Upload
others
View
1
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTecTM nunatak®
Secrets of beauty from the ice age
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
The Ice Age Story
• およそ 110,000 から 10,000 年前、
更新世の最後の年代の間、北半球において最後の氷河期が訪れた
• アルプスは徐々に氷で覆われ始め、氷原と山岳氷河が見られるようになった。
• 氷河がスイスの高原の西側全体を覆い、アルプスの渓谷では数百メートルに及ぶ厚さにまで至った。
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
The Swiss Alps During the Last Glacial Maximum
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
Ice Age, a Threat for all Living Organisms
植物相と動物相の氷河作用は劇的なものであり、陸生の生物の90%以上が北半球から消滅した。
丈夫で環境にすぐ適応出来た有機体のみがヌナタックとして知られる氷のない山頂上で生き延びることができた。
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
Nunataks -
Isolated Mountain Peaks
• “nunatak”という言葉はイヌイットの“nunataq”に由来している。
• 氷河流から突き出た氷に覆われていない山頂部分
• スイスアルプスのヌナタック: Tessiner Alps, Bergamasker Alps, Julische Alps,
Napf, Pilatus, Rigi
• ヌナタック上の水はしばしば液体として存在する(植物の根に吸収)
• ヌナタック植物種は特に高い遺伝的多様性を示し、極限環境へ適応可能。
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
Nunatak Plants
氷期において、これらの極限植物は 徐々にアルプス地域へ再度コロニー化は始めた。
元々のアルプス植物は実際のところこれら “ヌナタック植物”のことを指す
その他のエーデルワイスのようないわゆるアルプス植物は氷河期の後にアジアからアルプスへ移ってきたとされる。
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
Saponaria pumila:
A Nunatak Plant
• Saponaria pumila はナデシコ科のア
ルプスのクッション植物である。
• 2700mまでの石灰のない砂利混じりの斜面で生育する。
• Saponaria pumila はアルプスのヌナ
タックにおいて氷河時代を生き抜いた植物種であることが証明されている。
• 極限環境に素早く継続的に適応出来る特別な保護メカニズムを発達させた。
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®
Technology
Mibelle Biochemistry社はIce Ageの幹細胞を抽出するためにユニークなPhytoCellTec™ 植物幹細胞技術を利用
1. サポナリアの芽の一部を採取しカルス組織の形成を誘導 2. 液体培地の中でカルス細胞を増殖 3. 細胞を破砕し、リポソーム二重層で油溶性成分と水溶性成分を抽出 4. イソマルトを用いて粉末化
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®
Sustainability
PhytoCellTec™ は高度に持続可能な技術
環境を破壊することなくアクティブ原料の生産が可能:
• 非常に希少な植物原料 アルプス植物のSaponaria pumilaのように希少で採集が困難な植物種でも利用可能
• 希少で絶滅危惧植物を保護
• 製造に農地は不要
• 従来のバイオマス製造と比較して著しく水の消費量を削減
• 肥料、農薬や他の化学物質が不要
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®
組成
INCI (EU-Declaration / PCPC) Declaration
Saponaria Pumila Callus Culture Extract (and) Isomalt (and) Lecithin (and)
Aqua/Water
表示名称
サポナリアプミラカルス培養エキス、イソマルト、レシチン、水
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
UV/VISからの真皮前駆細胞の保護
細胞: 真皮前駆細胞 (むしり取った毛包の真皮乳頭から単離)
試料: 0.5% サポナリアプミラ幹細胞(カルス培養)エキス
試験方法
• 細胞 +/- 0.5% サポナリアプミラカルス培養エキスを2日間培養
• UV/VIS (300 – 800 nm, at 6 J/cm2) を照射
• 非接着ウェル中でsphere(コロニー)形成を誘導
• コロニー数の測定(コロニーは1つの真皮幹細胞から生み出される細胞の丸い塊)
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak® はUVストレス後も真皮幹細胞のバイタリティーを維持
UV/VIS照射後, 全ての培養において
コロニー数は減少したが、サポナリアプミラカルス培養エキスを添加して培養した場合には保護していない状態のコントロールと比較して35%コロニー数が上昇した。
PhytoCellTec™ nunatak® はUVや可
視光の有害な影響から真皮幹細胞を保護する。
S-422
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
UV/VIS: コロニーサイズにおける影響
大きなコロニーは高い再生能力を持つ幹細胞によって形成される
照射後のコントロール培養では大きなコロニーは0% であった
照射はほとんどの生細胞の増殖能を減少させる
S-422
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®を使用した場合、コロニーサイズの配分はほぼ全くと言ってよいほど照射の影響を受けず、大きなコロニーサイズの形成は同レベルで維持された。 PhytoCellTec™ nunatak® は照射に関わらず真皮幹細胞の再生能を維持する
UV/VIS + PhytoCellTec™ nunatak®
S-422
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®
UVに影響を受けない保護効果
試料: 1 % PhytoCellTec™ nunatak®配合クリーム、プラセボ
被験者: 日光に適合していない(弱い)肌をもつ11 名 (白色人種, 女性, 44.7 - 68.4 歳)
使用: 1日2回を4週間。 1% PhytoCellTec™ nunatak®配合クリーム を顔の半分に、プラセボを顔のもう半分に塗布。
開始: 海岸で1 – 2週間過ごす期間の2週間前から
• Placebo使用側: 肌の荒れが上昇 (日光と海水によるストレス )
• PhytoCellTec™ nunatak® 使用側: 肌の粗さにほとんど影響なし
PhytoCellTec™ nunatak® UVと海水によるストレスから肌を保護する
S-498
*p=0.048 versus initial conditions
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™
nunatak® を処置した側はより肌が滑らかになった。
S-498
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®
肌密度の向上
被験者
日光によるダメージを受けた肌を持つ20名 (女性, 44.2 - 59.5 歳, 平均: 53.5 歳)
試料
クリーム + 0.4 % PhytoCellTec™ nunatak®, プラセボ
使用
1日2回を28日間、前腕内側へ
測定項目
肌密度 (表皮 + 真皮): ultrasonic 測定器を使用
SLEB = subepidermal low-echogenic band, 老化や光ダメージを受けた肌に共通して見られるもの
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
Ultrasonographic Images
PhytoCellTec™ nunatak® は真皮組織の密度を上昇させSLEBの減少を引き起こした。
S-516
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
組織密度の向上
被験者 日光によるダメージを受けた肌を持つ20名 (女性, 44.2 - 59.5歳, 平均: 53.5歳) 試料 0.4 % PhytoCellTec™ nunatak®配合クリーム, プラセボ 使用 前腕内側へ1日2回28日間
1か月後に肌密度が10% 上昇
S-516
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
肌のハリ等の向上
被験者 日光によるダメージを受けた肌を持つ20名 (女性, 44.2 - 59.5歳, 平均: 53.5歳) 試料 0.4 % PhytoCellTec™ nunatak®配合クリーム, プラセボ 使用 前腕内側へ1日2回28日間
1か月後にプラセボと比較して肌のハリが >14 % 向上した。
S-516
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®
訴求点
• 真皮幹細胞を保護して活性化
• 肌密度を再上昇させる
• 肌の自己防御活性を強化
• 日光に曝された状況でも肌の滑らかさを向上させる
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®
応用例
• Ice Age 化粧品
• アンチエイジング, ハリ向上, コラーゲンブースター製品
• 顔、ボディ両方への老化防御製品
• 先端幹細胞化粧品
© Mibelle Biochemistry, Switzerland 2015
PhytoCellTec™ nunatak®
マーケティング上の利点
• 肌幹細胞を保護するための植物幹細胞 (patent pending) • 肌幹細胞における効果を保証
• 氷河期を生き抜いた希少なアルプスの植物由来幹細胞に基づく
• 安定的な原料供給
• この安定供給可能な製造方法で 2014 Sustainable Beauty Awards で準優勝
• PhytoCellTec™ activesを使用した製
品へのロゴの使用が自由;品質証明として利用可能