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TECHNICALDATASHEET CliQ M DIN Rail Power Supply 24V 240W 1 Phase / DRM-24V240W1PN 特に指定されていない限り、すべての製品は周囲温度:25℃、入力タイプ:AC電源です。 www.DeltaPSU.com (2018年12月, Rev.04) 本和文資料は参考のために光洋電子工業株式会社が英語版データシートを翻訳したものです。 英文と和文に相異がある場合は、デルタ電子株式会社の英語版データシートを正とします。 1 特長 ワールドワイドAC入力電圧 Active-PFC搭載 高効率最大94% 最大動作環境: -25 °C ~ +60 °C 高度5000m 及び16400 ft パワーブースト(150%)機能搭載 最大7秒間 APB(Advanced Power Boost) –多負荷接続の負荷不良により大 きな突入電流が検出された場合でも、システムを保護し動作を 継続することを保証します。 DNV GLおよびABSによる海上使用に対する承認取得済 DC OK Contact and LED indicator for DC OK/Overhead 搭載 一般的な粉塵や化学汚染物質から保護する為、プリント板 ユニットにコンフォーマルコーティング済 安全規格 CB認証されている為、世界規模での使用が可能です。 型番: DRM-24V240W1PN 単位重量: 0.94kg (2.07 lb) 外形寸法 (L x W x D): 124 x 60 x 117 mm (4.88 x 2.36 x 4.61 インチ) 概要 デルタ電子株式会社は、当該クラスで最もスリムなDINレール工業用電源の1つであるCliQ M DINレール電源を提供しております。海上用途にお ける要求を満たすために、主要な工業および海上安全基準(Lloyd's Register)に沿って設計されております。その他の特徴として、高調波電流 IEC/EN 61000-3-2 クラスAに準拠しております。また、5秒間のパワーブースト(150%)機能に加えて、CliQ MシリーズはCliQファミリー初の Advanced Power Boost (APB)を搭載したシリーズとなります。システム内に複数の負荷が接続されている場合、1つの過負荷に起因し、大きな 突入電流が引き出される(要求される)可能性があります。これはAPBによって検出されます。APBは、高電流による過負荷の電流経路上で回路 遮断器(システム負荷に基づく適切な定格を有する回路遮断器)をトリップさせます。したがって、他の接続されている電流経路が中断することなく 動作し続ける間、システムのシャットダウンを防止します。また、DC OK Contact and LED indicator for DC OK/Overloadも内蔵しています。 型番情報 CliQ M DINレール電源 型番 入力電圧範囲 定格測定電圧 定格出力電流 DRM-24V240W1PN 85-276Vac (88-375Vdc) 24Vdc 10.0A

CliQ M DIN Rail Power Supply 24V 240W 1 Phase / …...型番: DRM-24V240W1PN 単位重量: 0.94kg (2.07lb) 外形寸法(L x W x D): 124 x 60 x 117mm (4.88x 2.36x 4.61インチ) 概要

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CliQ M DIN Rail Power Supply24V 240W 1 Phase / DRM-24V240W1PN

特に指定されていない限り、すべての製品は周囲温度:25℃、入力タイプ:AC電源です。

www.DeltaPSU.com (2018年12月, Rev.04)

本和文資料は参考のために光洋電子工業株式会社が英語版データシートを翻訳したものです。

英文と和文に相異がある場合は、デルタ電子株式会社の英語版データシートを正とします。

1

特長

ワールドワイドAC入力電圧

Active-PFC搭載 高効率最大94% 最大動作環境: -25 °C ~ +60 °C

高度5000m 及び16400 ft パワーブースト(150%)機能搭載 ※最大7秒間

APB(Advanced Power Boost) –多負荷接続の負荷不良により大

きな突入電流が検出された場合でも、システムを保護し動作を

継続することを保証します。 DNV GLおよびABSによる海上使用に対する承認取得済 DC OK Contact and LED indicator for DC OK/Overhead

搭載

一般的な粉塵や化学汚染物質から保護する為、プリント板

ユニットにコンフォーマルコーティング済

安全規格

CB認証されている為、世界規模での使用が可能です。

型番: DRM-24V240W1PN

単位重量: 0.94kg (2.07 lb)

外形寸法 (L x W x D): 124 x 60 x 117 mm

(4.88 x 2.36 x 4.61 インチ)

概要

デルタ電子株式会社は、当該クラスで最もスリムなDINレール工業用電源の1つであるCliQ M DINレール電源を提供しております。海上用途にお

ける要求を満たすために、主要な工業および海上安全基準(Lloyd's Register)に沿って設計されております。その他の特徴として、高調波電流

IEC/EN 61000-3-2 クラスAに準拠しております。また、5秒間のパワーブースト(150%)機能に加えて、CliQ MシリーズはCliQファミリー初の

Advanced Power Boost (APB)を搭載したシリーズとなります。システム内に複数の負荷が接続されている場合、1つの過負荷に起因し、大きな

突入電流が引き出される(要求される)可能性があります。これはAPBによって検出されます。APBは、高電流による過負荷の電流経路上で回路

遮断器(システム負荷に基づく適切な定格を有する回路遮断器)をトリップさせます。したがって、他の接続されている電流経路が中断することなく

動作し続ける間、システムのシャットダウンを防止します。また、DC OK Contact and LED indicator for DC OK/Overloadも内蔵しています。

型番情報

CliQ M DINレール電源

型番 入力電圧範囲 定格測定電圧 定格出力電流

DRM-24V240W1PN 85-276Vac (88-375Vdc) 24Vdc 10.0A

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CliQ M DIN Rail Power Supply24V 240W 1 Phase / DRM-24V240W1PN

特に指定されていない限り、すべての製品は周囲温度:25℃、入力タイプ:AC電源です。

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型式番号

DR M – 24V 240W 1 P N

DINレール CliQ Mシリーズ 出力電圧 出力容量 単相 Advanced

Power Boost

(APB)

N - メタルケース,

Class 1/Division 2及

びATEX 非承認

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CliQ M DIN Rail Power Supply24V 240W 1 Phase / DRM-24V240W1PN

特に指定されていない限り、すべての製品は周囲温度:25℃、入力タイプ:AC電源です。

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仕様

入力定格/特性

公称入力電圧 100-240Vac TN-, TT, IT幹線ネットワーク対応

入力電圧範囲 85-276Vac 連続運転

入力周波数 通常値 50-60Hz レンジ: ±3% (47~63Hz)

公称DC入力電圧 110-300Vdc

DC 入力電圧範囲* 88-375Vdc 連続運転

100Vac 120Vac 230Vac

入力電流 Typ値 2.62A 2.17A 1.16A 24V時, 10A 図1を参照してください。

最大値 2.70A 2.26A 1.25A 24V時, 10A

効率 Typ値 92.64% 93.44% 94.84% 24V時, 10A 図2を参照してください。

最小値 91.50% 92.60% 93.50% 24V時, 10A

平均効率 Typ値 91.65% 92.22% 93.17% 24V時 2.50A (負荷25%)

5.0A (負荷50%)

7.5A (負荷75%)

最小値 89.60% 90.20% 91.40%

最大消費電力 Typ値 2.30W 2.34W 2.43W 24V時, 0A 図3を参照してください。

最大値 4.4W 4.9W 6.1W 24V時, 0A

Typ値 19.12W 16.91W 13.10W 24V時, 10A 図3を参照してください。

最大 23.5W 20.1W 17.5W 24V時, 10A

最大突入電流(コールドスタート) Typ値 5.0A 6.0A 7.0A 全温度範囲

最大値 10.0A

最大突入エネルギー(コールドスタート) 最大値 4A2s

力率 Typ値 0.99 0.98 0.95 24V, 10A 図4を参照してください。

最小値 0.99 0.98 0.92 24V, 10A

波高率 最大値 1.65 1.67 1.85 24V, 10A

漏れ電流(エンクロージャからニュートラルへ) < 0.25mA / 0.54mA

< 0.38mA / 0.79mA

< 0.74mA / 1.29mA

110Vac, 50Hz, TN/TTシステム/ ITシステム

132Vac, 50Hz, TN/TTシステム/ ITシステム

264Vac, 50Hz, TN/TTシステム/ ITシステム

*IEC/EN/UL 60950-1に準拠した安全承認。

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4

図 1 入力電流 Vs 出力負荷 24V 図 2 効率 Vs 出力負荷 24V

図 3 最大消費電力 Vs 出力負荷 24V 図 4 力率 Vs 出力負荷 24V

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出力定格/特性**

公称出力電圧 24Vdc

工場出荷時の設定値許容差 24Vdc ± 0.2%

出力電圧調整範囲 24-28Vdc

出力電流 通常値

通常値

10.0A / 9.0A

15.0A / 13.5A(スルーレート0.1A/μs)

24V / 28V 連続動作

24V / 28V にて5秒間パワーブースト可。詳

しくは機能項目を参照してください。

出力容量 通常値

通常値

240/252W

360/378W

24V / 28V 連続動作

24V / 28V にて5秒間パワーブースト可。詳

しくは機能項目を参照してください。

パワーブースト

パワーブースト回復時間

Typ値

最大値

Typ値

5 秒

7 秒

14 秒

出力電圧の低下が始めるまでの時間につ

いては、過負荷・過電流保護機能の項目

を参照してください。

再度パワーブーストを行うまでの必要な待ち時間については、機能項目を参照してください。

Advanced Power Boost

(スルーレート0.1A/μs)

Typ値

Typ値

Typ値

20A @ 50ms、抵抗負荷

50A @ 2ms、抵抗負荷

50A @ 5ms、抵抗負荷

出力電圧が低下します(詳しくは機能項

目を参照してください)。

ラインレギュレーション 最大値 10mV (85 - 276Vac 入力、100%負荷時)

負荷調整 最大値 100mV (85 - 276Vac 入力、0 - 100%負荷時)

PARD** 最大値 50mVpp 20Hz ~ 20MHz、50Ω、10分間のウォー

ムアップ

*60 °C ~ 70 °C のパワーディレーティングについては、11ページのパワーディレーティング項を参照してください。

**PARDは、AC結合モード、5cmワイヤ、および並列の0.1μFセラミックコンデンサおよび47μF電解コンデンサと測定されます。

100Vac 120Vac 230Vac

立ち上り時間 最大値 100ms 0μF、24V、10A

最大値 120ms 10,000μF、24V、10A

起動時間 最大値 800ms 650ms 340ms 24V、10A

ホールドアップ時間 Typ値 92ms 24V、5A

最小値 55ms 24V、5A

Typ値 46ms 24V、10A

最小値 28ms 24V、10A

動的応答(Overshoot & Undershoot O/P Voltage)

最大値 ± 5% @ 0-100% 負荷 スルーレート0.1A/μs(@ 5Hz, 50Hz & 1kHz,デューティサイクル50%)

容量性負荷による起動 最大値 10,000µF

出力容量 Typ値 7,000 µF 出力コンデンサ内蔵

機能 DC OK リレー接点

定格:1Aで30V、抵抗負荷出力(Vout)が定格値の90%を超える場合、リレー接点は通常「ON」(閉)とな

ります。

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機構

ケースカバー/シャーシ アルミニウム

外形寸法 (L x W x D) 124×60×117mm (4.88×2.36×4.61インチ)

単位重量 0.94kg (2.07 ポンド)

表示 緑色LED (DC OK)と赤色LED (過負荷)

冷却システム 対流

端子 入力 3 ピン(定格600V/35A)

出力 6 ピン(定格300V/28A)

ワイヤー 入力 AWG 18-8

出力 AWG 16-12

マウントレール EN 60715に準拠した標準TS35 DINレール

ノイズ(電源から1m) 音圧レベル(SPL) < 25dBA

環境

使用周囲温度 動作温度 -25 ~ +70 °C (コールドスタート -40 °C)

保存温度 -40 ~ +85 °C

パワーディレーティング 垂直取付 > 60 °C (2.5 %/ °C)

水平取付 > 50 °C (2.5 %/ °C)

動作湿度 5~95% RH (結露しないこと)

動作高度 ITE用途: 0 ~ 5,000m(16,400 フィート)

工業用途: 0~2,500m(8,200フィート)

衝撃試験(非動作時) 方式: IEC60068-2-27

半正弦波 (30G 持続時間18ms)

方向毎に3回の計6回

振動(非動作時) 方式: IEC 60068-2-6

正弦波 (10-500Hz; 3G ピーク)

変位; 0.35mm

全てのX、Y、Z方向に軸当たり60分

バンプテスト(動作時) 方式: IEC 60068-2-29

半正弦波 (10G、継続時間11ms)

方向毎に1,000回の計6,000回

過電圧カテゴリ III EN 50178 / EN 60204-1(空間距離および

沿面距離)およびIEC 62103(安全部)に準拠

汚染度 2

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保護

過電圧 28.8 - 35.2V

SELV出力

Hiccup モード

非ラッチ(オートリカバリ)

機能の項を参照してください。

過負荷/過電流 > 定格負荷電流 150%

定電流制限

障害解除時のオートリカバリ

機能の項を参照してください。

過熱 <100%負荷時の使用周囲温度

80℃

非ラッチ(オートリカバリ)

機能の項を参照してください。

短絡 Hiccupモード

非ラッチ (障害解除時のオートリ

カバリ)

負荷インピーダンス<=100mΩ

詳しくは機能の項を参照してください。

過渡サージ電圧保護 MOV (Metal Oxide Varistor)

内部ヒューズ T6.30A H

保護構造 IP20

耐衝撃保護 Class I (*PE接続)

*PE:一次接地

信頼性データ

MTBF(Telcordia SR-332に準拠) 1,476,000時間 I/P: 100Vac, O/P: 24V, 10A, Ta: 25°C

771,000時間 I/P: 100Vac, O/P: 24V, 10A, Ta: 40°C

100Vac 230Vac

キャパシタ予想寿命* 131,400時間 O/P: 24V、10A、Ta: 25℃

58,000時間 87,600時間 O/P: 24V、10A、Ta: 40℃

131,400時間 O/P: 24V、5A、Ta: 40℃

*1日24時間稼働することを想定した場合の推定寿命であり、E-cap製造業者は最大寿命として131,400時間(15年)を保証しております。

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安全規格/指令

機械向け電気機器 EN 60204-1(過電圧カテゴリIII)

電力設備向け電気機器 EN 50178 / IEC 62103

安全特別低電圧 PELV (EN 60204-1)、SELV (EN 60950-1)

電気保安 SIQ Bauart

UL/Cul認証

CBスキーム

: EN 60950-1、EN 61558-1、EN 61558-2-16、EN 61010-1、EN 61010-2-201

: UL 60950-1およびCSA C22.2 No.60950-1(ファイル番号E191395)

: IEC 60950-1, IEC 61558-1, IEC 61558-2-16, IEC 61010-1, IEC 61010-2-201

工業制御機器 UL/cULリスト

CSA

:UL 508およびCSA C22.2 No.107.1-01(ファイルNo. E315355)

:CSA C22.2 No.107.1-01(ファイルNo.181564)

海上用途 DNV GL

ABS

:Germanischer Lloydに分類

:American Bureau for Shipping) PDA環境カテゴリー: C、EMC2

CE EMC指令2014/30/EUおよび低電圧指令2014/35/EUに準拠

材料/部品 RoHS指令2011/65/EU対応

電気的絶縁 4.54KVac 入力/ 出力

2.5KVac 入力/ PE

4.54KVac 入力/ DC OKリレー接点*

1.5KVac 出力/ PE

0.5KVac 出力/ DC OKリレー接点

1.5KVac DC OKリレー接点/ PE

絶縁抵抗 > 5MΩ 入力-出力、500Vdc

PE抵抗 < 0.1Ω

*EN 60204-1規格に準拠したPELV要求事項に適合するために、出力は最終ユニットにおいて接地されなければならない。

*DC OK端子と出力端子を接続することをお勧めします。

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EMC

エミッション(CE & RE) 汎用規格: EN 61000-6-3, CISPR 32, EN 55032, CISPR 11, EN 55011, FCC Title 47: Class B

汎用部品電源 EN 61204-3

イミュニティ 一般企画: EN 55024, EN 61000-6-2

静電気放電 IEC 61000-4-2 レベル 4 基準 A1)

排気量: 15kV接点放電: 8kV

放射界 IEC 61000-4-3 レベル 3 基準 A1)

80MHz-1GHz、10V/M、80%変調(1kHz)

1.4GHz-2GHz、3V/M、80%変調(1kHz) 2GHz-

2GHz-2.7GHz、1V/M、80%変調(1kHz)

電気的高速過渡/バースト IEC 61000-4-4 レベル 4 基準 A1)

4kV

サージ IEC 61000-4-5 レベル 4 基準 A1)

共通モード 3) : 4kV 差動モード 4) : 2kV

伝導 IEC 61000-4-6 レベル 3 基準 A1)

150kHz-80MHz, 10Vrms

電源周波数磁場 IEC 61000-4-8 基準 A1)

30A/m

電圧ディップ/瞬停 IEC 61000-4-11 100Vacの0%

100Vacの40%100Vacの70%200Vacの0%200Vacの40%200Vacの70%200Vacの0%

0Vac, 20ms

40Vac, 200ms

70Vac, 500ms

0Vac, 20ms

80Vac, 200ms

140Vac, 500ms

0Vac, 5000ms

基準A1)

基準B2)

基準A1)

基準A1)

基準A1)

基準A1)

基準B2)

低エネルギーパルス試験 IEC 61000-4-12

(リングウェーブ)

レベル3 基準A1)

共通モード3) :2kV差動モード4) :1kV

高周波の発生 IEC/EN 61000-3-2、ClassA

電圧変動/フリッカ IEC/EN 61000-3-3

電圧サグイミュニティ

SEMI F47 – 0706

120Vacの80%

120Vacの70%120Vacの50%

96Vac, 1000ms

84Vac, 500ms

60Vac, 200ms

基準A1)

基準A1)

基準A1)

1) 基準 A:仕様範囲内の通常性能2) 基準 B:自己回復可能な機能の一時的な劣化または喪失。3) 非対称:共通モード(ライン・アース間)4) 対称:差動モード(ライン間)

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ブロック図

装置説明

1) 入力端子台コネクタ2) 出力/DC OKリレー接点端子台コネクタ3) DC電圧調整用ポテンショメータ4) DC OK LED (緑色)5) 過負荷LED (赤)6) ユニバーサルマウンティングレールシステム

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外形寸法

L×W×D: 124× 40×117mm (4.88×2.36×4.61インチ)

エンジニアリングデータ

出力負荷ディレーティングVS使用周囲温度 注意

図 5 垂直取付方向のディレーティング

> 60 °C (2.5 %/ °C)

水平取付方向のディレーティング

> 50 °C (2.5 %/ °C)

1. 斜線部の範囲外で電源を使用し続けると、電源

部品が劣化したり、破損したりする場合がありま

す。図5のグラフを参照してください。

2. 使用周囲温度が6ページの「環境」で規定されて

いる数値を超えた際に出力容量が低下しない場

合、「過熱保護」に移行します。アクティブ化する

と、出力電圧は、バウンスモードに入り、周囲の

温度が低下するか、またはデバイスを動作状態

に維持するために必要な最低限まで負荷が低

減される際に復帰します。

3. 装置が意図された方法で機能するために、装置

が動作している間、安全命令において推奨され

る安全距離を維持することも必要である。

4. 使用周囲温度および電源から供給される出力負

荷に応じて、装置は非常に高温になる可能性が

あります。

5. 装置を他の方向に取り付ける必要がある場合、

詳しくは[email protected]にお問い合わせくださ

い。

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出力負荷不感定格VS入力電圧

入力電圧範囲では、出力電圧の定格低下はあ

りません。

組付/据付

電源ユニット(PSU) は、EN 60715 に準拠した35mm DIN レールに取り付けることができます。縦置きの場合は、入力端子台を下にして設置してく

ださい。横置きの場合は、入力端子台を左側にして設置してください。

各装置は、設置可能な状態で配送されます。

1. ユニットを上に傾け、DINレールに差し込みます。図6.1に示すように、DINレール上をスナップします。2. 止まるするまで押し下げます。3. ロックするには、下前面を押してください。4. 装置がしっかりと固定されていることを確認するために、装置を掴み左右に動かしてください。5. 取り外すには、図6.2に示すように、ドライバーでラッチを引き下ろしてください。次に、電源ユニット(PSU)を反対方向にスライドさせ、ラ

ッチ外し、電源ユニット(PSU)をレールから引き出します。

装着

図 6.1 取り付け

取り外し

図 6.2 取り外し

EN 60950/ UL 60950によると、可撓性ケーブルはフェルールを必要とします。下記動作温度を持続する為に設計された適切な銅ケーブルを使用してください。

1. 60℃, 60℃/75℃ (米国)2. 最低 90℃以上 (カナダおよびIEC/EN61010-1, IEC/EN61010-2-201に準拠する場合)

TECHNICALDATASHEET

CliQ M DIN Rail Power Supply24V 240W 1 Phase / DRM-24V240W1PN

特に指定されていない限り、すべての製品は周囲温度:25℃、入力タイプ:AC電源です。

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本和文資料は参考のために光洋電子工業株式会社が英語版データシートを翻訳したものです。

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安全上の注意

垂直取付 水平取付

入力電圧を接続/切断する際は、毎回入力電源をOFFにした後実施して下さい。電源をOFFにしないと、爆発・破損の恐れがあります。

製造業者によって指定されていない方法でユニットが使用する場合、機器に備わっている保護が損なわれる可能性があります。

十分な対流冷却のために装置周囲に十分なゆとりを確保する必要があります。以下の説明を参照してください。

垂直取付: 装置の上40mm (1.57インチ)および下20mm (0.79インチ)ならびに他のユニットまでの横方向距離5mm (0.2インチ) を確保してくだ

さい。隣接する装置が発熱源である場合、横方向の距離は15mm (0.6インチ)確保してください。

水平取付: 装置の上下40mm (1.57インチ)、その他ユニットまでの横方向距離20mm (0.79インチ)を確保してください。

ユニットが設置される外部エンクロージャは、機械的、電気的、および防火エンクロージャの要件を満たすものを使用してください。 装置のエンクロージャは、使用周囲温度および装置に接続された出力負荷に応じて非常に高温になる可能性がありますので、注意してくだ

さい。火傷の危険性があります。

端子への配線接続/切断は、主電源をOFFにしてから実施してください。 装置内にはいかなる物も入れないでください。 すべての電源が切断された後、少なくとも5分間危険な電圧が発生します。 電源は装置に組み込まれ、導電性汚染物質が比較的存在していないキャビネットまたは部屋(結露のない環境および屋内の場所)に設置し

てください。

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機能

DC OKリレー接点およびLEDインジケータ特性

CliQ Mステータス DC OK 過負荷 DC OK

(緑色LED) (赤色LED) リレー接点

通常動作 ON OFF 閉

パワーブースト時 ON OFF 閉

過負荷

(Vout <=調整電圧 90%)OFF ON 開

出力短絡 OFF ON 開

過熱 OFF フラッシング 開

入力電源なし OFF OFF 開

起動時間、立ち上がり時間、ホールドアップ時間のグラフ

起動時間

入力電圧印加後、出力電圧が立ち上がるまでの時間。

立ち上がり時間

出力電圧がその最終の定常状態設定値の0%から95%に変化するまでに要する時間。

ホールドアップ時間

AC入力電圧の崩壊と出力が定常状態設定値の95%まで下がるまでの時間。

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突入電流

突入電流は、測定された瞬時ピーク入力電流であり、入力電圧が最

初に印加されたときに発生する。AC入力電圧の場合、突入電流の最

大ピーク値は、印加されたAC電圧の最初の半サイクルの間に生じる。

このピーク値は、AC電圧の後続のサイクル中に指数関数的に減少す

る。

動的応答

電源出力電圧は、その定格電流の0%から100%までの動的負荷を受け

たとき、その定常状態値の±5%以内に留まる。

50% デューティサイクル / 5Hz ~ 1KHz

過電圧保護(オートリカバリ)

電源の過電圧回路は、その内部フィードバック回路が故障したときに

アクティブ化する。出力電圧は、7ページ「保護」に規定されている仕様

を超えてはならない。

過負荷・過電流保護(オートリカバリ)

出力電流がIO(出力電流)の150%を超えると、電源の過負荷(OLP)およ

び過電流(OCP)保護が作動します。すると、Ⓐの通り出力電流が

11A(Typ値)に制限されVO (出力電圧)が垂下し始め、定電流モードで

動作します。OLPまたはOCPによる障害状態が取り除かれると、電源

は回復し、IOは仕様範囲内に戻る。

短絡保護(オートリカバリ)

電源の出力短絡保護機能は、短絡に対する保護も提供する。短絡が

印加されると、出力電流は「Hiccupモード」で動作する。電源は、短絡

が取り除かれた後、通常の動作に戻る。

過熱保護(オートリカバリ)

負荷ディレーティングの項目で説明したように、電源は過温度保護

(OTP)も有している。100%負荷時に高い動作温度になる場合、動作温

度がディレーティンググラフで推奨される温度を超える際、電源はOTP

に入る。アクティブ化されると、出力電圧は、温度がディレーティンググ

ラフ内で推奨される通常動作温度まで低下するまで、バウンシングモ

ードに入る。

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パワーブースト

パワーブーストは、高価な高定格電源ユニットの代わ

りとして利用頂く為に、通常はターンオンの間に生じ

る高突入電流を伴う負荷の瞬間的な短時間のスパイ

クから保護するために確実な起動を可能にする常に

利用可能な予備電力である。出力が定常設定値に達

した後、電源は最大定格負荷(IO最大)の150%までの

より高い短期電力需要により、サージ負荷から最大

持続時間7秒間保護することができる。電力ブースト

が最大持続時間より長く続く場合、過負荷・過電圧保

護項の詳細の通り出力電流は11A (typ値)に制限さ

れ、VO(出力電圧)が垂下し始め定電流モードで動作

します。パワーブーストは反復的に動作する為、平均

(R.M.S)出力電力が連続最大値を超えないようにする

必要が有り、デューティサイクルおよび回復時間を維

持する必要がある(以下のデューティサイクル計算を

参照してください)。図 7 デューティサイクル計算

パワーブーストと平均出力電力の例

パワーブースト 最大電力(WP) パワーブースト

持続時間 (TP)

デューティサイクル 非ピーク電力(WN) 非ピーク電力

持続時間(TN)

合計時間(T)

150% 360 7 sec 10% 226W 60 sec 67 sec

150% 360 7 sec 30% 188W 16 sec 23 sec

120% 288 7 sec 10% 234W 60 sec 67 sec

120% 288 7 sec 30% 219W 16 sec 23 sec

パワーブースト持続時間を、指定されたデューティサイクル計算よりも長くすることはお勧めしません。PSUが損傷する恐れがあります。

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Advanced Power Boost(APB)

複数の負荷が同一システムに接続された状態で、故障負荷1つに起因して大きな突入電流が引き出される(要求される)場合、APBによって検出される。このAPBは、システム負荷に基づいた適切な定格で外部出力保護デバイスをトリップすることができる。このため、他の接続された電流経路が中断することなく動作し続ける間、システムシャットダウンを防止する。

以下の波形は、挙動を示しています。

図. 8.1 公称出力電流50ms APB 200% 図 8.2 公称出力電流2ms APB 500%

図. 8.3 公称出力電流5ms APB 500%

外部入力保護装置

このユニットは、交換不可のLピンの内部ヒューズにより保護されています。電源は、20A (UL)および16A (IEC)分岐回路で、追加保護デバイスなしで

試験され、承認されています。外部保護デバイスは、供給している分岐が上記よりも大きいアンペア容量を有する場合にのみ必要。したがって、外

部保護装置が必要な場合、または使用される場合については、BまたはC特性遮断器付属の取扱説明書の最小値を参照してください。

動作モード

冗長運転

電源ユニット(PSUs)の適切な冗長動作を保証するために、2つのユニット間の出力電圧差は、これらの24V電源に対して

0.45~0.50Vに維持されなければならない。冗長動作を設定するには、以下の簡単な手順で行ってください。

ステップ1

PSU 1、PSU 2の出力電圧を測定します。PSU 1がマスタ・ユニットである場合、PSU 1のVOはPSU 2より高くなければなら

ない。出力電圧を設定するには、各電源を任意のライン入力電圧で定格負荷の50%に個別に接続し、PSU 1、PSU 2の出力電圧を設定してください。

ステップ2

上図右側のDRR-20N(または20A)モジュールのVin1、Vin2に、それぞれ電源

ユニットPSU 1、PSU 2を接続します。

ステップ3

システム負荷をVoutに接続します。

DRRモジュールからの出力電圧Voutは、

24V 出力電圧

22VDC OKリレー

接点

20A

0A 出力電流

20ms/DIV

24V 出力電圧

50A 18.4V

DC OKリレー

接点

0A 出力電流

2ms/DIV

24V出力電圧

50A16.5V

DC OK リレー

接点

0A 出力電流

4ms/DIV

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VO(電源の出力電圧)-Vdrop*(DRRモジュール内)

になりますのでご注意ください。

**Vdropは、負荷電流および使用周囲温度に応じて、0.60Vか

ら0.90V(Typ.値は0.65V)まで変化します。

**DRRモジュール内の信号GNDは、内蔵LED信号とDC OK信号用です。2つの

PSUからのGND出力端子は、GND信号端子に接続される必要はございません。

図 9 冗長運転接続図

並列運転

電力供給ユニット(PSU)は、出力電力を増加させるための並列

動作用としても使用することも可能です。2つのユニット間の出

力電圧の差は、互いの25mV以内に維持されなければなりま

せん。この差は、各ユニットに独立して接続された同じ出力負

荷で検証されなければなりません。

EMI、突入電流、漏れ電流、PARD、始動時間などのパラメータ

は、2つのユニットが並列に接続される場合、データシート上の

パラメータとは異なります。 御使用の際は、並列に接続され

た2つの電源が、それらの製品/用途において依然として適切

に動作することを継続して検証する必要があります。

図10 並列運転接続図

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図 11 直列運転接続図

直列運転

デルタ製CliQ Mは、上記の図に示すように、出力電圧を増加させるために直列に接続することが可能です。同一シリーズの電源のみ、同一定格出

力電流でご使用ください。最大負荷電流は、最小定格出力電流を超えてはいけません。任意の数の電源を直列に接続することができますが、出力

電圧>60VdcはSELV要件を満たさず、使用者にとって危険である可能性があり、合計電圧が150Vdcを超えないことに留意してください。接触に対す

る保護を取り付けることは必ず必要であり、出力電圧がSELVでないときには出力グラウンドをアースに接続しなければなりません。各電源の出力端

子間に逆バイアスのダイオードを付加しなければならず、これは負荷間の短絡のような障害状態で−V電圧が他の電源に印加されるのを防止するた

めです。短絡の間、-V1 と+V1は+V2 と -V2を横切ることになり、これは、2つの電源を逆極性で接続することを意味し、電源にダメージを与える可能

性があります。

各電源に電圧が通っている場合の逆バイアスダイオードは、各電源の両端間の電圧は、1ダイオード低下(約0.7V~1.0V)に制限される。直列出力電

圧の2倍の電圧定格を使用するダイオードに対して十分なディレーティングをすることが推奨されています。例えば、2つの24V電源が直列に接続さ

れ、合計電圧は48ボルトです。したがって、2×48=96ボルトの逆電圧定格を有するダイオードを使用することが推奨されます。それにより、100ボルト

の逆電圧定格を有するダイオードを使用することができます。

短絡状態の間、ダイオードを通る電流は大きく、従って、ダイオードは少なくとも電源の電流定格の2倍であることが推奨されます。

最も速い起動時間および立ち上がり時間を有する電

源が最初にオンするので、オンは非単調である。その

結果、直列に接続された2つの電源を有する起動波形

は、ステップになります。

EMI、突入電流、漏れ電流、PARD、始動時間などのパ

ラメータは、複数の電源が直列に接続されている場合、

データシートに記載されている数値とは異なる場合が

あります。使用時には、パラメータ検証をご検討下さい。

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図 12 DC 入力動作接続図

■ DC 入力動作

手順1

バッテリーか直流電源を使用してください。

手順2

+極をLに、-極をNに接続します。

手順3

PE端子をアース線または機械側のグラウンドに接続します。

図 13 2/3相系統入力動作接続図

2/3相系統入力動作

デルタ製CliQ Mは、2/3相システムで使用することが可能です。次の手順を参照してください。

ステップ1

供給電圧は最大定格入力以下です。入力電圧は、240Vac +10%以下とします。

ステップ2

外部プロテクタは、安全性を確保するために、N入力ライン上に必要です。Nラインは、内部にヒューズ保護を有していません。図の様に、N入力ライ

ン上に適切なヒューズまたは回路遮断器を接続してください。

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その他

デルタRoHS対応

有害物質の使用制限

欧州指令: RoHS指令(2011/65/EU)は、電気および電子機器で使用するために、鉛、水銀、カドミウム、クロム、ポリブロ

ミネート難燃剤PBBおよびPBDEなどの均質材料の最大不純物レベルを制限しています。RoHSとは、“Restriction of the

use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment”の略です。

本製品は本規格に準拠しています。

コンフォーマルコー

ティング保護コーティング技術

デルタ電子グループは、アンダーデバイスを含むあらゆる場所に浸透し、漏洩を防止する完全浸漬技術を設計してきま

した。コンフォーマルコーティング浸漬は、PCBAまたは回路基板に適用することが可能です。コーティングは、塩などの

イオン化可能な汚染物が、通常は縁部に材料が入り込んでしまう回路ノードに到達するのを防止することによって、精密

電子機器の性能を維持します。これは、特に高頻度で気圧が変化する場所において問題となり得ます。

PFC – Norm EN 61000-3-2

ライン電流高調波

基本的に、入力コンデンサの周期的なピーク充電により、入力電流波形は正弦波ではありません。工業環境において、

EN 61000-3-2への準拠は特別な条件下でのみ必要です。この基準に準拠すると、効率低下などの技術的な欠点や、

購入コストが高くなるなどの商業的な欠点がいくつか生じる可能性があります。当基準を満たすことより、利益を得られ

る事は基本無い為、使用用途において基準を満たす事が必須であるのか否かを把握しておく必要がございます。

注意

デルタ電子は、データシート内全ての情報を“現状のまま”提供しており、製品使用に関する情報に対していかなる保証を提供いたしませ

ん 。カタログとデータシートの情報に矛盾がある場合、データシートの情報を優先するものとします(最新のデータシート情報については、

www.DeltaPSU.comを参照してください)。デルタ電子は、データシートで提供された誤情報から生じるいかなる請求または措置についても補償責任を

負わないものとします。 お客様は、デルタ電子への注文の前に、製品使用の評価について責任を負うものとします。

デルタ電子は、データシートに記載されている情報を予告なしに変更する場合がございます。