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2020年6月1日号 今週のPOINT 国内株式市場 今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 - テーマ別分析 話題のレポート スクリーニング分析 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 日経平均はSQ、金融イベントにらみもみ合いへ 連続2ケタ増益見通しなど好業績銘柄に注目 日清食品ホールディングス【 東証1部 2897 】ほか 「Go Toキャンペーン」で国内旅行関連は買い戻し 今期会社計画が営業増益の銘柄に注目 決算発表一巡のタイミングであらためて好業績銘柄に注目 Weekly Market Research Report

POINT...「Go Toキャンペーン」で国内旅行関連は買い戻し 今期会社計画が営業増益の銘柄に注目 決算発表一巡のタイミングであらためて好業績銘柄に注目

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Page 1: POINT...「Go Toキャンペーン」で国内旅行関連は買い戻し 今期会社計画が営業増益の銘柄に注目 決算発表一巡のタイミングであらためて好業績銘柄に注目

2020年6月1日号

今週のPOINT

国内株式市場

今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -

テーマ別分析

話題のレポート

スクリーニング分析

株式会社フィスコ

本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。

日経平均はSQ、金融イベントにらみもみ合いへ

連続2ケタ増益見通しなど好業績銘柄に注目

日清食品ホールディングス【 東証1部 2897 】ほか

「Go Toキャンペーン」で国内旅行関連は買い戻し

今期会社計画が営業増益の銘柄に注目

決算発表一巡のタイミングであらためて好業績銘柄に注目

Weekly Market Research Report

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株式会社フィスコ 2

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Vol. 370 Weekly 2020 06 01

週刊相場観測誌

Market展望

1 今週の市場見通し 国内株式市場 マーケット概観 3

新興市場 4

米国株式市場 5

為替市場 米ドル/円予想レンジ 6

債券市場 債券先物・長期国債利回り予想レンジ 6

2 マーケットを読む 今週のポイント 7

日経平均株価 8

3 今週の分析銘柄 FISCO Selection 日清食品ホールディングス〈2897〉東証1部 9

日清紡ホールディングス〈3105〉東証1部 10

シップヘルスケアホールディングス〈3360〉東証1部 11

SHIFT〈3697〉東証1部 12

ソーシャルワイヤー〈3929〉マザーズ 13

イノベーション〈3970〉マザーズ 14

積水化学工業〈4204〉東証1部 15

太平洋セメント〈5233〉東証1部 16

読者の気になる銘柄 日産自動車〈7201〉東証1部 17

アンリツ〈6754〉東証1部 17

テクニカル妙味銘柄 日本管財〈9728〉東証1部 18

カゴメ〈2811〉東証1部 18

4 カテゴリー考察 テーマ別分析 19

スクリーニング分析 20

先週の話題レポート 21

信用需給動向 22

5 連載コラム 23

目次

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週刊相場観測誌

Market展望

今週の市場見通し 国内株式市場 マーケット概観

■買い戻し強まり日経平均は 22000 円に接近

前週の日経平均は大幅続伸し、22000円に迫る場面もあった。

月間では2カ月連続の上昇となった。週明け5月25日の日経

平均は3営業日ぶりの反発で始まった。22日のNYダウは香港

を巡る米中対立の先鋭化が懸念されて小幅続落したものの、国

内では緊急事態宣言がこの日に全面解除される見通しとなっ

たほか、第2次補正予算への期待が先行して一段高でスタート

し、高値引けとなった。26 日の日経平均も大幅続伸し、朝方

にはおよそ2カ月半ぶりに21000円台を回復した。25日の米

国市場は祝日で休場だったものの、独企業の景況感改善を受け

て欧州株が大きく上昇した流れなどを好感したことから、先物

に断続的な買い戻しが入り日経平均の上昇を支えた。3連休明

けのNYダウは、全米での経済活動再開の広がりと新型コロナ

ウイルスワクチンの開発動向が伝えられ、529.95 ドル高と 3

営業日ぶりに急反発した。27 日の日経平均は連騰による利益

確定売りが先行して始まったものの、後場にNYダウ先物の時

間外取引での上昇を受けて大引けにかけて上昇に転じた。引き

続き景気回復への楽観的な見方が広がって、27日のNYダウは

続伸し、大引けで3月10日以来となる25000ドル台を回復。

この流れを好感して 28 日の日経平均も 4 日続伸し、一時

507.06円高の21926.29円まで上昇してほぼ高値圏で引けた。

銀行や輸送用機器、鉄鋼といったこれまでの上昇局面で出遅れ

ていたバリュー(割安)株が大きく買われる展開となり、東証

1部の出来高は20億8000万株超に膨らんだ。トランプ米大統

領が中国に関する会見を29日に開催すると発表したことで、

米中関係の悪化懸念が再燃して28日のNYダウは3日ぶりに反

落。29日の日経平均も前日までの4連騰で1500円超の上昇を

見せていたことから利益確定売りが先行し、5日ぶりに反落し

た。継続していたバリュー株の買い戻しが一服し、時間外の米

株価指数先物安も重石となった。ただ、大引け間際に一時プラ

ス圏に浮上するなど底堅さもみせた。29 日の米主要3 指数は

高安まちまち。注目されたトランプ氏の会見では、警戒されて

いた中国高官を対象とする制裁や旅券発行制限に関する言及

がなく、また米中の第1弾貿易合意も続行する見通しとなり、

安心感からNYダウは引けにかけて下げ幅を縮小している。

■日経平均はもみ合い展開か

今週の日経平均は、スピード調整の後にもみ合いに転じる可

能性が高い。経済活動正常化への期待から日米欧ともに前週の

株式市場は買い戻しが先行し、物色的にはグロース(成長)株

からバリュー株へと循環しながら、商いを伴った株高が展開さ

れた。東京市場でも需給面に変化が表れている。東証が28日

発表した5月18日から22日までの投資部門別売買動向による

と、海外投資家は現物株で6週ぶりに買い越しとなったほか、

現物株と株価指数先物の合算でも15週ぶりに買い越しに転じ

ている。この傾向は5月25日から29日までの週も継続してい

ると予想され、最大の売り手だった海外投資家の買い戻し姿勢

が鮮明になったことが、ここまでの日経平均の上昇に寄与した

ことは確かだ。ただ、新型コロナ感染拡大の第2波への警戒感

はぬぐえず、香港をめぐる米中間の緊張も相場の懸念材料とし

て意識されている。中国の天安門事件から31年目となる6月

4日は、香港立法会(議会)が国歌条例案の採決を予定。香港

の集会制限措置期限でもあり警戒感が強まる可能性がある。ま

た、5月28日までの日経平均4連騰で、25日移動平均線から

の上方乖離率は28 日には7%を超えるなど、テクニカル的に

高値警戒感を示す指標も増加している。6 月 12 日のメジャー

SQ(先物・オプション特別清算指数)を控えて先物動向に影響

されやすい地合いのなか、警戒要因が増えていることから、日

経平均は次の展開待ちのもみ合いとなりそうだ。なお、相場へ

の影響が大きい米5月雇用統計の発表は5日の東京市場の取引

終了後であり、その影響は翌週となる。9日には米連邦公開市

場委員会(FOMC、10 日まで)が予定され、この2 大イベント

を控えて週後半には手控えムードが強まりやすい。

■小売り各社の 5 月売上高とソニーイベントに注目

物色的にバリュー株の水準訂正が継続するかどうかは1つの

焦点だろう。また、2日の大引け後にはファーストリテイリン

グ<9983>の5月国内ユニクロ売上高の発表があるほか、小売り

各社の5月売上高発表が相次ぐことも注目点だ。一方、5月29

日は日経平均が上げ一服となるなか、日経ジャスダック平均は

11 連騰、マザーズ指数は反発した。先物など指数に絡んだ売

買の影響を受けにくい新興市場の個別株物色に再び投資資金

が向く流れが意識されよう。このほか、ソニー<6758>が5日の

朝5時からバーチャル形式で新型ゲーム機「プレイステーショ

ン5(PS5)」の新作ゲームを初公開するイベントを開催するこ

とから、ゲーム関連株に動意が広がる期待もある。

■米雇用統計、中国貿易収支、ECB 理事会

今週の主な国内スケジュールは、1 日に1-3 月期法人企業統

計、5月自動車販売台数、2日に5月マネタリーベース、5日

に4月家計調査、4月景気動向指数の発表が予定されている。

一方、海外では、1日に米5月サプライマネジメント協会(ISM)

製造業景況指数、3日にユーロ圏4月失業率、米5月ADP雇用

統計、米5月ISM非製造業景況指数、4日に米4月貿易収支、

欧州中央銀行(ECB)理事会、ラガルドECB 総裁会見、5 日に

米5月雇用統計、7日に中国5月貿易収支が予定されている。

日経平均は SQ、金融イベントにらみもみ合いへ

国内株式市場

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Market展望

今週の市場見通し

国内株式市場 新興市場

長期調整トレンドの転換鮮明、追い風も変わらず

今週の新興市場では、マザーズ指数の堅調推移が続き、

1000pt台回復を試してきそうだ。マザーズ指数は3月安値

527.30pt(取引時間中)から短期間で大きく上昇し、節目の

1000ptを前に高値警戒感が出てきそうではある。一方、月足

チャートで見ると長期調整トレンドの転換が鮮明で、反騰に

弾みが付くとの期待も高まりやすい。前回の当欄で指摘した

新興株の追い風(強い金融緩和環境、新型コロナウイルスに

よる社会変化など)も変わらない。

足元でクラウド会計ソフトのフリー<4478>やオンライン

診療システムのメドレー<4480>が上場来高値を大きく更新

してきている。株価にやや過熱感はあるが、「期待できる銘

柄は積極的に上値を追う」というムードを映しているだろ

う。とはいえ、新型コロナの感染者数推移や株式相場全体の

地合いを見らみつつ、バイオ・IT系とサービス系が日替わり

で物色される展開となりそうだ。なお、今週は6月3日にウチ

ダエスコ<4699>、5日にITbookHD<1447>、日本スキー場開発

<6040>などが決算発表を予定している。

■4日にロコガイド仮条件、先週も3社上場発表

IPO関連では、6月4日にロコガイド<4497>(6月24日上場、

マザーズ)が仮条件を発表する予定となっている。IPO再開

後最初の案件とあって、無事プライシング(価格決定)を通

過できるか注視したい。なお、先週はコパ・コーポレーショ

ン<7689>(6月24日、マザーズ)、エブレン<6599>(6月29日、

ジャスダック)、グッドパッチ<7351>(6月30日、マザーズ)

と3社の新規上場が発表されている。

マザーズ上昇継続で 1000pt 視野に、IPO も続々発表

フリー<4478>

メドレー<4480>

マザーズ指数

新興市場

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Market展望 今週の市場見通し 米国株式市場

■先週の動き

全米で経済活動の再開が一段と拡大したほか、新型ウイル

スワクチン・治療薬の開発で様々な企業の取り組みが発表さ

れており、投資家心理の改善で大きく上昇した。3 月から約

2 カ月間閉鎖されていたニューヨーク証券取引所の立会取引

も26日から一部再開された。JPモルガンのダイモンCEOが

比較的速やかな回復の可能性に言及したことも期待を強め

た。ハイテクなどパンデミックが追い風となった銘柄を売

り、航空関連や金融、バリュー株などに投資資金が回帰する

動きも目立った。一方で中国政府が全人代(全国人民代表大

会)で、香港において反政府的な動きを取り締まる「国家安

全法制」を導入することを決定したことを巡り、米国政府が

香港への特別待遇を撤回する方針を表明。米中対立の悪化懸

念が上値を抑制した。しかしながら、第1段階米中貿易協定

は続行する見込みで、結局週を通じては上昇を維持。ナスダ

ックは2月21日来の高値を更新、S&P500種指数やダウ平均

株価も3月初旬来の高値を更新した。

製薬大手のメルクはオーストリアのワクチン開発会社を

買収するなどウイルスワクチン開発や治療薬を巡り複数の

取り組みを進めており、年内に臨床試験を開始する計画を発

表し上昇。大手銀JPモルガンはダイモンCEOが第2四半期

のトレーディング収入が第1四半期並みになるとの見解を示

したほか、銀行株が割安であると言及し上昇した。大手百貨

店のメーシーズは営業再開した店舗での予想を上回る来客

数が報告されたため上昇。一方、短文投稿サイトのツイッタ

ー(TWTR)は、真偽確認を促す警告マークをトランプ大統領

の投稿に表示した事で、大統領がソーシャルメディア企業の

政治的偏向を改めて批判し法的措置をとる警告をしたため

下落した。

■今週の見通し

景気底入れ期待に加えて、米連邦準備制度理事会(FRB)

による大規模な金融支援、米国政府の追加財政策期待が引き

続き相場を支え、上値を探る展開が継続する可能性が強い。

大恐慌時とは異なり、失業者数は戦後最多となっているもの

の、政府の支援で所得は逆に増加しており、株式相場を押し

上げる理由となっている。JPモルガンのダイモンCEOはV字

型回復の可能性に言及。バンク・オブ・アメリカのモイニハ

ンCEOも顧客の預金口座から給付金が引き出された兆候が見

られず、今後、経済の再開に連れ消費に回る可能性があると

指摘している。経済活動の再開に伴い投資家の自信も回復

し、安全資産としての米国債から株式に投資資金が回帰して

いる兆しも見られ上昇要因となる。但し、米中対立の悪化の

ようなリスクも残る。万が一、米中貿易協定が撤回されると

景気に新たなリスクとなるほか、ウイルス感染「第2波」が

起こった場合、恐慌時のような経済に陥る可能性をパウエル

FRB議長は警戒している。

経済指標では、5月ISM製造業景況指数(1日)、5月ISM

非製造業指数(3日)5月ADP雇用統計(3日)、4月製造業

受注(3日)、4月貿易収支(4日)、5月雇用統計(5日)な

どの発表が予定されている。特に金融政策決定の鍵を握る 5

月雇用統計に注目が集まる。失業率は 4 月の 14.7%から

19.5%まで上昇、6月には20%近くまで上昇しピークをつけ

ると予想されている。非農業部門雇用者数は800万人減と、

過去最大に落ち込んだ4月の2053 万人減からは減少が鈍化

する見込み。しかしながら、依然として前代未聞の水準だ。

経済活動が再開したとしても、労働市場に不安が残った場

合、消費者は消費よりも貯蓄に余剰資金をまわす可能性が強

く、景気回復のペースを抑制することになるだろう。

企業決算が予定されている宝飾品メーカー、ティファニー

(2日)、小売りのビルド・ア・ベア・ワークショップ(2日)、

スポーツ用品販売のディックス・スポーティンググッズ(2

日)、アパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッタ―

ズ(3日)、エクスプレス(3日)、ギャップ(3日)、ゲス(3

日)は外出規制が影響し減収減益が懸念される。ビデオ会議

サービスを運営するズームビデオ(2日)、ビデオゲーム小売

りのゲームストップ(2日)、半導体のブロードコム(4日)、

食品大手のキャンベルスープ(3日)やJMスマッカーズ(4

日)は外出規制が追い風となり、収益増加が予想される。特

に在宅勤務が強いられる中ズームビデオは好調な結果が期

待される。

景気底入れ期待もリスク要因残る/米国株式相場 今週の見通し

米国株式市場

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Market展望

米ドル・円 予想レンジ 106.00 円 ~ 109.00 円

債券先物予想レンジ 152.15 円 ~ 152.55 円

長期国債利回り予想レンジ -0.02 % ~ 0.015 %

今週の為替/債券市場見通し 為替/債券市場

今週のドル・円は上げ渋りか。米国と中国の対立は解消されてい

ないものの、米中貿易協定は当面存続することから、リスクを回

避するためのドル売り・円買いが大きく広がる可能性は低いとみ

られる。中国政府は全人代で、香港での反政府的な行動を取り締

まる「国家安全法制」導入の方針を採択しており、同地域での一

国二制度は維持できなくなることを米国は警戒している。米中対

立が長期化した場合、安全資産であるドルの需要はやや増加する

可能性は残されている。

ただ、米国の雇用情勢は大幅に悪化しており、早期の景気回復

への期待は後退しつつある。6月5日発表の5月雇用統計では、非

農業部門雇用者数は前月比-800 万人とさらなる減少が予想されて

いる。また、失業率は 20%近くまで上昇する可能性があり、4 月

実績の 14.7%からさらに悪化する見通し。米国経済が段階的に再

開されても、失業率は 10%を大幅に上回る状態が続くと予想され

ており、安全逃避的なドル買いはやや後退しよう。

【米・5月ISM製造業景況指数】(6月1日発表予定)

6月1日発表の米5月ISM製造業景況指数は43.5と、4月の41.5

から小幅に持ち直すと予想される。新型コロナウイルスの打撃を

受けた製造業で回復の兆しが示された場合、景気の持ち直しを期

待したドル買いに振れやすい。

【米・5月雇用統計】(6月5日発表予定)

6 月5日発表の5月雇用統計は、失業率19.5%、非農業部門雇

用者数は前月比-800 万人、平均時給は前年比+8.9%程度と予想さ

れている。失業率は前回を大幅に上回るものの、雇用者数の減少

幅が市場予想を下回った場合、ドル売りを弱める要因になりそう

だ。

■今週の見通し

今週(6月1日-5日)の債券市場では、長期債利回りはやや低

下する見込み。今年度第 2 次補正予算に伴う国債の大幅増発が計

画されているが、現時点で長期債などの利回り水準は小幅な上昇

にとどまっている。日本銀行の国債買い入れ増額観測は後退して

いないこと、国内投資家の間で外国債券から円債(日本国債)に

資金を回帰させる動きが出ていることも、債券利回りの上昇を抑

える一因となりそうだ。6月2日に行なわれる10年国債入札が無

事終了すれば、長期債利回りは0%近辺まで低下し、為替相場が円

高方向に振れた場合、10年債利回りは-0.02%近辺まで低下するこ

とも予想される。

債券先物は 152 円台前半で下げ渋りか。国債の大幅増発に対す

る警戒感は消えていないが、日本銀行による国債買い入れ増額の

可能性は残されており、安全逃避的な債券買いがただちに縮小す

る可能性は低いとみられる。日経平均株価が底堅い動きを見せて

も債券先物は152円台前半で下げ渋る状態が続くと予想される。

■先週の動き

先週(5月25日-29日)の長期債利回りはやや上昇。4月上旬

に発令された緊急事態宣言が 5 月下旬までに全国で解除されたこ

とや、第 2 次補正予算にともなう国債増発への懸念が高まったこ

とが長期債などの利回り水準を押し上げた。世界各国で経済活動

が再開されていることを意識して日経平均株価が 3 カ月ぶりの高

値圏(21955円)まで上昇したことは、債券利回りの低下を阻む要

因となった。10 年債利回りは 0.00%近辺で取引を開始し、一時

-0.005%近辺まで低下したが、月末前に0.015%近辺まで上昇し、

0.005%近辺で取引を終えた。

債券先物6 月限は152 円台前半でもみ合う展開となった。株高

を意識してやや上げ渋った。152 円 38 銭で取引を開始し、152 円

42銭まで買われた後、152円15銭まで反落。その後は、152円30

銭を挟んだ水準で推移し、152円20銭で5月の取引を終えた。

債券市場

為替市場

為替/債券市場

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週刊相場観測誌

Market展望

上昇率上位銘柄 下落率上位銘柄 業種別騰落率

コード 銘柄 終値(円) 騰落率(%) コード 銘柄 終値(円) 騰落率(%) 上位セクター 騰落率(%)

7187 ジェイリース 409.0 74.79 3606 レナウン 23.0 -17.86 医薬品 10.15

9275 ナルミヤ・インターナショナル 785.0 37.24 3920 アイビーシー 1,023.0 -14.03 空運業 10.04

7844 マーベラス 780.0 36.84 8230 はせがわ 346.0 -12.63 保険業 9.02

3686 ディー・エル・イー 172.0 34.38 1419 タマホーム 1,304.0 -8.62 銀行業 9.01

3667 enish 610.0 32.61 2767 フィールズ 384.0 -7.91 証券業 9.00

7593 VTホールディングス 382.0 29.93 9783 ベネッセホールディングス 2,917.0 -7.40 鉄鋼 8.91

4324 電通グループ 2,885.0 28.22 9308 乾汽船 1,163.0 -7.33 ゴム製品 8.90

2453 ジャパンベストレスキューシステム 877.0 27.84 3397 トリドールホールディングス 1,221.0 -7.29 下位セクター 騰落率(%)

7972 イトーキ 409.0 27.81 8013 ナイガイ 360.0 -7.22 パルプ・紙 0.72

6997 日本ケミコン 1,551.0 27.65 4093 東邦アセチレン 1,282.0 -7.10 石油・石炭製品 1.39

2764 ひらまつ 203.0 25.31 6044 三機サービス 1,106.0 -7.06 その他製品 1.94

3751 日本アジアグループ 317.0 25.30 8132 シナネンホールディングス 2,730.0 -7.05 情報・通信業 2.82

6584 三櫻工業 814.0 24.66 3302 帝国繊維 2,290.0 -7.02 鉱業 3.60

8563 大東銀行 682.0 22.44 6552 GameWith 666.0 -6.33 電力・ガス業 3.88

4465 ニイタカ 3,665.0 22.17 7487 小津産業 1,804.0 -5.89 化学工業 4.03

マーケットを読む 今週のポイント

先週の日経平均は上値追いの展開となり、2月27日以来の水

準にまで回復している。世界的な経済活動再開に向けた動き、

ワクチン開発の進展などが引き続き買い材料とされたほか、国

内でも緊急事態宣言が全面解除され、補正予算が閣議決定さ

れたことが上値追いの勢いを強めさせた。米中の対立が激化し

つつあるが、強い売り材料とはされていない。

全体株高が続く中、週半ばにかけては、自動車や鉄鋼など出

遅れ感の強かった景気敏感の大型株にショートカバーとみられ

る動きが強まった。銀行株も米金融関連株の上昇が刺激となっ

て強い動きが目立つ場面みられた。全般的には引き続き本格

化する決算発表が物色の手掛かりとなっていた。ツクイ、

DOWA、Ubicom、電通、TOWA、凸版印などは好業績評価の動

きが先行、日ケミコンは急回復見通しが好材料視された。また、

カシオ、アシックス、博報堂 DY、THK、日本製鋼所、いすゞ、日

立金属、リクルートなどは決算発表が出尽くし感につながった。

VTHD は株主還元拡充が買い材料に。半面、富士フイルム、リ

ログループ、板硝子、フジクラ、味の素、出光興産、西武HD、東

芝テック、日産、ニコン、アイビーシーなどは決算発表後に売り

優勢。ほか、マーベラスはテンセントの出資で急伸、enish は「五

等分の花嫁」初のゲームアプリ制作発表が買い材料に。中国の

ラカラグループと業務提携のジェイリースも急伸。タマホームや

日オラクルは配当権利落ちで手仕舞い売り、アンリツは米キー

サイトの決算後の時間外下落につれ安となった。

日経平均はここまでのリバウンドで、コロナショック前水準まで

あと1500円の水準に迫っている。ヘッジファンドの決算期末は5

月が多いとみられることからも、ショートカバーの動きにも一巡

感が意識される。ちなみに、先週は新型コロナの影響が製造業

のなかでは大きいとみられる自動車や鉄鋼などが大きく上昇し

ており、買い戻しの最終段階とも捉えられよう。ここからは、第 1

四半期決算の大幅な悪化を警戒する動き、米中関係悪化を警

戒する動きなどが優勢になる可能性が高いと考える。個別物色

においても、売られ過ぎ銘柄のリバウンドから、目先の業績に安

心感の強い銘柄へのシフトが本格化していくものと想定する。業

績ガイダンス公表銘柄が相対的に優位となろう。

今週の経済指標では、国内では 5 月の自動車販売台数が注

目される。4 月に大幅な落ち込みを見せており、減少率の変化

を注視したい。4 日には積水ハウスの決算発表が予定され、当

面の住宅市場の見通しが注目されてこよう。自動車、住宅ともに

すそ野の広い産業だけに、企業収益全体の回復テンポを探るこ

ともできよう。ほか、小売業を中心とした月次発表も本格化する。

とりわけ、ゴールデンウイークが自粛期間中に当たっており、前

年比の減収率の拡大が懸念されるところ。米国では、株式市場

との連動性が高いISM製造業景気指数が注目される。週末の雇

用統計では、雇用者数の減少幅は縮小しようが、失業率は悪化

傾向が強まる見通しで、株価の上値抑制要因につながる公算

も。ほか、ユーロ圏4 月の失業率などにも注目。

目先はショートカバーの一巡など想定で戻り一服か

先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)

今週のポイント

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Market展望マーケットを読む

日経平均株価

■25日線と75日線によるゴールデンクロス示現

22000 円超え後はもみ合い、大勢強気も反動安に警戒

先週(5月25-29日)の日経平均は2週連続で上昇した。1週

間の上げ幅は1489.73円(前週350.69円)に急拡大した。

東証と大阪取引所の集計による投資部門別売買状況では、海

外投資家は5月3週(18-22日)、現物・先物合算で15週ぶりに

買い越した。買い越し幅は3677 億円(前週は3838 億円の売り

越し)だった。現物株は6週ぶりの買い越しに転じ、金額は688

億円(前週は1239億円の売り越し)だった。

先週の日経平均は26日に心理的な節目の21000円を突破した

後は上昇を加速。週末29日はザラ場でコロナ暴落後の最高値を

付けたほか、上向きの25日線が75日線を越えて強い上昇基調

を裏付けた。

今週も強気相場が継続し、日経平均は 22000 円台を超えて買

い進まれよう。先週末終値は200日線や52週線上に位置して投

資家の含み益回復を窺わせたほか、5日、25日、13週の各線が

上向いて上昇トレンド継続を示唆している。1月17日に付けた

今年最高値24115.95円から3月19日の今年最安値16358.19円

までの3分の2戻しに相当する21530.03円を先週28日にクリ

アしたため、相場は全値戻しの流れにあるとみられる。

日足の一目均衡表では三役好転後の強気形状をキープし、大

勢では買い優勢地合いが続いている。ただ、転換線は上向きの

一方で基準線は横ばいのため、上昇圧力の鈍化が予想される。

週足では先週、株価が雲下から雲中へ復帰して弱気形状を解消。

転換線が上向いて上昇継続を示唆しており、今週は雲上限の

22628.61円が上値目標として意識されよう

一方、25日線との上方乖離率は7.96%と短期的な買われ過ぎ

状態を示唆。東証1部の騰落レシオ(25日ベース)も先週末ま

で4日連続で過熱圏の130%台にとどまっているため、急伸後の

反動安を警戒する必要がある。

ボリンジャーバンド(25日ベース)では先週、-2σから+2σ

の各線が中心線との距離を広げていく 5 本線発散を開始して上

放れを開始。先週末まで 4 日連続で終値が+2σを超過したこと

もあり、こちらも上値拡張局面の延長を示唆している。ただ、

+1σ分の値幅が 736.2 円に拡大しており、日中の高値と安値の

差が大きくなりやすい点に留意したい。

一目均衡表(日経平均)

■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■先行スパン1 ■先行スパン 2

テクニカル分析

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Market展望今週の分析銘柄 -1-

(百万円)

会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円)

2017/3連 495,715 5.9% 28,618 32,864 6.9% 23,558 221.33

2018/3連I 440,909 - 35,175 37,153 - 29,134 279.81

2019/3連I 450,984 2.3% 28,967 31,166 -16.1% 19,356 185.85

2020/3連I 468,879 4.0% 41,252 42,650 36.8% 29,316 281.45

2021/3連I予 486,000 3.7% 43,500 - - 30,500 292.79

売買単位 100 株

5/29 終値 9000 円

目標株価 10000 円

業種 食料品

■前期業績は増収増益を達成

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界各地で外出自粛

などの規制措置が取られている。日米欧では徐々に正常化に向

けて動き出しているが、ブラジルなどの新興国では感染拡大が

目立っている。こうした地域への販路を持つ同社に注目したい。

2020年3月期は、新型コロナを背景にした巣ごもり消費の拡大で

カップ麺など販売が伸び、増収増益を達成した。主力のカップヌ

ードルは、国内で5%程度の売上拡大が続き、米国でも5%の伸

びとなったほか、メキシコやブラジルは 10%超の好調ぶりとな

り、今後も海外での売上拡大は続こう。

■コロナ特需続く

従来から海外事業は安定的に業績を伸ばしていたが、新型コ

ロナの影響で長期保存が可能な即席麺などの需要が一段と高ま

っている。また、市場では「これまで定期的に購入していなかっ

た顧客層の購入機会につながっている」との指摘もあり、海外事

業の伸びが業績拡大に貢献することが期待されている。業績成

長期待から株価も新たな上昇ステージ入りが想定され、3月27日

に記録した上場来高値(9440 円)も早晩突破するとみられる。目

標株価は次の節目となる 10000 円に設定する。

★リスク要因

新型コロナの影響長期化による原材料不足など。

2897:日足

75 日線を下値支持線に新たな上昇ト

レンド入りへ。

コロナによるカップ麺の需要増加で業績拡大へ

日清食品ホールディングス〈2897〉東証1部

今週の分析銘柄

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Market展望今週の分析銘柄 -2-

(百万円)

会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円)

2017/3連 527,274 -1.3% 4,890 10,556 -38.0% 3,574 22.52

2018/3連 512,047 -2.9% 15,085 19,700 86.6% 26,352 160.59

2018/12連 416,221 - -2,505 1,566 - -7,182 -

2019/12連 509,660 - 6,482 11,703 - -6,604 -

2020/12連予 540,000 6.0% 14,000 18,000 53.8% 13,000 78.15

売買単位 100 株

5/29 終値 801 円

目標株価 875 円

業種 電気機器

■公共向けが堅調に推移、グループ会社の事業再建進む

通信・無線とブレーキが事業の柱。繊維から始まり、マイクロデ

バイスや精密機器、化学品、不動産と事業を多角的に展開する。

2020 年 12 月期第 1 四半期は、無線・通信事業では公共向け防

災・減災関連需要が堅調に推移した。4 月には、欧州で大手自動

車メーカーの車載機器開発支援を行っているドイツ企業 2 社を

買収した。これによりモビリティ領域の事業拡大、成長を図る。ブ

レーキ事業では、銅フリーの新製品の受注が増加しているほ

か、経費削減に加え、子会社の TMD 社の事業再建も進んでお

り、新車組付用部品の生産性の問題やアフターマーケットの倉

庫トラブルの影響も収束へ向かっているもよう。前期に計上した

減損損失もなくなり、通期での最終黒字転換を見込んでいる。

■2月高値と3月安値の半値戻しを達成

株価は3月安値574円を付けてから下値を切り上げながら上昇

基調が続いている。直近では一時、2 月高値1060 円から 3 月安

値の半値戻しを達成した。今後も買収効果やブレーキ事業の黒

字化確度を見極めつつ、リバウンド基調が続くと想定する。目標

株価は 2 月高値までの 61.8%戻し水準の 875 円とする。

★リスク要因

世界的な自動車販売の一層の減速や急激な円高。

3105:日足

下値を切り上げながら推移。25 日線

と 75 日線のゴールデンクロスも視野。

無線・通信が堅調推移、ブレーキの収益改善も進む

日清紡ホールディングス〈3105〉東証1部

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Market展望今週の分析銘柄 -3-

(百万円)

会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円)

2017/3連 408,487 33.1% 16,055 16,478 11.8% 9,410 186.32

2018/3連 425,566 4.2% 18,259 18,935 14.9% 10,350 204.57

2019/3連 444,048 4.3% 17,952 18,532 -2.1% 11,236 227.75

2020/3連 484,395 9.1% 18,794 19,931 7.5% 11,803 248.03

2021/3連予 500,000 3.2% 21,000 21,000 5.4% 12,100 255.20

売買単位 100 株

5/29 終値 4660 円

目標株価 5200 円

業種 卸売

■前期業績は増収増益

主力事業の拡大や海外企業との業務提携などにより、業績の

伸長期待が高い同社に注目したい。2020年3月期売上高は前期

比9%増の4844 億円、営業利益は同5%増の187 億円と増収増

益を達成した。新規顧客の獲得が貢献したメディカルサプライ事

業、経営効率化を実施した調剤薬局事業が伸びたことが主な要

因。21 年 3 月期も増収増益を見込むが、新たな M&A(合併・買

収)や業務提携効果により計画を上回る可能性が高いだろう。

■新たなM&A効果で業績拡大に期待

ミャンマーの医療機器メーカーの子会社化による同国での新

規案件の獲得に期待が高まる。また、有料老人ホームを手掛け

るチャーム・ケア・コーポレーション<6062>とも業務提携した。施

設開発の強化などが期待され、将来的な業績寄与が期待され

る。主力のトータルパックプロデュース事業では、新型コロナウイ

ルスの影響による販売減も懸念されるが、老朽化している医療機

関の増改築需要はある程度見込まれ、堅調に推移しよう。堅調な

業績の伸びを背景に株価も緩やかな上昇局面入りが期待され、

1 月高値(5180 円)突破も視野に入ってこよう。目標株価は 5200

円に設定する。

★リスク要因

診療報酬改定による医療材料の価格下げなど。

3360:日足

75 日線水準を下値支持線に 25 日線

レベル水準へ。

新たなM&A効果などによる業績拡大への期待大

シップヘルスケアホールディングス〈3360〉東証1部

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Market展望今週の分析銘柄 -4-

(百万円)

会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円)

2016/8連 5,511 67.6% 517 569 80.6% 307 21.40

2017/8連 8,174 48.3% 391 440 -22.7% 208 14.49

2018/8連 12,792 56.5% 1,200 1,238 181.4% 368 25.49

2019/8連 19,531 52.7% 1,540 1,544 24.7% 970 65.54

2020/8連予 28,000 43.4% 2,400 2,400 55.4% 1,450 92.53

売買単位 100 株

5/29 終値 10180 円

目標株価 11000 円

業種 情報・通信

■エンジニア単価上昇、プロジェクト上流工程へも参画

ソフトウェアの品質管理サービス会社。品質保証から設計や開

発、運用まで幅広くサービスを提供する。2020年8月期上期は大

型案件の受注などが寄与して過去最高の目標進捗率となった。

金融や保険、通信、ERP の分野の継続案件の増加により顧客の

大型化が進んでおり、市場拡大が続く SAP や 5G(次世代通信規

格)関連でも顧客拡大が進んだ。設計や開発での上流工程での

参画によりエンジニアの単価も上昇している。また、積極的な採

用により 2 月末のエンジニア数は約 4000 人まで増加し、今後も

年3000人規模にまで採用を強化するとしている。さらに、IT関連

の3社が今年新たにグループ入りした。アフターコロナにおいて

クラウド化などの IT インフラ需要を取り込んでいく。

■年初来高値を更新、さらに騰勢続く

株価は 3 月安値を起点に上昇へ転じたが、上期決算発表をき

っかけに上昇スピードが加速した。利益確定売り優勢となる場面

もあったが、5 月には年初来高値を更新。全般的に企業収益が

悪化するなかでの高い成長に関心が向かい、今後も上値を目指

す展開が続くと想定する。目標株価は 5 月安値と高値の値幅を

直近安値に足した水準の 11000 円とする。

★リスク要因

IT 投資の鈍化。

3697:日足

25 日線を下値支持線に上昇基調維

持へ。直近付けた年初来高値更新を

意識。

案件大型化が進む、アフターコロナのIT需要取り込みも図る

SHIFT〈3697〉東証1部

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Market展望今週の分析銘柄 -5-

(百万円)

会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円)

2017/3連 2,397 22.7% 220 211 1.0% 131 49.08

2018/3連 2,808 17.1% 353 344 63.0% 254 45.02

2019/3連 3,264 16.2% 405 396 15.1% 240 41.05

2020/3連 3,924 20.2% 201 159 -59.8% 72 12.23

2021/3連予 4,650 18.5% 220 180 13.2% 90 14.92

売買単位 100 株

5/29 終値 1149 円

目標株価 1592 円

業種 情報・通信

■好決算、株主優待新設を好感

企業のプレスリリースの配信代行事業「@Press(アットプレス)」

「NEWSCAST(ニュースキャスト)」を主力に、高稼働率のシェア

オフィス「CROSSCOOP」、クラウド翻訳サービスに事業領域を広

げている。5 月22 日には決算発表し、2021年3 月期経常利益は

1.80億円(前期比13.0%増)-3.80億円(同2.4倍)のレンジ予想と

している。また、1 円増配の年13 円配当実施に加え、3 月末時点

で100株以上保有の株主を対象に一律クオカード2000円分贈呈

という株主優待の新設も同時発表。直後はストップ高を交え株価

急伸する人気となった。

■目標株価は年初来高値1592円更新

決算発表をきっかけに窓を開けて上放れた株価は、3 月以来と

なる 26 週移動平均線上抜け。上場来安値は 4 月に付けた 451

円で、底値圏からの出直りに弾みが付いた形となっている。13週

移動平均線が上昇転換し、日足ベースでは株価の下支えとして

機能している 5 日移動平均線が 200 日移動平均線を上抜いて、

基調の転換が鮮明となった。節目意識の働く 1200 円を上回れ

ば、2 月に付けた年初来高値1592 円更新が目標視される。

★リスク要因

シェアオフィス稼働率低下による利益悪化。

3929:日足

まもなく 75 日線が下げ止まりへ。

シェアオフィス事業が拡大中

ソーシャルワイヤー〈3929〉マザーズ

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Market展望今週の分析銘柄 -6-

(百万円)

会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円)

2017/3単 1,257 -3.5% 172 195 4775.0% 121 162.55

2018/3単 1,345 7.0% 29 33 -83.1% 23 12.08

2019/3連 1,487 - 16 19 - 8 4.54

2020/3連 2,022 36.0% 174 173 810.5% 92 47.21

2021/3連予 2,110 4.4% 170 170 -1.7% 90 46.01

売買単位 100 株

5/29 終値 2670 円

目標株価 3500 円

業種 情報・通信

■前期業績は高成長率

企業のシステム導入検討者が IT 製品の比較・検討を行い資料

請求、問い合わせできる「IT トレンド」、人事・総務・マーケティン

グ担当者がサービスを比較・検討する「BIZ トレンド」といったオン

ラインメディアサービスを展開している。5 月 25 日に発表した

2020年3月期営業利益は前期比で約11倍という高い伸びで、21

年 3 月期営業利益は同 2.6%減-20.3%増のレンジ予想となった

が、テレワーク関連分野の検索・アクセスの増加が株価の刺激材

料となった。オンラインで開催できるウェビナー(WEB セミナー)

の成長も期待材料となっている。

■次の節目3500円が目標

決算発表を受け、今年 1 月に付けていた年初来高値を更新し

て新展開入りした。しかし、3 月安値 1276 円から約 2000 円の鋭

角的な上昇となったことから、3000 円越えで利益確定売りが強ま

っている。一方、上昇中の 13 週移動平均線が同じく上昇中の 26

週線を上抜きつつあり、日足ベースでは上昇してきた 25 日移動

平均線が下値のサポートとして働きそうだ。調整一巡を経て、次

の節目となる 3500 円が目標として意識されそうだ。

★リスク要因

主力事業である比較サイトの競争激化。

3970:日足

25 日線がサポートとして機能か。

テレワークとWEBセミナー関連が伸びる

イノベーション〈3970〉マザーズ

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Market展望今週の分析銘柄 -7-

(百万円)

会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円)

2017/3連 1,065,776 -2.8% 96,476 91,513 12.7% 60,850 126.13

2018/3連 1,107,429 3.9% 99,231 93,929 2.6% 63,459 133.80

2019/3連 1,142,713 3.2% 95,686 93,146 -0.8% 66,093 141.74

2020/3連 1,129,254 -1.2% 87,768 86,996 -6.6% 58,931 128.25

2021/3連予 1,107,400 -1.9% 70,000 69,000 -20.7% 43,500 95.23

売買単位 100 株

5/29 終値 1505 円

目標株価 1700 円

業種 化学

■一段の業績下振れ懸念は乏しい

今回の決算発表においては、想定通り通期ガイダンスを非開

示とする銘柄が多かった。確かに先行きが見通しにくい状況で

はあるが、足元の業績の厳しさを現段階で顕在化させたくなかっ

た一面もあろう。今後、第 1 四半期決算発表が接近する際には、

警戒感が強まっていくものと考える。こうした状況下、すでに業績

見通しを発表している銘柄に、この先は安心感が相対的に強ま

ることになろう。同社は今期2割の営業減益計画であり、新型コロ

ナによるマイナス影響を自動車向け高機能プラスチック、住宅な

どで 280 億円程度反映させているようだ。自動車生産の回復本

格化まで、業績の大幅な上振れは想定しにくいが、一方で、今

期は減益見通しながら、期初の段階で連続増配計画を表明して

いることから、一段の業績悪化懸念は乏しいといえる。

■自社株買いの実施も発表

自社株買いの発表も併せて行っており、株主還元意識の高

さ、並びに当面の需給下支え要因としても評価できよう。株価は

安値圏でのもみ合いを突破して、一時は 3 月戻り高値も更新、上

昇トレンド入りと捉えたい。1 月高値から 3 月安値までの 3 分の 2

戻し、1700 円水準を目標株価とする。

★リスク要因

自動車関連製品の落ち込み。

4204:日足

下値もみ合い上放れで 75 日線も一

気に突破。

相対的に業績懸念乏しい銘柄としてリバウンド本格化期待

積水化学工業〈4204〉東証1部

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Market展望今週の分析銘柄 -8-

(百万円)

会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円)

2017/3連 798,588 -4.4% 63,235 59,802 -0.7% 47,597 38.39

2018/3連 871,113 9.1% 65,129 64,366 7.6% 38,525 311.40

2019/3連 916,071 5.2% 66,012 64,306 -0.1% 43,452 351.72

2020/3連 884,350 -3.5% 61,008 60,541 -5.9% 39,151 319.89

2021/3連予 876,000 -0.9% 55,000 54,500 -10.0% 32,000 261.44

売買単位 100 株

5/29 終値 2547 円

目標株価 2910 円

業種 ガラス・土石

■今期業績には相対的な安心感

ヘッジファンドの決算末とされる5月末を通過して、ひとまずは

ショートカバーの動きにも一巡感が強まりそうだ。ここから企業収

益の悪化が鮮明化する第1 四半期決算発表までは、短期的な業

績悪化度合いが小さい銘柄が注目されてこよう。中でも、建設業

界は公共工事に加えて民間工事においても相対的に新型コロ

ナのマイナス影響が小さいとみられ、その資材となるセメント業

界なども買い安心感は強い部類であると考える。同社の 21 年 3

月期営業利益は 10%減益の予想だが、原燃料費の低下効果な

どを考慮すると、上振れ余地も大きいと考えられる。7月にかけて

は自社株買いの実施が需給面での下支えにもつながろう。

■株価の相対的な割安感も意識

同業の住友大阪セメント<5232>との比較でいえば、PBR は 0.7

倍台と同水準であるが、海外展開を行っているプレミアムを考慮

すれば、同社の割安感が強いと意識されるところ。上昇する 25

日移動平均線は、目先75 日線を突破して日足にも接近、株価再

動意のきっかけとなろう。2 月25日にかけての窓埋め水準、2910

円レベルを目標株価とする。

★リスク要因

建設工事休止の動きの急速な増加。

5233:日足

上昇する 25 日線と 75 日線のゴール

デンクロスが接近。

原材料安効果も加わり業績面で安心感

太平洋セメント〈5233〉東証1部

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Market展望読者の気になる銘柄

(株)

日産自動車 東証 1 部〈7201〉/今期業績の不透明感が上値を抑制へ

(株)

先週末は大幅反落。28日に20年3

月期の決算、並びに、事業構造改革計

画を発表。営業損益は 405 億円の赤

字、最終損益は減損計上などで 6712

億円の赤字となった。一方、構造改革

では生産能力の大幅な削減、中核車種

への経営資源集中などが示されてい

る。構造改革関連費用は21年3月期

にも追加で計上される可能性が高く、

あく抜け材料にはつながらず。

ルノー、三菱自動車<7211>と 3 社

で、競争力と収益性の向上に向けた協

力体制を発表したことで、前日に大き

く上昇した反動も強まる形に。この協

力体制に関しては、野村證券が同社に

とって利益を上げやすいセグメント

SUV の開発を担う点は中期業績に対

しポジティブと評価している。ただ、

構造改革の効果が本格的に寄与する

には時間を要し、当面は21年3月期

の損失額に関心。不透明感の強さは目

先株価の上値を抑制させよう。

アンリツ 東証 1 部〈6754〉/キーサイト下落の影響は限定的

週央にかけて軟化する場面。26日に

米キーサイト・テクノロジーズが決算

を発表、2-4月期売上高は前年同期比

18%減の8億9500 万ドルとなり、市

場予想の 10 億 6400 万ドルを下回っ

た。「5G」向けは堅調だったものの、

新型コロナの影響が収益の伸びを抑

える形になった。決算を受けて時間外

取引では売り優勢となり、「5G」関連

の中心銘柄の一つとも位置付けられ

ているため、同社など国内5G関連の

一角も連れ安する展開になった。

ただ、キーサイトの業績下振れは固

有の要因によるものであり、むしろ、

5G など関連投資は堅調に推移してい

ることが明らかになっている。ファー

ウェイ制裁強化の影響に関しても限

定的とみられよう。今後は足元の業績

面での選別が進むとみられ、同社への

関心は高まるものと考える。株価の上

昇基調に変化なく、200日移動平均線

水準では押し目買いが妙味。

読者の気になる

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Market展望今週のテクニカル妙味銘柄

日本管財 東証1 部〈9728〉

A

A

日足ベースのローソク足。5月29日

はザラ場高値と終値がともにコロナ暴

落後の最高値を更新。ローソク足は陽

線を引いて買い圧力の強さを確認する

一方、ともに上向きの5日線と25日線

が短期ゴールデンクロスを形成し(点

線・四角A)、強気局面入りを示唆した。

先週に上値抵抗線となった 200 日突破

後は今年1月22日高値1998円を目指

した展開が期待できよう(点線・丸B)。

カゴメ 東証1 部〈2811〉

週足ベースの一目均衡表。先々週終値

は雲上限を突破して三役好転が完成。先

週は終値が雲上限を上放れるとともに

遅行線が実線との乖離幅を広げて強気

シグナルが一段と鮮明になったほか(点

線・四角A)、横ばいだった基準線が上

向き、転換線も上向きをキープして上昇

トレンド継続を示唆した(点線・丸B)。

今週は雲上限が低下して買い優勢の地

合い強まりやすく、昨年 4 月高値 3155

円抜け後の上昇加速が期待される。

B

-13 -26 -52 -200

今週のテクニカ

基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン

B

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Market展望

コード 銘柄 市場 5/29株価 概要

2376 サイネックス 東証1部 665.0 地域の活性化を目指したオリジナルツアーをインターネット販売

3140 イデアインターナショナル JASDAQ 994.0 旅行用品等の企画・販売を手掛ける

3646 駅探 マザーズ 576.0 JR東海ツアーズの国内旅行商品を販売

3710 ジョルダン JASDAQ 1,072.0 国内ツアー旅行をネット販売、クチコミ情報の観光情報サイトも運営

3926 オープンドア 東証1部 1,256.0 格安旅行商品等を網羅した比較サイト「トラベルコ」を運営

3931 バリューゴルフ マザーズ 1,118.0 ゴルフ場予約のほかトラベル事業を強化

3995 SKIYAKI マザーズ 432.0 ファンクラブツアーを企画・運営する旅行子会社を持つ

4645 市進ホールディングス JASDAQ 418.0 オーダーメイド旅行をサポートするアイウイングトラベルを持つ

6030 アドベンチャー マザーズ 3,405.0 航空券等販売サイト「skyticket」の運営

6038 イード マザーズ 834.0 キャンピングカーのレンタルやメディアサービス運営企業と提携

6191 エアトリ 東証1部 1,255.0 航空券予約サイト「エアトリ」運営、DeNAトラベルを買収

6548 旅工房 マザーズ 1,466.0 地域専門担当者による提案販売に強み持つネット専業の旅行会社

6634 ネクスグループ JASDAQ 168.0 ネットで旅行プランを提供する「e-旅ネット」を運営

8225 タカチホ JASDAQ 1,357.0 国内旅行土産品の卸売業で業界トップ級

9017 新潟交通 東証2部 2,010.0 旅行代理店事業を「くれよん」ブランドで展開、

9475 昭文社ホールディングス 東証1部 404.0 地図と旅行ガイドブックの大手

9603 エイチ・アイ・エス 東証1部 1,977.0 大手旅行会社の一角、ホテル、テーマパーク事業を併設

9726 KNT-CTホールディングス 東証1部 1,209.0 老舗旅行代理店、メディア販売型旅行会社クラブツーリズムと統合

カテゴリー考察 テーマ別分析

テーマ別分析:「Go To キャンペーン」で国内旅行関連は買い戻し

■1 次補正予算の規模は 1.7 兆円

新型コロナウイルスの感染拡大に対応する東京都などへの非常事態宣言の解除が 5 月 25 日に発表され、経済回復に向けた動き

が本格化している。同日に政府は、経済的打撃の大きい旅行業界の支援を兼ねた需要喚起策として、割引クーポン発行を柱とする

「Go Toキャンペーン」と銘打った施策を検討していると報道された。

2020年度第1次補正予算で計上された約1.7兆円を原資とするキャンペーンは、旅行代理店などを通じて旅行商品を購入した場

合、代金の半額分の割引クーポンが付与される仕組み。お土産品や施設割引券などと組み合わされる見込みで、情勢を踏まえれば

国内の観光振興につながる可能性が大だ。

売り込まれてきた国内旅行関連株の買い戻しが、政策を追い風に進展するとの期待が高まっている。

テーマ別分析

■主な「国内旅行」関連銘柄

出所:フィスコ作成

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Market展望

■3 月期好決算銘柄

出所:フィスコアプリより作成

カテゴリー考察 スクリーニング分析

決算発表一巡のタイミングであらためて好業績銘柄に注目

■連続2 ケタ増益見通しなど好業績銘柄に注目

2020年3月期の決算発表もようやく一段落した。新年度の業績予想を示した銘柄は想定どおりに少なかったが、見通しを示した

銘柄は相対的に業績安心感が強いと考えられる。とりわけ、今後は第1四半期決算発表に向けて短期的な業績懸念が強まりやすい

局面も到来するとみられ、業績安心感の強い銘柄は選別物色の対象になってこよう。連続2ケタ増益見通しを発表した銘柄に注目

し、決算発表を境に大きく株価が上昇した銘柄や割高感の強い銘柄を除くスクリーニングを行っている。

スクリーニング要件としては、①3月期決算企業、②前期実績、今期見通しともに2ケタ営業増益、③PER40 倍以下、④4月17

日終値比の株価上昇率が10%以下。

スクリーニング

コード 銘柄 市場5/29株価

(円)時価総額(億円)

PER(倍)株価騰落率

(%)

予想1株利益

(円)

1379 ホクト 東証1部 2,007.0 669.5 22.92 2.2 87.55

2588 プレミアムウォーター 東証2部 1,782.0 491.4 25.86 4.8 68.92

3593 ホギメディカル 東証1部 3,530.0 1,153.7 20.13 -0.6 175.37

3956 国際チャート JASDAQ 305.0 18.3 18.30 7.0 16.67

4290 プレスレージ・インター 東証1部 952.0 1,218.9 33.81 8.8 28.16

4557 医学生物学研究所 JASDAQ 3,765.0 196.2 15.57 2.6 241.74

4726 SBテクノロジー 東証1部 2,793.0 633.0 26.67 7.2 104.72

6082 ライドオンエクスプレス 東証1部 1,700.0 180.8 17.98 3.4 94.53

6556 ウェルビー マザーズ 1,514.0 421.3 31.72 0.9 47.73

7508 G-7ホールディングス 東証1部 2,356.0 628.4 14.27 -5.3 165.15

7980 重松製作所 JASDAQ 1,189.0 85.6 28.18 -17.4 42.19

9761 東海リース 東証2部 1,262.0 44.1 24.15 9.1 52.25

(注)株価騰落率は4/17終値比

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Market展望

カテゴリー考察 先週の話題レポート

今期会社計画が営業増益の銘柄に注目

■「新しい生活様式」や「巣ごもり消費」、5G やクラウド関連銘柄が並ぶ

大和証券は、今期会社計画が営業増益の銘柄に注目している。新型コロナウイルス感染拡大を背景に、3 月期企業の決算発表は

延期が相次ぎ、約6割の企業で会社計画を「未定」としているなか、会社計画を公表した企業は買い安心感を与え、選好されるだ

ろうと考察している。また、そのような企業は、上期に新型コロナ感染拡大が収束し、下期には事業環境がある程度正常化するこ

とを見込んでいると推察しており、仮に感染「第2波」が生じた場合には、業績への影響について注視する必要もあると指摘して

いる。同レポートでは、コロナ禍に見舞われる中で営業増益計画を出した企業の一部を掲載している。「新しい生活様式」に関連

した銘柄や「巣ごもり消費」の内需株、5Gやクラウド関連銘柄が並んでいることに注目したい。

※出所:大和証券より引用

先週の話題レポ

ート

■主な今期会社計画が営業増益の銘柄(大和証券)

コード 企業名 業種

2871 ニチレイ 食料品

4062 イビデン 電気機器

4552 JCRファーマ 医薬品

4684 オービック 情報・通信業

4739 伊藤忠テクノソリューションズ 情報・通信業

4921 ファンケル 化学

5020 JXTGホールディングス 石油・石炭製品

6383 ダイフク 機械

6594 日本電産 電気機器

6701 NEC 電気機器

7947 エフピコ 化学

9143 SGホールディングス 陸運業

9433 KDDI 情報・通信業

9434 ソフトバンク 情報・通信業

9697 カプコン 情報・通信業

9843 ニトリホールディングス 小売業

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Market展望

5月22日時点の2市場信用残高は、買い残高が210億

円増の2兆442億円、売り残高が293億円増の8320億円。

買い残高は2週連続で増加し、売り残高も2週連続で増

加した。また、買い方の評価損益率は-20.10%から

-17.70%、売り方の評価損益率は+7.68%から+2.76%に。

なお、信用倍率は2.52倍から2.46倍へ。

この週(5月18日-22日)の日経平均は前週末終値比

350.69円高の20388.16円。週初18日の日経平均は続伸。

NYダウ先物が時間外で堅調に推移したことが追い風に。

新型コロナウイルスのワクチン開発進展、原油高と好材

料がそろった18日のNYダウは911.95ドル高と急伸。こ

の流れから朝高となったが、19日の日経平均は、新型コ

ロナの感染第2波や米中摩擦に対する警戒感から買い一

巡後はこう着。20 日の日経平均は 4 日続伸。日銀が 22

日に臨時の金融政策決定会合を開くと発表し堅調に始ま

ると、米政府高官が米中通商合意の維持を示唆したと伝

わり、上げ幅を広げた。20日のNYダウは、全米50州で

の一部経済活動についての規制緩和や再開が発表され反

発。一方、21日の日経平均はトランプ米大統領によるツ

イッター発言から米中関係への警戒感が再燃し反落。22

日の日経平均は、25日に予定される緊急事態宣言の見直

しへの期待が先行したが、「香港版国家安全法」に絡んで

香港ハンセン指数が大幅続落したことが重しに。

個別では、古河電<5801>の信用倍率は6.60倍から0.83

倍に。20年3月期決算が従来計画を上回る着地となった

ことから急騰。強い基調の中で新規売りが積み上がった。

ヤマトHD<9064>は、決算を受けて見直す流れが強まる中、

買い方の利益確定に対し、新規売りが積み上がっている。

0

500,000

1,000,000

1,500,000

2,000,000

2,500,000

3,000,000

2/14

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3/13

3/27

4/10

4/24

5/15

コード 市場 銘柄5/29終値

(円)信用買残(5/22:株)

信用売残(5/22:株)

信用倍率(5/22:倍)

信用買残(5/15:株)

信用売残(5/15:株)

信用倍率(5/15:倍)

5801 東証1部 古河電 2,632.0 319,600 384,400 0.83 415,500 63,000 6.60

9064 東証1部 ヤマトHD 2,384.0 764,000 1,278,000 0.60 1,046,600 652,100 1.60

9143 東証1部 SGHD 3,515.0 141,300 284,700 0.50 212,000 181,600 1.17

4612 東証1部 日ペイントH 7,510.0 16,200 467,300 0.03 22,000 352,500 0.06

4519 東証1部 中外薬 15,890.0 204,200 174,800 1.17 294,000 130,600 2.25

6861 東証1部 キーエンス 44,350.0 91,000 232,300 0.39 147,400 208,000 0.71

6869 東証1部 シスメックス 8,610.0 71,100 126,400 0.56 81,400 80,300 1.01

3788 東証1部 GMOクラウド 5,570.0 324,800 348,700 0.93 238,000 143,700 1.66

2413 東証1部 エムスリー 4,340.0 1,100,400 782,600 1.41 1,398,900 558,900 2.50

3148 東証1部 クリエイトSDH 3,410.0 41,600 1,616,800 0.03 47,600 923,600 0.05

4901 東証1部 富士フイルム 4,981.0 6,846,100 448,000 15.28 6,466,900 248,300 26.04

8628 東証1部 松井証 847.0 560,500 1,865,500 0.30 920,100 1,835,400 0.50

3349 東証1部 コスモス薬品 15,470.0 21,400 251,200 0.09 20,500 141,500 0.14

3288 東証1部 オープンハウス 2,978.0 231,800 346,500 0.67 275,100 263,900 1.04

2146 東証1部 UT GROUP 2,020.0 607,900 578,100 1.05 776,000 487,500 1.59

カテゴリー考察-信用需給動向 Market Data

買い残、売り残がともに増加

取組みが改善した銘柄

信用倍率(倍)

信用残高 金額ベース 単位:百万円

信用需給動向

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Market展望連載コラム

コラム:哀愁漂う「社会の公器」

東京高検検事長の「賭け麻雀」報道は、歴史に残るスクープ

と言えるでしょう。政権の土台を揺るがし、世情を変えたことに

意義があります。同時に、大手メディアのアプローチに「昭和」

のレトロ風味を感じないではいられません。

現職の検事長が賭け麻雀に興じていたという週刊誌の報道

で、法の番人によるまさかの挙動に誰もが驚いたことでしょ

う。記事は検事長を辞職に追い込んだだけでなく、処分のあり

方といった議論にも発展し、さらに広がりをみせています。そ

れにより、安倍晋三政権の空ろさも炙り出され、永田町の風景

まで一変させました。活字の威力を改めて認識させたとも言え

ます。

一方、検事長と卓を囲んだ有力 2 紙の記者や所属の新聞社

に対しては、権力の監視を旨とするべきメディアが実は権力と

癒着しているとの批判が沸き起こりました。ただ、世の中に出

回る記事がすべて公式の取材だけで構成されているわけで

はありません。時には非公式取材で得た情報を加えることが

他メディアとの差別化につながり、最終的には読者のニーズ

に応えられているという面もあります。

例えば、政権の情報を得ようとするなら、中枢に接触する必

要があります。業務とは無関係のことまで行動をともにして

「何か」の手がかりをつかみ、真実に肉薄しようとするのが取

材の王道です。今回の「賭け麻雀」もその一環だったと思われ

ます。そうした「場外」で気を許した時の会話から重大なネタの

ヒントを得ることはよくあります。

相手が重要人物なら、ちょっとした表情や言葉遣いなども含

めネタになります。その後の掘り下げた記事のなかで素材と

して盛り込めば臨場感や空気感を伝えることができ、読者の

理解の助けになるはずです。

しかし、そうしたアプローチはもはや時代錯誤となり、多くの

人から理解されないとメディアは認識しなければなりません。

今回の記事の第一印象は「男社会」そのもの。また、それがス

テータスであるかのようにハイヤーを使っていることなど、時

代感覚の乏しさは深刻なレベルです。

日本のメディアの場合、取材対象に接近しすぎるのと同時

に、記者どうしの駆け引きも複雑に絡み合い、自主規制なの

か民民規制なのか、あるいはその両方か、書かなければなら

ないのに書けないといったケースも少なくないと思われます。

記者クラブや番記者といった制度化された仕組みのなかで、

社内外からの圧力をはねのけるのは容易ではないでしょう。

古い話ですが、1970 年代にジャーナリストの立花隆氏が田

中角栄首相(当時)の金脈を調べ上げ政治スキャンダルに発

展したことがありました。アメリカのメディアがそれを大きく取

り上げたため、日本の大手新聞・テレビの政治部も慌てて追

随し始めました。仮にアメリカのメディアが扱わなければ、政

治部記者は田中政権を守ったとさえ言われています。今もそ

うした「伝統」が残っているでしょうか。

※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表

するものではありません。

連載コラム

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Market展望 資料編 今週のMarket Data

1 スケジュール 経済カレンダー 2-4

決算カレンダー 5

2 レーティング 格上げ・買い推奨 6

格下げ・売り推奨 7

3 投資主体別売買動向 総括コメント 8

市場別データ 9

4 新規上場銘柄 結果とスケジュール 10

5 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証1部) 11-12

雲下抜け銘柄(東証1部) 13

今週のマーケットデータ

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Market展望 経済カレンダー - 1

Market Data

6月1日~6月7日※全て日本時間で表示

経済カレンダー

日付 曜日 時間 内容

6月1日 月 08:50 設備投資(1-3月)

08:50 企業利益(1-3月)

08:50 企業売上高(1-3月)

08:50 貸出先別貸出金 法人(4月)

09:30 製造業PMI(5月)

10:45 中・財新製造業PMI(5月)

14:00 自動車販売台数(5月)

14:00 印・製造業PMI(5月)

17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(5月)

20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(5月)

20:25 ブ・週次景気動向調査

20:30 印・インフラ産業8業種(4月)

22:00 ブ・製造業PMI(5月)

23:00 米・ISM製造業景況指数(5月)

23:00 米・建設支出(4月)

27:00 ブ・貿易収支(5月)

ブ・CNI設備稼働率(季調済)(4月、2日までに)

6月2日 火 08:50 マネタリーベース(5月)

10:00 営業毎旬報告(5月31日現在、日本銀行)

10:30 豪・経常収支(1-3月)

13:30 豪・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)が政策金利発表

米・自動車販売(5月、3日までに)

韓・GDP(1-3月)

決算発表 ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ

6月3日 水 09:30 サービス業PMI(5月)

09:30 総合PMI(5月)

10:30 豪・GDP(1-3月)

10:45 中・財新サービス業PMI(5月)

10:45 中・財新総合PMI(5月)

14:00 印・サービス業PMI(5月)

14:00 印・総合PMI(5月)

14:45 スイス・GDP(1-3月)

16:00 トルコ・消費者物価指数(5月)

16:55 独・失業率(5月)

17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(月次)(5月)

18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(4月)

18:00 欧・ユーロ圏失業率(4月)

21:00 ブ・鉱工業生産(4月)

21:15 米・ADP全米雇用報告(5月)

22:00 ブ・サービス業PMI(5月)

22:00 ブ・総合PMI(5月)

23:00 米・製造業受注(4月)

23:00 米・ISM非製造業景況指数(5月)

23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表

米・アルファベットが年次株主総会

加・ティフ・マックレム氏がカナダ銀行総裁に就任

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週刊相場観測誌

Market展望 経済カレンダー - 2

Market Data

6月1日~6月7日※全て日本時間で表示

日付 曜日 時間 内容

6月4日 木 08:50 対外・対内証券投資(先週)

10:30 豪・貿易収支(4月)

10:30 豪・小売売上高(4月)

15:30 スイス・消費者物価指数(5月)

17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(5月)

17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(5月)

18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(4月)

20:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見

21:30 加・貿易収支(4月)

21:30 米・貿易収支(4月)

21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)

中・天安門事件から31年

決算発表 ブロードコム

6月5日 金 08:30 家計支出(4月)

14:00 景気先行CI指数(4月)

14:00 景気一致指数(4月)

15:00 独・製造業受注(4月)

20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(5月)

21:30 加・失業率(5月)

21:30 米・非農業部門雇用者数(5月)

21:30 米・失業率(5月)

21:30 米・平均時給(5月)

28:00 米・消費者信用残高(4月)

決算発表 東芝

6月7日 日 中・貿易収支(5月)

中・外貨準備高(5月)

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Market展望 スケジュール

日米主要経済指標のポイント

■(米)5 月ISM 製造業景況指数

1 日(月)午後11 時発表予定

(予想は、43.5) 参考となる4月実績は41.5。新規受注指数と雇用指数は大幅な低下を記録。5月については、雇用指数がさ

らに低下する可能性があること、新規受注については、過半数の企業が4月実績との比較で大幅な改善は期待できないことから、

全体的には4月実績をやや上回る水準にとどまる見込み。

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■(米)5 月ISM 非製造業景況指数

3 日(水)午後11 時発表予定

(予想は、44.0) 参考となる4月実績は41.8。16業種で活動の縮小が報告された。景況と新規受注、雇用は1997年の統計開

始以降では最低水準。5月については、都市封鎖の部分的な解除に伴い、景況は改善する見込みだが、雇用と新規受注は引き続

き低水準にとどまる見込み。全体的には4月実績をやや上回る程度か。

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■(欧)欧州中央銀行理事会

4 日(木)午後8 時45 分結果発表予定

(予想は、量的緩和策の拡大) 今回の理事会では、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う景気の落ち込みに対応するため、

量的金融緩和政策の拡大について議論される見込み。ラガルド総裁は、2020 年のユーロ圏域内総生産(GDP)は、前年比-10%

超の大幅な落ち込みとなる可能性があると指摘しており、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)については現行の7500億

ユーロの買い入れ枠を倍増することもあり得る。

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■(米)5 月雇用統計

5 日(金)午後9 時30 分発表予定

(予想は、非農業部門雇用者数は前月比-800万人、失業率は19.5%) 5月9日時点の失業保険継続受給者数は2500万人近い

水準であり、5月の非農業部門雇用者数はさらなる減少が見込まれる。失業率は20%近くまで上昇する可能性がある。低賃金の

雇用者はさらに減少していることから、5月の平均時給の伸び率は4月実績の前年比+7.9%を上回る可能性がある。

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日米主要経済指標のポイント

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Market展望

日付 コード 銘柄 上場部名 時刻

6月1日 5121 藤倉コンポジット 東証1部

6月1日 6267 ゼネラルパッカー ジャスダックS

6月1日 7274 ショーワ 東証1部

6月1日 7959 オリバー 東証1部

6月1日 9927 ワットマン ジャスダックS

6月2日 6471 日本精工 東証1部

6月2日 9635 武蔵野興業 東証2部

6月3日 2762 三光マーケティングフーズ 東証2部

6月3日 3172 ティーライフ 東証1部

6月3日 4699 ウチダエスコ ジャスダックS

6月3日 6373 大同工業 東証1部

6月3日 7865 ピープル ジャスダックS

6月3日 8057 内田洋行 東証1部

6月4日 1873 日本ハウスホールディングス 東証1部

6月4日 1928 積水ハウス 東証1部

6月4日 2217 モロゾフ 東証1部

6月4日 2929 ファーマフーズ 東証2部

6月4日 6654 不二電機工業 東証1部

6月4日 7265 エイケン工業 ジャスダックS

6月4日 7956 ピジョン 東証1部

6月4日 9627 アインホールディングス 東証1部

6月4日 9706 日本空港ビルデング 東証1部

6月4日 9824 泉州電業 東証1部

6月5日 1447 ITbookホールディングス 東証マザーズ

6月5日 2353 日本駐車場開発 東証1部

6月5日 2373 ケア21 ジャスダックS

6月5日 2695 くら寿司 東証1部

6月5日 3193 鳥貴族 東証1部

6月5日 3657 ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス 東証1部

6月5日 3854 アイル 東証1部

6月5日 3903 gumi 東証1部

6月5日 4750 ダイサン 東証2部

6月5日 4824 メディアシーク 東証マザーズ

6月5日 5194 相模ゴム工業 東証2部

6月5日 6040 日本スキー場開発 東証マザーズ

6月5日 6416 桂川電機 ジャスダックS

6月5日 6502 東芝 東証2部

6月5日 6535 アイモバイル 東証1部

6月5日 6656 インスペック 東証2部

6月5日 6778 アルチザネットワークス 東証2部

6月5日 6898 トミタ電機 ジャスダックS

6月5日 7605 フジ・コーポレーション 東証1部

6月5日 7640 トップカルチャー 東証1部

6月5日 7901 マツモト ジャスダックS

6月5日 8842 東京楽天地 東証1部

6月5日 8848 レオパレス21 東証1部

6月5日 8917 ファースト住建 東証1部

6月5日 9603 エイチ・アイ・エス 東証1部

6月5日 9678 カナモト 東証1部

決算カレンダー

※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。

決算カレンダー

Market Data

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Market展望

レーティング

格上げ・買い推奨

格上げ・買い推奨

※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。

格上げ・買い推奨

レーティング

日付 証券会社 コード 社名 レーティング 目標株価(円)

5月25日 大和 6571 QBネットHD 2→1格上げ 3000

7157 ライフネット 2→1格上げ 850→1500

9503 関西電 3→2格上げ 1320→1190

野村 9064 ヤマトHD NEUTRAL→BUY格上げ 1800→2500

5月26日 SMBC日興 4568 第一三共 2→1格上げ 5500→10500

UBS 8771 Eギャランティ BUY新規 2800

岡三 9064 ヤマトHD 中立→強気格上げ 1910→2400

5月27日 SMBC日興 2670 ABCマート 2→1格上げ 5700→6800

9843 ニトリHD 2→1格上げ 17000→20000

ゴールドマン 4503 アステラス薬 中立→買い格上げ -

三菱 6762 TDK NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ 9500→12000

大和 8053 住友商 3→2格上げ 1300→1450

東海東京 6103 オークマ NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ 5610→5120

5月28日 JPモルガン 8253 クレセゾン NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ 1900→1450

みずほ 4528 小野薬 中立→買い格上げ 2500→3600

東海東京 4704 トレンド OUTPERFORM新規 6700

5月29日 東海東京 3182 オイシックス OUTPERFORM新規 2700

野村 6871 マイクロニクス NEUTRAL→BUY格上げ 1307→1500

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Market展望

レーティング

格下げ・売り推奨

格下げ・売り推奨

※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。

日付 証券会社 コード 社名 レーティング 目標株価(円)

5月25日 いちよし 7867 タカラトミー A→B格下げ 1500→1050

岡三 1605 国際帝石 強気→中立格下げ -

8267 イオン 中立→ 弱気格下げ 2100→2000

5月26日 SMBC日興 4321 ケネディクス 1→2格下げ 640

大和 4919 ミルボン 2→3格下げ 6550→4990

5月27日 JPモルガン 4063 信越化 OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 12400→11800

いちよし 3835 eBASE A→B格下げ 1050→1400

みずほ 5019 出光興産 買い→中立格下げ 3000→2400

三菱 9069 センコーHD OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 1100→950

大和 7309 シマノ 2→3格下げ 16750→19000

東海東京 3002 グンゼ OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 5000→4300

野村 9437 NTTドコモ BUY→NEUTRAL格下げ 3710→3220

5月28日 三菱 4480 メドレー BUY→HOLD格下げ 2000→3200

大和 4911 資生堂 3→4格下げ 6650→5860

東海東京 3141 ウエルシアHD OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 8200→8700

5月29日 いちよし 3397 トリドールHD A→B格下げ 1800→1400

岡三 9005 東急 強気→中立格下げ 2170→1750

大和 6098 リクルートHD 1→2格下げ 5090→4050

東海東京 4206 アイカ工 OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 4100→3500

4971 メック OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 1900

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週刊相場観測誌

Market展望

個人 単位:億円 外国人 単位:億円

生・損保 単位:億円 信託銀 単位:億円

投信 単位:億円 事業法人 単位:億円

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投資主体別売買動向 - 1

総括コメント

5月第3週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で3677億円と買い越しに転じた。現物は買い越しに転じ、TOPIX

先物、225先物も揃って買い越しに転じた。個人投資家は総合で915億円と売り越しに転じた。

そのほか、投信は1208億円と売り越しを継続、都地銀は365億円と買い越しを継続した。また、生・損保は87億円と買い越し

に転じ、事法は270億円と買い越しを継続、信託は27億円と買い越しに転じた。

なお、自己は、225先物、TOPIX先物を売り越しに転じた一方、現物は買い越しに転じ、総合で2096億円と売り越しに転じた。

この週の裁定残は、ネットベースで575.50億円増の2兆1040.85億円の売り越しとなった。週間の騰落率は日経平均で1.75%の

上昇だった。

5 月第 3 週:外国人投資家は総合で買い越しに転じる

投資主体別売買動向

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週刊相場観測誌

Market展望

単位:億円

日付 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀

20/02/10 788 580 ▲495 ▲989 1,107 ▲182 ▲111 ▲468

20/02/17 528 973 ▲353 ▲965 1,004 ▲38 ▲66 ▲1,385

20/02/24 ▲3,252 3,164 ▲3,656 720 1,948 ▲34 143 ▲115

20/03/02 ▲4,816 5,554 ▲1,536 ▲86 1,643 ▲96 ▲446 236

20/03/09 2,128 1,708 ▲6,794 981 1,632 511 ▲393 286

20/03/16 ▲15 2,424 ▲4,134 ▲703 695 25 ▲261 2,459

20/03/23 10,416 ▲1,233 ▲9,518 ▲1,655 ▲203 143 ▲404 4,451

20/03/30 ▲386 255 ▲655 ▲628 76 46 ▲179 2,791

20/04/06 ▲1,194 ▲1,585 544 ▲123 432 ▲30 ▲84 2,682

20/04/13 1,922 ▲43 ▲3,020 ▲102 309 ▲42 ▲153 1,250

20/04/20 964 1,867 ▲3,484 ▲274 468 ▲3 ▲87 24

20/04/27 1,600 66 ▲1,482 ▲275 39 ▲54 ▲168 113

20/05/07 914 146 ▲1,195 ▲69 96 ▲77 ▲13 94

20/05/11 ▲1,172 1,951 ▲1,239 ▲242 843 ▲21 ▲113 ▲420

20/05/18 1,172 ▲711 688 ▲531 277 ▲32 ▲180 ▲496

単位:億円

日付 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀

20/02/10 700 329 ▲1,427 12 7 174 178 ▲132

20/02/17 1,942 ▲88 ▲2,455 999 ▲4 143 106 ▲581

20/02/24 6,691 124 ▲6,321 ▲421 ▲1 ▲258 11 227

20/03/02 6,334 ▲121 ▲6,062 ▲153 6 138 35 ▲79

20/03/09 1,303 ▲42 ▲844 ▲637 ▲5 ▲329 ▲8 819

20/03/16 954 ▲67 ▲214 ▲93 ▲0 ▲253 0 ▲195

20/03/23 ▲5,058 ▲2 2,785 1,943 2 ▲47 ▲337 683

20/03/30 ▲2,248 ▲10 ▲4,149 732 ▲1 233 330 5,077

20/04/06 90 ▲23 ▲221 165 1 ▲29 0 ▲59

20/04/13 627 ▲4 ▲923 25 2 22 ▲0 212

20/04/20 1,368 ▲42 ▲751 24 ▲1 ▲155 ▲2 ▲328

20/04/27 252 114 ▲324 302 ▲1 ▲131 2 ▲260

20/05/07 ▲697 ▲12 795 34 ▲0 9 ▲43 ▲76

20/05/11 1,598 1 ▲1,642 258 ▲1 ▲37 44 ▲171

20/05/18 ▲2,015 ▲14 2,155 ▲2 0 ▲86 ▲4 ▲38

単位:億円

日付 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀

20/02/10 ▲278 ▲120 1,252 ▲576 10 150 ▲139 ▲340

20/02/17 ▲433 275 346 623 ▲1 45 34 ▲1,061

20/02/24 ▲930 1,507 ▲4,869 3,012 105 52 ▲473 1,115

20/03/02 673 ▲227 ▲3,568 2,528 15 268 ▲339 630

20/03/09 3,762 ▲144 ▲2,161 ▲1,415 ▲79 656 292 ▲1,441

20/03/16 2,942 ▲361 ▲3,846 1,106 2 ▲153 ▲821 1,124

20/03/23 ▲1,787 ▲722 463 2,430 ▲48 ▲1,044 35 1,123

20/03/30 4,279 79 968 ▲3,370 ▲11 ▲283 105 ▲1,825

20/04/06 1,216 ▲114 ▲3,482 1,037 14 ▲38 682 800

20/04/13 804 115 ▲57 ▲34 ▲1 ▲10 ▲907 56

20/04/20 1,707 ▲109 ▲1,055 ▲638 12 483 ▲135 ▲424

20/04/27 ▲863 522 961 ▲984 ▲13 ▲224 492 141

20/05/07 296 ▲338 ▲1,498 1,415 ▲9 0 92 134

20/05/11 1,340 228 ▲957 ▲620 1 ▲204 330 ▲145

20/05/18 ▲1,253 ▲190 834 ▲675 ▲7 205 549 561

投資主体別売買動向 - 2

市場別データ

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銘柄名 コード 市場 上場日仮条件(円)

公募株数(株)

売出株数(株)

公募価格(円)

初値(円)

主幹事5/29終値

(円)

ロコガイド 4497 東M 6/24 - 2,346,700 0 - - みずほ -

事業内容:

フィーチャ 4052 東M 6/24 - 150,000 430,000 - - SMBC日興 -

事業内容:

コパ・コーポレーション 7689 東M 6/24 - 320,000 300,000 - - 野村 -

事業内容:

コマースOneホールディングス 4496 東M 6/26 - 150,000 384,000 - - 大和 -

事業内容:

エブレン 6599 JQ S 6/29 - 142,900 127,000 - - 野村 -

事業内容:

グッドパッチ 7351 東M 6/30 - 308,900 350,900 - - 大和 -

事業内容:

チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」の運営

画像認識ソフトウェアの開発

ECプラットフォーム関連事業

産業用電子機器・工業用コンピュータの設計・製造・販売

実演販売を利用した商品卸売等

UI/UXデザイン支援事業

新規上場銘柄

新規上場銘柄

結果とスケジュール

※ データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。

証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。

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Market展望

雲上抜け銘柄(東証1部)

一目均衡表雲抜け銘柄

雲上抜け銘柄(東証1部)

一目均衡表 雲抜け銘柄

コード 銘柄終値(円)

先行スパンA(円)

先行スパンB(円)

コード 銘柄終値(円)

先行スパンA(円)

先行スパンB(円)

1762 高松G 2563 2539.25 2522.5 1808 長谷工 1313 1312 1270.5

1848 富士ピー・エス 567 555.75 479.5 1852 浅沼組 4230 4085 3408

1860 戸田建 664 641.75 651 1870 矢作建 771 751 735

1898 世紀東急 802 791 733 1950 日本電設 2383 2242.75 2270

1954 日工営 3295 3167.25 2926 1961 三機工 1373 1358.75 1278.5

1982 日比谷設 1962 1931 1850 2009 鳥越粉 897 886.25 839

2206 グリコ 5210 4781.25 5112.5 2264 森永乳 4530 4433.75 3967.5

2326 デジアーツ 8590 7342.5 8375 2590 DyDo 5280 4492.5 5125

2752 フジオフード 1669 1641.75 1627 2820 やまみ 2305 2239.5 2297.5

2922 なとり 1751 1644.5 1697.5 3028 アルペン 1763 1720 1709

3101 東洋紡 1509 1481 1413 3106 クラボウ 2426 2349.75 2372.5

3132 マクニカ富士 1733 1639.5 1579 3156 レスターHD 2078 1832 1942.5

3168 黒谷 492 447.5 434 3222 U.S.M.H 1128 961.75 1119.5

3396 フェリシモ 1055 1018.5 1051 3593 ホギメディ 3530 3340.5 3431

3708 特種東海 4330 3901.25 4140 3770 ザッパラス 384 383.5 377.5

3778 さくら 649 641 562.5 3836 アバント 1127 1090.25 870

3901 マークラインズ 2031 2024 1662.5 3937 Ubicom 1648 1451.5 1455

4047 関電化 929 923.25 872.5 4182 菱瓦斯化 1604 1514.75 1554

4215 タキロンCI 736 658.75 628.5 4310 DI 1546 1514.25 1518.5

4321 ケネディクス 586 562.25 523 4502 武田薬 4191 4031.75 4111.5

4516 日新薬 9280 9185 8170 4523 エーザイ 8438 6836.75 7887.5

4536 参天薬 1990 1893.25 1772 4550 日水薬 1259 1256.75 1191

4569 キョーリンHD 2331 1835.25 2258.5 4578 大塚HD 4864 4331.25 4499.5

4661 OLC 15615 15461.25 13622.5 4665 ダスキン 2950 2918 2642.5

4813 ACCESS 958 944.5 929 4826 CIJ 946 927.75 901.5

4829 日本エンター 278 243.25 221 5105 TOYO 1529 1444 1477

5391 A&Aマテ 1211 1190.5 1090 5464 モリ工業 2400 2182.75 2242.5

5942 日フイルコン 542 528.5 510.5 6013 タクマ 1405 1285.5 1377

6070 キャリアリンク 574 571 484.5 6080 M&Aキャピ 4005 3712.5 3027.5

6098 リクルートHD 3710 3636.5 3292.5 6099 エラン 1799 1786.25 1636

6305 日立建機 2830 2680 2729 6315 TOWA 1119 1030.5 919

6369 トーヨーカネツ 2128 2095.5 2068.5 6533 オーケストラ 1288 1205 1174

6640 第一精工 2580 2531.5 2156.5 6654 不二電機工業 1284 1240.25 1265

6849 日本光電 3595 3147.75 3322.5 6850 チノー 1445 1376.25 1299

6871 マイクロニクス 1033 1006.75 922.5 6952 カシオ計 1897 1774.5 1644.5

#REF! #REF! #REF! #REF! #REF!

6988 日東電 5830 5723.25 5571.5 7004 日立造 410 382.5 369.5

7102 日車輌 2789 2766.25 2601 7180 九州FG 458 447.75 456.5

7187 Jリース 409 337.25 393 7196 Casa 1250 1206.5 1145

7222 産車体 1014 998 993 7419 ノジマ 2509 2043.5 2169

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雲上抜け銘柄(東証1部)

一目均衡表雲抜け銘柄

雲上抜け銘柄(東証1部)

コード 銘柄終値(円)

先行スパンA(円)

先行スパンB(円)

コード 銘柄終値(円)

先行スパンA(円)

先行スパンB(円)

7463 アドヴァン 1210 1188.25 1077.5 7640 トップカルチャ 355 352.5 312

7701 島津製 2915 2902.25 2704 7730 マニー 2840 2644.25 2132.5

7839 SHOEI 2467 2378.75 2135 7868 広済堂 847 835 664

7874 レック 1598 1170.75 1492.5 7917 藤森工業 3515 3402.75 3278

7965 象印マホービン 1695 1567.75 1320.5 8001 伊藤忠 2310 2260.25 2112.5

8014 蝶理 1821 1817 1771.5 8020 兼松 1337 1298.5 1285.5

8097 三愛石 1104 1075.5 1067 8159 立花エレ 1768 1704.25 1610.5

8184 島忠 2927 2792.25 2738.5 8362 福井銀 1654 1540 1594.5

8370 紀陽銀行 1672 1616 1572 8385 伊予銀 609 562.25 594.5

8515 アイフル 267 241 260 8541 愛媛銀 1192 1147 1128.5

8572 アコム 439 428.25 398 9007 小田急 2689 2628 2514

9045 京阪HD 5120 5031.25 4877.5 9064 ヤマトHD 2384 1850.75 2380

9375 近鉄エクス 1737 1689 1631.5 9385 ショーエイコー 882 755.75 872.5

9386 日本コンセプト 1501 1372.75 1197.5 9413 テレ東HD 2452 2281 2413

9532 大瓦斯 2153 2042.75 2087 9729 トーカイ 2751 2513 2522.5

9759 NSD 1684 1644.25 1392 9790 福井コンピ 3140 3118.25 2635.5

9880 イノテック 1113 957.5 990 9919 関西スーパ 1126 1085.5 1030.5

9930 北沢産業 277 272 248.5 9984 ソフトバンクG 4832 4553.75 4723

9989 サンドラッグ 3630 3516.75 3333 9991 ジェコス 995 923.75 990

9995 グローセル 435 430.5 408

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Market展望

一目均衡表雲抜け銘柄

雲下抜け銘柄(東証1部)

雲下抜け銘柄(東証1部)

コード 銘柄終値(円)

先行スパンA(円)

先行スパンB(円)

コード 銘柄終値(円)

先行スパンA(円)

先行スパンB(円)

2681 ゲオHD 1348 1386.5 1603.5 2802 味の素 1837 1932.5 1856.5

3054 ハイパー 581 694.75 644.5 3180 Bガレジ 1742 1883 1777

3896 阿波製紙 551 588.5 588 3920 アイビーシー 1023 1166.25 1220

4093 邦アセチレン 1282 1331.25 1283.5 8081 カナデン 1275 1319.25 1288

8742 小林洋行 246 261.5 248.5 9014 新京成 2140 2191.75 2141

9274 国際紙パルプ商事 284 310.75 288.5 9783 ベネッセHD 2917 2931.5 2922.5

9900 サガミHD 1294 1365 1302.5

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【ご投資にあたって】

【免責事項】

■ 金融商品(投資信託・外貨預金・公共債等)は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。

〒730-0032  広島市中区立町2-30  ℡:082-245-5000 可 部 支 店 〒731-0221 広島市安佐北区可部3-20-21 ℡:082-815-2600

〒736-0046 広島県安芸郡海田町窪町5-8 ℡:082-208-5700 広島西支店 〒733-0841 広島市西区井口明神1-17-4 ℡:082-277-2700

皆実町営業所 〒734-0007 広島市南区皆実町5-13-12 ℡:082-252-8415 東広島支店 〒739-0014 東広島市西条昭和町2-7 ℡:082-422-3621

〒720-0812   福山市霞町1-1-1  ℡:084-922-1321 廿日市支店 〒738-0024 廿日市市新宮1-9-34 ℡:0829-31-6611

〒700-0826 岡山市北区磨屋町1-3 ℡:086-222-1561 岩 国 支 店 〒740-0018 岩国市麻里布町2-7-7 ℡:0827-22-3161

〒726-0004  府中市府川町335-1 ℡:0847-45-8500 徳 山 支 店 〒745-0034 周南市御幸通2-15 ℡:0834-31-5350

〒722-0035  尾道市土堂2-7-11  ℡:0848-23-8121 防 府 支 店 〒747-0801 防府市駅南町4-1 ℡:0835-22-2871

〒722-2323 広島県尾道市因島土生町2017-3  ℡:0845-22-2291 宇 部 支 店 〒755-0031 宇部市常盤町1-6-32 ℡:0836-31-1105

〒725-0026 竹原市中央5-5-5   ℡:0846-22-2295 萩 支 店 〒758-0027 萩市吉田町64-2 ℡:0838-25-2121

〒723-0014 三原市城町1-25-1 ℡:0848-67-6681 東 京 支 店 〒104-0031 中央区京橋2-7-19 6F ℡:03-6228-7251

〒737-0045 呉市本通3-5-4 ℡:0823-21-6401 今治営業所 〒794-0022 今治市室屋町1-1-13 ℡:0898-55-8280

〒728-0012 三次市十日市中2-13-26 ℡:0824-62-3121 松山営業所 〒790-0006 愛媛県松山市南堀端町6-5 ℡::089-909-3801

ネットセンター(インターネット取引)  http://www.hirogin-sec.co.jp

コールセンター(コール取引)      フリーアクセス:0120-506-084

岡山営業所

府 中 支 店

海田営業所

竹 原 支 店

三原営業所

福 山 支 店

因 島 支 店

呉 支 店

三 次 支 店

尾 道 支 店

本レポート記載の内容に従ってお取引される場合、店舗における国内の金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満を除く)の場合は約定代金に対して最大1.155%(税込)(ただし、約定代金の1.155%に相当する額が2,750円(税込)に満たない場合は2,750円(税込))の委託手数料をご負担いただきます。マルチネット取引で売買いただく場合には対面取引の基本料金から20%割引(当該金額が2,200円(税込)に満たない場合には、一律2,200円(税込))となります。

インターネット取引の場合、約定代金が3万円以下の時は、一律110円(税込)、3万円超の時は、約定代金に対して最大1.1%(税込)(オペレーター注文の場合、約定代金に対して最大0.6325%、最低手数料2,750円(税込))の委託手数料が必要となります。コールセンター取引の場合、約定代金に対して最大0.924%(税込)(当該金額が2,750円以下の場合は、2,750円(税込))の委託手数料が必要となります。

また、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者の信用状況(財務・経営状況含む)の悪化等、それらに関する外部評価の変化等により損失が生じる恐れ(元本欠損リスク)があります。

なお、信用取引などを行う場合は、対象となる株式等または指標等の価格変動により損失の額がお客様の差し入れた委託保証金などの額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。なお、商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面やお客様向け資料をよくお読みください。

本資料は株式会社フィスコ(以下「フィスコ社」という)独自の調査・判断に基づくものであり、ひろぎん証券株式会社による投資情

報ではありません。そのためひろぎん証券は本資料の正確性、完全性について一切の責任を負うものではなく、また、本資料の

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商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、金融商品をお申込の際は、当該商品等の契約締結前交付書面もしくは投資

信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みください。

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