32
1 XProtect 標準機能操作説明 XProtect Corporate 2018 XProtect Expert 2018 XProtect Professional+ 2018 XProtect Express+ 2018 XProtect Essential+ 2018 2018 年 7 月 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 【注意事項】 XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定を OFF にしてください。 XProtect 2017 R2 では以下の事象が分かっています。 Management Client に表示されるライブ映像が表示されない。 アラームの設定ができない。

Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

1

XProtect標準機能操作説明 XProtect Corporate 2018

XProtect Expert 2018

XProtect Professional+ 2018

XProtect Express+ 2018

XProtect Essential+ 2018

2018年 7月

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

【注意事項】

XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定を OFFにしてください。

XProtect 2017 R2では以下の事象が分かっています。

・ Management Clientに表示されるライブ映像が表示されない。

・ アラームの設定ができない。

Page 2: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

2

■ XProtect Management Client の設定

1. XProtect Management Clientの起動

デスクトップのショートカット、もしくは、スタートメニュー-Milestone-Milestone XProtect Management Client 2017 R2

2. ログイン

Management Server のアドレス、認証方法、ユーザー名とパスワードを設定し、[接続]ボタンを押下。

ログイン出来ない場合 「Management Server」の Show Status Message を確認。

「Waiting for SQL・・・」サービスが停止しているので、開始する。

「Management Server Started」表示でログイン可能。

CManagement Server のアドレス。

ポートが 80 番以外の場合にはアド

レスの後に”:<ポート番号>”を指

定する。

・ Windows認証(現行ユーザー)

- 現在 Windowsにログインしているアカウ

ント(ユーザー名とパスワード入力不要)

・ Windows認証

- Active Directory ユーザー等、Windows

アカウントによるログイン

・ 基本認証

- XProtect の基本ユーザーによるログイン

Page 3: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

3

3. カメラ追加

カメラがレコーディングサーバーと同じネットワークセグメント上に接続されていることを確認の上、

[レコーディングサーバー]から<サーバー名>を右クリックし、「ハードウェアの追加」を選択。

ハードウェアの検出方法を選択する。

①「高速」・②「アドレス範囲のスキャン」・③「手動」での追加方法を説明する。

尚、「リモート接続ハードウェア」は表示されないエディションがある。

① 「高速」選択後、[次へ]ボタンを押下する。

接続しようとしているカメラの管理者 ID とパスワードを設定する。カメラ毎に管理者パスワードとパスワードが異なる場合に

は、[追加]ボタンにより複数設定していく。尚、各メーカーの工場出荷時設定をそのまま使用する場合には、「(工場出荷時のデ

フォルト)」を選択する。設定後、[次へ]ボタンを押下する。

自動検出されたカメラを選択後、「次へ」を押下して追加される。

デバイス情報が収集されているので、使用可能な機能を選択し「次へ」を押下。

Page 4: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

4

ハードウェアの持つ各デバイス(カメラ、マイク、スピーカー、入力、出力)毎にグループ分けをする。デバイス毎に個別にグルー

プを設定していく場合には、[グループに追加]でグループを作成・選択していく。

纏めてグループを設定する場合には、[デフォルトの XXXグループ]横のフォルダアイコンを押下しグループを作成・選択の上、

[グループに追加]は「デフォルトグループ」のままにしておく。設定後、[終了]ボタンにてウィザードを終了する。

② 「アドレス範囲のスキャン」選択後、[次へ]を押下する。

「開始 IPアドレス」「終了 IP アドレス」を入力後、「次へ」を押下。

IPアドレス指定範囲内のデバイスを検出し選択後、「次へ」を押下。

以降、「高速」で設定/選択し追加するのと同様。

Page 5: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

5

③ 「手動」選択後、[次へ]ボタンを押下する。

接続しようとしているカメラの管理者 ID とパスワードを設定する。カメラ毎に管理者パスワードとパスワードが異なる場合に

は、[追加]ボタンにより複数設定していく。尚、各メーカーの工場出荷時設定をそのまま使用する場合には、「(工場出荷時のデ

フォルト)」を選択する。設定後[次へ]ボタンを押下する。

接続対象のドライバーを選択する。選択数が多いとハードウェアの検索に時間が掛かるため極力絞り込む。選択後、[次へ]ボ

タンを押下する。

接続するカメラの IPアドレスとポート番号を指定する。[ハードウェアモデル]には前画面で指定したドライバーの一覧がリストさ

れる。選択対象のドライバーが不明な場合には、「(自動検出)」を指定する。また、複数のカメラを接続する場合には、[追加]ボ

タンにて追加していく。設定完了後、[次へ]ボタンを押下する。

以降、「高速」で設定/選択し追加するのと同様。

Page 6: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

6

<グループの作成・選択画面> <個別にグループを設定していく場合>

・カメラの入替え手順 【例:S910F→S30Dへ】

入替カメラを選択し「右クリック」「ハードウェアの交換」を選択すると、ウィザードが開始されます。

そのまま「次へ」を押下。

「ハードウェアドライバー」より「▼」から「CanonVB-S30/31/300/310.H43.42/5」を選択し「次へ」。

各ハードウェア機能の継承されるデバイスを選択し「次へ」。次画面にて「確認」を押下。

Page 7: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

7

画面内に「・・・・適用されました」と表示されているのを確認後、「閉じる」を押下。

モデルが「S30D」に変更されましたが、カメラの「名前」が S910F のままなので変更してください。

機種一覧(2017/09/20 現在)

各グループの追加・設定

「デバイスグループメンバーの編集」を選択後、追加したいカメラ・サーバーを選ぶ。

Page 8: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

8

4. レコーディングの設定

「サーバー」-「レコーディングサーバー」にて、サーバーを選択し、「ストレージ」タブ画面を表示する。

「レコーディングストレージの追加」ボタンを押下し、「ストレージおよび録画設定」画面を表示して、各項目を設定する。この設

定がライブ映像の保存ストレージの設定となる。

Page 9: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

9

「アーカイブの追加」ボタンを押下し、「アーカイブ設定」画面を表示して、各項目を設定する。この設定がアーカイブ映像の保

存ストレージの設定となる。

作成したストレージ設定を適用したカメラのプロパティの「録画」タブ画面を表示し、「ストレージ」グループにある[選択]ボタンを

押下する。「ストレージの選択」画面が表示されるので、作成したストレージ設定を選択し、[OK]ボタンを押下する。更に、「録画

アクション」画面が表示されるので、画面表記に従って選択を行い、[OK]ボタンを押下する。

Page 10: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

10

5. プリセット登録

プリセット登録したい PTZ カメラを選択し、プリセット画面を表示する。「新規」ボタンを押下してプリセット追加画面を表示する。

画面右の矢印やズームボタン、もしくは、プレビュー周りのスライダーを使って、カメラを PTZ操作し画角を合わせる。「プリセッ

ト定義」の「名前」と必要に応じて「説明」を記入し[追加]ボタンを押下する。[OK]ボタンで画面を閉じる。

※ 上記画面で繰り返し、複数のプリセットを登録できる。[追加]ボタンでプリセットが登録されるが、[追加]ボタンを押さずに

[OK]ボタンを押してしまうと画面が閉じ、登録しようとしていたプリセットは登録されないので注意する。

プリセットの取得

※予め「プリセットをデバイスより使用」の場合、「取得」ボタンを使用。

Page 11: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

11

※時間プロファイル:ルール制作時必要に応じて作製する。

時間プロファイルの追加>任意の時間帯で右クリック>繰り返し時間を追加>開始時間・継続時間など選択し OKで完了。

6. ルール - 常時録画(24時間録画)

XProtectの振る舞いを定義するルールの設定を行う。ここでは常時録画のためのルールを作成する。

[ルールとイベント]-[ルール]を右クリックし、[ルールを追加]を選択する。

手順 1 にて「ルールの管理」画面の「アクションをある時間間隔で実行します」を選択し、[次へ]ボタンを押下する。

手順 2 にて「常時」を選択し、[次へ]ボタンを押下する。

手順 3 の「実行するアクションを選択します」の設定項目にて、「<デバイス>で録画を開始します」をチェックする。更に、「ルー

ルの説明を編集します」の下線部分を編集していく。「レコーディングデバイス」を選択し、「デバイスとグループの選択」画面を

表示する。

※ 「実行するアクションを選択します」の各選択項目の内容については、管理者マニュアルを参照。

Page 12: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

12

[デバイスグループ]タブの「カメラ」ツリーから「すべてのカメラ」を選択し、[追加]ボタンを押下する。[OK]ボタンで画面を終了する。

[次へ]ボタンを押下する。 手順 4の画面は、そのまま[次へ]ボタンを押下する。

必要に応じて[名前]を変更しておく。

手順 5 の画面の「実行する終了アクションを選択します」の設定項目は、そのまま変更せずに[終了]ボタンを押下し、ウィザー

ドを終了する。

Page 13: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

13

※権限を制限したユーザーを登録する

「基本ユーザーの作製」を選択し、新規に基本ユーザーを制作。更に役割の追加で新規に役割を制作する。

「役割の追加」(ロールの追加)で、先ほど制作した新規ユーザーを関連付ける。

7. ルール - インテリジェント機能との連携

キヤノンカメラのインテリジェント機能と連携するためのルールを作成する。

前提条件として、キヤノンカメラのインテリジェント機能の設定は完了しておく。

インテリジェント機能を使用したいデバイスを選択し、イベントタブを表示する。

Page 14: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

14

追加ボタンを押下し、そのカメラから取得したいインテリジェント機能に該当するイベントを選択の上、OKボタンを押下する。

対応表は、以下の通り。(表 1)

イベント インテリジェント機能 タイミング デバイス

Intrusion started 侵入検知 開始 カメラ

Intrusion stopped 侵入検知 終了 カメラ

Window tampering started いたずら検知 開始 カメラ

Window tampering stopped いたずら検知 終了 カメラ

オブジェクト削除イベントが開始されました 持ち去り検知 開始 カメラ

オブジェクト削除イベントが停止されました 持ち去り検知 終了 カメラ

モーション開始(ハードウェア) 動体検知 開始 カメラ

モーション停止(ハードウェア) 動体検知 終了 カメラ

ラインカウンター A 通過検知 - カメラ

自動トラッカー イベントが開始されました 自動追尾 開始 カメラ

自動トラッカー イベントが停止されました 自動追尾 終了 カメラ

破棄オブジェクトイベントが開始されました 置き去り検知 開始 カメラ

破棄オブジェクト イベントが停止しました 置き去り検知 終了 カメラ

Scream Detection Rising 悲鳴検知 開始 マイク

Scream Detection Falling 悲鳴検知 終了 マイク

音声立上がり 音量検知イベント 開始 マイク

音声立下り 音量検知イベント 終了 マイク

入力立上がりイベント※入力がアクティブになりました。 外部デバイス入力イベント 開始 入力

入力立下りイベント※入力が無効になりました 外部デバイス入力イベント 終了 入力

※ルールでイベントを選択する場合の選択項目

※機種により、表示項目が異なる場合があります。画像解析系のインテリジェント機能は、「ビデオ分析イベント」とだけリストされる場合が

あります。

Page 15: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

15

プロパティの右側の設定項目にて、「モーションウィンドウ」には、カメラに登録したインテリジェント機能の登録番号を入力し、

「有効」は”True”のままにしておく。

続いて、Matrixの登録を行う。

(Matrix とは、指定した XProtect Smart Clientにイベント発生時に指定したカメラの映像を表示させる機能)

「Matrix設定」を右クリックし、「Matrixの追加」を選択する。「Matrixの追加」画面の各項目を設定し、[OK]ボタンを押下する。

名前 追加する Matrix設定の名称

説明(任意) 追加する Matrix設定の説明

アドレス 映像送信する XProtect Smart Clientのインストールされた PCの

IPアドレス。

ポート 映像送信される XProtect Smart Clientの Matrixのためのポート。

XProtect Smart Client 側の設定と合わせる必要あり。(ファイアウ

ォール設定されている場合は注意)

パスワード 映像送信される XProtect Smart Clientの Matrix表示のためのパ

スワード。XProtect Smart Client 側の設定と合わせる必要あり。

検索モード 「Smart Client / Remote Client」を指定。

Page 16: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

16

[ルールとイベント]-[ルール]を右クリックし、[ルールを追加]を選択する。

手順 1 の「<イベント>でアクションを実行します」を選択したまま、下段の「ルールの説明を編集します」で「イベント」をクリック。

「イベントの選択」画面の「イベント」-「デバイス」-「設定可能イベント」にて該当するインテリジェント機能の項目を選択する。選

択する項目は表 1 を参照のこと。(本説明では、通過検知のイベントである「ラインカウントー A」を選択。)

「デバイス/レコーディングサーバー/管理サーバー」をクリックし、インテリジェント機能のイベントを取得する対象のデバイスを

選択する。また、名前も設定しておく。(名前は、ウィザード中どこの手順でも設定可能)

[次へ]ボタンを押下し、次の手順に移動する。

手順 2 の「適用する条件を選択します」から「イベントは<モーションウィンドウ>からです」にチェックをし、下段の「ルールの説明

を編集します」にて「モーションウィンドウ」をクリックする。

「モーションウィンドウを選択します」にて、カメラに登録したインテリジェント機能の登録番号を入力し、[OK]ボタンを押下する

以降は、インテリジェント機能が反応し、そのイベントが来た場合のアクションを設定する。

ここでは、PTZ 付カメラのプリセット移動を設定する。

Page 17: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

17

手順 3 の「実行するアクションを選択します」にて、「<デバイス>を PTZ<優先順位>付の<プリセット>位置に移動」にチェックす

る。下段の「ルールの説明を編集します」にて「優先度」、「デバイス」、「プリセット」および「即時」を順次クリックし、設定画面に

て設定していく。更に、「matrix」および「デバイス」を設定する。

① 「優先度を選択」画面にて、プリセット移動が重なった際の優先度を設定する。数字が大きいほど優先度が高くなる。

② 「デバイスの選択」画面にて、PTZプリセット移動を実行するカメラを選択

③ 「プリセットを選択」画面にて先に設定しておいたプリセットから対象となるプリセットを選択

④ 「即時を選択」して「相対時間」画面にて、イベントを受けてからプリセット移動操作を実行するまでの時間を指定

⑤ 「Matrix設定の選択」画面にて、先に登録した Matrixを指定する。

⑥ 「起動デバイスの選択」画面にて、イベント(ここでの設定では「ラインカウンターA」)が発生した場合に、XProtect Smart

Clientの Matrix表示画面で映像表示させるカメラを選択する。

起動デバイスの使用 イベント(ここでの設定では「ラインカウンターA」)を発生させたデバイスの映像を表示

デバイスの選択 映像表示させるカメラを選択する。「起動デバイスの選択」画面の[OK]ボタンを押下すると「デ

バイスとグループの選択」画面が表示され対象カメラを選択できる。

設定完了後、[次へ]ボタンを押下する。

Page 18: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

18

手順 4 以降にて、手順 3にて設定したアクションが終了した際の終了時アクションを設定する。ここでは、指定時間過ぎるとプ

リセット位置を移動する終了アクションを設定する。

手順 4 の「終了条件を選択します」にて、「<開始>後に終了アクションを実行します」を選択し、下段の「ルールの説明を編集し

ます」にて「時間」をクリックする。また、時間設定後、[次へ]ボタンを押下する。「相対時間」画面にて、手順 3で設定したアクシ

ョンが実行されてから終了アクションを実行するまでの時間を指定し、[OK]ボタンを押下する。

手順 5 の「実行する終了アクションを選択します」にて「<デバイス>を PTZ<優先順位>付きの<プリセット>位置に移動」を選択

し、下段の「ルールの説明を編集します」にて「優先度」、「デバイス」、「プリセット」および「即時」をクリックして、それぞれ設定

していく。(設定内容は、手順 3の画面と同様) 設定完了後、[終了]ボタンでウィザードを終了する。

Page 19: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

19

8. アラーム

ここでは、ルールで指定したものと同じインテリジェント機能をアラームにしてみる。

「アラーム定義」を右クリックし、「新規追加」を選択する。 プロパティの設定を行う。

アラーム定

有効 アラームを有効にする場合にチェックする

名前 アラームの名称を命名する

手順 アラームの説明や解決方法等を記載する。XProtect Smart Client

のアラーム管理画面にて表示される。 ※

トリガ イベントのトリガ イベントの種別とその種別に応じたイベントを選択する。

ソース イベントを発生する元となるソース(カメラ等)を指定する。

起動時間

時間プロファイル アラームが有効となる時間を常時か時間プロファイルから選択す

る。

対象のイベント 「開始」で指定したイベントから「停止」で指定したイベントが来るま

での間、アラームが有効となる。

操作アクショ

ンが必要で

す。

時間制限

「トリガ」で指定したイベントが発行されてから指定した時間が経過

すると「トリガされるイベント」で設定したイベントが送信される。アラ

ームが発行されてからの制限時間を知らせるために使用する。

トリガされるイベント 時間制限の時間が経過した際に発行するイベント

その他

関連するカメラ ソースで指定したカメラ以外のカメラの映像もアラームに関連付け

たい場合に、そのカメラを指定する。15台のカメラまで登録可能。

関連するマップ アラームに関連付けるマップを指定する。マップの登録は、

XProtect Smart Client にて行う。 ※

初期アラームの所有者 アラームが発行された際の初期担当者をユーザーから選択する。

所有者の変更は、XProtect Smart Client にて行う。 ※

初期アラームの優先度

アラームが発行された際の初期優先度を選択する。優先度は、サ

イトナビゲーションの「アラーム」-「アラームデータ設定」-「アラー

ムデータレベル」にある「優先度」にて登録する。優先度の変更は、

XProtect Smart Client にて行う。

優先度の

変更は不

初期アラームのカテゴ

アラームが発行された際の初期カテゴリを選択する。カテゴリは、

サイトナビゲーションの「アラーム」-「アラームデータ設定」-「アラ

ームデータレベル」にある「カテゴリ」にて登録する。カテゴリの変更

は、XProtect Smart Client にて行う。

カテゴリの

変更は不

※の項目は、XProtect Essential+および Expressでは設定不可

Page 20: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

20

■ XProtect Smart Clientの設定

デスクトップのショートカット、もしくは、スタートメニュー-Milestone-Milestone XProtect Smart Client 2017 R2 で起動。

9. ログイン

XProtect Smart Client 起動時にログインまで完了させるには、自動ログインを指定します。

「自動ログイン」にチェック。 「パスワード」「自動ログイン」にチェック。

もしくは

※自動ログイン解除は、一旦「ログアウト」し、各チェックを外し再度「接続」する。

Management Server のアドレス。

ポートが 80 番以外の場合にはアドレス

の後に”:<ポート番号>”を指定する。

・ Windows

authentication(current user)

- 現在 Windows にログインして

いるアカウント(ユーザー名と

パスワード入力不要)

・ Windows authentication

- Active Directory ユーザー

等、Windows アカウントによる

ログイン

・ Basic authentication

- XProtect の基本ユーザーによ

るログイン

Page 21: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

21

10. ビューの設定

「ライブ」画面を表示し、画面右上にある[設定]ボタンを押下し、設定モードに移行する。

「ビュー」の「個人フォルダ」に任意のフォルダを作成する。

「システム概要」の「<サーバー名>」-「<カメラグループ>」から表示させたいカメラを選択し、ビューのアイテムにドラッグ&ドロッ

プする。同様に「マップ」をビュー上に登録する。

ブラウズボタンを押下し、

画像ファイルを選択する。

一度登録すると、以降選択

できるようになる。

デフォルトグループ

アクセスしているサーバーに登録さ

れているビューを共通で使用する。

個人フォルダ

XProtect Smart Client を起動してい

る PC のみで使用できる。

制作したフォルダ下にビューを登録

する。

制作したフォルダ名を右クリック

し、「新規ビュー」を選する。

ここでは、「4:3」⇒「2×3」を選択

する。

Page 22: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

22

「ツール」ウィンドウから「カメラを追加」アイコンを選択し、「エレメントの選択」画面を表示する。カメラを選択し、マップ上に任意

の位置にドラッグ&ドロップする。

続いて、「ツール」ウィンドウから「マップにホットゾーンを描画」アイコンを選択し、マップ上に領域を設定する。設定した領域を

ダブルクリックする。再度、「マップ設定」画面が表示されるので、その領域に設定するマップ画像を選択する。

続いて、「システム概要」から「Matrix」をビュー上に登録する。

登録した Matrixのアイテムが選択された状態で、「プロパティ」にある[接続設定]ボタンを押下する。

「接続設定」画面にて XProtect Management Client の Matrixで設定した TCPポート(デフォルト:12345)とパスワードを指定。

Page 23: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

23

次に、「システム概要」から「アラーム」-「アラームリスト」を登録する。同様に「アラームプレビュー」も登録する。

[設定]ボタンを押下して設定モードを終了する。

以下の操作を行ってみる。

・ マップ上のアイコンにカーソルを当ててみる。

ライブ映像がポップアップされる。

・ マップ上から PTZ プリセットを指定してみる。

プリセット位置にカメラの撮影位置が移動する。

・ マップのホットゾーンをクリックしてみる。

サブマップが表示される。

・ XProtect Management Client の登録したルールにて指定したカメラのインテリジェント機能を発報させてみる。

Matrixに映像が表示される。

アラームリストにアラームが表示される。

・ アラームリストを選択してみる。

アラームプレビューにアラーム発生時の映像が表示される。

Page 24: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

24

11. 再生

画面上の「再生」タブを選択し、再生画面にする。画面下のタイムバー上にある青文字の日付を選択し、映像再生を開始した

時刻にカレンダーにて合わせ、再生ボタンで映像を再生する。

12. エクスポート

再生画面右下にある[エクスポート]ボタンを押下し、「エクスポート」画面を表示する。

「アイテムを追加」にてエクスポート対象のカメラを選択する。

※注意事項

エクスポート映像は、カメラから配信された

生データとなる為、Smart Client上で形成し

たプライバシマスクは反映されていません。

また、PTZにも追従していません。

エクスポート形式は 2つ。

XProtect フォーマット

・XProtect Smart Client-Playerのみ

再生可能。(セキュリティ:高)

メディアプレーヤーのフォーマット

・WMP互換のプレーヤーでの再生

が可能。(セキュリティ:低)

Page 25: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

25

エクスポートしたい「開始時刻」と「終了時刻」を設定する。「開始時刻」と「終了時刻」を直接指定するか、プレビュー下にある[ ]

を調整して指定する。(ここでは 30分程度の範囲にしておく。)

「エクスポートフォーマット選択」にて、「XProtect」フォーマットを選択、また、「パスワード保護」と「デジタル署名を含める」にチ

ェックして[エクスポートの開始]ボタンを押下する。「パスワードを入力します」画面が表示されるので、パスワードを設定する。

Page 26: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

26

「エクスポート」画面が閉じ、画面右上に「エクスポート中」のステータスバーが表示されるので、ステータスが「完了」になること

を確認する。また、[詳細]ボタンを押下し、エクスポート先のフォルダを確認する。

以下を行ってみる。

・ エクスポート先の SmartClient-Player.exe を起動する。

指定したパスワードを入力すると

・ [署名の検証]を行ってみる。

「検証済み」になることを確認する。

※ ツールバーに[署名の検証]ボタンが表示されていない場合には、右上アイコンの「XProtect Smart Client - Player切り替

えモード」を選択する。

Page 27: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

27

13. シーケンスエクスプローラー - シーケンス検索

「シーケンスエクスプローラー」画面内の「シーケンス検索」タブを選択する。更に、[カメラの選択]ボタンを

押下し、映像検索対象のカメラを選択する。

以下を行ってみる。

・ シーケンスの表示間隔を変えてみる。

サムネイルが更新され、表示されるサムネイル映像の時間間隔が変更される

・ 表示されたサムネイルを選択してみる。

画面右上の映像が選択されたサムネイルの時刻にて再生される。

Page 28: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

28

14. シーケンスエクスプローラー – スマートサーチ

「シーケンスエクスプローラー」画面内の「スマートサーチ」タブを選択する。

更に、[カメラの選択]ボタンを押下し、映像検索対象のカメラを選択する。

指定された箇所で動きがある映像を検索するために、左上映像中をドラッグして領域を指定する(複数個所選択可)。また、「期

間」のスライダーバーにて検索対象期間を設定する。

※ スマートサーチ機能は、Essential+、Express+、Professional+、Expert、および、Corporate エディションでは、XProtect

Management Client のカメラの設定にて、「モーション検知」もしくは、「スマート検索用のモーションデータを生成」を

OFFにしてしまうと機能しない。

Page 29: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

29

【ご参考】- エディションに応じた XProtect Smart Client

XProtect Smart Client は全エディションで共通で使える実行ファイルである。ただし、接続したサーバーのエディションに応じて

表示内容が異なる。

「アラームマネージャ」タブ画面は、Express+、Professional、Professional+、Expert、および、Corporate エディションに存在。

「システムモニター」タブ画面は、Expert と Corporateエディションに存在。

マップとアラームの管理を行う画面。 システムダッシュボード画面。

「シーケンスエクスプローラー」タブ画面にて、Professional+、Expert と Corporateエディションではブックマーク検索が可能。

「再生」タブでは、Professional+、Expert、Corporateではブックマーク付与、Corporateではエビデンスロックが使用可能。

※ 選択したカメラ画面のパネル操作

PTZ操作ボタン

手動録画ボタン(今すぐ録画開始)

Page 30: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

30

■ XProtect Web Client

15. XProtect Web Clientの起動

デスクトップのショートカットにて起動。

16. ログイン

XProtectの Management Server にログイン可能なユーザーID とパスワードを入力してログイン

17. ライブ

ログインしたユーザーにて、XProtect Smart Client で利用可能なビューの覧が表示されるため、使用したいビューを選択。

ビューに登録されたカメラの映像のみが一覧表示される。尚、ビューのレイアウトは設定できない。

また、映像をダブルクリックすると拡大表示となる。

Page 31: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

31

18. 調査

調査画面にて録画された映像を参照したいカメラの登録を行う。

19. アラーム

XProtect Management Client のアラーム定義で設定した内容で上がったアラームの一覧の表示。

作成した「調査」を保存。

調査対象のカメラの追加。

保存した調査のリスト。 映像のエクスポートとダウンロード。

Page 32: Milestone XProtect® Essential+の標準機能操作説 …...XProtect Management Client 使用時は、インターネットオプションのプロキシサーバーを使用する設定をOFF

32

20. アクション

ユーザー定義イベント、もしくは、出力機器のアクティブ化の実行。