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文書番号 TKV Moo61C
T V B 口1 0 形 粘 度 計
取 扱 説 明 書
機種 :TvB_lo M
TVB‐ lo HTVB-10R
TVB‐ lo u
車↑一,・・!一一,一
一一
一・!
・↓・・一一!・一!
一一一十一一一一一・一・!!一↓一一一一・一一!!一!一一!!・・一!一・一!!一一一!!一!一一一一一一一≡≡一一一一一一
一
文書番号 :TKV Moo61
安全に関する注意
1.こ の取扱説明書、および製品全体で使用している安全に関する表示の意味は次のとおりです。
2.TVB-10形 粘度計には以下のような警告ラベル (安全に関するラベル)が添付されています。
( 1 ) 警告
① 31火・爆発に関する警告 ② 感電に関する警告
△ 警 告引火 ・爆発注意。可燃性ガスの中で
使用しないでください。引火 ・爆発するおそれがあります。
③ 感電に関する警告
生回
整菖
△
感電注意.ア ースは、必ず接続してご使用ください。さもないと感電のぼ因になります。
△ 警 告感電注意。指定代理店以外で、分解 ・
改造 ・修理をしないでください。故障や感電の原因になることがあります。
(2)注 意
④ 落下に関する注意
意注
ブレーキネジをゆるめ過ぎると粘度計が落下し、機器が破損したり、測定液が飛散するおそれがあります。
△
△
塾菖
生□
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡、または事傷を負う司能性が想定される内容を示してしヽます。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷書を負う司能性が想定される内容、および物質的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
注 主思
: 一
文書番号 i TKV M0061
3.T∨ B-10形 粘度計で使用している警告ラベル (安全に関するラベル)の 貼付位置は下図に示すとおりです。
① ヨ1火・爆発に関する警告
④ 落下に関する注意
② 感電に関する警告
③ 感電に関する警告
― !:
文書番チ TKV Moo61
4.安 全に関する注意をまとめると次のようになります。
△ 警 告
ヨ1火・爆発注意 可 燃性のガスの中で使用しないでください。ヨ1火・爆発のおそれがあります。
塾重
感電注意 ア ースは必す接続してご使用ください。さもないと感電の原因になります。
改造 ・修理禁止 指 定代理店以外で分解 。改造 ・修理をしないでください。故障および感電の原因になります。
生ロ
注 意
ブレーキネジを緩めすぎると、粘度計が落下し、機器が破損したり、測定液が飛散するおそれがあります。
1lt ―
文書番号 :T,α M0061
はじめに
この取扱説明書は、 「n/B_lo形粘度計」の安全に関する注意をはじめ、製品の仕様、構造、操作方法、故障とその対策、保守点検の方法などにつしヽて詳しく説明してしヽます。この製品を十鉛にご理解のうえ、正しくお使い
文書番号 i TKV M0061
次
安全に関する注意 …… ………………… ……………………… ………… ……1
1よじめに……………………………………………… ……………………W
l.特 長 ………………………………………………………………・11
1-1.耐 久性の向上―ピボットレス ・………………………………………11-2.簡 単な□―夕着脱 ・……………………………………………………11-3.便 利な機能を常備 ・……………………………………………………1
2. 相 包を開く………………………………………………………………2
2-1.梱 包の構成 ・……………………………………………………………22-2.本 体収納ケースとロータ収納ケース ・………………………………32-3.標 準梱包内容 ・…………………………………………………………3
3. 各 部の名称と機能 ………………………………………………………4
3-1.従 来形粘度計との対応 ・………………………………………………43-2.全 体図 ・…………………………………………………………………43-3.前 パネル/側面パネルの名称 ・………………………………………・5
3-3-1.前 パネル…………………………………………………………………53-3-2.側 面パネル……・………・・………………・…・…,…・・…・…・…・…・5
3-4.前 パネルのキー配列 ・…………………………………………………63-5.キ ーの名称と機能 。……………………………………………………63-6.後 パネル部の名称と機能 ・……………………………………………73-7.キ ーパネルの汚損防止について ,……………………………………83-8.ヒ ューズ交換につしヽて ・………………………………………………8
4. 粘 度計の設置 …………………………………………………………… 9
4-1. ス タンドの組立 ・………………………………………………………94-2.粘 度計の取り付け ・……………………………………………………94-3.米 占度計落下防止ストッパーについて ・…………………………… lo4-4.水 準器の調整 ・……………………………………………………… lo4-5.電 源ケーブルの接続 ・……………………………………………… 11
5. 測 定準備 ……………………………………………………|・………Ⅲ12
5-1..演 」定液の容器 ・……………………………………………………… 125-2.ガ ードの取り付け ・………………………………………………… 125-3.□ ―夕の取り付け 。………………………………………………… 125-4.電 源の投入 ・………………………………………………………… 145-5.粘 度計の水準確認 ・………………………………………………… 14
目
6 .
文書番号 :TKV M0061
LCD画 面とキー操作 ・…・:………………………………………… 15
6-1.LCD画 面表示 ・……………………………………………………。156-2. 「 □―夕No。 (□―タコード)」 の設定 ・……………………・15
6-3. 「 回転速度」の設定 ・……………………………・!……………… 166-4,粘 度単位の設定 ・…………………………………………………… 176-5.粘 度単位の一時切り換え表示 ・…………………………………… 17
6-6。 「 フルスケール」の確認 ・……………………………・'………… 18
6-7.オ ートストップ ,……………………:・…………………………… 186-7-1,「 オートストップ演」定」の設定 ・解除 ・…………………………・186-7-2.「 ストップタイム」の設定 ・………………………………………・196-7-3.「 オートストップ測定」の開始、終了 ・…………………………・19
6-8. キ ャリブレーション ・……………………………………1・……… 19
6-8-1.「 CAL」 キーの動作条件……………………………………・七.….20
6二8-2.ユ ーザゼロ……………………………………………………………・206-8-3,ユ ーザスパン…………………………………………………………・216-8-4.設 定のキャンセル………………………………………,・…………●21
測 定 ・………………………………………Ⅲ・…………………22
7-1.演 」定開始 ・…………………………………・ど………………………22
7-2.演 J定終了 ・……………………………………………………………22
7-3.ロ ータの取り外し、および清掃 ・…………………………………22
7-4.沢 」定に際しての注意事項 ・…………………………………………23
7-4-1.「 測定中の警告表示」について ・…………………………………。237-4-2.「 回転速度」 「ロータ」の選択について ・………………・Ⅲ……。237-4-3.「 予想と違う測定値」について ・…………………………………・24
Lア ダプタの使用方法 ,……………………………………………口25
8-1,取 り付け方法 ・使用方法 ・………………………………………・25
8-2.Lア ダプタ使用の際の注意 Ⅲ……………………………………… 26
校 正 ・……………………………………………………………,27
9-1.校 正の前に ・………………………………………………………… 27
9-2.校 正の目的 ・………………………………………………………… 27
9-2-1.計 測器管理のための一般的な校正 ・………………………………・27
9二2-2.特 殊条件で測定するための校正 ・………・ず………………………・27
9-3.ト レーサビリティ ・………………………………………………… 27
9-4.校 正精度 ・…………………………………………………:・……… 28
9-5.注 意事項 ・…………………………………………………………… 29
9-5-1.粘 度計校正用標準液の選択 ・………………………………………・29
9-5-2.□ ―夕の選択 ・……………………………1・………………………・29
9-5-3.測 定値の範囲 ・………………………………………………………'29
9-5-4.校 正を行う場所 ・………………………………………,・…………°29
9-5-5,校 正温度 ・…………………!・………………………………………・29
9-5-6.温 度靖十・…・…・…・…・…・…・…Ⅲ…・…・…Ⅲ…・…・…・…・…・……30
7 .
8.
9 .
b
文書番号 !TPtt Moo61
9-6.校 正の手順 ・…………………………………………………………
9-7.ゼ ロ点の校正 ・………………………………………………………
9-7-1.ゼ ロ点の求め方 I―― スパン校正は行わない場合 ―― ………
9-7-2.ゼ ロ点の求め万正一― スパン校正も行う場合 一― ……………
9-8.ス ノ将ンの校正 ・………………………………………………………
9-9. 校 正のインターバル ・………………………………………………
10.測 定原理 /粘 度測定に関すること ・……………………………34
10-1.演 」定原理 ・………………………………………………………… 3410-2.特 別な注意事項 ・………………………………………………… 3410-3.粘 度単位 ・………………………………………………………… 3510-4.〕 トニュー トン流体について ・…………………………………… 35
10-4-1.流 体の劣類 ………………………………………………………… 3510-4-2.流 動特性の半」定
(エュートン流体か? 非 三ュートン流体か?)・ …………。3610-4-3.非 ニュートン流体の取扱い ……………………………………… 36
10-5.舌 し流 (Taメor渦 )に ついて 。………………………………,… 3610-5-1.乱 流 (Taメor渦 )の 発生する条件と粘度領域 ・……………… 3610-5-2.乱 流 (Taylor渦)の 発生する測定レンジ ・…………………… 36
10-6。 「 内径による影響の補正」と 「ガー ドなしの場合の補正」 ・3710-6-1.~lVB-10M形 粘度計のスパンの補正係数…………………・3710-6-2.TVB-10H、 TVB-10R、 TVB-10U形 粘度計の
スパンの補正係数 ・………………………………………………・37
11.仕 様 /外 吉‖接続端子 ……………………………………………・38
1-1.仕 様 ・……………………………………………………………… 381-2.外 部接続端子 ・…………………………………………………… 3811-2-1.入 出力仕様 ………………………………………………………… 3811-2-2.接 続機器 (お間含せください)・………………………………・38
12. 修 理、保証、その他…………………………………………………・39
2 - 1 . 修 理 ……………………………………………………………・
2- 2 .保 証 ……………………………………………………………・
13. 付 属書 ………………………………………………………………・40
3-打 .補 用□―夕、補用ガード、オプションき[品のご注文 ・………
3-2. □ ―タコード表 ・…………………………………………………
3-3.・ 演」定上限値表 ・……………………………………………………
13-3-1.TVB-10M形 粘度計…………………………………………・
13-3-2.TVB-10H形 粘度計…………………………………!・……・
13-3-3.TVB-10R形 粘度計……………………………………………
13-3-4.TVB-10U形 粘度計……………………………………………
0
0
1
2
2
3
3
3
3
3
3
3
9
9
3
3
O
0
1
1
2
3
3
4
4
4
4
4
4
4
文書番母 iT,付Moo61
このたびはT∨ B-lo形 粘度計をお買上げしヽただき、まことにありがとぅござし、ます。本書をよくお読みになり、正ししヽ使しヽ力をご理解いただき、その機能を十分ご活用くださるとともに、末永くご愛用くださいますようお願い申しあげます。
長特イ
ー
弊社の各種粘度計は、ASTM、 iSO、 」 lsな どの規格の各種試験法にも採用されており、発売以来、国内外で数万台のご愛用をしヽただいております。 .特に、B形 粘度計は、 1950年 代からの半世紀を超えてのロングセラー製品でしたが、さすがに演」定値の読み取りなどで、21世 紀には合わなくなってまいりました。このTVB-lo形 粘度計は、B形 粘度計の実績を基に、従来粘度計の問題点を根本から解決する新しい演」定原理と最新の電子制御技術を採用し、B形 粘度計の後継機として開発されたもので、次の特長があります。
1-1.耐 久性の向上―ピボットレス
TVB-10形 粘度計は、 トーションワイヤと磁気軸受による画期的な新方式の採用によって、耐久性が格段に強化されました。従来型粘度計に使用されているピボット宝石軸受は、常にデリケートな扱いを要し、それでも長期間使用した場合には 磨耗 ・破損による劣イヒは避けがたく、粘度計演」データの精度 ・再現性に誤差を生じてしまうことが、従来型粘度計の泣きどころでした。
TVB-10形 粘度計のトーションワイヤと磁気軸受の新方式は、ピボット宝石軸受のような損耗するところがなく、初期の優れた性能が長期間に渡り維持されます。また、従来型粘度計のようなデリケニトな扱いは特に財要とせす、ラフな取り扱いにも耐久性の強い粘度計となつています。
1-2. 簡 単なロータ着脱
ロータの取り付けを TVシ リーズ (TVB-20形 、TVB-30形 粘度計)に 共通のロッド挿入力式にしました。ロッド挿入方式は、従来型粘度計のねじ込み方式に比べて、構造が単純で、□―タの着脱が容易です。
1-3.便 利な機能を常備
◆ 時 間オートス トップ演」定ができます。◆ ユ ーザ固有の使用条件で校正した結果のゼロ、スメヾンが入力できます。
文書番号 :TKV M0061
2.梱 包を開く
TVB-10形 粘度計標準仕様の梱包構成と製品内容を次に示します。
段ボール箱を開けて、内容を確認してください。
2-1.相 包の構成
図 2-1:梱 包構成
TVB‐10
取扱説説明書粘度計収納ケース
スタンド支柱
ウ尊ず
★2)
キ1)付 属品収納箱 □―夕収納ケース スタンド台
(外箱の底に固定されています)
★1)付属品収納箱にスタン ド説明書が入つています。キ2)□ ―タスタンドと□―タスタン ド説明書が一緒に包装されています。
タンド
2-2.本 体収納ケースとロータ収納ケース
文書番暑 :TKV Moo61
図 2-3:□ ―夕収納ケース
*銘板を上側にして開けて下さい。(本図は BM□ ―夕)
図 2-2:本 体収納ケース
*銘 板を上側にして関けて下さい。
2-3. 標 準梱包内容
TVB-10形 粘度計の標準梱包内容を 「表2-1」 に示します。
表 2-1:TVB-10粘 度計 相包内容
構成品
TVB-10形 粘度計機種
TYB-10M
W B - 1 0
T Y B - 1 0
T V B - 1 0
H
R
U
・本体収納ケース ○ ○粘度計本体 ○ ○BMガ ード ○BHガ ード ○電源ケープル ○ ○パネル保護シート ○ ○
・スタンドー式 ○ ○・BMロ ータ収納ケース ○
BMロ ータ“本組) ○・BH日 ―夕収納ケース ○
BH日 ―夕(6本組) ○。日―タスタンド ○ ○・取扱説明書 ○ ○
3
! ~ ~ …
… … … … ~ ~ 一 ―
i
: !
TVB‐10形 粘度計_ i l l
‖上:品
車 |
… 1
…十
五 五 日 羊
i _ _ _ “= = : = 酔
正 喜
3.
文書番暑 :TKV M0061
各部の名称と機能
3-1.従 来形粘度計との対応
T∨ B-10形 粘度計と弊社の従来
形粘度計との対応を 「表3-1」 に
示します。
TVB-10形 粘度計には、次表太
枠内の4機 種があり、対応する粘度
計の間では、粘度演」定データの互換
性があります。
」IS Z 8803,JiS K 7117-1等 の
多くの 」iS、iSO、ASTMそ の他団
体規格への適合も、従来どおりで変わるところはありません。
3-2. 全 体図
図 3‐1:TVB-10全 体図
スタンド
表 3-1:機 種対応表
TVB-10形 粘度計
機種(形式)
B形 粘度計
機種(形式)
TVB-10MB L 、
B 8 L 、ヽM
BM
B8
TVB-10H BH、 B8H
TVB-10R B8R
TVB-10U B8U
TVB-10形 粘度計
前パネル
4
LCDデ ィスプレイ
キーパネル
回転□―テーション
ラベル
3-3.前 パネル/側面パネルの名称
3-3-1.前 パネル
図 3‐2:前 ノ〔ネルの名称
文書番号 :TKV M0061
保護シー ト用フック
「3-7.キーパネルの汚損防止につしヽて」を参照くださしヽ。
3-3-2.側 面パネル
図 3・3:ロ ータ形状図
本体倶」面には□―夕形状図が
貼付されています。このシニ トには実物大のロータ形状、ロー
タ名称およびロータコー ド番
暑が明記されています。ロータ
の照含にご利用ください。
n
H
=
=
=
H
=
士
=
U
脚
22
n
H
H
川
H
H
=
=
=
H
H
H
H
[
〒
=
U
脱
2‐
n=凹且出日―――――‐回妨仰 (本図は TVB-10M)
文書番号 :TKV M0061
3-4.前 パネルのキー配列
図 3-4: キ ー配列
3-5. キ ーの名称と機能
表 3-2:キ ーの名称と機能
表 記 名 称 機 能
MOTOR
ON/OFF「モータ回転 ・停止」キー
□―夕 (モニタ)の 起動と停止、すなわち
測定の開始と終了
ROTOR
NO.「ロータ No.設 定」キー 「□―夕No.設 定画面」の呼び出し
SPEED 「回転速度設定」キー 「□―夕回転速度設定画面」の呼び出し
FULL―
SCALE 「フルスケール表示」キー
現状の測定条件 (回転速度、□―タコー ド)
における 「フルスケール値」の表示
UNIT 「単位切り換え」キー
測定 (モータ)OFF時 :「粘度単位設定面」の呼び出し
演」定 (モータ)ON8き : 粘度単位の切り換え
表示
CAL 「キャリフレーション」キー「ゼロ補正値入力画面」「スパン補正係数入力画面」の呼び出し
AUT0
STOP「オートストップ設定」キー
「オートストップ」の設定と解除
(ON/OFF)
STOP,
TIME「オートストップ時間設定」キー 「オートストップBき間」の設定
▲ 「インクリメント」キー①
②
設定値の変更 (増加方向 ・順方向)
表示画面の選択 ・次項目表示
▼ 「デクリメント」キー①
②
設定値の変更 (減少力向 ・逆汚向)
表示画面の選択 ・前項目表示
ENTER 「エンター」キー① 設定内容の確定
② 設定画面のキャンセル
6
文書番チ T,何Moo61
3-6.後 パネル部の名称と機能
図 3‐5:後 パネル
① 水準器
② 入出力端子
③ 電源スイッチ
⑥ 製品銘板 →
⑤ ラベル
④ ヒユーズホルダ付電源インレット
表 3-3:後 パネル部の名称と機能
0 3 o
③拓郎 S触,つ切1と″ViSCOMETER
MODEL TvD‐ l口田
' 0 ' E R [ 1 8 8 ‐, 2 8 可V ~
S 8 - 8 日 H z
S E R . 情0 . 1 1
“ADE I出 」 APAM
頂 目 機 しヒ▲日円
① 水 準器
。本体の水準を確調します。水準器内部の気泡が丸印の中心にくるように、水準調整ネジを調整します。
「4-4.水 準器の調整」をご覧ください。
スタンドの
② 入 出力端子・入出力用端子。「11-2.外 部接続端子」をご覧ください。
③ 電源スィッチ ・電源を 「ON/OFF」 します。
④ 電 源インレット
・付属の電源コー ドを差し込みます。「4-5,電 源ケーブルの接続」、「3-8.をご覧ください。
ヒユーズ交換について」
⑤ ラベル 慰 電 に関 9る 書 宙 フベ ル 。本書記朝の 「安全に関する注意」をご覧ください・
⑥ 製 品銘板 ・製品型式、製造番暑、電源仕様等が記載されてしヽます。
文書番号 :T'α M0061
3-7.キ ーパネルの汚損防止について
前パネルに 「保護シー ト (透明)」 を取り付けることで、キーパネルを演」定液や溶剤から防護することができます。キーパネルを汚損から保護する場合にな、付属の「保護シー ト」を前パネルのフックに取り付けてご利用ください。
図 3-6:保 護シー トの取り付け
○ 保護シー ト (1枚 付属)・材 質 : PET (透 明)・寸 法 : 100× 88mrn・フック穴寸法 : 6mm
穴ピッチ 80mm
*交 換用保護シー トは、オプションで
お求めください。
前パネル
3-8.ヒ ューズ交換について
① 電源インレット:ヒューズが内蔵されています。ヒューズを交換する時は、「図3-7」 の要領で交換してください。
② ヒューズの仕様 :
め5。2×20mmガ ラス管 250Vイ A曽 通溶断 (MQ4 Nl lA: SOC(株 ))
図 3‐7:ヒ ューズ交換説明図
マイナス ドライバー等 交換後、ヒューズケースを
インレットのミゾに合わせ
て、おくまで押し込む。
ヒューズケースを引き出す。
ヒューズ
保護シート用フック
フック穴
8
予備ヒューズ
文書番号 :TKV MOo61
4.粘 度計の設置
粘度計は安定した振動のない場所を選んで設置してください。
4-1. ス タンドの組立
スタンドは、梱包段ボール箱の底 (本体収納ケースの下)に 、分解されて収納されています。 ・
支柱組立をスタンド台にねじ込んで、固定ナットでしっかりと固定してください。組み立て時の支柱の向きは、 「図4-1」 を参考にしてください。
図 4‐1:ス タンド各部の名称
上吉8ス トップギー
昇降台
粘度計固定ネジ
下郡ス トッパー
固定すット
昇降ハンドル
スタンド台
水準調整ネジ
4-2. 粘 度計の取り付け
粘度計を昇降台に取り付けます。取り付け方は、「図4-2」 を参照してくださしヽ。
:粘度計の取り付け力法図 4‐2昇降台
本体固定ネジ
粘度計
支持棒
文書番号 :TKV MOo61
4-3.粘 度計落下防止ス トッパーについて
スタンドの粘度計落下防止ストッパーは、必す設定してください。設定力法は、「図4-3」 を参照してください。
図 4口3:ス トッパーの設定△ 注 意
粘度計落下防止ストッパー は、必す設定してください。機器、容器等の破損及び試料の飛散の恐れがあります。
容器の底に当たらなしヽ距離をとる
4-4. 水 準器の調整
粘度計本体の後パネルにある 「水準器、図4-4参 照」を見ながら、スタンド台に付いている3本 の 「水準調整ネジ」を回して水準調整をします。水準器内部の気泡が、 「O印 」の中心にあればOKで す。
図 4‐4:水 準器調整図
水準調整ネジ
(31固P~F)
粘度計落下防止ストッパー
取付金具の下に当てる。(必す設定してください。)
10
文書番チ Tン餌 Moo61
4-5.電 源ケーブルの接続
電源の電圧に注意して
文書番暑 :TKV M0001
5.測 定準備
5-1.測 定液の容器
TVB-10形 粘度計は、規定寸法の容器 (」 IS R3503に 規定されている
500mLビ ーカ、内径8 5 mrn)に 測定液を入れ、付属品のガー ドを取り1寸けて
演」定した場合に、正 しい粘度を表示するように調整 ・検査されています。規定寸法
以外の容器を使用 した場合は、測定値を補正しないと正しい粘度値になりません。
補正係数の概略値については、 「10=6.」 章を参照してください。
正確な補正係数は、使用条件での校正を行つて求めてください。
(「9.校 正」参照)
5-2.ガ ードの取り付け
TVB-10形 粘度計は、規定寸法の容器に測定液を入れ、付属品のガTド を取り付
けて演」定した揚合に、正しい粘度を表示するように調整 ・検査されています。
ガードを用いない場合は、演」定値を補正しないと正しい粘度値となりません。その
場合の補正係数の概略値については、 「10-6.」 章を参照してください。正確
な補正係数は、使用条件での校正を行つて求めてください。 (「9.校 正」参照)
ガードは、ガードに付いているガード取付ネジで 「図5-1」 の ①~④の手順で
粘度計本体下苫『に固定します。粘度計下部の取付けネジ穴は21□ありいすれでも使
えます。ガード取付ネジは、粘度計に取付けたままにすると、その後のガード着脱
に便利です。
図 5-1:ガ ード取り付け図
5-3. ロ ータの取り付け
① 使用する□―夕を□―夕収納ケースから取り出します。粘度計本体側面に実寸大の 「□―夕形状シール」がR占付されています。
□―夕をシールと照らし合わせて、使用するロータのロータコー ドないし□―タ
Noを 確認してください。
(□―夕形状シールでは□―タコー ドを 「SPINDLE CORD」 、□―夕 No.を
「SPINDLE No.」 と表記してしヽます。)
①ガード取り付けネジ
12
文書番暑 :TKV M0061
② □―夕を、 「落下防止片」に沿わせて 「□―タジョイント」の穴に、これ以上差し込めないところまで、いつぱいに挿入します。 (図 5-2参 照)□―夕が途中までしか挿入されていないと演」定誤差の原因になります。
図 5-2:ロ ータ取り付け部
(□―夕の取り付け力)
□―夕固定ネジ :
(締め付けて□―夕を
固定する)□―タジヨイント
落下防止片
`ヽ□―夕 :
(お
文書番暑 :TKX/M0061
図 5-3:浸 液マーク
□―タ
図 5-4:気 泡の抜き方
液面
「M-4ロ ータ」や 「H-7□ ―夕」は他のロータと異なり、軸径が細くなった部
角の中間にあるわすかに太くなつた部劣が浸液マークです。
② □―夕は、測定液容器の中央にくるようにしてください。
③ □―タジヨイントの落下防止片は、使用しているうちに保持力が弱くなります。
その場合は、落下防止片の曲がりを指で1シ正してください。
5-4.電 源の投入
① 粘度計本体の後パネルの 「電源スイッチ」 (図3-5参 照)を ONに します。この時、 「LCDデ ィスプレイ」に画面が表示されることを確認してください。
② 電源をONに した後、ウォーミングアップ時間として10合 間以上放置してから、演」定に入つてください。
5-5.粘 度計の水準確認
水準調整を再確調します。粘度測定を開始する前には水準を確認し、水準がすれてい
る場合は 調整 し直してください。
(「4-4.水 準器の調整」を参照してください。)
□―タ
14
文書番暑 :T,α Moo61
6.LCD画 面とキー操作
6-1.LCD画 面表示
次にLCD画 面表示の例を示します。
① 「モータ停止中の初期画面例」
T Q % 2 0
3 0 rpm M
② 「演」定中の画面例」
粘度演」定値
粘度表示の単位
□―タコード
回転速度 機種 (形名)
6-2. 「 ロータNo.(ロ ータコード)」 の設定
粘度計本体に取り付けた□―夕の 「□―夕No.(□ ―タコード)」 を設定します。この設定は、演」定中 (□―夕回転中)で も停止中でも行うことができます。(ただし、オートストップ測定中には、設定変更できません。)
① 「ROTOR NO.」 キーを押すとLCDデ ィスプレイは、 「□―夕No.設 定画面」に変わります。下図は、ロータ No.Ml(□ ―タコード20)が 選択されている例です。
R O T O R N O . S E L E C T
2 0 : M l
② 「▲」キーまたは「▼」キーを押して、選択したい 「□―夕No。 (□―タコード)」を表示させ、 「ENTER」キーを押してくださしヽ。
TQ :粘 度表示の単位が %
Vi :粘 度表示の単位が Si/CGSAT :オ ートストップ測定
TQ丼 6 1 . 6 % 十% 2 0
3 0rpm M
*:正 常演」定中 (フラッシング表示)↑:オーメヾ―スケール
↓:アンダースケール
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文書番号 :TKV M0061
③ 選択した 「□―夕No。 (□―タコード)」 が設定され、LCDデ ィスプレイは、初期画面に戻ります。「□―夕No.(□ ―タコード)」 を選択した後、 「ENTER」 キーを押さなしヽと、「ロータNo。 (□―タコード)」 が変更されす、前回のままとなりますので注意してください。
④ 標準□―夕およびオプションロータの 「□―タコード」と 「□―夕No.」 は、「13-2.□ ―タコード表」を参照してください。
6-3. 「 回転速度」の設定
□―夕 (モータ)の 回転速度の設定をします。回転速度の切り換えは、演」定中 (□―夕回転中)で も停止中でも行うことができます。
(ただし、オートストップ演」定中には、設定変更できません。)
① 「SPEED」 キーを押すと LCDデ ィスプレイは、 「回転速度設定画面」に変わります。下図は、 「0。 3rpm」 が選択されている例です。
SPEED SELECT
O。 3rpm
② 「▲」キーまたは「▼」キーを押して、選択したい「回転速度」を表示させ、「ENTER」キーを押してください。
③ 選択した「回転速度」が設定され、LCDデ ィスプレイは、初期画面に戻ります。「回転速度」を選択した後、 「ENTER」 キーを押さないと、 「回転速度」が変更
されす前回の 「回転速度」のままとなりますのでご注意
文書番号 :T,付 Moo61
6-4.粘 度単位の設定
粘度表示の単位を設定します。 こ の設定はモータ停止中のみ行えるもので、モータ回転中 (測定中)に は、設定変更はできません。モータ回転中倣」定中)の「UNIT」 キー操作では、次項 「粘度単位の一時切り換え表示」となります。
粘度単位は、次の3種 類から選択できます。・ 「%」 ・・ 「Si単 位系」 : mPa・ s、 Paos、 kPa・s。 「CGS単 位系」 : cP、 P、kP
*注 : S1/cGS単 位系の接頭記暑 m(ミ リ)、 c(セ ンチ)、k(キ ロ)表 示は自動的に決まつており、選択はできません。
① 「UNIT」キーを押すと LCDデ ィスプレイは 「粘度単位選択画面」に切り換わります。2段 目の右端の単位が、現在選択されている単位です。
U N I T S E L E C T
S i / C G S / % s t
「▲」キー、または 「▼」キーを押して、選択したい単位系を表示させ、「ENTER」キー押してください。
③ 選択した単位系が設定され、LCDデ ィスプレイは、初期画面に戻ります。
※ 単位系を選択した後、 「ENTER」 キーを押さないと、単位は変更されす、前回の単位のままとなりますのでご注意ください。
6-5.粘 度単位の一時切り換え表示
モータ回転中(通常測定 ・オートストップ演」定中いすれでも)に、 「UNIT」 キーを押してしJ登間至け、浸」定値が下記のように別の単位に切り換わって表示されます。
現在設定されている単位 「∪NIT」 キー ONの 間
*注 :CGS単 位系に切り換え表示することは、改造または納入前のご指示により□能です。
Sほ たはCGS単 位系
Si単 位系
(*注 参照)
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文書番暑 :Tンロ M0061
6-6。 「 フルスケール」の確認
「FULL―SCALE」 キーを押すと、キーを押している間だけ、現在の設定 (□
―タ
コー ド、回転速度)に おけるフルスケール値が表示されます。これは、演」定中でも、
モータ (□―夕)停 止中でも行えます。
フルスケール値の粘度単位は、設定されている粘度単位に従つて、Si単 位かCG
S単 位となります。
6-7. オ ートストップ
オートストップ演」定では、測定開始後、設定した時間が経過すると、測定を自動終
了します。以下の設定は、電源OFFが あつても保持されます。
6-7-1.「 オートストップ測定」の設定 ・解除
「AUTO STOP」 キーで 「オートストップ測定」をする/し ないを選びます。
① モータ停止中に 「AUTO STOP」 キーを押すと、下記の画面が表示され 「オー
トストップ演」定」が選ばれます。
A U T O S T O P M O D E
O N
上記画面の表示後にLCDデ ィスプレイは、下記の 「オートストップ初期画面」
例に変わります。
A T m P a s 2 6
5 0 r p m H
1行日左端の「AT」 は「オートストップ測定」に設定されたことを示します。
② ①の後、モータ停止中に 「AUTO STOP」 キーを押すと、下記の画面が表示
され、 「オートストップ測定」が解除されます。
A U T O S T O P M O D E
O F F
上記画面の表示後にLCDデ イスプレイは、下記の 「通常演」定の初期画面」例に
変わります。
v i m P a s 2 6
5 0 r p m H
1行日左端の 「∨ |」は 「牙―トストップ演」定」から抜けて、 「通常測定」に
なつた ことを示します。
18
文書番号 :TKV Moo6打
③ 「AUTO STOP」キーを押すたびに前記①、②が交互に表示され、 「ォートストップ演」定」が設定されたり解除されたりします。
6-7-2.「 ストップタィム」の設定
「sToP TIME」 キーで 「ォニ トス トップ時間」を設定 します。「ストップタィム」は、最大60000秒 まで設定できます。
① 「STOP TlME」 キーを押すとにCDデ ィスプレイに、下記の 「自動停止時間設定画面」が表示されます。 (ェ 場出荷時のデフォルト値は「Ooolo」 です。)
A U T O s T o P T I M E
回 0010sec
数字の最上位の桁でカーツルがブリンクしています。
② カーツルが点減している桁の数字は、 「▲」キーまたは 「▼」キーで変えられます。設定したい数字にして「ENTER」キーを押すと、その桁の数字が設定され、カーツル は右の桁に移動します。こうして最下位の桁までカーツルを移動し、 「ストップタィム」を入力した状態が下記例です。
A U T O S T O P T I M E
0 0 1 2 匝] s e c
③ ここで、 「ENTER」 キーを押すと、 「ストップタイム」の設定が終わり、初期画面に戻ります。
6-7-3.「 オートストップ測定」の開始、終了
「オートストップ演」定」を選択し、 「MOTOR ON/OFF」 キーを押すと 「オートストップ演J定」が開始し、 「ストップタイム」経過後に演」定が停止し、ブザーが鳴ります。LCDデ ィスプレイには、最終演」定値がホールドされます。「ENTER」キーを押すとブザーは止まります。
6-8. キ ャリブレーション「9.校 正」を参者にしてTVB-lo形 粘度計を校正した結果、ゼロ点やスパンの
1多正を要するときに、ゼロ点補正値やスノマン補正係数を「CAL」キーを操作して、「ユーザスパン」 「ユーザゼロ」機能に入力しておくと、TvB-10形 粘度計は校正結果を反映した 正しい演」定値を示す粘度計となります。
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文書番号 :TKV M0061
6-8-1,「 CAL」 キーの動作条件
「キャリブレーション機能」は、次の状態で使用できます。
・モータの回転が停止していること。・「オートストップ演」定」がo FFに設定されていること。
モータが回転している状態や、 「ォートストップ測定」がONに 設定されている状態では使用できません。 ~ 1
*「オートストップ測定」の設定は 「6-7.オ ートストップ」を参照ください。
6-8-2.ユ ーザゼロ
±3%以 内のゼロ点のズレは、 「ユーザゼロ」で1シ正できます。ゼロ点が 十b%に すれていれば、 「一b」と符暑を逆にして設定します。ゼロ点のズレは、 「9.校 正」を参照して、ニュートン性液体の実演」から求めてください。空転時の測定値からは、振動回転のため正しく求まりません。 参 者値です。この頂で扱う値は、%単 位です。 ゼ ロ点のズレは%単 位で求めてください。
① 「CAL」 キーを押し、次に 「▼」キーまたは 「▲」キーを押す毎に、LCDデ ィスプレイは 下記画面を交互に表示しまする
M O D E S E L E C T
U S E R Z E R O
M O D E S E L E C T ,
U S E R S P A N
② 上側の 「ユーザゼロ」画面のとき 「ENTER」 キーを押すと、次の画面に変わります。数字の左の桁でカーソルがプリンクしています。
Z e r o C a l i b r a t i O n
Z C A L . + 日 . o
③ カーソルが点滅している桁の数字は、 「▲」キーまたは 「▼」キーで、 「+3」から 「-3」 まで変えられます。設定したい数字にして 「ENTER」 キーを押すと、その桁の数字が設定され、カーソルは右の桁に移動します。 こ うして2桁 数の 「ゼロ点補正値」を入力します。
④ 「ENTER」 キーを押すと、入力した 「ゼロ点補正値」の設定が終わり、初期画面に戻ります。
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文書番チ T,α Moo61
6-8-3.ユ ープスパン
校正の結果、スパンの修正を要する場合に、 「スパン補正係数」を設定します。補正なしの係数 :1.OOOを 基に、下記範囲に設定できます。
1.999-1.ooO‐ → 0,O01
「スパン補正係数」は、概略値が 「10-6.」 章に示されていますが、正確には 「9.校 正」により、求めてくださしヽ。
① 前記「7-8-1.ユ =ザ ゼロ」①の下側の「ユーザスパン」画面のとき「ENTER」キーを押すと、下記画面に変わります。 数 字の小数の桁でカーソルがブリンクしています。
S p a n C a t i b r a t i O n
S C A L . 1 . E O E 1 0 0
カーツルが点減している桁の数字は、 「▲」キーまたは 「▼」キーで変えられます。設定したい数字にして 「ENTER」 キーを押すと、カーツルは右の桁に移動します。こうして最下位の桁までカーツルを移動し、 「スメモン補正係数」を入力した状態が下記例です。
S p a n C a l i b r a t i O n
S C A L . o . 9 8 回
③ ここで、 「ENTER」 キーを押すと、入力した 「スパン補正係数Jの 設定が終わり、初期画面に戻ります。
6-8-4.設 定のキャンセル
① 「CAL」 キーを押してから、設定変えをすることもなく 「CAL」 をキャンセルするには 「ENTER」 キーを (3~ 4□ )押 すと脱出できます。
② 「ユーザゼロ」、「ューザスパン」で数字を切り換えてからのキャンセルはできません。 元 の値に戻し設定してください。
②
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文書番号 :TKV MOo61
7 . 測 定
7-1.測 定開始
①キーボードの「MOTOR ON/OFF」 キーを押すと、□―夕(モータ)が回転して演」定が夕台まります。
② LCDデ ィスプレイに演」定値が表示されます。演」定値は1秒毎に更新されます。測定値が安定するまでに要するBき間は、およそ次のとおりです。
・回転数3rpm以 上 ・・・・・約30秒
・回転数2.5rpm未 満 ・・・・□―夕が1回転半するのに必要な時間(例 :l r prnの場合、90秒 )
7 - 2 . 測 定終了
① 「MOTOR ON/OFF」 キーを押すとロータの回転が停止して、演」定が終了します。
② 演」定が終了すると、LCDデ ィスプレイの浸」定値表示は初期画面に戻り、粘度値表示部はクリアされます。
7-3. □ ―夕の取り外 し、および清掃
① ロータの回転が止まっていることを確調してください。
② □―夕を持ちながら「ロータ固定ネジ」 (図5-2参 照)を緩めます。□―夕は 「落下防止片」によって保持されていますが、 「落下防止片」の保持力が弱くなっているとロータが落下するおそれがありますから、必す□―夕を手で持つようにしてください。このBき、
手で回しても何ら≧t/童えありません。また、キーボードの 「MOTOR ON/OFF」 キーを操作して、モータを少し回転させて止めるという方法でも結構です。
③ □―夕をそのまま下にヨ|き抜きます。.□ ―夕によっては、ガードに当たって、そのままでは31き抜けないものがあります。この時は、ガードの 「ガード取り付けネジ」 (図5-1参 照)を 少し緩めて、ガードを下にすらしてから□―夕を引き抜いてください。
④ 取り外した□―夕は、演」定液を完全に拭き取り、清掃してください。
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文書番号 tTン餌 Moo61
7-4.測 定に際しての注意事項
7-4-1.「 演」定中の警告表示」につしヽて
下記牙一ノヾ―スケールの警告は、粘性 トルクが過大であることを示してしヽます。アンダースケールの警告は、逆に過小であることを示しています。このときは、ます回転速度、ロータの選択を再検討してください。
① 牙 ―バースヶ―ル ・・・%単 位粘度表示の場合 .%単 位粘度表示の潟」定範囲 (表示範囲)は 、0~ loo%で す。粘性 トルクが100%以 上になった場合は、LCDデ ィスプレイの表示値は 「loo%」 のままとなって表示をフラッシングし、また、表示値の左横に ↑を表示してオーバースケールを警告します。
② 牙 ―バースヶ千ル ・・・Si系 /CGS系 粘度単位表示の場合Si系 /CGS系 粘度単位表示の演」定範囲 (表示範囲)は 、o~ 演」定上限値です。粘性トルクが演」定上限値以上になつた場合は、LCDデ ィスプレイの表示値は 「演」定上限値」のままとなって表示をフラッシングし、また、表示値の左横に ↑を表示してオーバースケールを警告します。
③ ア ンダースケール ・・・%単 位粘度表示の場合%単 位粘度表示の測定範囲 (表示範囲)は 、0~ loo%で すが、演」定は演」定範囲のフルスケール (100%)近 くで行われるほど、精度の点で有利です。同じく精度の観点から測定範囲の10%以 下での演」定は、やむを得ない場合以外は避けた方が賢明です。そこで原則としての演」定下限値を演」定範囲の10%と 決め、表示が10%以 下の時は、表示値をフラッシングし、また、表示値の左横に ↓を表示してアンダースケールを警告します。
④ ア ンダースケール ・・・Si系 /CGS系 粘度単位表示の場合Si系 /CGS系 粘度単位表示の測定範囲 (表示範囲)は 、o~ 測定上限値です。絶対粘度表示の演」定範囲 (表示範囲)は 、o~ 測定上限値ですが、演」定は演」定上限値の近くで行われるほど、精度の点で有利です。同じ
文書番号 :TKV M0061
7-4-3,「 予想と違う測定値」について
測定対象液によっては、予想した粘度と大幅に違う演」定結果が得られて、解釈に困る場合があります。この場合、次の3点によることがほとんどです。
① 対象液が非ニュートン流体の司能性があります。「10-4.非 ニュートン流体について」を参照してください。 こ のなかには、演」定前の攪拌などで 構造粘性が破壊されて 低粘度を示すものがあります。
② 「□―夕No.」 「回転速度」の入力が実際と違う場合 (例えば、粘度計本体にはM-1由 ―夕を装着してしヽるのに、M-3□ ―夕のロータNo.を 入力してしまった場合など)は 、正しい表示値が得られませんのでご注意くださしヽ。
③ 演」定液の温度に問題がある司能性があります。粘度は、温度に大きく影響されます。測定液の正確な粘度管理と正確な温度演」定に努めてください。
24
文書番事 TKv Moo61
8.Lア ダプタの使用方法
Lア ダプタは、標準□―夕では沢」定できない低粘度流体の粘度が演」定できます。
暑うす督〕督普]辱ヌヨ薔茎夢訂計ゴ塀君母暑唇〒智撤
し】恵ど戸曾智官賜脅樫憂亀ぁ
Lアダプタは、粘度計本体と同8寺セット購入でなく、別途購入でも 使用できます。
8-1.取 り付け方法 ・使用方法
① L□―夕を、粘度計本体の 「□―タジョィント」に取り付けます。取付汚法は、標準ロータと同じです。
② (Lス リープをはすした)ス リーブ取付金具だけを、粘度計本体の取付ネジ穴にスリーブ金具取付ネジで固定します。粘度計本体下部の取付ネジ穴は左右2個あり、いすれに取付けても結構です。
③ 粘度計本体に取り付けられたLロータの莫下から Lス リープを持ち上げて挿入し、スリーブ取付ネジに挿入し固定します。この時、手で回しても何ら差し支えありません。また、キーボードの 「MOTOR ON/OFF」 キーを操作して、モータを少し回転させて止めるという方法でも結構です。
④ Lス リープに演」定液を注入します。 測 定液量は、約 22 mlで す。浸液レベルは、 「図8-1」 を参照してくださぃ。
③ 「ロータNo.」 は 「 19.: L/Adp」 を設定してください。以降の粘度計の操作は、標準ロータを装着した時と同じです。
⑥ Lス リープの医フタを取り外して、Lス リーブごと浸液して測定することもできます。 「図8-2」 を参照してください。
図 8-1:底 フタ有り 図 8-2:底 フタ無し
粘度計本体
Lス リーブ取付ネジLス リープ
液面レベル
・ 十 一 十 一 一 一 一 一 一一
底フタを取リタトす
25
文書番号 :TKV M0061
8-2.Lア ダプタ使用の際の注意
① Lロータ と Lスリーブ との間隙は狭いので、粘度計本体の水準調整が正確でなしヽと、Lス リープ の中でL□―夕 が偏b・ 接触して、演」定が正しく行われません。粘度計本体の水準器による調整に加えて、次のような点検 ・調整を行うと、より確実な水準調整となります。粘度計本体にLアダプタを、演」定液を注入せすに仮り取り付けし、ロータを回転させ、 「図8-3」 に示すようにLアダプタの底を鏡で覗き、スリープの中の回―夕が偏心しないように水準調整をします。
図 8-3:水 準確認
測定液を注入したBき、L□ ―夕の医に気泡が)帯留してないように注意して
正校9.
文書番暑 !TKV Moo61
9-1.校 正の前に
校正に先立って □―夕振れのチェックを行ってくださしヽ。粘度計に□―夕を取り付け、粘度計のモータを回転させて、ロータの振れを見てください。
点検?穆墾審煽撃書塀石去r巣業堤稽撚啓話詣1瑠婚
□~夕と粘度計本体の
9-2.校 正の目的
校正の目的には、次のようなケースがあります。
9-2-1.計 演」器管理のための一般的な校正
本粘度計の精度 「フルスケールめ±1%以 内」についての合否判定を行しヽます。
① このためには、本器の標準付属品の ガード を取り付け、Jis R 3503に 規定されている500mLピ ーカ (内径085mm)ま たは、同等の容器に演J定液を入れて、校正を行う必要があります。
② TVB-lo形 粘度計には、機種に応じて4本 組、または6本 組のロータが付属されていますが、各ロータは規定の寸法精度に正しく製作されているので、すべてのロータに付いて校正を行う必要はありません。即ち、いすれか1本の日―夕で演」定を行った結果が、本粘度計のカタログ仕様の精度を満足していれば、他のロータについても 精度仕様を満足していると判定して結構です。
9-2-2.特 殊条件で演J定するための校正
規定の容器 (ビーカ)を 使用しない、ガードを使用しない等の特殊条件で演」定をする場合は、その条件 (ガードなし、特殊容器)で の校正が必要です。
9 - 3 . ト レーサビリテ ィ
粘度計校Iの トレーサビリティを保証するためには、次の2点が必要です。
①粘度標準とのトレーサビリティを持つためには、粘度計校正用標準液(」iS z 8809)を使用して校正を行うこと。
② 国家標準とのトレーサビリティが保証された温度計を使用すること。
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文書番号 :T,G M0061
9-4.校 正精度
校正の精度は、以下の 「不確かさ」を総合したものになります。
① 粘 度計校正用標準液の粘度の不確かさ : 0,1%
② 任 意温度における粘度値算出の不確かさ粘度計校正用標準液の成績証に記載されている20、 30、 40℃ 以外の温度における粘度は、」iS Z 8809「粘度計校正用標準液」の解説に示されているWalther一ASTMの 式を用いて、粘度計校正用標準液の成績書に記載されている20、 30、 40℃ における粘度データから計算して求めますが、この際、計算誤差が生じます。
・ 低 粘度領域 ( 1.3~ 1 800mPa・ s)io,2%。 高 粘度領域 (2000~ 1 5 0 0 0 0rnPa・s):O.4%
③ 温 度の不確かさに起因する粘度計校正用標準液の粘度の不確かさこの不確かさの程度は、使用する粘度計校正用標準液の種類によります。例として粘度計校正用標準液」S100を 使用し、20℃ 近辺で校正を行い、温度測定誤差が0。2℃ あったとします。 こ の温度測定誤差O。2℃ に起因する粘度計校正用標準液の粘度の不確かさは、次計算のように、約1,2%の 誤差に相当します。次 「表9-1」 より,JS100の 温度一粘度係数はo.8%/℃ 、粘度は8 6mPa・s,
5,8[%/℃ ]XO.2[℃ ]=1.2[%]86[mPa・ s]× 1.2[%]=1[mPa,s]
表 9-1:粘 度計校正用標準液の粘度一温度係数
液
類
準
種
標
の
20℃における
粘度lmPa・s)
参考値
粘度―温度係数
惚of RS/℃)
参考値
JS2.5 2 2.0
JSS 4.1 ●乙
JS10 8.4 09
JS20 7r 4.2
JS50 力, ミJ
JS100 食υ00 5.8
JS200 170 食0
標準液
の種類
20℃における
粘度lmPaos)
参考値
粘度一温度係数
(%of RS/℃)
参考値
JS500 440 7,3
J S1000 890 7.7
J S 2000 1800 8.4
J S14000 12000 10
JS 52000 46000 10
」S160000 140000 10
参考 :シ リコンオイル 1以 下
このように 「温度計演J誤差に起因する粘度計校正用標準液の粘度の不確かさ」は、① 畔占度計校正用標準液の粘度の不確かさ」や ② 「任意温度における粘度値算出の不確かさ」より、かなり大きい値です。即ち校正の精度は、ほとんど 演」定液の温度管理と温度演」定の精度に支配されます。従つて、演」定液の温度管理と温度浸」定を厳密に行えば、それに応じた高精度な校正が得られます。
28
文書番号 :TKV Moo61
9-5.注 意事項
9-5-1.粘 度計校正用標準液の選択一般に 曽段演」定している粘度領域をカバーする標準液を選択します。ただし、次の点も考慮してくださしヽ。
. ほ告昌8想唇]憲[暑暑畳穏魯芦暑魯骨邑晏毬雀Eネ縁伝晏誓冒霊要します。
客るので、‐容器内の温度の均―イt対
流が国難になり、熱の拡散が伝導のみに3に、長時間を要します。・ 高 粘度の粘度計校正用標準液は、粘度―温度係数が大き
文書番号 :TKV M0061
9-5-6.温 度計
① 温 度計は、基準温度計や標準温度計等の、不確かさ0。2℃以下の精度とトレーサビリティの保証されたものを使用してください。さらに高精度に校正するためには、1/100℃ まで計演」・表添する温度計で、日本電気計器検定所 (」EMiC)等 で5/100℃ の精度を保証されたものを使用してくださしヽ。
② 粘 度計の粘度測定値を読み取る際は、温度計は容器内から取り出した方が、精度の上で安全です。温度計が□こ夕の近くにあると、粘厚滉J軍悼に謀差を生じることがあります。どうしても温度計を取り出すことができない揚含は、最初から温度計をガードの陰などの粘性トルクヘの影響が少ない位置に取り付けてください。
9-6. 校 正の手順
① 恒温水槽を使用する場合は、標準液を入れた容器を水槽の中に浸けます。この際、浮力で浮上する容器を水中に固定するために何らかの工夫を要します。
② 粘度計本体をビーカの真上にセットします。ロータは気泡を抱き込まないように液に浸演してください。
③ 粘度計をセットできたら、厚紙などで保温蓋を用意してビーカを塞いで
文書番号 :TKV Moo61
②
③
iど呂畳呂緩差摺冨と、猛遷輔遷塁」朝畳橿 警署皆て百短饗試戸
。
ゼロ点を求めるには、次の二つの方法があります。
その粘度が、次の③の作業に適したニュートン性液 (もちろん粘度計校正用標準液でもよしヽ)を 用意してください。
演」定する状態にセットし (MOTOR ON)、 演J定液の温度安定を待ちます。
演」定値ができるだけ10~ loo%の 範囲に広く分散するような、3~ 4点の回転速度について粘度演」定をしてください。この間、演」定液の温度が安定していれば良
文書番暑 :TKV Moo61
⑤ ゼロ点の修正を要する場合は,「6-8-1.ュ ーザゼロ」に従って、現状のゼロ点の符号を逆にした「一b」を、ゼロ点補正値として設定してください。ユーザセロが、o,o で なく、校正時既に何らかの数値が設定してあった場合は、その数値にゼロ点補正値を加算するように設定してください。
例 : 既存の設定値、 ゼ ロ点補正値 → ユ ーザゼロ設定値(-0.6) 十 (十 O.8) = (+0,2)
⑥ 校正のまえに 「ユーザゼロ」の設定値を 「+0.0」 に戻しておくと、上記 ⑤ の紛らわしさが 避けられます。
9-7-2.ゼ ロ点の求め方 エーー スパン校正も行う場合 ――
「9-8.ス パンの校正」を行う場合は、同時にゼロ点 bも 算出されます。その値を上記 ⑤ に従って設定してください。
9-8. ス パンの校正
以下に述べる作業により求めた 「スメモン補正係数」を、「CAL」キーを操作して、「ューザスノ将ン」に入力しておくと、WB-10形 粘度計は校正結果を反映して、スパンにズレのない粘度計となります。 (「6-8.キ ャリブレニション」参照)
ゼロ点の校正時と同様にスパン校正時も、粘度演」定を %単 位 で 行って
文書番暑 i TKV Moo61
言含景爆訂冒届「`夢話計審践]旨堅零唇質蜃暑声宴署娠密岳戸憂社薄矯苫↓キ営居喜?
図 9‐2:基 準値一測定値
関 係 図
挙1 基準値仰
Nl 回 転速度 位pm)
⑤ スパンの修正を要する場合は,「6-8-2.ユ ーザスパン」に従って、上記の[スパン補正係数]1/a を 設定して
文書番号 :TKV M0061
10。 測定原理 /粘 度測定に関すること
10-1.測 定原理
モータの回転は、トーションワイヤ (懸張線)を 介して□―夕に伝達されます。液体中で回転するロータには、粘性 トルクが作用します。 トーションワイヤは、この粘性トルクの大きさに比例した角度だけ捩れた状態で回転しています。トーシヨンワイヤの捩れ危は、 トーションワイヤの画端に連結されているスリット円板Aと B相 互の捩れ角と同じです。スリット円板おのおのに対応して設けられたフォトセンサで、この捩れ角度を読み取り、粘度に換算して表示します。
図 10-1:測 定原理図
フォトセンサ ー
E
モータ
スリット円板 A
スリット円板 B
トーションワイヤ
ロータ
0-2.特 別な注意事項
磁石を採用 しているため、粘度計の外面の一部に磁気が洩れているところがあります。
時計、フロッピーディスクなど、磁気を嫌うものは近付けなしヽでください。'強磁性の粉体 ・塵芥の浮遊する環境での使用は避けてください。
磁石、磁界を発生する装置、鉄などの強磁性体に近接させて設置 しないてください 。
34
文書番号 !TKV Moo61
10-3.粘 度単位
TVB-10形 粘度計は流体の絶対粘度を沢」定します。絶対粘度をSi単 位系で表すと、次のとおりです。
Pa・ s( パ スカル ・秒)kPa・ s(キ ロパスカル ・秒)=103 Pa・rn P a・s(ミ リメモスカル ・秒)=10~3P a・
*注 :TVB-10形 粘度計のLCDデ ィスプレイでは、Pas、 kPas、 mPas「・」を省いた皓式表示をしてしヽます。
従来使われていたCGS単 位系のP(ポ アズ)、 cP(セ ンチポアズ=lo-2P)
との関係は次のとおりです。
l P a ・s = 1 0 P l m P a o s = l c P
O-4. 〕 卜ニュートン流体について
10-4-1.流 体の分類
流体の粘度計測を行うと、ときどき不司解な挙動を示すものが存在します。この場合、演」定対象の流体が非ニュートン流体であることがほとんどです。図10-2に レオロジー的挙動の違いによる流体の合類を示します。
図 10-2:流 体の分類
S
S
純粘性流体 ―
E鼎 野 卜流体塑性体― E罪とづ分宏盗体時間依存性流体
瓦二乙欲 ぅ母E孫 濯r
ニュTト ン流体水、下般溶剤、石油、モータ牙イル等の単分子液俸が三ュートン流体です。粘度が潟J定条件(すり速度)によって変化することがないので、ロータや回転速度を変えても、一定の粘度値が得られます。さらに、演」定流体の温度が同じであれば、異種の粘度計で演」定しても同じ粘度値が得られます。
非ニュー トン流体
高分子溶液 。エマルジョン ・各種スラリーなど工業 ・食品関係の大部分の流体が非ニュー トン性を示します。粘度が沢」定条件 (すり速度)に よって変化するので注意が必要です。
例えば、擬塑性流体は日―夕の回転数を速くするにつれて粘度が減少してきますし、チクソトロピー流体は同じ□―夕、同じ回転数で演」定 していても、すり変形を受けるうちに 粘度値が次第に減少します。
ニュー トン流体
非ニュー トン流体
(非線形流体)
①
②
文書番暑 :Tン餌 M0061
10-4-2.流 動特性の判定(三旦=ト ン流体か? 非 ニュートン流体か?)
演」定流体が三ュートン性かどうかを矢□つておくことは粘度計演」に先立って重要なことです。 下 記要領に従って調査してください。
① キーボードの 「UNIT」キーを押して、Si(ま たはCGS)単 位表示を選択してくださしヽ。 (%表 示ではありません。)
② □―夕の種類は変えないで、ロータの回転数を順次切り換えて演」定してください。回転数をかえても粘度演」定値が一定であればエュートン流体です。そうでなければ非ニュートン流体といえます。
10-4-3.非 ニュー トン流体の取扱しヽ
非エュートン流体は 測定条件によって粘度が変化するので、データに演」定条件(粘度計形式、 ロ ータ No.、 回転速度、容器 等)を 付記する必要があります。
チクソトロピー流体では、粘度計の経時変化があるので 演」定時間の付記も必要です。これらの条件付きの粘度を 「みかけ粘度」と呼ぴます。
10-5.乱 流 (Taylor渦)に つしヽて
10-5-1.乱 流 (TaJor渦)の 発生する条件と粘度領域
TVB-10形 粘度計は、ロータを回転させたBきにロータ周辺の流体が層流であることを前提としています。
下記条件ではこの条件をはすれて、乱流が発生し、正しい測定でなくなりますのでご注意ください。
・ 舌 と流が発生すると実際の粘度値より高い演」定値が得られます。・ 乱 流の発生する条件と粘度領域を 「表 10-1」 に示します。
表 10-1:舌 L流 (Taylor渦)が 発生する条件
TVB-10形 式 日―夕名称 回転速度 [rpm] 乱流発生領域
T V B - 1 0 M Ml 6 0 15 mPa・ s以 下
T V B ‐ 1
T V B - 1
, T V B - 1
H
R
U
0
0
0
H l 5 0 200 mPa・ s以 下
Hl 1 0 0 4 0 0 mPaos以 下
H 2 1 0 0 400 mPa・ s以 下
10-5-2.乱 流 (TaHor渦 )の 発生する演」定 レンジ
「13-3.演 」定上限値表」に、乱流の発生する演」定レンジを、太線枠 (全域で発生)と 、うすしヽ太線枠 (一部で発生)で 示しています。この演」定レンジは、使用を避けた方が賢明です。
36
文書番号 :T,付 Moo61
10-6。 「 内径による影響の補正」と 「ガー ドな しの場合の補正」
TVB-10形 粘度計は内径85mmの 500mlビ ーカに演」定液を入れて、ガードを取り付けて沢」定した時に正ししヽ沢」定値が得られるように調整されてしヽますので、他の条件で演」定した場合は、次の補正係数を表示値に乗じる必要があります。この補正係数をt「 CAL」 キーを操作して 「ユーザスパン」に設定しておけば、補正された測定値が自動的に表示されます。
10‐ 6-1.TVB-10M形 粘度計のスパンの補正係数 ・
表 10-2:TVB-10 M形 粘度計のスパン補正係数
に備者 :表はJiS K 7117‐1
10-6-2.TVB-10H、 TVB-10R、 TVB-10U形 粘度計のスメヾンの補正係数
10-3:lⅣ B-10H、 wB-10R、 NB-10U形 粘度計のスパン補正係数
容器500ml
ヒ°一カ
500nll
卜ニルと'―
カ
300mi
門 ば劫
内径 [mm] 85 70 60
ガード 有 無小
有 無小
有 無小
□
―
タ
M l 1.00 1.20 0.99 1.19 0.985 1.17
M2 1.00 1.09 1.00 1,085 1.00 1.07
M3 1.00 1.02 1.00 1.02 1.00 1.02
M 4 1.00 1.00 1.00 1.00 1.00 1.00
容器500miビーカ
500mi
トールと・―カ
300mi
門 ば劫
内径[mm] 85 70 60
ガード 有 無小
有 無小
有 無小
□
―
タ
H l 1.00 1.03 0.84
H2 1.00 1.01 0.96 0。86
H3 1.00 1.00 0.99 0。955
H4 1.00 1.00 1,00 0。98
H5 1.00 1.00 1.00 0.99
H6 1.00 1.00 1.00 1.00
H7 1,00 1.00 1,00 1.00
備者 :表は 」iS K7117-1 による。容器は、しヽすれも JlS R 3503規 定のもの。
37
文書番号 :TKV M0061
11.仕 様 /外 部接続端子
11-1.仕 様
観
観
罰
圏
し
劃
轟
田
罰
錮
襲
載
錮
翻
田
翻
罰
錮
目
襲
割
国
轡
翻
轟
轟
調
襲
藝
轟
認
轟
蒻
認
ビ
田
レ
轟
レ
圏
轟
富
基
◆
◆
1-2. 外 部接続端子
11-2-1.入 出力仕様
外部機器との接続用端子です。仕様は次の通りです。
図 11-1:入 出カプラグ 表 1コ
型式 :HR12-10RC-8SDL
(ヒロセ電機)
(後パネル面からみる)
J_1-2-2.接 続機器 (お問合せください)
◆ Tバ ーステージ(TS-10) 起動 。停止の運動動作(Tブ ―ヽを使用する特殊測定 :高粘綱性物質 ・塑性流動物質等の測定)
終了ブサー
リモートスイッチ
牙―トストップでの測定終了信号浸」定ON/OFFの リモート操作
粘度測定精度 ±1.0% of FS J以 内
粘度再現性 ±0。2%of FS以 内
粘度測定範囲 粘性トルクの10~ 100%
使用温湿度範囲 0~ 40℃ 、~90%RH
電源入力
消費電力
AC100~ 120V 15~ +lo%、 50~ 60Hz
2 0 W以 下
外形寸法 W105・ H290・ D250
質 量 約6kg(ス タンド含む)
表 11-1:入 出力仕様
ピン番号 名 称
1 SG
2 測定中信号出力
3MOTOR ON/OFF入 力
測定開始/終 了
4 +V5
5AUTO STOP
測定終了信号出力
6
7 プザー信号出力
8 NC
38
文書番号 :TKV M0061
12.修 理、保証、その他
12■ 11と■修:fl理ど' |
| ,(ゃと義…ま準 i ・~・‐▼!:
! 主 ャ__12て昼還裸…ュ証!__=
ど奄榛韮竪惣ll轟誌旨賢据評轟毬否亀葛佑禄場議融
。
(取扱説明書で説明されている
取り扱ぃ簿において汀VB=lo形 粘度計が故障した場合に、保証書のご提示により審償で修理ぴ車てい【だく字とをお約束するものです。
年だ
・鋳
軽事に示す
野合は
マ理が有料になります。
ま ………―…・ ― ―■幸 、■_|‐‐―‐、―■ _
塾富 生回!
・準拝唇詳二主導馨稲鵠劇需鵠鮮紛峯!で
れていた専用段ボール箱」に収納するか、
39
文書番号 :T'付 M0061
13.付 属書
13-1.補 用ロータ、補用ガー ド、オプション部品のご注文
□―夕、ガード、オプション部品のご注文は、下記の 「商品番号」にてお願い致します。
これらは、NBシ リーズ粘度計 (TVB-10、 20、 30形 )に 共通の商品です。
、名 称】ヽ
商品番号
Ml日 ―タ TM-1
M2回 ―タ ¶M - 2
M3日 ―タ 耐 -3
M4ロ ータ T‐M - 4
Mガ ード 打M一 G
※ Lロータ 刑 ―L
※ Lスリープ 珊 ―S
名 称 商品番号
H2日 ―タ 科 -2
H3日 ―タ 耐 -3
H4回 ―タ 科 -4
H5日 ―タ ‖ -5
H6田 ―タ 耐 -6
H7日 ―タ 科 -7
Hガード ‖ ―G
※ Hl回 ―タ 刊H-1
サンプルアダプタ T′ 一ヽ回―夕等の※ オプション部品です。 上 記以外に、少量オプション者B品があります。弊社にお間含わせください。
13- 2 . □ ―タコー ド表
ロー匁 ―ドロータ名称
(ロータЧo.)
10 科 Ml
耐 M2
12 THM 3
13 科 Hl
14 ¶HH2
15 科 H3
16 ¬日H4
:7 ST
18 IC
19 L/Adp
20 M l
21 M2
22 M3
23 M4
40
日―タコードロータ名称
(ロータWo。)
24 H l
25 H2
26 H3
27 H4
28 H5
29 H6
30 H7
31 T一 A
32 T― B
33 T― C
34 T― D
35 T― E
36 T― F
37
38
39
40
文書番チ TKV Moo61
3-3.測 定上限値表
表中の太枠の測定レンジは、全域または一部に乱流の発生があります。す、 | _ _ ユi l ! l f : t サ_ i i t i t
十1 1 1 、と | ! i l
13=羊 司|=ヨⅣB■打01M!形 粘度計= = ギヽ ! t i ' ・ヽ! 1 ! I 二 ' t i ! s l : Ⅲ l
(「 10-5.乱 流について」参照)
ⅢⅢ lri‐|.lf i緯
り乱流 :一 部乱流 担どとぜ_韮とこ差声i■ず
`
フルスケールトルク ・…・・67.14μ N・m(lμN・m=1 0dynercm)
| '
| | 1 号‐ヽ 一ふ一■十・=■ キ|―
・ '
! ――十二主主_! ……こi二.ユと_ュ=
| _ | !
| ‐一す―ゃ手|一車'‐_| 1 生 ― :
!・……とと!:生キ__: ・ i 十
, 「l t
l l ・! 一
TVBrlo 影口Tタ
名称
口守
l W 軍吾
~ r 」
好■ 回転速度 [rpm]0!0 30 12 6 3 EJ 0.6 0.3
/
的
L
A ポエ!ャニ慨長miRガ。s120.
m P a・s
5 0
m P a ・s
100
m P a ・s
2 0 0
m P a ・s
4 0 0
m P a ・s
1 0 0 0
m P a ・s
2000
m P a ・s
M l
i t18げ
l ml犀iォ・s
200
m P a・s
5 0 0
m P a ・s
1000
m P a o s
2000
m P a o s
4000
m P a ・s
10
P a ・s
20
P a ・s
M2 ! “々官~ S00: 1000
m P a ・s
2500
m P a ・s
5000
m P a , s
10
P a o s
2 0
P a o s
50
P a ・s
1 0 0
P a o s市,ユ:s
M 3! r キ' ま
‐2をす
… 麹 豊Otri m P a o s
4000
m P a o s
10
P a o s
2 0
P a ・s
40
P a ・s
80
P a ・s
200
P a ・s
400
P a ・s
M4
一
3
■
210
P a ・s
2 0
P a・s
50
P a ・s
100
P a , s
200
P a ・s
400
P a・s
1000
P a ・s
2000
P a ・s
41
文書番暑 :T,α M0061
13-3-2.TVB-10H形 粘度計
フルスケールトルク ・……719μ Nem(lμN・m=1 0dyne・cm)
全域乱流 | 一 部乱流 |
フルスケールトルク ・…… 719μ Nem(lμ N・m=1 0dyne,cm)
TVB-10H形 粘度計
ロータ
名称
ロータ
No.
回転速度 [rpm]nV
nu 50 20 10 5
E0
●4 1.0 E9nv
H l 241 0 0
m P a ・s
2 0 0
m P a o s
5 0 0
m P a o s
1000
m P a ・s
2000
m P a ・s
4000
m P a ・s
10
P a ・s
20
P a ・s
H2 254 0 0
m P a ・s
800
m P a ・s
2000
m P a ・s
4000
m P a ・s
8000
m P a ・s
16
P a ・s
40
P a ・s
8 0
P a ・s
H3 261000
m P a ・s
2000
m P a o s
5 0 0 0
m P a ・s
10
P a o s
2 0
P a ・s
4 0
P a ・s
100
P a ・s
200
P a t s
H4 272000
m P a ・s
4000
m P a o s
10
P a ・s
20
P a ・s
4 0
P a ・s
80
P a o s
2 0 0
P a ・s
4 0 0
P a o s
H5 284000
m P a o s
8000
m P a o s
20
P a ・s
4 0
P a ・s
80
P a , s
1 6 0
P a ・s
4 0 0
P a o s
800
P a o s
H6 2910
P a ・s
20
P a , s
5 0
P a ・s
100
P a o s
200
P a o s
400
P a ・s
1000
P a o s
2000
P a ・s
H7 304 0
P a・s
80
P a o s
200
P a ・s
400
P a o s
8 0 0
P a , s
1600
P a , s
4 0 0 0
P a ・s
8000
P a ・s
~lVB-10H形粘度計
日―タ
名称
日―タN o。
回転速度 [rpm]
20 10 4 2
H l 24500
m P a , s
1000
m P a ・s
2500
m P a o s
5000
m P a ・s
H2 252000
m P a o s
4000
m P a ・s
10
P a ・s
2 0
P a ・s
H3 265000
m P a ・s
10
P a ・s
2 5
P a ・s
50
P a ・s
H4 2710
P a ・s
2 0
P a ・s
5 0
P a ・s
100
P a ・s
H5 282 0
P a ・s
4 0
P a B s
100
P a ・s
2 0 0
P a o s
H6 2950
P a ・s
1 0 0
P a ・s
2 5 0
P a ・s
500
P a ・s
H7 30200
P a ・s
4 0 0
P a ・s
1 0 0 0
P a ・s
2000
P a , s
42
TVB-10R形 粘度計 全
域乱獅 呂 T却 吾1流 1
協子1格タ 回転速度 [rpm]
100 50 20 10 5 EJう4 1,0 0.5
H l 24200
m P a , s
4 0 0
m P a ・s
1000
m P a ・s
2 0 0 0
m P a ・s
4000
r r l P a ・s
8 0 0 0
m P a ・s
20
P a ・s
4 0
P a o s
H2 25800
m P a o s
1 6 0 0
m P a ・s
4000
m P a , s
8000
m P a ・s
16
P a , s
3 2
P a ・s
8 0
P a ・s
1 6 0
P a ・s
H3 262000
m P a ・s
4000
m P a ・s
10
P a , s
2 0
P a ・s
4 0
P a・s
8 0
P a o s
200
P a ・s
4 0 0
P a ・s
H4 274000
m P a o s
8000
m P a ・s
2 0
P a ・s
4 0
P a ・s
80
P a ・s
1 6 0
P a ・s
4 0 0
P a ・s
8 0 0
P a ・s
H5 288000
m P a o s
16
P a ・s
40
Pa・s
8 0
P a ・s
1 6 0
P a , s
320
P a ・s
800
P a ・s
1600
P a ・s
H6 292 0
P a o s
40
P a ・s
100
P a ・s
200
P a ・s
400
P a o s
800
P a ・s
2000
P a ・s
4 0 0 0
P a , s
H7 308 0
P a , s
160
P a ・s
400
P a ・s
800
P a ・s
1600
P a ・s
3200
P a ・s
8000
P a ・s
16
kP a・s
文書番号 :TKV Moo61
13-3-3.TVB-10R形 粘度計
フルスケールトルク ・…… 1440μ N・m(lμ N・m=1 0dyne・ cm)
13-3-4.TVB-lo u形 粘度計
TVB一 打る も彦経産計 ~牟
域乱流 l 一 部舌し流 1
43
回―タ
名称
日―タ
Not回転速度 [rpm]
100 50 20 10 5 2.5 1.0 0.5
H l 241.8100
市P a ・s
1600
m P a o s
4000
m P a ・s
8000
m P a ・s
16
P a ・s
3 2
P a o s
8 0
P a ・s
160
P a ・s
H2 25i3200
市貝a l s
と6400
m P a ・s
16
P a ・s
3 2
P a ・s
64
P a ・s
128
P a ・s
320
P a o s
640
P a ・s
H3 2616
P a ・s
4 0
P a ・s
80
P a ・s
160
P a ・s
3 2 0
P a ・s
800
P a ・s
1600
P a ・s
H4|■
・16・
|'古手す|32
P a ・s
8 0
P a o s
160
P a o s
320
P a ・s
640
P a ・s
1 6 0 0
P a ・s
3200
P a ・s
H5
||132.
■Pal「s
64
P a ・s
160
P a ・s
3 2 0
P a ・s
640
P a ・s
1 2 8 0
P a ・s
3200
P a o s
6400
P a ・s
H6 29|!180‐
IP‐41S
160
P a ・s
400
P a ・s
800
P a ・s
1 6 0 0
P a ・s
3200
P a ・s
8000
P a o s
16
kP a・s
H7 3‐Q二|■3201「
|!|!イ|こ:|640
・P a . s
1 6 0 0
P a ・s
3200
P a ・s
6 4 0 0
P a ・s
1 2 . 8
kP a・s
32
kP a・s
64
kP a・s
フルスケー′比,!イク1手=■15
Please contact“TOKISANGYO CO.,LTD.",to oder ViscometeL accessories,and repairs,ask about“Hlesurement ofSamplゃliquid``or"general questions for Rheolo2Ⅳ".
◎門解財M湾 比と初
Hcadquarters
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E‐mail i [email protected]://www.toHsangyoocOjp
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Manuat No.TKV‐ Moo61 C:January 2006
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◎束桜産業釈鋼 粘度計と関連機器などのご注文、および使用方法・サンプル測定 ・修理 ・
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本書の記載内容、および製品の仕様 ・デザインは、性能改善、その他の理由により予告なく一部を変更させていただくことがあります。あらかじめ、ご了承ください。
文書番号 TKV‐Moo61 C:2006年 01月
初版発行 :2003年 08月
社本