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2018-03 本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情 報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 - 1 - | 国産ナフサ / 輸入ナフサ予想価格 2018 3 1 8 時時点 1) 塗りつぶしがあるところは予想ではなく決定した価格(塗りつぶし最終月は速報値、それ以前は確報値、12 月の確報値はありません) 2) 期先は算出時点での理論価格になりますので大きく変動する場合があります 3) 為替はフォワードマーケットのドル/円相場、ドル建て予想の単位はドル/MT、その他の単位は円/KL、比重は 0.695 4) 期近においては輸入比率を勘案して計算 5) 3 ヶ月ごとの平均価格は、輸入ナフサの円建て予想価格を単純平均して 10 の位を四捨五入、それに 2000 円/KL を付加した価格 1 月の輸入ナフサ価格 4 万 6930 円(速報値) 財務省は 2 27 日、1 月の貿易統計を発表した。1 月のナフサの輸入数量は前月比 2 8386KL 減の 237 7855KL と減少した。輸入金額か ら輸入数量を割り返した 1 月の輸入ナフサ価格(CIF JAPAN)は前月比 1126 円高の 4 6930 円と上昇した。同月の原油輸入価格(CIF JAPAN)は 前月比 1498 円高の 4 5652 円と上昇した。なお、2 月の輸入貿易統計の 3 29 9 30 分に公表される。 2017 年 1 月-12 月の貿易統計の確定値 財務省が現在まで公表している 2017 年の貿易統計値は 1 -11 月が速報値から確報値になっており、12 月は速報値のままとなっている。12 月は 確報値がない。3 13 日には 2017 1-12 月の貿易統計の確定値が公表される。 四半期 予想 前月比 為替 ドル建て予想 円建て予想 10月 112.40 503.16 39,366 11月 113.54 537.84 42,553 12月 112.48 581.41 45,804 1月 112.47 600.94 46,930 2月 109.26 609.46 46,279 3月 106.79 587.63 43,614 4月 106.43 574.31 42,481 5月 106.21 567.78 41,911 6月 105.98 564.16 41,554 7月 105.75 561.06 41,236 8月 105.51 558.54 40,957 9月 105.26 556.51 40,712 10月 105.00 554.73 40,481 11月 104.75 553.12 40,268 12月 104.49 551.42 40,044 1月 104.19 549.34 39,779 2月 103.91 546.08 39,437 3月 103.67 542.05 39,055 4月 103.42 539.88 38,805 5月 103.16 539.38 38,671 6月 102.90 537.29 38,424 37,900 41,000 国産ナフサ 輸入ナフサ 3ヶ月ごとの平均価格 2017-4Q 44,600 速報値 2018-1Q 47,600 ▼1,000 44,600 47,100 48,300 47,600 46,100 44,700 44,000 2018-3Q 43,000 ▼3,400 43,600 43,200 2018-2Q 44,000 ▼3,400 43,000 42,700 42,500 42,300 41,800 42,000 41,100 2019-1Q 41,400 ▼3,600 41,400 2019-2Q 40,600 ▼3,300 40,600 40,800 2018-4Q 42,300 ▼3,500 CIF JAPAN 比重 通関レート 第1数量 第2数量 価額 速報値 対確報 確報値 速報ベース 確報ベース KL MT 100万円 \/KL \/KL \/KL $/MT \/$ \/KL \/KL 2017/04 2,300,089 1,602,988 87,338 37,902 ▼69 37,971 491.20 0.6969 110.92 2017/05 2,350,644 1,636,941 88,222 37,593 △62 37,531 483.49 0.6964 111.47 39,100 39,100 2017/06 2,078,130 1,441,174 74,400 35,782 ▼19 35,801 465.46 0.6935 110.91 2017/07 1,977,756 1,369,458 67,493 34,114 ▼12 34,126 438.43 0.6924 112.41 2017/08 2,404,228 1,667,598 79,996 33,254 ▼19 33,273 433.07 0.6936 110.77 36,100 36,100 2017/09 1,896,730 1,320,945 66,631 35,107 ▼22 35,129 460.74 0.6964 109.48 2017/10 2,345,305 1,632,478 92,325 39,340 ▼26 39,366 503.16 0.6961 112.40 2017/11 2,299,005 1,602,022 97,830 42,425 ▼128 42,553 537.84 0.6968 113.54 44,600 3月13日 2017/12 2,406,241 1,685,302 110,215 45,804 3月中旬 581.41 0.7004 112.48 2018/01 2,377,855 1,651,079 111,593 46,930 3月29日 600.94 0.6944 112.47 2018/02 3月29日 4月26日 4月26日 5月30日 2018/03 4月26日 5月30日 前月比 ▼28,386 ▼34,224 △1,378 △1,126 △19.53 ▼0.01 輸入ナフサ価格 財務省統計値 国産ナフサ価格

03 monthly 111 - CREEX...2018-03 本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

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Page 1: 03 monthly 111 - CREEX...2018-03 本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 - 1 -

| 国産ナフサ / 輸入ナフサ予想価格 2018 年 3 月 1 日 8 時時点

1) 塗りつぶしがあるところは予想ではなく決定した価格(塗りつぶし最終月は速報値、それ以前は確報値、12 月の確報値はありません) 2) 期先は算出時点での理論価格になりますので大きく変動する場合があります 3) 為替はフォワードマーケットのドル/円相場、ドル建て予想の単位はドル/MT、その他の単位は円/KL、比重は 0.695 4) 期近においては輸入比率を勘案して計算 5) 3 ヶ月ごとの平均価格は、輸入ナフサの円建て予想価格を単純平均して 10 の位を四捨五入、それに 2000 円/KL を付加した価格

1 月の輸入ナフサ価格 4 万 6930 円(速報値) 財務省は 2 月 27 日、1 月の貿易統計を発表した。1 月のナフサの輸入数量は前月比 2 万 8386KL 減の 237 万 7855KL と減少した。輸入金額か

ら輸入数量を割り返した 1 月の輸入ナフサ価格(CIF JAPAN)は前月比 1126 円高の 4 万 6930 円と上昇した。同月の原油輸入価格(CIF JAPAN)は

前月比 1498 円高の 4 万 5652 円と上昇した。なお、2 月の輸入貿易統計の 3 月 29 日 9 時 30 分に公表される。

2017 年 1 月-12 月の貿易統計の確定値 財務省が現在まで公表している 2017 年の貿易統計値は 1 月-11 月が速報値から確報値になっており、12 月は速報値のままとなっている。12 月は

確報値がない。3 月 13 日には 2017 年 1-12 月の貿易統計の確定値が公表される。

四半期 予想 前月比 月 為替 ドル建て予想 円建て予想

10月 112.40 503.16 39,36611月 113.54 537.84 42,55312月 112.48 581.41 45,8041月 112.47 600.94 46,9302月 109.26 609.46 46,2793月 106.79 587.63 43,6144月 106.43 574.31 42,4815月 106.21 567.78 41,9116月 105.98 564.16 41,5547月 105.75 561.06 41,2368月 105.51 558.54 40,9579月 105.26 556.51 40,712

10月 105.00 554.73 40,48111月 104.75 553.12 40,26812月 104.49 551.42 40,0441月 104.19 549.34 39,7792月 103.91 546.08 39,4373月 103.67 542.05 39,0554月 103.42 539.88 38,8055月 103.16 539.38 38,6716月 102.90 537.29 38,424

37,90041,000

国産ナフサ 輸入ナフサ3ヶ月ごとの平均価格

2017-4Q 44,600 速報値

2018-1Q 47,600 ▼1,000

44,60047,100

48,30047,600

46,10044,700

44,000

2018-3Q 43,000 ▼3,400

43,60043,200

2018-2Q 44,000 ▼3,400

43,00042,700

42,50042,300

41,80042,000

41,1002019-1Q 41,400 ▼3,600 41,400

2019-2Q 40,600 ▼3,300 40,60040,800

2018-4Q 42,300 ▼3,500

CIF JAPAN 比重 通関レート第1数量 第2数量 価額 速報値 対確報 確報値 速報ベース 確報ベース

KL MT 100万円 \/KL \/KL \/KL $/MT \/$ \/KL \/KL2017/04 2,300,089 1,602,988 87,338 37,902 ▼69 37,971 491.20 0.6969 110.922017/05 2,350,644 1,636,941 88,222 37,593 △62 37,531 483.49 0.6964 111.47 39,100 39,1002017/06 2,078,130 1,441,174 74,400 35,782 ▼19 35,801 465.46 0.6935 110.912017/07 1,977,756 1,369,458 67,493 34,114 ▼12 34,126 438.43 0.6924 112.412017/08 2,404,228 1,667,598 79,996 33,254 ▼19 33,273 433.07 0.6936 110.77 36,100 36,1002017/09 1,896,730 1,320,945 66,631 35,107 ▼22 35,129 460.74 0.6964 109.482017/10 2,345,305 1,632,478 92,325 39,340 ▼26 39,366 503.16 0.6961 112.402017/11 2,299,005 1,602,022 97,830 42,425 ▼128 42,553 537.84 0.6968 113.54 44,600 3月13日2017/12 2,406,241 1,685,302 110,215 45,804 3月中旬 581.41 0.7004 112.482018/01 2,377,855 1,651,079 111,593 46,930 3月29日 600.94 0.6944 112.472018/02 3月29日 4月26日 4月26日 5月30日2018/03 4月26日 5月30日前月比 ▼28,386 ▼34,224 △1,378 △1,126 △19.53 ▼0.01

輸入ナフサ価格財務省統計値 国産ナフサ価格

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 - 2 -

2018 年1Q 国産ナフサ予想価格

3 月 1 日 8 時の 1Q 国産ナフサ予想価格は 4 万 7600 円/KL、2 月 1 日の予想に比べ 1000 円安い。予想の算出において、ナフサスポット価格(2ヶ月後到着)が 37 ドル下落し、2-3 月の通関為替レートの予想がそれぞれ 0.7 円、2.5 円円高ドル安に振れたことから、2-3 月の輸入ナフサ価格が、

それぞれ 283 円、2649 円安くなったことによるもの。なお、発表された貿易統計を基にした算出した 1 月輸入ナフサ価格は予想に比べ 12 円高となっ

た。今後もナフサスポット価格や為替レートの影響を受け、100-200 円程度で変動する可能性がある。1Q 国産ナフサ価格の決定は 4 月 26 日。

2018 年 2Q 国産ナフサ予想価格 3 月 1 日 8 時の 1Q 国産ナフサ予想価格は 4 万 4400 円/KL、2 月 1 日の予想に比べ 3400 円安い。予想の算出において、ナフサスポット価格(2

ヶ月後到着)が 37 ドル下落し、4-6 月の通関為替レートの予想が 2.4 円円高ドル安に振れたことから、4-6 月の輸入ナフサ価格が、それぞれ 3263 円、

3448 円、3453 円安くなったことによるもの。今後もナフサスポット価格や為替レートの影響を受け変動する可能性がある。2Q 国産ナフサ価格の決定

は 7 月 27 日。

参考 国産ナフサ価格の算出方法について 財務省のナフサ貿易統計値(輸入統計)を基に、3 ヶ月の輸入金額の合計を輸入数量の合計で割り返して算出(加重平均)する。この輸入単価

(CIF JAPAN、円/KL)に 2000 円/KL を加算し、十の位を四捨五入したものが国産ナフサ価格となる。財務省貿易統計値は、当該月の翌月末に速報

値、翌々月末に確報値、年度最終月中旬に確定値として発表される。国産ナフサ価格は各四半期の貿易統計値が一番早く出揃う日、つまり第 3 月

の速報値の公表日に決定する。計算に使用する貿易統計値は、第 1 月が確報値、第 2 月が確報値、第 3 月が速報値となる。 国産ナフサ価格を計算するにあたり、3 ヶ月分の輸入統計値を 確報値・確報値・速報値で使用するのが一般的であり、ポリオレフィンが該当する

が、原料であるオレフィンの取引において輸入統計値は全て確報値を使用する。よってオレフィン取引に使用する国産ナフサ価格は第 3 月の確報値

の公表日となるため、1 ヶ月遅く判明する。 なお、貿易統計は、速報、確報、確定の順に発表される。 速報(輸入 9 桁速報)は 毎月の定例的な訂正作業の最終締切日で作成したものとなる。

確報(輸入確報)は 輸入の簡易申告制度の導入に対応するため、輸入について確報を 1 ヶ月遅らせることとしており、公表が、翌々月末頃となる。12月分については、確定の発表がすぐにあるため、確報発表を行っていない。 確定は、 定例的な訂正作業を終了した後に訂正箇所が新たに発見さ

れた場合、統計数値をそのたびに訂正することはせず、翌年に一括して訂正を行い、確定とする。「確定」を発表して以降は、訂正箇所が新たに発見

されても、統計数値を変更しない。

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 - 3 -

| 海外マーケットレビュー

ナフサマーケットレビュー

2 月のアジアナフサ(C&F JAPAN ナフサ)は、ブレントが軟調に推移

したことに加え、需給タイトが解消へ向かう展開となった。ナフサ需給の

逼迫度合いを示すクラックスプレッドは(ナフサ 2 ヶ月到着基準-ブレン

ト原油期近物×7.5)は前月末比 9 ドル拡大の 81 ドル(ナフサの基準対

象期間が 4 月前半/4 月後半、またブレントの基準対象が 4 月限へ移

行)、ナフサは同 13 ドル高の 600 ドル(ブレント 69.07 ドル)で始まった。 上旬は、欧米などの域外品の 2 月の流入が 1 月より落ち込むが、ナ

フサ代替となる LPG に割安感が示されたことから供給タイト感はなく、需

給バランスは均衡へと近づくことが見込まれた。韓国、台湾、日本の需

要家のスポット調達が続いたが、スポット価格連動の取引価格のプレミ

アムは需給タイトの緩和を背景にプラス幅が縮小、またはマイナスプレミ

アム(ディスカウント)となった。また、台湾東部・花蓮県沖の地震による

影響で、CPC がナフサクラッカー(エチレン年産 38 万トン)の稼働率を

低下させたことや、スポット販売をしていなかったエジプト石油公社がス

ポット販売入札を実施したことで、需給タイト感の後退が急速に促された。

ブレントが 64 ドル台へ大幅下落したこともあり、ナフサは一時 550 ドル

へ下落した。ナフサは原油の下落幅以上に下げ幅を拡大し、クラックス

プレッドは 57 ドルへと大幅縮小したが、その後その過度の下落からは

調整が入り、68 ドルまで戻した。 中旬は、石油化学製品の需給タイトによりマージンは好調であり、ナ

フサクラッカーの稼働が高水準を維持するなか、韓国、日本の需要家

のスポット調達が継続。需給緩和感から取引価格のプレミアムは低水準

を維持したが、欧州需給に引き締まり感が台頭した。小確りした動きから

弱気ムードに歯止めが掛かった。ブレントは 62 ドル台へと軟化し、ナフ

サは需給を反映して 539 ドルへ下落。昨年 10 月以来の安値水準となっ

た。ナフサ代替となる LPG の割安感やナフサクラッカーの定修要因から

ナフサ需要の減少が懸念され、クラックスプレッドは66ドルまで縮小した

が、中東の製油所の定修要因やアジア-欧州市場間格差の縮小から

供給減少への不安感を受け、クラックスプレッドは 69 ドルへと拡大した。

ブレントは 65 ドル台へと反発、ナフサは 560 ドル付近まで戻した。 下旬はブレントが一時軟化する場面も見られたが、概ね堅調に推移

して 66 ドル台に乗せた。欧州では製油所の定修時期を迎え、ガソリン

需要期に入ることから域外品の流入減少などの懸念もあり、先行きの需

給には不透明感があった。また、ロシアの黒海沿岸部からのナフサなど

の石油製品の出荷が港湾管理の問題により遅れていることを受け、期

近の需給にタイト感が示された。アジアと欧州の市場間格差はアジア高

欧州安となっているが、縮小傾向にあること、またガソリンシーズンの到

来によりガソリン基材向けの需要が増え、欧州からの域外品の流入減少

が懸念された。韓国のスポット調達が続いたが、その取引価格のプレミ

アムは供給タイト感が意識され直近の成約水準より拡大した。ナフサは

強弱要因から売り買いが交錯し 560 ドルを挟んだ動きとなった。その後

原油の反発、欧州の需給タイトを受け、クラックスプレッドは拡大傾向を

示した。月末 28 日の夕方時点ではクラックスプレッドは 78 ドルまで縮

小、ナフサは 575.25 ドル(ブレント 66.36 ドル)で終えた。 3 月のマーケットは、売り買い交錯する展開となるだろう。需要家のナ

フサクラッカーの高稼働が続いており、旺盛なスポット需要が見込まれる。

ただし、ナフサの一部を割安な LPG へと切り替えが進んでいる。また、

春季のナフサクラッカーの定修があることから、需要減少を懸念する状

況は続く。一方供給は、アジア-欧州市場間格差の縮小から供給減少

への懸念もある。均衡へと向かっていた需給バランスは先々の見通しに

不透明感がある。強弱要因が混在しており、どちらにも傾倒する可能性

がある。産油国の減産の動向から原油相場が大きく変動する状況にあ

るが、ナフサ価格もその動きに連れ、500 ドル台半ばでの動きとなるだろ

う。クラックスプレッドは 65-85 ドルとなる見通し。

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 4

LDPE CHART

LLDPE CHART

HDPE CHART

ポリオレフィンマーケットレビュー (アジア & 中国)

2 月のアジアポリオレフィン市況は、中国の春節の影響があり、概ね

横ばい。 ポリエチレンは、LDPE が前月末比変わらずの C&F FE ASIA1250 ド

ル、LLDPE が同変わらずの 1220 ドル、HDPE が同変わらずの 1350 ド

ルで始まった。前半は原油、ナフサ、エチレン相場が軟調に推移するな

か、需給タイト感を背景に底堅く推移した。中国は春節(2/16)に伴う長

期休暇(2/15-21)に向けて商いは薄かったが、廃プラスチックの輸入規

制が本格化したこと、春節明けの需要増加の期待感に売り手は強気の

オファーを示した。また、タイ、インド、中東などのプラントの定修や想定

外の稼働停止は東南アジア相場を押し上げ、中国向けのオファーにも

影響が及んだ。一方、中国国内では春節に向け需要家の多くが休暇モ

ードとなり、商いは閑散となった。燕山石化 LDPE のプラント 2 基が稼働

停止となるも影響はなく、弱気ムードが続いた。原油の軟化を受け、大

連商品取引所 LLDPE 先物相場は売り優勢、さらに在庫高を懸念して

国内メーカーは出荷価格を引き下げた。市場の取引水準は大幅下落と

なった。軟調な中国国内の動きに対してアジアは比較的堅調であり、川

上相場の軟化も需要増加の期待感に支えられる格好となった。LDPEは 1240 ドル、LLDPE は 1200 ドルへ小幅下落、HDPE は 1350 ドルと横

ばいで推移した。 後半は原油、ナフサが反発、一方エチレンには需給の緩みが見られ

大幅下落するなか、中国が春節入り、商いは閑散状態が続き横ばいで

推移した。春節明けも需要家は 3 月分を事前に調達し、在庫が積み上

がっているため、買い意欲を欠く状況となった。また、エチレンが軟調に

推移していることもあり、様子見姿勢が続いたが、需給は概ねバランスし

ていることからオファー水準は低下することなく膠着状態となった。サウ

ジアラビアやタイでは HDPE や LLDPE のプラントの定修があり、供給減

少が懸念されたが、北東アジアへの影響は限定され、また廃プラスチッ

クの輸入規制、農業用フィルムの繁忙期などの強材料があるものの、取

引の低迷が続く状況となった。中国国内は在庫高を受け、国内メーカ

ーが出荷価格を引き下げた。上海石化/LDPE(同 10 万トン)、上海金

菲 /HDPE(同 15 万トン)、揚子石化/LLDPE(同 23 万トン)、 独山子石

化/HDPE(同 30 万トン)、 燕山石化/LDPE(同 8 万トン)、神華寧煤

/HD/LL(同 45 万トン)、神華新彊/LDPE(同 30 万トン)、延長中煤

/HDPE(同 30 万トン)、四川石化/HDPE(同 30 万トン)が定修などにより

稼働を停止したが、供給調整に過ぎず、相場に与える影響はほとんど

なかった。また、トレーダーもオファーを下げることとなり、市場の取引水

準は大幅下落となった。中国の国内相場、大連 LLDPE 先物相場が軟

調に推移したにもかかわらず、輸入相場は底堅い動きとなった。月末は

LDPE が 1240ドル、LLDPE が 1210ドル、HDPEが 1350 ドルで終えた。 3 月は中国での農業用フィルム、製造業の繁忙期と定修時期に向け

た在庫積み増しなどの需要増加が期待される。また、稼働停止していた

プラントの再稼働を受け、高水準な在庫が減少するには時間が掛かる

ことも想定され、一時的に供給過剰感が意識される可能性がある。好調

な東南アジアからの引き合い、中国の廃プラ規制を受け、中東勢の強

気のオファーは継続することが見込まれ、堅調な展開となるだろう。

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格差 (輸入-国内)(右軸)LDPE 輸入(左軸)LDPE 国内(左軸)エチレン(左軸)

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格差 (輸入-国内)(右軸)LLDPE 輸入(左軸)LLDPE 国内(左軸)エチレン(左軸)

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格差 (輸入-国内)(右軸)HDPE 輸入(左軸)HDPE 国内(左軸)エチレン(左軸)

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 5

PP HOMO CHART

PP COPOLYMER CHART

ポリプロピレンホモグレード(PP Homo)は前月末 10 ドル安の 1220 ド

ルで始まった。前半は原油、ナフサ相場が軟調に推移するなか、中国

からの引き合いは春節を前に低迷し、軟調な大連商品取引所 PP 先物

相場や国内相場の影響を受ける状況にあったが、底堅い動きとなった。

購買が一巡し低迷したものの、廃プラスチック規制や製造業の繁忙期を

背景に強気のオファーに支援された。中国国内は東華能源(年産 40万

トン)、徐州海天(同 20 万トン)、大唐 No.1(同 23 万トン)、大唐 No.2(同

23 万トン)は故障などにより稼働を停止した。供給タイトが懸念されたが、

需要家は春節入り前に在庫積み上げの原料調達を早めに済ませてい

たこともあり、想定外の稼働停止も需給に影響が及ばなかった。この状

況下にも国内メーカーは政策的に出荷価格の引き下げを実施し、市場

の取引水準は一段安となり、弱気ムードに支配された。川下の需要家

の稼働率は編織業が 55%、射出業が 60%へと低下し、フィルム業が

60%と維持された。中小規模の工場は春節を前に稼働を停止させてい

た。軟調な国内相場の影響は一時的と見られ、オファー水準が高めに

維持されたこともあり、輸入相場は 1210 ドルへの小幅下落に止まった。 後半は原油、ナフサが反発、一方原料プロピレンは需給の緩みが見

られ軟化した。中国が春節入り、商いは閑散状態が続き、横ばいで推

移した。また、大連 PP 先物相場は 5 月限がポジション整理などから売り

優勢となった。春節明け後の中国国内では在庫の大幅増加を背景に、

国内メーカーの出荷価格の引き下げやトレーダーのオファーの引き下

げなどから弱気ムードが継続した。メーカー在庫は前年比で 30%以上

増加、またトレーダーの在庫も同 10%以上増加した。需要家の工場の

一部は稼働を停止したままであり、3 月での再稼働による需要増加の見

込みを背景に、市場の取引水準の下落は抑えられた。輸入相場は軟調

な中国国内相場が影響するものの、好調な東南アジア、南アジアを背

景とした中東勢の強気なオファーに 1200-1220 ドルと狭いレンジでの動

きとなった。月末は 1210 ドルで終えた。 3 月は繁忙期に入ることで需要家の購買意欲が強まることが期待され

る。中国メーカーの高水準な在庫が解消されるまでに時間を要するとみ

られたが、1 日に神華寧煤(同 60 万トン)が故障のため稼働を停止、ま

た寧波富徳、四川石化、上海石化などのプラントの定修入り間近となり、

需給の緩みが後退することが見込まれる。アジアではナフサクラッカー

の定修もあり、原料プロピレンがさらに上向くことで押し上げられ、さらに

新規材料次第では一気に PP の買いが膨らむ可能性がある。 PP とナフサのスプレッドは概ね 600 ドル台の動きとなるだろう。繁忙期

を迎えては原油相場に連動しやすい大連先物相場の動きには注意が

必要である。

アジアのポリオレフィン市況を見るうえで重要なことは、最大の需要国である中国の需給動向を常に確認する必要がある。 1 月の PE 生産は 135 万 5000 トンと前年実績を 0.6%下回った。7 ヶ月ぶりのマイナス。1 月の PE 輸入は 129 万トンと前年実績を 38.9%上回った。

16 ヶ月連続の前年超えとなった。また、1 月の輸出は 1 万 6000 トンと前年実績を 0.7%下回った。生産、 輸入、輸出から算出した 1 月の見掛け消費

は 262 万 8000 トンと前年比 15.5%増となり、15 ヶ月連続で前年超えとなった。1 月の対外依存度((輸入-輸出)/消費)は 48.4%となり、9 ヶ月連続で

40%を上回り、依然として輸入に依存せざるを得ない状況が示された。前年同月は 40.1%となっており、大幅に上回った。

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格差 (輸入-国内)(右軸)PP Copoly 輸入(左軸)PP Copoly 国内(左軸)プロピレン(左軸)

| 中国のポリオレフィン需給

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 6

単位:万トン ポリエチレン 生産 輸入 輸出 消費 生産/消費 輸入/消費 対外依存度

2018 年 1 月 135.5 129.0 1.6 262.8 51.6% 49.1% 48.4% 前年同月 136.3 92.8 1.6 227.5 59.9% 40.8% 40.1%

対比 ▼ 0.6% △ 38.9% ▼ 0.7% △ 15.5% ▼ 8.4% △ 8.3% △ 8.4% * 輸出入の対象品目の HS code : 39011000、39012000、39019020 (中国海関総署、中国情報筋の統計を基に算出)

ポリエチレン 生産 輸入 輸出 消費 生産/消費 輸入/消費 対外依存度 2008 年 758.7 449.7 6.7 1,201.7 63.1% 37.4% 36.9% 2009 年 766.6 741.0 6.2 1,501.3 51.1% 49.4% 48.9% 2010 年 1,033.0 735.8 15.8 1,753.0 58.9% 42.0% 41.1% 2011 年 1,015.2 744.4 32.2 1,727.4 58.8% 43.1% 41.2% 2012 年 1,030.0 788.8 28.8 1,790.0 57.5% 44.1% 42.5% 2013 年 1,101.8 864.0 20.5 1,945.4 56.6% 44.4% 43.4% 2014 年 1,260.1 910.8 24.9 2,146.0 58.7% 42.4% 41.3% 2015 年 1,353.9 986.7 26.9 2,313.6 58.5% 42.6% 41.5% 2016 年 1,451.5 994.3 29.9 2,416.0 60.1% 41.2% 39.9% 2017 年 1,553.6 1,179.4 24.7 2,708.2 57.4% 43.5% 42.6% 前年対比 △ 7.0% △ 18.6% ▼ 17.4% △ 12.1% ▼ 2.7% △ 2.4% △ 2.7%

1 月の PP 生産は 183 万 5000 トンと前年同月比 10.2%増となった。16 ヶ月連続で前年を上回った。1 月の PP 輸入は 45 万 3000 トンと前年実績を

8.0%上回り、5 ヶ月ぶりに前年超えとなった。また、1 月の輸出は 2 万 2000 トンと前年実績を 27.7%上回った。生産、輸入、輸出から算出した 1 月の

見掛け消費は 226 万 6000 トンと前年比 9.6%増となった。16 ヶ月連続で前年を上回った。1 月の対外依存度((輸入-輸出)/消費)は 19.0%と 10 ヶ月

連続で 20%を割り込んだ。前年同月は 19.4%。自給体制がある程度確立されている。

単位:万トン ポリプロピレン 生産 輸入 輸出 消費 生産/消費 輸入/消費 対外依存度

2017 年 12 月 183.5 45.3 2.2 226.6 81.0% 20.0% 19.0% 前年同月 166.5 41.9 1.7 206.7 80.6% 20.3% 19.4%

対比 △ 10.2% △ 8.0% △ 27.7% △ 9.6% △ 0.4% ▼ 0.3% ▼ 0.4% * 輸出入の対象品目の HS code : 39021000、39023010、39023090 (中国海関総署、中国情報筋の統計を基に算出)

ポリプロピレン 生産 輸入 輸出 消費 生産/消費 輸入/消費 対外依存度 2008 年 742.4 318.0 4.7 1,055.7 70.3% 30.1% 29.7% 2009 年 807.4 509.3 5.0 1,311.8 61.6% 38.8% 38.4% 2010 年 900.6 480.2 9.4 1,371.4 65.7% 35.0% 34.3% 2011 年 995.6 481.1 21.6 1,455.1 68.4% 33.1% 31.6% 2012 年 1,121.5 513.5 18.9 1,616.1 69.4% 31.8% 30.6% 2013 年 1,246.5 501.4 18.7 1,729.2 72.1% 29.0% 27.9% 2014 年 1,378.9 502.8 15.9 1,865.8 73.9% 26.9% 26.1% 2015 年 1,686.3 488.3 20.1 2,154.5 78.3% 22.7% 21.7% 2016 年 1,768.8 457.0 27.9 2,197.9 80.5% 20.8% 19.5% 2017 年 1,979.0 474.5 34.2 2,419.3 81.8% 19.6% 18.2% 前年対比 △ 11.9% △ 3.8% △ 22.4% △ 10.1% △ 1.3% ▼ 1.2% ▼ 1.3%

LDPE 輸入

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2009輸入量 2010輸入量 2011輸入量 2012輸入量 2013輸入量 2014輸入量 2015輸入量 2016輸入量 2017輸入量 2018輸入量

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LLDPE 輸入

HDPE 輸入

PP HOMO 輸入

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2018-03

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| 国内ポリオレフィンマーケットレビュー

2月需要家渡しの一般価格水準 品目 グレード(用途) 一般需要家渡し 前月比 基調 LDPE FILM 165 ~ 185 ±0 →

LLDPE FILM 155 ~ 170 ±0 →

HDPE INJ 160 ~ 180 ±0 →

HDPE BLOW 180 ~ 190 ±0 →

PP HOMO FILM/SHEET 160 ~ 175 ±0 →

PP HOMO INJ(雑貨) 165 ~ 180 ±0 →

PP BLCK INJ(雑貨) 155 ~ 175 ±0 →

PP BLCK INJ(コンテナ・パレット) 150 ~ 165 ±0 →

PP RANDOM INJ(雑貨) 175 ~ 185 ±0 → LDPE CHART

LLDPE CHART

HDPE CHART

PP HOMO

ポリオレフィンマーケットレビュー (日本)

2 月の国内ポリオレフィン市況は横ばい。1 月の国内ポリオレフィン価

格は 1Q 国産ナフサ価格の見込みが 5 万円を上回る勢いがあったこと

などから大幅に値を上げたが、1 月上旬以降、ナフサスポット価格の下

落や為替が円高に進んだことを受け、国産ナフサ価格の見込みが大き

く下がり、値上げムードを抑えることとなった。また、1Q 国産ナフサ価格

は 4Q 対比で大幅に上昇することが確実となるため、その分を値上げは

1 月に概ね完遂した格好となっていることも要因となった。国内需要は

好調を維持するなか、供給は依然としてタイトな状態が続いている。定

修や PE プラントの不具合による稼働停止も見られ、HDPE を中心に需

給タイト感が強まった。メーカーの出荷量の調整ための管理販売は継

続しており、需給タイトな状況はしばらく続くため、一部の安値是正など

を含めた底上げの動きが見込まれる。原料の値上げはほぼ終了したこ

とから需要家の製品値上げの動きが進んでいる。 ポリオレフィン価格 (1Q 国産ナフサ価格基準)

1Q 国産ナフサ価格予想は、3 月 1 日時点で 4Q 国産ナフサ価格対

比 3000 円高。期ズレ 0 ヶ月の 1Q 国産ナフサ価格を反映させる通常

(交渉)の 1-3 月のポリオレフィン価格は前倒しで値上げが打ち出された

格好となっており、1 月で 4 万 7500 円-5 万円の基準へと上がった。過

去、年初の値上げは打ち出しのタイミングが遅かったことなどから価格

改定の時期が遅れることがあった。2 月の水準は 1 月から変わらず。1Q国産ナフサ価格の見込みが当初より下がっており、価格交渉はほとんど

見られない。各メーカーの対応はメーカー、需要家毎にまちまち。4 万

7500 円、4 万 8500 円、4 万 9000 円、5 万円の水準が維持されており、

3 月もほぼ同じとなる見込み。基準が低い設定となった需要家向けは、

今後想定される国産ナフサ価格の下落においては、面積論や需給を

勘案したメーカーの厳しい対応により変動が抑えられることが見込まれ

る。また、国産ナフサ価格の上昇時には、いち早く値上げ要請を受ける

公算大。期ズレ 4 ヶ月で 1Q 国産ナフサ価格を反映させる 5-7 月のポリ

オレフィン価格は 3 月 1 日時点では 6 円/kg 程度の値上げ予想となる。 ポリオレフィン価格 (2Q 国産ナフサ価格基準)

2Q 国産ナフサ価格予想は、3 月 1 日時点で 1Q 国産ナフサ予想価

格対比 3600 円安。期ズレ 0 ヶ月の 2Q 国産ナフサ価格を反映させる通

常(交渉)の 4-6 月のポリオレフィン価格はナフサや為替相場の変動の

影響を受け、上下に大きく振れる状況になる。2Q 国産ナフサ予想価格

は足元の相場環境が維持されると 1Q 国産ナフサ価格を下回る可能性

が大きいことから、一部の需要家は 4 月以降の価格についてポリオレフ

ィンメーカーに対し値下げ要請を始めている。3 月に本格的な価格交渉

へと進むかは、ナフサや為替の変動を受け、直近の国産ナフサ価格の

変動が大きいだけに懐疑的となる。2Q 国産ナフサ価格の見込みをしば

らく見定めるというメーカー主導の展開となる公算が大きい。期ズレ 4 ヶ

月で 2 Q 国産ナフサ価格を反映させる 8-10 月のポリオレフィン価格は

3 月 1 日時点では 7 円/kg 程度の値下げ予想となる。

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格差 (輸入-国内)(右軸)輸入 LLDPE(左軸)国産 LLDPE(左軸)国産(月決め)LLDPE(左軸)

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11/01 11/15 11/29 12/13 12/27 01/10 01/24 02/07 02/21

格差 (輸入-国内)(右軸)輸入 HDPE(左軸)国産 HDPE(左軸)国産(月決め)HDPE(左軸)

-20

-10

0

10

20

30

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180

11/01 11/15 11/29 12/13 12/27 01/10 01/24 02/07 02/21

格差 (輸入-国内)(右軸)輸入 PP Homo(左軸)国産 PP Homo(左軸)国産(月決め)PP Homo(左軸)

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 9

国産ナフサ価格とポリオレフィン価格交渉妥結基準

ポリオレフィン内外格差 * 前頁グラフ参照 国産品(国産ナフサ価格連動フォーミュラ(期ズレ 0 ヶ月)+固定値)

と輸入品(前月スポット価格、前月為替レート、6.5%または 2.8%関税、

諸経費 20 円を適用)の格差を月末で比べると、2 月の LDPE 国産品

(固定値:70 円)と LDPE 輸入品の格差は輸入品安が 1 円縮小し 1 円。

LLDPE 国産品(固定値:50 円)と LLDPE 輸入品の格差は、国産品安

が 3 円縮小し 12 円。HDPE 国産品(固定値:80 円)と HDPE 輸入品の

格差は国産品安へ転換し 1 円。PP HOMO 国産品(固定値:60 円)と PP HOMO 輸入品の格差は国産品安が 6 円拡大し 10 円。PP BLOCK 国

産品(固定値:70 円)と PP BLOCK 輸入品の格差は輸入品安が 4 円拡

大し 2 円。3 月の格差は LDPE が輸入安の拡大、LLDPE は国産安の

拡大、HDPEが輸入品、国産品ともに同水準、PP HOMO が国内品安の

縮小、PP BLOCK が輸入品安の拡大が見込まれる。なお、国産品の価

格は国産ナフサ価格連動フォーミュラ(期ズレ 0 ヶ月)を想定している。 ポリオレフィン価格交渉の 1Q 国産ナフサ価格基準(2 月末時点)

PE 4 万 7500-5 万円/KL PP 4 万 7500-5 万円/KL 1Q 国産ナフサ予想価格 4 万 7900 円/KL

国内価格変動想定 (国内企業物価指数基準 (各品目 2015 年=100)) 国内ポリマー価格は、①コスト積み上げを先行する価格基準、②過去の需要家渡し水準から原料コストを変動させる価格基準(メーカーにおいて

は収益が良い取引もあれば悪い取引もある)、③政策的な価格設定などがあることから市況は広いレンジで示される。ここでは国内で生産された PP、

PE それぞれの全体的な価格の動きについて、全体の価格変動を 12 月分まで判明している国内企業物価指数(2015 年基準)から確認する。 下記に示す国内の市況変動を想定する「国産ナフサ価格連動」は、国産ナフサ価格を期ズレ 0 ヶ月から期ズレ 4 ヶ月までの最小値と最大値の推

移を示す。「PE/PP 価格想定」は、ポリマーの国産ナフサ価格連動想定値と国内企業物価指数から算出。国産ナフサ価格連動想定値は、国産ナフサ

価格(期ズレ 0 ヶ月)と国産ナフサ価格(期ズレ 4 ヶ月)を 4:1 の比率で合成した価格で、大口から小口需要家向け納入を想定するために固定値(円

/kg)を 50-80 円で設定している。固定値 50 円はメーカーの販売コスト試算基準、また 80 円は小口需要家向けの販売価格水準を想定している。国産

ナフサ価格連動(期ズレ 0 ヶ月)は安値の販売価格を想定。 2018 年 1 月の PE、PP 価格想定は、安値の販売価格を想定した国産ナフサ価格連動(期ズレ 0 ヶ月)を上回っている。ポリマーメーカーが需要家

からの値下げ要望に対し十分な値下げを実施しない期間が続いたが、ナフサ、為替の上昇を受け値上げに動いた。コスト上昇に加え、需給がタイト

な状況にあることから PE、PP は上昇に転じている。4Q、1Q では国産ナフサ価格の上昇幅が大きく、安値想定の国産ナフサ価格(グラフ:実線)を下

回る。国内企業物価指数からの計算した 2018 年 1 月の PE は前月比 2.3 円/kg 高、PP 想定価格は同 0.5 円/kg 高となる。

国内価格変動想定 PE (円/kg)

PP (円/kg)

国内企業物価指数 は企業間で取引される財を対象としている。品質を固定した商品(財)の価格を継続的に調査し、現在時点の価格を、基準時

点(2015 年)の価格を 100 として、指数化したものである。調査価格数(2016 年 10 月時点)は 5743。国内で生産した国内需要家向けの財(国内市場

を経由して最終的に輸出するものを除く)を対象とし、原則、生産者段階における出荷時点の価格を調査している。指数は、消費税を含むベースで

作成している。ウエイト算定に際しては、まず、経済産業省『工業統計』(品目編)の 2014 年製造品出荷額をベースに『生産動態統計』等の動態統計

の前年比を利用して、2015 年出荷額を推計している。その上で、当該推計額から、財務省『貿易統計』の 2015 年輸出額を控除して算出した国内向

け出荷額を用いている。上記に依れない場合(非工業製品など)は、他の官庁・業界統計などを適宜、使用している。

-15,000

-10,000

-5,000

0

5,000

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1月2013

7月 1月2014

7月 1月2015

7月 1月2016

7月 1月2017

7月 1月2918

A) - B)国産ナフサ価格 A)交渉妥結基準 B)

100

150

200

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15-1Q 15-3Q 16-1Q 16-3Q 17-1Q 17-3Q 18-1Q

国産ナフサ価格連動(期ズレ0ヶ月~4ヶ月)国産ナフサ価格連動(期ズレ0ヶ月)PE価格想定

100

150

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15-1Q 15-3Q 16-1Q 16-3Q 17-1Q 17-3Q 18-1Q

国産ナフサ価格連動(期ズレ0ヶ月~4ヶ月)国産ナフサ価格(期ズレ0ヶ月)PP価格想定

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2018-03

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国内企業物価指数

生産動態統計(1 月分)*エアコン、電気洗濯機、プラスチック製フィルム/シート、ポリエチレンは 1 月分まで

エアコンディショナ(セパレート形)(室内ユニット)4.0kW 以下 単位:台

生産数量

月末在庫数量

電気冷蔵庫 単位:台 生産数量

月末在庫数量

電気洗濯機(洗濯乾燥機含む) 単位:台 生産数量

月末在庫数量

60

70

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100

110

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15-1Q 15-3Q 16-1Q 16-3Q 17-1Q 17-3Q 18-1Q

ナフサ PPPE プラスチックフィルム・シートプラスチック製日用品

60

70

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90

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15-1Q 15-3Q 16-1Q 16-3Q 17-1Q 17-3Q 18-1Q

ナフサ PP PE PS ABS

0

200000

400000

600000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2014 2015 2016 2017 2018

0

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2014 2015 2016 2017 2018

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2014 2015 2016 2017 2018

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2014 2015 2016 2017 2018

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300000

400000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2014 2015 2016 2017 2018

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普通乗用車 単位:台

生産数量

月末在庫数量

小型乗用車 単位:台

生産数量

月末在庫数量

軽乗用車 単位:台

生産数量

月末在庫数量

プラスチック製農業用フィルム(軟質製品) 単位:トン

生産数量

月末在庫数量

0

200000

400000

600000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2014 2015 2016 2017 2018

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2014 2015 2016 2017 2018

0

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2014 2015 2016 2017 2018

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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2018-03

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プラスチック製包装用フィルム(軟質製品) 単位:トン

生産数量

月末在庫数量

プラスチック製シート 単位:トン

生産数量

月末在庫数量

プラスチック製日用品・雑貨 単位:トン

生産数量

月末在庫数量

プラスチック製中空成形容器 単位:トン

生産数量

月末在庫数量

0

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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ポリエチレン(低密度のもの(密度0.94未満のもの)) 単位:トン 生産数量

月末在庫数量

ポリエチレン(高密度のもの(密度0.94以上のもの)) 単位:トン

生産数量

月末在庫数量

ポリプロピレン 単位:トン

生産数量

月末在庫数量

石油化学用ナフサ 単位:トン

生産数量

月末在庫数量

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 14

| ポリオレフィンデータ マーケットデータ

2/1 2/8 2/15 2/22 2/28 月初比 NYMEX/ICE 原油先物 終値

WTI (ドル/BBL) 65.80 61.15 61.34 62.77 61.64 ▼ 4.16 BRENT (ドル/BBL) 69.65 64.81 64.33 66.39 65.78 ▼ 3.87 アジアスポット (ドル/MT) ナフサ C&F JAPAN 599.50 549.63 560.88 552.75 575.25 ▼ 24.25 LDPE C&F NE ASIA 1,250 1,250 1,240 1,240 1240 ▼ 10 LLDPE C&F NE ASIA 1,220 1,220 1,200 1,200 1210 ▼ 10 HDPE C&F NE ASIA 1,350 1,360 1,350 1,350 1350 ± 0 PP HOMO C&F NE ASIA 1,220 1,220 1,210 1,220 1,210 ▼ 10 中国国内相場 C&F CHINA 換算 (ドル/MT)

LDPE 華東 C&F 換算 1,292 1,284 1,265 1,263 1,230 ▼ 62 LLDPE 華東 C&F 換算 1,260 1,233 1,221 1,219 1,211 ▼ 49 HDPE 華南 C&F 換算 1,521 1,527 1,512 1,478 1,433 ▼ 88 PP HOMO 華東 C&F 換算 1,216 1,175 1,164 1,162 1,151 ▼ 64 PP COPOLYMER 華東 C&F 換算 1,286 1,271 1,259 1,232 1,224 ▼ 62 大連商品先物取引所 換算 (ドル/MT)

LLDPE (2018 年 5 月限) 1,237 1,221 - 1,203 1,203 ▼ 35 PP(2018 年 5 月限) 1,198 1,180 - 1,173 1,160 ▼ 38 為替レート

ドル/円 (東京三菱 UFJ 公示) 109.24 109.38 106.86 107.52 107.37 ▼ 1.87 ドル/人民元 (中国人民銀行 公示) 6.305 6.282 - 6.353 6.329 △ 0.025

* 2 月号の訂正:大連商品策物取引所 換算(ドル/MT)の対象は LLDPE および PP ともに 2018 年 5 月限度。また、LLDPE の 1/31 は 1241、月初比△13 となり、PP の 1/31 は 1206、月初比△35 となります。 | 東アジアのポリオレフィン輸入の注目点 (米国からの輸出)

米国のポリオレフィン輸出統計の 2017 年分は以下の通りとなる。アジア向けの PE の輸出割合は概ね 20%を超え、PP は 10%前後となった。12 月

は年度末に向けては米企業が在庫を減らす動きが見られることから輸出量が増加している。 単位: トン

LLDPE (HS Code : 3901100010) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 累計 輸出合計 72,539 75,432 79,693 55,236 49,044 47,978 45,614 45,022 42,895 42,262 38,011 52,341 646,067 アジア向け 21,459 23,809 19,776 8,437 3,718 3,780 2,709 4,580 3,879 5,296 6,023 13,899 117,365 割合 30% 32% 25% 15% 8% 8% 6% 10% 9% 13% 16% 27% 18% 中国 16,339 20,176 15,189 5,469 1,613 2,330 1,526 3,543 1,998 3,432 4,240 11,660 87,515 日本 2 1 7 3 3 8 0 0 3 3 0 4 34

LDPE (HS Code : 3901100020) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 累計 輸出合計 66,582 65,849 70,521 60,363 66,060 68,792 65,540 63,009 66,922 71,838 61,815 64,382 791,673 アジア向け 18,074 19,469 20,783 13,879 12,898 17,332 14,696 16,256 15,740 18,309 18,721 19,623 205,780 割合 27% 30% 29% 23% 20% 25% 22% 26% 24% 25% 30% 30% 26% 中国 11,456 13,985 13,562 8,105 6,860 10,069 6,693 8,527 8,274 9,973 10,985 11,835 120,325 日本 0 21 2 0 0 45 22 10 39 13 20 0 172

MDPE (HS Code : 3901100030) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 累計 輸出合計 7,635 9,140 10,263 10,496 7,653 6,261 6,570 9,734 6,631 7,849 5,122 7,810 95,164 アジア向け 1,155 2,595 1,586 2,797 2,535 2,430 1,069 3,110 944 2,742 967 3,891 25,822 割合 15% 28% 15% 27% 33% 39% 16% 32% 14% 35% 19% 50% 27% 中国 835 1,518 1,295 2,197 1,013 1,157 741 1,982 603 1,998 369 2,862 16,569 日本 38 40 4 74 57 56 44 80 0 113 90 30 626

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2018-03

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報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 15

HDPE (HS Code : 3901200000) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 累計 輸出合計 213,697 224,083 218,352 154,042 163,438 171,837 166,551 152,895 138,913 140,685 123,872 157,253 2,025,618 アジア向け 60,442 65,770 54,905 18,578 18,334 20,175 21,343 20,867 16,179 15,142 17,381 33,583 362,700 割合 28% 29% 25% 12% 11% 12% 13% 14% 12% 11% 14% 21% 18% 中国 48,459 56,510 39,746 9,508 10,500 10,950 11,918 10,780 9,617 8,500 8,905 21,515 246,908 日本 383 319 245 856 854 338 500 919 492 842 593 841 7,182

LLDPE Copoly (HS Code : 3901400000) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 累計 輸出合計 58,746 37,237 59,742 58,664 69,969 64,479 70,702 73,438 74,265 104,058 111,186 128,780 911,267 アジア向け 15,173 8,834 15,575 14,230 16,105 16,510 10,772 17,217 16,877 25,963 34,524 39,355 231,136 割合 26% 24% 26% 24% 23% 26% 15% 23% 23% 25% 31% 31% 25% 中国 4,070 1,451 4,891 4,831 3,910 4,770 3,259 7,666 6,923 10,012 13,167 13,785 78,734 日本 708 796 1093 1473 1180 975 772 1,205 930 738 925 1,847 12,642

PP Homo (HS Code : 3902100000) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 累計 輸出合計 146,821 116,116 115,462 83,017 89,826 99,748 82,030 84,815 88,911 87,856 77,046 77,057 1,148,706 アジア向け 43,241 26,891 19,262 7,714 6,175 7,422 5,574 7,046 6,503 5,297 6,076 9,783 150,985 割合 29% 23% 17% 9% 7% 7% 7% 8% 7% 6% 8% 13% 13% 中国 34,611 20,876 13,340 4,062 2,110 2,530 1,360 2,583 2,132 1,571 1,315 3,970 90,460 日本 147 201 188 137 181 141 90 170 135 212 953 147 2,703

PP Copoly (HS Code : 3902300000) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 累計 輸出合計 60,842 67,520 66,323 51,966 59,588 62,815 58,073 58,567 51,817 59,722 57,682 48,840 703,755 アジア向け 8,058 5,748 6,567 2,931 3,371 3,139 2,688 3,745 3,963 3,941 3,847 4,401 52,399 割合 13% 9% 10% 6% 6% 5% 5% 6% 8% 7% 7% 9% 7% 中国 6,335 4,271 4,648 1,246 1,513 1,199 1,197 1,354 2,200 1,539 1,518 1,522 28,543 日本 467 488 739 647 783 572 598 651 582 625 692 1,054 7,898

|特集 I 中国の廃プラスチック輸入禁止 中国は 2017 年 7 月、世界貿易機関(WTO)に対し、公害対策として 2017 年末までにプラスチックや紙などの廃棄物の輸入を停止すると通告した。

その流れで 8 月には環境保護部、商務部、国家発展改革委員会、税関総署、国家質検総局は連名で輸入廃棄物管理目録(2017 年)を公告した。

生活由来の廃プラスチック:8 品種、未選別古紙:1 品種、廃紡績原料:11 品種、バナジウムスラグ:4 品種などの 4 分類 24 種類の固体廃棄物を『原

料となり得る固体廃棄物の輸入制限目録』から『固体廃棄物の輸入禁止目録』へ組み入れられた。それらは外国ゴミを意味し、12 月 31 日から輸入禁

止が実行された。

廃プラ輸入ライセンス 2018 年第 1 回目の輸入ライセンス許可が中国の輸入企業 8 社に下っている。過去 3 年においての第 1 回目の輸入ライセンスは 2015 年が 534

社、2016 年が 472 社、2017 年が 335 社となっている。第 1 回目だけでみると 2015 年の輸入可能数量は 1000 万トンを超えていたが、2016 年、2017年はそれぞれ 400 万トン程度、2018 年は 9300 トンとなっている。廃プラスチックの輸入ライセンスは、通常 1 ヶ月に 2 回発行されている。

2015 年からの中国の廃プラの輸入 輸入禁止固形廃棄物リストのうち、廃プラスチック生活由来の廃プラスチックは、エチレンの重合体のくず及び切れ端(HS CODE:3915100000)、ス

チレンの重合体のくず及び切れ端(同 3915200000)、塩化ビニルの重合体のくず及び切れ端(同 3915300000)、PET 廃破砕料及び切れ端、PET ボト

ル飲料瓶(タイル)を含まない廃 PET 飲料瓶(タイル)(同 3915901000)、その他のプラスチック廃破砕料及び切れ端、廃光ディスク破砕料を含まない

廃光ディスク破砕料(同 3915909000)となる。

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2018-03

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2015 年 1 月~2018 年 1 月の中国の廃プラ輸輸入推移 単位:トン

2015 年~2017 年の中国の廃プラ輸輸入推移 単位:トン

廃プラ/ポリエチレン 廃プラ/ポリスチレン 廃プラ/塩ビ 廃プラ/PET(フレーク) 廃プラ(フレーク以外) 合計 2015 年 3,568,335 90,936 236,034 2,045,618 1,413,621 7,354,544 2016 年 2,532,372 92,288 445,904 2,532,629 1,744,052 7,347,245 2017 年 1,943,032 138,521 303,899 2,166,869 1,277,005 5,829,326

2015 年 1 月~2018 年 1 月の中国の廃プラ輸輸入推移 単位:トン 単位:トン

廃プラ/ポリエチレン 廃プラ/ポリスチレン 廃プラ/塩ビ 廃プラ/PET(フレーク) 廃プラ(フレーク以外) 合計 2017 年 1 月 181,561 4,738 13,793 219,423 178,696 598,212 2017 年 2 月 193,226 6,409 17,080 246,676 163,622 627,013 2017 年 3 月 243,524 10,597 47,250 244,045 160,640 706,056 2017 年 4 月 201,501 10,178 39,345 203,181 115,125 569,330 2017 年 5 月 225,508 12,790 26,409 230,739 125,422 620,868 2017 年 6 月 172,255 14,235 31,747 247,042 122,596 587,876 2017 年 7 月 129,462 14,254 18,343 167,390 72,972 402,421 2017 年 8 月 169,330 18,724 36,781 185,982 107,895 518,711 2017 年 9 月 160,027 15,266 34,002 163,768 95,838 468,901

2017 年 10 月 119,363 12,021 19,713 104,245 52,327 307,669 2017 年 11 月 78,321 10,969 11,885 90,549 47,122 238,846 2017 年 12 月 68,953 8,340 7,551 63,830 34,748 183,422 2018 年 1 月 1,453 135 147 2,415 1,287 5,437

中国が構築した巨大なリサイクル産業はプラスチック製品を生産する最も安価な方法であり、経済成長を支えてきた。今回の廃プラスチックの輸入

禁止により、バージン材の輸入の増加が始まっている。2018 年 1 月の LDPE の輸入量は 26 万 0111 トンとなり、前月比 22%増、前年同月比で 46%

増となっている。1 月の LLDPE の輸入量 36 万 1926 トンとなり、前月比 24%増、前年同月比 40%増となった。また、1 月の HDPE の輸入量は 66 万

7485 トンとなり、前月比 14%増、前年同月比 36%増と大幅に増加している。2 月中旬に春節があったことによる輸入増加も含まれるが、3 月以降の輸

入量はどの程度増えるかが注目される。ちなみに 1 月のポリエチレンの対外依存度は従来の 40%程度から 48%まで上昇している。 これほどの輸入増加にもポリエチレンの価格の上昇していない。米国ポリエチレンメーカーにとっては朗報となるかわからないが、ブラックホール化

した中国市場への期待は大きい。

0

50,000

100,000

150,000

200,000

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300,000

350,000

400,000

450,000

15年1月 15年4月 15年7月 15年10月 16年1月 16年4月 16年7月 16年10月 17年1月 17年4月 17年7月 17年10月 18年1月

廃プラ/ポリエチレン 廃プラ/ポリスチレン

廃プラ/塩ビ 廃プラ/PET(フレーク)

廃プラ(フレーク以外)

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2018-03

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|特集 II 2018 年度予算 国産ナフサ価格に連動する石化製品(原料)の予算策定 石油化学製品の値決めに、国産ナフサ価格を指標とする取引は多く、その価格は原油相場の動きに大きく左右される。来年度の予算策定に向け

た動きもすでに現れており、製造業で原油や為替相場の動きを注視している。原油価格が下落を始めてから 3 年経過し、一時の原油の供給過剰感

は解消された。また、世界経済を牽引してきた中国経済の減速が浮き彫りとなっており、先行きの見通しには注意が必要となる。 日本において取引される石油化学製品の多くは、概ね 2 つの要素により価格が決定される。1 つはベンゼン価格であり、もう 1 つが国産ナフサ価

格である。これらの変動幅が、各石油化学製品の価格に反映するケースが多い。国産ナフ価格連動で取引している例は、オレフィン、ポリオレフィン、

合成ゴム、溶剤(トルエン/キシレン)、塩ビ、ポリスチレン、ABS、エンプラ、IPA、ヘキサン、MEK、アセトン、イソブタノール、EO、EG、DEG、PO、PPG等多岐に亘る。これらすべてが国産ナフサ価格連動という訳ではないが、現状ではオレフィン系が先行している。国産ナフサ価格に 100%連動するも

のあれば、交渉により変動幅が抑えられるものもある。また、モノマー、スチレン系の製品の一部に国ナフサ価格を取り入れているものもある。価格の

取り決めにおいてはメーカーと需要家との間で国産ナフサ価格をどの時期の対象製品に反映させるか以下の通り決定させる。国産ナフサ価格の見

込みを基に決定する期ズレなし、1 ヶ月期ズレ、2 ヶ月期ズレ、3 ヶ月期ズレ、また、国産ナフサ価格の決定を反映させる 4 ヶ月期ズレが存在する。

国産ナフサ価格 国産ナフサ価格に連動する石油化学製品価格 反映時期 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月

期ズレなし 1Q 国産ナフサ価格 2Q 国産ナフサ価格 3Q 国産ナフサ価格 4Q 国産ナフサ価格

1 ヶ月期ズレ 1Q 国産ナフサ価格 2Q 国産ナフサ価格 3Q 国産ナフサ価格 4Q 国産ナフサ価格

2 ヶ月期ズレ 1Q 国産ナフサ価格 2Q 国産ナフサ価格 3Q 国産ナフサ価格 4Q 国産ナフサ価格

3 ヶ月期ズレ 1Q 国産ナフサ価格 2Q 国産ナフサ価格 3Q 国産ナフサ価格 4Q 国産ナフサ価格

4 ヶ月期ズレ 1Q 国産ナフサ価格 2Q 国産ナフサ価格 3Q 国産ナフサ価格 4Q 国産ナフサ価格

2018 年国産ナフサ価格見通し(2 月発表基準) ① EIA 短期エネルギー見通し基準

米エネルギー情報局は 2 月 6 日に発表した短期エネルギー見通しにおいて、2018 年の原油価格は以下の通りとなっている。前月号に掲載した 1月 9 日に発表した見通しよりブレント原油は 2-7 月が 1-8 ドル上方修正、9-12 月が 1-2 ドル下方修正されている。

これを基にクラックスプレッド(ナフサとブレント原油の価格差:ナフサ-ブレント原油×7.5)を 45~90 ドルと月毎に上限、下限を設定し、為替レート

想定を 1 ドル=100 円、105 円、110 円の 3 つのパターンとして国産ナフサ価格を算出すると以下の通りとなる。 単位 ドル/BBL

2018 年 1月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月

WTI 63.70 63.00 62.00 60.00 58.00 57.00 56.00 56.00 56.00 56.00 56.00 56.00

ブレント 69.08 67.00 66.00 64.00 62.00 61.00 60.00 60.00 60.00 60.00 60.00 60.00 * 2 月以降見通し 2018 年国産ナフサ価格予想 単位円/KL

為替 100 為替 105 為替 110

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 上限 43,900 41200 38600 38800 上限 45,900 43200 40500 40600 上限 47,900 45100 42300 42500

下限 43,600 40000 37200 37400 下限 45,500 41900 39000 39200 下限 47,500 43800 40800 40900

② マーケット基準 足元のマーケットの原油先物市場の期先データを基準に、原油・ナフサ市場から算出したクラックスプレッドを加え、ナフサ C&F JAPAN 価格の期

先を算出、それに為替(直先スプレッド)で換算した国産ナフサ価格は以下の通りとなる。足元の原油マーケット基準であるため、高めの算出結果とな

る。本レポートの 1 ページに記載している 3 月 1 日時点のものとなる。 単位 ドル/BBL

2018 年 期近第 1限月 第 2 限月 第 3 限月 第 4 限月 第 5 限月 第 6 限月 第 7 限月 第 8 限月 第 9 限月 第 10 限月 第 11 限月 第 12 限月

WTI 61.64 61.47 61.14 60.67 60.14 59.58 59.04 58.56 58.15 57.75 57.34 56.98

ブレント 65.78 64.73 64.46 64.13 63.78 63.44 63.07 62.7 62.33 62.01 61.71 61.43

2018 年国産ナフサ価格予想 為替 104.49~112.47

1Q 2Q 3Q 4Q

47,600 44,000 43,000 42,300

EIA の見通しの原油価格から想定したクラックスプレッド積み上げて算出したものとマーケット基準との算出は異なる。

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| ニュース、統計・データ 国内石油化学関連ニュース

旭化成、アクリル樹脂、アクリル樹脂板値上げ

旭化成は 2 月 5 日、アクリル樹脂について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 30-50 円/kg で、改定時期は 2 月 15 日出荷分より。ア

クリル樹脂主原料(MMA モノマー)をはじめとする原燃料価格や副資材・物流費の上昇が値上げ理由。また、アクリル樹脂板(アクリルシート)につい

ても値上げする。値上げ幅はプラス 15%で、改定時期は 2 月 15 日出荷分より。主原料(PMMA)をはじめとする原燃料価格や副資材・物流費の上昇

が背景。 宇部興産、硝酸製品値上げ

宇部興産は 2 月 5 日、硝酸製品について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、濃硝酸(98%)、希硝酸(62%)、希硝酸

(67.5%)がプラス 5 円/kg、希硝酸・ポリ缶がプラス 10 円/kg、硝酸ソーダがプラス 18 円/kg で、改定時期は 3 月 1 日出荷分から。設備老朽化に伴う

製造設備の維持更新コストの増大、物流費用の高騰が背景。 旭硝子、国内建築用ガラス関連製品値上げ

旭硝子は 2 月 5 日、国内の建築用ガラス関連製品について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、板ガラスがプラス 10-15%、ミラーがプラス 10%程度、建築用加工ガラス製品が 10%程度の予定で、改定時期は 4 月 1 日納品分より。原燃材料および副資材の価格の高

騰、人件費や物流費の上昇により、製造コストが大幅に上昇しているため。 日本ペイントホールディングス、塗料およびシンナー値上げ

日本ペイントホールディングスは 2 月 5 日、汎用、工業用などの塗料およびシンナーについて値上げすることを明らかにした。対象製品および値上

げ幅は、溶剤系塗料がプラス 8%、粉体、水系塗料がプラス 5%、シンナーがプラス 10%で、改定時期は 4 月 1 日より。原油価格急騰に伴い、製品

の基礎原料である国産ナフサその他原料価格が上昇していることが背景。また、運送業界における運送価格の上昇を受け、運賃も値上げする。 三菱ケミカル、共押出多層フィルム値上げ

三菱ケミカルは 2 月 5 日、食品包装用フィルムとして用いられる共押出多層フィルムについて値上げすることを明らかにした。対象製品は無延伸ナ

イロンフィルム、無延伸共押出多層フィルム、共押出熱収縮多層フィルムで、値上げ幅はプラス 5%以上、改定時期は無延伸ナイロンフィルムが 2 月

21 日出荷分からで、無延伸共押出多層フィルム、共押出熱収縮多層フィルムは 3 月 21 日出荷分から。原油・ナフサ等の市況高騰により当該製品の

原料価格も上昇、加えて物流費や用役費等の諸経費も上昇が避けられない状況にあるため。 DIC マテリアル、不飽和ポリエステル樹脂およびビニルエステル樹脂値上げ

DIC 子会社 DIC マテリアルは 2 月 5 日、不飽和ポリエステル樹脂およびビニルエステル樹脂について値上げすることを明らかにした。値上げ幅は

不飽和ポリエステル樹脂がプラス 27 円/kg 以上、ビニルエステル樹脂がプラス 43 円/kg 以上で、改定時期は 2 月 19 日納入分より。原油・ナフサ価格

の上昇ならびにベンゼン価格の急騰により、不飽和ポリエステル樹脂の原料 SM などの価格が高騰を続けている。さらに物流コストも上昇しているた

め。 ポリプラスチックス、PBT 樹脂および POM 樹脂値上げ

ポリプラスチックスは 2 月 6 日、PBT 樹脂および POM 樹脂について値上げすることを明らかにした。値上げ幅は PBT 樹脂がプラス 25 円/kg、POM樹脂がプラス 30 円/kg で、改定時期は 3 月 1 日出荷分より。原料価格の高騰が値上げの背景。 DIC、可塑剤値上げ

DIC は 2 月 6 日、可塑剤について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、ポリエステル系可塑剤がプラス 27 円/kg、アジピン

酸系可塑剤(DINA)がプラス 22 円/kg、アジピン酸系可塑剤(DOA)がプラス 25 円/kg、トリメリット酸系可塑剤(TOTM)がプラス 18 円/kg、その他特殊

可塑剤がプラス 26-36 円/kg、改定時期は 2 月 13 日出荷分より。原油・ナフサ価格の上昇により可塑剤の主原料であるアジピン酸やアルコール類の

価格が急騰、さらに物流コストも上昇しているため。

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 19

三菱ケミカル、食品包装用ラップフィルム値上げ 三菱ケミカルは 2 月 7 日、食品包装用ラップフィルム関連製品について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 10%以上で、改定時期

は 4 月 1 日出荷分から。原油・ナフサ等の市況高騰により、当該製品の原料や添加剤の価格が上昇している。加えて、物流費や包装費、用役費等の

諸費用も上昇も避けられない状況にあるため。 SDP グローバル、SAP 値上げ

SDP グローバルは 2 月 8 日、SAP について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 20 円/kg 以上で、改定時期は 3 月 1 日出荷分より。

国産ナフサおよびプロピレン価格の高騰と海外市況の影響を受けて SAP の主原料であるアクリル酸価格が大幅に上昇、もう一つの主原料であるカセ

イソーダ価格も大幅に上昇している。加えてユーティリティ・輸送コストなどが上昇しているため。同社は三洋化成工業が 70%、豊田通商が 30%出資

する合弁会社。 デンカポリマー、プラスチック容器など値上げ

デンカポリマーは 2 月 9 日、プラスチック容器などについて値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、プラスチック容器がプラス

10%以上、塩ビストレッチフィルムがプラス 13%以上で、改定時期は 3 月 1 日出荷分より。原油ならびに誘導品である石油化学関連製品の大幅な値

上が表明・実施されており、加えて副資材、物流費および他固定コストも上昇していることが背景。 東亞合成、アクリル製品値上げ

東亞合成は 2 月 14 日、アクリル酸エステル製品について値上げすることを明らかにした。対象製品はアクリル酸ブチル、アクリル酸 2-エチルヘキ

シル、アクリル酸イソブチルで、値上げ幅はプラス 8 円/kg 以上、改定時期は 2 月 19 日出荷分より。主原料である国産ナフサ価格や物流費上昇を背

景に 2017 年 9 月および 2018 年 1 月に値上げを打ち出したが、原料オキソアルコールの値上げが発表されたため、価格修正を受け入れざるを得な

い状況となったことが背景。 カネカ、発泡ポリスチレン樹脂値上げ

カネカは 2 月 14 日、発泡ポリスチレン樹脂について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 20 円/kg で、改定時期は 3 月 1 日出荷分よ

り。世界的な景気拡大と原油価格の高水準での推移を背景として、発泡ポリスチレン樹脂の主原料スチレンモノマーの価格が上昇している。また、物

流費やユーティリティコストも上昇しているため。 旭化成、ポリアセタール樹脂値上げ

旭化成は 2 月 15 日、ポリアセタール樹脂について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 30 円/kg で、改定時期は 3 月 1 日出荷分よ

り。メタノール、用役費等が高騰しているため。 ユニチカ、合成繊維値上げ

ユニチカは 2 月 15 日、産業資材および衣料用合成繊維について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、ポリエステル繊維

がプラス 20 円/kg、ナイロン繊維がプラス 40 円/kg、改定時期は 3 月 1 日出荷分より。昨今の原油価格の上昇により、ポリエステル繊維の原料である

PTA、EG およびナイロン繊維の原料である CPL の価格が上昇、さらに物流費などの高騰によるコスト増が影響。 カネカ、変成シリコーンポリマー値上げ

カネカは 2 月 15 日、変成シリコーンポリマーについて値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 10 円/kg 以上で、改定時期は 3 月 1 日納

入分より。主原料である PPG および PO 価格が、原油価格やナフサ価格の高騰を受け上昇している。加えて、運賃およびユーティリティコストなどの

上昇も影響。 クラレ、水添スチレン系エラストマーおよび TU ポリマー値上げ

クラレは 2 月 15 日、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー、TU ポリマーのグローバル価格について値上げすることを明らかにした。値上げ幅

はプラス 0.25 ドル/kg で、改定時期は 3 月 1 日出荷分より。ナフサ等の主要原材料市況は昨年晩秋より上昇を継続していることが背景。 三菱ケミカル、イオン交換樹脂、合成吸着剤値上げ

三菱ケミカルは 2 月 19 日、イオン交換樹脂、合成吸着剤について値上げすることを明らかにした。値上げ幅は平均プラス 15%で、改定時期は 4月 1 日出荷分より。生産設備の修繕費、ユーティリティ費、物流費等の増加、さらに主原料であるスチレンモノマーだけでなく、その他原料についても

価格が上昇しているため。

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

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旭化成、ABS 系樹脂値上げ 旭化成は 2 月 19 日、ABS 系樹脂について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、ABS、ACS がプラス 20 円/kg 以上、ABS

難燃グレードがプラス 25 円/kg 以上、AS がプラス 25 円/kg 以上で、改定時期は 3 月 1 日出荷分より。 三菱ケミカル、C4 誘導品値上げ

三菱ケミカルは 2 月 20 日、C4 誘導品について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、4-ブタンジオールがプラス 50 円/kg、

2-ブタンジオールがプラス 50 円/kg、テトラヒドロフランがプラス 65 円/kg、ポリテトラメチレンエーテルグリコールがプラス 65 円/kg で、改定時期は 3 月

1 日出荷分より。昨年来、海外メーカープラントの生産停止・稼働調整の影響と堅調な需要により海外の需給バランスが改善し、国内も堅調な需要が

維持されている。一方、コスト面では原油価格の上昇によりユーティリティ、副原料価格が上昇しており、さらに物流費や包材費も上昇しているため。 三菱ケミカル、無水マレイン酸誘導品値上げ

三菱ケミカルは 2 月 20 日、無水マレイン酸誘導品について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、ガンマ-ブチロラクトンが

プラス 65 円/kg、N-メチル-2-ピロリドンがプラス 65 円/kg で、改定時期は 3 月 1 日出荷分より。昨年来の旺盛な需要により国内の需給バランスが引き

締まっており、さらには物流費や包材費も上昇していることが背景。 クラレ、EVA エマルジョン値上げ

クラレは 2 月 22 日、EVA エマルジョンについて値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、EVA エマルジョンがプラス 16 円/kg、

EVA エマルジョン(特殊銘柄、特殊荷姿)がプラス 30 円/kg で、改定時期は 3 月 1 日出荷分より。原料・ナフサ価格の高騰とユーティリティコストなど

の上昇が値上げ理由。 旭化成、PCD 値上げ

旭化成は 2 月 22 日、ポリカーボネートジオール(PCD)について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 20%以上で、改定時期は 3 月

22 日出荷分より。主原料の世界的な需給逼迫による価格高騰が続いていることが背景。 日本触媒、SAP 値上げ

日本触媒は 2 月 22 日、高吸水性樹脂(SAP)について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 15 円/kg で、改定時期は 3 月 1 日出荷

分から。カセイソーダ価格の上昇やその他副原料、ユーティリティ、輸送コスト等の上昇が背景。 三菱ケミカル、キレート剤値上げ

三菱ケミカルは 2 月 26 日、キレート剤について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)類が

プラス 30 円/kg 以上、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)類がプラス 30 円/kg 以上、L-アスパラギン酸 N,N-二酢酸(ASDA)がプラス 20 円/kg で、改

定時期は 3 月 16 日出荷分より。キレート剤は国内の洗剤や肥料向けの需要が堅調に推移し、海外では水処理用途を中心に需要が伸張している。

一方供給面では、足元の原油価格上昇に伴い直近の国産ナフサ価格は 4 万 5000 円/KL を超えるレベルで推移している。これを受けてプロピレン・

カセイソーダ・ホルマリン・EDA などのキレート剤の原料価格が大幅に上昇している。加えて燃料価格や梱包材料、物流費等の諸経費も急騰している

ため。 デンカ、合繊製品値上げ

デンカは 2 月 28 日、合繊製品について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 10%以上で、改定時期は 5 月 1 日出荷分より。主要原

料である塩化ビニール樹脂等の原材料価格に加え、ユーティリティコスト、副資材価格等が上昇していることが理由。 デンカ、粘着テープ製品値上げ

デンカは 2 月 28 日、粘着テープ製品について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 10%以上で、改定時期は 4 月 1 日出荷分より。

原燃料価格の高騰による各種原材料、副資材、ユーティリティコスト等の上昇に加え、人手不足による物流費等も大幅に上昇しているため。 昭和電工、アンモニア値上げ

昭和電工は 2 月 28 日、アンモニアについて値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、液化アンモニア(ローリー扱い)プラス 20円/kg 以上、液化アンモニア(ボンベ扱い)がプラス 40 円/kg 以上、アンモニア水(ローリー扱い)がプラス 5 円/kg 以上で、改定時期は 4 月 1 日出荷

分より。昨今、ナフサ、LNG 等原燃料価格が高水準で推移し、安全・安定供給の実現に不可欠な設備維持・更新や物流面においてもコストが上昇し

ていることが背景。

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三菱ケミカル、ポリプロピレン長繊維値上げ 三菱ケミカルは 2 月 28 日、ポリプロピレン長繊維について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 50 円/kg で、改定時期は 4 月 1 日出

荷分より。2017 年以降原油・ナフサ価格の上昇によりポリプロピレン長繊維の主原料であるポリプロピレン樹脂の価格が上昇している。また、副原料や

燃料、物流費等の諸経費についても上昇しているため。 三菱ケミカル、PET シュリンクフィルム値上げ

三菱ケミカルは 2 月 28 日、基材フィルムとして主にシュリンクラベル用フィルムに使用されている PET シュリンクフィルムについて値上げすることを

明らかにした。値上げ幅はプラス 30 円/kg で、改定時期は 4 月 1 日出荷分から。原油およびナフサ価格の上昇等に伴い、当該製品の原料樹脂価格

や電力・燃料費等も上昇し、当該製品の製造コストを押し上げていることが理由。 DIC グラフィックス、グラビア・フレキソインキ、接着剤、塗料製品値上げ

DIC 子会社 DIC グラフィックスは 2 月 28 日、主にパッケージ印刷向けに使用されるグラビア・フレキソインキおよび接着剤や、食品用金属容器など

に使用される塗料製品について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、白インキがプラス 40円/kg、色インキがプラス 70円/kg、

メジュームおよび OP ニスがプラス 50 円/kg、接着剤がプラス 50 円/kg、硬化剤がプラス 50 円/kg、クリヤーがプラス 20 円/kg、ホワイトコーチングがプ

ラス 30 円/kg で、改定時期は 3 月 15 日出荷分より。主原料である樹脂および顔料は、原料メーカーでの製品統廃合の加速、中国の環境規制強化

による化学品の供給量減少、需要増加による需給バランスの逼迫化などで価格が上昇している。また、その他副原料の価格も、原油やナフサ価格の

高騰により上昇、さらに深刻化する物流業界の人手不足を背景とした物流コストや金属容器などの副資材コストも急騰しているため。 関西ペイント販売、工業用塗料製品値上げ

関西ペイント販売は 2 月 28 日、工業用塗料およびシンナー製品について値上げすることを明らかにした。対象製品および値上げ幅は、塗料全品

がプラス 8-10%、シンナー類がプラス 10-12%で、改定時期は 4 月 1 日納入分より。中国の環境規制強化と旺盛な需要に伴い、チタン白、アクリル樹

脂原料、エポキシ樹脂原料等の需給逼迫が続いており、アジアおよび海外市況が急騰している。また、原油・ナフサ価格も高騰しており、その他塗料

原料・原材料価格の上昇に加え、物流コストも上昇しているため。 三菱ケミカル、カーボンブラック値上げ

三菱ケミカルは 3 月 1 日、黒色顔料として印刷・新聞インキや塗料などに用いられるカラー用カーボンブラックについて値上げすることを明らかにし

た。対象製品はカラー用カーボンブラック、導電性カーボンブラックで、値上げ幅は高級グレードがプラス 40 円/kg、中級グレードがプラス 30 円/kg、

汎用グレードがプラス 20 円/kg、改定時期は 4 月 1 日納入分より。原油の市況高騰により、当該製品の原料油も価格が上昇、加えて物流費などの諸

経費等も上昇しているため。 三井化学、EO など値上げ

三井化学は、EO について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 20 円/kg 以上で、改定時期は 3 月 1 日納入分から。EO 誘導品のエ

タノールアミンと、ポリエステル繊維などに使う EG も同幅値上げする。ナフサ価格の高騰と物流費上昇が背景。 デンカ、樹脂製コルゲート管値上げ

デンカは 3 月 1 日、樹脂製コルゲート管について値上げすることを明らかにした。値上げ幅はプラス 10%で、改定時期は 4 月 1 日出荷分より。原

油およびナフサ価格高騰による原燃料価格の上昇や、運送業界における人手不足と労働環境改善対策による輸送費への転嫁により、コストが大幅

に上昇しているため。 丸善石油化学、化学品原料の検査不正が発覚

丸善石油化学は 2 月 2 日、同社が取り扱う製品の一部について、試験・分析項目の一部につき、顧客との契約に則った試験・分析がなされていな

かった事実が判明したことを明らかにした。法令違反行為は確認されていないが、検査不正の対象製品が出荷された可能性がある取引先は 121 件

にのぼる。対象となる製品は、プロピレン、ブタジエン、ベンゼン、トルエンなど 21 品目。なお、3 月末を目処に調査を完了し調査報告書を公表したい

意向を明らかにしている。4 月くらいまでには再発防止策まで策定して発表したいという。 旭化成、欧州での低燃費タイヤ向け S-SBR 生産を計画

旭化成は、欧州での低燃費タイヤ向け S-SBR プラント新設を検討している。域内の需要が伸長しているうえ、欧州の大手タイヤメーカーとの取引が

増加しているが、現在はシンガポールおよび日本から供給しており、安定供給を図るべく欧州に工場を建設する。建設候補地はオランダやベルギー

で、2021 年度を目処に年産 5 万トンのプラントを建設し、需要動向によってさらに同 5 万トン増設する予定。投資額は 300-400 億円となる見通し。最

終投資判断は 2018 年度中に決定する。

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2018-03

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三井物産、豪石油ガス大手を買収 三井物産は 2 月 5 日、豪エネルギー大手 AWE の全株式を対象とした公開買付けを実施することとし、AWE と買付け提案の合意内容を定める契

約(BID)を締結したことを明らかにした。本公開買付けにより、豪州国内の優良原油・ガス資産のポートフォリオを拡充すること、および豪州石油・ガス

生産事業において、より活動領域を広めるためオペレーター機能を獲得することを目指す。 神奈川工科大学、セルロース系バイオマス資源からイソプレンの生産に成功

神奈川工科大学は 2 月 5 日、きのこの一種であるヒラタケを用いて、おがくず等のセルロース系バイオマスから合成ゴムの原料イソプレンを直接生

産することに成功したことを明らかにした。きのこが室温で木材などのセルロース系バイオマスを容易に分解できることに着目、きのこの中でも木材の

分解力が高いヒラタケにイソプレンを合成する能力を付与することで、化学薬品や高価な酵素を使用せずに常温でセルロース系バイオマスからイソプ

レンを生産することに成功した。またイソプレンは揮発性が高い物質であるため、セルロース系バイオマスに含まれる不純物からの分離が容易である

ことも見出した。将来、本技術が合成ゴムの原料供給の多様化に貢献し、地球温暖化の原因である CO2 排出量削減に寄与できる可能性がある。 帝人、高機能メンブレン量産設備を新設

帝人は 2 月 6 日、高機能メンブレンに対する需要が旺盛であることから、松山事業所内に量産設備を新設することを明らかにした。2019 年初頭に

稼働を開始する計画。投資額は約 30 億円。既存の展開用途に加え、今後は熱交換器や燃料電池などのエネルギー分野や、異物除去フィルター・

細胞培地シートなどのヘルスケア分野に向けた用途開拓も強力に推進していく。 帝人、韓国でセパレータ第 3 系列を増設

帝人は 2 月 6 日、旺盛なセパレータ需要に対応するため、韓国にある生産会社に第 3 系列を増設することを明らかにした。今夏頃までに稼働する

予定。第 3 系列の稼働開始とともに、既存ラインの工程改善を実施することにより生産能力は約 1.7 倍となり、今後さらに増大していく需要に対応する

ことが可能。ポリエチレンン基材に、耐熱性に優れるメタ系アラミド、および電極との接着性や耐酸化性に優れるフッ素系化合物、それぞれをコーティ

ングした 2 種類の革新的な LiB 用セパレータを開発し、韓国に設立したテイジン・リエルソート・コリアを通じて展開している。 JFE エンジニアリング、ドイツで廃熱回収ボイラを受注

JFE エンジニアリングは 2 月 7 日、独子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)が、スイス化学大手イネオス子会社の独石油化学メーカー

であるイネオス・マニファクチャリング・ドイチュランドより廃熱回収ボイラを受注したことを明らかにした。イネオス子会社は、ナフサと天然ガスからエチ

レン等の製品を生産するプラントにおいて、生産過程で発生する残余ガスを燃料とするボイラを使用しており、さらなるエネルギー効率の向上と環境

負荷の低減のために、このボイラの更新を検討していた。今回受注したのは、圧力 108 気圧、温度 530℃の蒸気を毎時 240 トン生成する廃熱回収ボ

イラで、既存のボイラを置き換えるもの。発生する蒸気は、発電と石油化学製品の製造に用いられる。 DIC、米子会社が英セキュリティ印刷用インキメーカーを買収

DIC は 2 月 7 日、米子会社サンケミカルがセキュリティ印刷用インキ製造販売を行う英ルミネッセンスホールディングスを買収したことを明らかにし

た。買収額は非公開。セキュリティ印刷市場は、電子決済や生体認証などのデジタル化が活発化しつつも、各国紙幣や有価証券、パスポートなど向

けの需要が堅調に推移し、2022 年までに年率約 5%の市場成長が見込まれている。サンケミカルは従来からセキュリティ印刷用インキ事業も行ってき

たが、本買収によりルミネッセンスの技術力と DIC グループが有するグローバルな販路を生かすことで、その地位をより強固なものにする。 第一工業製薬、機能性ウレタン製品製造設備を新設

第一工業製薬は 2 月 9 日、三重県の四日市事業所霞工場に機能性ウレタン製品の製造設備を建設することを明らかにした。2018 年 5 月着工、

2019 年 6 月完成予定。投資額は約 20 億円。同工場は生産・研究・営業の複合基地拠点として 2015 年 12 月に新設・稼動した。今回で 3 回目となる

新設備の建設では、製造プロセスの高効率化や製品の品質向上を目指したスマート化を実現する。 帝人、タイにコンパウンド工場と開発技術センターを新設

帝人は 2 月 13 日、タイの子会社テイジン・コーポレーション(タイランド)の敷地内に樹脂コンパウンド工場および開発技術センターを新設すること

を明らかにした。樹脂コンパウンド工場の生産能力は年産約 1 万トン、2019 年中頃の稼働開始を予定している。樹脂コンパウンド工場新設により、

ASEAN 域内の需要に迅速に対応する体制を構築するとともに、開発技術センターを併設することで、既存のコンパウンド開発拠点である千葉のプラ

スチックステクニカルセンター、中国の帝人化成複合塑料とのアジア 3 極の相互連携により、高機能コンパウンド製品の開発を展開し、需要の拡大に

応じてさらなる増強も検討する。また、同社と SK ケミカルの合弁会社であるイニッツが生産する PPS 樹脂を活用したコンパウンドの展開も予定してお

り、これにより自動車やエレクトロニクス分野を中心としたグローバルでの多様な需要への対応力を強化していく。

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スガイ化学工業、和歌山西工場で火災 スガイ化学工業の和歌山西工場で 2 月 8 日朝、火災が発生した。工場 4 階にあるベンゼンなどが入ったタンクから出火した模様。約 2 時間後には

ほぼ鎮火した。工場では農薬や界面活性剤などを製造している。 JX 石油開発、カナダのオイルサンド事業の権益を売却

JX 石油開発jは 2 月 13 日、100%出資するカナダ法人 Mocal Energy が、カナダのアルバータ州で生産操業中のシンクルード・オイルサンド・プロ

ジェクトの全保有権益(5.0%)を、同プロジェクトの最大パートナーであるカナダ石油大手サンコールに売却することで合意したことを明らかにした。シ

ンクルード・オイルサンド・プロジェクトは、1970 年代後半から始まったカナダの主要オイルサンド事業の一つで、オイルサンドから合成原油を生産して

おり、JX 石油開発は 1992 年に同プロジェクトに参入、2017 年の生産実績は日量グロス約 24.8 万バレルとなっている。 今回の権益売却は、中期経

営計画に基づく事業ポートフォリオ再構築の一環。 帝人、耐ガソリン性・成形性を持つバイオプラスチックフィルムを開発

帝人は 2 月 14 日、独自のポリマー改質技術と製膜技術を駆使することで耐ガソリン性と成形性を両立し、スマートエントリーシステム用のドアハンド

ルに対応可能なバイオプラスチック製のフィルムを開発したことを明らかにした。この新開発のフィルムは、加工メーカーの特殊金属蒸着技術を付加

することでクロムメッキに代わる金属メッキ代替フィルムの生産が可能となる。優れた耐ガソリン性、成形性、耐候性といった特性を有する。ホンダロック

のスマートエントリーシステム用のドアハンドルに採用された。このフィルムを、ドアハンドル以外の自動車部品にも積極的に用途展開し、拡販を図る。 トクヤマ、アルカリ水溶液の電気分解による水素製造設備を実用化に向けた実証試験を開始

トクヤマは 2 月 15 日、2016 年に実証試験を開始したアルカリ水溶液の電気分解による水素製造設備を長州産業の敷地内に設備を移設し、実用

化に向けた実証試験を開始したことを明らかにした。同社と長州産業は、同社が有する塩水の電気分解によるカセイソーダの製造技術を応用し、長

州産業の太陽光発電の出力変動を制御するシテスムを組み合わせることで、再生可能な電気エネルギーを用いて水素を効率よく取り出すことのでき

る水素製造シテスムの開発を目指し、2015 年から検討を進めていた。この水素製造システムは、昨年度試作機を製作し、トクヤマ内にて試運転を重

ねていたが、このたび長州産業の敷地内に移設、太陽光発電設備の電源を用いて水素を製造する実証を行う。 東洋ゴム工業、国内 2 拠点の一部リノベーションが完了

東洋ゴム工業は 2 月 15 日、2016 年から国内タイヤ工場 2 拠点(仙台工場・桑名工場)で取り組んできた一部のリノベーションをこのほど完了し、本

年度より年産合計約 100 万本の増産(2017 年度実績比)を可能とする生産体制を整えたことを明らかにした。両工場では、低インチ商品製造設備か

ら高インチ化を図り、付加価値の高いウルトラ・ハイ・パフォーマンス SUV タイヤの供給能力を増強するために、高い生産性を実現する最新鋭設備の

導入を行なった。新ゴム量換算で合計約 5000 トン、乗用車用タイヤ換算で年産合計約 100 万本の増産が可能となった。 三菱ケミカル、PVC 系エラストマー新シリーズの本格販売を開始

三菱ケミカルは 2 月 19 日、PVC 系エラストマーについて、耐寒性を大幅に高めた新シリーズの本格的な販売を開始したことを明らかにした。新シリ

ーズは、PVC が本来有する成形性・耐油性等に加え、独自のコンパウンド技術により、ゴム弾性等の機械特性や上質な意匠性などが付加されたPVC系のエラストマーで、自動車・建材分野等の幅広い分野で採用されている。 クラレ、光学用ポバールフィルム生産設備を増設

クラレは 2 月 19 日、液晶ディスプレイ(LCD)の基幹部材である偏光フィルムのベースとなる光学用ポバールフィルムの生産設備を、倉敷事業所に

おいて増設することを明らかにした。設備増設の概要は、生産能力が年産 3200 万㎡、稼働時期は 2019 年末を予定。LCD 市場は液晶テレビおよび

スマートフォンやタブレットなど携帯機器の世界的な普及により、着実な成長を続けている。引き続きテレビサイズの大型化やパブリックディスプレイの

普及により、さらなる市場の拡大が見込まれる。このような市場環境において、LCD の基幹部材である偏光フィルムのベースとして、光学用ポバール

フィルムの需要は拡大基調にあることから、市場への安定供給を維持するために、生産設備の増設が必要と判断した。 東レ、インドで PP スパンボンドプラントを建設

東レは 2 月 20 日、インド現地法人トウレ・インダストリーズ(TID)の新拠点として、アンドラ・プラデシュ州スリシティーに新規事業用地を取得したこと

を明らかにした。同事業用地を同社グループの先端素材事業の重要拠点として経営資源を投入し、需要拡大が見込まれる様々な事業分野において、

インド内需への対応や南アジアを主とするグローバルオペレーションの拠点として活用していく計画。同事業用地を活用する事業の第一弾として、今

後、紙おむつの需要増に伴う市場拡大が見込まれる衛材用ポリプロピレンスパンボンド(PP スパンボンド)事業の新拠点を設立することを決定した。紙

おむつの消費地となるインドの需要を確実に取り込むとともに、強力な生産基盤と高いコスト競争力で PP スパンボンドのグローバルな事業拡大を加

速させる。新設備の生産能力は年産約 1 万 8000 トンで、稼動開始は 2020 年 4 月を予定している。さらに、自動車市場拡大に伴う高機能樹脂需要

に対応するためのナイロンおよび PBT 樹脂コンパウンドの新拠点も設立予定。

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

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三菱ケミカル、日東化工株式を大阪ソーダに売却 三菱ケミカルは 2 月 19 日、同社が所有する日東化工の株式を、大阪ソーダに譲渡することを明らかにした。日東化工株式 1,390,900 株(議決権割

合 36.3%)のうち 1,200,000 株(議決権割合 31.3%)を、今年 3 月末を目途に譲渡することで、大阪ソーダとの間で合意した。 JSR、四日市工場内に新研究棟を竣工

JSR は 2 月 20 日、四日市工場内に新研究棟を建設し、2 月 20 日に竣工式を行うことを明らかにした。四日市工場内に石油化学系事業およびファ

イン事業(半導体材料事業・ディスプレイ材料事業等)のための研究所を保有している。2017 年に創立 60 周年を迎えたことを契機に、これらの研究

所に加え、今後のさらなる成長を見据えて、新しい形の研究棟を稼働させることにした。 千代田化工建設、エクソダス株式の一部をサブシー7 に譲渡

千代田化工建設は 2 月 21 日、連結子会社で海洋資源コンサルティングのエクソダスの株式 60%を、ケイマン諸島に拠点を置く海中エンジニアリン

グ大手サブシー7 が保有することについて、サブシー7 との間で基本合意したことを明らかにした。エクソダスは同社の連結子会社に該当しなくなり、

持分法適用会社となる。両社は昨年来オフショア・アップストリーム分野における協業を検討してきた。オフショア分野に豊富な工事実績を持つサブシ

ー7 の知見をエクソダスのコンサルティング協業に活かし、業容拡大を図り、企業価値の向上を目指すため、エクソダスの発行済株式 60%をサブシー

7 が保有する合弁事業とすることで合意した。同社は 40%を継続保有する。

三菱ケミカル、バイオエタノール製造プロセス向けゼオライト膜マーケティングの戦略的提携 三菱ケミカルは 2 月 22 日、バイオエタノール製造プロセス向けのゼオライト膜を用いた脱水システムのマーケティングについて、北米ではバイオエ

タノール製造のエンジリニアリング大手 ICM と、アジア大洋州、欧州地域は三井物産とそれぞれ戦略的に提携し、世界規模での事業展開をさらに加

速させることを明らかにした。本提携によりゼオライト膜事業の一層の拡大を図ることで、世界の資源・エネルギーの効率的生産と利用の推進に貢献

する。 デンカ、CRK を完全子会社化

デンカは 2 月 22 日、工業用ゴム製品の製造・加工・販売会社シー・アール・ケイ(CRK)を完全子会社化することを明らかにした。出資比率を、これ

までの 53%から 100%へ引き上げ、2018 年 2 月末日をもって完全子会社化するため株式譲渡契約を締結した。CRK を完全子会社化することで、同

社の素材開発と CRK の製品開発のシナジー効果を高め、スペシャリティー化を加速させる。 大陽日酸、東シベリアでのヘリウム売買契約を締結

大陽日酸は 2 月 22 日、米 100%子会社マチソン・トライガスを通じて、ロシア国営天然ガス企業ガスプロムの子会社ガスプロム・エクスポートと、東シ

ベリアでガスプロムが生産するヘリウムの売買契約を締結したことを明らかにした。ガスプロム・エクスポートとは 2012 年に、本ヘリウム開発での協力関

係についての覚書を締結している。本契約締結により、40 フィート ISO コンテナで購入した液化ヘリウムを日本や中国等極東マーケット向けに販売を

予定している。日本も含めた極東マーケット向けの安定供給に寄与するソースを、従来の米国だけでなく、ロシアでも長期的に確保することに成功し

た。 宇部興産、品質検査に関する不適切行為

宇部興産は 2 月 23 日、同社および丸善石油化学の折半出資宇部丸善ポリエチレン(UMP)が過去に販売した製品の一部について、生産を請け

負う同社千葉石油化学工場においてユーザーとの契約に基づく製品検査項目の一部を実施していなかったことが判明したことを明らかにした。対象

製品は UMP が販売する低密度ポリエチレン製品のうち主として押出被覆用途向けに販売された製品で、UMP が販売するポリエチレン数量の約 7%に相当。2017 年 11 月より同社グループ全製品の品質調査を行っていたなかで、千葉石油化学工場が生産を請け負う低密度ポリエチレン製品にお

いて、ユーザーの納入仕様書に規定された製品検査項目の一部について実際には試験・分析をしていないにもかかわらず、検査成績表に記載して

いる事実が 12 月 11 日に確認された。なお、本行為の開始時点は、現在調査中。対象となる製品が出荷されたユーザーは 33 企業グループ(50 社)

にのぼる。品質管理体制の強化および内部監査の徹底等を図る。 東レ、ポリエステル・綿混織物事業を再編

東レは 2 月 22 日、ポリエステル・綿混(T/C)織物事業について、グローバルサプライチェーンの最適化と事業高度化に向けた再編を行うことを明ら

かにした。その一環として、中国において青島即発集団と合弁で運営する、T/C 織物事業会社の東麗即発(青島)染織について、同社グループが保

有する全株式(株式比率:東レ 60%、東麗(中国)投資 10%)を 1 月 30 日付で即発グループに譲渡し、同グループに経営移管した。今後は T/C 事

業の経営資源をアセアン拠点へ戦略的に集中し、アセアンを起点としたグローバルサプライチェーンを再構築するとともに、商品の高付加価値化や

糸綿/テキスタイル/縫製品一貫型ビジネスの拡充など事業の高度化を推進することで、T/C 事業のさらなるグローバル拡大を図る。

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三菱ケミカル、バイオエンプラのボトル向け新グレードの本格販売開始 三菱ケミカルは 2 月 27 日、2 月よりバイオエンジニアリングプラスチックのボトル向け新グレードの本格販売を開始したことを明らかにした。新グレー

ドは、再生可能な植物由来原料であるイソソルバイドを使用したバイオエンプラで、ポリカーボネートよりも透明性が高く、アクリル樹脂よりも強度に優

れ、割れにくい特徴があるため、自動車用途や光学用途など幅広い用途に採用されている。 東洋紡、液晶ディスプレー用フィルムの製造設備を新設

東洋紡は 2 月 27 日、液晶ディスプレー(LCD)市場の順調な成長と偏光板メーカーからの強い供給要望により、超複屈折フィルムの製造設備を新

設することを明らかにした。LCD 市場は順調に拡大、年率 3%の成長が見込まれている。また、超複屈折フィルムの事業環境においても LCD パネル

の大型化やオープンセル販売、ベゼルレス化により、耐水性、耐久性に優れるポリエステル(PET)の需要が拡大している。これらの需要拡大に対応

するため、犬山工場に 100 億円を投資し、超複屈折フィルム専用の製造設備を新設する。これにより超複屈折フィルムの製造体制は、犬山工場 2 ラ

イン、敦賀事業所 1 ラインの合計 3 ラインになる。2020 年 5 月からの量産開始を予定。 京葉モノマー、VCM プラントを 3 月末にも再稼働へ

京葉モノマーは、市原工場にある VCM プラントを 3 月末にも再稼働する予定である。同プラントは定期メンテナンスのため、2 月中旬より稼働を停

止している。VCM 生産能力は年産 20 万トン。 トクヤマ、トクヤマ・セントラルソーダの社名を変更

トクヤマは 3 月 1 日、2014 年 3 月にセントラル硝子と共同で設立した、ソーダ灰・塩化カルシウムの共同事業会社トクヤマ・セントラルソーダについ

て、2018 年 3 月末にセントラル硝子の全ての保有株式を取得するに伴い、社名を変更することを明らかにした。新社名はトクヤマソーダ販売。変更時

期は 4 月 1 日。 海外石油化学関連ニュース

トタル、PP 供給に対してフォースマジュールを宣言

仏石油メジャーのトタルは 1 月 31 日、ベルギーのフェルイとフランスのゴンフルヴィルにある 2 つの工場からの PP 供給についてフォースマジュー

ルを宣言した。想定外の技術的な問題が生じたため、両サイトでの生産に影響が出たという。なお、フェルイのプラントについては 4 月中旬にメンテナ

ンスが予定されており、メンテナンスが終了するまで生産制限は継続するという。 Biaxplen、BOPP フィルム用金属化装置が始動

露化学大手シブール子会社 Biaxplen は 2 月 1 日、年産 5000 トンの BOPP フィルム用のメタライゼーション装置を始動したことを明らかにした。同

装置は、真空蒸着プロセスを用いてアルミニウムナノレイヤーでフィルムをコーティングする。シベリア地域で伸長する高品質包装に対する需要を満

たす。金属化されたフィルム供給は近隣地域への供給のほか、他のシブールのサイトで生産される同等のグレードの輸出をも可能とする。 SK E&C、LSP のエチレンプラント建設を受注

韓国建設大手 SK E&C は 2 月 1 日、仏建設大手テクニップと共同で、タイ財閥大手サイアム・セメント・グループ(SCG)がベトナム南部バリアブンタ

ウ省で進める石油化学コンプレックス計画ロンソン石油化学(LSP)の建設の中で最大規模のエチレンプラント建設プロジェクトを受注したことを明らか

にした。基本設計、詳細設計、購買、施工、試運転を含むターンキーシステムで実施される。プロジェクトの完工までには 53 ヶ月を要す。投資額は 20億ドル。なお、韓国建設大手ポスコ建設も同日、LSP 建設の一部を受注したことを明らかにした。総貯蔵能力 30 万トンの石油化学製品貯蔵タンク 28基、原材料輸送パイプライン、埠頭および海洋施設を建設する予定。完工は 2022 年が予定されている。投資額は 6 億 8000 万ドル。 FENC、米国の PET プラントを入札

台湾石油化学大手遠東新世紀(FENC)は 2 月 2 日、米ウェストバージニア州の元ポリマー製造業者を買収したことを明らかにした。米ポリマーメー

カーの M&G ポリマーズ USA が以前所有していた PET 工場(年産約 36 万トン)を 3400 万ドルで入札、これにはオハイオ州の研究センターも含まれ

るという。M&G は破産保護申請後、昨年 9 月に郡政府に同工場の閉鎖を通知している。買収後、FENC 初の米国生産拠点となる。なお、同社は台

湾と中国に生産拠点を有しており、ベトナム工場は 6 月に生産を開始する予定。 CAP、PE 生産能力拡大へ

インドネシア石油化学大手チャンドラ・アスリ石油化学(CAP)は 2 月 2 日、バンテン州チレゴンに新設するポリエチレンプラントの着工式を行った。

新プラントでは HDPE、LLDPE、m-LLDPE を生産する。生産能力は年産 40 万トンで、現有能力と合わせると同社の PE 能力は同 73.6 万トンへと拡

大する。投資額は推定 3 億 5000 万ドル。プロジェクトの完工は 2019 年末、2020 年初頭の操業開始を予定している。

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PNNL、エタノール to ブタジエン触媒を開発 パシフィック・ノースウエスト国立研究所(PNNL)は、エタノールを直接ブタジエンに転換する触媒を開発したことを明らかにした。現在のエタノール

-ブタジエン触媒は、70%の収率達成のために水を含まないエタノールを複数回通過させる必要がある。PNNL は再生可能エネルギー源からブタジ

エンを生成するべく硝酸銀粉末と硝酸ジルコニルベースの触媒を開発、水性エタノールを一回通過させることで 70%の収率でブタジエンを回収する

ことが可能となる。 Yansab、PE プラントを定修入り

サウジ基礎産業公社(SABIC)系列のヤンブー・ナショナル・ペトロケミカル(Yansab)は、HDPE および LLDPE プラントの稼働を停止した。メンテナ

ンスによるもので、1 月最終週から点検作業を開始、稼働停止期間は約 6-7 週間となる模様。生産能力は、それぞれ年産 40 万トン。 錦湖三井化学、原料不足により MDI 供給が低減

韓国化学大手錦湖三井化学(KMCI)は、MDI 製造に深刻な問題が発生したことを明らかにした。麗水にある原料供給メーカーの設備問題により

主原料不足に陥り、生産減少を余儀なくされている。麗水工場の稼働率は現在、最低限の状態で操業しているという。現況は 2 月末まで続く見通し

だという。同プラントの生産能力は年産 35 万トン。 ハンファケミカル、原料供給メーカーのトラブルにより TDI 出荷が遅延

韓国化学大手ハンファケミカルは、TDI 出荷が遅れることを明らかにした。予定外の問題により 2 月 2 日から TDI プラントの稼働を低下させている。

原料供給メーカーの工場トラブルが原因。この影響で予定されている出荷スケジュールをしばらく延期することを顧客に通達した。なお、BASF KOREA も同様に、TDI 供給に影響が出ているという。 IGP メタノール、大型メタノールコンプレックスの FEED 契約を締結

米メタノール大手 IGP メタノールは 2 月 5 日、ルイジアナ州マートルグローブで予定されているメキシコ湾岸メタノールコンプレックス計画のフロント・

エンド・エンジニアリング・デザイン(FEED)契約を米エンジニアリング大手 CB&I と締結したことを明らかにした。同施設では、天然ガス、水、酸素から

精製メタノールを生産する。1 系列のメタノール生産能力は年産 180 万トン、開発は 4 段階で進められ、4 系列の生産設備が建設される。 BP、中国での小売り事業拡大に向けて東明石油化学グループと提携

英石油メジャーBP は 2 月 5 日、中国の山東省、河南省、河北省における小売燃料事業を開発するため、東明石油化学グループと合弁契約を締

結した。株式持分は東明石油化学が 51%、BP が 49%。ブランド、高品質製品、サービスを提供し、中国市場での小売燃料ネットワークを構築する予

定。リテールでのプレゼンスを高めることで、川下での収益向上を図る。ネットワークは向こう 10 年で 500 サイトへと拡大する予定。なお、同社は現在、

広東省と浙江省にて、CNPC およびシノペックとパートナーシップを組んで、740 以上の小売店を運営している。 セラニーズ、熱可塑性プラスチックのカスタムコンパウンダーの買収が完了

米化学品大手セラニーズは、オムニ・プラスチックおよびその子会社の買収が完了したことを明らかにした。オムニ・プラスチックスはインディアナ州

エバンスビルにコンパウンド工場を有している。また、子会社でメキシコの販売会社である Resinal de Mexico も買収に含まれ、同社のメキシコシティの

事務所も取得することになる。今回の買収により、セラニーズは米国におけるコンパウンディング能力が増強され、熱可塑性コンパウンド製品のポート

フォリオを強化する。なお、財務条件等は明らかになっていない。 エクソン・モービル、新スチームクラッカーが第 2 四半期に稼働開始へ

米石油メジャーのエクソン・モービルは 2 月 6 日、テキサス州ベイタウンのスチームクラッカーが機械的に完成、第 2 四半期(4-6 月期)中にも稼働

を開始する予定であることを明らかにした。同クラッカーのエチレン生産能力は年産 150 万トン。システムのテストや初期の原料供給の作業等は順調

に進んでいるという。当初、2017 年第 4 四半期(10-12 月期)の稼働開始予定だったが、ハリケーンの影響により遅延していた。 サソール、南アのワックス生産能力を拡大

南ア化学大手サソールは 2 月 6 日、南アフリカのワックスプラントの生産能力を増強することを明らかにした。低炭素製品へのシフトを対応すべく化

学品、ガス、クリーンエネルギープロジェクトを多様化する同社において、接着剤や印刷用に使用されるワックスのプロジェクトは同国における最大投

資の一つ。自社にて資金調達を行い、戦略的化学事業の拡大を図る。サソルバーグのサイトの能力を、今後 2 年間で年産 13.7 万トン拡大する。同社

は 12 月末までの半年間で、ワックスを 6.3 万トン生産した。

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アルケマ、中国でポリアミド 12 の生産能力を拡大 仏化学大手アルケマは 2 月 6 日、ポリアミド 12 ポリマーの生産能力を 25%拡大する投資計画を明らかにした。アジアにおける旺盛な需要に対応

する。中国の江蘇省常熱市にあるプラットフォームを拡張、2020 年半ばに稼働を開始する予定である。投資額は数千万ユーロ。この投資計画により、

欧州、北米、アジアの 3 つの主要地域におけるポリアミド事業を強化する。 GS カルテックス、オレフィン製造施設建設へ大規模投資

韓国石油大手 GS カルテックスは 2 月 7 日、麗水第 2 工場近くのサイトにて、石油化学施設を建設するために大規模投資を行うことを明らかにし

た。ナフサなどを分解して基礎原料エチレンやプロピレンなどのオレフィン製品を生産し、現在の石油精製事業構造から脱却して統合エネルギー企

業への成長を目指す。クラッカーの生産能力は、エチレンが年産 70 万トン、プロピレンが同 50 万トン。投資額は 18 億ドル。出資パートナーである米

石油大手シェブロンとの合意に基づき、2 月末の取締役会で同プロジェクトは確定する見込み。年内に設計作業を開始し、2019 年にもプロジェクトに

着手する。 フォルモサ・プラスチックス USA、PE 出荷にフォースマジュールを宣言

台塑集団(FPG)傘下のフォルモサ・プラスチックス USA は 2 月 7 日、PE 出荷に関してフォースマジュールを宣言した。昨年 12 月下旬、テキサス

州ポイントコンフォートのサイトにて火災が発生し、その影響でクラッカー(エチレン年産 68.1 万トン)が稼働を停止した。クラッカーの計画外停止に伴

い、HDPE プラント(年産 93.9 万トン)、LLDPE プラント(同 26.5 万トン)にも影響が出た格好。当初、2 月中旬にクラッカーの操業再開を予定していた

が、2 月後半へと再稼働は延期されている。 POL、今夏にインドで TPE 生産を開始予定

米特殊樹脂メーカー大手ポリワン(POL)は 2 月 7 日、今夏にインドのマハラシュトラ州プネーの既存施設において、熱可塑性エラストマー(TPE)生

産を開始する予定であることを明らかにした。同社は現在、同施設において、色・添加剤濃縮物、エンジニアリングポリマーソリューションなどを生産し

ている。TPE 生産を追加することにより、ユーザーへの迅速な対応や国内製造の幅広いポートフォリオを拡充が図れる。 ソンウォン、インドでフェノール系酸化防止剤生産を開始

韓国樹脂添加剤メーカー大手ソンウォンは 2 月 7 日、インドのグジャラート州パノリにて、主に不飽和エラストマーの後重合プロセスにおける安定剤

として使用される高分子量のフェノール系酸化防止剤の生産を開始したことを明らかにした。フェノール系酸化防止剤は、プラスチック、合成繊維、エ

ラストマーおよびワックスを含む、酸化されやすい有機基材に効果的なで非変色安定剤。ポリブタジエン、ポリイソプレン、溶液重合スチレンブタジエ

ン、ニトリルゴム、カルボキシル化スチレンブタジエンゴムラテックスおよびスチレンコポリマーを含む様々なエラストマーに適している。ホットメルト、溶

剤ベースの接着剤、天然および合成の粘着付与樹脂にも使用可能。 SABIC、PEI および PPE 生産能力を増強

サウジ基礎産業公社(SABIC)は 2 月 8 日、高機能性樹脂ポリエーテルイミド(PEI)とポリフェニレンエーテル(PPE)の世界的な供給能力の増強に

関するアジアとオランダでの投資プロジェクトを明らかにした。PEI の生産能力を拡大するため、シンガポールにある既存のコンパウンド工場の拡張を

含めた新たな工場の建設を計画し、2021 年上期までの稼働を目標に政府との最終調整を進めている。また、PPE と同オリゴマーの生産拡大を図るた

め、2019 年末までにオランダのベルヘン・オプ・ゾームに保有する既存工場での生産を再開する。これらにより、PEI の総生産能力は 50%、PPE の総

生産能力は 40%以上増強される。 ノバ・ケミカル、クラッカーの稼働を再開

カナダ化学大手ノバ・ケミカルは 2 月 9 日、オンタリオ州コルーニャサイトにあるスチームクラッカーの稼働を 8 日に再開したことを明らかにした。エ

チレン年産 81 万 6466 トンの同クラッカーは、1 月 28 日から計画外の稼働停止となっていた。同日よりエチレン、水素、C4 留分の出荷に対してフォー

スマジュールを宣言していた。生産されるエチレンは、パイプラインを通じて、ムーアおよびセントクレア川のサイトへと輸送され、樹脂原料として使用

される。 KBR、中国の新 PC プラント建設に関する契約を締結

米エンジニアリング大手 KBR は 2 月 8 日、中国化学品大手滄州大化が河北省滄州市に新設する PC プラント建設に関し、ライセンスおよびエン

ジニアリング、それと占有的な機器供給の両方の契約を締結したことを明らかにした。これらの契約のもと、KBR は同社独自のテクノロジーおよび基

礎エンジニアリングデザインパッケージを提供するとともに、年産 10 万トンの PC 製造装置 1 系列に向けた機器の供給を行う。なお、先々に生産能力

は 20 万トンへ拡大する予定。

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中国、韓国および台湾、米国からの SM にアンチダンピング 中国は 2 月 12 日、韓国、台湾、米国からの SM 輸入に対して 13 日よりアンチダンピング関税を課すことを明らかにした。韓国からの輸入に対する

課税は 7.8%から 8.4%へと引き上げられる。ハンファトタルが 7.8%、YNCC が 7.8%、ロッテケミカルが 8.4%、LG 化学が 8.0%、SK グローバルケミカ

ルが 8.0%、その他韓国メーカーは 8.4%。米国からは 9.2-10.7%で、ライオンデル・ケミカルが 9.2%、ウェストレイクスチレンが 10.7%、イネオス・スタ

イロルーションが 9.6%、アメリカ・スチレニクスが 9.6%、その他米国メーカーは 10.7%。台湾からは FCFC およびその他メーカーすべてに 5%課税さ

れることになる。昨年 6 月に調査を開始、今年 6 月に最終決定が下される予定。 BASF、予期せぬトラブルで EO プラントが稼働停止、フォースマジュールを宣言

独化学大手 BASF は 2 月 12 日、米ルイジアナ州ガイスマーのサイト内にある EO 製造施設が想定外の機械トラブルにより稼働を停止したため、精

製された EO の供給に対してフォースマジュールを宣言した。稼働停止期間などの詳細については明らかになっていない。同工場の EO 生産能力は

年産 22 万トン。 SABIC、コスマーのスチレン出荷に対するフォースマジュールが延長される見通し

サウジ基礎産業公社(SABIC)は 2 月 13 日、トタル石油化学との合弁コスマーが宣言しているスチレン出荷に対するフォースマジュールが、4 月中

旬まで続く可能性があることを明らかにした。寒冷天候による生産上の問題により 1 月 25 日にフォースマジュールを宣言、当初は 6 週間続く予定だ

った。しかし、4 月中旬まで完全なる生産回復はない可能性があるため、フォースマジュールは延期される模様。コスマーは、スチレン年産計 115 万ト

ンの生産ライン 2 基を操業している。 BASF、シンガポールの酸化防止剤工場に造粒、パウダー混合、包装ラインを新設

独化学大手 BASF は、シンガポールのジュロン島にある酸化防止剤工場に、造粒、パウダー混合、自動包装ラインを新設したことを明らかにした。

今回の投資により、最新の製袋充填機がドイツから輸入された。これにより、高度に自動化された包装ラインで、形状の安定した防水・耐水性の包装

袋を生産することが可能になる。 INOVYN、VCM および ECU 能力を拡張

スイス化学大手イネオス子会社 INOVYN は 2 月 14 日、ノルウェーの Rafnes にある VCM プラントおよび電気化学ユニット(ECU)の生産能力を拡

張することを明らかにした。VCM 生産能力は年産 7 万トン拡張する。2019 年第 3 四半期(7-9 月期)にオンライン予定。同プロジェクトにおいては、ス

カンディナビアにおけるカセイソーダユーザーへの供給向けに、メンブレン ECU の能力も年産 3.5 万トンになる。こちらは 2020 年第 1 四半期(1-3 月

期)を予定している。 エボニック、PA12 の新プラントを開設

独化学大手エボニックは 2 月 14 日、ドイツのマルルの生産拠点において、特殊ポリアミド 12 パウダー(PA12)の新生産ラインを開設したことを明ら

かにした。新生産ラインの開設により、生産能力が 50%拡大する。主に 3D 印刷市場向けの高性能パウダーを製造する。 ライオンデルバセル、A シュルマンを買収

蘭化学大手ライオンデルバセルは 2 月 15 日、特殊プラスチック樹脂メーカーの A シュルマンを買収することで合意したことを明らかにした。A シュ

ルマンの普通株を 1 株あたり 42 ドル支払い、債務も引き継ぐという。買収額は 22 億 5000 万ドルで、規制当局の承認を経て、2018 年下期に買収完

了となる予定。 CB&I、PTTGC のクラッカー設備を受注

米エンジニアリング大手 CB&I は 2 月 15 日、タイ東部ラヨーン県マプタプットのナフサクラッカーの設備を受注したことを明らかにした。タイ石油化

学大手PTT グローバルケミカル(PTTGC)が実施する事業で、元請けは韓国エンジニアリング大手サムスン・エンジニアリング。受注額は9500万ドル。

ナフサクラッカーおよび熱分解水素化装置のライセンス、基礎エンジニアリングなどを受け持つ。同クラッカーの生産能力は、エチレンが年産 50 万ト

ン、プロピレンは同 25 万トンで、2020 年の稼働開始を予定している。 IE シンガポール、1 月のシンガポールの石油化学製品輸出額は前年同月比 11.3%増、NODX は同 13.0%増

シンガポール国際企業庁(IE シンガポール)は 2 月 15 日、1 月の石油化学製品の輸出額(NODX)を発表した。輸出額は前年同月比 11.3%増の

11.6 億ドルとなった。NODX は同 13.0%増の 116.8 億ドルとなり、前月の同 3.1%増からプラス幅が拡大した。NODX は非石油地場輸出のことで、輸

出と荷を積みかえて輸出する再輸出との差が地場輸出、その地場輸出から石油関連輸出を差し引いたものが非石油地場輸出。

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 29

PTTGC、HDPE プラントを稼働停止 タイ化学大手 PTT グローバルケミカル(PTTGC)は 2 月 15 日、マプタプットにある HDPE プラントの稼働を停止した。計画されたメンテナンスに伴う

もので、2 月末まで保守点検を続ける。同プラントの HDPE 生産能力は年産 25 万トン。 Tasnee、PP プラント、稼働再開見通し

サウジアラビア国営 Tasnee は、ジュベイルにある PP プラントの稼働を再開する見通し。同プラントは 2 月 10 日から定期メンテナンスのために稼働

を停止している。2 月末に保守点検が終了し、再稼働する予定となっている。同プラントの PP 生産能力は年産 72 万トン。 HMEL、石油化学プロジェクトが政府の承認を得る

インド国営石油販売ヒンドゥスタン石油(HPCL)とシンガポールのミタル・エナジー・インベストメンツの合弁 HPCL ミタル・エナジー(HMEL)は、グ

ル・ゴービンド・シング石油精製・石油化学統合コンプレックスにおけるポリマープロジェクトについて、最近環境・森林省より承認を得た。エチレン年

産 120 万トンのナフサクラッカーのほか、同 40 万トンの LLDPE/HDPE スイングプラント 2 基が含まれる同プロジェクトの総額は 30 億ドル、2021 年 4月の完工が予定されている。 EMP、華彬集団と PTA 設定に関する覚書を締結

インドネシア石油大手エナジー・メガ・プルサダ(EMP)は、子会社を通じて中国総合商社華彬集団と PTA プラントを設定するための覚書を締結し

た。建設地については明らかになっていないが、合計年産 160 万トンの PTA 生産ラインを 2 ライン建設する。投資額は 6 億ドル。土地、建物、据付工

事、土木工事、電気および機械工事、試運転、引き渡しが含まれる。華彬集団は現在、中国で PTA ラインを 2 ライン操業しており、その生産能力は合

計で年産 210 万トン。なお、EPC へ販売するための設計、調達、建設(EPC)を行う PTA2 ラインをすでに保有している。 トタル、ボレアリス、ノバ・ケミカルズ、メキシコ湾岸に合弁会社を設立

仏石油メジャー・トタルとオーストリア石油化学大手ボレアリス、カナダ石油化学大手ノバ・ケミカルズは 2 月 19 日、米メキシコ湾岸に石油化学製品

の合弁事業を設立することで合意したことを明らかにした。トタルが 50%を出資し、残りの 50%をボレアリスとノバ・ケミカルズが持つ。合弁には 17 億ド

ルのエタンクラッカー(エチレン年産 100 万トン)が含まれ、トタルのテキサス州ポートアーサー製油所の近くで現在建設している。また、トタルのテキサ

ス州ベイポートにある既存の PE プラント(年産 40 万トン)が含まれるほか、新たにボレアリスの技術を使用した PE プラント(同 62.5 万トン)を同地に新

設する。プロジェクトは 2020 年に開始する予定。 ウェストレイク・ケミカル、米国とドイツで生産能力拡大を計画

米化学大手ウェストレイク・ケミカルは 2 月 19 日、米国とドイツの 3 プラントで生産能力を拡大する計画を明らかにした。ルイジアナ州ガイスマーに

あるプラントでは、建築用途で使用されるサスペンション PVC と VCM の生産を拡大する予定。ドイツにおいては、特殊 PVC および VCM の生産を拡

大する。今後 4 年間での完工を予定しており、同社の PVC 生産能力は年産約 34 万トン、VCM 生産能力は同 9 万トンになる。また、ドイツの工場で

塩素およびカセイソーダに製造に使用されるクロルアルカリの処理能力を拡大する計画。 プルタミナ、ブキット・アサム、ププック・インドネシア、石炭ガス化プラント建設を計画

インドネシア大手経済紙ビスニス・インドネシアが伝えたところによると、同国東カリマンタン州ベラウにて、石炭ガス化プラントの建設が計画されてい

る。炭鉱大手ブキット・アサム、国営肥料メーカーのププック・インドネシア、国営石油プルタミナが参画して合弁事業を設立し、ジメチルエーテル

(DME)をメタノールに加工し、さらにプロピレンに転化、それを原料に PP を生産する計画。投資額を決定するためのフィジビリティスタディを経て、計

画は実行に移される模様。初期段階においては、尿素が年産 40 万トン、DME が同 40 万トン、PP が同 45 万トン予定されている。 ケムワン、カセイソーダ生産が回復

仏化学大手ケムワンは、ラヴェラとフォス=シュル=メールにおけるカセイソーダ生産について、今月初めに大幅な減産を強いられたが現在は全面

的に回復しており、プラントはフル操業となっていることを明らかにした。ラヴェラでは、ローヌ川の水位が高かったことが影響して 3 ヶ月ほど生産量が

抑制され、能力の 50%未満の稼働が続いていた。一方のフォス=シュル=メールでは、今月に入り技術的な問題により生産が抑制され、稼働率はおよ

そ 80%となっていた。 CP Chem、スチームクラッカーを再稼働

米化学大手シェブロン・フィリップス・ケミカル(CP Chem)は 2 月 22 日、テキサス州オールドオーシャンのスウィーニー石油化学コンプレックスにある

スチームクラッカー(ユニット 22)の稼働を再開した。同クラッカーは定期メンテナンスのため、2 月 17 日より保守点検のため稼働を停止していた。クラ

ッカーの生産能力はエチレン年産 25 万 4014 トン。なお、同社広報担当者は詳細についてのコメントを差し控えている。

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2018-03

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Fanavaran 石油化学、酢酸プラントを再稼働 イラン化学大手 Fanavaran 石油化学は 2 月 20 日、バンダレエマームにある酢酸プラントの稼働を再開した。同プラントは 2 月 13 日、川上の一酸

化炭素プラントにおいて技術的なトラブルが発生し稼働を停止した。生産能力は年産 15 万トン。 IRPC、2022 年 4Q にも新アロマプラントの商業生産を開始予定

タイ石油化学大手 IRPC は、ラヨーン県の新アロマプラントの商業生産を、2022 年第 4 四半期(10-12 月期)にも開始する見通しを明らかにした。PXおよびベンゼンの生産を最大化させるべく、原料として同社の過剰となったナフサおよびトルエン、キシレンを使用するという。全体の原料必要量は年

間 130-150 万トンと推定される。同コンプレックスの生産能力は、PX が年産 100 万トン、ベンゼンが同 30 万トン、LPG やラフィネートなどその他の製

品は同 20 万トン。基礎エンジニアリングデザイン、フロントエンドエンジニアリングデザイン、エンジニアリング、調達、建設等は、2018 年から 2020 年

にかけて行う予定となっている。投資額は約 10-11 億ドル。 PX3 月 ACP ノミネーション

3 月の PX アジア契約価格(ACP)がノミネートされた。JXTG エネルギーは 1030 ドル、SK グローバルケミカルは 1020 ドルでノミネート。なお、2 月

の ACP は 970 ドル。 PTTGC、年内に事業拡大のため 9.5 億ドルを投資する計画

タイ石油化学大手 PTT グローバルケミカル(PTTGC)は 2 月 21 日、事業拡大に向けて、2018 年に 300 億バーツ(約 9 億 5178 万ドル)を投資する

計画を明らかにした。原油やポリマー価格の高騰を受け、今年は過去最高益を上げた前年に比べ 10%増の 4800 億バーツの売り上げを見込んでい

る。東部 3 県の経済特区である東部経済回廊(EEC)での能力拡張などを計画しているという。 東明恒昌化工、新 PP プラントにライオンデルバセルのプロセスを採用

山東省東明石油化学グループのプロピレン・PP 子会社東明恒昌化工は、山東省河西市に建設予定の新 PP ユニット(年産 20 万トン)に関して、蘭

化学大手ライオンデルバセルの Spheripol 法を採用することを明らかにした。ホモポリマー、ランダムコポリマー、インパクトコポリマーなど広範囲の PPグレードの製造が可能となる。なお、プロジェクトの他の詳細については明らかになっていない。 SOCAR、トルコのリファイナリーが 3Q に操業開始予定

アゼルバイジャン国営石油 SOCAR は、トルコで建設される新たな石油精製施設スター製油所が 2018 年第 3 四半期(7-9 月期)に操業を開始する

ことを明らかにした。トルコの精製能力を 30%引き上げ、石油製品の輸入依存度低減に貢献する。操業後、同国石油化学大手ペトキムに原料を供給

する予定。年間約 1000 万トンの原油を処理し、480 万トンのディーゼル油、160 万トンのナフサ、42 万トンのキシレンとともにジェット燃料や石油コーク

ス、改質油、硫黄、LPG などを生産する。 APC、PDH 装置および PP プラントを定修入り

サウジアラビア石油化学大手アドバンスド・ペトロケミカルズ(APC)は 2 月 23 日、ジュベイル石油化学コンプレックスにある PDH 装置(プロピレン年

産 50 万トン)を 2 月 26 日に、PP プラント(年産 48 万トン)を 2 月 27 日に稼働停止することを明らかにした。定期メンテナンスによるもので、2-4 週間

の稼働停止となる予定。PDH 装置は触媒転換後の 3 月 24 日に、PP プラントは 3 月 16 日のメンテナンス終了後に再稼働を予定している。 ダウ・ケミカル、MDI 供給のフォースマジュールを解消

米化学大手ダウ・ケミカルは 2 月 23 日、米国の MDI 供給におけるフォースマジュールを解消したことを明らかにした。米メキシコ湾を襲った厳冬の

影響で、テキサス州フリーポートにある MDI プラント(年産 34 万トン)からの供給に対して 1 月 24 日にフォースマジュールを宣言した。なお、独化学

大手 BASF のルイジアナ州ガイスマーの MDI プラント(同 30 万トン)からのフォースマジュールは継続している。 SCG、ロンソン石油化学プロジェクトを着工

タイ素材大手サイアム・セメント・グループ(SCG)は 2 月 24 日、10 年間の準備期間、紆余曲折を経てロンソン石油化学(LSP)プロジェクトを着工し

た。同プロジェクトはベトナム初の統合石油化学コンプレックスで、年間 160 万トンのオレフィン、200 万トンの PE や PP などの石油化学製品を生産す

る。港湾などの石油化学以外のインフラ建設も予定されている。2023 年初頭の商業運転開始を目指す。 IPC、EVA プラントの短期メンテナンス入りを計画

サウジアラビア石油化学大手 IPC は、ジュベイルにある EVA プラントの稼働を停止することを明らかにした。メンテナンスによるもので、4 月 20 日頃

から 9 日間の日程で保守点検を実施する。EVA 生産能力は年産 15 万トン。同社は、韓国石油化学大手ハンファケミカルとサウジアラビア石油化学

大手シプケムの合弁事業。出資比率はハンファケミカルが 25%、シプケムが 75%。

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2018-03

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ハネウェル、EQUATE の石油化学プラント強化に向けた MOU を締結 米総合テクノロジー大手ハネウェルは、クウェート石油化学大手 EQUATE のコンプレックスにおける事業支援に向け、革新的技術の開発を促進す

るべく EQUATE との間で覚書(MOU)に調印したことを明らかにした。MOU の一環として、EQUATE はハネウェルの最新のテクノロジーをテストする。

一方、ハネウェルの施設においては、EQUATE のニーズと新たなアイデアを評価する。EQUATE のニーズを分析し、生産性の向上とダウンタイムの

短縮などの付加価値創造に取り組み、同地域における石油化学産業の新たな基準を構築する。 INDEC、ポリマーおよび合成ゴム生産量が前年比大幅増

アルゼンチン国家統計局(INDEC)は 2 月 28 日、1 月の同国のポリマーおよび合成ゴム生産量が前年同月に比して 53.4%増加したことを明らかに

した。前年同月にはメンテナンスのためプラントが停止していたことが主因だという。基礎化学製品の生産量は前年同月比 5.7%増。プラスチック製品

の生産量は、パイプ、ドアや窓枠、家電製品などの需要に支えられ、同 1.3%増となった。一方、タイヤ生産量は同 17.9%減と減少した。これはメンテ

ナンスのためにプラントの操業を停止しているメーカーが複数あるため。生産量は減少しているが、堅調な経済成長のもとで自動車販売台数が増え、

またブラジル向けの輸出が増えていることから、タイヤ生産量のほか石油化学製品の消費が押し上げられると予測している。 BASF、年内にソルベイのナイロン事業買収へ

独化学大手 BASF は、2018 年中にベルギー化学大手ソルベイのナイロン事業の買収を完了させる予定である。買収額は 16 億ユーロ。2 月 27 日

に発表された 2017 年の年次報告書によると、最近発表された同買収案によって、輸送、建設、消費財業界向けのエンジニアリングプラスチックの幅

が広がり、原材料調達も強化されるという。 ソナトラック、トルコでの石油化学コンプレックス建設に合意

アルジェリア国営炭化水素公社ソナトラックは 2 月 27 日、トルコに 10 億ドル規模の石油化学コンプレックスを建設するため、トルコの RONESANSおよび BAYEGAN と合意したことを明らかにした。同施設は、アルジェリアから供給される原料をもとに、プロピレンを年間 45 万トン生産する予定であ

る。これによりトルコの石油化学の輸入依存度が 25%削減されるという。 ランクセス、有機染料の能力を拡張

独特殊化学品ランクセスは、レバークーゼンにあるサイトの有機染料の生産能力を拡張することを明らかにした。投資額は 500 万ユーロ。2018 年末

までの完工を目指し、完工後の生産能力は現有能力の 25%増しとなる。この能力拡張により、プラスチック業界向けの高品質染料の世界的な需要、

特にアジアの需要増加に対応する。主に PS、PC、ABS、PMMA および PET の着色に使用される。 トリンセオ、S-SBR 生産能力拡張および新パイロットプラント始動

米化学大手トリンセオは 2 月 28 日、ドイツのシュコパウにおいて S-SBR プラントの拡張および新パイロットプラントを開始したことを明らかにした。第

4 生産ラインとなる S-SBR 生産ラインの能力は年産 5 万トンで、この拡張により同社の S-SBR 生産能力は同 20 万トンと 33%拡大する。パフォーマン

スタイヤ市場を中心に世界的に需要が伸長していることに対応、大半がタイヤ業界向けに生産される。新パイロットプラントは、次世代素材の開発や、

タイヤ試験に必要な新 S-SBR に向けた素材などを供給する。 中国経済指標

中国製造業 PMI、1 月は 51.3、0.3 ポイント低下

中国国家統計局と中国物流購買連合会は 1 月 31 日、1 月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月比 0.3 ポイント低下の 51.3 となったことを

明らかにした。景気判断の節目となる 50 を 18 ヶ月連続で上回った。製造業は成長を続けているものの鈍化しており、政府が取り組む環境汚染や債

務リスクを軽減による生産への影響、不動産市場の減速の影響が及んだ。マクロ経済の重要な先行指標となる中国製造業の PMI は、50 を上回れば

製造業が拡張傾向にあることを示し、50 を下回れば製造業の収縮を示す。企業規模別内訳では大型企業が前月比 0.4 ポイント低下の 52.6、中型企

業が同 0.3 ポイント低下の 50.1、小型企業が同 0.2 ポイント低下の 48.5。5 つのサブ指数のうち、生産指数、新規受注指数が景況感の分岐点である

50 を上回った。生産指数は同 0.5 ポイント低下の 53.5、新規受注指数は同 0.8 ポイント低下の 52.6。一方、原材料在庫指数は同 0.8 ポイント上昇の

48.8、就業人員指数は同 0.2 ポイント低下の 48.3、サプライヤー配送時間指数は同 0.1 ポイント低下の 49.2 と 50 を下回った。 なお、財新伝媒が 2 月 1 に発表した 1 月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は 51.5 なり、前月比変わらずとなった。8 ヶ月連続で景況改善と悪

化の分かれ目となる 50 を上回った。生産の伸びが高く、雇用の減少が鈍ったことで製造業の改善が示された。なお、新規受注と新規輸出受注の伸

びは鈍化した。

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2018-03

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ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 32

中国非製造業 PMI、1 月は 55.3、0.3 ポイント上昇 中国国家統計局と中国物流購買連合会は 1 月 31 日、1 月の非製造業購買担当者指数(PMI)が前月比 0.3 ポイント上昇の 55.3 となったことを明

らかにした。景気拡大・後退の分岐点の 50 を上回り、非製造業の成長の持続が示された。業種別にみると、サービス業ビジネス活動指数が前月比

1.0 ポイント上昇の 54.4 となり、サービス業の拡大が示された。小売業、航空輸送業、電気通信・衛星ラジオ・テレビ放送サービス業、インターネット・ソ

フトウェア・IT サービス業、金融サービス業、保険業、リースおよびビジネスサービス業などの指数は 55%を上回り、業務総量は好調であり、急速に拡

大している。一方、宿泊業、飲食業、不動産業、住民サービスおよび修理業などは分岐点の 50 を下回り、業務総量が減少した。建築業ビジネス活動

指数は前月比 3.4 ポイント低下し 60.5。高い業務総量を維持され、生産活動が加速していることが示された。新規受注指数は同 0.1 ポイント低下の

51.9。業種別にみると、サービス業の新規受注指数が同 0.9 ポイント上昇の 51.8、建築業新規受注指数は同 5.3 ポイント低下の 52.8 となった。 なお、財新伝媒が 2月 5 日に発表した 1 月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月から 0.8 ポイント上昇し、54.7 となった。予想に反し 2012

年 5 月以来の高水準となった。また、新規受注指数も大幅上昇した。 中国の 1 月貿易額、前年同月比 22.0%増

中国税関総署は 2 月 8 日、1 月の貿易統計データを発表した。輸出入総額は 3806 億 9800 万ドルに達し、前年同月比 22.0%の増加となり、13 ヶ

月連続で前年を上回った。輸出額は同 11.1%増の 2005 億 1890 万ドルとなり、11 ヶ月連続で前年を上回った。輸入額は同 36.9%増の 1801 億 7910万ドルとなり、15 ヶ月連続で前年を上回った。また、輸出が輸入を 11 ヶ月連続で上回ったが、前月比で輸出額が減少し、輸入額が増加したことから

貿易黒字は 203 億 3980 万ドルへと縮小した。昨年 2 月に異例の貿易赤字となって以降、最小の黒字幅となった。1 月の国・地域別の貿易額では、

対欧州連合(EU)が前年同期比 23.1%増の 575 億 8560 万ドル、対米国が同 16.4%増の 532 億 7010 万ドル、対香港が同 21.9%増の 235 億 0090万ドル、対東南アジア諸国連合(ASEAN)が同 38.2%増の 504 億 4270 万ドル、対韓国が同 22.3%増の 254 億 1010 万ドル、対台湾が同 38.2%増

の 187 億 2460 万ドル、対オーストラリアが同 6.8%増の 127 億 6500 万ドル、対インドが同 13.5%増の 77 億 6170 万ドル。その他の主要貿易相手で

は日本が 17.8%増の 263 億 5270 万ドル、ドイツが 22.9%増の 154 億 6090 万ドル。また、1 月の原油の輸入量は同 19.6%増となり、過去最高の 4064万トン、プラスチック原料の輸入量は同 31%増の 292 万 8000 トンとなった。 中国 CPI 1 月 1.5%上昇、PPI 1 月 4.3%上昇

中国国家統計局は 2 月 9 日、1 月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)を発表した。1 月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で

1.5%上昇した。前月比では 0.6%上昇となった。春節の長期休暇が、1 月ないし 2 月にあるため、例年のこの時期の数値には歪みが生じる可能性が

ある。CPI 上昇率を地域別に見ると、都市部価格が前年同月比 1.5%上昇、農村部価格が同 1.5%上昇。商品別は、食品価格が同 0.5%低下、非食

品価格が同 2.0%上昇。また、財、サービス別では消費財価格が同 1.0%上昇、サービス価格が同 2.3%上昇。また、1 月の生産者物価指数(PPI)は

前年同月比で 4.3%上昇し、17 ヶ月連続で前年を上回ったが鈍化傾向を示した。前月比では 0.3%上昇し、7 ヶ月連続のプラスとなった。生産財出荷

価格は前年同月比 5.7%上昇。内訳は採掘工業製品が同 6.8%上昇、原料工業製品が同 7.3%上昇、加工工業製品が同 4.9%上昇。消費財出荷価

格は同 0.3%上昇し、内訳は食品類が同変わらず、衣類が同 0.8%上昇、一般日用品が同 1.4%上昇、耐久消費財が同 0.3%低下となった。品目別

の仕入れ価格は、燃料類が同 6.2%、黒色金属(鉄・マンガン・クロムなど)類が同 9.0%、非鉄金属・ワイヤー類が同 10.5%、化学原料類が同 5.9%と

それぞれ上昇した。 中国の 1 月自動車生産 13.6%増の 268.83 万台、販売は 11.6%増の 280.92 万台

中国自動車工業協会は 2 月 9 日、1 月の自動車(乗用車・トラック・バス)生産・販売台数を明らかにした。1 月の自動車生産台数は前年同月比

13.6%増の 268 万 8300 台(前月比 11.6%減)、販売台数が前年同月比 11.6%増の 280 万 9200 台(前月比 8.2%減)となり、生産、販売とも 10%以

上の伸びを示した。1 月の統計の内訳は乗用車生産が前年同月比 12.5%増の 233 万 0600 台(同 10.7%減)、乗用車販売が同 10.7%増の 245 万

6200 台(同 7.4%減)、トラック・バスなどの商用車の生産が同 21.4%増の 35 万 7700 台(同 17.2%減)、商用車の販売が同 18.0%増の 35 万 3100 台

(同 13.3%減)となった。ちなみに 2016 年の自動車生産台数は前年比 14.5%増、販売台数は同 13.7%増と顕著な伸びとなった。2017 年は前年同

期比 3.2%増の 2901 万 5400 台、販売台数は同 3.0%増の 2887 万 8900 台となり、過去最高を更新したが伸びは鈍化している。2018 年の自動車販

売台数は 3%増加、うち乗用車は 3%、商用車は 1%増加すると予想している。さらに輸出入を勘案すると、2018 年の中国自動車市場の需要は 2998万台になるとの見通しを示している。

中国政府は 2015 年 10 月にスタートした排気量 1.6L 以下の小型車を対象に車両購置税(自動車取得税に相当、税率 10%)を 5%に引き下げる

減額措置を実施し、需要増となった。一昨年 12 月には、2016 年末で期限を迎えるはずだった減税措置を 1 年延長したが、減税幅は半分に圧縮され

7.5%に引き上げた。2017 年 12 月末をもって車両購入税の減税政策は終了し、2018 年 1 月 1 日から法定税率の 10%に戻った。また、2014 年 9 月

にスタートした新エネルギー車(電気自動車、プラグインハイブリッド車(レンジエクステンダー車を含む)、燃料電池車など)を対象に車両購置税徴収

を免除する優遇策は 2017 年 12 月末で適用されていたが、昨年 12 月に免税期間が 3 年間の延長が発表されている。

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

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中国主要工業製品生産量 2011-2017 年 単位 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 前年比

原油 万トン 20,365 20,748 20,813 21,010 21,474 19,969 19,151 -4.0 鉄鉱石 万トン 132,694 130,964 145,101 151,424 138,129 128,089 122,937 7.1 リン鉱石 万トン 8,122 9,530 10,851 12,044 14,204 14,440 12,313 0.6 原塩 万トン 6,429 6,216 6,460 6,434 5,975 6,310 6,267 3.8 砂糖 万トン 1,169 1,389 1,568 1,660 1,475 1,433 1,464 3.3 清涼飲料水 万トン 11,762 13,024 14,927 16,677 17,661 18,345 18,051 4.6 糸 万トン 2,895 3,333 3,611 3,899 4,048 4,040 4,050 5.6 布 億メートル 620 660 683 704 710 715 696 1.2 絹織物 万メートル 61,798 69,696 93,579 71,676 62,411 66,756 60,070 -2.7 紙及び段ボール 万トン 11,034 11,376 11,514 11,786 11,774 12,319 12,542 3.1 新聞紙 万トン 369 390 369 359 350 292 249 -18.1 ガソリン 万トン 8,141 8,976 9,833 11,030 12,104 12,932 13,276 3 灯油 万トン 1,880 2,131 2,510 3,001 3,659 3,284 3,365 5.4 軽油 万トン 16,676 17,064 17,273 17,635 18,008 2,588 2,677 5 コークス 万トン 42,779 44,323 47,636 47,691 44,778 44,912 43,143 -3.3 硫酸 万トン 7,417 7,637 8,078 8,846 8,976 8,889 8,694 1.7 カセイソーダ 万トン 2,466 2,698 2,854 3,180 3,028 3,284 3,365 5.4 炭酸ナトリウム 万トン 2,303 2,404 2,429 2,515 2,592 2,588 2,677 5 化学肥料(窒素/リン酸/カリ) 万トン 6,027 7,432 7,154 6,934 7,627 7,005 6,065 -2.6 化学農薬原薬 万トン 265 355 319 374 374 329 348 1.6 エチレン 万トン 1,528 1,487 1,623 1,704 1,715 1,781 1,822 2.4 合成樹脂 万トン 4,798 5,213 5,837 6,951 7,691 8,227 8,378 4.5 合成洗剤 万トン 851 888 1,030 1,229 1,264 1,299 1,265 12.4 合成繊維 万トン 3,363 3,811 4,134 4,433 4,872 4,944 4,920 5 プラスチック製品 万トン 5,474 5,782 6,189 7,388 7,561 7,717 7,516 3.4 セメント 万トン 206,317 218,405 241,440 247,619 234,796 240,295 231,625 -0.2 板ガラス 万重量箱 73,789 71,417 77,898 79,262 73,863 77,403 79,024 3.5 銑鉄 万トン 62,969 65,791 70,897 71,160 69,141 70,074 71,076 1.8 粗鋼 万トン 68,327 71,654 77,904 82,270 80,383 80,837 83,173 5.7 鋼材 万トン 88,131 95,186 106,762 112,557 112,350 113,801 104,818 0.8 非鉄金属 10 品目 万トン 3,424 3,691 4,029 4,417 5,090 5,283 5,378 3.0 酸化アルミニウム 万トン 3,417 3,772 4,438 4,777 5,898 6,091 6,902 7.9 銅材 万トン 1,111 1,168 1,499 1,784 1,914 2,096 1,862 6.9 アルミ材 万トン 2,743 3,074 3,963 4,846 5,236 5,796 5,832 9.5 産業用ボイラー 蒸発量トン 413,329 439,337 512,736 558,118 438,878 458,104 433,675 -0.8 エンジン 万キロワット 136,967 149,654 177,055 214,105 203,179 226,001 267,405 17.4 工作機械 万台 86 80 72 86 76 78 64 6.8 可搬電動工具 万台 23,641 25,317 23,982 25,597 24,601 25,405 25,597 11.6 金属精錬設備 トン 635,690 857,885 862,332 1,150,111 655,543 546,060 563,868 7.7 セメント用設備 トン 853,467 836,152 928,799 946,031 798,051 865,540 1,012,636 11.7 飼料製造設備 台 398,770 498,198 524,957 647,039 517,489 477,227 488,035 5.7 包装機器 台 70,816 72,319 109,887 102,600 100,507 104,245 101,377 -0.3 大型トラクター 台 37,513 56,004 63,255 69,876 77,372 62,979 51,052 -18.9 中型トラクター 台 423,026 407,266 521,309 573,840 610,780 566,914 367,210 -11.9 小型トラクター 万台 238 179 194 168 140 136 100 -13.2 公害防止機器 台 85,999 107,138 85,722 307,238 354,074 490,737 375,697 3.5 鉄道車両 輌 2,530 1,622 1,436 1,658 1,979 1,292 1,500 32.2 自動車 万台 1,919 2,060 2,387 2,390 2,484 2,819 2,994 3.2 鋼製民間船舶 万載重量トン 9,215 7,829 6,147 4,874 4,844 4,256 4,377 9.5 発電機器 万キロワット 14,739 13,622 12,735 15,360 12,441 14,066 11,833 -7.3 AC モータ 万キロワット 25,188 25,691 27,915 30,134 28,258 27,765 27,918 10.0 家庭用洗濯機 万台 6,671 6,742 7,202 7,114 7,275 7,621 7,501 3.2 家庭用冷蔵庫 万台 8,699 8,427 9,341 9,337 8,993 9,238 8,670 13.6 家庭用冷凍庫 万台 1,873 1,908 2,085 1,801 2,171 2,148 1,793 9 室内空調機 万台 13,913 13,281 14,333 15,717 15,650 16,049 18,040 26.4 自動電話交換機 万台 3,033 3,207 3,181 3,123 1,880 1,467 1,241 -17.8 ファックス 万台 184 250 161 174 165 176 228 30.0 携帯電話基地装置 万台 6,963 11,778 14,249 35,395 30,660 34,084 27,233 -19.4 携帯電話 万台 114,298 118,160 153,181 176,444 181,914 226,109 192,208 1.6 パソコン 万台 35,017 38,398 37,670 40,577 36,044 33,144 36,376 7 マイコン機器 万台 32,548 35,419 35,246 35,091 31,419 29,009 30,678 7.0 集積回路 億個 762 830 868 1,035 1,087 1,329 1,565 18.2 カラーテレビ 万台 12,436 13,971 14,027 15,542 16,207 17,483 17,233 1.6 電気計測器 万台 12,694 13,408 12,426 15,347 17,717 20,412 22,378 -5.6 複写機・印刷機 万台 655 687 635 713 734 684 825 -9.2 発電量 億 kwh 46,037 48,188 52,451 54,638 56,184 59,111 62,758 5.7 火力発電量 億 kwh 38,137 37,867 42,153 42,049 42,102 43,958 46,115 4.6 水力発電量 億 kwh 6,108 7,595 7,891 9,440 9,960 10,518 10,819 3.4

* データは速報値、2017年の前年対比は確報値との比較

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2018-03

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原油見通し

EIA、2018 年 WTI スポット平均価格見通しは 58.28 ドルと上方修正

米エネルギー情報局(EIA)は 2 月 6 日、2 月の短期エネルギー見通しを発表した。世界石油需要見通しは、2018 年は日量 1 億 0023 万バレルと

前月見通しから同 12 万バレルの上方修正、2019 年は同 1 億 0195 万バレルと同 19 万バレルの上方修正。世界石油供給見通しは、2018 年は日量

1 億 0043 万バレルと前月見通しから同 9 万バレルの上方修正、2019 年は同 1 億 0217 万バレルと同 6 万バレルの上方修正。原油スポット平均価格

に関しては、WTI スポット平均価格は、2018 年が 58.28 ドル(前月見通し 55.33 ドル)、2019 年は 57.51 ドル(同 57.43 ドル)とそれぞれ上方修正、ブ

レントスポット平均価格は、2018 年が 62.39 ドル(同 59.74 ドル)、2019 年は 61.51 ドル(同 61.43 ドル)とそれぞれ引き上げた。

単位: 1 万バレル/日、ドル/バレル (出所:EIA)

OPEC、非加盟国の供給見通しを大幅上方修正 石油輸出国機構(OPEC)は 2 月 12 日、2 月の石油市場月報を発表した。世界石油需要見通しは、2018 年は日量 9860 万バレルと前月見通しを

同 9 万バレル上方修正。非 OPEC 石油供給見通しは、2018 年は日量 5926 万バレルと前月見通しから同 32 万バレルの大幅上方修正。米国のシェ

ールオイルを中心に、英国、ブラジル、メキシコ、中国などの生産増加が背景。なお、1 月の OPEC 加盟国原油生産量は日量 3230.2 万バレルと前月

から 8100 バレル減少した。サウジアラビア、イラク、リビアなどが小幅に増産したが、政治や経済の混乱が続くベネズエラの生産が引き続き落ち込ん

だことが影響し、全体としては小幅に減少した。

単位: 1 万バレル/日 (出所:OPEC)

IEA、年内にも米国が世界最大の産油国となる可能性

国際エネルギー機関(IEA)は 2 月 13 日、2 月の月例報告を発表した。2018 年の世界石油需要の伸びを日量 140 万バレルとし、従来見通しの同

130 万バレルから上方修正した。ただし、2017 年の伸びは同 160 万バレルであり、今年はやや需要伸長が鈍化するとみている。一方供給面において

は、米国の原油生産量は同 130 万バレル増加すると予測、需要の伸びとほぼ同等になるという。年内にはサウジアラビアおよびロシアを上回り、世界

最大の産油国になる可能性があると指摘。1 月の石油輸出国機構(OPEC)の原油生産量は同 3216 万バレルと前月から 10 万バレル減少し、減産順

守率は 129%から 137%へと改善した。なお、在庫に関しては、12 月の OECD 商業用石油在庫は 28 億 8510 万バレルと前月から 5560 万バレル減

少、減少幅は 2011 年 2 月以降で最大となった。過去 5 年平均との乖離は 5000 万バレルほどへと縮小した。 ロイター、原油価格見通し

ロイターがまとめた金融大手など 37 社の 2 月 28 日時点での原油価格見通しによると、2018 年の WTI 価格見通しは 58.88 ドルと前回見通しの

58.11 ドルから上方修正された。2019 年は 58.09 ドル(前回見通し 57.74 ドル)、2020 年は 61.41 ドル(同 60.79 ドル)と上方修正、2021 年は 61.68 ド

ル(同 61.76 ドル)と下方修正。2018 年第 1 四半期は 60.71 ドル(同 59.29 ドル)、第 2 四半期は 59.38 ドル(同 58.22 ドル)とそれぞれ上方修正。2018年のブレント価格見通しは 63.00 ドルと前回見通しの 62.37 ドルから引き上げた。2019 年は 62.29 ドル(同 61.29 ドル)、2020 年は 65.55 ドル(同 64.52ドル)、2021 年は 65.97 ドル(同 65.25 ドル)とそれぞれ上方修正。2018 年第 1 四半期は 65.17 ドル(同 63.80 ドル)、第 2 四半期は 63.18 ドル(同

62.22 ドル)と上方修正。

2018年 2019年 2018年 2019年 2018年 2019年 2018年 2019年 2018年 2019年 2018年 2019年2017/12 9,996 10,001 3,271 1,002 52.77 57.262018/01 10,011 10,176 10,034 10,211 3,268 3,295 1,027 1,085 55.33 57.43 59.74 61.432018/02 10,023 10,195 10,043 10,217 3,243 3,270 1,059 1,118 58.28 57.51 62.39 61.51

修正幅 △12 △19 △9 △6 ▼25 ▼25 △32 △33 △2.95 △0.08 △2.65 △0.08

世界石油需要 世界石油供給 OPEC原油生産量 米国原油生産量 WTIスポット価格 ブレントスポット価格

2016年 2017年 17年2Q 17年3Q 17年4Q 2017/10 2017/11 2017/12 前月比アルジェリア 109.0 104.3 105.4 105.5 101.4 100.6 103.7 102.9 ▼0.85

アンゴラ 172.5 163.9 164.8 164.1 163.4 159.0 162.6 161.5 ▼1.09エクアドル 54.5 53.1 53.0 53.6 52.8 53.1 52.3 52.3 ▼0.05

赤道ギニア 16.0 13.5 13.7 12.9 13.2 13.0 13.1 13.4 △0.34ガボン 22.1 20.0 20.3 19.9 20.0 19.8 19.9 19.8 ▼0.09イラン 351.5 381.1 379.3 383.3 382.2 382.0 383.2 382.9 ▼0.34イラク 439.2 444.5 445.5 448.2 439.6 439.3 440.5 443.5 △3.02

クウェート 285.3 270.8 270.9 270.7 270.4 270.4 270.0 270.7 △0.68リビア 39.0 81.7 70.9 93.2 96.4 96.9 95.7 97.8 △2.10

ナイジェリア 155.6 166.0 159.4 176.3 176.5 177.2 182.8 181.9 ▼0.81カタール 65.6 60.7 61.3 60.3 60.4 60.8 60.2 59.6 ▼0.67

サウジアラビア 1,040.6 995.3 996.0 999.4 997.1 992.5 995.3 997.7 △2.33UAE 297.9 291.5 291.1 292.2 289.2 288.5 287.0 286.4 ▼0.63

ベネズエラ 215.4 191.6 196.4 192.9 177.1 179.9 164.7 160.0 ▼4.73計 3,264.3 3,238.0 3,227.9 3,272.5 3,239.9 3,233.0 3,231.0 3,230.2 ▼0.81

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石油化学統計

ナフサ統計 韓国 1 月ナフサ輸出入

韓国税関は 2 月 19 日に 1 月貿易統計を公表した。韓国の 1 月のナフサ輸入量は 189 万 0905 トンとなり、前月比 11.6%増加、前年同月比では

18.7%増加した。一方、1 月のナフサ輸出量は 39 万 2856 トンとなり、前月比 5.2%増加、前年同月比では 13.7%減少した。韓国はナフサ代替となる

LPG の輸入や国内製油所からの調達していることを踏まえると、アジアの貿易国としての地盤を堅実に固めている。1 月および 12 月の輸出入の明細

は以下のとおり。

台湾 1 月ナフサ輸入量

台湾財務省は 2 月 8 日に 1 月貿易統計(速報値)を公表した。台湾の 1 月のナフサ輸入量は 104 万 5477 トンとなり、前月比 22.5%減少、前年同

月比では 63.1%増加した。1 月および前月の原産地別の輸入統計は以下のとおり。

輸入量 割合 輸入単価 輸入量 割合 輸入単価MT % CIF韓国 $/MT MT % CIF韓国 $/MT

2018年1月 1,890,905 424 0.702 2017年12月 1,693,624 100 592 0.701UAE 508,397 26.9 415 0.685 ロシア 492,669 29.1 596 0.720ロシア 341,453 18.1 434 0.718 UAE 396,611 23.4 596 0.687米国 287,900 15.2 433 0.718 カタール 267,696 15.8 583 0.682インド 102,149 5.4 412 0.689 インド 140,331 8.3 587 0.701オランダ 93,293 4.9 444 0.743 クウェート 134,131 7.9 593 0.688カタール 91,172 4.8 403 0.666 米国 107,347 6.3 600 0.739スペイン 86,648 4.6 422 0.701 ギリシャ 64,586 3.8 596 0.709クウェート 78,716 4.2 422 0.679 ペルー 36,061 2.1 554 0.688サウジアラビア 73,655 3.9 401 0.667 エジプト 25,036 1.5 591 0.716ギリシャ 61,172 3.2 431 0.712 フランス 16,000 0.9 595 0.688パキスタン 45,810 2.4 435 0.720 シンガポール 10,015 0.6 595 0.691ノルウェー 34,980 1.8 457 0.746 マレーシア 3,142 0.2 570 0.727エジプト 27,377 1.4 431 0.717 オランダ 0 0.0 6,226 1.000オーストラリア 23,123 1.2 453 0.740 イラン 0 0.0 6,250 1.000イタリア 22,500 1.2 411 0.702バーレーン 12,562 0.7 410 0.687マレーシア 0 0.0 7,895 1.000

輸出量 割合 輸出単価 比重 輸出量 割合 輸出単価 比重MT % FOB韓国 $/MT MT % FOB韓国 $/MT

2018年1月 392,856 412 0.697 2017年12月 373,425 413 0.689中国 193,714 49.3 428 0.725 中国 173,061 46.3 437 0.724日本 167,492 42.6 397 0.674 日本 134,770 36.1 398 0.661台湾 31,650 8.1 404 0.662 台湾 65,593 17.6 388 0.660

原産地 比重原産地 比重

輸出先輸出先

輸入量 割合 輸入単価 輸入量 割合 輸入単価MT % CIF台湾 $/MT MT % CIF台湾 $/MT

2018年1月輸入合計 1,045,477   614.5 0.706 2017年12月輸入合計 1,348,732 590.7 0.701UAE 247,161 23.6 625.8 0.695 UAE 321,835 23.9 589.5 0.694インド 191,397 18.3 607.2 0.689 インド 215,578 16.0 588.2 0.687アメリカ 145,910 14.0 603.1 0.722 カタール 154,747 11.5 605.7 0.694サウジアラビア 115,146 11.0 602.7 0.708 米国 130,860 9.7 602.8 0.740ロシア 94,986 9.1 613.5 0.752 アルジェリア 122,308 9.1 557.9 0.697カタール 73,609 7.0 646.0 0.704 ロシア 100,517 7.5 599.8 0.740オマーン 50,897 4.9 603.7 0.709 オマーン 92,913 6.9 563.8 0.707イラン 47,831 4.6 606.8 0.713 オランダ 68,404 5.1 622.2 0.747シンガポール 34,182 3.3 615.2 0.707 韓国 65,594 4.9 593.7 0.659タイ 18,987 1.8 609.0 0.654 メキシコ 33,595 2.5 603.1 0.660マレーシア 14,416 1.4 627.7 0.754 マレーシア 29,833 2.2 585.9 0.680フィリピン 10,955 1.0 609.0 0.672 パキスタン 12,548 0.9 594.7 0.718

比重原産地 原産地比重

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2018-03

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1 月のエチレン用輸入ナフサ通関実績 経済産業省製造産業局素材産業課は 2 月 15 日、1 月のエチレン用輸入ナフサを発表した。1 月のエチレン用輸入ナフサの輸入数量は前月比 22

万 0510KL 増の 201 万 0890KL。輸入単価は前月比 1696 円高の 4 万 6523 円/KL。

輸入数量(KL) 輸入数量(MT) 輸入金額(ドル) 単価(ドル/MT) 為替(円/ドル) 単価(円/KL)2017/01 1,876,377 1,288,812 600,732,482 466.1 116.5 37,2982017/02 1,825,541 1,259,610 634,945,780 504.1 113.4 39,4422017/03 1,815,083 1,249,951 648,831,391 519.1 113.7 40,6442017/04 1,839,070 1,271,186 619,910,303 487.7 110.9 37,3822017/05 1,625,769 1,115,217 534,193,472 479.0 111.5 36,6372017/06 1,516,021 1,038,094 479,474,998 461.9 110.9 35,0752017/07 1,472,060 1,005,234 437,503,484 435.2 112.4 33,4062017/08 1,817,928 1,244,617 533,565,071 428.7 110.8 32,5202017/09 1,459,265 1,001,900 454,610,823 453.7 109.5 34,1132017/10 1,886,540 1,296,954 642,611,934 495.5 112.4 38,2872017/11 1,772,705 1,222,875 653,729,798 534.6 113.5 41,8562017/12 1,790,380 1,233,586 713,400,319 578.3 112.5 44,8272018/01 2,010,890 1,386,099 831,582,855 599.9 112.5 46,523

(出所:経済産業省) 東アジアの 1 月のナフサ輸入量

日本の財務省は 2 月 27 日、2018 年 1 月の貿易統計を公表した。これにより東アジア 4 カ国(日本、韓国、中国、台湾)のナフサ輸入量が出揃い、

1 月の合計輸入量は前月比 7.2%減の 495 万 2091 トンとなった。前年同月に比べると 10.2%増。各国の輸入量は、日本が 165 万 1079 トン(前月比

2.0%減、前年同月比 4.6%減)となり、再び前年実績を下回った。韓国が 189 万 0905 トン(同 11.6%増、同 18.7%増)となり、3 ヶ月ぶりに前年実績を

上回った。中国が 36 万 4630 トン(同 40.4%減、同 31.1%減)となり、8 ヶ月ぶりに前年実績を下回った。台湾が 104 万 5477 トン(同 22.5%減、同

63.1%増)となり、2 ヶ月連続で前年を上回った。また、4 カ国の輸入量のうち欧米産なの域外品は 34%を占め、169 万 0677 トン(同 11.1%増、同

62.0%増)となった。なお、1 月の輸出量は韓国が 39 万 2856 トン、中国が 3 万 5044 トンとなっており、1 月の 4 カ国のナフサ貿易量(輸入+輸出)は

537 万 9991 トン(同 5.8%減、同 8.7%増)となった。

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14年1月 14年7月 15年1月 15年7月 16年1月 16年7月 17年1月 17年7月 18年1月

域内品 域外品 * 域外品割合(実線は年平均) 年平均

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2018-03

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汎用ポリマー統計 米国の 12 月ポリオレフィン輸出入貿易統計

米国国際貿易委員会は 2 月 12 日、12 月の輸出入易統計を公開した。PP、PE の品目ごとの明細は以下のとおり。

輸入品目 HS Code 輸入数量 単価 CIF USA

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比 PP Homo 3902100000 17,634 ▼ 23.5% △ 24.9% 1,481 △ 24 ▼ 147 PP Copoly 3902300000 16,517 ▼ 24.0% ▼ 2.5% 1,732 △ 52 △ 21 LDPE *1 3901101000 2,047 ▼ 21.8% ▼ 15.9% 2,229 ▼ 2,446 ▼ 40 LLDPE 3901105010 4,174 ▼ 32.9% ▼ 5.4% 1,599 △ 203 △ 118 LDPE *2 3901105020 15,761 △ 57.7% ▼ 8.0% 1,401 ▼ 67 △ 136 MDPE 3901105030 12,958 △ 27.5% △ 97.2% 1,546 △ 55 △ 160 HDPE *3 3901201000 11,935 ▼ 32.5% △ 68.5% 1,333 △ 27 △ 263 HDPE *4 3901205000 92,876 △ 10.3% ▼ 9.2% 1,318 ▼ 2 △ 209 LLDPE Copoly 3901400000 120,593 △ 2.1% - 1,354 △ 42 -

輸出品目 HS Code 輸出数量 単価 FAS USA

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比 PP Homo 3902100000 77,057 △ 0.0% ▼ 35.8% 1,568 ▼ 38 △ 404 PP Copoly 3902300000 48,840 ▼ 15.3% ▼ 0.0% 1,978 ▼ 8 △ 233 LLDPE 3901100010 52,341 △ 37.7% ▼ 13.1% 1,312 ▼ 131 △ 84 LDPE 3901100020 64,382 △ 4.2% ▼ 9.9% 1,416 ▼ 58 △ 20 MDPE 3901100030 7,810 △ 52.5% △ 66.5% 1,491 ▼ 181 ▼ 46 HDPE 3901200000 157,253 △ 26.9% ▼ 19.0% 1,357 ▼ 60 △ 131 LLDPE Copoly 3901400000 128,780 △ 15.8% ー 1,434 △ 30 ー

LDPE *1 3901101000 ポリエチレン 比重 0.94未満、相対粘度 1.44 以上 LLDPE 3901105010 直鎖状低密度ポリエチレン 比重 0.94未満 LDPE *2 3901105020 低密度ポリエチレン(LLDPE 除く) 比重 0.94未満 MDPE 3901105030 中密度ポリエチレン 比重 0.94 未満 HDPE *3 3901201000 ポリエチレン 比重 0.94以上、相対粘度 1.44 以上 HDPE *4 3901201000 ポリエチレン比重0.94 以上 PP Homo 3902100000 ポリプロピレン PP Copolymer 3902300000 ポリプロピレン・コポリマー LLDPE 3901100010 ポリエチレン 比重 0.94未満 直鎖状低密度ポリエチレン LDPE 3901100020 ポリエチレン 比重 0.94未満 (LLDPE 除く) MDPE 3901100030 ポリエチレン 比重 0.94未満 中密度ポリエチレン HDPE 3901200000 ポリエチレン比重0.94 以上 台湾の 1 月ポリオレフィン輸出入貿易統計

台湾財務省は 2 月 8 日、1 月の輸出入易統計を公開した。PP、PE の品目ごとの明細は以下のとおり。 輸入品目 HS Code

輸入数量 単価 CIF Taiwan MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比

PP Homo (atactic) 39021000109 209 △ 121.2% △ 269.1% 2,149 △ 45 ▼ 42 PP Homo (non-atactic) 39021000902 10,908 △ 104.9% △ 3.9% 1,273 △ 7 △ 169 PP Copoly 39023000007 3,756 △ 27.9% △ 24.6% 1,810 △ 256 △ 340 LDPE 39011000903 12,539 △ 26.1% △ 20.1% 1,477 △ 83 ▼ 20 LLDPE 39011000100 12,099 △ 32.3% △ 39.9% 1,243 ▼ 35 △ 10 LLDPE Copoly 39014000006 447 △ 437.0% ー 1,661 ▼ 101 ― LLDPE Copoly 等 39019090006 4,314 △ 38.1% △ 26.8% 2,280 ▼ 268 △ 35 HDPE 39012000000 6,544 △ 7.7% △ 28.2% 1,377 △ 32 △ 113

輸出品目 HS Code 輸出数量 単価 FOB Taiwan

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比 PP Homo (atactic) 39021000109 17 △ 5.9% ― 1,594 △ 125 ― PP Homo (non-atactic) 39021000902 30,515 ▼ 13.6% △ 49.4% 1,260 △ 34 △ 79 PP Copoly 39023000007 54,947 △ 4.1% △ 78.0% 1,221 △ 19 △ 41 LDPE 39011000903 2,889 ▼ 15.6% △ 24.4% 1,242 ▼ 163 ▼ 259 LLDPE 39011000100 12,957 △ 33.3% △ 21.8% 1,166 ▼ 3 ▼ 25 LLDPE Copoly 39014000006 150 △ 100.0% ― 507 △ 10 ― LLDPE Copoly 等 39019090006 2,339 ▼ 19.6% △ 75.3% 1,373 △ 46 △ 136 HDPE 39012000000 26,374 ▼ 18.3% △ 38.2% 1,292 △ 33 △ 105

LLDPE 39011000100 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE = 直鎖状低密度ポリエチレン LDPE 39011000903 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE = その他のもの HDPE 39012000000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 以上の PE LLDPE Copolyer 39014000000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満のエチレン-アルファ-オレフィン共重合体 LLDPE Copoly 等 39019090006 エチレン重合体(一次製品)その他のもの PP Homo (atactic) 39021000109 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)PP = 不規則性PP PP Homo (non-atactic) 39021000902 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)PP = その他のもの PP Copoly 39023000007 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)プロピレンの共重合体

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2018-03

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韓国の 1 月ポリオレフィン輸出入貿易統計 韓国貿易協会は 2 月 19 日、1 月の輸出入易統計を公開した。PP、PE の品目ごとの明細は以下のとおり。

輸入品目 HS Code

輸入数量 単価 CIF Korea MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比

PP Homo 3902100000 1,279 ▼ 13.4% △ 9.1% 1,378 ▼ 36 ▼ 143 PP Copoly 3902300000 1,108 ▼ 19.8% ▼ 3.7% 3,459 △ 102 △ 212 LDPE 3901109000 11,977 ▼ 2.5% △ 29.4% 1,599 △ 65 △ 11 LLDPE 3901101000 2,776 ▼ 27.1% △ 327.9% 1,332 ▼ 0 ▼ 158 LLDPE Copoly 3901400000 6,502 △ 135.6% △ 675.3% 1,637 ▼ 187 ▼ 405 LLDPE Copoly 等 3901900000 4,410 △ 2.4% ▼ 40.2% 2,525 ▼ 104 △ 370 HDPE 3901209000 6,236 ▼ 11.5% △ 17.8% 1,624 △ 59 △ 206

輸出品目 HS Code 輸出数量 単価 FOB Korea

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比 PP Homo 3902100000 144,369 ▼ 7.1% △ 6.6% 1,309 △ 25 △ 60 PP Copoly 3902300000 99,071 △ 1.3% △ 5.3% 1,297 △ 31 △ 94 LDPE 3901109000 40,166 △ 8.8% △ 23.7% 1,344 △ 26 ▼ 47 LLDPE 3901101000 37,253 ▼ 2.0% ▼ 11.2% 1,272 △ 30 △ 7 LLDPE Copoly 3901400000 15,409 ▼ 12% △ 466,828% 1,501 △ 33 ▼ 924 LLDPE Copoly 等 3901900000 12,756 △ 14.7% ▼ 16.5% 1,342 ▼ 6 ▼ 249 HDPE 3901209000 108,492 ▼ 1.6% △ 32.3% 1,332 △ 22 △ 128

LLDPE 3901101000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE = 直鎖状低密度ポリエチレン LDPE 3901109000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE = その他のもの HDPE 3901209000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 以上の PE LLDPE Copolymer 3901400000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満のエチレン-アルファ-オレフィン共重合体 LLDPE Copoly 等 3901900000 エチレン重合体(一次製品)その他のもの PP Homo 3902100000 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)PP PP Copolymer 3902300000 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)プロピレンの共重合体

タイの 1 月ポリオレフィン輸出入貿易統計

タイ商業省は 2 月 21 日、1 月の輸出入易統計を公開した。PP、PE の品目ごとの明細は以下のとおり。

輸入品目 HS Code 輸入数量 単価 CIF Thailand

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比 PP Homo 39021040 2,225 △ 17.7% △ 352.7% 1,503 ▼ 65 ▼ 137 PP Copoly 39023090 6,766 ▼ 15.7% ▼ 6.4% 1,518 △ 29 △ 136 LDPE 39011099 15,664 △ 38.5% △ 53.7% 1,406 ▼ 24 △ 4 LLDPE 39011012 127 ▼ 14.3% ▼ 36.9% 1,575 △ 325 △ 327 LLDPE 39011092 6,085 △ 37.1% ▼ 19.2% 1,255 ▼ 53 ▼ 48 LLDPE Copoly 39014000 1,070 △ 42.4% △ 22.0% 1,774 △ 27 ▼ 573 HDPE 39012000 13,037 △ 21.4% △ 10.0% 1,360 ▼ 2 △ 137

輸出品目 HS Code 輸出数量 単価 FOB Thailand

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比 PP Homo 39021040 13,799 ▼ 6.2% △ 614.2% 1,258 △ 56 ▼ 14 PP Copoly 39023090 34,435 △ 40.2% △ 5.0% 1,370 △ 28 △ 140 LDPE 39011099 26,171 ▼ 3.8% △ 43.6% 1,288 △ 2 ▼ 43 LLDPE 39011012 21 ▼ 58.3% ▼ 17.7% 1,681 △ 44 △ 123 LLDPE 39011092 36,361 △ 31.0% △ 54.4% 1,283 ▼ 7 △ 22 LLDPE Copoly 39014000 46,402 ▼ 11.2% #VALUE! 1,461 △ 67 - HDPE 39012000 110,831 △ 16.0% △ 5.9% 1,351 △ 42 △ 175

LDPE+LLDPE** 39011090 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE = その他のもの(液状、ペースト以外) LLDPE 39011092 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE = 直鎖状低密度ポリエチレン LDPE 39011099 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE = その他のもの HDPE 39012000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 以上の PE LLDPE Copolymer 39014000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満のエチレンアルファオレフィン共重合体 PE その他 39019090 エチレン重合体(一次製品)その他のもの PP Homo 39021090 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)PP PP Copoly 39023090 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)プロピレンの共重合体

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 39

中国の 1 月ポリオレフィン輸出入貿易統計 中国海関総署は 2 月 25 日、1 月の輸出入易統計を公開した。PP、PE の品目ごとの明細は以下のとおり。

輸入品目 HS Code 輸入数量 単価 CIF China

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比 PP Homo 39021000 299,080 △ 6.2% △ 14.2% 1,211 ▼ 12 △ 29 PP Copoly 39023010 136,468 △ 21.4% ▼ 3.2% 1,308 ▼ 7 △ 86 PP Others 39023090 17,173 △ 5.3% △ 5.4% 1,456 ▼ 54 ▼ 6 LDPE 39011000 260,111 △ 21.6% △ 46.0% 1,224 ▼ 34 ▼ 118 LLDPE 39014020 361,926 △ 24.2% △ 39.5% 1,200 ▼ 17 ▼ 22 LLDPE Copolymer 39014090 30,350 △ 22.5% △ 459.8% 1,795 △ 61 ▼ 18 LLDPE Copoly 等 39019090 41,473 △ 20.9% ▼ 3.0% 1,520 ▼ 228 ▼ 370 HDPE 39012000 667,485 △ 14.8% △ 36.0% 1,286 △ 20 △ 126

輸出品目 HS Code 輸出数量 単価 FOB China

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 前月比 前年同月比 PP Homo 39021000 19,285 △ 1.0% △ 26.2% 1,484 ▼ 50 △ 143 PP Copoly 39023010 1,953 ▼ 32.9% △ 30.0% 1,555 △ 42 △ 248 PP Others 39023090 671 ▼ 26.2% △ 76.6% 1,859 ▼ 32 △ 197 LDPE 39011000 4,597 △ 34.1% △ 8.2% 175 ▼ 1,615 ▼ 1,374 LLDPE 39014020 2,027 ▼ 1.9% ▼ 38.2% 1,373 ▼ 143 ▼ 118 LLDPE Copolymer 39014090 127 △ 103.9% - 1,694 ▼ 70 - LLDPE Copoly 等 39019090 24,965 ▼ 1.3% △ 30.4% 1,426 △ 4 △ 93 HDPE 39012000 9,625 ▼ 15.5% △ 9.0% 1,548 △ 6 △ 216

LDPE 39011000 エチレン重合体(一次製品)比重 0.94未満の PE / HDPE 39012000 エチレン重合体(一次製品)比重 0.94以上の PE LLDPE 39014020 エチレン重合体(一次製品) = 直鎖状低密度ポリエチレン LLDPE Copolymer 39014090 エチレン重合体(一次製品)比重 0.94 未満のエチレン-アルファ-オレフィン共重合体 Ethylene Copoly 等 39019090 エチレン重合体(一次製品)その他のもの PP Homo 39021000 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)PP / PP Copolymer 39023010 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)エチレン-プロピレンの共重合体 PP Others 39023090 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)その他のプロピレンの共重合体

日本の 1 月ポリオレフィン輸出入貿易統計

財務省は 2 月 27 日、1 月の輸出入易統計を公開した。PP、PE の品目ごとの明細は以下のとおり。

輸入品目 HS Code 輸入数量 輸入単価 CIF Japan

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 円/kg CIF 前月比 前年同月比 PP Homo 390210010 17,798 ▼ 11% △ 224.3% 1,375 155 ▼ 2 △ 3 PP Copoly 390230010 29,401 △ 3% △ 230.6% 1,425 160 ▼ 1 △ 4 LDPE 390110060 3,503 △ 33% △ 187.1% 1,440 162 ▼ 12 ▼ 15 LLDPE 390110020 1,489 △ 99% △ 91.7% 1,449 163 ▼ 1 △ 10 LLDPE Copolymer 390140010 28,542 △ 44% △ 92.9% 1,415 159 ▼ 7 ▼ 8 LLDPE Copoly 等 390190010 2,222 △ 134% ▼ 70.8% 2,411 271 ▼ 11 △ 87 HDPE 390120010 19,155 ▼ 12% △ 82.5% 1,377 155 △ 3 △ 5

輸出品目 HS Code 輸出数量 輸出単価 FOB Japan

MT 前月比 前年同月比 ドル/MT 円/kg FOB 前月比 前年同月比 PP Homo 390210000 15,326 ▼ 14.3% △ 31.2% 1,293 145 △ 5 △ 1 PP Copoly 390230100 8,738 ▼ 14.3% △ 21.3% 1,887 212 △ 8 △ 14 LDPE+LLDPE 390110000 11,846 ▼ 4.7% △ 7.6% 1,430 161 △ 13 ▼ 8 LLDPE Copolymer 390140100 4,346 ▼ 7.5% ▼ 9.3% 1,639 184 ▼ 9 ▼ 12 LLDPE Copoly 等 390190100 7,816 ▼ 11.7% △ 35.4% 3,089 347 ▼ 5 △ 6 HDPE 390120000 9,387 ▼ 16.3% ▼ 15.2% 1,531 172 △ 7 △ 26

LDPE+LLDPE 390110000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE(塊、粉、粒、フレークなど) LLDPE 390110020 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE(塊、粉、粒、フレークなど) = 直鎖状低密度ポリエチレン LDPE 390110060 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満の PE(塊、粉、粒、フレークなど) = その他のもの HDPE 390120000 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 以上の PE(塊、粉、粒、フレークなど) HDPE 390120010 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 以上の PE(塊、粉、粒、フレークなど) LLDPE Copolymer 390140010 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満のエチレン-アルファ-オレフィン共重合体(塊、粉、粒、フレークなど) LLDPE Copolymer 390140100 エチレン重合体(一次製品)比重0.94 未満のエチレン-アルファ-オレフィン共重合体(塊、粉、粒、フレークなど) LLDPE Copolymer 390190010 エチレン重合体(一次製品)その他のもの(塊、粉、粒、フレークなど) LLDPE Copoly 等 390190100 エチレン重合体(一次製品)その他のもの(塊、粉、粒、フレークなど) PP Homo 390210000 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)プロピレンの共重合体(塊、粉、粒、フレークなど) PP Homo 390210010 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)PP(塊、粉、粒、フレークなど) PP Copolymer 390230010 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)プロピレンの共重合体(塊、粉、粒、フレークなど) PP Copolymer 390230100 プロピレンその他のオレフィン重合体(一次製品)プロピレンの共重合体(塊、粉、粒、フレークなど)

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

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12 月米国国別輸出統計 PP HOMO 輸出数量トップ 10 2017 年 12 月の PP HOMO 輸出実績は次の通り。 輸出数量は前月比 12 トン増の 7 万 7057 トン、前年同月比では 4 万 2961 トン減となった。12

月の輸出単価(FAS USA)は、前月比 39 ドル安の 1568 ドル/トン。前年同月比では 404 ドル高。輸出量が多い TOP5 カ国の割合は、メキシコ 56%、

カナダ 23.7%、中国 5.2%、ベトナム 2.7%、インド 2%となっている。また、アジア向け輸出合計は 12.7%。主なアジア各輸出先の割合は、中国 5.2%、

香港 0.4%、インド 2%、シンガポール 0.4%、日本 0.2%となっている。

12 月米国国別輸出統計 PP COPOLYMER 輸出数量トップ 10

2017 年 12 月の PP COPOLYMER 輸出実績は次の通り。 輸出数量は前月比 8842 トン減の 4 万 8840 トン、前年同月比では 17 トン減となった。

12 月の輸出単価(FAS USA)は、前月と同じ 1979 ドル/トン。前年同月比では 234 ドル高。輸出量が多い TOP5 カ国の割合は、メキシコ 47.3%、カナ

ダ 37.7%、中国 3.1%、シンガポール 2.2%、日本 2.2%となっている。また、アジア向け輸出合計は 9%。主なアジア各輸出先の割合は、中国 3.1%、香

港 0.3%、インド 0.2%、シンガポール 2.2%、日本 2.2%となっている。

PP HOMO

FAS USA FAS USA数量(mt) 割合 単価(US$/mt) 数量(mt) 割合 単価(US$/mt)

合計 77,057 100% 1,568 アジア向け輸出合計 9,783 12.7%前月比 △12 ▼39 主要アジア輸出先前年同月比 ▼42,961 △404 中国 3,970 5.2% 1,679

輸出数量TOP 10カ国 香港 293 0.4% 1,528メキシコ 43,170 56.0% 1,557 インド 1,538 2.0% 1,094

カナダ 18,255 23.7% 1,639 インドネシア 0 0.0% -中国 3,970 5.2% 1,679 日本 147 0.2% 3,446

ベトナム 2,093 2.7% 824 韓国 61 0.1% 3,125インド 1,538 2.0% 1,094 マレーシア 1,359 1.8% 1,046

マレーシア 1,359 1.8% 1,046 シンガポール 275 0.4% 2,171ベルギー 793 1.0% 1,028 台湾 1 0.0% 27,268

アイルランド 723 0.9% 2,051 タイ 47 0.1% 3,242コロンビア 605 0.8% 2,027 ベトナム 2,093 2.7% 824

グアテマラ 598 0.8% 1,153ブラジル 478 0.6% 2,486

イギリス 385 0.5% 2,233香港 293 0.4% 1,528シンガポール 275 0.4% 2,171

ペルー 218 0.3% 1,134

2017年12月 2017年12月

PP COPOLYMER

FAS USA FAS USA数量(mt) 割合 単価(US$/mt) 数量(mt) 割合 単価(US$/mt)

合計 48,840 100% 1,979 アジア向け輸出合計 4,401 9.0%

前月比 ▼8,842 ±0 主要アジア輸出先前年同月比 ▼17 △234 中国 1,522 3.1% 3,826

輸出数量TOP 10カ国 香港 139 0.3% 1,671メキシコ 23,123 47.3% 1,838 インド 91 0.2% 3,516カナダ 18,391 37.7% 1,849 インドネシア 11 0.0% 3,590

中国 1,522 3.1% 3,826 日本 1,054 2.2% 2,335シンガポール 1,089 2.2% 2,114 韓国 347 0.7% 5,095

日本 1,054 2.2% 2,335 マレーシア 20 0.0% 2,700ブラジル 693 1.4% 1,920 シンガポール 1,089 2.2% 2,114

ペルー 475 1.0% 1,719 台湾 49 0.1% 2,096韓国 347 0.7% 5,095 タイ 32 0.1% 3,571ベルギー 243 0.5% 4,056 ベトナム 47 0.1% 1,340

アルゼンチン 242 0.5% 2,413エクアドル 189 0.4% 1,619

イタリア 184 0.4% 2,091オランダ 153 0.3% 3,646

香港 139 0.3% 1,671コスタリカ 113 0.2% 2,458

2017年12月 2017年12月

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

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12 月米国国別輸出統計 LLDPE 輸出数量トップ 10 2017 年の LLDPE 輸出実績は次の通り。 輸出数量は前月比 1 万 4330 トン増の 5 万 2341 トン、前年同月比では 7905 トン減となった。12 月の輸

出単価(FAS USA)は、前月比 131 ドル安の 1312 ドル/トン。前年同月比では 84 ドル高。輸出量が多い TOP5 カ国の割合は、メキシコ 45.6%、中国

22.3%、カナダ 4.9%、ブラジル 4.9%、ベルギー3.3%となっている。また、アジア向け輸出合計は 26.6%。主なアジア各輸出先の割合は、中国 22.3%、

香港 1.2%、インド 1.9%、シンガポール 0%、日本 0%となっている。

12 月米国国別輸出統計 エチレン-αオレフィン共重合体輸出数量トップ 10

2017 年 12 月のエチレン-αオレフィン共重合体輸出実績は次の通り。 輸出数量は前月比 1 万 7594 トン増の 12 万 8780 トンとなった。前年同月

は同品目の HS コードが設定されていないため、実績はなし。12 月の輸出単価(FAS USA)は、前月比 30 ドル高の 1434 ドル/トン。輸出量が多い

TOP5 カ国の割合は、ベルギー40.1%、ブラジル 36.6%、シンガポール 26.4%、中国 26.3%、カナダ 14.1%となっている。また、アジア向け輸出合計は

30.6%。主なアジア各輸出先の割合は、中国 26.3%、香港 1.2%、インド 2.7%、シンガポール 26.4%、日本 3.5%となっている。

LLDPE

FAS USA FAS USA数量(mt) 割合 単価(US$/mt) 数量(mt) 割合 単価(US$/mt)

合計 52,341 100% 1,312 アジア向け輸出合計 13,899 26.6%前月比 △14,330 ▼131 主要アジア輸出先前年同月比 ▼7,905 △84 中国 11,660 22.3% 1,123

輸出数量TOP 10カ国 香港 622 1.2% 1,498メキシコ 23,848 45.6% 1,335 インド 977 1.9% 890

中国 11,660 22.3% 1,123 インドネシア 1 0.0% 3,290カナダ 2,587 4.9% 1,617 日本 4 0.0% 25,743

ブラジル 2,558 4.9% 1,333 韓国 103 0.2% 9,942ベルギー 1,742 3.3% 1,416 マレーシア 47 0.1% 1,140

イスラエル 1,301 2.5% 1,224 シンガポール 0 0.0% -インド 977 1.9% 890 台湾 83 0.2% 2,631

アルゼンチン 773 1.5% 1,318 タイ 47 0.1% 1,130エクアドル 669 1.3% 1,305 ベトナム 355 0.7% 1,039

コロンビア 666 1.3% 1,289香港 622 1.2% 1,498

グアテマラ 610 1.2% 1,319コスタリカ 447 0.9% 1,305ペルー 361 0.7% 1,166

ベトナム 355 0.7% 1,039

2017年12月 2017年12月

エチレン-αオレフィン共重合体

FAS USA FAS USA数量(mt) 割合 単価(US$/mt) 数量(mt) 割合 単価(US$/mt)

合計 128,780 100% 1,434 アジア向け輸出合計 39,355 30.6%

前月比 △17,594 △30 主要アジア輸出先前年同月比 - - 中国 13,785 26.3% 1,446

輸出数量TOP 10カ国 香港 624 1.2% 1,671ベルギー 20,992 40.1% 1,375 インド 1,435 2.7% 1,527ブラジル 19,139 36.6% 1,704 インドネシア 581 1.1% 1,572

シンガポール 13,801 26.4% 1,216 日本 1,847 3.5% 1,845中国 13,785 26.3% 1,446 韓国 2,347 4.5% 1,865

カナダ 7,370 14.1% 1,744 マレーシア 3,085 5.9% 1,214コロンビア 6,964 13.3% 1,262 シンガポール 13,801 26.4% 1,216

メキシコ 6,239 11.9% 1,272 台湾 617 1.2% 1,871アルゼンチン 4,616 8.8% 1,375 タイ 90 0.2% 2,660チリ 3,437 6.6% 1,222 ベトナム 699 1.3% 2,358

トルコ 3,123 6.0% 1,220マレーシア 3,085 5.9% 1,214

韓国 2,347 4.5% 1,865UAE 2,010 3.8% 1,213

日本 1,847 3.5% 1,845ペルー 1,812 3.5% 1,194

2017年12月 2017年12月

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2018-03

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12 月米国国別輸出統計 LDPE 輸出数量トップ 10 2017 年 12 月の LDPE 輸出実績は次の通り。 輸出数量は前月比 2567 トン増の 6 万 4382 トン、前年同月比では 7076 トン減となった。12 月の輸

出単価(FAS USA)は、前月比 58 ドル安の 1416 ドル/トン。前年同月比では 21 ドル高。輸出量が多い TOP5 カ国の割合は、カナダ 20.4%、中国

18.4%、メキシコ 13.4%、コロンビア 6%、ブラジル 4.5%となっている。また、アジア向け輸出合計は 30.5%。主なアジア各輸出先の割合は、中国 18.4%、

香港 2.4%、インド 3.3%、シンガポール 1.1%、日本 0%となっている。

12 月米国国別輸出統計 HDPE 輸出数量トップ 10

2017 年 12 月の HDPE 輸出実績は次の通り。 輸出数量は前月比 3 万 3381 トン増の 15 万 7253 トン、前年同月比では 3 万 6890 トン減となった。

12 月の輸出単価(FAS USA)は、前月比 60 ドル安の 1357 ドル/トン。前年同月比では 131 ドル高。輸出量が多い TOP5 カ国の割合は、メキシコ

28.7%、カナダ 19.1%、中国 13.7%、コロンビア 5.3%、チリ 4.4%となっている。また、アジア向け輸出合計は 21.4%。主なアジア各輸出先の割合は、中

国 13.7%、香港 2.5%、インド 1%、シンガポール 1.3%、日本 0.5%となっている。

LDPE

FAS USA FAS USA数量(mt) 割合 単価(US$/mt) 数量(mt) 割合 単価(US$/mt)

合計 64,382 100% 1,416 アジア向け輸出合計 19,623 30.5%前月比 △2,567 ▼58 主要アジア輸出先前年同月比 ▼7,076 △21 中国 11,835 18.4% 1,264

輸出数量TOP 10カ国 香港 1,534 2.4% 1,069カナダ 13,108 20.4% 1,678 インド 2,120 3.3% 1,386

中国 11,835 18.4% 1,264 インドネシア 112 0.2% 1,513メキシコ 8,631 13.4% 1,311 日本 0 0.0% -

コロンビア 3,848 6.0% 1,290 韓国 556 0.9% 1,733ブラジル 2,904 4.5% 1,677 マレーシア 166 0.3% 765

インド 2,120 3.3% 1,386 シンガポール 704 1.1% 1,543アルゼンチン 2,083 3.2% 1,424 台湾 1,376 2.1% 1,551

チリ 2,072 3.2% 1,361 タイ 203 0.3% 1,079エクアドル 1,602 2.5% 1,302 ベトナム 425 0.7% 802

香港 1,534 2.4% 1,069ベルギー 1,434 2.2% 1,505

台湾 1,376 2.1% 1,551ペルー 1,256 2.0% 1,300エジプト 964 1.5% 1,229

ホンジュラス 931 1.4% 1,270

2017年12月 2017年12月

HDPE

FAS USA FAS USA数量(mt) 割合 単価(US$/mt) 数量(mt) 割合 単価(US$/mt)

合計 157,253 100% 1,357 アジア向け輸出合計 33,583 21.4%

前月比 △33,381 ▼60 主要アジア輸出先前年同月比 ▼36,890 △131 中国 21,515 13.7% 1,090

輸出数量TOP 10カ国 香港 3,987 2.5% 1,161メキシコ 45,148 28.7% 1,367 インド 1,595 1.0% 1,300カナダ 30,006 19.1% 1,530 インドネシア 0 0.0% -

中国 21,515 13.7% 1,090 日本 841 0.5% 2,244コロンビア 8,408 5.3% 1,254 韓国 297 0.2% 1,634

チリ 6,851 4.4% 1,246 マレーシア 69 0.0% 2,173ブラジル 6,253 4.0% 1,738 シンガポール 2,000 1.3% 1,224

ペルー 4,204 2.7% 1,291 台湾 1,688 1.1% 1,255香港 3,987 2.5% 1,161 タイ 893 0.6% 1,130グアテマラ 2,803 1.8% 1,436 ベトナム 65 0.0% 1,410

エクアドル 2,535 1.6% 1,298ベルギー 2,498 1.6% 1,335

ドミニカ共和国 2,201 1.4% 1,428シンガポール 2,000 1.3% 1,224

アルゼンチン 1,931 1.2% 1,283台湾 1,688 1.1% 1,255

2017年12月 2017年12月

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 43

塩ビ工業・環境協会、1 月の PVC・VCM 生産・出荷実績 塩ビ工業・環境協会は 2 月 21 日、1 月の PVC および VCM の生産・出荷実績を発表した。PVC の国内出荷は前年同月比 2.3%増と 11 ヶ月連続

の前年実績超えとなった。出荷合計は 3 ヶ月連続で前年実績を上回った。月末在庫は前月から増加、前年同月比 8.2%増。VCM の国内出荷は前

年同月を 4.1%上回った。こちらは 10 ヶ月連続のプラス。出荷合計は 2 ヶ月連続で前年実績を上回った。月末在庫は増加したが、5 ヶ月連続で前年

実績割れとなった。

硬質用 軟質用 電線・その他 国内出荷計 輸出2017/02 135,863 45,771 20,456 17,711 83,938 52,773 136,711 150,0292017/03 127,768 49,011 23,202 20,527 92,740 56,835 149,575 128,2222017/04 127,579 42,057 20,889 17,776 80,722 42,660 123,382 132,4192017/05 124,061 44,299 18,861 16,328 79,488 39,074 118,562 137,9182017/06 138,665 50,304 22,566 18,216 91,086 47,742 138,828 137,7552017/07 135,663 49,457 21,418 18,478 89,353 53,208 142,561 130,8572017/08 147,471 40,615 18,833 17,537 76,985 54,570 131,555 146,7732017/09 136,249 52,601 20,697 18,490 91,788 59,464 151,252 131,7702017/10 145,138 52,435 21,706 19,624 93,765 49,298 143,063 133,8452017/11 139,781 52,985 22,333 20,057 95,375 51,312 146,687 126,9392018/12 151,489 48,056 19,928 17,954 85,938 51,487 137,425 141,0032018/01 157,233 47,717 19,699 18,027 85,443 49,520 134,963 163,273

前年同月比 △2.1% △1.4% △0.8% △6.4% △2.3% ▼0.2% △1.3% △8.2%

PVC用 その他用 国内出荷計 輸出2017/02 212,296 140,957 6,166 147,123 72,847 219,970 52,3062017/03 239,055 127,898 7,158 135,056 94,857 229,913 54,7062017/04 245,635 135,697 6,824 142,521 87,859 230,380 60,8352017/05 214,703 126,564 4,124 130,688 96,867 227,555 55,5622017/06 210,369 140,070 5,452 145,522 73,258 218,780 48,1352017/07 226,125 136,255 7,505 143,760 77,756 221,516 52,9752017/08 241,051 153,416 7,717 161,133 75,605 236,738 48,5712017/09 181,954 139,202 6,658 145,860 60,724 206,584 32,0482017/10 205,843 146,276 6,861 153,137 65,122 218,259 34,9472017/11 234,063 142,169 6,503 148,672 68,421 217,093 32,2582018/12 254,587 155,472 6,970 162,442 83,136 245,578 39,3622018/01 254,439 159,237 7,264 166,501 87,497 253,998 41,513

前年同月比 ▼1.2% △3.1% △30.6% △4.1% ▼6.3% △0.3% ▼32.7%

出荷合計 月末在庫

VCM 生産 出荷合計 月末在庫出荷内訳

PVC 生産出荷内訳

単位: トン (出所:塩ビ工業・環境協会)

日本 ABS 樹脂工業会、1 月の出荷実績

日本 ABS 樹脂工業会は、1 月の出荷実績を発表した。1 月の国内出荷は前年同月比ほぼ変わらずの 1 万 9731 トンとなった。若干ではあるが、15ヶ月ぶりに前年実績を割り込んだ。用途別の内訳をみると、車輌向けが同 9.0%増と 18 ヶ月連続、その他向けが同 5.1%増と 10 ヶ月連続でそれぞれ

前年実績を上回った。電気器具向けは同 7.2%減と 2 ヶ月連続、一般機器向けは同 1.4%減と 2 ヶ月連続、建材住宅部品向けが同 0.4%減と 13 ヶ月

ぶり、雑貨向けは同 11.2%減と 4 ヶ月ぶりのマイナス。輸出は前年同月を下回り、出荷合計は 3 万 1988 トンと前年同月を 1.3%下回った。

単位: トン (出所:ABS 樹脂工業会)

車輌 電気器具 一般機器 建材住宅部品 雑貨 その他 合計2017/02 8,556 2,390 2,293 1,970 5,529 893 21,631 12,457 34,088 4,5602017/03 9,144 2,518 2,371 2,162 5,032 658 21,885 14,044 35,929 4,8242017/04 7,935 2,111 2,153 1,790 4,367 757 19,113 11,530 30,643 3,8552017/05 7,410 2,315 2,147 1,808 4,143 636 18,459 10,930 29,389 3,9812017/06 8,198 2,595 2,254 2,127 4,816 685 20,675 12,586 33,261 4,4692017/07 8,102 2,721 2,276 2,073 4,667 710 20,549 13,186 33,735 4,1492017/08 7,429 2,387 2,149 1,849 4,577 760 19,151 12,069 31,220 4,0172017/09 8,557 2,536 2,358 2,095 4,945 667 21,158 12,029 33,187 4,4372017/10 8,969 2,519 2,285 2,379 4,959 742 21,853 14,145 35,998 4,5042017/11 9,085 2,427 2,452 2,231 4,881 752 21,828 12,770 34,598 4,6262017/12 8,828 2,015 1,865 2,174 5,013 747 20,642 12,066 32,708 4,5682018/01 8,534 2,146 1,958 1,970 4,357 766 19,731 12,257 31,988 4,271

前年同月比 △9.0% ▼7.2% ▼1.4% ▼0.4% ▼11.2% △5.1% ▼0.0% ▼3.3% ▼1.3% ▼0.3%

輸出国内出荷 出荷合計 耐候用

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2018-03

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一般特恵および EPA 特恵適用可能な主要ポリマーの 1 月輸入実績 財務省は 2 月 27 日、2018 年 1 月の貿易統計を公表し、一般特恵関税率が適用となる特恵国および EPA 特恵税率が適用となる経済連携協定を

結んでいる国からの項番号 9 に属する主要ポリマーの輸入実績が明らかになった。2011 年度よりプラスチック原料(従来の項番号 13)の特恵関税に

ついては、鉱工業産品に設定している年間の特恵適用の限度枠(シーリング)を廃止し、適用する特恵税率を定めることになった。2010 年度のシーリ

ング管理の項番号 13(2011 度からの項番号 9)であるポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の塊、粉、粒、フレーク等〔関税率表第 39.01 項か

ら第 39.04 項まで、第 39.06 項又は第 3911.10 号に掲げる物品のうち塊(不規則な形のものに限る)、粉(モールディングパウダーを含む)、粒、フレー

クその他これらに類する形状のもの。関税率表第 3914.00 号に掲げる物品のうちポリスチレンのものおよびアクリル樹脂のもの〕の特恵税率は 2011 度

より一般の税率(MFN 税率)の 40%となる。単月および累計の輸入実績は以下の通りとなる。なお、輸入数量には実際に特恵申請をしていない輸入

実績も含まれる。

上段は単月の数値、下段は年初からの累計(単位トン) 日本ソーダ工業会、1 月のカセイソーダ需給実績

日本ソーダ工業会がまとめた 1 月のカセイソーダ需給実績によると、国内需要は前年同月比 3.7%減の 27 万 9476 トンと 9 ヶ月ぶりに前年同月を

下回った。輸出は同 28.6%減となり、出荷合計は 33 万 6130 トンと前年同月を 9.0%下回った。在庫は同 23.6%増の 16 万 2432 トン。

単位: トン (出所:日本ソーダ工業会)

原産地 HDPE LDPE LLDPE LLDPE(copoly)

LLDPE (copoly)等

PP(homo)

PP(copoly) GPPS EPS HIPS ABS PVC 総計

446 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 447446 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 447135 211 24 10 85 1,201 941 18 75 128 92 9 2,928135 211 24 10 85 1,201 941 18 75 128 92 9 2,928

0 0 0 0 0 99 0 0 0 0 0 0 990 0 0 0 0 99 0 0 0 0 0 0 991 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 10 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 10 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

405 398 47 0 0 172 145 41 0 132 588 27 1,956405 398 47 0 0 172 145 41 0 132 588 27 1,956

14,518 1,428 986 11,481 203 1,900 5,090 17 0 841 574 101 37,14014,518 1,428 986 11,481 203 1,900 5,090 17 0 841 574 101 37,1401,020 198 92 2,558 121 516 2,402 0 0 40 0 0 6,9461,020 198 92 2,558 121 516 2,402 0 0 40 0 0 6,946

0 0 138 0 0 435 5 0 0 4 0 0 5820 0 138 0 0 435 5 0 0 4 0 0 582

50 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5050 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 500 0 0 0 20 0 0 63 0 2 1 0 860 0 0 0 20 0 0 63 0 2 1 0 860 0 0 0 0 19 0 0 0 0 0 0 190 0 0 0 0 19 0 0 0 0 0 0 190 0 0 0 0 15 6 0 0 11 0 0 310 0 0 0 0 15 6 0 0 11 0 0 310 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 10 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

16,574 2,234 1,287 14,049 429 4,358 8,591 139 75 1,157 1,256 137 50,28516,574 2,234 1,287 14,049 429 4,358 8,591 139 75 1,157 1,256 137 50,285

可能対象国

EPA特恵税率適用

スイス

可能対象国

一般特恵税率適用

メキシコ

総計

イラン

トルコ

マレーシア

タイ

シンガポール

インド

インドネシア

ベトナム

フィリピン

ブラジル

中国

南アフリカ共和国

生産 国内需要 輸出 出荷合計 月末在庫2017/02 310,141 260,701 56,451 317,152 124,4542017/03 329,872 300,701 22,072 322,773 131,5542017/04 322,182 276,729 54,234 330,963 122,7782017/05 284,218 264,544 25,474 290,018 116,9752017/06 303,390 278,241 30,648 308,889 111,4702017/07 345,058 289,823 36,291 326,114 130,4142017/08 357,860 294,689 73,062 367,751 120,5232017/09 317,293 273,428 42,827 316,255 121,5652017/10 337,002 272,247 65,058 337,305 121,2612017/11 353,959 291,313 61,835 353,148 122,0662017/12 368,207 295,782 63,510 359,292 130,9832018/01 367,579 279,476 56,654 336,130 162,432

前年同月比 △1.3% ▼3.7% ▼28.6% ▼9.0% △23.6%

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2018-03

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石油化学工業協会、1 月の 4 樹脂の生産・出荷状況 石油化学工業協会は 2 月 22 日、1 月の 4 樹脂(LDPE、HDPE、PP、PS)の生産・出荷状況を発表した。生産においては、前月比では、LDPE は前

月の生産が低めであったが当月は稼働率要因から大幅に増加、PP とともにプラス。HDPE は若干の減少、PS は前月の生産水準が高めであったこと

もありマイナス。前年比では、稼働率要因等から LDPE、HDPE はプラス、PP、PS はマイナスに。国内出荷においては、前月比では、年末年始休暇等

に伴うユーザー側での稼働日数に差があったことに加え、昨年後半から堅調な出荷が続いてきたこともあり、LDPE、PP、PS はマイナス。HDPE はほ

ぼ前月並み。前年比では、前年の出荷水準が 1 月としてはやや高めであったことや、本年の定修を控えた在庫積み増しの動きが加速していることも

あり、4 樹脂揃ってマイナスとなった。輸出においては、輸出数量は低位のまま。前月比では前月の数量が極端に少なかった LDPE のみプラス。前年

比では絶対量が少ない PS を除きマイナスに。在庫においては、4 樹脂揃って増加した。在庫率(季節調整済)は前月に対して LDPE、PP、PS は上

昇、HDPE は前月並み。在庫水準としては、4 樹脂ともほぼ適正範囲内と見られる。

単位: 1000 トン (出所:石油化学工業協会)

日本スチレン工業会、1 月の PS・SM 生産出荷実績

日本スチレン工業会は、1 月の PS および SM 生産出荷実績を発表した。1 月の PS 国内出荷は前年同月比 6.5%減の 4 万 8147 トンとなった。7 ヶ

月ぶりの前年実績割れ。用途別の内訳をみると、主力の包装用は同 11.3%減と 3 ヶ月連続のマイナス。電機・工業用は同 10.6%減と 3 ヶ月連続、雑

貨・産業用は同 10.1%減と 2 ヶ月連続のマイナス。FS 用は同 5.0%増と 8 ヶ月連続のプラス。輸出は前年同月を上回ったが、出荷合計は同 5.0%減

の 5 万 0132 トンと 7 ヶ月ぶりに前年同月を下回った。1 月の SM 国内出荷は前年同月比 6.7%減の 12 万 3864 トンと再びマイナスに転じた。用途別

の内訳をみると、主力の GP/HI 用は同 10.7%減と再びマイナス、合成ゴム用も同 0.5%減、その他用は同 16.2%減と再びマイナスに転じた。ABS 用

は同 3.6%減と 2 ヶ月連続マイナス。EPS 用は同 17.0%増と 2 ヶ月連続、UPER 用は同 5.7%増と 3 ヶ月連続のプラス。輸出は前年同月を上回り、出

荷合計は同 1.4%増の 18 万 4003 トンと再び前年実績を上抜いた。

電機・工業用 包装用 雑貨・産業用 FS用 国内出荷計 輸出2017/08 58,128 6,709 23,237 6,764 14,592 51,302 2,831 54,133 85,1982017/09 63,723 7,055 25,364 7,128 16,810 56,357 2,699 59,056 89,7732017/10 62,084 7,634 26,252 7,602 18,238 59,726 2,685 62,411 89,4182017/11 56,887 6,869 25,286 8,721 18,565 59,441 2,888 62,329 84,3562017/12 60,947 6,690 26,003 9,279 17,779 59,751 2,114 61,865 83,3962018/01 54,227 6,533 19,920 6,666 15,028 48,147 1,985 50,132 87,061前年同月比 ▼9.2% ▼10.6% ▼11.3% ▼10.1% △5.0% ▼6.5% △57.8% ▼5.0% △1.5%

GP/HI EPS 合成ゴム UPER ABS その他 国内出荷計 輸出2017/08 172,666 59,300 5,988 16,152 1,953 24,889 18,956 127,238 37,812 165,050 56,7262017/09 182,936 62,204 9,219 15,837 2,858 23,773 23,944 137,835 46,128 183,963 57,7142017/10 191,088 57,496 9,441 13,454 2,846 19,964 21,438 125,089 68,179 193,268 55,4412017/11 184,851 56,662 7,679 14,721 3,067 23,114 15,441 120,684 60,735 181,419 58,8932017/12 193,795 59,532 10,843 17,020 3,042 19,373 22,129 131,939 56,382 188,321 64,4142018/01 192,305 52,263 10,846 16,256 3,821 22,288 18,390 123,864 60,139 184,003 72,706前年同月比 △0.6% ▼10.7% △17.0% ▼0.5% △5.7% ▼3.6% ▼16.2% ▼6.7% △23.7% △1.4% △16.6%

月末在庫

出荷内訳PS 生産 出荷合計 月末在庫

SM 生産出荷内訳

出荷合計

単位: トン (出所:日本スチレン工業会)

国内 輸出 合計 国内 輸出 合計 国内 輸出 合計 国内 輸出 合計2017/02 132.4 113.1 12.6 125.8 360.5 70.5 61.9 8.3 70.2 190.7 212.7 206.1 12.8 218.9 559.2 59.0 58.9 2.5 61.4 83.52017/03 137.8 124.2 12.9 137.1 361.7 79.6 63.2 10.1 73.3 196.6 226.3 226.9 11.7 238.7 549.0 57.3 57.7 3.3 61.1 79.92017/04 133.7 120.6 9.2 129.8 364.8 73.9 63.7 9.0 72.7 196.7 216.9 203.6 9.4 213.0 554.2 51.0 53.5 2.1 55.7 74.82017/05 134.0 102.5 9.5 112.0 386.3 52.9 57.1 8.9 66.0 183.7 211.3 188.8 8.9 197.8 572.9 59.6 48.3 3.1 51.4 82.92017/06 119.7 115.5 10.3 125.8 381.2 45.1 61.7 9.0 70.7 158.0 176.8 209.6 10.0 219.6 534.4 53.7 54.6 3.2 57.8 79.02017/07 113.3 115.8 9.8 125.6 368.4 64.3 62.8 8.1 70.9 150.2 209.1 203.7 10.5 214.2 534.4 64.2 58.9 2.9 61.9 81.22017/08 130.7 101.4 10.4 111.7 385.1 85.2 56.0 9.9 65.9 168.7 211.6 181.7 10.9 192.6 556.9 58.1 51.3 2.8 54.1 85.22017/09 115.8 115.8 10.4 126.3 372.3 86.3 62.6 8.9 71.5 182.2 217.4 212.6 11.4 224.0 553.4 63.7 56.4 2.7 59.1 89.82017/10 126.4 120.7 8.1 128.8 369.3 79.2 64.2 9.2 73.4 188.4 203.1 208.0 11.5 219.5 542.2 62.1 59.7 2.7 62.4 89.42017/11 143.4 123.1 9.2 132.3 379.9 80.3 67.2 8.7 76.0 191.1 195.8 212.3 10.4 222.7 520.6 56.9 59.4 2.9 62.3 84.42017/12 126.1 113.0 8.4 121.4 383.6 88.1 61.3 9.0 70.3 207.1 205.3 190.5 10.8 201.4 529.8 60.9 59.8 2.1 61.9 83.42018/01 153.1 105.8 8.7 114.6 422.4 86.8 61.0 7.2 68.2 224.4 220.0 174.5 9.7 184.2 569.3 54.2 48.1 2.0 50.1 87.1

前年同月比 △6% ▼8% ▼15% ▼8% △18% △2% ▼4% ▼27% ▼7% △17% ▼4% ▼11% ▼2% ▼11% △1% ▼9% ▼7% △54% ▼5% △2%

LDPE HDPE PP PS

生産 出荷 在庫 生産 出荷 在庫 生産 出荷 在庫 生産 出荷 在庫

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2018-03

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基礎原料統計 12 月のエチレン換算輸出入

経済産業省製造産業局素材産業課は 2 月 15 日、12 月のエチレン換算輸出入を発表した。実績は以下の通り。

輸出(トン) 前月比 前年同月比 輸出比率 輸入(トン) 前月比 前年同月比 輸入比率2016/12 211,200 △2.2% △10.9% 36.4% 56,400 △1.1% ▼0.4% 13.3%2017/01 190,800 ▼9.7% ▼1.2% 32.3% 59,600 △5.7% △5.1% 13.0%2017/02 195,600 △2.5% △1.2% 38.0% 74,800 △25.5% △20.5% 19.0%2017/03 232,100 △18.7% △5.5% 40.9% 74,800 ±0.0% △23.2% 18.3%2017/04 206,700 ▼10.9% ▼1.3% 37.6% 60,200 ▼19.5% ▼17.0% 14.9%2017/05 200,400 ▼3.0% △13.0% 37.4% 97,300 △61.6% △57.4% 22.5%2017/06 184,500 ▼7.9% △9.7% 38.4% 68,500 ▼29.6% △23.0% 18.8%2017/07 173,100 ▼6.2% △9.5% 33.8% 76,500 △11.7% △13.3% 18.4%2017/08 189,200 △9.3% △10.0% 33.8% 75,700 ▼1.0% △7.2% 16.9%2017/09 190,100 △0.5% △30.2% 35.6% 59,400 ▼21.5% ▼22.6% 14.7%2017/10 176,800 ▼7.0% ▼1.2% 32.4% 57,000 ▼4.0% ▼21.9% 13.4%2017/11 193,900 △9.7% ▼6.1% 34.5% 69,100 △21.2% △23.8% 15.8%2017/12 188,200 ▼2.9% ▼10.9% 32.6% 75,100 △8.7% △33.2% 16.2%

(出所:経済産業省) 1 月のエチレン生産速報

経済産業省製造産業局素材産業課は 2 月 15 日、1 月のエチレン生産速報を発表した。実績は以下の通り。

生産量(トン) 前月比 前年同月比 定修実施状況2017/01 590,100 △1.7% ▼1.8% 0プラント2017/02 514,900 ▼12.7% ▼4.2% 0プラント2017/03 567,100 △10.1% △7.7% 0プラント2017/04 549,800 ▼3.1% △3.7% 0プラント2017/05 536,000 ▼2.5% △5.9% 1プラント2017/06 480,700 ▼10.3% △7.7% 2プラント2017/07 511,900 △6.5% △2.5% 2プラント2017/08 560,300 △9.5% △11.0% 1プラント2017/09 534,400 ▼4.6% △13.7% 0プラント2017/10 546,000 △2.2% △5.2% 0プラント2017/11 561,600 △2.9% △0.7% 0プラント2017/12 577,200 △2.8% ▼0.5% 0プラント2018/01 584,400 △1.2% ▼1.0% 0プラント

400,000

450,000

500,000

550,000

600,000

650,000

16/01 16/07 17/01 17/07 18/01 (出所:経済産業省)

その他統計

カーボンブラック協会、12 月のカーボンブラック需給実績

カーボンブラック協会が 2 月 2 日に発表した 12 月のカーボンブラック需給実績によると、12 月の生産量は 5 万 0490 トンと前年同月を 6.5%上回

った。品種別では、ゴム用ファーネスは 4 万 7229 トンと前年同月を 8.1%上回った。非ゴム用その他は同 13.0%減の 3261 トン。出荷は同 2.4%減の

4 万 2447 トン。輸出は同 29.6%増の 5729 トン、輸入は同 8.5%減の 1 万 0938 トン。 日本化学繊維協会、1 月度化学繊維生産・在庫概況

日本化学繊維協会は 2 月 22 日、1 月の化学繊維生産・在庫の概況を発表した。化学繊維生産は前年同月比 2.7%減の 7 万 2874 トン、うち合成

繊維生産は同 0.02%減の 5 万 7028 トン。主要品種では、ナイロン F は前年同月比 1.6%減の 8419 トン、アクリル S は同 16.3%増の 9019 トン、ポリ

エステル F は同 5.4%減の 1 万 0428 トン、ポリエステル S は同 17.8%減の 7185 トン。 化学繊維在庫(生産者)は前月比 4.5%増、前年同月比 12.4%減の 8 万 3657 トン、うち合成繊維在庫は前月比 5.8%増、前年同月比 11.9%減の

6 万 6921 トン。主要品種では、ナイロン F は前月比 3.1%増の 1 万 1405 トン、アクリル S は同 14.6%増の 9861 トン、ポリエステル F は同 7.3%増の 1万 0857 トン、ポリエステル S は同 9.5%増の 1 万 2558 トン。

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2018-03

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日本ポリプロピレンフィルム工業会、1 月の OPP フィルムおよび CPP フィルム生産・出荷・在庫等実績 日本ポリプロピレンフィルム工業会は、1 月の延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム、無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルム生産・出荷・在庫等実績を発

表した。OPP フィルムの国内出荷は前年同月比 2.8%減の 1 万 7174 トンとなった。再び前年実績を割り込んだ。内訳は、食品が同 2.0%減、工業用・

他は同 3.6%減、繊維・雑貨が同 9.9%減とそれぞれ再びマイナスに転じた。輸出を含めた出荷合計は、同 2.5%減の 1 万 7687 トン。こちらも再び前

年同月を下回った。一方、CPP フィルムの国内出荷は同 2.4%減の 1 万 1609 トン。再び前年実績を下回った。内訳は、食品が同 2.7%減と 4 ヶ月ぶ

り、工業用は同 1.7%減、繊維・雑貨・他が同 0.9%減と 2 ヶ月連続のマイナス。輸出を含めた出荷合計は同 1.9%減の 1 万 2093 トンと 4 ヶ月ぶりの前

年実績割れ。

食品 工業用・他 繊維・雑貨2017/02 19,783 14,722 2,980 1,167 18,869 585 19,454 29,3142017/03 21,984 17,841 3,374 1,376 22,591 556 23,147 28,1512017/04 20,331 16,595 3,058 1,284 20,937 644 21,581 26,9012017/05 20,934 14,804 2,865 1,156 18,825 629 19,454 28,3812017/06 21,400 15,640 3,033 1,263 19,936 623 20,559 29,2222017/07 21,124 15,435 3,035 1,191 19,661 497 20,158 30,1882017/08 18,800 13,992 2,818 1,137 17,947 532 18,479 30,5092017/09 20,560 15,378 3,090 1,232 19,700 549 20,249 30,8202017/10 23,009 16,630 3,185 1,319 21,134 555 21,689 32,1402017/11 22,119 17,313 3,359 1,327 21,999 518 22,517 31,7422017/12 18,743 15,390 2,944 1,162 19,496 495 19,991 30,4942018/01 17,928 13,378 2,696 1,100 17,174 513 17,687 30,735

前年同月比 ▼0.9% ▼2.0% ▼3.6% ▼9.9% ▼2.8% △6.7% ▼2.5% △6.0%

食品 工業用 繊維・雑貨・他2017/02 13,023 9,667 676 1,416 11,759 450 12,209 25,3602017/03 14,579 11,768 702 1,722 14,192 587 14,779 25,1602017/04 13,523 11,358 635 1,690 13,683 358 14,041 24,6422017/05 12,915 10,597 576 1,505 12,678 398 13,076 24,4812017/06 14,307 10,899 660 1,607 13,166 490 13,656 25,1322017/07 13,649 10,293 695 1,677 12,665 368 13,033 25,7482017/08 9,977 9,585 589 1,362 11,536 379 11,915 23,8102017/09 13,925 10,594 596 1,591 12,781 580 13,361 24,3742017/10 14,769 11,610 721 1,644 13,975 399 14,374 24,7692017/11 14,690 11,977 636 1,703 14,316 610 14,926 24,5332017/12 11,723 10,540 738 1,532 12,810 358 13,168 23,0882018/01 12,082 9,526 632 1,451 11,609 484 12,093 23,077

前年同月比 ▼11.4% ▼2.7% ▼1.7% ▼0.9% ▼2.4% △13.3% ▼1.9% ▼6.0%

月末在庫

CPPフィルム 生産 月末在庫

出荷計

内訳国内出荷計 輸出 出荷計

OPPフィルム内訳

国内出荷計 輸出生産

単位: トン (出所:日本ポリプロピレンフィルム工業会)

JXTG エネルギー、ベンゼン 3 月 ACP920 ドル

JXTG エネルギーは 3 月 1 日、大手需要家との交渉の結果、3 月契約価格(ACP)を前月比 35 ドル安の 920 ドルで決定したことを明らかにした。国

内価格換算想定値は 104.4 円/kg。2 月のアジア域内のベンゼン市況は、中国等の大型連休を迎えて薄商いのなか、原油価格に連動して下落した。

こうした市場環境を反映。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月2013年度 1,302 1,320 1,305 1,215 1,250 1,290 1,300 1,258 1,320 1,353 1,350 1,2902014年度 1,265 1,268 1,290 1,430 1,390 1,310 1,200 1,095 885 655 630 6652015年度 770 865 740 825 770 555 590 605 620 570 550 5602016年度 640 650 615 620 635 665 630 650 735 845 1,010 9802017年度 795 790 775 750 745 810 795 805 885 885 955 920

単位: ドル/トン (出所:JXTG エネルギー)

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2018-03

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経済産業省、1 月の生産動態統計速報(化学工業) 経済産業省は 2 月 28 日、1 月の生産動態統計速報を発表した。このうち化学工業の一部データは以下の通り。

単位: トン (出所:経済産業省)

12月 1月 前月比 前年同月比 12月 1月 前月比 前年同月比ベンゼン 生産 422,894 427,933 △1.2% △6.6% PE 生産 231,597 260,601 △12.5% △3.5%

出荷 208,998 233,633 △11.8% ▼2.0% 出荷 211,672 218,973 △3.4% ▼3.9%在庫 166,554 154,408 ▼7.3% △28.1% 在庫 474,854 519,188 △9.3% △17.1%

トルエン 生産 187,310 180,261 ▼3.8% ▼5.7% PS 生産 107,396 106,739 ▼0.6% ▼0.4%出荷 90,843 95,592 △5.2% ▼13.6% 出荷 102,435 92,093 ▼10.1% ▼4.0%在庫 71,323 67,510 ▼5.3% ▼10.7% 在庫 156,227 167,533 △7.2% △9.2%

キシレン 生産 610,576 608,014 ▼0.4% ▼1.7% PP 生産 205,956 218,342 △6.0% ▼4.0%出荷 335,014 319,726 ▼4.6% △2.1% 出荷 194,802 192,060 ▼1.4% ▼12.4%在庫 180,107 189,637 △5.3% △6.5% 在庫 359,396 387,853 △7.9% △3.1%

PX 生産 300,007 307,874 △2.6% △1.6% フェノール樹脂 生産 24,630 23,146 ▼6.0% △2.7%出荷 403,105 358,918 ▼11.0% ▼6.0% 出荷 24,679 23,136 ▼6.3% △1.1%在庫 91,439 102,824 △12.5% ▼0.6% 在庫 13,689 13,432 ▼1.9% △6.7%

SM 生産 193,794 192,265 ▼0.8% △0.6% エポキシ樹脂 生産 10,206 10,969 △7.5% △13.5%出荷 177,442 178,330 △0.5% △0.1% 出荷 11,642 11,956 △2.7% △9.3%在庫 52,581 59,447 △13.1% ▼0.1% 在庫 16,275 16,376 △0.6% △20.6%

フェノール 生産 59,780 61,340 △2.6% ▼2.4% ウレタンフォーム 生産 17,429 16,215 ▼7.0% △9.8%出荷 30,068 35,102 △16.7% △11.2% 出荷 16,614 15,591 ▼6.2% △10.0%在庫 15,678 18,588 △18.6% ▼17.6% 在庫 3,968 3,889 ▼2.0% ▼11.9%

CPL 生産 20,566 22,107 △7.5% △1.0% メタクリル樹脂 生産 13,092 14,557 △11.2% △1.1%出荷 8,771 10,210 △16.4% △2.3% 出荷 11,855 10,718 ▼9.6% ▼10.2%在庫 7,363 7,357 ▼0.1% △31.4% 在庫 12,819 15,739 △22.8% △12.0%

エチレン 生産 577,196 584,350 △1.2% ▼1.0% VAM 生産 58,407 56,699 ▼2.9% ▼2.3%出荷 460,921 475,218 △3.1% ▼4.5% 出荷 24,260 25,334 △4.4% △7.8%在庫 45,407 45,081 ▼0.7% △2.0% 在庫 15,031 13,683 ▼9.0% ▼6.0%

EG 生産 67,823 68,251 △0.6% ▼4.9% PVA 生産 20,616 21,443 △4.0% △2.0%出荷 58,984 64,030 △8.6% △10.3% 出荷 15,715 13,396 ▼14.8% ▼1.7%在庫 33,844 36,105 △6.7% ▼8.3% 在庫 47,406 50,796 △7.2% △24.5%

EDC 生産 291,730 289,892 ▼0.6% △0.7% PVC 生産 152,448 155,847 △2.2% △1.7%出荷 17,108 15,476 ▼9.5% ▼5.6% 出荷 145,697 136,154 ▼6.5% ±0.0%在庫 40,849 37,840 ▼7.4% △43.0% 在庫 131,773 152,137 △15.5% △2.9%

プロピレン 生産 481,839 490,790 △1.9% △0.4% PA系樹脂成形材料 生産 20,614 22,405 △8.7% △0.3%出荷 436,796 435,233 ▼0.4% ▼7.1% 出荷 17,691 17,932 △1.4% ▼1.6%在庫 56,009 56,601 △1.1% ▼14.2% 在庫 37,813 40,429 △6.9% △10.8%

PPG 生産 28,037 25,820 ▼7.9% △5.3% PC 生産 28,253 27,657 ▼2.1% △1.2%出荷 22,769 20,858 ▼8.4% ▼2.0% 出荷 28,215 24,897 ▼11.8% ▼2.9%在庫 40,088 42,521 △6.1% △28.6% 在庫 31,659 33,927 △7.2% ▼16.6%

合成アセトン 生産 42,778 41,697 ▼2.5% ▼3.7% POM 生産 9,810 10,823 △10.3% △1.1%出荷 19,812 19,956 △0.7% △4.4% 出荷 9,093 9,867 △8.5% ▼7.1%在庫 18,701 20,645 △10.4% △2.6% 在庫 15,866 16,602 △4.6% △11.6%

AN 生産 39,414 41,810 △6.1% △12.0% PET 生産 52,825 47,296 ▼10.5% ▼14.0%出荷 29,094 26,581 ▼8.6% ▼5.8% 出荷 12,980 14,782 △13.9% ▼46.2%在庫 19,204 21,827 △13.7% ▼23.4% 在庫 67,342 66,744 ▼0.9% ▼3.6%

ブタジエン 生産 78,487 82,699 △5.4% ▼2.8% 合成ゴム 生産 155,502 149,597 ▼3.8% △2.5%出荷 59,090 54,960 ▼7.0% ▼5.1% 出荷 128,107 118,456 ▼7.5% ▼7.2%在庫 18,117 21,594 △19.2% △6.9% 在庫 292,609 313,055 △7.0% △11.2%

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2018-03

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酢ビ・ポバール工業会、1 月の出荷実績 酢ビ・ポバール工業会は、1 月の出荷実績を発表した。各データは以下の通り。

接着剤 ガム コーポリ EVA その他2017/02 53,111 34,558 5,884 0 154 6,957 301 13,296 3,282 51,136 39,0662017/03 42,078 30,748 4,450 0 165 5,406 0 10,021 5,435 46,204 34,9402017/04 47,213 31,770 4,000 0 166 8,063 1,070 13,299 6,507 51,576 30,5772017/05 56,218 34,290 6,905 0 145 8,026 300 15,376 4,940 54,606 32,1892017/06 57,246 35,436 8,704 0 129 6,807 0 15,640 6,956 58,032 31,4032017/07 56,219 38,139 7,263 0 108 6,174 1,070 14,615 5,494 58,248 29,3742017/08 52,347 38,366 9,129 0 137 6,428 301 15,995 3,000 57,361 24,3602017/09 58,410 35,577 8,960 0 147 8,019 301 17,427 5,949 58,953 23,8172017/10 57,068 33,631 5,074 0 147 8,475 571 14,267 8,891 56,789 24,0962017/11 60,913 35,617 9,208 0 76 7,009 821 17,114 5,702 58,433 26,5762017/12 60,306 40,357 4,120 0 158 8,281 0 12,559 6,590 59,506 57,3662018/01 59,208 38,542 6,327 0 156 8,862 300 15,645 5,443 59,630 27,366

前年同月比 ▼4.9% △3.9% ▼26.1% - △14.7% ▼1.0% ▼47.4% ▼14.2% △81.2% △2.3% ▼26.2%

繊維 製紙 フィルム 接着剤 その他2017/02 19,117 5,447 224 1,031 382 1,795 1,373 4,805 7,958 18,210 48,8422017/03 16,110 5,702 249 1,160 379 1,676 1,530 4,994 8,488 19,184 45,7682017/04 16,671 6,280 242 1,212 349 1,571 1,788 5,162 8,322 19,764 42,6752017/05 19,598 4,242 246 935 333 1,747 1,573 4,834 7,341 16,417 45,8562017/06 19,495 5,470 243 1,060 333 1,940 1,708 5,284 7,473 18,227 47,1242017/07 19,836 6,035 237 1,110 417 2,122 1,636 5,522 6,391 17,948 49,0122017/08 21,139 6,015 231 1,102 318 2,083 1,634 5,368 8,028 19,411 50,7402017/09 18,415 3,768 221 1,030 381 1,896 1,597 5,125 7,456 16,349 52,8062017/10 16,912 3,556 236 1,113 451 1,951 1,572 5,323 8,036 16,915 52,8032017/11 19,348 5,348 239 1,171 428 2,083 1,667 5,588 7,982 18,918 53,2332017/12 19,979 5,693 198 1,078 354 2,031 1,602 5,263 7,944 48,900 54,3122018/01 21,439 5,049 204 1,051 385 2,003 1,666 5,309 7,327 17,685 58,066

前年同月比 △1.7% ▼16.5% ▼8.1% △0.6% △15.3% △13.6% △22.3% △12.3% ▼2.8% ▼3.4% △21.1%

一般計 輸出 出荷合計 月末在庫

酢ビ

ポバール 生産 ビニロン用

ポバール用 一般計 輸出生産 出荷合計 月末在庫

単位: トン (出所:酢ビ・ポバール工業会)

可塑剤工業会、1 月の生産・出荷統計実績

可塑剤工業会は 2 月 16 日、1 月の生産・出荷統計データを発表した。各データは以下の通り。

生産 国内出荷 輸出 出荷合計 月末在庫 生産 国内出荷 輸出 出荷合計 月末在庫2017/02 18,803 18,888 425 19,313 15,463 1,445 1,461 30 1,491 5,1062017/03 21,983 17,739 470 18,209 17,126 1,261 1,453 15 1,468 5,3932017/04 17,368 17,110 347 17,457 16,749 1,700 1,475 0 1,475 5,5442017/05 17,192 17,739 470 18,209 17,126 1,261 1,453 15 1,468 5,3932017/06 16,053 18,710 713 19,423 13,778 1,482 1,604 0 1,604 5,0712017/07 19,138 17,739 470 18,209 17,126 1,261 1,453 15 1,468 5,3932017/08 18,882 16,635 401 17,036 17,778 1,301 1,261 15 1,276 5,2032017/09 19,183 17,739 470 18,209 17,126 1,261 1,453 15 1,468 5,3932017/10 21,253 20,382 482 20,864 18,359 1,688 1,510 30 1,540 5,3512017/11 15,189 17,739 470 18,209 17,126 1,261 1,453 15 1,468 5,3932017/12 23,671 18,915 430 19,345 16,635 1,426 1,304 30 1,334 5,5182018/01 18,693 17,739 470 18,209 17,126 1,261 1,453 15 1,468 5,393

前年同月比 ▼3.8% ▼7.3% △67.3% ▼6.2% △7.3% ▼6.9% △4.2% - △5.3% △5.5%

フタル酸系 アジピン酸系

単位: トン (出所:可塑剤工業会)

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

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1 月韓国国別輸出統計 ナフサ輸出数量トップ 15 2018 年 1 月のナフサ輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 1

万 9431 トン増の 39 万 2856 トン、前年同月比では 6 万 2550 トン減と

なった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 35 ドル高の 591ドル/トン。前年同月比では 96 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、

中国 49%、日本 43%、台湾 8%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 エチレン輸出数量トップ 15

2018 年 1 月のエチレン輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

2299 トン増の 7 万 3823 トン、前年同月比では 1 万 1201 トン増となっ

た。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 63 ドル高の 1351 ドル

/トン。前年同月比では 272 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中

国 88%、日本 12%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 プロピレン輸出数量トップ 15 2018 年 1 月のプロピレン輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

1 万 6220 トン減の 13 万 7473 トン、前年同月比では 1 万 8925 トン減

となった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 59 ドル高の 985ドル/トン。前年同月比では 132 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、

中国 94%、台湾 4%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 ブタジエン輸出数量トップ 15

2018 年 1 月のブタジエン輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

3706 トン減の 1 万 4324 トン、前年同月比では 4325 トン増となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 130 ドル高の 1110 ドル/トン。

前年同月比では 904 ドル安。主な輸出先の数量の割合は、中国 65%、

日本 24%、台湾 10%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 392,856 232,302,544 591前月比 △ 19,431 △ 24,664,424 △ 35前年同月比 ▼ 62,550 △ 6,549,367 △ 96数量TOP15中国 193,714 114,289,349 590日本 167,492 98,690,772 589台湾 31,650 19,322,423 610

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 73,823 99,707,430 1,351前月比 △ 2,299 △ 7,605,791 △ 63前年同月比 △ 11,201 △ 32,182,157 △ 272数量TOP15中国 64,903 87,464,555 1,348日本 8,795 11,963,304 1,360オーストラリア 113 246,690 2,189イギリス 8 16,740 2,000フィリピン 3 11,889 4,371香港 1 4,252 3,407

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 137,473 135,469,763 985前月比 ▼ 16,220 ▼ 6,924,982 △ 59前年同月比 ▼ 18,925 △ 1,985,689 △ 132数量TOP15中国 129,022 127,135,423 985台湾 5,363 5,256,154 980日本 3,089 3,072,582 995タイ 0 4,569 50,209インドネシア 0 1,035 18,818

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 14,324 15,905,006 1,110前月比 ▼ 3,706 ▼ 1,779,066 △ 130前年同月比 △ 4,325 ▼ 4,235,045 ▼ 904数量TOP15中国 9,330 10,268,114 1,101日本 3,494 3,984,716 1,140台湾 1,500 1,652,176 1,101

輸出先

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2018-03

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1 月韓国国別輸出統計 ベンゼン輸出数量トップ 15 2018 年 1 月のベンゼン輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 5

万 4166 トン減の 23 万 4142 トン、前年同月比では 3 万 1707 トン増と

なった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 15 ドル高の 865ドル/トン。前年同月比では 32 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、

中国 47%、米国 31%、台湾 19%、オランダ 2%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 トルエン輸出数量トップ 15

2018 年 1 月のトルエン輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 1万 1954 トン減の 2 万 0609 トン、前年同月比では 7040 トン減となっ

た。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 28 ドル高の 718 ドル/トン。前年同月比では 40 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国

39%、台湾 28%、インド 19%、ベトナム 10%、ナイジェリア 2%、ミャンマ

ー1%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 パラキシレン輸出数量トップ 15 2018 年 1 月のパラキシレン輸出実績は次の通り。輸出数量は前月

比 9 万 5393 トン減の 60 万 0168 トン、前年同月比では 7 万 7542 トン

減となった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 30 ドル高の

900 ドル/トン。前年同月比では 79 ドル高。主な輸出先の数量の割合

は、中国 87%、台湾 11%、米国 2%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 スチレンモノマー輸出数量トップ 15

2018 年 1 月のスチレンモノマー輸出実績は次の通り。輸出数量は

前月比 7 万 8745 トン減の 6 万 3140 トン、前年同月比では 3 万 5467トン減となった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 30 ドル高

の 1282 ドル/トン。前年同月比では 109 ドル高。主な輸出先の数量の

割合は、中国 66%、台湾 14%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 234,142 202,425,761 865前月比 ▼ 54,166 ▼ 42,625,230 △ 15前年同月比 △ 31,707 △ 33,909,478 △ 32数量TOP15中国 110,751 97,268,244 878米国 72,322 62,052,817 858台湾 45,299 38,102,701 841オランダ 5,713 4,937,751 864マレーシア 58 64,043 1,100香港 0 174 4,047スリランカ 0 31 4,429

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 20,609 14,804,297 718前月比 ▼ 11,954 ▼ 7,668,171 △ 28前年同月比 ▼ 7,040 ▼ 3,949,926 △ 40数量TOP15中国 8,060 5,671,971 704台湾 5,705 4,238,231 743インド 4,003 2,789,038 697ベトナム 2,066 1,427,192 691ナイジェリア 348 311,460 895ミヤンマー 213 166,892 785クウェート 128 118,560 926サウジアラビア 47 41,091 878パキスタン 14 13,538 973ニュージーランド 14 12,723 914香港 11 11,989 1,075シンガポール 0 716 2,063米国 0 847 21,175スリランカ 0 49 3,267

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 600,168 540,424,018 900前月比 ▼ 95,393 ▼ 65,156,209 △ 30前年同月比 ▼ 77,542 ▼ 16,068,027 △ 79数量TOP15中国 520,869 471,720,965 906台湾 64,324 57,054,721 887米国 9,985 7,180,057 719日本 4,990 4,468,275 896

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 63,140 80,969,305 1,282前月比 ▼ 78,745 ▼ 96,729,826 △ 30前年同月比 ▼ 35,467 ▼ 34,715,632 △ 109数量TOP15中国 41,455 52,351,635 1,263台湾 8,768 11,923,577 1,360香港 7,723 9,706,784 1,257インド 4,910 6,554,587 1,335オーストラリア 169 257,508 1,526フィリピン 59 82,609 1,389バングラデッシュ 56 92,589 1,649タイ 0 16 16,000

輸出先

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 52

1 月韓国国別輸出統計 エチレングリコール輸出数量トップ 15 2018 年 1 月のエチレングリコール輸出実績は次の通り。輸出数量

は前月比 4 万 0564 トン減の 2 万 7143 トン、前年同月比では 3661 ト

ン増となった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 75 ドル高

の 969 ドル/トン。前年同月比では 139 ドル高。主な輸出先の数量の

割合は、中国 100%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 フェノール輸出数量トップ 15

2018 年 1 月のフェノール輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

6980 トン増の 3 万 4480 トン、前年同月比では 2623 トン増となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 207 ドル高の 1251 ドル/トン。前年同月比では 400 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国

43%、台湾 29%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 ビスフェノール A 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月のビスフェノール A 輸出実績は次の通り。輸出数量は

前月比 3854 トン減の 2 万 5087 トン、前年同月比では 5047 トン増と

なった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 207ドル高の 1552ドル/トン。前年同月比では 400 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、

中国 60%、台湾 40%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 PTA 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の PTA 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 8113トン増の 18 万 3681 トン、前年同月比では 3 万 1124 トン増となった。

1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 25ドル高の 718ドル/トン。

前年同月比では 74 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 7%、

インド 3%、タイ 1%、日本 1%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 27,143 26,311,002 969前月比 ▼ 40,564 ▼ 34,220,821 △ 75前年同月比 △ 3,661 △ 6,808,433 △ 139数量TOP15中国 27,028 26,137,601 967フィリピン 48 93,007 1,930オーストラリア 40 43,389 1,080ブラジル 20 21,815 1,085インド 4 8,656 2,460ベトナム 2 2,389 1,346パキスタン 1 2,105 3,827メキシコ 0 1,046 2,433日本 0 493 2,465トルコ 0 456 10,857香港 0 25 8,333

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 34,480 43,137,649 1,251前月比 △ 6,980 △ 14,438,006 △ 207前年同月比 △ 2,623 △ 16,040,244 △ 400数量TOP15中国 14,969 17,976,437 1,201台湾 9,911 12,366,509 1,248日本 6,957 8,979,191 1,291インド 2,041 2,884,532 1,414イラン 302 484,176 1,601ベトナム 168 253,786 1,511インドネシア 82 126,872 1,555パキスタン 50 65,821 1,314シンガポール 0 325 40,625

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 25,087 38,924,406 1,552前月比 ▼ 3,854 △ 7,384 △ 207前年同月比 △ 5,047 △ 15,840,280 △ 400数量TOP15中国 14,969 17,976,437 1,201台湾 9,911 12,366,509 1,248日本 6,957 8,979,191 1,291インド 2,041 2,884,532 1,414イラン 302 484,176 1,601ベトナム 168 253,786 1,511インドネシア 82 126,872 1,555パキスタン 50 65,821 1,314シンガポール 0 325 40,625

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 183,681 131,828,248 718前月比 △ 8,113 △ 10,129,171 △ 25前年同月比 △ 31,124 △ 33,632,569 △ 74数量TOP15中国 12,819 19,911,807 1,553インド 4,750 7,351,309 1,548タイ 2,752 4,173,187 1,516日本 1,461 2,286,627 1,565イスラエル 904 1,408,480 1,558ドイツ 636 990,877 1,558サウジアラビア 600 969,700 1,616米国 600 952,532 1,588ポーランド 255 373,335 1,464トルコ 180 294,300 1,635パキスタン 75 122,490 1,633イタリア 40 63,735 1,593インドネシア 15 26,007 1,734

輸出先

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2018-03

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1 月韓国国別輸出統計 AN 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の AN 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 1075

トン減の 1 万 6914 トン、前年同月比では 6945 トン減となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 12 ドル安の 1686 ドル/トン。前年

同月比では 555 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、台湾 47%、中

国 47%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 TDI 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の TDI 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 7797トン増の 2 万 8164 トン、前年同月比では 338 トン増となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 172 ドル安の 4036 ドル/トン。前

年同月比では 1113 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、米国 13%、

中国 10%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 MDI 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の MDI 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 1625

トン増の 6412 トン、前年同月比では 1552 トン増となった。1 月の輸出

単価(FOB KOREA)は、前月比 35 ドル安の 3235 ドル/トン。前年同月

比では 961 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 36%、ベトナム

23%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 プロピレングリコール輸出数量トップ 15

2018年 1月のプロピレングリコール輸出実績は次の通り。輸出数量

は前月比 2169 トン増の 6869 トン、前年同月比では 2196 トン増となっ

た。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 109 ドル高の 1550 ド

ル/トン。前年同月比では 269 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、

中国 19%、米国 13%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 16,914 28,522,131 1,686前月比 ▼ 1,075 ▼ 2,032,493 ▼ 12前年同月比 ▼ 6,945 △ 1,539,837 △ 555数量TOP15台湾 8,006 13,154,921 1,643中国 7,999 13,652,995 1,707日本 750 1,341,021 1,787バングラデッシュ 26 74,043 2,892パキスタン 26 57,116 2,231インド 26 56,928 2,224ニュージーランド 17 33,133 1,906マレーシア 13 32,330 2,526トルコ 13 31,873 2,490イラン 13 30,703 2,399ベトナム 13 28,598 2,234タイ 13 28,470 2,224

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 28,164 113,667,617 4,036前月比 △ 7,797 △ 27,955,534 ▼ 172前年同月比 △ 338 △ 32,346,764 △ 1,113数量TOP15米国 3,692 13,283,370 3,598中国 2,859 12,365,954 4,325インド 1,940 8,237,536 4,246インドネシア 1,729 7,387,300 4,273ベトナム 1,618 6,906,597 4,269オランダ 1,200 3,557,055 2,963ブラジル 1,200 5,005,260 4,171トルコ 1,181 4,181,640 3,541台湾 1,000 4,059,043 4,057ケニア 820 3,367,273 4,106サウジアラビア 720 2,982,617 4,143ナイジェリア 620 2,571,000 4,147ペルー 620 2,539,280 4,096ジブチ 560 2,309,800 4,125マレーシア 522 2,254,797 4,322

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 6,412 20,740,966 3,235前月比 △ 1,625 △ 5,093,132 ▼ 35前年同月比 △ 1,552 △ 9,690,836 △ 961数量TOP15中国 2,325 7,592,807 3,266ベトナム 1,503 4,842,536 3,223シンガポール 621 1,982,900 3,194台湾 533 1,790,361 3,358日本 447 1,385,962 3,099インド 318 1,098,569 3,456イタリア 158 497,326 3,158ポーランド 126 337,925 2,682タイ 97 281,335 2,912パキスタン 95 294,092 3,112イラン 80 277,114 3,464マレーシア 32 105,396 3,304ブラジル 32 92,420 2,934ベネズエラ 16 60,161 3,820インドネシア 16 52,623 3,341

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 6,869 10,645,062 1,550前月比 △ 2,169 △ 3,872,094 △ 109前年同月比 △ 2,196 △ 4,658,903 △ 269数量TOP15中国 1,305 1,952,588 1,496米国 894 1,370,414 1,532イラン 572 974,535 1,704インドネシア 464 662,326 1,429インド 447 737,033 1,648タイ 361 472,395 1,307トルコ 304 506,655 1,666コートジボワール 198 291,114 1,471ロシア 194 314,747 1,622エジプト 189 297,657 1,573ブラジル 176 278,683 1,581パキスタン 155 258,040 1,667UAE 155 256,668 1,658南アフリカ 141 215,635 1,531フィリピン 138 204,142 1,484

輸出先

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

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1 月韓国国別輸出統計 ネオペンチルグリコール輸出数量トップ 15 2018 年 1 月のネオペンチルグリコール輸出実績は次の通り。輸出

数量は前月比 1068 トン減の 8181 トン、前年同月比では 479 トン増と

なった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 58 ドル安の 1513ドル/トン。前年同月比では 111 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、

中国 50%、台湾 10%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 ジエチレングリコール輸出数量トップ 15

2018 年 1 月のジエチレングリコール輸出実績は次の通り。輸出数

量は前月比 2847 トン減の 2728 トン、前年同月比では 1916 トン減とな

った。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 21 ドル高の 872 ド

ル/トン。前年同月比では 37 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中

国 74%、トルコ 20%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 エピクロロヒドリン輸出数量トップ 15 2018 年 1 月のエピクロロヒドリン輸出実績は次の通り。輸出数量は

前月比 695 トン増の 3886 トン、前年同月比では 37 トン減となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 123 ドル高の 1699 ドル/トン。前年同月比では 676 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、米国

53%、インド 18%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 アセトン輸出数量トップ 15

2018 年 1 月のアセトン輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

2292 トン増の 2 万 3900 トン、前年同月比では 206 トン増となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 86 ドル高の 756 ドル/トン。

前年同月比では18ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 45%、

米国 32%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 8,181 12,374,863 1,513前月比 ▼ 1,068 ▼ 2,149,962 ▼ 58前年同月比 △ 479 △ 1,580,763 △ 111数量TOP15中国 4,110 6,146,037 1,495台湾 778 1,149,261 1,477トルコ 670 990,653 1,479米国 402 538,679 1,339インド 322 521,417 1,619ドイツ 283 441,914 1,562日本 244 372,024 1,527イタリア 172 282,194 1,641ギリシャ 140 211,207 1,509スペイン 136 218,868 1,615ブラジル 110 193,200 1,756マレーシア 106 172,562 1,628ポーランド 105 162,995 1,560イラン 104 193,394 1,860ベトナム 103 151,593 1,479

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 2,728 2,378,929 872前月比 ▼ 2,847 ▼ 2,363,765 △ 21前年同月比 ▼ 1,916 ▼ 1,497,998 △ 37数量TOP15中国 2,032 1,715,113 844トルコ 559 527,723 945ベネズエラ 59 58,663 989チリ 40 38,708 969フィリピン 20 18,799 940ペルー 18 19,430 1,079タイ 0 479 2,395台湾 0 14 14,000

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 3,886 6,601,353 1,699前月比 △ 695 △ 1,574,932 △ 123前年同月比 ▼ 37 △ 2,590,832 △ 676数量TOP15米国 2,042 3,055,171 1,496インド 687 1,366,840 1,991中国 467 946,950 2,028ドイツ 192 335,093 1,743アルゼンチン 109 224,634 2,053ポーランド 96 162,091 1,688インドネシア 73 150,853 2,068日本 69 91,748 1,328コロンビア 55 100,275 1,833ブラジル 36 61,498 1,686イスラエル 23 35,042 1,529オーストラリア 18 35,597 1,952スペイン 18 34,150 1,872ベトナム 0 1,209 120,900台湾 0 157 26,167

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 23,900 18,063,543 756前月比 △ 2,292 △ 3,581,526 △ 86前年同月比 △ 206 △ 588,162 △ 18数量TOP15中国 10,658 7,828,659 735米国 7,644 5,961,936 780日本 2,829 2,139,041 756インド 1,038 762,683 735トルコ 1,000 735,004 735マレーシア 497 377,910 760イラン 166 177,276 1,065サウジアラビア 38 40,288 1,049ベネズエラ 26 29,030 1,134台湾 2 7,727 3,454香港 1 2,613 4,341スペイン 0 1,033 5,380キューバ 0 133 1,873タイ 0 22 328スリランカ 0 188 3,686

輸出先

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 55

1 月韓国国別輸出統計 無水マレイン酸輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の無水マレイン酸輸出実績は次の通り。輸出数量は前

月比 441 トン減の 4016 トン、前年同月比では 1006 トン増となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 18 ドル高の 1299 ドル/トン。

前年同月比では 322 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、インド

28%、シンガポール 10%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 DOP 輸出数量トップ 15

2018年 1月の DOP 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 3008トン増の 2 万 2292 トン、前年同月比では 2528 トン増となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 19 ドル高の 1151 ドル/トン。前年

同月比では 158 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、インド 12%、エ

ジプト 8%、イラン 6%、ケニア 6%、シリア 5%、日本 5%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 無水フタル酸輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の無水フタル酸輸出実績は次の通り。輸出数量は前

月比 1946 トン増の 2 万 0740 トン、前年同月比では 8433 トン増となっ

た。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 7 ドル安の 948 ドル/トン。前年同月比では 29 ドル安。主な輸出先の数量の割合は、インド

34%、タイ 8%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 カプロラクタム輸出数量トップ 15

2018 年 1 月のカプロラクタム輸出実績は次の通り。輸出数量は前

月比 928 トン減の 4688 トン、前年同月比では 464 トン減となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 5 ドル安の 1993 ドル/トン。

前年同月比では 48 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、インド 48%、

中国 23%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 4,016 5,217,408 1,299前月比 ▼ 441 ▼ 491,723 △ 18前年同月比 △ 1,006 △ 2,275,916 △ 322数量TOP15インド 1,112 1,604,711 1,443シンガポール 384 491,502 1,279トルコ 336 368,708 1,096ドイツ 327 405,045 1,240ポーランド 296 372,720 1,259イタリア 264 314,215 1,189ベルギー 261 313,116 1,200マレーシア 216 257,969 1,193オランダ 212 260,581 1,228オーストラリア 96 120,927 1,253スペイン 96 113,981 1,186チリ 60 88,800 1,480米国 60 87,000 1,450クウェート 54 81,807 1,515イギリス 48 55,767 1,161

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 22,292 25,651,460 1,151前月比 △ 3,008 △ 3,822,717 △ 19前年同月比 △ 2,528 △ 6,029,209 △ 158数量TOP15インド 2,629 3,021,974 1,150エジプト 1,880 2,152,985 1,145イラン 1,374 1,690,920 1,231ケニア 1,369 1,661,024 1,214シリア 1,068 1,258,648 1,179日本 1,040 1,131,854 1,088メキシコ 958 1,041,272 1,087フィリピン 932 1,043,045 1,119ペルー 915 1,066,921 1,166アルジェリア 877 1,002,887 1,144ロシア 851 999,430 1,174エクアドル 833 950,889 1,142ミヤンマー 816 916,110 1,123米国 740 864,416 1,168シンガポール 612 697,714 1,140

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 20,740 19,658,020 948前月比 △ 1,946 △ 1,718,805 ▼ 7前年同月比 △ 8,433 △ 7,641,481 ▼ 29数量TOP15インド 7,134 6,720,744 942タイ 1,708 1,631,224 955UAE 1,674 1,581,642 945サウジアラビア 1,278 1,208,026 945ベトナム 1,165 1,086,491 932チリ 1,140 1,076,808 945バングラデッシュ 1,016 944,280 929日本 654 627,020 959インドネシア 577 545,356 945米国 553 542,280 981トルコ 495 474,232 958マレーシア 464 449,073 968ペルー 314 303,961 968イスラエル 306 296,820 970シンガポール 306 294,790 963

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 4,688 9,340,927 1,993前月比 ▼ 928 ▼ 1,876,551 ▼ 5前年同月比 ▼ 464 ▼ 679,768 △ 48数量TOP15インド 2,272 4,537,838 1,997中国 1,056 2,047,308 1,939サウジアラビア 1,024 2,098,816 2,050タイ 208 393,750 1,893スペイン 128 263,152 2,056台湾 0 63 31,500

輸出先

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2018-03

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1 月韓国国別輸出統計 PP(HOMO)輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の PP (HOMO)輸出実績は次の通り。輸出数量は前

月比 1 万 0980 トン減の 14 万 4369 トン、前年同月比では 8934 トン増

となった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 25 ドル高の

1309 ドル/トン。前年同月比では 60 ドル高。主な輸出先の数量の割合

は、中国 34%、トルコ 13%、ベトナム 12%、日本 4%、香港 3%、米国

3%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 PP(COPOLYMER)輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の PP(COPOLYMER)輸出実績は次の通り。輸出数量

は前月比 1253 トン増の 9 万 9071 トン、前年同月比では 4956 トン増

となった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 31 ドル高の

1297 ドル/トン。前年同月比では 94 ドル高。主な輸出先の数量の割合

は、中国 23%、日本 14%、ベトナム 7%、トルコ 7%、米国 7%、インドネ

シア 7%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 LDPE 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の LDPE 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

3252 トン増の 4 万 0166 トン、前年同月比では 7669 トン増となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 26 ドル高の 1344 ドル/トン。

前年同月比では46ドル安。主な輸出先の数量の割合は、中国 55%、

ベトナム 6%、インド 5%、ポルトガル 4%、インドネシア 3%、タイ 3%と

なっている。

1 月韓国国別輸出統計 LLDPE 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の LLDPE 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

745 トン減の 3 万 7253 トン、前年同月比では 4689 トン減となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 30 ドル高の 1272 ドル/トン。

前年同月比では10ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 28%、

ベトナム 16%、トルコ 9%、ロシア 6%、日本 4%、ギリシャ 4%となってい

る。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 144,369 188,908,142 1,309前月比 ▼ 10,980 ▼ 10,409,543 △ 25前年同月比 △ 8,934 △ 19,797,191 △ 60数量TOP15中国 48,986 62,083,061 1,267トルコ 18,193 23,315,615 1,282ベトナム 16,932 20,598,681 1,217日本 6,480 8,743,591 1,349香港 4,887 8,046,235 1,646米国 4,016 5,626,482 1,401インド 4,014 5,467,265 1,362イタリア 2,782 3,471,818 1,248パキスタン 2,707 3,513,137 1,298チェコ 2,674 4,004,136 1,498エジプト 2,266 2,947,170 1,300ポルトガル 2,027 2,655,356 1,310ポーランド 2,023 2,801,354 1,385ナイジェリア 1,959 2,439,685 1,245サウジアラビア 1,572 2,305,502 1,466

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 99,071 128,458,742 1,297前月比 △ 1,253 △ 4,613,194 △ 31前年同月比 △ 4,956 △ 15,276,855 △ 94数量TOP15中国 23,192 29,699,753 1,281日本 13,569 17,586,326 1,296ベトナム 7,376 9,255,638 1,255トルコ 7,144 8,960,216 1,254米国 6,698 8,559,947 1,278インドネシア 6,451 8,327,407 1,291イタリア 4,309 5,431,595 1,260ポーランド 2,607 3,559,810 1,366香港 2,445 3,137,809 1,283スペイン 2,250 2,960,708 1,316インド 2,118 2,956,289 1,396エジプト 1,762 2,226,863 1,264ポルトガル 1,412 1,874,442 1,327ロシア 1,379 2,121,643 1,538タイ 1,329 1,772,169 1,334

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 40,166 53,972,192 1,344前月比 △ 3,252 △ 5,310,715 △ 26前年同月比 △ 7,669 △ 8,801,675 ▼ 46数量TOP15中国 22,166 26,339,592 1,188ベトナム 2,439 3,349,727 1,373インド 2,128 3,265,810 1,535ポルトガル 1,559 2,041,192 1,310インドネシア 1,358 2,001,167 1,474タイ 1,241 2,146,379 1,729台湾 885 1,360,608 1,537サウジアラビア 781 1,362,255 1,744イラン 633 1,303,245 2,060ギリシャ 443 682,890 1,543ロシア 425 660,319 1,553イギリス 374 573,234 1,533カタール 335 539,557 1,610シンガポール 329 513,000 1,561米国 310 588,439 1,897

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 37,253 47,394,617 1,272前月比 ▼ 745 △ 197,984 △ 30前年同月比 ▼ 4,689 ▼ 5,560,822 △ 10数量TOP15中国 10,563 13,005,532 1,231ベトナム 5,785 7,118,005 1,230トルコ 3,397 4,323,451 1,273ロシア 2,190 2,859,074 1,306日本 1,589 2,103,187 1,323ギリシャ 1,330 1,697,440 1,276ベルギー 995 1,295,615 1,302インドネシア 985 1,400,487 1,421オランダ 910 1,307,243 1,436ドイツ 812 1,058,867 1,304スロベニア 672 877,295 1,305ポルトガル 633 776,634 1,227イタリア 620 812,150 1,309イギリス 577 733,665 1,271バングラデッシュ 545 688,501 1,264

輸出先

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2018-03

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1 月韓国国別輸出統計 HDPE 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の HDPE 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

1732 トン減の 10 万 8492 トン、前年同月比では 2 万 6164 トン増とな

った。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 22 ドル高の 1332 ド

ル/トン。前年同月比では 128 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、

中国 52%、トルコ 10%、ベトナム 8%、イラン 3%、オーストラリア 2%、

チリ 2%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 GPPS 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の GPPS 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 432トン増の 8611 トン、前年同月比では 15 トン減となった。1 月の輸出単

価(FOB KOREA)は、前月比 1 ドル安の 1316 ドル/トン。前年同月比

では 13 ドル安。主な輸出先の数量の割合は、中国 31%、ベトナム

11%、メキシコ 8%、トルコ 7%、バングラデッシュ 5%、スリランカ 5%とな

っている。

1 月韓国国別輸出統計 HIPS 輸出数量トップ 15 2018年 1月の HIPS 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 4238

トン増の 2 万 3373 トン、前年同月比では 1730 トン増となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 62 ドル高の 1693 ドル/トン。前年

同月比では 154 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 27%、メ

キシコ 12%、ベトナム 7%、米国 7%、タイ 6%、トルコ 6%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 ABS 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の ABS 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 1 万

8178 トン増の 12 万 5870 トン、前年同月比では 1 万 0917 トン増とな

った。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 185 ドル高の 2181ドル/トン。前年同月比では 363 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、

香港 11%、トルコ 6%、インド 5%、米国 4%、メキシコ 4%、ベトナム 4%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 108,492 144,543,765 1,332前月比 ▼ 1,732 △ 117,940 △ 22前年同月比 △ 26,164 △ 45,426,606 △ 128数量TOP15中国 56,612 74,754,616 1,320トルコ 10,991 14,821,187 1,348ベトナム 8,881 11,391,097 1,283イラン 2,766 4,292,154 1,552オーストラリア 2,323 3,469,830 1,494チリ 2,069 2,771,053 1,339ポルトガル 1,851 2,194,121 1,186ペルー 1,668 2,167,556 1,300ナイジェリア 1,356 1,721,225 1,270スペイン 1,356 1,678,780 1,238オランダ 1,328 1,920,714 1,447ベルギー 1,211 1,499,138 1,238タイ 1,046 1,469,340 1,405バングラデッシュ 1,042 1,316,689 1,264イスラエル 999 1,439,942 1,441

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 8,611 11,330,555 1,316前月比 △ 432 △ 559,379 ▼ 1前年同月比 ▼ 15 ▼ 130,056 ▼ 13数量TOP15中国 2,694 3,152,571 1,170ベトナム 964 1,491,715 1,547メキシコ 658 948,638 1,442トルコ 628 882,489 1,405バングラデッシュ 463 678,570 1,467スリランカ 407 321,977 791香港 285 420,192 1,475ロシア 249 351,626 1,415ポーランド 221 326,519 1,477イラン 214 325,627 1,522イスラエル 185 143,705 779インドネシア 183 268,538 1,469ナイジェリア 170 245,200 1,442コロンビア 154 170,170 1,105米国 150 201,260 1,346

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 23,373 39,581,778 1,693前月比 △ 4,238 △ 8,370,643 △ 62前年同月比 △ 1,730 △ 6,273,947 △ 154数量TOP15中国 6,427 10,279,373 1,599メキシコ 2,777 4,785,847 1,723ベトナム 1,674 2,787,886 1,666米国 1,647 3,065,634 1,861タイ 1,511 2,368,764 1,568トルコ 1,398 2,277,976 1,630ベルギー 1,047 2,115,243 2,021香港 571 911,443 1,596ブラジル 507 962,880 1,901ロシア 464 738,555 1,593バングラデッシュ 456 692,165 1,520フィリピン 453 693,484 1,531イタリア 439 753,343 1,715エジプト 422 713,149 1,691ドイツ 407 987,600 2,427

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 125,870 274,551,821 2,181前月比 △ 18,178 △ 59,578,029 △ 185前年同月比 △ 10,917 △ 65,490,640 △ 363数量TOP15香港 13,813 28,248,643 2,045トルコ 8,075 16,251,654 2,013インド 6,276 12,715,034 2,026米国 5,601 27,515,835 4,912メキシコ 4,882 10,534,410 2,158ベトナム 4,608 9,441,147 2,049タイ 4,465 9,210,340 2,063ブラジル 3,881 7,875,007 2,029インドネシア 3,866 7,763,045 2,008イタリア 3,405 7,033,037 2,066ベルギー 2,894 5,629,649 1,946ドイツ 2,867 5,916,737 2,064マレーシア 1,652 3,393,021 2,054ポーランド 1,550 3,344,831 2,158ロシア 1,545 3,292,460 2,132

輸出先

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 58

1 月韓国国別輸出統計 PVC 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の PVC 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 4342

トン増の 4 万 6640 トン、前年同月比では 2491 トン増となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 32 ドル高の 937 ドル/トン。前年

同月比では 8 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、インド 65%、トル

コ 8%、中国 7%、ポーランド 4%、イラン 3%、香港 1%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 PMMA 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の PMMA 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

680 トン増の 1 万 1115 トン、前年同月比では 1058 トン増となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 39 ドル高の 2885 ドル/トン。

前年同月比では 815 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 36%、

香港 11%、インド 11%、日本 5%、イスラエル 4%、トルコ 3%となってい

る。

1 月韓国国別輸出統計 POM 輸出数量トップ 15 2018年 1月の POM輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 4841

トン増の 1 万 5039 トン、前年同月比では 2325 トン増となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 15 ドル高の 1693 ドル/トン。前年

同月比では 236 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 28%、米

国 10%、ドイツ 9%、インド 8%、香港 8%、ベルギー4%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 PPG 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の PPG 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 3139トン増の 2 万 7493 トン、前年同月比では 958 トン減となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月と同じ 1870 ドル/トン。前年同月比

では 258 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 16%、インド 11%、

イラン 10%、米国 9%、ナイジェリア 5%、タイ 5%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 46,640 43,696,574 937前月比 △ 4,342 △ 5,433,678 △ 32前年同月比 △ 2,491 △ 2,678,259 △ 8数量TOP15インド 30,356 27,135,472 894トルコ 3,803 3,177,797 836中国 3,300 3,566,154 1,081ポーランド 1,978 2,069,611 1,046イラン 1,469 1,721,886 1,172香港 638 728,994 1,143ロシア 608 755,510 1,243ポルトガル 576 504,533 876インドネシア 424 473,383 1,117スーダン 407 333,718 820エチオピア 324 306,720 947南アフリカ 272 253,759 932ベトナム 232 234,475 1,010ベルギー 208 176,983 851バングラデッシュ 185 160,950 870

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 11,115 32,069,609 2,885前月比 △ 680 △ 2,367,758 △ 39前年同月比 △ 1,058 △ 11,248,522 △ 815数量TOP15中国 4,035 11,660,801 2,890香港 1,268 3,554,684 2,803インド 1,260 3,422,051 2,717日本 577 1,488,479 2,579イスラエル 486 1,350,854 2,780トルコ 347 977,302 2,814ベルギー 336 979,364 2,913スペイン 254 774,858 3,057ブルガリア 224 605,645 2,704オランダ 211 621,076 2,938タイ 197 510,059 2,594米国 164 516,464 3,141イタリア 160 507,774 3,166ロシア 159 444,364 2,787メキシコ 131 439,140 3,363

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 15,039 25,458,601 1,693前月比 △ 4,841 △ 8,346,437 △ 15前年同月比 △ 2,325 △ 6,941,308 △ 236数量TOP15中国 4,209 7,141,820 1,697米国 1,557 2,493,531 1,601ドイツ 1,350 2,371,948 1,757インド 1,137 1,660,363 1,460香港 1,128 1,828,157 1,620ベルギー 607 1,141,113 1,881イラン 465 802,564 1,726トルコ 454 695,416 1,532ベトナム 435 762,501 1,754ブラジル 389 610,237 1,569イタリア 295 492,401 1,668インドネシア 232 346,340 1,494ロシア 214 337,237 1,580フランス 213 376,703 1,769イギリス 191 365,337 1,918

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 27,493 51,404,175 1,870前月比 △ 3,139 △ 5,865,179 ▼ 0前年同月比 ▼ 958 △ 5,552,111 △ 258数量TOP15中国 4,366 8,895,040 2,037インド 2,993 5,287,475 1,766イラン 2,688 5,235,026 1,947米国 2,452 4,098,394 1,671ナイジェリア 1,394 2,663,021 1,910タイ 1,358 2,370,705 1,746ポーランド 1,189 2,156,117 1,813ブラジル 1,177 1,970,129 1,673ベトナム 1,019 2,163,492 2,123インドネシア 633 1,245,611 1,967メキシコ 633 1,303,943 2,060日本 623 1,108,522 1,780ケニア 620 1,134,170 1,830マレーシア 473 909,156 1,921台湾 462 810,988 1,756

輸出先

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

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1 月韓国国別輸出統計 m-PPE など輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の m-PPE など輸出実績は次の通り。輸出数量は前月

比 441 トン減の 4395 トン、前年同月比では 3865 トン減となった。1 月

の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 143 ドル高の 2820 ドル/トン。

前年同月比では 1585 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国

38%、日本 15%、ベトナム 7%、香港 6%、米国 5%、ドイツ 4%となって

いる。

1 月韓国国別輸出統計 PC 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の PC 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 9389トン増の 5 万 5242 トン、前年同月比では 4636 トン増となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 89 ドル高の 3057 ドル/トン。前年

同月比では 614 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 47%、香

港 7%、ベトナム 7%、メキシコ 5%、トルコ 5%、インド 4%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 PET 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の PET 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 1 万

0677 トン増の 8 万 2885 トン、前年同月比では 8751 トン増となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 62 ドル高の 1251 ドル/トン。

前年同月比では 188 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、ベトナム

17%、イタリア 15%、中国 9%、日本 8%、イラン 8%、米国 4%となって

いる。

1 月韓国国別輸出統計 PBT 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の PBT 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 61 ト

ン減の 2965 トン、前年同月比では 38 トン増となった。1 月の輸出単

価(FOB KOREA)は、前月比 17 ドル高の 3612 ドル/トン。前年同月比

では418ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国33%、米国12%、

日本 11%、インド 9%、ベトナム 8%、香港 4%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 4,395 12,393,115 2,820前月比 ▼ 441 ▼ 550,107 △ 143前年同月比 ▼ 3,865 △ 2,189,123 △ 1,585数量TOP15中国 1,680 4,725,429 2,813日本 652 1,993,214 3,059ベトナム 297 436,996 1,473香港 244 875,780 3,589米国 209 974,858 4,660ドイツ 175 431,063 2,458スペイン 160 452,765 2,832フィリピン 156 273,691 1,755イタリア 154 451,386 2,940メキシコ 74 167,385 2,276ベルギー 66 171,801 2,598イギリス 64 174,430 2,725オーストラリア 64 167,450 2,616シンガポール 60 100,682 1,684トルコ 55 196,432 3,544

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 55,242 168,877,295 3,057前月比 △ 9,389 △ 32,783,054 △ 89前年同月比 △ 4,636 △ 45,225,533 △ 614数量TOP15中国 26,006 84,011,051 3,230香港 3,697 10,821,862 2,927ベトナム 3,686 11,614,691 3,151メキシコ 2,883 7,292,986 2,529トルコ 2,882 8,470,071 2,938インド 2,439 7,730,590 3,170米国 2,044 6,005,468 2,938日本 1,856 4,314,314 2,325ハンガリー 1,720 3,849,749 2,238マレーシア 1,108 3,258,814 2,942台湾 1,033 3,469,515 3,359イタリア 695 2,162,593 3,110ブラジル 591 1,681,402 2,845インドネシア 442 1,416,883 3,209タイ 429 1,289,630 3,006

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 82,885 103,676,571 1,251前月比 △ 10,677 △ 17,813,613 △ 62前年同月比 △ 8,751 △ 24,912,204 △ 188数量TOP15ベトナム 14,253 15,845,312 1,112イタリア 12,550 14,193,485 1,131中国 7,793 12,799,911 1,642日本 6,780 8,643,414 1,275イラン 6,636 7,178,072 1,082米国 3,716 6,452,690 1,737インドネシア 3,186 3,535,292 1,110ドイツ 2,755 3,094,816 1,123ベルギー 2,742 4,379,278 1,597トルコ 2,699 2,906,721 1,077ブルガリア 2,660 2,990,648 1,124ポーランド 2,132 2,381,249 1,117スペイン 2,034 2,798,449 1,376マレーシア 1,847 2,074,825 1,124ルーマニア 1,726 1,948,346 1,129

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 2,965 10,710,469 3,612前月比 ▼ 61 ▼ 170,428 △ 17前年同月比 △ 38 △ 1,360,080 △ 418数量TOP15中国 979 3,114,879 3,183米国 367 1,228,761 3,352日本 333 938,166 2,821インド 263 544,671 2,071ベトナム 237 1,643,973 6,935香港 121 935,637 7,740メキシコ 81 205,433 2,536ベルギー 59 338,190 5,752イタリア 56 235,570 4,207タイ 49 181,095 3,700トルコ 47 108,079 2,300サウジアラビア 43 90,470 2,094マレーシア 34 137,947 4,034オーストリア 32 141,735 4,429インドネシア 29 80,492 2,778

輸出先

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 60

1 月韓国国別輸出統計 PA-6 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の PA-6 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 335

トン増の 5236 トン、前年同月比では 342 トン増となった。1 月の輸出

単価(FOB KOREA)は、前月比 108 ドル高の 2448 ドル/トン。前年同

月比では 193 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 22%、インド

21%、ポーランド 4%、日本 3%、イラン 3%、台湾 3%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 PA-6.6 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の PA-6.6 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

113 トン増の 9052 トン、前年同月比では 714 トン増となった。1 月の輸

出単価(FOB KOREA)は、前月比 120 ドル高の 2990 ドル/トン。前年

同月比では 350 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 41%、タ

イ 20%、インド 11%、日本 10%、ベトナム 3%、香港 2%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 SBR・XSBR ラテックス輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の SBR ラテックス・XSBR ラテックス輸出実績は次の通

り。輸出数量は前月比 326 トン減の 3005 トン、前年同月比では 871 ト

ン増となった。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 121 ドル高

の 1297 ドル/トン。前年同月比では 86 ドル安。主な輸出先の数量の

割合は、中国 56%、パキスタン 8%、インド 8%、オーストラリア 7%、エ

ジプト 7%、ニュージーランド 5%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 SBR・XSBR 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の SBR・XSBR 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月

比 2263 トン減の 5 万 0089 トン、前年同月比では 1645 トン増となっ

た。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 59 ドル高の 1713 ドル

/トン。前年同月比では 214 ドル安。主な輸出先の数量の割合は、中

国 22%、インドネシア 14%、インド 11%、タイ 10%、米国 6%、日本 6%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 5,236 12,819,349 2,448前月比 △ 335 △ 1,349,500 △ 108前年同月比 △ 342 △ 1,782,609 △ 193数量TOP15中国 1,131 3,000,354 2,653インド 1,096 2,362,799 2,156ポーランド 228 666,755 2,918日本 169 375,298 2,221イラン 156 410,541 2,632台湾 134 270,548 2,025インドネシア 121 347,373 2,879イタリア 112 274,440 2,450シンガポール 98 257,625 2,628サウジアラビア 56 148,800 2,657タイ 43 67,066 1,559米国 35 95,194 2,708マレーシア 33 102,026 3,094スペイン 28 96,365 3,442香港 17 62,774 3,693

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 9,052 27,068,233 2,990前月比 △ 113 △ 1,408,397 △ 120前年同月比 △ 714 △ 5,050,287 △ 350数量TOP15中国 3,700 11,313,241 3,057タイ 1,831 5,034,542 2,750インド 1,039 2,926,642 2,817日本 882 2,350,305 2,664ベトナム 255 1,285,517 5,045香港 218 747,854 3,436イラン 202 525,608 2,602インドネシア 191 602,271 3,155台湾 166 545,892 3,289ポーランド 118 313,013 2,647フィリピン 111 311,918 2,820米国 65 249,370 3,842マレーシア 62 240,273 3,901スロバキア 46 119,623 2,618メキシコ 38 125,038 3,332

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 3,005 3,895,944 1,297前月比 ▼ 326 ▼ 18,112 △ 121前年同月比 △ 871 △ 947,028 ▼ 86数量TOP15中国 1,670 2,730,863 1,636パキスタン 241 207,610 861インド 230 192,169 836オーストラリア 217 184,626 849エジプト 215 167,224 778ニュージーランド 139 125,328 903アラブ首長国連邦 100 75,347 753インドネシア 70 57,148 822台湾 54 64,966 1,214ベトナム 34 36,613 1,090タイ 20 31,111 1,556マレーシア 16 22,939 1,398

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 50,089 85,825,752 1,713前月比 ▼ 2,263 ▼ 783,186 △ 59前年同月比 △ 1,645 ▼ 7,551,829 ▼ 214数量TOP15中国 11,135 17,894,077 1,607インドネシア 7,068 11,432,001 1,617インド 5,261 8,645,743 1,643タイ 4,816 7,237,835 1,503米国 3,002 6,029,028 2,009日本 2,792 4,984,219 1,785ベトナム 2,744 4,488,818 1,636トルコ 1,727 3,105,733 1,799台湾 1,604 2,381,020 1,484カナダ 1,130 2,223,871 1,967フランス 910 1,831,885 2,012オーストラリア 828 1,719,755 2,077ベルギー 801 1,665,097 2,079ポルトガル 554 846,541 1,527イタリア 549 1,029,758 1,876

輸出先

Page 61: 03 monthly 111 - CREEX...2018-03 本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限ら

ず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 61

1 月韓国国別輸出統計 BR 輸出数量トップ 15 2018 年 1 月の BR 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 896 ト

ン増の 3 万 0642 トン、前年同月比では 1958 トン増となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 49 ドル高の 1687 ドル/トン。前年

同月比では 480 ドル安。主な輸出先の数量の割合は、タイ 17%、イン

ド 17%、インドネシア 16%、中国 14%、ベトナム 10%、米国 5%となっ

ている。

1 月韓国国別輸出統計 NBR ラテックス輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の NBR ラテックス輸出実績は次の通り。輸出数量は前

月比 128 トン減の 4 万 9480 トン、前年同月比では 5442 トン増となっ

た。1 月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 40 ドル高の 975 ドル/トン。前年同月比では 28 ドル安。主な輸出先の数量の割合は、マレ

ーシア 80%、中国 10%、インドネシア 4%、ベトナム 2%、タイ 1%、トル

コ 1%となっている。

1 月韓国国別輸出統計 NBR 輸出数量トップ 15 2018年 1月の NBR 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比 2321

トン増の 1 万 2402 トン、前年同月比では 1639 トン増となった。1 月の

輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 65 ドル高の 2211 ドル/トン。前年

同月比では 83 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 26%、イン

ド 17%、米国 10%、トルコ 7%、ベトナム 5%、インドネシア 4%となって

いる。

1 月韓国国別輸出統計 EPDM 輸出数量トップ 15

2018 年 1 月の EPDM 輸出実績は次の通り。輸出数量は前月比

1504 トン増の 1 万 4982 トン、前年同月比では 3642 トン増となった。1月の輸出単価(FOB KOREA)は、前月比 57 ドル高の 2108 ドル/トン。

前年同月比では 283 ドル高。主な輸出先の数量の割合は、中国 40%、

ドイツ 10%、米国 8%、日本 5%、イタリア 5%、トルコ 5%となっている。

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 30,642 51,704,034 1,687前月比 △ 896 △ 2,972,869 △ 49前年同月比 △ 1,958 ▼ 10,468,588 ▼ 480数量TOP15タイ 5,092 8,641,433 1,697インド 5,075 8,535,091 1,682インドネシア 4,809 8,357,436 1,738中国 4,420 7,282,617 1,648ベトナム 3,071 5,281,690 1,720米国 1,504 2,537,811 1,687台湾 1,277 2,104,352 1,648トルコ 1,174 1,950,913 1,662日本 846 1,430,873 1,691メキシコ 510 733,603 1,438マレーシア 444 661,826 1,491香港 352 606,658 1,722オーストラリア 286 477,115 1,666フィリピン 235 403,216 1,714スペイン 214 352,912 1,648

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 49,480 48,259,497 975前月比 ▼ 128 △ 1,869,047 △ 40前年同月比 △ 5,442 △ 4,083,057 ▼ 28数量TOP15マレーシア 39,596 38,122,049 963中国 5,026 5,143,232 1,023インドネシア 1,920 1,949,678 1,015ベトナム 950 962,867 1,014タイ 504 486,393 965トルコ 444 450,336 1,014スリランカ 441 480,765 1,090米国 180 197,871 1,099グアテマラ 160 161,896 1,012台湾 140 143,227 1,023イラン 120 161,183 1,343インド - - -

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 12,402 27,421,022 2,211前月比 △ 2,321 △ 5,790,019 △ 65前年同月比 △ 1,639 △ 4,520,084 △ 83数量TOP15中国 3,257 7,475,244 2,295インド 2,054 4,495,437 2,189米国 1,237 2,597,259 2,099トルコ 907 1,833,078 2,021ベトナム 581 1,451,251 2,498インドネシア 543 1,341,275 2,470イタリア 521 1,048,868 2,012ドイツ 464 960,067 2,069マレーシア 382 831,950 2,177台湾 331 764,946 2,310オランダ 302 575,616 1,903ベルギー 286 592,652 2,075タイ 232 548,674 2,362パキスタン 230 527,393 2,294イラン 174 413,417 2,379

輸出先

2018年1月 FOB KOREA数量 価額 単価(mt) (US$) (US$/mt)

合計 14,982 31,587,626 2,108前月比 △ 1,504 △ 3,944,988 △ 57前年同月比 △ 3,642 △ 10,892,058 △ 283数量TOP15中国 5,920 12,774,957 2,158ドイツ 1,546 3,176,186 2,055米国 1,149 2,193,730 1,909日本 787 1,663,727 2,114イタリア 764 1,611,684 2,110トルコ 683 1,408,241 2,061タイ 639 1,269,150 1,986インド 599 1,116,798 1,864スペイン 450 953,101 2,117イラン 424 956,691 2,258フランス 402 869,612 2,165メキシコ 216 400,560 1,854ポーランド 186 407,635 2,197インドネシア 175 444,731 2,543マレーシア 169 327,359 1,935

輸出先

Page 62: 03 monthly 111 - CREEX...2018-03 本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 62

1 月中国国別輸入統計 LLDPE 輸入数量トップ 20 2018 年 1 月の LLDPE 輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 7 万 0440 トン増の 36 万 1926 トン、前年同月比では 10 万 2514 トン増となっ

た。1 月の輸入単価(CIF CHINA)は、前月比 17 ドル安の 1200 ドル/トン。前年同月比では 22 ドル安。主な原産地別輸入数量の割合は、サウジアラ

ビア 27%、シンガポール 22%、タイ 10%、UAE7%、イラン 7%、インド 5%となっている。

1 月中国国別輸入統計 HDPE 輸入数量トップ 20

2018 年 1 月の HDPE 輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 8 万 5853 トン増の 66 万 7485 トン、前年同月比では 17 万 6659 トン増となった。

1 月の輸入単価(CIF CHINA)は、前月比 20 ドル高の 1286 ドル/トン。前年同月比では 126 ドル高。主な原産地別輸入数量の割合は、サウジアラビ

ア 25%、UAE17%、イラン 16%、韓国 9%、タイ 5%、クウェート 4%となっている。

LLDPE

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 サウジアラビア 96,067 113,240,918 1,179

(mt) (US$) (US$/mt) シンガポール 78,535 100,773,174 1,283

合計 361,926 434,311,664 1,200 タイ 36,602 47,637,653 1,302

前月比 △70,440 △79,595,330 ▼17 UAE 26,276 30,635,874 1,166

前年同月比 △102,514 △117,342,355 ▼22 イラン 23,862 26,851,926 1,125

インド 19,120 21,579,698 1,129

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) 米国 15,120 19,187,267 1,269

韓国 9,973 12,682,649 1,272

ベトナム 9,554 6,916,116 724

クウェート 9,529 11,326,550 1,189

マレーシア 8,045 6,531,970 812

カタール 7,495 8,923,674 1,191

台湾 4,417 5,342,299 1,209

オランダ 3,861 5,648,229 1,463

カナダ 3,777 3,979,770 1,054

日本 2,145 3,252,764 1,516

ドイツ 1,522 2,850,401 1,873

フィリピン 1,181 1,374,556 1,164

ナイジェリア 963 1,105,796 1,149

スペイン 841 1,031,279 1,227

輸入先

2018年1月

輸入数量TOP20カ国

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

350,000

400,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

HDPE

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 サウジアラビア 164,080 217,090,726 1,323

(mt) (US$) (US$/mt) UAE 110,778 147,027,257 1,327

合計 667,485 858,149,416 1,286 イラン 104,735 127,362,528 1,216

前月比 △85,853 △121,961,705 △20 韓国 61,183 81,244,172 1,328

前年同月比 △176,659 △288,819,239 △126 タイ 30,038 39,512,533 1,315

クウェート 29,229 37,645,727 1,288

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) 台湾 28,051 36,065,749 1,286

米国 23,693 28,605,905 1,207

カタール 19,021 23,469,330 1,234

カナダ 12,821 14,983,918 1,169

インド 12,181 14,368,719 1,180

ナイジェリア 8,442 9,857,635 1,168

ウズベキスタン 7,634 9,528,808 1,248

エジプト 6,960 8,419,813 1,210

マレーシア 6,666 8,147,452 1,222

日本 6,548 9,981,290 1,524

ベルギー 5,453 8,208,253 1,505

シンガポール 4,636 6,068,588 1,309

ブラジル 3,606 4,486,482 1,244

スペイン 3,194 3,071,111 961

輸入数量TOP20カ国

輸入先

2018年1月

0

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

600,000

700,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

Page 63: 03 monthly 111 - CREEX...2018-03 本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 63

1 月中国国別輸入統計 LDPE 輸入数量トップ 20 2018 年 1 月の LDPE 輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 4 万 6239 トン増の 26 万 0111 トン、前年同月比では 8 万 1979 トン増となった。1

月の輸入単価(CIF CHINA)は、前月比 34 ドル安の 1224 ドル/トン。前年同月比では 118 ドル安。主な原産地別輸入数量の割合は、イラン 20%、サ

ウジアラビア 12%、UAE11%、カタール 10%、韓国 8%、米国 6%となっている。

1 月中国国別輸入統計 PP-HOMO 輸入数量トップ 20

2018 年 1 月の PP HOMO 輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 1 万 7514 トン増の 29 万 9080 トン、前年同月比では 3 万 7184 トン増となっ

た。1 月の輸入単価(CIF CHINA)は、前月比 12 ドル安の 1211 ドル/トン。前年同月比では 29 ドル高。主な原産地別輸入数量の割合は、韓国 25%、

サウジアラビア 18%、シンガポール 12%、台湾 9%、ベトナム 6%、タイ 6%となっている。

LDPE

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 イラン 51,467 60,889,384 1,183

(mt) (US$) (US$/mt) サウジアラビア 32,425 38,941,595 1,201

合計 260,111 318,353,093 1,224 UAE 27,760 32,077,008 1,155

前月比 △46,239 △49,373,212 ▼34 カタール 25,280 32,396,702 1,281

前年同月比 △81,979 △79,287,823 ▼118 韓国 20,801 24,887,964 1,196

米国 15,784 21,493,803 1,362

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) インド 15,116 18,034,776 1,193

タイ 13,081 16,743,669 1,280

マレーシア 11,492 14,195,037 1,235

ロシア 9,410 10,924,489 1,161

日本 6,284 7,184,894 1,143

ドイツ 4,959 6,727,980 1,357

シンガポール 4,448 6,725,198 1,512

台湾 4,369 5,324,138 1,219

スウェーデン 3,558 6,622,552 1,861

ブラジル 1,460 1,745,661 1,196

メキシコ 1,344 1,629,872 1,213

スペイン 1,333 1,109,174 832

ベルギー 1,271 1,475,119 1,161

オランダ 1,206 1,647,827 1,367

輸入先

2018年1月

輸入数量TOP20カ国

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

PP HOMO

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 韓国 75,889 98,956,903 1,304

(mt) (US$) (US$/mt) サウジアラビア 53,931 65,274,166 1,210

合計 299,080 362,221,701 1,211 シンガポール 35,211 44,374,777 1,260

前月比 △17,514 △17,845,951 ▼12 台湾 25,522 33,894,242 1,328

前年同月比 △37,184 △52,722,609 △29 ベトナム 19,336 13,364,852 691

タイ 18,674 22,421,447 1,201

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) UAE 12,813 14,269,911 1,114

日本 11,774 13,459,291 1,143

マレーシア 10,366 9,496,280 916

インド 5,455 6,345,962 1,163

米国 4,524 7,792,514 1,723

ベルギー 3,964 6,738,978 1,700

ロシア 3,877 4,489,228 1,158

インドネシア 3,429 2,435,868 710

香港 3,259 2,127,621 653

南アフリカ 2,280 2,692,818 1,181

ドイツ 1,123 2,306,067 2,054

イタリア 802 1,420,637 1,770

フランス 745 1,381,288 1,855

フィリピン 654 622,356 952

輸入数量TOP20カ国

輸入先

2018年1月

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

350,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

Page 64: 03 monthly 111 - CREEX...2018-03 本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 64

1 月中国国別輸入統計 PP-COPOLYMER 輸入数量トップ 20 2018 年 1 月の PP COPOLYMER 輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 2 万 4089 トン増の 13 万 6468 トン、前年同月比では 4517 トン減とな

った。1 月の輸入単価(CIF CHINA)は、前月比 7 ドル安の 1308 ドル/トン。前年同月比では 86 ドル高。主な原産地別輸入数量の割合は、台湾 28%、

シンガポール 27%、韓国 16%、サウジアラビア 10%、UAE7%、タイ 6%となっている。

1 月中国国別輸入統計 PP その他輸入数量トップ 20

2018 年 1 月の PP その他輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 859 トン増の 1 万 7173 トン、前年同月比では 887 トン増となった。1 月の輸

入単価(CIF CHINA)は、前月比 54 ドル安の 1456 ドル/トン。前年同月比では 6 ドル安。主な原産地別輸入数量の割合は、シンガポール 45%、韓国

36%、オランダ 6%、タイ 3%、米国 1%、日本 1%となっている。

PP COPOLYMER

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 台湾 38,293 45,587,771 1,190

(mt) (US$) (US$/mt) シンガポール 36,296 52,988,056 1,460

合計 136,468 178,488,593 1,308 韓国 21,964 28,214,309 1,285

前月比 △24,089 △30,684,696 ▼7 サウジアラビア 13,709 16,562,972 1,208

前年同月比 ▼4,517 △6,270,341 △86 UAE 9,287 9,716,955 1,046

タイ 8,569 11,034,895 1,288

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) 米国 1,645 2,457,089 1,494

マレーシア 1,505 1,859,889 1,236

日本 1,281 2,281,397 1,781

ベルギー 922 1,723,804 1,869

オランダ 896 2,238,581 2,498

ベトナム 556 366,649 659

スペイン 510 1,084,615 2,129

ドイツ 316 726,809 2,301

イタリア 280 621,781 2,225

フランス 181 548,387 3,037

カンボジア 75 57,923 772

スロバキア 54 96,215 1,785

オーストリア 45 135,405 3,009

中国 31 53,155 1,742

輸入数量TOP20カ国

輸入先

2018年1月

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

180,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

PP その他

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 シンガポール 7,812 10,190,394 1,304

(mt) (US$) (US$/mt) 韓国 6,246 7,879,293 1,262

合計 17,173 24,996,832 1,456 オランダ 1,049 1,997,069 1,904

前月比 △859 △376,497 ▼54 タイ 523 701,057 1,341

前年同月比 △887 △1,190,206 ▼6 米国 250 701,259 2,804

日本 219 941,516 4,302

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) ドイツ 212 526,132 2,482

フランス 207 809,662 3,915

中国 195 328,166 1,683

ベルギー 124 211,888 1,712

マレーシア 105 127,939 1,224

台湾 80 107,113 1,333

カナダ 69 314,600 4,546

ベトナム 53 32,930 625

イタリア 15 66,545 4,392

インドネシア 10 42,500 4,250

スペイン 3 8,297 2,911

オーストラリア 1 5,158 5,351

イギリス 0 2,235 7,450

インド 0 985 4,104

輸入数量TOP20カ国

輸入先

2018年1月

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

Page 65: 03 monthly 111 - CREEX...2018-03 本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 65

1 月中国国別輸入統計 GPPS 輸入数量トップ 20 2018 年 1 月の GPPS 輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 5458 トン減の 5 万 1078 トン、前年同月比では 1 万 9052 トン増となった。1 月の

輸入単価(CIF CHINA)は、前月比 2 ドル安の 1412 ドル/トン。前年同月比では 44 ドル高。主な原産地別輸入数量の割合は、台湾 32%、香港 14%、

シンガポール 12%、タイ 10%、韓国 8%、日本 6%となっている。

1 月中国国別輸入統計 HIPS 輸入数量トップ 20

2018 年 1 月の HIPS 輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 2091 トン増の 2 万 1491 トン、前年同月比では 7845 トン増となった。1 月の輸入

単価(CIF CHINA)は、前月比 110 ドル安の 1492 ドル/トン。前年同月比では 40 ドル安。主な原産地別輸入数量の割合は、台湾 39%、香港 17%、韓

国 17%、マレーシア 10%、タイ 7%、日本 3%となっている。

GPPS

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 台湾 16,459 24,069,958 1,462

(mt) (US$) (US$/mt) 香港 7,289 11,019,609 1,512

合計 51,078 72,132,712 1,412 シンガポール 6,310 9,330,120 1,479

前月比 ▼5,458 ▼7,805,957 ▼2 タイ 5,347 7,592,143 1,420

前年同月比 △19,052 △28,312,800 △44 韓国 3,879 5,231,844 1,349

日本 2,833 3,629,432 1,281

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) マレーシア 2,525 3,186,889 1,262

ベトナム 1,838 1,693,710 922

イラン 1,670 2,215,300 1,327

インドネシア 694 711,545 1,026

米国 632 1,111,168 1,759

UAE 500 677,026 1,354

フィリピン 268 231,792 866

インド 201 261,558 1,303

イギリス 188 181,354 963

ベルギー 114 171,360 1,504

サウジアラビア 75 52,580 702

モンゴル 60 33,000 550

ルーマニア 59 233,040 3,923

オランダ 31 55,008 1,772

輸入数量TOP20カ国

輸入先

2018年1月

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

HIPS

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 台湾 8,306 13,079,851 1,575

(mt) (US$) (US$/mt) 香港 3,714 5,194,130 1,399

合計 21,491 32,062,352 1,492 韓国 3,645 5,623,544 1,543

前月比 △2,091 △981,252 ▼110 マレーシア 2,161 2,569,907 1,189

前年同月比 △7,845 △11,165,158 ▼40 タイ 1,408 1,637,697 1,163

日本 645 1,741,365 2,699

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) ベトナム 467 405,572 868

シンガポール 347 567,626 1,634

インドネシア 241 165,750 688

フィリピン 204 198,299 972

中国 172 406,878 2,363

米国 78 254,061 3,248

インド 40 92,000 2,300

イギリス 23 23,595 1,036

ドイツ 21 68,528 3,311

フィンランド 10 15,966 1,663

ルーマニア 7 5,783 802

ポーランド 1 4,852 4,043

チェコ共和国 1 6,610 6,236

メキシコ 0 338 2,253

輸入数量TOP20カ国

輸入先

2018年1月

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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2018-03

本レポートに掲載されている情報は、時間の経過または様々な後発事象によって予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。なお、掲載された情報は信頼できると判断した情

報源に基づき作成したものですが、クリークス合同会社(以下、弊社)はこの完全性や正確性に関する責任を負いません。また、本レポートに示した見解および予測は必ずしも適切かつ妥当なものとは限らず、本レポート作成日における弊社の判断です。本レポートに掲載されている内容の著作権は、原則として弊社に帰属いたします。 66

1 月中国国別輸入統計 ABS(変性)輸入数量トップ 20 2018 年 1 月の ABS(変性)輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 844 トン減の 1 万 5765 トン、前年同月比では 3009 トン増となった。1 月の

輸入単価(CIF CHINA)は、前月比 23 ドル高の 2319 ドル/トン。前年同月比では 189 ドル高。主な原産地別輸入数量の割合は、韓国 55%、台湾

28%、マレーシア 6%、日本 5%、中国 1%、タイ 1%となっている。

1 月中国国別輸入統計 ABS(その他)輸入数量トップ 20

2018 年 1 月の ABS(その他)輸入実績は次の通り。 輸入数量は前月比 4523 トン増の 15 万 7828 トン、前年同月比では 5 万 7725 トン増となっ

た。1 月の輸入単価(CIF CHINA)は、前月比 9 ドル安の 1995 ドル/トン。前年同月比では 177 ドル高。主な原産地別輸入数量の割合は、台湾 50%、

韓国 29%、マレーシア 5%、タイ 4%、日本 2%、ベトナム 2%となっている。

ABS(変性)

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 韓国 8,651 19,522,390 2,257

(mt) (US$) (US$/mt) 台湾 4,365 10,699,114 2,451

合計 15,765 36,563,387 2,319 マレーシア 893 1,691,602 1,894

前月比 ▼844 ▼1,579,446 △23 日本 711 2,225,656 3,131

前年同月比 △3,009 △9,385,745 △189 中国 210 437,456 2,086

タイ 148 277,200 1,875

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) 米国 116 389,326 3,344

インドネシア 109 63,129 582

サウジアラビア 74 139,590 1,880

ベトナム 68 152,878 2,235

スペイン 68 184,531 2,710

ドイツ 66 245,662 3,706

イタリア 60 119,449 1,998

ポーランド 47 43,355 931

香港 46 41,760 900

メキシコ 43 138,254 3,225

オランダ 25 64,211 2,538

イギリス 25 38,757 1,549

ハンガリー 23 33,486 1,442

イスラエル 10 36,000 3,600

輸入数量TOP20カ国

輸入先

2018年1月

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

ABS(その他)

CIF CHINA 輸入先 数量 価額 単価

数量 価額 単価 台湾 79,639 163,031,528 2,047

(mt) (US$) (US$/mt) 韓国 46,342 94,633,825 2,042

合計 157,828 314,944,601 1,995 マレーシア 7,788 14,054,847 1,805

前月比 △4,523 △7,614,915 ▼9 タイ 7,067 13,035,876 1,845

前年同月比 △57,725 △132,909,104 △177 日本 3,862 8,723,278 2,259

ベトナム 3,190 3,489,573 1,094

過去3年間の実績(左から前々年、前年、今年) イラン 2,385 4,136,900 1,735

サウジアラビア 1,703 3,069,542 1,802

インドネシア 1,146 930,462 812

米国 869 1,448,870 1,667

UAE 608 1,080,080 1,778

ドイツ 531 1,718,021 3,234

中国 507 1,394,368 2,749

オランダ 487 1,220,492 2,505

ベルギー 464 811,224 1,749

メキシコ 400 971,611 2,431

香港 292 313,497 1,074

ハンガリー 188 212,179 1,128

スペイン 89 224,165 2,512

フィリピン 51 48,956 951

輸入数量TOP20カ国

輸入先

2018年1月

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

180,000

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月