Practices of an Agile Team

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(株)永和システムマネジメント

木下史彦

Copyright © 2007 Fumihiko KINOSHITA, Some rights reserved. 2

自己紹介自己紹介

名前：木下史彦（きのしたふみひこ）

所属：(株)永和システムマネジメント

オブジェクト倶楽部

XPJUGスタッフ

RubyKaigi2007当日スタッフ

メール：fkinos at gmail.com

日記：http://fkino.net


自己紹介自己紹介

家族


大事なことは最初に


開発の現場開発の現場

記事を書きました。


Ruby + AgileRuby + Agile

主にAgileのところを担当


Practices of an Agile DeveloperPractices of an Agile Developer

鋭意監訳中



あるプロジェクトの事例紹介


AgendaAgenda

プロジェクトの概要

やったこと

よかったこと

もっと、こうすればよかった



プロジェクトの概要プロジェクトの概要

(1)プロジェクト名

– ＸＸＸＸＸシステム

(2)期間

– 11月～2月

(3)メンバー

– ＹＪさん

– ＫＴさん

– ＣＫさん

– と私



木下

ＹＪ

ＫＴ

ＣＫ

性能検証

基本設計

実装・ﾃｽﾄ

結合試験

受入試験

2月1月12月11月



(4)開発プロセス

ウォーターフォール方式



(5)開発スタイル

なんとなく

XP ＋ SCRUM ＋ TPS

っぽいもの


システムの概要システムの概要

ＸＸＸＸＸＸを郵送で行っていたのを、Web上で閲覧できるようにする。

ＸＸＸは、月に3度、発行する。


システムのシステムの概要概要

データをデータベースから取得し、Web画面上に表示させる





フツウのWebシステム


開発開発言語言語

Java

–画面

–帳票

VB.NET

–バッチ

Ruby

–ツール


開発規模開発規模

19画面

7人月


フレームワークフレームワーク

お任せします

特にご指定がなければ

Seasar2

–S2Dao

–S2Struts


「生産性「生産性(?)(?)」」

当プロジェクト

–19画面 7人月

小岩の某S社

–600画面 1.5ヶ月 3人

会津の某T社

–1000画面 5ヶ月 10数人

「生産性(?)」 1/50 !!


フツウのプログラマが、

チームで勝つ。─ かくたにさん



「うまくいった」

プロジェクト


ゆとりの法則ゆとりの法則


プロジェクトの目標プロジェクトの目標

プロジェクトの目標を設定するときに、具体的な仕事の内容で表すのはごく一部である。

目標の大部分は、参加者全員がプロジェクトの過程で

学び、

成長し、

楽しむ

ことにある。

─ トム・デマルコ



ふりかえりふりかえり

1週間に1回

木曜日

KPT

ふりかえり駆動

チームで学んでいく

カイゼンし続ける


リーンソフトウエア開発リーンソフトウエア開発



ムダを排除する

学習効果を高める

決定をできるだけ遅らせる

できるだけ速く提供する

チームに権限をあたえる

統一性を作りこむ

全体を見る



ムダを排除する

学習効果を高める

決定をできるだけ遅らせる

できるだけ速く提供する

チームに権限をあたえる

統一性を作りこむ

全体を見る


フィードバック

重要



最初のふりかえり

Tryを大きく



普段のふりかえり



最後のふりかえり

タイムライン



最後のふりかえり（卒業式）

人の気持ち



kdmsnr氏、翻訳中



イテレーション計画イテレーション計画

1週間に1回

木曜日



1週間は32時間

残りの8時間は“ふりかえり”、“イテレーション計画”、“ゆとり”

残った時間でいろいろカイゼン

結合試験フェーズ、 1週間は24時間



ストーリーをタスクにブレイクダウンする

– 2時間くらいの単位

– 顧客の要求を自分たちの理解できるものに翻訳

タスク

– 見積り可能

– 実行可能

XPチームはプロジェクトのあいだ中、設計を行う

「設計」


見積り見積り

プロジェクトが進行しているあいだは比較によって見積もろう

昨日の天気

最初のうちは直感的な時間見積りではじめる

うまく行くようになるためには、何度も繰り返す必要がある



XPXPエクストリーム・プログラミング導入編エクストリーム・プログラミング導入編


プログラマの権利プログラマの権利

1. プログラマには、何が必要とされているのかを明確なプライオリティとあわせて知る権利がある。

2. プログラマには、つねに質の高い仕事をする権利がある。

3. プログラマには、同僚や上司、顧客に助力を求め、それを受ける権利がある。

4. プログラマには、自ら見積を行い、またそれを更新する権利がある。

5. プログラマには、責任を割り当てられるのではなく、責任を自ら引き受ける権利がある。









リスターの法則リスターの法則

人間は時間的な

プレッシャーをいくら

かけられても、

速くは考えられない─ ティム・リスター


見積りのふりかえり見積りのふりかえり

データを集める

データを分析する



がんばってみますがんばってみます

プログラマにとって

人生でいちばん悲しい言葉


見積りと約束見積りと約束

正確に何ができるかを約束することはできない

–私たちはそれを難しいとは言っていない。それは不可能だと言っているのだ。


見積りと約束見積りと約束

私たちができること

–何ができるかを見積もること

–自分たちのベストを尽くすことを約束すること

–何が起きているかについて真実を伝えることを約束すること



調整する

–人のやりくり

–作業スコープの調整

–期限の調整


これがリーダーとしての私の仕事


コミットメントした作業が完了しなかったら・・・・・・


界王拳界王拳



タスクかんばんタスクかんばん

サッカーコート



Time.now



時間割


職場の「かんばん方式」職場の「かんばん方式」


トヨタかんばん方式「ストア管理」トヨタかんばん方式「ストア管理」

一個流し

一列待ち

標準化とマルチスキル化

最遅着手

総量管理



一個流し

一列待ち


最遅着手

総量管理


継続的インテグレーション継続的インテグレーション

Maven2

Continuum

XFD


継続的インテグレーション継続的インテグレーション

オブジェクト倶楽部クリスマスイベントXFDトラック

Thanks 芦沢さん、良太さん、千葉さん

パトライト

ビルド＆テストの結果を「見える化」


コミットベルコミットベル

達成感

一連動作


自自働働化化

記事を書きました。


朝会朝会

毎日、9時30分から

かんばんの前で

スタンドアップ形式

司会はローテーション

事業部長も同席


ニコニコカレンダーニコニコカレンダー

プロジェクトの気分を「見える化」

●いい感じ ●普通 ●やな感じ



クリスマスバージョン




おわりよければすべてよし



ペアプロペアプロ

ときどき

和室で

「ここペアプロで」
















ペアテストペアテスト

タイムボックス

Thanks 咳さん


おやつおやつ

共同出資、共同所有

午前中に食べ過ぎると、昼ご飯が食べられなくなる


ベストベストおやつおやつ賞賞

カントリーマアム


orzorz


日本酒日本酒

景虎


日本酒日本酒

二日酔い

猛省


トロイの木馬トロイの木馬

Ruby

WIN32OLE.new('Excel.Application')

テストデータ生成

納品

SQLServer

ホスト形式

DB形式


よかったこと


早めの性能検証早めの性能検証

性能の問題が11月の時点で明らかに

SQL Server

– WITH(NOLOCK)

APサーバーがバグってる

– web.xmlにBOMがついてるとデプロイできない

– 読み込んでるJarが違う

– ベンダが対応してくれた


性能検証を行っていなかったら性能検証を行っていなかったら

リスク

時間


早めの性能検証早めの性能検証

リスク

時間


仕様追加への対応仕様追加への対応

結合試験仕様書作成

追加仕様実装・ﾃｽﾄ


頻繁な客先打ち合わせ頻繁な客先打ち合わせ

1～2週間おき

性能検証結果の報告

基本設計書、詳細設計書、単体テスト仕様書のレビュー

「私たちの問題」

何が起きているかについて真実を伝える


プロジェクトを成功させるプロジェクトを成功させる現場リーダーの「技術」現場リーダーの「技術」



お客様からいただいた嬉しい言葉お客様からいただいた嬉しい言葉

信じてますから



ゆとりの法則ゆとりの法則


信頼を得る方法信頼を得る方法

信頼を与えることによって信頼を得る


チーム

信頼

信頼信頼

信頼

信頼信頼

自分

お客様

メンバー



NAgilerNAgilerになれなかったになれなかった

NUnit使ってません


トリッキーなコーディングトリッキーなコーディング

getXXX()の戻り値がvoidってどうよ!!


仕様理解不足仕様理解不足

作業分担の偏り

詳細設計と実装

仕様の伝達の仕方



一個流し

一列待ち


最遅着手

総量管理



一個流し

一列待ち


最遅着手

総量管理



バグレゴバグレゴ

事業部長のレゴ

タスクかんばんで一元管理


顧客と計画ゲーム顧客と計画ゲーム

エンドユーザーと仕事したい

お客様をお招きできるような開発ルームにしたい


失敗できる仕組み失敗できる仕組み

リスクをとる


熊とワルツを熊とワルツを


失敗できる仕組み失敗できる仕組み

リスクのない仕事はやる価値がない

リスクがなければ、変化や成長はない



またこのメンバーで仕事をしたいと思える



本日ご紹介した本はこちらで本日ご紹介した本はこちらでお求めになれますお求めになれます

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ご清聴ありがとうございました


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