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DM-D70 Utilityの特長や動作環境、インストールおよび アンインストールについて説明します。 DM-D70 Utilityの使い方について説明します。 DM-D70 Utility ユーザーズマニュアル M00132500 Rev.A 概要 使い方

DM-D70 Utility ユーザーズマニュアル...DM-D70 Utilityの特長や動作環境、インストールおよび アンインストールについて説明します。DM-D70 Utilityの使い方について説明します。DM-D70

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DM-D70 Utilityの特長や動作環境、インストールおよびアンインストールについて説明します。

DM-D70 Utilityの使い方について説明します。

DM-D70 Utilityユーザーズマニュアル

M00132500Rev.A

概要

使い方

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2

ご注意• 本書の内容の一部または全部を無断で転載、複写、複製、改ざんすることは固くお断りします。• 本書の内容については、予告なしに変更することがあります。最新の情報はお問い合わせください。• 本書の内容については、万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなど、お気づきの点がありましたらご連絡ください。

• 運用した結果の影響については、上項に関わらず責任を負いかねますのでご了承ください。• 本製品がお客様により不適切に使用されたり、本書の内容に従わずに取り扱われたり、またはエプソンおよびエプソン指定の者以外の第三者により修理・変更されたことなどに起因して生じた損害などにつきましては、責任を負いかねますのでご了承ください。

• エプソン純正品およびエプソン品質認定品以外のオプションまたは消耗品を装着してトラブルが発生した場合には、責任を負いかねますのでご了承ください。

商標についてEPSON、EXCEED YOUR VISION、およびESC/POSはセイコーエプソン株式会社の登録商標です。Microsoft®、Windows®、Windows Server® は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。Bluetooth® のワードマークおよびロゴは、 Bluetooth SIG, Inc. が所有する登録商標であり、 セイコーエプソン株式会社はこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。その他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

ESC/POS®コマンドシステムEPSON は、独自の POS プリンターコマンドシステム、ESC/POS により、業界のイニシアチブをとってきました。ESC/POS は特許取得済みのものを含む数多くの独自のコマンドを持ち、高い拡張性で多才なPOSシステムの構築を実現します。ほとんどの EPSON POS プリンターとディスプレイに互換性を持つほか、この独自の制御システムにはフレキシビリティーもあるため、将来アップグレードが行いやすくなります。その機能と利便性は世界中で評価されています。

©Seiko Epson Corporation 2020.

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3

安全のために

記号の意味

本書では以下の記号が使われています。それぞれの記号の意味をよく理解してから製品を取り扱ってください。

使用制限本製品を航空機・列車・船舶・自動車などの運行に直接関わる装置・防災防犯装置・各種安全装置など機能・精度などにおいて高い信頼性・安全性が必要とされる用途に使用される場合は、これらのシステム全体の信頼性および安全維持のためにフェールセーフ設計や冗長設計の措置を講じるなど、システム全体の安全設計にご配慮いただいた上で当社製品をご使用いただくようお願いいたします。本製品は、航空宇宙機器、幹線通信機器、原子力制御機器、医療機器など、きわめて高い信頼性・安全性が必要とされる用途への使用を意図しておりませんので、これらの用途には本製品の適合性をお客様において十分ご確認の上、ご判断ください。

本書について

本書の目的

本書は、DM-D70 Utility の使用に必要な情報を提供することを目的としています。

本書の構成

本書は以下のように構成されています。

c 重要ご使用上、必ずお守りいただきたいことを記載しています。この表示を無視して誤った取り扱いをすると、製品の故障や動作不良の原因になる可能性があります。

Q 参考補足説明や知っておいていただきたいことを記載しています。

第 1章 概要

第2章 使い方

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4

目次■ 安全のために.............................................3記号の意味............................................................. 3

■ 使用制限.....................................................3

■ 本書について.............................................3本書の目的............................................................. 3本書の構成............................................................. 3

■ 目次.............................................................4

概要 .............................................5■ 機能一覧.....................................................5

■ TMプリンター..........................................6

■ サポートOS..............................................6

■ インストール.............................................7

■ アンインストール .....................................7

■ OSによる違い..........................................8

使い方..........................................9■ ユーティリティーの起動..........................9通信ポートを追加してユーティリティーを 起動する.............................................................. 11

■ カスタマーディスプレイへの設定 .......15

■ 現在の設定内容をカスタマーディスプレイ で確認......................................................16

■ 表示レイアウトの設定...........................18

■ スライドショーの登録...........................25スライドショーの登録 ...................................... 26

■ フレームの登録......................................29フレームの登録.................................................. 30

■ 動作テスト..............................................32

■ イメージの登録......................................33イメージの登録.................................................. 35登録済みのイメージを表示............................... 37カスタマーディスプレイに登録されている イメージの削除.................................................. 38

■ 表示設定..................................................39

■ 設定の保存と復元 ..................................41カスタマーディスプレイの設定をファイルに 保存する..............................................................41設定をカスタマーディスプレイに復元する....41

Acknowledgements .......... 43

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5

第1章 概要

1

概要「DM-D70 Utility」は、カスタマーディスプレイDM-D70のソフトウェア設定を確認・設定する、DM-D70 専用のユーティリティーです。DM-D70はコンピューターに直接接続して使用できます。また、DM-D70に対応しているTMプリンターを経由してコンピューターに接続することもできます。本章では、ユーティリティーの機能一覧、動作 OS、インストールとアンインストール方法について説明しています。

機能一覧本ユーティリティーの機能は以下のとおりです。

メニュー 機能

現在の設定 現在の設定内容をカスタマーディスプレイで確認します。16ページ

表示レイアウト 表示モードの選択と、表示レイアウト(テキストエリア /イメージエリア)の選択、テキストエリアの色設定をします。18ページ

スライドショーの登録 スライドショーの設定と画像を登録します。25ページ

フレームの登録 テキストエリアに表示するフレーム画像を登録します。29ページ

動作テスト カスタマーディスプレイに、表示テストとスライドショーテストをします。32ページ

イメージの登録 アプリケーションから表示する、イメージの画像を登録します。33ページ

表示設定 カスタマーディスプレイの、以下の機能を設定します。• バックライトの消灯時間の設定• コードページの選択• 国際文字セットの選択• バックライトの輝度調整• ePOS-Device XML mode の設定• 表示方向の設定39ページ

設定の保存と復元 • カスタマーディスプレイの設定を、ファイルに保存します。• ファイルから、設定をカスタマーディスプレイに復元します。41ページ

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6

第1章 概要

1

TMプリンタープリンター経由でカスタマーディスプレイを使用できます。使用できる TM プリンターは、「DM-D70 詳細取扱説明書」を参照してください。以下の TMプリンターには機能制限があります。• TM-m30• TM-T88VI機能制限の内容• 本ユーティリティーから、TMプリンターに接続されたカスタマーディスプレイの設定ができません。この場合、カスタマーディスプレイをコンピューターに直接接続してください。

• ePOS-Device XML の機能を使ったアプリケーションソフトで使用する場合には、カスタマーディスプレ イの設定を変更してください。(39ページ)

サポートOS本ユーティリティーを使用できるOSは以下のとおりです。• Windows 10 (32 bit/64 bit)• Windows 8.1 (32 bit/64 bit)• Windows 8 (32 bit/64 bit)• Windows 7 SP1 (32 bit/64 bit)

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7

第1章 概要

1

インストールDM-D70UtilityXXX.exe を実行してください。

アンインストール以下の手順でアンインストールしてください。

1 コンピューターで実行している、他のすべての作業を終了します。

2 [ スタート ] - [ 設定 ] - [ アプリ ] - [ アプリと機能 ]を選択します。8ページ「OSによる違い」を参照してください。

3 [EPSON DM-D70 Utility] を選択し、[ アンインストール ] をクリックします。

4 画面の指示に従ってアンインストールします。

Q 参考管理者権限でインストールしてください。

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8

第1章 概要

1

OSによる違い本書では OS の操作手順をWindows 10 を使って説明しています。Windows 10 以外の操作手順は以下を 参照してください。

項目 説明

本ユーティリティーの起動

Windows 10 [ スタート ] - [EPSON DM-D70] - [EPSON DM-D70 Utility]Windows 8.1/Windows 8 [ スタート ] - [ すべてのアプリ ] - [DM-D70 Utility]Windows 7 [ スタート - [ すべてのプログラム ] - [EPSON] - [DM-D70 Software] - [DM-D70 Utility]

アンインストール Windows 10 [ スタート ] - [ 設定 ] - [ アプリ ] ( または [ システム ]) - [ アプリと機能 ]Windows 8.1/Windows 8 [ デスクトップ ] - サイドバー [ 設定 ] - [ コントロールパネル ] - [ プログラムのアンイ ンストール ]Windows 7 [ スタート ] - [ コントロールパネル ] - [ プログラムのアンインストール ]

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9

第2章 使い方

2

使い方本章では、本ユーティリティーの使い方について説明しています。

ユーティリティーの起動以下の手順で、ユーティリティーを起動します。

1 カスタマーディスプレイをコンピューターまたは対応している TM プリンターに接続し、オンラインになっていることを確認してください。

2 [ スタート ] - [EPSON DM-D70] - [EPSON DM-D70 Utility] を選択します。8ページ「OSによる違い」を参照してください。

3 以下の画面が表示されます。DM-D70を選択し、[OK] をクリックします。DM-D70またはプリンターが表示されない場合は、11ページ「通信ポートを追加してユーティリティーを起動する」を参照してください。

c 重要設定の保存中は、DM-D70 の接続を切断したり、TM プリンターの電源を切ったりしないでください。

Q 参考• 表示する言語を選択したい場合、[ 言語の選択 ] をクリックします。• ポートを選択し、[ ポートの削除 ] をクリックすると、 選択した通信ポートが削除されます。

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第2章 使い方

2

4 本ユーティリティーが起動します。本ユーティリティーは、カスタマーディスプレイと通信しないと起動しません。本製品が起動しない場合、以下を確認してください。

• ケーブルの接続を確認。• プリンターがオンラインになっていない。• 本ユーティリティーからカスタマーディスプレイの設定ができないプリンター。 この場合、カスタマーディスプレイをコンピューターに直接接続してください。(6ページ)

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第2章 使い方

2

通信ポートを追加してユーティリティーを起動する

カスタマーディスプレイがリストに表示されない場合は、以下の手順で通信ポートを追加して、ユーティリティーを起動します。

1 カスタマーディスプレイが表示されていないことを確認して、[ポートの追加]をクリックします。

2 " ポートの追加 "画面が表示されます。追加するポートの設定をします。設定後、[OK] をクリックします。

Q 参考カスタマーディスプレイがTMプリンターに接続している場合、TMプリンターのポートを選択します。コンピューターに接続している場合、USBポートを設定します。

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12

第2章 使い方

2

インターフェイスごとに設定項目が異なります。下記の表を参考にして必要な項目を設定してください。• Bluetooth®

Q 参考

• ポートが通信できない場合、エラーメッセージが表示されます。その場合、ポートは追加できません。カスタマーディスプレイの接続状態、またはドライバーのポート設定を確認してください。

• [ 通信テスト ]は、カスタマーディスプレイとの通信結果を画面に表示します。

項目 説明

ポート 接続するプリンターの仮想シリアルポートを選択します。

検索 通信可能な仮想シリアルポートを検索します。

ペアリングを実行 EPSON TM Bluetooth ® Connector を起動します。EPSON TM Bluetooth ® Connector からプリンターのペアリングをしてくだ さい。

通信テスト 通信テストをします。

メッセージ 説明

正常にカスタマディスプレイが接続されました。

プリンターにカスタマディスプレイが接続されていません。カスタマーディスプレイの接続を確認してください。

• カスタマーディスプレイがDM-D70ではありません。カスタマーディスプレイの機種を確認してください。

• プリンターがDM-D70に対応していません。カスタマーディスプレイをコンピューターに直接接続し、本ユーティリティーを再起動してください。

プリンターが、カスタマーディスプレイの設定変更に対応していません。カスタマーディスプレイをコンピューターに直接接続し、本ユーティリティーを再起動してください。

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13

第2章 使い方

2

• シリアル

• パラレル

• USB

• イーサーネット

項目 説明

ポート 接続するプリンターのシリアルポートを選択します。

検索 通信可能なシリアルポートを検索します。

通信速度 通信速度を設定します。

パリティー パリティーを設定します。

データビット ビット長を設定します。

通信テスト 通信テストをします。

項目 説明

ポート 接続するプリンターのパラレルポートを選択します。

検索 通信可能なパラレルポートを検索します。

通信テスト 通信テストをします。

項目 説明

ポート コンピューターに直接接続する場合、使用するUSBポートを選択します。プリンターに接続する場合、プリンターのUSBポートを選択します。

検索 通信可能なUSBポートを検索します。

通信テスト 通信テストをします。

項目 説明

IP アドレス 接続するプリンターの IP アドレスを入力します。

検索 ネットワーク上にあるプリンターを検索し、IP アドレスを一覧表示します。

通信テスト 通信テストをします。

Q 参考[ 検索 ] をクリックしても、IP アドレスを設定済みのプリンターが表示されない場合、プリンターの IP アドレスを [IP アドレス ] に直接入力してください。

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第2章 使い方

2

3 以下の画面に戻ります。追加したポートを選択し、[OK] をクリックします。

4 本ユーティリティーが起動します。

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第2章 使い方

2

カスタマーディスプレイへの設定カスタマーディスプレイへの設定は、本ユーティリティーの各項目を設定した後に、[ カスタマーディスプレイに設定を保存 ]をクリックします。

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第2章 使い方

2

現在の設定内容をカスタマーディスプレイで確認以下の手順で、現在の設定内容をカスタマーディスプレイで確認します。

1 [ 現在の設定内容をカスタマーディスプレイで確認 ]をクリックします。

2 カスタマーディスプレイに現在の設定内容が表示されます。

Q 参考

現在の設定内容の項目は、複数ページに分かれて表示されます。本ユーティリティーの以下のボタンでページを切り換えて確認します。

[<<]: 最初のページの画面に移動します。[<]: 前ページの画面を表示します。[>]: 次ページの画面を表示します。[>>]: 最後のページの画面に移動します。画面方向により、1画面で表示できる設定項目数が異なります。

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第2章 使い方

2

3 現在の設定の確認を終了したい場合、[OK] をクリックします。

項目 説明

Information Product Name デバイス名が表示されます。

ePOS-Device XML mode ePOS-Device XML mode の設定が表示されます。

Firmware Ver. デバイスのファームウェアバージョンが表示されます。

SERIAL No. デバイスのシリアルナンバーが表示されます。

Font デバイスに搭載されているフォントが表示されます。

Display layout

Layout テキストエリアの画面レイアウトの設定が表示されます。

Columns テキストエリアの表示桁数の設定が表示されます。

Rows テキストエリアの表示行数の設定が表示されます。

Text color テキストエリアの文字色の設定が表示されます。

Background color テキストエリアの背景色の設定が表示されます。

Slideshow Autoplay slideshow スライドショーの自動再生の設定が表示されます。

Image switching スライドショーの画像切り替え時間の設定が表示されます。

Display setting

Screen timeout カスタマーディスプレイのバックライトの消灯時間の設定が表示されます。

Codepage デバイスフォントのコードページの設定が表示されます。

International char デバイスフォントの国際文字セットの設定が表示されます。

Brightness カスタマーディスプレイの輝度の設定が表示されます。

Display direction 画面の表示方向が表示されます。

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第2章 使い方

2

表示レイアウトの設定カスタマーディスプレイの画面方向、表示文字数、画像の表示の有無に合わせて、画面レイアウトを設定します。また画面の文字色、背景色の設定をします。

以下の手順で設定します。

1 [ 表示レイアウト ]をクリックします。

2 画面レイアウトの設定をチェックしてから、表示モードを選択します。アプリケーションの種類に合わせて選択します。

3 画面レイアウト選択します。レイアウトの詳細は、20ページ「表示レイアウト」を参照してください。

Q 参考他のカスタマーディスプレイからDM-D70に置き換える場合、本設定を既存のアプリケーションの表示レイアウトに合わせることで、既存のアプリケーションの修正を最小限に抑えることができます。標準モードの桁数と行数は、ESC/POSコマンドまたはドライバーで設定できます。

項目 説明

桁行固定モード 既存のカスタマーディスプレイ用アプリケーション

標準モード DM-D70用アプリケーション

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19

第2章 使い方

2

4 テキストエリアの文字色、背景色を変更する場合、[文字色と背景色の設定]にチェックし、文字色と背景色のRGBを指定します。 表示モードが標準モードの場合、レイアウトごとに設定します。 表示モードが桁行固定モードの場合、テキストエリア共通の設定となります。

5 他の項目を設定する場合は、[ カスタマーディスプレイに設定を保存 ] をクリックしないで、メニューを選択してください。カスタマーディスプレイへの設定をする場合は、[カスタマーディスプレイに設定を保存 ]をクリックします。設定がカスタマーディスプレイに反映されます。カスタマーディスプレイへの設定については、15 ページ「カスタマーディスプレイへの設定」を参照してください。

Q 参考

標準モードの場合、レイアウトを変更するときには、色の設定も同時に行ってください。[ 色の選択 ] をクリックすると、" 色の設定 " 画面が表示されます。任意の色を作成し、指定できます。

実際に表示される色は、動作テストの [テキストエリア表示テスト ]で確認できます。詳細は、32ページ「動作テスト」を参照してください。

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20

第2章 使い方

2

表示レイアウトカスタマーディスプレイに登録されている表示レイアウトは以下のとおりです。

桁行固定モード

レイアウト番号 画面方向 画面分割テキストエリアの桁

数 /行数 イメージエリアの最大イメージサイズ

( 横 / 縦 )サイズ (横 /縦 )

レイアウト番号1

横置き 上下分割

20 x 2

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号2

横置き 上下 (1:1)

20 x 2

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号3

横置き 中央表示

20 x 2

-800 x 240 (Pixel)*

レイアウト番号4

横置き 上下分割

32 x 4

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号5

横置き 上下分割

32 x 4

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号6

横置き 中央表示

32 x 4

-800 x 240 (Pixel)

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21

第2章 使い方

2

レイアウト番号7

横置き 上下分割

42 x 8

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号8

横置き 上下分割

42 x 8

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号9

横置き 中央表示

42 x 8

-800 x 240 (Pixel)*

レイアウト番号10

横置き 上下分割

32 x 3

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号11

横置き 上下分割

32 x 3

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号12

横置き 中央表示

32 x 3

-800 x 240 (Pixel)*

レイアウト番号13

横置き 上下分割

32 x 2

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号 画面方向 画面分割テキストエリアの桁

数 /行数 イメージエリアの最大イメージサイズ

( 横 / 縦 )サイズ (横 /縦 )

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第2章 使い方

2* 中央表示の場合、フレームは 800 x 240 (Pixel) で作成することを推奨します。この場合のテキストエリ アの座標は(0,120)から (800,360) です。これを参考に透過処理の範囲を設定してください。

標準モード

レイアウト番号14

横置き 上下分割

32 x 2

800 x 240 (Pixel)800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号15

横置き 中央表示

32 x 2

-800 x 240 (Pixel)*

レイアウト番号 画面方向 画面分割テキストエリアの桁数 /行数 イメージエリアの

最大イメージサイズ ( 横 / 縦 )サイズ (横 / 縦 )

レイアウト番号20

横置き フルスクリーン

30 x 10 ( 最大 : 44 x 13)

-

800 x 480 (Pixel)

レイアウト番号21

縦置き フルスクリーン

20 x 16 ( 最大 : 22 x 19)

-

480 x 800 (Pixel)

レイアウト番号22

横置き 左右分割

16 x 9 ( 最大 : 22 x 13)

400 x 480 (Pixel)

400 x 480 (Pixel)

レイアウト番号 画面方向 画面分割テキストエリアの桁

数 /行数 イメージエリアの最大イメージサイズ

( 横 / 縦 )サイズ (横 /縦 )

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23

第2章 使い方

2

レイアウト番号23

横置き 左右分割

16 x 9 ( 最大 : 22 x 13)

400 x 480 (Pixel)

400 x 480 (Pixel)

レイアウト番号24

横置き 上下分割

33 x 5 ( 最大 : 44 x 6)

800 x 240 (Pixel)

800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号25

横置き 上下分割

33 x 5 ( 最大 : 44 x 6)

800 x 240 (Pixel)

800 x 240 (Pixel)

レイアウト番号26

縦置き 上下分割

20 x 8 ( 最大 : 22 x 9)

480 x 400 (Pixel)

480 x 400 (Pixel)

レイアウト番号27

縦置き 上下分割

20 x 8 ( 最大 : 22 x 9)

480 x 400 (Pixel)

480 x 400 (Pixel)

レイアウト番号 画面方向 画面分割テキストエリアの桁数 /行数 イメージエリアの

最大イメージサイズ ( 横 / 縦 )サイズ (横 / 縦 )

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第2章 使い方

2

レイアウト番号28

縦置き 上下分割 1:2

20 x 5 ( 最大 : 22 x 6)

480 x 533 (Pixel)

480 x 267 (Pixel)

レイアウト番号29

縦置き 上下分割 2:1

20 x 5 ( 最大 : 22 x 6)

480 x 533 (Pixel)

480 x 267 (Pixel)

レイアウト番号30

縦置き 上下分割 2:1

20 x 11 ( 最大 : 22 x12)

480 x 267 (Pixel)

480 x 533 (Pixel)

レイアウト番号31

縦置き 上下分割 1:2

20 x 11 ( 最大 : 22 x12)

480 x 267 (Pixel)

480 x 533 (Pixel)

レイアウト番号 画面方向 画面分割テキストエリアの桁数 /行数 イメージエリアの

最大イメージサイズ ( 横 / 縦 )サイズ (横 / 縦 )

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第2章 使い方

2

スライドショーの登録カスタマーディスプレイのイメージエリアに表示するスライドショーの登録、設定をします。最大51枚の画像を1つのスライドショーにできます。

[スライドショーの登録 ] をクリックして表示します。

[スライドショーの登録 ] には、以下の機能があります。

Q 参考

• 登録する画像ファイルは、あらかじめ用意してください。 種類:png, jpeg 画像サイズ:レイアウトごとにサイズが異なります。詳細は、20ページ「表示レイアウト」を参照してください。 画面サイズをレイアウトに合わせて、縮小すると、画質が劣化してバーコードやQRコードが読めなくなったり、文字や罫線が読みにくくなったりします。そのため、画像サイズをレイアウトと同じにすることを推奨します。 800x480、480x800 pixel より大きなサイズの画像を、縮小しないで登録することは できません。

• スライドショーのプレビューは、動作テストで実行します。詳細は32ページ「動作テスト」を参照してください。

• カスタマーディスプレイに登録されているスライドショーは、以下のことはできません。• 画像データの再編集• カスタマーディスプレイへの再登録• ファイル保存

• カスタマーディスプレイに登録されたスライドショーは、上書きで保存されます。そのため、スライドショーの画像を差し替える場合にはすべての画像を再度登録してください。

項目 説明

リスト スライドショーの表示順に、以下がリスト表示されます。• カスタマーディスプレイに登録する画像ファイル名• 画像サイズ• ファイルサイズ

画像プレビュー リストから選択された画像のイメージがプレビューされます。

画像の選択 スライドショーに表示する画像を選択します、選択した画像は、リストに追加されます。

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26

第2章 使い方

2

スライドショーの登録

以下の手順でスライドショーを登録します。

1 [ 画像の選択 ]をクリックします。

2 ファイル選択のダイアログが表示されます。スライドショーにする画像ファイルを指定し、[開く ]をクリックします。画像ファイルが指定可能な画像サイズを超える場合は警告メッセージを表示します。本ユーティリティーの機能で画像サイズを変更する場合、[はい ] をクリックしてください。

画像サイズの変更 リストから選択した画像のサイズを変更します。[画像サイズの変更 ]をクリックすると、”画像サイズ変更”画面が表示されます。詳細は、26ページ「スライドショーの登録」の手順3を参照してください。

リストから削除 リストから選択した画像を削除します。

上矢印 リストから選択した画像の表示順を前に移動します。

下矢印 リストから選択した画像の表示順を後ろに移動します。

スライドショーの設定 スライドショーの設定をします。

自動再生 スライドショーの自動再生の有効 /無効を設定します。

画面切り替え時間 (秒 ) スライドショーの画像切り替え時間を設定します。 1~ 51秒範囲で設定します。

カスタマーディスプレイに登録済みのスライドショーを削除

カスタマーディスプレイに登録されている画像を削除します。

Q 参考画像サイズを変更すると、スライドショーで表示される画質が低下してバーコードやQRコードが読めなくなったり、文字や罫線が読みにくくなったりします。

項目 説明

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27

第2章 使い方

2

3 画像サイズが指定可能サイズを超えている場合、以下の画面が表示されます。 「画面レイアウト」から、カスタマーディスプレイに登録したレイアウトの画面分割を選択すると、「最大画像サイズ」に画像サイズが表示されます。 設定が終了したら、[OK] をクリックします。

設定項目は以下のとおりです。

4 リストにスライドショーの画像が追加されます。さらに画像を追加する場合、手順1~3を繰り返します。

5 リストの画像を選択し、[上矢印 ]と [ 下矢印 ]を操作して、スライドショーの表示順を整えます。

項目 説明

画面レイアウト カスタマーディスプレイの画面方向と画面分割を選択します。18 ページ「表示レイアウトの設定」の”画面方向”と”画面分割”と同じ設定にする必要があります。

サイズ変更 プレビュー画面と画面上部に表示される”最大画像サイズ”を参照しながら任意の画像サイズに変更します。

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第2章 使い方

2

6 [ スライドショーの設定 ]にチェックし、スライドショーの設定をします。

設定項目は以下のとおりです。

7 他の項目を設定する場合は、[ カスタマーディスプレイに設定を保存 ] をクリックしないで、メニューを選択してください。カスタマーディスプレイへの設定をする場合は、[カスタマーディスプレイに設定を保存 ]をクリックします。設定がカスタマーディスプレイに反映されます。カスタマーディスプレイへの設定については、15 ページ「カスタマーディスプレイへの設定」を参照してください。

項目 説明

自動再生 スライドショーの自動再生の有効 /無効を設定します。

画面切り替え時間 (秒 ) スライドショーの画像切り替え時間を設定します。 1~ 51秒範囲で設定します。

Q 参考この画面でスライドショーを登録した段階では、カスタマーディスプレイに登録されません。 [ カスタマーディスプレイに設定を保存 ] をクリックすると、カスタマーディスプレイに登録されます。

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第2章 使い方

2

フレームの登録フレームとは、文字の周囲を装飾する画像です。文字の範囲を透過処理した画像をテキストエリアに登録することで、文字の周囲を装飾することができます。

[フレームの登録 ] をクリックして表示します。

Q 参考• フレームに使用する画像は、あらかじめ文字の範囲を透過処理したPNG ファイルを用意し てください。画像サイズは、テキストエリアに合わせることを推奨します。詳細は、20ページ「表示レイアウト」を参照してください。

• カスタマーディスプレイに登録されたフレーム画像は、上書きで保存されます。

テキストエリア

フレーム画像

表示したテキスト

透過処理

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第2章 使い方

2

[ フレームの登録 ] には、以下の機能があります。

フレームの登録

以下の手順でフレームを登録します。

1 [ 画像の選択 ]をクリックします。

2 ファイル選択のダイアログが表示されます。フレームにする画像ファイルを指定し、[開く ]をクリックします。画像ファイルが指定可能な画像サイズを超える場合は警告メッセージを表示します。本ユーティリティーの機能で画像サイズを変更する場合、[OK] または [ はい ] をクリックしてください。

項目 説明

リスト フレームにする画像が表示されます。

画像プレビュー リストから選択された画像のイメージがプレビューされます。

画像の選択 フレームにする画像を選択します、選択した画像は、リストに追加されます。

画像サイズの変更 リストから選択した画像のサイズを変更します。[画像サイズの変更 ]をクリックすると、”画像サイズ変更”画面が表示されます。詳細は、30ページ「フレームの登録」の手順3を参照してください。

リストから削除 リストから選択した画像を削除します。

カスタマーディスプレイに登録済みのフレームを削除

カスタマーディスプレイに登録されているフレームの設定を削除します。

Q 参考画像サイズを変更すると、フレームで表示される画像の画質が低下する場合があります。

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第2章 使い方

2

3 画像サイズが指定可能サイズを超えている場合、以下の画面が表示されます。 設定が終了したら、[OK] をクリックします。

設定項目は以下のとおりです。

4 リストにフレーム画像が追加されます。

5 他の項目を設定する場合は、[ カスタマーディスプレイに設定を保存 ] をクリックしないで、メニューを選択してください。カスタマーディスプレイへの設定をする場合は、[カスタマーディスプレイに設定を保存 ]をクリックします。設定がカスタマーディスプレイに反映されます。カスタマーディスプレイへの設定については、15 ページ「カスタマーディスプレイへの設定」を参照してください。

項目 説明

画面レイアウト カスタマーディスプレイの画面方向と画面分割を選択します。18 ページ「表示レイアウトの設定」の”画面方向”と”画面分割”と同じ設定にする必要があります。

サイズ変更 プレビュー画面と画面上部に表示される”最大画像サイズ”を参照しながら任意の画像サイズに変更します。

Q 参考この画面でフレーム画像を登録した段階では、カスタマーディスプレイに登録されません。 [ カスタマーディスプレイに設定を保存 ] をクリックすると、カスタマーディスプレイに登録されます。

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第2章 使い方

2

動作テストカスタマーディスプレイが正常に動作するか、カスタマーディスプレイとドライバーが正常に通信されているか確認します。 以下の手順で確認します。

1 [ 動作テスト ]をクリックします。

2 動作確認したい項目をクリックします。

動作確認する項目は以下のとおりです。• 表示のテスト

• スライドショーテスト

項目 説明

テキストエリア表示テスト 表示レイアウト(18ページ)で設定した画面レイアウトのテキストエリアに、テキストが正常に表示されるか確認します。

セルフテストの実行 セルフテストが実行されます。以下の順番でカスタマーディスプレイに表示されます。

1. ファームウェアバージョンを表示2. バックライト点灯3. バックライト消灯4. 全画面を赤表示5. 全画面を緑表示6. 全画面を青表示

項目 説明

スライドショーの開始 登録したスライドショー(25ページ )が、カスタマーディスプレイに表示されます。

スライドショーの停止 動作テストで表示されているスライドショーが停止されます。

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第2章 使い方

2

イメージの登録標準モードの場合に、アプリケーションから呼び出して、イメージエリアに表示させる画像を登録します。アプリケーションからは、イメージに紐づけされたキーコードを指定することで、イメージを表示します。イメージは、すべての画像とキーコードを一括して登録します。そのため、一部の画像を差し替える時にも、すべての画像データとキーコードの情報が必要になります。

[イメージの登録 ] で表示します。

[イメージの登録 ] には、以下の機能があります。

Q 参考

• 登録する画像ファイルは、あらかじめ用意してください。 種類:png, jpeg 画像サイズ:レイアウトごとにサイズが異なります。

詳細は、20ページ「表示レイアウト」を参照してください。 画面サイズをレイアウトに合わせて、縮小すると、画質が劣化してバーコードやQRコードが読めなくなったり、文字や罫線が読みにくくなったりします。そのため、画像サイズをレイアウトと同じにすることを推奨します。 800x480、480x800 pixel より大きなサイズの画像を、縮小しないで登録することは できません。

• 桁数固定モードでは使用できません。• カスタマーディスプレイに登録されたイメージ画像は上書きで保存されます。

項目 説明

キーコードリスト カスタマーディスプレイに登録されているイメージと、カスタマーディスプレイに追加するイメージを表示します。

キーコード カスタマーディスプレイに登録済みのイメージ : キーコードが表示されます。

追加するイメージ : 設定するキーコードのみ表示されます。

ファイル名 カスタマーディスプレイに登録済みのイメージ : ( 登録済 ) が表示されます。

追加するイメージ : 画像ファイル名が表示されます。

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第2章 使い方

2

画像サイズ (Pixel) カスタマーディスプレイに登録済みのイメージ : 画像サイズが表示されます。

追加するイメージ : 画像サイズが表示されます。

ファイルサイズ(Byte)

カスタマーディスプレイに登録済みのイメージ : 表示されません。

追加するイメージ : 画像ファイルのサイズが表示されます。

画像の選択 画像を選択します、選択した画像は、リストに追加されます。

画像サイズの変更 リストから選択したキーコード、画像のサイズを変更します。[画像サイズの変更 ]をクリックすると、”画像サイズ変更”画面が表示されます。詳細は、35ページ「イメージの登録」の手順3を参照してください。

リストから削除 リストから選択した画像を削除します。

カスタマーディスプレイに登録済みのイメージを表示

すでに登録されているイメージがカスタマーディスプレイに表示されます。本ユーティリティーの以下のボタンで登録されているイメージを切り替えて確認します。

[<<]: 最初のページの画面に移動します。[<]: 前ページの画面を表示します。[>]: 次ページの画面を表示します。[>>]: 最後のページの画面に移動します。

カスタマーディスプレイに登録済みのイメージを削除

カスタマーディスプレイに登録されているイメージを削除する場合、クリックします。詳細は、38 ページ「カスタマーディスプレイに登録されているイメージの削除」を参照してください。

項目 説明

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第2章 使い方

2

イメージの登録

以下の手順でイメージを登録します。

1 あらかじめカスタマーディスプレイにイメージが登録されているかどうかを確認しください。(37ページ)イメージが登録されている場合は、登録済みの画像ファイルを用意して、対応するキーコードを確認してください。

2 [ 画像の選択 ]をクリックします。

3 ファイル選択のダイアログが表示されます。カスタマーディスプレイに登録する画像ファイルを指定し、[開く ]をクリックします。画像ファイルが指定可能な画像サイズを超える場合は警告メッセージを表示します。本ユーティリティーの機能で画像サイズを変更する場合、[OK] または [ はい ] をクリックしてください。

Q 参考画像サイズを変更すると、フレームで表示される画像の画質が低下する場合があります。

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第2章 使い方

2

4 画像サイズが指定可能サイズを超えている場合、以下の画面が表示されます。 設定が終了したら、[OK] をクリックします。

設定項目は以下のとおりです。

5 リストに画像が追加されます。さらに画像を追加する場合、手順1~3を繰り返します。

6 他の項目を設定する場合は、[ カスタマーディスプレイに設定を保存 ] をクリックしないで、メニューを選択してください。カスタマーディスプレイへの設定をする場合は、[カスタマーディスプレイに設定を保存 ]をクリックします。設定がカスタマーディスプレイに反映されます。カスタマーディスプレイへの設定については、15 ページ「カスタマーディスプレイへの設定」を参照してください。

項目 説明

画面レイアウト カスタマーディスプレイの画面方向と画面分割を選択します。 18 ページ「表示レイアウトの設定」の”画面方向”と”画面分割”と同じ設定にする必要があります。

キーコード イメージのキーコードを設定します。すでにカスタマーディスプレイに登録済みのキーコードの場合、キーコードのイメージが上書きされます。

サイズ変更 プレビュー画面と画面上部に表示される”最大画像サイズ”を参照しながら任意の画像サイズに変更します。

Q 参考アプリケーションからキーコードを指定すると、イメージを表示できます。

Q 参考この画面でイメージ画像を登録した段階では、カスタマーディスプレイに登録されません。 [ カスタマーディスプレイに設定を保存 ] をクリックすると、カスタマーディスプレイに登録 されます。

Q 参考登録したイメージ画像とキーコードの情報は、コンピューターに保存することをお勧めします。

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第2章 使い方

2

登録済みのイメージを表示

カスタマーディスプレイに登録済みのイメージを、カスタマーディスプレイに表示します。本ユーティリティーで選択したキーコードで登録された画像を、カスタマーディスプレイに表示します。以下の手順でイメージを表示します。

1 [ カスタマーディスプレイに登録済みのイメージを表示 ]をクリックします。

2 以下の画面が表示されます。カスタマーディスプレイには、登録されたキーコードと対応する画像が表示されます。

カスタマーディスプレイの表示画面

3 以下のボタンでキーコードを切り替えて、画像を確認します。イメージを再登録する場合、すべての画像のキーコードを確認することをお勧めします。[<<]: 最初のページの画面に移動します。[<]: 前ページの画面を表示します。[>]: 次ページの画面を表示します。[>>]: 最後のページの画面に移動します。

4 確認が終了したら、[OK] をクリックします。

No 項目 説明

1 キーコード 登録されたキーコードが一覧表示されます。*:選択されているキーコードです。

2 - 登録済みキーコードの総数と番号が表示されます。

3 画像 選択されたキーコードの画像が表示されます。

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第2章 使い方

2

カスタマーディスプレイに登録されているイメージの削除

以下の手順でカスタマーディスプレイに登録されているイメージを削除します。

1 [ カスタマーディスプレイに登録済みのイメージを削除 ]をクリックします。

2 以下の確認画面が表示されます。[はい ]をクリックします。

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第2章 使い方

2

表示設定カスタマーディスプレイの表示設定をします。以下の手順で設定します。

1 [ 表示設定 ]をクリックします。

2 カスタマーディスプレイの表示設定をします。

設定項目は以下のとおりです。

項目 機能

画面消灯時間 カスタマーディスプレイが無通信状態になってからバックライトが消灯するまでの時間を選択します。[ 常時点灯 ]:初期設定です。[1 分 ] ~ [ 120 分 ]:画面消灯時間を指定する場合に設定します。[変更しない ]:

カスタマーディスプレイの設定を変更しない場合に選択します。

コードページ カスタマーディスプレイのコードページを選択します。[変更しない ]:

カスタマーディスプレイの設定を変更しない場合に選択します。

国際文字セット カスタマーディスプレイの国際文字セットを選択します。[変更しない ]:

カスタマーディスプレイの設定を変更しない場合に選択します。

輝度調整 バックライトの輝度を選択します。20%/40%/60%/100%から選択します。[100%]:初期設定です。[変更しない ]:

カスタマーディスプレイの設定を変更しない場合に選択します。

ePOS-Device XML mode [DM-D30]: 特定の TM プリンターに接続して、ePOS-Device XML の機能を 使ったアプリケーションソフトで使用する場合に選択します。この設定にしないと、アプリケーションソフトは動作しません。 TM プリンターの機種は、6 ページ「TM プリンター」を参照してください。

[DM-D70]:初期設定です。[変更しない ]:

カスタマーディスプレイの設定を変更しない場合に選択します。

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第2章 使い方

2

3 他の項目を設定する場合は、[ カスタマーディスプレイに設定を保存 ] をクリックしないで、メニューを選択してください。カスタマーディスプレイへの設定をする場合は、[カスタマーディスプレイに設定を保存 ]をクリックします。設定がカスタマーディスプレイに反映されます。カスタマーディスプレイへの設定については、15 ページ「カスタマーディスプレイへの設定」を参照してください。

表示方向 画面の表示方向を設定します。[正方向 ]:初期設定です。[上下逆転 ]:画面を上下逆転して設置する場合に選択します。[変更しない ]:

カスタマーディスプレイの設定を変更しない場合に選択します。

項目 機能

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第2章 使い方

2

設定の保存と復元カスタマーディスプレイの設定と、スライドショー、フレーム、イメージのデータをバックアップしたり、設定をカスタマーディスプレイに復元したりします。

カスタマーディスプレイの設定をファイルに保存する

以下の手順で保存します。

1 [ 設定の保存と復元 ]をクリックします。

2 [ 設定の保存 ]をクリックします。バックアップの確認メッセージが表示されるので、[はい ]をクリックします。

3 "名前をつけて保存"画面が表示されます。ファイル名とバックアップ先を指定して保存します。

設定をカスタマーディスプレイに復元する

以下の手順で復元します。

1 [ 設定の保存と復元 ]をクリックします。

2 [ 参照 ] をクリックし、復元する設定ファイルを指定します。

Q 参考コンピューターに直接接続して保存してください。TM プリンター経由の場合は、設定を保存できません。

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第2章 使い方

2

3 [ 設定の復元 ]をクリックします。復元の確認メッセージが表示されるので、[はい ]をクリックします。

4 復元が成功した場合、成功メッセージが表示されます。

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