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Dräger CPS 6900 i ja 取扱説明書 3

Dräger CPS6900...4 Dräger CPS 6900 安全のために 1 安全のために 製品をご使用いただく前に、本取扱説明書をよくお読み ください。 本取扱説明書の記載事項を遵守し、『使用目的』の項に記

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Dräger CPS 6900

i

ja 取扱説明書3

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目次

目次

1 安全のために . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4

2 本取扱説明書について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4

3 本製品について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .43.1 使用目的 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53.2 制限事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53.3 認証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53.4 併用可能保護具について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53.5 シンボルマークについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .5

4 使用方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .64.1 使用の前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .64.2 ファスナの取扱いについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .64.3 使用前の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .64.4 使用中の注意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .74.5 使用後 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7

5 トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .8

6 メンテナンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .86.1 メンテナンスの時期 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .86.2 化学防護服を目視検査 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .86.3 化学防護服の洗浄と消毒 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .96.4 ファスナのメンテナンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .106.5 化学防護服の気密性を点検 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .106.6 防護服排気弁の気密試験 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .116.7 その他のメンテナンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .11

7 保管 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .127.1 保管条件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .127.2 保管の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .127.3 化学防護服の保管 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12

8 廃棄処分 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .128.1 使用後の廃棄 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .128.2 耐用年数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .138.3 廃棄処分に関する注意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13

9 テクニカルデータ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .139.1 一般事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .139.2 汚染物質の耐透過性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .139.3 機械耐性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .139.4 EN 943-1:2015

に準拠する化学物質の耐透過性 . . . . . . . . . . . . . . .149.5 ISO 16 602:2007

に準拠する化学物質の耐透過性 . . . . . . . . . . . . . . .15

10 試験記録欄 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16

11 注文表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17

Dräger CPS 6900 3

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安全のために

1 安全のために 製品をご使用いただく前に、本取扱説明書をよくお読み

ください。 本取扱説明書の記載事項を遵守し、『使用目的』の項に記

載してある目的以外では使用しないでください。 製品の正しい使用方法がいつでも確認できるよう、本取

扱説明書は大切に保管してください。 本製品は、使用方法の練習を行ってから使用してくださ

い。 本製品は、それぞれの国や地域が定める規則に従ってお

取扱いください。 本製品の修理およびメンテナンスについては、弊社サー

ビスセンターまたは指定の販売代理店にご用命ください。

本製品の修理およびメンテナンスにあたっては、ドレーゲルの純正部品以外は使用しないでください。

本製品に異常が認められた時は、絶対に使用しないでください。また、本製品は絶対に改造しないでください。

本製品に異常が認められた場合は、弊社サービスセンターまでご連絡ください。

2 本取扱説明書について警告表示について以下の警告表示とともに記載してある項目は、本製品の使用にあたって特に注意が必要な内容です。

商標について本書では以下の商標が使用されています。 FPS®、HPS®、Panorama Nova®、PAS®、PSS®、X-plore®

は Dräger の登録商標です。 Eltra® und ECOLAB® は、Ecolab の登録商標です。 K-MEX®およびTricotril®はKCL GmbH社の登録商標です。 Barrier® は Ansell の登録商標です。 Cryo-Industrial® は

Tempshield, Inc. 社の登録商標です。

略語についてFKM = フッ素ゴム (Fluorkautschuk)PVC = ポリ塩化ビニル

3 本製品についてDräger CPS 6900 は EN 943-1:2015 (Type 1a) に準拠している、リユーサブルな気密化学防護服です。使用にあたっては、自給式空気呼吸器が必要です。自給式空気呼吸器、面体及び保護帽はこの化学防護服の下に着用します。使用可能な組み合わせについては、3.4 章(5 ページ)を参照。本製品には手袋が接続されています。この手袋は交換が可能で、次の組み合わせが利用できます。 フッ素ゴム製手袋 (必要に応じて Tricotril® オーバーグロ

ーブを追加) フッ素ゴム製手袋(必要に応じて K-MEX-Gigant オーバー

グローブを追加) ブチル製手袋(必要に応じて Tricotril オーバーグローブを

追加) ブチル製手袋(必要に応じて K-MEX-Gigant オーバーグロ

ーブを追加) フッ素ゴム/ブチル製手袋(必要に応じてTricotrilオーバー

グローブを追加) フッ素ゴム/ブチル製手袋(必要に応じてK-MEX-Gigantオ

ーバーグローブを追加)

次の二重手袋が利用可能です: ラミネート /Tricotril 二重手袋

本製品には、服地と同素材のソックスが一体となったソックスモデルと、長靴モデルがあります。ソックスには機械的負荷に対する十分な耐性がありませんので、EN ISO 20345の認証を取得している適切な安全長靴を併用してください。 ソックスモデルには、長靴内部への化学物質の侵入を防ぐカフが付属しています。バイザにはアンチスクラッチ加工が施されています。防護服の内側には無線機を収納できるポケットや、プッシュ・ツー・トークボタン用のホルダが付いています。ポケットの内側に、ID 情報などを記載したラベルが縫い付けられています。本製品には以下のようなオプションがあります。 換気弁 PT 120 L またはエアコネクト:

外部の空気供給源と防護服を接続するための換気ユニット。

D- コネクト:熱画像カメラや測定器、救助用ロープなどを携帯するためのホルダ。左右の腰に装備できます。

股ベルト :体格に合わせて着丈を調節できます。

アンチフォグバイザ :曇り防止加工を施したバイザです。

圧力計ホルダ :自給式空気呼吸器の圧力計を視界内に固定できるホルダです。

名入れオプション :識別番号や所属名などを防護服にプリントできます。油性のペンでも代用できますが、お勧めしません。

警告この表示の注意事項を守らないと、死亡や大けがなどの人身事故につながることがあります。

注意この表示の注意事項を守らないと、けがをしたり周辺の物品に損害を与えたりすることがあります。

情報製品の使用に関する付加情報です。

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情報オーバーグローブは切創耐性を補完する目的で使用するもので、必ずしも必要なものではありません。

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4 Dräger CPS 6900

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本製品について

3.1 使用目的本製品は気体、液体、エアロゾル、固体状の有害物質や感染性病原体から全身を保護する気密服です。放射性物質の粒子の皮膚への付着や体内への混入を防止する目的にも利用することができます。

3.2 制限事項特定の化学物質に対しては、濃度、混合状態、環境条件によって曝露時間に制限があります。 高熱や火炎には本製品を近づけないでください。本製品は、消火活動には適していません。機械負荷耐性、化学耐性、温度耐性については 9 章 (13 ページ)を参照してください。本製品は、放射性物質などから発せられる放射線に対する耐性はありません。防護服に損傷や摩耗が認められた場合は使用しないでください。

3.3 認証本製品は、以下の認証を得ています: EN 943-1:2015 (Type 1a) EN 14126:2003+AC:2005:1a-B EN 1073-1:2016+A1:2018:IL: 等級 4, 公称防護係数 20000

(空気供給ユニット付きの Dräger CPS 6900 のみ) EN 1073-2:2002:IL:Class 3、公称防護係数 500

(空気供給ユニットなしの Dräger CPS 6900 のみ) EN 14593-1:2018

(空気供給ユニット付きの Dräger CPS 6900 のみ) EN 14594:2018 ISO 16602:2007+Amd 1:2012 SOLAS II-2, Reg. 19, consolidated edition 2004 TP TC 019/2011 (EU) 2016/425

ニトリル製安全長靴は、以下の認証を得ています: EN ISO 20345:2011 EN 15090:2012

PVC 製安全長靴は、以下の認証を得ています: EN ISO 20345:2011

適合宣言書: www.draeger.com/product-certificates を参照

3.4 併用可能保護具について

3.4.1 面体 全面形面体 Dräger FPS 7000 RA/PE/P/ESA 全面形面体 Panorama Nova RA/PE/P/ESA 全面形面体 f2 PA-RA/PE 全面形面体 と保護帽の組合せ Dräger FPS 7000 H61/H62

全面形面体 と保護帽の組合せ Panorama Nova S-RA/Supra、 Panorama Nova S-PE/Supra、 Panorama Nova S-HE-EPDM-PC-RA

全面形面体 と保護帽の組合せ f2 S-PA-PE/Supra

3.4.2 自給式空気呼吸器 PA 80/90 UP PA 94 UP PA 94 D plus PAS Lite1

PSS 100D PSS 1001

PSS 30001

PSS 40001

PSS 50001

PSS 70001

3.4.3 調整器 (レギュレータ) PSS シリーズのすべての調整器 (レギュレータ)

3.4.4 保護帽または防火帽 Dräger HPS 4000 シリーズ Dräger HPS 6000 シリーズ Dräger HPS 7000 シリーズ Schuberth F110 Schuberth F210 Dräger F1S12 Dräger F1SA12 Heros I Heros II

3.5 シンボルマークについてシンボルマークは、内ポケットのラベルに記載されています。

注意下記の保護具については、本製品との併用試験を実施し、使用上問題が無いことを確認済みです。その他の保護具については、本製品との併用に問題が無いことを使用者の方が十分に確認してから使用してください。

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1 ASV および Y ピースとの組み合わせも検証済みです。

注意!取扱説明書の内容を厳守すること

気体、液体、エアロゾル、固体状の化学物質対応防護服 (EN 943-1:2015, タイプ 1aに準拠 )感 染 性 病 原 体 対 応 防 護 服(EN 14126:2003+AC:2005, タイプ 1a-B に準拠 )粒 子 に よ る 放 射 性 汚 染 対 応 防 護 服(EN 1073-1:2016+A1:2018 と EN 1073-2:2002 ( 等級は 3.3 を参照)に準拠 )サイズ表 (9 章 (13 ページ)を参照 )。

Dräger CPS 6900 5

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使用方法

4 使用方法

4.1 使用の前に

4.2 ファスナの取扱いについて本製品には、化学防護服用に開発された特別なファスナシステムが採用されています。一般的なファスナと比較すると、より密閉性を保つために開閉しにくい構造になっています。本製品の着脱時には、着用者が直立したままファスナ上部を上方向に、補助員がファスナ下部を下方向に引っ張り合うと、ファスナを開閉しやすくなります。

4.2.1 ファスナを開ける ファスナは末端まで完全に開けてください。 スライダのタグを持ち、エレメントが並ぶ方向に真直ぐ

引きます。決して斜めには引かないでください。 力を加えないでください。エレメントが変形する可能性

があります。 抵抗が大きくなった場合は、一旦スライダを元の位置ま

で戻し、再度ゆっくりと引いてください。

4.2.2 ファスナを閉じる スライダは斜めに引かないようにしてください。 ファスナの開口部を引き合わせて両側の位置を整えてお

くと、スライダが動きやすくなります。 着用している衣服や糸くずなどの噛み込みに注意してく

ださい。

4.3 使用前の準備

4.3.1 化学防護服の準備

1. 本製品を初めて使用する前には必ず気密試験を行い、防護服に異常が無いことを確認してください。使用開始後は定期的にメンテナンスを行って、性能の維持・管理に努めてください (6.1 章 (8 ページ)を参照 )。

2. 本製品を平らな場所に広げて、目視検査を行ってください (6.2 章 (8 ページ)を参照 )。

3. 換気ユニットや外部の空気供給装置と併用する場合は、それぞれの動作および保護具との接続状況も事前に確認してください。

4. 面体のアイピース外側に防曇剤を塗布します。コーティングされたバイザには「klar-pilot」コンフォートスプレーを使用します。防護服のバイザがアンチフォグタイプでない場合は、バイザの内側にも塗布します。

4.3.2 化学防護服の着装

1. 吸水性の高い下着や綿手袋を着用します。

2. 自給式空気呼吸器と面体を床面に置きます。3. 保護帽を床面に置きます。4. それぞれの取扱説明書に従って、各保護具に異常が無い

ことを確認します。5. ソックスモデルの場合:

a. 靴を脱ぎ、右足、左足の順で、足を防護服に通します。b. 安全長靴を履きます。

6. 長靴モデルの場合:靴を脱ぎ、右足を防護服に通して安全長靴を履きます。次に、左足を防護服に通して安全長靴を履きます。

7. 化学防護服を腰まで引き上げます。8. 化学防護服に換気装置が装着されている場合、

a. 防護服に空気供給源を接続します。b. ベルトを締めて位置を調節します。

9. D- コネクト付きの防護服の場合は、ベルトを締めて位置を調節します。

10. 股ベルト付き防護服の場合は、自給式空気呼吸器のウエストベルトに股ベルトを固定します。股ベルトを引いて、長さを調節します。

警告本製品は、それぞれの国や地域が定める規則に従ってお取扱いください。 本製品を使用する前に環境測定を十分に行い、本製品が適切な選択であることを確認してください。また、本来の目的以外には使用しないでください。国が定める個人用保護具に対する要求事項をよく理解するようにして下さい。これらの注意事項が守られない場合、死亡や大けがなどの人身事故につながることがあります。

注意ファスナの破損を防ぐためには、ファスナの両側を平行に保ち、負荷を掛けないように注意してください。ファスナの開閉時には、スライダに無理な力を加えず、ゆっくりと動かしてください。ファスナは、乾いていると動きが鈍くなり、破損の原因となります。Dräger の棒グリスを使用して乾燥を防いでください。

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情報納品時に防護服が収納されている袋は、保管時にも利用できますので、処分せずに保管しておくことをお勧めします。

警告防護服に損傷が認められた場合は絶対に使用しないでください。使用した場合、死亡や大けがなどの人身事故につながる危険性があります。

情報着装の際は、補助員のサポートを受けるようにしてください。

情報ズボンの裾を靴下の中に収めておくと、着装がしやすくなります。また、綿手袋は絶縁テープを巻いて手首に固定しておくと、防護服の着装時にずれにくくなります。

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6 Dräger CPS 6900

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使用方法

11. フードを頭上まで持ち上げ、防護服に右腕を通し、手袋を装着します。背中側の呼吸器収納部を呼吸器の位置に合わせます。左腕を防護服に通し、手袋を装着します。

12. 調整器 (レギュレータ)を面体に接続します。13. ファスナを閉じます。開ける際は常にファスナのエレメ

ントが並ぶ方向に沿って引いてください。決して無理に引っ張らないでください。

14. 必要ならオーバーグローブを装着します:a. K-MEX-Gigant オーバーグローブを手袋の上から装着

し、ゴム環で固定します。b. Tricotrilオーバーグローブを手袋の上から装着し、ゴム

環で固定します。

4.4 使用中の注意事項

防護服着用時は単独で行動しないでください。 活動時間に関する規制や指針を遵守してください。活動

時間は、呼吸器の状態や活動環境によっても左右されます。

換気用ユニット付きの防護服を外部の空気供給源に接続せずに使用する場合は、換気ユニット接続口を保護カバーで塞いでください。

冷却された物品や冷媒を取り扱う際は、Tempshield,Inc.社のCryo-Industrial手袋などの適切なオーバーグローブや下着を着用してください。1

バイザの内側に曇りや結露が生じて視界が悪い場合は、袖から一方の腕を抜いて、クロスなどで拭取ってください。クロスは内ポケットに入れておきます。

緊急事態が発生した場合は汚染区域から直ちに退避してください。汚染のない区域に到達するまでファスナは開けないでください。

4.5 使用後

4.5.1 化学防護服の予備除染

1. 安全な区域に移動したら、補助員の助けを借りて防護服の予備除染を行ってください。この時、補助員は必ず保護衣を着用し、必要に応じて呼吸用保護具なども使用してください。予備除染では、中性洗剤を使用して多量の流水で洗い流すことをお勧めします。この方法で、酸やアルカリ、有機・無機物などほとんどの化学物質を除去することができます。

2. 防護服の本除染を行います。この時、化学物質が飛散しないように十分注意してください。

3. 危険物質に汚染されていた場合は、除染に使用した廃水は各地域の規制に従って処理してください。

4. 必要なら、複数の段階で除染を行ってください。除染に関する詳しい情報は2 Dräger にお問い合わせください。

4.5.2 化学防護服の脱衣

1. ファスナを開けます。開ける際は常にファスナのエレメントが並ぶ方向に沿って引いてください。力を加えないでください。

2. 腕部から左腕を出します。3. 化学防護服に換気装置が装着されている場合、

a. 一体型腰ベルトを緩めます。b. 補助者に空気供給源を取り外してもらいます。

4. 化学防護服に D コネクトが装着されている場合、一体型腰ベルトを緩めます。

5. 化学防護服に股ベルトが装着されている場合、股ベルトを自給式空気呼吸器の腰ベルトから外します。

6. 腕部から右腕を出します。7. 軽くしゃがむと、カバーを簡単に取り外すことができま

す。8. 化学防護服を着用者から外し畳みます。この方法で、防護

服内部に化学物質や洗浄剤が混入するのをできるだけ防ぐことができます。

9. ズボンをはいた状態で長靴を脱ぎます。10. 保護帽、自給式空気呼吸器、面体、綿手袋を取り外しま

す。

注意蓄熱により防護服内部が高温になると、熱中症などを発症する恐れがあります。冷却ベストの着用や、換気ユニットの使用などの対策を講じるようにしてください。

1 EU 適合性試験の範疇ではありません

警告保護衣を着用せずに防護服の汚染部位に触れないでください。防護服の内側を汚染しないよう注意してください。これらの注意事項が守られない場合、死亡や大けがなどの人身事故につながる危険性があります。

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注意現地での予備除染が不可能な場合は、防護服を脱衣後直ちに密閉し、化学物質が服の内部に混入しないようにしてください。

2 適合性試験の範疇ではありません

警告化学防護服は汚染区域内では脱がないでください。

情報Dräger は使用時の記録をつけることをおすすめします (10 章 (16 ページ)を参照 )。

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Dräger CPS 6900 7

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トラブルシューティング

5 トラブルシューティング 6 メンテナンス

6.1 メンテナンスの時期以下はドレーゲルが推奨するメンテナンスの時期です。必要に応じて、各国で適用される法規に基づくメンテナンスを適宜行ってください。面体、換気ユニット、自動切替弁、自給式空気呼吸器のメンテナンス作業については、それぞれに付属の取扱説明書を参照してください。

6.2 化学防護服を目視検査下記の検査は必須事項です。化学防護服に損傷が認められた場合は、修理または廃棄をする必要があります。 化学防護服の服地に穴や切創、摩耗が認められないこと

を確認してください 縫い目部分のテープがはがれていないことを確認してく

ださい バイザを清潔にしてください 下記保護部に損傷が無いことを確認してください

a. 服地b. 手袋c. ソックスd. バイザe. バイザの接着部f. ファスナ

防護服の排気弁は清浄で、損傷が無いようにしてください。

防護服には損傷、摩耗が認められないようにしてください。コーティングが布地からはがれていないようにしてください。

不具合内容 原因 解決方法1

1 EU 適合性試験の範疇ではありません

ファスナがひっかかっている

異物がファスナエレメント (務歯)に噛んでいる

ファスナのエレメントを清掃し、異物を取り除きます

開閉時に過剰な抵抗がある

棒グリスでファスナのエレメントを滑らかにします

化学防護服が密閉できない。漏気がある。

ファスナが閉じていない

ファスナを完全に閉めます。

防護服が損傷している

修理キットで直します。気密性を再度確認します。

安全長靴または手袋が不良、または接続部が密閉されていない

交換または密閉して、気密性を再度確認します。

弁ディスクまたは弁座が汚れている、または不良

クリーニングまたは交換します。気密性を再度確認します。

バイザや縫い目部分が密閉していない

交換または密閉します。気密性を再度確認します。

化学防護服内部が換気されない

防護服排気弁が開閉しない (弁内部が粘着している)

クリーニングまたは交換します。気密性を再度確認します。

接着テープが外れる

マジックテープ(ベルクロテープ)が接着部に取り付けられています清掃やにより接着力が低下することがあります

マジックテープを留め直します。気密性を再度確認します。

作業項目

初回

時使

用前

使用

修理

毎年

化学防護服 の目視検査

X X X1

1 保管用バッグに収納せずに車両に保管される化学防護服が対象です。化学防護服を付属の保管用バッグに収納して保管する場合は、間隔が 2 年に延長されます。

化学防護服の洗浄と消毒

X

ファスナのメンテナンス X X X1

化学防護服の気密性を点検 X X X X1

防護服排気弁の気密試験 X X X X1

情報Dräger はすべてのメンテナンス作業を記録することをおすすめします (10 章 (16 ページ)を参照 )。

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8 Dräger CPS 6900

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メンテナンス

6.3 化学防護服の洗浄と消毒

6.3.1 手作業での洗浄・除染

1. 保護パッドを取り出し、別途温かい清水で清浄な水してください。

2. 換気用ユニット、D- コネクトそしてアンチフォグ (くもり止め)バイザ(付属されている場合は ) 取り外し、別途洗浄・除染をしてください

3. 防護服の排気弁の保護カバーと弁ディスクを取り外します。

4. 必要なら手袋を取り外します: 化学防護服に二重手袋が装備されている場合は、二重

手袋を取り外して廃棄します。 Tricotril 手袋が取り付けられている場合は、取り外し

後、洗わずに廃棄しください。汚染された Tricotril オーバーグローブは交換する必要があります。

K-MEX Gigant オーバーグローブが付属している場合は、取り外して別途洗浄してください。

Viton、Viton/Butyl、Butyl 手袋は手作業で洗浄する際に取り付けたままにしておくことが可能です。

5. 排気弁の弁ディスクは別途清浄な温水で洗浄してください。

6. 洗浄溶液に水と洗剤を入れます。7. 本製品と、再使用可能なすべての付属品を、柔らかい布と

洗浄溶液で洗浄します。8. 全体を流水でよく洗い流します。9. 消毒槽に水と消毒剤を入れます。10. 除染を行う部品すべて ( 化学防護服、排気弁のディスク、

保護カバー ) を除染槽に浸漬します。11. 全体を流水でよく洗い流します。12. すべての部品を乾燥させます (6.3.3 章 (10 ページ)を

参照 )。

6.3.2 機械による洗浄・除染作業機械洗浄には下記装置等が必要です。 業務用洗濯機 Dräger CombiClean

または同等の性能の洗濯機 洗浄剤 :Eltra

使用量に関する情報は 9021380 を参照してください。 洗濯用バッグ サポートディスク

業務用洗濯機は以下の規格に適合する必要があります。 ドラム容量 >130L ドラム直径 >60 cm ドア開口径 >45 cm プログラム式コントロール 電子温度制御 ±2 °C ドラム回転数: 大20回転/分(片方向2低速回転、待機時

間 18 秒、反対方向に 2 低速回転、待機時間 18 秒)

化学防護服は下記方法で洗浄・除染を行ってください。

1. アンチフォグバイザ、換気用ユニット、そして D- コネクト ( 付属している場合 ) を取り外し、別途洗浄・除染をしてください。仕上げは清浄な水でしっかりすすいでください。

2. 防護服の排気弁の保護カバー と弁ディスクを取り外します。

3. 必要なら手袋を取り外します: 化学防護服に二重手袋が装備されている場合は、二重

手袋を取り外して廃棄します。 Tricotril 手袋が取り付けられている場合は、取り外し

後、洗わずに廃棄しください。汚染された Tricotril オーバーグローブは交換する必要があります。

K-MEX Gigant オーバーグローブが付属している場合は、取り外して別途洗浄してください。

Viton、Viton/Butyl、Butyl 手袋を取り外します。

4. 排気弁の弁座は別途温かい清水で洗浄してください。5. 化学防護服のファスナを完全に開きます。6. 化学防護服を清潔な作業台に広げ、しわを伸ばします。7. サポートディスクをフード内側に置き、バイザをサポー

トディスク上にしっかり重なり合わさるようすします。8. フードを覆うように洗濯用バッグをかぶせ、バッグの発

泡スチロール部分がバイザの上に来るようし、洗濯用バッグのコード入りの縁がバイザの下の縁まで来るように下にひっぱります。コードを引っ張って締めます

注意以下を守らない場合、服地が損傷する危険性があります!洗浄および消毒には溶剤 ( 例 : アセトンやアルコール )または洗浄および消毒のための研磨剤を使用しないでください。記載する方法のみに従って、指定の洗浄剤除染剤を使用してください。その他の物質や用量、滞留時間では製品に損傷を引き起こす恐れがあります。

適な洗浄・消毒剤に関する情報とそれらの仕様については、www.draeger.com/IFUにある文書9100081を参照して下さい。

注意以下を守らない場合、服地が損傷する危険性があります!くもり止め防止機能は洗浄・除染時に失われる場合があります。アンチフォグ(くもり止め)バイザについては 5 分以上液体に沈めないでください。

警告二重手袋を交換しないと汚染の危険があります! 防護服等に化学物質を繰り返し暴露させる行為はしないでください。

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注意以下を守らない場合、服地が損傷する危険性があります!化学防護服の内側部分がマジックテープ(ベルクロテープ)との摩擦によって損傷する可能性があるため、保護パッド ( 付属している場合 ) を化学防護服の内部に取り付けたままにしておきます。

くもり止め防止機能は洗浄・除染時に失われる場合があります。アンチフォグ(くもり止め)バイザについては 5 分以上液体に沈めないでください。

警告二重手袋を交換しないと汚染の危険があります! 防護服等に化学物質を繰り返し暴露させる行為はしないでください。

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Dräger CPS 6900 9

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メンテナンス

9. ソックスまたは安全長靴を上方向に 1 回折り返します。きつく折り曲げないでください。

10. 袖を胸部真ん中に持ってきます。しわがあれば伸ばします。

11. 洗濯用バックをフードおよび化学防護服の上部と一緒に畳み、安全長靴の上にバイザが来るようにします。しわがあれば伸ばします。バイザが変形しないように気を付けてください。

12. 化学防護服を業務用洗濯機に入れます。 13. 洗濯コース 「化学防護服」をスタートします。

洗濯中は下記パラメータを守ってください。 洗浄・除染時の水温:

62 °C ±2 °C 冷たい清浄な水で、すすぎ 4 サイクル14. すべての部品を乾燥させます (6.3.3 章 (10 ページ)を

参照 )。

6.3.3 化学防護服の乾燥

1. 乾燥させる前に化学防護服に水滴の残りが無いようしっかり落とすか、スポンジで吸収させてください。

2. 全部品の内側と外側を完全に乾燥させます。化学防護服は、油分のない乾式圧縮空気に当てるか、防護服用乾燥機で乾燥させることができます。– 温度: 大 40°C– 時間:120 分以上熱源に直にさらしたり直射日光を常時当てたりしないでください。

3. 保護パッドを再度載取付けて下さい。4. 化学防護服、バイザ、安全長靴および手袋を目視検査して

ください。5. アンチフォグ (くもり止め)バイザ ( 付属している場合 )

を取付けます6. 換気用ユニットと D- コネクト ( 付属している場合 ) を再

度取り付けて下さい。

6.4 ファスナのメンテナンス1. 使用後または各洗浄・除染作業後はファスナに十分グリ

スを塗布してください。ドレーゲルが提供する棒グリスのみ使用してください。

2. 特に、スライダーとファスナのエレメントが接触するエレメントの部分には十分にグリスを塗布します。

6.5 化学防護服の気密性を点検以下の試験要領は試験装置 Porta Control 3000 用に記載されています。この試験はその他の装置でも実施可能ですが、指定された値を試験により確認するようにしてください。試験は、ISO 17491-1 方式 A.2 に準拠して、恒温室(20 °C ±5 °C)で実施してください。使用する圧縮空気は、EN 12021の要件を満たす必要があります。必要な点検用アクセサリは注文表に記載されています(11 章(17 ページ)を参照)。

6.5.1 試験の準備1. 換気装置を密封します。2. ファスナを閉じます。 3. 化学防護服の背部を上にして、清潔で水平な台の上に広

げます。 4. バイザは、柔らかいパッドを使用して傷がつかないよう

に保護します5. 両方の排気弁の保護カバーと弁ディスクを取り外しま

す。6. テストキャップを片方の排気弁に取り付け、青色のホー

スで試験装置と接続します。7. もう 1 個のテストキャップを、もう片方の排気弁に取り付

けます。8. 両方の弁が試験装置の黒色のホースに接続されているこ

とを確認します。9. テストキャップを、黒色のホースで圧縮空気供給装置

(6 bar)と接続します。10. 試験を実施します (6.5.2 章 (10 ページ)を参照)。

6.5.2 試験の実施

1. 黒色のホースの空気注入弁を開き、試験装置が 17.5 mbarを示すまで化学防護服に空気を入れます。空気注入弁を閉じます。

2. 安定化時間を 10 分に設定し、ストップウォッチをスタートします。この間に、圧力が約 17 mbar をキープするようにして下さい。圧力と温度の補正が行われます。必要であれば、空気を追加します。

3. 減圧弁を開きます。圧力を 16.5 mbar に下げます。減圧弁を閉じます。

4. 試験時間を 6 分に設定し、ストップウォッチをスタートします。

5. 試験時間が経過した後、試験装置の圧を読み取ります。

注意以下を守らない場合、服地が損傷する危険性があります!洗濯で化学防護服が破損しない様、洗濯ドラムに水が溜まっていることを確認してから運転を開始させてください。

注意以下を守らない場合、服地が損傷する危険性があります!化学防護服が破損しない様、脱水にかけないでください。化学防護服は完全に乾かす必要があります。これによりカビの発生を防ぐことができます。

情報化学防護服に適切な乾燥機は以下の通りです。 ファン (GF) 付 TopTrock SF01 同等の乾燥機

!

!

ii

情報ファスナのテープの糸くずが飛び出しているときはライターの炎で焼き切ることができますが、ファスナテープを焦がさないよう細心の注意を払ってください。

注意防護服に空気を入れ過ぎると、材料が破損します。化学防護服に空気を入れる際は、圧力が指定値を大幅に超えないよう注意してください。

ii

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10 Dräger CPS 6900

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メンテナンス

圧力低下が 3 mbar 以下の場合、化学防護服は気密状態であるとみなします。試験機器を取り外し、排気弁を確認します。

圧力低下が 3 mbar より大きい場合:1. 漏気の可能性が高い部分部分( 例 : 縫い目部分、ファスナ、

手袋、長靴の接続部 ) を石けん水で湿らせます。 2. 漏気が発見された部分にマークを付けます。3. 石けん水をすすぎ、化学防護服を徹底的に乾燥させます。4. 手袋の接続部に漏気がある場合は、手袋の接続をやり直

します。5. 気密試験を繰り返します。

または、修理の為に化学防護服をドレーゲルにお送りいただいても結構です。

6.6 防護服排気弁の気密試験以下の試験要領は試験装置 Porta Control 3000 用に記載されています。この試験はその他の装置でも実施可能ですが、指定された値を試験により確認するようにしてください。試験は EN 943-1:2015, 6.5.1 に準拠し、10 mbar の陽圧状態で、恒温室 (20 °C ±5 °C)で実施してください。使用する圧縮空気は、EN 12021の要件を満たす必要があります。必要な点検用アクセサリは注文表に記載されています(11 章(17 ページ)を参照)。1. プラグカプラー付き空気注入弁を黒色のホースから取り

外します。2. ホースの端を試験装置に接続します。3. 減圧弁のポンプボールを、ポンプボールの矢印が減圧弁

を指す向きで、黒色のホースに挿入します。4. ディスク弁を清水で湿らせ留めます。5. 点検する弁にテストキャップを外側から取り付け、黒色

のホースで試験装置と接続します。6. 減圧弁を開けて、ポンプボールで +10 mbar の陽圧状態を

作ります。減圧弁を閉じます。7. 試験時間を 1 分に設定し、ストップウォッチをスタートし

ます。8. 試験時間が経過した後、試験装置の圧を読み取ります。

圧力変化が 1 mbar より小さければ、排気弁は正常です。この場合 :1. 次の排気弁を試験します。2. 試験装置を取り外します。3. 排気弁に保護カバーをつけます。

圧力変化が 1 mbar 以上の場合:1. 排気弁のディスクを取り出し、目視検査をします。

排気弁のディスクと弁座が清潔で破損がないことを確認してください。

2. 必要に応じて、弁のディスクを取り替えます (6.7.3 章(12 ページ)を参照 )。

3. 試験を繰り返します。

6.7 その他のメンテナンスメンテナンス作業や部品交換の後は再度気密状態を確認してください。ドレーゲルにてメンテナンス作業をすべて実施させていただくことが推奨いたします。

6.7.1 手袋の交換

手袋または二重手袋は常に以下の手順で交換してください:1. まず初めにオーバーグローブおよびアームリング (付属

されている場合)を外します。2. 手袋をつけている袖口のゴムリングの端を指先で広げる

ようにしながら、手袋を内側のサポートリングとともに押し出して防護服から取り外します。手袋をリングから取り外します。リングにはカフ (ゴム製内袖)が付いている機種もあります。

3. 二重手袋以外のすべての手袋:新しい手袋をリングにかぶせます。楕円形の内側サポートリングの長軸方向を手のひらに平行に向けます。手袋とリングの間にしわが出来ないように気を付けてください。

4. 内側サポートリング付手袋を、ファスナを開いた防護服の中に入れ、内側から袖口に押出します。

5. 内側サポートリング付手袋または新しい手袋セットは袖口外側のゴムリングでしっかり固定し調整します。 左手袋を左袖に固定し、右手袋は右袖に固定します。 手袋の手のひら側を袖部分の縫い目に向けます。

6. 内側サポートリングの縁が袖口の外側のゴムリングの縁に来るまで、手袋部分を押し込みます。内側のサポートリングは袖口の外側のゴムリングの受け部に完全に収まるようにしてください。

7. オーバーグローブの取り付け (必要なら): K-MEX-Gigant オーバーグローブを手袋の上から装着

し、ゴム環で固定します。 Tricotrilオーバーグローブを手袋の上から装着し、ゴム

環で固定します。8. 化 学 防 護 服 の 気 密 状 態 を 点 検 し て く だ さ い。(6.5 章

(10 ページ)を参照 )。

6.7.2 アンチスクラッチバイザを交換します1. アンチスクラッチバイザの古い方を取り除きます。2. 必要に応じて接着部の残留物を取り除きます。

3. 取付パッド片面の保護フィルムを取り除き、取り付け部の古い部分に取付パッドを装着します。

4. 取付パッドのもう一方の面についているフィルムも取り除いてください。

5. 新しいアンチスクラッチバイザを中央に持ってきて、取付パッドの上にしっかりと押し付けます。

警告化学防護服に二重手袋が装備されている場合、二重手袋を取り外して廃棄し、新しい二重手袋と交換する必要があります。防護服等に化学物質を繰り返し暴露させる行為はしないでください。

手袋を取り付けるためにタルクパウダーを使用しないでください。もし使用した場合は、使用者が過度に手袋の内側を伸縮させることにより、高い圧力がかかり、そのために手袋が滑る場合があります。

注意バイザの損傷を防ぐため、尖った鋭利な器具や溶剤を使用しないでください。付着物は通常、指でふき取ることができます。

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保管

6.7.3 排気弁ディスクの交換1. 保護カバーと古いディスクを外します。弁座のプラグを

破損させないでください。2. 新しいディスクを湿らせ、取り付けてください。3. 保護カバーを排気弁に取付けます。

6.7.4 アンチフォグバイザの交換

1. アンチフォグバイザを、フード部のゴムプロファイルから注意して外します。

2. 新しいアンチフォグバイザを取り付ける:a. アンチフォグバイザの保護フィルムをはがします。b. 化学防護服のフードを裏返します。ファスナを強く引

っ張らないよう、また密封バンドが裂けないように注意してください。

c. アンチフォグバイザを中央の印に合わせ、少しずつゴムプロファイルにはめ込みます。

7 保管

7.1 保管条件

化学防護服は涼しく乾燥し通気の良い暗所で、防護服に負荷がかからない状態で保管します。

紫外線や直射日光、オゾンへの曝露は避けてください。 保管温度に注意してください(9 章(13 ページ)を参照 )。

7.2 保管の準備1. ファスナの末端 5cm ほどを残して閉めます。ファスナに

十分グリスが塗布されているかどうか定期的に確認してください。

2. バイザを変形させない様に、納品時に付属されていたビニール袋をフードの上にかぶせます。

3. 化学防護服を折りたたむ場合は、防護服の変色を防ぐため、ビニール袋を長靴にかぶせます。

7.3 化学防護服の保管以下の保管方法があります: 化学防護服を水平に寝かせて保管する。化学防護服を車

両内に保管する場合は、接触部がこすれて摩耗しないように注意してください。

化学防護服を付属のハンガーまたはバーにかける。フードまたは安全長靴が床に着くように吊るしてください。

化学防護服を折りたたんで、収納ボックスまたは保管棚、保管用バッグに収納する。

化学防護服を CPS 保管用バッグに収納する。

7.3.1 化学防護服を折りたたむ

1. 付属の袋をフードにかぶせます。2. ソックスまたは安全長靴

を上方向に1回折り返します。きつく折り曲げないでください。

3. 袖を胸部真ん中に持ってきます。しわがあれば伸ばします。

4. フードと化学防護服の上部を折りたたみ、安全長靴の上にバイザが来るよう畳みます。しわがあれば伸ばします。バイザが変形しないように気を付けてください。

7.3.2 化学防護服を CPS 保管用バッグに収納する1. 化学防護服をCPS保管用バ

ッグに入れます。2. バイザをマジックテープで

固定します。3. 安全長靴を写真のように揃

えます。4. 化学防護服を、袖の下と長

靴の部分で、ベルトで固定します。

5. 袖を肩部分で折りたたみサイドに置きます。

6. CPS保管用バッグを閉じます。

7. CPS 保管用バッグを、長靴の上端とバイザまたは首部分のすぐ下で、真ん中に折り返します。バイザが手袋の間に位置するよう注意してください。

8. CPS保管用バッグを真ん中で折りたたみ、ベルトを固定します。

8 廃棄処分

8.1 使用後の廃棄化学防護服は以下の場合において廃棄する必要があります。 損傷し、修理が不可能な場合。 汚染された危険物質の特性上、防護服の除染が不可能な

場合。 防護服が変質した場合:外側の劣化、膨張、変色、表面の

浸軟化などが認められる。

不明の場合は、ドレーゲルに詳細をご相談ください。

注意以下を守らない場合、服地が損傷する危険性があります!アンチフォグバイザの損傷を防ぐため、尖った鋭利な器具や溶剤を使用しないでください。

注意保管条件に従わない場合、化学防護服が損傷してしまう可能性があります!

情報化学防護服を環境の影響から保護してメンテナンスの間隔を長くするため、ドレーゲルは保管用バッグに化学防護服を収めることを勧めています。

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ii

情報化学防護服内の空気を抜いて、注意しておりたたみます。 服地、縫い目部分、ファスナを力まかせに折り曲げないでください。きつく折り曲げないでください。

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12 Dräger CPS 6900

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テクニカルデータ

8.2 耐用年数化学防護服の未使用品が、推奨される条件下で保管およびメンテナンスされた場合の耐用年数は、製造日から 10 年です。頻繁に使用されている場合は、適切な保管方法・メンテナンス手順に従っていても、耐用年数が短くなる場合があります。

8.3 廃棄処分に関する注意事項化学防護服は適用される法令に則って廃棄処分をしてください。

9 テクニカルデータ

9.1 一般事項

サイズ (cm):

9.2 汚染物質の耐透過性

9.3 機械耐性

情報化学防護服は熱処理または埋め立てによる方法で廃棄処分が可能です。廃棄処分の方法は汚染状況によって変わります。

防護服サイズ 身長 胸囲 胴囲

S 150-165 80-118 72-106M 160-175 80-118 72-106L 170-185 80-118 72-106XL 180-200 104-124 95-110XXL 195-210 104-124 95-110

重量 :防護服サイズ L、サイズ 45 の安全長靴付き、本体のみ

約 6.8 kg

防護服サイズ L、サイズ 45 の安全長靴付き、アクセサリ付属時

約 8.0 kg

防護服サイズ L、ソックス付き、本体のみ

約 4.3 kg

材質 :化学防護服 Umexバイザ ポリ塩化ビニル手袋 フッ素ゴム製または

フッ素ゴム / ブチル製またはブチル製またはラミネート:HPPE またはK-MEX-Gigant:パラアラミドまたはTricotril:ニトリル / パラアラミド

ii

安全長靴 ニトリル P:ブラック、 プラスチック材付 FPA-CR-安全ブーツ、切創、防炎、内布張り、大 11 章 (17 ページ)を参照ポリ塩化ビニル :黄色、滑り止め靴底 ( ブラック )、大 11 章 (17 ページ)を参照

色 :外 / 内 赤 / 赤温度 :使用時 -40 °C ~ +60 °C1

マイナス -80°C までの低温下において、短時間の曝露に対応することが、Umex の素材防護服についてのドレーゲルによる試験で確認されています。但し、規格適合性のための試験として行われたものではありません。呼吸器の使用温度に注意してください!

保管時 -5 °C ~ +25 °C

1 ドレーゲルによるテスト済み

試験 結果 等級1

1 EN 14126:2003+AC:2005 に準拠

静水圧下の汚染水に対する耐性 (Phi-X174 バクテリオファージを用いる試験方法)

静水圧 :20 kPa

6

試験 結果 等級1

1 EN 943-1:2015 に準拠

摩擦抵抗 >2000 サイクル 6屈曲亀裂抵抗 >100000 サイクル 6

-30 °C での屈曲亀裂抵抗2

2 EN 14126:2003+AC:2005 に準拠

>4000 サイクル 6

引き裂き抵抗 57 N 3破裂強度 643 kPa 5穿刺抵抗 >50 N 33

3 EN 1073-1:2016+A1:2018 および EN 1073-2:2002 に準拠:等級 2

火炎曝露への耐性 自己消火性 適合つなぎ目の強度 >500 N 6引張強度 >1000 N 6

Dräger CPS 6900 13

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テクニカルデータ

9.4 EN 943-1:2015 に準拠する化学物質の耐透過性

欧州における認可の為、下記に記載する化学物質に対する試験を、試験片を完全に浸漬させた条件で行いました。EN 943-1:2015 に準拠して化学物質の透過性試験を下記のように分類しました:

等級 1 >10 分等級 2 >30 分等級 3 >60 分等級 4 >120 分等級 5 >240 分等級 6 >480 分

Umex ファスナ 縫い目 バイザ バイザのコネクタ

試験化学物質 等級 等級 等級 等級 等級アンモニア 6 3 4 6 6塩素 6 3 3 6 6

塩化水素1 4 2 4 6 6

n- ヘプタン 1 6 2 6 6 6

水酸化ナトリウム 40 % 6 6 6 6 6

硫酸 96 %1 2 3 3 6 3

1 防護服はこれらの化学物質に繰り返し暴露させる行為に対応する仕様にはなっていません。

ブチル製手袋

フッ素ゴム製手袋

フッ素ゴム /ブチル製手

二重手袋1 安全長靴 ( ポリ塩化ビニル )

安全長靴( ニトリルゴム )

試験化学物質 等級 等級 等級 等級 等級 等級

アンモニア 6 6 6 6 6 6塩素 3 6 6 6 6 6

塩化水素2 6 6 6 6 6 6

n- ヘプタン 2 1 6 6 6 4 6

水酸化ナトリウム 40 % 6 6 6 6 6 6

硫酸 96 %2 2 6 6 6 6 6

1 ラミネート /Tricotril 手袋 (Barrier および Tricotril 手袋) 2 防護服はこれらの化学物質に繰り返し暴露させる行為に対応する仕様にはなっていません。

14 Dräger CPS 6900

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テクニカルデータ

9.5 ISO 16 602:2007 に準拠する化学物質の耐透過性

ISO 16 602:2007 に準拠して化学物質の透過性試験を下記のように分類しました:

等級 1 ≥10 分

等級 2 ≥30 分

等級 3 ≥60 分

等級 4 ≥120 分

情報ISO 16 602:2007, 表 E.1 に準拠すると、等級 4 は、測定可能な範囲での 高度の等級となります。

ii

Umex ファスナ 縫い目 バイザ バイザのコネクタ

試験化学物質 等級 等級 等級 等級 等級アンモニア 4 3 4 4 4塩素 4 3 3 4 4

塩化水素 1 4 2 4 4 4

n- ヘプタン1 4 2 4 4 4

水酸化ナトリウム 40 % 4 4 4 4 4硫酸 96 % 2 3 3 4 3

1 防護服はこれらの化学物質に繰り返し暴露させる行為に対応する仕様にはなっていません。

ブチル手袋 フッ素ゴム製手袋

フッ素ゴム /ブチル製手

二重手袋1 安全長靴 ( ポリ塩化ビニル )

安全長靴( ニトリルゴム )

試験化学物質 等級 等級 等級 等級 等級 等級

アンモニア 4 4 4 4 4 4塩素 3 4 4 4 4 4

塩化水素2 4 4 4 4 4 4

n- ヘプタン 2 1 4 4 4 4 4

水酸化ナトリウム 40 % 4 4 4 4 4 4

硫酸 96 %2 2 4 4 4 4 4

1 ラミネート /Tricotril 手袋 (Barrier および Tricotril 手袋) 2 防護服はこれらの化学物質に繰り返し暴露させる行為に対応する仕様にはなっていません。

Dräger CPS 6900 15

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試験記録欄

10 試験記録欄

製造

日1 :

署名

メン

テナ

ンス

/修

理日

不具

製造

番号

1 :

化学

物質

との

接触

時間

(分表

示)

影響

を受

けた

防護

服の

部分

(頭部

、腕

、脚

...)

型式

1:

防護

服が

接触

した

物質

名(物

質名

、C

AS-N

o.、

UN

-N

o.)

使用

1 化学防護服の内ポケットに取り付けられたラベルを参照してください。

16 Dräger CPS 6900

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注文表

11 注文表

品名 品番ドレーゲル CPS 6900 化学防護服 R 29 410

安全長靴 (防護服の上から着用するタイプ):ニトリル P、サイズ 43 R 56 863ニトリル P、サイズ 44 R 56 864ニトリル P、サイズ 45 R 56 865ニトリル P、サイズ 46/47 R 56 866ニトリル P、サイズ 48 R 56 867ニトリル P、サイズ 49/50 R 56 868PVC、サイズ 43 R 52 653PVC、サイズ 44 R 55 474PVC、サイズ 45 R 55 477PVC、サイズ 46 R 52 656PVC、サイズ 47/48 R 55 413

安全長靴 ( 防護服に取付けるタイプ):ニトリル P、サイズ 43 ( 短 ) R 58 221ニトリル P、サイズ 44 ( 短 ) R 58 222ニトリル P、サイズ 45 ( 短 ) R 58 223ニトリル P、サイズ 46/47 ( 短 ) R 58 224ニトリル P、サイズ 48 ( 短 ) R 58 225ニトリル P、サイズ 49/50 ( 短 ) R 58 226PVC、サイズ 43 ( 短 ) R 62 001PVC、サイズ 44 ( 短 ) R 62 002PVC、サイズ 45 ( 短 ) R 62 003PVC、サイズ 46 ( 短 ) R 62 004PVC、サイズ 47/48 ( 短 ) R 62 005

手袋 :ブチル製、サイズ 9 R 55 538ブチル製、サイズ 10 R 53 531ブチル製、サイズ 11 R 53 560フッ素ゴム / ブチル製、サイズ 9 R 55 762フッ素ゴム / ブチル製、サイズ 10 R 55 531フッ素ゴム / ブチル製、サイズ 11 R 55 761フッ素ゴム製、サイズ 9 R 55 537フッ素ゴム製、サイズ 10 R 53 776フッ素ゴム製、サイズ 11 R 53 554

オーバーグローブ :ラミネート + Tricotril 製・サポートリング付き、サイズ 10

R 63 003

ラミネート + Tricotril 製・サポートリング付き、サイズ 11

R 63 004

Tricotril オーバーグローブ、サイズ 10 R 55 968Tricotril オーバーグローブ、サイズ 11 R 55 966K-MEX-Gigant オーバーグローブ、サイズ 14 R 55 969

手袋・長靴アタッチメント :木綿製手袋、両手 R 50 972ゴムリング R 52 648オーバーグローブ用ゴムリング(2 ヶ必要)

R 51 358

反射テープ (2 ヶ必要 ) R 58 218内側サポートリング R 51 265両面接着テープ 11 98 696ブーツカバー R 61 018

エアサプライユニット付属品 :換気弁 PT 120 L R 55 509換気弁 PT 120L - Stäubli R 58 059エアコネクト R 58 075エアコネクト Stäubli R 58 235換気装置用ストラップ セット S、M R 58 901換気装置用ストラップ セット L、XL、XXL R 58 903自動切替弁 (ASV) 33 54 568PSS 7000 用自動切替弁 (ASV) 33 57 007自動吸気アダプタ R 58 281Y ピース R 55 507

アタッチメントオプションD- コネクト R 58 080

腰ベルト AL 01 211圧力計ホルダ R 58 078股ベルト R 58 085

保管および移送用 :CPS 保管用バッグ R 58 152収納ボックス T 51 525ハンガー ( ベル型 ) R 33 299ハンガー (T 型 ) R 54 746フード・長靴用バッグ 87 10 071

品名 品番

Dräger CPS 6900 17

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注文表

試験装置および付属品 :試験装置 Porta Control 3000 R 62 520

洗浄・除染 :洗濯用バッグ 65 70 003サポートディスク R 58 157棒グリス、2 ヶ R 27 494防曇剤 「klar-plot」ジェル R 52 560防曇剤 「klar-pilot」コンフォート R 56 542

Eltra® (20 kg) 79 04 074

メンテンナンスおよびサービス :ステッカーセット (PU/PVC ステッカー ) R 58 304ブーツ接続ソケットセット R 25 264ブーツ接続ソケット用シール材 R 55 272保護パッド R 57 860排気弁、セット R 58 625ディスク R 58 239アンチスクラッチバイザ (10 ヶ) R 57 859アンチフォグバイザ (1 ヶ) R 57 858技術手引き 要問合せ使用手引き 要問合せ

品名 品番

18 Dräger CPS 6900

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9031087 - GA 2535.690© Dräger Safety AG & Co. KGaAEdition 05 - July 2019 (Edition 01 - January 2013)Subject to alteration

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