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Title 本邦自殺の男女別
Author(s) 財部, 靜治
Citation 經濟論叢 (1923), 16(5): 801-810
Issue Date 1923-05-01
URL https://doi.org/10.14989/128025
Right
Type Departmental Bulletin Paper
Textversion publisher
Kyoto University
會謬藩鰻鍬 國帝都京
叢
.論藩 鯉i節 巻 グマ→。節
行 腰 日 一 月 五 隼 二 十 正 大
論調
叢
相続
税
の輕濟
政策観
・
階級
に就
いて
:
債値
の類
型
と個
性
・・
勢
激
肚會改浩
哲學及び連帯
思想
・
本邦自殺
の男女
別
・:
:
:
:
時
外㎜
税法
の新改
正を論ず
・
遜明
と國力
・
岨説
苑
水戸烈公
の穀物政策
、・
中
世末期
に於ける村落
の結合
を論ず
・
難駆
錬
炭
鑛勢
働者
の生計
・
簡
易牟均法
に就
いて.
・●法學博士
■文
學博士
:
法
華
土
:
文學博士
.法學博士
神
戸
正
雄
高
田
保
馬
恒
藤
恭
米
田庄太
郎
財
部
静
治
・注學博士
小
川
郷
太
郎
・
・法學博士
山
本
美
越
乃
.一
.法
學
士
本庄
榮治
郎
牧野信
之助
.注學博士
河
田
嗣
郎
・脛濟學士
岡
崎
丈
規
一
本
邦
自
殺
の
男
女
別
'
・財
部
静
治
本邦自殺に閲する官縢統計資料は、二根源に就き之を求め得
べし、
一は即ち戸籍
の愛更に擦れ
る、内閣統計局
の死因統計にして他は警察
の取調
べに係
る自殺統計なり、試みに最近敷
ケ年
に關
する、右両穂高叢
を比較せんか(描
臨
艱
難
購級第三)
警
寮
費
統
計
局
調
査
大
正
五
隼
、莞
七
九、五究
同
六
年
一、】吾
、
九、量四
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七
年
三、六二四
.
古
、6一
同
.
入
牢.
三、四葺..
九、空四
国
九
年
三、 碧
石、奢
看
る可し何れ
の暦年内
にあb
ても
、警察
の材
料
は統計局
の材料
に比
し、人な
る計藪を示す
こご
を
、実
れ自殺を攣死、否
一般
に病
死
εして、報
告
せんεす
るの性向
、自殺者
の近親間
に存す
るは
ホ
外國
に於
ても學
者
の認
む
る所
πり、本
邦に於て前
記二種計敵中
、前者
が後者
に比
し、
概
して約
二
割多
き
に就
き
ても、同様な
る事情
に由
る所砂
からざら
ん、素
よb警察
の材
料ε錐
も、全然誤謬
な
七蓬は、謂ひ兼
阻
べし、
の死者を
臨検
し、普
通
の死た
るや
、非
業
の死た
り又自
殺た
るや
を、判断
論
讐…
本邦白H殺の男女別
第十六巻
(第五號
山八九)
入O「
cfM。st,Bev61kerungswi5senschaft・S. 124・
㌦..
論
叢
本邦自殺の男女別
第十六巻
(第五號
七Q)
入〇二
し兼
ぬるこεあ
るの、
】事
より推す
も、之
を察す
るに足
れり」實
に死
か墜
死叉は他殺
によb惹起
され
しか、或は
自殺
により惹起
されし
かを
、屡
叩
かにし得
ざ
るの事實
により、自殺統計及
そ
の比
ホ
較研究を不確實
なら
し
む
べき
こεは、統計學者
の認む
る所
πり、試
みに比
熱
に關す
る、Q。∩ぎ
田富①↑
》旨鐸
の所
説を引
かん
か、惟
へら
く頓
死を、自
殺
ξ吉
明せ
さるの傾向
は、自殺撒を減
せしむ
るの
結
果
こな
る
べし、假令
は深
淵宣誓陪審
員
は、自
殺を出
家
るだけ
、攣
死
εして了承す
るの傾
向を鮮
明
に示
せb
、從
ひて各
國
に於
ける相殺減
少中
には
、虞ら
くは此仕方
により説明
され得
べきも
のもあ
ら
ん、最大
の誠意を以
て庭
理
せら
るる所
に
て
も、
限界
事例は常
に樹
可なり多
し、
されば錯遜王國
にては、
一入九九年確
謹
され得
べき、
自殺
一、
二二
一以外
に、十
中八九自殺
εす
べき死骸
二五
、
攣
死
か自殺
か將
た犯罪
か、不詳な
るも
の三
九を数
へたり、丁抹
に
ては
限界
事例
一層多
かbき、
こ
は實
に部
分的
には、同
国が海岸
線
の延
長に富
むπ
め、波
弔より岸
に打揚げら
れた
る死骸
、勘
から
ざ
るによ
るも
のなる
べし、即
ち
一八九九
年同国
にては、自殺
四八五憂
死⊥ハ五九録
せら
れしも、後者
中
工
八二は疑は
しかり
き、
されご叉海
に臨.ま
ざる伯林
にあり
ても
、
bゴ8∩醇
によ
るに溺死者
に
つ
のホ
き、同様攣
死た
るか自
殺た
るか、閑
々之
が匠
別の困難
を告
げ
たり
、而
も亦我警察
の材料
は
、實地
検
調
の結果
たり
、,又詳
細
に亘
るも
のあ
るのみ
ならす
、不精
確
なり
εし
ても、大局
の考察
を過
たし
む
るが如
き程
度
に、及
ぶ
こξな
しε信ず
るを以
て罰
以下之
に擦り
研究す
るこεごす
べし。
a
*r.f.Westergaard,TheoriederStatisヒ{k,S.194.
一x-rtcf.Schnapper-Arndt,Sozialstatistik ・SS.577,578・
■
第三十五回及第三十九回国勢
一斑大正十
二年時事年鑑によるに、本邦
(道府縣三眠ル)自殺の男女
別、近年の状況は次の如し
「
明治四
+四([み一こ年
回 同 同 同 大 同 同 同 大正 正
九 八 七.六 五 四 三 二 元
〔((((((〔(
湘 湘 乃 知 力 知 力 八 九
己デ ヵ,!、 →ゴ7』;E四E二 二 トノ ウ コへ
年 年 年 年 年 年 年 年 年
男 一
譲醒
箋
㌣
四量
ゼ、.四叉
昌
上表に
よるに自殺男
女
の比は、約六
野四な
り、
二
九〇四)年
の材料
によれる研究
に
あり
ても、
齊
しく示
さるる所
πり。
右
の事實
に關…聯
し、直ち
に二疑
問は惹起
さ
れ得
べし、自殺老中男敷
は何虚
にても、女数
に超
過
す
べきかεす
るは
その
一なり、超過す
べし
εし
ても、本
辞の超
過割合を、外
国
の材
料
ε比較す
る
際
、そ
の優
劣如
何
にあb。
論
叢
本邦自殺の男女別
第+六巻
(第五號
七一)
八〇三
女 一
藝
嚢
㌔
その割合たる明治二十コ
、
一(一八九Q)年乃至=一十七
其丈聰普賢際統計畢589頁 参照
」
¶
論
叢
本邦自殺の男女別
第千六巻
(第五號
七二)
入〇四
布二間研究
の目的
上、諸
国材料
に
つき、先
づ人
口中男
千
に付自殺男藪幾
何
か、叉女手
に付
自殺
女数幾
何
か.を問
ひ、
そ
の結
果を比較す
るこざ
ξせば、
一層精
確な
る
べきも、今姑らく簡
易な
る方
法
εして、實礫
土屡採用
せら
るる所
に則り、
柳
か研究材料
を引
かんか、自殺
女千
に付自
殺男
藪は
孜の如
し。
伊 濁 佛 懊 欧 露 英 日
洲太 蘭 地酉
利 透 酉 利 斑 亜 蘭 本
ヨ鎚
「*
一一ヨ
ル
一、六豊
一「、空
五
三』
聖
王、六吾
冒皿、盗
0
昌、六六三
昌
六望
四、三二
蜜
O閉
の一一一*
ニ
ヨ
ル
一「、(さ
託、念
(
四、五突
具、六盗
四δ
OO
看
る可し自殺男
数
か、自殺
女数
に超過す
る
は、諸國通有
の事實
π
るを
、惟
ふに
O耳貯
σq窪
がそ
の理由
εし
て、
(1
)男
子は職業
に営
るがた
め
に、.絶望
の淵
に臨
む
の、誘惑及
縁由
に
富
む
こ
ご、
〔2
)家族
を養
ふの責任を
有す
るこご、(3
)世
に慮
し
て欝圖す
るの要
あ
るこビ、(4
)自己
の世界襯
を猫力
にて養
ひ、叉之
を批
劉的
に延
ばす
の、必要
及義務
を有す
るこεを擧げ
、是等理由あ
るがだ
Cit. inSchn乱pper-Arndt,op,cit.S.582.
めにかの固有忽耐力辛抱力を有し、風習に泥
つみ、家事の狭き範園内
に於て、行動す
べき婦人に
比し、膨たしき男子をして自殺せしむ
べし
ごせるのみならす、〔5)婦人は自殺
の決心を貫くに、
を
必要な
る勇気
謄力を、備
へざ
るこ蓬珍
し
からす
ε説
け
るは、相懸
の輿
理を含
める立
言
た
ら
ん、
叉
自署o.しり量子
が男
子は責
任重
くし
て.配慮
す
る所多
く、叉
爾氣
に富み、
一散泥土
に塗
るるも、
容易
に屈折す
るを徴せす、淫佚
及無謀
の行
動
に出
て易
く、且又原則
こして勇
氣
柔富
むの諸
事情
を
みヰ
擧
げ
.自殺
が男
子
に多
きは敢な
きに非
ず
ε、説
け
るも亦同様
に評論す
るを得
ん、而
も亦
かかる普
遍的
一般論
に甘
んせす
、事實
に卸
し
て因果
の關
係
を、
尋ねん
ざす
るの趣旨
よりせ
んか、自殺
現象
に
っき
一層仔細
に、年齢別
、季節
別、都鄙
別等
の、研
究を
遂ぐる
により、得
る所
寧
ろ多
かる
べき
ノ
こεを、注意
し得
へき
のみならす、藪
に先
づ着
眼
さるるの要
あるは、男自殺数
超過
の割合
が前
表
にも示
さるる加〃く、國
によb地方
によb、相違
を
窺は
しむ
る黙
にあり。
欧洲
諸國
の例
による
に、男自
殺数
は絶対
嶽比
較
上、.女自殺藪
の三乃至
四叉は五
倍
に達す
(濁逸帝
ネヰ
圃にてば、一九〇一乃至八年中、男自殺百恥付文自殺二人、三な↓
而
も亦
右
の不同圏内
に於け
る.欧洲諸国問
の
.
相違
も、軽視す
るを得す
殉Φ藍ゆ9
の研究
によ
るに、女自殺
の割合最
も尠
きは瑞士
にして、即
ち女
自殺
一に付、男自殺
五、八な
り、白
耳義
、巴
丁、う
ゆる
てむ
べるひ及芬蘭
に於
ても
、そ
の割合は婦
人
のため、可な
り有
利
にし
て、・即ち
一甥五
の割合なり
、普漏
西、巴威
里及丁抹
に移れば
、その割
備
叢
本那自殺の男女別
第十弐巻
(第五號
七三)
入O玉
cf,Ottingen.op.cit,5.770・
sacf .Mayo-Smith,StatisticsandSociology,P.247,
苦縣cf,Haushofer,Statistik.2.Aufl.3.475;Mayo-Smith,op.cit,;Elster ,Wdrter
buchderVolkswirt5chaft,3.nun.II.5.786iM.asaryk,DerSelbstmord,81,
S.23.
噸
論
叢.
本邦自警
男女別
第+六巻
第五號
七里
入〇六
合既
に
一封四な
り、
更
に
一歩を進
め、婦人を稼
ぎ仕事
に、引入
るる
こε多
き諸國諸地
方、假令ぱ
、普漏
西
の首府
、佛蘭
西、填
地利
、伊
太利、錯遜
、瑞
典、諾威
にめb
ては、女自殺
の割
合
一層
多.
<
、即
ち男自殺
に比
し、
一樹
三乃至三
、五の割
合
を示す
、就中伯林
は女
自殺
の割
合最も高
く、
一封
二、入
の女封男自殺
比を
示す
、こは女子
が螢
利叉
は勢働
に、加
はるこε鯨
り
に多く
、
かく
て男
子
ぜ
殆んご同
一な
る諸候
件
に、曝
さるをによるも
の陀
るや
、明
かなり
εせり。説
の常
香は
兎も角
、自
殺
に及ぼす
婦人職業
の影
響
を、'力
説
せんεす
るも
のな
るが、
弦
に尚附
言㌻
べきは
、
自殺を以
て
犯罪
εして取
扱ひ、
從
ひて
表面
の自殺統
計
力敷
に、
多く
の疑
問を捕ま
るる、
英蘭自
殺中婦人割
合
に多く、
(前記の衷参照、客選。、。。量子にょうに天
九
一年、英蘭の自殺男
一、八六三女六二〇、從ひて三封
一の割合なり)
しn。ぎぞ℃臼〉田舞
これを親
し、そは虞ら
く
は英
國婦
人の、解放
せら
るるこε、多
き
によ
るものな
る
べし
εせ
るこざな
り。
、本邦自殺
に於け
る、婦人
の割合高
き
こご、欧洲
諸国
の比
にあらす、
(揃躍娠鞍帽ザ澗醐珊朝野鴨糠級姪
無断難肝甑
嚇弥奪
越
私翫髄籟
も講
難
盤紫野
狛蝶謝課の)之・つきては、
本
邦人
口男女
別上、欧洲諸
国
に反し、男敬
超過
を示す
こε、多少
の關係
あ
る
べしど難も
、自殺女
歎
の筒き割合
、鰍洲諸国
に比
し、蘇り
に甚
しも相違
す
る
こεを考
ふ
るご
きは、之
のみ
により説
明す
るに足らす
、別
に有力
な
る特殊
原因あ
るこ`を
、推測
せし
めす
んば非す
、実
れ本邦
婦人界
に
あり
f.ioRost,DerSelbstmord,10S.SS.25,26.
■
、
ては、十有
飴年前
の近
時
に至
る迄も
、
「出
てま
してか
へbます日
のな
しごきく、今日
の御幸
に逢
ふぞ
かな
しき」
ε諒し
つつ、君
に殉し夫
に殉
せ
し
山烈婦を生
じ、叉そ
の青身を
殺し
て、孝
遺文貞節
を守り
し、袈裟御
前
の事蹟
は、今猶
女訓
の激材
に、加
へら
れ
つつあり
、高
き本邦
自殺女敷
の裡面
には
、婦女界道
徳上歯
來推粥
せら
れだ
る、是等
特殊人
格の猷波を
、宿す
こご全く
なし
`す
べきか
.
否寧
ろその計数
は、本邦
婦人
の解放運動
、未
だ充
分に現實
されす
、婦人
の肚
會的地
位、著
しく劣
れるこεを示す
の、徴
ゼす
べきも
のぽ
るか、
兎も角材料
は些
々だる
一計敷
に外なら
ざ
るも、肚
會
Y-0理
、砒會
倫理
の研究
家、文學音
叉藪
育家
に
より
、種
々の疑問
は之を中心
ビして、獲
せら
るるの
外
な
かる
べきを想
ふ。
自
殺特
にその動
機
に關す
る、深
き.心理的研
究
は、個
別標本詳
査
の方法
によ・Dても、有益
な
る結
果を毒
得
べし、
(詑
論
遡
興
駿
碧轟
蓑
評劉嘔西.一.。、5.』.-)
而も亦右高き自婁
敷の、事
實
解羅
に
っきては、自殺原
因別統
計
の示す所
によ削、着
想を得
せしむるも
の尠
きに非す
、自殺因
由
に關す
る警察
の統計
にも、不確實を伴
ふ
べきは
、
一般自殺統
計
に於
け
るε異らず、否
之
に比
し
.
一層不確實
な
る
べきこεを、信
せ
しむ
べき事由あ
b、特
に目相互間
の雇別、判然
明確
な
るやを疑
は
しむ
るも、今之
が詳
論を避
け、大局
に亘り
てのみ考察す
るこε
,しし、明治四十
四年乃
至大正九
年の、+ヶ芒
つ薯
因由別を察せんか(濃
耀
、出所前)その中ほ
、男女異
通して強画
素
論
叢
本邦自殺の男女別
第+六巻
(第五號
五玉)
八Q七
通 頁8亘o頁1こ 続 くo
,
■
論…一叢
本邦自殺
の男女別
第十六巻
(第五號.
七六)
入Q入
r
因精
沸
病歴
由
麓
身。否
由{
装
喜
慮{
身讐
不具{
迷
風娚
苦{娚
世{娚
憂{娚娚娚娚
信{娚
鍔無難
{娚
鰭
の困窮怪
{娚
糠
簾の損隻
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後悔叉に慚愧{娚簾
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附表
自
殺者因由別統計
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治
四四年
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[、(五 「
}-垂(
葺六一四
三(耳
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兆二窒査
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拓一薯一八
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二 二
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二、口宍六
一三八六
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一δ四七
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、
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論
叢
本邦自殺の男女別
第十六巻
〔第
五號
、七七)
入〇九
訟細
叢.
本邦自殺の男寺内別
儀川十山ハ巻
(第五號
七八)
入
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に割合
に
強く働
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に働寒
きもの、.並に女舌
割合
に強く働く
べきものの、二種あ.るを看取せしむ、本邦自殺女敷高き理由につきては、素より自殺
因由
εして、重きをなせる、精
帥錯鑑、病苦、厭世の三者にっき、女子の割合高きこピをも、考
慮す
るの要あるや謂ふ迄もなし、されご叉之が理由闡
明の目的上、特別の注意が右四種別因由中、
後の二種
罵屡するもの、.特
に情死その他懸愛關係
によるもの、並
に本邦家族生活に於け
る、婦人
道徳
の長所及短所を、窺はしむ
るが如く思はるるものに、挫
かるるの要あるを想
ふ、吾人は興味
ある諸論旨が、その中より抽出
され得
べきを信ず
る者なり、特に自殺諭の著作により有名なる肚
會學者
∪霞匹Φぎ
並にその説に倣ひし
園oω・。が、蟄固
にして永続す
べき諸束帯を以て、自殺を防
.
ぐの
一保障税し、特に親睦なる家族生活は、自殺を防ぐの
一量唖陀b、そは之がため個人利害關
係の焦熱を、自己
一身の諸経験及運命より、家族群の諸脛駿及運命に移すによりて黙り、自己の
、生命に…封ず
る自己の態度は、自己の泥め貴きものにより決せらるるよりも、子供等にεb貴
しε
す
べき叡のにより、決せら
るるこざ、多きに至り、叉藪に配慮す
る結果、然らずば生き永らうの
甲斐なしεして、棄
つべかりし命をも、続けんどするの強味を授けら
るεせるの趣旨も、右の材
料によb裏書さるオ考
ふる者なりご錐も、立入リセる諸評論を試むるが如き、輕學は今之を避け
軍
に右の事實を指摘す
るに止め、世の思想家、風致論者乃至所謂性學者等の、参考に供せん`欲
す。
(完
)
砦c£E.A.Ross,ThePrinciplesofSociology、120.p.104.
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