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Blancco ソフトウェア マニュアル Blancco-DataCleaner+,Blancco-Pro 用) Version 4 Series

Blancco ソフトウェア マニュアル...Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 6 - F4 Hex ビューア ファンクションキーの [F4]を押すとHex

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Page 1: Blancco ソフトウェア マニュアル...Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 6 - F4 Hex ビューア ファンクションキーの [F4]を押すとHex

Blancco ソフトウェア マニュアル (Blancco-DataCleaner+,Blancco-Pro 用)

Version 4 Series

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 2 -

目次

一般的な注意事項...................................................................................................3

必要な動作環境................................................................................................3 プログラムの起動..............................................................................................3

Blancco ソフトウェアについて..................................................................................4

Blancco の操作ステップ....................................................................................4 ステップ1/4......................................................................................................4 ステップ2/4......................................................................................................4

ファンクションキー......................................................................................4 ステップ3/4......................................................................................................4 ステップ4/4......................................................................................................4

ファンクションキーの操作について............................................................................5

F2 使用言語とキーボードのレイアウト選択........................................................5 F3 消去方式の選択..........................................................................................5

消去パターンの編集..................................................................................5 消去レポートをハードディスクに保存する....................................................5

F4Hex ビューア................................................................................................6 F5 レポート画面................................................................................................6

以前の消去レポートを表示する..................................................................6 F6&F7 NIC,SCSI,RAID アダプタのドライバをロードする....................................6

データ消去完了後のレポートについて……………………………….………………….7 Blancco ソフトウェアの各種機能について………………………….……………………8 DCO,HPA のサポート機能………………………………………………………….8 ハードウェアのテスト機能………………………………………..………………….8 HDD S.M.A.R.T テスト機能…………………………………………………………9 リマップセクタの拡張機能……………………………………………………………9

トラブルシューティング............................................................................................10

テキストベース画面での操作...........................................................................10 ブートローダのエラーについて.........................................................................10 BIOS のトラブル.............................................................................................11 SCSI と RAID アダプタのトラブル....................................................................11

お問い合わせ........................................................................................................12

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 3 -

Blancco ソフトウェア マニュアル

一般的な注意事項 重要! 本プログラムをお使いになる前に次の注意書きをよくお読みください。

Blancco - Data Cleaner をお使いになる前に、必要な情報が入っているファイルやフォルダ、およびソフトウェ

アを、フロッピーディスクや、テープドライブなどに必ずバックアップしてください。 本プログラムで消去されたハードデ

ィスク上のデータは現存するいかなる方法を使用しても復元はできません。 バックアップはフロッピーディスク、MO、他のハードディスクなどにとるようにしてください。本プラグラムは、オペ

レーティングシステムやブートトラック上のデータも含めてハードディスク上の全てのデータを消去しますので、十分

に気を付けてください。プログラムを実行した後のコンピュータの再起動は、ブートディスクなどの起動ディスク、ある

いは、起動データを含むCD-ROMで行ってください。 データの消去の実行に際しては、必ず管理部門の承認または、同様の権限のある社内管理者に確認の上、実

行するようにしてください。消去の実施について、現状のデータの必要性が不明確な場合は消去を実行しないでくだ

さい。

必要な動作環境について

本プログラムを実行する前に、お使いのコンピュータが次の条件にかなっていることをご確認ください。 1. IBM 互換機(DOS/V 機)で Intel486DX 以降のプロセッサー 2. IDE, SCSI, USB または FireWire (IEEE 1394) 接続のハードディスク ( Blancco–Pro では RAID がサポート

されています。) 注意!外付けの機器は必ず起動前に接続してください。

3. 16 MB 以上の RAM 搭載 4. ブート可能な 1.44MB のフロッピーディスクドライブまたは CD-ROM ドライブ 5. SVGA ディスプレイ(サポートされていない場合はテキストモードへ自動切換えされます)

ネットワークレポート機能使用時(Lan Server または PreInstall 版のみ): 6. ネットワークカード+ ネットワーク接続 (PreInstall 版) 必要な動作環境についての最新情報は http://www.Blancco.jp にてご確認ください。

プログラムの起動

注意! コンピュータ起動時のパスワード機能(BIOS パスワードなど)は必ず無効にしておいてください。 1. 消去用ディスクをフロッピーディスクドライブまたは、CD-ROM ドライブに入れる。 2. コンピュータの電源を入れる 3. 確認として、BIOS の設定で、フロッピーもしくは CD-ROM がブートの順番で一番になっていることを確認してく

ださい。(トラブルシューティングの BIOS の問題を参照) 4. ユーザマニュアルを参照しながら、データの消去を開始してください。 注意! 本プログラムを決して、Windows エクスプローラや、DOS の Run-ウィンドウ、あるいは DOS プロンプトなど

から実行しないで下さい。本プログラムを正常に起動させるには、必ず上記の手順に従ってください。また、消去用デ

ィスクは書き込み禁止にしないでください。

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 4 -

Blancco ソフトウェアについて

Blancco の操作ステップ

Blancco の操作画面は簡潔で使用しやすいものになっております。操作が複雑になり混乱しないよう、ユーザ側の

作業が最小限におさえられるように作成されております。

ステップ 1 / 4

使用許諾同意書を必ず一読してください。同意される場合は、“同意する”ボタンを、そうでない場合は“キャンセル”をクリックしてください。キャンセルをクリックした場合は、ハードディスクを消去することなく、プログラムが終了されます。

ステップ 2 / 4

この画面では、検出されたハードディスクの一覧が表示されます。インストールされているハードディスクが正しく検

出されていることを確認してください。ハードディスクがパーティションを含んでいる場合は、パーティション単位での

消去が可能です。キーボードの矢印ボタンで消去したいパーティションを選択し、Enter ボタンを押すか、もしくは、マ

ウスでクリックしてください。選択されたパーティションが赤く表示されます。 (画像1参照) 消去を開始するには、“消去”ボタンをクリックするかまたはキーボードで“消去”を選択してから、Enter を押してくだ

さい。消去の前に確認画面が表示されます。 注意! デフォルトでは、全てのハードディスク、パーテ

ィションが消去されるよう設定されています。

画像 1

ファンクションキー

[F2] 使用言語の選択 / キーボードレイアウト 画面

に表示される言語の選択と、入力するキーボードのレ

イアウトを選択します。 [F3] 消去方式の選択 消去方式の選択、または、独自の上書き方法を設定

することができます。また、消去後にレポートをハード

ディスクに保存するかを選択することができます。 [F4] Hexビューア 各セクタ内のデータをバイナリレベルで閲覧できます。 [F5] レポート 消去レポートの内容を確認し、必要であれば、レポー

トに追加する情報を入力することができます。 注意! レポートの内容は消去後にも表示されます。(ステップ 4/4 を参照) F6 NIC, F7 SCSI または F8 RAID(Blancco – Proのみ)ドライバ ドライバ専用のフロッピーから必要なドライバを読み込みます。

ステップ 3 / 4

データ消去のプロセスが表示されます。消去中であっても“ESC”を押すことで、消去をキャンセルすることができます。

データ消去が完全に終了する前にキャンセルされた場合は、全てのデータの消去は保障されません。その場合、レ

ポートには、データが完全に削除されていないという結果が含まれます。

ステップ 4 / 4

データ消去レポートが表示されます。画面下には、“保存”と“終了”のボタンがあり、“保存”ボタンをクリックすると、レ

ポート保存先のドライブが選択できます。(フロッピードライブなど)、レポートを保存したいフロッピーディスクを挿入し

て“保存”ボタンを押してください。“終了”ボタンを押す場合は、レポートを保存した後は、“終了”ボタンをクリックしてく

ださい。その後、終了画面が表示されますので、コンピュータの電源を切ってください。

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 5 -

ファンクションキーの操作について

F2 使用言語の選択/ キーボードレイアウト

ファンクションキーの[F2]を押すと使用したい言語の選択と

キーボードのレイアウトが選択できます。日本語を選択した

い場合は、“日本語”を選択し、Enter を押すかもしくは、クリ

ックしてください。 注意!日本語での入力はサポートされておりません。キー

ボードの操作はデフォルトの英語入力“English(US)”を使

用してください。

F3 消去方式の選択 ファンクションキーの[F3] を押すと、消去方式の選択ができ

ます。本プログラムでは、1と0を使用してバイナリーレベル

での上書きを行います。消去方式は、各国機関標準の消去

方式を選択するか、または、ユーザ側で独自の消去方式を

設定することができます。ユーザ側では、上書き回数、それ

ぞれのパスに対する上書きパターンを設定することができま

す。

消去パターンの編集

消去方式の選択画面より、“custom”を選択してください。上

書き回数を入力の上、“決定”ボタンを押すと上書き方法の

詳細を設定する画面が表示されます。 .この画面では、ラン

ダムとマスクの設定が可能です。“ランダム”を選択すると、ランダムに選択された1または0のデータを書き込みます。

マスクの設定ではHexフォームによる上書きパターンを設定することができます。(0-fの数値) 例: 3x 上書き Hex フォーム: 0x55, 0xaa, 0x00 3x 上書き バイナリフォーム: 01010101 + 10101010 + 00000000

消去レポートをハードディスクに保存する

消去後のレポートをハードディスクに保存することができます。この機能を使うと、消去後にコンピュータを再起動した

際に、消去レポートを画面に表示することができます。レポートはマスターブートレコード(MBR)内に保存されており、

新しいオペレーティングシステムをインストールする際に自動的に消去されます。保存されたこのレポートは、編集し

たり、他のデバイスにコピーすることはできません。レポートを別に保存したい時は、ステップ 4/4 にて消去後にレポ

ートを保存する方法を参照してください。

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 6 -

F4 Hex ビューア

ファンクションキーの [F4]を押すと Hexビューアが表示されます。ここでは、ハ

ードディスク上の各セクタ内のデータを

見ることができます。閲覧したハードデ

ィスクを選択した後、“トップ”、“前へ”、“次へ”、“ラスト”のボタンでディスク上の

任意のセクタ内のデータ見ることがで

きます。

F5 レポート画面

ファンクションキーの[F5]を押すと、Preport 画面が表示されます。こちらでは、認識されるハードウェア情報の

一覧が表示されます。 ユーザは各ハ

ードウェアの情報が正常に認識されて

いるかを確認することができます。また、

選択された消去方式もこの画面で表示

されます。必要な情報がある場合は、

この画面で入力することができます。

(例. BIOS information など)

以前の消去レポートを表示する

以前の消去レポートを表示することがで

きます。ただし、表示されたレポートを変

更したり、編集することはできません。ま

た、レポートが他のソフトウェアで編集されている場合は、Blancco-DataCleaner 上では、表示することができませ

ん。Blancco はソフトウェア自身で生成され、認証されたレポートのみ表示することができます。一旦編集されたレポ

ートの内容に対して責任を負うことはできません。

F6 & F7 NIC,SCSI、RAID (Blancco – Pro のみ)アダプタのドライバをロードする

SCSI または、RAID 接続されているハードディスクは、それに対応したドライバを専用フロッピーからロードすること

により、通常どおり認識されます。 [F6] または[F7] を押すと、NIC/SCSI/RAID のドライバフロッピーを挿入するよう

指示されますので、FD を挿入後、“OK”ボタンを押してください。Blancco は必要なドライバを自動認識し、ロードしま

す。任意のドライバが認識されなかった時は、再度ファンクションキーを押してください。Blancco でサポートされてい

るドライバの一覧が表示されますので任意のドライバが存在するか確認してください。

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 7 -

データ消去完了後のレポートについて。

Blancco のデータ消去レポートは 4 つのファイルで生成されます。HTML フォーマットは Web ブラウザで閲覧するこ

とができます。all.xml と all.csv ファイルは、外部データベースへレポートを簡潔にインポートすることができるように

作成されています。これらのファイルには、過去のレポートも含み、全てのレポートが保存されます。フォルダは、1デ

ータ消去毎に作成され、フォルダ内には、XML、XSL、CSS が生成されます。XML ファイルには自動収集されたハ

ードウェア情報が含まれ、XSL、CSS ファイルには、レポートの構成情報が含まれます。

参考:

Windows 上でのレポート画面

all.xml ファイルは、Blancco-LANServer

(別製品)で一元管理をすることができます。

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 8 -

Blancco クライアントの各種機能について DCO、HPA のサポート機能 Device configuration overlay (DCO)サポート Blancco では、DCO が設定されているハードディスクの構成情報をリセットすることができます。DCO は、ハードディ

スクの各種設定を行うことができる機能で、レポーティングを含む複数のコマンドセットを備えています。DCO では、

OS やファイルシステム上から認識できるハードディスクの容量を制限する機能があり、Blancco では、DCO が検出

された場合、ハードディスクをデフォルトのモードに初期化し、通常モードでハードディスクを認識することができます。

Host protected area (HPA)サポート

Blancco では、ホスト保護領域(HostProtectedArea)を含めてデータ消去を行うことができます。 通常 HPA 領域は

OS 上では認識されず、OS の復旧データの格納領域として確保されており、重要なデータが保存されています。

Blancco で、HPA 領域が検出された場合には、HPA 領域を含めてデータ消去を行うか、HPA 領域以外のデータを

消去するかを選択することができます。HPA 領域を削除するために、コンピュータの再起動が必要な場合もあります。

ハードウェアテスト機能 Blancco ハードウェアテスト機能では、一般的なコンピュー

タのコンポーネント(9 項目)のテストを実行することができ

ます。

項目:

1.プロセッサ

2.マザーボード

3.メインメモリ

4.ディスプレイ

5.キーボード

6.ポインティングデバイス

7.光学ドライブ(CD/DVD ドライブ)

8.フロッピードライブ

9.PC スピーカ

プロセッサ、マザーボード、メインメモリ、各種ドライブテストでは、Blancco でテスト結果を自動的に検出し、ディスプ

レイ、キーボード、ポインティングデバイス、PC スピーカテストにでは、作業時の結果をマニュアルで選択することが

できます。

ハードウェアテストは以下の順で実行されます。

メインメモリテスト、プロセッサテスト、マザーボードテストは Blancco 起動時に自動的にスタートします。

注意! メモリテストには長時間かかるモデルもあります。作業時間に制限がある場合は、実行中に”Esc”キーを押

すことにより、これらのテスト機能をスキップすることができます。

ハードウェアテスト画面では、以下の選択をすることができます。

o [続ける] 全てのハードウェアテストをスキップし、データ消去画面に進みます。

o [START ALL] 画面上に表示されている項目順に、ポインティングデバイス、ディスプレイ、キーボード、光

学ドライブ、フロッピードライブ、サウンドテストを実行します。

o [START] 個別のテストを実行します。例:キーボードの単体テスト

注意! 光学ドライブのテストには、テスト専用のメディアが必要になります。テスト用CDが必要な場合は、

([email protected])にご連絡ください。

ハードウェアのテスト結果については、Blancco のレポートに保存されます。:

Passed⇒OK、 Failed⇒エラー、 Not Performed⇒未実行

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 9 -

HDD S.M.A.R.T テスト機能

IDE/ATA や SCSI 接続のハードディスクで SMART テスト機能がサポートされている場合、Blancco では、SMART

テストを実行することができます。SMART テスト機能については、ハードディスクのメーカによって違いはありますが、

通常、サーボシステムやディスクのヘッドと電気系統の状態を確認することができます。テスト結果については、詳細

な情報が Blancco のレポートに保存されます。 本機能が有効になっている場合には、”リマップセクタの拡張消去機

能”についてもご一読ください。

注意! Blancco でデータ消去できるリマップセクタは IDE/ATA 接続の

ハードディスクのみです。

Picture 3 –リマップセクタ検出時

リマップセクタの拡張消去(IDE/ATA 接続の場合のみ)

最近のハードディスクには、セルフテストや、セルフリカバーなど、ハ

ードディスクの状態を監視する機能が搭載されています。その 1 つに、

不良セクタのリマップ機能があります。この機能により、ハードディス

クは、不良セクタになることが予想されるセクタや、既に不良セクタと

なった特定のセクタを検出し、その領域を隠し、アクセスができないよ

うにすることができます。ハードディスクには、本機能のためにあらか

じめ確保されたスペア領域があり、不良セクタが検出された場合には、スペア領域に不良セクタのアドレスを割り当

てます。リマップセクタには、ユーザの重要なデータが保存されていることもあり、Blancco の拡張消去機能でその領

域のデータを消去することができます。

ハードディスクでリマップセクタが検出された場合に、Blancco では PoP-UP を表示し、その領域のデータ消去の実

行を選択することができます。

本機能は通常の Blancco ソフトウェアでは無効に設定されており、ご依頼に応じて有効化することができます。

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 10 -

トラブルシューティング

テキストベース画面での操作

Blancco – Data Cleaner では、 ディスプレイアダプタが VESA 2:0 (Video Electronics Standards Association driver)、256 色で、解像度 800X400 以上に対応していない場合は、テキストベースで画面表示さ

れます。操作は、通常の GUI と同様に簡潔で、マウスでの操作にも対応しています。特にテキスト入力などの

必要はありません。

ブートローダのエラーについて

Blancco – Data Cleaner をロードしている際に、メモリー使用量などが原因でいくつかのエラーメッセージが表

示されることがあります。エラーメッセージと対応に関しては、下記のリストを参照してください。 もし、画面に表示されたエラーメッセージが下記に含まれない場合は、[email protected]にお問い合わ

せください。 メッセージ: Cannot load Blancco. Floppy disk seems to be damaged 原因: フロッピーが破損・故障しています。 対応: 新規フロッピーディスクで実行 メッセージ: Cannot find a valid application image 原因: ソフトをインストールする際に、エラーが起きています。フロッピーディスク内のデータが破損し

ています。 対応: Blancco 消去ソフトを再度ダウンロードして消去 FD を作成 メッセージ: Blancco application image damaged, md5sums does not match 原因: Blancco のアプリケーションイメージファイルが壊れています。 対応: Blancco 消去ソフトを再度ダウンロードして消去 FD を作成 メッセージ: Not enough low memory 原因: 1MB 以上のメモリー空き容量がありません。通常この場合、BIOS 内の拡張エリア

(XBDA,EBDA)が大きすぎるのが原因です。 対応: BIOS の設定を確認し、BIOS 上の空き容量を確保してください。 メッセージ: Not enough memory, Data Cleaner and Pro version 4.0 requires more than 16MB

memory in order to work properly. 原因: メモリー容量が不足しています。Blancco を通常起動させるには、16MB 以上のメモリーが必

要です。 対応: メモリーを増設するか、または、前バージョンの Blancco-Data Cleaner で対応できますので、

[email protected] までお問い合わせください。

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 11 -

BIOS のトラブル

Data Cleaner のフロッピーもしくは、CD-ROM をドライブに入れた後、コンピュータが Data Cleaner をロードし

ない場合は、Data Cleaner が挿入されるドライブが最初にブートされるように、ブートの順番を変更する必要が

あります。 ブートの順番を変更するには、コンピュータ起動時に“Setup”または“CMOS Setup”に入る必要があります。ブ

ートの順番を変更し、フロッピードライブまたは、CD-ROM ドライブが最初にくるように変更してください。Setup画面に入るには、いくつかの方法があり、コンピュータのメーカや、機種に依存しています。コンピュータのブー

ト時に、"Press DEL to enter Setup"または、これに類似した表示が画面下に表示されます。 このような表示

は通常、画面には数秒しか表示されませんので、その間に、任意のキーを押すようにしてください。キー入力が

されない場合は、通常どおり、コンピュータが起動されます。 下記は、Setup 画面に入る最も標準的なキー操作の一覧です:

Delete F1 F2 CTRL-ALT-S(同時入力) CTRL-ALT-T(同時入力) CTRL-ALT-ESC(同時入力) CTRL-ALT-Enter (同時入力)

SCSI と RAID アダプタのトラブル

Blancco – Data Cleaner では、市場に存在する主なSCSIドライバは 90%以上がサポートされております。サ

ーバ専用消去ソフトの Blancco – Pro においては、RAIDアダプタもサポートされております。対応している

SCSI、RAIDアダプタに関しては、 [email protected] まで、Eメールをお送りください。

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Blancco ソフトウェア マニュアル Version4 Series - 12 -

お問合せ ご質問、ご不明な点などございましたら下記までご連絡いただきますようお願いいたします。

株式会社オークネット PC 事業部 東京都千代田区三番町 8-1 (03)3512-6570

営業窓口: [email protected] 技術サポート: [email protected]