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利⽤者マニュアル(管理者編) 1 利⽤者マニュアル(管理者編) Workflow サービス

Workflow サービス - Fujitsu...利 者マニュアル(管理者編) 5 1-2. 関連マニュアル Workflow サービス(以下、Workflow と記載)には本マニュアル以外に下記のマニュアルがありま

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利⽤者マニュアル(管理者編)

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利⽤者マニュアル(管理者編) Workflowサービス

利⽤者マニュアル(管理者編)

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改定履歴 版数 年⽉ 項 項目名 概要

1.0.0 2018/05 ― ― 初版

利⽤者マニュアル(管理者編)

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目次

1 はじめに ......................................................................................................... 4

1-1. 本マニュアルの構成 ............................................................................................ 4

1-2. 関連マニュアル .................................................................................................. 5

1-3. 商標類 ............................................................................................................... 5

1-4. 動作条件 ............................................................................................................ 6

1-5. 謝辞................................................................................................................... 6

2 管理者の種類と作業の流れ ............................................................................... 7

2-1. Workflowの構造について ................................................................................... 7

2-2. 管理者の種類 ..................................................................................................... 7

2-3. 管理者が⾏う作業と作業の流れ ........................................................................... 8

3 管理者が使う機能の共通操作 ......................................................................... 11

3-1. マスタを出⼒する ..............................................................................................11

3-2. マスタを編集する ..............................................................................................12

3-3. 編集したマスタを取込む ....................................................................................13

4 初回セットアップ時の作業 ............................................................................. 17

4-1. テナント関連の作業 ...........................................................................................17

4-2. 会社関連の作業 .................................................................................................19

4-3. ワークフロー関連の作業 ....................................................................................25

5 組織変更・⼈事異動に伴う作業 ...................................................................... 26

5-1. 期間化マスタの種類 ...........................................................................................26

5-2. 会社関連の作業 .................................................................................................27

5-3. ワークフロー関連の作業 ....................................................................................30

利⽤者マニュアル(管理者編)

3

5-4. 組織変更、⼈事異動に伴うマスタ変更の具体的な例 .............................................32

6 ユーザ関連の作業 .......................................................................................... 45

6-1. ユーザ追加・削除に伴う作業..............................................................................45

6-2. アカウントロック解除 .......................................................................................47

6-3. パスワードリセット ...........................................................................................48

7 ワークフロー作成 .......................................................................................... 49

7-1. 書類作成準備 ....................................................................................................49

7-2. 書類フォーム作成 ..............................................................................................50

7-3. 経路作成 ...........................................................................................................50

7-4. 書類作成 ...........................................................................................................51

7-5. 承認委譲設定 ....................................................................................................63

7-6. テスト申請 ........................................................................................................66

7-7. 申請メニュー登録 ..............................................................................................67

8 運⽤管理 ....................................................................................................... 71

8-1. テナント管理 ....................................................................................................71

8-2. 会社管理 ...........................................................................................................72

8-3. ワークフロー管理 ..............................................................................................91

利⽤者マニュアル(管理者編)

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1 はじめに このマニュアルでは管理者が利用する画面の操作方法、画面に表示される項目の説明、運用に関

するイベント毎に⾏う作業を記載しています。

1-1. 本マニュアルの構成

n 1.はじめに マニュアルの構成、関連マニュアル、動作条件について記載しています

n 2.管理者の種類と作業の流れ 管理者の種類と管理者が⾏う作業と流れについて記載しています

n 3.管理者が使う機能の共通操作 管理者が使う共通操作としてマスタ出⼒・編集・取込の⽅法について記載しています

n 4.初回セットアップ時の作業 初回セットアップ時の作業について記載しています

n 5.組織異動・⼈事異動に伴う作業 組織異動や⼈事異動の際に⾏う作業について記載しています

n 6.ユーザ関連の作業 ユーザ追加削除に伴う作業、アカウントロック、パスワードリセットについて記載しています

n 7.ワークフロー作成 書類、経路、書類フォームといったワークフローを構成する各種情報の作成⽅法について記載し

ています

n 8.運⽤管理 各管理者が運⽤において⾏う作業や設定⽅法について記載しています

利⽤者マニュアル(管理者編)

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1-2. 関連マニュアル

Workflow サービス(以下、Workflow と記載)には本マニュアル以外に下記のマニュアルがありま

す。必要に応じて参照して下さい。

n 利⽤者マニュアル(Workflow基本編) Workflowの基本的な考え方やWorkflow内で使用される用語について説明しています

n 利⽤者マニュアル(共通操作編) ⼀般利⽤者と管理者が操作する画⾯における共通の操作について説明しています

n 利⽤者マニュアル(⼀般利⽤者編) ⼀般利⽤者が申請や承認を⾏うためのマニュアルです

n 利⽤者マニュアル(経路設定編) 管理者が GUIのツールを使い経路を作成するためのマニュアルです

n 利⽤者マニュアル(書類フォーム設定編) 管理者が GUIのツールを使い申請画面を作成するためのマニュアルです

n 取込ファイル仕様 取込ファイルの仕様について記載しています

1-3. 商標類

· 「Microsoft」、「Windows」、「Internet Explorer」、「Excel」は、米国Microsoft

Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

· 「Google Chrome」は Google Inc.の米国およびその他の国における商標または登

録商標です。

· その他本文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

利⽤者マニュアル(管理者編)

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1-4. 動作条件

管理者が使⽤する機能はWebブラウザで動作します。推奨するOS、ブラウザ及びバージ

ョンは以下の通りです。

1-5. 謝辞

• Icon made by smashicons from www.flaticon.com

OS ブラウザ

Windows®7

Windows®8.1

Windows�10

Internet Explorer 11®

利⽤者マニュアル(管理者編)

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2 管理者の種類と作業の流れ この章では Workflow で設定する管理者の種類と作業の流れ(どの管理者が何を設定するか)につ

いて説明します。

2-1. Workflowの構造について

Workflowでは「テナント」の中に複数の「会社」があり、会社に組織・役職などの「各種マスタ」

と「ワークフロー(書類)」が紐づいています。「ワークフロー(書類)」には「経路」「書類フォー

ム」が紐づいています。

2-2. 管理者の種類

Workflow では 3 種類の管理者を設定することができます。それぞれの管理者の役割や扱うデー

タについて説明します。

テナント管理者 セッションタイムアウト時間などテナントに関する設定や会社管理者

の指定などを⾏います。初期状態ではデフォルトテナント管理者が⽤

意されています。

会社管理者 ログイン時のパスワードポリシや接続を許可する IP アドレスの設定

など会社に関する設定や各種マスタの設定、ワークフロー管理者の指

定などを⾏います。

ワークフロー管理者 書類、書類フォーム、経路などを作成します。また管理者として会社に

属する全ユーザの申請履歴、承認履歴を確認することができます。

テナント

経路

会社

会社

会社

各種マスタ

ワークフロー

(書類) 書類フォーム

利⽤者マニュアル(管理者編)

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2-3. 管理者が⾏う作業と作業の流れ

初回セットアップ、組織変更・⼈事異動、ユーザの増減やアカウントロックやパスワード忘れが発

生したとき、期末/期初のタイミングでどの管理者が何を⾏うのか⼤まかな流れを説明します。

初回セットアップ

4-1.テナント関連の作業

4-2.会社関連の作業

4-3.ワークフロー関連の作業

組織変更・⼈事異動

5-2.会社関連の作業

5-3.ワークフロー関連の作業

テナント管理者

・初期パスワード変更

・会社作成

・会社管理者作成

会社管理者 ワークフロー管理者

・サービス設定(パスワード

ポリシ、接続 IPアドレス許

可設定など)

・マスタセットアップ(組

織、役職など)

・ワークフロー設定(承認時

パスワード有無など)

・書類フォーム作成

・経路作成

・書類作成

会社管理者

・次世代マスタ(組織、役職

など)準備

ワークフロー管理者

・次世代経路準備

・次世代書類準備

・次世代書類フォーム準備

利⽤者マニュアル(管理者編)

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ユーザ関連の作業 ユーザ増減時、アカウントロック発生時、パスワード忘れやパスワード有効期限が切れた時、会社

管理者が対応を⾏います。

n 社員登用などユーザが増えるとき ユーザマスタ、管理権限付与、ライセンス設定を⾏います

n 社員退職などユーザが減るとき ユーザマスタ、管理権限設定、ライセンス設定を⾏います

n アカウントロック発生時 アカウントロックを解除します

n パスワード忘れやパスワード有効期限がきれたとき パスワードをリセットします

6 ユーザ関連の作業

期末/期初 バックデート申請の設定により、期を過ぎてしまっても前期分の申請を⾏うことができるようにな

ります。バックデート申請設定はワークフロー管理者が設定します。

7-4.書類作成 書類を新規登録する

利⽤者マニュアル(管理者編)

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運⽤管理 日々の運用の中で必要に応じ、各種設定変更、実施状況の確認や対応(承認が滞った場合の管理者承

認等)などを⾏います。

8-1.テナント管理

8-2.会社管理

8-3.ワークフロー管理

テナント管理者 セッションタイムアウトなどのテナント全体の設定、テナント管理者の

設定、会社の作成や会社管理者の設定などを⾏います。

会社管理者 各種マスタの編集、データ削除設定、操作ログなどの各種ログ確認など

を⾏います。

ワークフロー管理者 承認時のパスワード⼊⼒要否などのワークフロー運⽤設定、連携処理を

設定した場合の実⾏結果確認や再実⾏、⻑期滞留承認待ちの書類に対す

る対応などを⾏います。

利⽤者マニュアル(管理者編)

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3 管理者が使う機能の共通操作 マスタ出⼒、マスタ編集、マスタ取込の操作⽅法について説明します。

3-1. マスタを出⼒する

1. >取込・出⼒共通をクリックします。

2. マスタツリーからマスタを選択すると、右側に取込・出⼒画⾯が表⽰されます。

3. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードします。

利⽤者マニュアル(管理者編)

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3-2. マスタを編集する

各マスタを編集します。

取込ファイルの項目 設定する項目に関しては、取込ファイル毎に記載しています。

取込ファイル仕様

項⽬には、「対象管理⽤ユーザコード」や「対象ログイン ID」のように、「対象」が先頭につくも

のがあります。これらの項目には、対象となるデータの項目の値を設定します。

(例)テナント管理者設定を⾏う

テナント管理者設定を⾏う場合は、以下のようにグループ会社設定マスタとユーザ管理マスタの値

を参照して作成します。

取込ファイル仕様 テナント管理者設定

n 対象適用開始日について データを新規追加する際、対象適用開始日が必須になっているマスタがあります。基本的には対

象となるユーザの適⽤開始⽇、もしくは適⽤を開始する⽇時を⼊⼒して下さい。取込実⾏後に出

⼒を⾏うと、設定した⽇時の世代に該当するユーザの適⽤開始⽇が設定された状態で出⼒され

ます。

取込タイプ:C

対象会社コード:tenant01

対象管理⽤ユーザコード:00001

対象ログイン ID:A001

対象適用開始日:2018/04/01 00:00

テナント管理者設定

ユーザ管理

管理⽤ユーザコード:00001

ログイン ID:A001

グループ会社設定

会社コード:tenant01

利⽤者マニュアル(管理者編)

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タイムゾーンについて 各取込フォーマットのヘッダ部にある「timezoneId」は、その Excel内で出てくる日時項目をどの

タイムゾーンで扱うかを指定するためにあります。例えば timezoneId が「Asia/Tokyo」の場合、

取込ファイル内の⽇時項⽬は⽇本時間で⼊⼒します。出⼒時も同様に、⽇本時間に変換した値が出

⼒されます。

取込ファイル仕様

3-3. 編集したマスタを取込む

1. 「ドラッグ&ドロップまたは」と書かれている点線で囲まれた場所に、編集した Excel®ファイルをドラッグ&ドロップします。

2. をクリックします。「登録が正常終了しました。」というメッセー

ジを確認します。

※⼊⼒不要です

ファイルを削除します

ファイルをダウンロードします

利⽤者マニュアル(管理者編)

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3. 取込状態タブ> をクリックし、取込んだマスタの状態を確認します。

マスタの状態は以下の通りです。

取込中 取込を⾏っている状態です

取込済 取込が正常に完了した状態です

取込エラー 取込時にエラーが発生している状態です

利⽤者マニュアル(管理者編)

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4. 取込エラーが発生している場合は、 をクリックし取込結果を確認します。エ

ラー内容を確認し取込ファイルを編集し、再度取込を⾏います。

主な取込エラーと対処法 取込時に発生しやすいエラーと、それに対する対処法を説明します。

· パラメータ{---}は、必ず値を設定してください。 ⇒ エラーが発⽣している箇所のパラメータを⼊⼒して下さい

· 適用開始日時点で有効でない{---}が指定されています。 ⇒ エラーが発生したマスタの適用期間を確認して下さい

· 適用開始日は{---}以降の⽇付を指定してください。 ⇒ 適⽤開始⽇には、現在のシステム時間以降の⽇時を設定して下さい

· 適⽤期間中のデータは適⽤終了⽇以外を変更することができません。 ⇒ 適⽤終了⽇以外の項⽬を変更したい場合は、世代追加を⾏って下さい

利⽤者マニュアル(管理者編)

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· 取込ファイルのフォーマットが取込対象のマスタと異なるため、取込処理を実施できません。 ⇒ 取込ファイルの対象マスタと、取込先のマスタが一致しているか確認して下さい

· 指定した期間に既にマスタが登録されています。 ⇒ 役職管理や所属⻑管理は適⽤期間毎にグループ化されているため、このようなエラーが

発生します。詳細や編集方法は以下を参照して下さい。

5-1.期間化マスタの種類 データがグループ化されている

· 適用期間中のデータは削除できません。 ⇒ マスタの整合性を保つため、データを削除することはできません

· 適⽤期間が終了したデータは削除できません。 ⇒ マスタの整合性を保つため、データを削除することはできません

· データが存在しません({---}) ⇒ データの⼊⼒ミス、または指定したデータの適⽤期間が終了していると考えられます。

エラーが発生したデータの内容を確認して下さい。

利⽤者マニュアル(管理者編)

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4 初回セットアップ時の作業 初回セットアップ時には「テナント関連の作業」「会社関連の作業」「ワークフロー関連の作業」

の順に作業を⾏います。この章では各作業を⾏うための機能と操作⽅法について説明します。初回

セットアップ時はサービスプロバイダより送付される「サービス利⽤開始案内」記載の初期パスワ

ードを確認しデフォルトテナント管理者としてテナント関連の作業を開始します。

4-1. テナント関連の作業

テナント管理者でログインし「初期ユーザパスワードの変更」「会社作成」「会社管理者作成」を

⾏います。

初期ユーザパスワード変更

1. >取込・出⼒共通をクリックし、マスタツリーからテナント管理者設定を

クリックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 テナント設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

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会社作成/会社管理者作成

1. >取込・出⼒共通をクリックし、マスタツリーからグループ会社設定をク

リックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 グループ会社設定

会社管理者作成後、会社管理を⾏うユーザに会社管理者の IDとパスワードを通知します。

利⽤者マニュアル(管理者編)

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4-2. 会社関連の作業

会社管理者でログインし初期パスワードの変更、サービス運用設定、マスタセットアップを⾏い

ます。

初期パスワード変更

1. >取込・出⼒共通をクリックし、マスタツリーから会社管理者設定をクリ

ックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 会社管理者設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

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サービス運用設定

n マスタ取込 認証⽅法、アクセス設定、バッチスケジュール設定、メールサーバ設定を⾏います。

1. >取込・出⼒共通をクリックします。マスタツリーから認証方法設定をク

リックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

4. 同様に以下のマスタのセットアップを⾏います。 · アクセス設定

· バッチスケジュール設定

· メールサーバ設定

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 認証方法設定

取込ファイル仕様 アクセス設定

取込ファイル仕様 バッチスケジュール設定

取込ファイル仕様 メールサーバ設定

n データ削除設定 Workflowの申請データやログデータを⼀定期間経過後に削除する設定を⾏います。

8-2.会社管理 データ削除設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

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マスタセットアップ Workflow を利⽤するためのマスタをセットアップします。マスタセットアップ後、マスタ整合性

確認、管理者設定、ライセンス情報⼊⼒を⾏います。

n マスタセットアップ

1. >取込・出⼒共通>組織管理をクリックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 グループ会社設定

4. >組織管理>組織レベル表⽰をクリックします。

利⽤者マニュアル(管理者編)

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5. 基準日(マスタ適用開始日)を選択し、組織レベルを確認します。組織レベルを

変更する場合は再度、1.からの⼿順を実⾏します。

6. 同様に以下のマスタのセットアップを⾏います。 ① 役職設定

② ユーザ設定

③ 連絡先設定

④ 所属⻑設定

⑤ 兼任設定

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 役職管理

取込ファイル仕様 ユーザ管理

取込ファイル仕様 連絡先管理

取込ファイル仕様 所属⻑管理

取込ファイル仕様 兼任管理

7. マスタ整合性チェックを実⾏し、マスタの整合性を確認します。マスタ整合性に問題がある場合は、再度マスタのセットアップを⾏います。

8-2.会社管理 マスタ整合性チェック

利⽤者マニュアル(管理者編)

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n ライセンス登録 ⼀般利⽤者が Workflow にログインし操作ができるように、⼀般利⽤者に対しライセンス登録

を⾏います。

1. >取込・出⼒共通>サービス利⽤者設定をクリックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 サービス利⽤者設定

n 管理者設定 会社管理者およびワークフロー管理者の設定を⾏います。

1. >取込・出⼒共通>会社管理者設定をクリックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

4. 同様にワークフロー管理者設定についても出⼒、変更、取込を⾏います。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 会社管理者設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

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n 他社情報共有設定 同一テナントに登録されている他の会社に、アドレス帳やワークフローなどの情報を共有(公開)

する設定を⾏います。

1. >取込・出⼒共通>他社情報共有設定をクリックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 他社情報共有設定

n テナント管理者設定 デフォルトテナント管理者以外のテナント管理者を設定する場合、デフォルトテナント管理者

でログインしテナント管理者の設定を⾏います。

1. >取込・出⼒共通>テナント管理者設定をクリックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 テナント管理者設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

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4-3. ワークフロー関連の作業

ワークフロー管理者でログインしワークフロー運用設定と書類作成を⾏います。

ワークフロー運用設定 承認時のパスワード要否や各種表⽰設定、通知メールアドレスの設定を⾏います。

8-3.ワークフロー運用 ワークフロー運用設定

書類作成 書類フォームの作成、経路の作成、書類に関する各種設定を⾏います。

7 ワークフロー作成

利⽤者マニュアル(管理者編)

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5 組織変更・⼈事異動に伴う作業 組織変更や⼈事異動に備え次世代のマスタをセットアップします。現在運⽤しているマスタを変

更することなく、次世代のマスタを作成することができます。4 月 1 ⽇の⼈事異動に備えたマスタ

を 3月中に作成するなど適用期日・期間を持つマスタを「期間化マスタ」といいます。この章では

期間化マスタの種類、期間化マスタの作成方法について説明します。

5-1. 期間化マスタの種類

期間化マスタは以下の5種類です。

① 組織マスタ

② 役職マスタ

③ ユーザマスタ

④ 所属⻑マスタ

⑤ 兼任設定マスタ

期間化マスタ以外のマスタを「一般マスタ」といいます。

期間化マスタ毎にデータの管理、設定⽅法が異なるため以下で説明します。

データが独⽴している 「組織マスタ」、「ユーザマスタ」、「兼任設定マスタ」はマスタ内のデータを単体で扱うことが

できます。そのため、適用期間や組織に関係なく1件毎に修正することができます。

データがグループ化されている 「役職マスタ」は適用期間毎にグループ化されています。「所属⻑マスタ」は組織および適用期間

毎にグループ化されています。グループ内のデータは、1件だけ修正したり新しく追加したりする

ことができません。データを修正したい場合は、グループ内の全てのデータを修正する必要があり

ます。

5-4.組織変更、⼈事異動に伴うマスタ変更の具体的な例 役職を修正する場合

5-4.組織変更、⼈事異動に伴うマスタ変更の具体的な例 所属⻑を修正する場合

利⽤者マニュアル(管理者編)

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5-2. 会社関連の作業

会社管理者でログインし、次世代の期間化マスタを作成します。

マスタデータ出⼒ 現⾏の期間化マスタを出⼒し、ダウンロードします。

3 管理者が使う機能の共通操作

次世代マスタ作成 ダウンロードした現在運用中のマスタをもとに次世代のマスタを作成します。次世代マスタを作成

すると、データ管理に使用される管理⽤のコードが引き継がれるため、他のマスタのメンテナンス

が不要となり負担が軽減できます。

期間化マスタでは適用開始日(adaptationStartDate)と適⽤終了⽇(adaptationEndDate)を設定す

ることにより期間化を実現しています。

下記例は、現在が 2018年 3月とし、2018年 4⽉〜2019年 3月まで使用する次世代マスタを作

成する際の適⽤開始⽇と適⽤終了⽇の設定となります。

連続したマスタの場合、適用期間に空白期間を作らないために、現⾏マスタの適⽤終了⽇は次世

代マスタの適用開始日と同じ日時にします。 ※マスタが有効な期間は「適用開始日 ≦ システム日時 < 適⽤終了⽇」となっています。そのた

め、同じ日時の場合でも次世代マスタが優先的に適用されます。

次世代マスタを作成する際は、①現⾏データを元に次世代データを設定する②現⾏にないデータを

新規追加する③現⾏のデータを変更する、の 3 種類の方法があります。3 種類の方法について説明

します。

適用開始⽇︓2017/4/1 00:00

適用終了⽇︓2018/4/1 00:00

現⾏マスタ

適用開始⽇︓2018/4/1 00:00

適用終了⽇︓2019/4/1 00:00

次世代マスタ

利⽤者マニュアル(管理者編)

28

① 現⾏データを元に次世代データを設定する(引継ぎする) 以下はログイン ID︓0001のデータを元に次世代のログイン ID︓0001データを設定してい

ます。取込タイプを「CG」、現⾏マスタのログイン IDを対象ログイン ID「0001」、現⾏

マスタの適用開始日を対象適用開始日「2017/04/01 00:00」に設定することで、現⾏マスタ

のユーザを次世代マスタのユーザに引継ぐことができます。(同一人物になる)

② 現⾏にないデータを新規追加する 以下の例はログイン ID︓0002のユーザを次世代マスタから新規に登録する設定です。

③ 現⾏のデータを変更する 以下の例はログイン ID︓0003のユーザが退職をするため、現⾏マスタの適⽤終了⽇を変更

する設定です。

適用開始⽇︓2017/04/01 00:00

適用終了⽇︓2018/04/01 00:00

ログイン ID︓0001

ユーザ名︓都築 太郎

フリガナ︓ツヅキ タロウ

現⾏マスタ

取込タイプ︓CG

ログイン ID︓0001

適用開始⽇︓2018/04/01 00:00

適用終了⽇︓2019/04/01 00:00

対象適⽤開始⽇︓2017/04/01 00:00

対象ログイン ID︓0001

取込ファイルの設定

ログイン ID︓0002のデータなし

現⾏マスタ

取込タイプ︓C

ログイン ID︓0002

適用開始⽇︓2018/04/01 00:00

適用終了⽇︓2019/04/01 00:00

ユーザ名︓都築 次郎

フリガナ︓ツヅキ ジロウ

取込ファイルの設定

適用開始⽇︓2018/04/01 00:00

適用終了⽇︓2019/04/01 00:00

ログイン ID︓0001

ユーザ名︓都築 太郎

フリガナ︓ツヅキ タロウ

次世代マスタ

取込

適用開始⽇︓2018/04/01 00:00

適用終了⽇︓2019/04/01 00:00

ログイン ID︓0002

ユーザ名︓都築 次郎

フリガナ︓ツヅキ ジロウ

次世代マスタ

取込

適用開始⽇︓2017/04/01 00:00

適用終了⽇︓2020/04/01 00:00

ログイン ID︓0003

ユーザ名︓都築 三郎

フリガナ︓ツヅキ サブロウ

現⾏マスタ

取込タイプ︓U

ログイン ID︓0003

適用開始⽇︓2017/04/01 00:00

適用終了⽇︓2018/04/01 00:00

対象適⽤開始⽇︓2017/04/01 00:00

対象ログイン ID︓0003

取込ファイルの設定

適用開始⽇︓2017/04/01 00:00

適用終了⽇︓2018/04/01 00:00

ログイン ID︓0003

ユーザ名︓都築 三郎

フリガナ︓ツヅキ サブロウ

現⾏マスタ

取込

利⽤者マニュアル(管理者編)

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次世代マスタ取込/確認 2.マスタ取込みおよび取込結果の確認を⾏います。

3 管理者が使う機能の共通操作

次世代マスタデータ修正 次世代のマスタデータを修正する場合は取込状態>取込結果画面から Excel�ファイルをダウンロードします。データ修正後再度マスタ取込/確認を⾏います。

3 管理者が使う機能の共通操作

権限付与 必要に応じ、テナント管理者、会社管理者、ワークフロー管理者の権限付与を⾏います。

· テナント管理者設定

8-1.テナント管理 テナント管理者設定

· 会社管理者

8-2.会社管理 取込出⼒ 会社管理者設定

· ワークフロー管理者

8-2.会社管理 取込出⼒ ワークフロー管理者設定

ライセンス設定 ユーザの追加や退職に合わせてサービス利⽤者設定を⾏います。

8-2.会社管理 サービス利⽤者設定

社員の新規採用時、再雇用時も忘れずに設定して下さい。

利⽤者マニュアル(管理者編)

30

5-3. ワークフロー関連の作業

組織変更・⼈事異動に備え「承認担当者の変更」「承認者グループの変更」「承認委譲設定の変更」

「経路の変更」「テスト申請」を⾏います

承認担当者の変更 承認担当者の新規作成や承認担当者に設定されているユーザの変更を⾏います。承認担当者は世

代をもっていないため、変更になる場合以下のいずれかの⽅法で修正する必要があります。

· 承認担当者の割当ユーザを更新する 承認担当者が変更になるタイミングに合わせて、割当ユーザを変更します。1ヶ所修正する

だけなので、タイミングを合わせられる場合はこの方法が最も手軽です。

利⽤者マニュアル(経路設定編) 3 承認担当者を作成する

· 承認者グループに世代を追加する 承認者グループで、別のユーザを割当てた承認担当者を含めた次世代の承認者グループを作

成します。次世代マスタを作成できるため、変更するタイミングを合わせられない場合はこ

ちらの方法も有効です。

利⽤者マニュアル(経路設定編) 8-2.世代管理 承認者グループの世代を追加する

承認者グループの変更 · 経路は変更せず承認者だけ変更する場合 承認者を変更する承認者グループを選択し、世代を追加します。適応期間に応じた承認者の

設定が⾃動的に⾏われます。

· 承認者グループを新たに追加する場合 運⽤中の書類の経路に新規作成した承認グループを設定する場合、書類に世代追加した後、

経路を新たに作成し新たな承認者グループを追加します

利⽤者マニュアル(経路設定編) 4 承認者グループを作成する

利⽤者マニュアル(経路設定編) 5 経路を作成する

承認委譲設定 ⼈事異動等で承認委譲対象が変更になる場合や新たに承認委譲を⾏う必要がある場合、承認委譲設

定を⾒直します。

7-5. 承認委譲設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

31

経路の変更 組織変更・⼈事異動を想定した新たな経路を作成します。書類に対し経路の割当や適⽤開始⽇時の

設定を⾏います。

利⽤者マニュアル(経路設定編) 5 経路を作成する

利⽤者マニュアル(経路設定編) 6 経路を編集する

7-4.書類作成

利⽤者マニュアル(管理者編)

32

5-4. 組織変更、⼈事異動に伴うマスタ変更の具体的な例

社員の役職を変更する場合や社員が所属する組織を変更する場合、1 つのファイルを変更するだ

けでマスタのメンテナンスは完了します。しかし、ユーザが退職する場合や組織が廃止する場合は、

他のマスタでもデータが使用されているため、複数のファイルを修正する必要があります。ここで

は、取込操作がシンプルなものは一覧化し、複雑なものは具体例を示しながら説明します。

取込ファイル仕様

よくある組織変更・⼈事異動のパターンと取込項⽬⼀覧

パターン 取込ファイル 取込タイプ ⼊⼒・変更項⽬

新人が入社する・中途雇用

する

ユーザ管理 C 仕様に沿って項⽬⼊⼒

サービス利⽤者設定 C 仕様に沿って項⽬⼊⼒

所属組織が変わる ユーザ管理 CG 適用開始日、所属組織コード

役職が変わる(昇格や降格) ユーザ管理 CG 適用開始日、役職コード

兼任部署が新しく増える 兼任管理 C 仕様に沿って項目⼊⼒

兼任が解かれる 兼任管理 U 適⽤終了⽇

組織が新しく増える 組織管理 C 仕様に沿って項⽬⼊⼒

ユーザ管理 CG 適⽤開始⽇、管理⽤組織コード

もしくは組織コード

組織名が変わる 組織管理 CG 適用開始日、組織名

組織が無くなる 組織管理 U 適⽤終了⽇

新しく所属⻑を任命する 所属⻑管理 C 仕様に沿って項⽬⼊⼒

所属⻑となる部署を変更す

所属⻑管理 CG 適⽤開始⽇、管理⽤組織コード

もしくは組織コード

所属⻑から外れる 所属⻑管理 U 適⽤終了⽇

利⽤者マニュアル(管理者編)

33

社員が退職する場合 社員が退職する場合は、「ユーザ管理」「サービス利⽤者設定」から社員のデータを削除します。

また、管理職である場合や部署を兼任している場合は、関連するマスタから社員のデータを削除す

る必要があります。以下で、社員に関連しているファイルに対してどのような処理を⾏う必要があ

るかまとめています。

期間化マスタと⼀般マスタでは、マスタを変更するタイミングが異なります。

例)社員が 2019/03/31に退職する場合

削除要否 ファイル 取込タイプ

必須 ユーザ管理 U

サービス利⽤者設定 D

社員が設定されている場合のみ 所属⻑管理 U

兼任管理 U

連絡先管理 D

会社管理者設定 D

ワークフロー管理者設定 D

テナント管理者設定 D

取込タイプ「U」 退職⽇以前にマスタを変更することができます。その際、適⽤終了⽇を社員

の退職日(2019/04/01 00:00)に設定します

取込タイプ「D」 社員の退職日(2019/04/01)以降にデータを削除します

退職日 現在

2019/03/31 2018/12/31

利⽤者マニュアル(管理者編)

34

兼任する部署が変更になる場合 兼任マスタは期間化マスタです。通常の期間化マスタは、次世代マスタを作成し世代追加を⾏うこ

とができます。しかし、兼任マスタでは世代追加ができないため他の期間化マスタとは異なる取込

⽅法を⾏う必要があります。

(例)鈴⽊⼀郎さんの兼任部署が、2019/04/01 00:00から「監査室」⇒「管理課」に変更になる

1. 兼任管理ファイルを出⼒したら、「監査室」の適⽤終了⽇を変更します。

2. 「監査室」のデータを元に、兼任先管理⽤組織コードもしくは兼任先組織コードを「管理課」に設定したデータを作成し、取込を⾏います。

ファイル 取込タイプ 変更項⽬ 設定する値(例)

兼任組織 U 適⽤終了⽇ 2019/04/01 00:00

ファイル 取込タイプ 変更項⽬ 設定する値(例)

兼任組織 C 適用開始日 2019/04/01 00:00

兼任先管理⽤組織コード 20(管理課のコード)

兼任先組織コード AAA01(管理課のコード)

利⽤者マニュアル(管理者編)

35

組織の名称を変更する場合 組織名称を変更する場合、「世代追加を⾏って組織名称を変更する方法」と「既存の組織を廃止し、

新しく組織を作成する方法」があります。ここではこの2通りの方法について説明します。

(例)2019/04/01から「総務課」を「⼈事課」に変更する

n 世代追加を⾏って組織を変更する 組織設定で、現⾏マスタを元に次世代マスタを作成します。

5-2.会社関連の作業 次世代マスタ作成

n 既存の組織を廃止し、新しく組織を作成する 組織設定で、「総務課」の適⽤期間を変更し、新しく「人事課」を作成します。

1. 組織設定ファイルを出⼒し、「総務課」の適⽤期間を変更します。

総務課

鈴⽊達也

山田雄一

花山早樹

〜2019/03/31

総務課 総務課

鈴⽊達也

山田雄一

花山早樹

人事課

2019/04/01〜

適用開始日:2018/04/01 00:00

適用終了⽇:2099/04/01 00:00

組織名:総務課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

現⾏マスタ

取込タイプ:CG

適用開始日:2019/04/01 00:00

適用終了⽇:2099/04/01 00:00

組織名:人事課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

取込ファイルの設定

適用開始日:2019/04/01 00:00

適用終了⽇:2099/04/01 00:00

組織名:人事課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

次世代マスタ

適用開始日:2018/04/01 00:00

適用終了⽇:2099/04/01 00:00

組織名:総務課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

現⾏マスタ

取込タイプ:U

適用開始日:2018/04/01 00:00

適用終了⽇:2019/04/01 00:00

組織名:総務課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

取込ファイルの設定

適用開始日:2018/04/01 00:00

適用終了⽇:2019/04/01 00:00

組織名:総務課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

取込後マスタA

利⽤者マニュアル(管理者編)

36

2. 「総務課」のデータを元に「人事課」を作成します。 組織を作成し取込を実⾏すると、管理⽤組織コードが⾃動的に設定されます。

3. 「総務課」を使⽤しているマスタの変更を⾏います。

「総務課」と「⼈事課」で同じ組織コードを指定した場合も、内部的なデータ管理は管理⽤組織コ

ードによって⾏われているためマスタ変更が必要です。

また、【ユーザ管理】では適⽤期間以外の全ての項⽬を同⼀にした内容で、組織の次世代の適⽤期

間に合わせて世代を追加する必要があります。項目には組織コードしかありませんが、ここでも内

部的なデータ管理は管理⽤組織コードによって⾏われているためです。

ファイル 取込タイプ 変更項⽬ 設定する値(例)

ユーザ管理 CG 適用開始日 2019/04/01 00:00

所属⻑管理 CG 適用開始日 2019/04/01 00:00:

対象管理⽤組織コード 20

兼任管理 U 適⽤終了⽇ 2019/04/01 00:00

C 適用開始日 2019/04/01 00:00

兼任先管理⽤組織コード 20

適用開始日:2018/04/01 00:00

適用終了⽇:2019/04/01 00:00

組織名:総務課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

取込後マスタA

取込タイプ:C

適用開始日:2019/04/01 00:00

適用終了⽇:2099/04/01 00:00

組織名:人事課

組織コード:AA1

取込ファイルの設定

適用開始日:2019/04/01 00:00

適用終了⽇:2099/04/01 00:00

組織名:人事課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:20

取込後マスタB

利⽤者マニュアル(管理者編)

37

組織が廃止になる場合 組織が廃⽌される場合、廃⽌される組織に所属している社員の所属組織を変更する必要があります。

廃⽌される組織の所属⻑や兼任部署のデータは、適⽤期間を終了します。

(例)広報課が廃⽌されるため、新しい部署に異動する

1. 組織管理ファイルを出⼒し、「広報課」の適⽤終了⽇を変更します。

2. 「広報課」を使⽤しているマスタの変更を⾏います。

ファイル 取込タイプ 変更項⽬ 設定する値(例)

ユーザ管理 CG 適用開始日 2019/04/01 00:00

対象管理⽤組織コード 高橋凛 20

山口孝弘 30

川崎令奈 30

所属⻑管理 U 適用終了日 2019/04/01 00:00

兼任管理 U 適⽤終了⽇ 2019/04/01 00:00

総務課

高橋凛

山口孝弘

川﨑令奈

〜2019/03/31で廃止

広報課

総務課

高橋凛

秘書室

2019/04/01〜

総務課

山口孝弘

川﨑令奈

第一営業課

適用開始日:2018/04/01 00:00

適用終了⽇:2099/04/01 00:00

組織名:広報課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

現⾏マスタ

取込タイプ:U

適用開始日:2018/04/01 00:00

適用終了⽇:2019/04/01 00:00

組織名:広報課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

取込ファイルの設定

適用開始日:2018/04/01 00:00

適用終了⽇:2019/04/01 00:00

組織名:広報課

組織コード:AA1

管理⽤組織コード:10

次世代マスタ

利⽤者マニュアル(管理者編)

38

役職を修正する場合 ここでは、役職の新規追加や修正方法について具体例を挙げながら説明します。

なお、以下の【役職を初めて設定する】で作成するAのデータを各パターンの現⾏データとします。

n 役職を設定する

· 役職を初めて設定する 役職を初めて設定する場合は、仕様通りに項⽬を⼊⼒し、取込を実⾏すれば完了となります。

· 役職を追加する 新たな役職を追加した次世代マスタを作成し、取込を実⾏します。

取込ファイル 取込タイプ ⼊⼒・変更項⽬

役職管理 CG 適用開始日変更、役職の⾏を追加

1.会⻑

2.社⻑

3.役員

4.部⻑

5.課⻑

6.社員

A:2018/04/01

〜2019/03/31

利⽤者マニュアル(管理者編)

39

(例)「統括部⻑」と「本部⻑」を追加する

「適用開始日」を変更し、同グループのデータを参考に役職を追加します。このとき、役職コー

ドや表示順が重複しないように作成して下さい。「対象適用開始日」と「排他情報」は、同グル

ープと同一の値を使用します。

上記の内容で取込を⾏うと、現⾏マスタの適⽤終了⽇は次世代マスタの適⽤開始⽇に合わせて

自動的に「2018/10/02 00:00」となります。

1.会⻑

2.社⻑

3.役員

4.部⻑

5.課⻑

6.社員

A:2018/04/01

〜2019/03/31

1.会⻑

2.社⻑

3.役員

4.部⻑

5.課⻑

6.社員

2019/03/31 2018/04/01 A

現在日付(2018/10/01)

2019/03/31 2018/04/01 B A

現在日付(2018/10/01)

1.会⻑

2.社⻑

3.役員

4.統括部⻑

5.本部⻑

6.部⻑

7.課⻑

8.社員

A:2018/04/01

〜2018/10/01

B:2019/10/02

〜2019/04/01

世代追加後

世代追加元 次世代マスタ

世代追加前

現⾏マスタ

利⽤者マニュアル(管理者編)

40

役職は管理⽤のコードをもっていません。そのため、役職の追加や削除によって役職コードが変

更された場合、ユーザ管理の役職コードを変更する必要があります。 上記の例では以下のように役職コードが変更されています。

世代追加前 : 0006社員

世代追加後 : 0008社員

5-4.組織変更、⼈事異動に伴うマスタ変更の具体的な例 役職を修正する場合 役職が廃止

される 手順3

n 役職の名称を変更する 役職の名称を変更した次世代マスタを作成し、取込を実⾏します。その際、変更するデータだけ

ではなく、同じ適用期間内のすべてのデータの世代を追加する必要があります。

(例)2019/01/01から、「社員」の名称を「⼀般社員」に変更する

取込ファイル 取込タイプ ⼊⼒・変更項⽬

役職管理 CG 適⽤開始⽇、役職名、役職略称

利⽤者マニュアル(管理者編)

41

n 役職が廃止される 廃止する役職を除いた次世代マスタを作成します。廃止する役職を使用しているデータは、他の

役職に変更します。

(例)2018/10/01付で「役員」が廃止になる

1. 【役職管理】の適用開始日を廃止後の日時(2018/10/02 00:00)に変更し、

取込を実⾏します。「役員」は廃⽌するため世代追加は⾏いません。

2. 【兼任管理】の適⽤終了⽇を役職の廃⽌⽇時(2018/10/02 00:00)に設定し、

取込を実⾏します。異なる役職で兼任する場合は、新しく作成します。

5-4.組織変更、⼈事異動に伴うマスタ変更の具体的な例 兼任する部署が変更になる場合

3. 【ユーザ管理】の適⽤開始⽇を廃⽌後⽇時(2018/10/02 00:00)に設定しま

す。新しい役職の役職コードに変更し、取込を実⾏します。

設定順 取込ファイル 取込タイプ 変更項⽬

1 役職管理 CG 適用開始日

2 兼任管理 U 適⽤終了⽇

3 ユーザ管理 CG 適用開始日、役職コード

利⽤者マニュアル(管理者編)

42

所属⻑を修正する場合 以下の組織を使用して、所属⻑の新規追加や修正⽅法について具体例を挙げながら説明します。

※図では、部署名の()内に組織コード、ユーザ名の()内にログイン IDを記述しています。

所属⻑で承認順が1の場合、所1と記述しています。

n 所属⻑を新しく任命する

· 所属⻑がいない部署に任命する 所属⻑がいない場合はグループ化されていません。そのため、仕様通りに項⽬を⼊⼒し、取込を

実⾏すれば完了となります。

(例)2018/04/01付で⼈事課に新しく所属⻑を任命する

· 所属⻑がいる部署に任命する 所属⻑がいる場合はグループ化されているため、同じ組織の同期間のマスタはまとめて更新し

ます。新しく任命する所属⻑のマスタを含む次世代マスタを作成し、取込を実⾏します。

(例)2018/04/01付で総務課に新しく所属⻑を任命する

同じ組織のデータを参考に所属⻑を追加します。このとき、「対象適⽤開始⽇」と「排他情報」

は、同グループと同一の値を使用します。

取込ファイル 取込タイプ データ区分 ⼊⼒・変更項⽬

所属⻑管理 CG 新規追加データ 適⽤開始⽇、管理⽤ユーザコード

もしくはログイン ID、承認順

同グループ内の

他のデータ

適用開始日

所1:鈴⽊達也(B001)

社員:山田雄一(B002)

社員:花山早樹(B003)

総務課(B1)

社員:高村雄二(A001)

社員:井上彰浩(A002)

人事課(A1)

所1:島袋美幸(C001)

所2:五⼗嵐裕(C002)

開発課(C1)

利⽤者マニュアル(管理者編)

43

n 所属⻑から外れる

· 組織に所属⻑が1⼈しかいない場合 適⽤終了⽇を変更し、取込を実⾏します。

(例)2018/12/31付で総務課の鈴⽊達也さんを所属⻑から外す

· 組織に所属⻑が2⼈以上いる場合 所属⻑から外すユーザを除いた次世代マスタを作成し、取込を実⾏します。

(例)2018/12/31付で開発課の五⼗嵐裕さんを所属⻑から外す

取込ファイル 取込タイプ ⼊⼒・変更項⽬

所属⻑管理 U 適⽤終了⽇

取込ファイル 取込タイプ ⼊⼒・変更項⽬

所属⻑管理 CG 適用開始日

利⽤者マニュアル(管理者編)

44

n 所属⻑となる部署を変更する

1. 現在所属している組織から設定を削除します。

5-4.組織変更、⼈事異動に伴うマスタ変更の具体的な例 所属⻑を修正する場合 所属⻑か

ら外れる

2. 異動後の組織を指定したマスタを作成し、取込を実⾏します。

5-4.組織変更、⼈事異動に伴うマスタ変更の具体的な例 所属⻑を修正する場合 所属⻑を

新しく任命する

(例)2019/01/01付で、開発課の島袋美幸さんが総務課の所属⻑に変更になる

1. 開発課から島袋美幸さんを除いて次世代マスタを作成し、取込を実⾏します。

2. 総務課に島袋美幸さんを追加して次世代マスタを作成し、取込を実⾏します。

利⽤者マニュアル(管理者編)

45

6 ユーザ関連の作業 社員登⽤によるユーザ追加、社員退職によるユーザ削除などユーザに増減が発⽣した場合に⾏う

作業、ユーザが一定回数パスワードを間違いアカウントロックになったとき、パスワード有効期限

切れやパスワードを忘れてしまった場合に⾏う作業について説明します。ユーザ関連の作業は会社

管理者が⾏います。

6-1. ユーザ追加・削除に伴う作業

会社管理者でログインし以下の操作を⾏います。

n ユーザ追加・削除

1. >取込・出⼒共通をクリックし、マスタツリーからユーザ管理をクリック

します。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 編集した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 ユーザ管理

利⽤者マニュアル(管理者編)

46

n ライセンス追加・剥奪

1. >取込・出⼒共通をクリックし、マスタツリーからサービス利⽤者設定を

クリックします。

2. をクリックし Excel®ファイルをダウンロードし編集します。

3. 変更した Excel®ファイルをアップロードし をクリックします。

3 管理者が使う機能の共通操作

取込ファイル仕様 サービス利⽤者設定

必要に応じて、追加したユーザを管理者に設定します。

8-1.テナント管理 テナント管理者設定

8-2.会社管理 取込・出⼒ 会社管理者設定

8-2.会社管理 取込・出⼒ ワークフロー管理者設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

47

6-2. アカウントロック解除

一定回数ログイン認証に失敗したユーザはアカウントロック状態になり Workflow を利⽤できな

くなります。アカウントロック状態を解除するためには、会社管理者でログインし以下の操作を⾏

います。

1. >ユーザ管理>ユーザ管理(アカウントロック状態)をクリックします。

2. アカウントロック中チェックボックスにチェックを入れます。アカウントロック中のユーザが一覧表示されます。

3. をクリックすると以下のダイアログが表示されるので、 を

クリックします。「更新処理が正常終了しました。」というメッセージを確認

します。

4. アカウントロック中の一覧から、アカウントロック解除したユーザが消えていることを確認し、完了となります。

アカウントロックとなる条件は、認証⽅法設定にて⾏います。

ログイン失敗制限回数やログイン失敗ロック期間などを設定する事ができます。

8-2.会社管理 取込・出⼒ 認証方法設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

48

6-3. パスワードリセット

パスワードを忘れてしまったユーザは Workflow を利⽤することができなくなります。会社管理

者でログインし、パスワードをリセットします。

1. >ユーザ管理>ユーザ管理(パスワード有効期限)をクリックします。

2. ユーザ一覧が表示されます。

3. をクリックします。以下のダイアログが表示されるので、

をクリックします。「更新処理が正常終了しました。」というメッセ

ージを確認し、パスワードリセット完了となります。

リセット後のパスワードはグループ会社設定で設定します。

8-2.会社管理 取込・出⼒ グループ会社設定

取込ファイル仕様 グループ会社設定

利⽤者マニュアル(管理者編)

49

7 ワークフロー作成 この章ではワークフローを作成するための方法について説明します。

ワークフロー作成にあたってまず会社内で電子化するワークフローを検討します。電子化するワ

ークフロー候補には以下のような種類があります。

· 現在、紙で申請、承認を⾏っている

· 新しい業務で申請、承認が必要

· 内部統制強化で既存システムに承認機能を追加する

· 既に電⼦化されているワークフローを移⾏する 作成するワークフローが決まったら、以下の手順で作成していきます。

① 書類作成準備

② 書類フォーム作成

③ 経路作成

④ 書類作成

⑤ 承認委譲設定

⑥ テスト申請

⑦ 申請メニュー登録

経路に条件分岐を含め、条件に条件項⽬を選択した場合、書類フォームの⼊⼒値を条件にするこ

とができます。その場合、書類フォーム作成 → 経路作成(条件分岐なし) → 書類作成 →

経路修正(条件分岐追加) の手順になります。

7-1. 書類作成準備

申請画⾯や経路にて使⽤するデータとして「承認画⾯定義」「承認担当者」「承認者グループ」を

作成します。

承認画面定義 利⽤者マニュアル(書類フォーム設定編) 6-3.承認画面を設定する

承認担当者 利⽤者マニュアル(経路設定編) 3 承認担当者を作成する

承認者グループ 利⽤者マニュアル(経路設定編) 4 承認者グループを作成する

利⽤者マニュアル(管理者編)

50

7-2. 書類フォーム作成

ワークフローに必要な⼊⼒項⽬、表⽰項⽬を持った書類フォームを作成します。

利⽤者マニュアル(書類フォーム設定編)

7-3. 経路作成

申請した書類の回覧ルートとなる経路を作成します。申請者を起点に承認者グループや分岐条件

を配置していきます。

利⽤者マニュアル(経路設定編)

利⽤者マニュアル(管理者編)

51

7-4. 書類作成

勤怠届、稟議書などの書類を作成し、経路や書類フォームを紐づけます。また通知設定や承認アク

ションの許可設定などを⾏います。

書類を新規登録する

1. >書類設定>書類設定をクリックします。

2. 書類設定一覧が表示されます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

52

3. をクリックすると、書類設定画面が表示されます。書類設定項目を

⼊⼒します。

利⽤者マニュアル(管理者編)

53

1 基本情報 書類コード 書類を識別する任意のコードを⼊⼒します

適用期間 適⽤開始⽇と適⽤終了⽇を⼊⼒します

書類名 書類名を⼊⼒します

運用状況 「運用前」「運用中」「運用停止」から選択します

公開状況 「公開しない」「公開する」から選択します

書類フォーム 書類フォームを選択します

書類レイアウト 書類フォームのレイアウトを選択します

一覧表示項目 申請履歴などの検索画⾯において書類を選択しない

で検索した場合に、一覧の「内容」列に表示される項

目の値を設定します。 ※書類を選択して検索した場合は以下で設定します

7-4.書類作成 表示項目を設定する

台紙印刷 台紙印刷の可否を設定します

テスト申請 テスト申請の可否を設定します

2 回覧設定 経路 経路を選択します

回覧通知 「⾃動不可」「メール通知」から選択します

自動督促 自動督促の可否と猶予日数を設定します

自動承認 自動承認の可否と猶予日数を設定します

3 申請者設定 バックデート申請 バックデートの可否とバックデートが可能な期間を

設定します

取戻し 取戻しの可否を設定します

4 承認・閲覧者

設定

引上げ 引上げの可否を設定します

差戻し 差戻しの可否を設定します

引戻し 引戻しの可否を設定します

一括承認 一括承認の可否を設定します

承認者グループ追加 承認者グループ追加の可否を設定します

可能︓承認者⾃⾝のグループより後に承認者グルー

プを追加することができます

不可︓⾃⾝の承認者グループの直後に承認モード「閲

覧」で追加することができます

利⽤者マニュアル(⼀般利⽤者編) 5-4.承認

者グループの追加、承認者の変更を⾏う

承認者追加 承認者追加の可否を設定します

校正依頼 校正依頼の可否を設定します

承認予定 承認予定の可否を設定します

利⽤者マニュアル(管理者編)

54

書類コードは、書類作成時にワークフロー管理者が、任意の英数字で⼊⼒します。書類一覧などで

表⽰されるため、コードで書類が認識できるようなコードを⼊⼒することをお勧めします。

例えば、コード体系を”拠点-書類略号-連番”と決め書類コードを管理します。 東京地区が使用する休暇申請の書類コード︓TKY-KK-001

⼤阪地区が使⽤する休暇申請の書類コード︓OSK-KK-001

4. をクリックします。「登録処理が正常終了しました。」というメ

ッセージを確認し登録処理は完了となります。

書類を編集する

1. 編集を⾏う書類の⾏をクリックすると画⾯右に書類設定情報が表⽰されます。

2. をクリックすると編集画面が表示されます。

設定した書類コード、書類フォームは変更することができません。また、適用期間中、適用期間後

の書類は運⽤状況のみ変更することができます。

3. 編集を⾏い、 をクリックします。「更新処理が正常終了しました。」

というメッセージを確認し、編集は完了となります。

利⽤者マニュアル(管理者編)

55

書類を削除する

1. をクリックします。

2. 削除確認のダイアログで、 をクリックします。

3. 「削除処理が正常終了しました。」というメッセージを確認し、削除完了となります。

表示項目を設定する 申請履歴などの検索画⾯において書類を選択して検索した場合に、⼀覧の列に追加で表⽰される項

目を設定します。

1. >書類設定>書類設定をクリックします。

2. 書類設定一覧が表示されます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

56

3. をクリックすると世代共通の申請書類一覧表示項目の設定画面が表示され

ます。申請内容画面で表示させる項目をチェックし、 をク

リックします。

4. 必要に応じて選択中一覧表示項目の編集を⾏います。

(例)検索条件で書類を指定すると、一覧表示項目が列に追加されて表示されます

5. 必要に応じて、書類を公開する会社を選択します。

6. をクリックします。「更新処理が正常終了しました。」というメ

ッセージを確認し、更新完了となります。

選択中の全ての項目を削除します

項⽬の名称を変更します

項⽬の表⽰順を変更します

項目を削除します

利⽤者マニュアル(管理者編)

57

書類をコピーし新しい書類を作る

1. 編集を⾏う書類の⾏をクリックすると画⾯右に書類設定情報が表⽰されます。

2. をクリックすると、書類の内容がコピーされた新規登録画面が表示されま

す。

世代を追加する

1. 編集を⾏う書類の⾏をクリックすると画⾯右に書類設定情報が表⽰されます。

2. をクリックすると、次世代の書類登録画面が表示されます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

58

連携処理を設定する 書類申請後や承認後などに外部システムのプログラムを実⾏する処理のことを連携処理といいます。

ここでは、連携処理の設定⽅法について説明します。

1. 編集を⾏う書類の⾏をクリックすると画⾯右に書類設定情報が表⽰されます。

2. をクリックすると、連携処理⼀覧画⾯が表⽰されます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

59

3. をクリックすると、連携処理設定画⾯が表⽰されます。

1 連携処理名 連携処理名を⼊⼒します

内容 以下の 4種類から選択します

・外部(GET)

・外部(POST)

・外部(PUT)

・外部(DELETE)

テスト申請時連携 テスト申請の際に連携処理を⾏うか設定します

2 URI URI 呼出すURIを設定します

URI パラメータ

を使用

URIパラメータを使用する場合チェックします

項目/設定内容 画面項目、申請ヘッダ、固定値から選択します

項目を追加します

項目を削除します

3 パラメータを使用 URLパラメータを使用する場合チェックします

パラメータ名 パラメータ名 パラメータ名を設定します

項目/設定内容 画面項目、申請ヘッダ、固定値から選択します

パラメータ設定を追加します

パラメータ設定を削除します

1の内容が「Post」と「Put」のときパラメータの階層を

設定する事ができます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

60

4. をクリックします。「登録処理が正常終了しました。」という

メッセージを確認し登録完了になります。

5. 連携処理⼀覧画⾯で、呼出す連携処理コードを選択し呼出すタイミングのをクリックすると、連携処理が設定されます。

連携処理を呼出すタイミングには「申請時」「承認時」「決済時」「否認時」「取り下げ・取り戻

し時」があります。

「申請時」「承認時」「否認時」には“繰り返し”を選択する事ができます。繰り返しにチェックを

いれると、連携処理は 2回⽬以降も実⾏されるようになります。例えば、否認→再申請した場合、

1回承認を⾏い連携処理が実⾏された承認グループであっても、繰り返しをONにしていると、2回

⽬以降の承認時にも連携処理が実⾏されます。

6. をクリックします。「更新処理が正常終了しました。」という

メッセージを確認し、更新完了となります。

連携処理コード

プルダウン

書類が使⽤する経路の各グループのプロパティの「連携処理コード」に⼊⼒されてい

る値が表示されます。

利⽤者マニュアル(経路設定編) 2-2.経路エディタ 承認者グループのパーツを

配置する 各プロパティの共通項目

該当する連携処理コードが設定されたグループが承認した場合に、連携処理が実施さ

れます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

61

書類グループを設定する 「総務系書類」や「人事系書類」のように、書類をグループ毎にまとめることができます。

1. >書類設定>書類グループ設定をクリックします。

2. 書類グループ設定画面が表示されます。

書類グループ設定を変更します

書類グループ設定を削除します

利⽤者マニュアル(管理者編)

62

3. をクリックすると書類グループ設定画面が表示されます。

4. をクリックします。「登録処理が正常に完了しました。」と

いうメッセージを確認し、登録完了となります。

書類グループ名 書類グループ名を設定します

書類 グループに含める書類にチェックを入れます

[全て選択] 全ての書類が選択されます

[全て解除] 書類のチェックが全て解除されます

利⽤者マニュアル(管理者編)

63

7-5. 承認委譲設定

あるユーザの承認権限を別のユーザに委譲することができます。

1. >承認委譲設定をクリックします。

2. 承認委譲設定画面が表示されます。 承認委譲設定画⾯では、条件を指定し設定されている承認委譲設定を検索することができます。

委譲元 委譲するユーザを指定します

委譲先 委譲されているユーザを指定します

書類 書類を指定します

委譲対象日 対象日を指定します。指定した日付が委譲期間に含まれているデータが表示されます

利⽤者マニュアル(管理者編)

64

委譲を新規に設定する

1. をクリックします。承認委譲設定画面が表示されます。

2. 委譲元ユーザ、委譲先ユーザ、対象書類などを設定します

対象書類と対象申請者所属組織を指定しない場合、委譲元ユーザが承認する全ての申請を、委譲先

ユーザが承認できるようになります。

特定の書類だけ委譲させたい場合や特定の組織に所属するユーザの申請のみを委譲させたい場合

は、書類及び対象申請者所属組織を選択して下さい。

利⽤者マニュアル(共通操作編) 4 アドレス帳を操作する

3. をクリックします。「登録処理が正常に完了しました。」という

メッセージを確認し、登録完了となります

1 委譲情報 委譲元ユーザ アドレス帳からユーザを選択します

委譲先ユーザ アドレス帳からユーザを選択します

対象書類 委譲する書類を選択します

期間 委譲する期間を指定します

2 対象申請者所属組織 アドレス帳から組織を選択します

利⽤者マニュアル(管理者編)

65

委譲設定を編集する

1. 編集を⾏う委譲設定の をクリックします。

2. 設定を編集し をクリックします。「更新処理が正常終了しました。」

というメッセージを確認し、更新完了となります。

委譲設定を削除する

1. 削除する委譲設定の をクリックします。

2. 削除確認のダイアログで、 をクリックします。

3. 「削除処理が正常終了しました。」というメッセージを確認し、削除完了となります。

利⽤者マニュアル(管理者編)

66

7-6. テスト申請

書類でテスト申請を可能にしていると、テスト申請を⾏うことができます。書類の運用状況に関

わらず、申請、承認を⾏うことができ申請画⾯や承認画⾯、経路が正しく設定されているかテスト

することができます。ワークフロー管理者の権限を持つユーザでログインし、⼀般利⽤者画⾯でテ

スト申請を⾏います。

1. >ワークフロー>テスト申請をクリックします。

2. テスト申請書類一覧が表示されます。

3. をクリックします。申請画⾯が表⽰されるので、申請、承認、経路の確認を

⾏います。

テスト申請した書類の一覧表示項目を確認する場合、【7-7.申請メニュー登録】で書類を申請メ

ニューに登録し、運⽤状況を「運⽤停⽌」に変更することで確認できます。「運⽤前」の状態では、

適用期間外の書類が指定できないためご注意下さい。

7-4.書類作成 書類を編集する

7-4.書類作成 表示項目を設定する

利⽤者マニュアル(管理者編)

67

7-7. 申請メニュー登録

作成した書類をメニューに登録します。メニューは「申請メニュー」と「書類」を組み合わせツリ

ー構造で管理することができます。

申請メニューを登録する

1. >申請メニュー設定をクリックします。

2. 申請メニューが表示されます。ツリー上の申請メニューまたは書類をクリックすると右画面に概要が表示されます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

68

3. をクリックします。申請メニュー設定画面が表示されます。申請メニュー

情報の⼊⼒を⾏います。

4. をクリックします。「登録処理が正常終了しました。」というメ

ッセージを確認し登録完了になります。

申請メニュー名称 メニューの名称を⼊⼒します

申請メニュー概要 メニューの概要を⼊⼒します

親申請メニュー 親となるメニューを指定します

利⽤者マニュアル(管理者編)

69

書類メニューを登録する

1. をクリックします。書類メニュー設定画面が表示されます。申請メニュー

の設定を⾏います。

2. をクリックします。「登録処理が正常終了しました。」という

メッセージを確認し登録完了になります。

メニューを編集する

1. 編集するメニューの をクリックすると編集画面が表示されます。

2. 設定を編集し をクリックします。「更新処理が正常終了しました。」

というメッセージを確認し、更新完了となります。

書類コード をクリックし、書類を選択します

書類メニュー名称 書類メニューの名称を⼊⼒します

書類メニュー概要 書類メニューの概要を⼊⼒します

表示設定 「申請時に書類説明画⾯を表⽰する」の設定を⾏います。

チェックオンにすると申請時に書類説明画面が表示されます。

チェックオフにすると書類メニューをクリックすると申請画面が表示

されるようになります。

利⽤者マニュアル(⼀般利⽤者編) 3-1.書類を選択する

親申請メニュー 親となる申請メニューを選択します

利⽤者マニュアル(管理者編)

70

メニューを削除する

1. 削除するメニューの をクリックします。

2. 削除確認のダイアログで、 をクリックします。

3. 「削除処理が正常終了しました。」というメッセージを確認し、削除完了となります。

表⽰順を変更する

1. 表⽰順を変更したい申請メニューを選択し をクリックします。表⽰順変更

画面が表示されます。

2. でメニューの上下を変更します。

3. をクリックします。「登録処理が正常終了しました。」という

メッセージを確認し登録完了になります。

利⽤者マニュアル(管理者編)

71

8 運⽤管理 テナント管理者、会社管理者、ワークフロー管理者が、運⽤において⾏う作業や各種設定⽅法に

ついて説明します。

8-1. テナント管理

テナント管理者がテナントに関する各種設定を⾏います。

1. >取込・出⼒共通>テナント設定をクリックします。マスタ設定メニュー

が表示されます。

2. 各メニューをクリックすると、それぞれの設定画面が表示されます。各設定画面で設定できる内容は以下の通りです。

3 管理者が使う機能の共通操作

セッションタイムアウト時間で設定した時間、操作を⾏わないと強制的にログアウトされ、ログ

イン画面が表示されます。

例えば、セッションタイムアウト時間を 30 分に設定した場合、40 分操作しない状態で画面操作

すると強制的にログイン画面に遷移します。

セッションタイムアウト時間を⻑くすることで、無操作から強制ログアウトまでの時間を延ばす

事ができますが、サーバのリソースを消費する事になるので、30分〜2時間を目安にセッションタ

イムアウト時間を設定して下さい。

テナント設定 主にセッションタイムアウト時間の変更を⾏います

テナント管理者設定 デフォルトテナント管理者の設定変更やテナント管理者の割当を⾏います

グループ会社設定 会社名称や通知用メールアドレスなど会社全体の設定、デフォルト会社管

理者の設定を⾏います。テナント管理ではテナントに属するグループ会社

の追加、グループ会社の設定を⾏う事ができます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

72

8-2. 会社管理

会社管理者が会社に関する各種設定を⾏います。

取込・出⼒

1. >取込・出⼒共通をクリックすると、マスタ設定メニューが表示されます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

73

2. 各設定画面で設定できる内容は以下の通りです。

3 管理者が使う機能の共通操作

マスタ整合性チェック

1. >マスタ整合性チェック>マスタ整合性チェック実⾏をクリックします。

サービス利⽤者設定 ライセンス登録を⾏います。サービス利⽤者に登録すると Workflow

を使用できるようになります

グループ会社設定 会社名称や通知用メールアドレスなど会社全体の設定、デフォルト会

社管理者の設定を⾏います。会社管理では⾃⾝の会社に関する設定を

⾏う事ができます

会社管理者設定 デフォルト会社管理者の設定や会社管理者の割当を⾏います

認証方法設定 ログイン時の認証についてパスワードポリシや有効期間を設定します

アクセス設定 接続を許可する IPアドレスの範囲を設定します

他社情報共有設定 他社への公開設定を⾏います

バッチスケジュール設定 各種バッチのスケジュールを設定します

メールサーバ設定 メールサーバのホスト名、ポート番号、暗号化方法、認証方法などを

設定します

ユーザ管理 ユーザの設定を⾏います

組織管理 組織の設定を⾏います

役職管理 役職の設定を⾏います

所属⻑管理 所属⻑の設定を⾏います

兼任管理 兼任する組織の設定を⾏います

連絡先管理 電話番号やメールアドレスといった連絡先の設定を⾏います

ワークフロー管理者設定 ワークフロー管理者の割当を⾏います

利⽤者マニュアル(管理者編)

74

2. 整合性チェック実⾏時の条件を指定します。

3. をクリックすると、実⾏確認ダイアログが表⽰されるので をクリ

ックします。整合性チェックが開始されます。

1 チェック期間 チェックする期間を指定します

2 チェック種別 ・一般マスタ存在チェック

一般マスタが参照しているマスタコードが期間内に存在しているかチェ

ックします。 ・期間化内連続性チェック

期間化マスタの期間が連続しているかチェックします。 ・期間化マスタ間整合性チェック

期間化マスタの整合性をチェックします。例えば、⼀つのマスタが参照し

ているマスタレコードが存在しない場合、データ不整合でエラーとなり

ます。 ・一般・期間化マスタ存在チェック

一般・期間化マスタ間の整合性をチェックします。

3 チェック設定 警告を表示しないにチェックを入れると、期間化マスタ内整合性チェッ

クが実施されなくなり、エラーのみチェック対象となります。

利⽤者マニュアル(管理者編)

75

4. >マスタ整合性チェック>マスタ整合性チェック結果をクリックします。

5. マスタ整合性チェック結果画面が表示されるので、検索条件を指定します

1 実⾏⽇時 マスタ整合性チェック結果を確認する実⾏⽇時を選択します

結果ステータス 選択した実⾏⽇時の結果ステータス(問題なし、問題・注意情報あ

り)が表示されます

チェック種別 マスタ整合性チェック実⾏時に選択したチェック種別が表⽰され

ます

2 チェック種別 検索対象とするチェック種別を選択します。未選択の場合は全ての

チェック種別が検索対象となります

結果区分 検索対象とする結果区分を選択します

問題概要区分 検索対象とする問題概要を選択します。未選択の場合は全ての問題

概要が検索対象となります。

チェック対象テーブル 検索対象とするチェック対象テーブルを選択します。未選択の場合

は全てのチェック対象テーブルが検索対象となります。

利⽤者マニュアル(管理者編)

76

6. をクリックすると、結果一覧が表示されます。

7. をクリックすると、マスタ整合性チェック結果照会画面が表示されます。

内容を確認し、問題が発生している場合は適宜マスタの修正を⾏います。

利⽤者マニュアル(管理者編)

77

マスタ整合性チェックで発生する問題と対処方法 マスタ整合性チェックで発生する問題と問題の対処方法について説明します。

マスタ整合性チェックでは、以下7種類の問題が発生します。

· 1.参照先テーブルに存在しないデータ

· 2.期間データが連続していない

· 3.適⽤終了⽇時点で参照先が存在していない

· 4.適用開始日時点で参照先が存在していない

· 5.未到来期間データである

· 6.過去期間データである

· 7.期間内に存在しないデータ

チェック種別との対応は以下の通りです。

一般マスタ参照存在チェック 1.参照先テーブルに存在しないデータ

期間化マスタ内連続性チェック 2.期間データが連続していない

期間マスタ間整合性チェック 1.参照先テーブルに存在しないデータ

2.期間データが連続していない

3.適⽤終了⽇時点で参照先が存在していない

4.適用開始日時点で参照先が存在していない

5.未到来期間データである

6.過去期間データである

一般・期間化マスタ存在チェック 7.期間内に存在しないデータである

利⽤者マニュアル(管理者編)

78

n 「1.参照先テーブルに存在しないデータ」

· 問題の説明 参照先テーブルにデータが存在しない場合に発生するエラーとなります。

以下の例では、ユーザマスタの「所属組織コード」は組織マスタの「組織コード」を参照し

ていますが、ログインID︓0003の所属組織コード︓ZZ00は組織マスタに存在しな

いためエラーとなります。

· 対処方法

① 参照先テーブルに存在するデータを設定する 上記例では、ログインID︓0003の所属組織コードを存在する組織コード(AA00な

ど)に変更します

② 参照先テーブルにデータを作成する 上記例では、組織マスタに組織コード︓ZZ00のデータを作成します

③ 参照テーブルの該当データを削除する 上記例では、ログインID︓0003のデータを削除します。

ユーザの⼀⼈もいない組織を作成した場合、組織マスタデータが参照する所属⻑マスタデータが

存在しないため、マスタ整合性チェックで「参照先テーブルに存在しないデータ」の問題として検

出されます。明示的にユーザの存在しない組織を作成した場合は、この問題を無視して下さい。

ユーザマスタ

ログイン ID ユーザ名 所属組織コード

0001 石井 達也 AA00

0002 伊藤 孝一 BB00

0003 内村 研一 ZZ00

組織マスタ

組織コード 組織名

AA00 総務部

BB00 人事部

CC00 経理部

ユーザマスタの「所属組織コード」は

組織マスタに存在する「組織コード」

を設定しないとエラーになります。

<対象テーブル> <参照先テーブル>

利⽤者マニュアル(管理者編)

79

n 「2.期間データが連続していない」

· 問題の説明 期間化マスタの期間は連続している必要があります。期間に空きがある場合エラーとなりま

す。

· 対処方法 期間が連続するように適⽤開始⽇または適⽤終了⽇を変更して下さい。上記例では適⽤開始

日「2019/06/01」のデータを「2019/04/01」に変更期間が連続するようにします。

ユーザマスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ ログイン ID ユーザ名 所属組織コード

2018/04/01 2019/03/31 0001 石井 達也 AA00

2019/06/01 2020/03/31 0001 石井 達也 AA00

2018/04/01 2019/03/31

適用開始日 適⽤終了⽇

2019/06/01

適用開始日

2020/03/31

適⽤終了⽇

適用期間に空きがあるため、エラー

となります

利⽤者マニュアル(管理者編)

80

n 「3.適⽤終了⽇時点で参照先が存在していない」

· 問題の説明 指定した期間において、対象テーブルの適⽤期間に対し、参照先テーブルの終了期間が⾜り

ていない場合にエラーとなります。下記例では、ユーザマスタの適⽤期間 2018/04/01〜

2019/03/31に対し組織マスタの適用期間が 2018/04/01〜2018/06/30となり、終了⽇が⾜り

ていないためエラーとなります。

· 対処方法

① 参照先テーブルデータの適⽤終了⽇を変更する 上記例では、組織マスタ、組織コード「AA00」の適⽤終了⽇を「2019/03/31」に設定し

ます。

② 対象テーブルデータの適⽤終了⽇を変更する 上記例では、ユーザマスタ、ログインID「0001」の適⽤終了⽇を「2019/06/30」に設

定します。

③ 対象テーブルデータを削除する 上記例では、ユーザマスタ、ログインID「0001」のデータを削除します。

<対象テーブル>ユーザマスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ ログイン ID ユーザ名 所属組織コード

2018/04/01 2019/03/31 0001 石井 達也 AA00

<参照先テーブル>組織マスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ 組織コード 組織名

2018/04/01 2018/06/30 AA00 組織名

2018/04/01 2019/03/31

適用開始日 適⽤終了⽇

<対象テーブル>

ユーザマスタ

2018/04/01 2018/06/30

適用開始日 適⽤終了⽇

参照するマスタの終了⽇が足りて

いないため、エラーとなります

<参照先テーブル>

組織マスタ

チェック期間︓2018/04/01〜2019/03/31

利⽤者マニュアル(管理者編)

81

n 「4.適用開始日時点で参照先が存在していない」

· 問題の説明 指定した期間において、対象テーブルの開始日に参照先テーブルが開始していない場合エラ

ーとなります。下記例では、ユーザマスタの適⽤期間 2018/04/01〜2019/03/31 に対し組織

マスタの適用期間が 2018/04/01〜2018/06/30 となり、ユーザマスタの開始日に組織マスタ

が開始していない状態となるためエラーとなります。

· 対処方法

① 参照先テーブルデータの適用開始日を変更する 上記例では、組織マスタ、組織コード「AA00」の適⽤開始⽇を「2018/04/01」に設定し

ます。

② 対象テーブルデータの適用開始日を変更する 上記例では、ユーザマスタ、ログインID「0001」の適⽤開始⽇を「2019/06/01」に設

定します。

③ 対象テーブルデータを削除する 上記例では、ユーザマスタ、ログインID「0001」のデータを削除します。

<対象テーブル>ユーザマスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ ログイン ID ユーザ名 所属組織コード

2018/04/01 2019/03/31 0001 石井 達也 AA00

<参照先テーブル>組織マスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ 組織コード 組織名

2018/06/01 2019/03/31 AA00 組織名

2018/04/01 2019/03/31

適用開始日 適⽤終了⽇

<対象テーブル>

ユーザマスタ

2018/06/01 2019/03/31

適用開始日 適⽤終了⽇

対象テーブルの開始日に参照先マスタが

開始していないため、エラーとなります

<参照先テーブル>

組織マスタ

チェック期間︓2018/04/1〜2019/03/31

利⽤者マニュアル(管理者編)

82

n 「5.未到来期間データである」

· 問題の説明 指定した期間において対象テーブルと参照先テーブルの適⽤期間に差異がある場合、エラー

となります。未到来期間データとは対象テーブルの適用期間に対し、参照先テーブルの適用

期間が未来である状態をいいます。下記例では、ユーザマスタの適⽤期間 2018/04/01〜

2019/03/31に対し組織マスタの適用期間が 2019/06/01〜2020/03/31となり、ユーザマスタ

データの適用期間内に参照する組織マスタデータが無いためエラーとなります。

· 対処方法

① 参照先テーブルデータの適用開始日、適⽤終了⽇を変更する 上記例では、組織マスタ、組織コード「AA00」の適⽤開始⽇を「2018/04/01」、適用終

了⽇を「2019/03/31」に設定します。

② 対象テーブルデータの適用開始日、適⽤終了⽇を変更する 上記例では、ユーザマスタ、ログインID「0001」の適⽤開始⽇を「2019/06/01」、適

⽤終了⽇を「2020/03/31」に設定します。

③ 対象テーブルデータを削除する 上記例では、ユーザマスタ、ログインID「0001」のデータを削除します。

<対象テーブル>ユーザマスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ ログイン ID ユーザ名 所属組織コード

2018/04/01 2019/03/31 0001 石井 達也 AA00

<参照先テーブル>組織マスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ 組織コード 組織名

2019/06/01 2020/03/31 AA00 組織名

2018/04/01 2019/03/31

適用開始日

<対象テーブル>

ユーザマスタ

2019/06/01 2020/03/31

適用開始日 適⽤終了⽇

対象テーブルデータの適用期

間内に参照先テーブルデータ

がないためエラーとなります

<参照先テーブル>

組織マスタ

チェック期間︓2018/04/01〜2019/03/31

適用終了日

利⽤者マニュアル(管理者編)

83

n 「6.過去期間データである」

· 問題の説明 指定した期間において対象テーブルと参照先テーブルの適⽤期間に差異がある場合、エラー

となります。過去期間データとは対象テーブルの適用期間に対し、参照先テーブルの適用期

間が過去である状態をいいます。下記例では、ユーザマスタの適用期間 2018/04/01〜

2019/03/31に対し組織マスタの適用期間が 2017/04/01〜2018/06/30となり、ユーザマスタ

データの適用期間内に参照する組織マスタデータが無いためエラーとなります。

· 対処方法

① 参照先テーブルデータの適⽤開始⽇、適⽤終了⽇を変更する 上記例では、組織マスタ、組織コード「AA00」の適⽤開始⽇を「2018/04/01」、適用終

了⽇を「2019/03/31」に設定します。

② 対象テーブルデータの適⽤開始⽇、適⽤終了⽇を変更する 上記例では、ユーザマスタ、ログインID「0001」の適⽤開始⽇を「2017/04/01」、適

⽤終了⽇を「2017/06/30」に設定します。ただし、この場合はチェック期間を変更する必要

があります。

③ 対象テーブルデータを削除する 上記例では、ユーザマスタ、ログインID「0001」のデータを削除します。

<対象テーブル>ユーザマスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ ログイン ID ユーザ名 所属組織コード

2018/04/01 2019/03/31 0001 石井 達也 AA00

<参照先テーブル>組織マスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ 組織コード 組織名

2017/04/01 2017/06/30 AA00 組織名

2018/04/01 2019/03/31

適用開始日 適⽤終了⽇

<対象テーブル>

ユーザマスタ

2017/04/01 2017/06/30

適用開始日 適⽤終了⽇

対象テーブルデータの適用期

間内に参照先テーブルデータ

がないためエラーとなります <参照先テーブル>

組織マスタ

チェック期間︓2018/04/1〜2019/03/31

利⽤者マニュアル(管理者編)

84

n 「7.期間内に存在しないデータ」

· 問題の説明 一般マスタが参照する期間化マスタにおいて、チェック期間内に期間マスタが存在しない場

合、エラーとなります。下記例では、チェック期間 2018/04/01〜2019/03/31 に対し、サー

ビス利⽤者設定マスタデータが参照するユーザマスタデータが期間内に存在しないためエ

ラーとなります。

· 対処方法 参照先テーブルになっている期間化マスタの適⽤開始⽇・適⽤終了⽇を運⽤する適⽤期間に

合わせて変更します。上記例では、ログインID「0001」の適⽤開始⽇を「2018/04/01」、

適⽤終了⽇を「2018/03/31」に設定します。

<対象テーブル>サービス利⽤者設定マスタ

対象サービスコード 対象ログインID

WF 0001

<参照先テーブル>ユーザマスタ

適用開始日 適⽤終了⽇ ログイン ID ユーザ名 所属組織コード

2019/06/01 2020/03/31 0001 石井 達也 AA00

チェック期間︓2018/4/1〜2019/3/31

利⽤者マニュアル(管理者編)

85

データ削除設定 Workflow の各種データを削除するための設定を⾏います。データ種別に応じて削除を実施するタ

イミングや経過日数を設定することができます。

1. >データ削除設定をクリックします。

2. データ削除設定一覧が表示されます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

86

n 新規設定追加

1. をクリックします。データ削除画面が表示さ

れます。

2. データ削除設定情報を⼊⼒します

① データ種別 削除するデータ種を選択します。

② 実施タイミング 毎日、毎週、毎月から選択します。「毎週」選択時は曜日を選択します。「毎月」選択時は

日にちを選択します。

③ 経過日数 設定した日数経過したデータが削除されます。

④ 個別設定 データ種別が「WF申請」のときのみ表示されます。データ削除する書類を個別に設定する

ことができます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

87

· データ種別の説明

3. ⼊⼒後 をクリックします。

4. 「登録処理が正常終了しました。」というメッセージが表⽰されることを確認し、登録完了となります。

n データ削除設定を編集する

1. 編集を⾏うデータ削除設定の をクリックします。データ削除設定画面が表

示されるので、必要な項目を編集します。

n データ削除設定を削除する

1. 削除を⾏うデータ削除設定の をクリックします。

2. 削除確認のダイアログで、 をクリックします。

3. 「削除処理が正常終了しました。」というメッセージを確認し、削除完了となります。

WF申請 書類申請データです

連携処理管理データ 連携処理関連のデータです

操作ログ 画面の操作ログです

認証ログ ログイン認証ログです

取込ログ ファイル取込のログです

バッチログ バッチ実⾏時のログです

不要添付ファイルデータ 不要となった添付ファイルのデータです

マスタ整合性チェック結果 マスタ整合性チェックの実⾏結果データです

テストWF申請 テスト申請を⾏った際の申請・承認データです

利⽤者マニュアル(管理者編)

88

ログ検索 Workflowに関する各種ログを検索し、画面に表示したり CSVファイルに出⼒したりすることがで

きます。ログ種別には操作ログ、認証ログ、バッチログの 3種類があります。

n ログ検索画⾯を表⽰する

1. >ログ検索をクリックします。

n 検索条件を指定する ログ種別毎に指定する条件が異なります。

· 操作ログ

処理⽇時 検索対象の処理⽇時を指定します

操作ユーザ アドレス帳から操作ユーザを指定します

対象機能 管理、システム共通、ワークフローの各機能を指定します

利⽤者マニュアル(管理者編)

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· 認証ログ

· バッチログ

処理⽇時 検索対象の処理⽇時を指定します

ログイン ID アドレス帳から操作ユーザを指定します

対象イベント 認証成功、ログアウトなどのイベントを指定します

処理⽇時 検索対象の処理⽇時を指定します

対象バッチ データ削除、マスタ整合性チェックなど対象とするバッチを指定します

利⽤者マニュアル(管理者編)

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n 検索する

1. をクリックします。検索結果が表⽰されます。

2. をクリックします。ログ照会画面が表示されるのでログ内容を確認します。

n CSV出⼒する

をクリックします。CSVファイルがダウンロードされます。

利⽤者マニュアル(管理者編)

91

8-3. ワークフロー管理

ワークフロー管理者がワークフローに関する設定や対応を⾏います。

ワークフロー運用設定

1. >ワークフロー運用設定をクリックします。

2. ワークフロー運用設定画面が表示されます。

3. 下記の設定を⾏います。 ① 承認パスワード必要 承認時にパスワードを「⼊⼒させる」、「⼊⼒させない」の設定をします

② 承認者既読日時表示 書類の照会画面の経路情報において承認者既読日時を表示するか設定します

利⽤者マニュアル(管理者編)

92

③ 配下組織表示 申請履歴検索(所属⻑⽤)画面において対象組織の配下組織も含めて検索するかを設定しま

す。チェックを入れた場合、以下の内容で検索されます。

④ 通知メールアドレス 通知メールの送信者となるメールアドレスを設定します

4. をクリックします。

GmailやG Suite を通知⽤メールサーバとして利⽤する場合、通知メールの FROM アドレスは

メールサーバ設定で設定した「SMTP認証ユーザアドレス」となる事が分かっています。 例えば、Gmail や G Suite で次のような設定をした場合、ユーザに通知されるメールの FROM

は、SMTP認証ユーザアドレスの「[email protected]」となります。 通知メール︓[email protected]

SMTP認証ユーザアドレス: [email protected] Gmail や G Suite を通知⽤メールサーバとして利⽤する場合は、ユーザに通知されるメールの

FROMとなるメールアドレスを SMTP認証ユーザアドレスに設定する事を推奨します。

8-2.会社管理 取込・出⼒ メールサーバ設定

シンプル検索 配下組織を含みます

詳細検索 「配下組織を表示」チェックボックスが表示されます

利⽤者マニュアル(管理者編)

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連携処理結果を確認する

1. >連携ログ検索をクリックします。

2. 連携ログ検索画面が表示されます。検索条件を指定します。

登録日時 連携処理を登録した⽇時の範囲を指定します

実⾏⽇時 連携処理を実⾏した⽇時の範囲を指定します

連携処理名 連携処理の名称を⼊⼒します。あいまい検索されます

ステータス 「未実⾏」「成功」「エラー」「エラー(timeout)」から指定します。

複数選択可能です

書類 書類を選択します

申請対象日 申請対象日の範囲を指定します

共通申請No 共通申請Noの範囲を指定します

利⽤者マニュアル(管理者編)

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3. をクリックすると、検索結果が表⽰されます。

4. エラーが発生している場合は をクリックすると、連携処理を再度実⾏す

る事ができます。

⻑期滞留承認待ち対応 管理者の⽴場として申請内容を確認したり、⻑期滞留している申請データを管承認・否認したりす

ることができます。ワークフロー管理者の権限を持つユーザでログインし、⼀般利⽤者画⾯で操作

を⾏います。

n 管理者として申請履歴を確認する

1. >ワークフロー>申請履歴をクリックします。

2. 画⾯右側の管理者⽤タブをクリックします。

利⽤者マニュアル(管理者編)

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3. 申請履歴検索(管理者)画⾯が表⽰されるので、検索条件を指定します。

利⽤者マニュアル(⼀般利⽤者編) 2-1.書類を検索する シンプル検索

利⽤者マニュアル(⼀般利⽤者編) 2-1.書類を検索する 詳細検索

4. 検索結果から、内容を確認する申請をクリックします。

n 管理者として承認アクションを⾏う

1. ⼀般利⽤者画⾯で >運用者承認/閲覧をクリックします。

利⽤者マニュアル(管理者編)

96

2. 承認/閲覧画面が表示されるので、検索条件を指定します。

利⽤者マニュアル(⼀般利⽤者編) 2-1.書類を検索する シンプル検索

利⽤者マニュアル(⼀般利⽤者編) 2-1.書類を検索する 詳細検索

3. 検索結果から、承認アクションを⾏う申請をクリックします、

承認/閲覧画⾯を開いたとき、検索時に指定した承認者の場合にアイコンが表⽰されます。

(例)承認者「佐藤 隆」で検索した場合

利⽤者マニュアル(⼀般利⽤者編) 5-2.承認アクションを⾏う

4. ワークフロー管理者は以下の操作が可能です。 · 承認

· 否認

· 閲覧停止(回覧を一時停止します)

· 回覧再開(一時停止した回覧を再開します)

· 回覧中止(回覧を中止します)