森林クラウド（林野庁）

17

違法伐採など国内森林管理業務の効率化・精緻化を目的として、地方自治体、森林総研と伐採地域などの検出可能性について検討中 ALOS-2、GCOM-C、将来的なALOS-3/4の活用を想定

国土交通省：ﾘﾓｰﾄｾﾝｼﾝｸﾞ技術を用いた山村部の地籍調査ﾏﾆｭｱﾙ

国土交通省土地・建設産業局地籍整備課は、山村エリア(乙3)の地籍図整備のため、ALOS-3利用を視野に入れて地上画素寸法 0.8メートル以内とマニュアルに定めた。

18

出典：http://www.chiseki.go.jp/info/pdf/リモセン法による山村地籍調査マニュアル.pdf

レーダ衛星による東南アジア各国での水稲監視 東南アジアでは年に2-3回水稲の作付けが行われ、作付け状況の把握にはコスト・精度に課題 雲量の多い東南アジアでは光学センサの利用が限られるためにレーダによる観測が有効 ALOS-2データと機械学習（ランダムフォレスト）用いて水稲作付け状況を把握

19

ALOS-2

時系列のレーダ画像（ALOS-2） メコン川下流域国2018年雨季の水稲作付把握結果学習データ

（水稲作付け場所）

農業統計の精度向上/収集コスト低減、営農管理の効率化などへの貢献を目的として、カンボジア農水省、インドネシア農業省、アジア開発銀行などと協力

環境監視衛星の東南アジアでの水稲作況判断への活用 GCOM-C/WやDPR/GPMなどから作成された広域の農業気象情報（降水量、土壌水分量、温度など）を活用し、AFSIS、東南アジア各国と協力して水稲作況情報(Rice Growing Report)を毎月出版 FAOなどが運用するAMIS（農業市場情報システム）に、GEGOLAM(全球農業監視イニシアチブ、

2011年のG20農業大臣会合で立上げ)を通じて水稲作況情報を提供中

20

Monsoon flooding due to heavy rain affects in most areas especially in the lower Myanmar and exceeding danger levels on rivers. (一部抜粋)

ミャンマー(2019年9月)

農業気象情報提供システム（JAXA） 水稲作況レポート（AFSISから毎月発行）

SDGsアクションプラン2019に活動が記載

AMIS/Market Monitor(毎月)での活用

(http://www.aptfsis.org/publication/rgo)(https://suzaku.eorc.jaxa.jp/JASMIN/index.html)

農業開発分野での活用

農業開発事業では、事業により作付回数の増加、作付面積の増加、作物の変更が発生 途上国においては事業前後で一貫した計測方法で収集したデータが一般的に存在しない JICAとの包括協定の下、本分野での地球観測衛星データ活用を検討中

21

プロジェクト前後での作付回数の増加、作付面積の増加、作物の変更などの高精度かつ効率的把握に期待

耕作回数の変化した地域を特定(2002-2004年から2014-2016年で増加)

インド/ラジャスタン州

時系列植生指標から自動で耕作回数を指定(GCOM-C利用を想定して打上げ前に米国衛星で検討)

※正規化植生指数(NVDI):値が大きほど植生が繁茂していることを示す

ND

VI

time

22

・中低層住宅：二階建住宅，アパート・道路：片側2車線，1車線・車両：走行中，駐車場 22

先進光学衛星(ALOS-3)のシミュレーション画像