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25年度 事業計画 - CANPAN FIELDS · Web view作業後のエアロバイクも継続して取り組め、習慣になり、体力の維持向上を図ることができた。さらに、今年度から造形時の利用者の皆さんの様子をヒントに、ひらがな・カタカナ・漢字のドリルを始めている。字を書く機会の少なかった方も興味を

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25年度 事業計画

平成29年度

事 業 報 告 書

1.堺あすなろ会

2.ピュアあすなろ

3.堺あすなろ園

4.あすなろ万崎の郷

(万崎の郷・草部の郷・もみの木)

5.アトリエhana

(アトリエhana・ゆめ工房・デイハウス クローバー・Linkみいけ)

7.障害児通所支援事業

(Linkみいけ・Linkにわしろ・Linkふかい)

8.グループホーム事業

9.フィットウェル・わかば

10.陽だまり

社会福祉法人 堺あすなろ会

平成29年度 堺あすなろ会 事業報告

【企画研修部】

1.研修

    ① 法人研修

日 時:平成29年 6月24日(土) 13:30~15:00

場 所:ピュアあすなろ 食堂

講 師:山口 歩 氏 (二人の自閉症児を育てた母)

テーマ:「親の立場から望む支援」

出 席:85名

※研修後にアンケートを実施。大変わかりやすく、示唆に富んだ研修で、支援に生かせる部分が多かったと、おおむね好評であった。勤務の関係で参加できなかった職員のために、DVDに記録して配布。個別に学べるようにした。

  

② 知的障害福祉研究誌 「さぽーと」毎月各事業所に1冊配布

        支援者の資質向上のため

    ③ 法人内事業所への情報提供

○ テキスト取り寄せ、ピュアあすなろ職員研修の参考とする。

           「人材も組織も育つ職場研修の手引き」基礎編 応用編

           「人が育ち・組織が輝く“職場研修Q&A”」

           「新任職員育成ハンドブック」

           「事例から学ぶ職場研修のすすめ方」

       ○ 自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール(TTAP)

         テキストを取り寄せ、アトリエhana(就労移行支援)にて研究。

2.広報

    「あすなろ新聞」 月1度 編集・発行

3.デイキャンプ

     法人内の事業所より参加希望者を募り、定員を上回れば抽選で参加者を決定。

(平成29年度の利用者定員は25名)

        日 時:平成29年9月30日(土) 9:15~15:15

        場 所:森とリルのBBQフィールド (大阪市此花区北港緑地2-3-75)

      費 用:3000円 (後に剰余金 419円を返還)

        活 動:BBQ 散策 ミニ運動会

      ※ 桃山学院大学ボランティア支援室を通して、ボランティアを募集。

        ボランティア参加者の中から当法人へ就職した人も出ている。

4.地域社会貢献事業

      主に堺あすなろ園を中心に「堺あすなろ寄席」を開催。企画研修部も協力した。

        日 時:平成29年11月11日(土) 10:00~12:00

        場 所:石橋自治会館

        対 象:地域の高齢者の方(55名)

        内 容:落語鑑賞と昼食を共にしながらの交流

        出 演:桂 小春團治さん 桂 治門さん

      ※ 参加して下さった方々には好評だった。

-1-

5.堺・ストックホルム障がい者作品交流展示会

      今回は12回目の実施。パッセネットワークとの共催。

        日 時:平成30年2月20日(火)~23日(金)

        場 所:イオンモール堺鉄砲町 3階 イオンホール

        内 容:ストックホルム、ベーテル(ドイツ)の作品に加えて、今回は堺市のアート

作品も展示販売。

       ※メディア(読売新聞 NHK大阪放送局に取り上げられたので、大阪市内の障がい者

施設からも見学者があった。初日は市長も来会。

大阪府立大学・桃山学院短期大学から、ボランティアが参加。

6.利用者確保

例年は堺支援学校の合同事業所説明会に参加しているが、平成29年度は健康診断と重なったために欠席となったが、法人内の各事業所のデータを送った。平成30年度は参加の予定。

その他の支援学校パネル展などにも参加して、利用者確保に努めている

  7.求人活動

      ピュアあすなろ施設長 池下氏、堺あすなろ園施設長 足立氏と協力して職員確保に努めた。

「福祉の就職総合フェア2017 in OSAKA」に参加

日 時:平成29年7月15日(土)

        場 所:インテックス大阪 2号館(大阪市住之江区南港北)

「福祉の就職フェア SPRING in OSAKA」に参加

        日 時:平成30年3月3日(土)

        場 所:京セラドーム

8.海外の施設との交流

      ストックホルム市、ビーレフェルト市(ドイツ)の施設と定期的に連絡を取り、作品のやりとり、海外研修者のサポートなどを行った。

【車両管理部】

車両管理

    法人車両の使用状況(車両の状態・経費等)を把握する。

    車両の買い替えや増車の基準を明確化する。

    さらに各事業所への適切な配備や効率的な運用に繋げ、経費節減に向けての手立てを講ずる。

① 燃料消費について     3年間の消費量

給油量

燃料代

27年度

36653.34 ℓ

5,058,360円

28年度

39997.54 ℓ

5,191,215円

29年度

41162.27 ℓ

5,408,631円

② 点検修理について

   平成29年度 車検受車両23台

   修理車両4台 (板金塗装)

     ・平成29年8月21日  左前部バンパーからタイヤハウス

     ・平成29年9月11日  後部バックドア右側からバンパー

     ・平成30年2月20日  後部バックドア右側からバンパー

     ・平成30年3月 1日  後部右側窓ガラス及びその周辺

-2-

   その他修理不要の破損 4台

     ・平成29年 4月11日  左下部 縁石に接触

     ・平成29年 4月24日  左バンパー ブロック塀に接触

     ・平成29年 11月13日  左スライドドア 左折時建築資材に接触

     ・平成30年 2月15日  後部バックドア 歩道ポールと接触

③ 車両購入について

  ・大阪府共同募金会配分事業 平成29年6月2日 軽四輪 スズキスペーシア

   事業費総額 1,358,000円、配分金 800,000円、自己資金 568,000円      

  ・堺あすなろ会 後援会寄付金 平成29年8月19日 マイクロバス 日野リエッセⅡ            

   事業費総額 6,890,610円、寄付金 4,700,000円、自己資金 2,190,610円

・堺あすなろ会 後援会寄付金 平成29年8月21日 車いす移動車 スズキエブリー

   事業費総額 1,920,000円、 寄付金 1,300,000円、自己資金 620,000円     

  ・中央競馬馬主社会福祉財団、一般社団法人 京都馬主協会 施設整備等助成事業 

平成30年3月2日 ミニバン普通車 日産 セレナ

   事業費総額 2,620,000円、助成金 1,280,000円、自己資金 1,340,000円    

送迎業務

    安全・安心・快適な送迎サービスの提供を目指す。

① 送迎担当者会議 (2ヶ月に1回)

    ・送迎に関する課題への解決

    ・各事業所による情報交換

    ・事故・トラブルの報告  等

② 業務での法人車両運転中の事故・トラブル対応

   事故・トラブル発生内容

         ・人身事故      0件 ・接触または衝突事故 1件

         ・パンク       4件   ・自損事故      6件

         ・ガス欠       1件   ・原因不明の破損   1件

         ・風による破損    1件

③ 送迎ドライバーとの連携と情報交換   

事業の総括

     堺あすなろ会は現在41台の車両を所有している。

    利用者に安全・安心・快適に乗車していただくために車両の管理や安全面での向上を目指し事業を進めてきた。

     また、車両維持にかかる必要経費の縮減も前年度の資料を参考に実施してきた。

    しかし、現状ではあまり成果が上がっておらず、特に燃料費が年々増加している。

原油価格に左右されることが大きいが、無駄なアイドリングや丁寧な運転を心掛けることで燃料費の節約になり、さらに安全運転や事故回避にもつながるので、支援員一人一人意識して運転してほしい。

この1年は重大な事故やトラブルは無かったが、パンクやガス欠が数件発生しているので日々の点検も今後注意が必要である。

御礼

最後になりましたが、平成29年度は堺あすなろ会 後援会様をはじめ、大阪府共同募金会様、中央競馬馬主社会福祉財団様、京都馬主協会様より多額のご寄付や配分金、助成金をいただき新車を4台購入させていただきました。

 大切に使用させていただきます。本当にありがとうございました。

-3-

平成29年度 ピュアあすなろ 事業報告

利用者数(平成30年3月31日現在)

定員

現員

平均利用者数

定員に対する稼働率

施設入所支援

50

50

48.9

98%

生活介護

40

46

44.2

111%

≪事業の総括≫

 生活介護事業においては、午前中は4つのグループに分かれて個別ニーズに合った活動を実施している。内容としては、作業的活動や健康面の維持向上を目的とした活動を行っている。また、活動時間に自立課題活動を行い、自尊感情や達成感が得られるようにしている。

 施設入所支援事業では、日常生活を一体的支援するなかで、健康管理に気を配り、充実した生活ができるようにしている。

 短期入所事業においては、年度18名の新規契約を行っている。年間稼働率については、28年度延利用日数5058に対し29年度は6009となっている。

支援の内容

<活動支援>

(1)日中活動(生産活動・自主製品)

できるだけ個別のニーズに沿った支援ができるよう、4つのグループ分けを行い、軽作業、健康維持向上・自立課題制作・自主製品制作・リサイクルなどに取り組んだ。

授産収支

収入

支出

(うち工賃支出)

収支差額

利用者1人当たりの

平均工賃/月

214,337円

246,588円

(238,100円)

-32,251円

390円

(2)スポーツ及びクラブ活動

· HPSA(リズム体操)…月2回、原池体育館・多目的室を使用しリズム運動を行った。

· 調理クラブ…………月3回程度、少人数のグループでおやつ作りを行った。

· 体幹トレーニング…月1回、理学療法士の指導の下、対象の方にトレーニングを実施。

<全体行事>

(1)年間行事

7月:(七夕バーベキュー)  8月:ピュア屋上にて花火鑑賞会、納涼祭

11月:(堺市スポーツレクリエーション大会)  12月:(クリスマス会)  1月:(新年会)  3月:(ひな祭り)※ひな祭りは感染症が発生した為イベントは中止し食事のみとした

(2)余暇活動

・土曜日・日曜日・祝日に参加者を募り、ドライブ・カラオケ・ビデオ鑑賞を実施。

・グループ外出(外食)を実施し、利用者数名で外出や外食をした。 

・多目的室を使用して、第1・第3土曜日にティータイムを実施した。

・四季にちなんだ余暇を年4回実施。春…花見 夏…プール 秋…ハロウィン 冬…豆まき

(3)日帰り旅行・一泊旅行

    ・日帰り旅行か一泊旅行かは利用者の希望で選択した。日帰り旅行は須磨海浜水族園、1泊旅行は姫路セントラルパークへ旅行した。

<生活支援>

(1)環境整備

日常掃除の実施。大掃除を年2回実施・定時トイレ掃除の実施・洗濯機の槽洗浄の実施。物品管理・リバルスの散布を1日2回実施・衣替えを年2回実施・電解水を使用した手洗いの導入・節電に関する啓発を実施した。

-4-

<その他>

(1)防災  ・避難訓練(消防署立会)11月21日・3月27日

(自主訓練)  7月26日・1月9日

・防災設備点検      8月 4日・2月23日

(2)自治会

   月1回のミーティング実施。写真・カレンダー販売・おやつ作り・慰労会を実施。

(3)ピュアだより発行(毎月第2土曜日)・ブログの記入

(4)ヒヤリハット

       各支援者が遭遇し問題と感じた事柄をヒヤリハット用紙に記入する。その内容を係りが集計し、改善策を検討した。2ヶ月後に振り返り報告を行った。

(5)研修

· 個人に合った研修案内を実施。

· 必要な研修については、全体に案内。

· 研修内容を、会議などで全職員へ伝達。

· 資格取得の推奨・会議での発表。

給食

<目的> 

各個人の嗜好や量に気をつけ、季節感あふれる楽しい給食にする事を心掛けている。また、肥満傾向にある利用者が多い為、献立には野菜を多く取りいれ、油物を減らすなど、肥満改善のための給食を心掛けている。

<給食の状況・内容>

普通食ではあるが、食事に配慮が必要な人に対しては、その状況に応じて提供できるように努めている。内容としては、咀嚼能力の低い人などに対して、主食であるご飯をお粥にし、おかずや汁物の具・麺類等を細かく刻んで食べやすくしている。(一口大・荒刻み・小刻み)食事の量に関しては看護師・現場職員と話し合ったうえで決め、盛り付けの際に、各個人に応じて調節している。

また、体調不良者に対しては、その症状に応じてお粥食を実施するなど対応してきた。食物アレルギーのある利用者については、細心の注意を払い、アレルギーの元になる食品の除去や、代替食を実施した。

そして適温給食の実施にも取り組み、温かいものはより温かく、冷たいものはより冷たく食べてもらえるように努力している。

<アンケート調査について>

給食献立の内容について、利用者に嗜好調査等の簡単なアンケート調査を行った。

  Qパンとご飯ではどちらが好きですか 

パン31名 ごはん16名 どちらも好き3名

    Q肉料理と魚料理ではどちらが好きですか 肉料理41名 魚料理7名 どちらも好き1名

    Q食事量はどうですか 多い6名 普通33名 少ない11名

    その他数問の設問

<衛生管理・食中毒の予防について>

保健所の方に御指導頂き、厨房職員に周知した。

厨房内は常に衛生的且つ安全な状態を保つ為に、清掃・整理を徹底した。

<平均給与栄養量>

エネルギー

1913kcal

ビタミンA

909㎍

たんぱく質

79.5g

ビタミンC

142㎎

脂質

57.1g

カルシウム

662㎎

-5-

医務 

<感染症>

感染性胃腸炎:利用者7名(疑いを含む)、職員1名  インフルエンザ:利用者2名、職員5名

疥癬:利用者2名 白癬:利用者9名 有所見率18% 発生率8% 平成29年3月現在

<感染症対策>

職員が正しい対応をできるように方法を確認、インフルエンザ予防接種、加湿、消毒液散布、

アルコール消毒液を支援者が常時持ち歩けるようにした。疥癬対応マニュアル作成

<健康診断・職員ストレスチェック>

5月、11月健康診断 受診困難者を除き全員受診

   胸部レントゲン精密検査必要者は病院にて精査し、血液検査・尿検査・心電図においては

嘱託医の判断で精査・治療及び経過観察とした。

職員のみ労働安全衛生法に基づきストレスチェックを実施。対象者54名で全員受診。

個人結果は本人に通知をし、集団ごとの集計・分析を行った。

<歯科検診>

検診により異常が確認された方においては家族に連絡。受診し治療を受けた。

<1年の振り返り>

・感染性胃腸炎を疑う利用者は7名いたが、確実な対処を行ったため、広がることはなかった。毎日の手洗いの強化や定時消毒液の散布も予防につながったと考える。インフルエンザも罹患者は出たものの適切な対応の結果2名で抑えることができた。

・筋肉の衰えから転倒し骨折や打撲・切創が目立ったので、必要と思われる利用者に訪問リハビリを取り入れた。また安定した歩行ができるように適切な靴や歩行器などの補助器具選びを行った。

・歯肉炎の悪化等で抜歯や自然脱落により、歯を失う利用者が増加傾向にある。歯科往診で口腔ケアの強化やフッ素塗布により、歯の動揺や歯肉炎の改善がみられ、少しでも長く歯を残す効果を上げている。

・皮膚疾患は、開所以降初めて疥癬が発生した。異常の早期発見に努めたが、潜伏期間が長く、確定診断が出るまでに他者への感染がおこる等対応が難しい感染症の一つである。

・白癬については、薬の塗布と毎日の入浴により有所見率は前年度の28%から18%と改善がみられた。しかし、発生率が8%と前年と変化がなく、一度治癒しても再発や、新たに罹患する等再発防止が今後の課題となる。

・加齢のため、皮膚の乾燥がひどくなり湿疹などの皮膚トラブルも起こりやすい状況であったが、保湿剤の塗布に力を入れる等の対応で、前年度に比べ、ステロイド剤の使用が減った。

・泌尿器科系や排泄に関しては、加齢に伴うトラブルも増え、切迫性尿失禁の改善や排便コントロールを、利用者一人一人に合わせた薬や定時排泄等の対応を医師・支援者とともに考えていった。

・利用者も高齢化が進み持病の悪化や抵抗力の低下だけではなく、急性膵炎や胆管結石による炎症、心不全、尿閉と生命にかかわるような新たな疾病で緊急入院等、医療機関に受診する人数が増加している。利用者は、不調があっても適切に他者に伝えることが難しい。少しの異変にも早く気付き、早期対応が重要である。

短期入所  <今年度利用状況>

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

合計

実利用者数

79

65

64

75

76

76

76

77

77

74

66

34

120

延利用者数

175

130

125

162

164

171

166

169

166

151

142

65

1786

延利用日数

551

459

439

539

528

565

603

576

533

506

485

225

6009

その他

・今年度、多数の退職者を出してしまい、結果満足な支援ができない状況になってしまっている。

   少ない支援者数でなんとか支援する為に、緊急策として新館の使用を3月から中止し、ショートステイを含む全ての利用者に本館を利用してもらっている。

早急に人員を補充し、以前の状態に戻す必要があると考えている 

-6-

平成29年度 堺あすなろ園 事業報告

利用者数(平成30年3月31日現在)

定員

現員

平均利用者数

定員に対する稼働率

就労継続支援(B型)

12

13

11.6

106%

生活介護

28

38 

32.2

97%

合計

40

51

43.8

103%

≪利用者の入退所状況≫

退所者数

入所者数

就労継続支援(B型)

1

0

生活介護

1

4

合計

2

4

 

<事業の総括>

 29年度より他の事業所より移動してこられた利用者2名、年度途中で利用を開始された利用者

2名も徐々に慣れて過ごせるようになってこられた。また、生産活動では新規の作業を取り入れスムーズに進めることができるようになってきた。生活介護では、曜日別の日中活動や週1回のグループ活動に加え、月1回クラブ活動(ネイチャークラブ、運動クラブ、芸術クラブ)に取り組んだ。

今後も利用者の思いやニーズに沿って個別支援計画を作成し、保護者や関係機関と連携を取り、より良い支援に努めたい。

更に高齢化を踏まえ、健康で充実した活動が行えるよう、職員全体で情報を共有し共通理解のもと利用者一人ひとりに目を向けた支援を実践していけるようにしていきたい。

行事・自治会活動

   <行事>

生活介護

就労継続支援(B型)

5~6月

春の行楽行事

1 小川農園

2 伊丹市昆虫館

3 大阪市立科学館

 伊丹市昆虫館

10~11月

秋の日帰り旅行

1 橿原市昆虫博物館

2 神戸コンチェルト

3 富田林サパーファーム

 

 神戸コンチェルト

11月 堺市障がい者スポーツレクリエーション大会(大仙公園)

      ・大きな事故や大幅な時間の変更もなく無事に終えることができた。昆虫に触れ合ったり、船での周遊を楽しんだりブドウ狩りをしたりと様々な体験をすることができた。あすなろフェスタは、調理体験に変わり芋ほり大会を行ったが、参加者も多く楽しめた。また、スポーツ・レクリエーション大会は、体力的なことを考慮し希望者のみの参加にしているが、園での待機者も映画鑑賞し、充実した時間を過ごすことができて良かった。  

  <自治会>

     ・毎月1回のペースで自治会新聞「あさがお」を発行することができて良かった。あすなろフェスタでは、自治会役員の利用者が実行委員として携わってもらい利用者主体の行事を行えた。

-7-

防災

     5月27日(金)       地震・火災避難訓練(自主訓練)

    6月16日(金)・23日(金) 非常時避難場所に徒歩にて避難訓練

11月17日(金)      火災避難訓練(消防署立会訓練)

     2月9日(金)       水害避難訓練(自主訓練) 

  <反省> 昨年度より非常時災害避難場所になっている福泉東小学校までの徒歩での避難訓練を行った。水害を想定し1階から2階への避難訓練も行ったが、従来より行っている火災を想定した避難訓練のイメージが強く非常ベルを聞いてすぐに机にもぐってしまう人もいた。避難訓練の内容による避難方法の違いが伝わるよう工夫していきたい。消防署から指導いただいたが、火災通報装置を使用しての避難訓練は立ち合いの時のみで良いとのことだった。今後も利用者の安全に配慮しながらスムーズな消火や避難・誘導・確認が行えるようにしていきたい。

       また、CPRを使用した救急蘇生法の研修を行った。来年度も職員全員が理解・習得できるよう訓練を積み重ね、緊急時に落ち着いた対応に繋がるように努めていきたい。

研修

実施日

テーマ及び講師

備考

平成30年

1月26日

「日々の活動の中で活かすことのできる

レクリエーション 実技・実演」

  大阪レクリエーション協会 公認講師 大橋一美氏                

堺あすなろ園研修

平成29年

2月16日

「本人の想いや願いに寄り添い、

その人らしい生活を支える」

さかい障がい者(児)施設実践交流会

5月~12月

事例報告(延べ8人の事例報告・検討会議を行う。)

年8回

随時

スキルアップのため、研修案内等の各研修に参加

各職員

  

<課題と反省>

   職員会議の時間を利用し、防犯・防災、高齢化、個別支援計画について、さすまたの使い方・実演、救急救命の胸部圧迫実演、富山型デイサービスなどミニ研修を行った。来年度、研修の方法を工夫し、更に充実した研修を行えるようにしていきたい。

給食

<考察・今後の取り組み>

  例年同様、衛生面に留意しながら適温給食の実施・個人の食事形態の要望に添えるよう努めた。また、アンケート等の嗜好調査を参考にし、季節感のある給食提供を心掛けた。加齢や咀嚼・嚥下機能面を考慮すると現状の喫食者に適した献立であるかを多方面の意見を参考に検討しながら実施していきたいと思う。

  

 保健

<健康診断> 1回目・・・ 5月12日(金)(内容)胸部レントゲン・血液検査・尿検査・血圧・体重

       2回目・・・ 10月27日(金)(内容)心電図(男性)・ 血液検査・尿検査・血圧・体重

<歯科検診> 1回目・・・ 6月29日(木)

        2回目・・・ 11月 9日(木)

<ヘルスチェック> 

毎月1回、体重・血圧・脈拍・体温を測定

-8-

 <ドクター相談>

      隔月1回、嘱託医が往診

 <昼食後の血圧測定>

      血圧の高値時は、主治医に報告・相談してもらい内服薬の調整を行う。

<緊急通院>

      疥癬で1名通院した。脳梗塞の疑いで1名救急搬送となった。

 <感染症対策>

     インフルエンザA型が3名B型が1名(他の通所事業所:A型が4名)

 ノロウィルス 0名

 <振り返り>

      今年度も9月に堺市健康医療推進課より歯科衛生士によりブラッシング指導を受けた。利用者に応じたブラッシングの声の掛け方など具体的に学ぶことが出来た。

      疥癬という寄生虫(ダニ)による皮膚病が法人内で5月と11月に流行した。病気への理解が乏しく、感染経路の特定も難しい。対応として介助者は決まった人で、使い捨てエプロン・シューズカバー・手袋・マスクを着用して慎重に行った。今年のインフルエンザは大流行すると厚生労働省から通達があったが、事業所内での感染は職員の迅速な対応とご家族の協力により、最小限で済んだ。

      秋の健康診断は、ゆめ工房・アトリエhana・デイハウスクローバーの3事業所が加わった。男性の心電図が混雑すると予測されたが、ベッドの数を2台から3台に増やし対応することでスムーズに行えた。

利用者の加齢に伴い様々な機能低下と、それに加えて何らかの疾患が出てきている。

     日々、体調面での観察は必要不可欠であり、個人の特性を考慮した上で他機関と協力し合って健康管理に努めていきたい。

    

生産活動

<授産>

今年度、高齢化などの状況により運動を多く取り入れたり活動を充実させたりし、作業の縮小を行った。それにより収入が減少し収入より支出が上回る状態が続いた。その為、工賃が安定して支払えなくなるかもしれないと賞与を抑え調整した。余剰金のある間に、収入=支出の理想的な授産の形を考える必要がある。今後も利用者に合った作業を提供し意欲的に取り組めるよう授産開拓し、安定して工賃が支給していけるようにしたい。

<自主製品>

サンスキットふきん、白・カラー雑巾、受注品を主に製作する。各班での活動において、ふきん以外の在庫を増やす事は難しかった。新たにミシンを使用する利用者の育成が困難で、昨年度末に続き反省点となった。サンスキットふきんは、注文に応じてうまく製作することができた。職員による検品を2名以上行い、品質を一定に保つよう心掛けた。販売については、パッセ店頭やパッセバザー、西区作業所ネットワークバザーなどに参加した。西区ネットワークバザーが西区役所1階の工事のため一旦中止となる。来年度4月より再開する予定である。

<授産収支> 

収入

支出

(うち工賃支出)

収支差額

利用者1人当たりの

平均工賃/月

生活介護

435,472円

654,543円

(460,450円)

-219,071円

1,380円

就労継続B型

908,937円

1,129,071円

(684,470円)

-220,134円

5,316円

合計

1,344,409円

  1,783,614円

(1,144,920円)

-439,205円

-9-

平成29年度 あすなろ万崎の郷 事業報告

(あすなろ万崎の郷・あすなろ草部の郷・もみの木)

利用者数(平成30年3月31日現在)

定員

現員

平均利用者数

稼働率

万崎の郷(生活介護)

14

16

13.1

93.9%

草部の郷(生活介護)

13

9

7.9

60.6%

もみの木(生活介護)

13

15

12.5

96.0%

合計

40

40

33.5

83.8%

≪利用者の入退所状況≫

退所者数

入所者数

万崎の郷(生活介護)

1

2

草部の郷(生活介護)

0

2

もみの木(生活介護)

0

0

合計

1

4

<事業の統括>

今年度も利用者の体力低下・体重増加を防ぐため各事業所、運動を数多く取り組んだ。しかし、高齢化に伴う機能低下は著しく、利用者個々の特性に合った環境が必要になってきている。

また、草部の郷の利用者は建物の老朽化、職員数の問題もあり、平成30年4月から堺あすなろ園で活動することになった。

行事

万崎の郷

草部の郷

もみの木

春の

行楽行事

6月

明治なるほどファクトリー

5月

コープ・ラボ たべる*たいせつミュージアム

6月

さかい利昌の杜

秋の

日帰り旅行

10月

やぶ果樹園

10月

瓦道

11月

キューピー神戸工場

9月29日 万崎の郷[3事業所]交流会(芋掘り、ヨーヨー釣り、スマートボール、輪投げ)

11月  堺市障がい者スポーツレクレーション大会(大仙公園)

1月新年会

はや魚太郎 泉北の郷

さかもとグルメの郷

泉北店

フレンチレストラン

MORI

日中活動

  万崎の郷

  前年度同様に午前中は運動や作業に取り組み、午後は造形やクッキング、園芸等、色々な活動を行った。作業後のエアロバイクも継続して取り組め、習慣になり、体力の維持向上を図ることができた。さらに、今年度から造形時の利用者の皆さんの様子をヒントに、ひらがな・カタカナ・漢字のドリルを始めている。字を書く機会の少なかった方も興味を持って始めるようになってきている。午後の活動では天候や作物の状況・利用者の状態を考慮し、一週間の予定を告知するようにしてきた。利用者の皆さんも先の見通しがつくことで、情緒的にも安定し、いい雰囲気で活動に取り組めていた。今後も、今の生活リズムを継続し、利用者の皆さんが情緒的にも安定し、楽しい雰囲気の中で活動ができるようにしていきたい。

-10-

  草部の郷

今年度は、ぬり絵から創作活動へと活動の幅を広げていくことができた。ぬり絵も落ち着いて行うことができ、そこから無理のないように他の活動へ進めていけたように思える。今後はその内容を深め、達成感を得られるように取り組んでいきたい。また体を動かす活動にも取り組み、徐々に集中して取り組むことができた。今後はより気持ちをリラックスさせ体力をつけていけるようなことも考えていきたい。

もみの木

今年度はドライブ、レクレーション、園芸、クッキング等を提供する事が出来た。今後は季節をより意識に特徴づける事柄や体力づくり、創作活動を取り入れつつ利用者の皆さんが快適で楽しく過ごせる日々を増やしていきたい。

防災

   地震・火災避難訓練(自主訓練)   [3事業所]  6月 2日

   火災避難訓練(消防署立会訓練)   [3事業所] 11月22日

非常災害避難訓練(大規模水害時)  [万崎の郷] 5月26日

 [草部の郷] 5月16日

[もみの木] 5月25日

  <反省>

    万崎の郷

      ・避難時、机下にもぐって避難できたが、その後外に出る際に立ち上がりにくい方がいた。そういう方に対しては、机の下への避難よりも頭を覆えるものを渡し、安全を確保し、外へ避難できるようにしていく。

・大きい地震に備え、キャビネットやロッカー等店頭の恐れのあるものは、突っ張り棒等で補強しておく必要がある。

・119番通報で消防署の方から「施設の入り口はどの方角にありますか?」と尋ねられ、間違えて返事をしてしまった。今後は、建物の方角など確認し、周知徹底をしていく。

・非常災害時の訓練ではいつも通らないルートでの避難であったが、皆さん問題なくスムーズに避難、誘導することができた。狭路などの確認もできた。

    草部の郷

      ・ハンカチや手で口を塞ぐこと、低い姿勢で避難することは難しく、できていない人が多く今後も練習をしていく。

・避難時に更衣室に入ってしまう人がいたため、人員の把握、室内の確認に気をつける必要がある。

・避難口で混乱しない様声かけし、2ケ所より避難誘導する事により素早い非難ができた。

・非常災害時の訓練では別ルートでの避難経路の確認を行い、避難場所までスムーズに利用者の誘導を行うことができた。避難経路や防災用具などは、定期的に確認を行い、様々な災害に備えていけるように対応を考え、今後も落ち着いて行動できるように練習していきたい。

    もみの木

      ・避難訓練が始まり拘りで動けなくなってしまう利用者が出てしまった。

・消防署立会のもとの訓練で全員意識を高く保ったまま訓練を行えた。

・歩行困難な人は車いすで避難し、入口と裏口に分かれて外に出る事もでき、集団移動にまとまりがあった。煙を吸わないようハンカチを口に当てて避難する利用者もいた。

・非常災害の訓練ではもみの木の近くに新しく自治会館が出来て距離も近くて避難もし易かった。車イス利用の方も多いが職員の指示のもと協力して避難出来た。利用者も地震の怖さを認識し、素早く逃げる意識を持つことができた。

-11-

研修

実施日

テーマ及び講師

備考

平成30年

1月26日

「日々の活動の中で活かすことのできる

レクリエーション 実技・実演」

   大阪レクリエーション協会 公認講師 大橋一美氏

堺あすなろ園研修

平成30年

2月16日

「本人の思いや願いに寄り添い、

その人らしい生活を支える」

堺市障がい者(児)実践交流会

毎月

ケース会議(各利用者の近況報告・検討会議を行う。)

年11回

随時

スキルアップのため、研修案内等の各研修に参加

各職員

<課題と反省>

今年度も各事業所でケース会議がおこなわれ、利用者の様子や今後の取り組みなどを

話し合った。今後は更によりよい利用者の過ごし方を考え、充実した時間をおくれるよう

にしていきたい。

保健

<健康診断>1回目・・・ 5月 12日(金)(内容)胸部レントゲン・血液検査・尿検査・血圧・体重

      2回目・・・10月 27日(金)(内容)心電図(男性)・ 血液検査・尿検査・血圧・体重

<歯科検診>1回目・・・ 6月29日(木)

      2回目・・・11月 9日(木)

<ヘルスチェック>

毎月1回、体重・血圧・脈拍・体温の測定を行う。

<ドクター相談>

   2か月1回、嘱託医が往診。

<感染症対策>

   ◎インフルエンザ流行時に空気中のウイルスや菌の除去剤を設置。

   ◎12月~3月、通所後、通所者の検温を行い、体調管理をする。

   ◎ノロウィルス処理の道具を各事業所に置く。

   ◎うがい・手洗いをこまめに行う。

授産活動

  万崎の郷

     前年度に引き続き、地域の方々からアルミ缶、ペットボトル等を回収し、缶つぶしやペットボトルのラベルをはがす作業に取り組んだ。ペットボトルやスチール缶の単価が下がったが、アルミ缶の単価が上がった為、収入の大きな変動はなかった。草部の郷のショッピングバック作業にも取り組み、各利用者に合った作業を提供することが出来た。畑作業は今年度も堺あすなろ園の給食で使える野菜を中心に育て、前年度より多く出荷することが出来た。次年度も利用者の作業として農作物を育て、収入に繋げていけるよう取り組んでいきたい。

草部の郷

     今年度はアルミ缶つぶしの作業を始めた。木管作業に取り組んでいた利用者に提供してみたところ、工程を理解してもらえ順調に行えている。ショッピングバックの作業は例年通り入荷が途切れずにあり、日々取り組んでもらえた。特大の袋やビニールの滑りやすいタイプもあったが困難なく行えていた。万崎の郷に協力してもらえたことでゆとりを持って仕上げ納品することが出来た。木管の授産は減っているが堺あすなろ園より入荷でき、常に在庫がある状態だったため、作業の希望に応じて提供できた。

もみの木

    今年度も中谷金属工業(ハトメ・工具セット・自転車ブレーキワイヤー・袋入れ等)、塩久印刷紙器(箱・仕切り板・Pカット)、OMネットワーク(リソーマプラス)(手ぬぐい・ハンカチ)、大阪フラップ製作所(虫ゴム)から作業を受注。作業は一定確保できた。作業内容としてはブレーキゴムが入って来なくなり、Pカットが減少、手ぬぐい作業が増加傾向にある。

-12-

<授産収支>

収入

支出

(うち工賃支出)

収支差額

利用者1人当たりの

平均工賃/月

万崎の郷

草部の郷

531,905円

743,777円

(656,300円)

-211,872円

2,188円

もみの木

331,256円

379,957円

(350,200円)

-48,701円

1,946円

合計

863,161円

1,123,734円

(1,006,500円)

-256,573円

-13-

平成29年度 アトリエhana 事業報告

(アトリエhana・ゆめ工房・デイハウス クローバー・Linkみいけ)

利用者数(平成30年3月31日現在)

定員

現員

平均利用者数

定員に対する稼働率

アトリエhana(就労移行)

7

5

5.3

75.1%

   〃   (生活介護)

10

10

8.1

81.4%

クローバー  (生活介護)

10

8

6.0

60.3%

ゆめ工房  (就労継続B型)

12

13

12.1

101.1%

Linkみいけ(就労継続B型)

10

7

10.2

101.6%

合計

49

43

41.7

99.6%

≪利用者の入退所状況≫

退所者数

入所者数

アトリエhana(就労移行)

2

1

   〃   (生活介護)

0

0

クローバー  (生活介護)

3

2

ゆめ工房  (就労継続B型)

0

1

Linkみいけ(就労継続B型)

4

0

合計

9

4

<事業の総括>

 個別支援計画に基づき、ご家族・相談支援事業所等の関係機関との連携を図りながら

  利用者本位の支援を行った。就労移行では1名の就職者(堺市立総合医療センター)を出した。

  就労B型では事業所に応じた授産活動を取り入れ、安定した工賃を支給することができた。

   生活介護について、アトリエhanaでは利用者のニーズ・特性・相性等に十分配慮し、

  過ごしてもらう場所や活動内容等を考慮した。クローバーでは利用者の体調を考慮しながら

  外出する機会を多く設けた。

   1月にはアトリエhanaグループ4事業所による新年交流会を健康福祉プラザ大研修室にて開催した。4事業所間にて行事・余暇等で多く交流できた年度であった。

<事業所共通事項>

  グループ職員研修(アトリエhana・ゆめ工房・デイハウスクローバー)

  平成30年1月24日(水)「一人一人を大切にするベーテルの支援」

  講師:福本和代氏(堺あすなろ会) 

  ヘルスチェック(アトリエhana・ゆめ工房・Linkみいけ)   月1回

  バイタルチェック(デイハウスクローバー)             週1回

  健康診断・歯科検診(アトリエhana・ゆめ工房・Linkみいけ) 年2回

  避難訓練(自主・立会い)・防災訓練                 年2回

 行事:11月 堺市障害者スポーツ・レクレーション大会      

1月 アトリエhanaグループ新年交流会(健康福祉プラザ大研修室)

アトリエhana

<就労移行支援>

 6名の利用者でスタートし、5月に他法人B型に移るため退所、12月に新規1名が加わり6名に

 戻るが、3月19日に1名就労による退所者が出たため、5名の在籍で年度を終えた。

-14-

 活動の多くは生活介護事業の利用者とともに行っているが、就労移行支援事業の特徴として、ワード、エクセル、パブリッシャー、フォトショップを使ったパソコン指導を行った。

堺市から優先調達として封筒などの印刷物を受注し、利用者と共に版下製作を行って収益を上げることができた。またフリーペーパーのポスティングや墓地清掃の請負などを通して体力増強に努めた。

<生活介護>

 平成29年度は定員10名、在籍11名でスタートし、2月に1名他法人事業所に移って10名で終えた。

 活動の多くの部分は就労移行支援の利用者とともに行っている。

1 生活訓練‥買い物・調理・清掃・洗濯など

2 基本マナー‥挨拶・返事・受け答え・他者との距離感など、基本的なマナーを共に学んだ。

3 エクササイズ‥一日2回、エクササイズの時間を設けて、体調管理に努めた。

<授産活動> 

1 トールペイント‥ 8月よりトールペイント小物販売会社下請を開始し、これにより

           自主製品であるトールペイントの技術も向上し、また、請け負った製品が

アドベンチャーワールド等で販売されているため、利用者の意欲向上へと

繋がった。 

2 その他‥    下請け作業、ポスティング、墓地清掃請負など。

<行事・活動>  5月  春の社会見学「ハーベストの丘」

7月  アトリエhanaまつり(地域交流イベント)

10月  秋の社会見学「関電堺築港発電所」

      

ゆめ工房

<就労継続支援B型>

   年度内において利用者の増減はなかった。加齢により送迎を体験利用した利用者や、通院頻度が

   高くなった利用者が増えた。同時に菓子作りに従事できる利用者が少なくなっている。

7月より継続して下請作業を受注し、利用者の心身状況・特性に沿った授産作業を提供することができた。ロッカールーム内に利用者が他人を気にせず一人でゆっくりと過ごせるスペース

(のんびりルーム)を作り、主に利用者の不穏時等に過ごしてもらった。

<授産活動> ① シフォンケーキ等菓子の製造販売

② 下請作業(株)大賀‥検査キットの組み立て・封入

<その他の活動> 

1 エアロビクス(月1回、NPO法人H・P・S・Aより講師派遣。

2 利用者自治会活動(会長・副会長・書記・会計)*会合は不定期に開催。

       ③ 余暇支援(主に土曜日):季節に応じた壁面製作・ゲーム・運動・ウォーキング等

 

<行事・活動>

   5月 日帰り旅行(和歌山ポップサーカス)   8月 ゆめまつり(地域交流イベント) 

11月 日帰り旅行(八尾市・コンペイトウミュージアム) 

  

デイハウス クローバー

<生活介護>

    年度当初は11名の利用者でスタートし、10月に1名他法人利用のため退所、1月に死亡による契約解除、3月にベルデ入所により1名が退所、8名の在籍にて年度を終えた。

    週2回柔道整復師によるリハビリ訪問があったが、今年度をもって終了した。

-15-

<行事>   4月 花見(大仙公園)  7月 七夕まつり   8月 夏祭り

10月 クローバー運動会・野外活動(ビックバン・ミュシャ展)

    12月 クリスマス会    2月 節分・豆まき  3月 年度末お楽しみ会

<活動>  お誕生日会  散歩  カラオケ  絵本など  調理実習・製作

<授産>  アルミ缶回収・下請作業(NPOひこばえ・いずみより)・フェルトボール

(アトリエhanaと共同)

       高齢知的の利用者が関わっているが、工賃を得る喜びとともによいリハビリとなった。

<その他> ・看護師によるバイタルチェック(週1回)

      ・柔道整復師による機能訓練(マッサージ)(週2回)

    ・医師による医療相談(週1回)・健康診断(年1回)

Linkみいけ

<就労継続支援B型>

11名の利用者でスタートし、2月に1名、他法人事業所利用のため退所となり10名の利用者で年度を終えた。下期より、外出・調理実習等の余暇を取り入れ(主に土曜日)、作業一辺倒の活動からメリハリをつけることができた。高齢で体力の低下している利用者には、午後で降所する日を決める等、個別に配慮した。これまでにはなかった他事業所との合同行事を実施することにより、利用者間の交流を

深めることができた。

<行事>  7月 お食事会(ポートダイニング・リコリコ)

12月 クリスマス会

3月 お食事会(ファーマーズレストラン菩提)

<授産>  下請作業: エヌ加工(箱折り)・サカエ織布(手拭い折り・封入)・山義(部品組み立て)

紅梅屋(菓子袋折り)

店舗委託販売・ポスティング

<その他活動> 調理実習・ウォーキング・清掃訓練・地域清掃等

<授産収支>

収入

支出

(うち工賃支出)

収支差額

利用者1人当たりの

平均工賃/月

アトリエhana

2,098,584円

2,615,913円

(1,150,968円)

-517,329円

6,394円

ゆめ工房

2,962,665円

3,377,841円

(1,637,500円)

-415,176円

10,497円

Linkみいけ

1,748,390円

1,487,933円 

(1,160,600円)

260,457円

8,792円

デイハウスクローバー

58,702円

  38,000円

  (38,000円)

20,702円

(3名)2,750円                                           

(5名) 83円

合計

7,785,444円

 7,741,553円

 (4,982,615円)

25,815円

13,524円

-16-

今年度のまとめ(通所事業所)

 ・利用者の充実した生活を保障し、より良い支援に繋がるように個別支援計画を立案し課題を常に

  目標において支援する。研修の機会を設け、学んだことを職員に周知し支援に生かしていくように

  する。

→各事業所の特性を生かし、体力作りやクラブ活動、畑作業、製造販売、交流会などを取り組む。

緊急時にも対応でき、具体的に支援の程度が分かるように、個別支援計画書のフェイスシートやアセスメントシートの様式の見直しを行う。

 ・利用者の高齢化及び家庭環境の変化に伴い、家庭や関係機関と更に連携を図り、利用者の想いや状

況に対応していけるように支援する。

  →入所施設(短期入所)や地域支援(相談支援・グループホーム)などとの連携を密に利用者が安

   心して快適に利用できるように努めた。利用者の高齢化に伴い、怪我や疾病など重篤になることも出てきており、より健康面に配慮でき快適に楽しく過ごしてもらえる居場所作りを進めていきたい。

 ・利用者の確保について、関係機関との情報共有を進め、新規利用者の確保や利用者に応じた場への

移動を行っていく。

  →利用者の状況や想いに沿って、対応できる場への見学・体験・移動を行った。各事業所の状況も

鑑みて今後も利用者の確保に努めたい。

 ・非常時災害対策の策定を行い、火災、地震、風水害等様々な災害に備え、組織体制を整備し、安全

  に迅速に避難できるよう訓練し、予防や対策に努める。

→避難訓練のDVDを見たり、非常食を作って食べたりして防災意識が持てるようにした。非常時に備え、避難や救急蘇生法など訓練を行い、より安全に迅速に対応していけるようにしていきたい。

 ・事業所の建物・設備の老朽化に伴い、改修工事や修繕を計画的に取り組んでいき、快適な環境が

確保できるように努める。  

→パーテーションやブラインドの付け替え、冷蔵庫の修繕、エアロバイクの購入など老朽化や故障に伴い行い活動の環境を整えた。今後も計画的に行っていきたい。

 ・地域貢献事業を行う。地域とのふれ合いを通じて有意義なひとときを愉しんでいただけるようにする。

→堺あすなろ寄席を企画し、地域の高齢者の方を招待し喜んでいただいた。

-17-

平成29年度 障害児通所支援事業 事業報告

(Linkみいけ・Linkにわしろ・Linkふかい)

Linkみいけ(放課後等デイサービス)

≪利用者数≫(平成30年3月31日時点) 開所日数:290日

定員

登録者数

年間延利用者数

平均利用者数

稼働率

放課後等デイサービス

10名

35

3,145名

10.8名

108%

≪活動内容≫

年齢や体力などに合わせ、近隣の公園に出かけ遊具で遊ぶ児童、緑道などにてウォーキングや散策、広場にてサッカーやバトミントンなどにて運動を実施する。

また移動に時間が取れる日は滝畑ダムやコスモ中央公園等、散策に行く。

 雨天時にはドライブなどを取り入れ、室内での活動と分散し実施する。

<創 作>

   4月 鯉のぼり壁画作り

   6月 紫陽花工作

7月 七夕壁画作り

   9月 敬老の日プレゼント制作 / 秋の風景壁画作り / トンボ工作

10月 書道 / お月見壁画作り

12月 クリスマスオーナメント工作 / クリスマス壁画作り

   3月 桜壁画作り

<クッキング>

   4月 お花見お弁当作り / 昼食作り

   7月 昼食作り

   8月 昼食作り

   9月 昼食作り

10月 お月見団子おやつクッキング

12月 クリスマスおやつクッキング / 昼食作り / クリスマスクッキング

1月 昼食作り / お餅つきおやつクッキング

2月 節分クッキング / バレンタインおやつクッキング

3月 昼食作り / ひな祭り昼食クッキング / いちご大福おやつクッキング

<音楽療法>

   月2回 講師の方2名に来て頂き実施。

     ・第1水曜 グループA・B…各30分ずつの2部制にて実施。

     ・第4水曜 グループC・D…各30分ずつの2部制にて実施。

<陶 芸>

   基本 第1・3金曜、第2・4火曜日に講師の方に来て頂き実施。

   マンツーマンにて1作品ずつ丁寧に指導していただく。

   できた作品は持ち帰る。

<野外活動>

   5月 バンドー神戸青少年科学館(金剛登山雨天中止の為)

6月 長居スポーツセンター

   7月 マス釣り体験(千早マス釣り場)

   8月 マス釣り体験(千早マス釣り場)

  10月 バンドー神戸青少年科学館(金剛登山雨天中止の為)

-18-

  11月 味覚狩り(やぶ果樹園)

  12月 京都鉄道博物館

   1月 初詣

   2月 長居スポーツセンター

3月 ビックアイ 心の歌コンサート

関西サイクルスポーツセンター

<避難訓練>

  10月 火災避難訓練 (自主訓練)

   3月 火災避難訓練 (自主訓練) / 防災避難訓練 (自主訓練)

<タブレット>

   時間を決めてipadを利用して遊ぶ。

<課 題>

   学校の宿題や事業所が準備した課題プリントに取り組む。

≪送 迎≫

  各学校の下校時間に合わせて迎えに行く。

必要に応じて帰りの送迎も実施。

  土曜日、長期休暇時は必要に応じ自宅まで送迎を実施。

 *送迎実施校

  ・泉北高等支援学校 ・上神谷支援学校 ・庭代台中学校 ・御池台小学校

  ・美木多小学校   ・上神谷小学校  ・庭代台小学校 ・泉北高倉小学校

Linkにわしろ(児童発達支援・放課後等デイサービス)

≪利用者数≫(平成30年3月31日現在) 開所日数:290日

定員

登録者数

年間延べ利用者数

平均利用者数

稼働率

①療育支援事業

0名

11名

②児童発達支援

5名

21名

526名

1.8名

36%

③放課後等デイサービス

5名

34名

2,922名

10.0名

201%

合計②+③

10名

55名

3,448名

11.8名

118%

児童発達支援

≪活 動≫

①設定保育

子ども一人一人が興味・関心を持てるような活動を提供し、安心して自己を発揮できるように支援した。

・工作

季節や行事に合わせて内容を設定。

  じっくりと制作に取り組めるように時間と場を設け、製作参加児童を5

~6名程とすることで、同じペースで製作工程をすすめることができ、他

児とのかかわりを深めることができた。

4月

・こいのぼり

 (廃材を利用したスタンプ)

10月

・ハロウィンパーティ準備

 壁面(かぼちゃ・こうもり)

菓子バック  おばけかぼちゃ

5月

・母の日 メッセージカード

11月

・壁面(どんぐり・指スタンプ) 

・壁面 (クリスマスツリー)

-19-

6月

・壁面 あじさい(スタンプ)

・父の日 メッセージカード

(うちわ:ビー玉ころがし絵)

12月

・クリスマス プレゼントボックス

(クリスマスブーツ:紐通し)

7月

・七夕(笹飾り・短冊つくり)

・壁面  ぬりえ

1月

・壁面 

・鬼の面(ティッシュ空き箱)

8月

・壁面  ひまわり(手形)

2月

・豆まき(ちぎる・丸める)

9月

・敬老の日 

小物入れ(牛乳パック)

3月

・おひなさまつくり

・桜スタンプ

・感覚あそび

砂遊びや水遊び・平均台遊び・リズム遊びなど

・サーキット遊び

平均台やトランポリンなどを使用し、運動機能の向上を促した。

・外遊び(うぐいす公園/めじろ公園/原山公園/御池公園など)

戸外遊びや散歩などを通して自然の変化を感じることができるように取り組んだ。

外出前に約束事を確認し、歩行中も声かけ等で安全を確保しながら移動することができた。

・水遊び

大・中・小のプールを用意し、水位を変えて水遊びの幅を広げた。

集団で遊ぶ時間を設け、他児に関心を持ち、自ら関わることができるように支援した。

②季節や行事に合わせたイベント

・マクドナルド夏休み体操チャレンジ  

体操参加後カードにシールを貼り、夏休み終了後にマクドナルドでポテトと交換し、

店内で飲食。

・ハロウィンパーティー (スタンプラリー)

・クリスマスパーティー 「おはなしかご」さんによる絵本のよみきかせ

・節分          豆まきゲーム

・おでかけデイ      宮の上公園 みかん狩り(放デイ合同) いちご狩り

③個々の発達段階に応じたトイレトレーニングや食事指導

≪送迎≫

    ・通常:保護者送迎

・自宅への送迎が必要な方:4名(往復3名、復のみ1名)

放課後等デイサービス

≪活 動≫

① 創作活動

季節に応じた工作や壁面を作ることで年間の行事を体験し、四季を感じてもらった。

プレゼントを製作し、身近な方に喜んでもらい褒めてもらうことで達成感を感じることができるように取り組んだ。

4月

・こいのぼり

  手形を使った壁面

10月

・ハロウィンパーティ準備

  お菓子バック おばけかぼちゃ

5月

・母の日  絞り染めハンカチ

11月

・クリスマス準備 ツリーオーナメント

6月

・父の日  タイルコースター

12月

・年賀状   スパッタリング

7月

・七夕   笹飾り・短冊

1月

・鬼の壁飾り

-20-

8月

・工作   カップ風鈴

2月

・鬼の面(張り子)

・豆まき(ちぎる・丸める)

・お雛様 ちぎり絵顔出しパネル

9月

・敬老の日  箸置き(陶芸風)

3月

 

② 外遊び(近隣の公園・コスモ中央・荒山・家原寺公園・大泉緑地など)

公園等を利用し、遊具を使い体を大きく動かして遊ぶことで、運動機能や心身の発達を促すよう取り組んだ。

また、公園等を利用している一般の児童と空間を共有することで、遊び方やコミュニケーションの取り方、ルール等を実際に体験した。

③ クッキング

  行事(中秋の名月・節分・バレンタインなど)や長期休暇に行った。

自分たちで食材を購入し、道具を使い、料理をすることで『食べる』楽しさだけではなく、『作る』面白さ、大変さを体験した。

クッキングに取り組む中で、様々な器具を使用し、安全な使用方法をし伝えていき、学んでもらった。

        同じメニューを繰り返し作ることで、工程を理解し、見通しを持って取り組むことができ、自ら「やろう」とする姿がみられた。

4月

昼食作り(サンドイッチ・スープ/弁当作り)

8月

昼食作り(焼きそば/ミートソースパスタ/カレーライス・サラダ/おにぎり)

おやつ作り(かき氷/フルーチェ)

9月

おやつ作り(お月見団子)

11月

おやつ作り(スイートポテト)

1月

昼食作り(カレーライス/お好み焼き/サラダ・おにぎり)

2月

おやつ作り(巻きずし)

バレンタインデー(クッキー)

3月

おやつ作り(おひな様デコレーション)

昼食作り(サンドイッチ・スープ)

④ 音楽療法

  月2回実施  第2・3水曜日 15:30~16:30

  外部講師(認定音楽療法士)による指導。

⑤ 書道

   月2回実施  第1火・第4金曜日 

   夏休み・冬休み(宿題)

⑥ 課題

   学校の宿題・プリント(事業所で準備)を取り組む時間を設定。

   個々に合わせて課題を設定し提供した。

⑦ おでかけデイ

6月

ボーリング(ラウンドワン泉北店)

8月

関西国際空港

10月

バンドー神戸青少年科学館 (みさき公園雨天中止の為)

11月

みかん狩り(岸和田市北阪町観光農場)

1月

ビックバン

3月

いちご狩り(いずみ小川いちご農園)

・夏休み、学校の代休日、土曜日など

 アミティ舞洲  大阪ガス科学館  明治ヨーグルト館 

阿倍野防災センター  ハーベストの丘  貝塚自然史博物館

-21-

⑧ その他

個々の発達の段階に合わせた支援を提供し、身辺自立を促した。

      ソフィア堺や図書館・プラネタリウム等の公共施設を利用した。

      飲食店での外食、スーパーでの昼食の購入等、社会体験をし、その場に応じたルールやマナーを学んだ。

季節の行事(ハロウィンパーティー クリスマス会など)

≪送迎≫

   ・学校への迎え

     (支援学校)上神谷支援

(小学校) 庭代台 御池台 城山台 美木多 新檜尾台 赤坂台

           竹城台 茶山台 三原台 泉北高倉 槇塚台 上神谷 

・帰り/休暇中 通常:保護者送迎

・自宅への送迎が必要な方:往復5名  複のみ(曜日限定)2名

児童発達支援・放課後等デイサービス 共通

≪生き物や植物の飼育・栽培≫

    ・生き物や植物と身近に触れ合い、飼育・栽培することによって生き物に興味や関心、親しみを持てるよう取り組んだ。

        通年: 金魚の飼育

        5月~ イチゴ収穫  チュウリップ球根取り

        7月~ きゅうり・トマト植え付け・収穫

        8月~ オクラ植え付け・収穫

        11月  チューリップ植え付け

≪避難訓練≫

   8月10日(木) 火災避難訓練 (自主訓練)

   12月 4日(月)  防災避難訓練・避難経路確認(自主訓練)

   2月17日(土) 火災避難訓練 (消防署立会い)

障害児等療育支援事業(あい・すてーしょん) 

 ≪活動≫

   児童への直接支援(外来)

    ・金曜日に設定。

    ・利用時間は午前中の2時間程度。10時~12時

(基本的には単独療育。必要に応じて保護者同伴も可)

    ・一人一人の子どもの健康状態や発達段階などを的確に把握し、個々に必要な力を伸ばしていけるような活動を提供。

(工作・戸外遊び・サーキット遊びなど)

 保護者や療育者への支援

     ・子育てに不安を抱えている保護者や療育者、関係機関の相談等を受け、受給者証取得への支援や必要に応じて他のサービスへ繋げた。

今年度は1名が受給者証を取得し、当事業所の児童発達支援を利用。

≪送迎≫

・通常:保護者送迎  

-22-

Linkふかい(放課後等デイサービス)

≪利用者数≫(平成30年3月31日現在) 開所日数:290日

定員

登録者数

年間延べ利用者数

平均利用者数

稼働率

放課後等デイサービス

10名

37名

2,797名

9.6名

96.4%

≪活動内容≫

<創作>  季節に応じた内容の創作活動に取り組む。

      紙等を切る・貼る・折る等の工程を個々に合わせて準備する。

7月

ビーズブレスレット制作

8月

共同制作パネル:アートフェスティバル出展作品

10月

ハロウィン:ピニャータ(張り子)制作

12月

クリスマスリーフのビーズ・ストラップ制作

2月

節分:鬼の顔を模った的

<クッキング>  準備(材料の調達・買い出し)も含めて実施。

7月

パンケーキ 作り

8月

ベビーカステラ 作り

12月

たこ焼き 作り

2月

バレンタイン チョコレート作り

<土曜日・長期休暇等の活動>

  博物館や社会見学を通して知識を広げ、公園などで自然に触れ様々な経験を積む。

4月4日

7名

カラオケ ARROW

土曜日

              

         

花の文化園

4月5日

8名

ATC エコプラザ

堺市博物館

4月6日

10名

大阪歴史博物館

近つ飛鳥博物館

7月21日

5名

ほの字の里

自転車博物館

7月25日

5名

天保山 アニパ

食べる・大切ミュージアム

7月27日

3名

大阪科学館

ソフィア堺

7月31日

5名

大阪科学館

錦織公園

8月1日

5名

天保山サンタマリア 

蜻蛉池公園

8月2日

5名

大阪歴史博物館

烏帽子形公園

8月3日

10名

ATC エコプラザ

大泉緑地公園

8月4日

5名

大阪文化館

弥生文化博物館

8月7日

4名

天保山サンタマリア

船渡池公園

8月8日

12名

ほの字の里

泉佐野丘陵緑地

8月9日

10名

海遊館 アニパ

滝畑ダム

8月10日

9名

大阪歴史博物館

大浜公園

8月16日

10名

海遊館 アニパ

りんくう公園

8月22日

5名

大阪文化館

狭山池博物館

8月23日

9名

大阪文化館

家原大池公園

8月25日

4名

大阪科学館

和泉リサイクル公園

8月28日

5名

大阪科学館

美原ふるさと公園

8月29日

5名

海遊館

二色の浜公園

-23-

8月31日

5名

ほの字の里

土曜日

南港 野鳥園

12月22日

8名

泉大津フタバボール

しらとりの郷

12月25日

13名

カラオケ スマイル

みはら歴史博物館

12月26日

6名

泉大津フタバボール

永楽ダム

12月28日

7名

カラオケ スマイル

フォレストガーデン

1月5日

5名

初詣 多治速比売神社

久宝寺緑地

3月26日

8名

エキスポニフレル

滝畑民族資料室

3月27日

8名

フタバボール

きしわだ自然資料館

3月28日

6名

大阪くらしの今昔館

さかい海のふれあい広場

3月29日

6名

エキスポニフレル

コスモ中央公園

3月30日

7名

八尾リサイクルセンター

大泉緑地

<作業訓練>

· 評価シートを使用し、課題を明確にすることにより個別の訓練プログラムを作成。

· 毎回の訓練記録と定期的にモニタリングを行う。個別支援計画にも反映。

· 「巧緻性」「正確性」「効率性」「生産性」を高める作業訓練。

· 「集中力」「忍耐力」「判断力」「理解力」を高めるソーシャルスキル訓練。

· 「仕訳け」「袋詰め」「組み立て」「封筒入れ(折り)」等の軽作業。

<その他>

    ・宿題や個々のニーズに応じた課題のプリント

    ・パソコンやタブレット(タイピング練習・デザイン作成)

 ・DVD鑑賞

<避難訓練>

   5月22日(月) 地震災害避難訓練 (自主訓練)

   10月24日(火) 火災避難訓練(自主訓練)

   1月29日(土) 地震避難訓練:経路確認(自主訓練)

地域支援特別事業

 【目 的】

   障害児支援が必要と思われる児童及びその家族の地域における生活を支えるため、身近な地域で相談等が受けられる支援体制を整備し、もって当該障害児及びその家族の福祉の向上を図ること。

≪活 動≫

事業の種別

実施日

場所

参加者数(人)

障害児等

保護者等

支援者

合計

あい・ふぁいるセミナー

8月26日

Linkにわしろ

あい・ふぁいるセミナー

10月19日

Linkみいけ

座談会(保護者交流)

「進学・卒業を迎えるにあたって」

10月27日

Linkふかい

 

子育て相談会

11月7日

Linkにわしろ

あそび広場「りんく」

11月17日

Linkにわしろ

あい・ふぁいるセミナー

11月21日

Linkにわしろ

あい・ふぁいるセミナー

12月1日

Linkふかい

学習会

「障がい児の性教育」

講師:千住真理子氏

12月2日

栂文化会館

 

7 

11

子育て相談会

11月7日

Linkにわしろ

-24-

事業の種別

実施日

場所

参加者数(人)

障害児等

保護者等

支援者

合計

学習会

「15歳からのあい・ふぁいる」

12月9日

栂文化会館

1 

12

14 

27

あそび広場「りんく」

「クリスマス会」

12月15日

Linkにわしろ

1 

1 

2 

4 

保護者交流会

1月12日

Linkにわしろ

あそび広場「りんく」

1月19日

Linkにわしろ

あい・ふぁいるセミナー

1月23日

Linkみいけ

子育て相談会

2月6日

Linkにわしろ

あい・ふぁいるセミナー

2月9日

Linkふかい

あそび広場

2月16日

Linkにわしろ

 

 

 

 

保護者交流会

2月20日

Linkにわしろ

 

2 

子育て相談会

3月6日

Linkにわしろ

あい・ふぁいるセミナー

3月9日

Linkにわしろ

 

学習会

「障害者総合支援法における

福祉サービス」

3月28日

Linkふかい

1 

-25-

平成29年度 共同生活援助(グループホーム) 事業報告

 平成29年度より管理者が交代し、新体制となる。引継ぎが十分にできなかった点もあったが、様々なトラブルはありつつも無事に初年度を終えることができた。この1年間における成果・課題は以下の通りである。

<成果>

1 新規入所者の受け入れ

今年度新たに4名の入居者を迎え、残る空床についても体験利用を予定しており、ほぼ満床となる

見込みである。今後も関係機関への働きかけを通して本事業を必要とする方々の受け入れを進める

2 宿直体制の強化

今年度よりラピスくさべ・サンももやま・第2ももやまにおいて土日の宿直配置を実施。通所施設が休みとなる土日の日中についても世話人・職員を配置し利用者が週末の生活スタイルを選択できるよう体制を整えた。(新規で世話人6名を採用)

<課題>

1 利用者の高齢化及び緊急対応

利用者の高齢化に伴い、日常的には通院対応の頻度が増え、体調不良に伴う対応も増加の傾向。身体的な衰えからEVのない公営団地での生活にも不自由を伴う利用者も徐々に増えてきている。また、突発的に起きるトラブルへの対応も宿直体制のないホームでは課題となっており、今後宿直体制や土日支援体制のないホームにおいては各利用者の状況に合わせた支援体制の再整備が必要。

2 世話人の高齢化及び人員の確保

多くの世話人は各ホームの開設当初から利用者の支援に携わっており、利用者と共に年数を重ねてきている。利用者も安心できる存在であり、各利用者の安心安全な生活に大きく貢献しているといえるが、一方で世話人の高齢化に伴うケガや病気等での入院などの事態がいくつか生じるなど支援体制の脆弱さが浮き彫りになった。

3 重度利用者の受け入れについて

障害支援区分の高い重度利用者についても積極的に受け入れていきたいところであるが、設備及び

的確な支援を行うことのできる支援体制が現時点では限られ、今後新たに設置し、経験ある世話人や支援員を配置していかなければ新たなニーズに対応しにくくなってきている。

 <入居者状況> 平成30年3月31日現在

ホーム名

定員

内訳

退去者

新規入居者

現員

あすなろ

男5

4(男-1)

ラピスくさべ

男4、女3

ラリマ福泉

男5

くさべ

男2、女2

3(女-1)

こさか

男2、女2

3(女-1)

サンももやま

男3、女2

第2ももやま

男5

ももやま

男4

3(男-1)

北斗

男4

3(男-1)

43

男34、女9

38人

(前年比+4)

-26-

 <各ホームの支援体制>

ホーム名

管理者

サビ管

世話人・生活支援員

宿直体制

土日体制

あすなろ

1名

1名

3名

×

ラピスくさべ

9名

ラリマ福泉

5名

×

くさべ

3名

×

×

こさか

3名

×

サンももやま

1名

3名

第2ももやま

2名

ももやま

3名

×

×

北斗

3名

×

<障害支援区分別の入居者数> 平成30年3月31日現在

非該当

区分1

区分2

区分3

区分4

区分5

区分6

13

10

38

-27-

平成29年度 地域生活支援センター「フィットウェル」事業報告

1. 計画相談支援・障害児相談支援

・契約者数…計画相談支援225名、障害児相談支援5名(平成30年3月末現在)

堺あすなろ会通所施設利用者(就労移行支援・就労継続支援B型・生活介護)…113名

ピュアあすなろ入所者…1名

児童発達支援及び放課後等デイサービス利用者…5名

2.計画相談支援(サービス等利用計画作成件数)

指定障害児相談支援(障害児支援利用計画作成件数)

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

合計

件数

19

1

11

1

19

0

21

0

17

1

25

0

25

1

19

0

24

1

15

1

25

0

23

1

243(232)

7 (6)

※下段は障害児支援利用計画作成件数

※(  )は前年度実績

モニタリング件数

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

合計

件数

65

2

64

2

65

0

63

1

54

1

64

0

57

2

67

0

73

0

60

0

64

1

82

1

778(753)

10(8)

※下段は継続障害児支援利用援助実施件数

※(  )は前年度実績

3.指定一般相談支援

地域定着支援契約者数

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

合計

件数

41

41

40

40

39

40

40

40

41

42

42

42

488

(515)

※(  )は前年度実績

地域定着支援における緊急時支援実施件数

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

合計

件数

0

0

1

2

0

0

0

1

0

0

0

0

4

(16)

※(  )は前年度実績

 地域移行支援契約者数…0名

4.会議又は研修への出席

会議

研修・講師

・南区障害者自立支援協議会(月1回)

・南区指定相談支援事業所連絡会(月1回)

・堺市障害者相談支援専門員協会(月1回)

・サービス担当者会議(随時)

・所内会議(月1回)

【研修】

法人研修(6/24)

現任研修(9/11)

南区自立支援協議会事業所見学会(11/8)

堺市相談支援ネット実践報告会(2/23)

堺市虐待研修(1/25)

精神保健現任研修�