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Recycle Design 横浜市資源リサイクル事業協同組合 横浜型地域貢献企業【最上位】認定

Recycle Design · (戦略的CSR活動) そのためには「りくみブランド」を確立し市民に選ばれる企業・業界となること、公共サービスを提供する

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Recycle Design

横浜市資源リサイクル事業協同組合

横浜型地域貢献企業【最上位】認定

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平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

1.CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」 ・・・・1~2

2.環境方針と個人情報保護方針 ・・・・・・・・・・・・・3~4

3.社会貢献活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5~13

3-1 「月刊リサイクルデザイン」の発行 ・・・・・・・・5~6

3-2 「リサイクルデザインサポーター」制度・読者の募集・・・7

3-3 移動リサイクル教室「出前講師」 ・・・・・・・・・・・7

3-4 「環境絵日記」の募集 ・・・・・・・・・・・・・・・・8

3-5 「環境未来都市・環境絵日記展」の開催 ・・・・・9~12

3-6 「学校等アルミ缶もったいないプロジェクト」 ・・・・・13

3-7 イベントへの出展など ・・・・・・・・・・・・・・・・13

4.回収事業、再生製品開発・販売事業・・・・・・・・・14~16

4-1 「よこはま市民の回収」の取り組み ・・・・・・・・・14

4-2 古紙回収事業(資源集団回収・オフィス共同回収)14~15

4-3 再生製品開発・販売事業 ・・・・・・・・・・・・・・16

5.資源化センター事業(受託事業) ・・・・・・・・・・・・17

6.リサイクルポート山ノ内 ・・・・・・・・・・・・・・・・17

7.その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18~23

7-1 「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞・・・・・・18

7-2 「プライバシーマーク」認証取得・・・・・・・・・・・19

7-3 「全省庁統一資格」取得・・・・・・・・・・・・・・・19

7-4 「ISO14001」認証更新・・・・・・・・・・・・19

7-5 地域貢献企業【最上位】認定 更新・・・・・・・・・・20

7-6 「官公需適格組合認定」更新・・・・・・・・・・・・・20

7-7 「産業廃棄物収集運搬業許可証」更新・・・・・・・・・20

7-8 「つなごう未来へヨコハマ3R夢」への広告掲載・・・・21

7-9 その他の事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・21~23

平成 25 年度リサイクルデザイン 活 動 振 り 返 り

私たち横浜市資源リサイクル事業協同組合(通称:リサイクルデザイン )は、横浜市内のリサイクル業者 (古紙、金属、びん、故繊維 )が集い、「持続可能な循環型社会」をめざして活動している団体です。 私たちは、それぞれがリサイクルのプロで

す。個々の持てる力を最大限発揮し、一致団結して横浜から『環境行動の推進』に臨んでいきたいと思っています。

組合からのメッセージ

21 世 紀 のリ サ イク ル 事 業は 自 治 体事 業と 民 間 事 業 の 中 間 事 業 と し て 考 え 、 公(Of f ic ia l)と私 (Pr iva te)の良いところを生かして、半公共的な立場から行政支援・市民支援をめざしています。 リサ イ ク ル事 業 を環 境 産 業と の 認 識を 持

ち、「循環型都市づくり」への参加を目標に共 (Publ ic )と言う基本概念を導入しました。

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私達は、社会的課題に取り組むリサイクル業界のトップランナーをめざします。CSR戦略ビジョン「りくみビジョン2020」を掲げ、「リサイクルデザイン

タウン」の構築に向けて、新たな社会貢献ビジネスを展開してまいります。

循環型社会に向けた社会の変革をふまえ、社会的企業としての組合・リサイクル業界が中心となり、市民や

事業者、行政と連携・協力し合って循環型社会を担っていく地域社会の姿を「リサイクルデザインタウン」と名付け、将来ビジョンとして掲げます。

「リサイクルデザインタウン」の実現のためには、CSR(企業の社会的責任)を経営上の最も重要な戦略として位置付け、社会的企業・業界への脱皮が必要となります。(戦略的CSR活動)

そのためには「りくみブランド」を確立し市民に選ばれる企業・業界となること、公共サービスを提供する社会貢献ビジネスとして、循環型社会をめざす行政や市民、事業者の多様なニーズに対応できる仕組みや体制の整備を図ることを目指します。

CSR戦略ビジョン

「りくみビジョン2020」

「りくみビジョン2020」とは?

リサイクルデザインタウンとは?

リサイクル業界は、市民や自治体からリサイクルの担い手として期待されており、社会的な使命は大きくなっております。循環型社会を支える基幹的な産業として、将来を見据えた発展をしていかなければなりません。

「リサイクルデザインタウン」とは、循環型社会に向けた社会の変革をふまえ、社会的企業としての組合・リサイクル業界が提案・行動し、市民や事業者、行政と連携・協力し合って循環型社会を担っていく地域社会の姿をイメージしたものです。

リサイクルデザインタウン(地域循環型社会)の構築を目指して

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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「りくみビジョン2020」の構成

りくみブランドの確立 公共サービスの担い手としての役割と機能の強化

社会的企業・業界への脱皮

リサイクルデザインタウンの構築

リサイクルデザインタウンの創造に向けて

未来の子どもたちへ美しい地球を残すためには一人一人の

行動が大きな力となります。

環境に配慮する行動に誰もが気軽に参加できる街、それが

私たちの目指す「リサイクルデザインタウン」です。

大切なエネルギー資源の節約と効率的な資源物の収集体制の構築を目指します。また、市民生活に必要な情報とは何かを考え、 情報の取捨選択能力を高めていきます。

つかいやすい、わかりやすい、たのしい、そして市民生活にとって真に存在価値のあるリサイクルビジネスを横浜にひろげていきます。

リサイクルデザインの技術や人材を社会基盤のために投資します。そして地域経済の活性化と未来を引き継ぐ人材の創出に貢献します。

職場、現場対応の向上につねに努め、そのことだけが市民生活に最善な回答を導けると考え、行動します。

私たちはリサイクル業界を担う当事者です。 これまでも、そして、これからも不変であり、その自覚は社会貢献活動によって向上します。

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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基本理念

‐持続可能な循環型社会(リサイクルデザインタウン)をめざして‐ 日本はかつて、非常にリサイクルがうまくいっていました。言うなれば、循環型社会が確立した環境にやさ

しい国でした。 しかし、高度経済成長への政策転換を機に消費は美徳と謳い「大量生産・大量消費」型のライフスタイルを

持て囃し、その結果として今日の「大量廃棄」という社会構造を生み出し、さまざまな環境問題を引き起こしています。これは単に大量廃棄の行き先を大量リサイクルに変えるのでは解決できません。どうすれば社会の構造を「持続可能な循環型社会(リサイクルデザインタウン)」に作り直すことができるかが、これからの社会づくりには必要なのです。 リサイクルデザインタウン(持続性のある循環型社会)をめざすためには、市民の皆さまとの協力が必要不

可欠です。月刊リサイクルデザインの発行や出前講師、リサイクルデザインフォーラム(子ども環境会議&環境絵日記)などの地域に根ざした形での活動を積極的に取り組み、市民の皆さまにリサイクルの本質を理解していただき、一緒になってリサイクルデザインタウン(循環型都市よこはま)づくりを考えていきます。 リサイクル産業にも大企業がつぎつぎに参入するようになりました。私たち横浜市資源リサイクル事業協同

組合は個々がリサイクルのプロです。それぞれが持てる力を最大限発揮し、一致団結して臨んでいきます。 リサイクルデザインタウン(持続可能な循環型社会)とは、人類が自然界と共生し、安心して暮らせる豊か

な地球環境を次の世代へ引き継ぐまちづくりから生まれるのです。これからも、横浜市民の皆さまとリサイクルの輪を広げ、リサイクルデザインタウン(持続可能な循環型社会)を目指し、具体的な行動を起こしてまいります。

基本方針 1.リサイクルデザインタウン(循環型都市よこはま)の実現に向けて、組合員及び職員一人ひとりが環境配

慮の行動を実践します。このため、全組合員及び職員が参加できる分かりやすい仕組みづくりを行うとともに、積極的な人材育成を行い、一人ひとりが環境保全の役割を果たします。

2.関連する環境の法令、条例、規則、協定その他の同意事項を遵守し、環境汚染の予防に努めます。 3.環境への負荷低減はもとより、我々の本来業務である環境保全・創造のための取り組みを、目標を掲げて、

積極的・継続的に推進します。 4.事業活動に伴う環境への負荷を低減するため、グリーン購入、省資源・省エネルギー活動を推進します。 5.環境保全・創造のための取り組みを増加させるために、環境方針や取り組み結果を市民に公表し、本来業

務及び環境マネジメントシステムを継続して改善するように努めます。 平成21年9月15日

横浜市資源リサイクル事業協同組合 代表理事 髙田 哲二

3.2 環境方針の公開方法 環境方針は、横浜市資源リサイクル事業協同組合のホームページに掲示し、市民に広報する。

平成19年3月29日 ISO14001認証取得

環境方針

環境方針と個人情報保護方針

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個人情報保護方針横浜市資源リサイクル事業協同組合(以下当組合)は、リサイクルデザインタウンを目指して、いまま

でいろいろな活動を行ってまいりました。その活動には月刊リサイクルデザインの発行・出前講師・リサイクルデザインフォーラム・環境絵日記などリサイクルについての啓発活動、そしてリサイクル製品の販売そして学校等アルミ缶もったいないプロジェクトなど、リサイクルを通しての社会貢献活動を行ってまいりました。その活動等を通じて個人情報を取り扱う機会もあり、お客様の大切な個人情報の保護に万全を尽くすべく、次の事項を含む個人情報保護方針を定め、これを実施し、かつ、維持することを宣言いたします。 1. 当組合は、すべての事業で取扱う個人情報及び従業員等の個人情報の取扱いに関し、個人情報の取扱

いに関する法令、国が定める指針その他の規範を遵守いたします。さらに、日本工業規格「個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」(JIS Q15001)に準拠した個人情報保護マネジメントシステムを策定し、個人情報を保護いたします。

2.当組合は、個人情報の取得、利用にあたっては、その利用目的を特定することとし、特定された利

用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取扱い(目的外利用)はいたしません。また、目的外利用を行わないために、適切な管理措置を講じます。

3.当組合は、ご本人の同意を得ている場合や法令にもとづく場合等を除き、取得した個人情報を第三

者に提供することはいたしません。 4.当組合は、個人情報の取扱いに関する苦情及び相談を受けた場合は、その内容について迅速に事実

関係等を調査し、合理的な期間内に誠意をもって対応いたします。 5.当組合は、取得した個人情報を適切に管理するため、組織的・人的・物理的・技術的な安全対策措

置を講じ、個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止及び是正に取り組みます。 6.当組合は、社会情勢・環境の変化を踏まえて、継続的に個人情報保護マネジメントシステムを見直

し、個人情報保護への取り組みを改善していきます。

制定:平成 24年 6月 20日

横浜市資源リサイクル事業協同組合 理事長 髙田哲二

[個人情報の取扱いについてのお問い合わせ先] 横浜市資源リサイクル事業協同組合 苦情・相談窓口 根岸 電話:045-444-2531 (受付時間:平日 9時~17時) E-mail:[email protected]

平成25年3月4日 Pマーク認証取得

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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私達は「リサイクルデザインタウン」の社会貢献活動として、環境絵日記をはじめ月刊リサイクルデザインの発行、出前講師、学校等アルミ缶もったいないプロジェクトなど、様々な社会貢献活動を行っております。

1 「月刊リサイクルデザイン」の発行

月刊リサイクルデザインは、資源のリサイクルや3R(リユース、リデュース、リサイクル)などに関する知識だけでなく、食や街の情報など、より市民生活に寄り添った生活情報や環境に配慮したライフスタイルを提供することで、生活の中に組合の存在が見え隠れするような誌面作りに心掛けました。

発行部数は、平成26年3月のNo.234号で延べ1,077,600部、前年対比で8,000部の減となりましたが、新しいサポーター層を掘り起こすことができました。 今年度の特集は、転入者の多い年度初めに「燃やすごみのスリム化をもう一歩、進めよう!」、

年度末には「半分残ったマヨネーズはどうやって捨てればいいの?」として間違えやすい分別のポイントをQ&A形式により分かり易くお伝えした他、「びん、缶、ペットボトルのリサイクル作品集」や「六角橋商店街を楽しもう!」など、見て・読んで楽しめる生活情報を発信しました。

社会貢献活動

環境啓発活動やリサイクルについての情報を発信しています。

▲月刊 RD表紙 3月号 ▲RDデザイナー3月号 ▲連載コラム「りくみと街さんぽ」

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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◆月刊リサイクルデザイン1年間の特集(平成25年度)

発行月 号数 特集内容

4月 223号 燃やすごみのスリム化をもう一歩、進めよう! 5月 224号 金沢道・金沢八景 春のおすすめ散歩道 6月 225号 見るだけで楽しめる びん、缶、ペットボトルのリサイクル作品集 7月 226号 簡単でお手軽! ベランダ菜園に挑戦しよう! 8月 227号 子どもと一緒に環境を考える 環境絵日記展に参加しよう! 9月 228号 親子で出かけよう! 秋の工場見学会 10月 229号 家族で出かけよう! 横浜イベント情報 11月 230号 横浜散歩 遺跡と紅葉の公園めぐり 12月 231号 昭和レトロな街並をそぞろ歩き 六角橋商店街を楽しもう! 1月 232号 平成25年度地球温暖化防止活動 環境大臣表彰受賞 2月 233号 半分残ったマヨネーズはどうやって捨てればいいの? 3月 234号 資源集団回収を知っていますか?

▲RD6月号 びん、缶、ペットボトルのリサイクル作品集

▲RD2月号 半分残ったマヨネーズは?

▲RD12月号 六角橋商店街を楽しもう!

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2 「リサイクルデザインサポーター」制度・読者の募集

リサイクル組合の活動をご理解・ご支援いただける横浜市民(個人及び団体)を対象に、市民協力会員として「リサイクルデザインサポーター」を募集しています。会員には情報誌「月刊リサイクルデザイン」や組合催事のご案内などの送付を行っています。

◆リサイクルデザインサポーター登録状況

年月日 団体数 人数

平成25年3月 621 33,899名

平成26年3月 613 33,891名

3 移動リサイクル教室「出前講師」

日々現場で働いているリサイクル業者(リサイクルデザイナー)が講演する移動リサイクル教室『出前講師』は、横浜市内の小・中学校・自治会・町内会など、28の団体に伺い、3,432名の方々にお話しをしました。小学生向けには「もったいない達人編 ~君も“もったいない達人”にならないか!~」として577名の参加者を「もったいない達人」に認定しました。 また、「ヨコハマ3R夢プラン」版や「地球温暖化」版など講義内容のバリエーションを増

やすことで、小学校のみならず、区役所や自治会・町内会、中学校、大学、学習塾など幅広い層でご利用いただいております。 そして今年度は、横浜市資源循環局事務所の約半分である9

区(都筑、戸塚、旭、保土ヶ谷、青葉、鶴見、緑、泉、瀬谷)から出前講師の講演依頼をいただきました。 出前講師の様子は、組合ホームページに「出前講師日記」と

して掲載しています。

▲地球温暖化編スライド

▲ヨコハマ 3R夢編スライド

▲月刊 RD 購読者募集広告

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4「環境絵日記」の募集

環境絵日記は小学生が夏休みの自由課題として、絵と文章の組み合わせ(絵日記形式)で環境問題等について考えていることを自由に表現する取組みで、今年で14回目を迎え、子どもたちの間に「もったいない」や「資源の大切さ」を考えてもらうなど環境教育の一環として根付いてきたものです。

今年は、横浜市内の全小学生の約10%にあたる過去最高の19,128作品(昨年度:19,019作品)の応募があり、参加者の延べ人数は14年間で12万人を超えました。テーマは横浜市様のご支援・ご協力を得て、昨年に引き続き「環境未来都市(みんなで環境未来都市について考えよう)」を描いていただきました。

また、横浜以外の環境未来都市に制定されている北海道下川町、宮城県東松島市、福島県南相馬市、千葉県柏市の他、高知県、京都府宮津市、さらにブラジル連邦共和国クリチバ市などからも応募があり、日本国内だけでなく海外へも「環境絵日記」を広めることができました。

平成25年は過去最高の19,128作品! 平成12年からの累計で12万作品を超える!

▲年々増え続ける応募作品数 ▲全国に広がる環境絵日記

「環境絵日記」の取り組みが、環境省が主催する「平成 25年度地球温暖化防⽌活動環境⼤⾂表彰」を受賞いたしました。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、地球温暖化対策を推進する ための一環として、毎年、地球温暖化防止に顕著な功績のあった 個人または団体に対し、その功績をたたえるもので、平成10年 から始まりました。今回は環境教育活動部門での受賞となりました。

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

→※詳細は18ページをご覧ください

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5「環境未来都市・環境絵日記展」の開催

環境絵日記を通して横浜市の明るい未来を考える子どもたち主体のイベント「環境未来都市・環境絵日記展2013」を横浜港大さん橋ホールにて開催しました。

会場内には大賞や優秀特別賞に選ばれた横浜市内外から600を超える環境絵日記の展示の他、エコに取組む12の企業・団体様の学びや体験ができるブースなどが出展され、多数の親子連れで賑わいました。

◆「環境未来都市・環境絵日記展2013」概要

催 事 名 「環境未来都市・環境絵日記展2013」

開 催 日 平成25年10月27日(日)

開催場所 横浜港大さん橋国際客船ターミナル 大さん橋ホール

来場者数 6,351名(24年実績:+1,317名)

イベント内容

市民を対象に、ごみ減量化・リサイクルの必要性を通して「環境行動都市」「循環型社会」の創造をめざす参加/体験型の環境フェスティバル(環境絵日記の特別賞発表会・表彰式、入賞作品の展示を同時開催)をコンセプトに、『環境未来都市・環境絵日記展』・『イベントエリア』・『ステージエリア』を設け、様々な企画を展開・実施

そ の 他 共催:横浜市、後援:7団体、協賛:84団体、協力:7団体

イベントエリア 環境未来都市・環境絵日記展 ステージエリア

▲環境絵日記ポスター ▲「環境未来都市・環境絵日記展」の様子 ▲環境絵日記展ステージの様子

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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1 「環境未来都市・環境絵日記展」

今年度の「環境絵日記」も横浜市内の小学生やインターナショナルスクール等の小学生からもご応募いただきました。会場内には横浜市内の小学生からの応募19,128作品の中から、「リサイクルデザイン賞」に入賞された587作品の展示の他に、環境未来都市に指定された北海道下川町、宮城県東松島市、福島県南相馬市、千葉県柏市の他、高知県、京都府宮津市、さらにブラジル連邦共和国クリチバ市の子どもたちの71作品を展示しました。 また、従来までの展示方法を見直して市内の優秀賞587作品を1

8区のブロックに分けて展示することで、どの区の子ども達が環境についてどんなことを考えているのかをより見やすく展示を行いました。そして、各区のマスコット・キャラクターを展示台上部にアイキャッチとして配置し、展示台を風船によって色分けすることにより、識別しやすい展示を行って作品の鑑賞を楽しんでいただきました。

◆新たな来場者サービスへの取り組み

「環境絵日記 コンシェルジュ」係

参加者・通訳・ アテンド係

環境絵日記の展示された場所や絵日記をもっと知り

たい方、作品の前で記念撮影をご希望の方に対応

インターナショナルスクールの子どもたちや外国の 来場者への対応

▲上部には各区のマスコットキャラクター

▲「環境絵日記」展示風景

▲「横浜市長賞」作品 「エレメーターで地産地消」 品濃小 4年 安室朋華さん

▲「環境絵日記⼤賞」作品 「ほうか後キッズ&シニアクラブ」 浅間台小3年 生貝実咲さん

▲「横浜市会議長賞」作品 「踏んで発電!!環境未来都市」 元街小 6年 野口萌さん

「環境未来都市・環境絵日記展2013」受賞作品

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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2 ステージエリア

ステージエリアでは、『「環境絵日記」優秀特別賞発表会・表彰式』、『環境未来都市・環境会議』、『りくみちゃんと撮影会』を行いました。

■ 『「環境絵日記」優秀特別賞発表会・表彰式』横浜市の小学校から19,128作品の応募をいただいた「環境絵日記」の中から、有識

者により優秀特別賞22作品を選考し、発表会・表彰式を行いました。 表彰式には横浜市副市長の他、横浜市会議長、教育委員会指導課長、

資源循環局長、環境創造局副局長、温暖化対策統括本部長など多くの皆様にプレゼンターとしてご出席いただきました。 また、当日は「リサイクルデザイン賞」入賞者数の上位校を讃える

「学校賞」の発表も行われました。

■ 「環境未来都市・環境会議」『環境未来都市・環境会議』は「リサイクルデザイン賞」の6名の子どもたち、横浜市温

暖化対策統括本部横浜市環境未来都市推進担当理事の信時正人様とリサイクル組合企画室戸川室長により、みんなが思う「環境みらいとし」、環境にやさしい未来のヨコハマについて話し合いました。

▲「表彰式」の様子

▲「環境会議」の様子 ▲「環境みらいとし」スライド

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

▲大賞と優秀特別賞の集合記念撮影

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■ 『りくみちゃんと撮影会』リサイクルデザインのマスコット・キャラクターである『りくみちゃん』と撮影会を開催

しました。ステージ上には子どもたちと一緒にリサイクルデザインの『りくみちゃん』や横浜市資源循環局の「ヨコハマ3R夢(スリム)!」のマスコット『イーオ』、J:COMの『ざっくう』が登場し、大変賑やかな撮影会となりました。

3 イベントエリア

イベントエリアでは、各ブースを体験しスタンプを集めてガチャガチャで様々な景品が当たるスタンプラリーや協賛団体様による出展ブース(11団体)、横浜市資源循環局様による『ヨコハマ3R夢(スリム)!ブース』、スリーエフブース、びんプロジェクトの「ガラス工芸体験」、広報企画委員会の「環境絵日記カレンダー販売ブース」など、環境への取り組みや環境配慮製品の紹介・販売、子どもたちが体験できて遊べる趣向を凝らし、様々な角度から環境に対して問いかけなどを行っていただきました。

▲ステージの様子(1) ▲ステージの様子(2) ▲記念撮影用パネル

▲スタンプラリー(ガチャガチャ)

▲スタンプラリー(景品交換)

▲環境絵日記カレンダー

▲再生品販売ブースの様子

▲ガラス工芸体験ブースの様子

▲びん PJ展示風景

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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6「学校等アルミ缶もったいないプロジェクト」

「アルミ缶もったいないプロジェクト」は、アルミ缶リサイクルを学校の環境教育に活用していただく活動を行っています。

今年、学校等からのアルミ缶回収事業では、今年度は延べ44回の回収を実施しました。

この活動に取り組む稲城市立稲城第三小学校では、理科・環境委員の児童が中心となり全校生徒で取り組み、現在までで5台の車椅子を交換し、近隣の社会福祉センター等へ寄贈しています。

その活動が評価され、アルミ缶リサイクル協会より『努力賞』をいただき、小学校にて表彰式を行いました。 小学校からは、外部の方から評価を受け、褒めていただけるのは子

ども達にとってもやる気に繋がるとのお言葉をいただきました。

7 イベントへの出展など

今年も市内で行われたイベントに積極的に出展し、休日の家族連れの方や他企業・団体の皆様にリサイクルについての理解を深めるとともに組合活動をアピールすることができました。

「資源とごみの分別体験」ゲームでは、今まで参加者の間違えが多かった “洗剤の箱”を、迷いながらもきちんと“家庭ごみ”に分類できるようになっていたことに驚き、そして着実に多くの市民の方々に「分別知識」が浸透しているように感じました。

◆主なイベント出展

・ヨコハマ海の青と都市の緑を守るフェア2013

・東北復興支援B級グルメまつり

・二丁目南自治会「THE餅つき」まつり

・カーボン・マーケットExpo2014

◆出展内容: ・組合PR ・「資源とごみの分別体験 ~3R夢版~」 ・月刊リサイクルデザイン配布 ・再生品・りくみちゃんグッズ販売 など

▲小学校での表彰の様子(1)

▲小学校での表彰の様子(2)

▲イベント出展の様子(1)

▲イベント出展の様子(2)

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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私達は資源を活用し、ゴミを減らし、地域住民の新しいコミュニケーションの場を提供するなど、地域社会にさまざまな貢献をする活動を行っています。

1 「よこはま市民の回収」の取り組み(毎週定曜日回収方式)

平成15年度から行われている、NPO法人横浜市集団回収推進部会による「よこはま市民の回収」(旧名称:「紙の日」回収)は、市内247団体を対象に行われています。 ・横浜市内の約13.61%、221,012世帯が参加しています。

(※H25.4.1現在、横浜市総世帯数=1,623,606)

・平成25年度の回収量合計は25,450,892kgでした。

2 古紙回収事業(資源集団回収・オフィス共同回収)

1 家庭から出る古紙のリサイクル(資源集団回収)

リサイクルデザインに参加しているリサイクル業者のほとんどが地域の資源集団回収に携わっています。横浜市内の資源集団回収は、1年間(平成25年)で183,158トンの新聞・雑誌・段ボール・紙パックなど家庭から出る古紙がリサイクルされました。

◆資源集団回収 回収実績(単位:トン)

回収期間 古紙回収量(トン)

平成24年1月~12月 181,425

平成25年1月~12月 183,158

回収事業、再生製品開発・ 販売事業 地域の皆様に環境にやさしいスタイルを提供します。

平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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▲横浜市資源循環局が制作・配布している

「警告書」と「シール」。

▲資源集団回収場所のステッカー

回収日を確認できます。

2 オフィスから出る古紙のリサイクル

リサイクルデザインでは、横浜市内のオフィス古紙のリサイクルを様々な方法で共同回収してリサイクルをしています。

●「横浜資源化協議会」の運営および回収 ●県機関のオフィス古紙共同回収

●工業団地の古紙共同回収 など

3 資源集団回収による古紙回収率100%

横浜市では資源集団回収の未実施地域への働きかけを行い、平成25年度までに資源集団回収での市内の古紙回収率100%を目指して移行を進めてきました。そして、平成26年3月に市内から排出される古紙の回収率100%の目標を達成しました。その結果、4月からは市内の家庭から回収場所に出される古紙は、全て資源集団回収により回収することとなりました。 近年、実施団体が回収場所に出した資源物を契約していない者が無断で持ち去ってしまう

「持ち去り行為」が多発しています。今後も横浜市や実施団体とも協力して持ち去り防止強化に努めてまいります。

▲月刊リサイクルデザイン3月号で「資源集団回収を知っていますか?」特集記事を掲載

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3 再生製品開発・販売事業 リサイクルデザインでは、資源集団回収で集めた新聞紙・ちらし・牛乳パック、横浜市内

等のオフィスで回収した古紙をリサイクルして作成したさまざまなオリジナル再生品の販売を行っています。平成25年度は、利用者の声から生まれた新商品『さわやかダブル』の販売を開始し、ご好評をいただいております。

▲横浜市内等のオフィスから回収した 古紙に、紙パックを30%以上配合 したトイレットペーパー

▲フワフワやわらかな肌ざわり! ダブルのトイレットペーパー

▲牛乳パック100%再利用! お得な長持ち200組の ボックスティッシュ

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平成25年度 リサイクルデザイン 活動振り返り

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市内で毎週定曜日回収される缶・びん・ペットボトルの選別施設

「資源選別センター」にて行う選別作業を平成5年4月より継続的に

受託しています。

◆平成25年度受託実績

リサイクルデザインでは「リサイクルポート山ノ内」を運営し、

国際的なリサイクルの“環”を創造し、アジア全体での環境にやさしい

取り組みを目指しています。

平成17年4月からは「資源の行方と循環型社会についての講習会」と施設見学の受け入れを

開始し、平成25年度は31団体・900名の方が来場されました。

資源化センター事業 (受託事業)

緑資源選別センター 緑 区 戸塚資源選別センター 戸塚区 鶴見資源化センター 鶴見区

リサイクルポート山ノ内

▲講習会の様子 ▲施設見学の様子 ▲施設見学後の集合写真

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1 「地球温暖化防⽌活動環境⼤⾂表彰」を受賞しました!

環境省が主催する「平成25年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」に

おいて当組合が実施している「環境絵日記」が環境大臣表彰を受賞いたしました。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、地球温暖化対策を推進するための一環として、毎年、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対し、その功績を讃えるもので、

平成10年から始まりました。今回は「環境教育活動部門」での受賞となりました。

その他

【受賞の概要】「小学生が家族で考える環境問題!小学生を対象とした「環境絵日記」コンクールの実施」 平成12年(2000年)度から13年間にわたり、毎年1回、横浜市内の小学生を対象とした「環

境絵日記」コンクールを実施しています。これは、子どもたちの夏休みの自由課題としての「環境絵日記」の制作を通して、家族と一緒に環境問題について学んだり、環境活動に参加するなど、子どもたちが地球温暖化防止をはじめとする環境問題に対する正しい知識や環境意識を育めるようになることを目的とした活動です。 「環境絵日記」に取り組んだ小学生は、13年目となる平成24年度には19019人、13年間の

延べ人数では10万人を超え、横浜全体を巻き込む大きなムーブメントになりつつあります。(※申請時平成24年度実績) ・平成24年度からは横浜市と連携し、他の「環境未来都市」にも参加を呼びかけ、賛同した都市 の応募作品を含めて一堂に展示する「環境未来都市・環境絵日記展」を開催し、会場には5千人 以上の市民が集まるイベントとなっています。

・作品をWeb公開し、子ども達からのメッセージを広く社会に向けて発信し、社会全体の環境 意識の向上に貢献しています。(公開承諾の作品のみ)

・平成22年度からは、「環境絵日記」の応募作品1作品につき 1kg-CO2 のカーボン・オフセット を実施しています。

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2 「プライバシーマーク(Pマーク)」認証取得

リサイクルデザインでは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)から、プライバシーマークを平成25年3月4日に取得し、今年度も継続して取り組んでいます。 プライバシーマーク制度とは、事業者が個人情報の取扱いを適切に行

う体制等を整備・実施していることを認定して、その証として“プライバシーマーク”の利用を認める制度です。当組合では個人情報の保護意識の高まりにこたえ、社会的な信用を得るために従業者教育を徹底し、適切な個人情報の取扱いに努めてまいりました。さらなるお客様の信用を得るため、より一層の個人情報保護管理体制の強化に取り組んでまいります。 •認定事業者:横浜市資源リサイクル事業協同組合 •付与認定日:平成25年3月4日から平成27年3月3日 •認定番号 :17001453(01)号

3 「全省庁統一資格」取得

全省庁における物品の買受けに係る一般競争(指名競争)の入札参加資格(全省庁統一資格)を取得しました。資格の有効期間は3年間、平成25年4月1日から平成28年3月31日までとなっています。

4 「ISO14001」認証更新

リサイクルデザインでは、「循環型都市よこはま」の実現を目指し、さまざまな環境保全・創造の取り組みを行ってきました。これを持続的に行うために、環境マネジメントシステムを取り入れ、継続して改善するように努めてきました。これらの取り組みが、平成19年3月29日にISO14001の認証取得として認められ、平成25年度も継続的に取り組んでいます。

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5 「横浜型地域貢献企業」【最上位】認定 更新

豊かな市民生活の実現を目標に、地域貢献の視点で事業活動に取り組んでいる企業や事業体を認定するこの制度は(財)横浜企業経営支援財団より認定を受けています。認定には一定の基準(システム評価と地域性評価)を達成する必要があり、リサイクルデザインではCSRマネジメントシステム(ミッションの明確化、社会的責任の明確化、CSR方針の策定・周知・公表、経営戦略の構築)に基づくビジョンを策定しました。また、CSR内容評価10項目(コンプライアンス、雇用、環境、品質、地元活用・志向、地域社会貢献、財務・業績、労働安全衛生、消費者・顧客対応、情報セキュリティ)の内9項目以上をクリアし、平成19年度に最上位認定を受け、平成25年度の2度目の更新も「最上位認定」を受けることができしました。 横浜型地域貢献認定取得で、さらに「信頼」と「安心」を提供できる企業を目指します。

6 「官公需適格組合認定」更新

官公需とは、国・県・市町村などの官公庁が物品を購入したり、役務の給付や工事の発注をすることですが、官公需の受注に対して特に意欲的であり、かつ受注した契約は、十分に責任を持って履行できる経営基盤が整備されている組合であることを中小企業庁が証明する制度の認定を更新しました。官公需の役務を受注しやすくするためにも「Pマーク」を取得しました。

7 「産業廃棄物収集運搬業許可証」更新

産業廃棄物の収集運搬又は処分を行う場合に必要な「産業廃棄物収集運搬業許可証」を更新しました。許可の有効期間は5年間、平成25年3月1日から平成30年2月28日までとなっています。

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8 横浜市資源循環局「つなごう未来へ ヨコハマ3R夢!」への広告掲載

横浜市資源循環局が発行する3R夢学習副読本「つなごう未来へ ヨコハマ3R夢(スリム)!」の広告掲載事業者に採用され、表紙・裏表紙に広告を掲載しました。この冊子は、横浜市内の小学4年生の児童全員(国、県、私立含む)に配布されています。

9 その他の事業

1 CSR活動 提供表示シール式救急キット「F+A」の配布

車載用の応急処置用の救急キット「F+A」を全組合員へ配布

しています。資源回収で横浜市内を走る車両に搭載し、 事故などの際に、救急医薬品の提供により応急処置が

可能です。

2 「全国環境絵日記実行委員会」の活動

横浜市内の小学校から毎年募集してきた「環境絵日記」について、“誰もが等しく社会参加できる仕組み「環境絵日記」を通じて、子どもたちのメッセージをこれからも広く、社会に発信していきたい”をコンセプトとして、富士ゼロックス(株)様・日本財団CANPANプロジェクト様と横浜市様のご協力もいただいて「全国環境絵日記実行委員会」事業の更なる拡大に向けた活動を行いました。 今年は、「環境未来都市・環境絵日記展」として4つの「環境未来都市」からの作品展示の

表示シール

NPO法人横浜市集団回収推進 部会との共同事業です。

▲3R夢学習副読本 「つなごう未来へ ヨコハマ3R夢(スリム)!」

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他、他都市との「環境絵日記交流」として高知県、京都府宮津市、さらに横浜市様のご協力でブラジル連邦共和国クリチバ市の作品を「環境未来都市・環境絵日記展」の会場に展示しました。引き続き、こうした子どもたちによる友好の輪を「環境絵日記」を通して広げて参ります。 また「環境絵日記」と企業とを繋ぐ活動として、環境絵日記経験者の現高校性・大学生・

社会人を招き、「環境絵日記の取組み」と「単身世帯のごみの分別の不徹底」についてのワークショップの開催や環境絵日記カレンダーの制作を行いました。

3 古紙のバイオエタノール化等研究委員会

平成25年度は、「実験プラントの立ち上げ」を目指し、延11回の委員会を開催し具体的な取組みについて議論を重ねてまいりました。実験プラント立ち上げの具体論では、当組合だけではなく神奈川県中小企業団体中央会様・神奈川県産業技術センター様・関西大学「共同研究グループ」の他に、古紙をエタノール化するに必要な前処理等の技術を持っている三栄レギュレーター㈱様にも参入していただき「共同研究グループ」を結成することが出来ました。

実験装置では関西大学の片倉教授が開発しました「固体並行複発酵装置」を使用することも快諾され、「古紙を原料にしたバイオエタノールの生産」の環境づくりは整いました。 課題である資金面につきましては、独立強制法人新エネルギー・産業妓技術総合開発機構

の『平成25年度「新エネルギー技術革新事業」(フェーズA)』の補助金を受けるべく申請しましたが、アイデアとしては評価が得られたものの採択には至りませんでした。 また、環境省の「平成26年度環境研究総合推進費」の補助金を利用することを目的に公

募への申請を致しましたが、紙に再生できない紙ごみのリサイクルと言う点では魅力的と好評価は得られたものの残念ながら「不採択」と言う結果となりました。 今後は、「共同研究グループ」の中で、平成25年度に不採択となった反省を行い『平成2

6年度「新エネルギー技術革新事業」(フェーズA)』の補助金申請にチャレンジすると共に自費での実験実施を視野に事業実現化に向け取り組んでいきます。

4 平成25年度 外部委員会等の役員及び委員就任

以下の団体・委員会等に参加しています。

・神奈川県リサイクル産業団体連合会 (監事) ・グリーン購入ネットワーク (代表理事)

・横浜グリーン購入ネットワーク (事務局長) ・横浜市資源循環局:「ヨコハマR(リデュース)委員会」 (委員) ・全国環境絵日記実行委員会 (委員長及び事務局長) ・横浜環境活動賞審査委員会 (委員)

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5 カーボン・オフセットへの取組み

平成25年度は、横浜市が平成23年12月に国から「環境未来都市」に選定されたことを受け、横浜市内の小学生に「環境未来都市」をテーマとした「環境絵日記」を募集し、応募された1作品につき1kgに換算して国内クレジットでオフセットを行いました。

6 「りくみちゃん自動販売機」の拡⼤設置

環境にやさしく省エネ効果も高い「りくみちゃん自動販売機」は、合計7台[(株)日哲商事、(有)マルニ商店、横浜アルコ(株)、(有)工藤紙業、(有)ビッグサービス、(株)ECJ(2台)]設置されています。

また、暗い夜道での防犯代わりや災害時の飲料補給機にもなる「りくみちゃん自動販売機」の売り上げの一部は、「環境絵日記」普及のためリサイクルデザインに寄付されています。

横浜市資源リサイクル事業協同組合 〒221-0054 横浜市神奈川区山内町13番地 Tel:045-444-2531 Fax:045-444-2532 E-mail [email protected] HP http://www.recycledesign.or.jp/

これからもリサイクルデザインを応援よろしくお願いします!

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