石油温水暖房ボイラー

取扱説明書OK-ST67Z KBOK-ST67Z MBOK-ST67U KBOK-ST67U MBOK-ST67U MBG

OK-ST110Z KBOK-ST110Z MBOK-ST110U KBOK-ST110U MBOK-ST110U MBG

保証書別添付

このたびは､石油温水暖房ボイラーをお買い上げいただき､まことにありがとうございました。● この説明書と保証書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。そのあと保存し、必要なときお読みください。

●保証書は、「お買い上げ日・販売店名」の記入を必ず確かめ、販売店からお受け取りください。●お買い上げの品番は、本体の定格銘板または保証書でご確認ください。

工事説明書別添付

正しく使って上手に節約

品番

警告

KEROSENE ONLYガ ソ リ ン 厳 禁

（イラストはOK-ST67/110Z KB）

3

ご使用の前に

使いかた

必要なとき

石油温水暖房システムについて

2

安全上のご注意 必ずお守りください ‥‥‥‥4各部のなまえ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8使用前の準備 ‥‥‥‥‥‥‥‥12～13●使用燃料について‥‥‥‥‥‥‥‥12●給油について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12●運転開始前の準備と確認‥‥‥‥‥13●現在時刻の合わせかた‥‥‥‥‥‥13

ページ

使いかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥14～18〈タイマーリモコンをご使用の場合〉●運転のしかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥14●運転停止のしかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥14●タイマーの時間帯設定変更のしかた ‥‥‥15●タイマー予約のしかた ‥‥‥‥‥‥‥16●タイマー予約の解除のしかた ‥‥‥‥16●タイマー運転中の停止のしかた ‥‥‥16

〈温調リモコンをご使用の場合〉●運転のしかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17●運転停止のしかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥17

〈室内機でボイラーの運転をする場合〉●運転のしかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥18●運転停止のしかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥18

凍結・腐食予防について ‥‥‥‥‥‥19安全装置／その他の装置 ‥‥‥‥‥‥20日常の点検とお手入れのしかた ‥‥‥21定期点検について ‥‥‥‥‥‥‥‥‥23部品交換について ‥‥‥‥‥‥‥‥‥23故障・異常の見分けかたと処置方法 ‥24リモコンの表示による故障診断 ‥‥‥25仕様 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26据付け ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27保証とアフターサービス ‥‥‥‥‥‥30

まず準備と確認を

すぐ使いたいとき

もし必要なとき

石油温水暖房ボイラーでつくった温水を循環させ、各部屋を暖める温水暖房システム。温水の熱を温水床暖房パネルやファンコンベクターを使って、ふく射熱や温風に変えて暖めるから、お部屋　の空気を汚さず健康的です。

寝室�ファンコンベクター�

浴室�浴室換気乾燥機�トイレ�パネルラジエーター�

リビング�床暖房パネル�

ダイニング�床暖房パネル�

子供部屋�ファンコンベクター�

油タンク�

石油温水暖房ボイラー�

もくじ

※本文で説明している温水（循環水）とは、工事説明書に記載の循環液（不凍液）、補充液を表します。

5

安全上のご注意

4

●お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するため、必ずお守りいただくことを次のように説明しています。

■ 表示内容を無視して、誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を、次の表示で区分し、説明しています。

警告注意

この表示の欄は、「死亡または重傷などを負うことが想定される危害の程度」です。

この表示の欄は、「傷害を負うことが想定されるか、または物的損害の発生が想定される危害・損害の程度」です。

この絵表示は、気をつけていただきたい「注意」内容です。

■ お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。

この絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。

この絵表示は、必ず実行していただく「指示」内容です。

警告

ガソリン厳禁 据付けや移動は販売店に依頼する

●ご自分で据付け工事され、不備があると感電や火災の原因になります。

●ガソリン、混合油（農機具用）など揮発性の高い油は、絶対に使用しないでください。火災の原因になります。灯油（JIS 1号灯油）を使用してください。

排ガスは必ず屋外に出す 可燃物禁止

●機器の上や周囲に燃えやすいものを置かないでください。火災のおそれがあります。

●排ガスを室内に出すと、一酸化炭素が発生して中毒になるおそれがあります。●屋外設置形の場合、必ず屋外に設置してください。●屋内設置形の場合、排ガスは専用の給気・排気部材を使って、必ず屋外に出してください。

必ずお守りください

警告

給排気筒トップ閉そく危険・点検必要 外れ危険・点検必要

●給排気筒（管、ホース）が正しく接続されているか点検してください。外れていると運転中に排ガスが室内に漏れて、危険です。（接続部分だけでなく、排気管などに穴あきがないか時々点検してください。）

●積雪が多いときには、給排気筒トップの周りが雪でふさがれていないことを確認してください。ふさがれているときは、除雪してください。運転中に排ガスが室内に漏れて、危険です。

集合煙突利用禁止 給気・排気部材は専用のものを使う（新しいものを使ってください）

●異常燃焼や排ガス漏れの原因になることがあります。●石油温水暖房ボイラー専用の新しいものを使ってください。古いものは損傷していることがあります。

●排ガスが室内に出たり、異常燃焼を起こしたり、結露水が凍結したりして、事故のおそれがあります。

屋内設置形の場合

囲い禁止

●機器や排気口を波板などで囲わないでください。不完全燃焼し、一酸化炭素が発生する原因になります。また火災のおそれがあります。

該当品番OK-ST67Z KB OK-ST67Z MBOK-ST110Z KB OK-ST110Z MB

屋外設置形の場合

ご使用の前に

ガソリン厳禁

7

安全上のご注意

6

注意

警告

電源コード・電源プラグを傷めない 電源プラグのお手入れをする

●ときどき、プラグを抜きほこり等を乾いた布でふきとってください。●プラグにほこり等がたまると、湿気等で絶縁不良となり火災の原因になります。

●傷んだまま使用すると、火災や感電の原因になります。●コードやプラグの修理は販売店にご相談ください。

曲げる、ねじる、引っ張るなど無理な力を加えたり、高温部に近づけたり、重い物を載せたり、束ねたまま使用しないでください。また、電源プラグを抜くときはコードを持って引き抜かないでください。

コンセントや配線器具の定格を超える使い方や交流100V以外での使用はしない

電源プラグは確実に差し込む

●プラグはコンセントに根元まで差し込んでください。また、傷んだプラグ・ゆるんだコンセントは使用しないでください。●差し込みが不完全ですと、感電や発熱による火災の原因になります。

●屋外の場合は防雨型コンセントを使ってください。●他の器具と併用すると、発熱による火災の原因になります。

注意

変質灯油・不純灯油は使わない 分解修理・改造の禁止

●改造して使用しないでください。●修理技術者以外の人は絶対に分解、修理は行わないでください。●故障、破損したら、使用しないでください。異常燃焼や火災の原因になることがあります。

●変質灯油や不純灯油などは絶対に使用しないでください。異常燃焼や故障の原因になることがあります。

長期間使用しないときは電源プラグを抜く

アース工事を確認する

●アース工事がされていないと、故障や漏電のとき感電するおそれがあります。●アース工事は販売店にご相談ください。●火災や予想しない事故の原因になります。

高地（標高1500 m以上）使用禁止 お手入れするときは本体が冷えた後、電源プラグを抜いてから行う

●感電・やけどの原因になることがあります。

循環液・補充液の保管に注意

●お子さまの手の届かない所に保管してください。循環液は毒性があり、事故のおそれがあります。万一、飲んだ場合には直ちに吐かせて、医師の診断を受けてください。●目、皮膚や衣類に付着した場合は、水で十分洗い流してください。異常があれば、直ちに医師の診断を受けてください。

●標高500～1500 mで使用するときは、調整が必要です。お買い上げの販売店に調整をご依頼ください。そのままご使用になりますと、異常燃焼や故障の原因になります。

上に乗ったり、物を載せたりしない

●落下・転倒などけがの原因になることがあります。●機器を損傷するおそれがあります。

ぬれた手で、電源プラグの抜き差しはしない

●感電の原因になります。

高温部に手をふれない

●燃焼中や消火直後は、排気口、排気管、給排気筒、給排気筒トップは高温になります。手などふれないようにしてください。やけどのおそれがあります。

排ガスに注意

●愛がん動物や植木などに排ガスを当てないでください。動物への傷害や、植木が枯れる原因になります。

必ずお守りください

アース線�

アース棒�

�変質灯油�不純灯油�

ご使用の前に

9

ご使用の前に

8

■外観図

各部のなまえ

屋外用開放形（開放タンク方式）: OK-ST67Z KB・OK-ST110Z KB

屋外用開放形（密閉タンク方式）: OK-ST67Z MB・OK-ST110Z MB

屋内　用密閉式強制給排気形（開放タンク方式）: OK-ST67U KB・OK-ST110U KB

屋内用密閉式強制給排気形 （密閉タンク方式）: OK-ST67U MB・OK-ST110U MB・OK-ST67U MBG・OK-ST110U MBG

燃焼確認窓

排気口

給気口

前板

定油面器セットレバー

送油管接続口

温水戻り口

温水往き口

水位確認窓

燃焼確認窓

排気口

給気口

前板

定油面器セットレバー

とって

点検とびら

燃焼確認窓

前板

定油面器セットレバー

送油管接続口

温水戻り口

温水往き口

水位確認窓

とって

点検とびら

点検とびら

とって

注水口キャップ

燃焼確認窓

前板

定油面器セットレバー

排気管

給排気筒

給排気筒トップ

給気ホース

送油管接続口

温水戻り口

温水往き口

排気管

給排気筒

給排気筒トップ

給気ホース

注水口キャップ

送油管接続口アース端子電源コード

アース端子

電源コード

アース端子

電源コード

アース端子電源コード

温水戻り口

温水往き口

とって

点検とびら

逃し弁接続口

逃し弁接続口

11

ご使用の前に

各部のなまえ

10

■タイマーリモコン（別販品:品番OK-SRD） ■温調リモコン（別販品:品番OK-SRS）

タイマー設定表示�●タイマー設定されている� 時間帯を表示。�

液晶表示部�

温水の設定温度表示�●温水の設定されて� いる温度を表示。�

給水表示�●温水が少なくなってきたとき点灯。�（OK-ST67Z KB・OK-ST110Z KB・OK-ST67U KB・OK-ST110U KBのみ）�●温水がなくなったとき点滅。�

温度調節スイッチ�●温水の温度を調節�　したいときに。�

室内機運転表示�●室内機と外部連動�　接続されていると�　きに表示。�

時刻表示�●現在の時刻を表示。�●故障・異常のとき、� 異常モニター表示� が点滅。�

時刻設定スイッチ�●現在時刻の時刻合わせ。�

機種ラベル�●本体品番を表示。�

OKモニター�スイッチ�（サービスマン用）�●過去の異常内容を�　表示するときに。�

タイマー設定スイッチ�●タイマーの時間帯� を設定するときに。�

タイマースイッチ・ランプ�●タイマー運転を開始・停止�　するときに。�●点灯:タイマー運転中�

給油表示�●油タンクの灯油がな� くなったとき点滅。�

●油タンクの灯油が� 少なくなってきたと� き点灯。（別販の給� 油センサー［OB-PC� 1SC］を使用した場� 合のみ）�

運転スイッチ・ランプ�●運転を開始・停止するときに。�●点灯:運転中�　　　◯リモコンで運転スイッチを「入」にし�　　　　たとき�　　　◯現在時刻がタイマー予約した時間帯の�　　　　とき�　※室内機の運転スイッチを「入」にして、�　　ボイラーを運転させたときは、リモコンの�　　運転ランプは点灯せず、液晶表示部が点灯。�　　（室内機と外部連動接続している場合）�●消灯:停止中�

�温水の設定温度表示�●温水の設定されて� いる温度を表示。�●故障・異常のとき、� 異常モニター表示� が点滅。�

給水ランプ�●温水が少なくなってきたとき点灯。�（OK-ST67Z KB・OK-ST110Z KB・OK-ST67U KB・OK-ST110U KBのみ）�●温水がなくなったとき点滅。�

温度調節スイッチ�●温水の温度を調節したいときに。�

OKモニター�スイッチ�（サービスマン用）�●過去の異常内容を�　表示するときに。�

給油ランプ�●油タンクの灯油がな� くなったとき点滅。�

●油タンクの灯油が� 少なくなってきたと� き点灯。（別販の給� 油センサー［OB-PC� 1SC］を使用した場� 合のみ）��

運転スイッチ・ランプ�●運転を開始・停止するときに。�●点灯:運転中（リモコンで運転スイッチを� 「入」にしたとき）�　※室内機の運転スイッチを「入」にして、�　　ボイラーを運転させたときは、リモコンの�　　運転ランプは点灯せず、設定温度表示部が�　　点灯。�●消灯:停止中�

� 機種ラベル�●本体品番を表示。�

●目の不自由な方ために、運転スイッチの下に点字の突起を設けています。

お知らせ

※ふたを開けた状態で説明しています。

●リモコンの表示は説明のため全部表示したものです。実際の運転のときは該当部分が表示されます。

1312

使用前の準備

使用燃料について燃料は必ず灯油（JIS 1号灯油）を使用してください

運転開始前の準備と確認

給油について

ガソリン厳禁

●ガソリン、混合油（農機具用）など揮発性の高い油は、絶対に使用しないでください。火災の原因になります。

警告変質灯油や不純灯油は使わない

●変質灯油や不純灯油は絶対に使用しないでください。異常燃焼や故障の原因になることがあります。

注意 灯油とガソリンの見分け方

●灯油はぬれたまま●ガソリンはすぐ乾く

指先につけ息を吹きかける。火の気のない所で行ってください。

区別がつきにくいときは、お買い上げの燃料店にお問い合わせください。

■変質灯油とは●古い灯油（昨シーズンより持ち越した灯油）●日光の当たる場所、高温の場所で長期間保管した灯油特に乳白色のポリ容器や容器のふたをあけて保管したものは変質しやすい。極度に変質したものは黄色味がかったり、酸っぱい臭いがします。

■灯油切れのご注意●油量計が「空」を指示する前に、給油してください。油タンクが「空」になると油配管内に空気が入り、灯油が流れにくくなります。

1 油タンクに給油する●油量計の目盛「満」をこえないように給油する。●給油の際、水、ゴミなどを入れない。●給油口のふたは確実に締める。●こぼれた灯油は確実にふきとる。

2 油タンクの送油バルブを「開」にする

■不純灯油とは●水や灯油以外の油が混入したもの（天ぷら油、機械油）●ガソリン、シンナーが混入したもの●助燃剤、水抜き剤などの添加物が混入したもの●ドラム缶のさびなどが混入したもの

点火しにくくなります。

火災の原因になります。故障の原因になります。

フィルターがつまります。

給油センサー（別販品:品番OB-PC1SC）

油タンクに給油センサーを取り付けますと、油が少なくなったとき、リモコンの給油表示でお知らせします。お買い上げの販売店にご相談ください。

1 水漏れを確認する

3 送油経路の油漏れを確認する

4 機器および給排気筒周辺を確認する

5 アースを確認する

7 電源を入れる

●本体、配管経路からの水漏れがないことを確認してください。

2 定油面器セットレバーを押す ●定油面器セットレバーを2～3回押す。●初めて運転するとき、シーズン初めや点検・お手入れの後再運転するとき押す。定油面器セットレバーは押した後、手を離すと戻ります。必ず戻っているか確認してください。戻っていないと油漏れの原因となります。

●油タンクや送油管の接合部などから油漏れがないことを確認してください。

●本体の上や周囲に燃えやすいものを置かないでください。●排気口の前にものが置かれていないか確認してください。

●正しくアース工事されていることを確認してください。

●給排気筒および給気ホースが確実に接続されているか確認してください。

●コンセントに本体の電源プラグを差し込んでください。●コンセントに室内機の電源プラグを差し込んでください。

6 給排気筒を確認するOK-ST67U KB ・OK-ST110U KBOK-ST67U MB ・OK-ST110U MBOK-ST67U MBG・OK-ST110U MBG

送油バルブ

現在時刻の合わせかた（タイマーリモコンをご使用の場合）

1 または　　を押す●最初は「0:00」が点滅します。●「時」または「分」を押すと時刻表示が点灯に変わり、ピリオドが点滅し、時計が動き始めます。

〈例:現在の時刻を午前10:30に設定する場合の手順〉

2 を押し、午前10:00にする

3 を押し、午前10:30にする●「時」、「分」スイッチは一度押すと各々1時間、1分ずつ変わります。押し続けると連続して表示が変わります。

●午前、午後を確かめてください。

ご使用の前に

15

使いかた

14

タイマーの時間帯設定変更のしかた

使いかた〈タイマーリモコンをご使用の場合〉

運転のしかた

運転停止のしかた

1 を押す●「ピッ」と音がして液晶表示部・運転ランプ・温度表示が点灯し、バーナーの予熱・循環ポンプの運転が開始します。●約5～6分後に燃焼が開始します。

2 を押し、お好みの温度にする●温水の温度を5℃きざみで約40℃～約80℃の間で調節できます。（70℃の場合は「70」の表示がでます）

1 を押す●「ピー」と音がして液晶表示部・運転ランプ・温度表示が消灯して運転が停止し、約10分後に循環ポンプが停止します。

運転スイッチ「切」時で、約4 Wの電力を消費しています。

と　　 でタイマーの時間帯設定を行います。

スイッチのはたらきタイマー設定表示の点滅が1時間毎に時計回りに進みます。タイマーの設定は1時間単位でいくつも設定できます。

タイマー時間帯の設定・取消を行います。

●最初に　　　を押すと「タイマー設定表示」が

現在時刻（午前10時）のところで点滅します。

●部屋の暖房温度は、室内の放熱器で温度調節してください。●リモコンで調節する温度は、放熱器に送る温水（循環液）の温度です。●初期設定は60 ℃です。快適な暖房のために、温度を調節してください。●設定温度はめやすです。

〈床暖房をご使用の場合〉

→低温やけどを予防するため、60 ℃以下でご使用ください。

〈パネルラジエーターをご使用の場合〉

→低温やけどを予防するため、60 ℃以下でご使用ください。

〈ファンコンベクターをご使用の場合〉

→70 ℃～80 ℃をめやすにご使用ください。

温度調節について

例:午前5時～午前10時の設定を午前6時～午前11時に変更する場合

【午前5時～午前6時のタイマー設定時間帯を取り消す】

1 を押す●「タイマー設定表示」が点滅します。

● を押して、午前5時～午前6時の表示に点滅を合わせます。

2 を押す●「ピー」と音がし、午前5時～午前6時が取り消されます。●午前6時～午前10時は設定されたままです。

【午前10時～午前11時のタイマー設定時間帯を設定する】

3 を押す●午前10時～午前11時の表示に点滅を合わせます。

4 を押す●「ピッ」と音がし、午前10時～午前11時が設定されます。

1716

使いかた〈タイマーリモコンをご使用の場合〉

タイマー予約のしかた現在時刻が正しくセットされているか確認してください。正しくセットされていないときは「現在時刻の合わせかた」にしたがって合わせてください。

運転しているときの表示　　　　　　　　運転停止しているときの表示

1 を押す●「ピッ」と音がし、タイマーランプと「タイマー設定表示」が点灯します。●設定した時間帯で毎日運転・停止を自動的にくり返します。●再度押すとタイマー予約が解除され、タイマーランプが消灯します。

タイマー運転中の停止のしかた

タイマー予約の解除のしかた

1 を押す●「ピー」と音がし、液晶表示部バックライト・運転ランプ・温度表示が消えます。●タイマー設定がされている時間帯は記憶しています。次の設定時間帯になれば、自動的に運転を開始します。

1 を押す●タイマーランプ、タイマー設定表示が消えタイマー運転はしません。※運転ランプが点灯しているときは、 を押してください。

使いかた

点灯 点灯 点灯 消灯

点灯

消灯

〈温調リモコンをご使用の場合〉

運転のしかた

運転停止のしかた

温調リモコン

1 を押す●バーナーの予熱、循環ポンプの運転を開始。●運転ランプ点灯。●約5～6分後に燃焼を開始します。

2 または　 を押し、

お好みの温度にする●温水の温度を5℃きざみで約40℃～約80℃の間で設定できます。（70℃の場合は「70」の表示がでます）

1 を押す●運転ランプ消灯。●約10分後に循環ポンプが停止します。●表示部の表示がすべて消灯します。●運転スイッチ「切」時で、約4 Wの電力を消費しています。

温度調節については、14ページをご覧ください。

1918

使いかた〈室内機でボイラーの運転をする場合〉 凍結・腐食予防について

運転のしかた

運転停止のしかた

タイマーリモコン

温調リモコン

1 室内機の運転スイッチを「入」にする●タイマーリモコンをお使いの場合は　　　と「設定温度」が表示されます。●温調リモコンをお使いの場合は「設定温度」が表示されます。

室内機の運転スイッチを「入」にしてもリモコンに設定温度が表示されない場合、外部連動接続されていません。

2 室内機の温度調節をする（温度調節機能がある場合）

1 室内機の運転スイッチを「切」にする

凍結すると、石油温水暖房ボイラー本体や配管が破損して、水漏れや機器が異常をおこす危険性がありますので、下記のことを必ず守ってください。

専用循環液・補充液を使用する

●機器および配管経路の凍結・腐食を予防するために、当社専用循環液および補充液を入れてください。他の不凍液はかびや錆などの発生により、機器やシステムの寿命を短くすることがありますので、使用しないでください。

循環液 : AD-0305（18 L）・OK-UB2A（5 L）補充液 : OK-UB3

使用上の注意

●循環液および補充液を飲用したり、小さなお子さまの手の届くところに置かないでください。

凍結予防運転について

●石油温水暖房ボイラー本体の温度が約－15℃以下になると、循環ポンプが自動的に運転し、凍結を予防します。

●必ず次の処置をしてください。1.運転スイッチを「切」にし、油タンクの送油バルブを閉める。2.電源プラグをコンセントから抜く。

使いかた

長期間使用しないとき

必要なとき

この場合、室内機とボイラーの間で外部連動接続されている必要があります。

室内機運転表示

設定温度表示

設定温度表示

21

必要なとき

20

安全装置／その他の装置

安全装置

その他の装置

点検・手入れの項目は、次のとおりですので、必ず行ってください。

お手入れするときは本体が冷えた後、電源プラグを抜いてから行う

●感電・やけどの原因になることがあります。

注意分解修理の禁止

●修理技術者以外の人は絶対に分解、修理は行わないでください。●故障、破損したら、使用しないでください。異常燃焼や火災の原因になることがあります。

お使いのたびに

周囲の可燃物の確認

●周囲に可燃物や危険物がないか常に確認する。

給排気筒・排気部およびトップの周囲の確認

●給排気筒・排気部およびトップがつまったり、ふさがれたり、はずれていないか常に確認する。

油漏れ、油のたまり、油のにじみの確認

●油漏れがある場合は、まずふき取り、油タンクの送油バルブを閉じ、お買い上げの販売店にご相談ください。

本体や配管などから水漏れがないか確認する

●本体および配管から水漏れがないか点検してください。水漏れがあるときは、お買い上げの販売店にご連絡ください。

日常の点検とお手入れのしかた

装置名 現　象 再運転

対震自動消火装置

地震（震度5程度以上）や強い振動、衝撃を受けた場合、自動的に消火します。

地震によって作動した場合は、（設置場所へ行き）周囲の可燃物、機器の損傷、油漏れ、水漏れ、給気ホース又は給排気筒の外れなど異常がないことを確認してから、運転スイッチを一度「切」にし再度「入」にしてください。

点火安全装置燃焼制御装置

点火不良、燃焼不良、燃焼切れなどのとき、これを検知し、運転を自動的に停止させる装置です。

12ページの「給油について」の項に従って再運転する。それ以外の場合は、運転スイッチを「切」にして、お買い上げの販売店にご連絡ください。

停電安全装置

運転中に停電したとき、自動的に運転を停止します。そのまま停電が復帰するのをお待ちください。

停電復帰後は、運転を開始します。使用しない時は運転スイッチを「切」にしてください。

装置名 現　象

油面検知器 油切れしたとき、運転を自動的に停止します。

バーナー過熱防止装置 万一、バーナーの温度が異常に上昇したとき、運転を自動的に停止します。

過熱防止装置

湯温サーミスターの故障で熱交換器の温度が異常に上昇したとき、自動的に運転を停止させる装置です。

異常温度上昇後の再運転は危険ですので、お買い上げの販売店にご連絡ください。

空だき防止装置熱交換器に温水（循環液）が入っていないとき、自動的に運転を停止します。

開放タンク方式の場合、補充液を補給してください。※密閉タンク方式の場合、お買い上げの販売店にご連絡ください。

●その他の装置が作動したときは使用を中止し、お買い上げの販売店にご連絡ください。●雷に対する安全装置は備えていますが、落雷の条件によっては本体を傷めるおそれがあります。●雷が発生したら、その間だけ、電源プラグをコンセントから抜き、使用しないでください。

灯�油�

LPガス�点検とびら�

注水口キャップ�

じょうご�

水位確認窓�

上限�

23

必要なとき

22

日常の点検とお手入れのしかた 定期点検について

部品交換について

1ヵ月に1回以上

暖房シーズン初め

油タンクの水抜きとろ網の清掃

●油タンクの水抜きをしてください。（当社油タンクOT-905使用の場合）①ドレンプラグを回してゆるめ浮子が沈むまで水を抜いてください。②水抜きが終わりましたら、ドレンプラグを確実に締め付けてください。油漏れがないことを確かめてください。油タンクの種類によって水抜きの方法が異なる場合があります。油タンクの取扱説明書に従って水抜きをしてください。

●ろ網の清掃①給油口ふたをはずし、ろ網をきれいな灯油

．．で洗う。（必ず灯油で

洗ってください。）②元通りろ網と給油口ふたを取り付けてください。

ほこりの掃除

●ベンジン・シンナーなどは使用しないでください。

●本体布または、スポンジに台所用洗剤をつけてふきとる。

●ベンジン・シンナー・洗剤などは使用しないでください。

●リモコン水をつけた布をかたく絞り、軽くふきとる。

燃焼確認窓の掃除

●燃焼確認窓の汚れは乾いた布でふくか、布に台所用洗剤をうすめて含ませて軽く絞ってふいてください。洗剤使用後は、水道水を布に含ませて固く絞ってから洗剤をふきとってください。

循環液（不凍液）の点検

●循環液は劣化しますので、点検が必要です。●暖房シーズン初めに、循環液の点検を「販売店・メンテナンス専門業者」に依頼してください。（水漏れ・補充液の補給・循環液濃度などの点検）※2シーズンに1回循環液の交換をお買い上げの販売店にご依頼ください。

油タンクの確認

●給油口のろ網の汚れと油タンク下側のドレン受けの浮子の確認をしてください。

定期点検契約のおすすめ

消耗劣化しやすい部品

ナショナル石油温水暖房ボイラーは安全で快適にご使用いただけるよう厳しい品質管理のもとに生産しておりますが、本機器は付帯工事を伴い、他の機器や配管部材との組合わせによりご使用いただきますので、長期にわたって最良の状態を維持するためには、お客様の正しいご使用と定期的な点検整備および部品の交換が必要となります。1年に1回程度、お買い上げの販売店または修理資格者〔（財）日本石油燃焼機器保守協会（TEL03-3499-2928）〕で行う技術管理講習会修了者（石油機器技術管理士）のいる店などに点検依頼されることをおすすめします。

交換が必要になった時は、運転スイッチを「切」にし、お買い上げの販売店にご連絡ください。なお、修理は（財）日本石油燃焼機器保守協会で行う技術管理講習会修了者（石油機器技術管理士）のいる店に依頼されることをおすすめします。

●使用期間により交換が必要な部品各種パッキン・バーナー・点火電極炎検知装置（フレームロッド）Oリング

●変質灯油・不純灯油の使用により劣化しやすい部品パルスポンプ・バーナー・定油面器

定期点検契約の概要1.申込み先 お買い上げの販売店2.点検整備内容 ①安全性の点検整備

②システム機能の点検整備（配管など）③本体の点検整備（燃焼など）

3.定期点検費用 定期点検整備は、お客様のご負担によって実施します。消耗・劣化しやすい部品で交換した部品代もご負担いただきます。

その他、ご契約金額、お支払い方法、点検整備内容の詳細については、お買い上げの販売店へご相談ください。

定油面器の確認

●定油面器セットレバーを押す。

ゴム製送油管の確認

●ひび割れ、破損、漏れがないか点検してください。交換の目安は3年です。（ゴム製送油管は屋内設置形のみ使用可能です。）

灯油�浮子�水�ドレンプラグ�

ゆるむ�

ドレン受け�

給油口ふた�（ろ網）�� ドレンプラグを確実

に締め付けてください。

25

必要なとき

故障・異常の見分けかたと処置方法

24

リモコンの表示による故障診断

異常が生じたとき、リモコンの異常モニター表示が点滅します。温調リモコンの異常モニター表示はアルファベットと数字で交互に表示されます。

使用中異常がありましたら、下表により原因を調べて処置をしてください。原因がわからないときは、運転スイッチを「切」にし、お買い上げの販売店にご連絡ください。

原　因 処置方法●電源プラグがコンセントから抜けている。

●運転スイッチを入れても運転ランプがつかない。

●運転ランプは点灯するが、点火しない。

●0：00表示する。

●U41表示する。

●電源プラグをコンセントに差し込む。

●電源の元スイッチが「切」になっている。（ブレーカー）

●電源の元スイッチを「入」にする。

●停電している。 ●そのまま通電するまで待つ。

●定油面器セットレバーが上がっている ●レバーを押し下げる。

●停電していた。●13ページに従って現在時刻を合わせてください。

●U10表示する。 ●停電時、高温状態で停止していた。

●13ページに従って現在時刻を合わせてください。●しばらくしてから運転スイッチを一度「切」にしたあと、再度「入」にする。

●予熱が完了していない。 ●約5～6分待つ。

●U21表示をし、点火しない。

●油タンクの送油バルブが閉まっている。

●油タンクの送油バルブを開け、「油切れ」と同じ処置をする。

●油切れしている。●12ページの「給油について」の項に従って給油し、再運転する。

●対震自動消火装置が作動している。●運転スイッチを一度「切」にしたあと、再度「入」にする。

●燃焼音が異常である。

●ススが出る。

●油漏れがある。

●水漏れがある。

●使用していないのに、たまにバーナーモーターの音がする。

●運転スイッチを「切」にし、お買い上げの販売店にご連絡ください。

●製品保護のためにバーナーモーターが運転している音です。

●冬期、排気口・給排気トップから白煙が出る。

●排ガス中の水分が水滴に変わるためです。

●運転中や停止してしばらく「パチパチ」と音がする。

●熱交換器やバーナーの膨張・収縮音で、異常ではありません。

●U22表示する ●循環液の不足●開放タンク方式:補充液を補給する●密閉タンク方式:お買い上げの販売店にご連絡ください。

現　象 原　因 処置方法

油切れU21

●油タンクの送油バルブが「開」であることを確認する。●油タンクに給油したあと、運転スイッチをいったん「切」にし再度「入」にする。●定油面器セットレバーを押し下げる。●それでもU21が表示する場合は、運転スイッチを「切」にし、お買い上げの販売店にご連絡ください。

循環液の不足

対震自動消火装置作動

着火不良

燃焼異常

湯温サーミスター異常

給気温サーミスター異常

燃焼異常

バーナーモーター異常

循環ポンプ異常

P板異常

コネクター抜け

排気管外れ

バーナーサーミスター異常

U22

U41

F11.F12

F13

H31

H35

H48

H61

H67

H76.H85.H89

H88

H90

F34

バーナー過熱防止ハイリミット作動

全表示消灯

開放タンク方式の場合、補充液を補給する。密閉タンク方式の場合、お買い上げの販売店にご連絡ください。

運転スイッチをいったん「切」にし再度「入」にする。

運転スイッチをいったん「切」にし再度「入」にする。それでも異常モニター表示が点滅する場合は表示を確認した後、運転スイッチを「切」にし、お買い上げの販売店にご連絡ください。

お買い上げの販売店にご連絡ください。

停電（高温状態での停止）U10 運転スイッチをいったん「切」にし、しばらくしてから再度「入」にする。

熱交ハイリミット作動H14

過熱防止サーミスター異常H38

異常モニター表示（OKモニター表示）

27

必要なとき

仕　様 据付け

26

回転霧化式屋内用密閉式強制給排気形 屋外用開放形 屋内用密閉式強制給排気形 屋外用開放形

タンク式暖房用

1缶1水路式高圧放電自動点火灯油（JIS 1号灯油）

「強」0.755 L/h 「弱」0.303 L/h 「強」1.214 L/h 「弱」0.534 L/h92%

「強」6.65 kW（5,720 kcal/h）「弱」2.67 kW（2,300 kcal/h） 「強」10.7 kW（9,200 kcal/h）「弱」4.71 kW（4,050 kcal/h）0.73 L 0.8 L

大気開放　　　　　　　　OK-ST67U KB ・OK-ST110U KBOK-ST67Z KB ・OK-ST110Z KB

98 kPa（1.0 Of/cm2） OK-ST67U MB ・OK-ST110U MBOK-ST67Z MB ・OK-ST110Z MBOK-ST67U MBG・OK-ST110U MBG

0.3 m2 0.37 m2

高さ548×幅450×奥行240 A20 O（Gタイプ:19 O） 21 O 21 O（Gタイプ:20 O） 22 O

100 V 50/60 Hz（Gタイプ:50 Hz）710/710 W 670/670 W

（675/675 W）＊1 （630/630 W）＊1

640 W＊2 － 610 W＊2 －「強」100/100 W「弱」90/90 W 「強」100/100 W「弱」85/85 W（「強」69/69 W「弱」55/55 W）＊1 （「強」65/65 W「弱」50/50 W）＊1

（「強」38 W「弱」24 W）＊2 － （「強」30 W「弱」15 W）＊2 －約4 WD39

70または85 A260 :以下

「強」39/39 dB「弱」34/34 dB 「強」45/45 dB「弱」35/35 dB 「強」43/43 dB「弱」35/35 dB 「強」48/48 dB「弱」38/38 dB（「強」39 dB「弱」30 dB）＊2 ー （「強」43 dB「弱」29 dB）＊2 ー

125 V 10 A対震自動消火装置　燃焼制御装置　点火安全装置　停電安全装置　過熱防止装置　空だき防止装置

油面検知器・バーナー過熱防止装置タイマーリモコン・温調リモコン

給排気筒セット 接続スリーブセット 給排気筒セット 接続スリーブセットホースニップルセット（フレアナット・ホースニップル）（フレアナット・接続スリーブ） ホースニップルセット（フレアナット・ホースニップル）（フレアナット・接続スリーブ）

ドレンホース・外部連動端子

燃 焼 方 式給排気方式給 水 方 式用途別方式加 熱 方 式

点 火 方 式使 用 燃 料燃 料 消 費 量暖 房 効 率暖 房 出 力熱 交 換 器 容 量

最 高 使 用 圧 力

伝 熱 面 積外 形 寸 法質 　 　 量電源電圧及び周波数

点 火 時

燃 焼 時

運転スイッチ「切」時給 排 気 筒 呼 び 径給排気筒壁貫通部孔径排 気 温 度

騒音レベル（50/60 Hz）

電 流 ヒ ュ ー ズ安 全 装 置そ の 他 の 装 置別 販 品

付 属 品

定 格消費電力（50/60 Hz）

種 類

OK-ST67U KB OK-ST67Z KB OK-ST110U KB OK-ST110Z KBOK-ST67U MB OK-ST67Z MB OK-ST110U MB OK-ST110Z MBOK-ST67U MBG OK-ST110U MBG項　目

品　番 据付け後、お買い上げの販売店・工事店などの立合いで、必ず試運転をしてください。この製品は電気と灯油を使用する機器です。火災や漏電をおこさないようにするため、正しい据付けがされなければなりません。据付けが完了し、お買い上げの販売店と立合い、試運転されるときに次の項目を十分確認してください。ご不審な点がありましたらお買い上げの販売店に問い合わせてください。

据付け場所の選定と標準据付け例

据付けについては火災予防条例、電気設備に関する技術基準など法令の基準があります。工事説明書の「安全上のご注意」をお読みいただき、お買い上げの販売店とよくご相談ください。また、「標準据付け例」については、工事説明書の「据付け場所の選定」を参照してください。

騒音防止について

設置場所の選び方次第では騒音は大きく変わります。運転音が隣家の迷惑にならないよう十分配慮して設置場所を選択してください。

据付け後の確認

据付けが終わりましたら、もう一度、工事説明書の「安全上のご注意」をお読みになり、工事説明書に記載されているとおり据付けられているかどうか確認してください。

①床面の材料および周囲の材料と本体との距離は正しく守られているか、工事説明書の「標準据付け例」の項に従って確認してください。②本体固定●アンカーボルトなどで固定し、転倒防止されていることを確認してください。

③給排気筒の貫通部及び寸法（屋内用密閉式強制給排気形）●給排気筒から周囲の壁までの距離は火災防止の所定の距離が十分あるか確認してください。●メタルラス張り、ワイヤーラス張りの壁に取り付けた場合、壁貫通部と給排気筒の外周に電気的に

絶縁が施されているか確認してください。●給排気筒を延長する場合、長さは3 m以下、曲がり数は3ヵ所以下にしてください。これ以上にな

りますと異常燃焼をすることがあります。

④油タンクと本体の距離●油タンクと本体は2 m以上離れていることを確認してください。●油タンクと本体との距離には制限があります。油配管の総延長30 m以下にしてください。

油タンクは本体下面より油タンク上面まで2.5 m以内、油タンク下面まで0.3 m以上であることを

確認してください。●屋外にゴム製送油管を使用していないことを確認してください。

（ゴム製送油管の屋外使用は禁止されています。）

●右のチェック欄で確認してください。 チェック欄

＊1 ポンプ標準設定時＊2 Gタイプのみ : 50 Hz

（1）運転準備①給油油タンクに灯油（JIS 1号灯油）を入れる。定油面器セットレバーを押す。

②油漏れの確認配管および本体から油漏れがないか確かめる。

③専用循環液配管経路に専用循環液が入っているか確かめる。→開放タンク式:水位確認窓・密閉タンク方式:圧力計

④水漏れの確認配管および本体から水漏れがないか確かめる。

⑤電源プラグの確認専用コンセントに電源プラグを差し込む。

（2）運　転燃焼の確認

①リモコンの運転スイッチを「入」にする。

②予熱が完了してから燃焼が開始し、暖房運転が始まります。

③運転状態で次の異常がなく、正常であることを確かめてください。

●バーナーモーターの回転異常音、パルスポンプの異常音および振動音、循環ポンプの異常音

●着火異常音（着火遅れなどによるもの）

●排気部からのすす発生、振動燃焼などによる燃焼異常音

●フレームロッドの異常などによる断続燃焼

●試運転時、排気部より臭いや白煙が出ることがありますが、運転を続けると消えます。

故障・異常ではありません。

（3）停　止①リモコンの運転スイッチを「切」にする。●運転ランプ・温度表示が消灯し、運転が停止し、約10分後に循環ポンプが停止します。

29

必要なとき

据付け

28

⑤接地（アース）●正しくアース工事されていることを、必ず確かめてください。●ガス管や水道管、電話や避雷針のアース線に接続することは、法令などで禁止されています。

⑥電源コンセントの位置●電源コンセントは雨がかからない位置になっていますか。（屋外用開放形）

⑦凍結予防●凍結予防のために当社専用の循環液（不凍液）を必ずご使用ください。

●右のチェック欄で確認してください。 チェック欄

アース工事を確認する

●アース工事がされていないと、故障や漏電のとき感電するおそれがあります。アース工事は販売店にご相談ください。

注意

試運転正しく据付けられていることを確認してから、販売店と立ち合って次の要領で必ず試運転を行ってください。

チェック欄

●正常に運転しない時は再度「故障・異常の見分けかたと処置方法」（24ページ）の項を確認して、運転スイッチを入れなおしてください。

お願い

アース線�

アース接続ねじ�（側面）�

地 面�

アース棒�

●アース棒を使用する場合�

本体�

●コンセントにアース端子が�　付いている場合�

アース接続ねじ�（側面）� アース端子�

コンセント�

アース線�本体�

�

31

保証とアフターサービス よくお読みください

30

お客様ご相談センター�ナショナル／パナソニック�修理ご相談窓口�ナショナル／パナソニック�

修理に関するご相談� 使いかた・お買い物などのご相談�

● お客様がおかけになった場所から最寄りの修理ご相談窓口につながります。呼出音の前にNTTより通話料金の目安をお知らせします。�

● 携帯電話・PHS等からは最寄りの修理ご相談窓口に直接おかけください。�

● 最寄りの修理ご相談窓口は、次ページをご覧ください。�

365日／受付9時～20時�

■携帯電話・PHSでのご利用は…06-6907-1187

Help desk for foreign residents in Japan〈外国人／海外仕様商品（ツーリスト商品他）等ご相談窓口〉

Tokyo (03) 3256 - 5444 Osaka (06) 6645 - 8787Open : 9:00 - 17:30 (closed on Saturdays /Sundays / national holidays)

0120-878-236

電 話�

FAX

0120-878-365パ ナ は � 3 6 5 日 �

フリー�ダイヤル�

フリー�ダイヤル�

0570-087-087ナビダイヤル�(全国共通番号)

沖 縄 地 区 �

北 海 道 地 区 � 近 畿 地 区 �

中 国 地 区 �

東 北 地 区 �

首 都 圏 地 区 �

四 国 地 区 �

九 州 地 区 �

中 部 地 区 �

修 理 ご 相 談 窓 口 �ナショナル／パナソニック�

札幌�

旭川� 函館�

滋賀�

京都�

大阪�

奈良�

鳥取�

米子�

松江�

出雲�

香川� 高知�

福岡�

沖縄� (098)877-1207浦添市城間4丁目23-11

佐賀�

長崎�

天草�

大分�

鹿児島�

宮崎�

大島�

徳島� 愛媛�

高松市勅使町152-2 南国市岡豊町中島331-1

徳島県板野郡北島町�鯛浜字かや108

松山市土居田町750-2

(087)868-9477 (088)866-3142

(088)698-1125 (089)971-2144

岡山�

広島�

山口�

鳥取市安長295-1

米子市米原4丁目2-33

松江市平成町182番地14

出雲市渡橋町416

岡山県都窪郡早島町�矢尾807

広島市西区南観音8丁目�13-20

山口市鋳銭司�字鋳銭司団地北447-23

(0857)26-9695

(0859)34-2129

(0852)23-1128

(0853)21-3133浜田�浜田市下府町327-93

(0855)22-6629

(086)292-1162

(082)295-5011

(083)986-4050

和歌山�

兵庫�

守山市勝部6丁目2-1

京都市伏見区竹田中川原町�71-4

大阪市北区本庄西1丁目�1-7

大和郡山市椎木町404-2

和歌山市中島499-1

神戸市中央区琴ﾉ緒町�3丁目2-6

(077)582-5021

(075)672-9636

(06)6359-6225

(0743)59-2770

(073)475-2984

(078)272-6645

秋田�

岩手�

青森�

山形�

福島�

宮城�

秋田市御所野湯本2丁目�1-2

盛岡市羽場13地割30-3

青森市第二問屋町�3-7-10

山形市流通センター�3丁目12-2

福島県安達郡本宮町�字南ﾉ内65

仙台市宮城野区扇町�7-4-18

(018)826-1600

(019)639-5120

(017)739-9712

(023)641-8100

(0243)34-1301

(022)387-1117

栃木�

群馬�

水戸�

つくば�

埼玉�

千葉�

石川� 名古屋�

富山�

福井�

長野�

静岡�

岐阜�

岡崎�

高山�

三重�

石川県石川郡野々市町�稲荷3丁目80

名古屋市瑞穂区塩入町�8-10

富山市寺島1298

福井市開発4丁目112

松本市大字笹賀7600-7

静岡市西島765

岐阜県本巣郡北方町�高屋太子2丁目30

岡崎市岡町南久保28

高山市花岡町3丁目82

久居市森町字北谷1920-3

(076)294-2683 (052)819-0225

(076)432-8705

(0776)54-5606

(0263)86-9209

(054)287-9000

(058)323-6010

(0564)55-5719

(0577)33-0613

(059)255-1380

東京�

山梨�

神奈川�

新潟�

宇都宮市御幸町194-20

高崎市大沢町229-1

水戸市柳河町309-2

つくば市花畑2丁目8-1

桶川市赤堀2丁目4-2

千葉市中央区星久喜町172

東京都世田谷区宮坂�2丁目26-17

甲府市下飯田2丁目1-27

横浜市港南区日野5丁目�3-16

新潟市東明1丁目8-14

(028)689-2555

(027)352-1109

(029)225-0249

(0298)64-8756

(048)728-8960

(043)208-6011

(03)5477-9780

(055)222-5171

(045)847-9720

(025)286-0171

帯広�札幌市厚別区厚別南�2丁目17-7

旭川市2条通21丁目�左1号�

函館市西桔梗589番地241�（函館流通卸センター内）�

帯広市西19条南1丁目�7-11

(011)894-1251

(0166)31-6151 (0138)48-6631

(0155)33-8477

熊本�春日市春日公園3丁目48

佐賀市本庄町大字本庄�896-2

長崎市東町1949-1

本渡市港町18-11

大分市萩原4丁目8-35

鹿児島市与次郎1丁目�5-33

宮崎県宮崎郡清武町�下加納366-2��

名瀬市長浜町10-1

熊本市健軍本町12-3

(092)593-9036

(0952)26-9151

(095)830-1658

(0969)22-3125

(097)556-3815

(099)250-5657

(0985)85-6530

(0997)53-5101

(096)367-6067

所在地、電話番号が変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。� 0602

● お客様がおかけになった場所から最寄りの修理ご相談窓口につながります。呼出音の前にNTTより通話料金の目安をお知らせします。�

● 携帯電話・PHS等からは最寄りの修理ご相談窓口に直接おかけください。�

ナビダイヤル�（全国共通番号）� 0570-087-087

ご連絡いただきたい内容

できるだけ具体的に

お買い上げ日

・24～25ページの表に従ってご確認のあと、直らないときは必ず運転スイッチを「切」にし、電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店へご連絡ください。

●保証期間中は保証書の規定に従って、出張修理をさせていただきます。

●保証期間を過ぎているときは修理すれば使用できる製品については、ご希望により有料で修理させていただきます。

●修理料金の仕組み修理料金は、技術料・部品代・出張料などで構成されています。

は、診断・故障個所の修理および部品交換・調整・修理完了時の点検などの作業にかかる費用です。

は、修理に使用した部品および補助材料代です。は、お客様のご依頼により製品のある場所へ技術者を派遣する場合の費用です。

技術料

部品代出張料

■保証書（別添付）お買い上げ日・販売店名 などの記入を必ず確かめ、お買い上げの販売店からお受け取りください。よくお読みのあと、保存してください。

保証期間：お買い上げ日から本体2年間（熱交換器は3年間）

転居や贈答品などでお困りの場合は…●修理は、サービス会社・販売会社の「修理ご相談窓口」へ！●その他のお問い合わせは、「お客様ご相談センター」へ！

修理・使いかた・お買い物などのご相談は…

まず、お買い上げの販売店へお申し付けください

■補修用性能部品の保有期間当社は、この石油温水暖房ボイラーの補修用性能部品を、製造打ち切り後10年保有しています。注）補修用性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。

修理を依頼されるとき

品　名

品　番

故障の状況

石油温水暖房ボイラー

年　　　月　　　日

必要なとき

便利メモおぼえのため記入されると便利です

（ ） －

販売店名

（ ） －

お客様ご相談窓口

品　番年　 月　 日お買い上げ日

長年ご使用の石油温水暖房ボイラーの点検を！愛情点検

OKST110ZKBB（OU-F0960B0P0）

S0702N0

この取扱説明書は再生紙を使用しています。

松下電器産業株式会社　リビングサポートシステム事業部〒639-1188 奈良県大和郡山市筒井町800番地　

こんな症状はありませんか？

●水漏れがする●油漏れがする●運転中、異常な音がする●その他の異常や故障がある

以上のような症状のときは、使用を中止し、故障や事故の防止のため、運転スイッチを「切」にし、必ず販売店に点検をご相談ください。

C Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.（松下電器産業株式会社） 2002