Rhino 5 for Mac
ラボラトリーライセンス インストールガイド
株式会社 アプリクラフト
2015.11.18
Rhino 5 for Macラボラトリーライセンス インストールガイド
この度は Rhino 5 for Mac(以下 Rhino)をご購入いただき、誠にありがとうございます。
Rhinoをインストールする前に、本書を必ずご確認くださいますようお願いいたします。
ライセンス証書の内容
製品証書の中に、次のものが入っていることをご確認ください。
1. インストールライセンスキーのお知らせ
ご購入製品のインストールに必要な「ライセンスキー」が記載されています。
インストールの手順
本書 3ページからの「Rhino 5 for Mac インストール手順」をご参照ください。
Rhinocerosに関するお問い合わせ、各種情報に関して
Rhinoceros に関する、お問い合わせ・ご要望などについては、E-mail または Fax にてお受けいたし
ています。また、Rhinocerosに関する最新情報は、専用のホームページを用意しています。
メールアドレス 技術的なお問い合わせ [email protected]
その他のお問い合わせ [email protected]
ホームページ Rhinocerosに関して http://www.rhino3d.co.jp
Rhino開発元ウィキ http://wiki.mcneel.com/ja/homepage
アプリクラフトに関して http://www.applicraft.com
Rhino最新サポート情報 http://kyosapo.blogspot.jp/
目 次
1. インストール環境 ............................................................................................................................. 3
2. Rhino 5 for Mac インストール手順 ................................................................................................ 4
3. Zoo 6(ライセンスマネージャー)インストール手順 ............................................................................ 6
4. Zoo 6設定①: ライセンスキー入力 ................................................................................................. 8
5. Zoo 6設定②: ライセンス・バリデーション ..................................................................................... 10
6. Rhino 5 for Macの起動 .............................................................................................................. 21
7. 管理者の方へ ~よくお問い合わせいただく質問集 ........................................................................ 23
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1. インストール環境
Rhino 5 for Macをインストールするには、次の環境が必要です。
ハードウェア
64ビット Core 2 Duo Intelプロセッサまたはそれ以降が搭載された Apple Mac
8GB、またはそれ以上の RAMを推奨
600MBディスク空き容量
インターネット接続 (プログラムのダウンロード、ライセンス認証及びユーザー情報のオンライン登録)
NVIDIAまたは AMDグラフィックスプロセッサを推奨
スクロールホイールのある複数ボタンのマウスを推奨
対応 OS
OS X 10.8.5、10.9.5、10.10、10.11
ネットワーク
ラボラトリーライセンスは、Zoo(ライセンス・マネージャー)を用いることにより、1ライセンスで最大30ク
ライアントまで Rhinoを同時起動することができます。
Zooのシステム要件は、6ページをご参照ください。
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2. Rhino 5 for Mac インストール手順
Rhinoを使用するMacに、以下の手順で Rhinoをインストールします。
以下は Rhinoを日本語で使用する場合を例にしています。
(1) インストールプログラムをダウンロード
http://www.rhino3d.co.jp/download にある「Rhino 5 for Mac」を選択して、ユーザー登録に使用す
るメールアドレス(管理者のアドレスを推奨)を入力して、ダウンロードを行ってください。
※ インストールプログラムのファイルは、デスクトップなどに保存して実行してください。
(2) インストールプログラムの起動
プログラムを起動するには、手順(1)でダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください。
※ 画像は、2015年 10月現在のプログラムです。
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起動すると、「エンドユーザー使用許諾契約書」画面が表示されます。
「使用許諾契約書」を参照の上、同意してインストールを続ける場合は[同意します]をクリックします。
(同意すると、プログラムファイルがマウントされます。)
※ 日本語以外の言語をインストールする場合は、①をクリックし対象の言語を選択します。
インストールプログラムが起動します。
(3) インストール
Rhinoceros アイコン(画像左側)を、Applications フォルダー(右側)へドラッグ&ドロップすると、イン
ストールが開始されます。
「・・・にコピー中」の画面が消えると、インストール完了です。
インストール画面を、左上の(×)で閉じます。
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3. Zoo 6(ライセンスマネージャー)インストール手順
ネットワーク上の PC1台をライセンスマネージャーに設定し、以下手順で Zooをインストールします。
Zooのシステム要件
Windowsベースのシステム
▫ Windows 7以降の OS
▫ (Windows XPは非対応)
Microsoft .NET Framework 4.5 (http://rhino3d.com/net45 よりダウンロードできます)
TCP/IPが構成されたネットワーク接続
※ Zoo 6は通信に TCPポート 80を使用します。このため、Zoo 6を実行する PCで、TCPポート 80を
利用する他のソフトウェア(以下を含む)が実行されている場合、クライアント PC と通信できません。
Internet Information Services (IIS) for Windows® Services
Apache HTTP Server
Skype
インストール手順
(1) インストールプログラムをダウンロード
http://www.rhino3d.co.jp/download の「Zoo6」を選択してダウンロードしてください。
※ インストールプログラムのファイルは、PCに保存して実行してください。
(2) インストールプログラムの起動
プログラムを起動するには、手順(1)で保存したファイルをダブルクリックしてください。
※ 画像は、2015年 10月現在のプログラムです。
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(3) インストール
Zoo 6 をインストールします。[Install]をクリックしてください。インストールを中止する場合は
[Cancel]をクリックしてください。
インストール中です。インストールを中止する場合は[Cancel]をクリックします。
Zoo 6のインストールは正常に完了しました。[Finish]をクリックしてください。
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4. Zoo 6設定①: ライセンスキー入力
Zoo 6を起動するため、Windowsの「スタート」ボタン(画像はWindows7)から、「すべてのプログラ
ム」 - 「Zoo 6.0」フォルダー内の「Zoo 6」をクリックします。
「Edit」メニュー>「Add」をクリックして、ライセンスキーを入力します。
(注意)
上記操作は、Zoo 6 サービスが開始されていないと、実行できません。上記の「Add」が選択できな
い場合は、「Tools」メニュー>「Start」をクリックして、Zoo 6サービスを開始してください。
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ドロップダウンリストより、「Rhino for Mac」を選択して、名前、組織、ライセンスキーを入力し[OK]
をクリックしてください。ライセンスキーの入力を中止する場合は[Cancel]をクリックします。
ライセンスキーは、ライセンス証書「インストールライセンスのお知らせ」に記載されている、
Rhino 5 for Mac ライセンスキーを"MR50-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX"の形式で入力しま
す。
Zoo 6 にライセンスキーを入力すると、ライセンス・バリデーション(ライセンス認証)のダイアログが
表示されます。次ページの手順で、認証及びユーザー登録を行ってください。
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5. Zoo 6設定②: ライセンス・バリデーション
ライセンス・バリデーション、及びユーザー登録は、Rhinoceros 開発元とインターネット接続して行います。
Zoo 6をインストールした PCが、インターネット接続環境にある場合は、「手順 5-1」へお進みください。
インターネット接続環境のない PCの場合は、「手順 5-2」(15ページ)へ進んでください。
手順 5-1. Zoo 6がインターネット接続環境にある場合(オンライン認証)
Zoo 6の PC上から、Rhinoceros開発元の専用サーバーに接続して、ライセンス認証を行います。
ライセンス・バリデーションを行います。[Validate Now](バリデーションを行う)をクリックします。
(注意) インターネット接続環境にありながら、下記の画面が表示されバリデーション・サーバーと接
続できない場合は、お使いの PC のインターネット接続設定、またファイアウォール設定を確認いた
だき、[Try Again](再試行)①をクリックして再度接続をお試しください。
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メールアドレス(管理者のアドレスを推奨)を入力後、[Next]をクリックします。
ユーザー情報の登録
必要項目に入力後、[Next]をクリックします。前画面に戻る場合は[Back]をクリックします。
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Profession(職業)・Areas of Interest(関心のある分野)について該当する項目を選択して、[Next]
をクリックします。前画面に戻る場合は[Back]をクリックします。
Rhinoceros 以外にお使いのソフトウェアについて、該当する項目にチェックを入れて、[Next]をクリ
ックしてください。前画面に戻る場合は[Back]をクリックします。
13
バリデーションの準備ができました。
入力した内容でバリデーションを行う場合は、[Next]をクリックしてください。前画面に戻るには
[Back]をクリックします。
ライセンスのバリデーションが完了しました。[Close](閉じる)をクリックしてください。
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Zoo 6画面に 30クライアント①のシリアル番号が表示されることを確認してください。
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手順 5-2. Zoo 6がインターネット接続環境にない場合(オフライン認証)
インターネット接続可能な PC で、ライセンス認証に必要な“20 桁の英数字”(バリデーションコード)を開発
元ウェブサイトで取得し、Zoo 6のバリデーション画面に入力します。
ライセンス・バリデーションを行います。[Validate Now](バリデーションを行う)をクリックします。
[Validate Manually](手動でバリデーション)①をクリックします。
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バリデーションコードを取得するため、インターネット接続可能な PC で、開発元ウェブサイト(画面①
のリンク。http://www.rhino3d.com/validate からも取得できます)にアクセスします。
(インターネット接続環境にある PC)
上述の開発元ウェブサイトで、メールアドレス(管理者のアドレスを推奨)とお持ちのライセンスキーを
入力して、[次へ]をクリックします。
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ユーザー情報の登録
必要事項を入力した後、[次へ]をクリックします。前画面に戻る場合は[戻る]をクリックします。
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バリデーションコード①が発行されました。
取得したバリデーションコードは、Zoo 6をインストールした PCに入力します。
(注意)
バリデーションコードの有効期限は「発行から 24 時間」です。お早めのご登録をお願い致します。
(有効期限を過ぎた場合、再取得が必要です)
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(Zoo 6をインストールした PC)
バリデーション画面の項目①に、取得したバリデーションコードを半角英数で入力した後、[Next]を
クリックします。
ライセンスのバリデーションが完了しました。[Close]をクリックしてください。
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Zoo 6画面に 30クライアント①のシリアル番号が表示されることを確認してください。
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6. Rhino 5 for Macの起動
Rhinoを使用するには、ネットワーク上の Zoo 6 と通信を行って、利用可能なライセンスを取得します。
Rhinoを起動するには、Macのアプリケーションフォルダー(移動メニュー>アプリケーション)を開き、
「Rhinoceros」アイコンをダブルクリックします。
上記の画面が表示されます。[ライセンスを入力]をクリックします。
ネットワーク上にある Zooサーバーを指定します。
「ネットワークノード」で、自動検出、または「次の Zooサーバーを使用」を選択後
利用する Zooサーバーの IPアドレス①を入力して、[接続を確認]②をクリックしてください。
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Zooサーバーとの接続が確認された後、[OK]をクリックします。
Zooサーバーと通信を開始するため、[終了]をクリックしてください。
Zoo 6に利用可能なライセンスがあれば、ライセンスを取得して Rhinoが起動されます。
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7. 管理者の方へ ~よくお問い合わせいただく質問集
(1) ライセンスの持ち出し(チェックアウト機能)
Zooは、ネットワーク上の Mac を、外出や出張等、ネットワークから切り離す際に、Rhinocerosのラ
イセンスを持ち出し(チェックアウト)することができます。
チェックアウトを行うには、対象の Macで次の手順により行います。
1) 「Rhinoceros」メニュー>「環境設定」を選択し、環境設定画面で「ライセンス」を選択します。
2) ライセンス画面で[チェックアウト]をクリックします。
チェックアウトされたライセンスは、Zoo 6の Statusで「Checked Out」と表示されます。
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(2) ライセンスの返却(チェックイン機能)
持ち出したライセンスを Zoo 6に返却(チェックイン)するには、対象の Macを、Zoo 6が参加するネ
ットワークに接続後、ライセンス画面(「Rhinoceros」メニュー>「環境設定」>「ライセンス」)を表示し、
[チェックイン]をクリックします。
(3) ライセンス・チェックアウト機能の停止、持ち出し期間の設定
ライセンス持ち出し機能を停止させることができます。不特定多数の方が利用される場所では、ライ
センスの不正持ち出しを防ぐためにも、チェックアウト機能を停止させておくと良いでしょう。
チェックアウト機能を停止するには、Zoo 6のOptionsダイアログ(「Tools」メニュー>「Options」)で、
「Enable license check out」(チェックアウト機能を利用)①から、チェックを外します。
対象の Mac で、ライセンスのチェックアウトを実行すると、次のメッセージが表示され、チェックアウト
ができなくなります。
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また、ライセンス持ち出しの期間を設定するには、「Enabled limited license check out」(チェック
アウトの期間を設定)②の項目で行います。(最大 30日間設定できます。)
※ ライセンス持ち出しの期間を設定せずに、チェックアウト機能を有効にした場合でも(前ページの Zoo
6のOptionsダイアログの「Enable license check out」①のみにチェックが入っている状態)、ライセ
ンスの持ち出しの期間は最大 30日間となります。
チェックアウト機能を有効にした Zoo 6 からライセンスをチェックアウトすると、Rhinoceros 側では、
持ち出し可能な期限が表示されます。(期限を越えると、Rhinocerosが起動できなくなります)
(4) Zoo 6の最新情報、トラブルシューティング
Rhinoceros開発元ウィキでは、Zooに関する最新の情報、ユーザーガイド、Zooご利用 PCの変更
やファイアウォールの設定等、トラブルシューティングをご案内しております。
Zooウィキは、開発元の http://wiki.mcneel.com/ja/zoo/home よりご覧ください。