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Work Time Recorder for Lync
2013(TM)
日本マイクロソフト株式会社向け
一般ユーザ向けマニュアル
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改定履歴
Ver. 改定日 改定種別 改定内容
1.0.0 2014/5/23 新規 新規作成
1.0.1 2015/8/18 修正 マルチデバイスに関する仕様の追記
勤務地・プレゼンスに関する仕様の追記
報告書アップロード時の動作に関する追記
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目次
1 はじめに ................................................................................................................................................. - 5 -
1-1 本マニュアルの目的 ........................................................................................................................ - 5 -
2 環境の構成 ............................................................................................................................................ - 5 -
2-1 システム要件 .................................................................................................................................. - 6 -
3 インストール方法 .................................................................................................................................... - 6 -
3-1 アプリのインストール ....................................................................................................................... - 6 -
4 アプリのご利用方法 ............................................................................................................................. - 11 -
4-1 前提条件 ...................................................................................................................................... - 11 -
4-2 初回起動時の設定 ....................................................................................................................... - 14 -
4-2-1 アプリ起動までの流れ ............................................................................................................... - 14 -
4-3 アプリのご利用方法 ...................................................................................................................... - 19 -
4-3-1 業務開始から終了までの流れ ................................................................................................... - 19 -
5 XML設定 .............................................................................................................................................. - 32 -
5-1 XML ファイルの設定 ...................................................................................................................... - 32 -
5-1-1 勤務地 XML ファイルの設定 ...................................................................................................... - 32 -
5-1-2 プレゼンス状態 XML ファイルの設定 ......................................................................................... - 35 -
6 SP認証情報 ......................................................................................................................................... - 39 -
6-1 SharePoint 認証情報の設定 .......................................................................................................... - 39 -
7 アンインストール方法 ........................................................................................................................... - 40 -
7-1 前提条件 ...................................................................................................................................... - 40 -
7-2 アプリのアンインストール .............................................................................................................. - 40 -
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1 はじめに
1-1 本マニュアルの目的
・本マニュアルでは、Work Time Recorder for Lync 2013(TM) アプリを一般ユーザの方にご利用
いただく際の手順をご説明します。
2 環境の構成
2-1 システム要件
1) .Net Framework 4.5
2) Lync ProPlus 2013 クライアント
※Lync Basic 2013 クライアントでは対応しておりません。(勤務地は反映されておりません。)
※マルチデバイスには対応しておりません。(同一アカウントで複数 PCに Lyncサインイン)
<参考>
.Net Framework のバージョンの確認方法
コントロールパネルを開き、インストールされている.Net Framework のバージョンを確認することが
出来ます。
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上記にて表示を確認出来ない場合には、下記サイトを参考にしてください。
方法 : インストールされている .NET Framework バージョンを確認する
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/Hh925568%28v=VS.110%29.aspx
.NET Framework のインストール
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/5a4x27ek%28v=VS.110%29.aspx
3 インストール方法
3-1 アプリのインストール
① 「setup.exe」を、ダブルクリックします。
② 「次へ」をクリックします。
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③ 「使用許諾契約の条項に同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。
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④ インストールが開始されます。
⑤ インストール中に以下の画面が表示されましたら、「はい」をクリックします。
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⑥ 以下の画面が表示されましたら、インストールが完了となります。
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補足).アプリの本体は、「C:\Program Files (x86)\Fairuse」内にインストールされます。
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4 アプリのご利用方法
4-1 前提条件
・Work Time Recorderは、Microsoft Lync 2013 クライアントが起動状態の時に利用可能なアプリ
となっております。
そのため、本アプリを起動する前に、必ず Microsoft Lync 2013 クライアントを起動してください。
ダブルクリックで
起動
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・Work Time Recorderをご利用の際は、必ず管理者権限で実行してください。
理由). Windowsレジストリキーを追加する際、管理者権限でないと実行出来ないため。
管理者として実行する手順は以下の通りになります。
1).Windows 7 の場合
アイコンの上で右クリック
し、プロパティをクリック
ここにチェックを入れて
「OK」をクリック
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2).Windows 8 の場合
アイコンの上で右クリック
し、プロパティをクリック
ここにチェックを入れて
「OK」をクリック
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4-2 初回起動時の設定
・初回起動時は、以下の手順で XML ファイルの設定を行います。
4-2-1 アプリ起動までの流れ
① Work Time Recorder for Lync 2013(TM)をダブルクリックし、アプリを実行します。
② 勤務地とプレゼンス設定画面が表示されます。
ダブルクリックで
起動
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③ 勤務地 XML ファイルの「ブラウズ」をクリックし、XML ファイルを選択します。
④ プレゼンス状態 XML ファイルの「ブラウズ」をクリックし、XML ファイルを選択します。
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⑤ 勤務地 XML ファイル、プレゼンス状態 XML ファイルを選択後、「保存」をクリックします。
⑥ 「C:\Users\<ユーザ名>\Documents」の直下に、「WorkTimeRecorder」というフォルダが自
動的に作成され、以下の XML ファイルが保存されます。
⑦ また、同時にカスタムプレゼンス状態を Microsoft Lync 2013 クライアントに表示するため、
自動的に Windowsレジストリキーが追加されます。
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⑧ 今回設定したカスタムプレゼンス状態を、Microsoft Lync 2013 クライアントに反映させるた
め、Microsoft Lync 2013 クライアントの再起動を促すメッセージが表示されます。
⑨ Microsoft Lync 2013 クライアントを再起動し、カスタムプレゼンス状態が反映されている事を
確認してください。
カスタムプレゼンス状態
が追加される
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⑩ Microsoft Lync 2013 クライアントを再起動すると、「次へ」が有効になりますので、「次へ」を
クリックします。
⑪ Work Time Recorder が起動します。
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4-3 アプリのご利用方法
・ここでは、初回起動の設定が完了した後の、実際の Work Time Recorder のご利用方法につい
てご説明します。
4-3-1 業務開始から終了までの流れ
① 「開始」をクリックします。
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② 開始時間が設定され、業務開始となります。
③ 「勤務地」を変更すると、Microsoft Lync 2013 クライアントの「勤務地」に反映されます。
※逆に、Microsoft Lync 2013 クライアントの「勤務地」を変更すると、Work Time Recorder の
「勤務地」に相互反映することが可能ですが、本バージョンの仕様では「勤務地」の変更操作
は Work Time Recorder から操作のみのご利用をお願いします。
Work Time Recorderで変
更した勤務地が反映され
る
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※また、Work Time Recorder の起動中に、Microsoft Lync 2013 クライアントからカスタム勤
務地以外の勤務地に変更すると、以下のエラーメッセージが表示されますので、変更操作は
Work Time Recorder からの変更をお願いします。
④ 「プレゼンス状態」を変更すると、Microsoft Lync 2013 クライアントの「プレゼンス状態」にも
反映されます。
※逆に、Microsoft Lync 2013 クライアントの「プレゼンス」を変更すると、Work Time Recorder
の「プレゼンス」に相互反映することが可能ですが、本バージョンの仕様では「プレゼンス」の
変更操作は Work Time Recorder から操作のみのご利用をお願いします。
カスタム勤務地以外の
勤務地に変更
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※また、Work Time Recorder の起動中に、Microsoft Lync 2013 クライアントからカスタムプレ
ゼンス状態以外のプレゼンス状態に変更すると、以下のエラーメッセージが表示されますの
で、変更操作は Work Time Recorder からの変更をお願いします。
Work Time Recorderで変
更したプレゼンスが反映
される
カスタムプレゼンス
状態以外のプレゼン
ス状態に変更
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補足).勤務時間を変更した場合は WorkingTime.enc、プレゼンス状態を変更した場合は
WorkingHistory.encが、以下の場所に作成されます。
WorkingTime.enc には勤務時間の変更履歴が、WorkingHistory.enc にはプレゼンス状態の変更
履歴が暗号化された状態で格納されます。
もし、Work Time Recorder を実行中に、何らかの理由でアプリが落ちた場合でも、再起動を行う
と上記ファイルの読み込みを行い、直近の内容で再開可能です。
⑤ 一日の業務を終了する場合は、「終了」をクリックします。
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⑥ SharePointへの接続ユーザ情報を登録するウインドウが表示されます。
⑦ SharePoint に接続するためのユーザ ID/パスワードを入力して、SP URL XML ファイル(アッ
プロード先である SharePoint 上のドキュメントライブラリの URLを設定)の「ブラウズ」をクリッ
クします。
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⑧ SPSetting.xmlを選択し、「開く」をクリックします。
⑨ 「保存」をクリックします。
1).「サインインしたままにする」のチェックを入れなかった場合は、以下の場所に、
SPSetting.xmlが作成されます。
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2).「サインインしたままにする」のチェックを入れた場合は、以下の場所に、SPSetting.xml と
SPCredentials.encが作成されます。
SPCredentials.enc には、SP ログイン ID と SP ログインパスワードの情報が、暗号化された状
態で格納されます。
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⑩ 「終了」をクリックします。
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⑪ 一日の業務内容が Excel 形式で作成され、管理者が指定した SharePoint のドキュメントライ
ブラリにアップロードされます。
アップロード完了までは、「アップロード中」と表示されます。
⑫ 「アップロード中」の表示が消えるとアップロード完了となります。
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※アップロードに失敗した場合、下記の通りメッセージが表示されるので、報告書を PC 上に
保存します。
「マイドキュメント」-「WorkTimeRecorder」フォルダの中に新しいフォルダが作成されますので、
報告先にメール等で送付を行います。
アップロードが成功し完了した場合と、失敗し PC 上に保存した場合の報告書に記載される
「役職・氏名」情報が変わりますのでご注意ください。
■アップロード : 役職情報有り / SharePoint Onlineのユーザ名
■PC保存時 : 役職情報無し / Windows ログオン名
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補足).アップロードが正常に完了すると、以下の勤務時間とプレゼンス状態の変更履歴は、自
動的に削除されます。
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⑬ アップロードされた Excel ファイルを閲覧するには、管理者が指定した SharePoint のドキュメ
ントライブラリにアクセスします。
⑭ 業務報告書を開くと、以下のようなファイルが表示されます。
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5 XML 設定
5-1 XML ファイルの設定
・「XML設定」をクリックして、勤務地 XMLファイル、および、プレゼンス状態 XMLファイルの設定
/変更が可能です。
ここでは、XML ファイルの設定/変更方法についてご説明します。
5-1-1 勤務地 XML ファイルの設定
・以下の例では、アプリを実行中の時に、勤務地を大阪支社から沖縄支社に変更します。
① 「XML設定」をクリックします。
② 勤務地 XML ファイルの「ブラウズ」をクリックします。
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③ 設定/変更する勤務地 XMLを選択し、「開く」をクリックします。
④ 「保存」をクリックします。
⑤ 以下のメッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。
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⑥ アプリを開始している場合は、Work Time Recorder 上の、現在表示されている情報がすべ
て消去され、開始ボタンをクリックする前の状態に戻ります。そして、変更した勤務地が反映
されます。
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5-1-2 プレゼンス状態 XML ファイルの設定
・以下の例では、アプリを実行中の時に、プレゼンス状態を教育中から開発中に変更します。
① 「XML設定」をクリックします。
② プレゼンス状態 XML ファイルの「ブラウズ」をクリックします。
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③ 設定/変更する勤務地 XMLを選択し、「開く」をクリックします。
④ 「保存」をクリックします。
⑤ 以下のメッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。
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⑥ 以下のメッセージが表示されましたら、Microsoft Lync 2013 クライアントを再起動します。
⑦ Microsoft Lync 2013 クライアントを再起動すると、変更したプレゼンス状態が反映されます。
再起動
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⑧ Microsoft Lync 2013 クライアントの再起動後に、「OK」をクリックします。
⑨ アプリを開始している場合は、Work Time Recorder 上の、現在表示されている情報がすべ
て消去され、開始ボタンをクリックする前の状態に戻ります。そして、変更したプレゼンス状
態が反映されます。
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6 SP 認証情報
6-1 SharePoint 認証情報の設定
・以下の「SP認証情報」をクリックして、SharePoint認証情報を設定/変更することが可能です。
こちらの設定/変更方法につきましては、『3-3-1 業務開始から終了までの流れ』の⑥~⑨をご
参考ください。
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7 アンインストール方法
7-1 前提条件
・Work Time Recorder をアンインストールする際に、コントロールパネルの「プログラムのアンイン
ストールと変更」から実行すると、不要なファイルが一部残ってしまう可能性があります。
そのため、本アプリをアンインストールする際は、必ずアンインストーラーから実行してください。
7-2 アプリのアンインストール
① アンインストーラーをクリックして実行します。
1).Windows 7 の場合は、スタートメニューから実行
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2).Windows 8 の場合は、アプリメニューから実行
② 「はい」をクリックします。
③ アンインストールが開始されます。
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④ アンインストール中に以下の画面が表示されましたら、「はい」をクリックします。
⑤ 以下の画面が表示されましたら、アンインストールが完了となります。
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補足).アンインストールが完了すると、以下のフォルダとフォルダ内のファイルが、自動的に削
除されます。
1).「C:\Users\<ユーザ名>\Documents」から、「Work Time Recorder」フォルダとフォルダ内
のファイルが削除されます。
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2).「C:\Program Files (x86)」から、「Fairuse」フォルダとフォルダ内のファイルが削除されます。
以上
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