ ッ ク し ます。
プロパテ ィ が表示されますので必要な設定を加え ます。
以下はテーブルのプロパテ ィ の例です。
図 7. テーブルのプロパテ ィ 「テーブル」タブ
Tips -6 PEMPI060300
1.6 [ レポー ト メ ソ ッ ド の保存
レポー ト メ ソ ッ ド の作成 / 編集が終了し た ら保存し ます。
□「フ ァ イル」 メ ニ ューから「名前を付けて保存」を選択し ます。
□名前を付けて [ 保存 ] を ク リ ッ ク し ます。
同じ名前で保存する場合は「フ ァ イル」 メ ニ ューから 「上書き保存」 を選びます。
よりみち
UNDO ・ REDO 機能
レポー ト ページで行った操作の 『元に戻す ・ 繰 り 返す』 はレポー ト 編集画面の「編集」メ ニ ューよ り 「元に戻す」 「繰 り 返す」を選択し ます。
「元に戻す / 繰 り 返す」機能が適用で き る操作
・ レポー ト グループの移動 / 拡大
・ レポー ト グループの追加 / 削除
・ レポー ト グループのプロパテ ィ の修正
・ レポー ト グループのグループ化 / グループ化解除
・ レ イ ア ウ ト オプシ ョ ンの使用
・ レポー ト メ ソ ッ ド のプロパテ ィ の修正
メ ニ ューには最後に実行された操作が リ ス ト されます。
例えば、直前にプロパテ ィ の変更を した場合は 『プロパテ ィ を元に戻す / 繰 り 返す』 とメ ニ ューに表示されます。
図 8.
よりみちはおしまい
レポー ト グループの編集ポ イ ン ト
PEMPI060300 Tips -7
2. レポー ト グループの編集ポイ ン トこ こ ではレポー ト グループのい く つかを例に編集のポ イ ン ト を ご紹介し ます。
2.1 線の色やフ ォ ン ト の編集
各レポー ト グループのプロパテ ィ 画面 「線 と 色」 タ ブで設定し ます。 任意の文字や線など を作成する場合は 15 ページの 「描画オブジェ ク ト 」
2.2 ク ロマ ト グ ラ ムの編集
□レポー ト ページ上の ク ロ マ ト グ ラ ムなどのプロ ッ ト をダブル ク リ ッ ク又は右 ク リ ック - 「ク ロ マ ト グ ラ ム プロパテ ィ 」 を選択し ます。
図 9. ク ロ マ ト グ ラ ム プロパテ ィ 「プロ ッ ト 」 タブ
★スケール変更
□ 「ス ケー リ ング」 タブを ク リ ッ ク し ます。
図 10. ク ロ マ ト グ ラ ム プロパテ ィ 「ス ケー リ ング」 タブ
プロ ッ ト 枠や各軸の目盛 り に関し ての設定です。
Tips -8 PEMPI060300
スケー リ ングの種類 . 標準はオー ト ス ケールです。 最高ピーク を選択する と、 積分禁止した夾雑ピーク を避けて自動ス ケール設定でき ます。
ノ ーマラ イズ . 重ね書き ク ロマ ト グ ラ ムの場合、 X 軸又は Y 軸を平均化し て表示し ます。
スケー リ ング . ス ケールを一定にする場合は X- 開始 / 終了、 Y- 開始/終了欄に値を設定し ます。 空欄では取 り 込み開始 / 終了時間に自動設定 と な り ます。
★凡例の編集
□ 「凡例」 タブを ク リ ッ ク し ます。
図 11. ク ロ マ ト グ ラ ム プロパテ ィ 「凡例」 タブ
□ [フ ィ ール ド ] リ ス ト から表示し たい項目を右のテーブルに登録し ます。
その他のタ ブについては、 各画面の [ヘルプ] ボ タ ン を ク リ ッ ク し て表示されるヘルプ表示をご参照下さ い。
レポー ト グループの編集ポ イ ン ト
PEMPI060300 Tips -9
2.3 テーブルの編集
ピーク毎に保存されている名前 (成分名)、 保持時間、 面積など を表にま と めて印刷します。
□レポー ト ページ上のテーブルをダブル ク リ ッ ク又は右ク リ ッ ク - 「テーブル プロパテ ィ 」 を選択し ます。
図 12. テーブル プロパテ ィ 「テーブル」 タ ブ
★印刷項目の追加と削除と移動
追加 . 画面左のツ リ ーを展開し、追加項目をテーブル上に ド ラ ッ グ& ド ロ ッ プ又は [追加]ボタ ンを ク リ ッ ク し ます。
削除 . テーブルの削除列を選択し、 「DEL」 キー又は [削除 ] ボ タ ン を ク リ ッ ク し ます。
移動 . 列タ イ ト ルを ド ラ ッ グ し ます。
表示項目の追加 / 削除ボタ ン
Tips -10 PEMPI060300
★テーブル列の編集
列のタ イ ト ル、 数値データの表示桁など を編集し ます。
□編集する列を ク リ ッ ク し て選択し ます。
□ [列のプロパテ ィ ] ボタ ン を ク リ ッ ク し ます。
図 13.
列のタ イ ト ル . [フ ィ ール ド 名] 欄で変更し ます。
小数点以下の表示桁数 . [データの精度] 欄で設定し ます。 精度 0 の場合、 1 桁目は四捨五入し て表示されます。
適用するサマ リ ー機能 .
な し . 何も機能が実行されません。
最小 ・ 最大 . ★最小値、 最大値を抽出し ます。
合計 . すべての値の合計。
カウン ト . 選択された列にあ る テーブル内の行の合計数。
平均 . 選択し たすべての値の平均
標準偏差 . 平均値を中心 と し た標準偏差
%RSD. パーセン ト 表示によ る相対標準偏差
レポー ト グループの編集ポ イ ン ト
PEMPI060300 Tips -11
★★特定のピーク を印刷する
テーブルは、 検出 (未検出) ピーク 数にあわせて行数を自動調整し ます。 印刷が不要なピーク に対し ては次の設定が便利です。
□ 「ピーク 」 タブを ク リ ッ ク し ます。
図 14.
未同定ピーク . 解析 メ ソ ッ ド に登録し ていないが ク ロ マ ト グ ラ ムで検出されたピーク 。
同定ピーク . 解析 メ ソ ッ ド に登録し ていて ク ロ マ ト グ ラ ムで も検出されたピーク。
未検出ピーク . 解析 メ ソ ッ ド に登録 し てい る が ク ロ マ ト グ ラ ムで検出 さ れなかっ た ピーク。
グループピーク . 解析 メ ソ ッ ド の 「成分グループ」 又は 「時間グループ」 に設定 し た グループピーク。
内部標準ピーク . 解析 メ ソ ッ ド で内部標準ピーク に設定し たピーク。
AIA ピーク . イ ンポー ト された結果データの AIA ピーク (ベース ラ イ ン情報がな く 面積 ・保持時間などだけが伴 う ピーク )。
面積が次の値以下のピークは出力し ない . 入力 し た値を下回 る 面積を持つピー ク は印刷されません。
% 面積が次の値以下のピークは出力し ない . 入力し た値を下回る % 面積を持つピーク は印刷されません。
Tips -12 PEMPI060300
★順序の設定を行 う
□ [順序] タブを ク リ ッ ク し ます。
図 15. テーブルのプロパテ ィ 「順序」タブ
□データの並び替え順序 と、 テーブルの区切 り フ ィ ール ド を設定し ます。
☆順位 リ ス ト
上の行か ら優先的にデータ情報を並び替えます。 重複があ るデータ に対し ては、 次の行フ ィ ール ド で並び替えます。
☆グループの順序
指定し たフ ィ ール ド情報が異なった行でテーブルを区切 り ます。
その他のタ ブについては、 各画面の [ヘルプ] ボ タ ン を ク リ ッ ク し て表示されるヘルプ表示をご参照下さ い。
レポー ト グループの編集ポ イ ン ト
PEMPI060300 Tips -13
2.4 複合グループの編集
複合グループは” 個別レポー ト Defaults” レポー ト の 「サンプル情報」 や 「ヘ ッ ダー /フ ッ ダー」 などの複数フ ィ ール ド 項目 (サンプル名などの情報) がグループ化さ れています。 編集する場合は 「グループ解除」 する必要があ り ます。
★グループ解除 と グループ化
図 16.
□複合グループ枠を ク リ ッ ク し て 「編集」 メ ニ ュー - 「グループ解除」 又は右ク リ ッ ク- 「グループ解除」 を選択し ます。
図 17.
グループが解除され複合グループの点線の枠が消えます。
編集等を行った後は、 再度グループ化する こ と をお勧めし ます。 全てのグループ枠を選択後 (マウスで全体を囲む)、 「編集」 メ ニュー - 「グループ」 を選択し ます。
★各項目のプロパテ ィ 編集
□各項目枠をダブル ク リ ッ ク又は右ク リ ッ ク - 「xxx プロパテ ィ 」 を選択し ます。
図 18. フ ィ ール ド プロパテ ィ 「フ ィ ール ド 」 タブ
各項目については 「ヘルプ」 ボ タ ン を ク リ ッ ク し て参照し て下さ い。
Tips -14 PEMPI060300
よりみち
選択し た フ ィ ール ド のプロパテ ィ ではな く [四角形のプロパテ ィ ] などのダ イ ア ロ グが表示された場合はレポー ト グループの重な り を変更し ます。
手順 :1 . 表示されている 「四角形のプロパテ ィ 」 などのダ イ ア ロ グは [OK] し ます。2 . 編集を行 う レポー ト グループ上で再度右ク リ ッ ク し ます。3 .図のよ う に [四角形のプロパテ ィ ] と なっている場合は 「裏に移動」 を選択し ます。
よりみちはおしまい
★項目の追加
サンプル情報などは、 レポー ト グループ 「フ ィ ール ド」 か ら構成されています。
□ 「フ ィ ール ド 」 ツ リ ーを展開し、 追加項目を レポー ト ページに ド ラ ッ グ し ます。
図 19.
カテゴ リ 「xxx ピーク」 などの情報は、 レポー ト ページに直接レ イアウ ト し ないこ と を強く お勧めし ます。 テーブル内にレ イアウ ト し て下さ い。
レポー ト グループの編集ポ イ ン ト
PEMPI060300 Tips -15
2.5 描画オブジ ェ ク ト
任意の文字や線 / 四角などは描画オブジェ ク ト で作成し ます。
□ 「描画オブジ ェ ク ト 」 グループを レポー ト ページに登録し ます。
図 20.
Tips -16 PEMPI060300
2.6 ヘ ッ ダー / フ ッ ターの編集
レポー ト メ ソ ッ ド のヘ ッ ダー / フ ッ ターの編集は、 画面を切 り 替えて行います。
□ [ ヘッ ダー / フ ッ ター表示 ] ボ タ ン を ク リ ッ ク し ます。
ヘ ッ ダー / フ ッ タ ー編集画面には、 1 ページ目のみと全ページ共通があ り ます。 該当するア イ コ ンで切り替えて く だ さ い。
図 21. レポー ト 編集画面
□レポー ト グループツ リ ー「汎用情報」や「複合グループ」から項目を登録し ます。
□編集後、 「 メ イ ンページ表示」ボ タ ンで メ イ ンページへ戻 り ます。
1 ページ目のヘッ ダー/ フ ッ ター
全ページのヘッ ダー/ フ ッ ター表示
ヘッ ダー/ フ ッ ターの切 り 替え
ヘッ ダー/ フ ッ ター表示
メ イ ンページ表示
サマ リ ーレポー ト のポイ ン ト
PEMPI060300 Tips -17
3. サマ リ ーレポー ト のポ イ ン ト サマ リ ーレポー ト では計算結果の一覧表の作成、 作成し た一覧表を適切に区切 り 、 区切り 毎に平均・ %RSD などの統計計算の実行が可能です。 また、 ク ロ マ ト グ ラ ムの重ね書きや並べての印刷など複数の結果が集計で き る便利なレポー ト です。
ただし、 結果から適切な項目を適切な順に並べ、 適切な区切り をつけるにはい く つかの注意が必要です。
3.1 サマ リ ーレポー ト の注意事項
★複合グループ とは
ク ロ マ ト グ ラ ムやテーブルなど、複数のレポー ト グループをグループ化し た も のです。グループ化し ないでサマ リ ーレポー ト を印刷する と 、 全データの ク ロ マ ト が全て印刷された後に、 全データの結果テーブルが印刷されます (17 ページの図 22 参照 )。
図 22. グループ化な し
18 ページの図 23 のよ う なレポー ト を作成する ためには、複数のレポー ト グループをグループ化し た も のに、 データの並び順やデータの区切 り をつけ ます。
Tips -18 PEMPI060300
図 23. グループ化&順位設定し た場合 : 結果毎に ク ロマ ト と テーブルが表示
適切な設定をする と、 各結果毎にク ロマ ト と結果のテーブルが並びます。
サマ リ ーレポー ト のポイ ン ト
PEMPI060300 Tips -19
★グループ化手順
□グループ化す る レ ポー ト グループ をマ ウ ス で全て囲 う よ う に し て複数選択 し ます(又は Shift+ ク リ ッ ク)。
結果の区切り毎に改ページする場合、 改ページのレポー ト 形式もグループ内に含めます。
□ 「編集」 メ ニ ューか ら 「グループ化」 を選択し ます。
グループ内のレポー ト 形式を再編集する場合は、 複合グループ を選び 「編集」 メ ニ ューより 「グループ解除」 で解除し ます (又は複合グループを右ク リ ッ クで「グループの解除」選択)。
*18 ページの図 23 の場合は ク ロ マ ト グ ラ ム と テーブルを複合グループ化し ています。
★複合グループへのデー タの並び順
グループ化し ただけではデータの並びや区切 り は設定されません。 複合グループのプロパテ ィ の順位 リ ス ト では印刷を行 う 順番の設定 と データの区切 り を設定し ます。
□複合グループ枠上でダブルク リ ッ ク し ます。
図 24. 複合グループのプロパテ ィ
データは順位 リ ス ト 順に並び、 重複があ る場合は並べて印刷されます。 重複が無 く なる と データは区切られます。19 ページの図 24 例ではバイ アル ID" の同じデータは並べて印刷し " バイ アル ID" が異な るデータが く る と 区切られます。
複数のフ ィ ール ド が設定されている場合は一番最後のフ ィ ール ド でデータ を区切 り ます。
Tips -20 PEMPI060300
3.2 サマ リ ーレポー ト を分析 と 解析モー ド で使 う
こ こ では分析終了 ( 解析終了 ) と同時にレポー ト 印刷をする手順を ご紹介致し ます。サンプルセ ッ ト メ ソ ッ ド でレポー ト 行を設定し ます。
□分析時のサンプルセ ッ ト テーブルを表示し ます。
□サンプルの分析・解析行の後で [機能] - [レポー ト ] の行を追加し ます。
□ [レポー ト メ ソ ッ ド ] でサマ リ ーレポー ト を指定し ます。
□ [ ラベル ] と [ ラベルレ フ ァ レ ン ス ] でレポー ト し たいデータ指定を し ます。
図 25. サンプルセ ッ ト テーブル例
再解析時に解析・印刷を行 う 場合、 サンプルセ ッ ト で再解析し ます。 □印刷も チ ェ ッ ク し、メ ソ ッ ド は " 取り 込み時のメ ソ ッ ド セ ッ ト を使う " を選びます。
図 26. バ ッ ク グ ラ ン ド 解析 / レポー ト
サマ リ ーレポー ト のポイ ン ト
PEMPI060300 Tips -21
よりみち
ラベル ・ ラベルレ フ ァ レ ンス
ラベル . データにつけ る マーカーです。 英数文字が入力で き ます。
ラベルレ フ ァ レ ンス . 検量線作成・定量・レ ポー ト 行のデータ指定で使用し ます。 実行時、ラベルレ フ ァ レ ン スの行以前か ら、指定された ラベル ( マーカー) の注入行を探し ます。
☆ラベルレ フ ァ レ ン スの設定例
・ S0101 : 指定し た ラベル と ま った く 同じ ラベル S0101 を持つもの
・ S* : 先頭が S のラベルを持つデータ。
ウ ィ ザー ド で設定し た場合は全ての標準試料の意味
・ U* : 先頭が U の ラベルを持つデータ。
ウ ィ ザー ド で設定し た場合は全ての未知試料の意味
・ S* U* (間は半角スペース) : 先頭が S のラベル と U のラベルを を持つデータ。
ウ ィ ザー ド で設定し た場合は全ての標準試料 と全ての未知試料の意味
図 27. ラベルレ フ ァ レ ン スの設定例
20 ページの図 25 の設定では、 標準試料のサマ リ ーレポー ト と未知試料のサマ リ ーレポー ト はそれぞれ印刷されます。
21 ページの図 27 では、標準試料 と 未知試料全てをサマ リ ーした レポー ト が印刷されま
よりみちはおしまい
す。
Tips -22 PEMPI060300
4. システム適合性試験 レポー トシ ス テム適合性試験結果を表示する レポー ト をご紹介し ます。
図 28.
N=6 回ク ロ マ ト グ ラ ムの重ね書き
成分毎の再現性が確認出来る
シ ス テム性能が確認可能
シ ステム適合性試験 レポー ト
PEMPI060300 Tips -23
4.1 レポー ト の種類を設定
□画面右側の空白部分を右ク リ ッ ク し、 「プロパテ ィ 」を選択し ます。
図 29. レポー ト 編集画面
メ ソ ッ ド のプロパテ ィ が表示されます。
□ [ メ ソ ッ ド タブ ] の [ レポー ト の種類 ] でサマ リ (全て) を選択し ます。
図 30. メ ソ ッ ド のプロパテ ィ
□ [OK] を ク リ ッ ク し ます。
Tips -24 PEMPI060300
4.2 レポー ト グループの追加
図 31.
□レポー ト グループのツ リ ーよ り 「重ね書き ク ロ マ ト グ ラ ム 凡例付」及び「 JP スータ ビリ テ ィ ー結果テーブル」を選択し、 レポー ト ページに追加する。
レポー ト グループ追加後、 各グループのサ イ ズ及び配置を調整し ます。
シ ステム適合性試験 レポー ト
PEMPI060300 Tips -25
4.3 レポー ト グループの編集
★ク ロマ ト グラムのプロパテ ィ
□「重ね書き」及び 「凡例」 (8 ページの図 11) を設定し ます。
□ク ロ マ ト グ ラ ム上をダブルク リ ッ ク し、 ク ロ マ ト グ ラ ムのプロパテ ィ を開き ます。
□ [ 重ね書き ] タ ブで 「重ね書き の種類」 は 「一枚の中で複数表示」 を選択し、 「Z 軸」は角度を 90 度、 間隔を 5 (フルス ケールの 5% ずつずらす) と し ます。
図 32. 重ね書き
★テーブルのプロパテ ィ
□表示する列の選択 と サマ リ ー機能 (10 ページの図 13)、 順序を設定し ます。
図 33. 順序の設定
□すべての編集が終了し た ら、 「フ ァ イル メ ニ ュー」よ り 「名前をつけて保存」を選択し、保存し ます。
各成分の表にする。
Tips -26 PEMPI060300
5. ト ラ ッ キングレポー ト規格値範囲内か一目で分かる ト ラ ッ キン グレポー ト をご紹介し ます。
図 34. 保持時間の ト ラ ッ キング レポー ト
5.1 レポー ト の種類の設定
□レポー ト の種類は「サマ リ ー (全て) 」を選択し ます。
解析 メ ソ ッ ド で設定し た、範囲をプロ ッ ト 内に表示で き る
各プロ ッ ト には結果 ID を表示する と分か りやすい
ト ラ ッ キングレポー ト
PEMPI060300 Tips -27
5.2 レポー ト グループの追加
□レ ポー ト グループのツ リ ーの「シ ス テ ム スータ ビ リ テ ィ グループ」よ り 「サマ リ ープロ ッ ト 」を選択し、 レポー ト ページに表示し ます。
図 35.
5.3 レポー ト グループの編集
□以下のよ う にレポー ト グループを編集し ます。
図 36. サマ リ プロ ッ ト タブ
プロ ッ ト し たい項目の選択
プロ ッ ト の種類を選択
解析 メ ソ ッ ド で設定し た範囲をマーカー と し て表示する
凡例の ラベルを表示する
Tips -28 PEMPI060300
図 37.
□設定後、 レポー ト メ ソ ッ ド に名前をつけて保存し ます。
各ポ イ ン ト にラベル と し て表示し たい項目を左のフ ィ ール ド リ ス トよ り 選択し、右の表に追加する
承認用レポー ト
PEMPI060300 Tips -29
6. 承認用レポー ト承認機能を加えたレポー ト を ご紹介し ます。
結果の承認のための必要条件・ レポー ト が承認用のレポー ト である こ と・ 承認するユーザーの承認権限がある こ と
図 38. レポー ト 例
承認者のユーザー名、フルネームが表記されます。
Tips -30 PEMPI060300
6.1 承認用のレポー ト の作成
□承認結果を表示する、 レポー ト グループを追加し ます。
「承認テーブル」、 フ ィ ール ド よ り 「結果承認」 を レポー ト ページに追加し て下さい。
図 39.
□レポー ト 編集画面の余白の部分でダブル ク リ ッ ク し、 「 メ ソ ッ ド のプ ロパテ ィ 」にアク セス し ます。
□「 メ ソ ッ ド のプロパテ ィ 」画面で、「こ の メ ソ ッ ド を承認に使用する こ と を許可する」をチェ ッ ク ON に し ます。
この機能はレポー ト の編集をする たびに リ セ ッ ト さ れます。 編集を し た場合には、 再度チ ェ ッ ク を ON にする必要があ り ます。
図 40. メ ソ ッ ド のプロパテ ィ 画面
□設定終了後、 レポー ト メ ソ ッ ド を上書き保存し ます。
承認用レポー ト
PEMPI060300 Tips -31
6.2 承認手順
□承認権限のあ る ユーザーで ロ グ イ ン し ます。
□承認用に作成し たレポー ト メ ソ ッ ド で承認する結果データ をプレ ビ ューし ます。
□プレ ビ ュー画面で「承認」ボタ ン を ク リ ッ ク し ます。
図 41.
□承認画面で、 ユーザー名、 パス ワー ド、 承認理由を入力 し て、 [承認] ボ タ ン を クリ ッ ク し ます。
図 42. 承認画面
承認ボ タ ン
Tips -32 PEMPI060300
よりみち
シ ス テムポ リ シーの 「その他のポ リ シー」 で、 「承認後にレポー ト を PDF と し て保存」を ON にし ておき ます と 、 承認後のレポー ト をプロ ジ ェ ク ト 画面の「承認」タブでご確認いただけます。□プロ ジ ェ ク ト 画面 [ 承認 ] タブ よ り 、 表示し たいレポー ト を右ク リ ッ ク で選択し て、「レポー ト の表示」 を選択し ます。
図 43. プロ ジ ェ ク ト 画面の承認タブ
PDF フ ァ イルで承認し たレポー ト がご確認いただけ ます。
図 44.
ク ロ マ ト サマ リ ー
PEMPI060300 Tips -33
7. ク ロ マ ト サマ リ ーサマ リ ー ( 全て ) タ イプの ク ロ マ ト 印刷についてご紹介し ます。
・ 横並びク ロ マ ト
・ 積み重ねク ロ マ ト
7.1 レポー ト の印刷例
★横並びク ロマ ト の印刷
選択し たデータの ク ロ マ ト グ ラ ムが横並びに表示 されます。 作成手順は 36 ページの「横並びク ロ マ ト 」 をご参照 く だ さい。
図 45. 横並びク ロ マ ト の例
Tips -34 PEMPI060300
★積み重ねク ロマ ト
ク ロ マ ト グ ラ ム と 任意の場所にサンプル情報が表示されます。作成手順は 38 ページの「積み重ねク ロ マ ト 」 を ご参照 く ださ い。
図 46. 積み重ねク ロマ ト の例
ク ロ マ ト サマ リ ー
PEMPI060300 Tips -35
7.2 レポー ト の編集
□画面右側の空白部分を右ク リ ッ ク し、 「プロパテ ィ 」を選択し ます。
図 47. レポー ト 編集画面
メ ソ ッ ド のプロパテ ィ が表示されます。
□ [ メ ソ ッ ド タブ ] の [ レポー ト の種類 ] でサマ リ (全て) を選択し ます。
図 48. メ ソ ッ ド のプロパテ ィ
□ [OK] を ク リ ッ ク し ます。
Tips -36 PEMPI060300
7.3 横並びク ロマ ト
□左のレ ポー ト グループ「ク ロ マ ト グ ラ ム」か ら、 オー ト ス ケール ク ロ マ ト グ ラ ム をダブルク リ ッ ク し ます。
□ク ロ マ ト グ ラ ムの枠サイ ズをマ ウ スで ド ラ ッ グ し なが ら変更し ます。
図 49. ク ロ マ ト グ ラ ム枠サ イ ズ変更
よりみち
ク ロ マ ト グ ラ ムの枠が印刷サ イ ズです。 横サ イ ズを編集画面幅の半分以下に設定すると、 印刷可能な個数だけ右へ横並びし ます。 端まで来る と 下段の左端へ並びます。
□ク ロ マ ト グ ラ ム上をダブルク リ ッ ク し ます。
ク ロ マ ト グ ラ ムのプロパテ ィ が表示されます。
①
②
ク ロ マ ト サマ リ ー
PEMPI060300 Tips -37
★凡例情報の設定
□ [ 凡例 ] タブを ク リ ッ ク し て、表示し たいフ ィ ール ド 名を右のテーブルに表示し ます。
□図のタ イ ト ルを変更し たい場合は変更し ます (8 ページの図 11 矢印部分)。
図 50. ク ロ マ ト グ ラ ムのプロパテ ィ
★ク ロマ ト グラムの枠や出力情報の設定
□ [ ク ロマ ト グ ラ ム ] タ ブを ク リ ッ ク し ます。
□ [ 表示の設定 ][ ピーク情報 ] を変更し ます。
★印刷される順番を設定する
□ [ 順序 ] タブを ク リ ッ ク し ます。
□ [ 順位 リ ス ト ] で ク ロ マ ト グ ラ ムの出力順序を設定し ます。
分析日順に ク ロマ ト を並べたい場合は、 左のツ リ ーから「注入 # 」→「分析日」をテーブルに登録し ます。
★レポー ト 右上にページ数を印刷する場合
□表示 メ ニ ューか ら「ヘッ ダー / フ ッ ター表示」を選択し ます。
□ [ ヘッ ダー / フ ッ ダー ] ボタ ンを ク リ ッ ク し ます。
□レポー ト グループ [ 汎用情報 ] 又は [ 複合グループ ] から、 [ ページ番号 ] 等をダブル ク リ ッ ク し、 ヘ ッ ダーへ貼 り 付けます。
詳細は 16 ページの 「ヘッ ダー / フ ッ ターの編集」 をご参照 く だ さい。
よりみち
[1 ページ目のヘッ ダー / フ ッ ダー ] は 1 ページ目のみの編集にな り ます。 その他の情報を表示し たい場合は同様にダブルク リ ッ ク で登録し ます。
□表示 メ ニ ューか ら「 メ イ ンページ表示」を選択し ます。
□ [ 印刷プレ ビ ュー ] ボタ ン を ク リ ッ ク し て印刷状況を確認し ます。
□確認後、 「閉じ る」ボタ ン を ク リ ッ ク し、 レポー ト 編集画面のフ ァ イル メ ニ ューか ら「名前を付けて保存」または「上書き保存」を選択し て保存し ます。
Tips -38 PEMPI060300
7.4 積み重ね ク ロマ ト
□レポー ト グループの [ フ ィ ール ド ] か ら [ サンプル名 ]、 [ バイ アル ]、 [ 注入 #] などのサンプル情報を任意の場所に編集し ます。
図 51. レポー ト グループ [ フ ィ ール ド ] 追加
□マ ウ ス で追加 し た フ ィ ール ド、 ク ロ マ ト グ ラ ム枠を囲んで全て を選択 し、 編集 メニ ューから「グループ」を選びます。
図 52. グループ
通常のレポー ト グループは実線の枠が表示 されますが、 グループ化される と 、 破線の枠で表示されます。
グループ化の際、 レ イアウ ト を揃えたい場合は、 レ イアウ ト メ ニ ューから「同じ位置に揃える」、 「同じサイズに揃える」、 「罫線に揃える」などの項目を選択し ます。
ク ロ マ ト サマ リ ー
PEMPI060300 Tips -39
★複合グループの順序の設定
□枠上でダブルク リ ッ ク し ます。
複合グループのプロパテ ィ が表示されます。
□ [ 順序 ] タブを ク リ ッ ク し、 印刷時のデータ並びの順番が設定し ます。
図 53. 複合グループのプロパテ ィ
注意 : 印刷順序を設定し ます。 39 ページの図 53 の設定では、 バイアル No の昇順で並び、重複し たデータは注入 No の昇順で並びます。 重複するデー タがな く なるまで、 順位リ ス ト を追加し ます。
□ [ 印刷プレ ビ ュー ] ボタ ン を ク リ ッ ク し て印刷状況を確認し ます。
□確認後、 「閉じ る」ボタ ン を ク リ ッ ク し、 レポー ト 編集画面のフ ァ イル メ ニ ューか ら「名前を付けて保存」または「上書き保存」を選択し て保存し ます。
Tips -40 PEMPI060300
8.N=X 回の分析データ を平均する こ こ では、 同じ試料を繰 り 返し注入し た場合、 繰 り 返し毎の平均値を計算で き る レポート の例を示し ます。ただしオー ト サンプラーにサンプルを乗せる手順によ り レポー ト の内容は変わ り ます。 2 通 り のレポー ト をご紹介致し ます。
1. 平均化する N=X 回のサンプルは同じバイ アルから注入
2. 平均化する N=X 回のサンプルは異な るバイ アルから注入平均化する
8.1 N=X 回のサンプルは同じ バイ アルか ら注入
こ の場合、 繰 り 返し測定するサンプルはオー ト サンプラーの 1 つのバイ アルに準備してあ り 、 それぞれのバイ アルか ら N=X 回で繰 り 返し測定し ます。
こ のケースでは繰 り 返し測定し ている こ と が Empower2 に自動記録されてお り 、バイ アル毎のサマ リ ーで簡単に対応で き ます。
ク ロ マ ト グ ラ ム も重ね書きや横並びによ り サンプル毎に印刷する こ と が可能です。
図 54. 印刷例
☆☆操作の流れ☆☆全ての操作は「レポー ト 編集」画面で行います。 1. レポー ト の種類の選択 2. テーブルの編集 3. ク ロマ ト グラムの編集
N=X 回の分析データ を平均する
PEMPI060300 Tips -41
★レポー ト の種類の選択
□ Defualt レポー ト メ ソ ッ ド など を開き「レポー ト 編集」画面にア ク セス し ます。
□編集画面右側の空白部分を右ク リ ッ ク し、 「プロパテ ィ 」を選択し ます。
図 55. メ ソ ッ ド のプロパテ ィ 画面
□レポー ト メ ソ ッ ド の種類を [ サマ リ (バイ アル) ] に変更し、 必要があれば用紙 / 余白を設定し ます (用紙 : 横向き の場合は [ 横 ] にチェ ッ ク マーク )。
□ [OK] を ク リ ッ ク し ます。
レポー ト 編集の画面に戻 り ます。
★テーブルの編集
☆項目の追加
テーブルには繰 り 返しの注入の区別がつ く よ う にプ ロパテ ィ 画面の左のツ リ ーよ り [注入 #] - [注入 #] を追加し ます。 さ ら に注入し た日時 ([ 注入 #] - [分析日]) などを追加する こ と も で き ます。
□編集画面のテーブル上で右ク リ ッ ク し、 「プロパテ ィ 」を選択し ます。
テーブルの編集画面が開き ます。
Tips -42 PEMPI060300
図 56. テーブルの編集画面
□注入 # ツ リ ーを開き [注入 #] を選び、ド ラ ッ グ & ド ロ ッ プでテーブルに登録し ます。
□その他の追加項目も同様にテーブルに登録し ます。
N=X 回の分析データ を平均する
PEMPI060300 Tips -43
☆ サマ リ ー項目の設定
濃度の値を平均し ます。
□濃度の列を選択し [列のプロパテ ィ ] を ク リ ッ ク し ます。
図 57. 列のプロパテ ィ
□左のサマ リ 機能のツ リ ーから平均など を選びます。必要に応じ て精度を設定し ます。□設定後、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。
☆順序を設定
□順序タブで成分毎に平均がで き る よ う 順序・テーブルの区切 り を設定し ます。
[グループの順序] の リ ス ト よ り ” 名前” を選択し ます と テーブルが成分毎に表示されます。[順位 リ ス ト ] で「注入#」を選択する と各テーブルは注入順にデータが並びます。
図 58. テーブルのプロパテ ィ 「順序」タブ
□ [閉じ る] を ク リ ッ ク し テーブルの編集を終了し ます。
Tips -44 PEMPI060300
★ク ロマ ト グラムの編集
ク ロ マ ト グ ラ ムが区別で き る よ う に凡例をつけ ます。 凡例 と し て選択し た情報は各 クロマ ト ク ラ ムの下に表示されます。
□ク ロ マ ト グ ラ ムの上でダブル ク リ ッ ク し ます。
□ク ロ マ ト のプロパテ ィ 画面で凡例タブを ク リ ッ ク し ます。
図 59. ク ロ マ ト グ ラ ムのプロパテ ィ 「凡例」タブ
□「注入 # 」・「分析日」など表示する項目を左のツ リ ーよ り 選択し ます。
□ [OK] を ク リ ッ ク し ます。
N=X 回の分析データ を平均する
PEMPI060300 Tips -45
8.2 平均化する N=X 回のサンプルは異な るバ イ アルか ら注入
繰 り 返し測定するサンプルはオー ト サンプ ラーの複数のバ イ アルに準備し てあ り 、 それぞれのバイ アルから同じサンプル溶液を注入し繰 り 返し測定し ます。
こ のケースでは繰 り 返し測定し ている こ と が Empower2 に自動記録されおらず、全サマリ で全てのサンプルを集計し、 サンプル名な どで同じサンプルであ る こ と を区別し ます。 ク ロマ ト グ ラ ム も横並びなどでサンプル毎に印刷する こ と が可能 と な り ます。
図 60. 印刷例
☆☆操作の流れ☆☆全ての操作は「レポー ト 編集」画面で行います。 1. レポー ト の種類の選択 2. テーブルの編集 3. ク ロマ ト グラムの編集 4. 複合グループ化と順序の設定
Tips -46 PEMPI060300
★レポー ト の種類の選択
□ Defualt レポー ト メ ソ ッ ド など を開き、 「レポー ト 編集」画面にア ク セス し ます。
□編集画面右側の空白部分をダブルク リ ッ ク し て「プロパテ ィ 」を表示し ます。
図 61. メ ソ ッ ド のプロパテ ィ
□レポー ト メ ソ ッ ド の種類を [ サマ リ (全て) ] に変更し、 必要があれば用紙 / 余白を設定し ます (用紙 : 横向き の場合は [ 横 ] にチェ ッ ク マーク )。
□ [OK] を ク リ ッ ク し ます。
レポー ト 編集の画面に戻 り ます。
★テーブルの編集
☆項目の追加
テーブルには繰 り 返しの注入の区別がつ く よ う にプ ロパテ ィ 画面の左のツ リ ーよ り [サンプル ] - [ サンプル名 ]、 [ 注入 #] - [注入 #] を追加し ます。 さ ら に注入し た日時 ([ イ ンジ ェ ク シ ョ ン ] - [分析日]) など を追加する こ と も でき ます。
□編集画面のテーブル上で右ク リ ッ ク し、 「プロパテ ィ 」を選択し ます。
テーブルの編集画面が開き ます。
図 62. テーブルの編集画面
N=X 回の分析データ を平均する
PEMPI060300 Tips -47
☆サマ リ ー項目の設定
濃度の値を平均し ます。 濃度の列を選び [列のプロパテ ィ ] を ク リ ッ ク し ます。
図 63. 列のプロパテ ィ
□左のサマ リ 機能の項目よ り 平均など を選びます。 必要に応じ て精度を設定し ます。
□設定後、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。
★ク ロマ ト グラムの編集
□ク ロ マ ト グ ラ ムの上でダブル ク リ ッ ク し ます。
ク ロ マ ト のプロパテ ィ が表示されます。
□凡例タブを ク リ ッ ク し ます。
図 64. ク ロ マ ト グ ラ ムのプロパテ ィ 「凡例」タブ
□「サンプル名」・「分析日」など表示する項目を左のツ リ ーよ り 選択し ます。
□ [OK] を ク リ ッ ク し ます。
Tips -48 PEMPI060300
★複合グループ化と順位の設定
繰 り 返し毎にデータ を区切る ために ク ロ マ ト ・テーブルを複合グループ化し ます。
図 65.
□ク ロ マ ト 、 テーブルを共に選び、 「編集」 メ ニ ューから 「グループ」 を選びます。
グループ化され複合グループ形式が点線で囲われます。
結果の区切り毎に改ページする場合、 改ページのレポー ト 形式もグループ内に含めます。
□複合グループ枠上でダブルク リ ッ ク し て 「プロパテ ィ 」 を表示し ます。
図 66. 複合グループのプロパテ ィ
□順序 リ ス ト に [ サンプル ]-[ サンプル名 ] をテーブルに ド ラ ッ グ&ド ロ ッ プ し [OK]し ます。
バイアル番号や分析日順でデー タ を並べる場合、順位リ ス ト でサン プル名よ り 上の行にバイアルまたは分析日を追加し ます。 重複がな く なるまで設定し て下さ い。
□レポー ト を保存し ます。
N=X 回の分析データ を平均する
PEMPI060300 Tips -49
★印刷でのポイ ン ト
サンプル名が集計のキーになっている場合、 同じ試料溶液の繰 り 返しバイ アルのサンプル名は同じに し ます。
図 67. サンプル変更での例
49 ページの図 67 例では、 バイアル 4 と 5 が同じ試料溶液です。 サンプル名でテーブルを区切る と、 バイアル 4 と 5 で平均化されたレポー ト が印刷されます。
Tips -50 PEMPI060300
9. 複数検出器データ をサマ リ ーするサマ リ ー メ ソ ッ ド では複数の結果を ま と めて印刷し ます。 こ の集計機能を利用し複数の検出器で同時測定し た結果を一つのレポー ト にま と める こ と がで き ます。
3 次元データ よ り 抽出し た複数の ク ロ マ ト や、同じ イ ンジェ ク シ ョ ンで 2 つ以上の検出器 (チ ャ ンネル) で測定し たデータ を一つのレポー ト と し て表示する際にご使用いただけます。
図 68. 「複数検出器サマ リ 」 レポー ト
複数検出器データ をサマ リ ーする
PEMPI060300 Tips -51
9.1 レポー ト の編集画面へのア ク セ ス
□結果データ を選択し て「プレ ビ ュー」画面にア ク セス し ます。
□プレ ビ ュー画面よ り [ 閉じ る ] ボタ ンでレポー ト 編集画面にア ク セス し ます。
図 69.
9.2 レポー ト メ ソ ッ ド のプロパテ ィ ( レポー ト の種類の選択 )
□レポー ト ページ上の空いた スペース上をダブルク リ ッ ク し ます。
レポー ト メ ソ ッ ド のプロパテ ィ が表示されます。
図 70.
レポー ト 種類で " サマ リ (イ ンジ ェ ク シ ョ ン) " が選ばれている こ と がポイ ン ト です。
Tips -52 PEMPI060300
” サマ リ ( イ ンジ ェ ク シ ョ ン)” を選択する こ と によ って下記の例のデータ を一つのレポー ト にま と める こ と がで き ます。
例 1). 3 次元データ : 同一イ ンジ ェ ク シ ョ ンで複数ク ロ マ ト を抽出し た場合
例 2). 2 つ以上の検出器 (チ ャ ンネル) で測定し たデータ
よりみち
解析 メ ソ ッ ド ・ 解析チャ ンネルの説明 (PDA 抽出波長) ・ 解析日など抽出し た波長毎に値が異な る項目はテーブル又は ク ロマ ト グ ラ ムの凡例に設定し ます。
□レポー ト ページにあ る ク ロ マ ト グ ラ ム上でダブル ク リ ッ ク し、 プ ロパテ ィ で凡例タブを設定し ます。
図 71.
よりみちはおしまい
複数検出器データ をサマ リ ーする
PEMPI060300 Tips -53
9.3 順序の決定 (ク ロマ ト グ ラ ム ・ テーブル内のデータの並び順を決め る )
★ク ロマ ト グラムの並び順を決める
□レポー ト ページにあ る ク ロマ ト グ ラ ム上でダブル ク リ ッ ク し ます。
□ [ 順序 ] タブを ク リ ッ ク し ます。
図 72. ク ロ マ ト グ ラ ムのプロパテ ィ 「順序」タブ
順位 リ ス ト の順でサンプルは ソー ト されます。 順位 リ ス ト の先頭の項目でまずソー トし ます。
53 ページの図 72 の設定では、 チ ャ ンネル (検出器名) の昇順 (A から) で各検出器のデータが並びます
Tips -54 PEMPI060300
★結果テーブルの並び順の設定
□レポー ト ページにあ る結果テーブル上でダブル ク リ ッ ク し、 テーブルのプ ロパテ ィで順序を設定し ます。
図 73. テーブルのプロパテ ィ
順位 リ ス ト の順でサンプルは ソー ト されます。 順位 リ ス ト の先頭の項目でまずソー トが行われます。
表 4 順位 リ ス ト
表 5 グループの順序
チャ ンネルの名前 (検出器名) で昇順 (A から) 又は降順 (Z から) で各検出器のデータが並びます、 同じ検出器のピーク データは保持時間の早い も のか ら順に並び、 検出器ご と に表は区切られます。
フ ィ ール ド 名 順位
チャ ンネル 昇順 / 降順
保持時間 昇順
チャ ンネル
* チャ ンネルの名前 (検出器名)毎に表が区切られます。