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プログラミングメロディライト 使い方説明書 BASIC 風言語ソフトウェア) 目次 1.ソフトウェアの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2 2.ソフトウェアの起動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3 3.プログラムの作成方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4 4.各種機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P11 5.プログラム例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P12 「説明で使われる言葉の意味」 クリック・・・マウスの左側のボタンを押して再び離すまでの操作 ダブルクリック・・・クリックを素早く 2 回行う操作 右クリック・・・マウスの右側のボタンを押して再び離すまでの操作 ドラッグ・・・マウスの左側のボタンを押したまま、マウスを動かす操作 ドロップ・・・ドラッグ中にマウスの左側のボタンを離す操作 カーソル・・・画面内に表示される矢印マークのように、現在画面上のどの位置に 操作があるのかを表すマーク 1

BASIC 風言語ソフトウェア)€¦ · また、言語によるプログラミングの入門としてもお使い頂けます。 「ソフトウェアの画面構成」 メニュー:ファイルの保存やプログラムの編集機能の呼び出しを行います。

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プログラミングメロディライト 使い方説明書

(BASIC 風言語ソフトウェア)

目次

1.ソフトウェアの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2 2.ソフトウェアの起動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3 3.プログラムの作成方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4 4.各種機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P11 5.プログラム例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P12 「説明で使われる言葉の意味」 クリック・・・マウスの左側のボタンを押して再び離すまでの操作 ダブルクリック・・・クリックを素早く 2 回行う操作 右クリック・・・マウスの右側のボタンを押して再び離すまでの操作

ドラッグ・・・マウスの左側のボタンを押したまま、マウスを動かす操作 ドロップ・・・ドラッグ中にマウスの左側のボタンを離す操作 カーソル・・・画面内に表示される矢印マークのように、現在画面上のどの位置に

操作があるのかを表すマーク

1

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1.ソフトウェア概要 BASIC 言語をもとにした言語を用いて、「プログラミングメロディライト」を制御す

るためのプログラムを作成するソフトウェアです。簡単な項目の設定とボタン操作で、

関数や構文といったプログラム文をリストに挿入していくことで、プログラムが作成

できます。 また、言語によるプログラミングの入門としてもお使い頂けます。

「ソフトウェアの画面構成」

メニュー:ファイルの保存やプログラムの編集機能の呼び出しを行います。 情報表示エリア:USB の接続状況や、センサーの値が表示される場所です。 プログラムリスト:プログラムを作成する場所です。 構文ボタン:プログラムに挿入する構文を選択するボタンです。 関数ボタン:プログラムに挿入する関数を選択するボタンです。 詳細設定エリア:プログラムに挿入する構文や関数の情報を設定する場所です。 挿入/変更ボタン:選択した関数や構文をプログラムリストに挿入します。

プログラムリスト 詳細設定エリア

挿入/変更ボタン

情報表示エリア メニュー

関数ボタン 構文ボタン

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2.ソフトウェアの起動 ダウンロードしたファイルを解凍し、解凍先のフォルダ内にある以下のファイルをダブ

ルクリックし、ソフトウェアを起動します。

表示された画面の右側のボタンをクリックし、「BASIC 風言語ソフトウェア」を起動しま

す。

クリック

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3.プログラムの作成方法 3-1.プログラム文の挿入 ①プログラムリストに挿入したい構文・または関数のボタンをクリックします。

②詳細設定エリアに表示された項目を変更します。

設定する項目には以下の 4 種類があります。 ・ラジオボタン

複数ある選択肢の中でどれを選択するのかを決めます。 ・チェックボックス

チェックを入れることで、その項目を有効にします。反対に、チェックを外すとそ

の項目は無効になります。 ・リスト選択

クリックすると選択肢の一覧が表示されます。その中から選択したい内容をもう一

度クリックして決定します。 ・数値入力

決められた範囲内で数値を入力して項目の値を設定します。

リスト選択 数値入力 ラジオボタン

チェックボックス

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③プログラムリストでプログラム文を挿入する行をクリックし、選択します。

※カーソルを合わせた場合は灰色で表示されます。

④挿入/変更ボタンをクリックします。

選択された行は青色で表示されます。

設定した内容でプログラム文が 挿入されます。

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3-2.プログラムの編集 プログラムリストの各行で右クリックするとサブメニューが表示されます。サブメニュ

ー内の機能を使用し、プログラムを編集します。

・「コピー」 選択した行のプログラム文をコピーします。 ・「切り取り」 選択した行のプログラム文をコピーし、コピー元のプログラム文を削除します。 ・「貼り付け」 コピーしたプログラム文を選択した行の上に挿入します。 ・「削除」 選択した行のプログラム文を削除します。 ・「空の文を挿入」 選択した行の上に指定した行数だけ空の文を追加します。

また、上記の機能は「メニュー」⇒「編集」または、ショートカットキーから呼び出す

こともできます。

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※複数の行を同時に選択する Ctrl キーや Shift キーを押しながらプログラムリストの行をクリックすると複数の行

を同時に選択することができます。複数の行を同時に操作したい場合に便利です。 ・Ctrl キーを押しながら行をクリックすると、前までの選択を解除せずに選択できます。

・Shift キーを押しながら行をクリックすると、前に選択した行からこの行までの全ての

行が同時に選択されます。

+Ctrl キー

+Shift キー

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※プログラムの作成・編集時の注意 以下のプログラム文は挿入時と編集時に注意が必要です。

○IF 文、ELSE 文、END IF 文 ・プログラム文の挿入時に ELSE 文と END IF 文も同時に挿入されます。

・IF 文もしくは END IF 文を削除するとその他の文も同時に削除されます。 ・エラーの原因となるため、コピーや切り取りは 3 つの文を同時に選択して行って下

さい。 ○FOR 文、NEXT 文 ・プログラム文の挿入時に NEXT 文も同時に挿入されます。

・いずれかの文を削除すると、もう一方の文も同時に削除されます。 ・エラーの原因となるため、コピーや切り取りは 2 つの文を同時に選択して行って下

さい。 ○WHILE 文、LOOP 文 ・プログラム文の挿入時に LOOP 文も同時に挿入されます。

・いずれかの文を削除すると、もう一方の文も同時に削除されます。 ・エラーの原因となるため、コピーや切り取りは 2 つの文を同時に選択して行って下

さい。

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〇GOSUB 文 ・以下のように SUB 文の間に挿入するとプログラムがうまく処理されません。

○SUB 文、END SUB 文 ・プログラム文の挿入時に END SUB 文も同時に挿入されます。

・いずれかの文を削除すると、もう一方の文も同時に削除されます。 ・エラーの原因となるため、コピーや切り取りは 2 つの文を同時に選択して行って下

さい。 ・以下のように他の SUB 文の間に挿入するとプログラムがうまく処理されません。

SUB 文

SUB1 文

SUB2 文

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3-3.プログラムの転送 メニュー内の「プログラム転送」をクリックすると、作成したプログラムが USB で接続

された本体に転送されます。プログラムは転送完了後に実行されます。 転送されたプログラムは本体に保存されるため、USB を接断した後も本体の電源を入れ

ると実行できます。

※以下のメッセージが表示された場合は再度 USB を接続し直して下さい。

3-4.プログラムを保存する/開く/新しく作成する メニュー⇒ファイル内の各ボタンから「保存」、「新規作成」、「開く」の各機能を呼び出

します。

・「新規作成」 現在のプログラムを削除し、新しく空のプログラムを作成します。

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・「開く」 現在のプログラムを削除し、指定したファイル(拡張子.pmlb)に保存されたプログラム

を開きます。

・「保存」 現在のプログラムを既存のファイルに保存します。はじめて保存する場合は「名前を付

けて保存」が呼び出されます。 ・「名前を付けて保存」 現在のプログラムを新しいファイルを作成して保存します。

ここにファイル名を入力します。

開きたいファイルを選択します。

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3-5.各関数・構文について 〇関数

ボタン プログラム文 内容

指定した時間だけ処理を一時停止しま

す。

時間を計測するタイマーの「リセット」

「動かす」「停止」処理を行います。

指定した計算式の計算処理を行いま

す。

指定した色でフルカラーLEDを光らせ

ます。色の指定は色名もしくは RGB 値

で行います。

指定した音をブザーで鳴らします。

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〇構文

ボタン プログラム文 内容

設定した条件式を判定し、処理を分け

ます。条件式を満たす場合は IF 文と

ELSE 文の間のプログラム文を、満た

さない場合は ELSE 文と END IF 文の

間のプログラム文の処理を行います。

指定した変数が上限値に達するまで

FOR 文と NEXT 文の間のプログラム

文を繰り返し処理します。処理が

NEXT 文まで到達すると指定した変数

を 1 増やし、再び FOR 文に戻ります。

設定した条件式を満たす間だけ DO

WHILE 文と LOOP 文の間のプログラ

ム文を繰り返し処理します。処理が

LOOP 文まで到達すると、再び DO

WHILE 文まで戻り、条件式を判定し

ます。

指定した名前の LABEL 文のある行に

処理を飛ばします。

これ自体では何も処理が行われず、

GOTO 文で飛ぶ目印として機能しま

す。

指定した SUB 名に処理を飛ばします。

処理が END SUB 文に到達すると、再

び、この文に処理が戻ります。

サブルーチンを表します。SUB 文と

END SUB 文の間のプログラム文は

GOSUB 文で呼び出されない限り、処

理は行われません。

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4.各種機能 4-1.センサー値確認機能 情報表示エリアでは、USB の接続状況と、センサー値をリアルタイムで確認することが

できます。(93640 基板未組立の場合、温度センサーと音センサーは正しく値が表示されま

せん。)

※うまく表示されない場合は再度 USB を接続し直して下さい。 4-2.テキスト表示機能 テキスト表示機能は、レポートを作成する際に使うと便利な機能です。作成したプログ

ラム文をテキスト形式(.txt)で表示/保存ができます。 メニュー⇒テキスト表示をクリックして呼び出します。

保存ボタンをクリックする

と、テキスト形式(.txt)のファ

イルを保存できます。

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5.各関数・構文の設定方法 5-1.各関数の設定

〇WAIT 関数

プログラムの処理を一時停止する時間を設定します。

①待ち時間(一時停止時間)の指定 プログラムの処理を一時停止したい時間を指定します。この時間経過後、次の行へ処

理が進みます。時間は 0.1 秒~25.5 秒の範囲で指定できます。 〇TIMER 関数

タイマーの動作を設定します。タイマーは TIMER1 と TIMER2 の 2 つがあります。

①タイマーの指定

「TIMER1、TIMER2」のいずれかを選択します。 ②動作の指定 「ON、OFF、RESET」から選択します。

・「ON」・・・タイマーに記録された時間から計測を始めます。 ・「OFF」・・・計測を停止します。このとき記録された時間はリセットされません。 ・「RESET」・・・タイマーに記録された時間をリセット(0 分 0 秒に)します。

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〇CALCULATE 関数 処理を行う計算式を設定します。

①計算式の左辺の指定 「v、w、x、y、z」から選択します。 ②計算式の演算方法の指定 「=、+=、-=、*=、/=」から選択します。 = : 左辺に右辺の値を代入します。 += : 左辺に右辺の値を足した結果を代入します。 -= : 左辺から右辺の値を引いた結果を代入します。 *= : 左辺に右辺の値を掛けた結果を代入します。 /= : 左辺を右辺の値で割った結果を代入します。 ③計算式の右辺の指定 変数の非チェック時:数値を 0~255 の範囲で指定します。 変数のチェック時:「v、w、x、y、z、光センサー、温度センサー、音センサー」

から選択します。

① ② ③

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〇LED 関数 フルカラーLED の色を色名で指定するか、RGB 値で指定するかの選択と色が次第に変化

するフェードイン効果のオン・オフを設定します。

①関数の指定 フルカラーLED の色を色名で指定する関数と RGB 値で指定する関数のどちらかを選

択します。 ②色の指定(色名指定) 「WHITE、RED、GREEN、BLUE、CYAN、MAGENTA、YELLOW、OFF」から

選択します。 ③色の指定(数値指定) フルカラーLED の R(赤)、B(青)、G(緑)のそれぞれの色の明るさを 0~255 の数

値で指定します。ボタンで設定可能な色以外の色を表現することができます。例えば R:

240、G:40、B:0 で橙色に点灯します。数値は直接値を入力して指定できる他に、変

数に格納された値(詳しくは計算ブロックで説明)で指定する方法があります。変数を

利用するとセンサーの値をフルカラーLED の色や明るさに反映することもできます。 ③フェードイン効果の指定

フェードイン効果を有効にすると、フルカラーLED が前の色(RGB の値)から指定し

た色(RGB の値)まで指定した時間をかけて次第に変化します。効果の時間は 0.1 秒~

25.5 秒の範囲で指定できます。

① ④

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〇BUZZER 関数 ブザーから鳴る音を設定します。

①動作時間(音の長さ)の指定

ブザーが動作する時間を 0.1 秒~25.5 秒の範囲で指定します。 ②音階の指定

「ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シ」から選択します。 ③音の高さの指定

音の高さを「低い、ふつう、高い」の 3 段階から選択します。

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5-2.各構文の設定 〇IF 文

判定を行う条件式を設定します。

①条件式の左辺の指定 「光センサー、温度センサー、音センサー、ボタン、v、w、x、y、z、TIMER1、

TIMER2」から選択します。選択した項目によって残りの項目が切り替わります。 ②条件式の左辺と右辺の比較方法の指定

「<、<=、=、>、>=」から選択します。 < : 左辺の値が右辺の値より小さいかどうかを比較します。

<= : 左辺の値が右辺の値以下かどうかを比較します。 = : 左辺の値が右辺の値と等しいかどうかを比較します。 > : 左辺の値が右辺の値より大きいかどうかを比較します。 >= : 左辺の値が右辺の値以上かどうかを比較します。

③条件式の右辺の指定 変数の非チェック時:数値を 0~255 の範囲で指定します。 変数のチェック時:「v、w、x、y、z」から選択します。

④条件式の右辺の指定 「ON、OFF」のどちらかを選択します。

⑤条件式の右辺の指定 0 分 0 秒~60 分 60 秒の範囲で指定します。

① ② ③

①で「光センサー、音センサー、音

センサー、v、w、x、y、z」の

いずれかを選択した場合

①で「ボタン」のを選択した場合

①で「TIMER1、TIMER2」のどち

らかを選択した場合

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〇FOR 文

繰り返し回数を決めるための初期処理と終了条件を設定します。

①初期処理の指定 左辺に「i、j、k、l、m」から変数を選択し、右辺にその変数に代入する値を 0

~254 の範囲で指定します。 ②終了条件の設定 ①で選択した変数が達すると繰り返しを終える値を 255 までの範囲で指定します。 〇DO WHILE 文

判定を行う条件式を設定します。設定方法は IF 文と同様です。

〇GOTO 文

処理を飛ばす対象となる LABEL 文の名前(ラベル名)を設定します。

①ラベル名の指定 プログラムリストに挿入されているラベル名の一覧から選択します。

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〇LABEL 文 名前を設定します。

①ラベル名の指定 「LABEL1、2、3、4、5、6、7、8」から選択します。 〇GOSUB 文 処理を飛ばすサブルーチンの名前(サブルーチン名)を設定します。

①サブルーチン名の指定 プログラムリストに挿入されているサブルーチン名の一覧から選択します。

〇SUB 文

①サブルーチン名の指定 「SUB1、2、3、4、5、6、7、8」から選択します。

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6.プログラム例 6-1.LED 文、WAIT 文、BUZZER 文を使ったプログラム <作成するプログラム> フルカラーLED が赤色に点灯し、2 秒後から 4 秒間かけて緑色に変化し、変化が終わった

らブザー音が鳴るプログラム

番号 詳細設定の内容

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6-2.FOR 文を使ったプログラム <作成するプログラム> フルカラーLED の色が 3 秒ごとにフェードイン効果付きで切り替わる処理を 3 回繰り返す

プログラム

番号 詳細設定の内容

※FOR 文を挿入すると、NEXT 文も同時に挿入されます。FOR 文か NEXT 文のいずれか

一方を削除するともう一方も削除されます。 6-3.DO WHILE 文を使ったプログラム <作成するプログラム> プッシュスイッチを押している間だけブザー音が繰り返し鳴るプログラム

番号 詳細設定の内容

※DO WHILE 文を挿入すると、LOOP 文も同時に挿入されます。DO WHILE 文か LOOP

プログラムを転送する前からプッシュ

スイッチを押しておいて下さい。

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文のいずれか一方を削除するともう一方も削除されます。 6-4.CALCULATE 文を使ったプログラム <作成するプログラム> フルカラーLED が赤色、緑色、青色の順に点灯する処理を無限に繰り返すプログラム

番号 詳細設定の内容

計算で代入した変数の値を DO WHILE 文

の条件式に利用することで、無限に繰り返

す処理を表すことができます。

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6-5.IF 文を使ったプログラム <作成するプログラム> 周囲が暗いと LED が点灯し、周囲が明るいと消灯するプログラム

番号 詳細設定の内容

※IF 文を挿入すると、ELSE 文と END IF 文も同時に挿入されます。IF 文もしくは END IF文のいずれかを削除すると、他の 2 つの文も削除されますが、ELSE 文を削除しても他の 2つの文は削除されません。 ※ELSE 文を削除した場合は条件式が満たされている場合だけ、IF 文と END IF 文の処理

を行います。 例)ボタンを押している間だけ、ブザー音が鳴るプログラム

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6-6.TIMER 文を使ったプログラム <作成するプログラム> 30 秒経過するとブザー音が鳴り、知らせるプログラム

番号 詳細設定の内容

はじめてタイマーを動かす前(ON にする前)には必ずリセットを行いましょう。

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6-7.SUB 文、GOSUB 文を使ったプログラム <作成するプログラム> ボタンを押しているときとそうでないときで、流れるメロディが変わるプログラム

サブルーチン 1(004:SUB1)へ サブルーチン 2(014:SUB2)へ

サブルーチン 1

サブルーチン 2

呼び出し元(004:GOSUB SUB1)へ戻り、 その次の行が処理される

呼び出し元(006:GOSUB SUB2)へ戻り、 その次の行が処理される

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番号 詳細設定の内容

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6-8.LABEL 文、GOTO 文を使ったプログラム <作成するプログラム> ボタンが押されているときは LED が点滅した後にブザー音が鳴り、ボタンが押されてない

ときはブザー音だけが鳴るプログラム

LABEL1 に移動した場合に 実行される処理

LABEL2 に移動した場合に 実行される処理

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番号 詳細設定の内容

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