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さらにひろがる Adobe PDF での チェック & コメント さまざまなシーンで Acrobat 注釈機能をスムーズに使いこなす !

さらにひろがるAdobe PDFでのチェックコメント · イラストや画像にコメントを付ける 9 校正記号を描く【参考】 9 チェック&コメントの確認

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Page 1: さらにひろがるAdobe PDFでのチェックコメント · イラストや画像にコメントを付ける 9 校正記号を描く【参考】 9 チェック&コメントの確認

さらにひろがるAdobe PDFでのチェック&コメントさまざまなシーンでAcrobatの注釈機能をスムーズに使いこなす !

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Adobe PDFで チェック&コメントのススメ

さらなるひろがりをむかえた

Adobe PDFと注釈の活用1

チェック&コメントの基本 チェック&コメントの基本的な使い方 2

チェック& コメントの効率をさらにアップ 3

チェック&コメントの 活用シーン

Webコンテンツ制作にチェック&コメント 4

動画の編集にチェック&コメント 5

3Dモデルの確認にチェック& コメント 5

チェック&コメントを はじめる前に

注釈ツールバーを準備する 6

Adobe Readerでチェック&コメントができる Adobe PDFを作成する

7

チェック&コメントで よく使うツール

任意の位置にコメントを貼り付ける 8

文字の追加・削除・修正をコメントする 8

文章をマーキングしてコメントする 9

イラストや画像にコメントを付ける 9

校正記号を描く【参考】 9

チェック&コメントの確認(その1)

コメントの内容を確認して返信する 10

Adobe PDFにファイルを添付する【参考】 10

複数のコメントを効率よく確認する 11

チェック&コメントの確認(その2)

注釈の一覧をAdobe PDFで確認する 12

修正前と修正後の Adobe PDFを比較して確認する 13

チェック&コメントの受け渡し

Adobe PDFに付けたコメントのみをチェック&コメント依頼者に送る

14

チェック担当者から受け取ったコメントをAdobe PDFに取り込む

15

共有レビュー機能で チェック&コメント

Adobe PDFで共有レビューをはじめる準備 16

共有レビュー機能でチェック& コメントを共有する 17

目次

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Adobe PDFでチェック&コメントのススメさらなるひろがりをむかえたAdobe PDFと注釈の活用

1

ビジネスシーンで作成する文書を Adobe PDFに変換して運用・管理することは、スタンダードな手法の 1つとして多くのオフィスに導入されています。しかし、文書を含めたさまざまなコンテンツを作成する過程でのチェックと修正には、いまだに紙を使用していることが多く、そこに作業負荷が集中しがちです。Adobe Acrobat 9と Adobe PDFは、チェックと修正の作業効率をアップして、作成する文書やコンテンツの品質向上を強力にサポートします。

▶この冊子では、Adobe Acrobat 9または Adobe Reader 9の注釈機能で Adobe PDFにコメントを付けてレビューを行うことを「チェック&コメント」と呼びます。

チェック&コメントの基本的な作業の流れと、その活用シーンを 2~ 5ページで紹介します。文書に加えて、Webページ・動画(ムービー)・3DデータにもAdobe PDFでチェック&コメントが可能です。

知る

チェック&コメントをはじめる前のツールの準備、Adobe PDFの準備を 6、7ページで紹介します。

準備する

チェック&コメントによる共同作業を 14~ 17ページで紹介します。Adobe PDFに付けたコメントをやりとりするときや、複数メンバーでチェック&コメントを行うときにご活用ください。

共有する

チェック&コメントでよく使う「注釈ツール」の使い方を 8、9ページで紹介します。10~ 13ページには Adobe PDFに付けたコメントの確認方法などを紹介します。

使う チェック&コメントの確認(その2)注釈の一覧をAdobe PDFで確認する

12

▶マニュアルなどページ数の多い Adobe PDFから、注釈の付いたページだけを抜き出して「注釈の一覧 PDF」を作成するには、手順 2で [注釈がないページも含める ]のチェックボックスをオフにしてください。

「注釈の一覧」機能を使うと、Adobe PDFに付けられたコメントを一覧できる Adobe PDFを作成できます。目的や用途に合わせて 4つのレイアウトパターンを選択できます。

1[注釈 ]メニューから [注釈の一覧 ]を選択します。

2目的や用途に合わせて、レイアウト・用紙サイズ・フォントサイズなどを設定します。

3[注釈の一覧PDFを作成 ]をクリックすると、手順2で選択したレイアウトに従って「注釈の一覧PDF」が作成されます。

修正前と修正後のAdobe PDFを比較して確認する

13

「文書を比較」機能を使うと、依頼した修正指示が反映されているかを確認できます。修正前と修正後の Adobe PDFを比較した結果が注釈として表示されるので、反映確認にも有効です。

▶比較結果の注釈は「挿入・削除・置換・移動」の 4色に色分けして表示されます。

▶比較結果の色凡例は表示方法を変更できます。必要に応じて、比較パネルの (オプション)から [オプションを表示 ]を選択して設定を変更してください。

1[文書 ]メニューから [文書を比較 ]を選択します。

2修正前のAdobe PDF (比較元)と、修正後のAdobe PDF (比較先)を選択します。

[文書の説明 ]は自動的に選択されるので、必要に応じて変更してください。

3[OK]をクリックします。

4ポップアップまたは注釈パネルを表示して比較結果を確認します。

共有レビュー機能でチェック&コメントAdobe PDFで共有レビューをはじめる準備

16

「共有レビュー」機能を使えば、共有レビューに参加するすべてのチェック担当者の間で Adobe PDFに付けたチェック &コメントの内容を共有できます。まずチェック &コメント依頼者は Adobe Acrobat 9を使って共有レビューの準備をします。

▶ Acrobat 9 Proまたは Acrobat 9 Pro Extendedで共有レビューを開始すると、Adobe Readerユーザも共有レビューに参加できるようになります。

2「共有レビュー用に送信」の画面に従って、共有レビューの準備に必要な設定を行います。

・ 共有レビューで使用するサーバ(フォルダ)・ 共有レビューで使用するAdobe

PDFの配信方法・ チェック&コメント依頼者の

ID情報・ 配信先を設定します。

3「完了」をクリックすると、共有レビューのできるAdobe PDFが表示され、共有レビューが始まります。

1[注釈 ]メニューから [共有レビュー用に送信 ]を選択します。

共有レビュー機能でチェック&コメントを共有する

17

▶共有レビューを始めると、Windowsのタスクバーに (トラッカー)が表示されます。ダブルクリックして「トラッカー」画面を表示すれば、参加している共有レビューの情報などを確認できます。

▶共有レビューに途中から参加すると、それまでに付けられたコメントがすべて取り込まれた Adobe PDFが表示されます。

共有レビューを始めると、他のチェック担当者のコメントを随時手元の Adobe PDFで確認できるようになります。Adobe PDFに付けたコメントをアップロードして、他のチェック担当者に確認してもらうこともできます。

1共有レビュー用のAdobe PDFに付けたコメントを送るときは、[注釈をアップロード ]をクリックします。アップロードされたコメントがあ

れば、その件数が表示されます。

2[新しい注釈を確認]をクリックして、他のチェック担当者のコメントがあるかを確認します。

3コメントを受信したら、メッセージの部分をクリックしてAdobe PDFに取り込みます。

4他のチェック担当者が付けたコメントに返信を付けてアップロードするなどして、共有レビューを進めます。

チェック&コメントの活用シーンWebコンテンツ制作にチェック&コメント

4

▶Webコンテンツを構成する CSSの設定やソースコードの内容によって、作成される Adobe PDFとWebコンテンツとで表示が異なることがあります。

Adobe Acrobat 9では、Webコンテンツから Adobe PDFへの変換精度がさらに向上しました。Webコンテンツを作る過程でのデザインや内容確認にもチェック &コメントが有効です。関連するファイルを 1つの Adobe PDFにまとめて、内容をチェックして修正指示のコメントを付けられます。

Webコンテンツ Adobe PDFに変換してチェック &コメント

1[ファイル ]メニューから [PDFの作成 ]→ [Webページ ]を選択します。

2Adobe PDFを作成するWebページのURLを指定します。PCのハードディスクにあるファイル(ローカルパス)も指定できます。

4作成されたAdobe PDFに注釈ツールを使ってコメントします。

3[作成 ]をクリックします。

動画の編集にチェック&コメント

3Dモデルの確認にチェック&コメント

5

動画の編集にもチェック &コメントが使えます。Adobe PDFに埋め込まれた動画に直接コメントを付けられるので、より具体的に編集する部分や時間を指示できます。

3Dモデルの確認にもチェック &コメントが使えます。Adobe PDFに変換した 3Dモデルに「3D注釈」ツールで付けたコメントは、3Dモデルの回転とともに移動するので、見やすい角度で形状確認やチェック依頼を行えます。

▶さまざまな形式の動画ファイルをコンパクトな FLVファイルに変換して Adobe PDFに埋め込むには、Acrobat 9 Pro Extendedが必要です。

▶主要な CADアプリケーションで作成された 3Dモデルを Adobe PDFに変換するには Acrobat 9 Pro Extendedが必要です。

2任意の位置をクリックしてコメントを付けます。

33Dモデルを回転します。

4新しいコメントを追加します。

1注釈ツールを選択すると、動画の再生がストップします。

2コメントを付ける位置をクリックします。

3ポップアップにコメントを入力します。動画の再生時間は自動的に入力されます。

13Dツールバーを展開して (3D注釈ツール)を選択します。

2チェック&コメントの基本チェック&コメントの基本的な使い方

2

▶それぞれのコメント(注釈)の「作成者」には、PCのログインユーザー名が表示されます。注釈の [オプション ]メニューから [プロパティ ]を利用して変更することもできます。

▶ Adobe Acrobat 9 Proまたは Adobe Acrobat 9 Pro Extendedを使うと、Adobe PDFに Adobe Readerでも注釈を付けられる権限を与えることができます。詳細は7ページを参照してください。

▶それぞれの注釈ツールの使い方は 8、9ページを参照してください。

提案書・企画書・マニュアル・カタログなど、文書のチェック作業では、データを紙に出力して手書きで修正指示をコメントしていました。Adobe Acrobat 9と Adobe PDFを使えば、紙に印刷することなく「注釈ツール」を使ってデータ上に簡単にコメントを付けられます。コメントの内容によって注釈ツールを使い分けましょう。

紙に手書きの作業 Adobe PDFでチェック &コメント

1(ノート注釈)や (テキストボックスツール)で

自由な位置にコメントを貼り付けます。

2(テキスト注釈)で

文字の追加・削除・修正をコメントします。

4(長方形ツール)や (雲形ツール)で

イラストや画像を囲んでコメントします。

3(ハイライトツール)で

文書をマーキングしてコメントします。

チェック&コメントの効率をさらにアップ

3

▶「共有レビュー」機能を使ってチェック&コメントを行う手順は 16、17ページに記載しています。

▶コメントの返信手順は 10ページを参照してください。

▶注釈パネルの活用方法は 11ページを参照してください。

複数メンバーでチェックを行うときは「共有レビュー」機能が便利です。手元で閲覧している Adobe PDFで他のチェック担当者が付けたコメントを確認して返信できるので、チェック &コメントの効率がさらにアップします。コミュニケーションの履歴や、修正指示の管理などにも有効です。

ABC

共有レビュー用のAdobe PDF にコメントを付けてアップロード

コメントが保存される 同じコメントが Adobe PDF に表示

ABC

ABC ABCABC

3入力したコメントを送ります。送ったコメントの件数が表示されます。

4他のチェック担当者が付けたコメントを取り込みます。取り込んだコメントの件数が表示されます。

1複数のコメントを一覧できる「注釈パネル」でチェック&コメントの内容を確認します。

2他のチェック担当者のコメントに返信のコメントを入力します。

チェック&コメントをはじめる前に注釈ツールバーを準備する

6

▶よく使う注釈ツールをのみを「注釈ツールバー」に表示すれば、以降すばやく任意のツールを選択できるようになります。▶「注釈ツールバー」を右クリックして表示される画面で任意の注釈ツールを選択すれば、「注釈ツールバー」に表示される注釈ツールの表示・非表示を切り替えられます。

Adobe Acrobat 9にはさまざまな注釈ツールがあります。チェック &コメントをよりスムーズに進めるために、よく使うツールのみを「注釈ツールバー」に表示させることができます。

2よく使うツールのチェックボックスをオンにします。作業の目的に合わせてツールを選んでください。

3[OK]をクリックすると、選択した注釈ツールだけが「注釈ツールバー」に表示されます。

1[ツール ]メニューから[ツールバーのカスタマイズ ]を選択します。

Adobe Readerでチェック&コメントができるAdobe PDFを作成する

7

Adobe Acrobat 9 Proまたは Adobe Acrobat 9 Pro Extendedを使うと、Adobe Readerでもチェック &コメントができる Adobe PDFを作成できます。より多くの方々にチェック&コメントをご利用いただけます。

▶ Adobe Readerでチェック &コメントができる Adobe PDFは、Adobe Readerで開くと自動的に「注釈ツールバー」が表示されます。6ページを参考にして、よく使うツールのみを「注釈ツールバー」に表示してご使用ください。

▶ [ファイル]メニューから [コピーを保存]を選択して、表示されたメッセージに従って Adobe PDFを保存すると、Adobe Readerでチェック&コメントができる設定を解除できます。

3Adobe PDFの保存場所、ファイル名を設定します。

4[保存 ]をクリックします。

2[OK]をクリックします。

1[ 注釈 ] メニューから [Adobe Readerで注釈を有効にする ]を選択します。

目的や用途に合わせて 4つのレイアウトパターンを選択できます。 PDFを比較した結果が注釈として表示されるので、反映確認にも有効です。

チェック&コメントの確認(その1)コメントの内容を確認して返信する

Adobe PDFにファイルを添付する【参考】

10

▶ 1つのコメントに対して複数の返信を入力できます。入力した順に、返信のポップアップが追加されます。

Adobe PDFに付けられたコメントは、ポップアップを表示して確認します。コメントに対する返信は、返信用のポップアップを作成して入力してください。

(ファイルを注釈として添付)を使うと、Adobe PDFの任意の位置にファイルを添付できます。コメントに対する返信と合わせてファイルを送付するときにご利用ください。

1コメントが付けられた箇所をクリックして、ポップアップのコメントを確認します。

4返信用のポップアップに返信のコメントを入力します。

2ポップアップの [オプション ]をクリックします。

3[返信 ]を選択して、返信用のポップアップを作成します。

1[注釈 ]メニューから [注釈ツール ]→ (ファイルを注釈として添付)を選択します。

2表示された画面に従って設定を行い、Adobe PDFにファイルを添付します。

複数のコメントを効率よく確認する

11

注釈パネルを使うと、Adobe PDFに付けられたコメントをリスト表示できます。チェックの目的に合わせて表示する順番を変更したり、特定のチェック担当者が付けたコメントだけを表示することもできます。

▶注釈パネルを表示しているときは、リスト内で選択した注釈に対応する Adobe PDF上の注釈マークがハイライト表示します。

▶注釈パネルはサイドバーから引き出して表示できます。画面の作業スペースに応じて切り替えると便利です。

1注釈パネルのボタンをクリックして注釈のリストを表示します。

注釈パネルのボタンが表示されていないときは、[表示 ]メニューから[ナビゲーションパネル ]→ [注釈 ]を選択してください。

2目的に合わせて注釈を並べ替えます。

3チェックを進めながら、それぞれの注釈にステータスを設定します。

設定したステータスは、それぞれの注釈の「プロパティ」で確認できます。注釈のリストにも表示されます。

のポップアップを作成して入力してください。

1コメントが付コメントが付コメントが けられた箇所をクリックして、ポップアップのコメントを確認します。

示する順番を変更したり、特定のチェック担当者が付けたコメントだけを表示することもできます。

1注釈

チェック&コメントでよく使うツール任意の位置にコメントを貼り付ける

文字の追加・削除・修正をコメントする

8

(ノート注釈)や (テキストボックスツール)を使うと、Adobe PDFの任意の位置にコメントを貼り付けられます。コメントを貼り付けてから、その位置を変えることもできます。

(テキスト注釈)を使うと、紙に修正指示を書き込むように Adobe PDFにコメントを付けられます。追加(挿入テキスト)、削除(取り消し線)、修正(置換するテキスト)を指示できます。

1(ノート注釈)を選択します。

1(テキストボックスツール)を選択します。

2任意の位置をクリックします。

2任意の位置にテキストボックスを描きます。

3ポップアップにコメントを入力します。

3テキストボックスにコメントを入力します。

修正 ❶ 修正する文字を選択します。 ❷ 修正する文字を入力します。

1(テキスト注釈)を選択します。

❷ 追加する文字を入力します。

❷ ポップアップを表示してコメントを入力します。

削除 ❶ 削除する文字を選択して「Delete」キーを押します。

追加 ❶ 文字を追加する箇所をクリックします。

文章をマーキングしてコメントする

校正記号を描く【参考】

イラストや画像にコメントを付ける

9

(ハイライトツール)を使うと、蛍光ペンで線を引くように文章の一部をマーキングできます。コメントは、ポップアップを表示してその中に入力します。

(折れ線ツール)などの図形描画ツールを応用すると、文章に JIS規格の校正記号に準じた指示を描けます。ポップアップに入力するコメントと合わせて、修正を指示するときにご活用ください。

(長方形ツール)や (雲形ツール)を使うと、イラストや画像を枠線で囲むことができます。コメントはポップアップを表示してその中に入力します。

1(ハイライトツール)を選択します。

2コメントを付ける文章を選択します。

3ポップアップを表示してコメントを入力します。

1[ツール ]メニューから、[注釈 ]→ (折れ線ツール)を選択します。

2JIS規格の校正記号に準じた 修正指示を描きます。

3ポップアップを表示してコメントを入力します。

1(長方形ツール)を選択します。

2コメントを付けたい領域を囲みます。

3ポップアップを表示してコメントを入力します。

1[注釈 ]メニューから [共有レビュー用に送信 ]を選択します。

1共有レビュー用のAdobe PDFに付けたコメントを送るときは [注釈チェック&コメントの受け渡し

Adobe PDFに付けたコメントのみをチェック&コメント依頼者に送る

14

▶他のファイルを [ファイルを注釈として添付 ]を使って Adobe PDFに添付している場合、そのファイルもデータファイル(FDFファイル)にまとめて保存されます。

チェック &コメントで Adobe PDFに付けた注釈は、注釈のみをまとめたデータファイル(FDFファイル)に書き出せます。Adobe PDFに比べて容量が小さく、注釈のみをメールで送付する場合などに適しています。

2データファイル(FDFファイル)の保存場所、ファイル名を設定します。

ファイル名に日付やレビュー担当者の名前を付けると、履歴の管理に役立ちます。

3[保存 ]をクリックします。

4保存されたデータファイル(FDFファイル)をメールに添付するなどして、チェック &コメント依頼者に送付します。

1[注釈 ]メニューから [注釈をデータファイルに書き出し ]を選択します。

チェック担当者から受け取ったコメントをAdobe PDFに取り込む

15

チェック &コメント依頼者は、チェック担当者から受け取ったデータファイル(FDFファイル)を Adobe PDFに取り込んで、コメントの内容を確認します。複数のデータファイル(FDFファイル)を受け取った場合でも、手元の Adobe PDFにすべて取り込むことでチェック担当者のコメントをまとめて確認・管理できます。

▶同じチェック担当者から複数のデータファイル(FDFファイル)を受け取ったとき、重複する注釈は 1つの注釈として Adobe PDFに取り込まれます。手作業での転記や 1つにまとめる作業は不要です。

4[はい ]をクリックします。選択したデータファイル(FDFファイル)のすべてのコメントがAdobe PDFに取り込まれます。

2取り込むデータファイル(FDFファイル)を選択します。

複数のデータファイル(FDFファイル)をまとめて選択して取り込めます。

3[選択 ]をクリックします。

1[注釈 ]メニューから [注釈の取り込み ]を選択します。

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チェック&コメントの基本チェック&コメントの基本的な使い方

2

▶それぞれのコメント(注釈)の「作成者」には、PCのログインユーザー名が表示されます。注釈の [オプション ]メニューから [プロパティ ]を利用して変更することもできます。

▶ Adobe Acrobat 9 Proまたは Adobe Acrobat 9 Pro Extendedを使うと、Adobe PDFに Adobe Readerでも注釈を付けられる権限を与えることができます。詳細は7ページを参照してください。

▶それぞれの注釈ツールの使い方は 8、9ページを参照してください。

提案書・企画書・マニュアル・カタログなど、文書のチェック作業では、データを紙に出力して手書きで修正指示をコメントしていました。Adobe Acrobat 9と Adobe PDFを使えば、紙に印刷することなく「注釈ツール」を使ってデータ上に簡単にコメントを付けられます。コメントの内容によって注釈ツールを使い分けましょう。

紙に手書きの作業 Adobe PDFでチェック &コメント

1(ノート注釈)や (テキストボックスツール)で

自由な位置にコメントを貼り付けます。

2(テキスト注釈)で

文字の追加・削除・修正をコメントします。

4(長方形ツール)や (雲形ツール)で

イラストや画像を囲んでコメントします。

3(ハイライトツール)で

文書をマーキングしてコメントします。

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チェック&コメントの効率をさらにアップ

3

▶「共有レビュー」機能を使ってチェック&コメントを行う手順は 16、17ページに記載しています。

▶コメントの返信手順は 10ページを参照してください。

▶注釈パネルの活用方法は 11ページを参照してください。

複数メンバーでチェックを行うときは「共有レビュー」機能が便利です。手元で閲覧している Adobe PDFで他のチェック担当者が付けたコメントを確認して返信できるので、チェック &コメントの効率がさらにアップします。コミュニケーションの履歴や、修正指示の管理などにも有効です。

ABC

共有レビュー用のAdobe PDF にコメントを付けてアップロード

コメントが保存される 同じコメントが Adobe PDF に表示

ABC

ABC ABCABC

3入力したコメントを送ります。送ったコメントの件数が表示されます。

4他のチェック担当者が付けたコメントを取り込みます。取り込んだコメントの件数が表示されます。

1複数のコメントを一覧できる「注釈パネル」でチェック&コメントの内容を確認します。

2他のチェック担当者のコメントに返信のコメントを入力します。

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チェック&コメントの活用シーンWebコンテンツ制作にチェック&コメント

4

▶Webコンテンツを構成する CSSの設定やソースコードの内容によって、作成される Adobe PDFとWebコンテンツとで表示が異なることがあります。

Adobe Acrobat 9では、Webコンテンツから Adobe PDFへの変換精度がさらに向上しました。Webコンテンツを作る過程でのデザインや内容確認にもチェック &コメントが有効です。関連するファイルを 1つの Adobe PDFにまとめて、内容をチェックして修正指示のコメントを付けられます。

Webコンテンツ Adobe PDFに変換してチェック &コメント

1[ファイル ]メニューから [PDFの作成 ]→ [Webページ ]を選択します。

2Adobe PDFを作成するWebページのURLを指定します。PCのハードディスクにあるファイル(ローカルパス)も指定できます。

4作成されたAdobe PDFに注釈ツールを使ってコメントします。

3[作成 ]をクリックします。

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動画の編集にチェック&コメント

3Dモデルの確認にチェック&コメント

5

動画の編集にもチェック &コメントが使えます。Adobe PDFに埋め込まれた動画に直接コメントを付けられるので、より具体的に編集する部分や時間を指示できます。

3Dモデルの確認にもチェック &コメントが使えます。Adobe PDFに変換した 3Dモデルに「3D注釈」ツールで付けたコメントは、3Dモデルの回転とともに移動するので、見やすい角度で形状確認やチェック依頼を行えます。

▶さまざまな形式の動画ファイルをコンパクトな FLVファイルに変換して Adobe PDFに埋め込むには、Acrobat 9 Pro Extendedが必要です。

▶主要な CADアプリケーションで作成された 3Dモデルを Adobe PDFに変換するには Acrobat 9 Pro Extendedが必要です。

2任意の位置をクリックしてコメントを付けます。

33Dモデルを回転します。

4新しいコメントを追加します。

1注釈ツールを選択すると、動画の再生がストップします。

2コメントを付ける位置をクリックします。

3ポップアップにコメントを入力します。動画の再生時間は自動的に入力されます。

13Dツールバーを展開して (3D注釈ツール)を選択します。

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チェック&コメントをはじめる前に注釈ツールバーを準備する

6

▶よく使う注釈ツールをのみを「注釈ツールバー」に表示すれば、以降すばやく任意のツールを選択できるようになります。▶「注釈ツールバー」を右クリックして表示される画面で任意の注釈ツールを選択すれば、「注釈ツールバー」に表示される注釈ツールの表示・非表示を切り替えられます。

Adobe Acrobat 9にはさまざまな注釈ツールがあります。チェック &コメントをよりスムーズに進めるために、よく使うツールのみを「注釈ツールバー」に表示させることができます。

2よく使うツールのチェックボックスをオンにします。作業の目的に合わせてツールを選んでください。

3[OK]をクリックすると、選択した注釈ツールだけが「注釈ツールバー」に表示されます。

1[ツール ]メニューから[ツールバーのカスタマイズ ]を選択します。

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Adobe Readerでチェック&コメントができるAdobe PDFを作成する

7

Adobe Acrobat 9 Proまたは Adobe Acrobat 9 Pro Extendedを使うと、Adobe Readerでもチェック &コメントができる Adobe PDFを作成できます。より多くの方々にチェック&コメントをご利用いただけます。

▶ Adobe Readerでチェック &コメントができる Adobe PDFは、Adobe Readerで開くと自動的に「注釈ツールバー」が表示されます。6ページを参考にして、よく使うツールのみを「注釈ツールバー」に表示してご使用ください。

▶ [ファイル]メニューから [コピーを保存]を選択して、表示されたメッセージに従って Adobe PDFを保存すると、Adobe Readerでチェック&コメントができる設定を解除できます。

3Adobe PDFの保存場所、ファイル名を設定します。

4[保存 ]をクリックします。

2[OK]をクリックします。

1[ 注釈 ] メニューから [Adobe Readerで注釈を有効にする ]を選択します。

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チェック&コメントでよく使うツール任意の位置にコメントを貼り付ける

文字の追加・削除・修正をコメントする

8

(ノート注釈)や (テキストボックスツール)を使うと、Adobe PDFの任意の位置にコメントを貼り付けられます。コメントを貼り付けてから、その位置を変えることもできます。

(テキスト注釈)を使うと、紙に修正指示を書き込むように Adobe PDFにコメントを付けられます。追加(挿入テキスト)、削除(取り消し線)、修正(置換するテキスト)を指示できます。

1(ノート注釈)を選択します。

1(テキストボックスツール)を選択します。

2任意の位置をクリックします。

2任意の位置にテキストボックスを描きます。

3ポップアップにコメントを入力します。

3テキストボックスにコメントを入力します。

修正 ❶ 修正する文字を選択します。 ❷ 修正する文字を入力します。

1(テキスト注釈)を選択します。(テキスト注釈)を選択します。

❷ 追加する文字を入力します。

❷ ポップアップを表示してコメントを入力します。

削除 ❶ 削除する文字を選択して「Delete」キーを押します。

追加 ❶ 文字を追加する箇所をクリックします。

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文章をマーキングしてコメントする

校正記号を描く【参考】

イラストや画像にコメントを付ける

9

(ハイライトツール)を使うと、蛍光ペンで線を引くように文章の一部をマーキングできます。コメントは、ポップアップを表示してその中に入力します。

(折れ線ツール)などの図形描画ツールを応用すると、文章に JIS規格の校正記号に準じた指示を描けます。ポップアップに入力するコメントと合わせて、修正を指示するときにご活用ください。

(長方形ツール)や (雲形ツール)を使うと、イラストや画像を枠線で囲むことができます。コメントはポップアップを表示してその中に入力します。

1(ハイライトツール)を選択します。

2コメントを付ける文章を選択します。

3ポップアップを表示してコメントを入力します。

1[ツール ]メニューから、[注釈 ]→ (折れ線ツール)を選択します。

2JIS規格の校正記号に準じた 修正指示を描きます。

3ポップアップを表示してコメントを入力します。

1(長方形ツール)を選択します。

2コメントを付けたい領域を囲みます。

3ポップアップを表示してコメントを入力します。

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チェック&コメントの確認(その1)コメントの内容を確認して返信する

Adobe PDFにファイルを添付する【参考】

10

▶ 1つのコメントに対して複数の返信を入力できます。入力した順に、返信のポップアップが追加されます。

Adobe PDFに付けられたコメントは、ポップアップを表示して確認します。コメントに対する返信は、返信用のポップアップを作成して入力してください。

(ファイルを注釈として添付)を使うと、Adobe PDFの任意の位置にファイルを添付できます。コメントに対する返信と合わせてファイルを送付するときにご利用ください。

1コメントが付けられた箇所をクリックして、ポップアップのコメントを確認します。

4返信用のポップアップに返信のコメントを入力します。

2ポップアップの [オプション ]をクリックします。

3[返信 ]を選択して、返信用のポップアップを作成します。

1[注釈 ]メニューから [注釈ツール ]→ (ファイルを注釈として添付)を選択します。

2表示された画面に従って設定を行い、Adobe PDFにファイルを添付します。

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複数のコメントを効率よく確認する

11

注釈パネルを使うと、Adobe PDFに付けられたコメントをリスト表示できます。チェックの目的に合わせて表示する順番を変更したり、特定のチェック担当者が付けたコメントだけを表示することもできます。

▶注釈パネルを表示しているときは、リスト内で選択した注釈に対応する Adobe PDF上の注釈マークがハイライト表示します。

▶注釈パネルはサイドバーから引き出して表示できます。画面の作業スペースに応じて切り替えると便利です。

1注釈パネルのボタンをクリックして注釈のリストを表示します。

注釈パネルのボタンが表示されていないときは、[表示 ]メニューから[ナビゲーションパネル ]→ [注釈 ]を選択してください。

2目的に合わせて注釈を並べ替えます。

3チェックを進めながら、それぞれの注釈にステータスを設定します。

設定したステータスは、それぞれの注釈の「プロパティ」で確認できます。注釈のリストにも表示されます。

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チェック&コメントの確認(その2)注釈の一覧をAdobe PDFで確認する

12

▶マニュアルなどページ数の多い Adobe PDFから、注釈の付いたページだけを抜き出して「注釈の一覧 PDF」を作成するには、手順 2で [注釈がないページも含める ]のチェックボックスをオフにしてください。

「注釈の一覧」機能を使うと、Adobe PDFに付けられたコメントを一覧できる Adobe PDFを作成できます。目的や用途に合わせて 4つのレイアウトパターンを選択できます。

1[注釈 ]メニューから [注釈の一覧 ]を選択します。

2目的や用途に合わせて、レイアウト・用紙サイズ・フォントサイズなどを設定します。

3[注釈の一覧PDFを作成 ]をクリックすると、手順2で選択したレイアウトに従って「注釈の一覧PDF」が作成されます。

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修正前と修正後のAdobe PDFを比較して確認する

13

「文書を比較」機能を使うと、依頼した修正指示が反映されているかを確認できます。修正前と修正後の Adobe PDFを比較した結果が注釈として表示されるので、反映確認にも有効です。

▶比較結果の注釈は「挿入・削除・置換・移動」の 4色に色分けして表示されます。

▶比較結果の色凡例は表示方法を変更できます。必要に応じて、比較パネルの (オプション)から [オプションを表示 ]を選択して設定を変更してください。

1[文書 ]メニューから [文書を比較 ]を選択します。

2修正前のAdobe PDF (比較元)と、修正後のAdobe PDF (比較先)を選択します。

[文書の説明 ]は自動的に選択されるので、必要に応じて変更してください。

3[OK]をクリックします。

4ポップアップまたは注釈パネルを表示して比較結果を確認します。

Page 16: さらにひろがるAdobe PDFでのチェックコメント · イラストや画像にコメントを付ける 9 校正記号を描く【参考】 9 チェック&コメントの確認

チェック&コメントの受け渡しAdobe PDFに付けたコメントのみをチェック&コメント依頼者に送る

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▶他のファイルを [ファイルを注釈として添付 ]を使って Adobe PDFに添付している場合、そのファイルもデータファイル(FDFファイル)にまとめて保存されます。

チェック &コメントで Adobe PDFに付けた注釈は、注釈のみをまとめたデータファイル(FDFファイル)に書き出せます。Adobe PDFに比べて容量が小さく、注釈のみをメールで送付する場合などに適しています。

2データファイル(FDFファイル)の保存場所、ファイル名を設定します。

ファイル名に日付やレビュー担当者の名前を付けると、履歴の管理に役立ちます。

3[保存 ]をクリックします。

4保存されたデータファイル(FDFファイル)をメールに添付するなどして、チェック &コメント依頼者に送付します。

1[注釈 ]メニューから [注釈をデータファイルに書き出し ]を選択します。

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チェック担当者から受け取ったコメントをAdobe PDFに取り込む

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チェック &コメント依頼者は、チェック担当者から受け取ったデータファイル(FDFファイル)を Adobe PDFに取り込んで、コメントの内容を確認します。複数のデータファイル(FDFファイル)を受け取った場合でも、手元の Adobe PDFにすべて取り込むことでチェック担当者のコメントをまとめて確認・管理できます。

▶同じチェック担当者から複数のデータファイル(FDFファイル)を受け取ったとき、重複する注釈は 1つの注釈として Adobe PDFに取り込まれます。手作業での転記や 1つにまとめる作業は不要です。

4[はい ]をクリックします。選択したデータファイル(FDFファイル)のすべてのコメントがAdobe PDFに取り込まれます。

2取り込むデータファイル(FDFファイル)を選択します。

複数のデータファイル(FDFファイル)をまとめて選択して取り込めます。

3[選択 ]をクリックします。

1[注釈 ]メニューから [注釈の取り込み ]を選択します。

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共有レビュー機能でチェック&コメントAdobe PDFで共有レビューをはじめる準備

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「共有レビュー」機能を使えば、共有レビューに参加するすべてのチェック担当者の間で Adobe PDFに付けたチェック &コメントの内容を共有できます。まずチェック &コメント依頼者は Adobe Acrobat 9を使って共有レビューの準備をします。

▶ Acrobat 9 Proまたは Acrobat 9 Pro Extendedで共有レビューを開始すると、Adobe Readerユーザも共有レビューに参加できるようになります。

2「共有レビュー用に送信」の画面に従って、共有レビューの準備に必要な設定を行います。

・ 共有レビューで使用するサーバ(フォルダ)・ 共有レビューで使用するAdobe

PDFの配信方法・ チェック&コメント依頼者の

ID情報・ 配信先を設定します。

3「完了」をクリックすると、共有レビューのできるAdobe PDFが表示され、共有レビューが始まります。

1[注釈 ]メニューから [共有レビュー用に送信 ]を選択します。

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共有レビュー機能でチェック&コメントを共有する

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▶共有レビューを始めると、Windowsのタスクバーに (トラッカー)が表示されます。ダブルクリックして「トラッカー」画面を表示すれば、参加している共有レビューの情報などを確認できます。

▶共有レビューに途中から参加すると、それまでに付けられたコメントがすべて取り込まれた Adobe PDFが表示されます。

共有レビューを始めると、他のチェック担当者のコメントを随時手元の Adobe PDFで確認できるようになります。Adobe PDFに付けたコメントをアップロードして、他のチェック担当者に確認してもらうこともできます。

1共有レビュー用のAdobe PDFに付けたコメントを送るときは、[注釈をアップロード ]をクリックします。アップロードされたコメントがあ

れば、その件数が表示されます。

2[新しい注釈を確認]をクリックして、他のチェック担当者のコメントがあるかを確認します。

3コメントを受信したら、メッセージの部分をクリックしてAdobe PDFに取り込みます。

4他のチェック担当者が付けたコメントに返信を付けてアップロードするなどして、共有レビューを進めます。

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