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29 調 使 10 調 調 第85号(2019年12月号) 1 仙台メビウス通信 №85 この通信もリサイクルできます。「雑がみ」として分別しましょう。 仙台メビウス通信 №85 仙台市リサイクル シンボルマーク 「メビウスちゃん」 ●編集・発行 仙台市環境局家庭ごみ減量課 ●電 話 214-8226 食品ロスを減らす工夫は家庭から ··················· 1P 研修レポート・小型充電式電池の回収にご協力ください ········· 2P 仙台市環境局からのお知らせ ····················· 3P 活動報告書の集計結果をお知らせします ················ 4P 4 使 10 10 第85号(2019年12月号) 活動報告書の集計結果をお知らせします クリーン仙台推進員の皆さまには、年1回「活動報告書」を提出いただいております。平成30年度の 活動報告書の集計結果がまとまりましたのでお知らせいたします。 ①クリーン仙台推進員としての活動内容とその頻度について(単位:%) ごみ集積所の点検・見回りやごみ集積所 の清掃を実施いただいている割合の合計は 90%以上となり、常に集積所の美化に務 めていただいております。 しかし、環境に関する勉強会の実施割合 が31.1%、チラシやポスターの作成が 39.5%、と低くなっております。 環境局では環境事業所職員がごみ分別の 説明に伺う出前講座や推進員向け学習会等 を企画いたしますので、ご活用願います。 ②クリーン仙台推進員として活動した感想について 「思うように活動できなかった」と回答した方が41%と 一番高く、その理由として「他の推進員と活動できる日が合 わなく協力できなかった」、「分別ができていない人へ、説 明の仕方が分からない」といった感想がありました。 環境局では、ルールを守ってもらうための啓発として、ご み出しルール啓発ポスターの見本の提供などを行っていま す。 また、2番目に多い「やりがいがあった」との回答が28% あり、「推進員OBの助言もあり、全集積所の修繕ができ た」、「町内会行事でごみ分別講習会を実施し、ごみ分別等 のポスターを子供会と一緒に制作した」などの積極的な取り 組みを行っている事例もありました。 ③受講したい研修 受講したい研修として、 「ごみの正しい出し方」、 「ごみ減量方法」が合わせ て37.2%あり、ごみの出し 方への関心が高いことがう かがえます。ごみの減量へ つなげられるよう、この分 野の学習会を充実していき ます。 また、リサイクルの仕組 みや施設見学会の要望も合 せて24.8%の回答がありま すので、施設見学会や出前 講座などを充実していきま す。 活動内容 毎日 週数回 月数回 年数回 なし ごみ集積所の清掃 6.7 31.1 31.4 21.6 9.2 ごみ集積所の点検・見回り 9.0 36.6 36.4 15.4 2.6 ごみ集積所での分別啓発 2.3 13.2 21.8 41.0 21.7 ごみ集積所の改修 2.0 3.4 12.9 57.3 24.4 チラシやポスターの作成 0.6 0.8 5.2 32.9 60.5 町内会報等へ環境記事掲載 1.0 1.3 9.6 43.8 44.3 町内会へ報告や呼びかけ 1.6 1.5 20.9 58.8 17.2 まち美化活動 2.7 5.7 19.0 49.5 23.1 不法投棄巡視パトロール 3.8 11.3 21.6 31.9 31.4 環境に関する勉強会の実施 1.1 0.3 1.9 27.8 68.9 やりがいが あった 28% その他 10% 時間がなくて 活動できなかった 14% 思うように 活動ができな かった 41% 活動の仕方が わからない 7% 16.5% 20.7% 13.2% 11.6% 6.6% 9.5% 7.2% 4.5% 8.5% 1.8% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% ▲保存食づくりの調理体験では、 リンゴのジャムを「せんだい食エ コリーダー」さんに教えていただ きました ▲残ってしまいがちな食材を使用 した巻きずし教室を実施しました

2019 月号) 第85号(2019年12月号) 20.7% - Sendai · 録 し 、 排 出 実 態 の 把 握 等 を 行 う 「 食 品 ロ ス ・ ダ イ ア リ ー 」 市 民 モ

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Page 1: 2019 月号) 第85号(2019年12月号) 20.7% - Sendai · 録 し 、 排 出 実 態 の 把 握 等 を 行 う 「 食 品 ロ ス ・ ダ イ ア リ ー 」 市 民 モ

平成29

年度に家庭ごみに含まれる生ごみの

実態調査を実施したところ、未使用のまま捨

てられた食品や食べ残しといった「食品ロ

ス」が約3割含まれていました。

食品ロス削減月間として10

月に実施した、

秋のごみ減量キャンペーン2019では、

「食品ロス」削減の取り組みとして、

〇家庭から出る食品ロスを日記形式で記録

し、排出実態の把握等を行う「食品ロス・ダ

イアリー」市民モニター調査

〇余剰食品を持ち寄り、必要としている方へ

フードバンク団体を通じて寄付する「フード

ドライブ」

〇小学生と保護者を対象とした保存食づくり

の調理体験

〇巻きずしをテーマにしたエコクッキング

〇冷蔵庫収納セミナー

などを実施しました。

冷蔵庫収納セミナーでは「美人冷蔵庫」を

キーワードに食品ロス削減に取り組んでおら

第85号(2019年12月号)

1 仙台メビウス通信 №85

この通信もリサイクルできます。「雑がみ」として分別しましょう。

仙台メビウス通信 №85

仙台市リサイクル シンボルマーク 「メビウスちゃん」

●編集・発行 仙台市環境局家庭ごみ減量課 ●電 話 214-8226

食品ロスを減らす工夫は家庭から ··················· 1P

研修レポート・小型充電式電池の回収にご協力ください ········· 2P

仙台市環境局からのお知らせ ····················· 3P

活動報告書の集計結果をお知らせします ················ 4P

4

れる福田かずみ先生を講師にお招きし、せん

だいメディアテークで実際の冷蔵庫を使いな

がら食品保存のコツや冷蔵庫の整理について

ご講演をいただき、約140名の方々にご参

加いただきました。

また、フードドライブでは10

月の1ヶ月

間、市の施設のほか、新たに民間事業者と連

携し、市内イオン5店舗に食品回収箱を設置

したところ、多くの食品が寄せられました。

寄付いただいた食品は「NPO法人ふうどば

んく東北AGAIN(あがいん)」を通じ

て、こども食堂や台風被害の被災地等へ提供

させていただきました。ご協力をいただきま

した皆様ありがとうございます。

全国の食品ロスは年間約643万トン。そ

のうち約半分は家庭から排出されています。

毎日のちょっとした工夫や心掛けが食品ロス

削減への第一歩です。

冷蔵庫収納のコツは市政だより10

月号に掲

載されています。また、ホームページ「モッ

タイナイキッチン」でも食品ロス削減のヒン

トを紹介中です。

第85号(2019年12月号)

活動報告書の集計結果をお知らせします クリーン仙台推進員の皆さまには、年1回「活動報告書」を提出いただいております。平成30年度の

活動報告書の集計結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

①クリーン仙台推進員としての活動内容とその頻度について(単位:%)

ごみ集積所の点検・見回りやごみ集積所

の清掃を実施いただいている割合の合計は

90%以上となり、常に集積所の美化に務

めていただいております。

しかし、環境に関する勉強会の実施割合

が31.1%、チラシやポスターの作成が

39.5%、と低くなっております。

環境局では環境事業所職員がごみ分別の

説明に伺う出前講座や推進員向け学習会等

を企画いたしますので、ご活用願います。

②クリーン仙台推進員として活動した感想について

「思うように活動できなかった」と回答した方が41%と

一番高く、その理由として「他の推進員と活動できる日が合

わなく協力できなかった」、「分別ができていない人へ、説

明の仕方が分からない」といった感想がありました。

環境局では、ルールを守ってもらうための啓発として、ご

み出しルール啓発ポスターの見本の提供などを行っていま

す。

また、2番目に多い「やりがいがあった」との回答が28%

あり、「推進員OBの助言もあり、全集積所の修繕ができ

た」、「町内会行事でごみ分別講習会を実施し、ごみ分別等

のポスターを子供会と一緒に制作した」などの積極的な取り

組みを行っている事例もありました。

③受講したい研修

受講したい研修として、

「ごみの正しい出し方」、

「ごみ減量方法」が合わせ

て37.2%あり、ごみの出し

方への関心が高いことがう

かがえます。ごみの減量へ

つなげられるよう、この分

野の学習会を充実していき

ます。

また、リサイクルの仕組

みや施設見学会の要望も合

せて24.8%の回答がありま

すので、施設見学会や出前

講座などを充実していきま

す。

活動内容 毎日 週数回 月数回 年数回 なし

ごみ集積所の清掃 6.7 31.1 31.4 21.6 9.2

ごみ集積所の点検・見回り 9.0 36.6 36.4 15.4 2.6

ごみ集積所での分別啓発 2.3 13.2 21.8 41.0 21.7

ごみ集積所の改修 2.0 3.4 12.9 57.3 24.4

チラシやポスターの作成 0.6 0.8 5.2 32.9 60.5

町内会報等へ環境記事掲載 1.0 1.3 9.6 43.8 44.3

町内会へ報告や呼びかけ 1.6 1.5 20.9 58.8 17.2

まち美化活動 2.7 5.7 19.0 49.5 23.1

不法投棄巡視パトロール 3.8 11.3 21.6 31.9 31.4

環境に関する勉強会の実施 1.1 0.3 1.9 27.8 68.9

やりがいが あった 28%

その他 10%

時間がなくて 活動できなかった 14%

思うように 活 動 が で き なかった 41%

活動の仕方が わからない 7%

16.5%

20.7%

13.2%11.6%

6.6%

9.5%

7.2%

4.5%

8.5%

1.8%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

▲保存食づくりの調理体験では、リンゴのジャムを「せんだい食エコリーダー」さんに教えていただきました

おいしく食べてごみ減量

食品ロスを減らす工夫は家庭から

▲残ってしまいがちな食材を使用した巻きずし教室を実施しました

Page 2: 2019 月号) 第85号(2019年12月号) 20.7% - Sendai · 録 し 、 排 出 実 態 の 把 握 等 を 行 う 「 食 品 ロ ス ・ ダ イ ア リ ー 」 市 民 モ

第85号(2019年12月号)

3 仙台メビウス通信 №85

この通信もリサイクルできます。「雑がみ」として分別しましょう。

仙台メビウス通信 №85 2

初めてクリーン仙台推進員に委嘱

された方を対象として、9月から10

月にかけて初任者研修を開催しまし

た。

地域社会デザイン・ラボ 代表の

遠藤智栄氏を講師にお迎えし、2日

間に渡り、推進員として活動するた

めの基礎知識や活動のノウハウを学

んでいただきました。

1日目は、参加者の自己紹介の後、

推進員制度の概要や活動のポイント

などについて講義を受け、日頃管理

しているごみ集積所へのごみの出し

方や分別状況、家庭ごみが増える時

期などについて、グループで議論が

なされました。また、皆さんが各家庭

で行っている紙類の効率的な分別方

法などについて議論していただきま

した。

2日目は、推進員として長年活躍

されている宮城野区安養寺上町内会

の鈴木克美さんをお迎えして、活動

事例紹介と質疑がなされました。鈴

木さんからは、

前任者から急きょ引き継いだが、

活動の方法が分からず戸惑ったこと

○活動当初は缶・びん・ペットボトル

のラベルはがしを主に行ったこと

○活動を続けるうちに地域と顔見知

りになり、協力を得られるように

なったこと

○ルール違反を見つけても、強制す

るような発言はせず、やさしく語り

かけると次回から協力してもらえる

こと

○集積所の状況を理解してもらうた

め、改善点を掲示し、地域から協力し

てもらっていること

などの事例をお話しいただきまし

た。

参加された方々は、鈴木さんのマ

イペースな活動姿勢に感心していた

ようで、自分たちの活動の方向性が

確認できたようでした。

最後に鈴木さんから「一生懸命に

活動し過ぎると疲れてしまい、続け

られなくなる。ゆっくりでいいんで

すよ」とのお話しで締めくくられま

した。

第85号(2019年12月号)

◆リサイクルプラザ「学習机フェア」

小学校に入学するお子さんを応援す

るため、市内の皆さまから提供された

学習机を一挙に展示、お譲りする「学

習机フェア」を開催します。

リサイクルプラザのスタッフが丹念

に補修したおすすめの逸品ばかりで

す。この機会にぜひリサイクルプラザ

にご来館ください。

■対象

市内在住の18

歳以上の方

■申込は会場で。期間ごとに1人1点

までとなります。

■会場(展示台数)

今泉リサイクル

プラザ(期間ごとに各15

台)

■展示期間

①1月5日(

日)

~13

日(

月・祝)

②2月8日(

土)

~16

日(

日)

■抽選日

①1月14

日(

火)

②2月17

日(

月)

※当選者には葉書で通知します

■問

今泉リサイクルプラザ

電話289-

6401

◆ごみの分別はこれでOK!ごみ分別

アプリ「さんあ~る」

分別方法を簡単に検索したり、ごみ

の収集日をお知らせするなど、便利な

機能が盛りだくさんのごみ分別アプリ

「さんあ~る」。ダウンロード・登録

は無料です。(ただし、通信料は利用

される方の負担になります)

是非、ご利用ください。

主な機能

■ごみ分別検索

ごみ分別に迷った時

に品目別に検索できます

■ごみの出し方ガイド

ごみや資源物

の出し方をご案内します

■ごみ出し日通知

ごみや資源物の収

集日をお知らせします

■お知らせ

仙台市から生活に役立つ

情報をお知らせします

■資源物回収拠点情報

紙類や小型家

電を持ち込める回収拠点の情報をご案

内します

※始めにご住所を登録してください。

スマートフォン対応端末(タブレット

端末も可):A

ndro

id4

.0

以上、

iPhone iO

S8

.0

以降

※「さんあーる」で検索、または左記

からダウンロードできます。

※詳しくは「ワケルネット」をご覧く

ださい。

◆せんだい環境学習館たまきさんサロ

ン「サロン講座のご案内」

「和製本を学ぶ~御朱印帳(複葉折り

本)をつくろう~」

■日時

1

月18

日(

土)

13

時30

分~16

■講師

和綴じ製本作家

永澤

裕子

■内容

御朱印帳を手づくりし、和製本

の初歩を学びます。

■会場

たまきさんサロン(東北大学青

葉山新キャンパス環境科学研究科本

館)

■定員

10

人(中学生以上・1

mm

単位

で長さを正確に測れる方)

※抽選(当選者にのみ1

月11

日(土)

までご連絡)

■参加費

千円(税込)

■申込締切

1

月8

日(水)

■申込方法

電子メールまたはハガ

キ、FAXでお申し込みください。

(必要事項:希望講座名、参加者氏

名、年齢、住所、電話番号)

■申・問

たまきさんサロン

〒980-

0845仙台市青葉区荒巻字

青葉468-

電話214-

1233

FAX393-

5038

Eメール ta

maki3

salo

n@

city.se

ndai.jp

◆「仙台市地球温暖化対策等の推

進に関する条例」を制定しました

(令和2年4月1日施行)

今日、地球温暖化により、自然災

害が増加するなど、その対策は世界

的な課題となっています。仙台市で

は、地球温暖化対策に率先して取り

組むため、新たに条例を制定しまし

た。今回は、市民の皆様に身近にで

きる取組をご紹介させていただきま

す。

■市民の皆様にできる取組

省エネ行動の徹底、ごみの分別やリ

サイクルの推進、ハザードマップの

確認(大雨による洪水などの自然災

害に備える)、熱中症予防のための

こまめな水分補給

など

■問

環境企画課

電話214-

8232

からのお知らせ

研修レポート

クリーン仙台推進員学習会

「初任者研修」を開催しました

環境事業所の電話番号

青葉環境事業所 277-5300

宮城野環境事業所 236-5300

若林環境事業所 289-2051

太白環境事業所 248-5300

泉環境事業所 773-5300

モバイルバッテリーなどの小型充電式電池は、ごみ袋に入れず、回収にご協力ください

デジタルカメラやノートパソコンなどに使われている小型充電式電池(モバイルバッテリー含む)は、破損や変形により、発火・破裂の恐れがあります。収集作業中の火災を防ぐため、ごみ袋や缶・びん・ペットボトルの回収容器に入れずに、家電量販店などの回収・リサイクル協力店等にお持ちください。小型充電式電池は希少な金属を含んでおり、リサイクルすることで、貴重な資源になります。

小型充電式電池の分別方法について

1 デジタルカメラやノートパソコン、ゲーム機など、充電式電池が内蔵されている家電を排出する際は電池を外してください。

2 小型充電式電池は、下記のマークが目印です。(モバイルバッテリー含む)

3 電池を処理する場合は、家電量販店などの回収・リサイクル協力店又は各環境事業所・家庭ごみ減量課へ火災防止のため、テープを貼るなど絶縁の上、お持ちください。

※ 回収・リサイクル協力店に持ち込める電池は一般社団法人JBRCの会員企業が製造・販売する電池のみです。それ以外の電池は各環境事業所、家庭ごみ減量課へご相談願います。

4 小型充電式電池を抜いた小型家電は、区役所や各環境事業所、一部小売店舗等に設置している小型家電回収ボックス(15cm×30cmの投入口に入るもの)へ入れてください。小型充電式電池が外れない製品は電池が付いたまま回収ボックスに入れてください。

※ 携帯電話・スマートフォン本体に組み込まれている小型充電式電池は、電池を外さず小型家電回収ボックスへ入れてください。

※ 不明な点は各環境事業所、家庭ごみ減量課へお問い合わせ願います。

◎リサイクル協力店のお問い合わせ/一般社団法人JBRC 電話:03-6403-5673 URL:https://www.jbrc.com/

前回の講座の様子

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