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VMware Horizon Client for Windows の使用 変更日:2018 1 10 VMware Horizon Client for Windows 4.5

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VMware Horizon Clientfor Windows の使用変更日:2018 年 1 月 10 日VMware Horizon Client for Windows 4.5

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VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 2

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ヴイエムウェア株式会社

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内容

VMware Horizon Client for Windows の使用 6

1 Windows ベースのクライアントのシステム要件とセットアップ 7

Windows クライアントのシステム要件 7

リアルタイム オーディオ ビデオのシステム要件 10

スキャナ リダイレクトのシステム要件 11

シリアル ポート リダイレクトのシステム要件 11

マルチメディア リダイレクト (MMR) のシステム要件 12

Flash リダイレクトのシステム要件 13

Flash URL リダイレクトの使用の要件 14

Horizon Client で Microsoft Lync を使用するためのシステム要件 14

URL コンテンツ リダイレクトを使用するための要件 16

Horizon Client と Skype for Business を使用するための要件 17

スマート カード認証の要件 17

デバイス認証要件 18

サポートされているデスクトップのオペレーティング システム 19

Horizon Client 向けの接続サーバの準備 19

サーバへのログインに使用された前回のユーザー名のクリア 20

VMware Blast オプションの構成 20

Internet Explorer のプロキシ設定の使用 22

VMware によって収集される Horizon Client データ 22

2 Horizon Client for Windows のインストール 25

Windows クライアント オペレーティング システムでの FIPS モードの有効化 25

Horizon Client for Windows のインストール 26

コマンド ラインからの Horizon Client のインストール 28

Horizon Client のインストール コマンド 28

Horizon Client のインストール プロパティ 29

コマンド ラインからの Horizon Client のインストール 31

URL コンテンツ リダイレクトのインストールの確認 33

Horizon Client オンライン アップグレード 33

3 エンド ユーザー向け Horizon Client の構成 35

一般的な設定 35

URI を使用した Horizon Client の構成 36

vmware-view URI を作成するための構文 36

vmware-view URI の例 40

VMware, Inc. 3

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エンドユーザーの証明書確認の構成 43

Horizon Client の証明書確認モードの設定 44

TLS/SSL 詳細オプションの構成 45

再接続時におけるアプリケーションの動作の構成 46

グループ ポリシー テンプレートを使用した VMware Horizon Client for Windows の構成 47

クライアント GPO のスクリプト定義設定 47

クライアント GPO のセキュリティ設定 50

クライアント GPO の RDP 設定 55

クライアント GPO の全般設定 57

クライアント GPO の USB 設定 60

PCoIP クライアントのセッション変数 ADMX テンプレートの設定 64

コマンド ラインからの Horizon Client の実行 68

Horizon Client のコマンドの使用方法 68

Horizon Client 構成ファイル 72

Windows レジストリを使用した Horizon Client の構成 73

4 リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理 75

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続 75

リモート アプリケーションへの接続での非認証アクセスの使用 78

デスクトップとアプリケーションの選択の使用のヒント 80

ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセス 81

VMware Horizon Client ウィンドウを非表示にする 83

デスクトップまたはアプリケーションへの再接続 84

クライアント デスクトップまたはスタート メニューでのデスクトップまたはアプリケーション ショートカット

の作成 84

デスクトップまたはアプリケーションの切り替え 85

ログオフまたは切断 86

5 リモート デスクトップまたはアプリケーションの操作 88

Windows クライアントの機能サポート一覧 88

ネスト モードでサポートされる機能 92

国際化 92

リモート アプリケーションでのローカル IME の使用 93

オンスクリーン キーボードのサポートの有効化 94

リモート デスクトップ ウィンドウのサイズ変更 94

モニターおよび画面解像度 94

サポートされる複数のモニター構成 95

複数のモニター環境での特定のモニターの選択 96

複数のモニター環境におけるモニター 1 台の使用 96

ディスプレイのスケーリング機能の使用 97

DPI 同期の使用 98

デスクトップ ウィンドウが開いているときに表示モードを変更する 99

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 4

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USB デバイスの接続 100

USB デバイス再起動時に再接続するためのクライアント構成 103

Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用 104

Webcam を使用できる場合 104

Windows クライアント システムでの優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択 105

テキストとイメージのコピーおよび貼り付け 106

クライアントのクリップボードのメモリ サイズの構成 107

リモート アプリケーションの使用 107

リモート アプリケーションへのドキュメントの保存 107

リモート デスクトップまたはアプリケーションからの印刷 108

リモート デスクトップにおける仮想印刷機能の印刷設定の指定 108

USB プリンタの使用 109

Adobe Flash の表示の制御 110

Horizon Client の外部で開く URL リンクのクリック 110

CAD および 3D アプリケーション用の相対マウス機能の使用 111

スキャナの使用 111

シリアル ポート リダイレクトの使用 113

キーボード ショートカット 114

6 Horizon Client のトラブルシューティング 117

キーボード入力の問題 117

Workspace ONE モードでのサーバへの接続 118

Horizon Client が予期せずに終了する場合の対処 118

リモート デスクトップの再起動 118

リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのリセット 119

Horizon Client for Windows の修復 120

Horizon Client for Windows のアンインストール 120

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 5

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VMware Horizon Client for Windows の使用

本ガイド『VMware Horizon Client for Windows の使用』では、データセンターでリモート デスクトップやアプリケーションに接続するために Microsoft Windows クライアント システムに VMware Horizon® Client™ ソフトウェアをインストールして使用するための情報について説明します。

このドキュメントでは、Horizon Client for Windows のインストールおよび使用のためのシステム要件および手順について説明します。

この情報は、デスクトップやノート PC などの Microsoft Windows クライアント システムを含む Horizon の導入設定を行う必要がある管理者向けです。これらの情報は、仮想マシン テクノロジーおよびデータセンターの運用に精通している経験豊富なシステム管理者向けに記述されています。

VMware, Inc. 6

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Windows ベースのクライアントのシステム要件とセットアップ 1Horizon Client を実行するシステムは、一定のハードウェアおよびソフトウェア要件を満たす必要があります。

Windows システムの Horizon Client は、接続サーバに接続するときに、Internet Explorer のインターネット設定(プロキシ設定を含む)を使用します。Internet Explorer の設定が適切で、Internet Explorer から接続サーバの URLにアクセスできることを確認してください。

この章には、次のトピックが含まれています。

n Windows クライアントのシステム要件

n リアルタイム オーディオ ビデオのシステム要件

n スキャナ リダイレクトのシステム要件

n シリアル ポート リダイレクトのシステム要件

n マルチメディア リダイレクト (MMR) のシステム要件

n Flash リダイレクトのシステム要件

n Horizon Client で Microsoft Lync を使用するためのシステム要件

n URL コンテンツ リダイレクトを使用するための要件

n Horizon Client と Skype for Business を使用するための要件

n スマート カード認証の要件

n デバイス認証要件

n サポートされているデスクトップのオペレーティング システム

n Horizon Client 向けの接続サーバの準備

n サーバへのログインに使用された前回のユーザー名のクリア

n VMware Blast オプションの構成

n Internet Explorer のプロキシ設定の使用

n VMware によって収集される Horizon Client データ

Windows クライアントのシステム要件サポート対象の Microsoft Windows オペレーティング システムを使用している PC またはラップトップにHorizon Client for Windows をインストールできます。

VMware, Inc. 7

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Horizon Client をインストールする PC またはノート PC とその周辺機器は、一定のシステム要件を満たしている必要があります。

モデル すべての x86 または x86-64 Windows デバイス

メモリ 1GB 以上の RAM

オペレーティング システム 次の OS がサポートされています。

OS バージョン

サービス パックまたはサービス オプション

サポートされるエディ

ション

Windows 10 32 ビットまたは 64 ビット

Current Branch (CB) バージョン1703 (Creators Update)

Current Branch (CB) バージョン1607 (Anniversary Update)

Current Branch for Business (CBB)バージョン 1607 (AnniversaryUpdate)

Long-Term Servicing Branch(LTSB) バージョン 1607 (AnniversaryUpdate)

Long-Term Servicing Branch(LTSB) バージョン 1507

Home、Pro、Enterprise、および IoTCore

Windows 8 または 8.1

32 ビットまたは 64 ビット

なし、または Update 2 Pro、Enterprise、および IndustryEmbedded

Windows 7 32 ビットまたは 64 ビット

SP1 Home、Enterprise、Professional、Ultimate

WindowsServer 2008 R2

64 ビット 最新の更新 Standard

WindowsServer 2012 R2

64 ビット 最新の更新 Standard

Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012 R2 は、Horizon Clientをネスト モードで実行するためにサポートされます。詳細については、「ネスト モードでサポートされる機能」を参照してください。

接続サーバ、セキュリティ

サーバ、および View Agentまたは Horizon Agent

View 6.x 以降の最新メンテナンス リリース。

クライアント システムが企業のファイアウォールの外部から接続する場合、クライアント システムで VPN 接続が不要となるように、セキュリティ サーバやUnified Access Gateway アプライアンスを使用することを VMware は推奨しています。

注: クライアントは、Horizon 6 バージョン 6.2 以降のリリースで利用可能なUnified Access Gateway アプライアンスにも接続できます。

表示プロトコル VMware Blast、PCoIP、および RDP

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 8

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PCoIP と VMware Blast のハードウェア要件

n SSE2 拡張命令に対応する x86 ベースのプロセッサ。800MHz 以上のプロセッサ処理速度。

n さまざまなモニター セットアップをサポートするための、システム要件を超える RAM 空き容量。一般的な目安として次の式を使用してください。

20MB + (24 * (# monitors) * (monitor width) * (monitor height))

大まかな目安として、次の計算が使用できます。

1 monitor: 1600 x 1200: 64MB2 monitors: 1600 x 1200: 128MB3 monitors: 1600 x 1200: 256MB

RDP のハードウェア要件 n SSE2 拡張命令に対応する x86 ベースのプロセッサ。800MHz 以上のプロセッサ処理速度。

n 128MB RAM。

RDP のソフトウェア要件 n Windows 7 の場合は、RDP 7.1 または 8.0 を使用します。Windows 7 にはRDP 7 が含まれます。Windows 7 SP1 には RDP 7.1 が含まれます。

n Windows 8 の場合は、RDP 8.0 を使用します。Windows 8.1 の場合は、RDP8.1 を使用します。

n Windows 10 の場合は、RDP 10.0 を使用します。

n (View Agent 6.0.2 以前でのみサポートされる)Windows XP デスクトップ仮想マシンの場合、Microsoft サポート技術情報 (KB) の記事 323497 および884020 に記載されている RDP パッチをインストールする必要があります。RDP パッチをインストールしないと、Windows ソケットの失敗エラー メッセー

ジがクライアントに表示される可能性があります。

n エージェント インストーラによって、ホスト オペレーティング システムの現在の RDP ポート(通常は 3389)に合わせて受信 RDP 接続のローカル ファイアウォール ルールが構成されます。この RDP ポート番号を変更する場合は、関連するファイアウォール ルールも変更する必要があります。

リモート デスクトップ クライアントのバージョンは、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。

ビデオとグラフィックの要件 n Direct3D 11 ビデオをサポートするグラフィック カード。

n 最新のビデオ グラフィック カード ドライバ。

n Windows 7 SP1 の場合、Windows 7 SP1 と Windows Server 2008 R2 SP1のプラットフォーム更新をインストールします。詳細については、

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2670838 を参照してください。

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 9

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リアルタイム オーディオ ビデオのシステム要件リアルタイム オーディオビデオは、標準的な webcam、USB オーディオ、およびアナログ オーディオ デバイス、そして Skype、WebEx、および Google Hangouts などの標準的な会議アプリケーションで動作します。リアルタイム オーディオビデオをサポートするには、Horizon 環境が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。

リモート デスクトップ デスクトップには、View Agent 5.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。View Agent 5.2 のデスクトップの場合、デスクトップには対応する Remote Experience Agent もインストールする必要があります。たとえば、View Agent 5.2 がインストールされている場合は、View 5.2Feature Pack 2 の Remote Experience Agent もインストールする必要があります。『 View Feature Pack のインストールと管理ガイド』を参照してください。View Agent 6.0 以降または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている場合、Feature Pack は必要ありません。公開されたデスクトップとアプリケーションでリアルタイム オーディオビデオを使用するには、Horizon Agent 7.0.2 以降が必要です。

Horizon Clientコンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

n リアルタイム オーディオビデオは、Horizon Client for Windows を実行するすべてのオペレーティング システムでサポートされます。詳細については、「Windows クライアントのシステム要件」を参照してください。

n webcam およびオーディオ デバイス ドライバをインストールする必要があり、webcam およびオーディオ デバイスがクライアント コンピュータで操作可能である必要があります。リアルタイム オーディオビデオをサポートするために、エージェントがインストールされているデスクトップ オペレーティング システムにデバイス ドライバをインストールする必要はありません。

表示プロトコル n PCoIP

n VMware Blast(Horizon Agent 7.0 以降が必要)

VMware Horizon Client for Windows の使用

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スキャナ リダイレクトのシステム要件ローカル クライアント システムに接続されているスキャナを使用して、リモート デスクトップおよびアプリケーションの情報をスキャンできます。この機能を使用するには、リモート デスクトップ、アプリケーション、クライアントコンピュータが一定のシステム要件を満たしている必要があります。

リモート デスクトップ 親またはテンプレート仮想マシンまたは RDS ホスト上のリモート デスクトップには、View Agent 6.0.2 以降または Horizon Agent 7.0 以降をインストールし、スキャナ リダイレクト セットアップ オプションを設定する必要があります。Windowsデスクトップおよび Windows Server ゲスト OS では、Horizon Agent スキャナリダイレクト セットアップ オプションがデフォルトでオフになっています。

シングルユーザーの仮想マシンおよび RDS ホストでサポートされているゲスト OSについて、およびリモート デスクトップとアプリケーションでのスキャナ リダイレクトの構成については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』の「スキャナ リダイレクトの構成」を参照してください。

Horizon Clientコンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

n スキャナ リダイレクトは、Windows 7、Windows 8/8.1、および Windows10 でサポートされています。

n スキャナ デバイス ドライバをインストールする必要があり、スキャナがクライアント コンピュータで操作可能である必要があります。エージェントがインストールされているリモート デスクトップのオペレーティング システムにスキャナのデバイス ドライバをインストールする必要はありません。

スキャン デバイスの標準 TWAIN または WIA

表示プロトコル n PCoIP

n VMware Blast(Horizon Agent 7.0 以降が必要)

スキャナ リダイレクトは、RDP デスクトップ セッションでサポートされません。

シリアル ポート リダイレクトのシステム要件この機能を使用するとユーザーは、内蔵の RS232 ポートまたは USB シリアル アダプタなど、ローカルに接続されたシリアル(COM)ポートをリモート デスクトップにリダイレクトできます。シリアル ポート リダイレクトをサポートするには、Horizon 環境が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。

リモート デスクトップ 親またはテンプレート仮想マシン上のリモート デスクトップには、View Agent6.1.1 以降または Horizon Agent 7.0 以降をインストールし、シリアル ポート リダイレクト設定オプションを設定する必要があります。デフォルトではこの設定オプ

ションは選択解除されています。

次のゲスト OS はシングルセッションの仮想マシンでサポートされています。

n 32 ビットまたは 64 ビットの Windows 7

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 11

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n 32 ビットまたは 64 ビットの Windows 8.x

n 32 ビットまたは 64 ビットの Windows 10

n デスクトップとして構成されている Windows Server 2008 R2

n デスクトップとして構成されている Windows Server 2012 R2

n デスクトップとして構成されている Windows Server 2016

この機能は Windows Server RDS ホスト向けには現在サポートされていません。

エージェントがインストールされているデスクトップ オペレーティング システムにシリアル ポート デバイス ドライバをインストールする必要はありません。

注: リモート デスクトップのシリアル ポート リダイレクトに関する詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』の「シリアル ポート リダイレクトの構成」を参照してください。

Horizon Clientコンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

n シリアル ポート リダイレクトは、Windows 7、Windows 8.x クライアント システム、および Windows 10 でサポートされています。

n 必要なシリアル ポート デバイス ドライバをすべてインストールする必要があり、シリアル ポートがクライアント コンピュータ上で操作可能である必要があります。エージェントがインストールされているリモート デスクトップのオペレーティング システムにデバイス ドライバをインストールする必要はありません。

表示プロトコル n PCoIP

n VMware Blast(Horizon Agent 7.0 以降が必要)

VMware Horizonシリアル ポート リダイレクトは、RDP デスクトップ セッションでサポートされません。

マルチメディア リダイレクト (MMR) のシステム要件マルチメディア リダイレクト (MMR) を使用すると、クライアント システムでマルチメディア ストリームが処理(デコード)されます。クライアント システムはメディア コンテンツを再生し、それによって ESXi ホストのロードを低減します。

リモート デスクトップ n 単一ユーザー デスクトップには、View Agent 6.0.2 以降、またはHorizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。

n RDS ホストでのセッションベースのデスクトップには、View Agent 6.1.1 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 12

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n リモート デスクトップやアプリケーションに関するオペレーティング システム要件、その他のソフトウェア要件、および設定については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』で Windows Media Multimedia リダイレクトに関するトピックを参照してください。

Horizon Clientコンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

32 ビットまたは 64 ビット Windows 7、Windows 8.x、または Windows 10

サポートされるメディア

フォーマット

Windows Media Player でサポートされるメディア フォーマットがサポートされます。たとえば、M4V、MOV、MP4、WMP、MPEG-4 Part 2、WMV 7/8/9、WMA、AVI、ACE、MP3、WAV などです。

注: DRM で保護されたコンテンツは、Windows Media MMR 経由でリダイレクトされません。

Flash リダイレクトのシステム要件Flash リダイレクトでは、Internet Explorer 9、10、または 11 の使用時に、Flash コンテンツがクライアント システムに送信されます。クライアント システムはメディア コンテンツを再生し、ESXi ホストのロードを低減します。

リモート デスクトップ n Horizon Agent 7.0 以降が、Flash リダイレクト オプションを選択して、単一ユーザー (VDI) リモート デスクトップにインストールされている必要があります。Flash リダイレクト オプションはデフォルトで選択されていません。

『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』の Horizon Agent のインストールに関するトピックを参照してください。

n 適切なグループ ポリシー設定が構成されている必要があります。『Horizon 7での仮想デスクトップのセットアップ』の Flash リダイレクトの構成に関するトピックを参照してください。

n Flash リダイレクトは、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、およびWindows 10 の単一ユーザー リモート デスクトップでサポートされています。

n Internet Explorer 9、10、または 11 が、対応する Flash ActiveX プラグインとともにインストールされている必要があります。

n インストールした後に、VMware View FlashMMR Server アドオンを InternetExplorer で有効にする必要があります。

Horizon Clientコンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

n Flash リダイレクトは、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、およびWindows 10 でサポートされています。

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 13

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n Flash ActiveX プラグインがインストールされ、有効になっている必要があります

リモート セッションの表示プロトコル

VMware Blast、PCoIP

Flash URL リダイレクトの使用の要件Adobe Media Server からクライアント エンドポイントに Flash コンテンツを直接ストリーミングするとデータセンター ESXi ホストへの負荷が軽減され、データセンターを経由する余分なルーティングが不要になり、複数のクライアント エンドポイントにライブ ビデオ イベントを同時にストリームするために必要となるバンド幅が削減されます。

Flash URL リダイレクト機能は、Web ページの管理者によって Web ページ内に組み込まれた JavaScript を使用します。仮想デスクトップ ユーザーが Web ページ内に指定された URL リンクをクリックすると、JavaScript は、ShockWave ファイル (SWF) をインターセプトし、仮想デスクトップ セッションからクライアント エンドポイントにリダイレクトします。エンドポイントは次に仮想デスクトップ セクションの外のローカル VMware Flash Projectorを開き、メディア ストリームをローカルで再生します。マルチキャストとユニキャストの両方がサポートされます。

この機能は、エージェント ソフトウェアの正しいバージョンと組み合わせた場合に使用できます。View 5.3 では、この機能が View Feature Pack の一部である Remote Experience Agent に含まれています。View 6.0 以降では、この機能が View Agent または Horizon Agent に含まれています。

この機能を使用するには、Web ページおよびクライアント デバイスをセットアップする必要があります。クライアント システムは、一定のソフトウェア要件を満たす必要があります。

n クライアント システムは、マルチキャストまたはユニキャストのストリーミングを開始する ShockWave ファイル (SWF) をホストする Adobe Web サーバに IP 接続する必要があります。必要に応じて、クライアント デバイスがこのサーバにアクセスすることを許可するために適切なポートを開くためにファイアウォールを構成します。

n クライアント システムには、Internet Explorer (ActiveX を使用している) 用の Adobe Flash Player 10.1 以降が必要です。

Flash URL リダイレクトのリモート デスクトップ要件のリスト、およびマルチキャストまたはユニキャストのストリームを提供するために Web ページを構成する方法については、Horizon のドキュメントを参照してください。

Horizon Client で Microsoft Lync を使用するためのシステム要件Microsoft Lync 2013 クライアントをリモート デスクトップで使用して、Unified Communications (UC) VoIP(voice over IP) および Lync 認定の USB オーディオおよびビデオ デバイスでビデオ チャット電話に参加できます。専用の IP 電話が不要になります。

このアーキテクチャでは、リモート デスクトップに Microsoft Lync 2013 クライアントをインストールし、クライアント エンドポイントに Microsoft Lync VDI プラグインをインストールする必要があります。顧客は MicrosoftLync 2013 クライアントを使用して、プレゼンス、インスタント メッセージ、Web 会議、および Microsoft Office機能を使用できます。

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 14

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Lync VoIP またはビデオ チャットが行われると、Lync VDI プラグインはデータセンター サーバからクライアント エンドポイントにすべてのメディア処理をオフロードし、すべてのメディアを Lync で最適化されたオーディオおよびビデオ codec にエンコードします。この最適化されたアーキテクチャは拡張性が高く、低いネットワークバンド幅を使用し、品質の高いリアルタイム VoIP およびビデオがサポートされたポイントツーポイントのメディア配信を提供します。詳細については、

http://www.vmware.com/files/pdf/techpaper/vmware-horizon-view-microsoft-lync-install-configure.pdfに掲載されている Horizon 6 および Microsoft Lync 2013 に関するホワイト ペーパーを参照してください。

注: オーディオ録音はサポートされません。この統合は、PCiIP 表示プロトコルでのみサポートされます。

この機能には次の要件があります。

オペレーティング システム n クライアント オペレーティング システム:Windows 7 SP1、Windows 8.x、または Windows 10

n 仮想マシン(エージェント)のオペレーティング システムは、エージェントのバージョンによって異なります。

バージョン ゲスト OS

View Agent 6.2 以降、または Horizon Agent 7.0以降

32 または 64 ビット Windows 7 SP1、Windows 8.x、Windows10、または 64 ビット Windows Server 2008 R2 SP1

Microsoft RDS ホストの場合:Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、または Windows 2012 R2

View Agent 6.0 または 6.1 32 または 64 ビット Windows 7 SP1、Windows 8.x、または 64ビット Windows Server 2008 R2 SP1

View Agent 5.3 32 または 64 ビットの Windows 7 SP1

クライアント システム ソフトウェア

n Microsoft Lync VDI プラグインの 32 ビット バージョン

重要: Microsoft Office の 64 ビット バージョンは、クライアント マシンにインストールする必要はありません。必要となる 32 ビット Microsoft Lync VDIプラグインは、64 ビット Microsoft Office 2013 と互換性はありません。

n Microsoft Lync Server 2013 展開中に生成されたセキュリティ証明書は、信頼されたルート証明機関のディレクトリにインポートする必要があります。

リモート デスクトップ(エージェント)ソフトウェア

n View Agent 5.3 以降、または Horizon Agent 7.0 以降

n Microsoft Lync 2013 クライアント

View 5.3 以降のエージェントでは、Lync 2013 クライアントのビット レベルが仮想マシンのオペレーティング システムのビット レベルと一致している必要はありません。

n Microsoft Lync Server 2013 展開中に生成されたセキュリティ証明書は、信頼されたルート証明機関のディレクトリにインポートする必要があります

必要なサーバ n 接続サーバ 5.3 以降を実行しているサーバ

VMware Horizon Client for Windows の使用

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n Microsoft Lync Server 2013 を実行しているサーバ

n 仮想マシンをホストするための vSphere インフラストラクチャ

vCenter Server および ESXi ホストは、vSphere 5.0 以降を実行する必要があります。

ハードウェア n 以前にリストした必要なソフトウェア コンポーネントのそれぞれをサポートするハードウェア

n クライアント エンドポイント: 1.5GHz またはそれより高速の CPU およびMicrosoft Lync 2013 プラグイン用に最小 2GB の RAM

注: トラブルシューティングの情報については、VMware KB 2063769 と VMware KB 2053732 を参照してください。

URL コンテンツ リダイレクトを使用するための要件URL コンテンツ リダイレクト機能を使用すると、URL コンテンツをクライアント マシンからリモート デスクトップまたはアプリケーションにリダイレクトしたり(クライアントからエージェントへのリダイレクト)、リモート デスクトップまたはアプリケーションからクライアント マシンにリダイレクトできます(エージェントからクライアントへのリダイレクト)。

たとえば、クライアントでネイティブ Microsoft Word アプリケーションのリンクをクリックして、リモートのInternet Explorer アプリケーションでリンクが開くことができます。また、リモートの Internet Explorer アプリケーションのリンクをクリックして、クライアント マシンのネイティブ ブラウザでリンクを開くこともできます。リダイレクトには、HTTP、mailto、callto など、任意の数のプロトコルを設定できます。

URL を入力またはクリックしたときのその URL のリダイレクトをサポートしているブラウザは、Internet Explorer9、10、および 11 です。

注: この機能は、Microsoft Edge ブラウザなどの、Windows 10 ユニバーサル アプリケーション内でクリックされるリンクには動作しません。

クライアントからエージェントへのリダイレクトを使用する場合には、Horizon Client のインストール時に URL コンテンツ リダイレクトを有効にする必要があります。URL コンテンツ リダイレクトを有効にするには、コマンド ラインから Horizon Client をインストールする必要があります。詳細については、「コマンド ラインからの HorizonClient のインストール」を参照してください。

エージェントからクライアントへのリダイレクトを使用する場合には、Horizon 管理者が Horizon Agent のインストール時に URL コンテンツ リダイレクトを有効にする必要があります。詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』ドキュメントを参照してください。

Horizon 管理者は、Horizon Client がクライアント システムからリモート デスクトップまたはアプリケーションにURL コンテンツをリダイレクトする方法、または Horizon Agent がリモート デスクトップまたはアプリケーションからクライアント マシンに URL コンテンツをリダイレクトする方法も設定する必要があります。設定の詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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Horizon Client と Skype for Business を使用するための要件仮想インフラストラクチャに影響を及ぼしたり、ネットワークを過負荷状態にすることなく、仮想デスクトップ内で

Skype for Business を実行できます。Skype の音声通話またはビデオ通話中は、仮想デスクトップではなく、Windowsクライアント マシンですべてのメディア処理が実行されます。

この機能を使用するには、Horizon Client for Windows のインストール時に Skype for Business 用の仮想化パックをクライアント マシンにインストールする必要があります。詳細については、章 2 「Horizon Client for Windowsのインストール」を参照してください。

また、Horizon Agent のインストール時に、Horizon 管理者が Skype for Business 用の VMware 仮想化パック機能を仮想デスクトップにインストールする必要があります。詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』ドキュメントを参照してください。

詳しい要件については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』ドキュメントを参照してください。

スマート カード認証の要件ユーザー認証にスマート カードを使用するクライアント システムは、特定の要件を満たす必要があります。

ユーザー認証にスマート カードを使用する各クライアント システムには、次のソフトウェアおよびハードウェアが必要です。

n Horizon Client

n 互換性のあるスマート カード リーダー

n 製品固有のアプリケーション ドライバ

また、製品固有のアプリケーション ドライバをリモート デスクトップまたは Microsoft RDS ホストにインストールする必要もあります。

Horizon では、PKCS#11 または Microsoft CryptoAPI プロバイダを使用するスマート カードおよびスマート カード リーダがサポートされています。必要に応じて、ActivIdentity ActivClient ソフトウェア スイートをインストールできます。このソフトウェアは、スマート カードと対話するためのツールを提供します。

スマート カードで認証を行うユーザーはスマート カードまたは USB スマート カード トークンを所有している必要があり、各スマート カードにはユーザー証明書が含まれる必要があります。

スマート カードに証明書をインストールするには、登録局として機能するようにコンピュータを設定する必要があります。このコンピュータは、ユーザーにスマート カードを発行するための権限を持っている必要があり、証明書を発行するドメインのメンバーである必要があります。

重要: スマート カードを登録するときに、生成される証明書の鍵サイズを選択できます。ローカル デスクトップでスマート カードを使用するには、スマートカードの登録時に 1024 ビットまたは 2048 ビットのキー サイズを選択する必要があります。512 ビットの鍵の証明書はサポートされていません。

Microsoft TechNet の Web サイトでは、Windows システム用にスマート カード認証を計画して実装する方法についての詳細情報が提供されています。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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Horizon Client システムのこれらの要件を満たすことに加えて、他の Horizon コンポーネントは、スマート カードをサポートするための特定の構成要件を満たす必要があります。

n スマート カードの使用をサポートするように接続サーバを構成する方法については、『View 管理』を参照してください。

すべての信頼されたユーザー証明書に適用可能なすべての証明機関 (CA) 証明書を接続サーバ ホストまたはセキュリティ サーバ ホスト上のサーバ信頼ストア ファイルに追加する必要があります。これらの証明書にはルート証明書が含まれ、ユーザーのスマート カード証明書が中間証明機関によって発行された場合には中間証明書を含める必要があります。

n スマート カード認証のために Active Directory で実行する必要があるタスクについては、『View 管理』を参照してください。

Horizon Client で [ユーザー名のヒント] フィールドを有効にする

いくつかの環境では、スマート カード ユーザーは、単一のスマート カード証明書を使用して、複数のユーザーアカウントを認証できます。スマート カードによるサインイン時に、ユーザーが[ユーザー名のヒント] フィールドにユーザー名を入力します。

Horizon Client のログイン ダイアログ ボックスで [ユーザー名のヒント] フィールドを表示させるには、HorizonAdministrator の接続サーバ インスタンスでスマート カード ユーザー名のヒント機能を有効にする必要があります。スマート カード ユーザー名のヒント機能は、Horizon 7 バージョン 7.0.2 以降のサーバとエージェントでのみサポートされます。スマート カード ユーザー名のヒント機能を有効にする方法については、『View 管理』を参照してください。

外部アクセスのセキュリティを確保するために、お使いの環境でセキュリティサーバではなく Unified Access Gatewayアプライアンスを使用している場合、スマート カード ユーザー名のヒント機能をサポートするように、Unified Access Gateway アプライアンスを構成する必要があります。スマート カード ユーザー名のヒント機能は、Unified Access Gateway 2.7.2 以降でのみサポートされます。Unified Access Gateway でスマート カード ユーザー名のヒント機能を有効にする方法については、『Unified Access Gateway の導入および設定』ドキュメントを参照してください。

注: Horizon Client は、スマート カード ユーザー名のヒント機能が有効な場合、単一アカウントのスマート カード証明書も引き続きサポートします。

デバイス認証要件

クライアント デバイスの証明書認証を設定できます。

この機能には次の要件があります。

n Unified Access Gateway 2.6 以降。

n Horizon 7 バージョン 7.0 以降。

n Unified Access Gateway が許可するクライアント デバイスにインストールされた証明書。

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サポートされているデスクトップのオペレーティング システム管理者は、ゲスト オペレーティング システムを使用して仮想マシンを作成し、そのゲスト オペレーティング システムにエージェント ソフトウェアをインストールします。エンド ユーザーは、クライアント デバイスからこれらの仮想マシンにログインできます。

サポートされる Windows ゲスト OS のリストについては、『View のインストール』を参照してください。

また、View Agent 6.1.1 以降または Horizon Agent 7.0 以降を使用している場合、いくつかの Linux ゲスト OS がサポートされます。システム要件、Horizonで使用するための Linux 仮想マシンの構成、およびサポートされている機能のリストについては、『Horizon 6 for Linux デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 for Linux デスクトップのセットアップ』を参照してください。

Horizon Client 向けの接続サーバの準備エンド ユーザーがリモート デスクトップおよびアプリケーションに接続できるようにするには、管理者が特定のタスクを実行する必要があります。

エンド ユーザーが接続サーバまたはセキュリティ サーバに接続して、リモート デスクトップまたはアプリケーションにアクセスするには、特定のプールの設定およびセキュリティの設定を構成する必要があります。

n Unified Access Gateway を使用することを計画している場合、Unified Access Gateway と連携するように接続サーバを構成します。『Unified Access Gateway の導入および設定』ドキュメントを参照してください。Unified Access Gateway アプライアンスは、セキュリティ サーバのみがこれまで果たしてきたのと同じ役割を果たします。

n セキュリティ サーバを使用している場合は、接続サーバ 5.3.x の最新メンテナンス リリースとセキュリティ サーバ 5.3.x 以降のリリースを使用していることを確認します。詳細については、『View のインストール』を参照してください。

n クライアント デバイスにセキュアなトンネル接続を使用し、その安全な接続を接続サーバまたはセキュリティサーバの DNS ホスト名を使用して構成する場合には、クライアント デバイスがこの DNS 名を解決できることを確認します。

セキュアなトンネルを有効または無効にするには、Horizon Administrator で [Horizon 接続サーバ設定の編集]ダイアログ ボックスに移動して、[デスクトップへのセキュアなトンネル接続を使用する] チェックボックスを使用します。

n デスクトップまたはアプリケーション プールが作成済みであること、および使用する予定のユーザー アカウントにプールへのアクセス権が付与されていることを確認します。詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

重要: エンド ユーザーが高解像度ディスプレイを使用していて、高解像度モードのクライアント設定を使用して同時に全画面表示モードでリモート デスクトップを表示する場合は、Windows 7 以降のそれぞれのリモートデスクトップに十分な VRAM を割り当てる必要があります。vRAM の容量はエンド ユーザー用に構成したモニターの数とディスプレイの解像度に左右されます。必要となる vRAM の量を推定するには、『View アーキテクチャの計画』を参照してください。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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n Horizon Client で、RSA SecurID または RADIUS 認証などの 2 要素認証を使用するには、接続サーバでこの機能を有効にする必要があります。詳細については、『View 管理』の 2 要素認証についてのトピックを参照してください。

n サーバ URL 情報や [ドメイン] ドロップダウン メニューなどの Horizon Client でセキュリティ情報を非表示にするには、Horizon Administrator で [クライアントのユーザー インターフェイスでサーバ情報を非表示] および [クライアントのユーザー インターフェイスでドメイン リストを非表示] を有効にします。これらのグローバル設定は、Horizon 7 バージョン 7.1 以降で使用できます。グローバル設定の構成については、『View 管理』を参照してください。

[ドメイン] ドロップダウン メニューが表示されていない場合、<domain>\<username> または

<user>name@<domain> の形式でユーザー名を [ユーザー名] テキスト ボックスに入力して、ドメイン情報

を指定する必要があります。

重要: [クライアントのユーザー インターフェイスでサーバ情報を非表示] および [クライアントのユーザー インターフェイスでドメイン リストを非表示] 設定を有効にしており、接続サーバ インスタンスで 2 要素認証(RSASecureID または RADIUS)を選択している場合、Windows ユーザー名の一致を強制しないでください。Windows ユーザー名の一致を強制すると、ユーザーはユーザー名のテキストボックスにドメイン情報を入力できなくなり、ログインが常に失敗するようになります。詳細については、『View 管理』の 2 要素認証についてのトピックを参照してください。

n ユーザーが認証しなくても Horizon Client で公開されたアプリケーションにアクセスできるようにするには、接続サーバでこの機能を有効にする必要があります。詳細については、『View 管理』の非認証アクセスについてのトピックを参照してください。

サーバへのログインに使用された前回のユーザー名のクリア

[クライアントのユーザー インターフェイスでドメイン リストを非表示] グローバル設定が有効になっている接続サーバにユーザーがログインすると、[ドメイン] ドロップダウン メニューが Horizon Client で非表示になり、ユーザーはドメイン情報を Horizon Client の [ユーザー名] テキスト ボックスに指定する必要があります。たとえば、ユーザーは <domain>\<username> または <username>@<domain> の形式でユーザー名を入力する必要があり

ます。

前回のユーザー名が保存され、ユーザーが次回サーバにログインするときに [ユーザー名] テキスト ボックスに表示されるようにするかどうかは、レジストリ キーによって決定されます。[ユーザー名] テキスト ボックスに前回のユーザー名を表示せず、ドメイン情報を公開しないようにするには、Windows クライアント システムでHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Syste

m\dontdisplaylastusername レジストリ キーの値を 1 に設定する必要があります。

Horizon Client で [ドメイン] ドロップダウン メニューやサーバ URL 情報などのセキュリティ情報を非表示にする方法については、『View 管理』のグローバル設定に関するトピックを参照してください。

VMware Blast オプションの構成VMware Blast 表示プロトコルを使用するリモート デスクトップ セッションとアプリケーション セッションの、H.264 デコードとネットワーク条件のオプションを構成できます。

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サポートされている最大解像度は、クライアントの画像処理装置 (GPU) の処理能力によって異なります。JPEG/PNGの 4K 解像度をサポートできる GPU であっても、H.264 の 4K 解像度をサポートしない場合があります。H.264 で解像度がサポートされていない場合、Horizon Client は JPEG/PNG を代わりに使用します。

サーバにログインした後は、ネットワーク条件オプションは変更できません。H.264 デコードは、サーバにログインする前後で構成できます。

前提条件

この機能には、Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

手順

1 メニュー バーで [オプション] ボタンをクリックして、[VMware Blast の構成] を選択します。

サーバにログインしている場合は、[設定](歯車)アイコンをクリックし、[VMware Blast] を選択できます。サーバにログインした後は、ネットワーク条件オプションは変更できません。

2 デコードとネットワーク条件のオプションを構成します。

オプション アクション

H.264 接続サーバに接続する前または後で、このオプションを構成し、Horizon Client で H.264のデコードを許可します。

このオプションが選択されると(デフォルト設定)、エージェントが H.264 ソフトウェアまたはハードウェア エンコードをサポートしている場合に、Horizon Client は H.264 デコードを使用します。エージェントが H.264 ソフトウェアまたはハードウェア エンコードをサポートしていない場合、Horizon Client は JPG/PNG デコードを使用します。

JPG/PNG デコードを使用するには、このオプションを選択解除します。

最適な環境のためのネットワーク条件を選択し

ます

接続サーバに接続する前のみ、このオプションを構成できます。次のネットワーク条件オプ

ションのいずれかを選択します。

n [良好] - Horizon Client TCP ネットワークのみを使用します。このオプションは LAN環境で理想的です。

n [通常 (デフォルト) ] - Horizon Client 混合モードで動作します。混合モードでは、Horizon Client は、サーバに接続するときに TCP ネットワークを使用し、エージェントと Blast Security Gateway(有効な場合)が Blast Extreme Adaptive Transport(BEAT) 接続をサポートしている場合に、BEAT を使用します。このオプションがデフォルトの設定です。

n [不良] - Horizon Client BEAT トンネル サーバがサーバで有効になっている場合は BEATネットワークのみを使用し、有効になっていない場合は混合モードに切り替えます。

注: Horizon 7 バージョン 7.1 以前では、接続サーバおよびセキュリティ サーバ インスタンスは BEAT トンネル サーバをサポートしません。Unified Access Gateway 2.9 以降では、BEAT トンネル サーバをサポートします。

接続サーバおよびセキュリティ サーバ インスタンスの Blast Security Gateway は、BEATネットワークをサポートしません。

3 [OK] をクリックして変更を保存します。

H.264 の変更は、ユーザーが次にリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続して、VMware Blast 表示プロトコルを選択したときに有効になります。変更内容は、既存の VMware Blast セッションには影響しません。

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Internet Explorer のプロキシ設定の使用Horizon Client は、Internet Explorer で構成されたプロキシ設定を自動的に使用します。

プロキシ設定のバイパス

Horizon Client は、Internet Explorer のプロキシ バイパス設定を使用して、接続サーバ ホスト、セキュリティ サーバ、または Unified Access Gateway アプライアンスへの HTTPS 接続をバイパスします。

接続サーバ ホスト、セキュリティ サーバ、または Unified Access Gateway アプライアンスで安全なトンネルが有効になっている場合、トンネル接続をバイパスするアドレス リストを指定するには、Horizon Client 設定 ADM または ADMX テンプレート ファイルで トンネル プロキシ バイパス アドレス リストのグループ ポリシー設定を使用する

必要があります。これらのアドレスにはプロキシ サーバは使用されません。複数のエントリを区切るにはセミコロン(;)を使用します。このグループ ポリシー設定により、次のレジストリ キーが作成されます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\VMware, Inc.\VMware VDM\Client\TunnelProxyBypass

直接接続する場合、このグループ ポリシー設定は使用できません。グループ ポリシー設定を適用しても期待通りに機能しない場合、ローカル アドレスでプロキシをバイパスしてみます。詳細については、https://blogs.msdn.microsoft.com/askie/2015/10/12/how-to-configure-proxy-settings-for-ie10-and-ie11-as-iem-is-not-available/ を参照してください。

プロキシ フェイル オーバー

Horizon Client では、Internet Explorer の [インターネット オプション] > [接続] > [ローカル エリア ネットワーク(LAN) の設定] にある [自動構成] の [自動構成スクリプトを使用する] 設定を使用して、プロキシのフェイル オーバーがサポートされます。この設定を使用するには、複数のプロキシ サーバを返す自動構成スクリプトを作成する必要があります。

VMware によって収集される Horizon Client データ所属する企業がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合、VMware は Horizon Client の特定フィールドのデータを収集します。機密情報が含まれるフィールドは、匿名扱いとなります。

VMware は、クライアント上で情報を収集し、ハードウェアとソフトウェアの互換性を優先度付けします。社内の管理者がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加を決めた場合、VMware はお客様のご要望に対するVMware の対応を改善する目的で、現在ご使用の配置に関する匿名データを収集します。企業が特定できるような情報は収集されません。Horizon Client の情報は最初に接続サーバに送信されてから、接続サーバ インスタンス、デスクトップ プール、およびリモート デスクトップのデータと共に VMware に送信されます。

情報は接続サーバへ送信される途中で暗号化されますが、クライアント システムの情報は暗号化されずに、ユーザー固有のディレクトリ内に記録されます。この記録には、個人情報は含まれません。

接続サーバをインストールする管理者は、接続サーバ インストール ウィザードの実行時に VMware カスタマー エクスペリエンス改善プログラムに参加するかどうかを選択できます。管理者はインストール後に Horizon Administratorでオプションを設定できます。

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表 1‑1. カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに関して Horizon Client で収集されるデータ

説明

このフィールドは

匿名になります

か? 値の例

Horizon Client アプリケーションを開発する企業 いいえ VMware

製品名 いいえ VMware Horizon Client

クライアント製品のバージョン いいえ (形式は <x.x.x-yyyyyy> で、<x.x.x> はクライアントのバージョン番号、<yyyyyy> はビルド番号です。)

クライアントのバイナリ アーキテクチャ いいえ 以下に例を挙げます。

n i386

n x86_64

n arm

クライアントのビルド名 いいえ 以下に例を挙げます。

n VMware-Horizon-Client-Win32-Windows

n VMware-Horizon-Client-Linux

n VMware-Horizon-Client-iOS

n VMware-Horizon-Client-Mac

n VMware-Horizon-Client-Android

n VMware-Horizon-Client-WinStore

ホスト OS いいえ 以下に例を挙げます。

n Windows 8.1

n Windows 7、64 ビット Service Pack 1 (Build 7601)

n iPhone OS 5.1.1 (9B206)

n Ubuntu 12.04.4 LTS

n Mac OS X 10.8.5 (12F45)

ホスト OS のカーネル いいえ 以下に例を挙げます。

n Windows 6.1.7601 SP1

n Darwin Kernel バージョン 11.0.0:Sun Apr 8 21:52:26 PDT2012;root:xnu-1878.11.10~1/RELEASE_ARM_S5L8945X

n Darwin 11.4.2

n Linux 2.6.32-44-generic #98-Ubuntu SMP Mon Sep 2417:27:10 UTC 2012

n 不明(Windows ストア版)

ホスト OS のアーキテクチャ いいえ 以下に例を挙げます。

n x86_64

n i386

n armv71

n ARM

ホスト システムのモデル いいえ 以下に例を挙げます。

n Dell Inc. OptiPlex 960

n iPad3,3

n MacBookPro8,2

n Dell Inc. Precision WorkStation T3400 (A04 03/21/2008)

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 1‑1. カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに関して Horizon Client で収集されるデータ (続き)

説明

このフィールドは

匿名になります

か? 値の例

ホスト システムの CPU いいえ 以下に例を挙げます。

n Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU E8400 @ 3.00GH

n Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q6600 @ 2.40GH

n 不明 (iPad)

ホスト システムのプロセッサのコア数 いいえ 例: 4

ホスト システムのメモリ容量(MB) いいえ 以下に例を挙げます。

n 4096

n 不明(Windows ストア版)

接続された USB デバイスの数 いいえ 2(USB デバイスのリダイレクトは Linux、Windows および Mac クライアントでのみサポートされています。)

同時並行する USB デバイスの最大接続数 いいえ 2

USB デバイス ベンダー ID いいえ 以下に例を挙げます。

n Kingston

n NEC

n Nokia

n Wacom

USB デバイス製品 ID いいえ 以下に例を挙げます。

n DataTraveler

n ゲームパッド

n ストレージ ドライブ

n 無線マウス

USB デバイス ファミリ いいえ 以下に例を挙げます。

n セキュリティ

n ヒューマン インターフェイス デバイス

n イメージング

USB デバイス使用数 いいえ (デバイスが共有された回数)

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Horizon Client for Windows のインストール 2Windows ベースの Horizon Client インストーラは、VMware Web サイト、または接続サーバで提供される Webアクセス ページから入手できます。Horizon Client をインストールした後で、エンド ユーザー向けのさまざまな起動オプションを設定できます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n Windows クライアント オペレーティング システムでの FIPS モードの有効化

n Horizon Client for Windows のインストール

n コマンド ラインからの Horizon Client のインストール

n URL コンテンツ リダイレクトのインストールの確認

n Horizon Client オンライン アップグレード

Windows クライアント オペレーティング システムでの FIPS モードの有効化

連邦情報処理標準 (FIPS) 準拠の暗号を使用して Horizon Client をインストールする場合、Horizon Client インストーラを実行する前にクライアント オペレーティング システムで FIPS モードを有効にする必要があります。

クライアント オペレーティング システムで FIPS モードが有効になっている場合、FIPS-140 に準拠し、FIPS で承認されている動作モードに準拠した暗号アルゴリズムのみがアプリケーションで使用されます。ローカル セキュリティポリシーまたはグループ ポリシーの一部として特定のセキュリティ設定を有効にするか、Windows レジストリ キーを編集して、FIPS モードを有効にできます。

重要: FIPS 準拠の暗号化での Horizon Client のインストールは、Windows 7 SP1 以降のオペレーティング システムのクライアント システムでのみサポートされます。

Horizon 6 バージョン 6.2 以降で利用可能な FIPS サポートの詳細については、『View のインストール』ドキュメントを参照してください。

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FIPS 構成プロパティの設定

クライアント オペレーティング システムで FIPS モードを有効にするには、Windows グループ ポリシー設定を使用したり、クライアント コンピュータの Windows レジストリ設定を使用したりできます。

n グループ ポリシー設定を使用するには、グループ ポリシー エディターを開き、[コンピュータの構成] > [Windows

の設定] > [セキュリティの設定] > [ローカル ポリシー] > [セキュリティ オプション] に移動し、[システム暗号

化: 暗号化、ハッシュ、署名のための FIPS 準拠アルゴリズムを使う] 設定を有効にします。

n Windows レジストリを使用するには、HKLM\System\CurrentControlSet\Control\Lsa\FipsAlgorithmPolicy\Enabled に移動

し、[有効] を 1 に設定します。

FIPS モードの詳細については、https://support.microsoft.com/en-us/kb/811833 にアクセスしてください。

重要: Horizon Client インストーラを実行する前に FIPS モードを有効にしないと、カスタム インストール中に FIPS準拠の暗号化を使用するためのインストーラのオプションが表示されません。FIPS 準拠の暗号化は、通常のインストール時には有効になっていません。FIPS 準拠の暗号オプションを使用せずに Horizon Client をインストールし、後でこのオプションを使用することを決定する場合は、クライアントをアンインストールし、クライアント オペレーティング システムで FIPS モードを有効にして、Horizon Client インストーラをもう一度実行します。

Horizon Client for Windows のインストールエンド ユーザーは、Horizon Client を開いてクライアント システムからリモート デスクトップおよびリモート アプリケーションに接続します。Windows ベースのインストーラ ファイルを実行して、すべての Horizon Client のコンポーネントをインストールできます。

この手順では、インタラクティブなインストール ウィザードを使用して Horizon Client をインストールする方法について説明します。コマンド ラインから Horizon Client をインストールする場合には、「コマンド ラインからのHorizon Client のインストール」を参照してください。URL コンテンツ リダイレクト機能をインストールする場合には、コマンド ラインからインストーラを実行する必要があります。

注: リモート デスクトップ仮想マシンで View Agent 6.0 以降または Horizon Agent 7.0 以降が実行されている場合、そのデスクトップに Horizon Client をインストールできます。エンド ユーザーが Windows シンクライアントデバイスからリモート アプリケーションにアクセスする場合、企業はこのインストール方法を利用できます。

前提条件

n クライアント システムがサポートされているオペレーティング システムを使用していることを確認します。「Windows クライアントのシステム要件」を参照してください。

n Horizon Client インストーラを含むダウンロード ページの URL を調べておきます。この URL は、VMware のダウンロード ページ http://www.vmware.com/go/viewclients、または接続サーバ インスタンスの URL である場合があります。

n クライアント システムに管理者としてログインできることを確認します。

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n ドメイン コントローラに最新のパッチが適用済みで、十分な空きディスク領域があり、互いに通信できることを検証します。それ以外の場合は、Windows 8.1 システムでインストーラを実行すると、インストーラが処理を終了するまでに通常よりも長い時間がかかることがあります。マシンのドメイン コントローラまたは階層内にある他のドメイン コントローラが応答していないか、これらのコントローラに接続できない場合に、この問題が発生します。

n FIPS 準拠の暗号を使用して Horizon Client をインストールする場合、Horizon Client インストーラを実行する前に、クライアント オペレーティング システムで FIPS モードを有効にします。「Windows クライアント オペレーティング システムでの FIPS モードの有効化」を参照してください。

n [USB リダイレクト] コンポーネントをインストールする場合には、次の操作を実行します。

n クライアント デバイスを使用するユーザーがリモート デスクトップからローカルに接続された USB デバイスにアクセスできるようにするかどうかを決定します。アクセスが許可されていない場合は、[USB リダイレクト] コンポーネントをインストールしないか、コンポーネントをインストールしてからグループ ポリシー設定を使用して無効にします。グループ ポリシーを使用して USB リダイレクトを無効にしている場合、クライアントの USB リダイレクトを後で有効にする場合に、Horizon Client を再インストールする必要はありません。詳細については、「クライアント GPO のスクリプト定義設定」を参照してください。

n クライアント コンピュータで Windows の自動更新機能が無効になっていないことを確認します。

n エンド ユーザーが現在ログインしているユーザーとして Horizon Client およびリモート デスクトップにログインできる機能を使用するかどうかを決定します。ユーザーがクライアント システムにログインするときに入力した認証情報が、接続サーバ インスタンスに渡され、最終的にはリモート デスクトップに渡されます。一部のクライアント OS はこの機能をサポートしていません。

n 接続サーバ インスタンスの完全修飾ドメイン名 (FQDN) をエンド ユーザーが入力する必要がないようにする場合は、インストールの間に指定できるように FQDN を決定します。

手順

1 クライアント システムに管理者としてログインします。

2 http://www.vmware.com/go/viewclientsの VMware 製品ページに移動します。

3 インストーラ ファイル、たとえば、VMware-Horizon-Client-<y.y.y>-<xxxxxx>.exe をダウン

ロードします。

<xxxxxx> はビルド番号、<y.y.y> はバージョン番号です。

4 インストーラ ファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。

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5 インストール タイプを選択し、画面の指示に従って操作します。

オプション アクション

通常のインストール [同意してインストール] をクリックします。インストーラが、USB リダイレクト機能と現在のユーザーとしてログイン機能をインストールします。

カスタム インストール [インストールをカスタマイズ] をクリックして、インストールする機能を選択します。

デフォルト以外のインストール場所を指定する場合、IPv6 インターネット プロトコルを使用する場合、デフォルトの接続サーバ インスタンスを設定する場合、デフォルトのログイン動作を設定する場合、FIPS 準拠の暗号化を有効にする場合、64 ビット マシンに 32 ビット コア Remote Experience コンポーネントをインストールする場合、または Skype for Business用の仮想化パックをインストールする場合には、このオプションを選択する必要があります。

インストーラで FIPS 準拠の暗号化を有効にするカスタム インストール オプションが使用できるのは、クライアント オペレーティング システムで FIPS モードが有効になっている場合のみです。

カスタム機能を選択する場合には、次のガイドラインに従ってください。

n Horizon 環境内のすべてのコンポーネントが IPv6 インターネット プロトコルを使用する場合を除き、[IPv6] オプションを選択しないでください。IPv6 環境では特定の機能が使用できません。詳細については、『View のインストール』を参照してください。

n 64 ビット クライアント マシンに製品の 64 ビット用プラグインがインストールされていない場合には、[64 ビット マシンの 32 ビット コア Remote Experience] 機能を選択します。この機能を選択すると、Skype for Business 用の仮想化パックをインストールできません。

特定の機能では、クライアント システムの再起動が必要になります。

インストーラによって、VMware Horizon Client (horizon_client_service) および VMware USB

Arbitration Service (VMUSBArbService) などのいくつかの Windows サービスがインストールされます。

次のステップ

Horizon Client を起動して、正しいリモート デスクトップまたはアプリケーションにログインできることを確認します。「リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続」を参照してください。

コマンド ラインからの Horizon Client のインストールコマンド ラインでインストーラのファイル名を入力し、インストール コマンドとプロパティを指定して、Horizon Clientをインストールできます。

コマンド ラインから Horizon Client をインストールする場合、サイレント インストールを実行できます。サイレント インストールを使うと、大規模企業に Horizon Client を効率よく展開できます。

Horizon Client のインストール コマンドコマンド ラインから Horizon Client をインストールするときに、特定のインストール コマンドを指定できます。

次の表に、Horizon Client インストール コマンドの説明を示します。

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表 2‑1. Horizon Client インストール コマンド

コマンド 説明

/? または /help Horizon Client インストール コマンドとプロパティを一覧表示します。

/silent Horizon Client をサイレント モードでインストールします。ウィザード プロンプトに応答する必要はありません。

/install Horizon Client をインタラクティブにインストールします。ウィザード プロンプトに応答する必要があります。

/uninstall Horizon Client をアンインストールします。

/repair Horizon Client を修復します。

/norestart インストール中に再起動プロンプトは表示されません。

/x /extract インストーラ パッケージを %TEMP% ディレクトリに展開します。

Horizon Client のインストール プロパティコマンド ラインから Horizon Client をインストールするときに、特定のインストール プロパティを指定できます。

次の表に、Horizon Client インストール プロパティの説明を示します。

表 2‑2. Horizon Client インストール プロパティ

プロパティ 説明 デフォルト

INSTALLDIR Horizon Client がインストールされるパスおよびフォルダ。例:

INSTALLDIR=""D:\abc\my folder""

パスを囲む引用符によってインストーラにパスの有効部

分としてスペースを解釈することを許可します。

%ProgramFiles

%VMware\VMware

Horizon View Client

VDM_IP_PROTOCOL_USAGE Horizon Client コンポーネントが通信で使用する IP(ネットワーク プロトコル)のバージョンを指定します。使用可能な値は IPv4 および IPv6 です。

IPv4

VDM_FIPS_ENABLED FIPS 準拠の暗号を使用して、Horizon Client をインストールするかどうかを指定します。

値に 1 を指定すると、FIPS 準拠の暗号化を使用してHorizon Client がインストールされます。値に 0 を指定すると、FIPS 準拠の暗号化を使用せずにHorizon Client がインストールされます。

注: このプロパティを 1 に設定する前に、Windowsクライアント オペレーティング システムで FIPS モードを有効にしておく必要があります。「Windows クライアント オペレーティング システムでの FIPS モードの有効化」を参照してください。

0

VDM_SERVER Horizon Client ユーザーがデフォルトで接続する接続サーバ インスタンスの完全修飾ドメイン名 (FQDN)。例:

VDM_Server=cs1.companydomain.com

このプロパティを設定する場合、Horizon Client ユーザーがこの FQDN を入力する必要はありません。

なし

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表 2‑2. Horizon Client インストール プロパティ (続き)

プロパティ 説明 デフォルト

LOGINASCURRENTUSER_DISPLAY Horizon Client のメニュー バーの [オプション] メニューに [現在のユーザーとしてログイン] を表示するかどうかを指定します。有効な値は、1(有効)または 0(無効)です。

1

LOGINASCURRENTUSER_DEFAULT Horizon Client のメニュー バーの [オプション] メニューで、[現在のユーザーとしてログイン] がデフォルトで選択されるかどうかを指定します。有効な値は 1(有効)または 0(無効)です。

現在のユーザーとしてログインがデフォルトのログイン

動作の場合、ユーザーがクライアント システムにログインするときに入力した ID と認証情報が、接続サーバ インスタンスに渡され、最終的にリモート デスクトップに渡されます。現在のユーザーとしてログインがデフォル

トのログイン動作でない場合、リモート デスクトップまたはアプリケーションにアクセスする前に、ユーザーは

ID と認証情報を複数回入力する必要があります。

0

ADDLOCAL サイレント インストールでインストールする機能を指定します。有効な値は以下のとおりです。

n ALL - URL コンテンツ リダイレクトを除く、使用

可能なすべての機能をインストールします。

n TSSO - 現在のユーザーとしてログイン機能をイン

ストールします。

n USB - USB リダイレクト機能をインストールします。

複数の機能を指定するには、機能名のカンマ区切りのリ

ストを入力します。名前の間にスペースを使用しないで

ください。

たとえば、Horizon Client と一緒に USB リダイレクト機能をインストールし、現在のユーザーとしてログイン

機能をインストールしない場合には、次のコマンドを入

力します。

VMware-Horizon-Client-<y.y.y>-

<xxxxxx>.exe /silent ADDLOCAL=USB

なし

INSTALL_32BITRMKS 64 ビット クライアント マシンに 32 ビット コア CoreRemote Experience コンポーネントをインストールするかどうかを指定します。値に 1 を指定すると、32 ビット コア Remote Experience コンポーネントがインストールされます。値に 0 を指定すると、64 ビット コアRemote Experience コンポーネントがインストールされます。

64 ビット クライアント マシンに製品の 64 ビット用プラグインがインストールされていない場合には、32 ビット コア Remote Experience コンポーネントをインストールします。

このプロパティは、32 ビット クライアント マシンでは無効です。

0

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 2‑2. Horizon Client インストール プロパティ (続き)

プロパティ 説明 デフォルト

INSTALL_SFB Skype for Business 用の VMware 仮想化パック機能をインストールするかどうかを指定します。値に 1 を指定すると、この機能がインストールされます。値に 0 を指定すると、この機能はインストールされません。

この機能は、32 ビット コア Remote Experience コンポーネント (INSTALL_32BITRMKS=1) と互換性が

ありません。

0

URL_FILTERING_ENABLED URL コンテンツ リダイレクト機能をインストールするかどうかを指定します。値に 1 を指定すると、この機能がインストールされます。値に 0 を指定すると、この機能はインストールされません。

インタラクティブ インストールでこのプロパティを 1 に設定すると、カスタム インストールのダイアログ ボックスの下に [URL コンテンツ リダイレクト] チェックボックスが表示され、デフォルトで選択されます。この

プロパティを 1 に設定しないければ、このチェック ボックスは表示されません。

注: ADDLOCAL=ALL プロパティには、URL コンテ

ンツ リダイレクト機能が含まれていません。

0

コマンド ラインからの Horizon Client のインストールコマンド ラインから Horizon Client をインストールするには、インストーラのファイル名を入力し、インストールコマンドとプロパティを指定します。コマンド ラインから Horizon Client をサイレント モードでインストールできます。

前提条件

n クライアント システムがサポートされているオペレーティング システムを使用していることを確認します。「Windows クライアントのシステム要件」を参照してください。

n クライアント システムに管理者としてログインできることを確認します。

n ドメイン コントローラに最新のパッチが適用済みで、十分な空きディスク領域があり、互いに通信できることを検証します。それ以外の場合は、Windows 8.1 システムでインストーラを実行すると、インストーラが処理を終了するまでに通常よりも長い時間がかかることがあります。マシンのドメイン コントローラまたは階層内にある他のドメイン コントローラが応答していないか、これらのコントローラに接続できない場合に、この問題が発生します。

n FIPS 準拠の暗号を使用して Horizon Client をインストールする場合、Horizon Client インストーラを実行する前に、クライアント オペレーティング システムで FIPS モードを有効にします。「Windows クライアント オペレーティング システムでの FIPS モードの有効化」を参照してください。

n エンド ユーザーが現在ログインしているユーザーとして Horizon Client およびリモート デスクトップにログインできる機能を使用するかどうかを決定します。ユーザーがクライアント システムにログインするときに入力した認証情報が、接続サーバ インスタンスに渡され、最終的にはリモート デスクトップに渡されます。一部のクライアント OS はこの機能をサポートしていません。

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n Horizon Client インストール コマンドについて理解しておきます。「Horizon Client のインストール コマンド」を参照してください。

n Horizon Client インストール プロパティについて理解しておきます。「Horizon Client のインストール プロパティ」を参照してください。

n エンド ユーザーがリモート デスクトップからローカルに接続された USB デバイスにアクセスできるようにするかどうかを決定します。あるいは、機能リストに ADDLOCAL インストール プロパティを設定し、USB 機能を除

外します。詳細については、「Horizon Client のインストール プロパティ」を参照してください。

n 接続サーバ インスタンスの完全修飾ドメイン名 (FQDN) をエンド ユーザーが入力する必要がないようにする場合は、インストールの間に指定できるように FQDN を決定します。

手順

1 クライアント システムに管理者としてログインします。

2 http://www.vmware.com/go/viewclientsの VMware 製品ページに移動します。

3 Horizon Client インストーラ ファイル、たとえば、VMware-Horizon-Client-<y.y.y>-

<xxxxxx>.exe をダウンロードします。

<xxxxxx> はビルド番号、<y.y.y> はバージョン番号です。

4 Windows クライアント コンピュータでコマンド プロンプトを開きます。

5 インストーラのファイル名、インストール コマンド、インストール プロパティを 1 行で入力します。

VMware-Horizon-Client-<y.y.y>-<xxxxxx>.exe [<commands>] [<properties>]

指定したインストール コマンドとプロパティに基づいて、インストーラが Horizon Client をインストールします。/silent インストール コマンドを指定した場合、ウィザード プロンプトは表示されません。

インストーラによって、VMware Horizon Client (horizon_client_service) および VMware USB

Arbitration Service (VMUSBArbService) などのいくつかの Windows サービスがインストールされます。

例:インストール コマンド

次のコマンドは、Horizon Client をインタラクティブにインストールし、URL コンテンツ リダイレクト機能を有効にします。

VMware-Horizon-Client-y.y.y-xxxxxx.exe URL_FILTERING_ENABLED=1

次のコマンドは、Horizon Client をサイレント モードでインストールします。インストール中に再起動プロンプトは表示されません。

VMware-Horizon-Client-y.y.y-xxxxxx.exe /silent /norestart

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次のステップ

Horizon Client のインストール時に URL コンテンツ リダイレクト機能を有効にした場合には、機能がインストールされていることを確認します。「URL コンテンツ リダイレクトのインストールの確認」を参照してください。

Horizon Client を起動して、正しいリモート デスクトップまたはアプリケーションにログインできることを確認します。「リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続」を参照してください。

URL コンテンツ リダイレクトのインストールの確認Horizon Client のインストール時に URL コンテンツ リダイレクト機能を有効にした場合、この機能がインストールされていることを確認します。

前提条件

Horizon Client をインストールするときに、URL_FILTERING_ENABLED=1 インストール プロパティを指定しま

す。「コマンド ラインからの Horizon Client のインストール」を参照してください。

手順

1 クライアント マシンにログインします。

2 %PROGRAMFILES%\VMware\VMware Horizon View Client\ ディレクトリに移動し、このディレ

クトリに vmware-url-protocol-launch-helper.exe と vmware-url-filtering-

plugin.dll がインストールされていることを確認します。

3 クライアント マシンの Internet Explorer に VMware Horizon View URL Filtering Plugin アドオンがインストールされ、有効になっていることを確認します。

Horizon Client オンライン アップグレードオンライン アップグレード機能を有効にすると、オンラインで Horizon Client のアップグレードができます。デフォルトでは、この機能は無効になっています。

グループ ポリシー設定 Enable Horizon Client online update および

URL for Horizon Client online update の変更によりこの機能を有効にできます。詳細については、

「クライアント GPO の全般設定」を参照してください。

前提条件

n Horizon Client を更新する前に、作業を保存します。更新すると、システムが再起動される場合があります。

n クライアント システムに管理者としてログインできることを確認します。

手順

1 管理者としてログインします。

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2 Horizon Clientでは、2 つの画面のいずれかの、[ソフトウェア アップデート]をクリックします。

Horizon Client 画面 アクション

接続サーバへの接続前 [ オプション ] - [ ソフトウェアの更新 ] をクリックします。

接続サーバへの接続後 [ ヘルプ ] - [ ソフトウェアの更新 ] をクリックします。

3 [ 更新の確認 ] をクリックします。

4 [ダウンロードしてインストール] をクリックします。

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エンド ユーザー向け Horizon Client の構成 3エンド ユーザー向けに Horizon Client を設定する場合、Horizon Client を起動する URI の設定、証明書検証モードの設定、高度な TLS/SSL オプションの設定、グループ ポリシー ADMX テンプレート ファイルを使用したカスタム設定が必要になる場合があります。

この章には、次のトピックが含まれています。

n 一般的な設定

n URI を使用した Horizon Client の構成

n エンドユーザーの証明書確認の構成

n TLS/SSL 詳細オプションの構成

n 再接続時におけるアプリケーションの動作の構成

n グループ ポリシー テンプレートを使用した VMware Horizon Client for Windows の構成

n コマンド ラインからの Horizon Client の実行

n Windows レジストリを使用した Horizon Client の構成

一般的な設定

Horizon Client ではエンド ユーザー向けに、ログインとデスクトップでの選択を簡素化し、セキュリティ ポリシーを実行するためのいくつかの構成メカニズムを提供しています。

次の表に、複数の方法で設定できる設定の一部のみを示します。

表 3‑1. 一般的な設定

設定 構成メカニズム

接続サーバのアドレス URI、グループ ポリシー、コマンド ライン、Windows レジストリ

Active Directory ユーザー名 URI、グループ ポリシー、コマンド ライン、Windows レジストリ

ドメイン名 URI、グループ ポリシー、コマンド ライン、Windows レジストリ

デスクトップ表示名 URI、グループ ポリシー、コマンド ライン

ウィンドウ サイズ URI、グループ ポリシー、コマンド ライン

表示プロトコル URI、コマンド ライン

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表 3‑1. 一般的な設定 (続き)

設定 構成メカニズム

証明書確認の構成 グループ ポリシー、Windows レジストリ

SSL プロトコルと暗号化アルゴリズムの構成 グループ ポリシー、Windows レジストリ

URI を使用した Horizon Client の構成Uniform Resource Identifier (URI) を使用して作成できるリンク付きの Web ページや電子メールでは、エンド ユーザーがクリックすると Horizon Client が起動したり、サーバに接続したり、特定の構成オプションを持つ特定のデスクトップまたはアプリケーションを開いたりできます。

エンド ユーザー用の Web または電子メールのリンクを作成することで、リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続プロセスを簡素化できます。部分的または以下のすべての情報を提供する URI を作成することでこれらのリンクを作成すれば、エンド ユーザーは入力する必要がありません。

n 接続サーバのアドレス

n 接続サーバのポート番号

n Active Directory ユーザー名

n Active Directory ユーザー名と異なる場合、RADIUS または RSA SecurID ユーザー名

n ドメイン名

n デスクトップまたはアプリケーション表示名

n ウィンドウ サイズ

n セッションのリセット、ログアウト、開始を含むアクション

n 表示プロトコル

n USB デバイスをリダイレクトするオプション

URI を作成するには、Horizon Client 固有のパスとクエリ部分と共に vmware-view URI スキーマを使用します。

注: クライアント ソフトウェアがすでにクライアント コンピュータにインストールされている場合にのみ、URI を使用して Horizon Client を起動できます。

vmware-view URI を作成するための構文構文には、vmware-view URI スキーム、デスクトップやアプリケーションを指定するためのパス部分、オプショ

ンでデスクトップやアプリケーションのアクション、または構成オプションを指定するためのクエリが含まれます。

URI 仕様

以下の構文を使用して Horizon Client を起動するための URI を作成します。

vmware-view://[<authority-part>][/<path-part>][?<query-part>]

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必要となる唯一の要素は URI スキーム vmware-view です。一部のクライアント OS のバージョンによっては、ス

キーマ名は大文字と小文字の区別があります。したがって、vmware-view を使用してください。

重要: すべての部分で、非 ASCII 文字は UTF-8 [STD63] に基づいて最初にエンコードされる必要があり、次に対応する UTF-8 シーケンスの各オクテットは、URI 文字として表されるパーセントでエンコードされる必要があります。

ASCII 文字のエンコードについての詳細は、http://www.utf8-chartable.de/ の URL エンコーディング資料を参照してください。

<authority-part> サーバ アドレス、オプションでユーザー名、非デフォルト ポート番号、またはその両方を指定します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされません。サーバ名は、DNS 構文に一致する必要があります。

ユーザー名を指定するには、以下の構文を使用します:

user1@<server-address>

ドメインが含まれる UPN アドレスを指定できません。ドメインを指定するには、URI で domainName クエリ部分を使用できます。

ポート番号を指定するには、以下の構文を使用します:

<server-address>:<port-number>

<path-part> デスクトップまたはアプリケーションを指定します。デスクトップ表示名またはア

プリケーション表示名を使用します。この名前は、デスクトップまたはアプリケー

ション プールの作成時に Horizon Administrator で指定した名前です。表示名にスペースが含まれている場合、%20 エンコーディング機能を使用してスペースを表

します。

<query-part> 使用する構成オプション、または実行するデスクトップかアプリケーション アクションを指定します。クエリは大文字と小文字の区別がありません。複数のクエリ

を使用するには、クエリの間にアンパサンド (&) を使用します。クエリが違いに競合する場合、リストの最後のクエリが使用されます。次の構文を使用します:

<query1>=<value1>[&<query2>=<value2>...]

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サポートされるクエリ

このトピックでは、このタイプの Horizon Client でサポートされるクエリを示します。デスクトップ クライアントやモバイル クライアントなどの複数のクライアント タイプ用に URI を作成する場合は、クライアント システムの各タイプの VMware Horizon Client の使用を参照してください。

操作 表 3‑2. アクション クエリで使用できる値

値 説明

browse 指定したサーバにホストされている使用可能なデスクトップおよびアプリケーショ

ンのリストを表示します。このアクションを使用しているときに、デスクトップ

またはアプリケーションを指定する必要はありません。

start-session 指定したデスクトップまたはアプリケーションを開きます。アクション クエリが提供されず、デスクトップまたはアプリケーション名が提供されなければ、

start-sessionがデフォルト アクションとなります。

reset 指定したデスクトップまたはリモート アプリケーションをシャットダウンして再起動します。保存されてないデータは失われます。リモート デスクトップのリセットは、物理 PC のリセット ボタンを押すことに相当します。

restart 指定したデスクトップをシャットダウンして再起動します。リモート デスクトップの再起動は、Windows オペレーティング システムを再起動することと同じです。オペレーティング システムでは、通常、ユーザーは再起動する前に未保存データを保存するよう求められます。

logoff リモート デスクトップのゲスト OS からユーザーをログオフします。アプリケーションを指定すると、アクションは無視されるか、エンド ユーザーに警告メッセージ「無効な URI アクション」が表示されます。

args リモート アプリケーションの起動に追加するコマンドライン引数を指定します。args=<値> の構文を使用します。<値> には文字列を指定します。次の文字につ

いてはパーセント エンコーディングを使用します。

n コロン (:) には、%3A を使用します

n バック スラッシュ (\) には、%5C を使用します

n スペース ( ) には、%20 を使用します

n 二重引用符 (") には、%22 を使用します

たとえば、Notepad++ アプリケーションに "My new file.txt" というファ

イル名を指定するには、%22My%20new%20file.txt%22 を使用します。

appProtocol リモート アプリケーションの場合、有効な値は PCOIP と BLAST です。たとえば、

PCoIP を指定するには、appProtocol=PCOIP 構文を使用します。

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connectUSBOnInsert USB デバイスを物理的に接続したときに、そのデバイスをフォアグラウンド仮想デスクトップに接続します。このクエリは、unattended クエリを指定している場

合に暗黙的に設定されます。このクエリを使用するには、action クエリを

start-session に設定する必要があります。さもないと、action クエリを持

ちません。有効な値は、true および false です。構文の例は、

connectUSBOnInsert=true です。

connectUSBOnStartup クライアント システムに現在接続されているすべての USB デバイスをデスクトップにリダイレクトします。このクエリは、unattended クエリを指定している場

合に暗黙的に設定されます。このクエリを使用するには、action クエリを

start-session に設定する必要があります。さもないと、action クエリを持

ちません。有効な値は、true および false です。構文の例は、

connectUSBOnStartup=true です。

desktopLayout リモート デスクトップを表示するウィンドウのサイズを設定します。このクエリを使用するには、action クエリを start-session に設定する必要があります。

さもないと、action クエリを持ちません。

表 3‑3. desktopLayout クエリの有効値

値 説明

fullscreen 1 台のモニターで全画面表示。この値がデフォルトになります。

multimonitor すべてのモニターで全画面表示。

windowLarge 大きなウィンドウ。

windowSmall 小さなウィンドウ。

<W>x<H> カスタム解像度で、幅と高さをピクセルで指定します。構文の例は、

desktopLayout=1280x800 です。

desktopProtocol リモート アプリケーションの場合、有効な値は RDP、PCOIP、および BLAST で

す。たとえば、PCoIP を指定するには、desktopProtocol=PCOIP 構文を使用

します。

domainName リモート デスクトップやアプリケーションに接続しているユーザーに関連付けられている NETBIOS ドメイン名例として、mycompany.com ではなく mycompany

を使用してください。

filePath リモート アプリケーションで開くローカル システムにあるファイルへのパスを指定します。ドライブ文字を含む絶対パスを使用する必要があります。次の文字につい

てはパーセント エンコーディングを使用します。

n コロン (:) には、%3A を使用します

n バック スラッシュ (\) には、%5C を使用します

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n スペース ( ) には、%20 を使用します

たとえば、ファイル パス C:\test file.txt を表記するには、

C%3A%5Ctest%20file.txt を使用します。

tokenUserName RSA または RADIUS ユーザー名を指定します。RSA または RADIUS ユーザー名がActive Directory ユーザー名と異なる場合に限ってこのクエリを使用します。このクエリを指定せず、RSA または RADIUS 認証が必要である場合、Windows ユーザー名が使用されます。この構文は、tokenUserName=<name> です。

unattended リモート デスクトップへのサーバ接続をキオスク モードで作成します。このクエリを使用する場合に、クライアント デバイスの MAC アドレスからアカウント名を生成したときには、ユーザー情報を指定しないでください。ただし、「custom-」で始まる名前など、カスタム アカウント名を ADAM で作成した場合、アカウント情報を指定する必要があります。

useExisting このオプションが true に設定されている場合、実行できる Horizon Client イン

スタンスは 1 つのみです。ユーザーが 2 番目のサーバへの接続を試みる場合、ユーザーは 1 番目のサーバからログアウトし、デスクトップおよびアプリケーションセッションを切断する必要があります。このオプションが false に設定されてい

る場合は、複数の Horizon Client インスタンスを実行でき、ユーザーが同時に複数のサーバに接続できます。デフォルトは true です。構文の例は、

useExisting=false です。

unauthenticatedAccessEnabled

このオプションが true に設定されている場合、非認証アクセス機能は、デフォル

トで有効になります。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] オプションがユーザー インターフェイスに表示され選択されます。このオプションが false

に設定されている場合、非認証アクセス機能は無効になります。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定は表示されず無効になります。このオプションが "" に設定されている場合、非認証アクセス機能は無効になり、[認証されてい

ないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定がユーザー インターフェイスに表示されず、無効になります。構文の例は、

unauthenticatedAccessEnabled=true です。

unauthenticatedAccessAccount

非認証アクセス機能が有効な場合、このアカウントを使用するように設定します。

非認証アクセス機能が無効な場合、このクエリは無視されます。anonymous1 ユー

ザー アカウントを使用する場合、unauthenticatedAccessAccount=anonymous1 のように構文を指定しま

す。

vmware-view URI の例vmware-view URI スキームでハイパーテキスト リンクまたはボタンを作成し、これらのリンクを電子メールまた

は Web ページに含めることができます。エンド ユーザーはこれらのリンクをクリックして、たとえば、指定した起動オプションで特定のリモート デスクトップを開くことができます。

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URI 構文の例

各 URI の例に続いて、URI リンクをクリック後にエンド ユーザーに表示される事柄について説明します。

1vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスが表示され、

ユーザー名、ドメイン名、およびパスワードが求められます。ログインに成功すると、クライアントはディスプ

レイ名が [Primary Desktop(プライマリ デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。

注: デフォルトの表示プロトコルおよびウィンドウ サイズが使用されます。デフォルトの表示プロトコルはPCoIP です。デフォルトのウィンドウ サイズは全画面表示です。

2vmware-view://view.mycompany.com:7555/Primary%20Desktop

この URI は前の例と同じ効果がありますが、接続サーバに 7555 の非デフォルト ポートを使用するところが異なります(デフォルトのポートは 443 です)。デスクトップ ID が提供されるので、start-session アクショ

ンが URI に含まれていない場合であっても、デスクトップが開きます。

3vmware-view://[email protected]/Finance%20Desktop?desktopProtocol=PCOIP

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスで、[ユーザー

名] テキスト ボックスに [fred] という名前が入力されます。ユーザーはドメイン名とパスワードを入力する必要があります。ログインに成功すると、クライアントはディスプレイ名が [Finance Desktop(ファイナンス デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。PCoIP 表示プロトコルを使用して接続します。

4vmware-view://view.mycompany.com/Calculator?action=start-session&appProtocol=BLAST

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ユーザーは、ログイン ボックスに

ユーザー名、ドメイン名、およびパスワードを入力する必要があります。ログインに成功すると、クライアント

は表示名が [Calculator] と表示されるアプリケーションに接続されます。VMware Blast 表示プロトコルを使用して接続します。

5vmware-view://[email protected]/Finance%20Desktop?domainName=mycompany

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスで、[ユーザー

名] テキスト ボックスに [fred] という名前が入力され、[ドメイン] テキスト ボックスに [mycompany] が入力されます。ユーザーはパスワードを入力する必要があるだけです。ログインに成功すると、クライアントはディ

スプレイ名が [Finance Desktop(ファイナンス デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。

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6vmware-view://view.mycompany.com/

Horizon Client が起動し、ユーザーは、view.mycompany.com サーバに接続するためにログインを求めら

れます。

7vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=reset

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスが表示され、

ユーザー名、ドメイン名、およびパスワードが求められます。ログインに成功すると Horizon Client はダイアログ ボックスを表示し、プライマリ デスクトップのリセット操作を確認することをユーザーに求めます。

注: Horizon 管理者がデスクトップのリセット機能を有効にしている場合にのみ、このアクションを実行できます。

8vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=restart

Horizon Client が起動し、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスが表示され、

ユーザー名、ドメイン名、およびパスワードが求められます。ログインに成功すると Horizon Client はダイアログ ボックスを表示し、プライマリ デスクトップの再起動操作を確認することをユーザーに求めます。

注: Horizon 管理者がデスクトップ再起動機能を有効にしている場合にのみ、このアクションを実行できます。

9vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session&connectUSBOnStartup=true

この URI は最初の例と同じ効果があり、クライアント システムに接続しているすべての USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。

10vmware-view://

この URI では、Horizon Client が起動するか(実行されていない場合)、Horizon Client が最前面に表示されます(実行されている場合)。

11vmware-view://10.10.10.10/My%20Notepad++?args=%22My%20new%20file.txt%22

Notepad++ をサーバ 10.10.10.10 で起動して、引数 My new file.txt をアプリケーションの起動コマン

ドに渡します。スペース文字と二重引用符では、パーセントのエスケープ文字が使用されます。ファイル名には

スペース文字が含まれるため、二重引用符で囲まれています。

次の構文を使用して、Windows コマンド ライン プロンプトでこのコマンドを入力することもできます。

vmware-view.exe --serverURL 10.10.10.10 --appName "My Notepad++" --args "\"my new.txt\""

この例では、二重引用符は、\" の文字を使用してエスケープされます。

12vmware-view://10.10.10.10/Notepad++%2012?args=a.txt%20b.txt

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Notepad++ 12 をサーバ 10.10.10.10 で起動して、引数 a.text b.txt をアプリケーションの起動コマンド

に渡します。引数は引用符で囲まれていないため、スペース文字によってファイル名が分割され、2 つのファイルが Notepad++ で別々に開きます。

注: アプリケーションによって、コマンド ラインの引数を使用する方法が異なる場合があります。たとえば、引数 a.txt b.txt をワードバッドに渡すと、ワードバッドは a.txt の 1 ファイルのみを開きます。

13vmware-view://view.mycompany.com/Notepad?unauthenticatedAccessEnabled=true&unauthenticatedAccessAccount=anonymous1

Horizon Client が起動すると、anonymous1 というユーザー アカウントを使用して、

view.mycompany.com サーバに接続します。Notepad アプリケーションは、ユーザーにログイン認証情報

を指定することを求めずに、起動されます。

HTML コードの例

URI を使用してハイパー リンクおよびボタンを作成し、E メールまたは Web ページに含めることができます。以下の例は、[Test Link(テスト リンク)] と言うハイパー リンクおよび [TestButton] と言うボタンのコードを記述するために最初の URI の例から URI を使用する方法を示します。

<html><body>

<a href="vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session">Test Link</a><br>

<form><input type="button" value="TestButton" onClick="window.location.href='vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session'"></form> <br>

</body></html>

エンドユーザーの証明書確認の構成

管理者は、証明書検証モードを構成し、たとえば、完全な検証を常に実行するようにすることができます。

証明書確認は、接続サーバと Horizon Client 間の SSL 接続に対して実行されます。管理者は、次のいずれかの方法を使用するように検証モードを構成できます。

n エンド ユーザーに検証モードの選択を許可します。このリストのこれ以降では、3 つの検証モードを説明します。

n (検証なし)証明書確認は実行されません。

n (警告)自己署名証明書がサーバによって提示されると、エンド ユーザーに警告が通知されます。ユーザーは、このタイプの接続を許可するかどうかを選択できます。

n (フル セキュリティ)フル検証が実行され、フル検証をパスしない接続は拒否されます。

実行される検証確認のタイプの詳細については、「Horizon Client の証明書確認モードの設定」を参照してください。

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 43

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検証モードを設定するには、Horizon Client 設定 ADMX テンプレート ファイル (vdm_client.admx) を使用し

ます。グループ ポリシー設定用のすべての ADMX ファイルは、VMware-Horizon-Extras-Bundle-

<x.x.x>-<yyyyyyy>.zip という名前の .zip ファイルに含まれています。<x.x.x> はバージョン番号で、

<yyyyyyy> はビルド番号です。この GPO バンドルは、http://www.vmware.com/go/downloadview のVMware Horizon ダウンロード サイトからダウンロードできます。このテンプレートを使用して GPO 設定を制御する方法については、「グループ ポリシー テンプレートを使用した VMware Horizon Client for Windows の構成」を参照してください。

注: また、Horizon Client 設定 ADMX テンプレート ファイルを使用することで、暗号化 SSL 接続を確立する前に特定の暗号化アルゴリズムとプロトコルの使用を制限することもできます。この設定の詳細については、「クライアン

ト GPO のセキュリティ設定」 を参照してください。

証明書の検証設定をグループ ポリシーとして構成しない場合は、クライアント コンピュータ上の次のレジストリ キーのいずれかに CertCheckMode 値の名前を追加することで、証明書の検証を有効にすることもできます。

n 32 ビット Windows の場合:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VMware, Inc.\VMware

VDM\Client\Security

n 64 ビット Windows の場合: HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware

VDM\Client\Security

レジストリ キーでは次の値を使用します。

n 0 は、 Do not verify server identity certificates を実装します。

n 1 は、 Warn before connecting to untrusted servers を実装します。

n 2 は、 Never connect to untrusted servers を実装します。

グループ ポリシー設定とレジストリ キーの CertCheckMode 設定の両方を構成すると、グループ ポリシー設定の

方がレジストリ キーでの設定よりも優先されます。

注: 今後のリリースでは、Windows レジストリを使用して、この設定を構成することがサポートされない可能性があります。GPO 設定を使用する必要があります。

Horizon Client の証明書確認モードの設定管理者は、またときにはエンド ユーザーは、サーバの証明書チェックが失敗した場合にクライアント接続を拒否するかどうかを設定できます。

証明書確認は、接続サーバと Horizon Client 間の SSL 接続に対して実行されます。証明書検査では、次のような検査が行われます。

n 証明書は失効しているか。

n 証明書の目的は、送信側の ID 検証やサーバ通信の暗号化以外にあるか。つまり、証明書のタイプは正しいか。

n 証明書は期限切れになっているか、また有効なのは未来のみか。つまり、証明書はコンピュータの時刻に応じて

有効になっているか。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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n 証明書上の共通名は、それを送信するサーバのホスト名と一致しているか。ロード バランサが Horizon Clientを、Horizon Client で入力したホスト名と一致しない証明書を持つサーバにリダイレクトした場合、不一致が発生する可能性があります。クライアントにホスト名ではなく IP アドレスを入力した場合でも、不一致の原因となる可能性があります。

n 不明なまたは信頼されていない証明機関(CA)によって署名された証明書か。自己署名された証明書は、信頼されていない CA の証明書タイプの 1 つです。

チェックをパスするには、証明書のトラスト チェーンが、デバイスのローカル証明書ストアでルートになっている必要があります。

注: ドメイン内のすべての Windows クライアント システムに自己署名付ルート証明書を配布する情報については、『View のインストール』ドキュメントの「信用されるルート証明書機関を追加」を参照してください。

デスクトップへのログインに Horizon Client を使用していて、管理者が許可している場合には、[SSL の構成] をクリックすると証明書確認モードを設定できます。選択肢は次の 3 つです。

n [信頼が確認されていないサーバには絶対に接続しない]。証明書の確認に失敗した場合、クライアントはサーバに接続できなくなります。失敗したチェックは、エラー メッセージに一覧表示されます。

n [信頼されていないサーバに接続する前に警告する]。サーバが自己署名証明書を使用していることが原因で、証明書の確認に失敗した場合、[続行] をクリックして警告を無視することができます。自己署名証明書の場合、証明書名が Horizon Client に入力したサーバ名と一致する必要はありません。

証明書が期限切れの場合でも、警告を受信します。

n [サーバ ID 証明書を検証しない]。この設定は、証明書確認が実行されないことを示します。

証明書確認モードが [警告] に設定されている場合でも、自己署名証明書を使用する接続サーバ インスタンスに接続することができます。

後で管理者が信頼される証明機関からのセキュリティ証明書をインストールし、接続時のすべての証明書チェックに

パスするようになると、この信頼された接続はその特定のサーバに対して記録されます。その後、このサーバが自己

署名証明書を再び提示すると、接続は失敗します。特定のサーバが完全に検証可能な証明書を提示した後は、必ずそ

の処理が行われます。

重要: 過去に SSL Cipher Suite Order グループ ポリシーを設定するなどして社内のクライアント システムを構成し、GPO を介して特定の暗号を使用するようにした場合、今後は ADMX テンプレート ファイルに含まれているHorizon Client グループ ポリシーのセキュリティ設定を使用する必要があります。「クライアント GPO のセキュリティ設定」を参照してください。または、クライアントの SSLCipherList レジストリ設定を使用できます。

「Windows レジストリを使用した Horizon Client の構成」を参照してください。

TLS/SSL 詳細オプションの構成Horizon Client と Horizon サーバ間、または Horizon Client とリモート デスクトップのエージェント間の通信を暗号化するために使用するセキュリティ プロトコルと暗号化アルゴリズムを選択できます。

これらのセキュリティ オプションは、USB チャネルの暗号化にも使用されます。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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デフォルトの設定では、暗号化スイートは 128 ビットまたは 256 ビット AES を使用し、匿名 DH アルゴリズムを削除して、現在の暗号リストを暗号化アルゴリズムのキー長の順にソートします。

デフォルトでは、TLS v1.0、TLS v1.1、および TLS v1.2 が有効になります SSL v2.0 と v3.0 はサポートされません。

注: TLS v1.0 と RC4 が無効であると、ユーザーが Windows XP リモート デスクトップに接続されたときに USB リダイレクトが動作しません。TLS v1.0 と RC4 を有効にしてこの機能が動作するようにする場合は、セキュリティ上のリスクがあるので注意してください。

クライアントの接続先であるサーバで有効になっていないセキュリティ プロトコルを Horizon Client に対して構成すると、TLS/SSL エラーが発生して接続に失敗します。

重要: Horizon Client で有効にするプロトコルの少なくとも 1 つは、リモート デスクトップで有効にする必要があります。有効になっていないと、USB デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトできません。

クライアント システム上でグループ ポリシー設定または Windows レジストリ設定のいずれかを使用して、デフォルトの暗号化およびプロトコルを変更できます。GPO の使用方法については、「クライアント GPO のセキュリティ設定」 に記載されている「SSL プロトコルと暗号化アルゴリズムを構成する」という設定を参照してください。Windows レジストリの SSLCipherList 設定の使用方法については、「Windows レジストリを使用した HorizonClient の構成」 を参照してください。

再接続時におけるアプリケーションの動作の構成

サーバから切断するときに、実行中のアプリケーションが開いたままになっていることがあります。サーバに再接続

するときの実行中のアプリケーションの動作を構成できます。

Horizon 管理者は、コマンド ラインから、またはグループ ポリシー設定を使用して、再接続時におけるアプリケーションの動作の設定を Horizon Client で無効にできます。グループ ポリシーの設定は、コマンドラインの設定よりも優先されます。詳細については、「Horizon Client のコマンドの使用方法」の-appSessionReconnectionBehavior オプションまたは「クライアント GPO のスクリプト定義設定」の [切

断されたアプリケーション セッションを再開するときの動作] グループ ポリシーを参照してください。

手順

1 Horizon Client のデスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、リモート アプリケーションを右クリックして [設定] を選択します。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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2 表示される [リモートアプリケーション] ペインで、再接続時におけるアプリケーションの動作の設定を選択します。

オプション 説明

再接続を要求し、アプリケーションを開く Horizon Client は、サーバに再接続するときに、1 つまたは複数のリモート アプリケーションが実行されていることを通知します。[アプリケーションに再接続] をクリックして、アプリケーション ウィンドウを再度開くか、[今はしない] をクリックして、アプリケーション ウィンドウを再度開かないようにすることができます。

自動的に再接続し、アプリケーションを開く 実行中のアプリケーションのアプリケーション ウィンドウは、サーバに再接続すると自動的に開きます。

再接続も自動再接続も要求しない Horizon Client は、実行中のアプリケーションを再度開くように求めるよう画面を表示せず、実行中のアプリケーションのウィンドウはサーバに再接続しても、再度開きません。

3 [OK] をクリックして変更を保存します。

変更は、次回、サーバに接続したときに有効になります。

グループ ポリシー テンプレートを使用した VMware Horizon Clientfor Windows の構成VMware Horizon Client には、VMware Horizon Client の設定に使用できるグループ ポリシーの ADMX テンプレート ファイルが含まれています。ADMX テンプレート ファイル内のポリシー設定を Active Directory 内の新しいGPO または既存の GPO に追加することで、リモート デスクトップ接続を最適化し、セキュリティ保護することができます。

テンプレート ファイルには、コンピュータの構成とユーザーの設定の両方のグループ ポリシーが含まれます。

n コンピュータの構成ポリシーは、ホストのクライアントを誰が実行しているかに関係なく、Horizon Client に適用するポリシーを設定します。

n ユーザーの構成ポリシーは、Horizon Client を実行している全ユーザー、ならびに RDP 接続設定に適用するHorizon Client ポリシーを設定します。ユーザーの構成ポリシーは、対応するコンピュータの構成ポリシーより優先されます。

Horizon は、デスクトップの起動時とユーザーのログイン時にポリシーを適用します。

Horizon Client 設定 ADMX テンプレート ファイル (vdm_client.admx)、グループ ポリシー設定を提供する

ADMX ファイルはすべて、VMware-Horizon-Extras-Bundle-<x.x.x>-<yyyyyyy>.zip という .zip

ファイル内にあります。<x.x.x> はバージョン、<yyyyyyy> はビルド番号です。これらのファイルは、http://www.vmware.com/go/downloadview の VMware Horizon ダウンロード サイトからダウンロードできます。これらのファイルを Active Directory サーバにコピーし、グループ ポリシー管理エディタを使用して管理テンプレートを追加する必要があります。手順については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』ドキュメントを参照してください。

クライアント GPO のスクリプト定義設定Horizon Client をコマンド ラインから実行する際に使用する多数の同じ設定に対し、ポリシーを設定することができます。そのような設定には、デスクトップ サイズ、名前、ドメイン名などが含まれます。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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次の表では、VMware Horizon Client の設定 ADMX テンプレート ファイルにおけるスクリプト定義設定について説明します。テンプレート ファイルには、各スクリプト定義の設定についてコンピュータ構成のバージョンとユーザー設定のバージョンが用意されています。ユーザーの設定は、対応するコンピュータの設定より優先されます。設

定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [スクリプト定義] フォルダの順に移動します。

表 3‑4. VMware Horizon Client 構成テンプレート:スクリプトの定義

設定 説明

Automatically connect if only one

launch item is entitled

ユーザーに該当する唯一のデスクトップである場合、 自動的にデスクトップに接続します。この設定により、デスクトップを 1 台だけ含んだリストからデスクトップを選択する必要がなくなります。

Connect all USB devices to the

desktop on launch

デスクトップの起動時に、クライアント システム上の使用可能なすべての USB デバイスをデスクトップに接続するかどうかを指定します。

注: この設定は、公開アプリケーションに適用されません。

Connect all USB devices to the

desktop when they are plugged in

USB デバイスがクライアント システムにプラグインされたときに、それらの USB デバイスをデスクトップに接続するかどうかを指定します。

注: この設定は、公開アプリケーションに適用されません。

DesktopLayout リモート デスクトップにログインするときに表示される Horizon Client ウィンドウのレイアウトを指定します。次から選択できます。

n Full Screen

n Multimonitor

n Window - Large

n Window - Small

この設定は、DesktopName to select setting 設定も設定されている場合

にのみ利用可能です。

DesktopName to select Horizon Client がログイン時に使用するデフォルト デスクトップを指定します。

Disable 3rd-party Terminal

Services plugins

標準 RDP プラグインとしてインストールされているサードパーティ製ターミナル サービス プラグインを Horizon Client でチェックするかどうかを指定します。この設定を構成しない場合、サードパーティ製プラグインは Horizon Client によってデフォルトでチェックされます。この設定は、USB リダイレクトなどの Horizon 固有のプラグインには適用されません。

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表 3‑4. VMware Horizon Client 構成テンプレート:スクリプトの定義 (続き)

設定 説明

Locked Guest Size ディスプレイが 1 台のモニターで使用されている場合は、リモート デスクトップの画面解像度を指定します。つまり、リモート デスクトップのディスプレイを [すべてのモニター] に設定している場合、この設定は機能しません。

この設定を有効にすると、リモート デスクトップの自動調整機能が無効になります。最小画面サイズは 640x480 です。最大画面サイズは 4096x4096 です。この設定は PCoIP接続にのみ適用され、RDP 接続には適用されません。

重要: ベスト プラクティスとして、解像度はリモート デスクトップでサポートされている最大解像度より高い解像度に設定しないでください。最大解像度は、HorizonAdministrator で次のように設定されています。

n 3D が有効な場合は、最大 1920x1200 の解像度で 2 台までのモニターがサポートされています。

n 3D が無効な場合は、最大 2560x1600 の解像度で 4 台までのモニターがサポートされています。

実際には、クライアント側のこの設定で、リモート デスクトップで指定可能な値より高い解像度、リモート デスクトップの所定のオペレーティング システム バージョン、vRAM の量、および色深度が設定されている場合は無視されます。たとえば、HorizonAdministrator でデスクトップの解像度が 1920x1200 に設定されている場合、リモート デスクトップの機能によっては、クライアントに表示される解像度が 1920x1200 より高くならない場合があります。

Logon DomainName Horizon Client がログイン時に使用する NetBIOS ドメインを指定します。

Logon Password Horizon Client がログイン時に使用するパスワードを指定します。このパスワードは、Active Directory によってテキスト形式で格納されます。セキュリティを強化するには、この設定を指定しないことが推奨されています。ユーザーはパスワードをインタラ

クティブに入力できます。

Logon UserName Horizon Client がログイン時に使用するパスワードを指定します。このパスワードは、Active Directory によってテキスト形式で格納されます。

Server URL Horizon Client がログイン時に使用する URL(https://view1.example.com

など)を指定します。

Suppress error messages (when fully

scripted only)

ログイン時に Horizon Client によるエラー メッセージを非表示にするかどうかを指定します。

この設定は、ログイン プロセスが完全にスクリプト化されている場合、たとえば、必須のログイン情報がすべてポリシーによって事前に設定されている場合にのみ適用されます。

不正なログイン情報のためログインに失敗した場合は、ユーザーに通知されず、

Horizon Client のプロセスが終了します。

Disconnected application session

resumption behavior

ユーザーがサーバに再接続したときのアプリケーションの動作方法を決定します。次か

ら選択できます。

n 再接続を要求し、アプリケーションを開く

n 自動的に再接続し、アプリケーションを開く

n 再接続も自動再接続も要求しない

この設定を有効にすると、エンド ユーザーは Horizon Client の [設定] ページで再接続時におけるアプリケーションの動作を設定できません。

この設定を無効にすると、エンド ユーザーは Horizon Client で再接続時におけるアプリケーションの動作を設定できます。デフォルトでは、この設定は無効になっています。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 3‑4. VMware Horizon Client 構成テンプレート:スクリプトの定義 (続き)

設定 説明

Enable Unauthenticated Access to

the server

Horizon Client を使用している場合、アプリケーションにアクセスするときに認証情報の入力をユーザーに求めるかどうかを決定します。

この設定が有効な場合、[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定がHorizon Client に表示され、無効になり、選択されます。非認証アクセスが使用できない場合、クライアントは別の認証方法に戻って選択する場合があります。

この設定を無効にすると、ユーザーがアプリケーションにログインしてアクセスすると

きには必ず認証情報を入力するように要求されます。Horizon Client で、[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定は表示されず選択解除されます。

この設定が構成されていない場合(デフォルト)、ユーザーは Horizon Client で非認証アクセスを有効にできます。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定が表示され、有効にされて、選択解除されます。

Account to use for Unauthenticated

Access

Enable Unauthenticated Access to the server グループ ポリシー

設定が有効な場合、また、ユーザーが Horizon Client で [認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] を選択して非認証アクセスを有効にしている場合、Horizon Clientがサーバに匿名でログインするときに使用する非認証アクセス ユーザー アカウントを指定します。

サーバへの特定の接続で非認証アクセスが使用されない場合、この設定は無視されます。

この設定が構成されていない場合、ユーザーはアカウントを選択できます。デフォルト

では、この設定は構成されていません。

クライアント GPO のセキュリティ設定セキュリティ設定には、セキュリティ証明書、ログイン認証情報、およびシングル サインオン機能に関するオプションが含まれています。

次の表では、Horizon Client の設定 ADMX テンプレート ファイルにおけるセキュリティ設定について説明します。この表では、設定に含まれているのがコンピュータ構成とユーザー設定の両方か、sかを示しています。両タイプを含むセキュリティ設定の場合、ユーザー設定の方が、同等のコンピュータ設定よりも優先されます。設定を確認する

には、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [セキュリティ設定] フォルダの順に移動します。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 3‑5. Horizon Client の構成テンプレート:セキュリティ設定

設定 コンピュータ ユーザー 説明

Allow command line

credentials

X Horizon Clientのコマンド ライン オプションでユーザー認証情報を指定できるかどうかを指定します。この設定が無効になっていると、ユーザーが

コマンド ラインから Horizon Clientを実行するときに smartCardPIN

および password オプションは使用できません。

デフォルトでは、この設定は有効になっています。

これに相当する Windows レジストリの値はAllowCmdLineCredentials です。

Servers Trusted For

Delegation

X ユーザーが Horizon Client のメニュー バーの [オプション] メニューで [現在のユーザーとしてログイン] を選択したときに、入力されたユーザー IDと認証情報を受け入れる接続サーバ インスタンスを指定します。接続サーバ インスタンスを指定しない場合は、すべての接続サーバ インスタンスがこの情報を受け付けます。

接続サーバ インスタンスを追加するには、次のいずれかの形式を使用します。

n domain\system$

n [email protected]

n 接続サーバ サービスのサービス プリンシパル名(SPN)

これに相当する Windows レジストリの値はBrokersTrustedForDelegation です。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 3‑5. Horizon Client の構成テンプレート:セキュリティ設定 (続き)

設定 コンピュータ ユーザー 説明

Certificate

verification mode

X Horizon Clientで実行される証明書確認のレベルを構成します。次のいずれかのモードを選択できます。

n No Security。Horizon で証明書チェックは実行されません。

n Warn But Allow。自己署名証明書が Horizon で提供されます。

この場合、ユーザーが Horizon Client で指定した接続サーバ名と証明書名が一致しなくても、問題ありません。

証明書に関してこれら以外のエラー状況が生じると、Horizon はエラーダイアログを表示し、ユーザーが接続サーバに接続しないようにします。

Warn But Allow はデフォルト値です。

n Full Security。証明書に関する何らかのエラーが発生すると、

ユーザーは接続サーバに接続できなくなります。Horizon はユーザーに証明書エラーを表示します。

このグループ ポリシー設定が構成されると、ユーザーは選択した証明書検証モードを Horizon Client で確認できますが、設定を構成することはできません。ユーザー向けの SSL 構成に関するダイアログ ボックスには、管理者が設定をロックしたことが表示されます。

この設定が未構成か無効になっている場合、Horizon Clientユーザーは証明書検証モードを選択できます。

サーバがHorizon Clientから提供された証明書の検証を実行できるようにするには、クライアントが接続サーバまたはセキュリティ サーバ ホストに対して HTTPS 接続を行う必要があります。接続サーバまたはセキュリティサーバ ホストに対する HTTP 接続を確立する中間デバイスに SSL をオフロードした場合、証明書確認はサポートされません。

この設定をグループ ポリシーとして構成したくないときは、クライアントコンピュータの次のレジストリ キーのいずれかに、CertCheckMode 値

の名前を追加することにより、証明書検証を有効にできます。

n 32 ビット Windows の場合:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VMware,

Inc.\VMware VDM\Client\Security

n 64 ビット Windows の場合:HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware,

Inc.\VMware VDM\Client\Security

レジストリ キーでは次の値を使用します。

n 0 は、No Security を実装します。

n 1 は、Warn But Allow を実装します。

n 2 は、Full Security を実装します。

グループ ポリシー設定と Windows レジストリ キーの CertCheckMode

設定の両方を構成すると、グループ ポリシー設定の方がレジストリ キーでの設定よりも優先されます。

注: 今後のリリースでは、Windows レジストリを使用して、この設定を構成することがサポートされない可能性があります。GPO 設定を使用する必要があります。

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表 3‑5. Horizon Client の構成テンプレート:セキュリティ設定 (続き)

設定 コンピュータ ユーザー 説明

Default value of the

'Log in as current

user' checkbox

X X Horizon Client のメニュー バーの [オプション] メニューで、[現在のユーザーとしてログイン] のデフォルト値を指定します。

この設定により、Horizon Clientインストール中に指定したデフォルトの値が上書きされます。

ユーザーがコマンド ラインから Horizon Clientを実行し、logInAsCurrentUser オプションを指定すると、この設定はその値

によって上書きされます。

[オプション] メニューで [現在のユーザーとしてログイン] が選択されると、ユーザーがクライアント システムにログインするときに入力した ID と認証情報が接続サーバ インスタンスに渡され、最終的にリモート デスクトップまたはアプリケーションに渡されます。[現在のユーザーとしてログイン] が選択されていない場合、リモート デスクトップまたはアプリケーションにアクセスする前に、ユーザーが ID と認証情報を複数回入力する必要があります。

デフォルトでは、この設定は無効になっています。

これに相当する Windows レジストリの値は LogInAsCurrentUser

です。

Display option to Log

in as current user

X X [現在のユーザーとしてログイン] を Horizon Client のメニュー バーの [オプション] メニューに表示するかどうかを指定します。

[現在のユーザーとしてログイン] が表示される場合、ユーザーはこのオプションを選択または選択解除し、デフォルト値をオーバーライドできます。

[現在のユーザーとしてログイン] が表示されない場合、ユーザーはHorizon Client の [オプション] メニューからデフォルト値をオーバーライドできません。

Default value of the 'Log in as current user'

checkbox のポリシー設定を使用することで、[現在のユーザーとしてロ

グイン] のデフォルト値を指定できます。

デフォルトでは、この設定は有効になっています。

これに相当する Windows レジストリの値はLogInAsCurrentUser_Display です。

Enable jump list

integration

X Windows 7 以降のシステムのタスクバーにある Horizon Clientアイコンにジャンプ リストを表示するかどうかを決定します。ユーザーはこのジャンプ リストを使用して、最近使った接続サーバ インスタンスおよびリモート デスクトップに接続できます。

Horizon Clientが共有されている場合、最近使用したデスクトップの名前を他のユーザーに見られたくないことがあります。この設定を無効にする

と、ジャンプ リストを非表示にできます。

デフォルトでは、この設定は有効になっています。

これに相当する Windows レジストリの値は EnableJumplist です。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 3‑5. Horizon Client の構成テンプレート:セキュリティ設定 (続き)

設定 コンピュータ ユーザー 説明

Enable SSL encrypted

framework channel

X X SSL を View5.0 以前のデスクトップで有効にするかどうかを決定します。View5.0 以前では、ポート TCP 32111 経由でデスクトップに送信されるデータが暗号化されませんでした。

n [有効化]:SSL を有効にしますが、リモート デスクトップで SSL がサポートされていない場合は、非暗号化接続に戻ることを許可します。

たとえば、View5.0 以前のデスクトップでは SSL がサポートされていません。[有効化] はデフォルトの設定です。

n [無効化]:SSL を無効にします。この設定は推奨されませんが、デバッグする場合、またはチャネルがトンネリングされず、WAN アクセラレータ製品によって最適化される可能性がある場合に便利なことがあ

ります。

n [強制]:SSL を有効にし、SSL がサポートされていないデスクトップへの接続を拒否します。

これに相当する Windows レジストリの値は EnableTicketSSLAuth

です。

Configures SSL

protocols and

cryptographic

algorithms

X X SSL 暗号化接続を確立する前に、特定の暗号化アルゴリズムとプロトコルの使用を制限する暗号リストを構成します。暗号リストは、コロンで区切ら

れた 1 つ以上の暗号文字列で構成されています。

注: 暗号文字列では、大文字と小文字が区別されます。

デフォルト値は、[TLSv1:TLSv1.1:TLSv1.2:!aNULL:kECDH+AESGCM:ECDH+AESGCM:RSA+AESGCM:kECDH+AES:ECDH+AES:RSA+AES] になります。

つまり、TLS v1、TLS v1.1 および TLS v1.2 が有効になっています。(SSLv2.0 および v3.0 は削除されました)。

暗号化スイートは 128 ビットまたは 256 ビット AES を使用し、匿名 DHアルゴリズムを削除して、現在の暗号リストを暗号化アルゴリズムのキー長

の順にソートします。

構成の参照リンク:

http://www.openssl.org/docs/apps/ciphers.html

これに相当する Windows レジストリの値は SSLCipherList です。

Enable Single Sign-On

for smart card

authentication

X スマート カード認証に対してシングル サインオンを有効にするかどうかを指定します。シングル サインオンを有効にすると、Horizon Clientは、スマート カードの暗号化された PIN を、一時的なメモリに格納してから接続サーバに送信します。シングル サインオンを無効にすると、Horizon Clientでカスタム PIN ダイアログは表示されません。

これに相当する Windows レジストリの値は EnableSmartCardSSO

です。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 3‑5. Horizon Client の構成テンプレート:セキュリティ設定 (続き)

設定 コンピュータ ユーザー 説明

Ignore certificate

revocation problems

X X 失効したサーバ証明書に関連するエラーを無視するかどうかを指定します。

サーバが送信する証明書が失効するか、クライアントが証明書の失効ステー

タスを確認できない場合、エラーが表示されます。

デフォルトでは、この設定は無効になっています。

Unlock remote sessions

when the client

machine is unlocked

X X 再帰的なロック解除機能を有効にするかどうかを指定します。再帰的なロッ

ク解除機能を使用すると、クライアント マシンのロックが解除された後で、すべてのリモート セッションのロックを解除できます。この機能が適用されるのは、ユーザーが「現在のユーザーとしてログイン」機能を使用して

サーバにログインした後です。

デフォルトでは、この設定は有効になっています。

クライアント GPO の RDP 設定Microsoft RDP 表示プロトコルを使用すると、オーディオ、プリンタ、ポート、その他のデバイスなどのリダイレクトといったオプションに対してグループ ポリシーを設定できます。

次の表では、Horizon Client の設定 ADMX テンプレート ファイルにおけるリモート デスクトップ プロトコル (RDP)設定について説明します。RDP の設定はすべてユーザーの設定です。設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [RDP の設定] フォルダの順に移動します。

表 3‑6. Horizon Client 構成管理テンプレート:RDP 設定

設定 説明

Audio redirection リモート デスクトップで再生されるオーディオ情報をリダイレクトするかどうかを指定します。次のいずれかの設定を選択します。

n [オーディオの無効化]:オーディオが無効になります。

n [仮想マシンで再生(VoIP USB のサポートが必要)]:オーディオはリモート デスクトップ内で再生されます。この設定で、クライアントでサウンドを再生するには、共有 USB オーディオ デバイスが必要です。

n [クライアントにリダイレクト]:オーディオはクライアントにリダイレクトされます。これはデフォルトのモードです。

この設定は RDP オーディオにのみ適用されます。MMR 経由でリダイレクトされたオーディオがクライアントで再生されます。

Enable audio capture

redirection

デフォルトのオーディオ入力デバイスをクライアントからリモート セッションにリダイレクトするかどうかを指定します。この設定を有効にすると、クライアント上のオーディオ録音デバイスがリモー

ト デスクトップに表示され、オーディオ入力を録音できるようになります。

デフォルトでは、この設定は無効になっています。

Bitmap cache file size in

<unit> for <number> bpp

bitmaps

特定の bpp ビットマップ カラー設定で使用するビットマップ キャッシュのサイズを KB または MB単位で指定します。

次の単位と bpp の組み合わせで、この設定の異なるバージョンが提供されています。

n MB/8 bpp

n MB/16 bpp

n MB/24 bpp

n MB/32 bpp

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表 3‑6. Horizon Client 構成管理テンプレート:RDP 設定 (続き)

設定 説明

In-memory bitmap cache size

in KB for 8bpp bitmaps

8 bpp の色設定に使用する RAM ビットマップ キャッシュのサイズを KB 単位で指定します。ScaleBitmapCachesByBPP が true(デフォルト)の場合、このキャッシュ サイズに bpp を掛けた値から実際の RAM を決定します。

この設定が有効になっている場合には、サイズを KB 単位で入力します。

Bitmap caching/cache

persistence active

通常のビットマップ キャッシュを使用するかどうかを指定します(アクティブ)。通常のビットマップ キャッシュを使用するとパフォーマンスが向上する可能性がありますが、追加のディスク領域が必要になります。

Color depth リモート デスクトップの色の深度を指定します。次のいずれかの設定を選択します。

n 8 ビット

n 15 ビット

n 16 ビット

n 24 ビット

n 32 ビット

24 ビットの Windows XP システムの場合、[コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [Windowsコンポーネント] - [ターミナル サービス] で最大色深度を制限するポリシーを有効にして、24 ビットに設定する必要があります。

Cursor shadow リモート デスクトップでカーソルの下にシャドウを表示するかどうかを指定します。

Desktop background クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、デスクトップの背景を表示するかどうかを指定します。

Desktop composition (Windows Vista 以降)リモート デスクトップでデスクトップ コンポジションを有効にするかどうかを指定します。

デスクトップ コンポジションを有効にすると、従来のバージョンの Microsoft Windows とは異なる描画方法が採用され、各ウィンドウ上のコンテンツは直接画面やプライマリ ディスプレイ デバイスに描画されません。その代わりに、描画はビデオ メモリのオフスクリーン サーフェスにリダイレクトされ、その後、デスクトップ イメージにレンダリングされ、ディスプレイに表示されます。

Enable compression RDP データを圧縮するかどうかを指定します。デフォルトでは、この設定は有効になっています。

Enable RDP Auto-Reconnect RDP プロトコル接続が失敗した後に RDP クライアント コンポーネントがリモート デスクトップへの再接続を試みるかどうかを指定します。この設定は、Horizon Administrator で [デスクトップへのアクセスに安全なトンネル接続を使用する] オプションが有効になっている場合は無効です。デフォルトでは、この設定は無効になっています。

Font smoothing (Windows Vista 以降)リモート デスクトップでフォントにアンチエイリアシングを適用するかどうかを指定します。

Menu and window animation クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、メニューとウィンドウのアニメーションを有効にするかどうかを指定します。

Redirect clipboard クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、ローカル クリップボード情報をリダイレクトするかどうかを指定します。

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表 3‑6. Horizon Client 構成管理テンプレート:RDP 設定 (続き)

設定 説明

Redirect drives クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、ローカル ディスク ドライブをリダイレクトするかどうかを指定します。デフォルトでは、ローカル ドライブはリダイレクトされます。

この設定を有効にするか、または未構成のままにしておくと、リモート デスクトップ上のリダイレクトされたドライブ上のデータはクライアント コンピュータ上のドライブにコピーできます。リモートデスクトップからユーザーのクライアント コンピュータへのデータの受け渡しを許可することが潜在的なセキュリティ リスクとなる展開では、この設定を無効にします。別のアプローチとして、MicrosoftWindows グループ ポリシー設定の Do not allow drive redirection を有効にするこ

とによってリモート デスクトップ仮想マシンのフォルダ リダイレクトを無効にできます。

Redirect drives 設定は RDP にのみ適用されます。

Redirect printers クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、ローカル プリンタをリダイレクトするかどうかを指定します。

Redirect serial ports クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、ローカル COM ポートをリダイレクトするかどうかを指定します。

Redirect smart cards クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、ローカル スマート カードをリダイレクトするかどうかを指定します。

注: この設定は RDP 接続と PCoIP 接続の両方に適用されます。

Redirect supported plug-

and-play devices

クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、ローカル プラグアンドプレイおよび POS(販売時点情報管理)デバイスをリダイレクトするかどうかを指定します。この動作は、エージェント

の USB リダイレクト コンポーネントで管理されるリダイレクトとは異なります。

Shadow bitmaps ビットマップにシャドウを表示するかどうかを指定します。この設定は、全画面表示モードでは無効

です。

Show contents of window

while dragging

ユーザーがフォルダを新しい場所までドラッグしたときに、フォルダの内容を表示するかどうかを指

定します。

Themes クライアントがリモート デスクトップに接続したときに、テーマを表示するかどうかを指定します。

Windows key combination

redirection

Windows キーの組み合わせを適用する場所を指定します。

この設定により、リモート仮想マシンにキーの組み合わせを送信したり、キーの組み合わせをローカ

ルに適用することができます。

この設定が構成されない場合、キーの組み合わせはローカルに適用されます。

Enable Credential Security

Service Provider

リモート デスクトップ接続がネットワーク レベル認証(NLA)を使用するかどうかを指定します。Windows Vista では、リモート デスクトップ接続にはデフォルトで NLA が必要です。ゲスト OSでリモート デスクトップ接続に NLA が必要な場合は、この設定を有効にする必要があります。有効にしないと、Horizon Client はリモート デスクトップに接続できません。この設定を有効にするだけでなく、次の条件が満たされていることも確認する必要があります。

n クライアントとゲスト OS が両方とも NLA をサポートしている。

n 接続サーバ インスタンスで直接クライアント接続が有効になっている。トンネル接続は NLA ではサポートされていません。

クライアント GPO の全般設定設定には、プロキシ オプション、タイム ゾーンの転送、マルチメディアのアクセラレーションおよびその他の表示設定が含まれます。

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全般設定

次の表では、Horizon Client の設定 ADMX テンプレート ファイルにおける全般設定について説明します。全般設定には、コンピュータの構成とユーザーの構成の両方の設定があります。ユーザーの設定は、対応するコンピュータの

設定より優先されます。設定は、グループ ポリシー管理エディタの [VMware Horizon Client の設定] フォルダにあります。

表 3‑7. Horizon Client の構成テンプレート:全般設定

設定 コンピュータ ユーザー 説明

Always on top X Horizon Client ウィンドウを常に最前面のウィンドウにするかどうかを決定します。この設定を有効にすると、全画面表示の Horizon Client ウィンドウがWindows タスクバーによって隠れることがなくなります。デフォルトでは、この設定は無効になっています。

Default value of

the "Hide the

selector after

launching an item"

check box

X X [アイテムの起動後にセレクタを非表示] チェック ボックスをデフォルトで選択するかどうかを設定します。

デフォルトでは、この設定は無効になっています。

Disable time zone

forwarding

X リモート デスクトップおよび接続されたクライアント間のタイム ゾーンの同期を無効にするかどうかを指定します。

Disable toast

notifications

X X Horizon Client からのトースト通知を無効にするかどうかを決定します。

画面の端にトースト通知を表示しないようにするには、この設定を有効にします。

注: この設定を有効にすると、セッション タイムアウト機能がアクティブになったときに 5 分間の警告がユーザーに表示されません。

Disallow passing

through client

information in a

nested session

X Horizon Client で、クライアント情報がネストされたセッションを通過しないようにするかどうかを指定します。有効にした場合は、Horizon Client が Horizonセッションの内部で実行していれば、仮想マシンのデバイス情報ではなく実際の

物理クライアント情報を送信します。この設定は、クライアント情報(デバイス

名とドメイン、クライアント タイプ、IP アドレス、および MAC アドレス)に適用されます。この設定はデフォルトで無効になっており、クライアント情報がネ

ストされたセッションを通過することを許可します。

Don't check monitor

alignment on

spanning

X デフォルトでは、画面を組み合わせたときに正確な長方形にならない場合、クラ

イアント デスクトップは複数のモニターをスパンしません。この設定を有効にすると、デフォルトが上書きされます。デフォルトでは、この設定は無効になって

います。

Enable multi-media

acceleration

X クライアントでマルチメディア リダイレクト(MMR)を有効にするかどうかを指定します。

Horizon Client のビデオ ディスプレイ ハードウェアでオーバーレイがサポートされていない場合は、MMR が正しく機能しません。

Enable relative

mouse

X X (View 5.2 以降のリリースのみ) PCoIP 表示ディスプレイを使用している場合に、相対マウスを有効にします。相対マウスモードにより、特定のグラフィック

ス アプリケーションやゲームでマウスの動作が改善されます。リモート デスクトップで相対マウスがサポートされていない場合、この設定は使用されません。

デフォルトでは、この設定は無効になっています。

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表 3‑7. Horizon Client の構成テンプレート:全般設定 (続き)

設定 コンピュータ ユーザー 説明

Enable the shade X Horizon Client ウィンドウの最上部にあるシェード メニュー バーを表示するかどうかを指定します。デフォルトでは、この設定は有効になっています。

注: キオスク モードでは、シェード メニュー バーがデフォルトで無効にされます。

Enable Horizon

Client online

update

X オンライン アップグレード機能を有効にします。デフォルトでは、この設定は無効になっています。

Tunnel proxy bypass

address list

X トンネル アドレスのリストを指定します。これらのアドレスにはプロキシ サーバは使用されません。複数のエントリを区切るにはセミコロン(;)を使用します。

URL for Horizon

Client online help

X Horizon Client がヘルプ ページを取得できる代替 URL を指定します。この設定は、インターネットにアクセスできないためにリモートでホストされているヘル

プ システムを取得できない環境で使用するためのものです。

Pin the shade X Horizon Client ウィンドウの最上部にあるシェードの固定を有効にして、メニューバーの自動非表示が行われないようにするかどうかを指定します。シェードが無

効になっている場合、この設定の効果はありません。デフォルトでは、この設定

は有効になっています。

Disable desktop

disconnect messages

X X 通常、デスクトップの切断時に表示されるメッセージを無効にするかどうかを指

定します。これらのメッセージはデフォルトで表示されます。

Disable sharing

files and folders

X クライアント ドライブのリダイレクト機能を Horizon Client で使用できるようにするかどうかを指定します。

この設定を [有効] に設定すると、リモート アプリケーションでローカル ファイルを開く機能など、すべてのクライアント ドライブ リダイレクト機能がHorizon Client で無効になります。また、次の要素が Horizon Client のユーザー インターフェイスに表示されなくなります。

n [設定] ダイアログ ボックスの [共有する] パネル

n リモート デスクトップの [オプション] メニューにある [フォルダを共有] 項目

n システム トレイの Horizon Client にある [共有する] 項目

n サーバへの接続後、初めてリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続すると表示される [共有する] ダイアログ ボックス

この設定を [無効] にすると、クライアント ドライブのリダイレクト機能が完全に機能します。この設定が構成されていない場合、デフォルト値は [無効] です。デフォルトでは、この設定は構成されていません。

Always hide the

remote floating

language (IME) bar

for Hosted Apps

X X アプリケーション セッションでフロート表示言語バーをオフに強制します。この設定を有効にすると、ローカルで IME 機能が有効かどうかにかかわらず、リモート アプリケーション セッションでフロート表示言語バーが必ず非表示になります。この設定を無効にすると、ローカルで IME 機能が無効になっている場合にのみ、フロート表示言語バーが表示されます。デフォルトでは、この設定は無効に

なっています。

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表 3‑7. Horizon Client の構成テンプレート:全般設定 (続き)

設定 コンピュータ ユーザー 説明

Disable opening

local files in

hosted applications

X ホスト型アプリケーションがサポートするファイル拡張子のローカル ハンドラをHorizon Client が登録するかどうかを指定します。

この設定を [有効] に設定すると、Horizon Client は、ファイル拡張子ハンドラを登録せず、ユーザーが設定をオーバーライドすることを許可しません。

この設定を [無効] に設定すると、Horizon Client はファイル拡張子ハンドラを常に登録します。デフォルトでは、ファイル拡張子ハンドラは登録されますが、

ユーザーは、[設定] ダイアログ ボックスの [共有] パネルにある [ローカル ファイル システムからリモート アプリケーションを使用してローカル ファイルを開く機能を有効にする] 設定を使用して、Horizon Client ユーザー インターフェイスでこの機能を無効にできます。詳細については、「ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセス」を参照してください。

この設定が構成されていない場合、デフォルト値は [無効] です。デフォルトでは、この設定は構成されていません。

Redirect smart card

readers in Local

Mode

X ローカル モードは、このリリースでサポートされていません。

Delay the start of

replications when

starting Horizon

Client with Local

Mode

X ローカル モードは、このリリースでサポートされていません。

Default Exit

Behavior For Local

Mode Desktops

X ローカル モードは、このリリースでサポートされていません。

クライアント GPO の USB 設定エージェントと Horizon Client for Windows の両方で USB ポリシー設定を定義できます。Horizon Client は接続時に USB ポリシー設定を Agent からダウンロードし、Horizon Client USB ポリシー設定と併用することで、ホスト マシンからのリダイレクトに利用できるデバイスを指定します。

次の表で、Horizon Client の設定 ADMX テンプレート ファイル内にある、複合 USB デバイスの分割に関する各ポリシー設定について説明します。設定は、コンピュータ レベルで適用されます。Horizon Client は、コンピュータレベルで GPO から設定を優先的に読み取ります。GPO からの読み取りがない場合は、HKLM\Software\Policies\VMware, Inc.\VMware VDM\Client\USB のレジストリから設定を読み

取ります。設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Horizon が複合 USB デバイスを分割するポリシーを適用する方法の説明については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』にある USB リダイレクトを制御するポリシーの使用に関するトピックを参照してください。

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表 3‑8. Horizon Client 構成テンプレート:USB 分割設定

設定 プロパティ

Allow Auto Device

Splitting

複合 USB デバイスの自動分割を許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Exclude Vid/Pid

Device From Split

ベンダーおよびプロダクト ID で指定された複合 USB デバイスは、分割対象から除外します。設定の形式:vid-<xxx1>_pid-<yyy2>[;vid-<xxx2>_pid-<yyy2>]...

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字 ( *) を使用でき

ます。

例: vid-0781_pid-55**

デフォルト値は定義されていません。

Split Vid/Pid Device ベンダーおよびプロダクト ID で指定した複合 USB デバイスのコンポーネントを、別のデバイスとして扱います。設定の形式:

vid-<xxxx>_pid-<yyyy>(exintf:<zz>[;exintf:<ww> ])

exintfというキーワードを使用すれば、インターフェイス番号を指定することで、コンポーネントをリダイ

レクトから除外することができます。ID 番号は 16 進数で指定し、インターフェイス番号は先行ゼロをすべて含む 10 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字(*)を使用できます。

例: vid-0781_pid-554c(exintf:01;exintf:02)

注: 明示的に除外しなかったコンポーネントは、Horizon で自動的に含まれることはありません。これらのコンポーネントを含めるには、Include Vid/Pid Deviceなどのフィルタ ポリシーを指定する必要があ

ります。

デフォルト値は定義されていません。

次の表で、Horizon Client の設定 ADMX テンプレート ファイル内にある、USB デバイスのフィルタリングに関する各ポリシー設定について説明します。設定は、コンピュータ レベルで適用されます。Horizon Client は、コンピュータ レベルで GPO から設定を優先的に読み取ります。GPO からの読み取りがない場合は、HKLM\Software\Policies\VMware, Inc.\VMware VDM\Client\USB のレジストリから設定を読み

取ります。Horizon が USB デバイスをフィルタリングするポリシーを適用する方法の説明については、『Horizon 7でのリモート デスクトップ機能の構成』にある USB リダイレクトのフィルタ ポリシー設定の構成に関するトピックを参照してください。

表 3‑9. Horizon Client 構成テンプレート:USB フィルタリング設定

設定 プロパティ

Allow Audio Input

Devices

オーディオ入力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Allow Audio Output

Devices

オーディオ出力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

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表 3‑9. Horizon Client 構成テンプレート:USB フィルタリング設定 (続き)

設定 プロパティ

Allow HID-Bootable キーボードとマウス以外で、起動時に利用可能な入力デバイス(HID 起動可能なデバイス)のリダイレクトを許可します。

デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Allow Device

Descriptor Failsafe

Behavior

Horizon Client で構成/デバイスの記述子を取得できない場合でも、デバイスのリダイレクトを許可します。

config/desc が失敗してもデバイスを許可するには、IncludeVidPidまたは IncludePath などの

Include フィルタにそれを含みます。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] - [エージェントで構成できない設定] フォルダの順に移動します。

Allow Other Input

Devices

HID 起動可能なデバイスや統合型ポインティング デバイス付きキーボード以外の入力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Allow Keyboard and

Mouse Devices

マウス、トラックボール、タッチ パッドなどのポインティング デバイス付きキーボードのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Allow Smart Cards スマート カード デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Allow Video Devices ビデオ デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Disable Remote

Configuration

USB デバイスのフィルタリングを実行するときは、エージェント設定の使用を無効にします。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] - [エージェントで構成できない設定] フォルダの順に移動します。

Exclude All Devices リダイレクト対象からすべての USB デバイスを除外します。true に設定すると、その他のポリシー設定を

使用して、特定のデバイスまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるようにすることができます。false

に設定すると、その他のポリシー設定を使用して、特定のデバイスまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるのを防止できます。

エージェントで Exclude All Devicesの値を true に設定し、この設定が Horizon Client に渡され

ると、エージェントの設定によって Horizon Client の設定はオーバーライドされます。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

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表 3‑9. Horizon Client 構成テンプレート:USB フィルタリング設定 (続き)

設定 プロパティ

Exclude Device Family リダイレクト対象からデバイス ファミリを除外します。設定の形式:<family_name_1>[;<family_name_2>]...

例: bluetooth;smart-card

自動デバイス分割を有効にした場合、Horizon は複合 USB デバイスの各インターフェイスのデバイス ファミリを調べ、除外するインターフェイスを判断します。自動デバイス分割を無効にした場合、Horizon は複合USB デバイス全体のデバイス ファミリを調べます。

デフォルト値は定義されていません。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Exclude Vid/Pid

Device

指定したベンダーとプロダクト ID のデバイスを、リダイレクト対象から除外します。設定の形式: vid-

<xxx1>_pid-<yyy2>[;vid-<xxx2>_pid-<yyy2>]...

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字 ( *) を使用でき

ます。

例: vid-0781_pid-****;vid-0561_pid-554c

デフォルト値は定義されていません。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

Exclude Path 特定のハブまたはポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象から除外します。設定の形式: bus-

<x1>[/<y1>].../port-<z1>[;bus-<x2>[/<y2>].../port-<z2>]...

バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。

例: bus-1/2/3_port-02;bus-1/1/1/4_port-ff

デフォルト値は定義されていません。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] - [エージェントで構成できない設定] フォルダの順に移動します。

Include Device Family デバイス ファミリをリダイレクト対象に含めます。設定の形式: <family_name_1>[;<family_name_2>]...

例: storage

デフォルト値は定義されていません。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 3‑9. Horizon Client 構成テンプレート:USB フィルタリング設定 (続き)

設定 プロパティ

Include Path 特定のハブやポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象に含めます。設定の形式: bus-

<x1>[/<y1>].../port-<z1>[;bus-<x2>[/<y2>].../port-<z2>]...

バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。

例: bus-1/2_port-02;bus-1/7/1/4_port-0f

デフォルト値は定義されていません。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] - [エージェントで構成できない設定] フォルダの順に移動します。

Include Vid/Pid

Device

指定したベンダーとプロダクト ID のデバイスを、リダイレクト対象に含めます。設定の形式: vid-

<xxx1>_pid-<yyy2>[;vid-<xxx2>_pid-<yyy2>]...

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字 ( *) を使用でき

ます。

例: vid-0561_pid-554c

デフォルト値は定義されていません。

設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [VMware Horizon Client の設定] - [View の USB構成] フォルダの順に移動します。

PCoIP クライアントのセッション変数 ADMX テンプレートの設定PCoIP クライアントのセッション変数 ADMX テンプレート ファイル (pcoip.cient.admx) には、PCoIP 表示プ

ロトコルに関連するポリシー設定が含まれています。これらの設定をコンピュータのデフォルト値(管理者による上

書きが可能)に指定することも、ユーザーの設定にオーバーライドできない値を指定することもできます。オーバー

ライドできる設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで [PCoIP クライアントのセッション変数] - [上書き可能な管理者デフォルト] フォルダの順に移動します。オーバーライドできない設定を確認するには、グループポリシー管理エディタで [PCoIP クライアントのセッション変数] - [上書き不可の管理者設定] フォルダの順に移動します。

ADMX ファイルは、VMware-Horizon-Extras-Bundle-<x.x.x>-<yyyyyyy>.zip という .zip バン

ドル ファイル内にあり、VMware ダウンロードサイト(https://my.vmware.com/web/vmware/downloads)からダウンロードできます。[Desktop & End-User Computing(デスクトップおよびエンドユーザー コンピューティング)] で VMware Horizon 7 のダウンロードを選択します。これには .zip バンドル ファイルが含まれます。

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表 3‑10. PCoIP クライアントのセッション変数

設定 説明

Configure PCoIP

client image cache

size policy

PCoIP クライアントのイメージ キャッシュのサイズを制御します。クライアントは、イメージ キャッシュを使用して以前に送信された表示の一部を保存します。イメージ キャッシュにより、再送されるデータ量が削減されます。

この設定を構成しないか、無効にすると、PCoIP はデフォルトのクライアント イメージ キャッシュ サイズである 250MB を使用します。

この設定を有効にすると、クライアントのイメージ キャッシュサイズを最小 50MB から最大 300MB まで構成できます。デフォルト値は 250 MB です。

Configure PCoIP

event log verbosity

PCoIP イベント ログの冗長性を設定します。この値は、0(最も簡素)から 3(最も詳細)です。

この設定を有効にすると、冗長性のレベルを 0 から 3 に設定できます。設定を行わないか、無効にすると、デフォルトのイベント ログの冗長性レベルは 2 になります。

この設定をアクティブ PCoIP セッション中に変更すると、新しい設定が直ちに反映されます。

Configure PCoIP

session encryption

algorithms

セッション ネゴシエーション中に PCoIP エンドポイントによってアドバタイズされる暗号化アルゴリズムを制御します。

いずれかのチェック ボックスをオンにすると、関連付けられた暗号化アルゴリズムが無効になります。1 つ以上のアルゴリズムを有効にする必要があります。

この設定はエージェントとクライアントの両方に適用されます。エンドポイントは、使用される実際のセッショ

ン暗号化アルゴリズムをネゴシエートします。FIPS140-2 承認モードが有効であると、AES-128-GCM 暗号化とAES-256-GCM 暗号化の両方が無効である場合に、[AES-128-GCM 暗号化を無効にする] の値がオーバーライドされます。

Configure SSL Connections 設定を無効にするか、構成しない場合は、Salsa20-256round12 と

AES-128-GCM の両方のアルゴリズムをこのエンドポイントによるネゴシエーションに使用できます。

サポートされている暗号化アルゴリズムは、SALSA20/12-256、AES-GCM-128、AES-GCM-256(優先順位順)です。 デフォルトでは、サポートされているすべての暗号化アルゴリズムを、このエンドポイントのネゴシエーションに使用できます。

Configure PCoIP

virtual channels

PCoIP セッションで動作できる仮想チャネルと動作できない仮想チャネルを指定します。この設定によって、PCoIP ホスト上でのクリップボードの処理を無効にするかどうかも指定されます。

PCoIP セッションで使用される仮想チャネルは、許可仮想チャネルリストに表示されている必要があります。不許可仮想チャネル リストに表示されている仮想チャネルは、PCoIP セッションでは使用できません。

PCoIP セッションで使用する仮想チャネルを 15 まで指定できます。

複数のチャネル名は縦棒(|)文字で区切ります。たとえば、mksvchan と vdp_rdpvcbridge の仮想チャネル許可文字列は、mksvchan|vdp_rdpvcbridge です。

チャネル名に縦棒文字またはバックスラッシュ(\)文字が含まれる場合は、その前にバックスラッシュ文字を入れてください。たとえば、チャネル名 awk|ward\channel は awk\|ward\\channel として入力します。

許可仮想チャネル リストが空の場合は、すべての仮想チャネルが禁止されます。不許可仮想チャネル リストが空の場合は、すべての仮想チャネルが許可されます。

仮想チャネルの設定はエージェントとクライアントの両方に適用されます。仮想チャネルを使用するには、エー

ジェントとクライアントの両方で仮想チャネルを有効にする必要があります。

仮想チャネルの設定には、PCoIP ホスト上でのクリップボードのリモート処理を無効にできるチェック ボックスが別にあります。この値はエージェントにのみ適用されます。

デフォルトでは、クリップボードの処理を含め、すべての仮想チャネルが有効です。

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表 3‑10. PCoIP クライアントのセッション変数 (続き)

設定 説明

Configure the

Client PCoIP UDP

port

ソフトウェア PCoIP クライアントによって使用される UDP クライアント ポートを指定します。UDP ポートの値によって、使用されるベース UDP ポートが指定されます。UDP ポート範囲の値によって、ベース ポートが使用可能でない場合に使用を試行する追加ポートの数が指定されます。

この範囲は、ベース ポートから、ベース ポートにポート範囲を加えた数値までになります。たとえば、ベースポートが 50002 でポート範囲が 64 の場合、範囲は 50002 から 50066 までになります。

この設定はクライアントにのみ適用されます。

デフォルトでは、ベース ポートは 50002、ポート範囲は 64 です。

Configure the

maximum PCoIP

session bandwidth

PCoIP セッションの最大バンド幅をキロビット/秒単位で指定します。このバンド幅には、イメージ、オーディオ、仮想チャネル、USB、および制御 PCoIP のすべてのトラフィックが含まれます。

この値を、想定される同時並行の PCoIP セッションの数を考慮に入れたうえで、エンドポイントが接続されるリンクの合計容量に設定します。たとえば、4 メガビット/秒のインターネット接続を介して接続される単一ユーザーの VDI 構成(単一の PCoIP セッション)では、他のネットワーク トラフィックのための余地を確保するためにこの値を 4 メガビット、またはそれから 10% 引いた値に設定します。複数の VDI ユーザーまたは RDS 構成のいずれかで構成される、複数の同時並行 PCoIP セッションでリンクを共有することを想定している場合には、設定を適宜調整することを推奨します。ただし、この値を低くすると、各アクティブ セッションの最大バンド幅が制限されます。

この値を設定すると、エージェントがリンク容量よりも高い速度での送信を試行して、過剰なパケット損失が発

生したり、ユーザーの操作性が低下したりすることがなくなります。この値は対称型です。クライアント側とエー

ジェント側で設定されている 2 つの値のうち、小さい方の値がクライアントとエージェントで強制的に使用されます。たとえば、最大バンド幅を 4 メガビット/秒に設定すると、それがクライアント側で行われた設定でも、エージェントは強制的にそれ以下の速度で送信するようになります。

エンドポイント上でこの設定を無効にするか、構成しない場合、エンドポイントはバンド幅を制限しません。こ

の設定を構成する場合、その設定はエンドポイントの最大バンド幅制限としてキロビット/秒単位で使用されます。

この設定が構成されていない場合のデフォルト値は、900000 キロビット/秒になります。

この設定はエージェントとクライアントに適用されます。2 つのエンドポイントの設定が異なる場合は、小さい方の値が使用されます。

Configure the PCoIP

transport header

PCoIP 転送ヘッダを構成し、転送セッションの優先度を設定します。

PCoIP 転送ヘッダは、すべての PCoIP UDP パケットに追加される 32 ビット ヘッダです(転送ヘッダが有効にされ、両側でサポートされる場合に限ります)。PCoIP 転送ヘッダによって、ネットワーク デバイスは、ネットワークの輻輳を処理するときに、より良い優先順位/QoS 決定を行うことができます。デフォルトでは、転送ヘッダは有効になっています。

転送セッションの優先度は、PCoIP 転送ヘッダで報告される PCoIP セッション優先度を決定します。ネットワーク デバイスは、指定した転送セッション優先度に基づいてより良い優先順位/QoS 決定を行います。

Configure the PCoIP transport header 設定を有効にすると、以下の転送セッション優先度が

使用できるようになります。

n [高]

n [中](デフォルト値)

n [低]

n [未定義]

転送セッション優先度値は、PCoIP エージェントとクライアントによって取り決められます。PCoIP エージェントが転送セッション優先度値を指定する場合、セッションはエージェントが指定したセッション優先度を使用し

ます。クライアントだけが転送セッション優先度を指定した場合、セッションはクライアントが指定したセッショ

ン優先度を使用します。エージェントとクライアントのどちらもが転送セッション優先度を指定しなければ、ま

たは[未定義の優先度] が指定された場合、セッションはデフォルト値である [中] 優先度を使用します。

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表 3‑10. PCoIP クライアントのセッション変数 (続き)

設定 説明

Enable/disable

audio in the PCoIP

session

PCoIP セッションでオーディオを有効にするかどうかを指定します。両方のエンドポイントでオーディオが有効になっている必要があります。この設定を有効にすると、PCoIP オーディオが許可されます。この設定を無効にすると、PCoIP オーディオが無効になります。この設定を構成しないと、デフォルトでオーディオが有効になります。

Configure the PCoIP

session bandwidth

floor

PCoIP セッションによって予約されるバンド幅の下限をキロバイト/秒単位で指定します。

この設定では、エンドポイントのバンド幅で期待される最小送信速度が構成されます。この設定を使用してエン

ドポイントのバンド幅を予約すると、ユーザーはバンド幅が使用可能になるまで待つ必要がなくなるため、セッ

ションの応答性が向上します。

すべてのエンドポイントの合計予約バンド幅を過剰にサブスクライブしないように注意してください。また、構

成内の全接続のバンド幅下限の合計がネットワークの容量を超えないように注意してください。

デフォルト値は 0 です。これは、最小バンド幅が予約されないことを意味します。この設定を無効にするか、構成しない場合、最小バンド幅は予約されません。

この設定はエージェントとクライアントに適用されますが、構成されたエンドポイントにのみ影響します。

この設定をアクティブ PCoIP セッション中に変更すると、変更が直ちに反映されます。

Configure the PCoIP

session MTU

PCoIP セッションでの UDP パケットの最大転送ユニット(MTU)サイズを指定します。

この MTU サイズには、IP および UDP のパケット ヘッダーが含まれます。TCP では MTU の設定に標準の MTU検出メカニズムが使用されるため、この設定による影響を受けません。

最大 MTU サイズは 1500 バイトです。最小 MTU サイズは 500 バイトです。デフォルト値は 1300 バイトです。

通常、MTU サイズを変更する必要はありません。PCoIP パケットの断片化の原因となる、通常と異なるネットワーク設定を使用する場合は、この値を変更してください。

この設定はエージェントとクライアントに適用されます。2 つのエンドポイントの MTU サイズ設定が異なる場合は、小さい方のサイズが使用されます。

この設定を無効にするか、構成しない場合、クライアントではエージェントとのネゴシエーションにデフォルト

値が使用されます。

Configure SSL

connections to

satisfy Security

Tools

SSL セッションのネゴシエーション接続の確立方法を指定します。ポート スキャナなどのセキュリティ ツールの要件を満たすには、この設定を有効にして、次の操作を行います。

1 信頼されたルート証明書ストアに、PCoIP で使用するサーバ証明書に署名した認証局の証明書を保存します。

2 証明書ストアから証明書を読み込むようにエージェントを設定します。ローカル マシンの個人用ストアを使用する場合、手順 1 で別の場所を使用していなければ、CA 証明書ストアの名前 (ROOT) を変更せず、そのまま使用します。

この設定が無効になっているか、構成されていない場合、AES-128 暗号化スイートは使用できません。エンドポイントは、マシン アカウントの MY ストアにある認証局の証明書を使用し、ROOT ストアにある認証局の証明書を使用します。

Configure SSL

protocols

SSL 暗号化接続を確立する前に、特定の暗号化プロトコルの使用を制限するように、OpenSSL プロトコルを構成します。プロトコル リストは、コロンで区切られた 1 つ以上の OpenSSL プロトコル文字列で構成されています。すべての暗号文字列は、大文字と小文字が区別されません。

デフォルト値は TLS1.1:TLS1.2 です。これは、TLS v1.1 と TLS v1.2 が有効で、SSL v2.0、SSLv3.0、TLS

v1.0 が無効であることを意味します。

この設定がクライアントとエージェントの両方に指定されている場合、OpenSSL プロトコルのネゴシエーション ルールが使用されます。

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表 3‑10. PCoIP クライアントのセッション変数 (続き)

設定 説明

Configure PCoIP

event log cleanup

by time in days

時間(日数)に基づく PCoIP イベント ログ クリーンアップの構成を有効にします。この設定が構成されている場合、日数でログ ファイルのクリーンアップが制御されます。たとえば、<n> がゼロ以外に設定されている場合は、日数が <n> 日より長いログ ファイルが自動的に削除されます。0 に設定されている場合は、時間に基づくファイルのクリーンアップは行われません。このポリシーを無効にするか、設定しない場合、時間(日数)に

基づくイベント ログ クリーンアップのデフォルト値は 7 です。

ログ ファイルのクリーンアップは、セッション起動時に 1 回実行されます。設定の変更は、次のセッションまで適用されます。

Configure PCoIP

event log cleanup

by size in MB

サイズ (MB) に基づく PCoIP イベント ログ クリーンアップの構成を有効にします。この設定が構成されている場合、サイズ(MB 単位)でログ ファイルのクリーンアップが制御されます。たとえば、<m> がゼロ以外に設定されている場合は、サイズが <m> MB より大きいログ ファイルが自動的に削除されます。0 に設定されている場合、サイズに基づくファイルのクリーンアップは行われません。この設定が無効になっているか、構成され

ていない場合、サイズ (MB) に基づくイベント ログ クリーンアップのデフォルト値は 100 です。

コマンド ラインからの Horizon Client の実行Windwos 版 Horizon Client をコマンド ラインまたはスクリプトから実行できます。これが必要になるのは、エンド ユーザーがデスクトップ アプリケーションにアクセスできるようにするキオスク ベースのアプリケーションを実装する場合です。

vmware-view.exe コマンドを使用してコマンド ラインから Windows 版 Horizon Client を実行します。コマン

ドには、Horizon Client の動作を変更するために指定できるオプションが含まれます。

Horizon Client のコマンドの使用方法vmware-view コマンドの構文によって、Horizon Client の動作が制御されます。

Windows コマンド プロンプトで、次の形式の vmware-view コマンドを使用します。

vmware-view [<command_line_option> [<argument>]] ...

vmware-view コマンドの実行ファイルへのデフォルト パスは、お使いのシステムによって異なります。

n 32 ビット システムでのパスは C:\Program Files\VMware\VMware Horizon View Client\ です。

n 64 ビット システムでのパスは C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Horizon View

Client\ です。

このパスを <PATH> 環境変数に追加しておくと便利です。

次の表に、vmware-view コマンドと併用できるコマンド ライン オプションを示します。

表 3‑11. Horizon Client のコマンド ライン オプション

オプション 説明

/? コマンド オプションの一覧を表示します。

-appName <application_name> デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウに表示されるアプリケーションの名前

を指定します。この名前は、プール作成ウィザードでアプリケーション プールに対して指定した表示名です。

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表 3‑11. Horizon Client のコマンド ライン オプション (続き)

オプション 説明

-appProtocol <protocol> 使用可能であれば、リモート アプリケーションの表示プロトコルを指定します。表示プロトコルは Blast または PCoIP です。

-appSessionReconnectionBehavior

<引数>

再接続時におけるアプリケーションの動作の設定を指定します。

n always により、[自動的に再接続し、アプリケーションを開く] が設定されます

n never により、[再接続も自動再接続も要求しない] が設定されます

n ask により、[再接続を要求し、アプリケーションを開く] が設定されます

このオプションを使用すると、Horizon Client の [設定] ページで再接続時におけるアプリケーションの設定が無効になります。

-args <引数> リモート アプリケーションの起動に追加するコマンドライン引数を指定します。例:vmware-

view.exe --serverURL 10.10.10.10 --appName "My Notepad++" --

args "\"my new.txt\""

-connectUSBOnStartup true に設定している場合、現在ホストに接続しているすべての USB デバイスをデスクトッ

プにリダイレクトします。-unattended オプションを指定すると、このオプションが暗黙

のうちに設定されます。デフォルトは、false です。

-connectUSBOnInsert true に設定している場合、USB デバイスを物理的に接続したときに、そのデバイスをフォア

グラウンド デスクトップに接続します。-unattended オプションを指定すると、このオプ

ションが暗黙のうちに設定されます。デフォルトは、false です。

-desktopLayout <window_size> デスクトップのウィンドウの表示方法を指定します。

fullscreen 全画面表示。

multimonitor 複数のモニター表示

windowLarge 大きなウィンドウ。

windowSmall 小さなウィンドウ。

length Xwidth

カスタム サイズ。たとえば、800 X 600

-desktopName <desktop_name> デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウに表示されるデスクトップの名前を指

定します。この名前は、プール作成ウィザードでプールに対して指定した表示名です。

重要: キオスク モードではクライアントにこのオプションを指定しないでください。このオプションはデスクトップがキオスク モードで実行されているときには効果がありません。キオスクモードでは、資格を付与されたデスクトップのリストの最初のデスクトップに接続が確立

されます。

-desktopProtocol <protocol> デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウに表示される、使用される表示プロト

コルを指定します。表示プロトコルは、Blast、PCoIP、または RDP です。

-domainName <domain_name> エンド ユーザーが Horizon Client にログインするために使用する NETBIOS ドメインを指定します。例として、mycompany.com ではなく mycompany を使用してください。

-file <file_path> 追加のコマンド オプションおよび引数を記述した構成ファイルのパスを指定します。「HorizonClient 構成ファイル」を参照してください。

-h ヘルプ オプションを表示します。

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表 3‑11. Horizon Client のコマンド ライン オプション (続き)

オプション 説明

-hideClientAfterLaunchSession [true] に設定すると、リモート セッションを起動した後に、リモート デスクトップ、アプリ

ケーションの選択ウィンドウ、および [VMware Horizon Client を表示] メニューが非表示になります。[false] に設定すると、リモート セッションを起動した後に、リモート デスク

トップ、アプリケーションの選択ウィンドウ、および [VMware Horizon Client を表示] メニューが表示されます。デフォルトは、true です。

-languageId <Locale_ID> Horizon Client をさまざまな言語で使用するための各国語化サポートを提供します。リソースライブラリが利用可能な場合は、使用するロケール ID(LCID)を指定します。英語(米国)の場合は、値 0x409 を入力します。

-listMonitors 接続されているモニターのインデックス値と表示レイアウトの情報を表示します。例:

1: (0, 0, 1920, 1200)2: (1920, 0, 3840, 1200)3: (-900, -410, 0, 1190)

このインデックス値は -monitors オプションで使用できます。

-logInAsCurrentUser true に設定している場合、クライアント システムにログインするときにエンド ユーザーが

入力する資格情報を使用して接続サーバ インスタンスにログインし、最終的にリモート デスクトップにログインします。デフォルトは、false です。

-monitors "<n>[,<n>,<n>,<n>]" 複数のモニター環境で使用するモニター数を指定します。 <n> は、モニターのインデックス値です。-listMonitors オプションを使用して、接続されているモニターのインデックス

値を判別できます。カンマで区切りで最大 4 つのインデックス値を指定できます。例:-monitors "1,2"

-desktopLayout が multimonitor に設定されていない限り、このオプションは効果

がありません。

-nonInteractive Horizon Client をスクリプトから起動するときにエラー メッセージ ボックスを非表示にします。-unattended オプションを指定すると、このオプションが暗黙のうちに設定されます。

-noVMwareAddins 仮想印刷など、VMware 固有の仮想チャネルのロードを防止します。

-password <password> エンド ユーザーが Horizon Client にログインするために使用するパスワードを指定します。このパスワードはコマンドコンソール、またはスクリプト ツールによって、テキスト形式で処理されます。キオスク モードのクライアントでパスワードを自動生成する場合は、このオプションを指定する必要はありません。セキュリティを強化するには、このオプションを指定し

ないことが推奨されています。ユーザーはパスワードをインタラクティブに入力できます。

-printEnvironmentInfo クライアント デバイスの IP アドレス、MAC アドレス、およびマシン名を表示します。

-serverURL <connection_server> 接続サーバ インスタンスの URL、IP アドレス、または FQDN を指定します。

-shutdown デスクトップ、アプリケーション、および関連するユーザー インターフェイス コンポーネントをすべてシャットダウンします。

-singleAutoConnect ユーザーが 1 台のリモート デスクトップまたはアプリケーションに対してのみアクセス権を持っている場合に、ユーザーがサーバに認証された後、デスクトップまたはアプリケーション

が自動的に接続され、ユーザーがログインすることを指定します。この設定により、ユーザー

は 1 つのアイテムのみを含むリストからデスクトップまたはアプリケーションを選択する必要がなくなります。

-smartCardPIN <PIN> エンド ユーザーがスマート カードを挿入してログインするときの PIN を指定します。

-usernameHint <user_name> ユーザー名のヒントとして使用するアカウント名を指定します。

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表 3‑11. Horizon Client のコマンド ライン オプション (続き)

オプション 説明

-standalone 後方互換性の目的のためにサポートされます。これは、このクライアントのデフォルト動作で

す。-standalone の指定は不要です。同じまたは異なる接続サーバ インスタンスに接続で

きる Horizon Client の 2 つ目のインスタンスを起動します。

同じサーバまたは異なるサーバへの複数のデスクトップの接続では、安全なトンネルの使用は

サポートされます。

注: 第二のデスクトップ接続では、USB デバイス、スマート カード、プリンタ、および複数のモニターなどのローカル ハードウェアへのアクセスはできません。

-supportText <file_name> テキスト ファイルのフルパスを指定します。ファイルのコンテンツは、[サポート情報] ダイアログに表示されます。

-unattended キオスク モードのクライアントに適した非対話式モードで Horizon Client を実行します。次の値も指定する必要があります。

n クライアント デバイスの MAC アドレスからアカウント名を生成しなかった場合は、クライアントのアカウント名。名前は、文字列「custom-」、または ADAM で定義した別のプレフィックス文字列で始まる必要があります。

n パスワードを自動生成しないようにクライアントのアカウントを設定した場合は、クライ

アントのパスワード。

-unattended オプションを指定する

と、-nonInteractive、-connectUSBOnStartup、

-connectUSBOnInsert、および -desktopLayout multimonitor の各オプ

ションも暗黙のうちに設定されます。

-unauthenticatedAccessAccount 非認証アクセスが有効な場合に、サーバに匿名でログインするために使用する非認証アクセス

ユーザー アカウントを指定します。非認証アクセスが無効な場合、このオプションは無視されます。

例:

vmware-view.exe -serverURL ag-broker.agwork.com -unauthenticatedAccessEnabled true -unauthenticatedAccessAccount anonymous1

-unauthenticatedAccessEnabled 非認証アクセスの動作を指定します。

n true は、非認証アクセスを有効にします。非認証アクセスが使用できない場合、クライ

アントは別の認証方法に戻って選択する場合があります。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定が Horizon Client に表示され、無効にされて、選択されます。

n false は、認証情報を入力してログインし、アプリケーションにアクセスするようにユー

ザーに求めます。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定が、Horizon Client に表示されず選択解除されます。

このオプションを指定しない場合、Horizon Client で非認証アクセスを有効にできます。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定が表示され、有効にされて、選択解除されます。

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表 3‑11. Horizon Client のコマンド ライン オプション (続き)

オプション 説明

-useExisting 1 つの Horizon Client セッションから複数のリモート デスクトップとアプリケーションを起動できるようになります。

このオプションを指定すると、Horizon Client は、同じユーザー名、ドメイン、およびサーバURL があるセッションがすでに存在していないかどうかが確認され、存在している場合には、新しいセッションを作成する代わりにそのセッションを再利用します。

たとえば、次のコマンドでは user-1 が電卓アプリケーションを起動し、新しいセッションが作成されます。

vmware-view.exe -userName user-1 -password secret -domainName domain -appName Calculator -serverURL view.mycompany.com -useExisting

次のコマンドでは、user1 がペイント アプリケーションを同じユーザー名、ドメイン、およびサーバ URL を使用して起動しており、同じセッションが使用されます。

vmware-view.exe -userName user-1 -password secret -domainName domain -appName Paint -serverURL view.mycompany.com -useExisting

-userName <user_name> エンド ユーザーが Horizon Client にログインするために使用するアカウント名を指定します。キオスク モードのクライアントでクライアント デバイスの MAC アドレスからアカウント名を生成する場合は、このオプションを指定する必要はありません。

-file、-languageId、-printEnvironmentInfo、-smartCardPIN、および -unattended を除く

すべてのオプションを Active Directory グループ ポリシーによって指定できます。

注: コマンドラインで指定する設定より、グループ ポリシーの設定が優先されます。

Horizon Client 構成ファイル構成ファイルから Horizon Client のコマンド ライン オプションを読み取ることができます。

vmware-view コマンドの -file<file_path> オプションに引数として構成ファイルのパスを指定できます。 ファ

イルは Unicode (UTF-16) または ASCII テキスト ファイルである必要があります。

例:非対話的アプリケーション用の構成ファイルの例

以下の例は、非対話的アプリケーション用の構成ファイルの内容を示します。

-serverURL https://view.yourcompany.com-userName autouser-password auto123-domainName companydomain-desktopName autodesktop-nonInteractive

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例:キオスク モードのクライアントの構成ファイルの例

以下の例は、アカウント名が MAC アドレスに基づくキオスク モードのクライアントを示しています。クライアントは自動的に生成されたパスワードを持ちます。

-serverURL 145.124.24.100-unattended

Windows レジストリを使用した Horizon Client の構成Horizon Client のデフォルト設定をコマンド ラインで指定する代わりに、Windows レジストリで定義することができます。グループ ポリシー設定は、Windows レジストリ設定に優先します。また、Windows レジストリ設定はコマンド ラインより優先されます。

注: 将来のリリースでは、このセクションで説明された Windows レジストリ設定はサポートされないことが予想されます。GPO 設定を使用する必要があります。

表 3‑12 に、Horizon Client へのログインのレジストリ設定を示します。これらの設定はレジストリのHKEY_CURRENT_USER\Software\VMware, Inc.\VMware VDM\Client\ の下に置かれます。この場

所はユーザーによって異なりますが、次の表で説明する HKEY_LOCAL_MACHINE 設定はコンピューター全体の設

定であり、ローカル ユーザーおよびコンピューターへのログインの権限がある Windows ドメイン環境のすべてのユーザーに適用されます。

表 3‑12. Horizon Client の認証情報のレジストリ設定

レジストリ設定 説明

Password デフォルト パスワードを指定します。

UserName デフォルト ユーザー名を指定します。

表 3‑13 に、ログイン認証情報を含まない Horizon Client のレジストリ設定を示します。これらの設定の場所はシステムのタイプによって異なります。

n 32 ビット Windows の場合:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VMware, Inc.\VMware

VDM\Client\

n 64 ビット Windows の場合:HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware

VDM\Client\

表 3‑13. Horizon Client のレジストリ設定

レジストリ設定 説明

DomainName デフォルトの NETBIOS ドメイン名を指定します。例として、mycompany.com ではなく mycompany を使用

してください。

EnableShade Horizon Client ウィンドウ上部のメニュー バー(網掛け)を有効にするかどうかを指定します。キオスク モードのクライアントを除き、メニュー バーはデフォルトで有効です。この値を false にするとメニュー バーが無効にな

ります。

注: この設定は、表示レイアウトを [すべてのモニター] または [全画面表示] に設定している場合にのみ適用されます。

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表 3‑13. Horizon Client のレジストリ設定 (続き)

レジストリ設定 説明

ServerURL デフォルトの接続サーバ インスタンスを、URL、IP アドレス、または FQDN で指定します。

EnableSoftKeypad true に設定すると、 Horizon Clientウィンドウにフォーカスがある場合、マウスまたはオンスクリーン キーボー

ドが Horizon Client ウィンドウの外部にあっても、物理キーボード、オンスクリーン キーボード、マウス、手書きパッドのイベントがリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに送信されます。デフォルトは false

です。

次の表に、追加可能なセキュリティ設定を示します。これらの設定の場所は、システムのタイプによって異なります。

n 32 ビット Windows の場合: HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VMware, Inc.\VMware

VDM\Client\Security

n 64 ビット Windows の場合: HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware

VDM\Client\Security

表 3‑14. セキュリティ設定

レジストリ設定 説明および有効な値

CertCheckMode 証明書確認モードを指定します。

n 0 は、 Do not verify server identity certificates を実装します。

n 1 は、 Warn before connecting to untrusted servers を実装します。

n 2 は、 Never connect to untrusted servers を実装します。

SSLCipherList SSL 暗号化接続を確立する前に、特定の暗号化アルゴリズムとプロトコルの使用を制限する暗号リストを構成します。暗号リストは、コロンで区切られた 1 つ以上の暗号文字列で構成されています。

注: すべての暗号文字列では、大文字と小文字が区別されます。

デフォルト値は、[TLSv1:TLSv1.1:TLSv1.2:!aNULL:kECDH+AESGCM:ECDH+AESGCM:RSA+AESGCM:kECDH+AES:ECDH+AES:RSA+AES] になります。

つまり、TLSv.1、TLSv1.1、および TLSv1.2 が有効になります。(SSL v2.0 および v3.0 は削除されました)。

暗号化スイートは 128 ビットまたは 256 ビット AES を使用し、匿名 DH アルゴリズムを削除して、現在の暗号リストを暗号化アルゴリズムのキー長の順にソートします。

構成の参照リンク:http://www.openssl.org/docs/apps/ciphers.html

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リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理 4Horizon Client を使用して接続サーバまたはセキュリティ サーバに接続し、リモート デスクトップにログインするか、リモート デスクトップからログオフし、リモート アプリケーションを使用します。トラブルシューティングを目的として、リモート デスクトップおよびアプリケーションをリセットすることもできます。

管理者によるリモート デスクトップのポリシーの構成方法によっては、エンド ユーザーはデスクトップで多くの操作を実行できるようになります。

この章には、次のトピックが含まれています。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続

n リモート アプリケーションへの接続での非認証アクセスの使用

n デスクトップとアプリケーションの選択の使用のヒント

n ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセス

n VMware Horizon Client ウィンドウを非表示にする

n デスクトップまたはアプリケーションへの再接続

n クライアント デスクトップまたはスタート メニューでのデスクトップまたはアプリケーション ショートカットの作成

n デスクトップまたはアプリケーションの切り替え

n ログオフまたは切断

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続サーバにログインすると、使用を許可されているリモート デスクトップおよびアプリケーションに接続できます。

エンド ユーザーがリモート デスクトップおよびアプリケーションにアクセスする前に、クライアント デバイスからリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続できることをテストします。サーバを指定し、ユーザー アカウントの認証情報を入力する必要がある場合があります。

リモート アプリケーションを使用するには、接続サーバ 6.0 以降に接続する必要があります。

Horizon Client が、リモート デスクトップにインストールされていても、[現在のユーザーとしてログイン]する機能は利用可能です。

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前提条件

n ユーザー名とパスワード、RSA SecurID ユーザー名とパスコード、RADIUS 認証ユーザー名とパスコード、スマート カード個人識別番号 (PIN) などのログイン認証情報を取得します。

n ログイン用の NETBIOS ドメイン名を取得します。例として、mycompany.com ではなく mycompany を使用

してください。

n 管理タスクの実行については、「Horizon Client 向けの接続サーバの準備」で説明しています。

n 社内ネットワークの外部から接続し、リモート デスクトップまたはアプリケーションへのアクセスにセキュリティ サーバを使用していない場合、クライアント デバイスが VPN 接続を使用するように設定されていることを確認し、この接続をオンにします。

重要: ほとんどの場合、VPN ではなく、セキュリティ サーバを使用します。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションへのアクセスを提供するサーバの完全修飾ドメイン名 (FQDN) があることを確認します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされません。ポートが 443 でない場合、ポート番号も必要です。

n RDP 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップに接続する予定である場合は、AllowDirectRDP エージェント グループ ポリシーが有効になっていることを確認します。

n 管理者が許可している場合、接続サーバから提示される SSL 証明書について、証明書確認モードを構成します。使用するモードを決定するには、「Horizon Client の証明書確認モードの設定」を参照してください。

手順

1 VPN 接続が必要な場合、VPN をオンにしてください。

2 [VMware Horizon Client] デスクトップのショートカットをダブルクリックするか、または [スタート] - [プログラム] - [VMware Horizon Client] の順にクリックします。

3 (オプション) 証明書確認モードを設定するには、メニュー バーの [オプション] ボタンをクリックし、[SSL の構成] を選択します。

この項目は、管理者が許可した場合にのみ設定できます。

4 (オプション) 現在ログインしている Windows ドメイン ユーザーとしてログインするには、メニュー バーの [オプション] ボタンをクリックし、[現在のユーザーとしてログイン] を選択します。

この設定は、クライアント システムに [現在のユーザーとしてログイン] 機能がインストールされている場合にのみ使用できます。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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5 サーバがまだ 1 つも追加されていない場合は、[+ サーバの追加] ボタンをダブルクリックするか、メニュー バーの [+ 新規サーバ] ボタンをクリックして、接続サーバまたはセキュリティ サーバの名前を入力し、[接続] をクリックします。

Horizon Client と接続サーバとの接続には常に SSL が使用されます。SSL 接続のデフォルト ポートは 443 です。接続サーバがデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、以下の例にある形式を使用します。view.company.com:1443。

ログイン ダイアログ ボックスが表示される前に、確認する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。

注: 正常に接続すると、このサーバのアイコンが Horizon Client ホーム ウィンドウに保存されます。次回Horizon Client を使用してこのサーバに接続するときに、このアイコンをダブルクリックします。このサーバのみ使用する場合には、サーバ アイコンを右クリックしてコンテキスト メニューから [このサーバに自動接続] を選択できます。

6 RSA SecurID の認証情報または RADIUS の認証証明書の入力を求められた場合、ユーザー名とパスコードを入力して [続行] をクリックします。

7 少なくとも 1 台のデスクトップまたはアプリケーション プールを使用する資格を付与されたユーザーの認証情報を入力し、ドメインを選択して [ログイン] をクリックします。

ユーザー名を username@domain という形式で入力すると、@ 記号があるために名前がユーザー プリンシパ

ル名 (UPN) として扱われ、[ドメイン] ドロップダウン メニューは無効になります。

[ドメイン] ドロップダウン メニューが表示されていない場合、<username>@<domain> または

<domain>\<username> の形式でユーザー名を入力する必要があります。

8 (オプション) リモート デスクトップの表示設定を行うには、デスクトップ アイコンを右クリックするか、デスクトップ アイコンを選択し、ウィンドウの上部のサーバ名の隣にある [設定] アイコン(歯車の形)をクリックします。

オプション 説明

表示プロトコル 管理者が許可している場合、[接続方法] のリストから表示プロトコルを選択できます。VMwareBlast を使用するには、Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

表示レイアウト [表示] リストを使用して、ウィンドウ サイズを選択するか複数のモニターを使用します。

9 (オプション) リモート デスクトップまたはアプリケーションをお気に入りとしてマークするには、リモート デスクトップまたはアプリケーション アイコンを右クリックして、表示されるコンテキスト メニューから [お気に入りとしてマーク] を選択します。

デスクトップまたはアプリケーション名の右上隅に、星アイコンが表示されます。次回ログインするときには、

[お気に入りを表示] ボタンをクリックして、このアプリケーションまたはデスクトップを素早く見つけることができます。

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10 リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続するには、アイコンをダブルクリックするか、またはアイコンを右クリックして、コンテキスト メニューから [起動] を選択します。

Microsoft RDS ホスト上でホストされている公開デスクトップに接続しようとしており、デスクトップが異なる表示プロトコルを使用するようにすでに設定されている場合、すぐには接続できません。設定されているプロト

コルを使用するか、またはリモート オペレーティング システムからログオフして、選択したプロトコルで接続が行われるようにするかの選択を求められます。

接続すると、リモート デスクトップまたはアプリケーション ウィンドウが表示されます。複数のデスクトップまたはアプリケーションを使用する資格が付与されている場合、デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウ

も開いたままなので、同時に複数のアイテムに接続できます。

[共有する] ダイアログ ボックスで、ローカル システム上のファイルへのアクセスを許可または拒否できます。詳細については、「ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセス」を参照してください。

サーバへの認証に失敗した場合、またはクライアントがリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続できない場合は、以下の手順を実行します。

n 接続サーバを SSL を使用しないように構成するかどうかを決定します。クライアント ソフトウェアは、SSL 接続を必要とします。Horizon Administrator のグローバル設定で、[クライアント接続に SSL を使用する]チェックボックスがオフになっているかどうかを確認します。このチェックボックスが選択されていない場合、チェック

ボックスを選択して SSL を使用する必要があります。または、HTTPS が有効なロード バランサや接続サーバ への HTTP 接続を作成するように構成されている他の中間デバイスにクライアントが接続できるように環境をセットアップする必要があります。

n 接続サーバ用のセキュリティ証明書が正常に動作していることを確認します。正常に動作していない場合は、

Horizon Administrator で、デスクトップのエージェントが接続不能になる場合もあります。これらは、証明書の問題によって発生する二次的な接続の問題の現象です。

n 接続サーバ インスタンスで設定されているタグがこのユーザーからの接続を許可していることを確認します。『View 管理』ドキュメントを参照してください。

n ユーザーがこのデスクトップまたはアプリケーションにアクセスする資格を付与されていることを確認します。

『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

n RDP 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップに接続する場合は、リモート オペレーティング システムでリモート デスクトップ接続が許可されていることを確認します。

次のステップ

起動設定を行います。エンド ユーザーが接続サーバ インスタンスのホスト名を指定する必要がないようにする場合、または他の起動設定を行う場合は、コマンドライン オプションを使用してデスクトップ ショートカットを作成します。「コマンド ラインからの Horizon Client の実行」を参照してください。

リモート アプリケーションへの接続での非認証アクセスの使用管理者は、非認証アクセス機能を使用して、非認証アクセス ユーザーを作成し、これらのユーザーに接続サーバ インスタンスにあるリモート アプリケーションに対する資格を付与できます。非認証アクセス ユーザーは、サーバに匿名でログインして、これらのリモート アプリケーションに接続できます。

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デフォルトでは、ユーザーは [オプション] メニューの [認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定を選択し、匿名でログインするユーザー アカウントを選択します。管理者は、グループ ポリシーを設定して [認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] の設定と特定の非認証アクセス ユーザー アカウントのログイン ユーザーを事前に選択できます。

前提条件

n 管理タスクの実行については、「Horizon Client 向けの接続サーバの準備」で説明しています。

n 接続サーバ インスタンスで非認証アクセス ユーザーを設定します。詳細については、『View 管理』の「公開アプリケーションでの非認証アクセスの提供」を参照してください。

n 企業のネットワークの外部にいる場合は、クライアント デバイスが VPN 接続を使用し、その接続がオンに設定されていることを確認します。

n リモート アプリケーションへのアクセスを提供するサーバの完全修飾ドメイン名(FQDN)があることを確認します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされません。ポートが 443 でない場合、ポート番号も必要です。

n 管理者が許可している場合、接続サーバから提示される SSL 証明書について、証明書確認モードを構成します。使用するモードを決定するには、「Horizon Client の証明書確認モードの設定」を参照してください。

n (オプション)[非認証アクセスに使用するアカウント] および [認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] グループ ポリシー設定を構成して、デフォルトの非認証アクセスの動作を変更します。詳細については、「クライアント GPO のスクリプト定義設定」を参照してください。

手順

1 VPN 接続が必要な場合、VPN をオンにしてください。

2 [VMware Horizon Client] デスクトップのショートカットをダブルクリックするか、または [スタート] - [プログラム] - [VMware Horizon Client] の順にクリックします。

3 管理者にこの操作を行うように指示されたら、メニューで [オプション] ボタンをクリックして、[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] を選択します。

クライアント システムの構成によっては、この設定はすでに選択されている場合があります。

4 (オプション) 証明書確認モードを設定するには、メニュー バーの [オプション] ボタンをクリックし、[SSL の構成] を選択します。

この項目は、管理者が許可した場合にのみ設定できます。

5 リモート アプリケーションへの非認証アクセスを許可しているサーバに接続します。

オプション アクション

新規サーバに接続 [+ サーバの追加] ボタンをダブルクリックするか、メニュー バーの [+ 新規サーバ] ボタンをクリックして、サーバの名前を入力して[接続] をクリックします。

既存サーバに接続 Horizon Client のホーム ウィンドウでサーバのアイコンをダブルクリックします。

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Horizon Client と接続サーバとの接続には常に SSL が使用されます。SSL 接続のデフォルト ポートは 443 です。接続サーバがデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、次の例の形式を使用します。view.company.com:1443。

ログイン ダイアログ ボックスが表示される前に、確認する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。

6 ログイン ダイアログ ボックスが表示されたら、必要に応じて、[ユーザー アカウント] ドロップダウン メニューからユーザー アカウントを選択します。

利用可能なユーザー アカウントが 1 つしかない場合、ドロップダウン メニューは無効になり、このユーザー アカウントが選択されます。

7 (オプション) [常にこのアカウントを使用] チェック ボックスが利用可能な場合、このオプションを選択すると、サーバに次回接続するときにログイン ダイアログ ボックスをバイパスします。

サーバに次回接続する前にこの設定をオフにするには、Horizon Client のホーム ウィンドウのサーバ アイコンを右クリックして、[保存されている認証されていないアクセス アカウントの削除] を選択します。

8 [ログイン] をクリックしてサーバにログインします。

アプリケーション選択ウィンドウが表示されます。

9 アプリケーションを起動するには、アプリケーション アイコンをダブルクリックします。

デスクトップとアプリケーションの選択の使用のヒント

Horizon Client のデスクトップとアプリケーションの選択画面で、アイコンを並べ替えたり、アイコンの数を減らすと便利です。

特定サーバへの認証および接続後、使用を許可されているすべてのリモート デスクトップおよびアプリケーションのアイコンを含むウィンドウが表示されます。頻繁に使用するリモート デスクトップおよびアプリケーションをすばやく起動するには、次の提案を試してみてください。

n 名前の最初の数文字を入力します。たとえば、Paint、PowerPoint、および Publisher のアイコンがある場合、pa と入力して Paint アプリケーションを選択できます。

入力した文字と一致するアイテムが複数ある場合は、F4 を押して、一致する次のアイテムにジャンプできます。最後のアイテムに到達したら、F4 を押して、一致する最初のアイテムに戻ることができます。

n アイコンを右クリックし、コンテキスト メニューから [お気に入りとしてマーク] を選択することで、アイコンをお気に入りとしてマークすることができます。お気に入りを選択したら、[[お気に入り] ビューを表示] ボタン(星アイコン)をクリックして、お気に入りでないすべてのアイコンを削除できます。

n [お気に入り] ビューでは、アイコンを選択してドラッグすることで、アイコンの順序を変更できます。[お気に入り] ビューを使用していない場合、デフォルトでは、最初にデスクトップ アイコンがアルファベット順に表示され、次にアプリケーション アイコンがアルファベット順に表示されます。ただし、[お気に入り] ビューでは、アイコンをドラッグ アンド ドロップして位置を変更できます。

アイコンの順序は、サーバからの切断時、またはアプリケーションかデスクトップの起動時に、使用中のサーバ

に保存されます。サーバから手動で切断しない場合、またはアイテムを手動で起動しない場合、変更は保存され

ません。

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n ショートカットを作成して、ローカル デスクトップからリモート デスクトップまたはアプリケーションにアクセスできるようにし、選択ウィンドウがまったく表示されないようにします。アイコンを右クリックし、コンテ

キスト メニューから [ショートカットを作成] を選択します。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションのアイコンを右クリックして、コンテキスト メニューから [[スタート] メニューに追加] を選択すると、各自のローカルの [スタート] メニューからリモート デスクトップまたはアプリケーションにアクセスできるので、選択ウィンドウをまったく使用する必要がありません。

注: Windows 7 以降のクライアント システムを使用している場合は、サーバ、デスクトップまたはアプリケーションに接続後、Horizon Client を開いて Windows タスクバーで Horizon Client アイコンを右クリックし、最近使用したサーバ、デスクトップまたはアプリケーションを選択できます。最大 10 個のアイテムがリストに表示されます。アイテムを削除するには、アイテムを右クリックして [このリストから削除] を選択します。

タスクバーで Horizon Client アイコンを右クリックしてもジャンプ リストが表示されない場合は、タスクバーを右クリックして [プロパティ] を選択し、[スタート メニュー] タブをクリックします。[プライバシー] セクションで [最近開いたアイテムを [スタート メニュー] およびタスクバーに保存および表示] チェック ボックスをオンにして [OK]をクリックします。

ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセスHorizon Client は、ローカル システム上のフォルダおよびドライブをリモート デスクトップやリモート アプリケーションと共有するように設定できます。ドライブには、マッピングされたドライブおよび USB ストレージ デバイスを含めることができます。この機能はクライアント ドライブ リダイレクトと呼ばれます。

Windows リモート デスクトップでは、共有のフォルダとドライブは [この PC] フォルダの [デバイスとドライブ] セクション、または、[コンピューター] フォルダ の [その他] セクションに表示されます。表示される場所は、Windowsオペレーティング システムによって異なります。Notepad などのリモート アプリケーションでは、共有フォルダまたはドライブのファイルを参照して開くことができます。共有するように選択したフォルダとドライブはファイル システムで「[<MACHINE-NAME> の <name>]」の名前付け形式を使用するネットワーク ドライブとして表示されます。

クライアント ドライブ リダイレクト設定を構成するために、リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに接続する必要はありません。この設定はすべてのリモート デスクトップおよびリモート アプリケーションに適用されます。つまり、ローカル クライアント フォルダが 1 つのリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのみと共有され、他のリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションとは共有されないという設定は行えません。

ローカル ファイル システムにあるローカル ファイルをリモート アプリケーションで直接開く機能もオンにできます。ローカル ファイルを右クリックすると、[プログラムから開く] メニューに、利用可能なリモート アプリケーションが表示されるようになります。ファイルをダブルクリックするときに、リモート アプリケーションでファイルを自動的に開くように設定することもできます。この機能を有効にすると、特定の拡張子を持つローカル ファイル システムのすべてのファイルが、ユーザーがログインしているサーバに登録されます。たとえば、Microsoft Word がサーバから利用できるリモート アプリケーションの 1 つである場合、ローカル ファイル システムにある .docx ファイ

ルを右クリックして、リモートの MS Word アプリケーションでファイルを開くことができます。この機能では、Horizon 6.2 サーバとエージェントが必要となります。

管理者は、グループ ポリシー設定を有効にして、Horizon Client でクライアント ドライブ リダイレクト機能を非表示にできます。詳細については、『表 3‑7』の[ファイルとフォルダの共有を無効にする]を参照してください。

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接続サーバ インスタンスで安全なトンネルが有効になっている場合、プロキシ サーバを使用するようにクライアント システムのブラウザを構成すると、クライアント ドライブ リダイレクトのパフォーマンスが低下する可能性があります。クライアント ドライブ リダイレクトの最高のパフォーマンスを得るには、プロキシ サーバを使用しないか、LAN 設定を自動的に検出するようブラウザを構成します。

前提条件

フォルダおよびドライブをリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションと共有するには、クライアントドライブ リダイレクト機能を有効にする必要があります。このタスクには、View Agent 6.1.1 以降またはHorizon Agent 7.0 以降をインストールすることと、エージェントの [クライアント ドライブ リダイレクト] オプションを有効にすることが含まれます。ポリシーの設定を行って、クライアント ドライブ リダイレクトの動作を制御することも含まれる場合があります。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

手順

1 [設定] ダイアログ ボックスを開き、[共有する] パネルを表示します。

オプション 説明

デスクトップとアプリケーションの選択ウィン

ドウから

デスクトップまたはアプリケーションのアイコンを右クリックし、[設定] を選択して、表示されるウィンドウの左側のパネルで [共有する] を選択します。

デスクトップまたはアプリケーションに接続し

たときに表示される [共有する] ダイアログ ボックスから

ダイアログ ボックスで、[設定] - [共有する] リンクをクリックします。

デスクトップのオペレーティング システムで メニュー バーから [オプション] - [フォルダを共有] を選択します。

2 クライアント ドライブ リダイレクト設定を構成します。

オプション アクション

特定のフォルダまたはドライブを、リモート デスクトップおよびリモート アプリケーションと共有する

[追加] ボタンをクリックし、共有するフォルダまたはドライブを参照して選択し、[OK] をクリックします。

注: デバイスがすでにリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに接続されている場合は、USB リダイレクト機能を使用して USB デバイスのフォルダを共有することはできません。

また、起動時またはデバイスが挿入されるときに、USB デバイスを自動的に接続する USB リダイレクト機能はオンにしないでください。オンにすると、Horizon Client を次回起動したり、USB デバイスを接続するときに、デバイスはクライアント ドライブ リダイレクト機能ではなく、USB リダイレクト機能を使用して接続されます。

特定のフォルダまたはドライブの共有を停止する フォルダ リストでフォルダまたはドライブを選択し、[削除] ボタンをクリックします。

リモート デスクトップおよびリモート アプリケーションからローカル ユーザー ディレクトリのファイルへのアクセスを許可する

[ローカル ファイルを共有<ユーザー名>] チェック ボックスをオンにします。

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オプション アクション

リモート デスクトップとアプリケーションで USBストレージ デバイスを共有する

[リムーバブル ストレージへのアクセスを許可] チェック ボックスをオンにします。クライアント ドライブ リダイレクト機能により、クライアント システムに挿入されているすべてのUSB ストレージ デバイス、および FireWire と Thunderbolt で接続されているすべての外部ドライブが自動的に共有されます。共有する特定ドライブを選択する必要はありません。

注: リモート デスクトップまたはアプリケーションに USB リダイレクト機能ですでに接続されている USB ストレージ デバイスは共有されません。

このチェック ボックスがオフの場合、USB リダイレクト機能を使用して、USB ストレージデバイスをリモート デスクトップやアプリケーションに接続できます。

リモート アプリケーションを使用してローカルファイル システムからローカル ファイルを開く機能をオンする

[ホスト型アプリケーションでローカル ファイルを開く] チェック ボックスを選択します。このオプションを使用すると、ローカル ファイル システムにあるファイルを右クリックして、リモート アプリケーションでファイルを開くことを選択できます。

ファイルをダブルクリックするときなど、特定のファイル拡張子を持つすべてのファイルが

リモート アプリケーションによってデフォルトで開くように、ファイルのプロパティを変更することもできます。たとえば、ファイルを右クリックして、[プロパティ] を選択し、[変更]をクリックして、そのタイプのファイルを開くリモート アプリケーションを選択します。

この機能は管理者が無効にすることができます。

リモートデスクトップまたは リモート アプリケーションへの接続時に [共有する] ダイアログボックスを表示しない

[デスクトップやアプリケーションに接続するときにダイアログを表示しない] チェック ボックスをオンにします。

このチェック ボックスの選択を解除すると、サーバへの接続後にデスクトップまたはアプリケーションに初めて接続したときに、[共有する] ダイアログ ボックスが表示されます。たとえば、サーバにログインしてデスクトップに接続すると、[共有する] ダイアログ ボックスが表示されます。それから別のデスクトップまたはアプリケーションに接続すると、ダイアロ

グ ボックスは表示されなくなります。もう一度ダイアログ ボックスを表示するには、サーバから切断して再度ログインする必要があります。

次のステップ

リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションで共有フォルダを表示できることを確認してください。

n Windows リモート デスクトップから、エクスプローラーを開いて [この PC] フォルダの [デバイスとドライブ]セクションを探すか、Windows Explorer を開いて [コンピューター] フォルダ の [その他] セクションを探します。

n [ファイル] - [開く] または [ファイル] - [名前を付けて保存] を選択してフォルダまたはドライブに移動し、「[<folder-name> on <MACHINE-NAME>]」の名前付け形式を使用するネットワーク ドライブとしてファイル システムで表示されます。

VMware Horizon Client ウィンドウを非表示にするVMware Horizon Client ウィンドウは、リモート デスクトップまたはアプリケーションを開いた後に非表示にできます。

環境設定を使用して、リモート デスクトップまたはアプリケーションを開いた後に VMware Horizon Client ウィンドウを常に非表示にすることもできます。

注: 管理者は、グループ ポリシー設定を使用して、リモート デスクトップまたはアプリケーションを開いた後に常にウィンドウを非表示にするかどうかを構成できます。

詳細については、「クライアント GPO の全般設定」を参照してください。

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手順

n リモート デスクトップまたはアプリケーションを開いた後に VMware Horizon Client ウィンドウを非表示にするには、VMware Horizon Client ウィンドウの隅にある [閉じる] ボタンをクリックします。

n 環境設定でリモート デスクトップまたはアプリケーションを開いた後に VMware Horizon Client ウィンドウを常に非表示にするように設定するには、サーバに接続する前に、メニュー バーで [オプション] ボタンをクリックし、[アイテムの起動後にセレクタを非表示] を選択します。

n 非表示にした後で VMware Horizon Client ウィンドウを表示するには、システム トレイのVMware Horizon Client アイコンを右クリックし、[VMware Horizon Client を表示] を選択するか、またはリモート デスクトップにログインしている場合は、メニュー バーの [オプション] ボタンをクリックして [他のデスクトップに切り替え] を選択します。

デスクトップまたはアプリケーションへの再接続

セキュリティ上の理由により、管理者は、一定時間(数時間単位)後にユーザーをサーバからログオフするタイムア

ウトと、アクティブでない状態が一定時間(数分単位)経過した後にリモート アプリケーションをロックするタイムアウトを設定します。

View 6.0 のリモート アプリケーション機能では、一定時間リモート アプリケーションを使用しないと、アプリケーションが自動的にロックされる 30 秒前に警告プロンプトが表示されます。ユーザーが応答しない場合、アプリケーションがロックされます。デフォルトでは、アクティブでない状態が 15 分間続いた後にタイムアウトになりますが、管理者はこの時間を変更できます。

たとえば、1 つ以上のアプリケーションを開いて席を立ち、1 時間後に戻ると、アプリケーション ウィンドウは開かれていません。その代わりに、アプリケーション ウィンドウを再表示するために [OK] ボタンをクリックするよう求めるダイアログ ボックスが表示されます。

サーバがタイムアウトするまでの期間は、通常、アクティブでない状態が経過した特定の時間数で設定されます。デ

フォルトでは、Horizon Client を開いて任意のサーバに接続し、10 時間以上経過した場合に、再ログインを求められます。このタイムアウトは、接続先がリモート アプリケーションかリモート デスクトップかにかかわらず適用されます。

これらのタイムアウト設定を構成するには、Horizon Administrator で [グローバル設定] に移動して、一般的な設定を編集します。

クライアント デスクトップまたはスタート メニューでのデスクトップまたはアプリケーション ショートカットの作成リモート デスクトップまたはアプリケーションのショートカットを作成できます。作成したショートカットは、ローカルにインストールされたアプリケーションのショートカットと同様にクライアント デスクトップ上に表示されます。また、プログラム リストに表示されるスタート メニュー アイテムを作成することもできます。

手順

1 Horizon Client を起動し、サーバにログインします。

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2 デスクトップおよびアプリケーション選択ウィンドウで、アプリケーションまたはデスクトップを右クリックし

て、表示されるコンテキスト メニューから [ショートカットを作成] または [スタート メニューに追加] を選択します。

選択したコマンドに応じて、ショートカット アイテムがクライアント デスクトップ、またはクライアント システムのスタート メニューに作成されます。

次のステップ

このショートカットについては、ローカルにインストールされたアプリケーションのショートカットに対して行うこ

とができるあらゆる操作(名前変更、削除、実行など)を実行できます。ショートカットを使用すると、サーバにま

だログインしていなかった場合は、リモート デスクトップまたはアプリケーションのウィンドウが開かれる前に、ログイン画面が表示されます。

デスクトップまたはアプリケーションの切り替え

リモート デスクトップに接続している場合は、別のデスクトップに切り替えることができます。また、リモート デスクトップに接続している間はリモート アプリケーションに接続することもできます。

手順

u 同じサーバまたは異なるサーバからリモート デスクトップまたはアプリケーションを選択します。

オプション アクション

同じサーバの異なるデスクトップまたはアプリ

ケーションを選択する

次のいずれかのアクションを実行します。

n 現在、リモート デスクトップにログインしている場合は、Horizon Client メニュー バーから、[オプション] - [他のデスクトップに切り替え] を選択し、起動するデスクトップまたはアプリケーションを選択します。

n 現在、リモート アプリケーションにログインしている場合は、システム トレイで [VMwareHorizon Client] アイコンを右クリックし、[VMware Horizon Client を表示] を選択してデスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウを表示し、他の異なるデスクトッ

プやアプリケーションのアイコンをダブルクリックします。

n デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、異なるデスクトップやアプリケー

ションを表すアイコンをダブルクリックします。このデスクトップやアプリケーション

は新しいウィンドウを開くので、複数のウィンドウを開き、ウィンドウ間で切り替える

ことができます。

異なるサーバの異なるデスクトップまたはアプ

リケーションを選択する

次のいずれかのアクションを実行します。

n 現在のデスクトップやアプリケーションを開いたまま別のサーバのリモート デスクトップやアプリケーションにも接続する場合は、Horizon Client の新しいインスタンスを開始して別のデスクトップやアプリケーションに接続します。

n 現在のデスクトップを終了して別のサーバのデスクトップに接続する場合は、[デスクトップ セレクタ] ウィンドウに移動し、ウィンドウの左上隅にある [切断] アイコンをクリックして、サーバからログオフすることを確認します。現在のサーバおよび開いているデ

スクトップ セッションが切断されます。これで異なるサーバに接続できます。

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ログオフまたは切断

いくつかの構成では、ログオフせずにリモート デスクトップから切断すると、デスクトップ内のアプリケーションは開いたままになる場合があります。サーバから切断し、リモート アプリケーションを実行したままにすることもできます。

リモート デスクトップを開いていなくても、リモート デスクトップ オペレーティング システムからログオフできます。この機能を使用すると、デスクトップに <Ctrl> + <Alt> + <Del> を送信してから [ログオフ] をクリックするのと同じ結果になります。

注: Windows のキーの組み合わせ Ctrl+Alt+Del は、リモート デスクトップでサポートされていません。Ctrl+Alt+Del の代わりに、メニュー バーで [Ctrl+Alt+Del の送信] ボタンをクリックすることもできます。あるいは、ほとんどの場合に Ctrl+Alt+Insert を押すこともできます。

手順

n ログオフせずにリモート デスクトップから切断します。

オプション アクション

リモート デスクトップ ウィンドウから 次のいずれかのアクションを実行します。

n デスクトップ ウィンドウの隅の [閉じる] ボタンをクリックします。

n デスクトップ ウィンドウのメニュー バーから [オプション] - [切断] を選択します。

デスクトップとアプリケーションの選択ウィン

ドウから

デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウは、サーバで複数のデスクトップまたは

アプリケーションに資格が付与されている場合に開きます。[デスクトップ選択] ウィンドウの左上隅の [このサーバから切断] アイコンをクリックし、警告ボックスの [はい] をクリックします。

注: 管理者は、切断された時点で自動的にログオフするようにデスクトップを設定できます。その場合、デスクトップで開いているプログラムは停止します。

n リモート デスクトップからログオフして切断する。

オプション アクション

デスクトップのオペレーティング システムで Windows の[スタート]メニューを使用してログオフします。

メニュー バーから [オプション] - [切断してログオフ] を選択します。

この手順を使用すると、初めに、リモート デスクトップで開いているファイルが保存されずに閉じられます。

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n リモート アプリケーションから切断する。

オプション アクション

サーバではなくアプリケーションから切断 通常の方法でアプリケーションを終了します。たとえば、アプリケーション ウィンドウの隅の [閉じる] ボタンをクリックします。

アプリケーションとサーバから切断 次のいずれかのアクションを実行します。

n [アプリケーション選択] ウィンドウの左上隅の [このサーバから切断] アイコンをクリックし、警告ボックスの [はい] をクリックします。

n システム トレイの Horizon Client のアイコンを右クリックし、[終了] を選択します。

[アプリケーション選択] ウィンドウを閉じ、アプリケーションは実行したままにする

[閉じる] ボタンをクリックすると、アプリケーションの選択ウィンドウが閉じるだけです。

n リモート デスクトップが開いていないときにログオフします。

この手順を使用すると、初めに、リモート デスクトップで開いているファイルが保存されずに閉じられます。

a Horizon Client を起動し、リモート デスクトップへのアクセスを提供するサーバに接続し、認証情報を入力します。

b デスクトップ アイコンを右クリックし、[ログオフ] を選択します。

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リモート デスクトップまたはアプリケーションの操作 5Horizon は、エンド ユーザーが期待する、なじみのあるパーソナライズされたデスクトップ環境を提供します。エンド ユーザーは、各自のローカル コンピュータに接続された USB デバイスやその他のデバイスにアクセスしたり、ローカル コンピュータで検出できる任意のプリンタにドキュメントを送信したり、スマート カードで認証したり、複数のディスプレイ モニターを使用したりできます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n Windows クライアントの機能サポート一覧

n 国際化

n オンスクリーン キーボードのサポートの有効化

n リモート デスクトップ ウィンドウのサイズ変更

n モニターおよび画面解像度

n USB デバイスの接続

n Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用

n テキストとイメージのコピーおよび貼り付け

n リモート アプリケーションの使用

n リモート デスクトップまたはアプリケーションからの印刷

n Adobe Flash の表示の制御

n Horizon Client の外部で開く URL リンクのクリック

n CAD および 3D アプリケーション用の相対マウス機能の使用

n スキャナの使用

n シリアル ポート リダイレクトの使用

n キーボード ショートカット

Windows クライアントの機能サポート一覧一部の機能は、Horizon Client のタイプによってサポートされる場合とされない場合があります。

エンド ユーザーにどの表示プロトコルと機能を使用できるようにするかを計画する場合、以下の情報を使用して、どのクライアント OS がこの機能をサポートするかを判断します。

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表 5‑1. Windows ベースの Horizon Client システムでサポートされるリモート デスクトップ機能

機能

Windows XP デスクトップ(View Agent6.0.2 以前)

Windows Vista デスクトップ(ViewAgent 6.0.2 以前)

Windows 7デスクトップ

Windows 8.xデスクトップ

Windows 10デスクトップ

Windows Server2008/2012 R2 デスクトップまたは

Windows Server2016 デスクトップ

USB リダイレクト 制限あり 制限あり X X X X

クライアント ドライブ リダイレクト

X X X X

リアルタイム オーディオビデオ (RTAV)

制限あり 制限あり X X X X

スキャナ リダイレクト

制限あり X X X X

シリアル ポート リダイレクト

X X X X

VMware Blast 表示プロトコル

X X X X

RDP 表示プロトコル 制限あり 制限あり X X X X

PCoIP 表示プロトコル

制限あり 制限あり X X X X

個人設定管理 制限あり 制限あり X X

Wyse MMR 制限あり 制限あり

Windows MediaMMR

X X X

ロケーション ベースの印刷

制限あり 制限あり X X X X

仮想印刷 制限あり 制限あり X X X X

スマート カード 制限あり 制限あり X X X X

RSA SecurID またはRADIUS

制限あり 制限あり X X X X

シングル サインオン 制限あり 制限あり X X X X

複数のモニター 制限あり 制限あり X X X X

Windows 10 デスクトップには、View Agent 6.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降が必要です。WindowsServer 2012 R2 デスクトップには、View Agent 6.1 以降、または Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

重要: View Agent 6.1 以降のリリースでは、Windows XP および Windows Vista デスクトップはサポートされていません。これらのゲスト OS をサポートしている最後の View リリースは View Agent 6.0.2 です。Windows XPおよび Vista に関して Microsoft と拡張サポート契約を行っているお客様、およびこれらのゲスト OS システムに関して VMware と拡張サポート契約を行っているお客様は、View 接続サーバ 6.1 を使用して Windows XP およびVista デスクトップの View Agent 6.0.2 バージョンを展開できます。

VMware Horizon Client for Windows の使用

VMware, Inc. 89

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各クライアント オペレーティング システムのどのエディションがサポートされるか、またはどのサービス パックがサポートされるかについての詳細は、「Windows クライアントのシステム要件」を参照してください。

RDS ホストで公開されたデスクトップの機能サポート

RDS ホストは、Windows リモート デスクトップ サービスと View Agent または Horizon Agent がインストールされたサーバ コンピュータです。RDS ホスト上のデスクトップ セッションは複数のユーザーによる同時利用が可能です。RDS ホストには物理マシンまたは仮想マシンのいずれかを使用できます。

注: 次の表には、サポートされている機能のみが記載されています。View Agent の最小バージョンを指定するテキストがある場合、「以降」というテキストは、Horizon Agent 7.0.x 以降を含むことを示します。

表 5‑2. View Agent 6.0.x 以降、または Horizon Agent 7.0.x 以降がインストールされた RDS ホストでサポートされている機能

機能

Windows Server 2008 R2 RDS ホスト

Windows Server 2012 RDS ホスト

Windows Server 2016 RDS ホスト

RSA SecurID または RADIUS X X Horizon Agent 7.0.2 以降

スマート カード View Agent 6.1 以降 View Agent 6.1 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

シングル サインオン X X Horizon Agent 7.0.2 以降

RDP 表示プロトコル(デスクトップ クライアントの場合)

X X Horizon Agent 7.0.2 以降

PCoIP 表示プロトコル X X Horizon Agent 7.0.2 以降

VMware Blast 表示プロトコル Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

HTML Access View Agent 6.0.2 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.2 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降

Windows Media MMR View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

USB リダイレクト(USB ストレージ デバイスのみ)

View Agent 6.1 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

クライアント ドライブ リダイレクト

View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

仮想印刷(デスクトップ クライアントの場合)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降(仮想マシンのみ)

スキャナ リダイレクト View Agent 6.0.2 以降 View Agent 6.0.2 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

ロケーション ベースの印刷 View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降(仮想マシンのみ)

複数のモニター(デスクトップ クライアントの場合)

X X Horizon Agent 7.0.2 以降

VMware Horizon Client for Windows の使用

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表 5‑2. View Agent 6.0.x 以降、または Horizon Agent 7.0.x 以降がインストールされた RDS ホストでサポートされている機能 (続き)

機能

Windows Server 2008 R2 RDS ホスト

Windows Server 2012 RDS ホスト

Windows Server 2016 RDS ホスト

Unity Touch(モバイルおよびChrome OS クライアント用)

X X Horizon Agent 7.0.2 以降

リアルタイム オーディオビデオ(RTAV)

Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.0.3 以降

各ゲスト OS のどのエディションがサポートされるか、またはどのサービス パックがサポートされるかについての詳細は、『View のインストール』を参照してください。

固有機能の制限事項

Windows ベースのクライアントでサポートされている機能には、以下の制限があります。

表 5‑3. 固有機能の要件

機能 要件

Windows Media MMR View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。Windows Media MMR 機能を RDS デスクトップで使用するには、View Agent 6.1.1 以降または Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

VMware Blast 表示プロトコルを使用するには、Horizon Agent 7.0 またはそれ以降が必要です。

シリアル ポート リダイレクト View Agent 6.1.1 またはそれ以降が必要です。Windows 10 には、View Agent 6.2 またはそれ以降、または Horizon Agent 7.0 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast 表示プロトコルを使用するには、Horizon Agent 7.0 またはそれ以降が必要です。

Windows Server 2008 R2 デスクトップ、RDS デスクトップ(仮想マシン RDS ホスト)、およびリモート アプリケーションの仮想印刷とロケーション ベースの印刷

Horizon 6.0.1 with View またはそれ以降が必要です。

この機能の VMware Blast 表示プロトコルを使用するには、Horizon Agent 7.0 またはそれ以降が必要です。

スキャナ リダイレクト View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。PCoIP 表示プロトコルが必要です。Windows 10 には、View Agent 6.2 またはそれ以降、または Horizon Agent 7.0 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast 表示プロトコルを使用するには、Horizon Agent 7.0 またはそれ以降が必要です。

クライアント ドライブ リダイレクト シングルユーザー仮想マシン デスクトップと RDS ホストの公開デスクトップの場合は、View Agent 6.1.1またはそれ以降、または Horizon Agent 7.0 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast 表示プロトコルを使用するには、Horizon Agent 7.0 またはそれ以降が必要です。

注: Horizon Client を使用すると、リモート デスクトップだけでなく、リモートの Windows ベースのアプリケーションにも安全にアクセスできます。Horizon Client でアプリケーションを選択すると、ローカル クライアント デバイス上でそのアプリケーションのウィンドウが開きます。アプリケーションは、まるでローカルにインストールさ

れているかのように動作します。

接続サーバ 6.0 以降に接続している場合のみ、リモート アプリケーションを使用できます。RDS ホスト(公開アプリケーションおよび公開デスクトップを提供)でサポートされるオペレーティング システムについては、『View のインストール』を参照してください。

上記の機能の詳細および制限事項については、『View アーキテクチャ プランニング ガイド』を参照してください。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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Linux デスクトップでサポートされる機能

View Agent 6.1.1 またはそれ以降、または Horizon Agent 7.0 またはそれ以降を使用している場合、いくつかのLinux ゲスト オペレーティング システムがサポートされます。サポートされている Linux オペレーティング システムのリストおよびサポートされている機能の情報については、『Horizon 6 for Linux デスクトップのセットアップ』、または『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』を参照してください。

ネスト モードでサポートされる機能ネスト モードは、ゼロ クライアントまたはシン クライアントに使用されることがあり、エンドユーザーがゼロ クライアントにログインすると、Horizon Client が自動的に起動して、ユーザーはリモート デスクトップにログインします。このリモート デスクトップから、ユーザーは、ホスト型アプリケーションを起動します。

このセットアップでは、リモート デスクトップは、シングルユーザーの仮想マシン デスクトップまたは RDS ホストによって提供されるデスクトップのいずれかです。いずれの場合も、ホスト型アプリケーションを提供するには、

Horizon Client ソフトウェアがリモート デスクトップにインストールされている必要があります。このセットアップは、クライアントもインストールされているデスクトップにクライアントが接続するため、ネスト モードと呼ばれます。

Horizon Client をネスト モードで実行する場合、次のオペレーティング システムがサポートされています。

n Windows Server 2008 R2

n Windows Server 2012 R2

n Windows 7 Enterprise SP1

n Windows 10 Enterprise、バージョン 1607

ユーザーが Horizon Client をネスト モードで使用する場合、次の機能がサポートされます。

n VMware Blast、PCoIP、および RDP 表示プロトコル

n ロケーション ベースの印刷

n 仮想印刷

n シングル サインオン(スマート カードを使用しない)

n クリップボード リダイレクト

n URL コンテンツ リダイレクト

n 現在のユーザーとしてログイン

国際化

ユーザー インターフェイスとドキュメントは、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、およびスペイン語で利用可能です。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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リモート アプリケーションでのローカル IME の使用英語以外のキーボードとロケールを使用している場合、ローカル システムにインストールされている IME (InputMethod Editor) を使用して、英語以外の文字をリモート ホスト型アプリケーションに送信することができます。

また、ローカル システムの通知領域(システム トレイ)のアイコンやホット キーを使用して、別の IME に切り替えることもできます。リモート RDS ホストに IME をインストールする必要はありません。

この機能をオンにすると、ローカル IME が使用されます。リモート アプリケーションがインストールされている RDSホストに IME がインストールされ、構成されている場合、そのリモート IME は無視されます。

デフォルトでは、この機能がオフになっています。設定を変更してこの機能をオンまたはオフにする場合、変更を有

効にするには、まずサーバから切断して再ログインする必要があります。

前提条件

n クライアント システムに 1 つ以上の IME がインストールされていることを確認します。

n ローカル クライアント システムの入力言語が IME で使用している言語と一致することを確認します。

RDS ホストの入力言語は該当しません。

n リモート デスクトップに View Agent 6.0.2 または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされていることを確認します。

手順

1 Horizon Client のデスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、リモート アプリケーションを右クリックして [設定] を選択します。

2 表示される [リモート アプリケーション] ペインで、[ローカル IME をホスト型アプリケーションに拡張する]チェック ボックスをオンにして [OK] をクリックします。

3 次のいずれかのオプションを使用してセッションを再起動します。

オプション 説明

サーバからログオフ サーバから切断してサーバに再ログインし、アプリケーションに再接続します。リモート デスクトップと同様に、切断されても閉じていないアプリケーションを再開できます。

アプリケーションをリセット リモート アプリケーションのアイコンを右クリックし、[設定] を選択して [リセット] をクリックします。このオプションを使用すると、開いているリモート デスクトップがある場合、そのリモート デスクトップは切断されません。ただし、リモート アプリケーションはすべて閉じられ、再起動する必要があります。

この設定を有効にするには、セッションを再起動する必要があります。この設定は、サーバ上のすべてのリモー

ト ホスト型アプリケーションに適用されます。

4 ローカルにインストールされたアプリケーションの場合と同様にローカル IME を使用します。

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ローカル クライアント システムの通知領域(システム トレイ)に言語の指定と IME のアイコンが表示されます。ホット キーを使用して別の言語または IME に切り替えることができます。テキストを切り取るための Ctrl + X キーや別のタブに移動するための Alt + 右矢印キーなど、特定の操作を実行するキーの組み合わせも正しく機能します。

注: Windows 7 および 8.x システムでは、[テキスト サービスと入力言語] ダイアログ ボックス([コントロール パネル] - [地域と言語] - [キーボードと言語] - [キーボードの変更] - [テキスト サービスと入力言語] - [詳細なキー設定]に移動すると表示される)を使用して、IME のホット キーを指定できます。

オンスクリーン キーボードのサポートの有効化Horizon Client ウィンドウにフォーカスがある場合、マウスまたはオンスクリーン キーボードが Horizon Client ウィンドウの外部にあっても、物理キーボード、オンスクリーン キーボード、マウス、手書きパッドのイベントがリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに送信されるようにクライアント システムを構成できます。

この機能は、特に Windows Surface Pro などの x86 ベースの Windows タブレットを使用している場合に便利です。この機能を使用するには、Windows レジストリ キー EnableSoftKeypad を true に設定する必要があり

ます。このキーの場所はシステムのタイプによって異なります。

n 32 ビット Windows の場合:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VMware, Inc.\VMware

VDM\Client\

n 64 ビット Windows の場合:HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware

VDM\Client\

リモート デスクトップ ウィンドウのサイズ変更リモート デスクトップ ウィンドウの隅をドラッグしてサイズを変更すると、ウィンドウの右下隅に画面解像度がヒントとして表示されます。

VMware Blast や PCoIP 表示プロトコルを使用している場合、デスクトップ ウィンドウのサイズを変更すると、ヒントの情報が変更され、変更された画面解像度が表示されます。リモート デスクトップのサイズを特定の解像度に変更する必要がある場合に、この情報が役立ちます。

管理者がゲスト サイズをロックした場合、または RDP 表示プロトコルを使用している場合、リモート デスクトップウィンドウの解像度は変更できません。このような場合、解像度のヒントには最初の解像度が表示されます。

モニターおよび画面解像度

リモート デスクトップを複数のモニターに展開して表示できます。高解像度モニターを使用している場合は、リモート デスクトップまたはアプリケーションを高解像度で表示できます。

[すべてのモニター] の表示モードでは、複数のモニターにリモート デスクトップウィンドウが表示されます。リモート デスクトップ ウィンドウは、デフォルトですべてのモニターに表示されます。複数のモニター環境でモニター選択機能を使用して、モニターのサブセットにリモート デスクトップ ウィンドウを表示できます。

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[すべてのモニター] モードを使用しているときに、[最小化] ボタンをクリックしてからウィンドウを最大化すると、ウィンドウは [すべてのモニター] モードに戻ります。同様に、[全画面表示] モードを使用しているときに、ウィンドウを最小化してから最大化すると、ウィンドウは 1 台のモニターで [全画面表示] モードに戻ります。

Horizon Client がすべてのモニターを使用しているときで、アプリケーション ウィンドウを最大化すると、アプリケーションが表示されているモニターだけでウィンドウが全画面表示に拡大します。

サポートされる複数のモニター構成

Horizon Client は、以下の複数のモニター構成をサポートします。

n 2 台のモニターを使用する場合、同じモードにする必要はありません。たとえば、外部モニター接続されているノートパソコンを使用している場合、外部モニターはポートレート モードまたはランドスケープ モードにできます。

n 2 台のモニターを使用している場合に限り、モニターは、並べるか 2 つずつ重ねることができます。合計の高さが 4096 ピクセル未満の場合に限り、縦に重ねることができます。

n 複数のモニター環境でモニター選択機能を使用するには、VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する必要があります。詳細については、「複数のモニター環境での特定のモニターの選択」を参照し

てください。

n 3D レンダリング機能を使用するには、VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する必要があります。最大 1920 x 1200 の解像度で最大 2 台のモニターを使用できます。4K (3840 x 2160) の解像度の場合、1 台のモニターのみがサポートされます。

n インスタント クローン デスクトップ プールを使用する場合、リモート デスクトップを表示するために使用できるモニターは最大 2 台で、解像度は最大 2560 x 1600 です。

n VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルでは、リモート デスクトップの 4K (3840 x 2160)の画面解像度がサポートされます。サポートされる 4K ディスプレイの数は、デスクトップ仮想マシンのハードウェア バージョンと Windows のバージョンによって異なります。

ハードウェア バージョン Windows バージョン サポートされる 4K ディスプレイの数

10(ESXi 5.5.x 互換) 7、8、8.x、10 1

11(ESXi 6.0 互換) 7(3D レンダリング機能が無効で、Windows Aero が無効の場合) 3

11 7(3D レンダリング機能が有効の場合) 1

11 8、8.x、10 1

リモート デスクトップには、View Agent 6.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。最高のパフォーマンスを得るために、2 GB の RAM と 2 個の vCPU がある仮想マシンを推奨します。この機能では、ネットワーク遅延が小さく、パッケージ損失率が低く、1000 Mbps のバンド幅が確保されるような良好なネットワーク環境が求められる場合があります。

注: リモート デスクトップの画面解像度が 3840 x 2160 (4K) に設定されると、画面上の項目が小さく表示される場合があり、リモート デスクトップの [画面の解像度] ダイアログ ボックスを使用してテキストやその他の項目を大きくできない場合があります。この場合、クライアント マシンの DPI を適切に設定し、DPI 同期機能を有効にして、クライアント マシンの DPI 設定をリモート デスクトップにリダイレクトできます。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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n Microsoft RDP 7 を使用する場合、リモート デスクトップの表示に使用できるモニターは最大 16 台です。

n Microsoft RDP 表示プロトコルを使用する場合は、Microsoft リモート デスクトップ接続 (RDC) 6.0 以降がリモート デスクトップにインストールされている必要があります。

複数のモニター環境での特定のモニターの選択

複数のモニター環境でのモニター選択機能を使用して、リモート デスクトップ ウィンドウを表示するモニターを選択できます。たとえば、3 台のモニターがある場合、リモート デスクトップ ウィンドウを 2 台のモニターにのみ表示するように指定できます。デフォルトでは、複数のモニター環境にあるすべてのモニターにリモート デスクトップウィンドウが表示されます。

最大で 4 台のモニターを並べて選択できます。モニターは、1 列に並べることも、2 台ずつ積み重ねることも、縦に積み重ねることもできます。最大 2 台のモニターを縦に積み重ねることができます。

この機能は、リモート アプリケーションではサポートされません。

手順

1 Horizon Client を起動し、サーバにログインします。

2 デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、リモート デスクトップを右クリックし、[設定] を選択します。

3 [接続方法] ドロップダウン メニューで [PCoIP] または [VMware Blast] を選択します。

4 [表示] ドロップダウン メニューで [すべてのモニター] を選択します。

クライアント システムに現在接続されているモニターのサムネイルが、[表示] 設定に表示されます。表示トポロジは、クライアント システムの表示設定と一致します。

5 サムネイルをクリックして、リモート デスクトップ ウィンドウを表示するモニターを選択または選択解除します。

モニターを選択すると、サムネイルが緑色に変わります。ディスプレイの選択ルールに違反すると、警告メッセー

ジが表示されます。

6 [適用] をクリックし、変更を保存します。

7 [OK] をクリックし、ダイアログ ボックスを閉じます。

8 リモート デスクトップに接続します。

リモート デスクトップに接続すると、変更はすぐに反映されます。Horizon Client を終了した後に、変更はリモート デスクトップの Horizon Client の環境設定ファイルに保存されます。

複数のモニター環境におけるモニター 1 台の使用複数のモニターがある環境でも 1 台のモニターにのみリモート デスクトップ ウィンドウを表示する場合、1 台のモニターで開くようにリモート デスクトップ ウィンドウを構成できます。

この設定は、リモート アプリケーションではサポートされません。

手順

1 Horizon Client を起動し、サーバにログインします。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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2 デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、リモート デスクトップを右クリックし、[設定] を選択します。

3 [接続方法] ドロップダウン メニューで [PCoIP] または [VMware Blast] を選択します。

4 [表示] メニューで、[ウィンドウ - 大]、[ウィンドウ - 小]、または [カスタム] を選択します。

[カスタム] を選択する場合、特定のウィンドウ サイズを選択できます。

5 [適用] をクリックし、変更を保存します。

[適用] をクリックすると、すぐに変更が反映されます。

6 [OK] をクリックし、ダイアログ ボックスを閉じます。

デフォルトでは、プライマリ モニターリモート デスクトップ ウィンドウが開きます。リモート デスクトップ ウィンドウをプライマリではないモニターにドラッグできます。リモート デスクトップを次回開くときに、リモート デスクトップ ウィンドウは同じモニターに表示されます。ウィンドウが開き、モニターの中央に表示されます。サイズ変更するためにウィンドウをドラッグして作成したサイズではなく、表示モードでユーザーが選択したウィンドウ サイズが使用されます。

ディスプレイのスケーリング機能の使用

4K モニターのような高解像度画面を使用しているユーザーや弱視のユーザーは、通常、クライアント マシンで DPI(Dots Per Inch) を 100 パーセント以上に設定して、スケーリングを有効にしています。画面のスケーリング機能によって、リモート デスクトップまたはアプリケーションはクライアント マシンのスケーリング設定をサポートし、リモート デスクトップまたはアプリケーションが非常に小さいサイズではなく通常のサイズで表示されます。

Horizon Client は、各リモート デスクトップのディスプレイのスケーリング設定を個別に保存します。リモート デスクトップでは、現在ログインしているユーザーが使用できるすべてのリモート アプリケーションにディスプレイのスケーリング設定が適用されます。DPI の設定がクライアントマシンで 100% であっても、ディスプレイのスケーリング設定が表示されます。

管理者は、Horizon Client で [Locked Guest Size] グループ ポリシー設定を有効にして、ディスプレイのスケーリング設定を非表示にできます。[Locked Guest Size] グループ ポリシー設定を有効にしても、DPI 同期機能は無効になりません。DPI 同期機能を無効にするには、管理者は [DPI Synchronization] グループ ポリシー設定を無効にする必要があります。詳細については、「DPI 同期の使用」を参照してください。

複数のモニターがある環境で、画面スケーリング機能を使用しても、Horizon Client がサポートするモニター数や最大解像度は影響を受けません。画面スケーリングが許可され使用されている場合、プライマリ モニターの DPI 設定を基準にスケーリングされます。

この手順では、リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続する前にディスプレイのスケーリング機能を有効にする方法について説明します。リモート デスクトップに接続した後に、[オプション] - [ディスプレイのスケーリングを許可する] の順に選択して、ディスプレイのスケーリング機能を有効にできます。

手順

1 Horizon Client を起動し、サーバに接続します。

2 デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、リモート デスクトップまたはアプリケーションを右クリックし、[設定] を選択します。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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3 [ディスプレイのスケーリングを許可する] チェック ボックスを選択します。

4 [適用] をクリックし、変更を保存します。

5 [OK] をクリックし、ダイアログ ボックスを閉じます。

DPI 同期の使用DPI 同期機能によって、新しいリモート セッションでリモート デスクトップの DPI 設定がクライアント マシンの DPI設定と必ず一致するようになります。新しいセッションを開始するときに、Horizon Agent によって、クライアントマシンの DPI 値と一致するようにリモート デスクトップの DPI 値が設定されます。

DPI 同期機能によって、アクティブなリモート セッションの DPI 設定を変更することはできません。既存のリモートセッションに再接続する場合、ディスプレイのスケーリング機能によって、リモート デスクトップやアプリケーションが適切にスケーリングされます。

DPI 同期機能は、デフォルトで有効になっています。管理者は、Horizon Agent の [DPI Synchronization] グループ ポリシー設定を無効にして DPI 同期機能を無効にできます。構成の変更を有効にするには、ログアウトしてからもう一度ログインする必要があります。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

DPI 同期機能とディスプレイのスケーリング機能の両方が有効になっている場合、一度に有効になるのはいずれかの機能だけです。DPI 同期がまだ有効になっていない場合にのみ(つまり、リモート デスクトップの DPI 設定とクライアント マシンの DPI 設定が一致する前)、ディスプレイのスケーリングは実行され、DPI 設定が一致するとディスプレイのスケーリングは実行されなくなります。

シングルセッションの仮想マシン デスクトップでは、DPI 同期機能は次のゲスト OS でサポートされます。

n 32 ビットまたは 64 ビットの Windows 7

n 32 ビットまたは 64 ビットの Windows 8.x

n 32 ビットまたは 64 ビットの Windows 10

n デスクトップとして構成されている Windows Server 2008 R2

n デスクトップとして構成されている Windows Server 2012 R2

n デスクトップとして構成されている Windows Server 2016

公開デスクトップおよび公開アプリケーションでは、DPI 同期機能は次の RDS ホストでサポートされます。

n Windows Server 2012 R2

n Windows Server 2016

DPI 同期機能では、Horizon Agent 7.0.2 以降および Horizon Client 4.2 以降が必要です。

注: Horizon Client 4.2 を Horizon Agent 7.0 や 7.0.1 と一緒に、また、Horizon Client 4.0 や 4.1 を Horizon Agent7.0.2 以降と一緒に使用している場合には、DPI 同期機能は使用できません。ディスプレイのスケーリング機能は、これらのシナリオでのみ使用できます。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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DPI 同期機能を使用するときのヒントを、次に説明します。

n クライアント マシンで DPI 設定を変更する場合、Horizon Client にクライアント マシンの新しい DPI 設定を認識させるため、ログアウトしてからもう一度ログインする必要があります。クライアント マシンで Windows 10が実行されている場合でも、この要件は適用されます。

n DPI 設定が 100 パーセント以上になっているクライアント マシンでリモート セッションを開始してから、100パーセント以上の異なる DPI 設定になっている別のクライアント マシンで同じセッションを使用する場合、2 番目のクライアント マシンで DPI を同期するには、2 番目のクライアント マシンでログアウトしてから再度ログインしてセッションに戻る必要があります。

n Windows 10 と Windows 8.x マシンでは異なるモニターで異なる DPI 設定がサポートされますが、DPI 同期機能では、クライアント マシンのプライマリ モニターで設定されている DPI 値のみが使用されます。また、リモート デスクトップのすべてのモニターで、クライアント マシンのプライマリ モニターと同じ DPI 設定が使用されます。Horizon Client は、異なるモニターで異なる DPI 設定をサポートしません。

n 管理者が、Horizon Agent の [DPI Synchronization] グループ ポリシー設定の値を変更する場合、新しい設定を有効にするためにログアウトしてからもう一度ログインする必要があります。

n 異なるモニターで異なる DPI 設定をサポートするラップトップを外部モニターに接続し、外部モニターをプライマリ モニターに設定する場合、Windows は、外部モニターを接続または再接続するときに毎回プライマリ モニターとプライマリ モニターの DPI 設定を自動的に変更します。この場合、Horizon Client にプライマリ モニターの変更を認識させるため、クライアント システムからログアウトしてからもう一度ログインする必要があり、クライアント システムとリモート デスクトップやアプリケーション間で DPI 設定を一致させるために、リモート デスクトップやアプリケーションからログアウトしてから一度ログインする必要があります。

n Windows 10 クライアント マシンでは、デスクトップを右クリックして、[ディスプレイ設定] - [ディスプレイの詳細設定] - [テキストやその他の項目のサイズ調整] を選択して、[カスタムの拡大率を設定] リンクをクリックし、再ログインして、新しい DPI 設定を有効にします。

デスクトップ ウィンドウが開いているときに表示モードを変更するリモート デスクトップから切断しなくても、[すべてのモニター] モードから [全画面表示] モードへなど、表示モードを切り替えることができます。

この機能は、リモート アプリケーションではサポートされません。

前提条件

VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用していることを確認します。

手順

1 クライアント システムの通知領域(システム トレイ)で、[Horizon Client] アイコンを右クリックして、[設定]ウィンドウを開くオプションを選択します。

注: アプリケーションおよびデスクトップ選択ウィンドウから [設定] ウィンドウを開くこともできます。

2 リモート デスクトップを選択して、表示オプションを選択します。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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USB デバイスの接続リモート デスクトップから、小型のフラッシュ ドライブ、カメラ、プリンタなどのローカルで接続された USB デバイスを使用できます。この機能は USB リダイレクトと呼ばれます。

この機能を使用すると、ローカル クライアント システムに接続されているほとんどの USB デバイスを Horizon Clientのメニューから使用できるようになります。デバイスの接続や接続解除にもこのメニューを使用します。

注: View Agent 6.1 以降、または Horizon Agent 7.0 以降では、ローカルで接続された小型の USB フラッシュ ドライブやハード ディスクをリダイレクトして、RDS ホスト上に公開されたデスクトップおよびアプリケーションで使用することもできます。他のタイプの USB デバイス(セキュリティ ストレージ ドライブ、USB CD-ROM などの他のタイプのストレージ デバイスを含む)は、公開されたデスクトップとアプリケーションでサポートされません。Horizon Agent 7.0.2 以降では、公開されたデスクトップおよびアプリケーションは、TOPAZ 署名パッド、Olympusディクテーション用フット ペダル、Wacom 署名パッドなどの一般的な USB デバイスをサポートできます。セキュリティ ストレージ ドライバや USB CD-ROM ドライブなどの他の種類の USB デバイスは、公開されたデスクトップやアプリケーションではサポートされていません。

リモート デスクトップで USB デバイスを使用するには、次のような制限があります。

n Horizon Client のメニューから USB デバイスにアクセスして、リモート デスクトップでそのデバイスを使用しているとき、ローカル コンピュータ上ではそのデバイスにアクセスできません。

n キーボードやポインティング デバイスなどのヒューマン インターフェイス デバイスを含め、メニューには表示されないが、リモート デスクトップには表示される USB デバイス。リモート デスクトップとローカル コンピュータは、これらのデバイスを同時に使用します。これらのデバイスとのやりとりは、ネットワーク遅延のため低速

になる場合があります。

n 大容量 USB ディスク ドライブは、デスクトップに表示されるまでに数分かかる場合があります。

n USB デバイスによっては特定のドライバが必要になります。必要なドライバがまだリモート デスクトップにインストールされていない場合、USB デバイスをリモート デスクトップに接続するとドライバのインストールを求められます。

n Android ベースの Samsung 製スマート フォンやタブレットなどの MTP ドライバを使用する USB デバイスを接続する場合には、USB デバイスをリモート デスクトップに自動接続するように Horizon Client を設定する必要があります。そうしないと、メニュー項目を使用して USB デバイスを手動でリダイレクトしようとしても、デバイスを取り外して接続し直さない限りリダイレクトできません。

n [USB デバイスを接続] メニューを使用してスキャナを接続しないでください。スキャナ デバイスを使用するには、スキャナ リダイレクト機能を使用します。View Agent 6.0.2 以降または Horizon Agent 7.0 以降と併用すれば、Horizon Client でこの機能を使用できます。「スキャナの使用」を参照してください。

n Webcam は、[USB デバイスを接続] メニューを使用する USB リダイレクトでサポートされません。webcamまたはオーディオ入力デバイスを使用するには、リアルタイム オーディオビデオ機能を使用する必要があります。View 5.2 Feature Pack 2 以降のリリースと併用すれば、この機能を使用できます。「Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用」を参照してください。

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n USB オーディオ デバイスのリダイレクトは、ネットワークの状態に依存し、信頼できません。一部のデバイスでは、アイドル状態のときでさえ、高いデータ スループットが必要です。View 5.2 Feature Pack 2 以降のリリースに含まれるリアルタイム オーディオビデオ機能があれば、オーディオ入力および出力デバイスはこの機能を使用して問題なく動作し、それらのデバイス用に USB リダイレクトを使用する必要はありません。

USB デバイスをリモート デスクトップに手動または自動で接続できます。

注: USB イーサネット デバイスやタッチ画面デバイスなどの USB デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトしないでください。USB イーサネット デバイスをリダイレクトすると、クライアント システムはネットワーク接続を失います。タッチ画面デバイスをリダイレクトすると、リモート デスクトップはタッチ入力を受け付けますが、キーボード入力は受け付けません。仮想デスクトップと USB デバイスとの自動接続がすでに設定してあれば、特定のデバイスを除外するためのポリシを構成できます。

重要: この手順で、USB デバイスをリモート デスクトップに自動接続するように構成するためのVMware Horizon Client メニュー項目の使用方法について説明します。また、自動接続は Horizon Client のコマンドライン インターフェイスを使用するか、グループ ポリシーを作成して構成することもできます。

コマンドライン インターフェイスの詳細については、「コマンド ラインからの Horizon Client の実行」 を参照してください。グループ ポリシの作成についての詳細は、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

前提条件

n リモート デスクトップで USB デバイスを使用するには、Horizon 管理者がリモート デスクトップの USB 機能を有効にする必要があります。

このタスクには、エージェントの [USB リダイレクト] コンポーネントのインストールが含まれ、USB リダイレクトに関するポリシー設定が含まれる場合もあります。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

n Horizon Client のインストール時に、[USB リダイレクト] コンポーネントがインストールされている必要があります。このコンポーネントをインストールに含めていなかった場合、クライアントをアンインストールして、も

う一度インストーラを実行して、[USB リダイレクト] コンポーネントを追加します。

手順

n 手動で USB デバイスをリモート デスクトップに接続します。

a USB デバイスをローカル クライアント システムに接続します。

b VMware Horizon Client メニュー バーから [USB デバイスの接続] をクリックします。

c USB デバイスを選択します。

デバイスは手動でローカル システムからリモート デスクトップにリダイレクトされます。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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n USB デバイスをリモート ホスト型アプリケーションに接続します。

a デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、リモート アプリケーションを開きます。

アプリケーションの名前は、管理者がアプリケーションに構成した名前です。

b デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、アプリケーション アイコンを右クリックし、[設定] を選択します。

c 左側のペインで、[USB デバイス] を選択します。

d 右側のペインで、USB デバイスを選択し、[接続] をクリックします。

e アプリケーションを選択し、[OK] をクリックします。

注: リストのアプリケーション名は、アプリケーション自体から取得されるため、デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウに表示されるように管理者が構成したアプリケーション名と一致していない

場合があります。

これで、リモート アプリケーションで USB デバイスを使用できるようになりました。アプリケーションを閉じても、USB デバイスはすぐに解放されません。

f アプリケーションの使用が完了したら、USB デバイスを解放してローカル システムからアクセスできるようにするために、デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで [設定] ウィンドウを再度開き、[USB デバイス] を選択して、[切断] を選択します。

n ローカル システムに USB デバイスを接続したときに、それらが自動的にリモート デスクトップに接続されるように Horizon Client を構成します。

Android ベースの Samsung スマートフォンおよびタブレットなど、MTP ドライバを使用するデバイスを接続するには、自動接続機能を使用します。

a USB デバイスを接続する前に、Horizon Client を起動してリモート デスクトップに接続します。

b VMware Horizon Client メニュー バーから [USB デバイスを接続] - [挿入時に USB デバイスを自動接続] を選択します。

c USB デバイスを接続します。

Horizon Client を起動した後にローカル システムに接続する USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。

n Horizon Client の起動時に USB デバイスがリモート デスクトップに自動的に接続されるように Horizon Clientを構成します。

a VMware Horizon Client メニュー バーから [USB デバイスを接続] - [起動時に USB デバイスを自動接続] を選択します。

b USB デバイスを挿入し、Horizon Client を再起動します。

Horizon Client の起動時にローカル システムに接続される USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。

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USB デバイスがデスクトップに表示されます。USB デバイスがデスクトップに表示されるまで、20 秒ほどかかる場合があります。デバイスをデスクトップに初めて接続すると、ドライバのインストールを求められる場合があります。

USB デバイスが数分経過してもデスクトップに表示されない場合、デバイスを切断してクライアント コンピュータに再接続してください。

次のステップ

USB のリダイレクトで問題がある場合、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』の USB リダイレクトのトラブルシューティングについてのトピックを参照してください。

USB デバイス再起動時に再接続するためのクライアント構成USB デバイスをリモート デスクトップに自動接続するように Horizon Client を構成していない場合、時々再起動する特定のデバイスに再接続するように Horizon Client を構成できます。このように構成しない場合、アップグレード中にデバイスが再起動すると、デバイスはリモート デスクトップではなくローカル システムに接続します。

OS のアップグレード中に自動的に再起動するスマート フォンやタブレットなどの USB デバイスを接続する予定の場合は、特定のデバイスをリモート デスクトップに再接続するように Horizon Client を設定できます。このタスクを実行するには、クライアントの構成ファイルを編集します。

Horizon Client の [挿入時に自動接続] オプションを使用すると、クライアント システムに接続するすべてのデバイスがリモート デスクトップにリダイレクトされます。一部のデバイスを接続しないようにする場合は、以下の手順に従って Horizon Client を構成すると、特定の USB デバイスだけが自動的に再接続されます。

前提条件

デバイスのベンダ ID (VID) および製品 ID (PID) の 16 進数フォーマットを決定します。詳細については、http://kb.vmware.com/kb/1011600 の VMware KB の記事を参照してください。

手順

1 テキスト エディタを使用してクライアントの config.ini ファイルを開きます。

OS バージョン ファイル パス

Windows 7、8.x、または Windows 10 C:\ProgramData\VMware\VMware USB Arbitration

Service\config.ini

Windows XP C:\Documents and Settings\All Users\Application

Data\VMware\VMware USB Arbitration Service\config.ini

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2 特定のデバイスの slow-reconnect プロパティを設定します。

usb.quirks.device0 = "<vid>:<pid> slow-reconnect"

ここで、<vid>:<pid> は、デバイスのベンダ ID および製品 ID を 16 進数で表します。たとえば、以下の行は 2台の USB デバイスにこのプロパティを設定します:

usb.quirks.device0 = "0x0529:0x0001 slow-reconnect"usb.quirks.device1 = "0x0601:0x0009 slow-reconnect"

usb.quirks.device<N> デバイス プロパティを 0 から順番に指定します。たとえば、

usb.quirks.device0 という行の次が、usb.quirks.device1 ではなく usb.quirks.device2

という行である場合、最初の行だけが読み取られます。

スマート フォンおよびタブレットなどのデバイスのファームウェアまたは OS がアップグレードされると、デバイスは再起動され、それを管理するリモート デスクトップに接続するので、アップグレードが成功します。

Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用リアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用すれば、リモート デスクトップでローカル コンピュータの webcam またはマイクロフォンを使用できます。リアルタイム オーディオ ビデオは、標準的な会議アプリケーションおよびブラウザベースのビデオ アプリケーションと互換性があり、標準的な webcam、オーディオ USB デバイス、およびアナログ オーディオ入力をサポートします。

リアルタイム オーディオビデオ機能のセットアップ、およびリモート デスクトップのフレーム レートとイメージの解像度の設定については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。クライアントシステムでのこれらの設定については、VMware ナレッジベースの記事、『Setting Frame Rates and Resolutionfor Real-Time Audio-Video on Horizon View Clients(Horizon View Client でのリアルタイム オーディオ-ビデオのフレームレートと解像度の設定)』 (http://kb.vmware.com/kb/2053644) を参照してください。

リアルタイム オーディオ ビデオ機能の適切なインストールと操作を検証するテスト アプリケーションをダウンロードするには、http://labs.vmware.com/flings/real-time-audio-video-test-application にアクセスしてください。このテスト アプリケーションは VMware が無償提供するものであるため、テクニカル サポートは提供されません。

Webcam を使用できる場合Horizon 管理者がリアルタイム オーディオ ビデオ機能を構成していて、ユーザーが VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用している場合は、内蔵またはローカル コンピュータに接続された Web カメラをデスクトップで使用できます。Skype、Webex、または Google ハングアウトなどの会議アプリケーションで Webカメラを使用できます。

Skype、Webex、または Google ハングアウトなどのアプリケーションをリモート デスクトップで設定するときに、アプリケーションのメニューから入力および出力デバイスを選択できます。仮想マシン デスクトップの場合は、VMware 仮想マイクロフォンと VMware 仮想 Web カメラを選択できます。公開されたデスクトップの場合には、リモート オーディオ デバイスと VMware 仮想 Web カメラを選択できます。

ただし、この機能は多くのアプリケーションで動作し、入力デバイスの選択は不要です。

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Web カメラがローカル コンピュータで現在使用中の場合、リモート デスクトップで同時に使用できません。また、Web カメラがリモート デスクトップで使用されている場合にも同時にローカル コンピュータで使用できません。

重要: USB Web カメラを使用している場合は、Horizon Client の [USB デバイスを接続] メニューから接続しないでください。そうすると USB リダイレクトでデバイスがルートされ、パフォーマンスはビデオ チャットでは使用に適さない状態になります。

ローカル コンピュータに複数の Web カメラが接続されている場合は、リモート デスクトップで使用する Web カメラを設定できます。

Windows クライアント システムでの優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択

リアルタイム オーディオ ビデオ機能では、クライアント システムに複数の Web カメラやマイクロフォンがある場合、1 台だけがリモート デスクトップやアプリケーションで使用されます。Horizon Client でリアルタイム オーディオ ビデオ機能を構成して、優先的に使用する Web カメラまたはマイクロフォンを指定できます。

優先する Web カメラまたはマイクロフォンが使用できる場合は、リモート デスクトップやアプリケーションで使用され、使用できない場合は他の Web カメラまたはマイクロフォンが使用されます。

リアルタイム オーディオビデオ機能を使用すれば、ビデオ デバイス、オーディオ入力デバイス、およびオーディオ出力デバイスは USB リダイレクトを使用せずに動作し、必要となるネットワーク帯域幅の量は大幅に削減されます。アナログ オーディオ入力デバイスもサポートされます。

注: USB Web カメラやマイクロフォンを使用している場合は、Horizon Client の [USB デバイスを接続] メニューから接続しないでください。これを行うと USB リダイレクトからデバイスがルーティングされるので、デバイスはリアルタイム オーディオビデオ機能を使用できません。

前提条件

n USB Web カメラや USB マイクロフォンまたは他のタイプのマイクロフォンがインストールされ、クライアントシステムで動作できる状態であることを確認します。

n リモート デスクトップやアプリケーション用に VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用していることを確認します。

n サーバに接続します。

手順

1 [設定] ダイアログ ボックスを開いて、左ペインで [リアルタイム オーディオビデオ] を選択します。

デスクトップやアプリケーション画面の右上隅にある [設定](歯車)アイコンをクリックするか、デスクトップやアプリケーションのアイコンを右クリックして [設定] をクリックし、[設定] ダイアログ ボックスを開くことができます。

2 [優先する Web カメラ] ドロップダウン メニューから優先する Web カメラを、[優先するマイクロフォン] ドロップダウン メニューから優先するマイクロフォンを選択します。

ドロップダウン メニューには、クライアント システムで利用可能な Web カメラとマイクロフォンが表示されます。

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3 [OK] または [適用] をクリックして、変更を保存します。

リモート デスクトップやアプリケーションを次回起動するときに、優先するように選択した Web カメラとマイクロフォンが、リモート デスクトップやアプリケーションにリダイレクトされます。

テキストとイメージのコピーおよび貼り付け

デフォルトでは、クライアント システムからリモート デスクトップまたはアプリケーションにテキストをコピー アンド ペーストすることができます。Horizon 管理者がこの機能を有効にすると、リモート デスクトップまたはアプリケーションとクライアント システムとの間、あるいは 2 台のリモート デスクトップ間またはアプリケーション間でテキストをコピー アンド ペーストすることもできます。

サポートされるファイル フォーマットには、テキスト、イメージ、および RTF(Rich Text Format)が含まれます。制限事項がいくつか存在します。

VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する場合、Horizon 管理者は、クライアント システムからリモート デスクトップまたはアプリケーションに、あるいはリモート デスクトップまたはアプリケーションからクライアント システムに対してのみ、あるいは双方向でのコピー アンド ペーストの操作を許可/禁止するように、この機能を設定できます。

Horizon 管理者は、Horizon Agent に関係するグループ ポリシー設定を構成してコピーおよび貼り付け機能を設定します。Horizon Server と Horizon Agent のバージョンによっては、管理者は、コピー アンド ペーストの際にクリップボードでサポートするフォーマットをグループ ポリシーを使用して制限したり、リモート デスクトップでのコピー アンド ペーストの動作をスマート ポリシーを使用して制御したりすることができます。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

Horizon 7 バージョン 7.0 以前および Horizon Client 4.0 以前では、クリップボードは 1 MB のデータのコピーおよび貼り付け操作に対応できます。Horizon 7 バージョン 7.0.1 以降および Horizon Client 4.1 以降では、サーバとクライアントの両方についてクリップボード メモリ サイズを構成できます。PCoIP または VMware Blast セッションが確立されると、サーバはクライアントにクリップボード メモリ サイズを送信します。有効なクリップボード メモリ サイズは、サーバとクライアントのクリップボード メモリ サイズの値の小さい方となります。

フォーマットされたテキストをコピーする場合、データの一部がテキストで、一部のデータはフォーマットされた情

報となります。大容量のフォーマットされたテキスト、またはテキストとイメージをコピーする場合、テキストとイ

メージをペーストする時は、プレーン テキストの一部またはすべてを見ることができますが、フォーマットまたはイメージを見ることができないケースがあります。その理由は、3 種類のデータが分割されて保存される場合があるためです。たとえば、コピーされるドキュメントのタイプによっては、イメージはイメージまたは RTF データとして保存される場合があります。

テキストと RTF データを合わせたサイズが最大クリップボード サイズより小さければ、フォーマットされたテキストが貼り付けられます。RTF データは多くの場合に分割できないため、テキストとフォーマットのサイズが最大クリップボード サイズより大きい場合は、RTF データが破棄されてプレーン テキストが貼り付けられます。

1 回の操作で選択したフォーマットされたテキストとイメージすべてをペーストできない場合、1 回の操作でコピーアンド ペーストするデータ量を少なくする必要があります。

リモート デスクトップとクライアント コンピュータのファイル システム間では、ファイルをコピー アンド ペーストすることができません。

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クライアントのクリップボードのメモリ サイズの構成Horizon 7 バージョン 7.0.1 以降および Horizon Client 4.1 以降では、サーバとクライアントの両方についてクリップボード メモリ サイズを構成できます。

PCoIP または VMware Blast セッションが確立されると、サーバはクライアントにクリップボード メモリ サイズを送信します。有効なクリップボード メモリ サイズは、サーバとクライアントのクリップボード メモリ サイズの値の小さい方となります。

クリップボードのメモリ サイズを設定するには、Windows レジストリの値 HKLM\Software\VMware,

Inc.\VMware VDPService\Plugins\MKSVchan\ClientClipboardSize を修正します。値のデータ

型は、REG_DWORD です。値は、KB で指定されます。0 を指定する場合、または値を指定しない場合、クライアントのクリップボードのメモリ サイズは、デフォルトで 8192 KB (8 MB) になります。

ネットワークによっては、クリップボードのメモリ サイズを大きくすると、パフォーマンスに悪影響が及ぶ場合があります。クリップボードのメモリ サイズは、16 MB を超える値に設定しないことを推奨します。

リモート アプリケーションの使用リモート アプリケーションは、クライアント PC やノートパソコンにインストールされたアプリケーションと同じように表示され、動作します。

n アプリケーションによって、リモート アプリケーションを最小化および最大化できます。最小化されているリモート アプリケーションは、クライアント システムのタスクバーに表示されます。該当するタスクバーのアイコンをクリックして、リモート アプリケーションを最小化または最大化することもできます。

n リモート アプリケーションを終了する場合は、アプリケーションを直接に閉じるか、タスクバーのアイコンを右クリックします。

n 開いているリモート アプリケーションを切り替える場合は、Alt+Tab キーを押します。

n リモート アプリケーションで Windows システム トレイ アイテムを作成すると、そのアイテムはユーザー自身の Windows クライアント コンピュータのシステム トレイにも表示されます。デフォルトでは、システム トレイ アイコンは通知を表示する場合にのみ表示されますが、ネイティブにインストールされたアプリケーションの場合と同様にこの動作をカスタマイズできます。

注: コントロール パネルを開いて、通知領域アイコンをカスタマイズすると、リモート アプリケーションのアイコンの名前は VMware Horizon Client - <application name> と表示されます。

リモート アプリケーションへのドキュメントの保存Microsoft Word、WordPad などの特定のリモート アプリケーションで、ドキュメントの作成および保存が可能です。これらドキュメントの保存場所は、企業のネットワーク環境によります。たとえば、ドキュメントがローカルの

コンピュータにマウントされたホーム共有に保存される場合があります。

管理者は、ADMX テンプレート ファイルを使用して、ドキュメントの保存場所を指定するグループ ポリシーを設定できます。このポリシーの名前は [リモート デスクトップ サービス ユーザー ホーム ディレクトリの設定] です。詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

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リモート デスクトップまたはアプリケーションからの印刷リモート デスクトップから、仮想プリンタ、またはクライアント コンピュータに接続された USB プリンタで印刷を実行できます。仮想印刷と USB 印刷は競合せずに連携して動作します。

仮想印刷機能は、次のタイプのリモート デスクトップおよびリモート アプリケーションで使用できます。n Windows Server オペレーティング システムを実行しているリモート デスクトップ

n セッションベースのデスクトップ(仮想マシン RDS ホスト上)

n リモート ホスト型アプリケーション

リモート デスクトップにおける仮想印刷機能の印刷設定の指定仮想印刷機能を使用すると、リモート デスクトップに追加のプリンタ ドライバをインストールする必要なく、エンド ユーザーがリモート デスクトップからローカル プリンタまたはネットワーク プリンタを使用できます。この機能で使用可能なプリンタごとに、データ圧縮、印刷品質、両面印刷、カラーなどの環境設定ができます。

ローカル コンピュータ上でプリンタを追加すると、Horizon Client では、リモート デスクトップで使用可能なプリンタのリストにもそのプリンタが追加されます。何も構成する必要はありません。その場合でも、管理者権限のある

ユーザーは、仮想プリンタ コンポーネントと競合することなくリモート デスクトップにプリンタ ドライバをインストールできます。

重要: この機能は次の種類のプリンタには使用できません。n USB リダイレクト機能を使用してリモート デスクトップの仮想 USB ポートに接続する USB プリンタ。

リモート デスクトップで仮想印刷機能を使用するには、リモート デスクトップから USB プリンタを切断する必要があります。

n ファイルに印刷するための Windows 機能

Print(印刷) ダイアログ ボックスで [Print to file(ファイルへ出力)] を選択しても動作しません。ファイルを作成するプリンタ ドライバを使用すると動作します。たとえば、PDF ライターを使用すると PDF ファイルに出力できます。

この手順は、Windows 7 または Windows 8.x (デスクトップ) オペレーティング システムのリモート デスクトップ用に記述されています。この手順は、Windows Server 2008 および Windows Server 2012 において似ていますが、まったく同一というわけではありません。

前提条件

エージェントの仮想印刷コンポーネントがリモート デスクトップにインストールされていることを確認します。リモート デスクトップ ファイル システムで、C:\Program Files\Common Files\ThinPrint フォルダが

存在することを確認します。

仮想印刷を使用するには、Horizon 管理者がリモート デスクトップの仮想印刷機能を有効にする必要があります。このタスクには、エージェントのインストーラーで [仮想印刷] の設定オプションを有効にすることが含まれ、仮想印刷の動作に関するポリシーを設定することが含まれる場合もあります。詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

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手順

1 Windows 7 または Windows 8.x のリモート デスクトップでは、[スタート] - [デバイスとプリンタ] をクリックします。

2 [デバイスとプリンタ] ウィンドウでデフォルト プリンタを右クリックし、コンテキスト メニューから [プリンタプロパティ] を選択し、プリンタを選択します。

仮想プリンタは、View Agent 6.2 以降または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている場合に、RDSホストで公開されたデスクトップにおいて <<printer_name>(s<session_ID>)> として表示され、シングルユーザー仮想マシン デスクトップにおいて <<printer_name>> として表示されます。View Agent 6.1 以前がリモート デスクトップにインストールされている場合、仮想プリンタは <<printer_name>#:<number>> として表示されます。

3 [プリンタ プロパティ] ウィンドウで、[デバイス設定] タブをクリックし、使用する設定を指定します。

4 [全般] タブで、[環境設定] をクリックして使用する設定を指定します。

5 [印刷設定] ダイアログ ボックスで、異なるタブを選択して使用する設定を指定します。

[ページ調整] の詳細設定については、VMware はデフォルト設定を推奨しています。

6 [OK] をクリックします。

7 カスタムの用紙フォームを使用するには、クライアントでフォームを定義します。

a [コントロール パネル] - [ハードウェアとサウンド] - [デバイスとプリンタ] をクリックします。

b プリンタを選択し、画面上部の [プリント サーバ プロパティ] をクリックします。

c [フォーム] タブで、設定を指定して [フォームを保存] をクリックします。

このフォームがリモート デスクトップで使えるようになります。

USB プリンタの使用Horizon 環境では、仮想プリンタおよびリダイレクトされた USB プリンタは競合することなく共に動作します。

USB プリンタは、ローカル クライアント システムの USB ポートに接続されるプリンタです。印刷ジョブを USB プリンタに送信するには、USB リダイレクト機能を使用するか、仮想印刷機能を使用できます。USB 印刷は、ネットワーク状況によって、仮想プリンタよりも高速になる場合があります。

n 必要なドライバがリモート デスクトップにもインストールされていれば、USB リダイレクト機能を使用して USBプリンタをリモート デスクトップの仮想 USB ポートに接続できます。

このリダイレクト機能を使用すると、プリンタは論理的にはクライアントの物理 USB ポートに接続されなくなるので、USB プリンタは、ローカル クライアント マシンのローカル プリンタのリストには表示されません。これはまた、ローカル クライアント マシンからではなく、リモート デスクトップからも USB プリンタに印刷できることを意味します。

リモート デスクトップで、リダイレクトされた USB プリンタは <<printer_name>> のように表示されます。

USB プリンタの接続方法の詳細は、「USB デバイスの接続」を参照してください。

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n 一部のクライアントでは、仮想印刷機能を代わりに使用して USB プリンタに印刷ジョブを送信できます。仮想印刷機能を使用する場合、リモート デスクトップとローカル クライアントの両方から USB プリンタに印刷でき、リモート デスクトップにプリンタ ドライバをインストールする必要はありません。

Adobe Flash の表示の制御Horizon 管理者は、リモート デスクトップに表示する Adobe Flash コンテンツについて、コンピューティング リソースを消費しすぎないように設計されたレベルに設定できます。場合によっては、これらの設定によって再生品質

が低下することがあります。Adobe Flash コンテンツにマウス ポインタを移動し、Horizon 管理者が指定した AdobeFlash 設定を上書きすることができます。

Adobe Flash の表示制御機能は、Windows 上の Internet Explorer セッション、および Adobe Flash バージョン9 および 10 でのみ利用できます。Adobe Flash の表示品質を制御するには、Adobe Flash が全画面表示モードで実行されていてはなりません。

手順

1 リモート デスクトップの Internet Explorer で、関連する Adobe Flash コンテンツを参照し、必要に応じて開始します。

Horizon 管理者が構成した Adobe Flash 設定によっては、フレームが欠けたり、再生品質が低下したりすることがあります。

2 再生中に、マウス ポインタを Adobe Flash コンテンツに移動します。

カーソルが Adobe Flash コンテンツにある間は、表示品質が改善されます。

3 品質の向上を保つには、Adobe Flash コンテンツの中でダブルクリックします。

Horizon Client の外部で開く URL リンクのクリック管理者は、リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションの内部でクリックした URL リンクをクライアント システムのデフォルト ブラウザで開くよう構成できます。リンク先は、Web ページ、電話番号、またはメール アドレスなどである場合があります。この機能は、URL コンテンツ リダイレクトと呼ばれます。

管理者は、クライアント システムのブラウザやアプリケーション内をクリックすると、リモート デスクトップやアプリケーションで開く URL リンクを構成することもできます。このシナリオでは、Horizon Client がまだ開いていない場合、Horizon Client が起動し、ログインするように求められます。

管理者は、セキュリティ上の目的で URL コンテンツ リダイレクト機能を設定することもできます。たとえば、企業ネットワーク内にユーザーがいて、ネットワークの外部にある URL にアクセスするリンクをクリックする場合、リモート アプリケーションでこのリンクを開くほうが安全な場合があります。管理者は、リンクを開くアプリケーションを構成できます。

Horizon Client を初めて起動し、URL コンテンツ リダイレクト機能が構成されているサーバに接続すると、リダイレクト用のリンクをクリックすると、Horizon Client で VMware Horizon URL フィルタ アプリケーションを開くように求められます。[開く] をクリックして、URL コンテンツ リダイレクトを許可します。

VMware Horizon Client for Windows の使用

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URL コンテンツ リダイレクト機能の構成方法によっては、デフォルトの Web ブラウザを VMware Horizon URLフィルタに変更するように求めるアラート メッセージが Horizon Client に表示されることがあります。このプロンプトが表示される場合、[「VMware Horizon URL フィルタ」を使用する] ボタンをクリックして、VMware HorizonURL フィルタをデフォルトのブラウザにすることを許可します。[「VMware Horizon URL フィルタ」を使用する] をクリックした後に、デフォルトのブラウザを変更していない限り、このプロンプトは一度だけ表示されます。

Horizon Client で、URLをクリックしたときにアプリケーションを選択するように求めるアラート メッセージも表示される場合があります。このプロンプトが表示される場合、[アプリケーションを選択] をクリックして、クライアント システムのアプリケーションを検索したり、[App Store を検索 ] をクリックして、新しいアプリケーションを検索してインストールします。[キャンセル] をクリックすると、URL は開きません。

各企業は独自の URL リダイレクト ポリシーを構成できます。URL コンテンツ リダイレクト機能が自社でどのように動作しているかについては、システム管理者に問い合わせてください。

CAD および 3D アプリケーション用の相対マウス機能の使用CAD または 3D アプリケーションが View 5.2 以降のデスクトップで使用されている時に Blast Extreme 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する場合、相対マウス機能を有効にするとマウスのパフォーマンスが改善します。

ほとんどの状況で、3D レンダリングを必要としないアプリケーションを使用している場合は、Horizon Client は絶対座標を使用してマウス ポインタの移動に関する情報を転送します。絶対座標を使用すれば、クライアントはマウスの移動をローカルで描画し、これはパフォーマンスが改善され、特に企業ネットワークの外にいる場合は顕著です。

AutoCAD や 3D のビデオ ゲームの再生などのグラフィックスを多用するアプリケーションを使用する必要がある業務では、絶対座標ではなく相対座標を使用する相対マウス機能を有効にしてマウスのパフォーマンスを改善できます。

この機能を使用するには、Horizon Client メニュー バーから [オプション] - [相対マウスを有効化] を選択します。

注: 全画面表示モードではなくウィンドウ モードで Horizon Client を使用して相対マウス機能を有効にすると、マウス ポインタを Horizon Client メニュー オプションに移動したり、Horizon Client ウィンドウの外にポインタを移動できなくなることがあります。この状態を解決するには、<Ctrl>+<Alt> を押します。

相対マウス機能を有効にすると、企業ネットワークの外 (WAN) ではパフォーマンスが遅くなることがあります。

重要: この機能には View 5.2 以降のデスクトップが必要で、デスクトップ プールで 3D レンダリングをオンにする必要があります。プールの設定および 3D レンダリングで使用できるオプションについての詳細については、『Horizon7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

スキャナの使用

ローカル クライアント システムに接続されているスキャナを使用して、リモート デスクトップおよびアプリケーションの情報をスキャンできます。この機能は、USB リダイレクトを使用して達成できるよりも大幅に低いバンド幅でスキャン データをリダイレクトします。

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スキャナ リダイレクトでは、TWAIN 形式および WIA (Windows Image Acquisition) 形式と互換性がある標準のスキャン デバイスがサポートされます。クライアント システムにはスキャナ デバイス ドライバをインストールしておく必要がありますが、エージェントをインストールするリモート デスクトップ オペレーティング システムにスキャナ デバイス ドライバをインストールする必要はありません。

Horizon 管理者がスキャナ リダイレクト機能を構成していて、ユーザーが Blast Extreme 表示プロトコルまたはPCoIP 表示プロトコルを使用している場合は、ローカル システムに接続されたスキャナをリモート デスクトップまたはアプリケーションで使用できます。

重要: スキャナを使用している場合、Horizon Client の [USB デバイスを接続] メニューから接続しないでください。そうすると USB リダイレクトでデバイスがルーティングされ、パフォーマンスは使用に適さない状態になります。

スキャン データがリモート デスクトップまたはアプリケーションにリダイレクトされているとき、ローカル コンピュータ上ではスキャナにアクセスできません。逆に言えば、スキャナがローカル コンピュータで使用中であれば、リモート デスクトップまたはアプリケーションでそのスキャナにアクセスできません。

スキャナ リダイレクト機能の使用のヒントn システム トレイまたはリモート デスクトップの通知領域にあるスキャナ アイコンをクリックして( )、デフォ

ルト以外のスキャナを選択したり、設定を変更したりします。RDS アプリケーションでは、システム トレイ アイコンはローカル クライアント コンピュータにリダイレクトされます。

このアイコンをクリックしたときに表示されるメニューを使用する必要はありません。スキャナ リダイレクトは何も構成しなくても機能します。アイコン メニューを使用すると、複数のデバイスがクライアント コンピュータに接続されている場合に使用するデバイスの変更など、オプションの構成を実行できます。

注: 表示されるメニューにスキャナが一覧表示されない場合は、クライアント コンピュータに互換性のないスキャナが接続されています。スキャナ アイコンがない場合は、リモート デスクトップでスキャナ リダイレクト機能が無効になっているか、インストールされていません。また、この機能は Mac または Linux クライアントシステムではサポートされていないため、このアイコンはこれらのシステムには表示されません。

n メニューの [環境設定] オプションをクリックすると、イメージの圧縮をコントロールするオプション、スキャナリダイレクト メニューで Web カメラを非表示にするオプション、およびデフォルト スキャナの選択方法を決定するオプションを選択できます。

VMware が推奨するように、リアルタイム オーディオビデオ機能を使用して Web カメラをリダイレクトする場合は、Web カメラを非表示にするオプションを選択できます。スキャナ リダイレクトと Web カメラを併用すると、自分の写真を撮ってスキャンすることができます。

注: 特定のスキャナを使用するようにスキャナ リダイレクトを構成していて、そのスキャナを使用できない場合、スキャナ リダイレクトは機能しません。

n ほとんどの TWAIN スキャナではスキャナ設定ダイアログ ボックスがデフォルトで表示されますが、表示されないスキャナもあります。設定オプションを表示しないスキャナでは、スキャナ アイコン メニューの [環境設定]オプションを使用して、[[スキャナ設定] ダイアログを常に表示] オプションを選択できます。

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n サイズが大きすぎるイメージのスキャンや解像度が高すぎるスキャンは機能しない場合があります。この場合は、

スキャンの進行状況のインジケータがフリーズしたり、スキャナ アプリケーションが予期せず終了したりすることがあります。リモート デスクトップを最小化すると、解像度が高すぎることを通知するエラー メッセージがクライアント システムに表示される場合があります。この問題を解決するには、解像度を下げるかイメージをより小さいサイズにトリミングしてから、スキャンをやり直します。

シリアル ポート リダイレクトの使用この機能を使用して、ローカルで接続されている組み込みの RS232 ポートなどのシリアル (COM) ポートや USB シリアル変換アダプタなどをリダイレクトできます。プリンタ、バーコード リーダー、およびその他のシリアル デバイスをこれらのポートに接続して、リモート デスクトップで使用できます。

Horizon 管理者がシリアル ポート リダイレクト機能を設定しており、VMware Blast Extreme および PCoIP 表示プロトコルを使用している場合、それ以上構成しなくても、リモート デスクトップでシリアル ポート リダイレクトが動作します。たとえば、ローカル クライアント システムの COM1 は、リモート デスクトップの COM1 にリダイレクトされます。COM ポートがすでに使用されていない限り、COM2 は COM2 としてリダイレクトされます。すでに使用されている場合、競合を避けるために COM ポートはマッピングされます。たとえば、COM1 と COM2 がリモート デスクトップにすでに存在している場合、クライアントの COM1 は、デフォルトで COM3 にマッピングされます。

クライアント システムには必要なデバイス ドライバをがインストールされている必要がありますが、エージェントをインストールしておくリモート デスクトップ オペレーティング システムにデバイス ドライバをインストールする必要はありません。たとえば、ローカル クライアント システムで動作させるために特定のデバイス ドライバが必要となる USB シリアル変換アダプタを使用する場合、クライアント システムのみにこれらのドライバをインストールする必要があります。

重要: USB シリアル変換アダプタに接続するデバイスを使用している場合、Horizon Client の [USB デバイスを接続] メニューからデバイスを接続しないでください。そうすると USB リダイレクトでデバイスがルーティングされ、シリアル ポート リダイレクト機能がバイパスされます。

シリアル ポート リダイレクト機能の使用のヒントn システム トレイまたはリモート デスクトップの通知領域にあるシリアル ポート アイコンをクリックして( )、

マッピングされた COM ポートを接続、切断、およびカスタマイズします。

シリアル ポート アイコンをクリックすると、[VMware Horizon のシリアル COM リダイレクト] コンテキストメニューが表示されます。

注: コンテキスト メニューの項目が灰色になっている場合には、管理者が構成をロックしています。また、必要なバージョンのエージェントと Horizon Client for Windows を使用している場合にのみこのアイコンが表示され、Blast Extreme または PCoIP を介して接続する必要があります。Mac、Linux、またはモバイル クライアントからリモート デスクトップに接続する場合、アイコンは表示されません。

n コンテンツ メニューでは、[COM3 にマッピングされた COM1] のような形式でポート項目が表示されます。最初のポート(この例では COM1)は、物理ポートまたはローカル クライアント システムで使用される USB シリアル変換アダプタです。2 番目のポート(この例では COM3)は、仮想デスクトップで使用されるポートです。

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n COM ポートを右クリックして、[ポート プロパティ] コマンドを選択します。

[COM プロパティ] ダイアログ ボックスで、リモート デスクトップ セッションが開始したときに自動的に接続するポートを構成できます。また、いくつかのモデムおよびその他のデバイスで必要となる DSR(データセットレディー信号)を無視できます。

また、リモート デスクトップで使用するポート番号を変更できます。たとえば、クライアントの COM1 ポートがリモート デスクトップの COM3 にマッピングされているものの、使用しているアプリケーションでは COM1が必要となる場合には、ポート番号を COM1 に変更できます。COM1 がリモート デスクトップにすでに存在する場合、[COM1(重複)] と表示される場合があります。この重複したポートはそのまま使用できます。リモート デスクトップは、ESXi ホストのポートおよびクライアント システムのポートからもシリアル データを受信できます。

n このポートにアクセスする必要があるアプリケーションを起動しようとする前に、マッピングされた COM ポートに必ず接続してください。たとえば、COM ポートを右クリックして、[接続] を選択して、リモート デスクトップでポートを使用します。アプリケーションを起動すると、アプリケーションがシリアル ポートを開きます。

リダイレクトされた COM ポートが開いておりリモート デスクトップで使用されている場合、ローカル コンピュータでこのポートにアクセスできません。逆に、COM ポートがローカル コンピュータで使用中であれば、リモート デスクトップでこのポートにアクセスできません。

n リモート デスクトップで、Windows デバイス マネージャの [ポートの設定] タブを使用して、特定の COM ポートのデフォルトのボー レートを設定します。クライアント システムの Windows デバイス マネージャでも必ず同じ設定を使用します。アプリケーションでポート設定が指定されていない場合にのみ、このタブの設定が使用

されます。

n COM ポートを切断する前に、アプリケーションでポートを閉じるか、アプリケーションを閉じる必要があります。次に、[切断] コマンドを使用して切断して、クライアント コンピュータでこの物理 COM ポートを利用可能にできます。

n シリアル ポートを自動接続するようにしている場合に、シリアル ポートを開くアプリケーションを起動してから、デスクトップ セッションを切断して再接続すると、自動接続機能が動作しません。また、シリアル ポートのシステム トレイ アイコンのメニュー オプションを使用して接続することもできません。ほとんどの場合、アプリケーションがシリアル ポートを使用できなくなります。これは、想定どおりの動作です。問題を解決するには、アプリケーションを停止し、デスクトップ セッションを切断してから、再接続する必要があります。

キーボード ショートカットメニュー コマンドおよび共通の操作にキーボード ショートカットを使用できます。

すべてのアプリケーションで Horizon Client と同じように動作するショートカット

表 5‑4. 共通のキーボード ショートカット

アクション キーまたはキーの組み合わせ

ダイアログボックスで、ハイライト表示されたボタンをクリックします。 Enter キーを押します。

コンテキスト メニューを起動します。 Shift+F10 キーを押します。

ダイアログボックスで、[キャンセル] ボタンをクリックします。 ESC キーを押します。

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表 5‑4. 共通のキーボード ショートカット (続き)

アクション キーまたはキーの組み合わせ

サーバ選択ウィンドウ、またはデスクトップおよびアプリケーション選

択ウィンドウのアイテム間を移動します。

矢印キーを使用して、矢印の方向に移動します。右に移動するには、Tabキーを押します。左に移動する場合は、Shift+Tab キーを押します。

サーバ選択ウィンドウ、またはデスクトップおよびアプリケーション選

択ウィンドウからアイテムを削除します。

Delete キーを押します。

Windows 8.x では、スタート画面とデスクトップ画面間を移動します。 Windows キーを押します。

Horizon Client Window (サーバ選択リスト)のショートカット表 5‑5. 接続先サーバを指定する場合の、Windows に固有のキーの組み合わせ

メニュー コマンドまたは操作 キーの組み合わせ

ブラウザ ウィンドウでヘルプ システムを開く Alt+O+H、Ctrl+H

[新規サーバ] コマンド Alt+N

[サポート情報] ウィンドウを表示する Alt+O+S

[Horizon Client] ウィンドウを表示する Alt+O+V

[SSL の構成] コマンド Alt+O+O

[アイテムの起動後にセレクタを非表示] コマンド Alt+O+I

リモート デスクトップおよびアプリケーション セレクタのショートカット表 5‑6. デスクトップおよびアプリケーション選択ウィンドウで使用するキーとキーの組み合わせ

メニュー コマンドまたは操作 キーの組み合わせ

ブラウザ ウィンドウでヘルプ システムを開く Alt+O+H、Ctrl+H

[オプション] メニューを表示する Alt+O

[サポート情報] ウィンドウを表示する Alt+O+S

[Horizon Client] ウィンドウを表示する Alt+O+V

リモート デスクトップからログオフする Shift+F10+O

サーバを切断してログオフする Alt+D

[お気に入りを表示] と [すべて表示] 間を切り替える Alt+F

お気に入りの表示中に、アプリケーションまたはデスクトップ名の最初

の数文字を入力したら、検索に一致する次のアイテムに移動する

F4

お気に入りの表示中に、検索に一致する前のアイテムに移動する Shift+F4

お気に入りとしてマークするか、お気に入りの指定を解除する Shift+F10+F

[設定] メニューを表示する Alt+S、または Shift+F10+S

選択したアイテムを起動する Enter、または Shift+F10+L

リモート デスクトップまたはアプリケーションのショートカットをクライアント システムの [スタート] メニュー(Windows 7 以前の場合)または [スタート] 画面(Windows 8.x の場合)に固定する

Shift+F10+A

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表 5‑6. デスクトップおよびアプリケーション選択ウィンドウで使用するキーとキーの組み合わせ (続き)

メニュー コマンドまたは操作 キーの組み合わせ

選択したリモート デスクトップの [表示設定] コンテキスト メニューを表示する

Shift+F10+D

PCoIP 表示プロトコルを使用して、選択したリモート デスクトップに接続する

Shift+F10+P

RDP 表示プロトコルを使用して、選択したリモート デスクトップに接続する

Shift+F10+M

選択したアイテムのデスクトップ ショートカットを選択する Shift+F10+C

選択したアイテムを [スタート] メニューまたは [スタート] 画面に追加する

Shift+F10+A

選択したデスクトップをリセットする(管理者がリセットを許可してい

る場合)

Shift+F10+R

デスクトップとアプリケーションのリストを更新する F5

デスクトップ ウィンドウ(PCoIP または VMware Blast Extreme セッションの)ショートカット

これらのショートカットは、最初に Ctrl+Alt キーを押すか、リモート デスクトップ オペレーティング システム内ではなく、Horizon Client のメニュー バーをクリックしてからキーを押すと、機能します。

表 5‑7. PCoIP と VMware Blast セッションのキーの組み合わせ

メニュー コマンドまたは操作 キーの組み合わせ

リモート デスクトップのオペレーティング システム内から移動できるように、マウス カーソルをリリースする

Ctrl+Alt

[オプション] メニューを表示する Alt+O

[サポート情報] ウィンドウを表示する Alt+O+M

[Horizon Client] ウィンドウを表示する Alt+O+V

[共有フォルダの設定] ダイアログを呼び出す Alt+O+F

[ディスプレイの拡張を有効にする] を切り替える Alt+O+N

[他のデスクトップに切り替え] コマンド Alt+O+S

[このデスクトップに自動接続] コマンド Alt+O+A

[相対マウスを有効化] コマンド Alt+O+E

[Ctrl+Alt+Del の送信] コマンド Alt+O+C

[切断] コマンド Alt+O+D

[切断およびログオフ] コマンド Alt+O+L

[USB デバイスの接続] コマンド Alt+U

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Horizon Client のトラブルシューティング 6デスクトップをリセットまたは再起動するか、VMware Horizon Client アプリケーションを再インストールすることによって、Horizon Client のほとんどの問題を解決できます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n キーボード入力の問題

n Workspace ONE モードでのサーバへの接続

n Horizon Client が予期せずに終了する場合の対処

n リモート デスクトップの再起動

n リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのリセット

n Horizon Client for Windows の修復

n Horizon Client for Windows のアンインストール

キーボード入力の問題

リモート デスクトップまたはアプリケーションでのキー入力がまったく動作しない場合、ローカル クライアント システムのセキュリティ ソフトウェアによる問題である可能性があります。

問題

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続中、入力した文字が表示されない。1 つのキーが何回も繰り返される現象が発生することもある。

原因

Norton 360 トータル セキュリティなどの一部のセキュリティ ソフトウェアには、キーロガー プログラムを検出してキーストロークの記録をブロックする機能があります。このセキュリティ機能は、たとえば、パスワードやクレジッ

トカード番号を盗み取るスパイウェアからシステムを保護するためのものです。このようなセキュリティ ソフトウェアによって、Horizon Client がリモート デスクトップまたはアプリケーションにキーストロークを送信できなくなることがあります。

ソリューション

u クライアント システムで、ウィルス対策ソフトウェアまたはセキュリティ ソフトウェアのキーロガー検出機能をオフにします。

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Workspace ONE モードでのサーバへの接続Horizon Client からサーバに直接接続できない場合、またはデスクトップやアプリケーションの資格が Horizon Clientに表示されない場合、サーバで Workspace ONE モードが有効になっていない可能性があります。

問題

n Horizon Client からサーバに直接接続すると、Horizon Client が Workspace ONE ポータルにリダイレクトします。

n URI またはショートカットでデスクトップまたはアプリケーションを開くか、ファイルの関連付けからローカルファイルを開くと、Workspace ONE ポータルにリダイレクトされ、認証が実行されます。

n Workspace ONE からデスクトップまたはアプリケーションを開き、Horizon Client を開始すると、資格のある他のリモート デスクトップまたはアプリケーションを Horizon Client で表示したり、開いたりすることができなくなります。

原因

Horizon 7 バージョン 7.2 から、接続サーバ インスタンスで管理者が Workspace ONE モードを有効にできるようになりました。接続サーバ インスタンスで Workspace ONE モードが有効になっている場合、この動作は正常です。

ソリューション

Workspace ONE を使用して、Workspace ONE が有効になっているサーバに接続し、リモート デスクトップとアプリケーションにアクセスしてください。

Horizon Client が予期せずに終了する場合の対処ユーザーが終わらせたわけではないのに Horizon Client が終了する場合があります。

問題

Horizon Client が予期せずに終了する場合があります。接続サーバの構成によっては、「View 接続サーバへの安全

な接続がありません」のようなメッセージが表示される場合があります。メッセージが表示されない場合もあります。

原因

この問題は、接続サーバへの接続が失われると発生します。

ソリューション

u Horizon Client を再起動します。接続サーバが再び実行するようになるとすぐに正常に接続できます。接続の問題が解決しない場合は、Horizon 管理者へお問い合わせください。

リモート デスクトップの再起動デスクトップ オペレーティング システムが応答しなくなった場合、リモート デスクトップの再起動が必要な場合があります。リモート デスクトップの再起動は、Windows オペレーティング システムを再起動することと同じです。デスクトップ オペレーティング システムでは、通常、再起動する前に未保存データを保存するよう求められます。

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Horizon 管理者がデスクトップの再起動機能を有効にしている場合にのみ、リモート デスクトップを再起動できます。

デスクトップの再起動機能を有効する操作の詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

手順

u [デスクトップの再起動] コマンドを使用します。

オプション アクション

デスクトップのオペレーティング システムで メニュー バーから [オプション] - [デスクトップの再起動] を選択します。

デスクトップ選択ウィンドウから デスクトップ アイコンを右クリックし、[デスクトップの再起動] を選択します。 Horizon Client から、再起動を確認するように求められます。

リモート デスクトップのオペレーティング システムが再起動し、Horizon Client がデスクトップから切断され、ログオフされます。

次のステップ

システムが完全に起動するまで待機してから、リモート デスクトップへの再接続します。

リモート デスクトップを再起動しても問題が解決しない場合、リモート デスクトップをリセットする必要がある場合があります。「リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのリセット」を参照してください。

リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのリセットデスクトップ オペレーティング システムが応答を停止し、リモート デスクトップを再起動しても問題が解決しない場合は、リモート デスクトップをリセットする必要がある場合があります。リモート アプリケーションをリセットすると、開いているすべてのアプリケーションが終了します。

リモート デスクトップをリセットする操作は、物理的な PC を強制的に再起動するためにその PC のリセット ボタンを押す操作に相当します。リモート デスクトップで開いているすべてのファイルが閉じられますが、保存されません。

リモート アプリケーションをリセットすることは、未保存データを保存せずにすべてのアプリケーションを終了するのと同じことです。複数の RDS サーバ ファームから提供されているアプリケーションであっても、開いているリモート アプリケーションはすべて閉じます。

Horizon 管理者がデスクトップのリセット機能を有効にしている場合にのみ、リモート デスクトップをリセットできます。

デスクトップのリセット機能を有効する操作の詳細については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』を参照してください。

手順

1 リモート デスクトップをリセットするには、[デスクトップのリセット] コマンドを使用します。

オプション アクション

デスクトップのオペレーティング システムで メニュー バーから [オプション] - [デスクトップのリセット] を選択します。

デスクトップとアプリケーションの選択ウィン

ドウから

デスクトップ アイコンを右クリックし、[デスクトップのリセット] を選択します。

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2 リモート アプリケーションをリセットするには、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの [リセット] ボタンを使用します。

a メニュー バーの [設定] ボタン(歯車のアイコン)をクリックします。

b 左ペインの [アプリケーション] をクリックし、右ペインの [リセット] ボタンをクリックして、[OK] をクリックします。

リモート デスクトップをリセットすると、リモート デスクトップのオペレーティング システムが再起動し、Horizon Client がデスクトップから切断され、ログオフされます。リモート アプリケーションをリセットすると、そのアプリケーションは終了します。

次のステップ

システムが完全に起動するまで待機してから、リモート デスクトップやアプリケーションに再接続します。

Horizon Client for Windows の修復Horizon Client の問題は、Horizon Client アプリケーションを修復すると解決することがあります。

前提条件

クライアント システムに管理者としてログインできることを確認します。

手順

n Horizon Client をインタラクティブに修復するには、Horizon Client インストーラをダブルクリックするか、コマンド ラインから /repair インストール コマンドを使用して Horizon Client インストーラを実行し、[修

復] をクリックします。

n Horizon Client をサイレント モードで修復するには、コマンド ラインから /silent と /repair インストー

ル コマンドを使用して、Horizon Client インストーラを起動します。

例: VMware-Horizon-Client-<y.y.y>-<xxxxxx>.exe /silent /repair

Horizon Client for Windows のアンインストールHorizon Client を修復しても問題が解決しない場合、Horizon Client をアンインストールして再インストールすると問題が解決することがあります。

ここでは、Horizon Client インストーラを使用して Horizon Client をアンインストールする方法を説明します。Horizon Client インストーラがない場合には、Windows システムの他のアプリケーションと同じ方法でHorizon Client をアンインストールできます。たとえば、Windows オペレーティング システムの [プログラムの追加と削除] 機能を使用して、Horizon Client をアンインストールします。

前提条件

クライアント システムに管理者としてログインできることを確認します。

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手順

n Horizon Client をインタラクティブにアンインストールするには、Horizon Client インストーラをダブルクリックするか、コマンド ラインから /uninstall インストール コマンドを使用して Horizon Client インストーラ

を実行し、[削除] をクリックします。

n Horizon Client をサイレント モードでアンインストールするには、コマンド ラインから /silent

と /uninstall インストール コマンドを使用して、Horizon Client インストーラを起動します。

例: VMware-Horizon-Client-<y.y.y>-<xxxxxx>.exe /silent /uninstall

次のステップ

Horizon Client を再インストールします。章 2 「Horizon Client for Windows のインストール」を参照してください。

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