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高速ゲートイメージインテンシファイアユニット
HIGH-SPEED GATED IMAGE INTENSIFIER UNIT
1
特 長Contents特長 …………………………………… 1
構成例 ………………………………… 2
原理 …………………………………… 3
製品選定のポイント ………………… 4
仕様 …………………………………… 7
外形寸法図 …………………………… 8
読出方法 ……………………………… 11
読出デバイスセレクションガイド ………… 11
関連製品 ……………………………… 14
応用例 ………………………………… 17
目 次
高速ゲートイメージインテンシファイアユニット(以下ゲートI.I.ユニット)は、『ゲート動作(シャッタ動作)』により高速現象の極めて短時間の『瞬間像』を捕らえることができます。ゲート動作とは、カメラのシャッタと同じ機能で、ゲートI.I.ユニットはこの動作を電気的に行います。最小3億分の1秒(3ns)のゲートが可能です。ゲート動作をレーザ、他の装置と同期させることにより、計測時間以外の背景光や励起光の除去が可能です。
高速現象の『瞬間像』を捕らえる
ゲートI.I.ユニットは内部に映像増強機能を有しており、目には見えない微弱な光も映像化することができます。また、ゲート時間が短くなると入射光量が少なくなりますので、映像増強が必要となります。測定対象により映像増強度の異なるマイクロチャンネルプレート(MCP)1段タイプと2段タイプを用意しております。
微弱光を観察する
ゲートI.I.ユニットに内蔵されているイメージインテンシファイアの感度波長範囲により、紫外~近赤外までご希望の波長のイメージングが可能です。
紫外域または赤外域を観察する
ゲートI.I.ユニットの特長
応用例
●エンジンの燃焼状態の解析 ●プラズマ発光の時間的変化の観察 ●タービンブレードの観察
●爆発現象の観察 ●高速運動中の気体・液体の観察 ●高速運動中の物体の観察
●蛍光寿命の観察 ●ソノルミネッセンスの観察 ●微弱生物・化学発光イメージング
TII B0113JC
イメージインテンシファイアの分光感度特性●お手持ちのカメラとレンズをそのまま使用可能(次ページ参照)⇒既存のカメラシステムが、高感度・高速シャッタカメラにグレードアップ。⇒他のカメラシステムへも転用(付け替え)が可能。⇒読み出しカメラに応じた各種リレーレンズをラインアップ。(P.10~13参照)
●内蔵できるイメージインテンシファイア (I.I.) のバリエーションが豊富
量子効率
: QE
(%
)
100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 11000.01
0.1
1
10
100
波長 (nm)
Cs-Te
マルチアルカリ
GaAs
GaAsP
赤感度増強型GaAsP
InGaAs
2
構成例
IMAGE INTENSIFIER UNIT
ゲートI.I.ユニット
IMAGE INTENSIFIER UNIT
2: 1 リレーレンズA2098
汎用CCDカメラ(例: 1/2型)
汎用CCDカメラ(例: 1/2型)
リレーレンズアダプタA9017Cマウント対物レンズ
Cマウント対物レンズ
2: 1 リレーレンズA2098
リレーレンズアダプタA9017
撮像例:糸状菌細胞の核分裂観察 (P.18参照)
測定開始直後 測定開始30分後 測定開始120分後
IMAGE INTENSIFIER UNIT
2: 1 リレーレンズA2098
汎用CCDカメラ(例: 1/2型)
汎用CCDカメラ(例: 1/2型)
リレーレンズアダプタA9017
IMAGE INTENSIFIER UNIT
ゲートI.I.ユニット
顕微鏡顕微鏡顕微鏡用アタッチメント
2: 1 リレーレンズA2098
リレーレンズアダプタ A9017
核が分裂していく様子が確認できます。
ゲート時間内のレーザパルス光の動きが確認できます。
2. 汎用CCDカメラとの組み合わせ
3. 顕微鏡との組み合わせ
撮像例:光ファイバを通過するレーザパルス光の観察 (P.17参照)
実験に使用した光ファイバの外観 ゲート時間: 3 ns レーザ波長: 550 nmパルス幅 : 50 ps
撮像例:微小放電現象の観察 (P.20参照)放電現象の時間的変化が観察できます。
ゲートI.I.ユニットC10880-03F
(Fマウント入力タイプ)
1: 1 リレーレンズA4539
1: 1 リレーレンズA4539
高速度カメラ 高速度カメラFマウント対物レンズ
Fマウント対物レンズ
IMAGE INTENSIFIER UNIT
IMAGE INTENSIFIER UNIT
1. 高速度カメラとの組み合わせ(Fマウント入力の場合)
内部構成図
イメージインテンシファイア
ゲート(シャッタ)動作の方法
3
MCP
VMCPVB VS
ゲートONパルス 光 光
VG
パルスジェネレータ
光電面 蛍光面光電子 電子
C
R
0
-200 V 0 V
例 : VB= +30 V VG= -230 V
光
微弱光イメージ 増強されたイメージ
出力面窓:ファイバオプティクプレート入力面窓 電子真空
MCP(電子増倍:1000~10000倍)
蛍光面(電子→光)
光電面(光→電子)
出力電子
入射電子
MCP
高速ゲートイメージインテンシファイアユニット
イメージインテンシファイアと高圧電源・ゲート駆動回路を一体化し、コンパクトな形状を実現しました。撮像デバイスはファイバ窓CCDカメラ、CCDカメラ、高速度カメラ等への接続が可能です。
高速度カメラ対応高速ゲートイメージインテンシファイアユニット
イメージインテンシファイアとインバータ型イメージインテンシファイアの2つを接続した、高輝度出力像が得られるゲートイメージインテンシファイアユニットです。高速度カメラを接続し、高撮像コマ数で読み出すときに使用を推奨します。
イメージインテンシファイアは微弱な画像を数千倍から数百万倍に映像増強可能なイメージデバイスです。イメージインテンシファイアに入射された光学像は光電面で光電子に変換されます。光電子は強い電界に引かれてマイクロチャンネルプレート(MCP)に入射し、MCP内壁に十数回衝突します。衝突の際に壁面から二次電子が放出されます。電子はMCP1段タイプで数倍~数千倍、MCP2段タイプは数十倍~数百万倍に増強され、蛍光面へ衝突し再び光学像になります。
光電面に入射した光は光電子に変換され、電位差により蛍光面まで導かれます。イメージインテンシファイア内部の電極の電位を変化させることによりゲート動作を行います。
光電面で変換された光電子像は電位の高いMCPへと引き寄せられ、増倍された後、出力蛍光面へと導かれ光学像として出力されます。
構造図
ゲート動作
ゲート動作回路図
ゲート動作ON
「光電面-MCP間」の電位を変化させて行います。●「MCP電位より光電面電位が低い」場合 : ゲート動作ON の状態
ゲート動作OFF
光電面で変換された光電子像は電位の低いMCPから反発され、ここで遮断されます。
●「MCP電位より光電面電位が高い」場合 : ゲート動作OFF の状態
TAPPC0129JB TII C0071JB
TII C0051JD
TII C0047JA
TII C0048JB
イメージインテンシファイア用高圧電源・制御回路
ゲート制御回路・駆動回路
入射光
出射光
近接型イメージインテンシファイア
Cマウント
低圧電源回路
イメージインテンシファイア用高圧電源・制御回路
ゲート制御回路・駆動回路
入射光
出射光
イメージインテンシファイア
インバータ型イメージインテンシファイア(イメージブースタ)
CマウントまたはFマウント
低圧電源回路
MCP
VMCPVB VS
C
R
蛍光面光電子
光電面
光
パルスジェネレータ
+30 V 0 V
原 理
4
測定に最適な仕様の高速ゲートイメージインテンシファイアユニットを選定していただくためのガイドラインです。製品選定には下記の項目が重要で、6項目の組み合わせにより製品選定を行うことができます。
製品選定のポイント
高速ゲートイメージインテンシファイアユニットの解像度は、出力面の最小輝点サイズが20 µm~50 µmのため出力面の面積に依存します。高解像度カメラへ接続して解像度を最優先する場合にはφ25 mmタイプをお勧めします。大きな出力面を高い縮小率の光学系で撮像素子へ結合することにより高解像度の画像が得られます。
高解像度化
項目
MCP段数
有効入力面サイズ
内容 選定方法
映像増強度(ゲイン)、検出限界を決定する要素です。通常のCCDカメラでは約0.1 lx程度が撮像限界です。増倍部のMCPは1段タイプと2段タイプがあります。MCP1段タイプでは約1万倍の映像増強度があり、明るさとしては1×10-5 lx程度までの撮像が可能となります。MCP2段タイプでは約100万倍の映像増強度があり、明るさとして1×10-7 lx程度までの撮像を可能にします。MCP2段タイプでは光の最小単位であるシングルフォトンレベルの検出が可能です。上記の光量換算はゲート時間1 sの場合であり、ゲート時間が短くなれば相対的な光量は減少していきますので、入射光量を増加させる必要があります。
ゲート時間(シャッタ時間)
1回あたりの画像露光時間のことです。このゲート時間内に起こった現象の『瞬間像』をとらえることができます。ゲート時間が短くなると動きの少ない画像が得られますが、光量が減少しますので暗い像となります。(測定対象に合ったゲート時間のユニットをお選びください。)
どのくらいの時間像を捕らえるかにより決定します。
ゲート(シャッタ)繰り返し周波数
1秒間にゲート動作を行う回数です。測定対象の繰り返し周波数や読み出すカメラの撮像コマ数にも依存します。
1秒間に何回露光させたいかをカメラの撮像コマ数等により決定します。
光電面感度・感度波長範囲
イメージインテンシファイア
(I.I.)
ゲート
入射光に対する光電子への変換効率(量子効率)が高いほど、ゆらぎの少ない画像を得ることができます。測定対象の発光波長により光電面を選択することが重要です。
撮像対象の光の波長はいくつか。・紫外域から近赤外域の広範囲 …マルチアルカリ光電面・近赤外域が中心…GaAs光電面・可視域が中心…GaAsP光電面
・1分子蛍光観察…MCP2段
ローソクの光の観察の場合・ゲート時間 : 1µs以下.....MCP2段
: 5µs以上.....MCP1段
解像度を決定する要素です。有効入力面サイズは、希望する出力像の解像度※と入射像の大きさによって決定します。得られる画像の解像度は、入射光量の減少によっても低下します。
撮像デバイスは何か。撮像デバイスの受光面サイズと、接続するリレーレンズやファイバの縮小比で決定します。
読み出しカメラ撮像コマ数
イメージブースタが必要かどうかを決定する要素です。カメラの撮像コマ数を増加させていくと、イメージインテンシファイアからの出力光量だけでは十分な画像が得られなくなってきますので、高い光量出力を得るためにイメージブースタが必要になります。
カメラの撮像コマ数・1000コマ/秒以上:ブースタが必要。
C10880シリーズを選択・300~1000コマ/秒:ブースタの使用を推奨。C10880シリーズを推奨
上記の数字は目安です。光量、ゲート時間、映像増強度(ゲイン)、レンズ、撮像デバイス等、各種条件が関係しますので、詳細は別途ご相談ください。
6
極短時間イメージング(高速ゲート)
TAPPC0050JA TAPPC0051JA
現象の変化が非常に速い場合に、極めて短いゲート時間で捕らえることができるタイプです。短時間での変化を捉えることができますので、より細かい高速現象メカニズムの解析ができます。
高繰り返しゲート可能1秒間に3万回、20万回のゲート動作が可能なタイプです。高速カメラに対応し高繰り返しゲート動作が可能ですので、測定の時間分解能を向上させます。また、同一フレーム上での多数回積算が可能です。劣化しやすい試料も短時間で測定が可能です。
高感度(MCP2段タイプ採用)
光電面感度が高いため、ゆらぎの少ない高画質での撮像が可能です。可視域にはGaAsP光電面、近赤外域にはGaAs光電面をお勧めします。
●分光感度特性TAPPB0089JB
極微弱な生物化学発光や暗中での生物観察などが、MCP2段タイプにより可能になります。MCP2段タイプは映像増強度(ゲイン)がMCP1段タイプと比べ約100倍高いので、高感度な検出が可能です。
●映像増強度TAPPB0047JB
多
少
発光量
時 間
●2000回/秒 (2 kHz)
500 µs
ゲート動作
多
少
発光量
時 間
●200,000回/秒 (200 kHz)
5 µs
ゲート動作
時間
画像
画像
発光現像
3 ns, 5 ns
C9546-01、C9547-01C9548-01 (200 kHz対応)MCP1段
MCP2段 C9546-02、C9547-02C9548-02 (200 kHz対応)
C9546-05、C9547-05C9548-05 (200 kHz対応)MCP1段
MCP2段 C9546-06、C9547-06C9548-06 (200 kHz対応)
C9016-21MCP1段MCP2段 C9016-22
C9016-01MCP1段MCP2段 C9016-02
C10880-03C/FC10880-13C/F
C9016-25MCP1段MCP2段 C9016-26
C9016-05MCP1段MCP2段 C9016-06
C9546-03、C9547-03C9548-03 (200 kHz対応)MCP1段
MCP2段 C9546-04、C9547-04C9548-04 (200 kHz対応)
C9016-23MCP1段MCP2段 C9016-24
C9016-03MCP1段MCP2段 C9016-04
可視域
(GaAsP光電面)
可視域~近赤外域
(GaAs光電面)
紫外域~近赤外域また
は紫外域
(マルチアルカリ光電面)
(2 kHz 以下)
YES
(10 µs以上)
NO *
(10 µs以上)
(10 µs以上)
* 300 ~ 1000コマ/秒のときもC10880を推奨します。
YES
YES
YES
YES
YES
YES
NO
NO
NO
NO
NO
NO
高繰り返しが必要ですか?
高速ゲートが必要ですか?
高繰り返しが必要ですか?
高速ゲートが必要ですか?
測定波長は?
接続するカメラの撮像コマ数は1000コマ/秒以上ですか?
高繰り返しが必要ですか?
高速ゲートが必要ですか?
(2 kHz 以下)
(2 kHz 以下)
5
陰極放射感度
(m
A/W
)量子効率
(%
)
100 200 300 400 500 600 700 800 900 100010-1
100
101
102
103
波長 (nm)
GaAsP光電面タイプマルチアルカリ光電面タイプ
陰極放射感度量子効率
GaAs光電面タイプ
MIN. MAX.
ダイヤル目盛
103
104
105
106
107
102
ルミナンスゲイン
(lm
/m2 )
/lx
MCP2段タイプ
MCP1段タイプ
高速ゲートイメージインテンシファイアユニットを使用目的別に分類しました。
最適なユニットをお選び頂くためのセレクションガイドです。製品選定のポイント
広い感度波長範囲・高量子効率(QE)
7
CHB
C
仕 様
C9016-01
C9016-02
C9016-03
C9016-04
C9016-05
C9016-06
C9016-21
C9016-22
C9016-23
C9016-24
C9016-25
C9016-26
C9546-01
C9546-02
C9546-03
C9546-04
C9546-05
C9546-06
C9547-01
C9547-02
C9547-03
C9547-04
C9547-05
C9547-06
C9548-01
C9548-02
C9548-03
C9548-04
C9548-05
C9548-06
2.2 × 104
5.0 × 106
1.2 × 104
5.0 × 106
4.0 × 104
9.6 × 106
2.2 × 104
5.0 × 106
1.1 × 104
4.0 × 106
4.0 × 104
9.6 × 106
2.0 × 104
3.0 × 106
1.0 × 104
2.4 × 106
3.6 × 104
5.8 × 106
1.8 × 104
3.0 × 106
1.0 × 104
2.4 × 106
3.0 × 104
5.3 × 106
6.0 × 103
1.5 × 106
3.3 × 103
1.0 × 106
9.9 × 103
2.6 × 106
φ17 D
φ17 D
φ17 D
φ25 E
φ25 E
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
USB F
または
AC100 V
~ 240 V G
AC100 V
~ 240 V G
AC100 V
~ 240 V G
AC100 V
~ 240 V G
AC100 V
~ 240 V G
280~720
185~900
370~920
280~720
185~900
370~920
280~720
185~900
370~920
280~720
185~900
370~920
280~720
185~900
370~920
P43 / FOP
P43 / FOP
P43 / FOP
P43 / FOP
P46 / FOP
1
1
2
3
4
GaAsP
マルチアルカリ
GaAs
GaAsP
マルチアルカリ
GaAs
GaAsP
マルチアルカリ
GaAs
GaAsP
マルチアルカリ
GaAs
GaAsP
マルチアルカリ
GaAs
64
57
64
57
64
57
64
57
64
57
64
57
64
57
64
57
64
57
57
51
64
57
57
51
51
45
57
51
51
45
8.0 × 10-15
3.0 × 10-14
4.0 × 10-14
8.0 × 10-15
3.0 × 10-14
4.0 × 10-14
8.0 × 10-15
3.0 × 10-14
4.0 × 10-14
8.0 × 10-15
3.0 × 10-14
4.0 × 10-14
8.0 × 10-15
3.0 × 10-14
4.0 × 10-14
0 °C ~ +40 °C/
70 %以下(結露なきこと)
10 µs~100 ms
20 ns~DC
3 ns~DC
5 ns~DC
10 ns~DC
5 ns~DC
10 ns~9.99 ms
0.2
2
30
30
200
映像増強度
(lm/m2)/lxTyp.
MCP段数
感度波長範囲 (nm)
型名蛍光面 /出力面 窓材
光電面
入力面 /出力面 サイズ(mm)
A外形寸法
●高速ゲートイメージインテンシファイアユニット
●高速度カメラ対応高速ゲートイメージインテンシファイアユニット
NOTE: A P.6分光感度特性グラフ参照 B 他の感度波長につきましては、お問い合わせください。 C P.8, 9参照D 出力面有効エリアは 12.8 mm × 9.6 mmです。使用するカメラの有効エリア、リレーレンズの縮小比にご注意ください。E 出力面有効エリアは 16.0 mm × 16.0 mmです。使用するカメラの有効エリア、リレーレンズの縮小比にご注意ください。F 接続する機器の負荷により電源供給不足になる場合は、付属のACアダプタをご使用ください。G ACアダプタが付属します。H 値(Typ.)は標準値です。詳細につきましては、お問い合わせください。I 低照度検出限界の目安となる値です。 J 中心から80 %位置
限界解像度
(Lp/mm)Typ.
EBIラジアント (W/cm2)
Typ.
映像増強度
(lm/m2)/lxTyp.
MCP段数
感度波長範囲 (nm)
型名(入力マウント)
蛍光面 /出力面 窓材
電源 動作周囲温度 / 湿度光電面
入力面 /出力面 サイズ(mm)
ゲート時間
ゲート最大繰り返し周波数(kHz)
電源 動作周囲温度 / 湿度ゲート時間
ゲート最大繰り返し周波数(kHz)
B
A外形寸法
C10880-03C
C10880-03F
C10880-13C
C10880-13F
1.0 × 105φ24 /
φ161
AC100 V
~240 V G185~900
P46 + P46 /
硼硅酸ガラスP46 + P46 /
FOP
5
6
5
6
マルチアルカリ
38
0 °C ~ +40 °C/
70 %以下(結露なきこと)
2 × 10-9 10 ns~9.99 ms 200
H
限界解像度
(Lp/mm)Typ.
H
HI
EBIラジアント (W/cm2)
Typ.
HI
H 映像歪み(%)Typ.
4.4
2.4
J
8
単位 : mm
TAPPA0061JE
1 C9016シリーズ:入出力面サイズ φ17 mm
リモートコントローラ部70 (W) × 48 (H) × 111 (D)ケーブル長: 2 m質量: 300g
[正面図][側面図][背面図]
116
34.30.5
50出力面
4 × M3
リモートコントローラ用コネクタ電源スイッチ
出力面
Cマウント
電源/プロテクト表示LED
ACアダプタコネクタ
USBコネクタ
4732
4
[底面図]
45
6630 40
304090 1
1/4"-20UNC
4 × M3 深さ 4(質量:570 g)
TAPPA0071JD
2 C9546シリーズ:入出力面サイズ φ17 mm、高速ゲート (3 ns~)タイプ
リモートコントローラ部70 (W) × 48 (H) × 111 (D)ケーブル長: 2 m質量: 300g
(質量:820 g)
771
32
66 50
4 × M3
90[背面図] [側面図] [正面図]
[底面図]
143
34.3 10.5
80
出力面 Cマウント
ゲート時間モニタ出力
電源/プロテクト表示LED
電源スイッチ
ACアダプタコネクタ
USBコネクタゲート信号入力
3050
3050
リモートコントローラ用コネクタ
Cマウント
4 × M3 深さ 8
1/4"-20UNC
40
TAPPA0072JD
3 C9547シリーズ:入出力面サイズ φ25 mm、高速ゲート (5 ns / 10 ns~)タイプ
リモートコントローラ部70 (W) × 48 (H) × 111 (D)ケーブル長: 2 m質量: 300g
771
41
80 67
4 × M3
90[背面図] [正面図]
[底面図]
[側面図]
159
33.30.5
1.8
80
出力面 Cマウント
ゲート時間モニタ出力
4 × M3 深さ 8
1/4"-20UNC
電源/プロテクト表示LED
電源スイッチ
ACアダプタコネクタ
USBコネクタゲート信号入力
リモートコントローラ用コネクタ
3050
3050
(質量:950 g)
Cマウント
40
外形寸法図
9
単位 : mm
TAPPA0089JC
4 C9548シリーズ:高繰り返し (200 kHz Max.)タイプ、タイミング制御をRS-232Cで可能
リモートコントローラ部70 (W) × 48 (H) × 111 (D)ケーブル長: 2 m質量: 300 g
TII A0071JD
5 C10880-03C/-13C(Cマウント入力タイプ):高速度カメラ対応
TII A0072JD
6 C10880-03F/-13F(Fマウント入力タイプ):高速度カメラ対応
リモートコントローラ部70 (W) × 48 (H) × 111 (D)ケーブル長: 2 m質量: 300 g
リモートコントローラ部70 (W) × 48 (H) × 111 (D)ケーブル長: 2 m質量: 300 g
771
41
80
674 × M3
90[背面図]
[底面図]
[側面図] [正面図]
159
33.30.5
80 (27)
出力面 Fマウント
ゲート時間モニタ出力
1/4"-20UNC
4 × M3 深さ8
電源/プロテクト表示LED
電源スイッチ
ACアダプタコネクタ
RS232Cコネクタゲート信号入力
リモートコントローラ用コネクタ
3050
3050
45
(質量:1120 g)
Fマウント(Cマウントも 選択可)
80
[背面図]
80
18入射面
90[正面図]
[底面図]
[側面図]
80
33.3
61 7.5
L14イメージブースタ
リレーレンズアダプタ Cマウント
ゲート時間モニタ出力(BNC)
ゲートトリガ入力(BNC)
リモートコネクタ
1/4"-20UNC
4 × M3 深さ 8
電源スイッチ電源/保護機能表示LEDRS-232Cインターフェース
ACアダプタコネクタ
3050
4040
30
8050
25
4041
78
1.8
質量:約1.7 kg
出力面
C10880-03CC10880-13C
型名84.589.5
L
80
[背面図]
80
18入射面
90[正面図]
[底面図]
[側面図]
80
33.3
61 7.5
L14 27イメージブースタ
リレーレンズアダプタ
Fマウント
ゲート時間モニタ出力(BNC)
ゲートトリガ入力(BNC)
リモートコネクタ
1/4"-20UNC
4 × M3 深さ 8
電源スイッチ電源/保護機能表示LEDRS-232Cインターフェース
ACアダプタコネクタ
3050
4040
30
8050
25
4041
78
質量:約1.8 kg
出力面
C10880-03FC10880-13F
型名84.589.5
L
外形寸法図
10
単位 : mm
アクセサリ
A9017 A9549
■リレーレンズアダプタ
■リレーレンズ
TAPPA0110JB
TAPPA0109JBTAPPA0107JA
A11669 (3:2)37-43
A2098 (2:1)102-108
A11716 (3:1)120-127
A2095(F-Cマウントアダプタ)
29
A4539 (1:1)75-82
A11703 (1:2)72-80
型名(比率) 出力マウント 質量 (g)
A11703 (1:2)
A4539 (1:1)
A2095 (–)
FマウントFマウントCマウント
450
400
80
型名(比率) 出力マウント 質量 (g)
A11669 (3:2)
A2098 (2:1)
A11716 (3:1)
CマウントCマウントCマウント
200
460
540
23
25
M59
P=
1
66
32
50
4 × 3
[背面図]
R6
[側面図]質量: 35 g
65
80
4 × 3.2サラモミ
41
67
[背面図] [側面図]
R6
23
24
M59
P=
1
質量: 45 g
81
外形寸法図
11
異なるリレーレンズや、他のカメラへの変更を簡単に行うことができます。倍率の自由度が高い反面、ファイバプレート結合に比べ伝達効率が悪く、光学系全体が大きくなるというデメリットがあります。
●C9016-0xシリーズ
●C9016-2xシリーズ
TAPPC0056JC
リレーレンズ結合
TAPPC0109JG
TAPPC0175JA
リレーレンズ
CCD
レンズ
高速ゲートイメージインテンシファイアユニット
読出方法
読出デバイスセレクションガイド
IMAGE INTENSIFIER UNITRE
MOT
E CO
NTRO
LLER
ACアダプタ
USBケーブルファイバ窓CCDカメラC12550-A1
AC100 V ~ 240 V
パソコン
パソコン5
(USB)
C9016シリーズ
ACケーブル2ACアダプタ1
リモートコントローラ3
USBケーブル 2 m4
CD-ROM
CD-ROM
Hipic (バージョン 9.3pf4以降)
制御ソフトウエア
トリガ入力
AC100 V ~ 240 V
…イメージインテンシファイアユニット C9016シリーズ…アクセサリ(別売)
顕微鏡
顕微鏡用アタッチメント
Cマウント対物レンズ
2: 1 リレーレンズA2098
デジタルCCDカメラ(2/3型)3: 2 リレーレンズ
A11669
1: 1リレーレンズA4539
F-CマウントアダプタA2095
ORCA Flash4.0 V3
汎用CCDカメラ(1/2型)
リレーレンズアダプタA9017
画像処理ソフトウエア
接続方法についてC9016シリーズの動作方法とゲインコントロール方法により、推奨接続が異なります。動 作 ゲインコントロール 接 続DCDC
ゲート
リモートコントローラパソコン制御ソフトウエアにより選択
1 2 34 5 ※
1 2 3 4 5
※ノート型パソコンの場合には、12も接続してください。
IMAGE INTENSIFIER UNIT
REM
OTE
CONT
ROLL
ER
ゲート入力 C10149
ACアダプタ
USBケーブルファイバ窓CCDカメラ
C12550-A1
AC100 V ~ 240 V
パソコン 画像処理ソフトウエア
1: 1リレーレンズA4539
F-CマウントアダプタA2095
ORCA Flash4.0 V3
パソコン5
(USB)
C9016-2xシリーズ
ACケーブル2ACアダプタ1
リモートコントローラ3
USBケーブル 2 m4
CD-ROM制御ソフトウエア
AC100 V ~ 240 V
…イメージインテンシファイアユニット C9016-2xシリーズ…アクセサリ(別売)
顕微鏡
顕微鏡用アタッチメント
Cマウント対物レンズ
トリガ入力
パルスディレイジェネレータ
C10149
2: 1 リレーレンズA2098
デジタルCCDカメラ(2/3型)3: 2 リレーレンズ
A11669
汎用CCDカメラ(1/2型)
リレーレンズアダプタA9017
動 作 ゲインコントロール 接 続DC/ゲートDCゲート
リモートコントローラパソコンパソコン
1 2 3
1 2 4 5
1 2 3 4 5
接続方法についてC9016-2xシリーズの動作方法とゲインコントロール方法により、推奨接続が異なります。
CD-ROM
Hipic (バージョン 9.3pf4以降)
12
ファイバオプティクプレートレンズ
高速ゲートイメージインテンシファイアユニット
CCD
高速ゲートイメージインテンシファイアユニットの出力像をファイバオプティクプレートでCCDに結合することにより、効率よく読み出すことができます。効率が上がることにより、入射光量を抑えることができますので、イメージインテンシファイアの寿命が長くなります。また、光学系をコンパクトにすることも可能です。しかし、読み出し系の交換が容易でないというデメリットもあります。
●C9546シリーズ C9547シリーズ
●C9548シリーズ
TAPPC0055JB
ファイバオプティクプレート結合
TMCPC0069JB
光ファイバ
反射
…これを50,000,000本 (5千万本) 束にすると、
光
光
1本1本の光ファイバが光を伝達。文字を浮かび上がらせます。
光は反射をくり返しながら、端から端へと光を伝えます。
直径6µm
光
光
直径6 µmの光ファイバを数百~数千万本束にした光学デバイスです。光ファイバの「光伝達」により、像を浮かび上がらせます。端面から端面まで画像を歪みなく伝達させる、レンズに代わる光学デバイスとして利用されています。
ファイバオプティクプレート(FOP)とは
TAPPC0121JD
TAPPC0145JE
REM
OTE
CONT
ROLL
ER
ACケーブルACアダプタ
オシロスコープ(ゲート時間モニタ)
AC100 V ~ 240 V
RS232Cケーブル 5 m
パソコン
Cマウント対物レンズ Cマウント A
Fマウントレンズ Fマウント A
3: 2 リレーレンズA11669
2: 1 リレーレンズA2098 デジタルCCDカメラ
高速度カメラ B
ストロボパルストリガ入力 C
CD-ROM制御ソフトウエア
1: 1 リレーレンズA4539
リレーレンズアダプタA9549
C9548シリーズ
…イメージインテンシファイアユニット C9548シリーズ…アクセサリ(別売)
NOTE: ACマウントかFマウント(標準)をお選びください。B高速度カメラの撮像コマ数によっては、対応できない場合があります。必ず弊社担当者にご相談ください。 高速度カメラの入力マウントをご確認ください。Cマウント入力の場合には、高速度カメラの前にA2095が必要です。(P.10参照)CC9548シリーズはパルスジェネレータを内蔵しています。
顕微鏡
顕微鏡用Cマウントアタッチメント
リモートコントローラ
CD-ROM
Hipic (バージョン 9.3pf4以降)
REM
OTE
CONT
ROLL
ER
汎用CCDカメラ(1/2型)
リレーレンズアダプタA9017A9549
パソコン
ORCA Flash4.0 V3
パソコン5
(USB)
C9546, C9547シリーズ
ACケーブル2ACアダプタ1
リモートコントローラ3
オシロスコープ(ゲート時間モニタ)
USBケーブル 2 m4
CD-ROM制御ソフトウエア
AC100 V ~ 240 V
トリガ入力
…イメージインテンシファイアユニット C9546、C9547シリーズ…アクセサリ(別売)
顕微鏡
顕微鏡用Cマウントアタッチメント
Cマウント対物レンズ
ゲート入力 C10149
パルスディレイジェネレータC10149
動 作 ゲインコントロール 接 続
DC/ゲート
DC/ゲート
リモートコントローラパソコン
1 2 3
1 2 4 5
接続方法についてC9546、C9547シリーズのゲインコントロール方法により、推奨接続が異なります。
デジタルCCDカメラ(2/3型)
2: 1 リレーレンズ A2098 /3: 1 リレーレンズ A11716
3: 2 リレーレンズA11669
1: 1リレーレンズA4539
F-CマウントアダプタA2095
AC100 V ~ 240 V
画像処理ソフトウエア ファイバ窓CCDカメラ
(C9546シリーズ)C12550-A1
ACアダプタ
USBケーブル
CD-ROM
Hipic (バージョン 9.3pf4以降)
13
●C10880シリーズ
蛍光面発光分布
TII C0072JD
TII B0117JB
蛍光面残光特性TII B0118JB
4000
20
40
60
80
100
450 500 550 600 650 700
波長 (nm)
相対出力
(%
)
P46 *
P43 *
10-8 10-7 10-6 10-5 10-4 10-3 10-2
残光時間 (s)
100
101
102
相対出力
(%
)
入射光パルス幅
P43 *
P46 *
100 ns100 ns
10 μs
1 ms
1 ms
* P43: C9016シリーズ、C9546シリーズ、C9547シリーズP46: C9548シリーズ、C10880シリーズ
REM
OTE
CONT
ROLL
ER
ACケーブルACアダプタ
オシロスコープ(ゲート時間モニタ)
AC100 V ~ 240 V
RS232Cケーブル 5 m
パソコン
Cマウント対物レンズ Cマウント A
Fマウントレンズ Fマウント A
高速度カメラ C
ストロボパルストリガ入力 D
CD-ROM制御ソフトウエア
1: 1 リレーレンズA4539
F-C変換アダプタA2095 B
C10880シリーズ
…イメージインテンシファイアユニット C10880シリーズ…アクセサリ(別売)
NOTE: ACマウント: C10880-03C/-13C, Fマウント: C10880-03F/-13FB高速度カメラの入力マウントをご確認ください。Cマウント入力の場合にのみ、必要です。C高速度カメラの撮像コマ数によっては、対応できない場合があります。必ず弊社担当者にご相談ください。DC10880シリーズはパルスジェネレータを内蔵しています。
顕微鏡
顕微鏡用Cマウントアタッチメント
リモートコントローラ
CD-ROM
Hipic (バージョン 9.3pf4以降)
読出デバイスセレクションガイド
仕様
タイミングチャート(外部トリガモード)
関連製品
14
●一般 ●出力パルス (A, B, C)
●トリガ出力
●定格
●ソフトウェア *9 動作環境
●トリガ入力(外部トリガ)
■パルスディレイジェネレータ C10149高速ゲートI.I.ユニットのゲートタイミング制御や各種タイミング調整を行うことができます。3チャンネル独立のパルス出力を制御します。1チャンネルは、バーストモードでの出力も可能です。パソコンより電源供給および制御・設定を行います。
TAPPC0160JA
項目モード入力チャンネル数入力端子トリガパルス出力端子
内部——
外部1
BNC-R13
BNC-R
トリガ
出力
内容・値 項目
範囲分解能範囲分解能パルス幅パルス間隔パルス数出力A・出力B出力C内部トリガモード時外部トリガモード時
4.5 V *1
正論理 / 負論理(選択可)0.05 Hz ~ 200 kHz5 ns ~ 20.45 s *3
10 ns *3
0 ~ 20.45 s *3
10 ns *3
5 ns ~ 13.63 s *3
200 ns ~ 20.45 s *3
1 ~ 25560 ns70 ns
1 ns以下2 ns以下 *6
5 ns以下
信号レベル論理レベル繰り返し周波数 *2
パルス幅
遅延時間
バースト動作 *4
遅延時間 *5
パルスジッタ
上昇時間 / 下降時間 *7
内容・値
項目
内部トリガモード時外部トリガモード時
4.5 V *1
正論理 / 負論理(選択可)100 ns
外部トリガパルス幅14 ns ± 2 ns
出力レベル論理レベル
パルス幅
外部トリガ遅延時間NOTE*1: 50 Ω負荷接続時。 *2: 内部タイムベース使用時。*3: 10 µs以上に設定した場合には、分解能が低下します。 *4: 出力Cのみ。*5: 入力トリガパルスに対する遅延時間の標準値。*6: 周波数が1 kHz以上の場合は、10 ns以下。*7: 振幅の10 % ~ 90 %。(50 Ω負荷時)*8: 接続する機器の負荷により電源供給不足になる場合は、ACアダプタを併用。*9: 論理レベルの選択、パルス幅・遅延時間の設定などを行います。*10: USBポートを持ち、パソコン本体メーカーがUSBポートの動作を保証している機種。
内容・値
項目
項目
USB *8
ACアダプタ5 V
AC100 V ~ AC240 V1.8 W300 g
100 mm × 36 mm × 100 mm
電源電圧
本体消費電力(無負荷時)質量外形寸法 (W × H × D)
内容・値
DOS/Vパソコン *10
Windows® 7 / 8.1 / 10USB
対応機種対応OSインターフェース
内容
項目TTL
正論理 / 負論理(選択可)10 ns1 kΩ
0.1 Hz ~ 200 kHz
信号レベル論理レベル最小パルス幅インピーダンス繰り返し周波数
内容・値
出力トリガパルス(TRIG. OUT端子)
入力トリガパルス(TRIG. IN端子)
出力A
出力B
出力Cバースト動作可能(出力Cのみ)
外部トリガ遅延時間 14 ns ± 2 ns
出力A・B 遅延時間 60 ns (標準値)
出力C 遅延時間 70 ns (標準値)
トリガパルス
* : 出力パルス幅等は任意に設定できます。
10 ns以上
外形寸法図(単位: mm)
仕様
15
■ファイバ窓CCDカメラ C12550-A1高速ゲートイメージインテンシファイアユニットC9016シリーズ、C9546シリーズのファイバオプティクプレート出力像を直接結合することにより、光の損失が少なく画像を読み出すことができます。ファイバ結合のため、レンズ結合に比べ高い効率で読み出しが可能です。
TAPPA0108JB
デジタルカメラ C12550-A1
USB
DC 12V 0.3ATIMING I/0
12
34
ON
FCCD Camera
C12550
46.5
20186
3232
1/4"-20 UNC
正面図 側面図 背面図
外部トリガ端子(4ピン)動作切替スイッチ
USBコネクタ
ACアダプタコネクタ
50
カメラ固定用ネジ穴 4 × 3.2
撮像エリア 13.2 × 9.9
関連製品
撮像素子撮像エリア有効画素数 (H × V)ADコンバータ読み出し速度露光制御外部トリガデジタル出力電源電圧(ACアダプタ)消費電力質量動作周囲温度動作周囲湿度
全画素読み出しインターラインCCD13.2 × 9.9
1360 × 102412
10 (Max.)電子シャッタ、長時間露光エッジトリガ、スタートトリガ
USB 2.0AC100 ~ AC240
3.6400
0 ~ +4070(結露なきこと)
—mm—bitfps———VWg
°C%
項目 単位C12550-A1
特長
接続例
撮像有効エリア
16
■デジタルカメラ ORCA-Flash4.0 V3科学計測用CMOSイメージセンサを採用したカメラで、高速ゲートイメージインテンシファイアユニットC9016シリーズ、C9546シリーズ、C9547シリーズ、C9548シリーズとリレーレンズを介して接続することで、より高感度、高解像度、高速な読み出しが可能となります。
C9546シリーズとデジタルカメラORCA-Flash4.0 V3をリレーレンズアダプタA9017、およびリレーレンズA11669を介して接続します。デジタルカメラの受光面にイメージインテンシファイアの出力面が2/3に縮小されて映ります。
デジタルカメラORCA-Flash4.0 V3の個別カタログを用意しております。お気軽にお問い合わせください。
C9016, C9546シリーズとリレーレンズA4539を使用した場合の撮像有効エリアです。(1)イメージインテンシファイアの出力面(光電面)サイズ (φ17 mm)(2)デジタルカメラORCA-Flash4.0 V3の有効素子サイズ (13.3 mm × 13.3 mm)(3)イメージインテンシファイアの光電面有効エリア (13.5 mm × 10 mm)
●高い量子効率: 70 %以上(波長600 nm)●低ノイズ: 1.3 electrons median(100フレーム/秒)●高解像度: 400万画素(6.5 μm × 6.5 μm)●高速読み出し: 100フレーム/秒
ORCA-Flash4.0 V3
(1)(2)
(3)
関連製品
17
C9546-03相当品使用
光ファイバ中の光パルス伝播の観察
応用例
光ファイバ中を通過するレーザパルス光をゲートI.I.ユニットで観察した様子です。ゲート時間に応じた光の移動距離が発光距離から確認できます。
ガラスパイプに巻き付けた光ファイバにレーザ光を入射し、光ファイバを通過中のレーザパルス光をゲートI.I.ユニットで観察、出力像をカメラにて読み出します。シャッタ速度制御は、レーザ光をハーフミラーで分岐、PINフォトダイオードで検出し、トリガ信号としてパルスジェネレータに入力、出力されたTTL信号をゲートI.I.ユニットに供給することで行います。
*通過する光を外部から観察するために被覆されていない光ファイバを使用*光ファイバ屈折率: 1.5
ゲート時間 3 nsで観察した場合: 光が60 cm移動している様子を捕らえています。ゲート時間100 nsで観察した場合: 光が数十 m移動するため光ファイバ全体が発光する様子を捕らえています。
撮像例:光ファイバを通過するレーザパルス光
撮像システム構成例
ゲート時間: 3 ns ゲート時間: 100 ns 実験に使用した光ファイバの外観
TAPPC0072JC
波長 : 550 nm
パルス幅 : 50 ps
繰り返し周波数: 1 Hz
150
mm
ガラスパイプ
チッ素励起ダイレーザハーフミラー
レーザ光 (50 ps)
プラスチック光ファイバ
高速ゲートイメージインテンシファイアユニット C9546-03相当品
パルスジェネレータ
パルス出力
外部トリガ
PINダイオードレンズ
入射端
フレームメモリ画像処理装置
レンズ
カメラ
18
C9016-01使用
糸状菌細胞の核分裂観察
応用例
細胞からの微弱な蛍光をゲートI.I.ユニットを用いて観察しました。麹菌においてGFPで染色した核が分裂していく様子を蛍光顕微鏡−共焦点ユニットを通して、C9016-01で光増倍し、APイメージャカメラで撮影した画像です。細胞が核分裂を起こし、上方向で細胞が増加していることが確認できます。イメージインテンシファイアを用いることにより、最小限の入射レーザパワーで観察でき、細胞に与えるダメージを抑えることができます。
レーザ光を細胞に照射し、蛍光を蛍光顕微鏡-共焦点ユニットを通して観察します。C9016-01の読み出しは、高解像度・増倍ノイズがほとんど発生しない、APイメージャカメラを用いています。
TAPPC0130JB
資料提供:東京大学大学院農学生命科学研究科微生物学研究室 様
測定開始直後 測定開始30分後 測定開始60分後 測定開始120分後
IMAGE INTENSIFIER UNIT
C9016-01
エクステンダー×2
リレーレンズA11669
パソコン
APイメージャカメラ
488 nm / 5 mW
共焦点ユニット
レーザ蛍光顕微鏡
リレーレンズアダプタA9017
撮像システム構成例
撮像例:麹菌の核分裂の観察
19
C9546-03相当品使用
ディーゼル火炎内のすす生成の観測への応用
応用例
直接火炎像 (高速度カメラ撮影)
ATDC: After Top Dead Center (上死点後)θ : ATDCを基準としたクランク角
レーザシート法とゲートI.I.ユニットによってディーゼル火炎内のすす生成の過程を観測しました。ゲートI.I.ユニットを用いることで微弱な散乱光を高感度に測定できます。また、高繰り返しでゲート動作を行うことですす生成の時間変化を捕らえました。高速度カメラによる直接火炎像とすす散乱像の同時撮影写真を比較することによってディーゼル燃焼経過時のすす生成状況と火炎との関連が調べられました。
光源のYAGレーザをシート状にし燃焼室内へ照射し、すす粒子からの散乱光をゲートI.I.ユニットで検出します。ゲートI.I.ユニットは光源と同期したゲート動作を行っていますので、散乱光のみを鮮明に観察できます。さらに火炎状況を同時に把握するため撮影光路中にハーフミラーを挿入し直接火炎像を高速度カメラにて撮影します。
撮像システム構成例
すす散乱像 (ゲートI.I.ユニット撮影)
TAPPC0057JC
資料提供:京都大学大学院エネルギー科学研究科 塩路昌宏教授
REFERENCES※ 塩路昌宏 他 : 自動車技術会 学術講演会前刷集, 924, 41-44(1992).
YAGレーザ (532 mm)
レンズ 円筒レンズ
シリンダヘッド
インジェクタ
プリズム
ハーフミラー
C9546-03 相当品
35 mm スチルカメラ
レンズ
干渉フィルタ
高速度カメラ
IMAGE INTENSIFIER UNIT
撮像例 ※:すす散乱像と直接火炎像の比較
20
C10880-03F使用
微小放電現象の観察
応用例
撮像例:微小放電の現象変化の観察
ゲートI.I.ユニットに高速度カメラを接続し、高速度カメラの撮像コマ数50万コマ/秒で微小放電現象の変化を観察しました。高速度カメラで微弱発光の高速現象を撮像する場合、低撮像コマ数では十分な時間分解能がないため、現象の変化を捉えることができません。また、撮像コマ数を増加させる(露光時間が減少)と入力光量不足のために画像が暗くなっていき、満足な像を得られることができませんでした。近接型とインバータ型の2つのイメージインテンシファイアを内蔵させた高輝度出力のゲートI.I.ユニットと高速度カメラを組み合わせたことによって、高撮像コマ数で微弱発光を撮像することができました。
放電現象前に発生するトリガを基準にカメラを同期させ、ゲートI.I.ユニットへは放電現象発生時間中だけゲート動作させるようにトリガ信号を入力します。
撮像システム構成例
TII C0074JB
C10880-03F
高速度カメラ
パルスディレイジェネレータ
C10149
トリガ検出器
トリガ信号
プラス電極
GND
トリガ
対物レンズ リレーレンズIMAGE INTENSIFIER UNIT
21
資料提供:三菱重工業株式会社 様
基板の絶縁不良による放電現象を、ゲートI.I.ユニットで観察しました。放電現象を撮像することで、どの箇所が放電しているのか、どのように放電しているのかが確認できます。
雨の夜に海上の船をイメージインテンシファイアとレーザを用いて撮像しました。投光式カメラでは照明光が雨に反射して鮮明に撮像することはできませんが、近赤外レーザとイメージインテンシファイアの高速ゲート機能を用いることで監視対象物をしっかりと捉えることができました。
▼投光方式
▲イメージインテンシファイア + 近赤外レーザ
C9546-06+ファイバ窓CCDカメラ相当品使用
夜間監視
応用例
C9016-02使用応用例
撮像例:絶縁不良による放電撮像 撮像システム構成
撮像例:夜間の海上監視(天候:雨天)
微小放電現象の観察
TII C0076JA
ビデオコンバータ
PC
C9016-02
対物レンズ
基板(PCB)
真空チャンバー
A2098 + A9017CCDカメラ
絶縁不良個所絶縁不良個所放電
22
C9546(InGaAs光電面)使用
多結晶シリコンウェーハの時間分解フォトルミネッセンスイメージング
応用例
5 × 5 cm・200 µm厚・両面SiNxで不動態処理された多結晶シリコンウェーハに2.5 × 1017/cm2·sの強さで異なった励起周波数で照射した場合のTRI (Time-Resolved Photo luminescence)測定結果です。励起周波数を上げることで、不確かさ(s(teff)が(c)と(d)で10 %)が格段に向上しました。
撮像例:シリコンウェーハのフォトルミネッセンス
多結晶シリコンウェーハにLEDもしくはレーザを照射してフォトルミネッセンス光を発生させ、その光を対物レンズでイメージインテンシファイアに結像させます。シリコンウェーハのフォトルミネッセンスによって発生したフォトンは、イメージインテンシファイアによって増倍され、その可視像をリレーレンズでCCD素子に結像させます。
撮像システム構成例
資料提供:コンスタンツ大学(ドイツ) D. Kiliani 教授
(a) (b)
1 nsパルス光での空間分布(c) (d)
測定構成
A: InGaAs II(1MCP, P43)を組み込んだC9546B: リレーレンズアダプタ A9017リレーレンズ A4539Cマウントコンバータ A2095
C: カメラ ORCA Flash 4 (Camera Link)画像処理ソフト HiPIC
▲2 kHzでのTRI-PLI寿命 ▲20 kHzでのTRI-PLI寿命
▲2 kHzでの不確かさ ▲20 kHzでの不確かさ
対物レンズ
B
C
A
レーザ
LEDパネル
サンプル
TAPPC0176JA
TII 0006J05DEC. 2018 IP
●本資料の記載内容は平成30年12月現在のものです。製品の仕様は、改良等のため予告なく変更することがあります。
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