General 6SHFL¿FDWLRQV 自律型コントローラ FCN ......General 6SHFL¿FDWLRQV 概要この一般仕様書（GS）ではCPU モジュールNFCP100

GeneralSpecifications

<< 目次 >> << 索引 >>

■ 概要この一般仕様書（GS）では CPU モジュール NFCP100 を実装した自律型コントローラ FCN（Field Control Node）について解説します。ソフトウェア構成、開発環境については、「自律型コントローラ FCN/FCJ 機能編（FCN-100/FCJ）」（GS 34P02Q0101）を参照してください。

自律型コントローラ FCNハードウェア編（FCN-100）

GS34P02Q12-01

GS 34P02Q12-012001.10.11 初版（YK）2016.03.29 34 版（YK）

■ 特長・モジュール実装タイプの高機能、高信頼コントローラです。・メモリに ECC（Error Correcting Code）を採用しています。・ファンレス設計です。・ RAS 機能（CPU 自己診断、温度監視、I/O 診断など）が充実しています。・ CPU、電源、SB バス（FCN ローカルバス）、制御ネットワークを二重化することができ、すべてのモジュール

は活線挿抜（ホットスワップ）が可能です。・エンジニアリング記述表現として、国際標準規格である IEC 61131-3 に準拠した 5 種類の制御言語から用途や

好みに応じて使い分けることができ、フィードバック制御やシーケンス制御等の制御アプリケーションを容易に開発することができます。

・制御アプリケーションを容易に部品化することが可能で、再利用性が高く、高品質なシステムを効率よく構築することができます。

・アプリケーションノウハウをパッケージ化したアプリケーションポートフォリオを利用することにより、複雑な制御アプリケーションの作成も容易です。

・ Java アプリケーションが動作可能で、ftp によるファイル転送、E メールの送信などを実現することができます。さらに、情報発信パッケージ（InfoWell）を利用することで、Web ブラウザや E メール通信などのアプリケーショ

ンをプログラミングレスで活用することができます。・自律型コントローラ間または他の機器と通信を行い、連携して動作させることが可能です。・生産システム構築ソフトウェア ASTMAC VDS（Versatile Data Server Software、以下 VDS）を活用することで、

充実した操作監視機能をもつシステムが構成できます。・ FCN/FCJ OPC サーバ for Windows を利用することで、汎用 PC 上の OPC（OLE for Process Control）クライアン

トから、自律型コントローラ FCN/FCJ のデータをアクセスすることができます。

■ 構成FCN は、以下のモジュールにより構成されています。・ベースモジュール・電源モジュール・ CPU モジュール・ SB バスリピートモジュール（FCN のローカルバス

である SB バスをユニット拡張するモジュール）・ I/O モジュール

ベースモジュールは 2 種類あります。・ FCN 用ベースモジュール：最大 2 台の増設ユニッ

トを拡張可能・ショートベースモジュール：コンパクトで 1 ユニッ

ト構成専用

I/O モジュール最大実装数

ベースモジュールユニット構成

シングル構成時

二重化構成時（*1）

ロングベースモジュール

制御ユニットのみ 8 枚 6 枚

増設ユニット1 台 16 枚 12 枚

増設ユニット2 台 25 枚 20 枚

ショートベースモジュール

制御ユニット（*2） 3 枚－（*3）

*1： CPU モジュール、SB バスリピートモジュールを二重化した場合

*2：ショートベースモジュールでは、SB バスリピートモジュールを使用できません。

*3：ショートベースモジュールでは、電源や CPU モジュールを二重化できません。

../submenu.htm

../../index.htm

2<< 目次 >> << 索引 >>

All Rights Reserved. Copyright © 2001, Yokogawa Electric Corporation GS 34P02Q12-01 2009.07.14-00

●実装例

シングル構成時（制御ユニット：1台）

F01E.ai

1SlotUnit:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

Ethernet

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

CPU

PWM

DMY

二重化構成時（制御ユニット：1台）

F02E.ai

1SlotUnit:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

CPU

CPU

PWM

PWM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

Ethernet

略号モジュールPWM 電源モジュール

CPU CPU モジュール

IOM I/O モジュール

NFSB SB バスリピートモジュール

DMY ダミーカバー（電源モジュール用）

シングル構成時（制御ユニット：1台＋増設ユニット：2台）

F03E.ai

Ethernet

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

CPU

PWM

DMY

1SlotUnit:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

PWM

DMY

1SlotUnit:2 2 3 4 5 6 7 8 9 10

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

PWM

DMY

1SlotUnit:3 2 3 4 5 6 7 8 9 10

NFSB

NFSB

NFSB

二重化構成時（制御ユニット：1台＋増設ユニット：2台）

注：電源モジュール、CPU モジュール、SB バスは、それぞれ二重化可能

F04E.ai

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

PWM

PWM

NFSB

NFSB

NFSB

NFSB

1SlotUnit:2 2 3 4 5 6 7 8 9

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

IOM

PWM

PWM

1SlotUnit:3 2 3 4 5 6 7 8 9 10

1SlotUnit:1 2 3 4 5 6 7 8 9

CPU

CPU

PWM

PWM

IOM

IOM

IOM

IOM

10

10

Ethernet

NFSB

NFSB

ショートベースモジュール使用時

F10.ai

1SlotUnit:1 2 3 4 5

EthernetIOM

IOM

IOM

CPU

PWM

../submenu.htm

../../index.htm

3<< 目次 >> << 索引 >>

GS 34P02Q12-01All Rights Reserved. Copyright © 2001, Yokogawa Electric Corporation 2016.03.29-00

*1：－ 10℃以下になると、時刻が消失することがあります。

■ 設置環境

項目仕様

周囲温度動作時 0 ～ 55 ℃ 輸送／保管時－ 40 ～ 85 ℃（*1）

周囲湿度動作時 5 ～ 95 ％ RH（結露しないこと）輸送／保管時 5 ～ 95 ％ RH（結露しないこと）

温度勾配動作時 ± 10 ℃ / h 以内輸送／保管時 ± 20 ℃ / h 以内

塵埃 0.3 mg/m3 保護等級 IP20 耐腐食性ガス ANSI/ISA S71.04 Class G2（標準）（ANSI/ISA S71.04 Class G3：オプション）

耐振動0.15 mm P-P（5 ～ 58 Hz） 1 G（58 ～ 150 Hz）

耐衝撃 15 G 11 ms（無通電、3 方向正弦半波）高度 2000 m 以下

ノイズ電界 3 V/m 以下（26 MHz ～ 1 GHz）磁界 30 A/m（AC）以下、400A/m（DC）以下静電気放電 4 kV 以下（接触放電）、8 kV 以下（気中放電）

接地各国・各地域の規格に適合した接地方式日本国内においては D 種接地

冷却自然空冷

../submenu.htm

../../index.htm

4<< 目次 >> << 索引 >>


■ 対応規格

項目規格

安全規格（Safety Standards）（*1）（*8）（*15）

CSA CAN/CSA-C22.2 No. 61010-1

CE Marking 低電圧指令EN 61010-1 (*12)EN 61010-2-201 (*12)EN 61010-2-030

EAC Marking CU TR 004

EMC 規格（EMC Standards）

CE Marking EMC 指令 (*12)

EN 55011 Class A Group 1 (*13) EN 61000-6-2（*1）（*2）（*9）EN 61000-3-2 EN 61000-3-3（*3）

RCM EN 55011 Class A Group 1 (*13) KC Marking 韓国電磁波適合性基準EAC Marking CU TR 020

防爆規格（*4）（*5）

FM Nonincendive （*1）

Class I Division 2, Groups A, B, C, D T4 Class 3600:2011 Class 3611:2004 Class 3810:2005

ATEX Type "n" （*6）（*7） (*12)

II 3 G Ex nA nC II C T4 Gc X（*10）（*14）II 3 G Ex nA II C T4 Gc X（*11）（*14）

EN 60079-0:2009EN 60079-0:2012 EN 60079-15:2010

CSA Non-Incendive （*1）

Class I Division 2, Groups A, B, C, D T4 CAN/CSA-C22.2 No.0-M91CAN/CSA-C22.2 No.0.4-04CAN/CSA-C22.2 No.157-92C22.2 No.213-M1987 TN-078

*1：ラック取付形、DIN レール取付形または壁面取付形の機器が、安全規格および EMC 規格に適合するためには、機器を鍵のかかる金属製キャビネットに収納することが必要です。さらにそのキャビネットは、IEC/EN/CSA 61010-2-201 に適合するか、保護等級 IP3X 以上かつ IK09 以上である必要があります。

*2：サージイミュニティに対しては、避雷器などの対策デバイスが必要になります。一部の I/O モジュールには、サージアブソーバ内蔵端子ブロックが用意されています。詳細については、「端子ブロック」（GS 34P02Q41-01）を参照してください。

*3：ケーブル配線による電圧降下の規定値を満足する必要があります。*4：防爆規格に対応させるには、「STARDOM　FCN/FCJ 設置ガイド」（TI 34P02Q91-01）を参照してください。*5：防爆規格に対応したモジュールは、本書の「■ I/O モジュール　表 FCN モジュール一覧と対応防爆規格」を参照してください。*6： FCN を ATEX Type “n” 環境下で使用する場合には、設置・配線時に安全に作業するために、マニュアル「Explosion

Protection of FCN/FCJ Products」（IM 34P02Q11-02E、英文）が必要です。*7： FCN を規格対応とするには、保護等級 IP54 以上の鍵付き金属製キャビネットに収納することが必要です。*8: FCN を規格対応とするには、電源供給側に次の規格に対応した専用のブレーカを設置することが必要です。・[CSA] CSA C22.2 No.5 または UL 489 ・[CE Marking] EN 60947-1 および EN 60947-3*9： NFLP121 を使用する場合、EMC 規格を満たすために PROFIBUS ケーブルの NFLP121 側にフェライトコア（A1193MN）を

1 個装着が必要です。*10： NFDR541 と FCN この FCN の「Type of protection」は、実装モジュールを含むコントローラ全体を示します。*11： NFDR541 以外以外の防爆対応製品*12： NFDR541 の出力端子に加わる電圧が DC 24 V 以下の場合だけ規格に適合します。*13： Class A 機器は、工業環境用に設計されています。工業環境以外での使用はできません。*14：シンボル 'X' は、特定の使用条件のあることを示します。詳細はマニュアル「Explosion Protection of FCN/FCJ Products」（IM 34P02Q11-02E、英文）を参照してください。*15： FCN を規格対応とするには、金属製キャビネットから外部に引き出されるケーブルには、VW-1 またはそれと同等以上の

難燃特性を持ったケーブルを使用することが必要です。

CE マーキングに関し、製造者と欧州認定代理人（Authorised Representative）を次に示します。・製造者：横河電機株式会社（〒 180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32）

・欧州代理人： Yokogawa Europe B.V. (Euroweg 2, 3825 HD Amersfoort, The Netherlands)

5<< 目次 >> << 索引 >>


■ ベースモジュール

●概要ベースモジュールは、各機能モジュール（電源モジュール、CPU モジュール、SB バスリピートモジュール、I/Oモジュール）を実装し、制御ユニットおよび I/O モジュール増設ユニットを形成するものです。

●機能

形名用途実装 I/O モジュール数実装電源モジュール数 SBバス

NFBU200制御ユニット 8 枚（*1）

1 または 2（二重化時）台二重化増設ユニット 9 枚（*2）

NFBU050 制御ユニット 3 枚（*3） 1 シングル

*1：制御ユニットでは全 10 スロット中 2 スロットずつを CPU モジュール 1 ～ 2 台が占有。*2：増設ユニットでは全 10 スロット中 1 スロットずつを SB バスリピートモジュール 1 ～ 2 台が占有。*3：全 5 スロット中 2 スロットを CPU モジュール 1 台が占有。SB バスリピートモジュール実装不可。

●形名・仕様コード

ロングベースモジュール

記事形名 NFBU200 ロングベースモジュール

基本仕様コード

-S 基本形

0 19 インチラック取付

1 DIN レール取付

5 一般、防爆非対応

6 G3 対応形 ( コーティング処理）、防爆非対応

E 一般、防爆対応

F G3 対応形（コーティング処理）、防爆対応

ショートベースモジュール

記事形名 NFBU050 ショートベースモジュール


-S 基本形

1 DIN レール取付


6 G3 対応形 ( コーティング処理）、防爆非対応



補用品

記事

形名NFDCV01 ダミーカバー（I/O モジュール用）

NFDCV02 ダミーカバー（FCN 電源モジュール用）

●仕様

項目仕様形名 NFBU200-S0 □ NFBU200-S1 □ NFBU050-S1 □

重量 1.9 kg 1.0 kg 0.58 kg

寸法（W/H/D） 482.6 × 132.5 × 40.5 mm 440 × 131 × 42.3 mm 283 × 131 × 24.2 mm

消費電流5 V 自己消費 0.4 A(max) 0.025 A

24 V 自己消費なし

6<< 目次 >> << 索引 >>


●外形寸法図

19インチラック取付用（NFBU200）

440 単位：mm21.3

8.45 465.7482.6

40.5

17.6

132.5

57.1

37.7

18.4

F05.ai

DIN レール取付用（NFBU200）

401.5

444

35

131

16

7

F06.ai

440.2

18181.25

1.9

単位：mm

DIN レール取付用（NFBU050）

16.1273243.6

24.220.6

110

10.5

131

66.5

F11.ai

単位：mm

283

7<< 目次 >> << 索引 >>


■ 電源モジュール

●概要電源モジュールは、各ベースモジュールに実装され、安定した電源を供給します。さらに二重化が可能です。また、アナログフィールド電源（*1）（24 V DC）用の入力端子を備えており、この端子よりベースモジュールを経由し各 I/O モジュールへフィールド電源を供給することができます。ただし、デジタル出力用 24 V DC 電源が必要な場合は I/O モジュール端子に個別に供給する必要があります。（詳細は、各 I/O モジュールの仕様を参照してください。）

*1：アナログフィールド電源とは、アナログ I/O モジュールに供給する 24V DC 電源です。

この電源は、I/O モジュールのフィールド側のインタフェース回路を駆動するためと、外部フィールド機器に供給する電源として使用します。


記事

形名 NFPW441 電源モジュール（100 ～ 120 V AC 入力）


-5 基本形、防爆非対応

-E 基本形、防爆対応

0 一般

1 G3 対応形（コーティング処理）

記事

形名 NFPW442 電源モジュール（220 ～ 240 V AC 入力）



0 一般


記事

形名 NFPW444 電源モジュール（24 V DC 入力）



-E 基本形、防爆対応

0 一般


●外形寸法図

F07.ai

49.7146.5133

130

13.5

単位：mm

●端子・電源端子（NFPW441、NFPW442）

PinNo 信号名機能

1 FLD24V DC ＋ 24 V アナログフィールド電源（＋）(*1)

2 FLD24V DC － 24 V アナログフィールド電源（－）(*1)

3 G（）ラインフィルタ接地

4 L 電源入力 L

5 N 電源入力 N

・電源端子（NFPW444）

PinNo 信号名機能

1 FLD24V DC 24 V アナログフィールド電源（＋）(*1)

2 FLD24V DC 24 V アナログフィールド電源（－）(*1)

3 G（）ラインフィルタ接地

4 ＋電源入力＋

5 －電源入力－

*1：アナログフィールド電源端子には、下記アナログ入出力モジュールを実装する場合、電源供給が必要です。

NFAI141（2 線式で使用する場合）、NFAI135、NFAI841、NFAB841、NFAI835、NFAP135、NFAF135、NFAI143、NFAI543

・チェック端子

PinNo 信号名機能1 +5 V-CHK 5 V システム電源チェック

2 +24 V-CHK 24 V アナログフィールド電源チェック

3 GND シグナルグランド

8<< 目次 >> << 索引 >>


● LED表示

表示 LED 表示色機能SYS-POWER 緑点灯：5 V システム電源供給中

FLD-POWER 緑点灯：24 V アナログフィールド電源供給中

●仕様

項目仕様形名 NFPW441 NFPW442 NFPW444

電源

入力

定格入力電圧 100 ～ 120 V AC 220 ～ 240 V AC 24 V DC

入力電圧範囲 80 ～ 132 V AC（rms） 170 ～ 264 V AC（rms） 21.6 ～ 31.2 V DC

入力周波数 47 Hz ～ 66 Hz（定格：50/60 Hz）

入力電流 1.4 A（max） 0.7 A（max） 3.3 A（max）

フューズ定格 3.15 A 3.15 A 6.3 A

突入電流 80 A（max）≦ 5 ms 90 A（max）≦ 5 ms 20 A（max）

漏洩電流 1 mA（max）－

絶縁耐電圧 3000 V AC 、1 分間 500 V AC 、1 分間

絶縁抵抗 50 M Ω（DC500 V 時）

瞬停不感時間 10 ms（80％） 2 ms（90％）

出力

定格出力電圧 +5.1 V DC

定格出力電流 0 ～ 7.8 A

ピーク電流 11.8 A

総合出力 40 W（peak 60 W）

通電後立ち上り時間

300 ms（max）

100 ms（max）（定格入力時 200 ms の瞬停時）

過電圧保護 7 V（max）

過電流保護 105％（min）（4 ～ 14 秒後シャットダウン）

アナログフィールド電源

入力

定格入力電圧 24 V DC ± 10％

入力電流 4 A（max）

フューズ定格 6.3 A

出力

定格出力電圧入力電圧－突き合わせダイオード降下

定格出力電流 4 A

過電圧保護 35 V

二重化可能（ベースモジュール NFBU200 に実装する場合）

重量 0.6 kg

寸法（W/H/D） 49.7 × 130 × 146.5 mm

9<< 目次 >> << 索引 >>

GS 34P02Q12-01All Rights Reserved. Copyright © 2001, Yokogawa Electric Corporation

■ CPU モジュール

●概要CPU モジュールは、制御ユニットに 1 台（二重化の場合には 2 台）実装されます。OS としてリアルタイム OS を採用し、国際標準である IEC 61131-3 に準拠した制御言語をサポートしています。さらに Java アプリケーションも動作します。


記事形名 NFCP100 FCN 用 CPU モジュール


-S 基本形

0 常に 0


6 G3 対応形（コーティング処理）、防爆非対応



●仕様

項目仕様形名 NFCP100-S0 □

CPU MMX-Pentium 166 MHz

メモリメイン 128 MB、ECC 機能付き

保持用 1 MB、ECC 機能付き、バッテリバックアップ

システムカード 1 スロット

シリアルポート (*2) RS-232-C： 1 ポートD-Sub 9pin（オス）(*1)

通信方式全二重方式

同期方式調歩同期式

通信速度 0.3、1.2、2.4、4.8、9.6、14.4、19.2、 28.8、38.4、57.6、115.2 kbps

ネットワークインタフェース

100/10 Mbps（100BASE-TX、10BASE-T）

Ethernet 2 ポートRJ-45 モジュラージャック

I/O インタフェース SB バス（二重化）

RAS 機能 WDT、温度監視他

バッテリ Li 電池 2700 mAH

表示 CPU 状態表示（3LED）LAN 状態表示（2LED）

スイッチリセット、シャットダウン

電源供給電圧 5 V DC ± 5 ％

消費電流 1800 mA (max)

二重化可能

重量 0.7 kg

外形寸法（W/H/D） 65.8 × 132 × 145.7 mm

占有スロット 2 スロット占有

*1：コネクタを止めるネジは、インチネジ（No.4-40UNC）です。

*2： CPU モジュール二重化構成時は、使用できません。

●シリアルポートピン配列

表　ピン番号と信号（Sub9pin オス）ピン番号信号名機能

1 CD データチャネル受信キャリア検出2 RD 受信データ3 SD 送信データ4 ER データ端末レディ5 SG 信号接地6 DR データセットレディ7 RS 送信要求8 CS 送信可9 — 未使用

F12.ai

12345

6789

図　ピン配置（正面図）

●LED 表示

表　稼働状態表示 LED

表示 LED 表示色内容HRDY 緑点灯：ハードウェア正常状態

RDY 緑点灯：システム正常状態

CTRL 緑点灯：制御動作可能状態

表　RJ45 モジュラーコネクタ LED

表示 LED 表示色内容LINK 緑点灯：HUB 接続正常状態

ACT 橙点灯：受信・送信状態

●外形寸法図

NFCP100－S00

RESET SYSTEMMEDIA

SHUTDOWN

NETWORKSERIAL

S1

CPU MODULE

F08.ai

MODELSUFFIXNO.

STYLE

145.7129 13.5（3.2）65.8

132

130

（2）

N200

NFCP100‒OO S1011E07002B

MAC ADDRESS:00006482C001 00006482C002

Made in Japan

単位：mm

2015.03.10-00

10<< 目次 >> << 索引 >>


■ SB バスリピートモジュール

●概要SB バスリピートモジュールは、制御ユニットと I/O モジュール増設ユニットとを接続するためのモジュールです。SB バスを二重化する場合には、各ユニットに SB バスリピートモジュールを 2 枚ずつ実装します。各 SB バスリピートモジュールは、専用分岐栓を介して、専用ケーブルで接続します。


記事形名 NFSB100 FCN 用 SB バスリピートモジュール


-S 基本形

5 防爆非対応

E 防爆対応

0 一般


付加仕様/SBT01 SB バス分岐栓付き

/SBT02 SB バスターミネータ内蔵形分岐栓付き

注：制御ユニットと増設ユニットを接続した際、両端のユニットにはターミネータ内蔵形の分岐栓を実装してください。

記事

形名NFSBT01 SB バスリピートモジュール用分岐栓

NFSBT02 SB バスリピートモジュール用ターミネータ内蔵形分岐栓

記事形名 NFCB301 SB バスケーブル


-C030 ケーブル長 30 cm

-C100 ケーブル長 1 m




●仕様

項目仕様形名 NFSB100

伝送方式シリアル通信

データ転送レート 128 Mbps

伝送距離 1 系統の総ケーブル長は、最長 8 m

増設ユニット最大 2 ユニット（合計 3 ユニット）

二重化可能

電源

供給電圧 5 V DC ± 10％

消費電流 500 mA（max）

重量 0.2 kg

外形

寸法（W/H/D） 32.8 × 130 × 142.5 mm

占有スロット 1 スロット占有

実装スロットスロット番号：10（シングル時）スロット番号：9、10（二重化時）

● LED表示

表　稼働状態表示 LED

表示 LED 表示色内容STATUS 緑点灯：ハードウェア正常状態

SND 緑点灯：送信中

RCV 緑点灯：受信中

●外形寸法図

F09.ai

129112（WITHOUT T-CONN.）

（13.5）142.5

32.8

130

単位：mm

11<< 目次 >> << 索引 >>


■ I/O モジュール自律型コントローラ FCN では、豊富な I/O モジュールをサポートしています。詳細については、一般仕様書（GS）を参照してください。・ GS 34P02Q31-01　アナログ入出力モジュール・ GS 34P02Q35-01　デジタル入出力モジュール・ GS 34P02Q36-01　シリアル通信モジュール・ GS 34P02Q55-01　FOUNDATION fieldbus 通信モジュール・ GS 34P02Q57-01　PROFIBUS-DP 通信モジュール・ GS 34P02Q58-01　CANopen 通信モジュール

●FCN モジュール一覧と対応防爆規格

表FCN モジュール一覧と対応防爆規格（1/2）

タイプ形名機能防爆対応

FMNI ATEXType"n" CSANI

ベースモジュール

NFBU200 ロングベースモジュール ○ ○ ○

NFBU050 ショートベースモジュール ○ ○ ○

電源モジュール

NFPW441 電源モジュール（100 ～ 120 V AC 入力） ○ × ○

NFPW442 電源モジュール（220 ～ 240 V AC 入力） × × ×

NFPW444 電源モジュール（24 V DC 入力） ○ ○ ○

CPU モジュール NFCP100 FCN 用 CPU モジュール ○ ○ ○

SB バスリピートモジュール NFSB100 FCN 用 SB バスリピートモジュール ○ ○ ○

アナログ入出力モジュール (*1)

NFAI141 アナログ入力モジュール（4 ～ 20 mA、16 点、非絶縁） ○ ○ ○

NFAV141 アナログ入力モジュール（1 ～ 5 V：差動入力、16 点、非絶縁） ○ ○ ○

NFAV142 アナログ入力モジュール（－ 10 V ～＋ 10 V、16 点、非絶縁） ○ ○ ○

NFAI841 アナログ入出力モジュール（4 ～ 20 mA 入力、4 ～ 20 mA 出力、8 点入力／ 8 点出力、非絶縁） ○ ○ ○

NFAB841 アナログ入出力モジュール（1 ～ 5 V 入力：差動入力、4 ～ 20 mA 出力、8 点入力／ 8 点出力、非絶縁） ○ ○ ○

NFAV542 アナログ出力モジュール（－ 10 V ～＋ 10 V、16 点、非絶縁） ○ ○ ○

NFAI143 アナログ入力モジュール（4 ～ 20 mA、16 点、一括絶縁） ○ ○ ○

NFAI543 アナログ出力モジュール（4 ～ 20 mA、16 点、一括絶縁） ○ ○ ○

NFAV144 アナログ入力モジュール（－ 10 V ～＋ 10 V、16 点、一括絶縁） ○ ○ ○

NFAV544 アナログ出力モジュール（－ 10 V ～＋ 10 V、16 点、一括絶縁） ○ ○ ○

NFAT141 熱電対／ mV 入力モジュール（16 点、一括絶縁） ○ ○ ○

NFAR181 測温抵抗体入力モジュール（12 点、一括絶縁） ○ ○ ○

NFAI135 アナログ入力モジュール（4 ～ 20 mA、8 点、個別絶縁） ○ ○ ○

NFAI835 アナログ入出力モジュール（4 ～ 20 mA、4 点入力／ 4 点出力、個別絶縁） ○ ○ ○

NFAP135 パルス入力モジュール（8 点、パルス数カウント、0 ～ 10 kHz、個別絶縁） ○ ○ ○

NFAF135 周波数入力モジュール（8 点、0.1 Hz ～ 10 kHz、個別絶縁） ○ ○ ○

12<< 目次 >> << 索引 >>


表FCN モジュール一覧と対応防爆規格（2/2）

タイプ形名機能防爆対応

FMNI ATEXType"n" CSANI

デジタル入出力モジュール (*1)

NFDV151 デジタル入力モジュール（32 点、24 V DC） ○ ○ ○

NFDV157 デジタル入力モジュール（32 点、24 V DC、押し締め端子専用） ○ ○ ○

NFDV161 デジタル入力モジュール（64 点、24 V DC） × × ×

NFDV141 デジタル入力モジュール（16 点、100 ～ 120 V AC） ○ × ○

NFDV142 デジタル入力モジュール（16 点、200 ～ 240 V AC） × × ×

NFDV532 パルス幅出力モジュール（4 チャネル：Up パルス／ Down パルス各 1 点、24 V DC、一括絶縁） × × ×

NFDV551 デジタル出力モジュール（32 点、24 V DC） ○ ○ ○

NFDV557 デジタル出力モジュール（32 点、24 V DC、押し締め端子専用） ○ ○ ○

NFDV561 デジタル出力モジュール（64 点、24 V DC） × × ×

NFDR541 リレー出力モジュール（16 点、24 ～ 110 V DC ／ 100 ～ 240 V AC） △ (*2) △ (*3) △ (*2)

ターボマシナリ入出力モジュール (*4)

NFGS813 サーボモジュール × × ×

NFGP813 高速プロテクションモジュール × × ×

通信モジュール

NFLC121 CANopen 通信モジュール（1 ポート、10 kbps~1 Mbps） × × ×

NFLF111 Foundation fieldbus 通信モジュール（ 4 ポート） ○ ○ ○

NFLP121 PROFIBUS-DP 通信モジュール（1 ポート、9.6 kbps~12 Mbps） × × ×

NFLR111 RS-232-C 通信モジュール（2 ポート、0.3 ～ 115.2 kbps） ○ ○ ○

NFLR121 RS-422 ／ RS-485 通信モジュール（2 ポート、0.3 ～ 115.2 kbps） ○ ○ ○

押し締め端子ブロック

NFTA4S アナログ用押し締め端子ブロック（16 点） ○ ○ ○

NFTT4S 熱電対 /mV 用押し締め端子ブロック（16 点） ○ ○ ○

NFTR8S 測温抵抗体 / すべり抵抗用押し締め端子ブロック（12 点） ○ ○ ○

NFTB5S デジタル入力用押し締め端子ブロック（32 点） ○ ○ ○

NFTD5S デジタル出力用押し締め端子ブロック（32 点） ○ ○ ○

NFTI3S アナログ個別絶縁用押し締め端子ブロック（NFAI135、NFAP135、NFAF135：8 点、NFAI835：入力 4 点 / 出力 4 点） ○ ○ ○

NFTC4S デジタル用押し締め端子ブロック（16 点、専用コネクタ、サージアブソーバなし） ○ ○ ○

NFTC5S デジタル用押し締め端子ブロック（32 点、専用コネクタ） ○ ○ ○

NFTF9S フィールドバス用押し締め端子ブロック ○ ○ ○

端子台TAS40 MIL コネクタ端子台（40 点、M3.5 ネジ） ○ ○ ○

TAS50 MIL コネクタ端子台（50 点、M3.5 ネジ） ○ ○ ○

ケーブル

NFCB301 SB バスケーブル ○ ○ ○

KMS40 MIL コネクタケーブル（40 点） ○ ○ ○

KMS50 MIL コネクタケーブル（50 点） ○ ○ ○

KMSG7 リレーターミナルケーブル × × ×

SB バス用分岐栓NFSBT01 SB バス用分岐栓 ○ ○ ○

NFSBT02 SB バス用ターミネータ内蔵形分岐栓 ○ ○ ○

ダミーカバー

NFDCV01 ダミーカバー（I/O モジュール用）－－－

NFDCV02 ダミーカバー（FCN 電源モジュール用）－－－

NFCCC01 MIL ケーブル用コネクタカバー－－－

*1：防爆規格に対応させるには、指定の押し締め端子ブロックまたは MIL コネクタケーブル（KMS40，KMS50）／ MIL コネクタ端子台（TAS40，TAS50）を使用してください。

*2：リレー出力モジュール（NFDR541）で 100 ～ 240 V AC を使用する場合は、防爆規格（Non-Incendive）に対応していません。*3：リレー出力モジュール（NFDR541）で出力端子に加わる電圧が DC 24 V 以下の場合だけ防爆規格（ATEX Type “n”）に適

合します。*4：詳細については、「ターボマシナリコントローラ概要」（GS 34P02Q04-01）を参照してください。

13<< 目次 >> << 索引 >>

GS 34P02Q12-01All Rights Reserved. Copyright © 2001, Yokogawa Electric Corporation 2016.03.29-00記載内容はお断りなく変更することがありますのでご了承ください。

■ ケーブル接続接続する電源ケーブルの仕様を示します。フィールド接続については、「フィールド接続仕様書」

（GS 34P02Q30-01）を参照してください。

●使用ケーブル産業機器絶縁電線

［適合電線例］600V ビニル絶縁電線（IV）：JIS C3307電気機器用ビニル絶縁電線（KIV）：JIS C3316600V ビニル絶縁電線（HIV）：JIS C3317耐熱ビニル絶縁電線 VW-1（UL1015/UL1007）制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル（CVV）：

JIS C3401

●ケーブル太さ［電源ケーブル］

丸形圧着端子あり：0.5 mm2 ～ 2 mm2

（AWG20 ～ AWG14）（2 mm2 を推奨）

［接地ケーブル］丸形圧着端子あり：2 mm2 ～ 2.6 mm2

（AWG14 ～ AWG13）

●推奨圧着端子電源：圧着端子 M4 用：外形寸法 8.5 mm 以内、絶

縁被覆付き接地：圧着端子 M4 用：外形寸法 8.5 mm 以内、絶

縁被覆付き

使用する圧着端子（M4 用）の仕様を参照してください。

■ 実装制限および実装上の注意設置方法については、「STARDOM　FCN/FCJ 設置ガイド」（TI 34P02Q91-01）を参照してください。

●NFAT141（熱電対入力、押し締め端子との組み合わせ）の実装制限

冷接点補償精度（GS 34P02Q31-01）を保つためには、押し締め端子部が周囲の熱の影響を受けないようにする必要があります。以下の条件を満足してください。・ NFAT141 を実装したユニットの直下に発熱する機

器を実装しないでください。・換気ファンなどの気流が直接あたる場所に

NFAT141 を実装しないでください。・電源モジュール NFPW44 □、CPU モジュール

NFCP100 の隣りに、NFAT141 を実装しないでください。

・NFAT141 の隣りに実装可能なモジュールは以下のとおりです。それ以外の I/O モジュールを実装する場合は、1 スロット以上空けて実装してください。実装可能モジュール：NFAT141、NFAR181、

N FAV141、N FAV142、N FAV144、 NFAV542

●通信モジュール実装制限・ NFLR111/NFLR121（シリアル通信モジュール）は、

1 台の FCN-100 に合計 8 枚まで実装可能です。・ NFLF111/NFCL121/NFLP121（通信モジュール）は、

1 台の FCN-100 に合計 8 枚まで実装可能です。

●I/O モジュール実装制限I/O モジュールを実装する時には、電源モジュールの定格出力を超えないようにしてください。I/O モジュールが消費する電源（5V DC、24V DC）については、各 GS を参照してください。

●Type“n” 対応FCN-100 を Type “n” 環境下で使用する場合には、設置・配線時に安全に作業するために、下記「Explosion Protection of FCN/FCJ Products」（IM 34P02Q11-02E、英文）が必要です。

ドキュメント番号名称

IM 34P02Q11-02E Explosion Protect ion of FCN/FCJ Products

●NFBU050 の使用について・ NFBU050 は制御ユニット専用です。増設ユニット

としては使用できません。・ SB バスリピートモジュールは NFBU050 上に実装

できません。

■ ご注文時指定事項ご注文の際には、形名と仕様コードを指定してください。防爆対応品の選定に際しては、必ず「STARDOM　FCN/FCJ 設置ガイド」（TI 34P02Q91-01）を参照してください。

■ 商標・ STARDOM は、横河電機株式会社の商標です。・ ASTMAC、InfoWell は、横河電機株式会社の登録商

標です。・ Ethernet は、米国ゼロックス社の登録商標です。・ Pentium は、Intel 社の登録商標です。・その他、本文中に使われている会社名・商品名は

各社の商標または登録商標です。

Documents

General 6SHFL¿FDWLRQV 自律型コントローラ FCN ......General 6SHFL¿FDWLRQV 概要 この一般仕様書（GS）ではCPU モジュールNFCP100

General 6SHFL¿FDWLRQV 自律型コントローラ FCN ......General 6SHFL¿FDWLRQV 概要この一般仕様書（GS）ではCPU モジュールNFCP100