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ひまわりの225先物 (mini)

Mr. デリバティブ堀川の 225 先物 (mini) トレード戦略

(c) Himawari Securities,Inc. All rights reserved. 1

Mr. デリバティブ堀川の

225先物(mini)の特長と傾向を分析し、トレード戦略をご紹介します。

ひまわり証券「投資情報室」室長Mr.デリバティブ堀川秀樹

さらに、　　　　　　を使った発注の手順もご紹介しています！

Mr. デリバティブ堀川の225先物 (mini) トレード戦略　目次


日経225先物（mini）の特長をつかもう！～1日どのくらい動く？～

～「NY ダウに連動する」はホント！？～

～日本市場はギャップが大きい～

～寄付インパクトが大きい～

～特長のまとめ～

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P03

P04

P05

P06

P09

日経 225先物（mini）のトレード戦略～基本戦略～

～利食いとロスカットラインは？～

～フィルターで成績向上～

～トレードルール～

～過去成績～

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P10

P12

P14

P17

P19

万能注文を使った225先物（mini）トレード戦略の発注方法

万能注文の復習

投資情報室のご案内

・・・・・・・・・・・・・

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P22

P25

P26

【Mr. デリバティブ】ひまわり証券「投資情報室」室長。堀川秀樹（ホリカワヒデキ）

日本テクニカルアナリスト協会正会員。90 年日興證券入社。92 年同社運用開発部にて金融派生商品デリバティブ業務に就き、裁定取引、システム売買の開発運用などを一から学ぶ。後に投資工学研究所、投信営業、兜町株式ディーラーなどを経て04 年よりひまわり証券に入社。現在独自のネットワークを通じて得られる貴重な投資情報や自らの相場観などを、投資情報室室長として個人投資家の為に日々配信する業務を行う。

【ナビゲーター】ひまわり証券株式会社証券チーム　小山みちる

「ちるちる」の愛称で日経225mini、先物、システムトレード等のWEB セミナー講師を努める。NPO 法人日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト（CMTA）


日経225先物（mini）の特長をつかもう！～1日に、どのくらい動く？～

(c) Himawari Securities,Inc. All rights reserved. 3Mr. デリバティブ堀川の 225 先物 (mini) トレード戦略

日経225先物は1日190円程度の値動きがある。この値動きの中で、いかに効率良く利益を狙うかがポイントになるんだ。

陽線

陰線

変わらず

計

値幅平均

686 本

693 本

73 本

1452 本

187.05 円

99 円

100 円

47.2 ％

47.8 ％

5.0 ％

100.0 ％

本数　　割合　　平均値幅

※ 検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30

陽線より陰線の方がわずかながら本数が多く、値幅も大きいんですね☆ つまり「下落」の方がわずかに多いって事ですね♪

日経225先物（mini）の特長をつかもう！～「NYダウに連動する」はホント！？～


225先物は海外指標、特にNYダウ指数との相関性が高いんだ。相関係数とは－1から＋1までの値を取り、＋1に近づく程、2つの数値の関係性は高いとされる。

日経平均とNYダウの相関係数　約＋0.85

日経平均とNYダウ指数の推移

※ 検証期間 2004/1/2 ～ 2009/12/30　連続性のないデータは削除

※ NYダウピンクライン、日経平均青ライン　2006/1 ～ 2009/12

昔から日本市場は「NYのミラー相場」なんて言われますもんね☆

日経225先物（mini）の特長をつかもう！～日本市場はギャップが大きい～


225 先物は海外先物市場に比べギャップが大きい傾向にある。下の「ギャップ比率」図を見てみよう。アメリカ市場に比べギャップが大きい事がわかるね。

※検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30

米先物市場（S＆P500先物）

225先物

ギャップ比率

ギャップ比率とは！？

レンジ（値幅）率に対するオープニングギャップの比率

※レンジ率＝（高値－安値）／前日終値　オープニングギャップ率＝（始値－前日終値）の絶対値／前日終値　ギャップ比率＝オープニングギャップ率／レンジ率

30.33 ％

54.06 ％

つまり、レンジ（値幅）に対してどれぐらいギャップがあるかを表したものです。

日経225先物（mini）の特長をつかもう！～寄付インパクトが大きい～


前日のアメリカ市場（NYダウ）が始値より終値の方が高く終わった場合（陽線）、次の日の日本市場は高く寄り付くでしょうか。それとも安く寄り付くでしょうか。

う～ん。

日本の市場とアメリカ市場は連動性が高いから日本市場も連動して寄付は高く始まるのでは！？

さて、ここで問題。



アメリカ市場で始値より終値が高かった場合（陽線）、日本の寄付も高く、アメリカ市場で終値より始値が高かった場合（陰線）、日本の寄付も安いという傾向がある。

だから日本市場の寄付はギャップが空いてしまう傾向があるんですね！

正解！

アメリカ市場が陽線で終わって、日本市場も高く寄り付いた日の1日はどういう値動きをすると思う？

う～ん。そのまま上昇するのかな？

じゃあ、もう一つ問題。

ギャップアップ

ギャップダウン

ギャップなし

計

759 本

630 本

62 本

1451 本

96 円

113 円

52.3 ％

43.4 ％

4.3 ％

100.0 ％

陽線

陰線

変わらず

計

341 本

380 本

38 本

759 本

89 円

90 円

44.9 ％

50.1 ％

5.0 ％

100.0 ％

陽線

陰線

変わらず

計

312 本

289 本

29 本

630 本

102 円

117 円

49.5 ％

45.9 ％

4.6 ％

100.0 ％

ギャップ分析

ギャップアップした日のその後の傾向（759 本）

ギャップダウンした日のその後の傾向（630 本）

※検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30



下の分析結果を見てみよう。ギャップアップした時は、陰線（下落して終わる事）・ギャップダウンした時は陽線（上昇して終わる事）の方が若干多いという結果になっているんだ。

おっと、残念。

※検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30

では、今まで見てきたことを復習してみよう。日本市場の特長は・・・。

日経225先物（mini）の特長をつかもう！～特長のまとめ～


① 大体 1日に190円程度の値動きがある② NYダウを始めとするアメリカ市場との連動性が高い③ アメリカ市場と比べギャップが大きい市場である④ ギャップと逆の方向に動く方が多少優位性がある

※検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30

今までの分析結果を踏まえたトレード戦略

日経225先物（mini）のトレード戦略～基本戦略～


NYダウが陽線（始値＜終値）だった場合

次の日、225先物（mini）を売り仕掛け

NYダウが陰線（始値＞終値）だった場合

次の日、225先物（mini）を買い仕掛け

このトレード戦略の結果は次のページ！！

※検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30

※検証期間 2007/1/4 ～ 2009/12/30

※検証は日経225先物１枚での取引結果です。※検証結果は過去のデータであり、将来の実績及び確実な利益を保証するものではありません。※手数料及びスリッページは含まれておりません。

多少、優位性があるのがわかりますね！

日経225先物（mini）のトレード戦略～基本戦略～


ルール・前日のNYダウが陽線→寄付で売り・前日のNYダウが陰線→寄付で買い・利食い、ロスカットなし　大引け決済

累計損益

総利益

総損失

プロフィットファクター

総トレード回数

勝率

平均損益

平均利益

平均損失

平均損益率

最大日中ドローダウン

成績要覧パフォーマンスグラフ

3,040 円（225先物1枚/304 万円）

39,170 円

▲36,130 円

1.08

710

48.73%

4.28

113.21 円

▲107.85 円

1.05

▲3,090 円

※検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30

上記のルールである程度優位性があるのはわかった。では、利食いとロスカットはどの水準で行うのが良いだろう。下の図は10円ごとの利食いと損切りの収益を比較したもの。利食いもロスカットも130円付近が一番安定して利益が取れそうだね。

日経225先物（mini）のトレード戦略～利食いとロスカットラインは？～


ルール・前日のNYダウが陽線→寄付で売り・前日のNYダウが陰線→寄付で買い・利食い、ロスカットなし　大引け決済

利食い、ロスカットライン検証

※検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30

※検証期間 2007/1/4 ～ 2009/12/30

※検証は日経225先物１枚での取引結果です。※検証結果は過去のデータであり、将来の実績及び確実な利益を保証するものではありません。※手数料及びスリッページは含まれておりません。

利食いとロスカットを付けた方が利益も増え、ドローダウンも減りましたね！

日経225先物（mini）のトレード戦略～利食いとロスカットラインは？～


ルール・前日のNYダウが陽線→寄付で売り・前日のNYダウが陰線→寄付で買い・利食い130円、ロスカット150円・どちらも約定しなければ大引け決済

累計損益

総利益

総損失

プロフィットファクター


勝率

平均損益

平均利益

平均損失

平均損益率

最大利益

最大損失


成績要覧パフォーマンスグラフ

5,720 円（225先物1枚/572万円）

37,580 円

▲31,860 円

1.18

710

51.41%

8.06

102.96 円

▲99.56 円

1.03

380 円

▲210 円

▲2,720 円

利食いとロスカットを追加！

※検証期間 2004/2/3 ～ 2009/12/30

いやいや、もっと成績を向上させる事ができるんだ。

Mr. デリバティブ、これでトレードのルールは完成ですね！

フィルターをかける事で、負けてしまっているムダなトレードを減らすんだよ。

えっ、どうやって！？

日経225先物（mini）のトレード戦略～フィルターで成績向上～



フィルターとは！？

成功率の低いトレードを減らすための規則や条件。成功率の低いトレードを排除し、より優位的な状況でトレードを行う事で、運用成績の向上を目指すこと。

下の図を見ると、①はNYダウが100ドル以上下落して終了して、次の日の買い建ても利益になっているが、②は同じ陰線だけど約2ドルしか下落していない。そして次の日の買い建てはロスカットになっているね。

NYダウ下落幅－142.31ドルで翌日の225トレードは利益に♪




①

225先物買い新規　9190 円利益確定　9320 円損益　＋130 円

NYダウ4本値O　10452.23ドルH　10452.23ドルL 　10231.25ドルC 　10309.92ドルNYダウ下落幅－142.31ドル（始値 >終値、陰線）

前日のNYダウ下落幅－2.42ドルで翌日の225トレードはロスカットという結果に・・・。

②

225先物買い新規 10710 円ロスカット 10560 円損益　－150 円

NYダウ4本値O　10547.83ドルH　10580.33ドルL 　10544.28ドルC 　10545.41ドルNYダウ下落幅－2.42ドル（始値 >終値、陰線）




正解！トレードの条件に「NYダウが一定以上上昇or下落した場合」という条件を加えてみよう。下の図はNYダウが一定以上動いた際にトレードした場合の収益比較図だよ。

う～～ん。つまり、NYダウの下落or上昇幅が少ないから利益になっていないってことですか？

累計利益（PF※）　が上がる程トレード回数が減るんですね。

フィルター検証（NYダウの上昇・下落幅）

※ PF（プロフィットファクター）＝全トレード成績の総利益 /総損失。PFが高い程、利益が出ているトレードといえる。

一般的にフィルターを追加する程、トレード回数は減少しますが、あまりにも少ないトレード回数での検証結果は信頼性が乏しくなるので注意☆

このシミュレーションの全検証日数が約 700 日だからトレード回数は 300ぐらいは欲しいかな。という事は 70～100ドル程度のNYダウの値動きが妥当かな。

日経225先物（mini）のトレード戦略～トレードルール～


・前日のNYダウが寄付より100ドル以上上昇（陽線） → 225先物を寄付で売り

・前日のNYダウが寄付より100ドル以上下落（陰線） → 225先物を寄付で買い

・利食い130 円、ロスカット150円

・どちらも約定しなければ大引け決済

ルール

それでは、売買ルールのおさらいです！

フィルター（売買条件）を追加

09/11/17　225先物寄付で新規売り　9840 円利益確定　　　　9710 円損益　　　　　＋130 円

09/11/16　NYダウO　10267.53ドルH　10434.24ドルL　 10267.45ドルC　10406.96ドル上昇幅　＋139.43ドル（陽線）

前日のNYダウが寄付より100ドル以上上昇（陽線）しているので 225先物を寄付で売りという事になります

日経225先物（mini）のトレード戦略～トレードルール～


チャート上では下記の様になります。

日経225先物（mini）のトレード戦略～過去成績～


累計損益

総利益

総損失

プロフィット・ファクター


勝率

勝ちトレードの回数

負けトレードの回数

イーブントレードの回数

平均損益

平均利益

平均損失

平均損益率

最大利益

最大損失

勝ちトレードの最大連続数

負けトレードの最大連続数


4,600 円

18,340 円

▲13,740 円

1.33

300

54.33%

163

128

9

15.33 円

112.52 円

▲107.34 円

1.05

380 円

▲170 円

7

5

▲1,290 円

2,140 円

8,300 円

▲6,160 円

1.35

148

55.41%

82

59

7

14.46 円

101.22 円

▲104.41 円

0.97

140 円

▲170 円

7

4

▲560 円

2,460 円

10,040 円

▲7,580 円

1.32

152

53.29%

81

69

2

16.18 円

123.95 円

▲109.86 円

1.13

380 円

▲150 円

5

4

▲1,060 円

すべてのトレード　買いトレード　売りトレード

※ 検証期間 2007/1/4 ～ 2009/12/30

※ 検証は日経225先物１枚での取引結果です。※ 検証結果は過去のデータであり、将来の実績及び確実な利益を保証するものではありません。※ 手数料及びスリッページは含まれておりません。

日経225先物（mini）のトレード戦略～過去成績～


2007年1～3月

▲350 円

2008年1～3月

▲10 円

2009年1～3月

570 円

2007年4～6月

290 円

2008年4～6月

220 円

2009年4～6月

330 円

2007年7～9月

60 円

2008 年7～9月

820 円

2009年7～9月

180 円

2007年10～12月

▲10 円

2008年10～12月

1,850 円

2009年10～12月

650 円

※ 検証期間 2007/1/4 ～ 2009/12/30

※ 検証は日経225先物１枚での取引結果です。※ 検証結果は過去のデータであり、将来の実績及び確実な利益を保証するものではありません。※ 手数料及びスリッページは含まれておりません。

四半期ごとの損益

パフォーマンスグラフ

日経225先物（mini）のトレード戦略


トレードで勝つ為には継続的にアノマリーが出るシンプルなルールが良いんだよ。今回ご紹介したのはほんの一例。みなさんもアノマリーを見つけてください。

次ページからは、今ご紹介した 225先物（mini）トレード戦略を　　　　　　で実際に発注するための方法をご紹介します☆

を使った225先物（mini）トレード戦略の発注方法


まずは寄付前に以下を確認。

・NYダウが陽線（始値＜終値）か陰線（始値＞終値）か。・上記に当てはまった場合の上昇幅、下落幅。※ 当該トレード方法については始値と終値が同値の場合は取引は行いません。

参考までに、ひまわり証券のトレードシグナルLiteなら「NYダウ」の値動きが確認できます☆

前日のNYダウ価格が一目で確認できるのは便利ですね！

トレードシグナル Lite/1890円（月額）NYダウを始め約29種類の海外指標も見れるチャートソフト。詳細はこちらから。

http://sec.himawari-group.co.jp/futures/system/tradesignal-lite/



前日のNYダウが100ドル以上陽線（始値＜終値）だった場合

注文の種類や執行条件については「万能注文超活用BOOK」で詳しくご紹介しています。

・寄付で売り・約定値段より130円下がったら利食い・約定値段より150円上がったらロスカット

日経225先物（mini）の売買

4

5

発注方法

注文タイプは「イフダン→±逆指値付注文」を選択します。

1

買い、売りの別は「売り」を選択します。

2

新規発注の条件は「寄成」3

利益確定の執行条件は「不成」で130円4

ロスカットの執行条件は「逆指値」（成行）で150円5

123

http://sec.himawari-group.co.jp/data/225book.pdf



前日のNYダウが100ドル以上陰線（始値＞終値）だった場合

注文の種類や執行条件については「万能注文超活用BOOK」で詳しくご紹介しています。

・寄付で買い・約定値段より130円上がったら利食い・約定値段より150円下がったらロスカット

日経225先物（mini）の売買

4

5

発注方法

注文タイプは「イフダン→±逆指値付注文」を選択します。

1

買い、売りの別は「買い」を選択します。

2

新規発注の条件は「寄成」3

利益確定の執行条件は「不成」で130円4

ロスカットの執行条件は「逆指値」（成行）で150円5

123


超活用BOOKを復習したい方はこちら。「万能注文のテクニック」をもっと知りたい方はこちら。　　

の復習


は、いかがでしたか？皆様のトレードのお役に立つ事を願っています。

ひまわり証券では、トレードの方法や万能注文解説などみなさまのトレードをサポートするツールがいっぱい☆ ぜひお役立てください！

Mr.デリバティブ堀川の 225先物（mini）トレード戦略

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