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准組合員向け広報誌面事例集
別冊
別冊
准組合員向け広報誌面事例集
2017 AUTUMN
発行/全国新聞情報農業協同組合連合会(JA新聞連)平成29年(2017年)8月31日発行
編集/広報制作部 〒110│
8722 東京都台東区秋葉原2│
3/電話03│
5295│
7436 編集協力/全国農業協同組合中央会
JA広報通信別冊
准組合員向け広報誌面事例集
2017 AUTUMN秋号
秋号
2
実りの秋を迎えます。水稲をはじめ、秋果実
や野菜の収穫時期です。農家組合員ばかりでな
く、田植えなど農業体験をした子どもたちにとっ
てもうれしい笑顔いっぱいの収穫の秋となります。
各JAでは、JA祭りや収穫祭など多彩なイベン
ト開催の時期でもあります。管内の農業やJAを
地域住民、准組合員に理解してもらう格好の機
会となります。広報誌やコミュニティー誌で積極
的にPRし、JAファンを増やしていきましょう。
本誌は、四半期ごとに全国のJA広報誌・コミュ
ニティー誌の中から、准組合員や地域住民向け
の誌面作りの参考になる事例を紹介しています。
はじめに
准組合員を意識してもらう………………………………… P.3
地元の農業を知ってもらう…………………………… P.4 - 5
直売所で農畜産物を買ってもらう………………………… P.6
JAイベントに参加してもらう… …………………………… P.7
農業体験やJA運営に参加してもらう… …………… P.8 - 9
目
次
准組合員向け
広報誌面事例集別 冊
2017年秋号
全国新聞情報農業協同組合連合会(JA新聞連)TEL●03-5295-7436 FAX●03-5295-7489 E-mail●[email protected]
問い合わせ先 ▼
3
准組合員読者を「農業振興の応援団」になってもらうためには、以下の5つを「してもらう」ことを、誌面を通じて強調していくことが大切です。①准組合員とは何かを理解してもらう②地元農業を理解してもらう③JAの農業応援商品の利用やJA祭りなどのイベントに参加してもらう
④産直などを通して、地元産農畜産物を購入してもらう⑤援農ボランティアなど、農業や農家組合員を応援する活動に参加してもらう 以上5つのパターンを准組合員の理解度や参画度合いを見ながら、ターゲットを明確にした誌面を作り、農業やJAの応援団を育てましょう。
1 准組合員を意識してもらう
「JA広報通信」に掲載している、共通コンテンツ(33ページ)は自由に掲載できます。今年度は、正・准組合員をメインターゲットとし、協同組合とは何かを解説しながらJA
の事業や役割を訴求していきます。JA広報誌はもちろん、准組合員や地域住民向けのコミュニティー誌にご活用ください。
パターン
共通コンテンツ 2017年8月号
共通コンテンツ 2017年9月号
准組合員を「農業振興の応援団」にしていくために
4
2 地元の農業を知ってもらう
地元の農業や農作業に励む農家、農産物の情報を積極的に発信しましょう。秋号では農業青年を特集した事例を紹介します。農業後継者、担い手として頑張っている青年たちの姿や活動は、准組合員や地域住民にとって地元農業に親しみが湧くきっかけとなるでしょう。
パターン
JA東京むさし『JA東京むさし情報誌』(タブロイド版4ページ、隔月刊)2016年9・10月号
「農業×男子」を見開きで特集しています。「地域の皆さんへのメッセージ」のコーナーを設け、都市農業に取り組む意気込みを発信しています。紙面右側には毎号、農産物の直売所情報を掲載しています。表紙には8~10月が旬というトウガラシの生産青年やレシピなどで地場産を紹介しています。
5
JAくるめ『With You(ウイズユー)』2016年9月号
青年部の手作り看板の特集です。各支部が農業への思いを込めた看板と支部長の顔写真を並べました。設置場所も記載してあり、広報誌を手に訪ねてみようかなと誘われる作りです。表紙はブドウの写真です。ページをめくるとブドウの特集があり、さりげなく特産をアピールしています。
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3 直売所で農畜産物を買ってもらうパターン
JA直売所は、季節の旬の野菜や果物も多く出回り、安全・安心な農畜産物を求めて多くの来店者でにぎわいます。特にこの時期は、地元の農畜産物や直売所の
魅力を大いにPRしたいものです。直売所の所在地を紹介、誘導し販促につなげましょう。
JA兵庫六甲『Wave Rokko(ウェーブ六甲)』2016年11月号
特集「直売所のまるごと野菜を楽しもう!」と銘打ち、販売している葉付きのダイコン、キャベツ、ハクサイを4ページにわたって紹介しています。栄養素や部位ごとの調理法を載せ、地域住民がいつも購入している定番野菜に新しい角度から光を当てた紙面構成になっています。まるごと買っても無駄にすることなく、食べられるので地域住民の関心を集めたでしょう。
JA東京中央『まごころ+C』2016年創刊秋号
(タブロイド版)
コミュニティー誌の創刊号で、管内の地図に直売所とJA支店を落とし込んで、特集で紹介しています。「お散歩がてら…」とスポットとなる近くの公園の情報も載せています。地域住民が行ってみたくなる紙面構成は、アピール度も高くなります。
7
JAや農業について関心を持ってもらうため、イベントやカルチャー講座などに足を運んでもらうよう、誘導しましょう。イベントの大小に関係なく、身近な活動を提供するこ
とが大切です。日程などが決まったら予告記事を掲載しましょう。その後の結果報告の記事も忘れずに、動きのある誌面となります。
4 JAイベントに参加してもらうパターン
JA堺市『CROP(くらっぷ)』2016年11月号
堺市農業祭の開催告知紙面です。会場内マップや会場周辺案内図、出展一覧を載せ、多くの市民の参加を呼び掛けています。
JAいずみの『JA(じぇい・えい)』2016年8月7日23号
JAいずみのは、管内在住の20~30代の女性を対象に「JAいずみの女性大学…I’s(アイズ)カレッジ」を開講しています。1年間の活動報告を特集しました。併せて女性大学卒業生を対象にした「フレッシュミズ会員」の活動も紹介しています。女性のJAファンづくりを進める上で、参考になる取り組みと紙面作りです。
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5 農業体験やJA運営に参加してもらう
JAを積極的に利用し運営に参加してもらうためには、実際に農作業を体験してもらうことは非常に重要です。特に、子どもたちの食農教育活動などは、将来を見据えてJAに参画してもらう意識を醸成し、子どもを通じて保護者のJA・農業理解につなげることができます。
パターン
JA広島中央『JAひろしま中央』 2016年11月号
食育体験で稲刈りをした特集です。生き生きとした表情の子どもたちの写真をたくさん使って紙面を構成しています。記事を最小限にしてすっきりとした紙面となっています。
JA北河内『JAきたかわち』2016年11月号
食農教育支援事業の農作業体験を特集しています。事業の報告を掲載して周知することは重要です。
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JAとっとり西部『そよかぜ』2016年11月号
こどもあぐりスクールでの親子で収穫体験の特集です。黄色く実った田んぼを背景に子どもたちの稲刈り写真を配置しています。かまを手に初めての稲刈りで実りの秋を満喫した子どもたちの姿が生き生きと伝わってきます。
JA大阪市『萌』2016年11月号
大都市が管内のJA大阪市では、市民の農園として「みどりの農園」を運営しています。利用者募集の告知の事例です。JAにとって管理など大変な面もありますが、多くの方に野菜などを育てる喜びを感じてもらうことは重要です。利用者への作業アドバイスなどで、JA、農業への理解が深まります。
准組合員向け広報誌面事例集
別冊
別冊
准組合員向け広報誌面事例集
2017 AUTUMN
発行/全国新聞情報農業協同組合連合会(JA新聞連)平成29年(2017年)8月31日発行
編集/広報制作部 〒110│
8722 東京都台東区秋葉原2│
3/電話03│
5295│
7436 編集協力/全国農業協同組合中央会
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准組合員向け広報誌面事例集
2017 AUTUMN秋号
秋号