Upload
others
View
5
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
nuwnet1x設定手順Windows 10 編
名古屋大学情報連携統括本部
2017/11/15 初版
nuwnet1xとは
• IEEE802.1x認証に基づく名古屋大学無線ネットワークサービス– 詳細は末尾の技術仕様を参照
• メリット– 自動認証が容易 : スマートフォン等で利用しやすい– 安全 : 暗号化、偽アクセスポイント対策– IPv6通信が可能
• デメリット– ゲストIDでの利用不可(名古屋大学ID保持者のみ対象)– OSによっては初期設定が面倒
• Macの設定は(ほとんどの場合)容易
– 古い機種では対応していない場合がある• Windows2000以前、MacOSX10.4以前、Android1.5以前など
準備1
• 名古屋大学ID
http://www.icts.nagoya-u.ac.jp/ja/info/nuid.html
– 職員証・学生証の裏面、バーコード下にある英字2文字+数字7文字のID• 発行年度の古い身分証には書いていない場合もある
• 注意 : 全学ID(英字が1文字のみのもの)は使用不可
– パスワード紛失等は以下の窓口まで(詳細は上記URL参照)• 学生 : 情報メディア事務室(工学部7号館B棟4階)
• 教職員 : 情報基盤センター1階窓口
準備2
• 名古屋大学IDのパスワード変更を、2011年11月1日以降に1回以上行っている必要がある– パスワード変更ページのURL
https://directory.nagoya-u.ac.jp/chpasswd/
• NUWNETの利用登録が必要– 利用登録ページのURL
https://nuwnet.icts.nagoya-u.ac.jp/
– 名古屋大学IDですでに利用登録し、NUWNETを使用したことがある場合は不要
Windowsの設定
• Windows10では、基本的に事前の設定を行うことなくnuwnet1xに接続できます
• 接続できない場合は「手動設定」のページに従い設定作業を行う
接続手順1
• Windowsマークから、設定をクリック
設定
接続手順2
• 「ネットワークとインターネット」をクリック
接続手順3
• Wi-Fi設定画面の「利用できるネットワークの表示」をクリック
接続手順4
• 「nuwnet1x」から「自動的に接続」にチェックを入れ、「接続」をクリック
接続手順5
• 名古屋大学IDとパスワードを入力し、「OK」をクリックして完了
手動設定手順1
• Wi-Fi設定画面の「ネットワークと共有センター」をクリック(Wi-Fi設定画面へは接続手順1~2を参照)
手動設定手順2
• 「新しい接続またはネットワークのセットアップ」をクリック
手動設定手順3
• 「ワイヤレスネットワークに手動で接続します」を選択し、「次へ」をクリック
手動設定手順4
• 設定を入力してから「次へ」をクリック
ネットワーク名は「nuwnet1x」
セキュリティの種類は「WPA-2 エンタープライズ」
暗号化の種類は「AES」
接続の自動開始はオフを推奨
手動設定手順5
• 「接続の設定を変更します」をクリック
手動設定手順6
• 「セキュリティ」タブから「Microsoft:保護されたEAP(PEAP)」を選択し、「設定」をクリック
手動設定手順7
• 「証明書を検証してサーバのIDを検証する(V)」に
チェックを入れ、証明機関の設定をした後、「構成(C)」をクリック
「Security Communication RootCA2」にチェックを入れる
手動設定手順8
• 「Windowsのログオン名...」のチェックボックスがオフになっているかを確認し、「OK」をクリック
オンになっている場合はオフ
手動設定手順9
• 「詳細設定」から「認証モードを指定する」にチェックを入れ、「ユーザ認証」とした後、「資格情報の保存」をクリック
オン
認証モードは「ユーザ認証」
手動設定手順10
• 名古屋大学IDとパスワードを入力した後、「OK」をクリックして完了
名古屋大学ID
パスワード
使用方法
• 接続方法は他の無線LANに繋ぐのと同じ– 典型的にはタスクバー右側のシステムアイコンにより
nuwnet1xに接続する
– メーカー固有の接続方法がある場合にはそちらを利用してもよい
使用方法
• 設定変更– Wi-Fi設定画面の「既知のネットワークの管理」から「nuwnet1x」の設定を削除し、再設定するのが良い
IPv6
• nuwnet1xはIPv4とIPv6を同時に使うデュアルスタック運用
– IPv6アドレスはグローバルアドレスを付与• Router Advertisementを使用
– IPv6的にはインターネット側から端末が直接見える
• DNS
– IPv6でDNSサーバにアクセスするには手動設定が必要
– IPv4でDNSサーバにアクセスしてもIPv6アドレス(AAAAアドレス)を解決することはできる
トラブルシューティング
• 認証に失敗する場合– 無線LANの電波が十分強いかを確認
• 通信が不安定な状況では認証に失敗しやすい
– IDとパスワードが正しいかを確認• コピー&ペースト時などに、余分なスペースが入っていることもある
• IPv6による通信が行えない場合– Windowsやソフトウェアの設定でIPv6の使用をオフにしていないか確認
– ファイアウォールソフトが遮断していないか確認
技術仕様
SSID nuwnet1x
ユーザ名およびパスワード 名古屋大学IDおよびパスワード
認証方式WPA2 Enterprise (IEEE 802.1x)EAP-PEAP (フェーズ2認証 : MSCHAPv2)
暗号化方式 AES
サーバ証明書UPKIオープンドメイン証明書自動発行検証プロジェクトによるもの
ルート証明書 Security Communication RootCA2
端末証明書・ユーザ証明書 使用しない
IPv4アドレスプライベートアドレス (エリアごとに別サブネット)をDHCPにより付与インターネットアクセスはNAPTによる
IPv6アドレスグローバルアドレス (エリアごとに別サブネット)をIPv6 Router Advertisement により付与
DNSサーバ10.72.0.21 (DHCPサーバにより自動設定)IPv6用のDNSは手動による設定が必要