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2016.4.1 2016.9.30 2016年度中間事業報告書

2016年度中間事業報告書 - CASIO · し、スライド式キーボードにチルト液晶を備 えた形状を採用。学習の進捗状況を確認し ながら継続的に学べる英会話学習機です。

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2016.4.12016.9.30

2016年度中間事業報告書

経営ネット事業では、当社が長年の事業で培ったビジネスのノウハウをネット配信する予定です。リスト端末では強みを生かし、ウエアラブル市場のナンバーワンを獲得する商品開発に取り組みます。

当社は各事業における新市場の創造、技術力を生かした新規事業の開発、グローバル規模でのエリア開拓を進め、株主の皆さまとともに一層の発展を目指します。

株主の皆さまへの配当については安定配当を基本方針としており、今回の中間配当の額は20円とさせていただきました。また株主還元の一環として、1,000万株を上限とした自己株式の取得を進めています。2016年11月30日には1,000万株の自己株式消却を実施しました。

当社はこれまで、斬新な商品の開発で不況などの影響を乗り切ってきました。市場環境の変化に関係なく事業を伸ばせる商品開発が当社の強みであり、今後最も力を入れていく経営課題でもあります。来期以降確実に業績を成長軌道に乗せるため、一層商品開発に注力し、戦略的な事業運営によって経営努力を続けます。何卒、皆さまのご支援をお願いいたします。

GPS、スマートフォンリンクの技術を用い、世界のどこでも正確な時刻を知ることができる機能で差別化を進めます。中国市場、女性向け市場には伸びる余地が多くあり、今後も注力いたします。

教育事業では現地通貨での売上が好調な関数電卓を軸に、2年後に売上高1,500億円、営業利益150億円の達成を目指します。そのために学生市場の拡大、社会人向けの新しい教育市場の確立、電子楽器の売上拡大を進めます。

学生市場は、景気の影響を受けにくく、新入生が毎年入るため安定した需要が見込めます。関数電卓では各国の言語や教育制度に対応したローカライズを進め、未展開国の学校販売ルートを新規開拓します。電子辞書では高校生市場で培った学校販売の仕組みを中学生や小学生の市場に展開する予定です。

社会人市場に対しては英会話学習専用機のラインアップを拡充します。また外国人を接客する法人向けのモデルを開発し、「英語応対能力検定」の立ち上げにより浸透を図ります。

電子楽器では教育市場向けのラインアップを見直すとともに、エンターテインメント市場に向けた新規提案を図ります。

システム事業では抜本的な構造改革を断行し、事業体質の強化を図ります。採算性の低かったオフィス向けのプリンター事業とOA事業の赤字部門から撤退し、人員整理も実施します。

一方、強みを持つ商品を生かした戦略的な事業の展開としてOA事業の黒字部門である「楽一」と、高いシェアを持つ電子レジスターをベースに、小規模個人事業主へのソリューションを展開します。業務用の情報端末であるハンディターミナル、およびプロジェクターでは、差別化されたハードウエアを生かして戦略的な展開を行います。

新規事業は今期中の着実な立ち上げを目指します。独自の2.5D印刷技術により微細な凹凸をつけた印刷物を出力できる特殊プリンターは、3Dプリンターにない新たな市場を開拓します。

主力事業の強化と不採算事業の改革により強固な経営体質を構築します。

当上半期の売上高は1,567億円、営業利益は134億円で、前年同期比で減収減益となりました。最大の要因は、急激な為替変動です。また、4月に発生した熊本地震による部材調達の遅れや、システム事業の収益性向上のための構造改革に向けた生産調整と販売抑制も影響しています。

下半期は、重要市場である中国や新興国の景気低迷により、想定以上の売上減が見込まれます。本格化させるシステム事業の構造改革、また新規事業の立ち上げの遅れもあり、8月に公表した業績見通しの達成が厳しい状況となりました。

よって通期の業績見通しを売上高3,300億円、営業利益305億円と下方修正いたしました。

下半期は、来期以降の成長を実現するための、各事業の基盤強化に取り組みます。

時計事業は、現地通貨での売上が好調に推移しています。2年後に売上高2,000億円、営業利益500億円の達成を目指すため、強みを生かした拡大施策を推進します。

当社の独自商品であるG-SHOCKでは匠の技と融合した高価格帯モデルなどで単価の向上を図ります。時計市場の95%を占めるアナログ市場に対しては、デジタル技術を駆使した高機能アナログウオッチをグローバル展開します。具体的には電波時計、

代表取締役 会長

樫尾 和雄代表取締役 社長

樫尾 和宏

トップメッセージ TOP MESSAGE

売上高 156,700百万円

(前年同期比 90.1%)

営業利益 13,480百万円

(前年同期比 62.3%)

経常利益 8,227百万円

(前年同期比 37.8%)

親会社株主に帰属する四半期純利益

6,387百万円

(前年同期比 41.4%)

第2四半期連結累計期間の業績

配当金の推移

2025

3540

20円

40円(予想)40

35

30

25

20

15

10

5

02012 2013 2014 2015 (年度)2016

中間

20円

期末(予想)

(円)

当上半期の実績および通期業績見通しについて

株主の皆さまへのメッセージ

今後に向けた下半期の重点戦略

1 2CASIO View CASIO View

EDIFICE EQB-700D

スマートフォンを介してインターネット上のタイムサーバーに接続し、世界中で正確な時刻を提供。デュアルカーブガラスを採用したスタイリッシュなデザインです。

タイムサーバーに自動接続して時刻を修正するメタルアナログウオッチ

エディフィス

時計 2016年9月9日発売

新製品紹介 NEW PRODUCTS

CONSUMERコンシューマ

TE-2700

レジで印刷したQRコードをスマートフォンアプリで読み取ることで、クラウド会計サービスとの連携を実現。クラウド会計帳簿に当日の売上データを記帳します。

クラウド型の会計サービスと連携できる電子レジスター

電子レジスター 2016年8月12日発売

S Y S T E Mシステム

EXILIM EX-ZR4000

超広角19mmレンズを採用し、旅先で出会った雄大な景色や壮麗な建築物を、ダイナミックな印象そのままに、美しく残すことができるデジタルカメラです。

背景も広く写せる超広角19mmレンズを搭載したデジタルカメラ

エクシリム

デジタルカメラ 2016年9月9日発売

EXILIM Outdoor Recorder EX-FR200

円周魚眼レンズにより、自分の周囲180度をカバーした全天周撮影やパノラマ撮影、超広角撮影など、シーンに応じた撮影を楽しめるデジタルカメラです。

180度の全天周映像を記録できるデジタルカメラ

エクシリム アウトドアレコーダー

デジタルカメラ 2016年9月16日発売

SHEEN SHB-100

Bluetooth通信を使ったモバイルリンク機能により、自動で時刻合わせができるほか、スマートフォンの操作で、時計のワールドタイムの設定などが行えます。

スマートフォンとリンクする女性用メタルウオッチ

シーン

時計 2016年9月16日発売

EX-word RISE XDR-A20

さまざまなシーンでの学びやすさを追求し、スライド式キーボードにチルト液晶を備えた形状を採用。学習の進捗状況を確認しながら継続的に学べる英会話学習機です。

継続的な英会話学習をサポートするデジタル学習ツール

エクスワードライズ

英会話学習機 2016年4月15日発売

BABY-G BGA-220

スポーティーで高級感のあるデザインは、自然の中で贅沢にキャンプを楽しむグランピングをイメージ。海でアクティブに使える20気圧防水性能やタイドグラフを備えました。

グランピングをテーマにした女性向けタフネスウオッチ

ベイビーG

時計 2016年5月14日発売

G-SHOCK GWF-D1000

200メートル潜水用防水性能に加えて、水深、水温、方位をリアルタイムに計測する3つの高精度センサーを搭載。過酷な水難救助活動などでの使用を想定しました。

水深計を初めて搭載した耐衝撃腕時計

Gショック

時計 2016年6月10日発売

PRO TREK PRW-7000

時計を水平に保たなくても方位を正確に測れる自動水平補正機能付き方位計を搭載。気圧/高度、温度の計測のほか、釣りやカヤックで便利な機能や防水性能を備えました。

新開発の方位計を搭載したアウトドアウオッチ

プロトレック

時計 2016年7月8日発売

joy study JY-L02

日本人に適した英会話学習法で定評のあるデイビッド・セイン氏の教材をはじめ、会話ならではの表現を学べる教材も収録した、ポケットサイズの英会話学習機です。

実践で役立つ表現を学べる英会話学習機

ジョイスタディ

英会話学習機 2016年9月9日発売

3 4CASIO View CASIO View

 カシオは、教育事業の拡大に力を入れています。その中で、数学や物理、統計などの計算に必要な関数電卓は、学校に入学する方々が毎年新規購入する安定した市場があり、年間で約2,500万台を世界中に出荷しています。欧米を中心とした先進国では、授業や試験で関数電卓の使用が認められている一方、新興国では普及していない国も多く、市場開拓の余地が多く残されています。今回は、海外学販企画室長の星登に、関数電卓をさらに普及させるための施策を聞きました。

いない国も世界にはたくさんあります。つまり、市場の拡大余地はまだまだあるということです。当上半期は、関数電卓の導入が見込まれるインドネシア、タイ、フィリピン、サウジアラビアなど7カ国で新たな取り組みを開始し、下半期からはさらに5カ国を追加して12カ国で「GAKUHAN」活動の強化を目指します。サウジアラビアを除くこれらの新興国は、まだ数%の普及率ですが、数年後には80%にまで高めたいと考えています。

私たちは、「大学に入って将来○○になりたい」といった子どもたちの夢をかなえるという理念を持っています。関数電卓を使った数学教育の普及は、その夢を実現するための支援のひとつであり、同時に当社のさらなる事業拡大の礎となると信じて「GAKUHAN」活動に取り組んでいます。

普及に取り組んでおり、10年ほど前からは新興国での活動を本格化させました。その結果、年間出荷数は10年で1.5倍になっています。新興国で成功しているベトナムでは、さらに早い1995年に取り組みを始め、今では関数電卓を使った数学の授業が浸透しています。2012年に行われたOECD

(経済協力開発機構)によるPISA(国際的な生徒の学習到達度調査)では、初めて調査対象となったベトナムが数学部門で17位という優秀な成績を収めました。

学校の授業で関数電卓を使い続けてもらうには、製品を販売するだけでは不十分です。関数電卓が学力向上に役立つことを伝える啓蒙活動と、関数電卓を授業に定着させる取り組みが必要です。具体的な活動は、私たちに賛同してくれる数学の先生とともに、各国の教育機関との協業体制をつくることから始まります。その体制の中で、関数電卓の使い方や授業の進め方を自ら指導できる先生の育成、各国の教育レベルや制度に合わせた教材の開発、関数電卓を使った授業の試験的な開催と効果の検証などを推進していくことが重要です。こうした普及活動を、私たちはローマ字で

「GAKUHAN」と呼んでいます。学校に製品を販売するいわゆる「学販」活動の域を超えた、学生の数学力向上に寄与する教育支援活動であり、世界中の先生に理解いただくことを目指しています。

これまでは各国の教育省や先生の協力の下で活動を展開してきましたが、今後は大学の研究機関やNPOと連携した取り組みも進めていく予定です。

当社の関数電卓が普及している国がある一方、まだ使われて

関数電卓は、学校で数学を学ぶ海外の中学生や高校生をメインのターゲットにしています。数多くの先進国では、問題を解く考え方やプロセスを重視した数学教育を採用しており、複雑な計算に費やす時間を短縮して、その分を思考する時間や問題を多く出題することに振り向けるという考えが浸透しているため、授業や試験で関数電卓が一般的に使われています。

当社は、30年以上前から欧米を中心に学校への関数電卓

海外の数学教育に対する考え方

特集 SPECIAL FEATURE

関数電卓の「GAKUHAN」活動を通じて子どもたちの夢の実現を支援したい!

世界の数学力を高める! 教育市場で関数電卓を拡大

授業で関数電卓を使い続けてもらう普及活動

重点国の普及率を80%に!CES事業部 第一開発部海外学販企画室長

星 登

関数電卓使用状況中学・高校の授業や試験で使用主に中学・高校の授業で使用主に大学のみで使用

fx-991EX

6CASIO View CASIO View5

時計やデジタルカメラなどのコンシューマ向け製品の修理について、ネット上で費用の見積りやかかる日数の目安を確認してから、そのまま申し込みまでできる24時間対応のWeb修理受付サービスに、今年4月よりクレジットカードによる修理代金のオンライン決済機能を追加。アフターサービスにかかるお客様の負担をより軽減しています。

当社は1981年より簡易型の電子辞書を発売していましたが、1996年にコンテンツや検索機能の大幅な強化を図り、EX-word(エクスワード)のブランド名で本格的な電子辞書の国内展開を開始しました。今年6月には、EX-wordの販売を開始して以来、電子辞書の世界累計販売台数3,000万台を達成しました。

G-SHOCK FROGMAN GWF-D1000、Smart Outdoor Watch WSD-F10、プレミアム電卓 S100が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2016年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞しました。

当社のプロジェクター「XJ-F210WN」など5機種が、水銀ランプ不使用の半導体光源プロジェクターで初のTCO認証を取得しました。TCO認証は、IT機器の環境および社会的責任に関する国際規格です。取得には、安全性・省電力・有害物質の排除など、製品の製造・利用・リサイクルの各過程において厳しい基準を満たす必要があります。

今年8月、当社は訪日外国人と応対する機会が多いサービス業などで実際に使われる会話に焦点を絞った「英語応対能力検定」を、株式会社旺文社、株式会社毎日新聞社と共同で立ち上げることで基本合意しました。販売、宿泊、飲食、鉄道、タクシー業界の現場に即した5種類の「業種別試験」などを、来年3月より実施する予定です。

今年9月、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)のオフィシャルタイムキーパーに、当社が決定しました。2016-17シーズンの開幕戦を皮切りに、B1オールスターゲーム、B1チャンピオンシップファイナルにおいて、耐衝撃腕時計G-SHOCKを模したショットクロックを設置しています。

トピックス TOPICS

TOPIC 1 TOPIC 4

TOPIC 2 TOPIC 5

TOPIC 3 TOPIC 6

修理代金の24時間オンライン決済に対応

電子辞書 世界累計販売3,000万台を達成

当社の3製品がグッドデザイン賞を受賞

当社のプロジェクター5機種がTCO認証を取得

おもてなし英語力を磨く「英語応対能力検定」事業で基本合意

B.LEAGUEのオフィシャルタイムキーパーに決定

XD-Y4800

XJ-F210WN G-SHOCK FROGMAN GWF-D1000

Smart Outdoor Watch WSD-F10 プレミアム電卓 S100

7 8CASIO ViewCASIO View

第2四半期連結累計期間の業績概要績ハイライト

上高のセグメント別構成比

上高の地域別構成比

業績のご報告 PERFORMANCE REPORT

期の業績見通し

当上半期における内外経済は、米国では緩やかな回復基調で推移した一方、新興国の低迷、急激な為替変動、英国のEU離脱問題等により、先行き不透明な状況で推移しました。

この環境下、当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,567億円となりました。セグメント別内訳は、コンシューマが1,330億円、システムが191億円、その他が44億円となりました。

時計はGPSハイブリッド電波ソーラー搭載「G-SHOCK」、Bluetooth®でスマートフォンと連携する「EDIFICE」の売上が好調に推移しました。電卓は海外の国別ニーズに最適な関数電卓が好調に推移しました。

損益につきましては、コンシューマは170億円の営業利益となりました。時計は製品ミックスの改善により高収益性を維持しました。電卓は海外で関数電卓の好調により収益性を確保しました。システムは推進中の構造改革施策の影響により14億円の営業損失となりました。その他は1億円の営業利益となりました。この結果、調整後の連結合計として134億円の営業利益となりました。また、急激な円高により経常利益は82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は63億円となりました。

第2四半期連結累計期間の実績に加え、引き続き円高基調が予想されることおよびシステム事業の構造改革に伴う影響等により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想を下回る見通しとなりました。

今期は一過性の要因から減収減益となりますが、0→1のカシオとして培ってきた商品企画力と独自の技術力により、強靭な収益力を固め、将来の大きな成長につなげてまいります。

売上高 3,300億円 (前期比 93.7%)

営業利益 305億円 (前期比 72.3%)

経常利益 255億円 (前期比 62.1%)

親会社株主に帰属する当期純利益 180億円 (前期比 57.7%)

当業

2016年度通期業績見通し(連結)

科目第2四半期連結累計期間

2016年度 2015年度経営成績

売上高 (百万円) 156,700 173,994

営業利益 (百万円) 13,480 21,633

経常利益 (百万円) 8,227 21,743

親会社株主に帰属する四半期純利益 (百万円) 6,387 15,413

1株当たり四半期純利益 (円) 24.92 58.98

[日本]

48,675百万円

百万円

(前年同期比 98.3%)

[欧州]

25,026百万円(前年同期比 92.4%)

[アジア・その他]

62,340(前年同期比 85.5%)

[北米]

20,659百万円(前年同期比 84.5%)

13.2%

31.1%

16.0%

39.7%

Japan

North America

Europe

Asia & Others

ウオッチ、クロック、電子辞書、電卓、電子文具、電子楽器、デジタルカメラ等

(前年同期比 90.1%)156,700百万円

84.9%

2.8%

12.3%

コンシューマ

金型等

その他

ハンディターミナル、電子レジスター、オフィス・コンピューター、ページプリンタ、データプロジェクター等

システム

合計

133,080百万円(前年同期比 89.4%)

売上高

4,426百万円(前年同期比 106.7%)

売上高

19,194百万円(前年同期比 91.5%)

売上高

9 10CASIO View CASIO View

投資家情報ホーム

http://www.casio.co.jp/ir/

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詳細はホームページ「投資家情報」でご覧いただけます。

科目当 第 2 四 半 期連 結 会 計 期 間 前連結会計年度

(2016年9月30日現在) (2016年3月31日現在)

(資産の部)

流動資産 234,148 250,237

現金及び預金 64,694 66,648

受取手形及び売掛金 41,402 47,843

有価証券 60,000 55,600

製品 38,385 43,082

仕掛品 4,057 6,943

原材料及び貯蔵品 7,010 7,751

その他 19,061 22,871

貸倒引当金 △461 △501

固定資産 114,402 118,217

有形固定資産 58,514 60,882

土地 35,111 36,091

その他(純額) 23,403 24,791

無形固定資産 6,554 6,309

投資その他の資産 49,334 51,026

投資有価証券 33,376 34,407

退職給付に係る資産 9,521 9,113

その他 6,502 7,577

貸倒引当金 △65 △71

資産合計 348,550 368,454

科目当 第 2 四 半 期連 結 会 計 期 間 前連結会計年度

(2016年9月30日現在) (2016年3月31日現在)

(負債の部)

流動負債 68,535 79,568

支払手形及び買掛金 28,219 34,542

短期借入金 158 260

未払法人税等 2,155 4,334

製品保証引当金 789 779

その他 37,214 39,653

固定負債 85,286 86,775

新株予約権付社債 10,028 10,033

長期借入金 67,000 67,000

退職給付に係る負債 1,092 1,338

その他 7,166 8,404

負債合計 153,821 166,343

(純資産の部)

株主資本 194,019 193,400

資本金 48,592 48,592

資本剰余金 65,059 65,058

利益剰余金 100,661 100,041

自己株式 △20,293 △20,291

その他の包括利益累計額 710 8,711

その他有価証券評価差額金 7,056 7,781

為替換算調整勘定 △9,010 △1,844

退職給付に係る調整累計額 2,664 2,774

純資産合計 194,729 202,111

負債純資産合計 348,550 368,454

貸借対照表 (単位 : 百万円)

科目当 第 2 四 半 期連 結 累 計 期 間

前 第 2 四 半 期連 結 累 計 期 間

2016年4月 1日から2016年9月30日 ま で

2015年4月 1日 か ら2015年9月30日 ま で

売上高 156,700 173,994

売上原価 92,348 95,376

販売費及び一般管理費 50,872 56,985

営業利益 13,480 21,633

営業外収益 531 590

営業外費用 5,784 480

経常利益 8,227 21,743

特別利益 471 3

特別損失 86 286

税金等調整前四半期純利益 8,612 21,460

法人税等 2,225 6,047

四半期純利益 6,387 15,413

親会社株主に帰属する四半期純利益 6,387 15,413

科目当 第 2 四 半 期連 結 累 計 期 間

前 第 2 四 半 期連 結 累 計 期 間

2016年4月 1日から2016年9月30日 ま で

2015年4月 1日 か ら2015年9月30日 ま で

営業活動によるキャッシュ・フロー 12,654 14,954

投資活動によるキャッシュ・フロー △2,400 3,767

財務活動によるキャッシュ・フロー △6,333 △6,372

現金及び現金同等物の四半期末残高 124,364 123,322

損益計算書

キャッシュ・フローの状況

(単位 : 百万円)

(単位 : 百万円)

( (( (

財務指標

科目第 2 四 半 期 連 結 累 計 期 間

2016年度 2015年度

財政状態

自己資本比率 (%) 55.9 55.9

D/Eレシオ※  (倍) 0.40 0.37

その他

設備投資額   (百万円) 2,241 3,013

減価償却費   (百万円) 2,863 2,765

※D/Eレシオ=期末有利子負債/期末自己資本

財務情報(業績)

( (( (

要約財務諸表(連結) FINANCIAL DATA

11 12CASIO View CASIO View

117,919,256株

9,760,535株

33,133,826株

47,106,604株

61,100,693株

(株主数 90名)

(株主数 76名)

(株主数 359名)

(株主数 559名)

(株主数 43,492名)

金融機関

証券会社

その他の法人

外国法人等

個人・その他

160,027株

6,959,092株

20,441,122株

15,063,099株

44,126,839株

182,270,735株

(株主数 3,742名)

(株主数 29,338名)

(株主数 10,726名)

(株主数 578名)

(株主数 146名)

(株主数 46名)

百株未満

百株以上

1千株以上

1万株以上

10万株以上

100万株以上

所有者別内訳

所有株式数別内訳

22.71% 43.83%

17.51%

12.32%

3.63%

2.59%0.06%7.60%

5.60%

16.40%

67.75%

代表取締役 会長 樫尾 和雄

代表取締役 社長 樫尾 和宏

取 締 役 副社長執行役員 中村 寛

取 締 役 専務執行役員 髙木 明德

増田 裕一

伊東 重典

取 締 役 執行役員 山岸 俊之

高野 晋

齋藤 春洋

取 締 役 石川 博一 (社外取締役)

小谷 誠 (社外取締役)

監 査 役 (常勤) 髙須 正

監 査 役 大德 宏教 (社外監査役)

戸澤 和彦 (社外監査役)

上席執行役員 持永 信之

樫尾 哲雄

樫尾 隆司

中山 仁

執行役員 小 林 誠

矢澤 篤志

守屋 孝司

植原 正幸

稻田 能之

井口 敏之

寺田 秀昭

太田 伸司

安 藤 仁

山下 和之

株式情報 会社情報STOCK INFORMATION COMPANY PROFILE

発行可能株式総数 471,693,000株

発行済株式の総数 269,020,914株

株主数 44,576名

株式の状況 (2016年9月30日現在) 大株主 (2016年9月30日現在)

株価の推移

所有状況

株主名 持株数(千株) 持株比率(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 21,315 8.32日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 18,126 7.07

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(三井住友信託銀行再信託分・株式会社三井住友銀行退職給付信託口)

13,365 5.21

日本生命保険相互会社 12,985 5.07有限会社カシオブロス 10,000 3.90株式会社三井住友銀行 6,686 2.61株式会社三菱東京UFJ銀行 4,097 1.60資産管理サービス信託銀行株式会社(証券投資信託口) 3,612 1.41公益財団法人カシオ科学振興財団 3,350 1.31樫尾 隆司 3,282 1.28

(注1)持株比率は自己株式(12,690,986株)を控除して計算しております。また、自己株式は上記大株主からは除外しております。

(注2)日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(三井住友信託銀行再信託分・株式会社三井住友銀行退職給付信託口)の持株数のうち6,365千株は、株式会社三井住友銀行が議決権行使の指図権を留保しております。

会社概要 (2016年9月30日現在)

役員 (2016年9月30日現在)

商 号 カシオ計算機株式会社

英 文 商 号 CASIO COMPUTER CO., LTD.

本 社 東京都渋谷区本町一丁目6番2号TEL : 03-5334-4111(代表)

設立年月日 1957(昭和32)年6月1日

資 本 金 48,592,025,877円

従 業 員 数 11,388名(連結)

4 10 11 12 1 2 3 45 6 7 8 9 5 6 7 8 92015年度 2016年度

(月)

(円)

3,000

2,800

2,600

2,400

2,200

2,000

1,800

1,600

1,400

1,200

1,000

13 14CASIO View CASIO View

当社では、皆さまの声をお聞かせいただくため、アンケートを実施いたします。お手数ではございますが、アンケートへのご協力をお願いいたします。アンケート実施期間は、本書がお手元に到着してから約2ヶ月間です。

※本アンケートは、株式会社 a2media(エー・ツー・メディア)の提供する「e-株主リサーチ」サービスにより実施いたします。(株式会社 a2mediaについての詳細 http://www.a2media.co.jp)※ご回答内容は統計資料としてのみ使用させていただき、事前の承諾なしにこれ以外の目的に使用することはありません。

TEL : 03-5777-3900(平日10:00~17:30) MAIL : [email protected]●アンケートのお問い合わせ 「e-株主リサーチ事務局」

下記URLにアクセスいただき、アクセスコード入力後に表示されるアンケートサイトにてご回答ください。所要時間は5分程度です。

ご回答いただいた方の中から抽選で薄謝(図書カード500円)を進呈させていただきます

皆さまの声をお聞かせください

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http://www.e-kabunushi.comアクセスコード 6952

〒151-8543 東京都渋谷区本町一丁目6番2号

株主メモ

株式に関する住所変更等のお届出およびご照会について

株式に関する各種お手続(住所変更、配当金の振込指定、単元未満株式の買取・買増請求など)につきましては、証券会社に口座を開設されている株主様は、口座のある証券会社宛にお願いいたします。証券会社に口座を開設されていない株主様は、左記の電話照会先にご連絡ください。

特別口座について

株券電子化前に「ほふり」(株式会社証券保管振替機構)を利用されていなかった株主様には、株主名簿管理人である左記の三井住友信託銀行株式会社に口座(特別口座といいます。)を開設いたしました。特別口座についてのご照会及び住所変更等のお届出は、左記の電話照会先にお願いいたします。

本報告書に関するお問い合わせ先カシオ計算機株式会社 総務人事統轄部 総務部TEL : 03-5334-4845

事業年度 毎年4月1日から翌年3月31日まで定時株主総会 毎年6月開催基準日 定時株主総会 毎年3月31日

期末配当   毎年3月31日中間配当   毎年9月30日そのほか必要があるときは、あらかじめ公告して定めた日

株主名簿管理人および特別口座の口座管理機関 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社

株主名簿管理人事務取扱場所

東京都千代田区丸の内一丁目4番1号三井住友信託銀行株式会社 証券代行部

(郵便物送付先) 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号三井住友信託銀行株式会社 証券代行部

(電話照会先)   0120-782-031(受付時間 平日午前9時〜午後5時)(ホームページ) http://www.smtb.jp/personal/agency/index.html単元株式数 100株

公告の方法 電子公告下記の当社ホームページに掲載する。 http://www.casio.co.jp/ir/ただし、電子公告によることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合は、日本経済新聞に掲載する。

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