−142−2019 年度　夏期スクーリングの手引

講座内容（シラバス） ※2019年度より授業計画が全15回で表記されておりますが，授業時間や授業日程は各スクーリングの開講講座表の記載通りとなります。

E-mail を送るときは，必ず件名欄に「日本大学通信教育部」「学生番号」および「氏名」を記入のこと。例：「日本大学通信教育部 22183999　日大通子」※授業相談（連絡先）に記載のない講座においては，授業終了後に質問を受け付けます。注意

◆授業概要　藤原定家撰の「小倉百人一首」をテキストとして各自一首ずつ好きな和歌を選び，事前送付資料を基に各自事前に調査をし発表資料を作成し，順番に口頭発表を行いその後質疑をする。

◆学修到達目標　「小倉百人一首」を教材として，平安～鎌倉時代の様々なタイプの和歌について学び，平安時代に風習や恋愛事情，歴史的出来事との関係など，古典文学を学ぶ上での基礎知識を修得すると共に，口頭発表の方法を習得することを目標とする。

◆授業方法　事前送付の資料に基づき演習開始前に各自で発表資料を作成しておき，口頭発表し各自質疑を行う。参加人数によって一日の発表者数は異なる。どうしても人前で発表ができない人は事前に申し出ること。

◆授業計画〔各90分〕

１回授業内容 ガイダンス事前学修 事前配布資料を熟読し元に発表資料を作成する事後学修 ガイダンス内容を確認する

２回授業内容 講義，小倉百人一首の成立事前学修 テキストを熟読する事後学修 講義内容をノートする　資料の準備

３回授業内容 講義　藤原定家の問題　発表順を決める（原則名簿順）事前学修 テキストを読み前回の講義内容を確認する事後学修 講義内容をノートする　自分の発表資料の準備

４回授業内容 口頭発表にむけて準備をする事前学修 自分の資料を人数分コピーする事後学修 自分の発表内容を確認する

５回授業内容 口頭発表１　他の人の発表の仕方を見ておく事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく事後学修 自分の発表の参考になることを確認する

６回授業内容 口頭発表２　人の発表からも学ぼう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく　何が問題かを知る事後学修 人の発表から発表の仕方を確認しよう

７回授業内容 口頭発表３　質問事項を考えておこう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく　自分でも質問を考える事後学修 基本的な調査事項を確認しよう

８回授業内容 口頭発表４　自分でも質問してみよう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく　事後学修 新しい発見があったか振り返ろう

９回授業内容 口頭発表５　人の意見を聞いてみよう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく　自分ならこう考えるということ事後学修 自分の考え方を学問的にしていこう

10回授業内容 口頭発表６　自分の考えを述べてみよう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく事後学修 自分の資料と人の資料を比較してみよう

11回授業内容 口頭発表７　人の発表からも学ぼう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく事後学修 研究上の注意点を確認しよう

12回授業内容 口頭発表８　自分の知識を確認しよう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく事後学修 いろいろな人の考えを知り参考にしよう

13回授業内容 口頭発表９　これまで学んだことを質問に盛り込もう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく事後学修 自分の修得した知識を確認しよう

14回授業内容 口頭発表10　自分の考え方を確認しよう事前学修 本日の発表についてテキスト等で確認しておく事後学修 演習の最初と自分の研究態度が変わったか確認しよう

15回授業内容 演習のまとめと修得事項の確認事前学修 これまでの発表を振り返り自分の知識と修得したことを確認する事後学修 発表資料をファイルし，質疑を振り返り内容を再度確認する

◆教科書　丸沼『百人一首』　有吉保　講談社学術文庫　1,533円（税込）（送料300円）◆参考書　丸沼『百人一首』　島津忠夫　角川ソフィア文庫　691円（税込）（送料215円）◆成績評価基準　口頭発表の内容（60％）と質疑への積極的な参加度（40％）を総合的に判断する。◆授業相談（連絡先）：フジヒラをアルファベット小文字＋@chs.nihon-u.ac.jp 件名に通信教育部夏期スクと入れて下さい。添付

ファイルは付けないこと。質問事項は具体的に。

〔国文学演習Ⅰ～Ⅵ〕 藤平　泉

講座内容（シラバス）� ※ �2019年度より授業計画が全15回で表記されておりますが，授業時間や授業日程は各スクーリングの開講講座表の記載通りとなります。

E-mail を送るときは，必ず件名欄に「日本大学通信教育部」「学生番号」および「氏名」を記入のこと。例：「日本大学通信教育部　22183999　日大通子」※授業相談（連絡先）に記載のない講座においては，授業終了後に質問を受け付けます。注意

◆授業概要　アメリカの建国から20世紀までのアメリカ文学の流れを学び，各作家の特徴を理解できるようになる。◆学修到達目標　テキストを最初から読んで行きます。文法構造を把握して，英文がしっかり読めることが前提となります。映像資料を活用などして米文学史の全体的な流れを把握します。村上春樹の新訳のフィッツジェラルドの『華麗なるギャツビー』のDVDなど事前に見ておけば良い。28章のヘミングウェイまでは行きたい。

◆授業方法　予習テストと予習ノート検査（教科書の書き込みだけでは不可）をする場合がある。テキストの英文を手書きでノートに写す。手書き以外は不可。なるべく多く予習してもらいたいが理想として28章まで予習。40人すべて予習をしてもよい。和訳を付ける。テキストの最後に参考文献があるので予習の参考にする。抜き打ちの実力テストをやる場合があるので辞書必携。試験は持ち込み無し。毎回テキストを間違う学生がいるので注意。薄手のテキスト。

◆授業計画〔各90分〕

１回授業内容 映像資料，アメリカ先住民の文学およびジョン・スミス事前学修 『アメリカ・インディアンの詩』（1977年）�（中公新書）金関寿夫著参照事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

２回授業内容 映像資料，『プリマス植民地』のブラッドフォードとアメリカ最初の詩人のブラッドストリート事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

３回授業内容 映像資料，「大いなる目覚め」のエドワーズと「ヤンキーズム」のフランクリン事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

４回授業内容 映像資料，ゴシック小説の先駆者のブロックデン・ブラウンと「リップ・ヴァン・ウィンクル」のアーヴィング事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。アーヴィングの映画『スリーピー・ホロウ』を見ておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

５回授業内容 映像資料，歴史ロマンスのクーパーとロマン派の詩人ブライアント事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。クーパーの映画『モヒカン族の最後』を見ておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

６回授業内容 映像資料，怪奇・推理小説のポウと「超絶主義」のエマーソン事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。ポウの怪奇短編映画『世にも奇妙な物語』などを見ておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

７回授業内容 映像資料，『ウォールデン』のソローとピューリタニズム批判のホーソン事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。ホーソンの映画『緋文字』を見ておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

８回授業内容 映像資料，『白鯨』のメルヴィルと米代表詩人のホイットマン事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。映画『白鯨』を見ておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

９回授業内容 映像資料，孤独な心境を詠ったディッキンソとリアリズムのトウェイン事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

10回授業内容 映像資料，心理主義のジェイムズと自然主義のクレイン事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。ジェイムズの映画『ある貴婦人の肖像』を見ておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

11回授業内容 映像資料，環境決定論のドライサーとシカゴ・グループのサンドバーグ事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。ドライサーの映画テキスト『陽の当たる場所』を見ておく。47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

12回授業内容 映像資料，深層心理のアンダソンと自然を詠ったフロスト事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

13回授業内容 映像資料，ハーレム・ルネッサンスのヒューズと『パターソン』のウィリアムズ事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

14回

授業内容 映像資料，『偉大なギャツビー』のフィツジェラルドとノーベル賞作家ヘミングウェイ

事前学修 英文の自分なりの和訳をしておく。映画『偉大なギャツビー』を見ておく。ヘミングウェイの映画『老人と海』など見ておく。テキスト47ページの文献にあたっておく。

事後学修 講義での英文の和訳と予習の和訳を比べて間違いを確認。

15回授業内容 アメリカ文学史の全体的まとめと試験事前学修 講義の復習。正しい和訳と小論文の準備。事後学修 アメリカ文学史の全体的な復習。

◆教科書　丸沼  �セメスターシリーズ『An�Outline�of�American�Literature（アメリカ文学概観）』　井上謙治編著　南雲堂全48ページの薄いテキスト　1,296円（税込）（送料215円）

◆参考書　テキスト47ページ参照。中型辞書を持ってくること。通材  『アメリカ文学史　N30200』　通信教育教材（教材コード000536）3,300円（送料込）

〈この教材は市販の『アメリカ小説入門』井上謙治著（研究社）と同一です。〉『アメリカ小説入門』　井上謙治著　研究社　1995年〈この本は講義では使いません。図書館で参照。〉『講義�アメリカ文学史�全３巻』　渡辺利雄著　研究社　2007年〈この本は講義では使いません。図書館で参照。〉

◆成績評価基準　小テスト，試験などによる総合評価。手書きノート検査あり。必ず手書き。テキスト間違いや不携帯は不可。試験はテキストの和訳（テキスト全体からだと分量が多いので，講義中に指定する限定個所の和訳）と小論文（和訳がある程度できないと，小論文がいくらできても不可とする）。試験用紙裏面すべてに小論文を当てる。1,000�字以上書くこと。試験時間は�100�分ほどの予定。小論文タイトルは「ポウとホーソンのふたりの特徴と作品を論じる」。この２作家以外のことを書いてはいけない。書き方として全体論でも作品論でもよい。全体論は上の参考書の『アメリカ小説入門』にあるような２作家の全体的特徴と複数の代表作の説明を�1,000�字以上使い，浅く広く書くものである。作品論は二人の作品からひとつずつ選び（短編でも長編でもよい），例えばポウの短編「ウィリアム・ウィルソン」とホーソンの『緋文字』の２冊に集中して深く論ずるものである（500�字以上ずつ合計�1,000�字以上）。どちらの論じ方でもよい。事前にまとめておくこと。辞書やノートなどの持ち込みなし。２作家の作品名や登場人物名は日本語でよい。作品名はヒントとして試験の問題文に印刷しておく。皆出席すること。

〔アメリカ文学史〕�

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