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©2017 Scaled Agile, Inc. All rights reserved. | www.scaledagileframework.com 1 SAFe ® 4.0 用語集 Scaled Agile Framework ® 用語と定義 日本語 提供元: バージョン 4.0.2

SAFe 4.0 用語集 - Scaled agile framework...Implementing 1-2-3は、SAFe導入のための実証済みの成功パターンであり、次の3つの基本ステップについ て説明したものです。1)リーンアジャイル変革エージェントの研修、2)役員、マネージャー、リーダーの研修、3)チ

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Page 1: SAFe 4.0 用語集 - Scaled agile framework...Implementing 1-2-3は、SAFe導入のための実証済みの成功パターンであり、次の3つの基本ステップについ て説明したものです。1)リーンアジャイル変革エージェントの研修、2)役員、マネージャー、リーダーの研修、3)チ

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SAFe® 4.0 用語集

Scaled Agile Framework®用語と定義 日本語

提供元:

バージョン 4.0.2

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Agile Architecture Agile Architecture とは、新しいビジネス機能を実装する際にシステムの設計とアーキテクチャーを進歩させる価

値観とプラクティスのセットのことです。

Agile Release Train Agile Release Train(ART)は、アジャイルチームの中でも長期にわたって存続しているチームです。ART は、

他の利害関係者とともに、program increment の時間枠内で一定数の iteration を使用して、ソリューション

の開発および提供を行います。ART は、各チームを共通のビジネスや技術上の使命とベクトルを合わせる役割

を果たします。

Agile Team Agile Team は、3~9 人の専任の個人コントリビューターからなるグループです。これらのコントリビューターは、反

復における高品質の価値のインクリメントを定義、構築、テストするのに必要な役割をすべて網羅します。

Architectural Runway Architectural Runway は、過大な遅延や再設計を伴うことなく優先度の高い短期的な feature を実装するう

えで必要となる、既存のコード、コンポーネント、技術インフラで構成されます。

Budget 「Lean-Agile Budgeting」を参照してください。

Built-in Quality Built-in Quality プラクティスにより、各ソリューション要素は、開発期間全体にわたってインクリメントのたびに適

切な品質基準を満たすようになります。

Business Epic 「Epic」を参照してください。

Business Owner Business Owner とは、Agile Release Train(ART)によって開発される solution について、技術面、使用

適合性、ガバナンス、費用対効果(ROI)での主要な責任を負う利害関係者の少人数グループのことです。

ART の主要な利害関係者であり、特定のイベントに積極的に参加します。

Capability Capability は、高レベルの solution の振る舞いであり、通常は複数の Agile Release Train(ART)にまたが

って行われます。1 つの program increment 内に収まるように、規模の設定と分割が行われる場合がありま

す。

CapEx and OpEx 資本経費(CapEx)と運用コスト(OpEx)は、価値のストリーム予算における資本経費(CapEx)と運用コスト

(OpEx)を追跡管理するためのリーンアジャイルな財務プラクティスを説明したものです。CapEx には、ソフトウェ

ア、知的財産、特許などの無形資産の開発に関連した労務費の資産計上項目が含まれる場合もあります。

Community of Practice Community of Practice(CoP)は、特定の技術分野またはビジネス分野で共通の関心事項を持つ人々のグ

ループです。このグループは情報の共有、スキルとパフォーマンスの向上、各分野の全般的な知識の発展のため

に定期的に連携します。

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Continuous Integration Continuous Integration は、チームメンバーが作業の統合と検証を絶えず行う built-in quality プラクティスで

す。問題と欠陥をすばやく特定する、自動化されたビルド&テスト環境が使用されます。

Coordination 「Value Stream Coordination」を参照してください。

Core Value Core Value は、SAFe が有効であるために欠かせない観念や信念を定義するものであり、ベクトル合わせ、

built-in quality、透明性、プログラムの実行がそれに該当します。

Customer Customer とは、value stream の成果物の消費者を指します。顧客は、アジャイル開発プロセスと価値のストリ

ームに不可欠な要素です。

Develop on Cadence Develop on Cadence は、重要なイベントと作業を定期的で予測可能なスケジュールに基づいて行うことによ

り、ソリューション開発に固有のバラツキを管理するための戦略です。

DevOps DevOps とは、solution の開発、テスト、導入、維持に必要とされる全プロフェッショナル間のコミュニケーションと

連携、緊密な協力を促進する、考え方、文化、技術プラクティスのことです。

Economic Framework Economic Framework とは、関係者全員を使命の財務目標にベクトル合わせをする決定ルールのセットであ

り、経済的トレードオフのパラメーターを定義し、program portfolio management によって提供される予算内

で業務が行われることを保証します。

Enabler Enabler は、将来のビジネス機能をサポートするために必要な調査活動、インフラストラクチャーおよびアーキテク

チャー開発活動を促進します。Enabler はバックログから生じ、フレームワークのあらゆるレベルに登場して、

enabler portfolio epic、enabler capability、enabler feature、enabler story などと称されます。

Enterprise Enterprise とは、ポートフォリオを構成するすべての開発 value streams に関して、戦略、信託、ガバナンス面

の 高権威を有する事業体を指します。

Enterprise Architect Enterprise Architect は、適応的な設計およびエンジニアリングプラクティスを促進し、ポートフォリオの戦略的な

アーキテクチャーに関する取り組みを推進します。Enterprise Architect は、アイデア、コンポーネント、実証済み

パターンのソリューション間での再利用を促進します。

Epic Epic は、一般的に複数の value stream と ART に影響を与える重要な取り組みです。Epic を実施する前

に、軽量ビジネス企画を使用した分析を行い、財務的な承認を得ておく必要があります。epic には business epic と enabler epic の 2 種類があり、portfolio、value stream、program level で登場する可能性がありま

す。

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Epic Owner Epic Owner は、portfolio kanban システムを使用したポートフォリオ epic の調整を担当します。ビジネス企画

を開発し、それが承認されたら、選択された Agile Release Train(ART)の主要利害関係者と直接連携し

て、ビジネス企画の実現を支援します。

Feature Feature とは、システムに用意されたサービスのことであり、利害関係者のニーズを満たし、1 つの ART によって

提供することができます。各 feature は、恩恵と受け入れ基準の記述を含み、program increment 内に収ま

る規模に設定されます。

Implementing 1-2-3 Implementing 1-2-3 は、SAFe 導入のための実証済みの成功パターンであり、次の 3 つの基本ステップについ

て説明したものです。1)リーンアジャイル変革エージェントの研修、2)役員、マネージャー、リーダーの研修、3)チ

ームの研修と Agile Release Train(ART)の導入。

Innovation and Planning Iteration Innovation and Planning Iteration は PI のたびに発生し、複数の目的に適合します。PI の目的を果たすた

めの見積もりバッファーの役割を果たすほか、イノベーション、継続教育、PI 計画、Inspect and Adapt(I&A)な

どのイベントに専用の時間も提供します。

Inspect and Adapt Inspect and Adapt(I&A)は、各 Program Increment(PI)の 後に行われる重要なイベントであり、

solution の現在の状態がデモおよび評価されます。チームは、構造化された問題解決ワークショップを開いて、

評価結果を考察し、改善バックログ項目を特定します。

Iteration Execution Iteration Execution とは、Agile team が iteration の時間枠全体にわたって作業を管理した結果、高品質で

テスト済みの動作するシステムのインクリメントを生み出すことです。各 iteration は、iteration の計画、目標へ

の確約、実行、主要利害関係者への作業内容のデモ、振り返りミーティングの開催という標準パターンに従いま

す。

Iteration Goal Iteration Goal は、チームと Product Owner が反復で達成することに同意しているビジネス目標と技術目標の

高いレベルの要約です。チーム内およびチームの利害関係者とのコミュニケーションメカニズムとしての役割を果た

し、PI 目標との整合性を確保するために役立ちます。

Iteration Planning Iteration Planning は、次の iteration の際にどの程度の team backlog の実現を確約できるかを全チームメ

ンバーが決定するイベントです。チームは、確約した iteration goal のセットとして開発内容を要約します。

Iteration Retrospective Iteration Retrospective は、チームメンバーが iteration の結果について話し合い、プラクティスをレビューして、

改善の方法を特定するためのミーティングです。

Iteration Iteration は一定の長さの標準の時間枠であり、チームはこの枠の中で、テスト済みの稼働ソフトウェア/システム

を提供するかたちでインクリメンタルな価値をもたらします。Iteration の長さは 1~3 週間の間で設定でき、推奨

期間である 2 週間が も一般的に使用されます。

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Lean-Agile Budgeting Lean-Agile Budgeting とは、value stream に資金と能力を与えるプラクティス集であり、動作するシステムの

客観的評価と動的な予算調整を行うことにより、財務と使用適合性の面でのガバナンスを維持します。

Lean-Agile Leader Lean-Agile Leader は、SAFe の採用を成功させることとその結果に責任を負う生涯を通じた学習者です。

SAFe のリーンアジャイル原則/プラクティスを学習、実践、教授、指導することによって、チームがより良いシステム

を構築できるよう支援します。

Lean-Agile Mindset Lean-Agile Mindset は、アジャイル宣言とリーン思考の概念を組み合わせたものであり、SAFe principle/プラ

クティスの基礎となります。

Metrics Metrics は、organization が SAFe の採用をどの程度効果的に行い、portfolio、value stream、program、

および team level でビジネス目標と技術目標の達成に向かってどの程度進捗しているかを評価する、合意に

基づく指標です。

Milestone Milestone は、特定の目標またはイベントに対する進捗状況を追跡管理するために使用されます。SAFe の

milestone には、固定日付 milestone、program increment milestone、学習 milestone の 3 種類があり

ます。

Model-Based Systems Engineering Model-Based Systems Engineering(MBSE)は、システムの定義と設計に使用される、さまざまな関連シス

テムモデルの開発に重点を置いた手法です。モデルを使用すると、システムのさまざまな側面の探求、更新、利

害関係者への伝達を効率的に行えると同時に、従来のドキュメントに対する依存度を大幅に軽減または排除

できます。

Nonfunctional Requirement Non-functional Requirement(NFR)は、セキュリティ、信頼性、性能、保守性、拡張性、ユーザビリティなど

のシステム属性を定義し、さまざまな backlog にまたがるシステムの設計に対する制約または制限の役割を果た

します。

Program Increment Planning Agile Release Train(ART)の心臓部としての役割を果たす Program Increment(PI)planning は、ARTの全チームを共通の目標にベクトル合わせし、一定のリズムに基づき顔を突き合わせて行う計画イベントです。

Portfolio Backlog Portfolio Backlog は、portfolio kanban システムを通じて実装の承認を受けた epic の優先順位付きリストで

す。

Portfolio Business Epic Portfolio Business Epic は、往々にして複数の value stream にまたがり、実現のために複数の program increment を必要とする、大規模なビジネス上の取り組みです。

Portfolio Kanban Portfolio Kanban とは、portfolio epic の分析と優先順位付け、およびアイデアの創出から実現、完成に至る

までのフローを可視化して管理する手法です。

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Portfolio Level Portfolio Level には、ポートフォリオの戦略的意図を果たすために必要な役割、成果物、プロセスが含まれてお

り、solution を構築する人員やその他のリソースのための value stream と予算を定義します。

Pre- and Post-PI Planning Pre- and Post-PI(Program Increment)計画ミーティングは、大規模な value stream における複数の

Agile Release Train(ART)および supplier を対象とした、PI planning の準備およびフォローアップのために

実施されます。

Product Management Product Management は、program level とバックログの内容の決定者であり、customer ニーズの特定、

feature の優先順位付け、プログラムの vision と roadmap の開発を担当します。

Product Owner Product Owner は、team level の内容の決定者であり、team backlog、story の優先順位付けと受け入

れ、アジャイルチームに対する customer の代理を担当します。

Program Backlog Program Backlog は、ユーザーニーズを満たし、ビジネス上の恩恵をもたらすよう設計された feature の優先順

位付きリストです。このリストには、architectural runway の構築に必要なイネイブラーfeature も含まれます。

Program Epic Program Epic は、実施前に軽量なビジネス企画を使用した分析を行い、財務的な承認を得ておく必要のあ

る、重要な取り組みです。この取り組みのスコープは、1 つの Agile Release Train(ART)に制限されており、

開発するために複数の Program Increment を要する場合があります。

Program Increment Program Increment(PI)とは、Agile Release Train(ART)がテスト済みで動作するソフトウェア/システムの

形式でインクリメンタルな価値をもたらす時間枠のことです。PI の一般的な長さは、8~12 週間です。PI の も

一般的なパターンは、4 回の開発 iteration に続いて、Innovation and Planning(IP)iteration を 1 回行うこ

とです。

Program Kanban Program Kanban は、1 つの Agile Release Train(ART)の program epic と feature について、分析と優

先順位付けに加え、アイデアの創出から完成までのフローを可視化し、管理する手法です。

Program Level Program Level には、Agile Release Train(ART)を介して solutions を継続的に提供するために必要な役

割と作業が含まれています。

Program Increment Objective Program Increment(PI) Objective は、特定の Agile Release Train(ART)に関する全チームの PI objective を統合して要約したものです。利害関係者に計画を伝達し、program increment の ART の達成

状況を測定するために使用されます。

Program Portfolio Management Program Portfolio Management(PPM)は、ポートフォリオの 高決定権限を持つ個人を含んだ役割であ

り、戦略、資金の割り当て、一般的なプログラム管理要素、ポートフォリオガバナンスを担当します。

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Release Release とは、全面的にテスト/妥当性確認が行われた、動作し価値のある solution インクリメントの非公開ま

たは公開での提供のことです。

Release Any Time Release Any Time とは、Agile Release Train(ART)によって開発のリズムを solution リリースサイクルから

分離するプラクティスのことです。適切な技術的ガバナンスおよびビジネスガバナンスの範囲内で、ART はいつで

も必要なものをリリースできます。

Release Management Release Management は、release のステータスを利害関係者に伝達し、solution が関連性のある品質基

準とガバナンス基準を満たしていることを確認して、release のための 終許可を与える役割です。

Release Train Engineer Release Train Engineer(RTE)は、Agile Release Train(ART)の奉仕型リーダー兼コーチであり、ART の

プロセス、イベント、実行を促進します。RTE は、障害をエスカレーションし、リスクの管理、価値の実現、継続的

改善を支援します。

Roadmap Roadmap は、一定の時間軸にわたって計画されている納品物を示す、イベントと milestone の予定表です。

計画された PI の確約を含み、今後の PI について予想されている成果物を可視化します。

SAFe Principle SAFe Principle は、効果的な役割とプラクティス、SAFe 実装の成功の原動力となる、9 つの中心的な信念、

原理、経済的根拠を定義します。

Scrum Master Scrum Master は、アジャイルチームの奉仕型リーダー兼コーチです。スクラム、エクストリームプログラミング、カン

バン、SAFe についてチームの教育を支援し、プロセスの順守を徹底します。また、障害の排除を支援するほか、

ハイパフォーマンスチームの原動力、継続的フロー、弛まぬ改善のための環境を醸成します。

ScrumXP ScrumXP は、機能横断的で自己組織的なチームが SAFe に関連した価値をもたらすために使用する軽量プ

ロセスです。ScrumXP は、スクラムのプロジェクト管理プラクティスとエクストリームプログラミングに基づく技術プラク

ティスのパワーを兼ね備えています。

Set-Based Design Set-based Design は、要求と設計オプションが長期間にわたって柔軟に維持されるプラクティスです。1 つの「ポ

イント」ソリューションを前もって選択する代わりに、set-based design では、設計オプションを特定し、あまり有

望ではない選択肢を徐々に排除することによって、設計プロセスの柔軟性を実現します。

Shared Service Shared Service は、Agile Release Train(ART)または value stream の成功に必要だが、特定の ART に

フルタイムで専念することはできない専門的な役割、人員、およびサービスを表します(たとえば、セキュリティスペ

シャリスト、データベース管理者など)。

Solution Solution は、customer に提供される 終的なプロダクト、サービス、またはシステムであるか、組織内の業務

value stream を実現します。

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Solution Architect/Engineering Solution Architect/Engineering とは、solution のアーキテクチャーおよびエンジニアリング設計全般に対して

技術的責任を負う個人およびチームを指します。この役割は、価値のストリームおよび Agile Release Train(ART)と技術面およびアーキテクチャー面の共通の vision と整合させます。

Solution Context Solution Context は、ターゲット solution 向けの環境の重要な側面を特定し、要求、用途、インストール、運

用、サポートに対する solution そのものの影響を明らかにします。

Solution Demo Solution Demo では、複数の Agile Release Train(ART)からの開発作業の成果と supplier からの貢献が

統合され、評価され、customer およびその他の利害関係者に表示されます。

Solution Intent Solution Intent は、現在および設計上の solution の知識を格納、管理、伝達するためのリポジトリを指しま

す。これには、知識要素間のトレーサビリティも必要に応じて含まれます。

Solution Management Solution Management は、value stream レベルの内容の決定者です。customer と連携してそのニーズを把

握し、vision と roadmap を作成し、要求を定義して、value stream kanban に基づいて作業を先導します。

Spanning Palette Spanning Palette には、フレームワークの各レベルに該当する、さまざまな役割と成果物が含まれています。こ

れを使用することで、さまざまな SAFe 要素を特定の team、program、value stream、portfolio レベルに適

用することができます。

Story Story は、ユーザーにとって望ましい機能について、ユーザーのわかる言葉で簡潔に記述したものです。各 storyは、システム機能を縦割りに細分して実装することによって、インクリメンタルな開発をサポートします。

Strategic Theme Strategic Theme は、ポートフォリオを enterprise のビジネス戦略と結び付けるビジネス目標を項目別に分類

したものであり、意思決定のためのビジネス上の背景を提供します。また、portfolio、value stream、programレベルの vision、budget、バックログに対するインプットとして機能します。

Supplier Supplier は、value stream が customer に価値をもたらすためのコンポーネントとサブシステムを開発し、提供

する組織です。

System Architect/Engineering System Architect/Engineering は、開発中の solution について技術面およびアーキテクチャー面の共通の

vision を定義する個人または少人数チームを指します。システムとサブシステム、インターフェイスの定義に参加

し、技術的な仮説を検証して、代替案を評価します。

System Demo System Demo は、各反復の 後に行われ、直近の反復で Agile Release Train(ART)の全チームによって

提供された新しい feature を一元的に把握できるようにします。program increment における進捗状況の客

観的な尺度を ART に提供します。

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System Team System Team は、継続的インテグレーションとテストの自動化を含む、アジャイル開発環境の構築と使用を支

援する特別なアジャイルチームです。System Team は、Agile team からの資産を統合し、エンドツーエンドのソ

リューションテストを必要に応じて実行して、導入を支援します。system demo を支援することもよくあります。

Team Backlog Team Backlog には、program backlog に由来するユーザーおよびイネイブラーの story に加え、チームに固

有のコンテキストに基づいてローカルで生じる story が含まれています。その内容は、チームがシステムの担当部

分を発展させるために行う必要のあるすべてのことを表しています。

Team Demo Team Demo は、すべての story、スパイク、リファクタリング、 近の反復で開発された新しい Non-Functional Requirement(NFR)を各反復の 後にデモすることによって、進捗状況を測定し、フィードバックを得るために

使用されます。

Team Kanban Team Kanban は、仕掛作業(WIP)を可視化し、WIP 制限を設定して、スループットを測定し、プロセスを継

続的に改善することによって価値のフローを促進する手法です。

Team Level Team Level には、Agile Release Train(ART)の原動力となるチームの役割、作業、プロセスモデルが含ま

れています。

Team PI Objective Team PI Objective は、アジャイルチームが次の Program Increment(PI)で達成する予定にしているビジネ

ス目標と技術目標の記述です。ビジネス目標と技術目標を要約し、検証することが、目標の伝達、ベクトル合

わせ、可視性の強化につながります。

User Experience User Experience 設計者は、大規模 solution のコンポーネントおよびシステム間で user experience を統一

し、Agile team は、ユーザー向け要素を含む solution の実装を担当します。

Value Stream Backlog Value Stream Backlog は、今後予定されているすべての capability と enabler のリポジトリです。リポジトリの

各項目は、複数の Agile Release Train(ART)にまたがる場合があり、solution の発展と architectural runway の構築に使用されます。

Value Stream Coordination Value Stream Coordination は、ポートフォリオ内の value stream 間の依存関係を管理するためのガイダン

スを提供します。

Value Stream Engineer Value Stream Engineer(VSE)は、value stream の奉仕型リーダー兼コーチであり、value stream のプロセ

ス、イベント、実行を促進すると同時に、継続的改善を推進します。

Value Stream Epic Value Stream Epic は、実施前に軽量なビジネス企画を使用した分析を行い、財務面の承認を得ておく必要

のある、重要な取り組みです。この取り組みのスコープは、1 つの value stream に制限されており、開発するた

めに複数の Program Increment(PI)を要する場合があります。

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Value Stream Kanban Value Stream Kanban は、value stream epic と capability の分析と優先順位付け、およびアイデアの創

出から完成までのフローを管理する手法です。

Value Stream Level Value Stream Level は、複数の Agile Release Train(ART)および supplier の貢献を一般的に必要とす

る、大規模で複雑な solution の構築をサポートするために必要な役割、責任、作業を提供します。このオプシ

ョンのレベルは、複数の専門分野にわたるソフトウェア/システムプロフェッショナルを必要とする、難解なシステム課

題に直面している組織によって使用されます。

Value Stream PI Objective Value Stream PI Objective は、Program Increment(PI)の value stream 利害関係者によって特定され

るビジネス目標と技術目標であり、次の PI で value stream によって何が実現されるかを利害関係者に伝える

役割を果たします。複数の Agile Release Train(ART)または supplier を伴う大規模 value stream の場

合に使用されます。

Value Stream Value Stream は、customer への継続的な価値の流れを提供する solution を構築するために組織が従う一

連のステップを表します。Value stream は、ビジネス目標を理解し、チームと Agile Release Train(ART)を

編成し、 終価値を提供するための主な手段であり、ART によって実現されます。

Vision Vision とは、customer と利害関係者のニーズに加え、提案されている feature と capability を反映させた、

開発予定の solution の記述、つまり将来の姿であり、開発対象 solution の概要と目的を大局的な視点から

説明します。

Weighted Shortest Job First Weighted Shortest Job First(WSJF)は、フローに基づくシステムにおける経済的な恩恵を 大限に生み出

すよう「作業」(feature、capability、epic など)を順序付けする優先順位付けモデルです。WSJF は、遅延コ

ストを作業規模で割った値として算出されます。

SAFe 用語集の翻訳品質 翻訳の正確さには細心の注意を払っていますが、改善の余地は必ずあるものです。用語集の定義の

改善に対するご提案がある場合は、[email protected] までお寄せください。

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頭字語と略語のガイド

ART Agile Release Train アジャイルリリース列車

BO Business Owner ビジネス責任者

BV Business Value ビジネス価値

BVIR Big Visual Information Radiator 目に見える大きな情報掲示板

CFD Cumulative Flow Diagram 累積フロー図

CapEx Capital Expenses 資本支出

CI Continuous Integration 継続的なインテグレーション

CoD Cost of Delay 遅延のコスト

CoP Community of Practice 専門技能コミュニティ

DoD Definition of Done 完了の定義

DSU Daily Stand-up 日次スタンドアップ

EA Enterprise Architect エンタープライズアーキテクト

EO Epic Owner エピックオーナー

FW Firmware ファームウェア

HW Hardware ハードウェア

I&A Inspect and Adapt 検査と適応

IP Innovation and Planning (iteration) イノベーションと計画策定(の反復)

MBSE Model-Based Systems Engineering モデルベースシステムズエンジニアリング

NFR Non-functional Requirements 非機能的要求

OE Opportunity Enablement 機会をもたらすもの

OpEx Operating Expenses 運用コスト

PDCA Plan, Do, Check, Adjust 計画, 実行, 確認, 調整

PI Program Increment プログラムインクリメント

PM Product Manage プロダクト管理

PM/PO Product Manager / Product Owner プロダクト管理者 / プロダクトオーナー

PO Product Owner プロダクトオーナー

PPM Program Portfolio Management プログラムポートフォリオ管理

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ROAM Resolved, Owned, Accepted, Mitigated 解決済み, 割り当て済み, 受容済み, 軽減済

RR Risk Reduction リスク軽減

RTE Release Train Engineer リリース列車エンジニア

S4T SAFe® for Teams チームのための SAFe®

SAFe® Scaled Agile Framework Scaled Agile Framework

SA SAFe® Agilest SAFe® アジリスト

SM Scrum Master スクラムマスター

SMART Specific, Measurable, Achievable, 具体的, 測定可能, 達成可能, Realistic, Time-bound 現実的, 時間枠あり

SoS Scrum of Scrums スクラム・オブ・スクラムズ

SP SAFe® Practitioner SAFe® プラクティショナー

SPC SAFe® Program Consultant SAFe® プログラムコンサルタント

SW Software ソフトウェア

UX User Experience ユーザーエクスペリエンス

VS Value Stream 価値のストリーム

VSE Value Stream Engineer 価値のストリームエンジニア

WIP Work in Process 仕掛かり作業

WSJF Weighted Shortest Job First 重みづけされた 短作業から着手

XP Extreme Programming エクストリームプログラミング

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SAFe®認定 SAFe ラーニングパスには、あらゆるプロフィールに対応した技術者認定があります

SAFe® 4 Certified Program Consultant SAFe® 4 Certified Program Consultant(SPC4)は、リーダー、変革エージェント、コンサルタント、チームメ

ンバーの研修を担当し、全社的なリーンアジャイルへの転換を推進する SAFe 実装プロフェッショナルです。

主要コンピテンシー分野には、SAFe の実装、Agile Release Train(ART)の導入と促進、ART の追加導

入によるリーンアジャイルポートフォリオの拡張が含まれます。

SAFe® 4 Certified Agilist SAFe® 4 Certified Agilist (SA)は、リーンアジャイルへの転換に参加する SAFe エンタープライズリーダーシ

ッププロフェッショナルです。主要コンピテンシー分野には、リーンアジャイル原則の応用、実行、Agile Release Train(ART)による価値の創出、Lean-Agile budgeting を使用したアジャイルポートフォリオの構築が含ま

れます。

SAFe® 4 Certified Release Train Engineer SAFe® 4 Certified Release Train Engineer(RTE)は、1 つのプログラムにおけるエンドツーエンドの価値

の実現またはリーンアジャイルな企業におけるバリューストリームを推進する、SAFe プログラムの奉仕型リーダ

ー兼コーチングプロフェッショナルです。主要コンピテンシー分野には、Program Increment 計画の促進、プロ

グラム実行の指揮、価値実現を絶えず改善することにおけるプログラムとチームのコーチングが含まれます。

SAFe® 4 Certified Product Owner/Product Manager SAFe® 4 Certified Product Owner/Product Manager(POPM)は、顧客および開発組織と連携して要

求を特定および記述する、SAFe プロダクトオーナーまたはプロダクト管理者プロフェッショナルです。主要コンピ

テンシー分野には、顧客ニーズの特定、epic、capability、feature および story の記述、作業の優先順位

付けが含まれます。

SAFe® 4 Certified Scrum Master SAFe® 4 Certified Scrum Master(SSM)は、スクラムプラクティスの組織への統合を担当する SAFe スク

ラムマスタープロフェッショナルです。主要コンピテンシー分野には、スクラムとカンバンを利用したチームイベント

の促進、プログラム実行のサポート、アジャイルチームのコーチングが含まれます。

SAFe® 4 Certified Advanced Scrum Master SAFe® 4 Certified Advanced Scrum Master(SASM)は、チームの成果を改善することに責任を負う

SAFe スクラムマスタープロフェッショナルです。主要コンピテンシー分野には、チームのアンチパターンの特定と

解決、カンバンおよびエンジニアリング手法を用いたバリューフローの改善、プログラムレベルの実行のサポート、

問題解決手法を用いた絶え間ない改善の推進が含まれます。

SAFe® 4 Certified Practitioner SAFe® 4 Certified Practitioner(SP)は、SAFe 環境におけるスクラム、カンバン、XP の使用を担当する

SAFe チームメンバープロフェッショナルです。主要コンピテンシー分野には、Program Increment および

iteration の計画、ストーリーへの要求の分割、built-in quality によるインクリメンタルな開発、チームおよびプ

ログラムレベルでの価値の実証、障害解決による弛まぬ改善の推進が含まれます。

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Scaled Agile, Inc.について 米国コロラド州ボルダーに拠点を置く Scaled Agile のミッションは、大企業による成果の向上、従業員の

雇用の強化、経営の改善を、Scaled Agile Framework®(SAFe®)に基づくリーンアジャイル原則/手法

を採用して支援することです。

Scaled Agile は、各種トレーニング、認定、コンサルティングサービスに加え、世界 35 か国 350 都市以上

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お問い合わせ: Scaled Agile, Inc. 5480 Valmont Rd, Suite 100 Boulder CO 80301 USA +1.303.554.4367 [email protected] www.scaledagile.com