10
ɹΧλϩάʹࡌهͷɺͷվͳͲͷΊ༧ͳมߋΔͱΓ·ɻ ɹͷ৭ҹΕͷͰͷͰɺͷͷ৭ௐͱҟͳΔ߹Γ·ɻ ɹຊΛ༌ग़ΕΔ߹ʹɺ֎ҝସٴͼ֎қ๏ͷنͳΒͼʹถͷ༌ग़ཧنଇͳͲ֎ͷ༌ग़࿈๏نΛͷɺඞཁͳखଓΛऔΓɻ ͳɺෆͳ߹ɺฐ୲Ӧʹۀ߹Θɻ ˔ ˔ ˔ αʔϏεϓϥοτϑΥʔϜۀຊ෦ɹ https://www.hitachi.co.jp/soft/ask/ https://www.hitachi.co.jp/cosminexus/ 2019.5 CA-974V ʹΔɾ߹ΘԼه 0120-55-0504 ˙ɹΠϯλʔωοτͰͷ߹Θ ˙ɹͰͷ߹Θ ηϯλʔ ˙ɹใαΠτ डɿ9ɿ00ʙ12ɿ00ɺ13ɿ00ʙ17ɿ00 ʢɾɾɾฐٳΛআʣ ΫϥυαʔϏεϓϥοτϑΥ ʔ Ϝ ɾuCosminexus Service PlatformɺuCosminexus Service ArchitectɺuCosminexus Application ServerɺuCosminexus Developerɺ ࡁܦۀল2003Β3 ʮϏδωεάϦουίϯϐϡʔςΟϯάϓϩδΣΫτʯͷज़։ͷՌΛΈ·ɻ ɾAmazon Web ServicesΑͼAWSɺถͷଞͷॾʹࠃΔɺAmazon.com, Inc.·ͷ࿈ձͷඪͰɻ ɾDocuWorksɺθϩοΫεגձͷඪ·ඪͰɻ ɾ IBMɺDataStageɺLotusΑͼQualityStageɺքͷଟͷͰΕInternational Business Machines CorporationͷඪͰɻ ɾMicrosoftɺExcelɺPowerPointΑͼVisioɺถMicrosoft CorporationͷถΑͼͷଞͷʹࠃΔඪ·ඪͰɻ ɾOracleͱJavaɺOracle Corporationٴͼͷձɺ࿈ձͷถٴࠃͼͷଞͷʹࠃΔඪͰɻ ɾSVFɺΠϯάΞʔΫst גձͷඪͰɻ ɾUNIXɺThe Open GroupͷถͳΒͼʹଞͷʹࠃΔඪͰɻ ɾҰଠɺ גձδϟετγεςϜͷඪͰɻ ɾͷଞࡌهͷձɺͳͲɺΕΕͷձͷඪඪͰɻ uCosminexus Application ServerͰɺJava SE/EEಋೖݩͰΔOracleͱͷఏ ʹܞͱදهΛ·ɻ © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved.

クラウドサービスプラットフォーム - Hitachi · 2019-05-30 · カタログに記載の仕様は、製品の改良などのため予告なく変更することがあります。

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 カタログに記載の仕様は、製品の改良などのため予告なく変更することがあります。 製品の色は印刷されたものですので、実際の製品の色調と異なる場合があります。 本製品を輸出される場合には、外国為替及び外国貿易法の規制ならびに米国の輸出管理規則など外国の輸出関連法規をご確認のうえ、必要な手続きをお取りください。 なお、ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。

サービスプラットフォーム事業本部 

https://www.hitachi.co.jp/soft/ask/

https://www.hitachi.co.jp/cosminexus/

2019.5CA-974V

製品に関する詳細・お問い合わせは下記へ

0120-55-0504

■ インターネットでのお問い合わせ

■ 電話でのお問い合わせは HCAセンターへ

■ 製品情報サイト

受付時間:9:00~12:00、13:00~17:00 (土・日・祝日・弊社休日を除く)

クラウドサービスプラットフォーム

・uCosminexus Service Platform、uCosminexus Service Architect、uCosminexus Application Server、uCosminexus Developerは、経済産業省が2003年度から3年間実施した 「ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト」の技術開発の成果を含みます。

・Amazon Web ServicesおよびAWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。・DocuWorksは、富士ゼロックス株式会社の登録商標または商標です。・IBM、DataStage、LotusおよびQualityStageは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。・Microsoft、Excel、PowerPointおよびVisioは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。・OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。・SVFは、ウイングアーク1s t 株式会社の登録商標です。・UNIXは、The Open Groupの米国ならびに他の国における登録商標です。・一太郎は、株式会社ジャストシステムの登録商標です。・その他記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

uCosminexus Application Serverでは、Java SE/EE導入元であるOracle社との提携にもとづいた表記をしています。

©Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved.

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個別システム

・サーバごとに個別のシステム・システム間の連携も個別

サーバ共通化

・仮想化基盤を導入してサーバを集約し、 コストを削減

・システムの構築や連携は個別のまま

ミドルウェア共通化

・サービスの開発・実行に必要なミドルウェアは、共通化してパターン化・システムやデータの連携に必要なミドルウェアも共通化して、 システム連携基盤を導入

システム連携基盤

メインフレームシステム

個別システム

リアルタイムのデータ連携でよりスピーディーなサービスを提供

環境の自動構築でサービスをすばやく開発

システム連携基盤

動構築でばやく開発

1 2

スピーディーなサービスをすばやく提供するITプラットフォームで、ビジネスをリードする。スマートフォンが普及し、自動車や家電などさまざまな機器がインターネットにつながる時代。Web上のサービスは急速に多様化し、ビジネスにとって極めて重要なものとなってきました。これからは、利便性の高いスピーディーなサービスを、お客さまにすばやく提供することが、企業の成長を支える鍵となります。

サービスの開発、提供、評価、改善。お客さまの真のニーズをつかむには、このサイクルを何度も繰り返すことが大切であり、サービスのすばやい開発が欠かせません。そこで有効なのが、開発・実行に必要なミドルウェアを共通化し、パターン化すること。Cosminexusなら、開発環境や実行環境の構築も自動化できるので、サービスをすばやく開発できます。

さらにお客さまの満足を高めるには、サービスのスピードも重要です。お客さま自身や機器が発信する情報と、従来システムに蓄積された情報を、すみやかに連携させる必要があります。そこで有効なのが、連携に必要なミドルウェアを共通化し、システム連携基盤を導入すること。Cosminexusなら、リアルタイムにデータ連携できるので、よりスピーディーなサービスを提供できます。

コスト削減や業務効率の向上を目的としたITから、サービスの提供を支援するITへ。Cosminexusは、クラウドでもオンプレミスでも変わることなく、スピーディーなサービスをすばやく提供できるITプラットフォームの実現を支援します。

アプリケーションミドルウェアOS

アプリケーションミドルウェアOS

アプリケーションミドルウェアOS

アプリケーション共通化した実行用ミドル

uCosminexus Service Platform

Hitachi Streaming Data Platform

DataStage®

Hitachi Navigation Platform

uCosminexus Service Platform - WorkCoordinator

uCosminexus Application Server

uCosminexus OpenTP1

uCosminexus Grid Processing Server

HiRDB

Hitachi Elastic Application Data Store

Hitachi Report for SVF

EUR

uCosminexus DocumentBroker

uCosminexus Enterprise Search

COBOL2002

uCosminexus Batch Job Execution Server

Hitachi Code Converter

システム検証支援サービス

HAモニタ

サービス統合基盤

CEP基盤

ETL基盤

作業手順ナビゲーション

ワークフロー基盤

アプリケーションサーバ

分散トランザクション基盤

分散バッチ基盤

データベース

インメモリデータグリッド

帳票基盤

文書管理基盤

検索基盤

COBOL

バッチジョブ実行基盤

文字コード変換基盤

システム検証支援基盤

HAクラスタ基盤システム検証・運用支援

システム実行

システム連携

■Cosminexus 製品ラインアップ

機 能分 類 名 称 ページ

仮想化基盤

仮想化基盤

クラウド

お客さま向けサービス

従来システム

18

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

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15

16

17

コズミネクサス

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適用後適用前

適用シーン例 適用シーン例

情報システムの安定稼働 位置情報を活用したサービス

uCosminexus Service Platform Hitachi Streaming Data PlatformCEP基盤サービス統合基盤

ESB

ビジネスプロセス(BPEL)

生産指示

事業所A事業所A 事業所B 事業所B

事業所B

事業所A受注管理

生産管理

在庫管理

出荷管理

生産管理

受注管理

出荷管理

在庫管理

生産管理

在庫管理

出荷管理 出

複数システムの作業ステップ連携

受注登録

出荷指示

製造

入庫

製造

入庫

営業

生産管理

在庫管理

生産指示生産指示書

営業

受注登録

入庫

製造

入庫

製造

出荷指示

製造

注文ごとに送付先が違うので間違えやすい

注文品を担当する製造部署へ送付

どこまで進んでいるか分からない

注文

実世界情報

ログ情報(ファイル)

通信データ(HTTPパケット)

集計・分析結果活用

ダッシュボード

ファイル

集計・分析シナリオ

情報システム

サーバ

ログ情報

ディスク装置

ネットワーク装置

集計・分析結果活用

Hitachi Streaming Data Platform

統計値分析傾向分析

稼働状況モニタリング

事前予防モニタリング

システム全体の稼働状況分析

リソース不足の予兆診断

ログ情報通信データ稼働統計情報

時系列データ

位置情報 集計・分析結果活用

交通流分析軌跡・動線分析

交通管制サービス

位置情報活用サービス

交通状況モニタリング

レコメンド機能

車両の位置情報人の位置情報入退出情報

車両

携帯端末

改札機

時系列データ

時系列データ

入力アダプタ

出力アダプタ

Hitachi Streaming Data Platform

Hitachi Streaming Data Platform

SOAを実現する基盤となる製品です。サービス連携を実現するESBと、サービスを統合するビジネスプロセス実行機能(オーケストレーション)を提供します。

例えば、製造業では受注から生産指示、製造、入庫といった業務の流れが存在します。サービス統合基盤を使うと、「受注登録」や「生産指示」などそれぞれの業務に対応する情報システムをESBで連携させ、業務の流れに沿って自動的に制御することが可能。業務効率向上や間違い防止などの効果が期待できます。

従来は営業担当者が受注管理システムで案件を登録し、出力される生産指示を担当事業所に送付、各事業所で製造・入庫して、営業担当者が出荷指示をする、というように複数の部署で複数のシステムを使って処理をしていました。各システムは運用されていても、それぞれが連携しておらず、処理がどこまで進んでいるのか分からない、案件の振り分け先を間違えやすいなどの問題がありました。

サービス統合基盤を使って各システムをESBで連携させ、業務の流れを定義したビジネスプロセスを自動実行することにより、データに応じて処理を自動で振り分けたり、進捗状況を確認したりできるなど、業務の質と速度が向上します。

データに応じて自動で振り分け

業務の進捗状況を確認可能

SOA:Service Oriented Architecture  ESB:Enterprise Service BusCEP:Complex Event Processing

SQL:Structured Query Language  CQL:Continuous Query Language

サービス統合基盤のポイント●ビジネスプロセスの自動実行による効率向上、業務の処理漏れや間違いの防止。●リクエストの実行履歴を利用して、業務の進捗状況や統計情報の確認が可能。

社会インフラの変化により、IT機器、車両、携帯端末、家電製品など、身の回りにあるさまざまなものから大量のデータが情報システムに絶え間なく流れ込んでいます。Hitachi Streaming Data Platformはこうしたビッグデータを瞬時に分析し、現場の状況把握や迅速かつ正確な意思決定を支援。ビジネスに新たな価値をもたらします。

情報システムから逐次出力されるデータを分析し、リアルタイムな稼働状況モニタリングや障害発生の事前予防モニタリングを実現。情報システムを監視し、安定した稼働を支援します。

車両や人の位置情報を分析し、交通状況のモニタリングや軌跡・動線に応じたレコメンドサービスを実現。位置情報から、新しい、価値ある情報を生み出して提供します。

ビッグデータのリアルタイムな時系列データ分析機能を提供します。

●ビッグデータの時系列データ分析を高速に実現逐次発生するデータをデータベースに格納してから分析するのではなく、データが発生した時点で、あらかじめ登録した集計・分析シナリオに従って、対象データを抽出し処理します。この一連のデータ処理をメモリー上で高速に実行します。

●CQLによって集計・分析シナリオを簡単に記述集計・分析シナリオは、データベース言語の国際標準規格であるSQLを拡張したCQLで記述します。CQLは汎用的な言語であり、イベント抽出、傾向分析、相関分析など、さまざまな業務に対応するシナリオを記述できます。また、ユーザ-独自の集計・分析プログラムを組み込むこともできます。

●アダプタの提供で開発期間を短縮ログ情報や通信データなど、実世界情報のモニタリングを実現するアダプタを提供します。簡単な定義だけで、入出力データの編集、集計・分析結果のダッシュボード表示やファイル格納を実現します。

充実した開発環境サービス統合基盤による統合は、ビジネスプロセス定義、サービスアダプタ定義、データ変換定義という一連の流れで開発します。ビジネスプロセスのデバッグ機能や呼び出し先サービスのエミュレート機能を提供するので、開発中のテストも容易です。

●GUIによるビジネスプロセス定義画面上にアイコンを貼り付け、矢印で結んでビジネスプロセスを定義します。すべてGUI操作なので、BPEL言語仕様の知識は必要ありません。上流設計ツール*で作成したBPEL 1.1および2.0定義を開発環境に取り込む機能もサポートします。

●効率的なサービスアダプタ定義ビジネスプロセスから呼び出される各サービスとの接続を定義します。サービスのインタフェースとしてWSDLが提供されていれば、それを取り込み、名前付けなどの必要な設定を自動で行います。また、WSDLが提供されていない既存サービスの場合も、画面から接続先などの情報を入力して定義できるため、専門的な知識は必要ありません。

●容易なデータ変換定義サービス間で受け渡すデータのフォーマット変換は、変換前後のデータ構造を定義し、データ要素ごとに線で結んでマッピングを定義するだけの簡単なGUI操作で定義できます。GUIによる定義のほか、COBOL登録集原文ファイルによるデータ構造定義の自動生成や、Excelで作成した定義ファイルとマッピング定義との相互変換など、大量のデータ項目を定義するためのデータ変換定義の一括生成機能も提供しています。変換時に値を加工する変換処理部品は、標準提供のものに加え、ユーザーが独自に定義した部品も使用できます。

柔軟なシステム構築が可能業務に必要な機能を再利用可能な「サービス」として作成し、サービスの組み合わせでシステムを構築します。個々のサービスは独立しており、入れ替えても他に影響を与えないため、柔軟なシステム構築が可能です。

●複数のサービスを自動呼び出しサービス連携を実現するESBと、BPEL 2.0準拠のビジネスプロセス実行機能(オーケストレーション)を装備。複数のサービスを業務の流れに沿って連携させることができます。

●各種アダプタを提供FTPアダプタ、Message Queueアダプタ、ファイルアダプタ、HTTPアダプタ、コマンドアダプタなど、さまざまなサービスを連携させるためのアダプタを、豊富に提供しています。アダプタは製品に同こんして提供します。

運用が容易●実行履歴データの活用レスポンスタイム、ユーザー電文などを履歴として取得可能。サーバ障害でエラーが発生した場合、履歴を利用してエラーになったプロセスをその時点から再開できます。利用者がリクエストを再投入する必要はありません。

●開発・デバッグ環境の一括構築開発・デバッグ環境は、機能ごとに環境構築をする必要はなく、ダイアログ上でセットアップボタンをクリックするだけで一括構築できます。

●本番環境への一括移行アダプタやビジネスプロセスを、開発・デバッグ環境から本番環境へ一括して移行できます。

GUI:Graphical User Interface*itp-commerce社のProcess Modeler for Microsoft Visio®をサポート。

FTP:File Transfer Protocol HTTP:Hyper Text Transfer Protocol

BPEL:Business Process Execution Language

WSDL:Web Services Description Language

システム連携

日本特許第5337447号、日本特許第5465413号、米国特許第8,032,554号、米国特許第8,402,015号、米国特許第8,788,481号(特許に関する表記は、2019年5月現在のものです) [ CEP基盤に関する主要特許 ]

ストリーム処理エンジン

3 4

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適用シーン例

DataStageETL基盤

適用シーン例

作業手順ナビゲーション Hitachi Navigation Platform

顧客情報管理 輸出承認手続きワークフロー

審査シート作成支援

輸出管理地域検索サービス

適用前 適用後 適用前 適用後

輸出管理地域検索サービス

輸出管理業務作業手順

作業の多様化・複雑化「何をどの手順で」行うか分からない

新人や初級者でもベテランの対応が求められる

何を使えばいいか分からない

乱立するシステム

作業手順を「見える化」して

統合

人材の流動化

GUIによる画面開発でシステムの早期立ち上げ

手順を提示、使用するシステムを画面に統合

①特別管理地域確認

②顧客・用途確認

③顧客審査

④取引審査

⑤輸出承認手続

氏名 住所

斉藤△男

斉藤△男

斉藤△男

  ▲市×町 4丁目11番地402

●県▲市×町 4 -11○○ビル A 402

●県▲市×町 4-11○○ビルA棟

氏 名 県

斉藤 △男

斉藤 △男

斉藤 △男

●県

●県

●県

▲市

▲市

▲市

×町

×町

×町

建物名

○○ビル

○○ビル

建物番号 部屋番号

A

A

402

402

数値1

4

4

4

数値2

11

11

11

標準化

顧客データ 標準化データエリア標準化

Link1 Link2 Link3

アドレス標準化

データフロー図がそのままプログラムに!マウス操作の処理作成によりミスを回避。

アイコンとリンク線の表示より、データの流れを視覚的に把握。保守性・拡張性が大幅アップ!

既存システム DWHシステム

帳票・レポート

検索・分析

Step1 手順ごとのエラーの回数 Step2 手順Aの作業ごとのエラーの回数

手順A

手順B

手順C

手順D

エラーが多い作業を特定

ドリルダウンによりエラーが多い手順の詳細を確認

メインフレーム

ERPシステム

各種RDBなど

目的別DB

目的別DB

目的別DB

目的別DB

統合DB統合DB

プログラム プログラム

プログラム

プログラム

プログラム

プログラム

プログラム

プログラム

既存システム DWHシステム

帳票・レポート

検索・分析

メインフレーム

ERPシステム

各種RDBなど

目的別DB

目的別DB

目的別DB

目的別DB

DataStage

特別管理地域確認

顧客・用途確認

顧客審査

取引審査

輸出承認手続

手順の全体像をフローチャートで表示

具体的な作業内容をガイダンスで表示

企業内に散在する膨大かつ多種多様なデータを統合し、企業の確かな情報活用をサポートするETLツールです。複数の対象データを抽出し、データのクレンジングや加工・統合処理を行って、データベースにロードします。 ETL:Extract/Transform/Load

作業手順を見える化し、「どこから、どの順番で、何をすればいいか」をナビゲートします。

企業内の情報を活用してDWH(データウェアハウス)システムを構築し、効果的な顧客分析や商品分析を行う際に、DWHシステムのデータを作成する処理をETL基盤DataStageを使って開発します。

大まかな手順の流れを示すフローチャートと、細かい操作を示すガイダンスを同時に表示できるので、手順に迷うことなく作業を進められます。また、GUIを使用した画面作成により、システムを早期に立ち上げることができます。

作業手順ナビゲーションのポイント●業務に必要な情報やシステムを利用するための適切な作業手順を可視化。●既存のドキュメントや業務システムとの柔軟な連携を実現。●GUIを使用した画面作成により、システムの早期立ち上げを実現。

例えば、輸出管理などの条件に応じて作業の実行順序が異なったり、さらには手順書を見ながら進めないと分からないような複雑な作業手順を可視化することができます。業務で使用するシステムも画面上から呼び出せるので、作業効率も向上します。

また、今まで属人化されていた作業手順をシステムに反映することで、作業ミスなども防止でき、作業を平準化し、品質を向上できます。

システムの早期展開を実現●マニュアル不要のシステムユーザーが使用する画面はフローチャートとガイダンスで構成されます。業務の全体像をフローチャートの形で眺められ、一つひとつの作業に必要な情報はすべてガイダンス領域に表示できるので、システム使用時にマニュアルやヘルプを参照する必要がありません。現在の作業に関する情報だけをガイダンス領域に表示できるので、操作に迷うこともありません。

知識・ノウハウとシステムの融合で業務を継続的に改善●個人に蓄積した知識・ノウハウのシステム化個人の知識・ノウハウを業務手順として整理し、システムに取り込めます。例えば、お客さまからの問い合わせに対し、どのような提案をすれば商品を購入していただけるか、どのような応対をすれば満足していただけるかといった個人のノウハウを、お客さまの反応とそれに対する応対の流れとして整理し、蓄積することができます。

●作業実績の分析による継続的な改善ユーザーの作業実績をWebブラウザから確認できます。どの作業でエラーが発生しやすいかなど、問題点を容易に把握でき、継続的な改善が可能になります。

●GUIでのビジュアルな開発画面データ抽出・変換・集計などのETL処理を、ドラッグ&ドロップとパラメータ設定の簡単なGUI操作でジョブ開発できます。データの流れがひと目で分かるため、ジョブの理解が容易で、作業効率も向上。データ高速処理、変換関数、ジョブ実行モニタリングなどの豊富な機能により、柔軟で高品質な開発を可能にします。

●各種データベース/文字コードに幅広く対応各種データベースに幅広く対応するほか、メインフレーム系、オープン系の各種文字コードの変換をサポート。各種システムのデータ連携・統合が可能です。

作業プロセスの迅速なシステム化を実現●GUIを使った画面作成画面はWebブラウザ上のGUIを使って作成します。フローチャートやガイダンスの文章の作成にプログラミングは必要ありません。

●さまざまなシステムと柔軟に連携画面に出力するメッセージやユーザーが入力した項目を他の業務システムやデータベースと連携できます。

●開発物を一元管理ジョブ、テーブル定義、ルーチン定義などの開発物をサーバ側のリポジトリで一元管理し、バージョン管理、レポート出力、処理変更影響調査などに活用。複数人による大規模な開発や、システムの拡張・保守を効率化します。

●オプション製品 QualityStage®による名寄せ世帯名寄せや企業名寄せなどを行う際、データの揺らぎから発生するさまざまな問題が、名寄せの精度に影響します。QualityStageは、住所データや名前データの表記の揺らぎを解消し、顧客データの品質を上げるための4つの機能を提供します。 

QualityStageによる名寄せも、DataStageの開発画面で、効率よく開発できます。

データ傾向分析 標準化 データの関連付け 最適データの選択

迅速なシステム開発1 開発コストの削減2 拡張性の高いシステム3

DataStageが提供する3つのメリット

システム連携

●部品とパラメータ設定による開発●データ統合の処理開発期間を短縮

●再利用性の向上により開発コストを削減●高度な技術は不要で、人員確保が容易

●処理内容変更時の影響を的確に把握●システムの引き継ぎや拡張が容易●処理並列数変更でスケーラブルな性能

DWHシステムの目的別データベースは分析観点に応じて個別に作成されることが多く、そのプログラムも個別システムに特化したものとなり、拡張性が低くなりがちです。データ作成における共通基盤としてDataStageを使用すれば、拡張性の高いDWHシステムを作ることができます。ノンプログラミングの視覚

的な開発環境と豊富なデータ加工処理機能で、生産性の高い開発が可能です。また、目まぐるしい経営環境の変化の中で迅速な意思決定を行うためには、目的別データベースも変化していくことが求められます。処理拡張や修正に迅速に対応できるETL基盤DataStageが、確かな情報活用をサポートします。

5 6

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ワークフロー基盤 uCosminexus Service Platform - WorkCoordinator アプリケーションサーバ uCosminexus Application Server

物理サーバ

物理サーバ

物理サーバ

業務アプリケーションごとに仮想サーバを一括で起動・停止・更新

業務アプリケーション単位に仮想サーバをワンタッチでスケールアウト

マスタイメージ

販売管理生産管理在庫管理

定時起動/停止

月次メンテナンス

OS

ミドルウェア

販売管理

生産管理在庫管理

アプリケーション

定義情報

共通のマスタイメージに、仮想サーバごとの個別設定追加して自動反映

案件運用操作画面

ダッシュボードの例ビジネスプロセス開発画面

システム連携 システム実行

ビジネスプロセス

高信頼な実行環境●障害に強いデータ管理ビジネスプロセスを実行したときの進捗状況は、ワーク管理データベースに保存されます。障害時にワーク管理データベースと業務データベースの内容に不整合が起きないよう、同期を取って両方のデータベースを更新することができます。

uCosminexus Service Platform - WorkCoordinator

日立の実績ある技術をベースにした、高信頼のBPM製品です。業務プロセスの継続的な改善を支援します。

BPM(ビジネスプロセスマネジメント)とはBPMとは、業務をビジネスプロセスとして可視化し、継続的に改善していくという考え方です。uCosminexus Service Platform - WorkCoordinatorは、このBPMを通じて業務効率化と生産性向上を支援します。

システム変更に柔軟に対応uCosminexus Service Platform - WorkCoordinatorやBRMS製品を使用することで、ビジネスプロセスやビジネスルール、業務アプリケーションをそれぞれ分離することができ、ビジネスの変化に合わせて効率的にシステムの変更を行うことができます。

●豊富なビジネスプロセス変更機能

業務手順の改善や法令・規則の変更などにより、ビジネスプロセスの変更が必要となることがあります。uCosminexus Service Platform -  WorkCoordinatorは豊富なビジネスプロセスの変更機能を持ち、変更前・変更後のビジネスプロセスの並行運用や、運用中のビジネスプロセスの変更・即時反映など、要件に応じた柔軟な運用が可能です。

●多様なフレームワークや製品を用いた、効率的な開発が可能Springをはじめとする各種フレームワークやBRMS製品、Web Performerなどを使用し、uCosminexus Service Platform - WorkCoordinatorと連携する業務アプリケーションを効率的に開発することができます。

BPMN 2.0によるビジネスプロセスの設計ビジネスプロセスの表記に関する標準仕様である「BPMN 2.0」に対応。業務の可視化および分析、システム化をスムーズに行うことができます。ビジネスプロセスは、グラフィカルなGUIツールによって簡単に作成できます。

業務状況をリアルタイムに把握●Webベースの案件管理ツールで、異常を検知ビジネスプロセス上で実行される案件の管理には、Webベースのツールを提供しています。案件の状態をリアルタイムに把握でき、異常も検知できます。

●業務状況をグラフィカルに表示

進捗状況を管理するワーク管理データベースは、そのテーブル構造やデータ型を公開しています。OSSや市販のBIツールを使用することで、業務データと合わせてグラフィカルに表示し、業務状況の把握・分析を行うことができます。

Webアプリケーションの実行環境と、開発からサーバ運用までを一体的にサポートする統合開発・運用環境を提供します。

●Full GCレスで、集約したサーバのメモリーを最大限活用発生要因となるオブジェクトを、アプリケーションを変更することなく自動的にJavaヒープ外に格納できるので、Javaヒープの消費を抑え、Full GCを抑止します。長時間のFull GCを心配せずに、大容量のメモリーを活用できます。

●Java VMの機能強化日本語環境での文字処理を高速化したJava VMで、高負荷でも安定したサービス提供が可能です。また、本番環境でもきめ細かなメモリー情報を出力できるため、万一障害が発生しても問題箇所を迅速に特定できます。

●業務ごとのきめ細かな流量制御を実現業務ごと(URL単位)に処理を分ける流量制御によって、リクエストの急激な変動や高負荷にも対応できるシステムを構築。EJBの実行もスケジューラ機能によりきめ細かく制御できます。

●障害解析/性能解析を容易にするトレース機能オンライン性能に影響を与えることなく、リクエストごとにトレースを取得。HTTPサーバからデータベースまで処理シーケンスをひと目で把握できます。性能のボトルネックや障害発生のトリガーとなったリクエストの特定も簡単です。

●業務障害の検知と回復業務処理の実行時間を監視し、想定時間内に終了しない処理をキャンセル可能。問題の処理だけをキャンセルできるため、他の利用者に影響を与えずに業務を続行できます。システム回復に必要な操作はすべて自動で行うことができ、障害からの自律的な回復が可能です。

●メインフレーム資産活用uCosminexus OpenTP1と連携し、既存ユーザーインタフェースをそのまま活用してメインフレームの業務ロジックをRPCで呼び出すことが可能です。

●運用の自動化万一システムに障害が発生した場合にも、独自の運用管理機能により障害情報の収集やサーバの再起動を自動化することで、早急な回復や、収集した障害情報を使った迅速な原因究明が可能です。また、統合システム運用管理「JP1」と組み合わせることで、Java EEサーバの起動/停止やオンラインバッチ実行などの定型業務を自動化でき、稼働状況の一元監視も可能です。

●仮想サーバを業務アプリケーション単位で管理仮想化プラットフォームに集約した多数の業務アプリケーションを効率的に管理。OS・各種ミドルウェアなど、各サーバで共通の内容(マスタ)に、アプリケーションや定義情報などの個別設定を追加して自動的に反映できます。また、複数の仮想サーバ上の業務アプリケーションの一括起動・停止・更新や仮想サーバの増減を簡単な指示で行うことができます。仮想サーバを意識することなく業務アプリケーション単位で一括した構築・運用が可能です。

日本特許第5064134号、日本特許第5564540号、米国特許第7,979,659号、米国特許第8,397,044号、米国特許第8,589,653号(特許に関する表記は、2019年5月現在のものです)[ Full GCレスに関する主要特許 ]

快適・高信頼なプラットフォーム 仮想環境における高効率・高信頼なシステム基盤

●環境構築にかかる時間と手間を低減ウィザード形式のセットアップ機能により、uCosminexus Application Serverやテスト・デバッグ用HiRDBなどのデバッグ環境、さらにEclipse環境の構築も、ウィザードでボタンをクリックしていくだけの簡単な操作で可能。環境構築にかかる時間と手間を低減します。

●シームレスな開発アプリケーションのコーディング、ビルド、デプロイ、デバッグといったアプリケーション開発の一連の流れをEclipse開発環境からシームレスに実行可能。uCosminexus Application Serverの起動・停止だけでなく、設定変更などもEclipseから実行できます。さらに、リモートデプロイやリモートデバッグなど、リモートサーバに対する操作もEclipseから実行可能です。

●開発・テスト・デバッグ作業の効率向上アプリケーションのソースコードを修正した際には、開発者がアプリケーションの入れ替え操作をしなくても自動的にデプロイされるので、アプリケーションのテスト・デバッグを効率よく進めることができます。また、性能解析トレースの取得ポイントを、アプリケーションのソースコードを見ながらGUI上で簡単に定義できます。その際、アプリケーションを変更する必要はありません。

高効率な開発環境

●Java EE 6/Java SE 8に対応アプリケーションの開発生産性を高めるJava EE 6の標準仕様(Servlet 3.0、JSF 2.1、EJB 3.1、JAX-RS 1.1、JAX-WS 2.2など)に対応しています。

標準化に対応

EJB : Enterprise Java Beans

RPC : Remote Procedure Call

データベースシステム

メッセージキュー

uCosminexusOpenTP1アプリケーション

メインフレーム資産

Java VM

Java EEサービス*

運用管理

性能解析トレース機能

uCosminexus Application Server

HTTPサーバ

Firewallインターネット/イントラネット

EJBコンテナ

JSP

Servlet

Webコンテナ

EnterpriseBean

スケジューラ

:uCosminexus Application Serverの独自機能*ネーミング管理、トランザクション管理、セキュリティなどの機能とJNDI、JDBC、JTA、JMSなどのAPI。

Java EE:Java Platform, Enterprise Edition

プロセス定義業務の流れやルールを洗い出し、ビジネスプロセスを設計

業務実行

モニタリング/分析システム変更・改善

業務システムを開発し、ビジネスプロセスに従って業務を実行

ビジネスプロセスの実行履歴をモニタリングし、分析を実施

モニタリング/分析の結果からシステムの改善を検討

BPMN : Business Process Model and Notation

業務アプリケーション

業務データベース

ワーク管理データベース

BI : Business Intelligence

BRMS : Business Rule Management System

BPM

同期更新

見積もり  納品処理   審査

見積もり  納品処理   審査

7 8

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分散トランザクション基盤 uCosminexus OpenTP1 分散バッチ基盤 uCosminexus Grid Processing Server

メモリーDB

メモリーDBオンライン基盤(待機系)

業務UAP

更新要求(SQL)

オンライン基盤(実行系)

データレプリケーションによるデータ保全と高速系切り替えトランザクション

サーバ

メモリーアクセスによる高速データ処理

uCosminexusOpenTP1クライアント

インターネット/イントラネット

Webアプリケーションサーバ*

uCosminexusOpenTP1サーバ

基幹システム(メインフレーム)

システム実行

適用シーン例

適用前 適用後 例えば、業務の拡大により大規模化・複雑化が進むシステムでは、複数ノードにまたがるトランザクションの流れやボトルネックの把握のほか、障害発生時にはトレースやログを収集・解析する必要があります。ただし、運用管理者のノウハウや経験に依存するため、調査にかかる工数が膨大になるという問題がありました。分散トランザクション基盤とシステム検証サービスなら、複数ノードにまたがるトランザクションの経路や各サービスの実行時間の内訳を可視化し、日々の稼働状況確認や障害時の解析作業を効率化できます。また、稼働状況を可視化することで、ボトルネックの箇所を容易に把握できます。

複数システムの稼働状況のリアルタイム監視や、複数ノードにまたがるトランザクションの可視化により、大規模または複雑なシステムでも、障害時の調査や問題の早期把握を容易に行うことができます。

適用シーン例

適用前 適用後

uCosminexus Grid Processing Serverのポイント●長時間を要していた夜間バッチなどの業務処理を、複数サーバで並列処理することで大幅に時間短縮。●クラウドを活用したサーバリソースの拡張により、データ量の変動にも対応可能。●多重度の制御などをGUIから実施することで、開発期間を短縮。

例えば、トランザクション量の変動が大きく、バッチ処理の直前までデータ量が予測できないシステムでは、後続業務やオンライン業務への影響が問題となっていました。

分散バッチ基盤を活用することで、データ量に適したリソースを確保でき、バッチ処理時間を大幅に短縮できます。さらに、クラウドを活用することで、必要なときにだけリソースを確保してコストを抑えるなど、システム要件に応じた組み合わせを提案します。

データ量の変動を見据え、クラウドを活用するバッチ処理基盤を導入することで、リソースの拡張やバッチ処理時間の短縮を実現します。

スマートメーター

30分間隔で1千万件規模の大量データを収集

AWS : Amazon Web Services

オープンシステム上の分散コンピューティング環境で、高信頼のオンライントランザクション処理を実現する製品です。

●高い信頼性2フェーズコミットの同期処理により、分散コンピューティング環境におけるトランザクションの整合性を保証します。また、アプリケーション障害やシステム障害からの自動回復や、障害時の系切り替え処理などによりシステムの可用性向上を図ります。

●安定した処理性能サーバ上で動くプロセス数を絞り込むことで資源を有効活用し、スケジューリング機能により、要求を効率よく負荷分散します。トラフィックに左右されない安定した処理でミッションクリティカルシステムを実現します。

●メインフレームからの移行や連携がスムーズCOBOLによるアプリケーションプログラムの開発が可能です。特に日立のメインフレームシステムとの親和性は高く、資産の移行がスムーズにでき、メインフレームとオープンシステムの連携も可能です。

●アプリケーションサーバとの連携uCosminexus TP1 Connectorを使用することで、JCA(Java Connector Architecture)準拠のアプリケーション開発、トランザクション連携、コネクションプーリング機能の利用などが可能です。また、JavaアプリケーションからuCosminexus OpenTP1のCOBOLアプリケーションと通信するためのJavaBeansを自動生成するTP1/COBOL adapter for Cosminexus Version 2を用意しています。

●インメモリデータ処理による大量高速データ処理uCosminexus TP1/Server Base Extreme Transaction Platformは、大規模オンラインシステムにおけるミリ秒レベルのトランザクション処理を提供します。処理対象となるすべてのデータをサーバのメモリー上に配置して、ディスクI/O時間を大幅に短縮。これにより、大規模オンラインシステムにおいても高スループット、高パフォーマンスを実現します。また、待機系サーバへのデータレプリケーションにより、高い信頼性を確保(データ保全、数秒レベルでの高速系切り替え)。このため、ミッションクリティカルシステムにも適用できます。

*uCosminexus Application Server、ASP.NET

*Apache Hadoop。Apache Software Foundationが開発・公開しているオープンソースの分散処理基盤。

データを分割しバッチジョブを分散・並列処理することでバッチ業務全体の処理時間短縮を図る、分散バッチ基盤です。

●並列化による超高速バッチ処理データ量の増加に伴い、業務時間内に終わらないバッチジョブを、データが分散配置されたサーバ環境で並列処理することで、処理時間を大幅に短縮し、業務時間内にバッチジョブを終了できます。バッチ運用においては、JP1のジョブ管理製品(JP1/Automatic Job Management System 3)により、並列実行するジョブと分割したデータを1つのジョブとデータとして操作・管理ができます。また、複数サーバを用意すれば、サーバ故障時には正常サーバでの縮退運転により業務を継続することができます。

●大量データの分散処理を実現するIoTシステム例えば各家庭に設置されているスマートメーターから定期的にデータを収集するIoTシステムの場合、最新のデータが到着する前に、大量の収集データを処理しておく必要があります。分散バッチ基盤なら、並列処理によって規定時間内にデータ処理を完了できます。さらに、スマートメーターの台数が増えた場合でも、サーバを増設することで柔軟に対応できます。

●Hadoop*ジョブを含めた運用管理の一元化Hadoop上で稼働するジョブの実行、進捗状況の把握や終了時の柔軟な対応が可能なことから、Hadoopジョブも含めて一元的な運用管理が可能です。

●バッチソリューション on クラウド日ごとに処理するデータ量が大きく変動する場合には、分散バッチ基盤とクラウドを組み合わせることにより、データ量に適したリソースを確保することができます。さらに、必要なときにだけリソースを確保し、従量課金でコストを最適化するなど、システム要件に応じてクラウドや運用方法を提案します。

IoT : Internet of Things

お客さまの運用基盤

並列処理

uCosminexus Grid Processing Server

uCosminexus Grid Processing Server

他社システム

実績データの提供

SUBJOBOBOBOBBBBBBBBBBBBBBOBBBBSUBJOBOBOBOBBOBBOBBBBBBBBBBBBB

SUBJOBSUBJOBOBOBOBOBOBBBBBBBBBBBBBBBB

SUBJOBOBOBOBOBOBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBSUBJOB

SUBJOB

SUBJOB

SUBJOB

SUBJOB

SUBJOB

SUBJOB

JOBJOB

全ノードのトレースやログを収集するのに時間がかかる

トレースの解析には経験やノウハウが必要

トレースを解析しなくても稼働状況やボトルネックの箇所が簡単にわかる

トレースファイル ログファイル

OpenTP1システムDBサーバ

他システム

メイン画面

データ量が多くなると、終了期限に終わらないことも…

データ量が多くなっても終了期限までに終わるので安心

バッチ処理時間

終了期限

HitachiCloud

またはAWS

データ

データ

超過

バッチ処理時間

終了期限

OpenTP1システム全体の稼働状況

複数ノードにまたがるRPCやSQLの実行時間の内訳

インターネット/イントラネット

複数ノードにまたがるトランザクションの調査工数大

複数ノードにまたがるトランザクションの流れを可視化

リターンコードや応答時間などの詳細情報

大量データの分散処理を実現するIoTシステムの例

運用管理者

9 10

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適用シーン例

Hitachi Elastic Application Data Storeインメモリデータグリッド

適用前 適用後

相場情報

Aグループ

相場情報

Bグループ

相場情報

Cグループ

I/Oの削減

受信システム

Hitachi Elastic Application Data Store

DBMS

受信システム

配信システム

DBMS

DBMS

DBMS

受信システム

DBMS

ネットワーク

相場情報

Aグループ

相場情報

Bグループ

相場情報

Cグループ

受信システム 受信システム

配信システム

受信システム

ネットワーク

高速化によってサービスの頻度を高める

履歴、サマリ

メモリーメモリーメモリー

メモリー メモリー

AP AP AP AP

メモリー空間

データをメモリーに配置

KVS

多重化データ分散配置

データ物理位置隠ぺい

再配置

メモリー空間

メモリー空間

メモリー空間

Hitachi Elastic Application Data Store

データ2’ データ2データ3

データ4 データ4

データ1

開発容易

レプリケーション

透過的アクセス

移動

高スケーラビリティ

大量データ処理

高信頼

高速データ処理

追加/削除

システム実行

●分散システムの弱点を克服分散合意アルゴリズム(Paxos)を採用し、データの一貫性を確保しています。これにより、分散システムの弱点であるデータ不整合のリスクを回避できます。

●オンライン中サーバ(ノード)復旧オンライン中に縮退したサーバ(ノード)を、システムを停止させずに復旧させることができ、その際、データの整合性を確保します。

ビッグデータにおける高速データ処理を実現●大量データ処理/高速データ処理複数のサーバが持つメモリー空間を単一の巨大なメモリー空間として仮想的に統合するため、1台のサーバに搭載するメモリー量を超えた大量のデータを高速に処理できます。

●透過的なデータアクセスによる高スケーラビリティ確保仮想的なメモリー空間上で透過的なデータアクセスを実現するため、柔軟なスケールアウト・インが可能です。

●容易なアプリケーション開発アプリケーションはデータの物理位置を意識せずにアクセス可能です。KVS*1のシンプルなインタフェースでアプリケーションを容易に開発できます。

高信頼性を確保●データの多重化による高信頼性確保データ書き込み時に当該データの複製を生成(レプリケーション)し、多重化して管理するため、高信頼性を確保。さらに、障害発生時には複製したデータへのアクセスに高速に切り替え、SPOF*2の排除などシステムの無停止化を支援します。データはメモリーだけでなく、SSDやHDDにも格納できます。

Hitachi Elastic Application Data Storeのポイント●データをメモリーで統合管理することによる高速かつ透過的なデータアクセスの実現。●データの分散・再配置による高スケーラビリティの確保。●データの多重化による高信頼性の実現。分散システムにおいてもデータの一貫性を確保。

例えば相場情報など、サービスの実行頻度が高いシステムでは、データベースを中心にシステムを構築すると、ディスクアクセスによるボトルネックなどでサービス頻度向上が難しい場合がありました。本製品を適用すると、大量データの更新を行う受信システムと高頻度のデータ参照を行う配信システムの間に仮想的な統合メモリー(キャッシュ)を使用した高速かつ高信頼なシステムを構築でき、サービスの実行頻度を高められます。また、システム規模拡大やアクセス頻度増加などにも、サーバ追加により容易に対応可能です。さらに、キャッシュを使用することにより各種アプリケーションで常に最新のデータを共有することが容易となり、サービスの拡充にも対応しやすくなります。

複数のサーバのメモリーにデータを分散配置し、並列に処理する「インメモリデータグリッド」を実現する製品です。ビッグデータを高速に処理するデータ処理機能を提供します。

大量データの更新、参照が頻繁に行われるシステムに必要となる高速なデータ処理基盤の構築には、インメモリデータグリッド技術が有効です。インメモリデータグリッド製品のHitachi Elastic Application Data Storeでは、複数のサーバにまたがる仮想的な統合メモリーによってデータ処理を行い、大量のデータを高速に処理するとともに信頼性の高いシステムを構築することができます。

*2 Single Point of Failure。停止するとシステム全体が停止してしまう部位。SSD:Solid State Drive  HDD:Hard Disk Drive

*1 Key Value Store。「キー」と「値」の組み合わせというシンプルなデータモデル。

HiRDBデータベース

転送されたデータは業務データとしても参照可能

投資コストを抑えた災害対策(リアルタイムSQLレプリケーション)

東京本店

福岡支店

名古屋支店大阪支店

営業成績がすぐ見られる

課の売上集計結果がすぐ分かる

遠隔地の各拠点に非同期転送

バッチ処理

24

12

18 6

バックアップ

メンテナンス

オンライン運用

表A

表A’

表Aレプリカ

マスタ

ディスクが異なるため、I/Oの競合がなく、オンラインの性能劣化なし

オンライン業務と並行してメンテナンスやバッチ処理を同時実行

利用者

運用管理者

「止めない」設計思想に基づいて日立が自社開発する純国産RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)です。

ALL現用(Active)サーバで、全面停止ゼロの高可用システムを実現万一、サーバ障害が発生しても、利用者が障害を意識することなく業務を継続できる可用性の高い業務システムを構築できます。そのうえ、待機専用サーバを別途用意する必要がなく、可用性と経済性を両立できます。複数サーバでの「Active-Activeクラスタ構成」により、サーバ障害が発生した場合でも別の実行系サーバに負荷を分散し安定した業務を継続できます。負荷分散のための系切り替え時間はわずか数秒オーダー。さらに、切り替え中でも新規トランザクションを受け付けることができるため、全面停止することなく業務を継続できます。

バッチ時間を気にせず、オンライン業務を利用オンライン業務のパフォーマンスを落とすことなく、バッチ処理や再編成といったメンテナンス、バックアップが実行できます。日立ディスクアレイシステムとの連携により、ストレージ筐体内に複製データベースを作成し、 HiRDB独自の「インナレプリカ機能」で、オリジナルデータベースはオンライン業務に、複製データベースはバッチなどの業務に割り当てることで、オンライン業務のパフォーマンスに影響を与えることなくバッチなどの業務を同時に実行できます。バッチ処理やバックアップに時間がかかる場合でも、オンライン業務のサービス時間に影響を与えません。

●投資コストを抑えた災害対策特別なハードウェアを必要としないHiRDB Datareplicatorを利用したリアルタイムSQLレプリケーションでコストを抑制できます。メインサイトから複数バックアップサイトへデータベースの更新情報を定期的に非同期転送するため、メインサイトのオンライン性能を維持できます。また、通常業務においても転送されたデータは業務データとして参照することができます。

投資コスト、業務要件に応じた災害対策を選択災害の際に大切なデータを守り、迅速に業務を再開できる業務システムを構築できます。投資コストや業務要件に応じて適切な災害対策を選べます。特別なハードウェアを必要としない投資コストを抑えた災害対策と、データ損失が許されない業務には日立ディスクアレイシステムと連携した災害対策を用意しています。

強固なセキュリティで業務システムの信頼性を向上●監査証跡機能「機密データが深夜にダウンロードされている」「ログインする時間が一定でない」といった不審な行為を発見・追跡できます。「いつ・誰が・どの表へアクセスしたか」の情報や実行したSQL文、そのパラメータ値などの詳細も監査ログに記録できます。

●データベース暗号化機能情報を格納した機器が盗難にあったり、バックアップ媒体を紛失した場合でも、AES*に対応した暗号化により、第三者の閲覧を防ぐことができます。個人情報のような厳重な保護が要求されるデータを暗号化し、データベースに格納することができます。また、暗号化はデータベースに格納する際に行うため、アプリケーションを修正することなく導入することができます。

●WORM機能データの参照・追加のみ許可し、管理者を含むすべての利用者に対し更新・削除を列単位に禁止。ログ情報など真正性を保証したいデータを、操作ミスや不正な改ざんから守ります。

上位互換性保証データベースとアプリケーションの上位互換性を保証。バージョンアップ時の修正作業が不要です。

*Advanced Encryption Standard。総務省および経済産業省から発表された電子政府推奨暗号 リストに掲載された推奨暗号化方式

WORM:Write Once Read Many

11 12

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システム実行

適用シーン例

EUR帳票基盤

適用前 適用後

判断が困難 効率が悪い

利便性が悪い帳票利用者

開発部門調達部門

参照

印刷

1 2 3 4

5 6 7 8 9 10

12

19

13 14 15 16 17 18

11

20 21 22 23 24 25

27 28 29 30 311 2 3 4 5 6

7 8 9 10 12

19

13

14 15 1617 18

1120

21 22 2324 25 26 27

28 29 30

26

判断が容易   効率が良い  利便性が高い帳票利用者 開発部門調達部門

帳票

帳票

帳票

参照

印刷

1 2 3 4

5 6 7 8 9 10

12

19

13 14 15 16 17 18

11

20 21 22 23 24 25

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7 8 9 10 12

19

13

14 15 1617 18

1120

21 22 2324 25 26 27

28 29 30

26

帳票

帳票

帳票が文字化けする。必要なときに入手困難

導入コストが膨らむ

開発ノウハウや帳票が

共有できない

開発ノウハウや帳票が共有できる

A社帳票ツールの帳票システム

B社帳票ツールの帳票システム

必要なときに帳票が入手できる

導入コストが抑えられる

帳票システム

新・帳票システム

帳票システム

帳票基盤 EUR

例えば、海外ビジネスの拡大や国内の各拠点に帳票システムを拡張させたい場合、EURであれば、国内用・海外用と製品を分けて導入する必要がなく、開発ノウハウが共有できるほか、統一した操作性のもとで現場ユーザーでも

容易に帳票が作成できます。帳票専用のソフトウェアとして一本化できるので、帳票システム構築時の導入コストや開発コストが抑えられます。

多彩な帳票出力要求に応えることができるように、さまざまな帳票設計機能や帳票出力・管理機能を備えています。部門の帳票出力処理から全社規模で利用する帳票システムまでを早期に立ち上げ、安定稼働を実現します。

業務要件に合わせて帳票システムをすばやく構築できる帳票基盤です。ノンプログラミングでの帳票設計、直感的・視覚的な操作による帳票修正、帳票出力処理のアドオン開発が可能です。基幹システムのオープン化・クラウド化、事業のグローバル化に合わせて、さまざまな規模の帳票システムを構築できます。

EURは、ビジネスのさまざまな場面で活用される帳票に対する多様なニーズにこたえ、帳票の設計から帳票システムの構築・運用までを総合的に支援する帳票基盤です。

●高いデザイン性が要求される帳票設計が可能ビジネスで使用される帳票は取引先や業務内容によって数百~数千種類におよぶ場合があり、短期間にレイアウトや見栄えの点で美しい帳票を設計できなければなりません。EURは、帳票デザインに必要なアイテムを豊富に取り揃えており、マウス操作で簡単に帳票をデザインできます。

●帳票設計はノンプログラミング繰り返し機能を利用すると、1レコード分のデータ、罫線、網掛けでデザインした表など基本レイアウトを帳票に取り込むレコード件数に合わせて自動的に縦横方向へ繰り返し表示できます。修正箇所も特定しやすいため、圧倒的な開発生産性で効率よく帳票が設計できます。

●既存帳票資産を有効活用使い慣れたExcelやWordなどの既存帳票資産を再利用したり、スキャナで読み込んだプレプリント用紙の画像ファイルを下敷きにして、データの位置決めをスピーディーに行うなど、さまざまな機能を備えています。

●基幹システムの帳票出力を強化基幹システムからのデータが監視フォルダに着信すると自動的に帳票を印刷したり、電子帳票(PDF/Excel/独自形式)を出力できます。また、帳票をいったんスプールして、必要なときに帳票を入手したり、高負荷時に安定した帳票出力が実現できるなど多彩な帳票出力要求に柔軟に対応します。

●グローバル化に対応ロケールの切り替えで海外でも利用できる開発環境・実行環境を提供します。出力帳票は多言語対応化しており、プロポーショナルフォントやワードラップ機能により、欧文の帳票を読みやすく表示・印刷することができます。

●多彩な帳票出力要求に応えるサーバ実行環境ネットワーク構成が複雑な大規模システムにおいても多彩な帳票出力要求に柔軟に対応するサーバ実行環境EUR Server Enterpriseを提供します。帳票出力環境をすばやく立ち上げ、ビジネスの海外展開を視野に全社レベルまで帳票システムを拡張する場合にもお勧めです。

Hitachi Report for SVF帳票基盤

帳票設計例

製品開発の専任エンジニアオンサイト

お問い合わせ

お問い合わせ対応情報の提供改良版の提供

サーバ

ストレージ

ネットワーク

ソフトウェア

お客さま サポート窓口

日立ソリューションサポートセンタ

1つの窓口

日立サポート360

帳票の設計から帳票システムの構築・運用までを総合的に支援する帳票基盤です。国内市場をリードするウイングアーク1st株式会社の帳票基盤「SVF®」を、日立のブランド「Hitachi Report for SVF」として提供しており、プログラム自体はウイングアーク1st社のSVFと同じです。ハードウェアからOS、ミドルウェア、ネットワークまでワンストップで守る「日立サポート360」をプラス。安心して帳票業務に集中できます。

●デザイン性の高い帳票設計が可能豊富なデザイン機能により、マウス操作での帳票設計が可能。取引先や業務内容によって帳票が数百~数千種類におよぶ場合でも、デザイン性に優れた帳票を短期間に設計できます。

●選べる開発環境クライアント型と、それを補完し分散開発環境で容易に帳票メンテナンスができるWebブラウザ型の2種類の帳票設計・開発ツールを用意。設計と修正を別部門が行うなど、目的に応じた利用ができます。

●既存帳票資産を有効活用お客さまが使い慣れたExcelやWordなどの既存帳票資産を再利用できます。また、スキャナで読み込んだ画像ファイルを下絵にして、データの位置決めをスピーディーに行う機能も用意しています。

●上位システムからの多様な帳票出力に対応帳票出力用データを上位システムから監視フォルダへ転送する際、ファイル

転送やAPI、コマンドを使用することで、帳票印刷や電子帳票(PDF、Excelなど)出力ができます。また、帳票をいったんスプールして必要時に入手したり、高負荷時に安定した帳票出力を実現したりと、さまざまな出力要求に柔軟に対応します。

●システム要件に合わせた拡張性システムの規模を問わず、センター印刷や拠点印刷、クライアント印刷といった多様な帳票出力に柔軟に対応できる環境を提供。期間や予算に応じた段階的なシステム拡張はもちろん、帳票出力環境をすばやく立ち上げ、全社レベルまで帳票システムを拡張する場合にも適しています。

●グローバル化機能に対応日本語・英語・中国語(簡体字)ユーザーインタフェースを標準提供。また、ニーズが高い1帳票複数言語の正式サポートのほか、多言語対応プリンタ機種の拡充など、システム環境から帳票運用までの帳票プロセスで多言語対応を強化しています。

豊富なロジックで自由度の高い帳票開発が可能帳票フォームに定義したロジックを使い、自由度の高い帳票表現が可能です。印字フィールドにあらかじめ用意された豊富な設計関数や数値編集式を埋め込んだり、キーブレイク(改ページ/合計などの挿入)やグループサプレスといった処理のほか、バーコードや画像の貼り付けもできます。

各種グラフ・チャートを、ウィザードにしたがって容易に作成可能円グラフや折れ線グラフ、ドーナツグラフ、レーダーチャートを、ウィザードにしたがって容易に作成できます。また、易しいGUIにより、複雑なアイテムの位置調整や、テキストの多彩なレイアウトも可能です。

レーダーチャート

折れ線グラフ

取引先コードごとの合計欄

月が替わるたびに小計出力

途中の改ページでは月の再出力

可変行

鑑(ヘッダ)

月ごとのグループサプレス

帳票基盤EURは2017年7月より、ウイングアーク1st社からのOEM製品の形で提供しています。従来と同様に、日立から製品販売とサポートサービスを提供しており、EURをお使いのお客さまは、継続してご使用いただけます。

13 14

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システム実行

文書管理基盤 uCosminexus DocumentBroker

検索基盤 uCosminexus Enterprise Search

uCosminexusEnterprise Search

ファイルサーバ Webサーバ DBサーバ グループウェアサーバ

キーワードで検索Webブラウザ

Lotus Notes/Domino

検索結果表示

RDB RDBHTML

PDF

Excel

PDF

分散している文書・情報を収集

標準アプリケーション パッケージ製品

uCosminexus DocumentBroker プラットフォーム

ユーザーアプリケーション

ユーザーアプリケーション

標準アプリケーション画面 事務規定パッケージ画面

Word

業務形態に適した文書管理を実現するための基盤フレームワークです。

●業務に適した文書管理を実現アクセス権・版管理・文書種別といった業務文書の管理に必要な機能をフォルダツリータイプの標準画面で提供。さらに業務に適した文書管理を実現できるよう、多彩なAPI/部品群も用意しています。ほかにも業務マニュアル・規定集や通知通達向けのパッケージ製品もラインアップしています。

●きめ細かいセキュリティ登録した文書ごと、フォルダごとに詳細なアクセス権を設定可能。ユーザーや組織ごとに「参照のみ」「更新可」などのアクセス権を組み合わせることができます。また、登録した文書はデータベースに保管されるので外部からの不正なアクセスを許しません。

●高いスケーラビリティ年々増加し続ける文書数・ユーザー数にも、サーバ構成の柔軟な拡張で対応できます。導入時は一部の業務・ユーザーで活用、その後、徐々に活用範囲を広げていく、といった計画的な運用拡張が可能です。

社内に散在する情報群から目的の情報をすばやく探し出すための、エンタープライズサーチ(企業内検索)製品です。

●簡単で分かりやすい操作社内に散在する業務文書を本文に含まれるキーワードで簡単に検索できます。検索方法はキーワードを入力して検索ボタンを押すだけ。一般的なインターネットの検索と同じ感覚で操作できます。また、キーワード以外にも文書の更新日付やファイル形式を指定して検索することもできます。

●アクセス権に従った正しい検索文書に設定されたアクセス権を判断して検索結果を表示します。たとえ検索条件に一致していても検索した利用者に文書のアクセス権がなければ検索結果には表示しないので、複数部署間や社内全体などさまざまな権限の利用者がいる環境でも安心して運用できます。

●さまざまな検索先と多様なファイル形式に対応検索先には、ファイルサーバだけではなく、WebサイトやLotus Notes/Dominoデータベースなども指定できます。検索できるファイル形式も、Microsoft® Office(Word/Excel/PowerPoint)、PDF、一太郎、DocuWorksなど、日常よく利用される文書ファイルに幅広く対応。文書の本文を指定したキーワードで検索できます。

COBOL COBOL2002

COBOL2002 Developer ProfessionalCOBOLソース解析

データ影響波及分析

業務改善

影響波及元を関連図として表示 影響波及先を関連図として表示

ダブルクリックで対象ソースプログラムが表示されるので修正箇所の特定が容易

● COBOLソースファイルの一覧● プログラム名、登録集原文、セクションなどの情報● 手続き部の行数、セクション数などの分布情報● デッドコード情報

プログラムの保守に有効な情報を出力

●Webテクノロジーとの連携機能を提供JavaやXMLといったWebテクノロジーとCOBOLプログラムを連携させる機能を標準で提供。WebアプリケーションをCOBOLで開発できます。特にCosminexusアプリケーションサーバと連携させる場合には、COBOLアプリケーションを呼び出すためのアクセス用Beanが自動生成されるため、効率的な開発ができます。

●操作性のよい開発環境COBOL2002規格の言語仕様や自由形式正書法にも対応したCOBOLエディタ、使いやすいテストデバッガ、Webサーバなどの分散環境においても採取が可能なテストカバレージなどの開発ツール群を提供しています。

生産性向上につながる開発保守支援機能を強化●COBOLソース解析プログラムの保守に有効なソース解析情報を出力し、COBOLプログラムの棚卸しに役立てることができます。解析結果を基にプログラムを修正したり、デッドコード候補を基にテストが必要かどうかを判断できます。

●データ影響波及分析COBOLプログラムの修正の影響波及を調査できます。手作業や目視確認によるプログラム修正に比べ、調査の工数を大幅に低減できます。

●単体テスト支援単体テストに必要なダミーファイルやプログラムを自動的に設定します。結果の期待値を用意すれば、テスト結果を自動判定できます。大規模なシステム開発で、単体テストを効率よく実行する場合に有効です。

COBOL第4次国際規格「COBOL2002規格」に対応したCOBOLアプリケーションの開発運用環境製品です。

操作性のよい開発環境

COBOLソース解析

データ影響波及分析

単体テスト支援

プロジェクト管理COBOLエディタビルド機能デバッガカバレージ

設計 プログラミング テスト現状分析業務改善

資産分析 開発支援

運用、保守

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HAモニタHAクラスタ基盤

システム検証支援基盤 システム検証支援サービス

システム検証・運用支援システム実行

システムを監視して、障害が発生した場合でもサービスを継続できるよう、システムを切り替えるクラスタソフトウェア製品です。

●ハードウェアとの連携による迅速な系切り替え万一の障害時には、ハードウェアとの連携によりサーバを強制リセットするので、オペレータの手を煩わせることなく、迅速な系切り替えが可能です。

●複数のプラットフォームに対応日立サーバだけでなく、他社サーバでもご利用いただけます。プラットフォームが違ってもHAモニタの環境設定や操作の方法は同じなため、システム環境に依存しない、統一的な運用が可能です。

●N:1クラスタ対応日立のアプリケーションサーバと組み合わせ、N:1クラスタ構成を可能にします。従来、サーバ障害に備えるためにサーバごとに1台の待機サーバが必要でしたが、N:1クラスタ構成にすることで、複数のサーバに対して1台の汎用待機サーバを用意すればよく、所有コスト、構築・運用コストが大幅に低減できます。障害発生時にも、汎用待機サーバが仕掛かり中のトランザクションを決着することにより、業務を継続できます。

適用シーン例

適用前 適用後

システム開発時に、多くの工数が必要とされるシステムテストや性能検証の効率化を支援するサービスです。

テスト効率向上によるコスト削減●システムテストの自動化テストデータやシナリオの作成、テストの自動実行を実現する基盤を提供します。アプリケーションの修正やハードウェアの更改時にシステム品質に劣化がないことを確認するリグレッションテストの実施や、テストの準備や実行に割いていた膨大な工数を削減できます。

●高負荷環境構築の容易化システムの性能検証の際に、検証対象に高負荷をかける基盤を提供します。高負荷環境の準備に費やす時間やコストを削減でき、本来の目的であるシステムの性能検証に専念できます。

●テスト結果収集・整形作業の自動化新規機能開発時などの打鍵テストの際に、テスト結果のログやデータベースの更新前後の情報などのエビデンスを自動で収集・整形・管理する基盤を提供し、それまでかかっていた膨大な工数を削減できます。

導入コストを抑えたサービスの適用が可能●システム検証支援基盤をサービスとして提供システム検証支援サービスでは、システム検証支援ツールやお客さまの要件に沿ってカスタマイズしたUOCなどのソフトウェアをハードウェアにインストールしたシステム検証支援基盤を貸与します。必要なときに必要な期間だけサービスを利用できるため、システムテストと保守作業の効率化のためだけに資産を増やす必要がなくなります。

●サービス内容のカスタマイズが可能基本的なサービスの流れは下図のようになります。テスト用のマシンの準備やUOCの作成など、本サービスに含まれる作業をお客さまが実施する場合、支援が必要な作業のみを選択することでサービス内容をカスタマイズできます。

テスト実装 テスト実行 結果確認 テスト実装 テスト実行 結果確認

テスト実装

テスト実行

結果確認

テスト実装

テスト実行

結果確認

システムテストは、数週間から数か月かかる テスト実装から結果確認までを効率化することで工数削減

テスト環境構築

テスト実施者教育

テスト項目消化

テスト結果収集・確認

シナリオ作成

データ作成

ツール実装

UOC:User Own Coding(データを編集するプログラム)

要件定義 サービス内容決定

UOC作成

手順書作成

システム検証支援基盤

構築・提供

システム検証実施

お問い合わせ対応

機器回収

お客さま実施サービスによる支援

システム更改では、開発規模にかかわらずリグレッションテストや性能検証を実施することで、開発工程以上にテストに工数がかかってしまうケースが少なくありません。システム検証支援サービスは、テストの効率化を支援する基盤やノウハウを提供することで、システム更改のスピードアップを実現します。

比較結果

テスト工数削減

業務に則したシナリオ・テストデータを作成

打鍵またはテストツールを使用

ログ収集と結果の目視確認、報告書への整形

現行システムのパケットデータを活用してテストデータを自動作成

システム検証支援基盤で簡単実行

結果の自動比較、ログの自動収集と自動整形

・ 人手や時間がかかる・ ヒューマンエラーの発生・ ツール学習コストが高い

・ 作業コストの低減・ テストの自動化・標準化による ヒューマンエラーの防止・ ツール学習コストの低減

現行環境

テスト環境

リクエスト

応答

リクエスト応答

リクエスト応答

システム検証支援基盤

カスタムモジュール

パケットキャプチャ

カスタムモジュールをサービス役務として作成・提供。

応答結果の比較や、リクエストごとの応答時間を結果ファイルに出力。

バッチジョブ実行基盤 uCosminexus Batch Job Execution Server

Hitachi Code Converter文字コード変換基盤

バッチジョブ実行基盤

ジョブ

ジョブステップ1 実行

ジョブステップ2 実行

ジョブステップ3 実行

業務アプリケーション

業務アプリケーション

ソート機能

ジョブ定義ファイル

スプール

オープン環境

初期処理・ジョブ定義解析 ・ファイル割り当て

後処理・ファイル解放

ジョブ起動

実行結果出力

メッセージ出力・応答

JP1/AJS3

JP1/IM

オープン環境で基幹系バッチ業務を実行・運用するための、バッチジョブ実行基盤です。

●オープン環境でのバッチジョブ実行が容易ジョブ定義ファイルにプログラムとファイルを定義するだけで、ジョブステップ制御をはじめ、終了時のファイル後処理や一時ファイルの自動削除、ファイルの世代管理などが可能です。業務アプリケーションはCOBOL2002やJavaなどで記述できます。ジョブの実行や状態確認は、JP1のジョブ管理製品JP1/Automatic Job Management System 3から効率的に行えます。

●ファイルの事前排他で異常終了を防止ジョブで使用するファイルの使用権をジョブ開始前にすべて確保するため、他ジョブとのファイル競合による異常終了を未然に防止できます。

●ジョブの実行結果を一元管理複数ジョブの実行結果をまとめて管理するスプール機能を提供します。ジョブの実行履歴も出力できるので、実行結果を効率よく把握できます。

●使い勝手のよい拡張ソート機能レコードのソートやレコード群のマージのほか、レコードの選択や複数レコードを集計する集約などの機能が、1つのコマンドで実行できます。ソート機能は、SORT Version 9 ‒ Extended Editionで提供します。

●COBOL2002プログラムからの応答付きメッセージ出力COBOL2002プログラムから、JP1の統合管理製品JP1/Integrated Managementに対してメッセージを出力でき、そのメッセージに対してユーザーが応答入力できます。実行結果の確認など人の判断が必要な場合にも、対応が可能です。

●文字コード変換対応プログラムの開発をサポートコード変換を行うための関数を、Javaクラスライブラリとして提供します。

文字コードの相互変換機能を提供します。多様な文字コードが混在している環境においてもスムーズなデータ連携を実現します。

●多様な文字コードへの対応KEISコード、IBMコードおよびJEFコードといったメインフレームの文字コードをはじめ、SJIS、Unicode、EUCなど多様な文字コードへの相互変換ができます。

●ユーザー外字データのマッピングすべての変換種別でユーザー外字のマッピングを実現できます。また、一部のコード体系においては、ベンダー特殊文字・半角・全角のマッピングにも対応しており、ユーザー環境に応じた自在なマッピングが可能です。KEIS:Kanji Processing Extended Information System

JEF:Japanese processing Extended FeatureEUC:Extended UNIX Code

JP1/AJS3:JP1/Automatic Job Management System 3JP1/IM:JP1/Integrated Management - Manager、JP1/Integrated Management 2 - Managerの総称

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