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USERS MANUAL PCI-4301 DMA転送GPIB 1CH IEEE Std 488.1準拠 最大データ転送速度 1.1MB/s 1チャンネル データ転送方式 DMA 弊社オリジナル 通信コントローラ

S MANUAL PCI-4301 - Interface

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Page 1: S MANUAL PCI-4301 - Interface

USER’S MANUAL

PCI-4301 DMA転送GPIB 1CH

IEEE Std 488.1準拠 最大データ転送速度 1.1MB/s

1チャンネル データ転送方式 DMA

弊社オリジナル 通信コントローラ

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■ 安全にお使い頂くために

安全にご利用頂くために、本製品をご使用になる前に必ず取扱い上のご注意を最後までお読みください。

本製品は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。 継続的にご利用頂く場合でも、必ずUSER’S MANUALをお読みください。本製品のご使用には、ハードウェア, ソフトウェアの専門知識が必要です。 各図記号は以下のような意味を表しています。

警告! この表示を無視して誤った取扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う可能性があると思われる事項があることを示しています。

注意!

この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が障害を負うことが想定される内容および物的損害の発生が想定される事項があることを示しています。

禁止

分解禁止

接触禁止

行ってはならない禁止事項があることを示しています。指示内容をよく読み、禁止されている事項は絶対に行わないでください。

静電気注意 静電気により、製品破損の恐れがありますのでご注意ください。

注意 注意すべき点を示しています。

は、インタフェース社の登録商標です。 本書に掲載されている会社名, 製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。

© 2000, 2007 Interface Corporation 株式会社インタフェースの許可なく複製, 改変等を行うことはできません。

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PCI-4301

- 1 - Interface Corporation

製品ドキュメントのご紹介

本製品に関する情報を下記の通りご用意しております。 必要に応じて、適切なものをご利用ください。

マニュアル 内 容

ユーザーズマニュアル 無償 製品のセットアップ, ハードウェア仕様の説明です。 装置への組み込み作業時に必要となる基本的な作業に関する説明や、詳細な仕様や機能について説明しています。 ・インタフェースモジュールの設置方法 ・ドライバソフトウェアのインストール方法 ・製品概要 ・機能説明 ・外部インタフェース部の仕様 ・外部機器との接続例

テクニカルデータブック (I/O公開資料)

無償 ハードウェア, ソフトウェアの設計をされている方向けの詳細な技術資料です。 I/Oマップ等、ハードウェアを直接制御する場合の制御方法, 外部仕様等を記載しています。

無償:弊社Web site (www.interface.co.jp)からのダウンロードは無料です。 有償:ドキュメント類の冊子(印刷物)およびソフトウェアのCD-ROMでの提供は有料販売となります。

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PCI-4301

取扱い上のご注意

警告!

弊社製品は、人命にかかわるような状況下で使用される機器に用いられることを目的として

設計, 製造されたものではありません。 弊社製品を乗用移動体用, 医療用, 航空宇宙用, 原子力制御用, 海底中継用機器等、特

殊用途をご検討の際には、弊社カスタマーサポートセンタまでご照会ください。 詳細は『48ページ 第12章 情報サービス』を参照してください。

引火性ガス等の近くで使用しないでください。

本製品を改造しないでください。(改造した場合の誤動作については、弊社は一切の責任を

負いません。)

注意!

以下の警告ラベル貼付付近には高温となる部品があるので、触らないでください。

外部回路に高電圧(50V以上)を接続した場合、以下の警告ラベル貼付付近は感電する危険

性があるので、触らないでください。

以下の警告ラベル貼付付近には回転する部品があるので、触らないでください。

静電気は、本製品の故障の原因となる恐れがあります。本製品を扱う際は、接地された金属

に触れる等して、人体等に帯電している静電気を放電してください。 下記のような取扱い時にはご注意ください。 ・本製品に触れる時 ・外部コネクタを接続する時 ・端子台の配線を行う時

Interface Corporation - 2 -

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PCI-4301

外部ケーブルコネクタを接続したまま、インタフェースモジュールの挿抜は行わないでくださ

い。隣のインタフェースモジュールとショートを起こす可能性があります。

本製品の金メッキ端子部や、はんだ面には手を触れないでください。 故障やケガをする恐れがあります。

表示された正しい電源, 電圧, 使用温度, 湿度範囲でお使いください。

厳重な品質管理のもとに製造しておりますが、重要な設備、および故障することにより重大

な損失の発生が予想される設備への採用に際しては、重大事故にならないよう安全装置を

設置してください。

衝撃, 振動, 磁気や静電気の加わる場所での保管や、使用は行わないでください。故障や

誤動作の原因となります。

本製品を以下のような場所で保管および使用をしないでください。 ・極端に高温, 多湿な場所 ・直射日光の当たる場所 ・粉塵, 油煙, ほこり等の多い場所 ・激しい振動, 衝撃の加わる場所 ・薬品の粉末や蒸気が飛散、または発散している場所 また、本製品付近に異物(水や液体, 金属類等)を近づけないでください。

各モジュールに接続されるケーブルが無理に曲がるような設置をしないでください。

本製品のカードエッジ部にインタフェースモジュール挿抜検出機能を持たせることで、コンピ

ュータの電源が“ON”の時誤ってインタフェースモジュールの挿抜を行った場合でも、インタフ

ェースモジュールを故障から防止します。 Safety Busは、インタフェースモジュールのHot Swapを保証したものではありません。 インタフェースモジュールが無くなることによってOSのエラーが起こった際、ソフトウェアが停

止することに対して保護はできません。

- 3 - Interface Corporation

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設定環境条件

使用環境条件 周囲温度:0℃~50℃, 湿度:20%~90%(非結露) 浮遊塵埃 特にひどくないこと。 腐食性ガス ないこと。 ノイズ モータ等のノイズ源が近くにないこと。 電源仕様 DC+5V(±5%):0.3A(TYP) バス仕様 PCI ローカルバス(Rev. 2.1以上), 32ビット, 33MHz, 5V/3.3V信号環境 外形サイズ スーパーショートサイズ[119.91(D) x 106.68(H)] 単位[mm] ※ 基板部のみ 占有スロット数 1スロット

点検

項 目 内 容 ケーブル接続 本製品のコネクタとケーブルが正しく接続されていること。 カードエッジ 汚れ, 腐食等がないこと。 コネクタ接触部 汚れ, 腐食等がないこと。 IC, インタフェースモジュール上

いちじるしいホコリや異物が付着していないこと。

保管

本製品を保管する際は、購入した時と同様の状態で保管してください。

導電袋

1. 本製品を導電袋に入れます。

2. 梱包材で本製品を包み込み、パッケージ(箱)に入れます。

3. 直射日光と湿気を避けて、常温で保管します。

Interface Corporation - 4 -

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- 5 - Interface Corporation

目 次

製品ドキュメントのご紹介 1

取扱い上のご注意 2

第 1章 製品概要 7

1.1 機能と特長 ..................................................................................................................................... 7

第 2章 初期設定 9

2.1 各部説明 ......................................................................................................................................... 9

第 3章 動かしてみよう 10

3.1 ユーティリティ起動とインタフェースモジュールの初期化 .............................................. 10 3.2 データ送信 ................................................................................................................................... 13 3.3 データ受信 ................................................................................................................................... 14 3.4 シリアルポールの実行............................................................................................................... 15 3.5 終了方法 ....................................................................................................................................... 16

第 4章 セットアップ 17

4.1 コンピュータへの設置方法....................................................................................................... 17

第 5章 ソフトウェアのインストール 18

5.1 Windows用................................................................................................................................... 18 5.1.1 デバイスドライバのインストール................................................................................ 19 ■Windows Vistaをご使用の場合 ...................................................................................... 19 ■Windows XP Embedded, Windows XP, Windows Server 2003をご使用の場合.......... 22 ■Windows 2000をご使用の場合 ....................................................................................... 24 ■Windows NT 4.0をご使用の場合 ................................................................................... 25 ■Windows Meをご使用の場合.......................................................................................... 25 ■Windows 98をご使用の場合 ........................................................................................... 26 ■Windows 95をご使用の場合 ........................................................................................... 27

5.1.2 ユーティリティディスクのインストール.................................................................... 28 5.1.3 ユーティリティディスクのアンインストール ........................................................... 28

5.2 Linux用 ........................................................................................................................................ 29 5.2.1 インストール .................................................................................................................... 29 ■ドライバモジュールの組み込み方法 ............................................................................ 30 ■カーネルバージョンについて ........................................................................................ 31

5.2.2 アンインストール ............................................................................................................ 32

第 6章 システムからの取り外し 33

6.1 取り外し方法 ............................................................................................................................... 33

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Interface Corporation - 6 -

第 7章 ハードウェア説明 34

7.1 ハードウェア仕様 ....................................................................................................................... 34

第 8章 外部接続 35

8.1 外部接続 ....................................................................................................................................... 35 8.2 I/Oコネクタピンアサインメント(CN1).................................................................................. 35 8.3 信号説明 ....................................................................................................................................... 36 8.4 複数台の機器と接続する場合................................................................................................... 37 8.5 ケーブルを接続する場合........................................................................................................... 38 8.6 ケーブルコネクタがうまく入らない場合 .............................................................................. 38

第 9章 困った時に 39

9.1 困った時のチェックポイント................................................................................................... 39 9.2 Q&A .............................................................................................................................................. 40

第 10章 USER’S MANUALと本製品の対応状況 46

10.1 本製品の版数 ............................................................................................................................. 46 10.2 USER’S MANUALと本製品の対応状況 ............................................................................... 46

第 11章 オプション品一覧 47

11.1 オプション品一覧 ..................................................................................................................... 47

第 12章 情報サービス 48

12.1 情報の入手方法 ......................................................................................................................... 48 12.2 製品使用登録 ............................................................................................................................. 48 12.3 FAQ(よく寄せられる質問) ...................................................................................................... 48

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第1章 製品概要

PCI-4301は、PCIバスに準拠した、1チャンネルIEEE 488準拠のGP-IBインタフェース製品です。 オリジナルコントローラ搭載により、高速です。 本製品はバスマスタ方式によるDMA転送をサポートしています。 CPUに負荷をかけることなく、高速データ転送を実現し、マルチタスク環境で高いパフォーマンスを提供します。

1.1 機能と特長

●用途に応じたDLL ソフトウェアとして、標準DLL, 高機能DLLがあり、それぞれ用途に応じて選択できます。また、これらのAPIは、弊社GP-IB製品と互換可能なので、製品を変更してもアプリケーションがそのまま動作します。

●IEEE 488 BUS準拠

IEEE 488 BUS(GP-IB/HP-IB)に準拠しており、同種のインタフェースを備えた機器との接続, 制御が可能です。

●専用コントローラ搭載 弊社専用コントローラの様々な制御機能によりIEEE 488のトーカ, リスナ, コントローラ機能を実現することができます。

●バスマスタによるDMA転送

GP-IBで送受信するデータは、バスマスタDMA回路により、コンピュータのメモリに直接読み書きされるので、OSやアプリケーション動作に負荷をかけません。

●状態表示LED フロントパネルの汎用LEDにより、設定した動作状態(コントローラ/非コントローラ)が確認できます。 また、I/OアクセスLEDにより、ソフトウェアが本製品にアクセスしている状態が確認できます。 さらに、GP-IBアクセスLEDにより、本製品がGP-IBにマルチラインメッセージを送受信している状態が確認できます。

●非同期転送処理 同期転送と非同期転送の選択により、非同期転送時には関数呼出し後、データ転送終了まで待

つことなく、別の処理を行うことができます。バックグランド処理ができるので、大量のデー

タを転送するのに便利です。

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PCI-4301

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●省電力設計 内部論理回路は3.3Vで動作し、低消費電流(0.3A)です。

●PCI 5V/3.3V信号環境対応 本製品は、PCIの3.3Vまたは5V信号環境で使用可能です。

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第2章 初期設定

2.1 各部説明

IEEE Std 488.1コネクタ(CN1) 外部接続用に使用します。

LED3

RSW1

CN1

I/Oアクセス LED(LED1) I/Oアクセス時に、緑色に点滅します。 汎用 LED(LED3) コントローラ動作が可能な時(マスタモード時)、赤色に点灯します。 GP-IBアクセス LED(LED4) GP-IBアクセス時に、赤色に点滅します。

LED1LED4

インタフェースモジュール識別用ロータリスイッチ(RSW1)複数枚使用する場合は、インタフェースモジュールごとに異なる値を設定してください(最大 16枚使用可能)。同一型式のインタフェースモジュールを 1 枚だけ使用する場合は、“0”に設定します(出荷時設定“0”)。

※ PCI-4301, PCI-4302, PCI-4304, PCI-4304Pを混在して使用する場合、それぞれのインタフェース モジュール識別用ロータリスイッチは異なる値に設定してください。

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第3章 動かしてみよう

この章では、ソフトウェアに含まれているGP-IBユーティリティを用いて、本製品とGP-IBで接続された計測機器との間の基本的なバス動作を確認してみましょう。

1. 本製品を、GP-IBケーブルでGP-IB機器と接続します。 2. 本製品のドライバのインストール, コントロールパネルの設定を行います。 動作モードは「MASTER」に設定します。

3. 本製品のソフトウェアのインストールを行います。 4 接続された計測機器の、機器アドレスをご確認ください。

確認方法は、計測機器のマニュアルを参照してください。

注意!

計測機器の機器アドレスは、インタフェースモジュールの機器アドレス(プライマリアドレス)と重

複しないようにしてください。重複していた場合には、計測機器側もしくはインタフェース モジュール側のどちらかの機器アドレスを変更してください。

3.1 ユーティリティ起動とインタフェースモジュールの初期化

GP-IBユーティリティの起動と、本製品を初期化します。 ①「スタート」メニューより「プログラム」-「Interface GPC-4301」-「GPIBユーティリティ」を起動します。

②「ファイル」-「ボードのオープン」を選択します。

Interface Corporation - 10 -

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PCI-4301 ③「ボードのオープン」ダイアログボックスが表示されます。 使用するインタフェースモジュール, インタフェースモジュールの機器アドレス, 計測機器のデリミタを設定し、OKボタンをクリックします。

•「ボード」リストには、アクセスできるGP-IBインタフェースモジュールの型式とインタフェースモジュール識別番号の一覧が表示されます。このリストからアクセスしたいインタフェース

モジュールを一つ選択します。 •「プライマリアドレス」, 「セカンダリアドレス」は、選択したインタフェースモジュールの機器アドレスを設定します。初期値はコントロールパネルで設定した値になっています。

•「デリミタ」は、接続する計測機器のマニュアルを参照し、一致するものを設定します。

使用するインタフェースモジュールを選択します。

接続した計測機器のデリミタを設定します。

最後にクリックします。

インタフェースモジュール自身の機器アドレスを設定します。ここで入力した値は「ボード機器アドレス」として表示されます。 ※ 16進数で入力してください。 ※ 計測機器の機器アドレスと重複していないアドレスを設定してください。

x

以上で、本製品がGP-IBユーティリティで使用できるようになりました。

- 11 - Interface Corporation

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PCI-4301 次に、計測機器をGP-IBの手順によって初期化します。

①「IFC」ボタンをクリックします。

②「REN」ボタンをクリックして、REN ランプを点灯させます。

計測機器のアドレス※ 16 進数で入力してください。

③「Device Clear」ボタンをクリックします。

「Clear」ボタンでデバイスクリア(SDC)を発行します。

点灯

重複していないことを確認してください。

①IFCメッセージを発行します。 IFCメッセージ発行によって、GP-IBに接続されている全ての機器のGP-IBインタフェースは初期化されます。 IFCを発行すると、本製品が当番コントローラになり、CICランプが点灯します。同時に、ATNランプも点灯します。

②RENメッセージを発行します。 「REN」ボタンをクリックして、RENランプを点灯させます。この時、本製品はRENメッセージを有効にしています。

③SDCメッセージを発行します。

SDCメッセージによって、GP-IBインタフェースに接続されている計測機器自体の初期化が行われます。

以上で、GP-IB機器の初期化が完了しました。

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3.2 データ送信

計測機器にデータを送信してみましょう。 計測機器の中には、計測を行う時にデータ(デバイスディペンデントメッセージ)を要求するものがあります。データの意味やその後の動作は、個々の計測機器によって定義されています。例えば、

マルチメータの場合は、計測トリガや入力レンジ等を、データを与えることによって設定できま

す。 ①「Data Send」ボタンをクリックし、相手機器のアドレスを入力して、「Exec」ボタンをクリックします。本製品がトーカになったことは、TAランプが点灯したことで確認でき、データが送信できる状態になります。

計測機器のアドレス ※ 16進数で入力し

てください。

データを ASCII 文字で入力して、「Enter」キーを押すと、リスナに対してデータを送信します。詳細は外部機器のUSER’S MANUALを参照してください。

本製品がトーカになると点灯します。

1

2

②「Send Data」テキストボックス内に、リスナへ送信するデータを入力し、「Enter」キーを押します。

- 13 - Interface Corporation

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PCI-4301

3.3 データ受信

計測機器が出力するデータを受信してみましょう。 ①「Data Receive」ボタンをクリックし、相手機器のアドレスを入力して、「Exec」ボタンをクリックします。本製品がリスナになったことは、LAランプが点灯することにより確認でき、データが受信できる状態になります。

本製品がリスナになると点灯します。

「Recv」ボタンをクリックすると、デリミタまでのデータを受信し、表示します。

計測機器のアドレス ※ 16進数で入力 してください。

1

2

②データを受信します。 「Recv」ボタンをクリックすると、計測機器が出力するデータをデリミタまで受信し、 「Receive Data」テキストボックス内に受信データを表示します。

Interface Corporation - 14 -

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PCI-4301

3.4 シリアルポールの実行

計測機器の中には、サービス要求のためにSRQメッセージを有効にし、ステータスバイト(STB)の受け取りを要求するものがあります。コントローラがSTBを受信することをシリアルポールと言います。 ①計測機器がサービス要求するように制御します。 計測機器によって、サービス要求する条件が違います。計測機器のマニュアルを参照してくだ

さい。

計測機器がサービス要求をすると点灯します。

計測機器がサービス要求を行うと、SRQメッセージが有効になります。SRQランプが点灯することにより確認できます。

②シリアルポールを実行します。 「Serial Poll」ボックス内で、相手機器のアドレスを入力します。 その後、「Mode」ボックス内の「Serial Poll」ボタンをクリックします。 計測機器がサービス要求を取り下げると、SRQランプは消灯します。

計測機器のアドレス ※ 16進数で入力してください。

計測機器から受信された STB を表示します。

※ ユーティリティの詳細(その他の機能等)についてはHelpを参照してください。 以上で、本製品を使ったGP-IBの基本的バス動作を確認できました。

- 15 - Interface Corporation

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Interface Corporation - 16 -

3.5 終了方法

インタフェースモジュールの使用を終了する場合は、「ファイル」-「ボードのクローズ」を選

択します。 本ユーティリティを終了する場合は、インタフェースモジュールがクローズされている状態で、

「ファイル」-「アプリケーションの終了」を選択します。

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PCI-4301

第4章 セットアップ 本章では、本製品を使用するための準備について説明します。

<作業の流れ> コンピュータへの設置方法

↓ ドライバインストール

↓ ソフトウェアセットアップ方法

以上でインタフェースモジュールのセットアップは完了です。インタフェースモジュールが正常

に動作するか動作確認することをお勧めします。 なお、アンインストール, インタフェースモジュールの取り外し方法については、『28ページ 5.1.3 ユーティリティディスクのアンインストール』, 『33ページ 第6章 システムからの取り外し』を参照してください。

4.1 コンピュータへの設置方法

※ 写真は実物と異なる場合があります。 ①コンピュータ本体の電源が“OFF”であることを確認し、電源ケーブルをACコンセントから外します。その後、外装カバー, スロットカバーを外します。

②拡張用スロットへインタフェースモジュールを差し込みます。

基板の左右の端に力を入れ、カツンとショックがあるまで押し込む。

インタフェースモジュール

コンピュータ

PCIコネクタ

金メッキ端子がコネクタに隠れていることを確認する。

ビス留め

<例>

注意!

本製品は正しい向きに実装してください。間違った向きに実装した場合、コンピュータ, インタ

フェースモジュールを破損する恐れがあります。 ③パネルをコンピュータ本体とビス留めしてください。

④本体へ外装カバーを元通り取り付け、電源ケーブルをACコンセントに接続します。その後、コンピュータを起動します。

以上でインタフェースモジュールの設置は完了です。次にドライバのインストールを行います。

- 17 - Interface Corporation

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PCI-4301

第5章 ソフトウェアのインストール

本製品を使用するためには、デバイスドライバをインストールする必要があります。

お知らせ

デバイスドライバは、弊社Web siteよりダウンロード(無料)できます。 ダウンロードするためには、ユーザID登録が必要になります。

DLL関数, サンプルプログラム, ユーティリティの使用方法等につきましては、ソフトウェア付

属のHelpを参照してください。

5.1 Windows用

弊社ソフトウェアは、次のように構成されています。 • ドライバディスク デバイスドライバが入っています。 ダウンロード方法 >> 弊社Web siteよりご使用のOSに対応しているGPC-4301のDriver Diskをダウンロードします。 >> ダウンロードしたプログラムを実行すると、フォルダが作成されます。

※ 詳細は、『19ページ 5.1.1 デバイスドライバのインストール』を参照してください。

• ユーティリティディスク Readme, Help, サンプルプログラム, ユーティリティ等が入っています。 ダウンロード方法 >> 弊社Web siteよりGPC-4301のUtility Diskをダウンロードします。 >> ダウンロードしたプログラムを実行すると、「SETUP」フォルダが作成されます。 >>「SETUP」フォルダ内のSETUP.EXEを実行してください。プログラムが起動しインストール

が開始されます。

Interface Corporation - 18 -

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5.1.1 デバイスドライバのインストール

■Windows Vistaをご使用の場合

Administratorsのグループに所属しているユーザが、インストールを行ってください。 ※ 「続行するにはあなたの許可が必要です」と警告が表示されることがあります。その場合、 「続行」をクリックしてください。

①Windows Vistaが起動すると、「新しいハードウェアが見つかりました」が表示されます。

②「ドライバソフトウェアを検索してインストールします(推奨)」をクリックします。

③「オンラインで検索しません」をクリックします。

- 19 - Interface Corporation

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PCI-4301

④「ディスクはありません。他の方法を試します」をクリックします。

⑤「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します(上級)」をクリックします。

⑥ドライバ保存先の「¥Win2000」フォルダを指定し、「次へ」をクリックします。

Interface Corporation - 20 -

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PCI-4301

⑦ファイルのコピーが始まります。

※ 「ドライバソフトウェアの発行元を検証できません」と表示された場合、「このドライバ ソフトウェアをインストールします」をクリックします。

⑧インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「閉じる」ボタンをクリックします。

以上で、Windows Vista用のドライバインストールは完了です。

- 21 - Interface Corporation

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PCI-4301

■Windows XP Embedded, Windows XP, Windows Server 2003をご使用の場合

Administratorsのグループに所属しているユーザが、インストールを行ってください。 ※ Windows XP Embeddedは、Windows XPと同様の手順で、ドライバのインストールができます。

(ただし、OSイメージにデバイスの検出に必要なコンポーネントが含まれている必要があります。)

①Windows XP Embedded, Windows XP, Windows Server 2003が起動すると、「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されます。

②「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

③「次の場所で最適のドライバを検索する」を選択し、「次の場所を含める」にチェックをつけ、

ドライバ保存先の「¥Win2000」フォルダを指定し、「次へ」をクリックします。

ドライバ保存先の「¥Win2000」フォルダを指定します。

④ファイルのコピーが始まります。

⑤インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリッ

クします。

Interface Corporation - 22 -

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PCI-4301

- 23 - Interface Corporation

以上で、Windows XP Embedded, Windows XP, Windows Server 2003用のデバイスドライバの インストールは完了です。デバイスドライバのインストール完了後以降は、システム起動時に前

頁②のように「新しいハードウェアの検索ウィザード」が起動することはありません。デバイス

ドライバのインストールが完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行ってくださ

い。

• Windows XP Embedded 用ハードウェア情報ファイルのインポートをする場合 ・ドライバダウンロード方法 ①弊社Web siteよりGPC-4301のDriver Disk [Windows Vista, XPe, XP, 2003, 2000]をダウンロードします。

②ダウンロードしたプログラムを実行すると、「Win2000」フォルダが作成されます。

・ドライバインストール方法 ①Windows XP Embedded 開発環境の Component Database Manager を起動します。

②弊社製品のハードウェア情報ファイルをインポートします。作成した「Win2000」フォルダ内の拡張子がSLDのファイルを、画面の指示に従ってインポートしてください。

③以上で、ハードウェア情報のインポートは完了です。

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PCI-4301

■Windows 2000をご使用の場合

Administratorsのグループに所属しているユーザが、インストールを行ってください。 ①Windows 2000が起動すると、「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。

②「デバイスドライバに最適なドライバを検索する(推奨)」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

③「検索場所のオプション」で「場所を指定」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

④「参照」ボタンをクリックし、「製造元のファイルのコピー元」にドライバ保存先の「¥Win2000」フォルダを指定します。その後、「OK」ボタンをクリックします。

⑤デバイスドライバが見つかった旨のダイアログボックスが表示されるので、「次へ」ボタンを

クリックします。 ⑥ファイルのコピーが始まります。 ⑦インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリッ

クします。

以上で、Windows 2000用のデバイスドライバのインストールは完了です。 デバイスドライバのインストール完了後以降は、システム起動時に②のように「新しいハードウ

ェアの検索ウィザード」が起動することはありません。デバイスドライバのインストールが完了

したら、ユーティリティディスクのインストールを行ってください。

Interface Corporation - 24 -

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PCI-4301

■Windows NT 4.0をご使用の場合

① ドライバ保存先の¥WinNTフォルダ内のGPC4301.INFファイルを右クリックします。

② メニューの中から「インストール」を選択します。

③ 画面の指示に従ってインストールを行ってください。

ドライバのインストールが完了したら、ソフトウェアのセットアップを行ってください。

■Windows Meをご使用の場合

①Windows Meが起動します。 ②「新しいハードウェアの追加ウィザード」が表示されます。

③「ドライバの場所を指定する」を指定し、「次へ」をクリックします。

④「使用中のデバイスに最適なドライバを検索する(推奨)」を指定し、「検索場所の指定」に チェックをつけ、ドライバ保存先の「¥Win95」フォルダを指定し「次へ」をクリックします。

ドライバ保存先の「¥Win95」フォルダを指定します。

⑤ドライバが見つかった旨のダイアログが表示されます。「次へ」をクリックします。 ⑥ファイルのコピーが始まります。

⑦インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリッ

クします。 以上で、Windows Me用のドライバのインストールは完了です。 デバイスドライバのインストール完了後以降は、システム起動時に上記②のように「新しいハー

ドウェアの検索ウィザード」が起動することはありません。デバイスドライバのインストールが

完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行ってください。

- 25 - Interface Corporation

Page 28: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

■Windows 98をご使用の場合

Windows 98が起動します。

②「新しいハードウェアの追加ウィザード」が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックしま

す。 ③「使用中のデバイスに最適なドライバを検索する(推奨)」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

④「検索場所の指定」を選択します。次に、「参照」ボタンをクリックし、ドライバ保存先フォ

ルダを指定します。その後、「次へ」ボタンをクリックします。

ドライバ保存先フォルダを指定します。

⑤インストールする準備ができた旨のダイアログボックスが表示されるので、「次へ」ボタンを

クリックします。 ⑥ ファイルのコピーが始まります。

⑦インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリッ

クします。 以上で、Windows 98用のドライバのインストールは完了です。 デバイスドライバのインストール完了後以降は、システム起動時に上記②のように「新しいハー

ドウェアの検索ウィザード」が起動することはありません。デバイスドライバのインストールが

完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行ってください。

Interface Corporation - 26 -

Page 29: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

- 27 - Interface Corporation

■Windows 95をご使用の場合

①Windows 95が起動します。 ②「デバイスドライバウィザード」が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。 ③デバイスが見つからない旨のダイアログボックスが表示されるので、「場所の指定」ボタンを

クリックします。 ④「参照」ボタンをクリックし、ドライバ保存先の「¥Win95」フォルダを指定します。 その後、「OK」ボタンをクリックします。

⑤ドライバが見つかった旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリック

します。 以上でWindows 95用のドライバのインストールは完了です。 デバイスドライバのインストールが完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行っ

てください。

Page 30: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

5.1.2 ユーティリティディスクのインストール

次の手順で、ソフトウェアGPC-4301のインストールを行ってください。

①弊社Web siteからダウンロードした圧縮ファイルを解凍*して、解凍フォルダ内の「SETUP.EXE」を実行してください。Help, サンプルプログラム等が指定ドライブにインストールされます。

②画面に表示される指示に従って操作してください。

インストールに成功すると、「スタート」メニューの「プログラム」に「Interface GPC-4301」が登録されます。なお、ソフトウェアの使用方法につきましては、Helpをご覧ください。 *:解凍方法 A. ハードディスクに適当な名前のフォルダを新規に作成します。 B. ダウンロードした各ファイルを手順Aで作成したフォルダにコピーします。 C. 手順Bでコピーした各ファイルを実行すると自動的に解凍が始まり、フォルダとファイルが作成されます。

注意!

ドライバインストール後にインタフェースモジュールをコンピュータから外した状態では、アプリ

ケーションを起動させることはできません。

5.1.3 ユーティリティディスクのアンインストール

GPC-4301のアンインストールを行うには、下記のような手順で行ってください。 • Windows Vistaの場合 「コントロールパネル」-「プログラムのアンインストール」から、「Interface GPC-4301」を選択し、「アンインストール」を実行してください。 • Windows XP Embedded, Windows XP, Windows Server 2003の場合 「コントロールパネル」-「プログラムの追加と削除」から、「Interface GPC-4301」を選択し、「削除」を実行してください。 • Windows 2000, Windows NT 4.0, Windows Me, Windows 98, Windows 95の場合 「コントロールパネル」-「アプリケーションの追加と削除」から、「Interface GPC-4301」を選択し、「変更と削除」を実行してください。

Interface Corporation - 28 -

Page 31: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

- 29 - Interface Corporation

5.2 Linux用

弊社ソフトウェアは、次のように構成されています。 • ドライバディスク ソフトウェアを動かすために必要なファイルが入っています。

ダウンロード方法 >> 弊社Web siteよりGPG-4301のDriver Disk [Linux/RTLinux]をダウンロードします。 >> SHのCPUをご使用の方は、弊社Web siteよりGPG-4301のDriver Disk [SHLinux/SH-RTLinux]を

ダウンロードします。 >> 弊社Web siteよりダウンロードして頂いたファイルはアーカイブとなっています。ファイル

を解凍してから使用してください。

5.2.1 インストール

GPG-4301をダウンロードしたディレクトリを/tmpとして説明を行っています。 ① スーパーユーザになります。

%su

Password:-------------rootのパスワード ② アーカイブをダウンロードしたディレクトリに移り、アーカイブを解凍します。

#cd /tmp

#tar xvzf gpg4301_(アーキテクチャ名)※1_(バージョン)※2.tgz ③ 下記のファイルが展開したディレクトリに解凍されます。 lgpg4301.(アーキテクチャ名)※1.tgz Linux用アーカイブ rgpg4301.(アーキテクチャ名)※1.tgz RTLinux用アーカイブ common.tgz 共通モジュール用アーカイブ readme.txt 最新情報記載ファイル install インストール用シェルスクリプト install_ja.txt インストール補助ファイル product.txt インストール補助ファイル sh4.txt インストール補助ファイル※3

④ インストーラを使用して、インストールを行います。

#sh install ⑤ インストーラが起動しますので、画面の指示に従ってインストールを行ってください。

最新(readme.txt)の表示、インストールするコンポーネントの確認等を行い、インストールが行われます。 ※1. アーキテクチャ名には、i386またはsh4が入ります。 ※2. バージョンには、最新バージョンが入ります。 ※3. IBM PC/AT互換機用には含まれていません。

Page 32: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

Interface Corporation - 30 -

■ドライバモジュールの組み込み方法

① スーパーユーザになります。 %su

Password:-------------rootのパスワード

※ RTLinuxの場合はリアルタイムモジュールを組み込みます。 #rtlinux start

② 共通モジュール, ドライバモジュールの組み込みを行います。 ドライバ組み込み用シェルスクリプトを実行してください。

例)インストールディレクトリがデフォルトの場合 #cd /usr/src/interface/gpg4301/(アーキテクチャ名)※1/(OS名)※2/drivers

#sh insgpibhg.sh

また、デバイスノードを作成するために、デバイス番号設定ユーティリティ(dpg0101)を実行します。dpg0101の使用方法はHelpを参照してください。 #sh setup.sh

※ 新しくデバイスをシステムに組み込んだ場合は、全てのデバイスに対してデバイス番号設定プログラムでデバイスノードを作成してください。複数カテゴリのドライバ使用時にドライバのロード順番が前回と変わった場合には、ドライバのロード順番を、デバイス番号設定プログラムを実行した際の順番に戻してください。やむをえず、ドライバのロード順番を変更する場合は、デバイス番号設定プログラムで再設定を行ってください。

③ プログラムを作成し、デバイスの制御を行います。プログラムの作成方法については、チュートリアルを参照してください。

④ ドライバモジュールの組み込みの解除は、ドライバ組み込み解除用シェルスクリプトを実行してください。

例)インストールディレクトリがデフォルトの場合 #cd /usr/src/interface/gpg4301/(アーキテクチャ名)※1/(OS名)※2/drivers

#sh rmgpibhg.sh

※1. アーキテクチャ名には、i386またはsh4が入ります。 ※2. OS名には、Linuxの場合はlinux、RTLinuxの場合はrtlが入ります。

Page 33: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

- 31 - Interface Corporation

■カーネルバージョンについて

予め用意しているドライバと異なるカーネルバージョンに組み込む場合は、警告が出たり、組み

込めない場合があります。 組み込めない場合や、組み込めても正常に動作しない場合は、次の手順でドライバをコンパイル

し直してください。 ①「インストールディレクトリ/common」ディレクトリにある全てのモジュールに対してコンパイルを行い、インストールします。

<dpg0100> #cd /usr/src/interface/common/dpg0100/src

#make

#make install

<dpg0101>

#cd /usr/src/interface/common/dpg0101/src

#make

#make install

<dpg0102>(RTLinuxの場合)

#cd /usr/src/interface/common/dpg0102/src

#make

#make install

② Linuxのドライバのsrcディレクトリに移動し、モジュールのコンパイルを行い、インストールします。 #cd /usr/src/interface/gpg4301/(アーキテクチャ名)※1/(OS名)※2/drivers/src

#make

#make install ③ 各ドライバに用意されているドライバ組み込み用シェルスクリプト(insgpibhg.sh)を同様に実行します。

※1. アーキテクチャ名には、i386またはsh4が入ります。 ※2. OS名には、Linuxの場合はlinux、RTLinuxの場合はrtlが入ります。

Page 34: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

Interface Corporation - 32 -

5.2.2 アンインストール

アンインストールを行うシェルスクリプトを実行します。 ① インストールディレクトリ下の「gpg4301/(アーキテクチャ名)※」ディレクトリにあるuninstallを実行してください。

例)インストールディレクトリがデフォルトの場合 #cd /usr/src/interface/gpg4301/(アーキテクチャ名)※ #sh uninstall

② アンインストーラが起動しますので、画面の指示に従ってアンインストールを行ってください。 ※ アーキテクチャ名には、i386またはsh4が入ります。

Page 35: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

- 33 - Interface Corporation

第6章 システムからの取り外し

6.1 取り外し方法 ①コンピュータ本体の電源が“OFF”であることを確認し、電源ケーブルをACコンセントから外します。その後、外装カバーを外します。

②インタフェースモジュールを留めているビスを外します。

③インタフェースモジュールを指先でつまんで軽く左右にゆすりながら引き出します。

Page 36: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

Interface Corporation - 34 -

第7章 ハードウェア説明

7.1 ハードウェア仕様

全体仕様 項 目 仕 様

対応バス PCI ローカルバス(Rev. 2.1以上), 32ビット, 33MHz, 5V/3.3V信号環境 占有スロット数 1スロット データ転送方式 I/O転送(I/OマップドI/O方式), DMA転送 占有I/Oポート数 32ポート(自動的に割り付けられます。) 外形サイズ スーパーショートサイズ[119.91(D) x 106.68(H)] 単位[mm]

※ 基板部のみ 重量 95g 電源仕様 DC+5V(±5%):0.3A(TYP) 使用環境条件 周囲温度:0℃~50℃, 湿度:20%~90%(非結露) I/Oコネクタ CN1:IEEE488コネクタ

使用コネクタ: IIEEE Std 488.1 (相当品)

絶縁方式 非絶縁 絶縁耐圧 - 絶縁抵抗 - タイマ機能 - 割り込み機能 1点

GP-IB部

項 目 仕 様 入出力チャンネル数 1チャンネル 入出力形式 IEEE Std 488.1(GP-IB)準拠 GP-IBドライバ 75160相当品(データライン)

75162相当品(コントロールライン) インタフェース機能 IEEE Std 488.1をサポート

SH1, AH1, T5/TE5, L3/LE3, SR1, RL1, PP1/PP2, DC1, DT1, C1, C2, C3, C4, C5

LED 3点(I/Oアクセス, GP-IBアクセス, 汎用) 通信方式 データ8ビットパラレル, 3線ハンドシェーク方式 通信速度※ 1.1MB/s (MAX) 最大通信距離 ケーブル総和20m以下, 機器間4m以下 接続機器数 15台(MAX)

※ 実際の通信速度は、コンピュータ, ソフトウェア, 接続機器等に依存します。

Page 37: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

第8章 外部接続

8.1 外部接続

本製品を外部機器と接続する場合には、次の点にご注意ください。

注意!

他の機器類と接続する場合、出力信号同士を衝突させないようにケーブルの配線にはご注

意ください。

IEEE Std 488.1以外の規格の信号を接続しないでください。

8.2 I/Oコネクタピンアサインメント(CN1)

- 35 - Interface Corporation

DIO1

DIO2

DIO3

DIO4

EOI

DAV

NRFD

NDAC

IFC

SRQ

ATN

SHIELD 24

23

22

21

20

19

18

17

16

15

14

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

DIO8

REN

GND

GND

GND

GND

GND

GND

DIO7

CN1:IEEE Std 488.1 (相当品)

13DIO5

CN1

LOGIC GND

DIO6

Page 38: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

Interface Corporation - 36 -

8.3 信号説明 信号名 ピン番号 入出力方向 機 能

DIO1~DIO4 1~4 DIO5~DIO8 13~16

入出力 データ(コマンド, アドレス等)

EOI 5 入出力 データ最終バイト/パラレルポール実行 (End or Identify)

DAV 6 入出力 データ有効(Data Valid) NRFD 7 入出力 受信準備完了(Not Ready For Data) NDAC 8 入出力 受信完了(Not Data Accepted) IFC 9 入出力 インタフェース初期化(Interface Clear) SRQ 10 入出力 サービス要求(Service Request) ATN 11 入出力 データ区別(Attention) SHIELD※ 12 - ケーブルのシールド REN 17 入出力 デバイスのリモート/ローカル制御切り換え

(Remote Enable) GND※ 18~23 - 信号用グランド LOGIC GND※ 24 - 信号用グランド

※ 12番ピン, 18番ピン~23番ピン, 24番ピンは本製品内で接続されており、全て同電位となります。

Page 39: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

8.4 複数台の機器と接続する場合

GP-IBは規格により、接続できる装置の数やケーブルの長さに制限がありますので、ご注意ください。 ◆ 1つのバスに接続できる機器は、最大15台

◆ 接続するケーブルの長さは、各機器間で4m以内

ケーブルの長さ ≦ 4m

No.1 No.2

◆ ケーブルの長さの総合計は、 ・装置の数が11台以上の場合は、20m以内

No.1 No.2 No.3 No.n

ケーブルの長さの総合計 ≦ 20m

・装置の数が10台以下の場合は、機器の数を2倍した値以下

No.1 No.2 No.3 No.10

ケーブルの長さの総合計 ≦ 機器数×2m

◆ それぞれの機器の1次アドレスは、重複しないアドレスを設定

それぞれの機器の1次アドレスを宛先にして、データの送受信が行われます。 1次アドレスは0~30(16進数では00h~1Eh)の範囲内で、同じGP-IBバスに接続している他の機器と重ならないアドレスを設定してください。 なお、1次アドレスが異なれば、2次アドレスは重なっても構いません。 (FFhを設定すると、2次アドレスは“なし”となります。) <例>

1次アドレス:01h 2次アドレス:60h と 1次アドレス:10h

2次アドレス:60h は設定できます。

◆2つのケーブルをつなげて使用できません。

デバイスに接続せずに、ケーブル同士を接続することはできません。

◆ループ状に接続することはできません。

このような接続はできません

- 37 - Interface Corporation

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PCI-4301

8.5 ケーブルを接続する場合

コンピュータまたは外部機器の電源が“OFF”であることを確認して、GP-IBケーブルの挿抜を行ってください。故障や誤動作の原因となります。

8.6 ケーブルコネクタがうまく入らない場合

他のインタフェースモジュールを隣のスロットに入れると、ケーブルコネクタが隣のコネクタと

当たる、または、ケーブルがスロットに当たり、ケーブルコネクタが正しく入らない場合があり

ます。 この場合、GP-IBコネクタ部にアダプタを付けて、ご使用ください。 (推奨:ブラックボックス・ネットワークサービス株式会社 EXN01)

コンピュータ背面図

◆ スロットの奥行き 15mm以下

スロット前面図コンピュータのスロットを前面から見た図です。 GP-IBコネクタの正面が見えます。

スロットの奥行きが 15mm 以上のスロットには実装できません。 ケーブルがスロットに接触する場合があります。(下図参照)

①より②が大きいと、ケーブルコネクタが隣のコネクタと接触する場合があります。(下図参照)

◆ ① > ② にする

① ②

ケーブル側面図

上記を満たしていないケーブルやアダプタを使用すると・・・

スロット前面図

ケーブルがスロットに接触し、コネクタが正しく挿入できない場合があります。

ケーブルコネクタが隣のコネクタと接触する場合があります。

Interface Corporation - 38 -

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PCI-4301

- 39 - Interface Corporation

第9章 困った時に

9.1 困った時のチェックポイント 症 状 チェック項目

<Windows Vista, Windows XP Embedded, Windows XP, Windows Server 2003, Windows 2000, Windows Me, Windows 98, Windows 95の場合> コンピュータのBIOS設定にて、「Plug and Play OS」の設定が「YES」になっていますか?

コントロールパネル-システム-デバイスマネージャで「Interface GPIB Configuration」を確認すると、“!”がつく。自己診断, ユーティリティプログラムでインタフェースモジュールが表示されない。 <Windows NTの場合>

コンピュータのBIOS設定にて、「Plug and Play OS」の設定が「NO」になっていますか? インタフェースモジュール, ケーブルは正しく接続されていますか? コンピュータや拡張ユニットの電源容量は適切なものですか? ソフトウェアは正しくインストールしていますか?

インタフェースモジュールが正常に動作しない。

複数枚使用時、RSW1の設定値が重複していませんか? コントロールパネルでインタフェースモジュールの登録は行っていますか? ソフトウェアで指定するインタフェースモジュール番号は、RSW1の設定値と一致していますか? 機器アドレスが、インタフェースモジュールと測定機器または測定機器同士で異なった値になっていますか?

GPC-4301ソフトウェアが動作しない。

<Windows NTの場合> ドライバのインストールは行っていますか? コントロールパネルでインタフェースモジュールの登録は行っていますか?

サンプルプログラムを実行しようとすると、「GPC4304.DLLファイルがありません」と表示される。 ソフトウェアで指定するインタフェースモジュール番号

は、RSW1の設定値と一致させてください。 測定機器と本製品のデリミタ・コードは同じですか? 測定機器のGP-IBアドレスは正しいですか? GP-IBケーブルで接続されている機器のGP-IBアドレスは、重なっていませんか? 測定機器の通信速度, 処理時間に合ったタイムアウト時間を設定していますか?

データ転送でエラーが発生する。

コンピュータの処理速度に測定機器が追従していますか?

送受信すると、アプリケーションプログラムがハングアップしたような状態になる。

計測機器やアドレスの設定は正しいですか?これは、ハングアップではなく、タイムアウト待ち状態のまま関数から戻ってこない状態になっています。タイムアウト時間を経過すれば、関数から制御が戻ってきます。

GPC-4301を使用しているが、一部の計測機器に対してデバイスクリアを実行すると、「エラーコード:-7」が発生する。

「コントロールパネル」-「Interface GPIB Configuration」-「初期化情報」-「コマンド送出タイムアウト」の値を大きくするようにしてください。

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PCI-4301

9.2 Q&A

本製品に関するお問い合わせの中から、お問い合わせの多いものを一部ご紹介しています。 Readmeまたは弊社Web site(www.interface.co.jp)にも掲載していますので、参照してください。

<ケーブル> Q1.2mのGP-IBケーブルを 2本接続して、4mの GP-IBケーブルとして使用しても大丈夫ですか? A1.2本のケーブルを接続して 1本のケーブルとして使用することはできません。機器に接続せずに、ケーブル同士を接続することはできません。 ※ 長さが 2m以外の GP-IBケーブルについては、カスタマーサポートセンタにご相談ください。

<初期化時> Q1.デバイスドライバやソフトウエアをインストールした後に、初期化は必要ですか? A1.インタフェースモジュールの登録が必要です。インタフェースモジュールの登録は、コントロー

ルパネル内の「Interface GPIB Configuration」でインタフェースモジュールの追加を行ってください。

Q2.コントロールパネルのインタフェースモジュール番号はどのように設定すればよいですか? A2. コントロールパネルのインタフェースモジュール番号とインタフェースモジュールの RSW1の

値は一致する必要があります。RSW1の値が“0”のインタフェースモジュールを使用する場合は、コントロールパネルでインタフェースモジュール番号が“0”になるように設定してください。インタフェースモジュールの RSW1 の設定値を変更した場合には、コントロールパネルで登録するインタフェースモジュール番号も一致するように変更する必要があります。 複数枚のインタフェースモジュールをご利用する場合には、弊社 GP-IBインタフェース モジュールの RSW1の設定値が重複しないようにしてください。

<データ転送時> Q1.PciGpibExMastSendData関数のアドレステーブルで複数のリスナを指定すると、同じデータが

同時に送信されるのでしょうか?

A1.同時に同じデータが送信されます。 GP-IB(IEEE488.1)では、一つのトーカ(送信側)から、複数へのリスナ(受信側)への同時データ転送が可能です。PciGpibExMastSendData関数はそれに対応しています。

Q2.送信を行うと“エラーコード -13 データ送信に失敗しました”となります。

A2.“エラーコード -13 データ送信に失敗しました”というエラーは、受信側機器が受信状態になっていないときに発生します。次の点をご確認ください。

1)GP-IBケーブルが正しく接続されているか。 2)相手の機器アドレスが間違っていないか。 3)相手の機器の電源が投入されているか。 4)相手の機器がデータ受信ができるように初期化されているか。

Q3.計測機器からのデータ受信において、異常なデータが受信されます(いわゆるデータ化け)。

A3.受信データにノイズがのり、データが異常に変化している可能性があります。次の点をご確認

し、設置環境を整えてください。 1)GP-IBケーブルがしっかりと接続されているか。 2)GP-IBケーブルに過度の変形(折り曲げ等)や荷重(引っ張り等)はないか。 3)GP-IBケーブルが、ノイズを発生する機器に接近してないか。 4)本製品と各計測器のグランド電位に著しい差がないか。

Interface Corporation - 40 -

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PCI-4301

<データ転送時> Q4.測定機器の制御を行うためのコマンド(測定レンジの変更等)を、PciGpibExWriteBusCmd 関数

で送信しましたが、うまく制御できません。

A4.PciGpibExMastSendData関数を使用して、計測機器の制御コマンド文字列を送信してください。一般的に、計測器の制御コマンド文字列はデバイスディペンデントメッセージ(データ)で計測器に送信します。 PciGpibExMastSendData関数は、デバイスディペンデントメッセージ(データ)を送信する時に用います。 対して、PciGpibExWriteBusCmd関数は、GP-IB(バス)を制御するインタフェースメッセージ(コマンド)を送信する時に用います。

Q5.一度に送受信できるデータのサイズに制限はありますか?

A5.データサイズに特に制限はありません。メモリが確保できるまで送信できます。

Q6.データ送信は問題ありませんが、データ受信時にタイムアウトが発生します。

A6.計測機器によっては、動作モードにより GP-IBからのデータ受信ができない場合があります。計測機器へ送信する制御コマンドが適切かどうかご確認ください。

<Visual Basic使用時> Q1.バイナリデータの取り込みがうまくできません。

A1.バイナリデータの受信方法は、コードを以下のようにします。 (1)関数宣言を以下のように変更します。

Declare Function PciGpibExMastRecvData Lib ”GPC4301.DLL”( ByVal BoardNo As Long, ByRef npAdrsTbl As Long, ByRef dwpLength As Long, ByRef pvBuffer As Any, ByVal uMsg As Long )As Long

(2)「Public RecvBuffer As String *3000(この数値は例)」を以下のようにバイト型の配列に変更します。

Public RecvBuffer (0 to 3000) As Byte

(3)PciGpibExMastRecvDataの記述を以下のようにします。 Nret = PciGpibExMastRecvData (0, InpDevAdrsTbl (0), RecvLen, RecvBuffer (0), 0) 「RecvBuffer (0)」というように、添字の番号を忘れないようにしましょう。

Q2.ドライバのインストール後、再起動して、Visual Basic 5.0でサンプルプログラム Device.vbpを実行させると、「“GPC4301.DLL”ファイルが見つからない」と表示されます。Windows¥Systemには、GPC4301.DLLはあります。どうすればよいのですか?

A2.コントロールパネルの「Interface GPIB Configuration」を実行して、インタフェースモジュールの追加, 初期化情報を設定してください。

Q3.Visual Basic でプログラムを書いているのですが、GpibSendというコマンドを使用しようとすると「定義されていません」というメッセージが出てきます。

A3.これは「Declare Function…」の宣言文がないために発生する現象です。 対策方法として、標準モジュールファイルを、今作成中のプロジェクトにコピーするか、または「Declare Function…」の文をカット&ペーストしてください。

- 41 - Interface Corporation

Page 44: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

<Visual Basic使用時> Q4.Visual Basic で非同期で文字列型変数(STRING型)の送信/受信を実行すると送信してもデータ

が送られてない、また受信では受信データが変数に格納されない。

A4.次のような手順にてコードを修正/作成する必要があります。 1)標準モジュールファイル(拡張子.BAS)に次の変数を追加します。 Declare Function GlobalAlloc Lib "kernel32" (ByVal wFlags As Long, ByVal dwBytes As Long) As Long Declare Sub CopyMemory Lib "kernel32" Alias "RtlMoveMemory" (ByVal lpString As Any, ByVal lpString2 As Any, ByVal iMaxLength As Long) Declare Function GlobalFree Lib "kernel32" (ByVal hMem As Long) As Long

Public Const GMEM_FIXED = &H0 Public Const GMEM_MOVEABLE = &H2 Public Const GMEM_ZEROINIT = &H40 Public Const GPTR = (GMEM_FIXED Or GMEM_ZEROINIT)

Public RecvAsciiBuffer As String * 32 ' 受信バッファ サイズ 32バイト (固定長文字列) Public SendAsciiBuffer As String ' 送信バッファ

2)受信の処理を次のように記述します。以下は例です。 pRecvMem = GlobalAlloc(GPTR, 4096) ' 受信バッファの領域確保にWin32APIの

' GlobalAllocを利用します。 ' データ受信 nLen = 32 nStat = PciGpibExMastAsciiRecvData(0, InpDevAdrsTbl(0), nLen, pRecvMem, WM_NULL) : ' データ受信完了待ち Do nStat = PciGpibExMastAsciiRecvData(0, InpDevAdrsTbl(0), nLen, pRecvMem, WM_NULL) If nStat = 0 Then Exit Do End If Loop While True CopyMemory RecvAsciiBuffer, pRecvMem, nLen ' 確保した受信バッファから文字列型変数

' へデータをコピー GlobalFree pRecvMem ' GlobalAllocで確保した領域を解放します。

' 受信データ表示 Label3.Caption = RecvAsciiBuffer

3)送信の処理を次のように記述します。以下は例です。 ' 送信データを送信バッファにセット SendAsciiBuffer = StrConv("F1R0SI100IT1", vbFromUnicode) lLen = LenB(SendAsciiBuffer) SendAsciiBuffer = StrConv(SendAsciiBuffer, vbUnicode) pSendMem = GlobalAlloc(GPTR, 4096) ' 送信バッファの領域確保にWin32APIの

' GlobalAllocを利用します。 CopyMemory pSendMem, SendAsciiBuffer, lLen ' 送信バッファへ送信データをコピー

' データ送信 nStat = PciGpibExMastAsciiSendData(0, InpDevAdrsTbl(0), lLen, pSendMem, WM_NULL) : ' データ送信完了待ち Do nStat = PciGpibExMastAsciiSendData(0, InpDevAdrsTbl(0), lLen, pSendMem, WM_NULL) If nStat = 0 Then Exit Do End If Loop While True

GlobalFree pSendMem ' 確保した送信バッファを解放します。

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Page 45: S MANUAL PCI-4301 - Interface

PCI-4301

<他の言語での使用時> Q1.N88BASICで使用したい。 A1.誠に申し訳ございませんが、N88BASICで使用することはできません。 Q2.C++ Builder でビルドを行うと、「リンクエラー」が発生します。リンク時に「Unresolved

Extrnal'PciGpib~'referenced from~」とエラーが出ます。 A2.C++ Builderの統合環境メニューから「表示」→「プロジェクトマネージャー」を選択し、

インポートライブラリファイルをプロジェクトに追加してください。

<プログラム作成方法> Q1.API関数のコマンドパラメータはどこにありますか? A1.API関数の各パラメータは Helpに記載しています。「スタート」→「プログラム」→「Interface

GPC-4301」→「Help」にあります。 Q2.計測機器から単精度浮動小数点(4バイト)のバイナリデータが出力されるのですが、それを受信

する場合、どのようにすればよいのでしょうか? つまり、float型(Visual Basicでは、Single型)で配列(0)=4バイト, 配列(1)=4バイトという イメージです。

A2.バイト型ではなく、Single型で受信する場合には、次のように修正を行います。

Public SendBuffer(0 to 127) AS Byte → Public SendBuffer(0 to 127) AS Single 配列の型を Singleに変更するのみです。 注意点としては、送受信の APIでは、データ長はバイト単位であるため、Singleの配列に格納する場合、「4 バイト=1 配列」である点を考慮しておく必要があります。また、計測機器から送られてくるデータが単精度浮動小数点形式となっていることもご注意ください。

Q3.PCI-4301をマスターモードで使用する場合、他の機器から送信された SRQ 信号のステータス

を調べるためには、高機能 DLLの中ではどの関数を使えばよいでしょうか? A3.PciGpibExCheckSrq関数をご使用ください。 Q4.高機能 DLLについて、PciGpibExCheckSrqを使った場合、SRQ信号が入力されたかどうかは

確認できますが、8ビットのステータスバイトの内容は確認できません。 これを確認する場合、他に関数があるのでしょうか?

A4.8ビットのステータスバイトを取得するためには、下記の APIを使用します。

PciGpibExExecSpoll(これは、シリアルポーリングを実行する関数です。) Q5.計測機器の各種コマンドは送信文字列を

'char *szSendData="L0C2C0C1";' というように一緒に記述して問題ないでしょうか?

A5.計測機器がコマンドを一緒に受け付ける仕様となっていれば、問題ありません。 Q6.アドレステーブル設定で、“int nInpDevAdrsTbl[2]={2, -1};”の “{2, -1}”は何を意味するので

すか。またこのリストの場合はどのように変更すべきですか? A6.{2, -1}

「2」の箇所は、機器アドレスを指定します。お客様の機器アドレスが 22の場合は、この箇所は「22」とする必要があります。複数の機器を指定する場合(例えば機器アドレスが 2と 4)は、{2, 4, -1}のようにします。 「-1」は終端コードです。(必ず-1を指定します。)

Q7.戻り値として「-999」となるが、どうしてでしょうか? A7.「コントロールパネル」→「Interface GPIB Configuration」の設定にて、インタフェースモジュー

ルの登録は行われていますか?インタフェースモジュールの登録を行わないと、使用することはできません。詳細につきましては、Helpを参照してください。

Q8.サンプルプログラムのビルドを行うと、“fatal error C1083:インクルードファイルがオープンできません”, “'GPC4301.h': No such file or directory”と表示されます。

A8.これは、GPC4301.Hがサンプルプログラムと同じフォルダにないために起こるエラーです。GPC4301.Hをサンプルプログラムのあるフォルダへコピーしてください。 詳細につきましては、ご利用の言語の Helpを参照してください。

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PCI-4301

<プログラム作成方法> Q9.今回マルチメータとオシロスコープをGP-IBでコントロールしますが、サンプルプログラムと

Readme しか資料はないのでしょうか? 初めて使うため、もう少しわかりやすい資料はありませんか?

A9.インストール後に参照できる資料としては、Readme と各種サンプルプログラムそして

Help(HTMLファイル)を用意しております(「スタート」→「プログラム」→「Interface GPC-4301」で見ることができます)。基本的な APIの実行手順および各APIの引数等については Helpを参照してください。 また、弊社では初めて GP-IBをお使いになられる方のために、「GP-IBチュートリアル」を用意しております(弊社Web site(www.interface.co.jp)にあります)。

Q10.PCI-4301ドライバのサンプルプログラム(ManualOp)を Visual C++の環境でコンパイルしよう

とすると、以下のエラーがでます。 LIBCD.LIB(crt0.obj):error LNK2001:外部シンボル‘_main’は未解決です。

A10.Visual C++にてサンプルプログラムをビルドする場合、MAK ファイルを読み込むようにして

ください。MAK ファイルをプロジェクトワークスペースにて読み込むことで、サンプルプログラムのビルドが可能になります。

Q11.GPC43012.Hをインクルードしただけでは「ヘッダファイルがインクルードできません」とい

うエラーが出るので、GPC43012.H をプログラムと同じディレクトリに置いてコンパイルしてみると、ヘッダファイルの方にたくさんのエラーが出てしまい、関数を使うことができません。

A11.アプリケーションでは、GPC43012.LIBを必ずリンクするようにプロジェクトを作成してくだ

さい。サンプルプログラムを参照してください。

<サンプルプログラム>

Q1.“GPC4301.DLL が見つかりません”というメッセージが出て、サンプルプログラムが実行できません。

A1.「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「Interface GPIB Configuration」を実行して、

アプレット起動後、インタフェースモジュールが登録されていることをご確認ください。登録されていなければ、「追加」ボタンをクリックし、インタフェースモジュールの登録/追加を 行ってください。

<ActiveXコントロール> Q1.データを Excelに保存させたいのですが、どのようにしたらよいのでしょうか?

A1.弊社Web siteより提供しているGP-IB用ActiveXコントロール(BPA-0515)の Excel対応版ActiveXコントロールをご利用ください。スクリプト(一連の手続きを記述したファイル)により、計測器からデータを読み込み、Excelのワークシートへデータを直接書き込むことができます。

Interface Corporation - 44 -

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PCI-4301

<ActiveXコントロール> Q2.弊社Web siteより提供している GP-IB用 ActiveXコントロール(BPA-0515)のサンプルプログラムで対応している計測器はどれですか?

A2.以下の計測器に対応したサンプルプログラムがございます。 ・アジレントテクノロジー(旧ヒューレット パッカード)

分 類 型 式 高機能版 ActiveX Excel版 ActiveX マルチメータ HP34401A ○ ○ マルチメータ HP3458A - ○ オシロスコープ HP54645D - ○ ユニバーサルソース HP3245A ○ -

・アドバンテスト 分 類 型 式 高機能版 ActiveX Excel版 ActiveX

マルチメータ R6451 - ○

・岩崎通信機 分 類 型 式 高機能版 ActiveX Excel版 ActiveX

マルチメータ VOAC7412 - ○

・横河電機 分 類 型 式 高機能版 ActiveX Excel版 ActiveX

マルチメータ Model7555 - ○ マルチメータ Model7561 ○ ○

<その他> Q1.Web siteより、新しいドライバをダウンロードしましたが、ドライバソフトウェアのバージョ

ンアップ方法がよくわかりません。

A1. (1)ハードディスクに適当な名前のディレクトリを新規に作成します。 (2)ダウンロードした各ファイルを手順(1)で作成したディレクトリにコピーします。 (3)手順(2)でコピーした各ファイルを実行すると自動的に解凍が始まり、ディレクトリとファイルが作成されます。

(4)フォーマット済みの空きフロッピーディスクを DISK枚数分用意します。 (5)手順(3)で解凍して作成されたディレクトリの中のファイルを手順(4)で用意した フロッピーディスクにそれぞれコピーします。 以上でバージョンアップ用のインストールディスクが作成されます。 インストールディスクを使用したバージョンアップ方法については、Readmeの 「バージョンアップ方法」をご覧ください。 Readmeは、ドライバソフトウェアの解凍先にあります。 ※ バージョンアップ手順内の説明で“CD”と記述されている箇所を“フロッピーディスク” と置き換えてお読みください。

Q2.計測機器を制御したいのですが、GPC-4301ドライバを使用する時、Visual C++や Visual Basic等言語は必要ですか?

A2.GPC-4301ドライバをご利用する場合には、必ず各種開発言語(DLL呼び出し可能)が必要です。対応言語につきましては、Readmeもしくは,Helpを参照してください。

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PCI-4301

第10章 USER’S MANUALと本製品の対応状況

10.1 本製品の版数

本製品の版数は、本製品の表面または裏面に印刷しています。印刷している場所は本製品のサイ

ズにより異なります。下図を参照してください。

本製品裏面(はんだ面)

<スーパーショートサイズの場合> <ショートサイズの場合>

本製品表面(部品面)

P/xxx/x-xxx[

Interface Corporation - 46 -

○]

本製品の版数

P/xx

x/x-

xxx

]

本製品の 版数

[○

10.2 USER’S MANUALと本製品の対応状況

USER’S MANUALのバージョンと本製品の版数は、下記のように対応しています。 USER’S MANUALのバージョン 本製品の版数

Ver. 1.0 11版 Ver. 1.1 11版 Ver. 1.2 11版 Ver. 1.3 11版 Ver. 1.4 11版 Ver. 1.5 11版 Ver. 1.6 11版 Ver. 1.7 11版 Ver. 1.8 11版 Ver. 1.9 11版, 12版 Ver. 2.0 12版 Ver. 2.1 13版 Ver. 2.2 13版 Ver. 2.3 13版

注意!

USER’S MANUALのバージョンと本製品の版数は異なりますので、ご注意ください。

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PCI-4301

- 47 - Interface Corporation

第11章 オプション品一覧

11.1 オプション品一覧

詳細は弊社Web site(www.interface.co.jp)を参照してください。 接続ケーブル

型 式 説 明 ECO-2220 GPIB IEEE488準拠ケーブル(2.0m)

ソフトウェア

型 式 説 明 BPA-0515 GP-IB インタフェースモジュール用ActiveXコントロール BPC-0244 GP-IBインタフェースモジュール用MATLABソフトウェア BPC-0808 LabVIEW セットアップ情報ユーティリティ GPC-4301 GP-IBインタフェースモジュール用Windowsドライバ GPD-4301 GP-IBインタフェースモジュール用DOSライブラリ GPG-4301 GP-IBインタフェースモジュール用Linux/RTドライバ GPC-4301N GP-IBインタフェースモジュールIEEE488Windowsドライバ

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PCI-4301

Interface Corporation - 48 -

第12章 情報サービス

12.1 情報の入手方法

弊社Web siteでは様々なサービスを提供しております。

日本: www.interface.co.jp 海外: www.interface-world.com

ダウンロードするためには、ユーザID登録が必要になります。 製品情報 新製品情報, 製品の個別仕様, セレクションガイド サポート オンラインQA, 製品修理, 貸出サービス, FAQ, 用語集 購入方法 販売店一覧, 通信販売 ダウンロード マニュアル, ソフトウェア, チュートリアル(入門書)

※ Web siteの内容については、随時更新していますので、上記と異なる場合があります。

12.2 製品使用登録

弊社Web siteより製品使用登録を行うことで、保証期間が最大2年延長になります。 また、製品のバージョンアップ情報を電子メールでお届けします。製品到着後1年以内に登録してください。 http://www.interface.co.jp/usr_register/prdc_regist.asp 製品の保証期間は、Web siteの製品保証照会システムにて確認できます。 http://www.interface.co.jp/support/warranty/warranty_info.asp

12.3 FAQ(よく寄せられる質問)

弊社Web site上に製品のFAQを掲載しています。 製品に関する質問等がございましたら、FAQを参照してください。

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PCI-4301

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改訂履歴

Ver. 年 月 改 訂 内 容 2.3 2007年11月 ●章構成見直し。

●『第1章 ご使用になる前に』削除。 ●『第3章 3.2 機器への接続方法』削除。 ●『第5章 5.2 Linux用』追加。 ●『第6章 自己診断方法』削除。 ●『第8章 8.3 信号説明』追加。 ●『第11章 オプション品一覧』 ・オプション品型式変更。 ●『第12章 情報サービス』追加。 ●ソフトウェア Windows Vista, Windows XP Embedded対応。 ●フォーマット変更。

2.2 2004年12月 ●USER'S MANUAL PCI-4301をMPB-J4301に変更。 ●『第1章 1.1 箱の中身をお確かめください』削除。 ●『第3章 セットアップ』変更。 ●『第5章 5.1 機能と特長』 ・8)PCI 5V/3.3V信号環境対応追加。 ●ソフトウェア Windows Server 2003対応。

2.1 2003年10月 ●『第7章 7.2 USER'S MANUALとボードの対応状況』 ・内容修正。

2.0 2003年5月 ●『第7章 7.2 USER'S MANUALとボードの対応状況』 ・内容修正。

1.9 2003年3月 ●『第1章 ご使用になる前に』 ・注意事項追加,修正。 ●『第4章 4.5 ケーブルコネクタがうまく入らない場合』 ・説明追加。 ●『第5章 7.1 困った時のチェックポイント』, 『第5章 7.2 Q&A』<その他> ・内容追加,修正。

1.8 2002年8月 ●『第2章 2.1 ユーティリティ起動とボードの初期化』 ・機器アドレスについての説明を追加。 ●『第5章 7.1 困った時のチェックポイント』 ・付属ソフトウェアが動作しない時のチェック項目の追加。 ●付属ソフトウェア Windows XP対応。

1.7 2001年8月 ●『第2章 動かしてみよう』 ・注意文追加。

1.6 2001年6月 ●下記ActiveX コントロールをBPA-0515として独立。 ・GPIB ActiveX コントロール(旧 高機能版ActiveX ・標準版ActiveX コントロール ・Excel対応版ActiveX コントロール

1.5 2000年11月 ●『第5章 5.2.2 診断方法』 ・DiagGpib(診断プログラム)を使用する際、ボードの動作モードを「MASTER」にするよう注意文追加。

1.4 2000年9月 ●付属ソフトウェア Windows Me対応。 1.3 2000年7月 ●『第6章 5.2 ボード仕様』

・外形寸法修正(奥行き:119.11mm→119.91mm) 1.2 2000年6月 ●付属ソフトウェア型式変更(GPC-4304→GPC-4301)。

●『第5章 7.2 Q&A』 ・<Visual Basic 使用時>Q4追加。

1.1 2000年5月 ●『第5章 7.2 Q&A』 ・<Visual Basic 使用時> A1.(1)のプログラム訂正。

1.0 2000年3月 新規作成

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補償について ● 本製品(ハードウェア, ソフトウェア)のシステム組み込み, 使用、ならびに本製品から得られる結果に関する一切のリスクについては、本製品の使用者に帰属するものとします。 ● 本製品に含まれるバグ、あるいは本製品の供給(納期遅延), 性能、もしくは使用に起因する付帯的損害もしくは間接的損害に対して、弊社に全面的に責がある場合でも、弊社はその製品に対する改良(正常に動作する)、代品交換までとし、金銭面での賠償の責任は一切負わないものとしますので、予めご了承ください。 ● 本製品(ソフトウェアを含む)は、日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊社は一切責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、海外での保守サービスおよび技術サポート等は行っておりません。

保証について

●弊社の保証規定によります。一部の製品および機械的な可動部分のある製品は1年間です。 ソフトウェア, 消耗品(バッテリー等)は除きます。 注)保証期間は弊社Web siteでシリアル番号を入力することにより、ご確認できます。 インターネットに接続できない方は、カスタマーサポートセンタまでご連絡ください。 ●保証期間内は、原則として無償修理とします。(送料はお客様のご負担を条件とさせて頂きます。) ただし、保証期間内であっても下記の場合は有償修理となります。 ①お客様による輸送, 移動時の落下, 衝突等、お客様のお取扱いが適正でないために生じた故障, 損傷の場合および消耗品 の交換 ②火災, 地震, 水害等の天災および異常電圧による故障, 損傷の場合 ③弊社製品に接続している弊社指定機器以外の機器の故障に起因する故障の場合 ④弊社以外で修理, 改造した場合 ⑤弊社製品の説明書に記載された使用方法および注意事項に反するお取扱いによって生じた故障の場合 ●保証は、本製品が日本国内で使用される場合に限り有効です。 ●保証期間を過ぎた場合には、全て有償修理扱いとなります。 再修理の保証は、修理完了後6ヶ月以内で同一部品が故障した場合のみです。(ただし、修理が可能な箇所であることとします。)その場合は、前回の修理報告書を必ず添付してください。添付されていない場合は新規修理の扱いとなります。

輸出する際の注意事項

本製品は、外国為替および外国貿易法の規定により、戦略物資等輸出規制品に該当します。 従って、日本国外に持ち出す際には、日本国政府の輸出許可申請等必要な手続きをお取りください。

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■サポート体制 本製品についてのお問い合わせは、カスタマーサポートセンタで承ります。弊社Web siteのオンラインQA(「サポート」→「カスタマーサポートセンタ」をクリック)、E-mailまたはフリーダイヤルをご利用ください。

■修理・メンテナンス体制 故障した場合は弊社Web siteのオンライン修理依頼、もしくは修理依頼書を弊社Web siteからダウンロードし必要事項を記入の上、故障品と一緒に下記までお送りください。※ 送料はお客様にてご負担願います。

■お問い合わせ先 カスタマーサポートセンタ

TEL 0120-447213 FAX 0120-458257 (祝日および弊社休業日を除く月~金 AM9:00~PM5:00迄) E-mail [email protected]

故障品お問い合わせ カスタマーサポートセンタ TEL(082)262-1630 FAX(082)262-1552 (祝日および弊社休業日を除く月~金 AM9:00~PM5:00迄)

故障品の送付 〒873-0231 大分県国東市安岐町下原1428 株式会社インタフェース 大分事業所 修理受付係

MPB-J4301 Ver. 2.3 Vol. 1/1