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このたびは冷温水ファンコイルユニットをお買い求めいただき、まことにありがとうございます。 ご使用の前に、この取扱説明書・工事説明書をよくお読みいただき、正しくお使いください。お読みにな った後は大切に保管し、おわかりにならないことや、不具合が生じたときにお役立てください。 ●保証書は販売店からお受け取りになる際に、必要事項が記入されていることを必ず確認してください。 ●製品改良により、本体・仕様などが説明書の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承くだ さい。 ■取付工事店様へ 設置工事の前に、この工事説明書をよくお読みのうえ正しく据付けてください。 なお、工事終了後に説明書を必ずお客様にお渡しください。 冷温水ファンコイルユニット 取扱説明書(保証書付)・工事説明書 FCU-081P

FCU-081P - sunpot.co.jp

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このたびは冷温水ファンコイルユニットをお買い求めいただき、まことにありがとうございます。

●ご使用の前に、この取扱説明書・工事説明書をよくお読みいただき、正しくお使いください。お読みにな った後は大切に保管し、おわかりにならないことや、不具合が生じたときにお役立てください。●保証書は販売店からお受け取りになる際に、必要事項が記入されていることを必ず確認してください。●製品改良により、本体・仕様などが説明書の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承くだ さい。

■取付工事店様へ 設置工事の前に、この工事説明書をよくお読みのうえ正しく据付けてください。 なお、工事終了後に説明書を必ずお客様にお渡しください。

冷温水ファンコイルユニット

取扱説明書(保証書付)・工事説明書

FCU-081P 

取扱説明書 安全上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 各部の名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リモコンの名称とはたらき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 運転モード(冷房・暖房)の選択 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 風量モードの選択 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冷房運転 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 暖房運転 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 状態ロックを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日常の点検・手入れのしかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 定期点検 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 故障かな?と思ったら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ エラーコード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 部品交換のしかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アフターサービス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 保証書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

工事説明書 工事の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 特に注意していただきたいこと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 外形寸法図・附属品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 別売品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                            設置工事    据付場所の選定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                       設置スペース・点検スペース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                 取付方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                  配管工事    ドレン配管 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                         冷温水配管 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                 電気配線工事  使用電源 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                         設置(アース)工事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・             リモコンの接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                      配線図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                          リモコンの取付 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                      外部出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                         配管の確認・給水と空気抜き ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                試運転 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                          お客様への説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ チェックリスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                     

ページ数 3  5   6   7   7   8   9  10 11 11 12 12 13 13 14 15

18 19 21 21 22 22 23 25 26 27 27 28 28 29 32 33 33 34  34

もくじ

2

3

安全上の注意(必ずお守りください)●ここに示した事項は、危害・損害の程度によって次のように分類されます。

いずれも安全に関する重大な内容を記載していますので、必ず守ってください。

  

人が死亡、重傷を負う可能性、火災の可能性が想定される内容です。

人が軽傷を負う可能性、物的損害の発生が想定される内容です。

●分解・修理・改造をしない(火災・感電・漏電の原因)

機器内の点検や修理はお買い求めの販売店にご連絡ください。

●機器の近くにガス類や引火性危険物を置かない

(火災の原因)

●ファンコイルユニットの左右カバーを開けない

(感電の原因)

●アース工事がされていることを確認する(感電の原因)

不具合があるときはお買い求めの販売店にご連絡ください。

●ファンコイルユニットの吸込口や吹出口に指や棒を入れない

(けがの原因)

●加工したり束ねたまま使用しない(火災や感電の原因)

●電源配線や連絡配線に無理な力を加えない重いものを載せたり、引張ったりしないでください。破損して火災や感電の原因になります。

●電源ブレーカは濡れた手で操作しない(感電の原因)

●電源ブレーカの作動を定期的に確認する

(火災や感電の原因)

作動しないときはお買い求めの販売店にご連絡ください。

●お守りいただく内容を、次の図記号で説明しています。

禁止「してはいけない」内容です。

実行「しなければならない」内容です。

●異常時(こげくさいなど)は専用の電源ブレーカを「切」にする

(火災・感電・故障の原因)

すぐにお買い求めの販売店にご連絡ください。

●電源はファンコイルユニット専用の電源ブレーカを設ける(火災の原因)

●据付はお買い求めの販売店に依頼する

ご自分で据付工事され不備があると、火災・感電・水漏れなどの原因となります。

4

ファンコイルユニットに関する注意●吸込口や吹出口をふさがない  (能力低下や故障の原因)

●上に乗ったり、ものを載せたりしない 落下や転倒などによるけがのおそれがあり ます。

●ファンコイルユニットに使用する不 凍液は当社純正を使用してください。 また不凍液は幼児の届かないところ に保管してください。 万一、飲んだ場合はすぐに吐かせ、 医師の診断を受けてください。

●ファンコイルユニットを水洗いした り、花瓶などの水の入った容器を載 せたりしない。 漏電のよる火災や感電のおそれがあります。

●他の目的に使用しない 食品・精密機械・美術品の保存や動植物の生育 など特殊な用途に使用しないでください。

●動植物に風があたる場所に設置しない (動植物への悪影響)

●長時間、ファンコイルユニットの風を 肌にあてない (体調不良・健康障害の原因)

●ファンコイルユニットの風があたる場 所に燃焼器具を置かない (燃焼器具の不完全燃焼の原因)

お手入れ時や点検時は次のことを行う

●専用の電源ブレーカーを「切」にする(感電の原因)

●お手入れや点検後は左カバー、右カバーは必ず閉じる雨やゴミが入ると感電・ショート・漏電の原因になります。

●フィルタを定期的に清掃する(能力低下の原因)

水漏れの確認●機器・配管などから水漏れがないことを確認する

落雷のおそれがあるときの処置●電源ブレーカを「切」にする

雷が発生したときはファンコイルユニット専用の電源ブレーカを「切」にしてください。一時的な過電圧で電子部品を損傷することがあります。雷がやんだ後は「入」にしてください。

安全上の注意(必ずお守りください)

5

各部の名称外観図

ファンコイルユニット(FCU-081P)

空気吸込口

右カバー

左カバー

フィルタ

空気抜きバルブ

制御基板

電源用端子台( 機器内部 )

リモコン用端子台( 機器内部 )

ドレンパン接続口

冷温水戻り冷温水往き( 機器内部 )

空気吐出口

空気の流れ

リモコンの名称とはたらき 

冷暖房用液晶リモコン(別売部品・FCU-PR)

①運転ボタン 運転するときに押します。 停止前の設定温度、運転状態にて運転 を開始します。  

  

  

②運転表示LED 点灯・・・運転中 消灯・・・停止中 ③停止ボタン 停止するときに押します。 設定温度、運転状態(運転モード、風 量)は記憶します。 ④設定UPボタン・設定DOWNボタン 設定温度の変更(UP・DOWN)を行うボタ ンです。0.5℃単位で変更できます。 ⑤風量ボタン ファンコイルユニットの運転風量を設 定します。ボタンを押すごとに風量が 切り替わります。 

●表示例は説明のためのもので、実際とは異なり ます。

表示部の特性について●表示内容などにより明るさにムラが生じることが ありますが故障ではありません。●画面を正面以外から見ると表示色が変化して見え ることがありますが故障ではありません。●気温が下がると表示部の切換りが遅くなることが ありますが故障ではありません。

6

⑥風量モード表示 運転中の風量モードを表示します。 

リモコン

温度設定/TEMP

停止 運転 風量

OFF ON FAN

AIR CONDITIONER

暖房

冷房

自動風量 弱 中 強

1 5

2 4

3

6

78

9

⑦運転モード表示 運転中の運転モード(冷房・暖房)を表 示します。 ⑧室温表示 内蔵のセンサが検知している温度を 0~40℃まで1℃単位で表示します。 ⑨設定温度表示 設定温度を15.0~30.0℃まで0.5℃単位 で表示します。  

10

⑩室温センサ 室温センサが内蔵されており、現在の の室温を確認しています。 

●次の場所には取り付けないでください。  ・操作しにくい場所    ・幼児の手が届く場所       ・表示が見えにくい場所   ・直射日光があたる場所   ・ストーブなどに近い場所  ・テレビやラジオから1m以内、テレビのアンテナから3m以内●リモコンに衝撃を与えたり、水をかけたりしないでください。

・湿気が多い場所・蒸気・水滴・水しぶきなどがかかる場所・ガステーブル・コンロなどの燃焼器具の上部・特殊薬品を使用する場所

1 運転 を押して運転表示LED、表示部を点灯させる

運転モード(冷房・暖房)の選択

7

2 運転   を同時に2秒間長押しする▼

・表示部の運転モード「冷房」になっていれば、 冷房モードにて運転します。

3 運転   を同時に2秒間長押しする▲

・表示部の運転モード「暖房」になっていれば、 暖房モードにて運転します。

温度設定/TEMP

停止 運転 風量

OFF ON FAN

AIR CONDITIONER

風量モードの選択

1 運転 を押して運転表示LED、表示部を点灯させる

2 風量 を押して風量モードを切り替える

・ボタンを押すごとに下記の順に表示部が切り替 わります。・風量モード「自動」の場合、設定温度表示が点灯 します。・風量モード「弱・中・強」の場合、設定温度表示 は点灯しません。

冷房

自動風量

冷房

風量 弱

冷房

風量 中

冷房

風量 強

冷房(風量 自動)

冷房(風量 中)

冷房(風量 弱)

冷房(風量 強)

冷房運転●ファンの風量モードを「自動」または「弱・中・強」のどちらで も運転することができます。●ファンの風量モード「自動」の場合は、設定温度表示が点灯し ますが、「弱・中・強」の場合は、設定温度表示が点灯しませ ん。●運転中には、ファンが回転し、吹出口より風が出ます。●ファンの風量モード「自動」では、リモコンの内蔵センサが検 出した室温と設定温度を比較して、ファンの回転数が自動的 に変化します。設定温度に達したとき、ファンは回転を停止 します。室温が設定温度より高くなった場合に再度、ファン の回転を開始します。この動作を繰り返します。●ファンの風量モード「弱・中・強」では、室温に関係なく、希 望したファンの回転数で運転を継続します。

・運転表示LED、表示部が点灯します。・表示部の運転モードが「暖房」と表示して いる場合は、運転モードを「冷房」に変更 してください。7ページを参照。

風量ボタンを押すごとに右記の順で切り替わります。

停止するとき

運転ボタン  を押して「入」にする

風量モードを変更する場合は を押して風量を変更する

設定温度UPボタン、設定温度DOWN  ボタンを押して温度を設定する温度設定範囲は15~30℃までの0.5℃刻みになります。1回押すごとに0.5℃ごとで変わります。風量モード(弱・中・強)では設定温度表示が点灯しません。

停止ボタン  を押して「切」にする運転表示LED、表示部が消灯します。3分間、ファン風量「弱」にて運転(パージ運転)を行い、ファンが停止します。

8

温度設定/TEMP

停止 運転 風量

OFF ON FAN

AIR CONDITIONER

1

3

4 2

運転

冷房

自動風量

冷房

自動風量

冷房

風量 弱

冷房

風量 中

冷房

風量 強

冷房(風量 自動)

冷房(風量 中)

冷房(風量 弱)

冷房(風量 強)

温度設定/TEMP

冷房

自動風量

風量

FAN

1

2

3

4停止

暖房運転●ファンの風量モードを「自動」または「弱・中・強」のどちらで も運転することができます。●ファンの風量モード「自動」の場合は、設定温度表示が点灯し ますが、「弱・中・強」の場合は、設定温度表示が点灯しませ ん。●運転中には、ファンが回転し、吹出口より風が出ます。●ファンの風量モード「自動」では、リモコンの内蔵センサが検 出した室温と設定温度を比較して、ファンの回転数が自動的 に変化します。設定温度に達したとき、ファンは回転を停止 します。室温が設定温度より低くなった場合に再度、ファン の回転を開始します。この動作を繰り返します。●ファンの風量モード「弱・中・強」では、室温に関係なく、希 望したファンの回転数で運転を継続します。

・運転表示LED、表示部が点灯します。・表示部の運転モードが「冷房」と表示して いる場合は、運転モードを「暖房」に変更 してください。7ページを参照。

風量ボタンを押すごとに右記の順で切り替わります。

停止するとき

運転ボタン  を押して「入」にする

風量モードを変更する場合は を押して風量を変更する

設定温度UPボタン、設定温度DOWN  ボタンを押して温度を設定する温度設定範囲は15~30℃までの0.5℃刻みになります。1回押すごとに0.5℃ごとで変わります。風量モード(弱・中・強)では設定温度表示が点灯しません。

停止ボタン  を押して「切」にする運転表示LED、表示部が消灯します。3分間、ファン風量「弱」にて運転(パージ運転)を行い、ファンが停止します。

9

温度設定/TEMP

停止 運転 風量

OFF ON FAN

AIR CONDITIONER

1

3

4 2

運転暖房

自動風量

暖房自動風量

暖房風量 弱

暖房風量 中

暖房

風量 強

暖房(風量 自動)

暖房(風量 中)

暖房(風量 弱)

暖房(風量 強)

温度設定/TEMP

暖房自動風量

風量

FAN

1

2

3

4停止

状態ロックを設定する●ファンコイルユニットの動作状況変更を防止できます。

停止ロック

●ファンコイルユニットが停止している状態(リモコン運転LED、 表示部 消灯)のときに、停止ボタンを10秒間長押し。●停止の状態でボタン操作が無効となり、表示部の右下にドッ トマークのみ点灯します。●再度、停止ボタンを10秒長押しで、ドットマークが消灯し、 ボタン操作が可能となります。

停止

運転暖房

自動風量

運転ロック

●ファンコイルユニットが運転している状態(リモコン運転LED、 表示部 点灯)のときに、運転ボタンを10秒間長押し。●運転の状態でボタン操作が無効となり、表示部の右下にドッ トマークが追加点灯します。●再度、運転ボタンを10秒長押しで、ドットマークが消灯し、 ボタン操作が可能となります。

10

11

日常の点検・手入れのしかた

周囲の確認

機器の周囲に灯油・ガス・ガソリン・シンナーなどの引火性危険物がないことを確認してください。

水漏れの確認

●点検・手入れのときは手袋などの保護具を着用してください。●部品の分解・調整は絶対にしないでください。●異常がある場合はお買い求めの販売店にご連絡ください。●ファンコイルユニットの左カバー、右カバーははずさないでください。

毎日

適時に

ファンコイルユニット・各種配管などから水漏れしていないことを確認してください。

(冷房運転中はドレン水が出て、配管より排出されます。)

リモコン・ファンコイルユニットの掃除水や化学ぞうきんなどは使わず、柔らかい布でからぶきしてください。ガソリン・ベンジン・シンナー・みがき粉・ガラスクリーナーなどは使用しないでください。印刷や塗装のはがれ、傷の原因になります。

フィルタの掃除ファンコイルユニットの空気吸込口・空気吐出口に取り付けてあるフィルタに、ゴミやほこりがあった場合は、掃除機などで取り除いてください。フィルタを水洗いした場合は完全に乾かしてから取り付けてください。フィルタにゴミやほこりが付いたままですと、風量を確保できずに能力不足になる可能性があります。

半年に1回以上

専用ブレーカの作動確認

●専用ブレーカは濡れた手で触らないでください。感電するおそれがあり危険です。

定期点検

●機器の破損を確認し、お買い求め時の販売店にご連絡ください。

地震などの被害にあったとき

定期点検は有料です

●長期間ご使用になりますと、機器の点検が必要になります。 機器を安心して長くご使用いただくために、1年に1回程度は定期点検を受けることをおすすめします。●定期点検はお買い求めの販売店にご連絡ください。

故障かな?と思ったら次のような場合は故障ではありません。修理を依頼する前にもう一度確認してください。

こんなときは 確認してください

湯給

ファンコイルユニット吹出口から冷風(温風)が出ない

●リモコンの運転LED、表示部が点灯していますか。 運転ボタンを押し、運転LED、表示部を点灯させてください。●風量自動運転モードにて、現在室温と設定温度が同じになっていませんか。 現在室温と設定温度に違いが出れば、ファンが運転し、冷風(温風)が出ます。●状態ロックにて「停止ロック」になっていませんか。 状態ロックを解除してください。●吸込口・吹出口フィルタにゴミやほこりなどがつまっていませんか。 清掃してください。

6ページ

風は出るが冷風(温風)の感じがしない

●ファンコイルユニットに冷水(温水)を供給している熱源側が運転していますか。●ファンコイルユニットと熱源側の運転モードが同じになっていますか。 ファンコイルユニットは冷房運転、熱源機は暖房運転をしているなど。●熱源機の設定温度が高い(低い)など適正でない。

風量が変動する

リモコンが操作できない

●風量モードが「自動」になっていませんか。 ・現在室温と設定温度を比較して風量を可変させます。 ・現在室温と設定温度の差が大きい場合は風量が多くなり、現在室温と設定温度の  差が小さい場合は風量が少なくなります。現在室温と設定温度が同じになったと  きにファンが停止。現在室温と設定温度に差が生じた場合、再度ファンを回転さ  せ、冷風(温風)を供給します。

●状態ロックにて「停止ロック」または「運転ロック」になっていませんか。 状態ロックを解除してください。

12

表示画面の色が変化する●表示画面を正面以外から見ると表示色が変化して見える場合があります。また表示内容などにより明るさにムラが生じることがあります。

表示画面の切換わりが遅い ●気温が下がると表示の切換わりが遅くなることがあります。

●分電盤のファンコイルユニット専用の電源ブレーカが「OFF」になっていませんか。リモコンの画面が表示しない

7~9ページ

10ページ

11ページ

10ページ

7~9ページ

エラーコード

エラーコード 説  明 確 認 ・ 処 置

E-1 室温センサ異常

●リモコンの室温センサまたは外部センサの 交換。●外部センサ使用の場合は、リモコンの室温 センサ使用に切り替える。

●リモコンにエラーコードが出た場合は、確認・処置を行ってください。

●1つのリモコンで複数台のファンコイルユニットを運転させている状態で、他のファン コイルユニットが運転して風が出ている場合、運転していないファンコイルユニット には何か異常が起きている可能性があります。お買い求めの販売店または最寄のサン ポットの支店・営業所へご相談ください。●上記の「ファンコイルユニット吹出口から冷風(温風)が出ない」の確認項目を全て行っ てもファンコイルユニットから風が出ない場合は、ファンコイルユニットには何か異 常が起きている可能性があります。お買い求めの販売店または最寄のサンポットの支 店・営業所へご相談ください。

その他

部品交換のしかた●長期間の使用により消耗、劣化しやすい部品があります。●部品交換は必ずサンポット純正部品を使用してください。

不凍液など

制御基板・ファンモータ、フィルタなど

仕様

13

 単相100V  50/60Hz

冷房能力 ※1 全熱量 

 1.5kW

 39dB(A)

 2.2L/min

 13kPa

 幅990×奥行250×高さ125mm

 11kg

 取扱説明書・工事説明書附属品

電源

暖房能力 ※2

騒音値  ※3

定格通水量

通水抵抗 ※4

外形寸法 ※5

重量  ※5

※1

※2

※3

※4

※5

JIS A 4008 ファンコイルユニット 冷房試験に準じる。入口乾球温度27℃、入口湿球温度19℃、入口水温7℃、温度上昇5Kとなる通水量。循環する媒体は水。空気吸込口および空気吐出口にフィルタのみを取り付けた場合。ガラリなどを取り付けるなど、開口率によって能力は変動します。

JIS A 4008 ファンコイルユニット 暖房試験に準じる。入口乾球温度20℃、入口水温60℃、通水量は冷房試験と同量。循環する媒体は水。空気吸込口および空気吐出口にフィルタのみを取り付けた場合。ガラリなどを取り付けるなど、開口率によって能力は変動します。

騒音値は静音室で測定した値です。実際に据え付けた状態で測定すると周囲の騒音や反響を受け表示値より大きくなる場合があります。

定格通水量のとき。

ガラリ(別売 市販品)やグレーチング(別売 市販品)などは含まれていません。

 0.75kW

消費電力  8W

 0.3MPa最高圧力

 FCU-081P形式名

 冷温水ファンコイルユニット種類

14

1. 形 式 名…………機器の銘板に記載されています。2. お買い上げ年月日3. 故障の状況…………できるだけ詳しく。またリモコンのエラー番号をお知らせください。4. ご住所、お名前、電話番号5. 訪問ご希望日

アフターサービス

据付け

●機器据付けや、増改築、引越しなどで機器を取りはずしたり、再設置する場合は専門の技術が必要に なりますので、お買い求めの販売店、またはお近くのサンポット支店・営業所にご相談ください。●この場合の取りはずし、設置は保証期間内でも費用がかかります。●据付けについては、電気設備に関する技術基準、電気工事は指定店に依頼するなど法令の基準を守っ てください。工事説明書の「特に注意していただきたいこと」をお読みになり販売店または据付業者と よくご相談ください。●設置場所の選び方次第で騒音は大きく変わります。騒音公害とならないように十分に配慮して設置場 所を選択してください。●据付終了後、もう一度、工事説明書の「特に注意していただきたいこと」をお読みになり、工事説明書 記載とおりに据付けられているかご確認ください。

保証・修理について

●正常な使用状態において故障した場合には、保証書の規定に従って修理いたします。 お買い求めの販売店、またはお近くのサンポット支店・営業所にご連絡ください。●保証期間経過後の修理についても、お買い求めの販売店、またはお近くのサンポット支店・営業所に ご相談ください。 修理により性能が維持できる場合はご希望により有料修理いたします。●ご不明な点や修理に関するご相談は、お買い求めの販売店、またはお近くのサンポット支店・営業所 にご連絡ください。●修理料金は、技術料、部品代、出張料などで構成されています。

●性能部品とは製品の機能を維持するために必要な部品です。

このファンコイルユニットには「保証書」がついています

補修用性能部品について

●修理を依頼する前に「故障かな?と思ったら」の項を見て、もう一度確認してください。

異常がある場合は運転を停止し、お買い求めの販売店、またはお近くのサンポット支店・

営業所にご連絡ください。

●アフターサービスをお申しつけいただくときは、次のことをお知らせください。

修理を依頼するとき

補修用性能部品の保有期間は、この製品の製造打ち切り後10年です

試運転は販売店または据付業者と立会いの上、行ってください。運転手順、異常時の処置方法について販売店または据付業者より説明を受けてください。詳しくは工事説明書 34 ページをご参照ください。

  形  式  名

★ お 買 い 上 げ 日

★ お   客   様

★ 販   売   店

修理メモ

〒025-0301 岩手県花巻市北湯口第2地割1番地26

お客様相談窓口 TEL 0198-37-1177

★ 製 造 番 号 No.

年     月     日

ご住所

お名前

電話    (   )

電話     (   )

販売店様へお願い

住所・店名

保証書(販売店様控)

  保 証 期 間

▽線り取り切△

⑴本保証書(販売店様控)及び次のページの保証書(お客様控)の★印欄に必ず必要事項をご記入の上、本保証書は

切り取り線より切り取り保管し、次のページの保証書(お客様控)は本取扱説明書とともにお客様にお渡しください。

 ※カーボン紙を差し込んで次のページに複写してください。

⑵本保証書に記載したお客様の個人情報は、保証期間内のサービス活動及びその後の安全点検活動のため以外には

使用しないでください。

1年  

FCU-081P

★印欄に記入の無い場合は無効となりますので、必ずお確かめください。

販売店の記載がないときは、それを証明する領収書などが必要となりますので、一緒に保管してください。

  形  式  名

★ お 買 い 上 げ 日

★ お   客   様

★ 販   売   店

〒025-0301 岩手県花巻市北湯口第2地割1番地26

お客様相談窓口 TEL 0198-37-1177

★ 製 造 番 号 No.

1年  

年     月     日

ご住所

お名前

電話    (   )

電話     (   )

住所・店名

FCU-081P

保証書(お客様控)

  保 証 期 間

★印欄に記入の無い場合は無効となりますので、必ずお確かめください。

販売店の記載がないときは、それを証明する領収書などが必要となりますので、一緒に保管してください。

※この保証書は本書に明示した期間、条件のもとにおいて無料修理をお約束するものです。従ってこの保証書によってお客様

の法律上の権利を制限するものではありませんので、保証期間経過後の修理等についてご不明な場合は、お買い上げの販売

店または取扱説明書裏面記載の最寄りの当社支店・営業所にお問い合せください。

※保証期間経過後の修理、補修用性能部品の保有期間について詳しくは取扱説明書をご覧ください。

※お客様にご記入いただいた保証書の控えは、保証期間内のサービス活動、及びその後の安全点検活動のために記載内容を利

用させていただく場合がございますので、ご了承ください。

<無料修理規定>

1. 当社が認定した工事業者が、冷暖房システム部材の全てにサンポット純正部品を使用して施工した冷暖房システ  ムにおいて取扱説明書、本体貼付ラベル等の注意書に従った正常な使用状態で故障した場合には、お買い上げの  販売店が無料修理致します。2. 保障期間内に故障して無料修理を受ける場合は、お買い上げの販売店にご依頼の上、出張修理に際して本書をご  提示ください。なお、離島及び離島に準ずる遠隔地への出張修理を行った場合には、出張に要する実費を申し受  けます。3. 器具はきびしい品質管理のもとに生産しておりますが、使用される場所や条件、又は使用する頻度等で変化する  ことは避けられません。したがって未然にトラブルを防止し、末永く安心してご使用いただくために、シーズン  はじめに、専門技術者による点検整備を依頼されることをおすすめします。点検整備・交換部品の費用はお客様  にご負担いただきます。4. ご転居の場合は事前にお買い上げの販売店にご相談ください。5. ご贈答品等で本保証書に記入してあるお買い上げの販売店に修理がご依頼できない場合には、取扱説明書裏面記  載の最寄の当社支店・営業所にお問い合わせください。6. 保証期間内でも次の場合には有料修理になります。  (イ)使用上の誤り及び不当な修理や改造による故障及び損傷  (ロ)お買い上げ後の取付場所の移動、落下等による故障及び損傷  (ハ)火災、地震、水害、落雷、その他天災地変、公害や異常電圧、停電による故障及び損傷  (ニ)指定外の電圧、周波数の使用による故障及び損傷  (ホ)特殊使用(例えば、車輛、船舶への搭載等  (ヘ)本保証書の提示がない場合  (ト)本保証書にお買い上げ年月日、お客様名、販売店名の記入のない場合、或いは字句を書き替えられた場合  (チ)条例等に適合しない据付工事が行われたことによる故障及び損傷  (リ)取扱説明書に記載された据付方法に従わない据付工事による故障及び損傷7. 本書は日本国内においてのみ有効です。8. 本書は再発行致しませんので、紛失しないように大切に保管してください。

18

工事の流れ

ファンコイルユニット設置前の準備工事

ファンコイルユニット設置

・ドレン配管を接続し、排水口接続。・冷温水配管を接続。・電源線・アース線を結線。・リモコン線および渡り線を結線。・各種外部出力線の結線。

・据付場所の選定を行い、設置する床の工事を行う。・冷温水配管(往き・戻り)をファンコイルユニット設置箇所手前まで 用意。・ドレン配水管接続箇所の工事。ドレン配管を排水溝などに接続する 場合は、排水トラップ工事を行う。・ファンコイルユニットに接続する電源線(VVF φ1.6~φ2.0 3芯  アース線も含む)をファンコイルユニット設置箇所手前まで用意。・ファンコイルユニットに接続するリモコン線(0.5mm 以上、5芯)、 連結する場合は渡り線(0.5mm 以上、4芯)をファンコイルユニット設 置箇所手前まで用意。

リモコンの取付 ・リモコンを取り付ける。

配管漏れ試験 ・冷温水配管の漏れ確認。

給水 ・不凍液を給水する。

配管断熱処理 ・冷温水配管に断熱処理をする。・ドレン配管に断熱処理をする。

試運転 ・冷房運転、暖房運転の試運転を実施。

・ファンコイルユニット周辺の床貼り。・ガラリ(別売 お客様準備)などの取付。

仕上げ

参照ページ

22~28

21・28~31

33

33

33

33

建築工事

建築工事 21~28

工事説明書■取付工事店様へ 設置工事の前に、この工事説明書をよくお読みのうえ正しく据付けてください。 なお、工事終了後に説明書を必ずお客様にお渡しください。

2

2

19

ガス類や引火性危険物(灯油・ガソリン ・シンナーなど)の近くに据付けない(火災の原因)

特に注意していただきたいこと●ここに示した事項は、危害・損害の程度によって次のように分類されます。

いずれも安全に関する重大な内容を記載していますので、必ず守ってください。

●絵表示には次のような意味があります。

浴室内に設置しない(感電や事故の原因)

人が死亡、重傷を負う危険、火災の危険が差し迫って生じることが想定される内容です。

人が死亡、重傷を負う可能性、火災の可能性が想定される内容です。

人が軽傷を負う可能性、物的損害の発生が想定される内容です。

禁止「してはいけない」内容です。

実行「しなければならない」内容です。

機器の空気吸込口、空気吐出口に指や棒を入れない

法令や工事説明書に従う(火災・感電・水漏れの原因)

満水時の重量に充分耐えられる方法で水平に設置する(ドレン排水不備の原因)

据付けや移動は販売店または据付業者が行う (火災・感電・水漏れの原因)

アース工事を行う (感電の原因)

電源やリモコン配線について(発熱・火災 ・感電の原因)

●電源は単相100Vで専用の回路、専用のブレーカを使用する。

●電源ブレーカや電線の太さなどは機器にあったものを使用する。

●確実に接続し、端子台接続部に外力が伝わらな いように確実に固定する。

ドレン排水工事を行う

●冷房運転中はドレンが排出されますので、工事を行ってください。

電源ブレーカや機器内部制御部を濡れた手で触らない (感電の原因)

●火災予防条例・電気設備に関する技術基準・内線規程などに従う。

●電気工事や水道工事は指定の工事店に依頼する。●電気工事は電気工事士の有資格者が行う。●指定の部品や配管材料を使用する。

●けが、感電・故障のおそれがります。

保温工事を行う

●機器に接続する配管に保温工事を行ってください。

機器本体に水をかけない

●漏電・火災のおそれがあります。

20

特に注意していただきたいこと

●次の場所には設置しないでください。(火災や予想しない事故の原因になります) ・水平でない場所、不安定な場所         ・障害物のある場所 ・本体を床面で固定できない場所         ・騒音が気になる場所 ・可燃性ガスの発生する場所、たまる場所     ・階段、避難口などの付近で避難の支障になる場所 ・浴室と同一室内                ・温泉地など腐食性ガス(硫黄・塩素・アンモニア・酸類 ・ほこりの多い場所                など)の発生する場所 ・排水のしにくい場所              ・メンテナンスができない場所                

据付工事は専用ブレーカを「OFF(切)」にしてから行う(感電の原因)

●ドレン排水配管工事は必ず行う。 排水されたドレン水が機器を設置した箇所を汚す原因になります。

●浄化槽や下水路への落とし込みをする場合は、ドレン排水配管上に必ず排水トラップを設置する。 下水ガスが逆流し、異臭の原因や短期間で銅配管および機器が著しく腐食して水漏れや故障の原因になります。

ドレン排水配管について

●ガラリなどの上を歩行するなど、機器に荷重がかかると脱落や破損、けがのおそれががあります。ガラリなどは専用の受けを設けて、機器に荷重かからないようしてください。

本体に直接、ガラリ(お客様手配)などを載せない (故障の原因)

作業時は手袋などの保護具を着用する(けがの原因)

保温工事を行う●配管や継手などの保温工事は確実に行う。 夏期には配管が結露したり、配管上で放熱す

る原因になります。

●脱落や破損、けがのおそれがあります。

本体に載ったり、腰をかけたり、物を載せない

ファンコイルユニットを全ねじなどで固定する(けがや事故の原因)

外形寸法図・附属品冷温水ファンコイルユニット FCU-081P

附属品 : 取扱説明書 ( 保証書付 ) ・ 工事説明書      

  注記 : 機器本体の寸法にガラリ、 グレーチング等は含んでいません。       ガラリ、 グレーチングは附属していません。 必要な場合は別途ご用意ください。

  注記 : 機器とリモコンを接続する配線 (0.5mm 以上 5 芯 ) は、 別途ご用意ください。

●熱動弁 (HP-301-1、HP-380-M、HP-401 など冷暖房回路に使用可能なもの )●ドレンポンプ●外部センサ●センサカバー

●リモコン FCU-PR

別売品

21

(本体取付寸法 )

(本体取付寸法

)

2

22

据付け場所の選定

●機器は配管工事や電気工事などの付帯工事のできる場所に据付けてください。

●据付け場所を選定するときは、次の事項をよく確認してからお客様と相談して決めてください。

●油・蒸気・油煙の発生する場所●腐食性ガス(アンモニア・塩素・イオウ・酸類など)の発生する場所●湿気の多い場所●空気吸込口・空気吐出口がふさがれてしまう場所●階段や避難口の近く

水のかからない場所●花瓶など水が入っている容器の周辺など、機器に水かからない場所に設置してください。

周囲に燃えやすいもの(引火性危険物など)がない場所●引火性危険物(灯油・ガス・ガソリン・シンナーなど)が近くにない場所

床面が不燃性の安定した場所

設置後の保守や管理の行える場所●機器の周囲には点検や修理のためのサービススペースを確保してください。●機器が故障したときや交換時の搬入や搬出ができるように考慮してください。

■次のような場所には設置しない

設置工事

消防法および都道府県の条例などを満足する場所

設置スペース及び点検スペース

■設置スペース

●床下有効高さが低い場合、ドレン排水に支障が出る可能性があります。

床下最低有効空間

●ガラリ(お客様手配)などは必ず本体より大きいサイズを選定してください。機器本体よりもガラリ(お客様手配)などが小さいと、機器本体の点検や修理、入れ替えなどができなくなる場合があります。

本体配管側に床下点検口(お客様手配)を設けてください。

■点検スペース

鋼製床・フローリングなどの場合

設置工事

OAフロアの場合は本体周りを開口可能にしてください。

OAフロアの場合

ぺリメータカウンター内に機器本体を設置するの場合は、ぺリメータカウンターの前面カバーを開口可能にしてください。

ぺリメータカウンタの場合

取付方法

機器本体の固定穴4箇所に全ねじ(3/8以上)で、床スラブもしくは堅固な架台に固定してください。固定寸法は21ページ 外形寸法図を参照してください。

23

設置工事●機器本体は水平に設置してください。機器本体に傾斜がある場合、ドレン水がうまく流れず、本体から溢れ出 る可能性があります。

●床下空間が大きい場合は、機器本体を床面に近づけるように設置してください。機器本体の空気吸込口、空気 吐出口が床面から離れていると能力を発揮できない可能性があります。●全ねじが長くなる場合は堅固な架台を準備し、架台に機器本体を固定してください。全ねじが長い状態で機器 本体を固定するとファンの回転により機器本体の振動が大きくなり、異音発生の原因になる可能性があります。●機器本体にガラリやグレーチングを直接載せず、必ず専用の受けを設け、機器本体に荷重がかからないように してください。

機器本体に傾斜がある状態で設置しない

堅固な架台に固定 長い全ねじで固定

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●ドレン配管は必ず行ってください。夏季、冷房運転時にはドレン水が発生します。●本体のドレン接続口は「R1/2 オネジ」になっています。●ドレン排水が流れるようにドレン配管には適切な勾配をとり、たわみや急な曲がりが無いようにしてくだ さい。●ドレン配管が結露する可能性がある場合は、断熱処理を行ってください。●ドレン配管を浄化槽や下水路へ落とし込みする場合は、ドレン配管に必ず排水トラップを設けてください。 排水トラップが無いと浄化槽などからの下水ガスが逆流し、室内への異臭の発生や短期間で機器本体が著 しく腐食し水漏れなど故障が発生する可能性があります。●機器内部のドレンパンを清掃し、ドレンパンに水を流し確実に排水されることを確認してください。

  腐食が発生しない 正しい施工例 腐食が発生する 誤った施工例

浄化槽などからの下水ガス

下水ガスが排水管を逆流する。

排水ます

排水配管

排水トラップがあるので下水ガスの逆流がない。機器のドレン水で封水。

〈排水トラップの取付例〉

排水ます

浄化槽などからの下水ガス 排水配管

ドレン配管 ドレン配管

配管工事●配管工事は機器本体の右カバーのねじを 4つ外します。●機器内部には冷温水往き、冷温水戻り、ドレン接続口があります。

配管接続

■ドレン配管

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ドレンポンプ (別売 )の接続

●ファンコイルユニットのドレン接続口よりもドレン配水位置が高い 場所にある場合は、ドレンポンプ (別売 )を使用してください。●ドレン接続口にキャップ (お客様手配 )をつけてドレン接続口から ドレン水が排水されないようにします。●熱交換器に取り付けてあるポンプ取付板に付いているねじ (4 箇所 ) を外します。ポンプ押さえの穴にドレンポンプ吸込口を挿し込み、 ポンプ取付板にドレンポンプをねじにて固定します。●ドレンポンプの吐出口 (φ13) にホース (お客様手配 )を接続し、 ドレン排水位置に導いてください。●ドレンポンプの揚程は、ポンプ吐出口より 480mm 以内の高さとして ください。●ドレンポンプの配線は 32 ページを参照してください。

キャップ

ドレンポンプ

ポンプ押さえ

ポンプ取付板

配管工事

●ファンコイルユニットを複数台使用する場合は、冷温水配管を並列接続としてください。●直列接続はしないでください。直列接続をしますと、それぞれのファンコイルユニットに供給される冷温水 の温度が違ってきますので、それぞれのファンコイルユニットで発揮する能力が異なってきます。

並列配管接続

直列配管接続(禁止)

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■冷温水配管

●冷温水往き・冷温水戻りは「R1/2 オネジ」になっています。●冷温水往きが入口、熱源機の往き配管側と接続。冷温水戻りが出口、熱源機の戻り配管と接続。配管を逆接 した場合、試運転時に配管内のエアが抜けない、規定の能力値とならないなどの不具合の可能性があります。●配管は必ず銅管、ステンレス管、架橋ポリエチレン管などの防錆、耐熱、耐圧及び耐久性のあるものを使用し てください●鉄系配管「白ガス管」の場合、水アカが付着し、循環ポンプの故障、機器内部熱交換器のつまりなどの原因にな りますので使用しないでください。●冷温水往き・冷温水戻りにはメンテナンス用にバルブを取り付けてください。●配管にテンションがかからないようにしてください。●配管は全て断熱材で保温してください。

●ファンコイルユニットのファンが停止した状態のとき、ファンコイルユニット内部熱交換器に温水または 冷水を循環させたくない場合は、配管上に熱動弁 (別売 )などを取り付けてください。 配線については 32 ページ 外部出力を参照してください。

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電気配線工事

●接地工事や電源の接続は電気設備に関する技術基準および内線規程に基づいて電気工事士が行ってください。●電源配線およびリモコン配線および渡り配線は束ねたまま使用しないでください。 また、余った配線は機器内に入れないでください。火災の原因になります。

●電源配線が機器内に接触しないように配線してください。●アース工事は必ずD種接地工事を行ってください。アースが不完全な場合は、感電の原因になります。

●電源は専用の回路、専用のブレーカを使用してください。火災の原因になります。●電源ブレーカや電源接続部、基板などを濡れた手で触らないでください。感電の原因になります。

●電源は単相100Vです。専用の電源回路を設けてください。●電源は差し込み式の端子台へVVFケーブルφ1.6~φ2.0mm の3芯線にて配線してください。●機器本体制御基板から端子台に接続されている線(黒・白) が電源、線(緑)がアースになります。

 1.電源線の被覆を約15mm切り取ります。 2.電源線を端子台に差し込みます。  ・検電口から芯線が見えるまで差し込   みます。  ・挿入後軽く引張り、確実に接続した   ことを確認してください。

使用電源

●配管工事は機器本体の左カバーのねじを 4つ外します。●機器内部には電源用端子台、リモコン用端子台があります。●電源線、リモコン線は機器本体の左側面、前面に各 2箇所にあります、ゴムブッシュから通します。出荷時に ゴムブッシュに穴は開いていませんので、使用する方のゴムブッシュに穴を開けて配線を通してください。●電源線とリモコン線は、同じゴムブッシュから通したり、電源線とリモコン線を一緒に束ねないようにしてく ださい。

15mm 20mm

電源用端子台

検電口

解除ボタン

電源配線(VVF φ1.6~φ2.0mm)

誤って接続した場合は、押しながら線を引張るとはずれます。

検電口から芯線が見えるまで完全に差し込む。

黒 白●アース工事は確実に行い、接地抵抗は必ず100Ω以下にして ください。●漏電遮断器を入れた他の製品の保護アース回路には接続し ないでください。●アース線はガス管・水道管・避雷針・電話のアース線に接続 しないでください。

 電源用端子台の一番右側に接続した配線がアース線に該当します。

接地(アース)工事

黒 白 緑

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リモコンの接続リモコン線

●リモコン線は0.5mm 以上の5芯線(お客様手配)を 使用してください。●リモコン用端子台 リモコン(赤・黄・橙・白・青) に配線します。リモコン裏の配線と色を合わせて接 続します。 誤って配線しますと、リモコンが故障する場合があ ります。●連結(赤・黄・橙・白)にはリモコン本体は接続しま せん。ファンコイルユニットを複数台制御する場合 に使用します。 

配線図

2

●リモコンは必ず取り付けてください。取り付けないと操作ができません。●機器とリモコンの接続は小勢力回路の工事に該当し、電気工事士の資格がなくてもできますが、電気設備に 関する技術基準に従って工事を行ってください。●リモコンコードは電源ブレーカを「切」にした状態で接続してください。●本体とリモコン間の配線は0.5mm 以上の5芯線(お客様手配)を使用してください。●次の場所には取り付けないでください。  ・操作しにくい場所       ・湿気が多い箇所  ・幼児の手の届く場所      ・蒸気・水滴・水しぶきなどがかかる場所  ・表示が見えにくい場所     ・ガステーブル・コンロなどの燃焼器具の上部  ・直射日光があたる場所     ・特殊薬品を使用する場所  ・ストーブなどに近い場所    ・テレビやラジオから1m以内、テレビのアンテナから3m以内  

リモコンの取付

1.リモコン下部のねじを外し、リモコンの カバーを外します。2.リモコンカバー内部のコネクタを外します。3.リモコン後面から出ています5芯の線を配 線図に従い、ファンコイルユニット内部リ モコン用端子台の色と合わせて結線します。4.電線管の穴はパテ(お客様手配)で埋めてく ださい。5.JIS C 8340規定の深型スイッチボックスに 固定してください。6.リモコンカバーにコネクタを挿してリモコ ンカバーを取り付けてください。7.リモコンカバーをねじで固定してください。  お願い

電線管の穴はパテ(お客様手配)で埋めてください。スイッチボックスとリモコンとの隙間は極力ないように取り付けてください。スイッチボックス内に気流が発生すると、リモコン内蔵の温度センサが室内温度正を正しく測れないことがあります。  

リモコン1台でファンコイルユニット複数台制御

●リモコン1台でファンコイルユニットを複数台同時に制御することができます。●接続された機器は、全て同じ動きになります。●連結する台数に制限はありません。●ファンコイルユニットには、それぞれ電源(単相100V)が必要です。●リモコンからファンコイルユニット間の配線は0.5mm 以上の5芯線、ファンコイルユニット本体同士間の渡り 線は0.5mm 以上4芯線を使用してください。●電源線とリモコン線または渡り線は別々の引き込みのゴムブッシュに通し、一緒に束ねないでください。  

29

リモコンの取付

2

2

2

1 台目 2台目 n台目

●リモコンをファンコイルユニット 1台目のリモコン用端子台の「リモコン」に接続。●ファンコイルユニット 1台目のリモコン用端子台の「連結」から 4芯でファンコイルユニット 2台目の リモコン用端子台の「リモコン」に色を合わせて配線。「青」には配線しません。●ファンコイルユニット 2台目のリモコン用端子台の「連結」から 4芯でファンコイルユニット 3台目の リモコン用端子台の「リモコン」に色を合わせて配線。これを同一制御したい台数分繰り返します。●最後のファンコイルユニットのリモコン用端子台の「リモコン」に「青」を除く 4 芯が接続されて配線終了となります。

30

リモコンの取付

リモコンセンサカバー (別売 受注生産 )、外部センサ (別売 受注生産 )

6 7

13 7040

83.5

リモコン内蔵のセンサを外部に延長する場合、外部センサ (別売 受注生産 ) とセンサカバーが必要です。外部センサ (別売 受注生産 )の使用で、リモコンから約 1.5m 離れた位置にセンサを設置することが可能となります。

120

60

リモコンの取付

センサカバー

カバー内へ

外部センサ(別売 受注生産)の配線接続

外部センサ(別売 受注生産)の1.5m以上延長したい場合

リモコン背面の外部センサ差込口に外部センサのコネクタを取り付け、センサ側をセンサカバーに取り付けます。

外部センサ (別売 受注生産 )の線を途中で切断し、延長線 0.5mm 以上の 2芯線 (お客様手配 )で延長してください。

●センサの延長は10mまでとしてください。10mを超えた場合、センサの感知温度にずれなどが発生する可能性 があります。

0.5mm 以上 2芯2

2

2

センサ延長線 0.5mm 以上 2芯

(お客様手配 )

2

31

外部センサ(別売 受注生産)の設定変更

1.「設定温度 DOWN ボタン」と「設定温度 UP ボタン」を両方とも 1回だけ同時に短く押して 手を離してください。2. すぐに「運転ボタン」と「風量ボタン」を両方同時に 3秒間押します。液晶画面表示に 「○○○」と 3桁の数字が表示されたら手を離してください。表示されない場合は、 手順 1からやり直してください。3.「運転ボタン」を押して、「P1」、「P2」・・・「12」と表示部「12」にします。4.「設定 UP ボタン」を押して設定を「1」から「2」に切り替えます。5.「運転ボタン」と「風量ボタン」を両方同時に 3秒間押します。6. 液晶表示部が消灯し、停止状態に戻ると、設定完了。

●外部センサを使用する場合は、リモコンの設定変更が必要です。●設定項目「12」以外は設定変更しないでください。ファンコイルユニットおよびリモコンが正常に作動しなく なる可能性があります

温度設定/TEMP

停止 運転 風量

OFF ON FAN

AIR CONDITIONER

熱動弁(別売)の配線接続

●ファンコイルユニットのファンが長時間停止した状態の とき、ファンコイルユニット内部熱交換器に冷水を流し 続けると周囲の温度・湿度の状態によってはファンコイ ルユニット本体に結露が生じる場合があります。配管上 に熱動弁(別売)などを取り付けてください。●熱動弁(別売)などは、ファンコイルユニット内部には接 続できませんので、ファンコイルユニットキャビネット の外部の冷温水戻り配管上に取り付けてください。●ファンコイルユニット内部配管接続側に熱動弁出力線 (AC100V出力)が用意されています。その線と熱動弁を結 線してください。●熱動弁出力線は、リモコンにて運転ボタンを押し、運転 LED、表示部が点灯している状態で、ファンが回転してい るときにAC100V(1Aまで)を出力し、熱動弁(別売)などを 運転させます。 

熱動弁(別売)のリード線

外部出力

ドレンポンプ(別売)の配線接続

●ファンコイルユニットのドレン排水位置よりも排水口の 方が高い位置にある場合は、ドレンポンプ(別売)を使用 します。●ドレンポンプ(別売)から出ていますリード線(黒)をファ ンコイルユニット内部配管接続側に用意してありますド レンポンプ出力線と結線してください。。●ドレンポンプ出力線は、ファンコイルユニット内部ドレ ンパンの水位電極(緑)が水を検知すると、AC100V(1Aま で)を出力し、ドレンポンプが運転し、ドレン水を機器 外に排出します。水位電極(緑)が水を検知しなくなると、 ドレンポンプは停止します。 

ドレンポンプ(別売)のリード線

リード線色:黒

熱源機出力

●ファンコイルユニットのリモコンで運転ボタンを押し、 ファンコイルユニットが運転したとき、熱源機を連動し て運転させることができます。●ファンコイルユニット制御基板側に熱源機出力線(無電 圧接点)が用意されています。リレー(お客様手配)など を利用して結線してください。●熱源機出力線は、無電源A接点出力(AC100V/DC30V 1A まで)です。

熱源機運転入力リレーなどを使用

32

警報出力

●熱動弁(別売)などを使用しない場合に限り、ファンコイ ルユニット本体に異常が発生したとき、外部に警報出力 を取り出すことが可能です。●ファンコイルユニット制御基板のSW1 3番を「ON」に切り 替えてください。ファンコイルユニット本体に異常が発 生したきに熱動弁電源線(白)からAC100V(1Aまで)を出力 します。熱動弁電源線(白)にランプ(お客様手配)、ブザ ー(お客様手配)などを結線し、利用してください。

33

配管の確認・給水と空気抜き●ファンコイルユニットの据付け、配管工事、電器配線工事が正しく施工されていることを再確認してから給水前に 配管の漏れ確認を行います。●熱動弁(別売)などを配管上に使用していない場合は通常通りの漏れ確認ですが、熱動弁(別売)などを使用している 場合は、リモコンの運転ボタンを押し、運転LEDと表示部が点灯し、ファンが回転し、熱動弁(別売)などが開いて いる状態で、漏れ確認を行います。●漏れ確認は、配管上に空気または窒素で圧力をファンコイルユニット本体と配管を含めたシステム全体にかけて行 います。ファンコイルユニット本体の最高使用圧力は0.3MPaです。

配管上の注意

●冷暖房側循環水には凍結予防および腐食防止のため、必ずサンポット指定温水暖房用不凍液を使用してください。 他の不凍液は使用しないでください。●不凍液の割合は各地の凍結温度条件により選定してください。 不凍液の割合と凍結温度は不凍液の容器に記載しています。

 計算式  [(熱源器保有水量)+(ファンコイルユニットの総容量)+(配管の総長)]×不凍液割合×0.01=不凍液の必要量

 循環水は6~7年を目安に交換してください。 

給水

●漏れ確認時と同様に熱源機、ファンコイルユニット、配管が全てに給水できる状態にして不凍液を給水。給水後、 配管システム内を不凍液を循環させてください。

●循環させているとき、ファンコイルユニット内の熱交換器に空気が流れるような音がする場合は、ファンコイル ユニット内部の冷温水戻りの接続口にある空気抜きバルブを開いて空気を抜いてください。 空気が抜けたら空気抜きバルブは閉じておいてください。

●試運転は使用者と一緒に必ず行ってください。●使用方法について使用者に説明してください。

1.運転●熱源機が運転している状態で、リモコンの運転ボタンを押し、運転LED、表示部が点灯していることを確認し てください。●表示部に「暖房」または「冷房」の運転モード、風量モードが「自動」または「弱」「中」「強」のいずれかの状態になっ ていることを確認してください。●風量モードが「自動」の場合は、設定温度が表示されますが、「弱・中・強」の場合は設定温度が表示されません。●風量モードが「自動」の場合、「暖房」では設定温度が室温より低いときにファンを回転させ、温風が吹出します。 「冷房」では設定温度が室温より高いときにファンを回転させ、冷風が吹出します。 設定温度に室温が到達した場合、ファンは回転を停止します。設定温度と室温に差が出た場合に再度運転を再 開します。●風量モードが「弱・中・強」のいずれかの場合は、それぞれ規定の回転数で運転を続けます。

2.停止●リモコンの停止ボタンを押す。運転LED、表示部が消灯。3分間、「弱」運転でファンを回転(パージ運転)を行い、 ファンが停止します。

試運転

保温工事

●配管には熱損失防止のため、保温工事を行ってください。●配管の保温は漏れ確認、給水後に行ってください。

●試運転終了後、次の項目を確認してください。

チェックリスト

私が責任を持って試運転を行いました。

試運転実施日:    年   月   日

          様

確 認 事 項 チェック欄

事工置設びよお態状け付据

ファンコイルユニットはしっかり水平に据付けられていますか

ファンコイルユニット固定脚に全ねじなどで強固に設置され、ガタツキはありませんか

ファンコイルユニットは満水時の重量に充分耐える工事が行われていますか

ファンコイルユニットの据付け所要スペースは確保されていますか

ガラリ(お客様手配)などは専用の受けに載せていますか

ガラリ(お客様手配)などがファンコイルユニット上面に載せていませんか

冷温水配管・配管接続部・ドレン配管から水漏れはありませんか

周囲に引火性危険物がありませんか 周囲に腐食性ガスが発生しませんか

冷温水配管・配管接続部・ドレン配管から水漏れはありませんか

点検・修理に必要なサービススペースはありますか

外装に傷・変形・汚れなどはありませんか

事工管配

ファンコイルユニットには純正不凍液を使用していますか(他の不凍液は使用しないでください)

不凍液を濃度を確認して入れましたか

各配管の漏れ検査を行い、漏れがないことを確認しましたか

各配管接続部からの水漏れはありませんか

配管上に空気が混じり、異音がしていませんか

配管の保温工事は適切に行われていますか

ドレン配管がされていますか

ドレン配管を浄化槽等に落とし込んでいる場合、排水トラップを設けていますか

事工気電

電源ブレーカの作動確認を行いましたか

D種接地工事は行われていますか

電源配線およびリモコン線、渡り線は確実に接続されていますか

電源配線および連絡配線は確実に接続し、端子台接続部に外力が伝わらないように固定されていますか

試運転 試運転は問題・異常なく終了しましたか

他のそ

取扱説明書に従って取扱方法をお客様に説明しましたか

取扱説明書巻末の保証書に必要事項を記入して、お客様に販売店(工事店)の連絡先を伝えましたか

取扱説明書(保証書付)・工事説明書をお客様にお渡しください

34

お客様への説明●取扱説明書に従って取扱方法をお客様に説明してください。

●この工説明書は工事終了後、保証書に必ず必要事項をご記入のうえお客様にお渡しください。

また、取扱説明書に従い、「アフターサービス」について説明してください。

MEMO

35

このような場合、事故防止のため使用をせず機器外の専用ブレーカを「OFF」にした上、必ずお求めの販売店または最寄りのサンポット支店・営業所へ、点検修理をご相談ください。ご自分での修理は危険な場合がありますから、絶対なさらないでください。

札幌支店

釧路営業所

帯広営業所   

旭川営業所

函館営業所

青森営業所

秋田営業所

岩手営業所

仙台営業所

郡山営業所

首都圏営業所

信越営業所

富山営業所

大阪営業所

〒065-0042 札幌市東区本町2条10丁目1番25号

〒085-0051 釧路市光陽町8番1号

〒080-0023 帯広市西13条南11丁目9番地

〒070-8002 旭川市神楽2条9丁目3番10号

〒041-0851 函館市本通4丁目17番25号

〒030-0131 青森市問屋町2丁目18番18号

〒010-0914 秋田市保戸野千代田町15番17号

〒025-0301 花巻市北湯口第2地割1番地26

〒983-0034 仙台市宮城野区扇町4丁目2番40号

〒963-8047 郡山市富田東4丁目118番地

〒352-0001 新座市東北2丁目24番3号

〒381-0031 長野市大字西尾張部1114番地5

〒939-8212 富山市掛尾町479番地4

〒564-0053 吹田市江の木町18番27号

サンポットエンジニアリング株式会社サービス部青森サービスセンター

〒065-0042 札幌市東区本町2条10丁目1番25号〒030-0131 青森市問屋町2丁目18番18号

☎011-785-1211 FAX.011-782-8262

☎0154-22-5821 FAX.0154-32-2289

☎0155-22-1335 FAX.0155-28-2266

☎0166-74-4585 FAX.0166-74-3973

☎0138-53-2583 FAX.0138-33-2180

☎017-738-4141 FAX.017-738-5354

☎018-824-3421 FAX.018-824-3423

☎0198-37-1138 FAX.0198-37-1188

☎022-236-3444 FAX.022-238-9416

☎024-953-8091 FAX.024-953-8092

☎048-471-8420 FAX.048-470-1141

☎026-252-6161 FAX.026-252-6162

☎076-420-2677 FAX.076-420-2238

☎06-6337-3211 FAX.06-6337-3212

☎011-785-1201 FAX.011-780-2338

☎017-738-4414 FAX.017-738-4415

サンポットホームページ https://www.sunpot.co.jp/

事業所名・住所・電話番号は変更することがあります。あらかじめ了承願います。

●長年ご使用の冷温水ファンコイルユニットの点検をぜひ!

32400093500B 0290

お客様相談窓口〔受付時間平日午前9時から午後5時まで〕☎0198-37-1177 FAX.0198-37-1192

【修理・点検に関するお問い合わせは・・・】下記最寄りのサンポット支店・営業所・サンポットエンジニアリング株式会社へご連絡ください。