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C O R P O R AT E P R O F I L E 会社概要 2020

CORPORATECORPORATE PROFILE 会社概要2019 エネルギーの 未来に応える 目次 私たちの仕事 石油や天然ガスが届くまで 海外プロジェクト 国内プロジェクト

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    会社 概 要 2 0 2 0

  • エネルギー の未 来 に応える

    目次

    私たちの仕事

    石油や天然ガスが届くまで

    海外プロジェクト

    国内プロジェクト

    再生可能エネルギーへの取り組み

    社会貢献活動の紹介

    ビジョン2040

    沿革/生産量・埋蔵量データ

    会社概要

    …………………………P03

    …………P05

    ……………………P09

    ……………………P13

    …P15

    …………………P17

    ………………………P19

    ………P21

    ………………………………P22

    経 営理 念私たちは、エネルギーの開発・生産・供給を、持続可能な形で実

    現することを通じて、より豊かな社会づくりに貢献します。

    目指 す企業像私たちは、日本をはじめとする世界のエネルギー需要に応えて

    いくことで、社会にとってかけがえのないリーディングエネル

    ギーカンパニーとなることを目指します。

    石油・天然ガス上流事業の持続的成長コアビジネスである上流分野においてトップクラスへ

    グローバルガスバリューチェーンの構築天然ガス供給拡大と柔軟な LNG 供給体制へ

    再生可能エネルギーの取り組みの強化気候変動対応を見据え将来の成長分野で事業拡大へ

    CSR 経営の推進社会的責任を果たし長期的な企業価値向上へ

    活力に満ちた企業風土の醸成社員と会社がともに成長する企業へ

    1 2

    ManagementPHILOSOPHY

    Contents

  • ※1石油・天然ガスの存在を調べるための井戸

    ※2油・ガス田の広がりを調べるための井戸

    ※3石油・天然ガスを生産するための井戸

    地球の恵みである

    石油や天然ガスは、

    最先端の技術で

    その在りかを探し、

    掘り出され、

    さまざまな工程を経て

    皆さまの元に

    届けられます。

    対象地域の事前調査

    入札/契約交渉・鉱区権益に関わる契約の締結

    探鉱・開発権益などの取得

    地質/地球物理学的調査・地表調査・弾性波探査・海底探査

    試堀井※1の掘削

    生産テスト、石油・天然ガスの発見

    評価井※2の掘削

    埋蔵量の評価

    採算性の検討/開発計画の策定

    生産井※3の掘削

    生産/出荷設備の建設パイプラインなど

    生産開始

    生産・操業管理

    マーケティング、販売・原油・コンデンセート・LPG・天然ガス・LNGなど

    鉱区の取得 探鉱活動 評価 開発 生産・販売

    埋蔵量・生産量の維持拡大に資する探鉱・資産買収などの投資

    4

    私たちの仕事

    Our W

    OR

    KS

    3

    掘る

    生産 運ぶ

    探す

  • 石油や天然ガスが届くまで

    直接見ることができない地下の

    地層でもその延長部が地表に

    露出していることがあります。

    地質調査では、そのような地

    層を調査・分析し、石油や天

    然ガスのもとになった岩石がど

    こに分布するか、生成された石

    油や天然ガスがどこに集積して

    いそうかを調べます。

    地層を構成する岩石の物理的

    な性質を利用して地下の地質

    構造を調べます。これが物理

    探査です。その一つ、弾性波

    探査は、地表や海上から地下

    に人工的な振動を送り、地下

    の岩石にぶつかって地表に戻っ

    てきた振動を分析して、地下の

    地質構造を調べます。

    「試掘井」によって石油や天然

    ガスを発見できても、それらが

    商業化に見合う量であるか分か

    りません。そのため、試験的に

    石油や天然ガスを産出する「生

    産テスト」を行います。あらゆ

    る面からの検討を重ね、開発・

    生産に移行するかどうかを判断

    します。

    さまざまな調査によって有望と

    された鉱区でも、本当に石油や

    天然ガスがあるかどうかは、実

    際に井戸を掘って地下の様子を

    調べてみないと分かりません。

    どの場所にどれくらいの深さの

    井戸を掘ればよいかといった詳

    細な計画を作成し、試し掘りの

    井戸「試掘井」を掘削します。

    地下に存在する石油や天然ガスを最先端の技術を使って探し出します。探す

    石油や天然ガスを採取するため

    に、井戸を掘ります。 地下深く

    まで井戸を掘り進むためには、

    長いパイプを何本も継ぎたさな

    ければなりません。 そのため、

    「やぐら」と呼ばれる鉄塔を組

    み、さまざまな機械や装置を設

    置します。 これらをまとめて「リ

    グ(掘削装置)」と呼んでいます。

    1本約10mのパイプを継ぎたし

    ながら、 地中深く井戸を掘りま

    す。パイプの先には「ビット」と

    呼ばれる特殊なドリルが取り付け

    られ、ビットの回転とパイプの重

    さを利用して、硬い岩石を削り、

    地中を掘り進んでいきます。ビッ

    トはさまざまな種類があり、 岩石

    に応じて使い分けます。

    掘り進んだ井戸は、 崩れないよう

    に「ケーシング」と呼ばれる鉄管

    で補強します。 掘った穴の大きさ

    に合わせて太いものから細いもの

    を順に使い、土との間をセメント

    で固定します。井戸を掘り終える

    と、 石油や天然ガスがある場所

    のケーシングに穴を開け、石油

    や天然ガスを採り出します。

    井戸を掘った時に出る土や石な

    どの掘りくずは、 泥水と呼ばれる

    液体を地上から強力なポンプで

    流し込み、ビットの先端から勢い

    よく吹き出させることで地上に押

    し上げて運び出します。 泥水は、

    地下のビットやパイプの冷却や、

    掘った井戸の壁を補強する役割

    も果たします。

    リグ(掘削装置)を使って井戸を掘り石油や天然ガスを採取します。掘る

    石油製品の輸送には、海上では専用

    のタンカー、陸上ではパイプラインや

    タンクローリーなどの車両、時には貨

    物列車が使われます。

    石油製品はさまざまな用途に使用され

    ます。工場や家庭などでは熱源として、

    自動車・船舶・航空機などでは動力

    源として使われます。さらに、洗剤や

    プラスチック製品、合成繊維などの原

    料としても利用されています。

    輸入されたLNGは受入基地で気化し

    て気体に戻され、国産ガスと混ぜ合

    わせて、パイプラインを通して川をわ

    たり、山を越えて都市ガス事業者な

    どに送られます。

    日本の国内天然ガス生産量は、国内

    消費量の3%足らずであるため、残

    りの約97%はインドネシア、オース

    トラリア、中東地域などからLNGと

    して輸入しています。当社は、新潟

    県の直江津港にLNG受入基地を保有

    し、ガスを安定的に供給しています。

    製品となった石油や天然ガスが皆さまの元に届けられます。運ぶ

    採取した原油には、ガスや水分などが含まれているため、

    セパレーターによってガスを分離した後、水分や硫黄分

    などを除去します。処理後の原油は、製油所の蒸留装

    置にてLPG・ナフサ(石油化学製品の原料)・ガソリン・

    灯油・軽油・重油などの石油製品に精製されます。

    採取した天然ガスには、油分や不純物(炭酸ガス・

    水分など)が含まれています。そのままでは製品とし

    て使用できないため処理プラントに送られ、油分はセ

    パレーターにて分離、不純物は炭酸ガス除去装置や

    冷凍装置にて処理され、皆さまが利用できる天然ガ

    スとして送り出します。

    採り出した石油や天然ガスを製品とするために精製・処理します。生産

    天然ガス

    ビット

    海上物理探査

    陸上物理探査

    海上リグ(プラットフォーム)

    陸上リグ

    原油

    岩石も砕くリグ ( 掘削装置 ) からつり下げられた

    パイプの 先端に「ビット」と呼ばれ

    る特殊なドリルをつけて掘り進みま

    す。「ビット」は硬い岩石も砕くこと

    ができるように刃先に超硬合金や粒

    状のダイヤモンドが付けられているも

    のもあります。

    弾性波による物理探査地表や海上から人工の弾性波として振動を送り、

    地下から返ってきた振動を分析すると、地下の地層

    の様子がレントゲン写真のように写し出されます。

    石の隙間に眠る石油・天然ガス石油や天然ガスは、岩石中のとても細か

    な隙間にたまっています。隙間の大きさ

    は、ほとんどが 1mm 以下と、とても小

    さなものです。

    人工衛星画像分析人工衛星から撮影した地表の画像を分析することで、

    岩石の性質を知ることができます。

    © METI and NASA [2010]Distributed by ERSDAC

    フローライン

    生産井せいさんせい 石油や天然ガスを

    採り出すための井戸です。

    ポンピングユニット

    原油を地下からくみあげる装置です。

    製油所

    天然ガス地下貯蔵

    生産施設(処理プラント) 火力発電所

    オイルタンカー LNG 液化プラント /LNG 出荷施設 LNGタンカー ガソリンスタンド

    工 場

    家 庭

    オフィス

    LNG受入基地

    パイプライン

    都市ガス事業者

    オイルターミナル

    自然の貯蔵庫枯渇した油・ガス田などを活用して地

    下に天然ガスを貯蔵する技術がありま

    す。当社でも、南長岡ガス田近くの関

    原ガス田を活用し、需要変動に対応し

    ています。

    天然ガスを液化した LNG気体の天然ガスを超低温(約 -162℃)

    まで冷却して液化し、LNG(液化天然

    ガス)を製造します。LNGにすること

    で、体積が気体の 600 分の1に圧縮

    され、タンカーやタンクローリーなど

    での大量輸送が可能になります。

    ガスを運ぶ丈夫なパイプ当社は天然ガス輸送のため、パイプラ

    インを敷設しています。天然ガスを安

    全に供給するため、敷設するパイプに

    は、十分な強度、優れた耐震性を持

    たせています。

    超低温のLNGを運ぶタンカー超低温(約-162℃)の LNG を安全に輸送す

    るために専用の LNG タンカーが活躍します。

    低温断熱タンクを船体内に備えており、安全

    性に考慮した特殊な設計になっています。

    石油

    天然ガス

    石油 石油

    天然ガス 天然ガス

    振動を与えて探す[物理探査]

    試しに掘る[試掘井の掘削]

    発見後の調査分析[生産テスト]

    やぐらを組む ビットで掘る 土を取り除きながら掘り進む

    崩れないように固めて掘る

    地層を調べる[地質調査]

    ガス分を分離し不純物を処理した後、精製します

    油分を分離し不純物を処理します

    石油製品の輸送 身近な石油製品

    LNG輸送 パイプラインによる輸送

    人工衛星

    掘削深度日本一大型リグは、富士山の2倍近

    く6,000m以上も掘ること

    ができます。当社は1991年

    に、掘削深度の日本記録

    6,310mを達成しています。

    貴重な輸出資源ヨードヨードは水溶性天然ガスの副産物で、医

    薬品などに利用される日本で唯一の輸出

    鉱物です。当社では千葉県の世界最大級

    の水溶性ガス田の地下水からヨードを精

    製し欧米などに輸出しています。

    しくつせい

    でいすい

    5 6 7 8

    Until oil and natural gas ARRIVE

    STEP

    1STEP

    2STEP

    3STEP

    4

  • イクシスLNGプロジェクトイクシスLNGプロジェクトは、当社が操業主体としてトタール、台湾中油(CPC)、東京ガス、大阪ガス、関西電力、JERAおよび東邦ガスとともに、オーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田より産出される天然ガスを、オーストラリア連邦北部準州のダーウィンに位置する陸上ガス液化プラントにて液化し、年間約890万トンのLNGおよび年間約165万トンのLPGとして生産・出荷するとともに、沖合生産・貯油出荷施設(FPSO)などから日量約10万バレル(ピーク時)のコンデンセートを生産・出荷する計画に基づく、今後40年という長期にわたって稼働が見込まれる世界的にも大規模なLNGプロジェクトです。当社は、1998年の公開入札により本プロジェクトが位置する鉱区の探鉱権を取得、2000年に試掘井にてイクシスガス・コンデンセート田を発見し、探鉱・評価作業や基本設計作業などの開発検討作業を経て、2012年に最終投資決定しました。その後、約6年の開発期間を経て、2018年7月末から生産を開始し、同10月にコンデンセートおよびLNGの出荷、続く11月にLPGの出荷を開始しております。

    1

    鉱区の取得から、

    探鉱、開発、生産、販売まで

    グローバルに事業を

    展開しています。

    8,900,000 t/y

    890km

    FPSO

    CPF

    陸上プラント

    100,000 bbl/d

    天然ガス

    生産物

    ← コンデンセート

    生産物 →水深250m程度

    フローライン開発井

    天然ガス→(昇圧し CPF へ戻す)

    海底パイプライン

    2018年生産開始

    当社は、世界20数カ国において石油・天然ガス

    プロジェクトを推進しています。原油と天然ガス

    の比率や活動地域、契約の形態、作業ステージ

    (探鉱・開発・生産)など、異なるプロジェクトを

    組み合わせることで適切なリスク管理を図り、

    バランスのとれたポートフォリオの形成に取り

    組んでいます。

    当社(オペレーター)トタール

    権 益 比 率:66.245%:26.000%

    CPC東京ガス

    :2.625%:1.575%

    大阪ガス関西電力

    :1.200%:1.200%

    JERA東邦ガス

    :0.735%:0.420%

    ※コンデンセート日量生産量(ピーク時) ※LNG年間生産能力

    9 10

    OVERSEASprojects海外プロジェクト

    オーストラリア

  • 北カスピ海沖合鉱区(カシャガン油田など)4

    北カスピ海沖合鉱区はカザフスタン共和国のカスピ海洋上に位 置し、世界有数の埋蔵量を誇るカシャガン油田を有しています。当社は1998年に事業に参画し、2016年10月からは原油の出荷を開始、さらなる増産を目指した開発作業に取り組んでいます。

    アブダビ陸上鉱区 6当社は、2015年にアブダビ陸上鉱区の参加権益5%を取得しました。同鉱区はアブダビ陸上の15の主要な油田から構成される、世界でも有数 の 巨 大 油 田 群 で す 。2020年末までに、原油生産能力を日量200万バレルへと引き上げるべく、開発作業を進めています。

    ACG油田3ACG油田はアゼルバイジャン共和国のカスピ海沖合に位置しています。当社は2002年に本プロジェクトに参画し、現在6つのプラットフォームから順調に原油を生産中です。

    アブダビ海上油田5当社は、アブダビ沖海域最大の上部ザクム油田をはじめ、アブダビ海上の4つの油田に権益を保有し、開発・生産を行っています。また、2018年2月に権益を取得した下部ザクム油田では、アブダビ国営石油(ADNOC)によりア

    セットリーダーに任命され、同油田の原油生産能力を日量45万バレルと引き上げるべく、ADNOCおよびパートナー各社と密接に連携し、主導的な立場で開発作業を進めています。

    プレリュードFLNGプロジェクト7オーストラリア連邦西豪州沖合に位置するプレリュードガス田およびコンチェルトガス田をFLNG方式(洋上液化方式)により開発するプロジェクトです。2018年12月に生産井からのガス生産を開始した後、2019年3月にコンデンセート、2019年6月にはLNGの出荷を開始しています。

    アバディLNGプロジェクト(マセラ鉱区)2

    アバディLNGプロジェクトは、当社が操業主体として、インドネシア領アラフラ海に位置するマセラ鉱区アバディガス田の天然ガスを陸上液化施設にて液化し、年間約950万トンのLNG、日量最大約35,000バレルのコンデンセートを生産し、鉱区周辺地域の需要向けにパイプラインガス日量約1億5千万立方フィートを供給する大規模なプロジェクトです。当社は2000年にアバディガス田を発見し、探鉱・評価作業や各種開発検討作業を経て2018年3月から10月にかけて概念設計作業(Pre-FEED)を実施し、2019年6月に提出した改定開発計画が、同年7月にインドネシア政府から承認されました。今後、2020年代後半の生産開始を目指し、基本設計(FEED)作業を実施する予定です。

    シェールオイルプロジェクト(イーグルフォード)8

    当社は、2019年4月に、米国テキサス州イーグルフォードシェールにおいて、複数のシェールオイル生産・開発権益を取得しました。本プロジェクトの取得は、当社にとって初めての米国でのシェールオイル生産開発事業参入となります。本プロジェクトの大部分は、イーグルフォードシェールの中でも生産性の良いカーンズ郡に位置しています。

    6 アブダビ陸上鉱区

    3 ACG油田

    4 北カスピ海沖合鉱区

    5 アブダビ海上油田

    2 アバディLNGプロジェクト(マセラ鉱区)

    1 イクシスLNGプロジェクト

    7 プレリュード  FLNGプロジェクト オペレーター

    8 オペレーター

    オペレーター

    シェールオイルプロジェクト(イーグルフォード)

    11 12

    インドネシア

    アゼルバイジャン

    アラブ首長国連邦

    アラブ首長国連邦

    オーストラリア

    アメリカ合衆国

    カザフスタン

    世界約20カ国でプロジェクトを推進O

    ur PRO

    JEC

    T

  • 当社は1979年に南長岡ガス田を発見しました。国産エネルギーとしての大きな期待を担い、1984年に越路原プラント[現処理能力:420万Nm³/日]が稼働し、ガス生産を開始しました。1994年からは親沢プラント[現処理能力 : 166万Nm³/日]も稼働しています。

    南長岡ガス田 越路原 / 親沢プラント当社の天然ガスパイプラインネットワークの要衝に位置する新潟県上越市の直江津港において、2013年に直江津LNG基地(18万klタンク×2基)の操業を開始しました。同基地ではLNGを気化、熱量調整して需要家の皆さまの元へ送り出しており、2018年10月より、イクシスLNGプロジェクトからLNGの受け入れを開始しました[現最大処理能力 : 750万N㎥/日]。

    直江津 LNG 基地

    当社は国内において、1950年代から天然ガスの探鉱・開発・生産活動を開始し、

    1984年から日本最大級の南長岡ガス田(新潟県長岡市)の生産を続けています。

    2013年にはLNGの受け入れ基地である直江津LNG基地(新潟県上越市)が稼働

    し、本基地で受け入れたLNGは気化された後、南長岡ガス田にて生産した天然ガ

    スと合わせて、関東甲信越から北陸にかけて広がる総延長約1,500kmの天然ガ

    スパイプラインネットワークを通じて都市ガス事業者および工場用需要家へ供

    給されています。さらに2018年10月には、当社がオーストラリアにて生産・操

    業を行うイクシスLNGプロジェクトから初めて出荷されたLNGを、直江津LNG

    基地にて受け入れ開始。当社の国内における天然ガス供給能力および安定供給体

    制が一層強化され、海外のガス供給源と国内ガス市場とを結ぶグローバルガスバ

    リューチェーンの構築に向け前進しました。

    成東ガス田国内最大の水溶性ガス田である南関東ガス田は、千葉県を中心とした関東地区南部に分布しています。当社は1960年に同県で成東ガス田を発見し、採取したガスを周辺に供給するとともに、副産物のヨードも販売しています。

    八橋油田秋田平野を流れる雄物川流域一帯では、大正時代から油やガスの探鉱活動が盛んであり、日本最大級の油田である八橋油田において、当社は探鉱・開発技術の向上を図りながら開発・生産を進め、現在も生産中です。

    天然ガスパイプライン運転保守 天然ガスを安定的に供給するため、24時間体制で当社天然ガスパイプライン網を監視しています。また、パイプ探知機による探査やパイプラインルートのパトロールなど、施設の保守点検により安全な輸送を実現しています。

    発電事業 南長岡ガス田で生産した天然ガスを燃料として、出力約5万5千kWの高効率ガスタービンコンバインドサイクル火力発電による発電事業を2007年から行っています。発電した電気は小売電気事業者へ全量売電しています。

    越路原プラント

    松本市軽井沢町

    富岡市 本庄市 鴻巣市

    青梅市

    昭和町

    御殿場市

    佐野市

    南阿賀油田

    南桑山油田

    南長岡ガス田

    成東ガス田

    長野市

    甲府市

    静岡市

    茅野市

    東御BS

    ライン

    栃木県群馬県

    長野県山梨県

    埼玉県

    東京都

    千葉県

    静岡県

    新潟市

    柏崎市長岡市

    新潟県

    国産天然ガス

    LNG(液化天然ガス)気化ガス

    国産天然ガス・LNG(気化ガス)

    富士市[当社、静岡ガス、東京ガス]

    [静岡ガス]

    BS ブースターステーション

    糸魚川市

    直江津LNG基地 関原ガス田(地下貯蔵)

    富山県

    自社天然ガスパイプラインネットワーク

    天然ガスパイプラインネットワーク

    新青海ライン

    東京ライン

    松本ライン

    甲府ライン

    静岡ライン

    南富士幹線

    第二駿河幹線

    清水LNG(株)袖師基地

    新東京ライン両毛ライン

    入間ライン

    富山ライン

    藤岡BS

    13 14

    DOMESTICprojectsP

    ipeline Netw

    ork

    国内プロジェクト

    国内や海外で

    生産された天然ガスを

    安全かつ確実に

    お届けします。

    千葉県新潟県新潟県 秋田県 新潟県

  • 16

    当社は、国内における地熱開発の取り組みとして、出光興産(株)ほかと共同で、秋田県および北海道において2011 年から地熱発電の事業化に向けた共同調査(調査井の掘削による地熱資源調査)を実施しています。秋田県小安地域では2018年から環境アセスメントを開始し、2020年には全量噴気試験を予定しています。北海道阿女鱒岳地域では引き続き調査を継続していく予定です。また、2012年から開始した福島県磐梯地域における地熱資源共同調査事業は、福島県吾妻-安達太良地域において引き続き調査準備を進めています。地熱資源量が世界3位を誇る我が国では、政府による規制緩和や支援制度が拡充されるなど、地熱発電が有望な再生可能エネルギーとして期待されており、当社は石油・天然ガスの開発事業で培った探鉱・掘削などの技術を生かし、地熱開発の事業化に向けた取り組みに注力していきます。また、海外においても地熱開発への取り組みを強化しており、2015年にインドネシアのサルーラ地熱IPP(独立系発電事業者)事業に参画しました。2017年3月に第1号機、2017年10月に第2号機、2018年5月に第3号機の商業運転をそれぞれ開始し、総出力約330MWで発電しております。発電した電力は、インドネシア国営電力公社へ30年間にわたり売電します。

    当社は、新潟県上越市において、当社グループ初の太陽光発電所(最大出力2,000kW)を建設し、2013年より発電事業を開始しました。また、2015年には、隣接地において、子会社であるインペックスロジスティクス(株)を通じ、2件目の太陽光発電所(最大出力2,000kW)の稼働を開始しました。これら太陽光発電所の総称である「INPEXメガソーラー上越」の年間予想発電量は約533万kWh/年で、一般家庭約1,600世帯分の年間電力消費量に相当します。当社は今後も安定的なエネルギー供給に貢献していきます。

    再生可能エネルギ ー への取り組み

    社会に貢献する

    エネルギー企業を目指して、

    再生可能エネルギーを含む

    新しいエネルギーの

    開発に取り組んでいます。

    エネルギーの安定供給に向けて

    環境保全に向けて

    地熱発電について

    太陽光発電所「 INPEXメガソーラー上越 」

    当社は、CO2を分離回収し地下の地層に圧入して貯留する「CO2回収貯留(CCS)」への取り組みとして、2000年から地球環境産業技術研究機構のCO2地中貯留実証試験に協力し、新潟県南長岡ガス田岩野原基地の試験地提供や技術協力を行い、2003年以降、圧入したCO2の挙動モニタリングを行っています。その後日本CCS調査(株)を通じて、岩野原での成果を踏まえた実証実験を苫小牧で行っており、2016年からは製油所から回収されたCO2の地層への圧入貯留試験操業を実施しています。また、2016年度からは二酸化炭素地中貯留技術研究組合の一員としてCO2圧入・貯留の安全管理技術の開発にも貢献しています。

    当社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のCO₂を燃料や化学原料等の有価物に変えることでCO₂排出削減を目指す「CO₂有効利用技術開発事業」に参加しています。その中で、CO₂と水素を反応させてメタンを生成する「メタネーション」の技術開発に取り組んでおり、当社長岡鉱場の越路原プラント敷地内に試験設備を設置、2019年10月より試運転を開始し、連続運転を実施しています。CO₂を資源化することで持続可能な循環型社会の実現につなげるべく、将来の商用化を見据えて各種試験および連続運転を通じて、メタネーションプロセスの最適化などの技術課題の評価・検討を実施し、メタネーション技術の確立を目指しています。

    CO₂ 回収貯留(CCS) CO₂-メタネーション

    キャップロック(不透水層)

    パイプライン輸送

    帯水層

    大規模排出源

    地上施設より圧入

    分離回収 輸送 圧入

    CO2

    当社は、社会に貢献するエネルギー企業として、石油・天然ガス

    の開発とその効率的な生産・供給を目指すとともに、次世代の

    成長を見据え、地熱発電・風力発電の事業化の調査や太陽光発

    電所の建設など、再生可能エネルギーの研究や事業化について

    も積極的に取り組んでいます。また、地球温暖化の原因とされ

    る二酸化炭素(CO2)の排出削減のため、大気中に排出される二

    酸化炭素を回収して地層内に貯留するCO2回収貯留「CCS

    (Carbon Dioxide Capture and Storage)」技術などの研

    究も進めています。当社は、こうした再生可能エネルギーを含む

    新エネルギー開発への取り組みを通じて、持続可能な社会の実

    現に貢献していきたいと考えています。

    15

    Initiatives forRENEWABLEENEGY

  • 社 会 貢 献 活 動の 紹 介

    2013年よりインドネシア マルク州タニンバル諸島県において、有機農法の訓練によるコミュニティ・エンパワメントを実施しています。生態系の保護や地元農家における生産物の品質・生産性向上のために、焼畑農業が中心だったこの地域において、有機農法の知識と技術の移転により農業を支援してきました。2014年にタニンバル有機農業グループが設立され、2018年には地元農家42名が有機農法実施者として参加しています。また、地元農家3名は有機農法トレーナーとしてマルク州外においても活躍しています。2019年には、当社が設立した農業グループ Dalam Lesseを正式な農業組合へと発展させることで、販路拡大にも取り組んでいます。

    マルク州での有機農法の訓練インドネシア

    INPEXグループは、世界中のさまざまな地域で社会貢献活動を行っています。

    当社のアブダビでの事業活動は、2015年の陸上油田権益取得、2017年の上部ザクム油田権益延長、2018年のサター油田・ウムアダルク油田権益延長及び下部ザクム油田権益取得により、新しいフェーズに入りました。また、2019年にはBlock4探鉱鉱区を落札し、探鉱活動に取り組んでいます。今後40年にわたるUAE/アブダビとの長期的な協力関係をさらに深化させるため、当社は同国が重要課題としている青少年教育を中心とした社会貢献活動に取り組んでいます。2018年からSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)教育の基礎となる算数計算能力を幼少期に身に付けることを目的として、公文教育研究会、アブダビ国営石油会社の協力を得て、アブダビの4つの小学校で公文式算数の導入を開始し、2019年度からは日本以外で世界初のタブレットによる公文式学習の導入も開始しました。2020年度においては9校・5000名の生徒を対象に展開する予定であり、今後も対象学校・生徒をさらに拡大していくことを目指しています。また、大学の夏休み期間を利用して、現地の学生を日本に招き技術講座・文化体験・学生交流などをプログラムとした研修を、1993年から毎年継続して実施しているほか、柔道の普及と若手選手育成にも協力しています。

    青少年育成の支援アブダビ

    SHAK(Safe Hang-out for All Kids)ユースセンターはオーストラリア赤十字社によって運営されるダーウィン唯一の青少年支援施設です。本センターでは、放課後や休日に青少年を対象として様々なスポーツ・健康プログラムや先住民の青少年に対する職業訓練を行っています。青少年を支援する他団体にも場所を提供しており、ダーウィンの青少年支援活動のハブとして活用されています。イクシスLNGプロジェクトでは、2016年から本センターが実施する先住民の青少年に対する職業訓練を支援しています。

    当社が参加するACG油田が位置するアゼルバイジャンでは、同国の石油開発エンジニアの育成支援を目的として、2016年より早稲田大学創造理工学部の協力を得ながら、アゼルバイジャン国営石油企業SOCARの若手エンジニアを対象に、実用的な油・ガス層の評価技術および石油・ガス開発計画の策定を体系的に学ぶ研修を実施しております。

    若手エンジニアの人材育成アゼルバイジャン

    同財団は、奨学援助を行うことにより我が国と対象国との理解と友好親善の増進に寄与することを目的として、1981年の設立以降、一貫してインドネシアから日本の大学院への留学生と、日本からインドネシアの大学院等への留学生に、奨学支援事業を行っています。2020年度までに受け入れた奨学生数は、インドネシア人138名、日本人59名となり、奨学生の多くは、各人が留学時に取り組んだ研究開発分野で、それぞれの母国に貢献しています。

    インペックス教育交流財団における奨学支援インドネシア/日本

    ユースセンターの支援オーストラリア

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    SOCIAL contribution activities

  • 3つの事業目標

    石油・天然ガス上流事業の持続的成長

    グローバルガスバリューチェーンの構築

    再生可能エネルギーの取り組みの強化

    1 2 3

    ・量的(Volume)、質的(Value)な成長・Volume:生産量日量100万バレルを展望、埋蔵量を持続的に拡大・Value:純利益・営業キャッシュフローを大幅に拡大、資本の効率性を向上

    ・国内ガス年間供給量30億㎥超に拡大・アジア等の成長市場におけるガス需要開拓・需給調整・トレーディング機能の維持・強化・上流天然ガス権益の価値最大化

    ・気候変動への適切な対応・石油・天然ガス上流事業とシナジーのある地熱発電事業に加え、風力発電事業などへの参入拡大・温室効果ガス削減に関する技術研究・開発の促進

    今後も伸び続ける世界のエネルギー需要に応えるこ

    とが、私たちエネルギー企業に求められています。そ

    の一方で、長期の事業環境は、気候変動への対応と

    低炭素化社会への移行という形で大きく変化してい

    ます。当社はイクシスの生産開始という大きなマイル

    ストーンを達成するにあたり、2040年までの長期

    的な展望を、「ビジョン2040 -エネルギーの未来

    に応える-」という形で示すこととしました。

    従業員 株主・投資家

    サプライヤー・コントラクター 資源国

    地域社会 お客さま

    NGO ビジネスパートナー

    当社の CSR 重要テーマ

    ガバナンス コンプライアンス

    HSE

    地域社会 気候変動 従業員

    当社のステークホルダー INPEX バリュー

    国際大手石油会社

    トップ10へ

    CSR経営の推進

    ・サプライチェーン全体でESGの取り組みを強化し、ステークホルダーの信頼に応えるべくCSR経営を推進・安定的なエネルギー供給や気候変動対応において持続的な取り組みを進めることにより、事業を通じてSDGSの実現にも貢献

    社会的責任を果たし長期的な企業価値向上へ

    アジア・オセアニアにおけるガス開発・供給の

    主要プレイヤーへポートフォリオの

    1割へ

    活力に満ちた企業風土の醸成

    ・多様な人材がそれぞれのもつ能力を存分に発揮し、社員と会社がともに成長し続けていくための職場環境を整備・多様性に富んだ人材がINPEXバリューに沿って高い価値観と使命感を持って活躍できる会社づくり

    社員と会社がともに成長する企業へ

    Collaboration協働

    Safety安全第一

    Ingenuity創意工夫

    Integrity誠実

    Diversity多様性

    VISION2040ビジョン 2040 -エネルギーの未来に応える-

    19 20

  • 地域別地域別

    沿革 会社概要国際石油開発帝石株式会社(英文商号:INPEX CORPORATION)〒107-6332 東京都港区赤坂五丁目3番1号 赤坂Bizタワー03-5572-02002006(平成18)年4月3日12月2,908億983万5,000円3,117名(連結、2019年12月末現在)① 石油、天然ガスその他の鉱物資源の調査、探鉱、開発および生産② 地熱、風力、太陽光その他のエネルギー資源の調査、開発および生産③ 前二号に定める資源およびそれらの副産物の精製、加工、貯蔵、売買、受託販売および輸送

    商号本社所在地電話番号設立決算期資本金従業員数主な事業

    生産量・埋蔵量データ

    ネット生産量〈原油換算〉(2019年12月期)

    天然ガス

    40%日量23.4万バレル

    日本

    4%日量2.5万バレル

    日本

    4%1.6億バレル

    米州

    1%0.5億バレル

    米州

    4%日量2.1万バレル

    中東・アフリカ

    42%日量24.5万バレル

    中東・アフリカ

    59%24.2億バレル

    ユーラシア

    9%日量5.2万バレル

    ユーラシア

    9%3.5億バレル

    アジア・オセアニア

    41%日量24.3万バレル

    アジア・オセアニア

    27%11.1億バレル

    原油・コンデンセート・

    LPG

    60%日量35.2万バレル

    原油

    73%29.7億バレル

    天然ガス

    27%11.1億バレル

    日量 58.6万バレル 40.9億バレル確認埋蔵量〈原油換算〉

    (2019年12月期)

    製品別製品別

    国際石油開発帝石ホールディングス、国際石油開発、帝国石油が合併し、国際石油開発帝石として発足

    インドネシア・セブク鉱区権益取得(2013年ルビーガス田生産開始)

    オーストラリア・イクシス⦆LNG⦆プロジェクト最終投資決定

    アメリカ合衆国・ルシウス油田権益取得(2015年生産開始)

    「INPEX⦆メガソーラー上越」竣工

    「直江津⦆LNG⦆基地」竣工

    アラブ首長国連邦・上部ザクム油田権益期限延長

    アラブ首長国連邦・ADCO⦆鉱区(生産プロジェクト)権益取得

    インドネシア・サルーラ地熱⦆IPP⦆プロジェクトに参画

    「富山ライン」供用開始

    カザフスタン・北カスピ海沖合鉱区カシャガン油田から原油出荷開始

    アゼルバイジャン・カスピ海ACG鉱区権益期限25年延長

    アラブ首長国連邦・下部ザクム油田の権益取得およびサター・ウムアダルク油田の権益期限延長

    「ビジョン2040」および「中期経営計画2018-2022」発表

    オーストラリア・イクシス⦆LNG⦆プロジェクト生産開始

    オーストラリア・プレリュード FLNG プロジェクト生産開始

    インドネシア・アバディLNGプロジェクト改定開発計画(POD)承認

    2008年

    2010年

    2012年

    2013年

    2014年

    2015年

    2016年

    2017年

    2018年

    2019年

    組織図

    2020年3月25日現在

    株主総会

    取締役会

    経営会議

    監査ユニット

    HSEユニット

    リーガルユニット

    戦略プロジェクト室

    総務本部

    経営企画本部

    財務・経理本部

    資材・情報システム本部

    技術本部

    グローバルエネルギー営業本部

    国内エネルギー事業本部

    上流事業開発本部

    アジア事業本部

    オセアニア事業本部

    米州事業本部

    ユ-ラシア・中東・アフリカ事業本部

    アブダビ事業本部

    取締役および監査役 執行役員

    代表取締役会長

    代表取締役社長

    取締役副社長執行役員

    取締役副社長執行役員

    取締役専務執行役員

    取締役常務執行役員

    取締役常務執行役員

    取締役常務執行役員

    取締役(社外)

    取締役(社外)

    取締役(社外)

    取締役(社外)

    取締役(社外)

    取締役(社外)

    常勤監査役

    常勤監査役(社外監査役)

    常勤監査役(社外監査役)

    監査役(社外監査役)

    監査役(社外監査役)

    オセアニア事業本部長、海外事業統括

    技術本部長、HSE及びコンプライアンス担当

    グローバルエネルギー営業本部長

    経営企画本部長、法務担当

    総務本部長

    財務・経理本部長

    副社長執行役員

    専務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    常務執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    執行役員

    北村 俊昭上田 隆之伊藤 成也池田 隆彦矢嶋 慈治橘高 公久佐瀬 信治山田 大介柳井 準飯尾 紀直西村 篤子木村 康荻野 清西川 知雄日俣 昇外山 秀行三宅 真也秋吉 満木場 弘子

    監査役(会)

    監査役室

    経営諮問委員会

    コンプライアンス委員 会

    CSR委員会

    コーポレートHSE委員会

    情報セキュリティ委員会

    INPEX Value Assurance System 審査会

    指名・報酬諮問委員会

    社長

    国内E&P事業本部

    再生可能エネルギー・電力事業本部

    村山 昌博川野 憲二藤井 洋平山 公也久保 孝坂元 篤志石井 義朗滝本 俊明島田 伸介大川 人史三浦 和佳仙石 雄三米澤 哲夫栗村 英樹八方 庸介岩田 洋一荻野 浩市渡邉 章弘田村 満夫細野 宗宏川村 明男池田 幸代加藤 博史高田 伸一杉山 広巳

    社長補佐(IR担当、監査ユニット担当、特命事項担当)

    アジア事業本部長

    アブダビ事業本部長

    国内E&P事業本部長

    資材・情報システム本部長

    戦略プロジェクト室担当

    再生可能エネルギー・電力事業本部長

    上流事業開発本部長

    米州事業本部長

    オセアニア事業本部副本部長

    国内エネルギー事業本部長

    ユーラシア・中東・アフリカ事業本部長

    HSEユニットジェネラルマネージャー

    アジア事業本部本部長補佐 兼 技術本部本部長補佐

    財務・経理本部本部長補佐

    オセアニア事業本部本部長補佐

    国内E&P事業本部本部長補佐

    アジア事業本部本部長補佐

    アブダビ事業本部本部長補佐

    経営企画本部本部長補佐

    財務・経理本部本部長補佐

    財務・経理本部本部長補佐

    グローバルエネルギー営業本部本部長補佐

    オセアニア事業本部本部長補佐

    国内E&P事業本部本部長補佐

    21 22

    History

    Com

    pany Profile

    Production / Reserve data

  • 本 社

    〒107-6332 東京都港区赤坂 5-3-1 赤坂 Bizタワー

    TEL:03-5572-0200 FAX:03-5572-0205

    https://www.inpex.co.jp

    国内事業所

    技術本部 技術研究所

    〒157-0061 東京都世田谷区北烏山 9-23-30

    TEL:03-3300-5121 FAX:03-3300-5129

    国内エネルギー事業本部 直江津 LNG 基地

    〒942-0027 新潟県上越市八千浦12

    TEL:025-545-2196 FAX:025-545-2359

    国内 E&P事業本部 東日本鉱業所

    〒950-8512 新潟県新潟市中央区東大通1-3-1 帝石ビル 5F

    TEL:025-247-2171 FAX:025-247-5390

    国内 E&P事業本部 東日本鉱業所 秋田鉱場

    〒010-0977 秋田県秋田市八橋大道東 2-1

    TEL:018-862-4131 FAX:018-862-4139

    国内 E&P事業本部 東日本鉱業所 千葉鉱場

    〒289-1326 千葉県山武市成東 3319

    TEL:0475-82-0830 FAX:0475-82-0836

    国内 E&P事業本部 東日本鉱業所 南阿賀鉱場

    〒959-2117 新潟県阿賀野市下黒瀬1175

    TEL:0250-67-2311 FAX:0250-67-2930

    国内 E&P事業本部 東日本鉱業所 長岡鉱場

    〒949-5411 新潟県長岡市来迎寺字原 2943

    TEL:0258-41-3583 FAX:0258-41-3584

    グループ海外拠点

    ジャカルタ事務所 ヌルスルタン事務所

    パース事務所 アブダビ事務所

    ダーウィン事務所 カラカス事務所

    シンガポール事務所 ヒューストン事務所

    ロンドン事務所 サンアントニオ事務所

    オスロ事務所    リオデジャネイロ事務所