19
学科名 教員名 研究室公開テーマ 号館 公開場所 10/29 10/30 ページ 数理情報学科 池田  勉 とある非線形 1 号館 6F/619 号室 10 佐野  彰 進化するロボットと学習するコンピュータ 1 号館 6F/619 号室 11 高橋 隆史 コンピュータの学習+画像で遊ぼう! 1 号館 6F/619 号室 11 中野  浩 自分だけのパズルを作ってみよう 1 号館 6F/619 号室 12 樋口 三郎 スマホで☆プログラミング♪ 1 号館 6F/619 号室 12 馬   青 言葉で遊ぼう!調べよう! 1 号館 6F/619 号室 13 四ツ谷晶二 目でみる微分方程式 1 号館 6F/619 号室 13 電子情報学科 石崎 俊雄 スマートフォン・無線電力伝送を支えるマイクロ波技術 1 号館 4F/431 号室 14 植村  渉 自律移動ロボット 1 号館 4F/432 号室 15 10 植村  渉 目に見える無線通信 1 号館 4F/432 号室 15 11 小野 景子 数理最適化制御手法の体験 1 号館 4F/435 号室 16 12 海川 龍治 太陽電池を作ろう 1 号館 4F/439 号室 16 13 川上  肇 ロボット視覚を計算機で実現しよう 1 号館 4F/436 号室(右) 17 14 木村 昌弘 ウェブマイニング 1 号館 4F/440 号室 17 15 木村  睦 薄膜トランジスタの新規応用 1 号館 4F/441 号室 18 16 小堀  聡 認知科学って何? ―人間の認知・知能のしくみを探る― 1 号館 4F/433 号室(右) 18 17 小堀  聡 アイカメラで探る人間の認知  ―目は口ほどにものを言う?― 1 号館 4F/433 号室(右) 19 18 斉藤 光徳 光と音の楽しい世界 1 号館 6F/616 号室 19 19 張  陽軍 アンテナと電波の世界を探検しよう 1 号館 6F/616 号室 20 20 番  貴彦 半導体素子の電圧電流特性 1 号館 4F/439 号室 20 21 山本 伸一 真空や低温の世界をのぞいてみよう!! 1 号館 4F/433 号室(左) 21 22 機械システム工学科 小川 圭二 環境にやさしいものづくり技術 1 号館 3F/339 号室 22 23 塩見 洋一 ロケットを飛ばそう 1 号館 3F/342 号室 23 24 渋谷 恒司 いろいろなロボットたち 1 号館 3F/334 号室 23 25 一義 細マッチョ系ロボット大公開! 1 号館 6F/601 号室 24 26 永瀬 純也 動植物にヒントを得たユニークなロボットメカニズム 1 号館 3F/334 号室 24 27 野口 佳樹 目で見てみよう ―熱と流体― 1 号館 3F/342 号室 25 28 Ho Anh-Van タッチを感じる技術 1 号館 3F/334 号室 25 学科名 教員名 研究室公開テーマ 号館 公開場所 10/29 10/30 ページ 29 物質化学科 電子顕微鏡室 (担当:今井 崇人) 電子顕微鏡で髪の毛を見てみよう 1 号館 地階 /B105 号室 26 30 青井 芳史 ガラス工芸にチャレンジしませんか? 実験棟 2F/201 号室 27 31 岩澤 哲郎 分子の世界の大工さん!について知ろう! 1 号館 2F/201 号室 27 32 糟野  潤 電気ペンで絵を描こう 1 号館 2F/ 廊下 28 33 白神 達也 七宝(しっぽう)焼を作ろう 実験棟 2F/201 号室 28 34 富﨑 欣也 入浴剤の色素成分を化学合成しよう! 1 号館 2F/ 廊下 29 35 中沖 隆彦 身近なプラスチック ~スライム、極低温の液体チッソ~ 実験棟 1F/108 号室 29 36 宮武 智弘 植物成分の色と香り 1 号館 2F/234 号室 30 37 情報メディア学科 片岡 章俊 聞きたい音を聞きたい人だけに届ける 7 号館 1F/ メディア処理室 31 38 芝  公仁 並列分散処理とシステムソフトウェア 瑞光館 2F/ 画像ハンドリング室 32 39 新川 芳行 天に代わりて不義 ( バグ ) を討つ 7 号館 2F/ 情報実験室 3 32 40 曽我麻佐子 文化・芸能の CG 再現とインタラクション 瑞光館 2F/ 共同実験室 6 33 41 外村 佳伸 体感するインタラクション空間 7 号館 1F/ メディア処理室 33 42 野村 竜也 人間とロボットの心理的・社会的関係 7 号館 2F/ 情報実験室 6 34 43 藤田 和弘 メディア・フォレンシック 7 号館 2F/ 情報実験室 2 34 44 渡辺 靖彦 戦国武将 No.1 はだれだ インターネットで公開されている情報を利用する研究 7 号館 2F/ 情報実験室 10 35 45 環境ソリューション 工学科 市川 陽一 瀬田丘陵の大気質を調べる 7 号館 地階ロビー 36 46 丸山  敦 魚を食べて「生態系サービス」を語ろう 7 号館 地階南側出口 37 47 山中 裕樹 環境 DNA 分析で水の中の生き物を調べよう! 7 号館 地階ロビー 37 48 遊磨 正秀 龍谷大学 生き物ふれあい紀行 2016 7 号館 地階ロビー 38 49 理工学部 博物館学芸員課程 (担当:横田 岳人) 身近な自然を訪ねて ~里山の生きものの関わりあい~ 7 号館 地階環境実習室 1 38 10/30 Sun10/29 Sat2 3

Sat - Ryukoku University · 15 自律移動ロボット 9 植村 渉 とある非線形現象 ―メトロノームの同期現象― 池田 勉 1 進化するロボットと 学習するコンピュータ

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  • 学科名 教員名 研究室公開テーマ 号館 公開場所 10/29 10/30 ページ

    数理情報学科

    池田  勉 とある非線形 1号館 6F/619号室 ● ● 10

    ❷ 佐野  彰 進化するロボットと学習するコンピュータ 1号館 6F/619号室 ● ● 11

    ❸ 高橋 隆史 コンピュータの学習+画像で遊ぼう! 1号館 6F/619号室 ● ● 11

    ❹ 中野  浩 自分だけのパズルを作ってみよう 1号館 6F/619号室 ● ● 12

    ❺ 樋口 三郎 スマホで☆プログラミング♪ 1号館 6F/619号室 ● ● 12

    ❻ 馬   青 言葉で遊ぼう!調べよう! 1号館 6F/619号室 ● ● 13

    ❼ 四ツ谷晶二 目でみる微分方程式 1号館 6F/619号室 ● ● 13

    電子情報学科

    石崎 俊雄 スマートフォン・無線電力伝送を支えるマイクロ波技術 1号館 4F/431号室 ● ● 14

    ❾ 植村  渉 自律移動ロボット 1号館 4F/432号室 ● ● 15

    ●10 植村  渉 目に見える無線通信 1号館 4F/432号室 ● ● 15

    ●11 小野 景子 数理最適化制御手法の体験 1号館 4F/435号室 ● ● 16

    ●12 海川 龍治 太陽電池を作ろう 1号館 4F/439号室 ● ● 16

    ●13 川上  肇 ロボット視覚を計算機で実現しよう 1号館 4F/436号室(右) ● ● 17

    ●14 木村 昌弘 ウェブマイニング 1号館 4F/440号室 ● ● 17

    ●15 木村  睦 薄膜トランジスタの新規応用 1号館 4F/441号室 ● ● 18

    ●16 小堀  聡 認知科学って何? ―人間の認知・知能のしくみを探る― 1号館 4F/433号室(右) ● ― 18

    ●17 小堀  聡 アイカメラで探る人間の認知 ―目は口ほどにものを言う?― 1号館 4F/433号室(右) ● ― 19

    ●18 斉藤 光徳 光と音の楽しい世界 1号館 6F/616号室 ● ● 19

    ●19 張  陽軍 アンテナと電波の世界を探検しよう 1号館 6F/616号室 ● ● 20

    ●20 番  貴彦 半導体素子の電圧電流特性 1号館 4F/439号室 ● ● 20

    ●21 山本 伸一 真空や低温の世界をのぞいてみよう!! 1号館 4F/433号室(左) ● ● 21

    ●22

    機械システム工学科

    小川 圭二 環境にやさしいものづくり技術 1号館 3F/339号室 ● ● 22

    ●23 塩見 洋一 ロケットを飛ばそう 1号館 3F/342号室 ● ● 23

    ●24 渋谷 恒司 いろいろなロボットたち 1号館 3F/334号室 ● ● 23

    ●25 堤  一義 細マッチョ系ロボット大公開! 1号館 6F/601号室 ● ● 24

    ●26 永瀬 純也 動植物にヒントを得たユニークなロボットメカニズム 1号館 3F/334号室 ● ● 24

    ●27 野口 佳樹 目で見てみよう ―熱と流体― 1号館 3F/342号室 ● ● 25

    ●28 Ho Anh-Van タッチを感じる技術 1号館 3F/334号室 ● ● 25

    学科名 教員名 研究室公開テーマ 号館 公開場所 10/29 10/30 ページ

    ●29

    物質化学科

    電子顕微鏡室(担当:今井 崇人)

    電子顕微鏡で髪の毛を見てみよう 1号館 地階 /B105号室 ● ● 26

    ●30 青井 芳史 ガラス工芸にチャレンジしませんか? 実験棟 2F/201号室 ● ● 27

    ●31 岩澤 哲郎 分子の世界の大工さん!について知ろう! 1号館 2F/201号室 ● ● 27

    ●32 糟野  潤 電気ペンで絵を描こう 1号館 2F/廊下 ● ● 28

    ●33 白神 達也 七宝(しっぽう)焼を作ろう 実験棟 2F/201号室 ● ● 28

    ●34 富﨑 欣也 入浴剤の色素成分を化学合成しよう! 1号館 2F/廊下 ● ● 29

    ●35 中沖 隆彦 身近なプラスチック ~スライム、極低温の液体チッソ~ 実験棟 1F/108号室 ● ● 29

    ●36 宮武 智弘 植物成分の色と香り 1号館 2F/234号室 ● ● 30

    ●37

    情報メディア学科

    片岡 章俊 聞きたい音を聞きたい人だけに届ける 7号館 1F/メディア処理室 ● ● 31

    ●38 芝  公仁 並列分散処理とシステムソフトウェア 瑞光館 2F/画像ハンドリング室 ● ● 32

    ●39 新川 芳行 天に代わりて不義 (バグ )を討つ 7号館 2F/情報実験室 3 ● - 32

    ●40 曽我麻佐子 文化・芸能のCG再現とインタラクション 瑞光館 2F/共同実験室 6 ● ● 33

    ●41 外村 佳伸 体感するインタラクション空間 7号館 1F/メディア処理室 ● ● 33

    ●42 野村 竜也 人間とロボットの心理的・社会的関係 7号館 2F/情報実験室 6 ● ● 34

    ●43 藤田 和弘 メディア・フォレンシック 7号館 2F/情報実験室 2 ● ● 34

    ●44 渡辺 靖彦 戦国武将 No.1 はだれだインターネットで公開されている情報を利用する研究 7号館 2F/情報実験室 10 ● ● 35

    ●45

    環境ソリューション工学科

    市川 陽一 瀬田丘陵の大気質を調べる 7号館 地階ロビー ● ● 36

    ●46 丸山  敦 魚を食べて「生態系サービス」を語ろう 7号館 地階南側出口 ● ● 37

    ●47 山中 裕樹 環境 DNA分析で水の中の生き物を調べよう! 7号館 地階ロビー ● ● 37

    ●48 遊磨 正秀 龍谷大学 生き物ふれあい紀行 2016 7号館 地階ロビー ● ● 38

    ●49理工学部

    博物館学芸員課程(担当:横田 岳人)

    身近な自然を訪ねて ~里山の生きものの関わりあい~ 7号館 地階環境実習室 1 ● ● 38

    10/30(Sun)

    10/29(Sat)

    研 究 室 一 覧

    2 3

  • テニスコート

    8号館

    2F/情報メディア学科   38 40

    2F/物質化学科   30 33

    1F /物質化学科   35

    1号館

    6F / 数理情報学科   ❶ ❷ ❸ ❹ ❺ ❻ ❼   

    電子情報学科   18 19

    機械システム工学科   25

    4F / 電子情報学科    ❽ ❾ 10 11 12 13 14    15 16 17 20 21

    3F /機械システム工学科   22 23 24 26 27 28

    2F /物質化学科   31 32 34 36

    地階/物質化学科   29

    2F/情報メディア学科   39 42 43 44

    1F/情報メディア学科   37 41

    地階/環境ソリューション工学科   45 46 47 48 49

    7号館

    瑞光館

    実験棟

    4 5

  • 電子顕微鏡で髪の毛を見てみよう電子顕微鏡室29

    アンケート回収箱

    総合受付キャリア開発部

    インターンシップ支援オフィス

    情報メディアセンター事務部

    教学部学生部

    植物成分の色と香り宮武 智弘

    36 実用的触媒プロセスの開発岩澤 哲郎

    31

    スマートフォン・無線電力伝送を支えるマイクロ波技術石崎 俊雄

    8

    ウェブマイニング木村 昌弘14太陽電池を作ろう海川 龍治12

    半導体素子の電圧電流特性番  貴彦20

    数理最適化制御手法の体験小野 景子11

    ロボット視覚を計算機で実現しよう川上  肇

    13

    真空や低温の世界をのぞいてみよう!!山本 伸一21

    認知科学って何?―人間の認知・知能のしくみを探る―小堀  聡

    16アイカメラで探る人間の認知 ―目は口ほどにものを言う?―小堀  聡

    17

    薄膜トランジスタの新規応用木村  睦

    15

    自律移動ロボット植村  渉9

    とある非線形現象―メトロノームの同期現象―池田  勉

    1進化するロボットと学習するコンピュータ佐野  彰

    2

    コンピュータの学習+画像で遊ぼう!高橋 隆史

    3自分だけのパズルを作ってみよう中野  浩

    4スマホで☆プログラミング♪樋口 三郎5

    言葉で遊ぼう!調べよう!馬   青6

    光と音の楽しい世界斉藤 光徳18アンテナと電波の世界を探検しよう張  陽軍

    19

    608実習室

    609実習室

    606演習室

    619実験室619実験室

    614標本室

    目でみる微分方程式四ツ谷晶二7

    目に見える無線通信植村  渉10

    細マッチョ系ロボット大公開!堤  一義25

    309研究室

    339演習室

    336標本室

    338演習室

    337演習室

    いろいろなロボットたち渋谷 恒司24 タッチを感じる技術Ho Anh-Van28 環境にやさしいものづくり技術

    小川 圭二22 ロケットを飛ばそう塩見 洋一23

    目で見てみよう ―熱と流体―野口 佳樹27

    動植物にヒントを得たユニークなロボットメカニズム永瀬 純也

    26

    333実験室

    フ ロ ア マ ッ プ フ ロ ア マ ッ プ

    B1F3F

    4F

    6F

    1F

    2F

    1号館1号館

    6 7

  • アンケート回収箱

    身近なプラスチック~スライム、極低温の液体チッソ~中沖 隆彦

    35

    ガラス工芸にチャレンジしてみませんか?青井 芳史30七宝(しっぽう)焼きをつくろう !白神 達也33

    環境実験室 1

    環境実験室 2 環境実験室 3

    環境実験室 5

    環境実験室 4B1階入口

    環境実習室 1

    講義室 2

    講義室 1

    中庭

    機械室

    環 境演習室1

    環 境演習室2

    環 境演習室3

    環 境研究室1

    環 境研究室2

    環 境研究室3

    清掃管理室

    環境準備室 天秤室

    電気室

    EV

    WWC

    MWC

    物入

    物入

    物入

    物入

    講義室入口

    薬品庫

    機械室1

    身近な自然を訪ねて~里山の生きものの関わりあい~理工学部博物館学芸員課程49

    魚を食べて「生態系サービス」を語ろう丸山  敦46

    瀬田丘陵の大気質を調べる市川 陽一45環境 DNA 分析で水の中の生き物を調べよう!山中 裕樹

    47

    龍谷大学生き物ふれあい紀行2016遊磨 正秀

    48

    情報実験室2

    情報実験室3

    情報実験室4

    情報実験室5

    情報実験室6

    MWC

    WWC

    情報実験室7

    情報実験室8

    情報メディア

    学科事務室

    情報実験室9

    情報演習室2

    情報演習室3

    情報演習室4

    情報演習室5

    情報演習室6

    情報演習室7

    情報演習室8

    情報演習室9

    情報演習室10

    情報実験室 11

    情報実験室 10

    情報研究室1

    情報研究室2

    情報研究室3

    情報研究室4

    情報研究室5

    情報研究室6

    情報研究室7

    情報研究室8

    情報研究室9

    情報研究室10

    情報研究室11

    情報研究室12

    情報研究室13

    EV

    天に代わりて不義(バグ)を討つ新川 芳行39

    戦国武将 No.1 はだれだインターネットで公開されている情報を利用する研究渡辺 靖彦

    44人間とロボットの心理的・社会的関係野村 竜也42

    メディア・フォレンシック藤田 和弘43

    コラボレーション演習室 1

    講義室入口

    環境実習室 2環境実習室 3

    環境演習室4

    環境演習室5

    環境演習室6

    環境演習室7

    環境演習室8

    環境演習室9

    環境演習室10

    環境演習室11

    環境演習室12

    環境研究室4

    環境研究室5

    環境研究室6

    環境研究室7

    環境研究室8

    環境研究室9

    環境研究室10

    環境研究室11

    環境研究室12

    環境研究室13

    環境研究室14

    情報研究室14

    環境ソリューション工学科事務室

    環境資料室 EV

    倉庫

    コラボレーション演習室 2

    コラボレーション演習室 3

    コラボレーション

    演習準備室

    エントランスホール

    1階入口

    屋上広場

    SLW

    SLW

    MWC

    WWC

    HWC

    メディア処理室

    情報実験室 1

    アンケート回収箱

    体感するインタラクション空間外村 佳伸41

    聞きたい音を聞きたい人だけに届ける片岡 章俊

    37

    並列分散処理とシステムソフトウェア芝  公仁38

    文化・芸能のCG再現とインタラクション曽我麻佐子40

    1F1F

    2F

    2F

    2F

    B1F

    フ ロ ア マ ッ プ フ ロ ア マ ッ プ実験棟 7号館

    瑞光館

    8 9

  • 10 11

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    数 理 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 619号室 ❶

    池田 勉

    とある非線形現象たくさんのメトロノームがバラバラに振れています。長い板を支える塩ビのパイプに気合を入れると…

    ●化学反応であそぼー! 化学的振動反応を実演します。ある溶液にもう一つの溶液を加えて混ぜると、溶液の色が…

    ●メトロノームの同期現象 たくさんのメトロノームがてんでばらばらに振れています。 長~い板を支える塩ビのパイプに気合を入れると…

    ●樟脳(しょうのう)を動かそう! 樟脳が水に溶けると表面張力の差が生まれます。 小さな船を作り、樟脳パワーを観察しよう!

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    数 理 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 619号室 ❷

    佐野 彰

     人間の指示通りにより素早く正確に動作する。ロボットやコンピュータに、そんな単純で機械的なイメージだけを持っていませんか? ここでは、学習しながら自分自身を進化させるようなロボットやコンピュータを幾つか紹介します。

      赤ちゃんのように試行錯誤しながら、歩き方を獲得する生きものっぽいロボット・シミュレーション

      弱点を克服するために、ユーザの苦手なパターンを自動的に見つけ出して訓練してくれる「音ゲー」システム

      ヒトの動きをモノマネするロボット、他

    進化するロボットと学習するコンピュータ

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    数 理 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 619号室 ❸

    高橋 隆史

     当研究室では、人工知能、機械学習、深層学習などについて研究しています。主なテーマは、脳の仕組みをまねて、たくさんの画像を見せるとだんだんそれらを見分けられるように学習していくコンピュータについてです。 今回の研究室公開では、その研究成果もそうでないものも、まじめにかつふまじめに紹介します。きてね~ (^^)/

    コンピュータの学習+画像で遊ぼう!

    ● のない思考と現実に柔軟に対応できる技術を身につける数学やプログラミングで論理の力を鍛える一方、現実世界の複雑な問題に取り組む経験も積みます。

    ● 演習が充実。体験することで心から理解する演習・実習で、数理・情報科学の基礎から最先端までを段階的に学修。少人数教育による実践的な知識・技術の修得を重視しています。

    ● 学生を応援。「いろんなことをやってみる」他学科の科目も履修、自分で見つけた企業・団体で実習(インターンシップ)等、自分のキャパシティを増やそうとする学生を応援します。

    ● 教員免許「数学」と「情報」両方が取得できる中等教育のスペシャリストでもある教職センターの教員と、教員免許状更新講習にも協力している学科教員がサポートします。

    数理科学と情報科学を総動員。リアルな世界の問題に挑む。複雑な自然・生命・社会現象に多角的にアプローチします。数理科学と情報科学の両方を身につけ、まったく新しい問題にも果敢にチャレンジできる人材を育てます。

    数 理 情 報 学 科Department of Applied Mathematics and Informatics

    学びのポイント

  • 12 13

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    数 理 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 619号室 ❺

    樋口 三郎

     スマートフォンや PCのWebブラウザでhttp://hig3.net > 研究室公開にアクセスしてみてください(またはこのページのQRコードで )。

    数理情報学科の 3年生の授業「数理情報セミナー」(樋口 ) では、ゲーム等のWebアプリ (HTML5アプリ )のデザインと開発を行っています。これは JavaScript 言語で書いたプログラムで、 PCやスマホのWebブラウザ上で動作します。研究室公開ではこれらのゲームのデモを行います。ご自分のスマホまたは会場の PCで試してみてください。 Web アプリの例としては、 Facebook や twitter を思い浮かべてください。これらのサービスで記事や tweet の記録や検索や表示を行っているシステムがWeb アプリです。樋口研究室では、 統計物理、 計算物理、 教育工学などを研究しており、 学習用ゲーム、 学習・教育システム、 e ラーニングシステム、 統計・物理現象の可視化ツールなどのWebアプリを開発しています。次はあなたのどんなアイデアのWebアプリ ?

    スマホで☆プログラミング♪

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    数 理 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 619号室 ❻

    馬 青

     当研究室では、人の言葉をコンピュータで解析・理解する技術(自然言語処理技術)を生かした学習ツールとしてのゲームの提案・作成や、様々な実用システムの開発を試みています。今回の研究室公開では、学部 4年生の卒業研究で作成した「文字五目並べゲーム」と「コトバテトリスゲーム」を展示します。また、実用ツールを目指して開発した「レシピー提案型検索システム」も展示します。 文字五目並べゲームは人と人、人とコンピュータの二通りの方法でプレイできます。従来の五目並べに加え、4文字以上からなる言葉を作成する遊び方ができます。図 1はコンピュータとの対戦で人(黒)が勝利した(つまり、「キンカイ」という言葉の作成に成功した)場合です。コトバテトリスゲームは、従来のテトリスゲームのようにブロックを一列に並べて消去することに加え、ブロック 1つ 1つに漢字が描かれていてそれらを並べ四文字熟語を作成することによってもブロックを消去できるゲームです。これらのゲーム遊びを通じて四文字熟語などを自然に覚えていき、語彙力の向上につながることが期待されます。 レシピー提案型検索システムは、得意な料理や嫌いな食材を入力することにより、Web上に存在する数万件のレシピーデータからユーザの好みに合ったレシピーを提案してくれる便利な生活ツールです(図 2)。レシピーは料理写真と共に提示してくれるので、気になるレシピーがあればそれをクリックすることで類似レシピーをさらに提示してくれます。 さあ、これらの作品を気軽に体験してみましょう。

    言葉で遊ぼう! 調べよう!

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    数 理 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 619号室 ❼

    四ツ谷 晶二

     複雑な現実の現象の本質を理解するために枝葉を切り取って、本質を抽出した数理モデルを作り、それを調べることはとても重要なことです。代表的なものとして微分方程式があります。 微分方程式は微分・積分のさらに先にあり、とても難しいものと思われています。しかし、研究している自分たちは微分方程式の解を動画にして楽しみながら研究をしています。実際の研究の雰囲気を伝えられたらと思います。 このブースでは私たちの研究紹介と微分方程式の解の動画を用いた簡単なゲームを行います。

    目でみる微分方程式

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    数 理 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 619号室 ❹

    中野 浩

     今回の研究室公開では、自分の描いたイラストからお絵かきロジックパズルを作成するシステムを展示します。お絵かきロジックは図のように行と列のそれぞれに対して与えられた数列をヒントにして、格子状のマスを黒と白で塗りわけ、イラストを浮かび上がらせて楽しむパズルです。  ヒントの数列は、その行や列の黒マスの塊の長さが順にどうなっているのかを表しています。マウスを使って好きなイラストを描くと、そこから、お絵かきロジックを作成して、コンピュータがそのパズルが解けるかどうか試してくれます。うまくパズルができればよいのですが、どんなイラストでもパズルとして使えるわけではありません。描かれたイラストをヒントの数列に直したときに、そのヒントを満たすようなイラストが他にも存在する場合があるからです。そのような場合は、このシステムがダメなところを指摘してくれますから、イラストを修正しましょう。世界にひとつのお絵かきロジックパズルを作って、今日の記念に持ち帰ってください。 現代社会では、いろいろな用途にコンピュータが使われていますが、それが役に立つのは、そのコンピュータがどのように働くべきかを指示したプログラム(2ソフトウェア)が用意されているからです。人間は頭を使ってプログラムを書きますが、このときの論理的な思考がどのように行われているのかを調べるのが本研究室の研究テーマです。

    自分だけのパズルを作ってみよう

  • 14 15

    Researcher:

    Title:

    place:電 子 情 報 学 科

    Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)1号館 4F/ 432号室 ❾

    植村 渉

    [自律移動ロボット] ロボットによるサッカーワールドカップ、『ロボカップ世界大会』が 1997 年から開催されています。目標は人間のサッカーワールドチャンピオンに人型ロボットのサッカーチームが勝つことです。 このサッカーゲームを通して、様々な研究が行われています。二足歩行ロボットの研究(機械工学)、各選手がどのように行動するかという研究(人工知能工学)、人とぶつかっても怪我をさせない研究(介護福祉工学)、カメラ画像の情報を認識する研究(画像工学)など、総合的な学術分野となっています。 本研究室では、工業的な課題に対してロボットを使って解決する RoboCup Logistics league に日本代表として出場してきました。 いったい、どのようにしてロボットが動くのでしょうか。 最先端の研究成果を見に来てください。

    自律移動ロボット

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 4F/ 431号室 ❽

    石崎 俊雄

     スマートフォンはマイクロ波と呼ばれる電波を使って通信します。マイクロ波デバイスの超小型化により小型・軽量化され、どこにでも持ち運びできる便利な機器になりました。また、マイクロ波は無線給電や電子レンジでの加熱にも使われ、スマホのバッテリーをどこででも充電できたり、電気自動車がマイクロ波で動いたりするようになります。そんな夢を追って、当研究室では最先端マイクロ波デバイスの研究開発に日夜奮闘しています。

    スマートフォン・無線電力転送を支えるマイクロ波技術

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 4F/ 432号室 ●10

    植村 渉

    [可視光通信] 家電のリモコンは、赤外線で情報を送っています。このリモコンの送信部分には、赤外線用の LED(発光ダイオード)がついています。 では、この部分を白色の発光ダイオードに換えたらどうなるのでしょう。通信の信号が目に見えるようになります。 これが「可視光通信」と呼ばれる通信方法です。 可視光通信では、送信器として照明器具を使うことができます。この技術が発展すれば、世の中の全ての照明が情報を配信できるようになります。 今日は、この通信の簡単なデモを用意しています。 目に見える無線通信をお楽しみください。

    目に見える無線通信

    ● 技術の進化に対応した最新設備、少人数制の実験・演習最新設備をフル活用した実験・実習を通じて実践的に学び、最先端で活躍できる技術者・研究者としての基礎を身につけます。

    ● ハードからソフトまで。系統的に学べるカリキュラム電子工学・電子通信工学・情報通信工学の 3分野の履修モデルで、ハードからソフトまで広範な領域をカバーしています。

    ● 就職活動や大学院進学を視野に、3年生から特別研究をスタート理工系の醍醐味、特別研究を 3年生からスタート。目的意識を高め、就職や大学院での研究に向けた実践的な教育を展開します。

    ● 優れた専任スタッフによる、徹底したマンツーマン教育専任スタッフによる最先端に触れる教育を実施。1対 1の教育で一人ひとりの問題解決能力を高め、次代を担う技術者を育成します。

    ハードからソフトまでを学び、優れた IT 技術者を目指します。IT 社会の進化を促し、メディア新世紀を切り拓くインターネット・コンピュータのスペシャリストを育成します。

    電 子 情 報 学 科Department of Electronics and Informatics

    学びのポイント

  • 16 17

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 4F/ 439号室 ●12

    海川 龍治

     石油の可採年数が 40年になった今、新しいエネルギーの開発が急務になっています。電子工学分野からのエネルギー問題の取り組みとして、太陽電池が考えられます。 各種太陽電池の中でも、Cu(In, Ga)S2(CIGS)太陽電池は耐久性に富、安価であり、今後次世代の太陽電池としてもっとも期待されています。また厚さが紙の 1/100 以下という利点を生かして柔軟性のあるフィルム状の太陽電池の作製も可能です。 公開日当日は当研究室で作製したCIGS 太陽電池の他、太陽電池製造装置、測定データなどを公開いたします。また実際に簡単な太陽電池を作製し、発電するところをご覧いただきます。

    太陽電池を作ろう

    Researcher:

    Title:

    place:電 子 情 報 学 科

    Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)1号館 4F/ 436号室 (右) ●13

    川上 肇

    クイズ!  下の画像から を切り出しました。切り出した場所を見つけてください。

     計算機はこの例題を簡単に解きます。もっと易しい例題もあります。それに変動が混入すると、難しくなります。計算機と共に簡単な照合ゲームで、自分の限界に挑戦しよう!

    高度化  や などの変動混入時にも正しく動作する画像照合

    ロボット視覚を計算機で実現しよう

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 4F/ 440号室 ●14

    木村 昌弘

     ウェブ (World Wide Web) は、誰もが国境を越えて自由に情報を発信および受信できるメディアとして急速に普及してきました.そして今やウェブ空間は、巨大な情報貯蔵庫を形成するとともに、重要なコミュニケーションの場となってきています。 本研究室では、ウェブ空間というネットワーク情報空間を対象として,その中で爆発的に増大している多様で膨大なデータから、どのようにしたら欲しい情報や有用な知識を効率良く取り出すことができるのか、また、そのような空間の構造やダイナミックスはどのようなものかなどについて、知能情報学の立場から研究しています。

    ウェブマイニング

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 4F/ 435号室 ●11

    小野 景子

      制御手法に用いる数理最適化は構造物の最適設計やシステム制御など多くの分野で用いられ、皆さんの身近で社会を支えている技術です。 本研究室では、数理最適制御手法を用いた3D空間における構造物の位置合わせ、Google グラスを用いた明るさ感センサの開発やそのセンサを用いた照明制御システムの開発を行っています。 数理最適化手法の基礎研究から実問題への応用を体験してみてください。

    数理最適化制御手法の体験

    Google グラスを用いた明るさ感センサ

    3D点群の位置合わせ 照明制御

  • 18 19

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 616号室 ●18

    斉藤 光徳

     私たちの研究室では、光や超音波を使って、いろいろな材料や装置を作っています。そのひとつが蛍光ファイバ。太陽やランプの光を集めて機械の中や穴の奥にまぶしい光を送り込んだり、レーザ光線を出したりするのに使えます。一方、省エネや防災に役立つのが蓄光材料。昼間のうちに太陽エネルギーをため込んで、一晩中無電力で輝きます。 目に見える光だけでなく、紫外線や赤外線などの見えない光も研究しています。赤外線カメラを改造したガス観察装置では、目に見えないガスを観察することができます。音の世界にも、人間の耳には聴こえない音、超音波があります。超音波の力を利

    用する超音波ピンセットでは、ミドリムシやゾウリムシのような微生物を捕まえることができます。 このほかにも、胃袋の中をのぞきこむ胃カメラ、透明になったり不透明になったりする液晶、磁石にくっつくおかしな液体など、いろんな実験をお見せし、不思議な現象が起こるしくみを面白くわかりやすく説明します。

    光と音の楽しい世界

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 4F/ 433号室 (右) ●16

    小堀 聡

     家庭にもパソコンが普及し、ゲーム、ワープロ、インターネットといろいろなことができるようになりました。でも、それらは本当に便利でしょうか? もっと融通が利いたらと思うことはありませんか? 人間の方が優秀だということはまだまだたくさんありますよね? では、どうすれば、コンピュータはもっと便利に、また賢くなるのでしょうか? その答えのひとつが、人間の優れた認知や知能のしくみをもっと調べて、それを応用するという方法です。本研究室では、そのような「認知科学」と呼ばれる分野で、人間の運動や知覚や知能について調べる研究を行っています。 研究の題材としては、図形の認識から身体や手の動き、迷路やトランプゲーム、楽器の演奏まで、さまざまなものを用いています。 研究室公開では、知覚・運動や記憶の能力を調べる実験のデモを行い、研究内容について紹介します。

    認知科学って何?―人間の認知・知能のしくみを探る―

    Researcher:

    Title:

    place:電 子 情 報 学 科

    Date:10/29(Sat)1号館 4F/ 433号室 (右) ●17

    小堀 聡

    「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、人間の目の動きを調べることにより、ものを認識したり、ものごとを考えたりする過程(認知過程)を知ることができます。そうした目の動きを測定する装置をアイカメラ(眼球運動測定装置)と呼びます。本研究室では、アイカメラを用いて、人間の優れた認知や知能のしくみを調べて、それを応用するという研究(「認知科学」と呼びます)を行っています。たとえば、錯視図形を認識しているときや楽譜を見て楽器を演奏しているときの目の動きを測定し、分析しています。他にも、迷路の探索やトランプゲームのプレイなど、さまざまなものを題材に用いています。研究室公開では、アイカメラを使った実験のデモを行い、研究内容について紹介します

    アイカメラで探る人間の認知―目は口ほどにものを言う?―

    アイカメラによるギター演奏者の視線の測定

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 4F/ 441号室 ●15

    木村 陸

     薄膜トランジスタ(TFT)は、液晶テレビや携帯電話などの液晶ディスプレイの駆動素子として用いられています。本研究室では、TFT の特長を生かす LCD以外への応用、すなわち、光ディスク書込素子・磁場エリアセンサ・グルコースセンサ・人工網膜・ニューラルネットワークの研究開発を行っています。また、最近は有機 ELディスプレイ(OLED)が注目されていますが、そのプロトタイプを展示します。この技術により、視るときはポスターのように壁に貼り、しまうときはクルクルと巻いておくポスターテレビも考えられています。 薄膜トランジスタによる人工網膜は、透明で可曲な基板に作製でき、眼球への埋込に適している可能性があります。将来は、眼のみえないかたが光を取り戻すための、夢の素子となるかもしれません。 最近、有機ディスプレイは、携帯電話や次世代テレビとして発売されていますが、その画質や寿命は、まだまだ向上の余地があります。本研究室では、電流均一化時間階調方式という、画質や寿命を圧倒的に向上する新発明を提案しています。

    薄膜トランジスタの新規応用

  • 2120

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 4F/ 439号室 ●20

    番 貴彦

    我々の社会はスマートフォンなどの情報機器が発達し、より便利に高度に進化しています。しかしその一方で我々の扱う情報量は膨大に膨れ上がり、同時に複雑化しています。これからもよりよく社会を発展させていくには膨大な情報を記憶するデバイスや、複雑化した情報を処理するデバイスが必要となってきます。当研究室では人間の脳を模したデバイスを作製することで、より高度な情報処理機能を持たせた次世代の記憶デバイスの作製に取り組みます。人間の脳内の神経回路はニューロンと、ニューロン同士をつなぐシナプスで構成されています。シナプスは刺激が与えられるとニューロン同士をつなぎ、逆に刺激が無いとつながりが弱くなります。このシナプスを模倣する回路として抵抗変化素子が注目されています。抵抗変化素子は金属酸化物を金属で挟んだ単純な構造を持っており、電圧の印加により抵抗が変化する記憶素子です。当研究室では刺激が無いとシナプスが弱まることの模倣として、弱い刺激だけでは抵抗変化が元に戻る素子を作製します。具体的には抵抗変化素子に一部のコンデンサが持つ自己修復能力を付与することで、一度抵抗が低くなっても、時間をおけば元に戻るような素子を作製します。

    半導体素子の電圧電流特性

    図 シナプスと抵抗変化素子の模式図

    Researcher:

    Title:

    place:電 子 情 報 学 科

    Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    身の回りにあるいろいろな物質は、さまざまな種類の原子の組み合わせでできています。発見されている原子だけでも、なんと100種類以上もあります。これだけの種類の原子を真空や低温内で組み合わせると、数え切れない種類の物質がつくられます ( 下図のモナリザは真空中で描いたもので、数ナノメートルの点の集合で描かれています )。原子 ・分子を用いて:真空中や極低温中で原子・分子などが自発的に集合し、規則的な形を作ることがあります。現在、自己組織化を利用した新規デバイスの研究開発を行っています。照明の研究:無機化合物の蛍光体に光の照射や電圧を印加することで発光するデバイスの研究を行っています。現在の用途は携帯電話のバックライトや自動車のヘッドライトなどですが、無機材料を用いることによる長寿命などの長所があります。将来は、太陽電池の高効率化・医療分野のバイオマーカーへ展開することや、ディスプレイへの応用も目指しています。

    真空や低温の世界をのぞいてみよう!!

    1号館 4F/ 433号室 (左)●21山本 伸一

    照明材料の発光自己集積化した世界一小さなモナリザ

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    電 子 情 報 学 科Date:1号館 6F/ 616号室 ●19

    張 陽軍

     電波も目に見えませんが、私たちの周りには所狭しと、電波が飛び交っています。その中から所望の電波を捕まえて情報を取り出すのがアンテナです。アンテナの特性や受信機の性能を調べるためには、外から電波が入らないだけでなく、使用している電波が外に漏れない「電波暗室(実験室)」が必要です。また、高周波信号を正確に測定する「ネットワークアナライザー」を用います。この機会に、これらの装置を用いたアンテナ特性の計測を見てください。

    アンテナと電波の世界を探検しよう

    広帯域アンテナ(左)、レンズアンテナ(中)とアレーアンテナ(右)

    電波暗室でアンテナの評価(左)と高周波計測装置(右)

  • 2322

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)Date:

    機 械 シ ス テ ム 工 学 科

    熱流体研究グループの塩見研究室では、気体と液体が混在して流れる混相流の流動特性やコンピュータを用いて熱や流体の流れを数値シミュレーションする研究を行っています。また、宇宙教育に関する教材についても研究を行っています。今年の研究室公開では、身近な材料である濡れたかさを入れるかさ袋を使っ

    て、宇宙に飛んでいける ?! ロケットを作ります。作るのは簡単ですが、羽根をどこにいくつつければ、真っ直ぐに長い距離を飛ばすことが出来るのかということもいろいろと試してみましょう。また、出来たロケットにお絵かきしても楽しいです。

    さらに、ペットボトル水ロケットの水の代わりに、空気を使ったペットボトル空気ロケットを的に向けて飛ばしてみましょう。どうすればうまく的に当たるのか、いろいろと工夫してみましょう。

    ロケットを飛ばそう

    1号館 3F/ 342号室 ●23塩見 洋一

    ペットボトルロケット

    かさ袋ロケット

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    機 械 シ ス テ ム 工 学 科1号館 3F/ 339号室 ●22小川 圭二

    環境にやさしいものづくり技術 生産加工技術は、ものづくりを支える縁の下の力持ちです。 次世代を担う高度なものづくり技術の確立や環境対応型ものづくりシステムの確立を目指しています。 具体的には、ベッドサイドでの即時検査を可能にする医療分析チップ金型製造のための超精密マイクロエンドミル加工技術の研究。レーザ加工を機械加工とハイブリッド化することで、超硬合金など削るのが難しい材料を高能率に加工するための技術の開発。工作機械上で削るだけでなく、レーザを使ってクリーンな環境で熱処理もやってしまうオンマシン型レーザ熱処理システムの開発およびその応用技術の研究。そして、日本において数少ない豊富な資源である竹(天然素材)を有効活用した資源完全循環型のサスティナブル(持続再生可能な)生産システムの開発などを行います。

    竹を利用した資源完全循環型システムオンマシン型レーザ熱処理システム

    ● ものづくりの原点・本質を見極め、最新領域にアプローチ機械エンジニアの原点を重視。CADを用いた設計から数値制御(NC)工作機を用いたデジタル加工まで、一貫して学びます。

    ● 多彩な分野にわたって、系統的かつ総合的にバランスよく学修設計技術、解析技術、加工技術、検査技術、およびこれらの基礎となる物理や数学等を系統立て、効率よく学びます。

    ● 次世代を担う先進的な研究開発を3系列の分野で展開機械技術の幅広い領域をカバーする力学系、エネルギー系、システム系の3分野を用意。それぞれ特徴のある研究を展開しています。

    ● 専門的な研究を通して、深く掘り下げた知識と創造力を育成グループで設計・開発を体験する「総合演習」や「卒業研究」で、問題解決能力や独創性、応用力等、学生の潜在能力を引き出します。

    基礎、専門技術、実験実習まで系統的・段階的に学びます。CADを用いた設計から数値制御(NC)工作機を用いたデジタル加工まで、一貫したものづくりの技術を学び、センスある機械エンジニアを育成します。

    機 械 シ ス テ ム 工 学 科Department of Mechanical and Systems Engineering

    学びのポイント

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    機 械 シ ス テ ム 工 学 科1号館 3F/ 334号室 ●24渋谷 恒司

     本研究室では、生物の形状や機能に学んだロボットを研究しています。現在は、人間形アームによるバイオリン演奏、4足走行ロボット、マッコウクジラの潜水方法をまねた水中ロボット、2脚ロボット、羽ばたきによりホバリングする鳥型ロボット等を研究しています。バイオリン演奏ロボットでは感性豊かな演奏の実現を目指しています。4脚ロボットでは、頭部を動かしてより動物らしい走行にチャレンジしていています。2脚ロボットでは、人間の足部機能を研究しています。これらのロボットたちも含め、本研究室で開発中のロボットを、展示とビデオで紹介する予定です。また、これらのロボットを動かすための要素技術についても展示する予定です。

    いろいろなロボットたち

  • 24 25

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)Date:

    機 械 シ ス テ ム 工 学 科

    野口研究室では、エネルギーの有効利用を目標に、燃焼利用した熱エネルギーの研究、太陽電池やバイオマスなどを利用した自然エネルギーなどのようなエネルギーに関する研究をしています。

    熱エネルギーの利用(燃焼技術の研究)①乱流燃焼の研究…乱れを利用して燃焼を促進させる →エンジン出力の向上、燃費の向上②極めて小さな炎の研究…コンパクトで高エネルギー源 →乾電池にかわるハイパワー電池③高温空気燃焼…廃熱などを利用して 1000℃以上の環境下での燃焼させる →熱を捨てずにかつより少ない燃料でも燃焼可能で燃料の節約

    自然エネルギーの利用④バイオマスエネルギー発電の研究…間伐材などの木材の廃棄物を利用した発電 →化石燃料を使用しないのでCO2削減に貢献⑤ソーラーカーの研究…太陽電池による発電エネルギーの効率のよい利用 → FIA 公認ソーラーカーレース鈴鹿に参戦⑥風力発電者の研究…車が走るときに前から受ける風力を利用して発電する →太陽電池と併用してより高出力の車の開発

    目で見てみよう ―熱と流体―

    1号館 3F/ 342号室 ●27野口 佳樹Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    機 械 シ ス テ ム 工 学 科1号館 6F/ 601号室 ●25堤 一義

     私たちの研究室では、「生物に学ぶ知能システムの構築」をスローガンに、生物の神経系や筋・骨格系を参考にした、インテリジェントなロボットや機械システムに関する研究を進めています。

    ☆多自由度6脚ロボット:泥濘地歩行をめざして! 6本足の昆虫を模擬し、不整地の歩行に適した 6本足ロボットについて研究を進めています。実験中の 24自由度 6足歩行ロボット(写真)は 4号機にあたるもので、最近は特に泥濘地(ドロドロの沼地)での歩行に力を入れています。今年度はさらに、泥濘地に特化した直動型18自由度6脚ロボットを開発中です。ぜひ見に来て下さい!

    ☆バネ要素を有する脚型ロボット(1脚:跳躍 ~ 4 脚:走行) 4足動物の走るメカニズムに注目した「走るロボット」について研究を進めており、その一環として、「ばね要素」を陽に取り入れた 1本足の「飛び跳ねるロボット」、さらには 4本足の「走るロボット(写真)」を試作しています。めざすは世界最速! 跳躍や走行の「思考錯誤による学習的獲得」についても研究を行っています。

    ☆学習して賢くなる機械システム:人も鍛えちゃいますヨ! 「動的身体バランス制御能力評価訓練デバイス」や「遠隔腕相撲システム」など、人と機械との関係性に着目した研究にも積極的に取り組んでいます。これらのデバイスで驚異の身体能力を手に入れよう!・・・実はそう簡単には行かないことも研究で明らかになりつつあるんですけどね。

    細マッチョ系ロボット大公開!

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    機 械 シ ス テ ム 工 学 科1号館 3F/ 334号室 ●26永瀬 純也

    動植物にヒントを得たユニークなロボットメカニズム 動植物の構造や機能を解明し、新しいロボットメカニズムを生み出すことが研究室のテーマです。通常、高性能なロボットは、複数のセンサおよび高度なコンピュータ制御によって達成され、またそれによってロボットには知性がもたらされます。一方、当研究室では、自然の謎を解明しそれを活かすことで、あえて “シンプルなメカニズムのみ ” によってロボットに知性をもたらすことを追究しています。 研究テーマとしては、例えばアメーバの推進原理にヒントを得た移動ロボット “メカニカルアメーバ ”の研究をしています。アメーバの細胞質流動に基づく推進原理をメカニカルな機構で再現し、ガス・水道管内やヒトの大腸内、さらに血管内といったこれまで極めて困難とされていた環境も容易に走行可能な移動機構の実現を目指しています。また、生体筋のように軽くて力強い人工筋肉の研究や、リハビリ機器への応用開発なども行っています。さらに動物のみならず植物にも着目しており、つる植物の巻きつき動作を参考にした巻きつき推進メカニズムの研究開発にも取り組んでいます。これらのロボットはビデオおよび実機でご紹介できる予定です。

    アメーバ規範型クローラロボット つる植物規範型 巻きつきメカニズム 手指リハビリテーションデバイス

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    機 械 シ ス テ ム 工 学 科1号館 3F/ 334号室 ●28Ho Anh-Van

     本研究室では、織物のように柔軟な質感を持つ新しい触覚センサの開発、そのマルチ・モーダルな特性を活かすセンシングに基づいた制御方法の開発を積極的に進めています。その実現のためにはヒトの触覚に関する機能や特性を解明することが重要であり、ヒトのような腕使いの巧みさをロボットに与えることが私たちの最終目標です。ロボット研究の一分野に「マスター・スレーブ・システム」というものがあります。これは、操作者からロボットへの一方向の制御ではなく、操作者とロボットの間で情報がやり取りされる双方向の制御です。これを実現するために以下の二つの研究も進めているところです。(1)触覚のセンサ技術の開発:私たちの開発している、感圧導電糸からなる柔軟な布センサは、高度信号処理技術を用いることにより、マルチ感覚(近接・触覚・すべり)を同時に感知できます。(2)触覚提示装置の開発:これは、ロボット上の触覚センサによって得られた触感(圧力・摩擦・すべり)をヒトの指先に再現できる装置です。

    タッチを感知する技術

  • 2726

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    物 質 化 学 科1号館 地階/B105号室 ●29電子顕微鏡室(担当:今井 崇人)

    はじめに 電子顕微鏡は光の代わりに電子を用いる顕微鏡です。小学校などで使用する顕微鏡は光を用いた光学顕微鏡と言われるもので、おおよそ数百~千倍程度の拡大が可能です。これに対して電子顕微鏡は数千、数万、数十万倍の拡大も可能です。

    ミクロの世界を体験しよう! 電子顕微鏡はヒトの目や光学顕微鏡では見ることが難しいとても小さなものまで見ることが出来ます。そして、我々の身近な物にも非常に小さなものが沢山あります。髪の毛もその一つで、キューティクルと呼ばれる鱗状の保護層が最表面に存在します。

    髪の毛(キューティクル)を見てみよう! ご来場いただき、髪の毛を少しいただければ 10分程度で観察できます。観察した画像は印刷してその場でお渡しいたします。

    おまけ企画同時 上映:身近なものの電子顕微鏡像(スライドショーのみ)

    電子顕微鏡で髪の毛を見てみよう

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)Date:

    物 質 化 学 科実験棟 2F/ 201号室 ●30

    ■自分独自のガラス工芸品を創ろう! ガラスとガスの炎で奏でる配色と造形の妙技に挑戦し、自分でデザインした独自の美しいイヤリング、トンボ玉、ネックレスなどの装身具、あるいはキーホルダー、マドラーなど「世界に一つしかない、自分だけ」の美術工芸品を創って、ガラス工芸を楽しんでみませんか? この工房では、初心者を対象にガラス工芸の一端を楽しめるバーナーワークを主体に準備しました。研究室の学生が懇切丁寧に指導します。  私たちが目常身近に使用しているガラスとは何でしょうか? ガラスの色はどうして発色するのでしょうか? 一口では答えられません。展示パネルを見て学生に質問してください。 ガラスは、約 3500 年前から千変万化する色の組み合せと造形で、人類を魅了してきた無機材料で、このガラス工芸を通じて、ガラスという無機物質を使った芸術的創作活動の一端を体験して頂ければ幸甚です。皆様の参加をお待ちしております

    ■しずく玉であなたに似合うイヤリングを 色ガラス棒を炎の中で操り、任意の造形と色模様を付けたしずく玉創りに挑戦。 あなたに一番似合ったネックレス、イヤリングなどに仕上げます。

    ■トンボ玉であなた独自の玉を 穴のあいたガラス玉に色模様を配色し、あなた独自のトンボ玉を創りネックレスに仕上げます。

    ガラス工芸にチャレンジしませんか?

    青井 芳史

    ● 「グリーンケミストリー」をテーマにカリキュラムを編成環境や資源、エネルギー、リサイクル等、地球環境に配慮した技術のための研究・教育を実践。現場に強い人材を育成します。

    ● 社会で求められる能力を育成する科目を多彩に展開課題発見・解決能力、プレゼンテーション能力の養成を重視。学生が主体的に取り組む科目を 1年生から配置しています。

    ● 「JABEE」認定プログラムで国際レベルの技術者を養成物質化学科の教育カリキュラムは日本技術者教育認定機構(JABEE)認定プログラム。卒業と同時に認定され、技術士試験の一次試験が免除されます。

    ● 進路や興味に合わせて選択できる4つの分野の特別研究特別研究は「分析・環境化学系」「無機・セラミックス系」「有機・高分子系」「生物機能分子系」の4つのコースから選択できます。

    グリーンケミストリーの理論と技術を学びます。グリーンケミストリー(環境にやさしい化学)をテーマに掲げ、理論と実践の両面から、国際レベルの技術者を育成します。

    物 質 化 学 科Department of Materials Chemistry

    学びのポイント

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    物 質 化 学 科1号館 2F/ 201号室 ●31岩澤 哲郎

    分子の世界の大工さん!について知ろう!

     上に示す 4つの有機分子は抗癌活性等の薬理活性を持つ天然化合物です。これらは天然からはごく少量しか採取することができないので、人工的に大量生産することが望まれます。けれども、赤で記した「軸不斉骨格」の部分を高品質に作ることが難しいため、安く大量に安全かつ高品質に人工合成しにくい状況にあります。我々はこの問題の解決に取り組んでいます。方法として新しい触媒プロセスを開発する手法を採用しています。まだ端緒に就いたばかりの研究ですが、下記はその一例です。

  • 28 29

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    物 質 化 学 科1号館 2F/廊下 ●32糟野 潤

     「電気」は、私たちの日常生活に欠かせないものです。テレビやパソコン、冷蔵庫といった電化製品はもちろんのことですが、動物や植物が行っている呼吸や光合成にも電気が関与しています。私たちの研究室では、実際に光合成をしている植物や細菌から効率よく電気を取り出したり、生体類似反応を人工的に構築して生体反応の理解を深める研究をしています。また、電気が関与する反応を利用して、生体関連物質や重金属イオンなどの新たな分析法・定量法の開発も目指しています。 今回の展示では、このような研究内容を紹介するだけでなく、電気ペンを体験していただくことで、日常生活とは違った視点で電気に触れていただきます。また、くだものや備長炭を使った電池も展示しておりますのでご覧ください。

    「電気ペン」とは・・・ 黒色の鉛筆を使うと、普通は黒色の文字や絵がかけます。ところが、電池をつないだ鉛筆を使い、色素を含む紙に文字や絵をかくと、黒色以外の色がつきます。色素の種類によって、いろんな色の変化が楽しめます。当日は、身近にある色素として、紫キャベツの絞り汁を使用する予定です。

    電気ペンで絵を描こう

    紫キャベツの絞り汁は、何色に変化するでしょうか?

    ↑「電気ペン」 ↑「お絵かきその1」…白色(透明)から紫色に変化。

    ↑「お絵かきその2」・・・ 黄色から青色に変化。

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    物 質 化 学 科実験棟 2F/ 201号室 ●33白神 達也

     七宝焼って何?明石焼や今川焼みたいな食べもの?それとも信楽焼や有田焼みたいな陶磁器?学生さんたちに聞いたらこんな答も返ってきました。あまり知名度が高くないですね。 七宝は日本独自の表現で、琺瑯(英語で enamel)と言われるものの中で装飾性が高いものを指します。古くは紀元前 13世紀にさかのぼり、有名なツタンカーメン王のマスクにも使われているそうです。日本に古くから伝わっているものでは、正倉院が蔵する七宝の鏡が有名で、唐代に製作されたものです。 現代まで日本に伝わる七宝は、江戸初期に朝鮮からの渡来人から七宝焼技術が伝えられたのが嚆矢で、その後、江戸時代の末期には尾張で生まれた梶常吉がオランダ七宝を研究し、現在の有線七宝の基礎をつくりました。そのため、愛知県には七宝町という町の名前が残っています。 七宝焼のつくり方は、下地となる銅や銀の上に、ガラスに金属イオンや金属微粒子を入れた釉薬をのせて、800℃くらいの温度で焼き付けるというものです。そのときに有線七宝などのいろんな技法があるのですが、技法自体は難しいものではありません。きれいなものをつくるには芸術的センスがものをいいます。 ガラスに金属を入れるとなぜ発色するかは、科学的にはかなりわかっているのですが、たとえば紫外線をあてたときに光るものや、光を蓄えて暗闇でも光り続けるガラスや結晶などについては、まだまだよくわかっていなくて研究が続けられています。実はわれわれの研究室での中心テーマの一つでもあるのです。 龍谷祭の研究室公開で七宝焼は名物の一つで、今回は携帯ストラップや爪切り、ペンダントトップ、ネクタイピンやブローチなどの七宝素材を用意してお待ちしております。ぜひ、世界で一つだけの作品をお土産にどうぞ!

    七宝(しっぽう)焼を作ろう

    過去の作品の一例

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)Date:

    物 質 化 学 科1号館 2F/廊下 ●34富﨑 欣也

     富﨑研究室では、生物が進化の過程で獲得した機能に着目することで、革新的な未来材料創製を行っています。具体的には、アミノ酸が数個から数十個連結したペプチドを基体として、有機―無機複合材料や分子情報デバイス、人工酵素の創製にチャレンジしています。 研究室公開では、入浴剤の着色料として用いられているフルオレセイン(黄色 201 号)を化学合成し、酸性およびアルカリ性水溶中におけるフルオレセインの蛍光発光について実験します。

    入浴剤の色素成分を化学合成しよう!

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    物 質 化 学 科実験棟 1F/ 108号室 ●35中沖 隆彦

    中沖研究室では、地球環境を考えた生分解性プラスチック材料の研究を行っています。将来の地球環境を考えた時、石油に依存しない循環型材料の開発は急務といえます。本研究室では、バイオマスを利用したバイオプラスチックの生合成や、実用化に向けた力学物性の研究を進めています。また分子構造解析によるアカデミックな側面からのサポートもしています。

    【研究テーマの例】 【研究公開】1) 微生物培養によるバイオプラスチックの生合成 1) 最新の研究成果のポスター展示2) 生分解性プラスチックの力学物性の改善 2) 身近な高分子に触れてください!3) ゲル化過程を利用した多孔質材料  (スライムを作ろう!、極低温(-196℃)の世界体験! etc)

    身近なプラスチック ~スライム、極低温の液体チッソ~

  • 3130

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    物 質 化 学 科1号館 2F/ 234号室 ●36宮武 智弘

     木々の鮮やかな緑、花やハーブの香りは心を落ち着かせ、私たちに安らぎをあたえてくれます。こうした植物がもつ不思議な力は、植物に含まれる化学物質と関係があります。ここでは、簡単な化学実験を通じて植物がもっている色や香りの成分について知ってもらおうと思います。・色葉は鮮やかな緑色をしていますが、植物の種類によっては秋になると赤や黄色に色づくものもあります。これは葉の中にクロロフィルやカロテノイドといったさまざまな色素成分が含まれているためで、それらの量や種類が変化すると、葉の色が変わります。一方で、植物にとってこれらの色素は光合成を行う上で大変重要な役割を果たしています。たとえば、クロロフィル分子は太陽の光を効率よく吸収し、そのエネルギーを化学反応に利用できるかたちに変換する役割を担っています。私たちが、食べ物を通じて授かっている太陽の恵みは、こうした色素をなくしては得られません。 ここでは、簡単な実験で植物の葉からさまざまな光合成の色素を取り出してみようと思います。まず、葉をすりつぶしてアルコールに浸すと、色素の成分が抽出されます。つぎに、クロマトグラフィーという方法を用いると、葉の中に含まれる緑や赤や黄色といったいろいろな色素の成分を分離することができます(左ページ写真)。こうした色素の分子構造やその役割については、これまでの多くの研究から明らかになっていて、それらについても紹介したいと思います。・香り植物の葉や花、果物の皮などには香りの成分が含まれていて、水蒸気にさらすと取り出すことができます。一般にエッセンシャルオイル、ハーブウォーターとよばれるものはこうして作られています。ここでは、水蒸気蒸留の実験器具を使った香り成分の抽出をします。香りを楽しみながら、植物に含まれている化学物質について学んでいただけます。

    植物成分の色と香り

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    情 報 メ デ ィ ア 学 科7号館 1F/メディア処理室 ●37片岡 章俊

     スピーカで音を再生すると全方向に広がります。特定の方向だけ、特定のエリアのみに音(音声)を届けることができれば便利なことが実現できます。例えば、美術館や博物館で展示物を見ながら、その作品の説明を聞きたいことがあります。あらかじめヘッドホンと解説装置を借りておけば良いのですが、もし、作品の前に立っている人だけに解説の音声を届けることができれば、周りの雰囲気を乱さず快適に鑑賞することができます。 目的の方向だけに音を届けるためには、1つのスピーカでは実現できません。数個のスピーカを用いてスピーカアレーを組み、それぞれのスピーカから出す音を適切に制御する必要があります。音は波ですから、その振幅と位相を制御することによって、目的方向では位相が合って元の音が再生され、他の方向では位相がずれ、互いを打ち消し合い音量が小さくなるようします。 また、スピーカへの入力信号をあらかじめバラバラに分解しておき、目的方向外での聞き取り難さをさらに追求した方法も検討しています。 当研究室では、このようなオーディオ信号や音声に関する面白いこと、便利なことを実現しながら、新しい技術の創出を目指しています。

    聞きたい音を聞きたい人だけにを届ける

    ● 大学での学びと未来の可能性を広げる少人数制教育1年生の「情報メディア基礎セミナー」、3コースの学生が1つの課題に取り組む「コラボレーション演習」等、7~ 8人の少人数制で学びます。

    ● 3つの「専門コース」で、進路に応じて専門性を追求「情報システム」「メディア工学」「ソフトウェア科学」から専門分野を学修しながら、興味に応じて他分野の講義も履修可能。

    ● 2年生からの多彩な「演習科目」で、実践力を育成「オブジェクト指向プログラミング・演習」等、座学と演習がセットになった科目を設け、ものづくりの実践力を培います。

    ● 第一線で経験を積んだ教員の「現場がわかる」講義企業の研究所等、IT の現場で活躍してきた多彩な経歴を持つ教員が在籍。プロに必要な知識・技術・心構えを知ることができます。

    既成のメディアの枠を超え、人と I T が共存する社会を目指す。ものの本質や原理を探る「理学」と、それを社会に活かす「工学」を融合させた 3つの学問分野を、それぞれ充実の最新設備を用いて学びます。

    情 報 メ デ ィ ア 学 科Department of Media Informatics

    学びのポイント

  • 32 33

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    情 報 メ デ ィ ア 学 科7号館 2F/情報実験室3 ●39新川 芳行

     ソフトウェアにおける不義(正しくないこと)はバグ(bug - 虫)と呼ばれ、これを取り除くことがソフトウェア開発作業の少なからぬ部分を占めています(虫を取り除くという意味から、英語でデバッグと呼びます)。これはきわめて非生産的な作業であり、バグをいかにして減らすかがソフトウェア工学の課題の一つとなっています。バグの語源は、一説では、1940年代に製作された黎明期のコンピュータであるHarvard Mark II に入り込んだ一匹の蛾(虫の一種)が誤動作を引き起こしたことに起因すると言われています。この問題を解決するには三つの方法が考えられます。一つ目は入り込んだ虫を効率的に発見し取り除く方法を見出すこと、二つ目は、虫が入り込まない工夫をすること、そして三つ目は虫そのものをいなくすることです。このなかで三番目の方法が最も確実に問題を解決できますが、最も困難なものであることも確かです。本研究室ではソフトウェア開発においてバグそのものをなくしてしまう、すなわち、「天に代わりて不義(バグ)を討つ」ための研究を行っています。このためには、まずソフトウェアにおいて「正しい」とはなにかを厳密に定義する必要があります。ここでは、正しさを二つの視点から考えます。ひとつは実行プロセスから見た正しさで、ソフトウェアが意図した通りの動作をするかが判断基準となります。もう一つは実行結果から見た正しさで、ソフトウェアを使った結果得られたデータが意図したものと一致するかが判断基準となります。これら二つの観点からのバグを、ソフトウェアの設計段階で発生させないため、正確なソフトウェアの模型(モデル)を使った正しさの証明・検証およびシミュレーションを行うための方法論についての研究を進めています。また、最近のソフトウェアは個々のコンピュータ上だけでなく、インターネット上に構築された仮想的な計算環境で稼働することが求められています。このような環境はクラウドコンピューティングと呼ばれ近年さまざまな分野で急速に普及が進んでいます。この環境の下では、実行プロセスや実行結果がこれまでとは大きく異なる形で観測されることが分かっていますが、正しさという観点からどうなるかは、まだ完全には解明されていません。現在、この方面の研究も進めています。

    天に代わりて不バ

    義グ

    を討つ

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    情 報 メ デ ィ ア 学 科瑞光館 2F/共同実験室6 ●40曽我 麻佐子

    CGや VR(仮想現実)技術などを使って日本文化や伝統芸能をコンピュータ上で再現し、対話的な操作やシミュレーションができるシステムを開発しています。

    ・昔のすごろくで遊ぼう!インタラクティブ技術を使って江戸時代のすごろくを再現しました。センサ付きサイコロを転がして出目を自動で検出したり、行先を投影映像で確認したりできます。

    ・HMDとWii リモコンを使った万年筆の閲覧システムゴーグルを被ってCG再現した万年筆を見てみましょう。Wii リモコンで万年筆を回したり視線で異なる万年筆に切り替えたりすることができます。

    ・タブレットで動作する振付シミュレーションシステム腕・脚・頭などの短い動作を組み合わせて新しい振付を作ってみましょう。つなぎやすい振付をコンピュータが自動で選んでくれる機能もあります。

    Motion Laboratory(曽我研究室)Webページ http://motionlab.jp

    文化・芸能のCG再現とインタラクション

    江戸時代のすごろくの再現 振付シミュレーションシステム

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    情 報 メ デ ィ ア 学 科7号館 1F/メディア処理室 ●41外村 佳伸

    体感するインタラクション空間 人間は、五感や体を駆使して常に周囲の環境とやりとり(インタラクション)をしています。一方で、ますます進歩する様々な情報機器は、道具として、空間として、私たちをとりまく環境、すなわち情報環境となりつつあります。そこで、私たちの研究室では、人がこうした情報環境とインタラクションすることで、人に新しい感覚の体験をもたらすシステムを実現し、将来の情報環境を創造することをめざしています。具体的には、

    (1)日常にあったらいいな、を形にする新しいコンセプト(2)人にとって自然に関われる直観的なインタフェース(3)様々なセンサーやディスプレイを駆使する情報処理方法

    などを特徴とするシステムの研究を進めています。 今回の公開では、大画面ディスプレイが連なる ”アンビエント・ウォール ” による、直感的でインタラクティブな、ちょっと不思議で楽しい空間をはじめ,進めている研究の一端をお見せします。是非体感してください。

    人に反応する壁!?

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)Date:

    情 報 メ デ ィ ア 学 科瑞光館 2F/画像ハンドリング室 ●38芝 公仁

     計算機資源を効率的に活用するためのシステムソフトウェアの構成法について研究しています。例えば、オペレーティングシステムは、計算機システムにおいて最も重要な役割を果たすソフトウェアです。オペレーティングシステムによってメモリやCPUなどの資源の仮想化・多重化が実現されると、単一の資源を複数あるかのように利用することが可能になります。また、仮想化技術を用いると、多数の仮想計算機を実現することができます。このとき、資源を有効利用するためには、実資源をどのように仮想計算機に分配するかが重要になります。 複雑な問題を短時間で処理するために、ネットワークで接続された複数の計算機を使用して並列分散処理を行うことは有効な手段のひとつです。また、インターネットには、多く計算機が接続されています。これらの計算機をより積極的に協調させることができれば、インターネット上の多数の計算機を有効に活用することが可能になります。グリッドや P2P の技術を用いて多数の計算機を協調させることができれば、高度な計算を短時間で行うことや、大量のデータを共有し利用することが可能になります。

    並列分散処理とシステムソフトウェア

  • 34

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)Date:

    情 報 メ デ ィ ア 学 科7号館 2F/情報実験室6 ●42野村 竜也

     人が他者との対話場面において起こす心の動きを研究する学問分野が対人心理学であるとすれば、人が人工知能(Artifi cial Intelligence: AI)との対話場面において起こす心の動きや、ロボットとの対話場面において起こす心の動きを研究する学問分野を、対AI 心理学、対ロボット心理学と呼んでも差し支えはないでしょう。そして、AI やロボットとの対話において、人間同士の対話と同様とまでは言えないまでも、使用者は心理的な反応を引き起こされる可能性が高いことが、90年代から指摘されています。人間同士の対話において引き起こされる心理状態には、当然当人にとって望ましい喜びや満足感などのプラスのものもあれば、望ましくない怒り、悲しみなどのマイナスのものもあります。とすれば、AI やロボットの設計を一歩間違えれば、使用者にとって望ましくない負の心理状態が引き起こされる可能性もあります。 本研究室では、人間とロボットが対話を行うとき、人間側のどのような心理的性質が対話の際の行動に影響を与えるかを、心理学の手法を用いて調べようとしています。この研究では、心理尺度という人間の心理状態を測定するための手法を用いたり、実際にロボットと人間を対話させる実験を行ったりしています。また、日本人のロボット好きは世界的には珍しいほうであると言われていますが、これが本当かどうかを実際に調査し、意外にそうでない面があることや、年代によって意識差があることもわかってきています。 この分野は研究自体の歴史が浅い分、非常にホットなテーマでもあり、一人一人の研究者に理工学と人文・社会科学の両方の視点が要求される幅広さと面白さを持っています。

    人間とロボットの心理的・社会的関係

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    情 報 メ デ ィ ア 学 科7号館 2F/情報実験室2 ●43藤田 和弘

    メディア・フォレンシック 画像確率モデルに基づいた画像処理、特に、焦点ずれ劣化画像や運動劣化画像などの劣化画像の復元処理、JPEG画像の画質改善処理、布の汚れの鮮明化など、画像の鮮明化処理に関する研究を行っています。画像に対して確率的な数学モデルを適用し、さまざまな画像処理アルゴリズムを研究・開発しています。

    戦国武将 No.1 は誰だインターネットで公開されている情報を利用する研究

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    情 報 メ デ ィ ア 学 科7号館 2F/情報実験室10 ●44渡辺 靖彦

     織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。誰が戦国武将 No.1 か、なかなか結論がでません。そこで、Google のWeb 検索技術(PageRank アルゴリズム)とWikipedia のハイパーリンクで表現された知識を利用して、誰が戦国武将No.1 なのか決めましょう。戦国武将だけでなく、「きのこの山」と「たけのこの里」の勝負もできます。この展示は、演習科目「メディア工学演習」の学修内容にもとづいています。どんな演習なのかも一緒にご覧ください。

    35

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    魚のDNAを追う!汲んだ水から魚の種類を特定する

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    環境ソリューション工学科7号館 地階ロビー ●47山中 裕樹

     川や海から汲んできた水を分析すると、その中には様々な生き物のDNAが含まれています。こうしたDNAは環境DNAと呼ばれ、古くから微生物の研究者がその場所に存在する微生物の種類を明らかにするために用いてきました。しかし、実際には濾過して取得したDNAの中には微生物以外の、例えばカエルや魚や、果てはクジラやカワウソなど、水に関わって暮らしている他の生物のDNAも含まれていることが明らかになってきました。この環境DNA分析を環境保全や資源解析に利用しようとする研究が近年急速に進展しています。 私たちの研究室では実用化が始まったばかりのこの環境DNA分析技術のさらなる発展を目指して基礎研究に取り組んでいます。水からDNAを効率よく集めるにはどうしたらいいか、そして、そこに生息している生物を高い感度で検出するにはどうしたらいいか、これらの課題に果敢に取り組んでいます。環境DNA分析技術が成熟して一般的に利用できるようになれば、これまでの生き物の調査が一変します。短時間で、広範囲にわたって生物の生息場所を明らかにできるのです。最先端の研究にぜひ触れに来てください。

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    環境ソリューション工学科7号館 地階ロビー ●45市川 陽一

    瀬田丘陵の大気質を調べる 私たちの研究室では、瀬田のキャンパスや隣接する龍谷の森で大気環境の観測を行っています。また、大気浄化や環境アセスメント、越境汚染の評価に役立てるために、大気汚染物質の輸送や拡散をパソコンで計算しています。 瀬田のキャンパス周辺は丘陵地帯にあり、あまり人間活動の影響を受けていないと思われます。しかし、大気汚染物質は、近隣の大都市や東アジアの国々からも輸送されます。例えば、黄砂が飛んでくるときは瀬田のキャンパスでも微小粒子状物質 PM2.5 の量は増えます。龍谷の森内では樹木の浄化と遮風作用と思われるオゾンや二酸化窒素の濃度減衰が観測されました。

    研究室の取り組み

    Researcher:

    Title:

    place:10/29(Sat)

    10/30(Sun)Date:

    環境ソリューション工学科

     湖や川は人の暮らしと密接に関わるため、生物の営みを身近に感じられる場であり、同時に甚大な改変が行われた場でもあります。本研究室では、そんな淡水域の生態系が、環境変動に対しどのように応答するかに興味を寄せています。

     研究室公開では、琵琶湖水系で採集してきた魚たちを生体展示します。なんと、

    ●生きた魚にさわることができます!●生きた魚を捕まえることができます!●揚げた魚を食べ比べできます!(生態系サービスの実感)

    ので、魚好きの皆さんはお見逃しなく。

    魚を食べて「生態系サービス」を語ろう

    7号館 地階南側出口 ●46丸山 敦

    琵琶湖産トウヨシノボリ

    マラウイ湖産シクリッド

    ● 環境工学と生態学を融合させ、人と自然の共生を追究工学系教員と生態学系教員の比率は 1:1。両方のセンスを併せ持ち、自然科学の観点で環境問題を解決できる人材の育成を目指します。

    ● 4年間を通じ、実験・実習等のフィールドワークを重視キャンパス敷地内にある里山「龍谷の森」や琵琶湖に隣接する地の利を活かし、フィールドワークを積極的に実践しています。

    ● 博物館の学芸員、および中高の教員免許(理科)が取得可能博物館の管理・運営・調査を行う博物館学芸員の資格が取得可能。また教職課程で、中学・高校の理科教諭の一種免許状の取得が可能です。

    ● 最新の研究設備を整え、実践的な学びを実現研究機器を定期的に更新。常に最新機器をそろえている企業等と同様の環境を整え、実社会の現場での対応力を高めています。

    理学と工学、両方のセンスと知識、技術を養います。工学的知識・技術と生態学的知識の両方を学ぶことで、環境問題に積極的に取り組み、解決しうる人材を育成します。

    環境ソリューション工学科Department of Environmental Solution Technology

    学びのポイント

    37

  • Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    環境ソリューション工学科7号館 地階ロビー ●48遊磨 正秀

     近年、森林、水域など多くの地域で、その環境の悪化が懸念されています。その大きな要因として、外来種の移入や、地球温暖化も当てはまります。例えば、オオクチバスならびにブルーギルは、在来魚を食害し、琵琶湖の生態系および漁業に大きな影響を及ぼしています。また、昔ではよく見られた生物が、最近では見られなくなったと感じる方もおられるのではないでしょうか?私たちの研究室では、そういった問題の要因を探ったり、またこれから生物の保全を行ったりする上で、どういったことが重要になっていくかを、多くの生物で幅広く研究しています。研究室公開では、学生がそれぞれの調査地で捕まえた生物の展示や、研究の公開を行っています。もしかしたらみなさんの身近にいる生物についての新たな発見が見つかるかもしれませんので、是非ご覧になってください!

    龍谷大学 生き物ふれあい紀行 2016

    Researcher:

    Title:

    place: Date:10/29(Sat)

    10/30(Sun)

    環境ソリューション工学科7号館 地階環境実習室1 ●49理工学部博物館学芸員課程(担当:横田 岳人)

    身近な自然を訪ねて ~里山の生�