4
(1) 1 面 ・4協力団体による激励品 の贈呈 ・伝統の継承 ・協力団体活動 ・平成30年度陽融会役員 紹介 ・会員の訃報 2 面 ・平成30年7月豪雨 ・訓練記事 3 面 ・転入部隊長紹介 ・訓練記事 ・定年退官者紹介 ・駐屯地司令杯 少年野球大会 4 面 ・部隊長随筆 ・最先任上級曹長雑感 ・俺にも言わせろ! ・一隅を照らす ・私の趣味 ・我が故郷 ・編集後記 駐屯地司令要望事項 大久保駐屯地広報紙 「やましろ」 9月号 No2 発行:大久保自衛隊協力会 陽融会 大久保駐屯地桃友会 45会 編集:駐屯地司令業務室 印刷:進晃堂印刷 地域から信頼される 大久保駐屯地 紙 面 紹 介 西 西 使 57 使 山のように積み上げられた激励品は、派遣隊員の健康を第一に考えて「トマトジュース、野菜ジュース」 大久保自衛隊協力会会長 林 勉氏 陽融会会長 坂下 弘親氏 大久保駐屯地桃友会会長 井上 善司氏 45会会長 土居 一豊氏 30 45 ( 81 16 西 21 駐屯地司令より説明を受ける4協力会長 バリカンでの刈り込み 30 台風の影響で倒れた木

(1) 平 成 3 0 年 9 月 号 や ま し ろ - MOD · 海 田 町 ) に お い て 前 方 指 揮 所 を 開 設 し ま し た 。 第 7 施 設 群 は 、 7 月 13 日

  • Upload
    others

  • View
    5

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • (1)

    1 面 ・4協力団体による激励品 の贈呈 ・伝統の継承 ・協力団体活動 ・平成30年度陽融会役員 紹介 ・会員の訃報 2 面 ・平成30年7月豪雨 ・訓練記事

    3 面 ・転入部隊長紹介 ・訓練記事 ・定年退官者紹介 ・駐屯地司令杯 少年野球大会 4 面 ・部隊長随筆 ・最先任上級曹長雑感 ・俺にも言わせろ! ・一隅を照らす ・私の趣味 ・我が故郷 ・編集後記

    駐屯地司令要望事項

    大久保駐屯地広報紙 「やましろ」 9月号 No2

    や ま し ろ 平 成 3 0 年 9 月 号

    発行:大久保自衛隊協力会

    陽融会

    大久保駐屯地桃友会

    45会

    編集:駐屯地司令業務室

    印刷:進晃堂印刷

    地域から信頼される

    大久保駐屯地

    紙 面 紹 介

    坂下

    弘親

    副会長

    久保

    副会長

    川向

    俊二

    副会長

    臼井

    茂一

    常任理事

    京極

    利治

    田中

    照治

    小南

    光男

    門奈

    邦治

    中村

    康信

    西山

    和彦

    杉山

    公和

    中川

    晴雄

    理事

    西尾善三郎

    会計理事

    青木

    玉利

    千穂

    駐屯地広報紙「やましろ」

    の表題について、大久保駐屯

    地桃友会の鈴木禎昭氏より創

    刊当時の「やましろ」の表題

    を使用してもらいたいとの要

    望があり、直接お会いしてお

    話を聞くことができました。

    鈴木氏は、昭和57年から定

    年される平成元年まで「やま

    しろ」編集(2代目)を担当

    されておられました。その当

    時の苦労話等を伺うことがで

    き、現在編集を担当している

    私にとって貴重な時間でした。

    これからも、諸先輩方の思い

    が詰まった「やましろ」表題

    を使用するにあたり、今まで

    以上に気を引締めて編集作業

    に取組み、伝統ある「やまし

    ろ」を継承していきたいと思

    います。

    本当に貴重なご意見、あり

    がとうございました。これか

    らも大久保駐屯地広報紙「や

    ましろ」をよろしくお願い致

    します。

    左の表題の題字は、初代や

    ましろ編集担当の那須安男氏

    の揮毫によるものです。

    山のように積み上げられた激励品は、派遣隊員の健康を第一に考えて「トマトジュース、野菜ジュース」

    大久保自衛隊協力会会長 林 勉氏

    陽融会会長 坂下 弘親氏

    大久保駐屯地桃友会会長 井上 善司氏

    45会会長 土居 一豊氏

    平成30年7月豪雨における災害派遣終了に伴い、8月9日(木)大久保駐屯地において、4協力

    団体である大久保自衛隊協力会、陽融会、大久保駐屯地桃友会、45会の各会長から駐屯地司令(陸

    将補

    小谷琢磨)に対して激励品を贈呈しました。

    贈呈後は応接室において、

    司令から災害派遣活動の概要

    について熱のこもった分かり

    やすい説明を受けました。

    各会長からは、参加した隊

    員の疲労具合、酷暑の中での

    作業と休憩のメリハリのつけ

    かた、現地での隊員の食事内

    容、災害廃棄物処理にかかっ

    た日数等の活発な質問が飛び

    交い、まだ聞き足りない、話

    足りないぐらいの盛り上がり

    をみせ関心度の高さが伺える

    表敬となりました。

    大久保自衛隊協力会前会長

    里村善啓様(

    享年81歳)が、

    入院加療中のところ、6月16日(土)ご逝去されました。

    ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功

    績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。

    大久保駐屯地桃友会は、9月2

    日(日)駐屯地内にある桃友園の

    除草・清掃活動を会長(井上善司

    )をはじめ5名の会員が参加して、

    当日はまだ暑さ厳しい中でしたが、

    約2時間の作業により桃友園が綺

    麗になり、清掃終了後、役員会を

    開催し終了しました。しかしなが

    ら、9月4日に関西地方を直撃し

    た台風21号の暴風雨の影響により

    桃の木等5本が倒れました。

    駐屯地司令より説明を受ける4協力会長

    その後、井

    上会長に桃

    友園の被害

    状況を確認

    していただ

    いた結果、

    残念ながら

    倒れた木に

    ついては今

    回処分する

    ことになり、

    会長は「非

    常に残念だ

    」と肩を落

    とされてい

    ました。

    バリカンでの刈り込み

    平成30年度陽融会

    台風の影響で倒れた木

  • 平 成 3 0 年 9 月 号 や ま し ろ (2)

    自 然 の 猛 威 西 日 本 直 撃

    30

    救助した子供を抱きかかえる隊員(倉敷市真備町)

    平成30年6月28日(木)から7月8日(日)頃にかけて、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録された台風7号及

    び梅雨前線等の影響による平成30年7月豪雨のため、中国地方は甚大な被害を受けました。この災害派遣に伴い、大久

    保駐屯地から広島県及び岡山県へ向け部隊が前進しました。

    第4施設団本部・付隊は、団隷下の第6

    施設群(豊川)、第305施設隊(三軒屋

    )の派遣に伴い、発災当初、大久保駐屯地

    に団本部指揮所を開設するとともに偵察班、

    通信班、広報班を岡山県へ派遣しました。

    7月18日、水島緑地福田公園(岡山県倉敷

    市)に指揮所を移転し、隷下部隊及び第4

    施設団に配属された支援施設群(東方施設

    支援群・第5施設団支援隊)の指揮を執り

    ました。また、7月25日以降、団本部第2

    科長を長とし、海田市駐屯地(広島県安芸

    郡海田町)において前方指揮所を開設しま

    した。

    第7施設群は、7月13日以降、岡山地区

    へ向けて前進し、指揮所を三軒屋駐屯地

    (岡山県岡山市)に開設し、倉敷市真備町

    において重機等を使用し災害により発生し

    た災害廃棄物等処理活動を実施しました。

    また7月24日以降、海田市駐屯地に指揮所

    を移転し、広島市坂町小屋浦において行方

    不明者の捜索にあたりました。

    第307ダンプ車両中隊は、7月14日大

    6月23日から25日までの間、

    信太山演習場において初級

    陸曹及び陸士を主体とした

    中隊野外訓練を行いました。

    大久保派遣隊からは、訓練

    部隊として2名が参加しま

    した。

    訓練では参加者を8組に

    分け、当初、簡易的な防御

    陣地を作成、じ後、他の組

    の陣地を偵察し、要図によ

    り中隊長へ報告を行いまし

    た。平素、駐屯地内での事

    務作業を主としている部隊

    であり、演習場という環境

    の変化及び悪天候のため悪

    戦苦闘しながらの訓練でし

    たが、組長、組員として参

    加して、実員指揮能力の向

    上及び夜間における隊員の

    基礎動作の練度向上を図る

    ことが出来ました。

    7月10日から13日までの間、青野ケ原演習場におい

    て第2中隊及び大隊段列の訓練検閲を実施しました。

    第2中隊は、「陣地攻撃における増強普通科連隊を直

    接支援する施設中隊の行動」、大隊段列は、「攻撃にお

    ける師団の全般支援に任ずる施設大隊内の段列の行動」

    について検閲を実施し、その練度を評価・判定しました。

    中隊等は、中隊長等を核心として、段階的及び計画的に

    積み上げてきた練成成果を発揮して任務を完遂し、本年

    度受閲する大隊検閲に向けた今後の訓練の資を得て、準

    備の万全を図る態勢を確立しました。

    久保駐屯地を出発し、倉敷市真備町におい

    て国道486号線沿いに日々増えていく災

    害廃棄物等の処理を特大型ダンプを運用し、

    任務を完遂しました。

    第3施設大隊は、7月7日以降、第3中

    隊をもって、広島県呉市及び尾道市におい

    て行方不明者の捜索、河川の護岸補修、道

    路啓開及び給水支援活動を実施しました。

    また、第1中隊と第2中隊は7月23日から

    8月2日までの間、倉敷市真備町において

    災害廃棄物等の処理活動を実施しました。

    第104施設直接支援大隊第2直接支援

    中隊は、7月13日から26日までの間、三軒

    屋駐屯地及び水島緑地福田公園と、7月26

    日から8月2日までの間、海田市駐屯地に

    おいて施設器材の整備等を実施し、派遣部

    隊の任務完遂に貢献しました。

    第3後方支援連隊第1整備大隊施設整備

    隊は、7月7日から海田市駐屯地において、

    施設器材の整備支援を実施し、また三軒屋駐屯

    地においても整備支援と合わせて、入浴支援部

    隊に対する給食支援を実施しました。

    大久保駐屯地業務隊は、駐屯地において災害

    現場に向かうため、一時立ち寄る東部方面隊等

    の派遣部隊に対し、宿泊、給油等の通過支援を

    実施しました。

    第397会計隊は、7月19日から3名の隊員

    が派遣され水島緑地福田公園の指揮所において

    派遣部隊等の調達要望を把握し、大久保駐屯地

    の契約班と協同連携しつつ調達業務を実施して

    派遣部隊の活動に貢献しました。

    第131地区警務隊大久保派遣隊は、7月8

    日以降に広島県呉市天応町において交通統制及

    び人命救助に向かう部隊の車両が現場にスムー

    ズに到着できるように先導し誘導任務を行いま

    した。また、倉敷市真備町において油圧ショベ

    ル、特大型ダンプ、民間車両が混交する現場で

    交通統制を実施し、安全運行に寄与しました。

    隊員による行方不明者捜索 (倉敷市真備町)

    山積みとなる災害廃棄物 (真備東中学校)

    民間と協力しての災害廃棄物処理 (倉敷市真備町)

    第 三 施 設 大 隊 第318基地通信中隊

    84mm無反動砲による射撃

    M1A1破壊筒による障害処理 命令下達 編成完結

    行方不明者捜索 (広島市坂町小屋浦)

    行方不明者捜索 (広島市安芸区上瀬野)

    行方不明者捜索 (広島市安芸区上瀬野)

  • 平 成 3 0 年 9 月 号 や ま し ろ (3)

    平成7年 第105教育大隊(陸曹候補士)

    第31普通科連隊第2中隊(小銃手)

    平成8年 一般幹部候補生(96U)

    平成9年 3等陸尉昇任 第2施設大隊第2中隊(小隊長)

    平成15年 第2施設大隊(本部管理中隊長)

    平成16年 第1次イラク復興支援群施設隊(通訳幹部)

    第2施設大隊(本部管理中隊長)

    平成17年 施設学校研究部(研究員)

    平成18年 東部方面総監部防衛部中央即応集団準備部

    (防衛施設担当)

    平成19年 中央即応集団司令部防衛部施設班(施設幹部)

    平成20年 施設学校(#49FOC)

    平成22年 第8施設大隊本部(第3係)

    平成24年 施設学校企画室(副室長補佐)

    平成26年 第11施設群(第3科長)

    平成28年 施設学校企画室(能力構築支援班長)

    平成30年8月転入部隊長紹介

    第102施設器材隊長

    2等陸佐

    野上

    晃弘

    第3施設大隊長

    2等陸佐

    工藤

    健太郎

    平成13年 幹部候補生学校入隊(101U)

    平成14年 第11施設大隊第1中隊(中隊付)

    3等陸尉昇任

    第11施設大隊(小隊長)

    平成19年 第11施設大隊(副中隊長)

    平成20年 第11旅団司令部(法務官)

    平成23年 幹部学校(CGS)

    平成25年 施設学校(総合運用教官)

    平成27年 陸幕装計部装計課後計班

    (日米相互提供担当)

    平成29年 陸幕装計部装計課後計班

    (日米共同研究係長)

    8月26日(日)、台風20号の影響が心配される中、そんな不安をかき消すよう

    な晴天に恵まれ第27回大久保駐屯地司令杯少年野球大会の開会式が大久保駐屯地グ

    ラウンドで実施されました。

    開会式において、主催者を代表して大久保駐屯地司令(陸将補

    小谷琢磨)が

    「自衛隊は7月豪雨災害の復旧活動にあたってきました。我々は、そのための訓練

    も行っています。皆さんも日頃の練習の成果を十分に出してもらいたい」と挨拶さ

    れました。また、来賓として山本正宇治市長、宇治野球連盟名誉会長田中美貴子氏、

    同顧問今川美也氏のご出席・ご挨拶をいただきました。選手宣誓においては、大住

    クラブ、槇島スラッカーズの両キャプテンが「野球ができる喜び、支えてくれたた

    くさんの方々への感謝の気持ちを胸に、全力プレーで最後まで戦い抜きます」と大

    きな声で宣誓しました。これからAの部41チーム、Bの部

    21チームの合計62チームが日々の練習の成果を発揮してト

    ーナメント戦を勝ち抜いて優勝を目指します。司令の始球

    式から始まり9月30日までの約一ヶ月の熱戦の火蓋が切っ

    て落とされました。詳しくはHPにも掲載されています。

    颯爽と入場行進する選手達

    元気よく選手宣誓

    司令による始球式

    部隊名 階級 氏名 退職日

    第397会計隊 曹長 桜井 優子 7月11日

    第102施設器材隊 架橋中隊 曹長 岡本 真明 8月5日

    第104施設直接 支援大隊本部付隊 曹長 山﨑 浩 8月11日

    本訓練は、連隊の統制

    により4夜5日の一連の

    状況下で、師団陣地攻撃

    における後方支援連隊の

    行動を演練し、総合戦闘

    力発揮の基盤となる練度

    の向上を目的とし偵察先

    発隊の行動、車両行進、

    集結地進入及び占領、陣

    地構築、師団施設整備所

    の構築及び運営、警戒自

    衛戦闘等の訓練を実施し

    9月上旬に実施される師

    団訓練検閲に向けて所要

    の練度向上を図ることが

    できました。

    第 3 後 方 支 援 連 隊 第 1 整 備 大 隊 施 設 整 備 隊

    訓 練 記 事 7月10日から13日までの間、長池演習場、

    大久保駐屯地及び琵琶湖周辺において、第

    一次隊集中訓練を実施した。

    本部付隊は半地下による指揮所構築、架

    橋中隊は漕渡及び92式浮橋の全通架設、特

    殊器材中隊は露天掩

    蓋掩体の構築を行い、

    当初の訓練目標を達

    成しました。

    7月9日から14日までの間、

    あいば野演習場において第四

    回中隊野営訓練を実施しまし

    た。防御支援に任ずる施設小

    隊の行動として2.5型LP

    指揮所用簡易掩蓋掩壕の構築

    及び地雷原構成、またヘリボ

    ン障害構築についても訓練し、

    その練度向上を図りました。

    本野営では、基本基礎の向

    上に努めるとともに、施設科

    部隊としての技術向上を図り

    ました。猛暑と大雨の過酷な

    環境でしたが、小隊長及び各

    分隊長の指揮のもと良好な成

    果を修めることができました。

    第307ダンプ車両中隊

    大 久 保 駐 屯 地 業 務 隊

    7月10日から8月

    3日までの間、平成

    30年7月豪雨に伴う

    災害派遣において、

    通過部隊支援を実施

    しました。宿泊や給

    油支援の他、警務隊

    と連携し車両誘導等

    を行い、派遣部隊活

    動に貢献しました。

    支援数

    車 両(台) 大型60、中型5、小型16 計81

    宿 泊(名) 172

    給 油(ℓ) 6,866

    ヘリボン障害構築

    給油支援

    車両行進

    漕渡訓練

    92式浮橋架設訓練

    定 年 退 官 者 紹 介

    8月21日から23日までの間、

    長池演習場において第二次大隊

    長訓練検閲を長池演習場におい

    て実施しました。受閲部隊であ

    る第2直

    接支援中

    隊(大久

    保18名、

    富山派遣

    隊7名、

    和歌山派

    遣隊6名)

    は、酷暑

    の中、中

    隊長を核

    心として

    31名が一

    致団結し、

    これまで

    の練成成

    果を遺憾

    なく発揮

    し任務を

    完遂しま

    した。

    駐屯地滑走路地区にて隊容検査

    第397会計隊

    8月23日、大久保

    駐屯地において中部

    方面会計隊長訓練視

    察を受察しました。

    有事における会計

    支援要領を考慮して

    実戦的な練成訓練を

    実施するため、2個

    の支援班に分かれま

    した。基盤的支援班は、駐

    屯地内に残り会計業務を実

    施し随伴的支援班は、任務

    部隊と共に同行しながら業

    務を実施します。訓練視察

    においては、特に支援要領

    における作戦会議並びに基

    盤的支援班の業務要領を重

    点に視察を受けました。

    来年度は、訓練検閲を控

    えており、今年度の訓練視

    察を十分に活かした練成を

    実施し会計隊長を核心とし

    て万全な準備を整えたい。

    方面会計隊長視察

  • 平 成 3 0 年 9 月 号 や ま し ろ (4)

    「感

    先 任 上 級 曹 長 隋 感

    私 の 趣 味

    我 が 故 郷

    平成30年3月23日付で歴史と伝統ある

    第3施設大隊最先任上級曹長を拝命いた

    しました宮崎准尉です。平素から第3施

    設大隊に対し、格別なる御厚情及び御協

    力を賜り心から感謝申し上げます。

    さて本題ですが「感謝の数」にしまし

    た。最近は歳のせいでしょうか若い時よ

    りも多々「感謝」を感じることがありま

    す。まず「感謝」の意味は皆さんご存知

    のとおり「有り難い」と思うことであり、

    ここから「有り難さ」を感じて謝意を表

    すことが「有り難う(ありがとう」とな

    ります。

    ベトナム禅僧テイク・ナント・ハンと

    いう方の言葉の中で、「12の感謝の法

    則」というのがあります。その中で、「

    人生すでに与えられる幸運に気づくこと、

    その対象が何であれ感謝すれば、さらに

    大きく輝いている」つまり、「万物に感

    謝を持ち、ただ数えなさい」ということ

    です。

    では1日何に感謝していますか。私に

    ついては、まず起きて元気に目覚めた事

    (五体満足)、癒し空間を提供してくれ

    る妻、勤務においては、各種任務に邁進

    する隊員、臨時勤務で活躍している隊員、

    特別勤務している隊員等それぞれの隊員

    に「お疲れ様」と感謝しています。それ

    以外でも、物・食物等もあり、この場で

    書ききれない数多くのことがあります。

    忙しい日々に追われ感謝の気持ちを忘れ

    がちになることがありますが、たまにふ

    っと感謝の数をみてください。新たな事

    に気づき、感謝は幸せにつながり、人生

    に潤いを与えてくれるかもしれません。

    ちょっとした事でも、上下関係なく隊

    員が笑顔で「ありがとう」、「ありがと

    うございます」と言い合える思い

    やりある隊員を育

    成し、相互に信頼

    し、団結強固、規

    律厳正、士気旺盛

    な部隊を目指して

    行きたいと考えて

    います。

    施設直接支援大隊は、施設

    団を直接支援する部隊として

    団隷下部隊が所在する各駐屯

    地に大隊隷下部隊を所在させ、

    また、この特性から各駐屯地

    の業務隊・諸隊及び各地本等

    に対する支援も行っています。

    被支援部隊の装備品の可動の

    可否はその部隊の任務完遂の

    成否に直結することであり、

    日々緊張感をもって業務に取

    り組んでいます。部隊練成の

    観点では戦闘基礎や基本的行

    動等の練成は当然のこと、整

    備能力の練成も欠かせないも

    のです。整備能力の修得は一

    日で成るものではなく、識能

    を修得した上で故障兆候を察

    知する五感や第六感の体得ま

    では長い時日が必要です。整

    備にあたっては理論に基づき

    診断・探求を進めて的確な整

    備を実施しなければならず、

    昨今の技術の進展の中、器材、

    構成部品も複雑化かつ電子化

    が著しく、原理・構造・機能

    に立ち返った日々の自己研鑽

    なくして任務遂行が難しく

    なっていると感じています。

    このため、部隊として平素か

    らの(日々の)「識能の練

    磨」を掲げ、引き続き「より

    良い支援」をできるように励

    んで参りますので各部隊皆様

    のご指導・ご鞭撻、ご協力の

    程よろしくお願いします。

    昨年3月の定期異動で架橋中

    隊に異動した川上2曹を紹介し

    ます。川上2曹は、温厚で後輩

    の面倒見もよく、皆から信頼さ

    れている人物です。訓練に対し、

    常に向上心をもって考察し、周

    囲の意見にもよく耳を傾け、全

    力で物事に向かう姿勢に共感を

    おぼえます。7月中旬の小隊検

    閲においても災害級の気温にも

    負けず、構築及び運航班長とし

    て何度もイメージアップし積極

    的に取り組む姿勢は、皆のやる

    気をみなぎらせる力を持ってい

    ます。今後も益々活躍すること

    と思います。

    石川県は、北陸地方にあり北陸新幹

    線開通によって関西、関東共にアクセ

    スしやすくなりました。石川県といっ

    たら海鮮です。秋にはのどぐろ、冬に

    は香箱ガニなどが水揚げされます。観

    光地では兼六園や東茶屋街、ドライブ

    では千里浜なぎさドライブウェイで海

    岸線の砂浜を車で走ることが出来ます。

    また、6月には金沢百万石まつりが行

    われます。伝統工芸品も盛んで輪島塗

    や加賀友禅が有名

    です。温泉旅館も

    たくさんあるので

    ぜひ石川県へ来て

    みてください。

    私の趣味はスポーツです。1年を通

    じ、マラソン・水泳・ロードバイク・

    テニス等いろいろなスポーツをしてい

    ます。どのスポーツをする時も職場の

    先輩や後輩とお互いに競い合い、また

    楽しくコミュニケーションを取りなが

    ら行っていま

    す。

    仕事以外で

    も気持ちの良

    い汗をかき、

    バイタリティ

    生活を送りま

    しょう。

    第104施設直接支援大隊長

    2等陸佐

    宮川 治彦

    第3施設大隊 最先任上級曹長 准陸尉 宮﨑 毅

    第102施設器材隊

    架橋中隊

    2等陸曹

    川上

    貴史

    第307ダンプ車両中隊

    中隊本部

    庶務係

    陸士長

    さつき

    陸上自衛隊大久保駐屯地では、平成31年度に『防衛モニター』としてご協力いただける方を募集します。

    応募条件 京都府南部又は奈良県にお住まいの20代女性の主婦の方

    任 期 平成31年4月から平成33年3月までの2年間

    細部興味を持った方は、陸上自衛隊大久保駐屯地司令業務室まで お問い合わせください。(0774-44-0001 内線218)

    第7施設群

    第381施設中隊

    1等陸曹

    永松

    拓也

    整備を実施する川上2曹(右)

    軽快に駆け足する永松1曹

    平成31年度防衛モニター募集

    第4施設団本部付隊

    隊本部

    3等陸曹

    金子

    義昭

    人は緊張して心拍数が上がると正常な認知・判断及び行動が

    できなくなると言われています。そこで心拍数を下げて緊張感

    を和らげる呼吸法を紹介したいと思います。その呼吸法は4秒

    かけて鼻から息を吸い4秒間止め、口から4秒間かけて息を吐

    き4秒間とめる。これを腹式呼吸で3回繰り返します。皆さん

    も緊張したときに本来のパフォーマンスを発揮できるよう、覚

    えておくと役立つのではないでしょうか。

    大久保駐屯地広報紙「やま

    しろ」ご愛読の皆様、いつも

    ありがとうございます。

    今回は、編集担当をしてお

    ります私(丸山2曹)の自己

    紹介をしたいと思います。昭

    和50年生まれ(43歳)、大阪

    府枚方市出身、中・高と吹奏

    楽部で楽器(チューバ)を吹

    くことの楽しさを覚え、大阪

    音楽大学に入学し音楽漬けの

    毎日を送るにつれ、プロとし

    て演奏の仕事に就きたいとい

    う気持ちが芽生え、自衛隊音

    楽隊の試験に挑戦しましたが、

    その夢は叶いませんでした。

    しかし、大久保駐屯地に配属

    されてから駐屯地吹奏楽部に

    所属して、余暇時間を活用し

    て練習を実施し、演奏活動を

    現在も続けております。

    これからも一生音楽を楽しん

    でやって行きたいです。

    スーザフォン 担ぐ丸山2曹