Apple Teacherをあなたの教育機関に | 2018年10月 1

Apple Teacherをあなたの教育機関に

Apple TeacherについてApple Teacherは、教師のみなさんを支援し、その成果を称えるための無料のプロフェッショナルラーニングプログラムです。新任の教師のみなさんから経験豊富なベテランのみなさん まで、教育の現場に自信を持ってApple製品を取り入れることができるようになります。

さまざまな教育機関のリーダーや、プロフェッショナルラーニングのエキスパートのみなさんがApple Teacherを利用しています。Apple Teacherは、教師のみなさんが学び続け、iPadやMacを使って革新的な学習体験を作り出すための大きなインスピレーションになります。また、投資して導入したテクノロジーを教師のみなさんが十分活用できるようにサポートします。

Apple Teacherへの第一歩を踏み出すために、教師のみなさんに、Apple Teacher Learning Centerに登録し、どんなプログラムなのか見てもらいましょう。Apple Teacher Learning Centerは、教師のみなさんとAppleを結びつけ、ニュースやヒント、インスピレーションを入手できる、学びのプラットフォームです。

Apple Teacherスターターガイドは、指導のための新しいアイデアを生み出す手がかりを探したり、iPadやMacや内蔵アプリケーションの基本的な使い方を学べるように作られた、 教師のみなさんのための学習教材です。スターターガイドでは、プロジェクトを作りながらApple製品のスキルを身につけることができます。最後には、教室ですぐ活用できるアイデアも紹介しています。

スターターガイドのプロジェクトを完了したら、Apple Teacher Learning Centerで インタラクティブなクイズに挑戦しましょう。クイズは何度でも受けられるので、自分のペースで学習を進めることができます。MacまたはiPadのいずれかのコレクションで8つのバッジを獲得すると、Apple Teacherとして認定されます。

Apple Teacherについて詳しくはこちらをご覧ください。

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キックオフイベントでApple Teacherを始めるApple Teacherを取り入れている世界中のさまざまな学校で、学び始め紹介するための楽しいキックオフイベントが開催されています。すべての教師のみなさんが一緒に学びを始めるためのきっかけを作ることができます。忙しい教師のみなさんの時間を確保できるようサポートし、ほかのことに妨げられることなく、互いに協力して楽しみながらプログラムに取り組み、認定獲得の モチベーションを向上させるのがイベントを実施する目的です。イベントの計画には、以下のベストプラクティスを参考にしてみましょう。

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参加者誰に参加してもらえば良いか考えましょう。特定の教科や部署を対象とすることも、全員に参加してもらうこともできます。学校によっては少人数のグループでやる方がいい場合もあるかもしれません。近隣の学校で集まって行った例もあります。教育委員会と協力するのもよいでしょう。複数の学校の教師たちが集まって学習すれば、楽しみながら可能性を広げることができます。

場所食堂や体育館のような広い場所を使うと大勢が参加でき、会を始める際の全体への挨拶や、体験、最後のまとめなどのための十分なスペースを確保できます。 広い場所を確保した場合はバッジごとにコーナーを設置することもできますし、 複数の教室を使って、内容ごとに教室に分かれてもよいでしょう。どちらにしても、 教師のみなさんがそれぞれのアプリケーションについて集中して学習し、習得したら次のアプリケーションを学ぶために次の場所に移動するようにすると、バッジを 獲得しながら進んでいく面白さを出すことができます。

時間所要時間は、それぞれの教育機関の研修、プロフェッショナルラーニングの目標によって異なります。合同研修のように丸1日を使って集中的に学ぶ時間を設ける場合もありますが、専門能力開発の一部や職員会議の中で1時間程度のプログラム紹介を行っている学校もあります。1年、1学期、1か月、または1日など期間を設けて導入していくことができます。

形式教師のみなさんにとって最適な形式を選びましょう。各自が自分のペースで進めることもできますし、ペアまたは小グループで、楽しみながら時間制限を設けてアクティビティを実施することもできます。

個人やグループの経験レベルに合った学習方法を提案するとよいでしょう。 たとえば、iPadやMacをはじめて使う教師のみなさんには、iPadスターターガイドまたはMacスターターガイドから始め、デバイスの概要や内蔵機能を確認してから、好みの順番で5つの主要アプリケーションを学習していきます。その後、「学習効率を高める」と「創造性を育む」のスターターガイドで、新たに身につけたスキルを授業で活かす方法を学び、基礎力を固めることができます。

教師のみなさんが一緒に学び、練習できる環境を作って最大限に利用し、授業に取り入れ指導に生かすためのスキルをお互いに共有し合えるように工夫をして みましょう。

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イベントの流れイベント当日のアジェンダを作成しましょう。会を始めるためのオープニング セッションや、教師のみなさんが実際に学びながら協力してバッジを獲得する時間、達成した成果を表彰する閉会式などを計画します。バッジを1個獲得した場合も、20個獲得した場合でも、最後には全員が達成感を味わえるようにしましょう。右のアジェンダ例を参考にしてください。

オープニングイベントのオープニングで使うためのプレゼンテーションを用意しました。主旨を説明し、指導、学習の目標を達成するためにApple Teacherプログラムがどのように役に立つのかを説明して、イベントを盛り上げるように作られています。独自のプレゼンテーションを準備するためのベースとしても使えます。

メンター

すでにApple Teacherの認定を取得した教師のみなさんや、アプリケーションをいくつか習得した教師のみなさんがいる場合には、メンターとなってもらい、 イベントでほかの教師のみなさんを励ましたり、サポートする役割を担ってもらうことができます。

告知

Apple Teacherプログラムを紹介する文章を以下に準備しました。イベントの告知にお使いください。

Apple Teacherは、教師のみなさんを支援し、その成果を称えるための新しい プロフェッショナルラーニングプログラムです。バッジとApple Teacherの公式ロゴを獲得すると、Apple Teacherに認定されたことを世界中にアピールできるようになります。プログラムについてさらに詳しく知り、学習リソースを調べ、バッジを獲得してApple Teacherの認定を受けるチャンスです。Apple Teacherプログラムのキックオフにぜひご参加ください。

アジェンダ例

45分• オープニングのプレゼンテーション• Apple Teacher Learning Centerの登録とサインイン（MacまたはiPadのいずれかを選べることを説明）• スターターガイドの種類と学習ステップの確認• 1冊目のスターターガイドのダウンロード• 各自、ペア、またはグループでアクティビティを実施

90分• オープニングのプレゼンテーション• Apple Teacher Learning Centerの登録とサインイン（MacまたはiPadのいずれかを選べることを説明）• スターターガイドの種類と学習ステップの確認• 1冊目のスターターガイドをダウンロードし、スターターガイドについて機能を確認• 学習に取り組むペアまたは小グループを作る• スターターガイドのアクティビティを開始• 個人または小グループによる活用案の発表／イベントのまとめ

終日• オープニングのプレゼンテーション• Apple Teacher Learning Centerの登録とサインイン（MacまたはiPadのいずれかを選べることを説明）• スターターガイドの種類と学習ステップの確認• 1冊目のスターターガイドをダウンロードし、スターターガイドについて機能を確認• 8つの各スターターガイドの担当メンターと、各場所の紹介• 各回75分で4回、などローテーションを設定• 各リーダーからアプリケーションが授業でどのように使えるか主要機能を紹介• それぞれスターターガイドのアクティビティを実施• 1日の最後に個人または小グループによる活用案の発表• まとめの質問例- 新たに学んだことで試してみたいことはありますか？- 生徒の学習意欲を高めるために、[アプリケーション名]をどう活用しますか？

モチベーションを維持するイベント終了後は、教師のみなさんが自らバッジの獲得を続ける計画を立ててもらいましょう。 たとえば、モチベーション維持のため、バッジ獲得までの期限を設定してみましょう。教師のみなさんの興味と意欲を維持するための手段として、ほかにも次のような方法があります。

メンタープログラム中核になる教師のみなさんがApple Teacherに認定されたら、その人たちを中心としたメンター プログラムを作りましょう。このグループがほかの教師たちを励まし、サポートします。お互いの状況を頻繁に確認しあい、校内にコミュニケーションを発信し、ポスターやチラシなど成果を目に見える形で共有することで、ほかの教師のみなさんの成長を後押しします。

バッジチャレンジApple Teacherバッジチャレンジをキャンペーンとして開催し、教師のみなさんが毎週1個バッジを 獲得するようにしましょう。iPadかMacどちらかのバッジを獲得する8週間の集中チャレンジ、またはiPadとMac両方のバッジ獲得を目指す16週間の集中チャレンジで教師のみなさんの意欲を引き出し、モチベーションを向上させることができます。その後のプロフェッショナルラーニングの機会では、 はじめて知った新しい機能などのシンプルなことから、授業でのアプリケーションの新たな活用方法など、学んだ内容を教師のみなさんに発表してもらいましょう。

ペアラーニングプログラムバッジ獲得を目指して学習する教師のみなさんを2 3人のチームに分けて、Apple Teacherをペアで学ぶプログラムを作ります。同じ学年や教科を受け持つ教師同士でチームを組めば、特定の教科について新しい指導方法を発見するインスピレーションを得ることができます。または、別の教科の教師同士でチームを組み、多様な考え方やベストプラクティスを教科間で共有することもできます。

Apple Teacherアワー教師のみなさんがバッジを獲得できるよう、時間を設けましょう。多忙な教師のみなさんにとって プロフェッショナルラーニングのための時間を確保するのは難しいこともあるでしょう。時間を心配せずに自由にプログラムの教材を確認し、スキルを強化できる時間を設けましょう。

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教師を称える達成感は教師のみなさんのモチベーションを高めてくれます。プログラムを学校で展開していく 方法を決めたら、バッジやApple Teacherの認定を取得した教師を知ってもらうためのアイデアを検討します。以下を参考に、リストを作成してみましょう。自由な発想で考えてみてください。

• 校内のウェブサイトやイントラネット、会議、ニュースレターで、教師が取得したバッジや認定を紹介する。

• ウェブサイトやニュースレター、学習管理システム、ソーシャルメディアなどに、バッジを獲得した教師のみなさんの写真やメッセージを掲載する。

• 学校でのApple Teacherのマイルストーンを発表します。大きな表で、認定の取得率を 見せてもいいでしょう。毎週または毎月更新し、目立つ場所に掲示しましょう。アップデートを 職員や、保護者の方々、自治体、コミュニティで共有します。

• 次回の教職員向けのイベント、学校の説明会、または特別な学校行事の場で、新しいApple Teacherを表彰する計画を立てます。

• 賞品や報償を用意し、教師のモチベーションを高め、意欲を引き出します。たとえば、Apple Distinguished Educatorであり、オハイオ州アライアンスのアライアンスシティスクールで 技術統合を担当するJon Smith氏のように、ドアステッカーを作っても良いでしょう。

Twitterで@AppleEDUをフォローし、ハッシュタグ#AppleTeacherを利用するとAppleと つながり、世界中の何千人もの教師のみなさんと達成感を共有できます。

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プロフェッショナルラーニングの取り組みを評価するたとえば、認定を獲得するためのプロフェッショナルラーニングの時間として、16時間を申請できるようにします。Apple Teacherスターターガイドを読み、アクティビティを完了し、バッジ獲得のクイズに取り 組んでバッジを1個獲得するために2時間かかるとした場合、iPadまたはMacのいずれのコースで8個のバッジを獲得するのに合計で16時間かかる計算です。また、教職員のスキルレベルやプログラムの条件に応じて必要なバッジや時間を決めることもできます。

プログラムで習得したスキルを強化するアクティビティに取り組むための時間を追加で設けてもよい でしょう。

• プロフェッショナルラーニングのコミュニティに貢献する時間として、1時間を割り当てます。このコミュニティでは、教師のみなさん同士で話し合ったり、コンテンツを指導に取り入れる経験を共有したりできます。

• 同僚のメンターになり、質問に答えたり、アイデアを発展させたりしてほかの教師を手助けする 時間として、2時間を割り当てます。

• 2冊分、またはそれ以上のApple Teacherスターターガイドで取り上げているコアスキルを 実践するために、教師が自身のカリキュラムを発展させ、文書化し、共有する時間として、4時間を 割り当てます。

• 「創造性を育む」または「学習効率を高める」にあるワークフローを基に、授業や活動をデザイン して実施します。

• さまざまなAppleアプリケーションや内蔵のアクセシビリティ機能を使用して、生徒のニーズに 合わせて授業をカスタマイズします。

• 生徒の成果物のサンプルを集めて分析し、新しい学習体験の実施状況を振り返ります。

• 職員会議でモデル授業を行ったり、グループ会議で新しいスキルを共有したりして、同僚から フィードバックを集めます。

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応用編Appleは、教育機関のみなさんがテクノロジーを最大限に活用し、生徒に革新的な学習体験を作り出していただけるよう全力でサポートします。また、本当の意味で学びとテクノロジーを統合するには、スキルの習得から指導方法のイノベーションに至る長い道のりがあると考えています。

Apple Store教師のみなさんのための「Today at Apple」プログラムでは、教師のみなさんがフィールドトリップに参加して、KeynoteやPagesなど特定のAppleアプリケーションについて詳しく学ぶことができます。また定期的に開催される教師のみなさんのための実践的なセッション、Teacher Tuesdaysでは、 生産性を高めて生徒と共に創造性を高める、iPadとAppleアプリケーションの魅力をお伝えします。セッションの後、Apple Teacherプログラムでさらに詳しく学んでバッジを獲得できます。フィールド トリップのご予約とセッションのお申し込みは、オンラインから。

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