12
株式会社インテクノス・ジャパン オイル・パーティクルカウンタ On-Site Fluid Contamination Monitoring. LCM20 Oil Particle Counter LCM20 ver.1406 オイル清浄度管理の基本ツール ISO4406, NAS1638 対応 ISO表示の例 (MTD校正:4、6、14~μm) NAS表示の例 (ACFTD校正:2、5、15~μm) www.intechno.co.jp

株式会社インテクノス・ジャパン LCM20ISO 4406での表示(4、6、14μm(C)) In View of ISO 4406 オイル・パーティクルカウンタを用いた場合の汚染度コードの国際規格

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株式会社インテクノス・ジャパン

オイル・パーティクルカウンタ

On-Site Fluid Contamination Monitoring .

LCM20Oil Particle Counter LCM20

ver.1406

オイル清浄度管理の基本ツールISO4406, NAS1638 対応

ISO表示の例(MTD校正:4、6、14~μm)

NAS表示の例(ACFTD校正:2、5、15~μm)

www.intechno.co.jp

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Oil cleanliness

Monitoring

Trouble Prevent

オイル清浄度を監視し、トラブルを未然に防ぐオイル・パーティクルカウンタLCM20は、オイル清浄度管理の基本ツールとして、

その精度はもちろん、非常に簡単な操作性、インライン/オフライン兼用の汎用性、

ポータブルな可搬性から、あらゆる分野で世界的に活躍をしています。

品質管理や設備保全では、欠かせない機器です。

インテクノス・ジャパン それは先進のセンサを活用したオイル監視技術の代名詞です

製造メーカーは、設計・開発・実験・生産・検査・サービスの各段階に

おいて、オイル中や洗浄油のコンタミを測定し、製品中のコンタミや

残渣を少なくしなければ製品の初期トラブルにつながってしまします。

品質向上と信頼性を維持するためには、コンタミ・清浄度の管理は

欠かせません。

最近の機械装置は、高性能・高効率を目指して技術的な進歩をした反面、この目的のために、各部品の隙間を狭めたり、複雑な

部品を採用しています。 この結果、機械装置や各部品は極小のコンタミ(夾雑物)に対しても、非常に敏感になってきました。

工場やプラントは、油圧装置や潤滑装置の故障リスクが、オイルの

清浄度に起因することを再認識しなければなりません。

機械の故障プロセスにおける初期原因である機械摩耗やオイル中の

コンタミナントを管理し、クリーンなオイルを心がけることが、機械寿命

の延命に効果するのです。

● 航空機・防衛機器

● 自動車・自動車部品

● 建設機械・エンジン

● 造船・原動機

● 出荷検査

● 発電所・風力

● 製鉄・非鉄・製紙

● タービン・回転機械

● 石油化学プラント

● フラッシング

Manufacturer Maintenance

Application Application

製造メーカーにおいて

求められるオイル清浄度とは

適用業界例 適用業界例

設備診断において

プリンタカバーハンドセット

ハンドセット

操作バルブ

電源スイッチ

液晶ディスプレイ

バッテリーケース

リレー出力

本体ホース

記録紙送りボタン

「Mode」変更ボタン

カーソル移動ボタン

英数字入力ボタン

印字ボタン

ヒーター電源(LCM20.Sのみ)

(LCM20.Sのみ)

作動油を数値管理していますか?

サンプルの汚染度は目視では判別がつきません。 重量法・パッチテストなどは的確とはいえません。

潤滑油はキレイですか?そのis it clean oil? do you manage

a number?

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

01

Page 3: 株式会社インテクノス・ジャパン LCM20ISO 4406での表示(4、6、14μm(C)) In View of ISO 4406 オイル・パーティクルカウンタを用いた場合の汚染度コードの国際規格

Oil cleanliness

Monitoring

Trouble Prevent

オイル清浄度を監視し、トラブルを未然に防ぐオイル・パーティクルカウンタLCM20は、オイル清浄度管理の基本ツールとして、

その精度はもちろん、非常に簡単な操作性、インライン/オフライン兼用の汎用性、

ポータブルな可搬性から、あらゆる分野で世界的に活躍をしています。

品質管理や設備保全では、欠かせない機器です。

インテクノス・ジャパン それは先進のセンサを活用したオイル監視技術の代名詞です

製造メーカーは、設計・開発・実験・生産・検査・サービスの各段階に

おいて、オイル中や洗浄油のコンタミを測定し、製品中のコンタミや

残渣を少なくしなければ製品の初期トラブルにつながってしまします。

品質向上と信頼性を維持するためには、コンタミ・清浄度の管理は

欠かせません。

最近の機械装置は、高性能・高効率を目指して技術的な進歩をした反面、この目的のために、各部品の隙間を狭めたり、複雑な

部品を採用しています。 この結果、機械装置や各部品は極小のコンタミ(夾雑物)に対しても、非常に敏感になってきました。

工場やプラントは、油圧装置や潤滑装置の故障リスクが、オイルの

清浄度に起因することを再認識しなければなりません。

機械の故障プロセスにおける初期原因である機械摩耗やオイル中の

コンタミナントを管理し、クリーンなオイルを心がけることが、機械寿命

の延命に効果するのです。

● 航空機・防衛機器

● 自動車・自動車部品

● 建設機械・エンジン

● 造船・原動機

● 出荷検査

● 発電所・風力

● 製鉄・非鉄・製紙

● タービン・回転機械

● 石油化学プラント

● フラッシング

Manufacturer Maintenance

Application Application

製造メーカーにおいて

求められるオイル清浄度とは

適用業界例 適用業界例

設備診断において

プリンタカバーハンドセット

ハンドセット

操作バルブ

電源スイッチ

液晶ディスプレイ

バッテリーケース

リレー出力

本体ホース

記録紙送りボタン

「Mode」変更ボタン

カーソル移動ボタン

英数字入力ボタン

印字ボタン

ヒーター電源(LCM20.Sのみ)

(LCM20.Sのみ)

作動油を数値管理していますか?

サンプルの汚染度は目視では判別がつきません。 重量法・パッチテストなどは的確とはいえません。

潤滑油はキレイですか?そのis it clean oil? do you manage

a number?

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

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Quality Control

Equipment Maintenance

Service

Flushing

Laboratory

品質管理では

設備保全では

サービスでは

フラッシングでは

実験室では

オイルをボトルに採取して、測定する

場合には、ボトルサンプラーをご利用

ください。

車両や航空機、テストベンチなどの油

圧・潤滑システムに直接接続して測

定することができます。

・自由な計測ポイントを採取できる。

・分析室・検査室で利用できる。

・導入後、すぐに運用できる。

オイル・パーティクルカウンタ(自動粒子計数器)とは?オイルが汚染されているかは目視では確認できません。それは汚染の原因となる粒子の大半が肉眼では見

えないマイクロメーター単位のサイズだからです。

オイル・パーティクルカウンタLCM20とは、オイル中の異物(コンタミ)に光を照射し、その影から大きさと

個数を測定する自動粒子径数器です。従来の方法では、熟練の作

業者しか行えなかった清浄度管理を、現場で誰もが簡単に行

えるようになったことで、より正確でリアルタイムなオイル

管理が実現します。

もちろん、粒子径や粒子数だけではなく、清浄度

(汚染度)のコード表示について、これまで多用さ

れてきたNAS 等級(NAS1638)とISO やJIS でサ

ポートされている清浄度コードISO4406-1999、

国際規格のSAE AS4059を表示します。

LCM20の校正は、認定校正装置ならびに認定作

業者実施を義務づけた校正手順において実施さ

れます。

年 一 度 の 校 正 で は 、オ ン ラ イ ン 校 正 原 則

ISO11943に基づきISO11171第1次校正標準

機を使用して校正されたパーティクルカウンタで

あることが証明され、ISO4406:1999の汚染度

コードの校正記録が添付されます。

ISO表示の例(MTD校正:4、6、14~μm)

On-Site Fluid Contamination Monitoring.

LCM20

LCM20Oil Particle Counter LCM20

測定結果の表示

LCM20で測定した一例です。

決められた粒子サイズのコンタミ個数と国際基準のISO4406、NAS等級、SAE AS4059などの規格が表示されます。

シリーズの特長

粒径レンジParticle Size Range

潤滑油・作動油をはじめとした工業用液体の大半は、下記の決められた

粒径範囲を計測し報告されることが国際基準化されています。

NAS 1638 汚染度コードでの表示Volume Percent

過去広く使用されてきた航空宇宙規格です。サンプル中の粒子数を、>5

~≦15,>15~≦25,>25~≦50,>50~≦100,>100μmという

各微粒子の粒径範囲に区分し、100mL中の粒子数から割り当てられる

等級(00~12)を各粒径範囲毎に表示します。1桁で表示するNAS総合

等級は各粒径範囲毎の等級で最も数値の高いものが採用されます。

ISO 4406での表示 (4、6、14μm(C))In View of ISO 4406

オイル・パーティクルカウンタを用いた場合の汚染度コードの国際規格

です。サンプル中の粒子数を、≧4,≧6,≧14μmという各微粒子の粒径

範囲に区分し、1mL中の粒子数から割り当てられるスケール番号(0~

28)を斜線(/)によって区分し、3桁表示します。

表示例

/: /ISO code 184μm(C)

166μm(C)

1314μm(C)

ボトルの測定もインライン測定も可能Botle & Inline Percent

Characteristics of the series

ISO 4406 汚染度コード:(JISB9933)

MTD:4,6,14,21,38,70μm(C)ACFTD:2,5,15,25,50,100μm

ボトル測定のメリット

・計測の誤差が少ない。

・リアルタイムで判定ができる。

・廃油廃材が出ない。

インライン測定のメリット

NAS表示の例(ACFTD校正:2、5、15~μm)

ISO コード番号試料 1ml 当たりの粒子数

超え 以下

24 80 000 160 000

23 40 000 80 000

22 20 000

21 10 000

20 5 000

19 2 500

18 1 300

17 640

16 320

15 160

14 80

13 40

12 20

11 10

10 5

9 2.5

8 1.3

7 0.64

6 0.32

5 0.16

4 0.08

3 0.04

2 0.02

1 0.01 0.02

40 000

20 000

10 000

5 000

2 500

1 300

640

320

160

80

40

20

10

5

2.5

1.3

0.64

0.32

0.16

0.08

0.04

NAS Classes

000 1 2 3 4 5

1255-15 250 500 1000 2000 4000 8000

2215-25 44 89 178 356 712 1425

425-50 8 16 32 63 126 253

150-100 2 3 6 11 22 45

0over 100 0 1 1 2 4 876 8 9 10 11 12

5-15

15-25

25-50

50-100

over 100

32000 64000 128000 256000 512000 1024000

5700 11400 22800 45600 91200 182400

1012 2025 4050 8100 16200 32400

180 360 720 1440 2880 5760

32 64 128 256 512 1024

16000

2850

506

90

16

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

03

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Quality Control

Equipment Maintenance

Service

Flushing

Laboratory

品質管理では

設備保全では

サービスでは

フラッシングでは

実験室では

オイルをボトルに採取して、測定する

場合には、ボトルサンプラーをご利用

ください。

車両や航空機、テストベンチなどの油

圧・潤滑システムに直接接続して測

定することができます。

・自由な計測ポイントを採取できる。

・分析室・検査室で利用できる。

・導入後、すぐに運用できる。

オイル・パーティクルカウンタ(自動粒子計数器)とは?オイルが汚染されているかは目視では確認できません。それは汚染の原因となる粒子の大半が肉眼では見

えないマイクロメーター単位のサイズだからです。

オイル・パーティクルカウンタLCM20とは、オイル中の異物(コンタミ)に光を照射し、その影から大きさと

個数を測定する自動粒子径数器です。従来の方法では、熟練の作

業者しか行えなかった清浄度管理を、現場で誰もが簡単に行

えるようになったことで、より正確でリアルタイムなオイル

管理が実現します。

もちろん、粒子径や粒子数だけではなく、清浄度

(汚染度)のコード表示について、これまで多用さ

れてきたNAS 等級(NAS1638)とISO やJIS でサ

ポートされている清浄度コードISO4406-1999、

国際規格のSAE AS4059を表示します。

LCM20の校正は、認定校正装置ならびに認定作

業者実施を義務づけた校正手順において実施さ

れます。

年 一 度 の 校 正 で は 、オ ン ラ イ ン 校 正 原 則

ISO11943に基づきISO11171第1次校正標準

機を使用して校正されたパーティクルカウンタで

あることが証明され、ISO4406:1999の汚染度

コードの校正記録が添付されます。

ISO表示の例(MTD校正:4、6、14~μm)

On-Site Fluid Contamination Monitoring.

LCM20

LCM20Oil Particle Counter LCM20

測定結果の表示

LCM20で測定した一例です。

決められた粒子サイズのコンタミ個数と国際基準のISO4406、NAS等級、SAE AS4059などの規格が表示されます。

シリーズの特長

粒径レンジParticle Size Range

潤滑油・作動油をはじめとした工業用液体の大半は、下記の決められた

粒径範囲を計測し報告されることが国際基準化されています。

NAS 1638 汚染度コードでの表示Volume Percent

過去広く使用されてきた航空宇宙規格です。サンプル中の粒子数を、>5

~≦15,>15~≦25,>25~≦50,>50~≦100,>100μmという

各微粒子の粒径範囲に区分し、100mL中の粒子数から割り当てられる

等級(00~12)を各粒径範囲毎に表示します。1桁で表示するNAS総合

等級は各粒径範囲毎の等級で最も数値の高いものが採用されます。

ISO 4406での表示 (4、6、14μm(C))In View of ISO 4406

オイル・パーティクルカウンタを用いた場合の汚染度コードの国際規格

です。サンプル中の粒子数を、≧4,≧6,≧14μmという各微粒子の粒径

範囲に区分し、1mL中の粒子数から割り当てられるスケール番号(0~

28)を斜線(/)によって区分し、3桁表示します。

表示例

/: /ISO code 184μm(C)

166μm(C)

1314μm(C)

ボトルの測定もインライン測定も可能Botle & Inline Percent

Characteristics of the series

ISO 4406 汚染度コード:(JISB9933)

MTD:4,6,14,21,38,70μm(C)ACFTD:2,5,15,25,50,100μm

ボトル測定のメリット

・計測の誤差が少ない。

・リアルタイムで判定ができる。

・廃油廃材が出ない。

インライン測定のメリット

NAS表示の例(ACFTD校正:2、5、15~μm)

ISO コード番号試料 1ml 当たりの粒子数

超え 以下

24 80 000 160 000

23 40 000 80 000

22 20 000

21 10 000

20 5 000

19 2 500

18 1 300

17 640

16 320

15 160

14 80

13 40

12 20

11 10

10 5

9 2.5

8 1.3

7 0.64

6 0.32

5 0.16

4 0.08

3 0.04

2 0.02

1 0.01 0.02

40 000

20 000

10 000

5 000

2 500

1 300

640

320

160

80

40

20

10

5

2.5

1.3

0.64

0.32

0.16

0.08

0.04

NAS Classes

000 1 2 3 4 5

1255-15 250 500 1000 2000 4000 8000

2215-25 44 89 178 356 712 1425

425-50 8 16 32 63 126 253

150-100 2 3 6 11 22 45

0over 100 0 1 1 2 4 876 8 9 10 11 12

5-15

15-25

25-50

50-100

over 100

32000 64000 128000 256000 512000 1024000

5700 11400 22800 45600 91200 182400

1012 2025 4050 8100 16200 32400

180 360 720 1440 2880 5760

32 64 128 256 512 1024

16000

2850

506

90

16

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

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その他の特長 Other Features

測定原理Meaasuring Principle

スイッチを回すだけの簡単操作、数分のトレーニングでどなたでも使用可能06 専用ケース・専用ソフト・

専用RS232ケーブル付属09 インライン時に便利な自動測定機能(SとAタイプのみ)12

事前の設定なども不要なので、どなたでも簡単に正確な測定が可能です。

輸送に便利な専用ケースやデータ転送用の専用ソフトとケーブルが付属します。

インライン測定時にわざわざ人員を配置する必要がありません。

高速2分測定07 遠隔監視ができる(Sタイプのみ)10 テスト名を入力可能(SとAタイプのみ)13

1回のテストに要する時間はわずか2分です。前準備と数回のテストを行っても10分程度です。

専用の制御ソフトで無人測定が可能です。また、多点中央の管理システムで監視する事が出来ます。

データの整理に便利です。

面倒な前準備は全自動(ボトルサンプラーBSA.Lを利用した場合)08 寒冷期に便利なヒーターホース機能

(Sタイプのみ)11 アグレッシブオイルにも対応(Aタイプのみ)14

約2分の前準備で自動的に加圧消泡とフラッシングを行います。面倒な希釈も不要です。

寒冷期・寒冷地でオイルの粘度が高くなり測定に支障が出ることを防止します。

シール、ゴム材、合成樹脂に影響を与えるアグレッシブオイルの測定が可能です。

① 測定部② レーザー光源③ フォトダイオード④ 切換バルブ⑤ シリンジポンプ⑥ フローセンサ

測定開始用の操作バルブを回すとシリンジポン

プ(⑤)が起動し、流入したサンプルはシリンジポ

ンプにより一定にコントロールされた流速で測

定部(①)を通過します。測定部を通過するサン

プルはレーザー光源(②)から発せられるレー

ザー光に照射され、サンプルに含まれるコンタミ

は測定部通過時にレーザー光を遮蔽し、その先

にあるフォトダイオード(③)に影を落とします。

LCM20シリーズに採用されている「光遮蔽式自動粒子計数法」は、産業界をはじめ各分 野で 長 年にわたりサポートされている信 頼 性の高い測 定 原 理です。またLCM20の内部構造もオイル測定に最適に設計されており、オンライン/ボトルサンプリング用のサンプラーを利用することで多彩なアプリケーションに対応します。

フォトダイオードでは、通過するコンタミの影の

大きさにより光電変換が行われ、遮蔽された光

電量により生じる電圧低下量から導き出された

面積を円に換算し、その直径をコンタミの大き

さとして処理します。また各粒径レンジごとに粒

子数を計数し、ISOやNASの等級に換算し粒子

数および等級を表示します。

②③

OUT IN

測定部イメージ ①②③ 切換バルブイメージ ④ シリンジポンプイメージ ⑤

シリーズの特長 Characteristics of the series

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

05

Page 7: 株式会社インテクノス・ジャパン LCM20ISO 4406での表示(4、6、14μm(C)) In View of ISO 4406 オイル・パーティクルカウンタを用いた場合の汚染度コードの国際規格

LCM20LCM20 Lineup

製品ラインナップ

その他の特長 Other Features

測定原理Meaasuring Principle

スイッチを回すだけの簡単操作、数分のトレーニングでどなたでも使用可能06 専用ケース・専用ソフト・

専用RS232ケーブル付属09 インライン時に便利な自動測定機能(SとAタイプのみ)12

事前の設定なども不要なので、どなたでも簡単に正確な測定が可能です。

輸送に便利な専用ケースやデータ転送用の専用ソフトとケーブルが付属します。

インライン測定時にわざわざ人員を配置する必要がありません。

高速2分測定07 遠隔監視ができる(Sタイプのみ)10 テスト名を入力可能(SとAタイプのみ)13

1回のテストに要する時間はわずか2分です。前準備と数回のテストを行っても10分程度です。

専用の制御ソフトで無人測定が可能です。また、多点中央の管理システムで監視する事が出来ます。

データの整理に便利です。

面倒な前準備は全自動(ボトルサンプラーBSA.Lを利用した場合)08 寒冷期に便利なヒーターホース機能

(Sタイプのみ)11 アグレッシブオイルにも対応(Aタイプのみ)14

約2分の前準備で自動的に加圧消泡とフラッシングを行います。面倒な希釈も不要です。

寒冷期・寒冷地でオイルの粘度が高くなり測定に支障が出ることを防止します。

シール、ゴム材、合成樹脂に影響を与えるアグレッシブオイルの測定が可能です。

① 測定部② レーザー光源③ フォトダイオード④ 切換バルブ⑤ シリンジポンプ⑥ フローセンサ

測定開始用の操作バルブを回すとシリンジポン

プ(⑤)が起動し、流入したサンプルはシリンジポ

ンプにより一定にコントロールされた流速で測

定部(①)を通過します。測定部を通過するサン

プルはレーザー光源(②)から発せられるレー

ザー光に照射され、サンプルに含まれるコンタミ

は測定部通過時にレーザー光を遮蔽し、その先

にあるフォトダイオード(③)に影を落とします。

LCM20シリーズに採用されている「光遮蔽式自動粒子計数法」は、産業界をはじめ各分 野で 長 年にわたりサポートされている信 頼 性の高い測 定 原 理です。またLCM20の内部構造もオイル測定に最適に設計されており、オンライン/ボトルサンプリング用のサンプラーを利用することで多彩なアプリケーションに対応します。

フォトダイオードでは、通過するコンタミの影の

大きさにより光電変換が行われ、遮蔽された光

電量により生じる電圧低下量から導き出された

面積を円に換算し、その直径をコンタミの大き

さとして処理します。また各粒径レンジごとに粒

子数を計数し、ISOやNASの等級に換算し粒子

数および等級を表示します。

②③

OUT IN

測定部イメージ ①②③ 切換バルブイメージ ④ シリンジポンプイメージ ⑤

シリーズの特長 Characteristics of the series

産業界の汚染度解析のディファクトスタンダード

オイル・パーティクルカウンタ スタンダード LCM20.S

LCM20.S の精度をそのままエコノミー価格に

オイル・パーティクルカウンタ エコノミー LCM20.E

ブレーキフルイドやアグレッシブオイル専用

アグレッシブオイル専用パーティクルカウンタ LCM20.A

LCM20.A

LCM20.E

LCM20.Sもっとも利用されているAPC

シンプルな測定に特化したモデル

測定が困難であった試料に

民間航空機に使用されるリン酸エステル系難燃性作動

油「スカイドロール(商品名)」やブレーキオイルなどシー

ル、ゴム材、合成樹脂に影響を与えるアグレッシブオイル

専用に作られたモデルです。基本機能と構成は

LCM20.Sと同様ですが、シールにFFKMが使用され、ポ

ンプ部品・ケースも特殊材質が用いられています。

LCM20.Sの操作性と精度をそのままに、高粘度対策の

ヒーターホースや警報出力機能、データインプット、自動

運転モードなどの多機能性とACアダプタや付属品を省

くことでエコノミーな価格を実現しました。一般的な作

動油(32-46cSt)を、ボトル測定したり、手動でのインラ

インテストをシンプルに行えます。

一般的な油圧作動油から潤滑油、洗浄油、ATFなどの測

定に最も適している標準的な機種です。オプションのボ

トルサンプラーを利用することで、ボトルに採取した試

料を測定することができます。また、インラインのサンプ

ラーを選択することで、潤滑・油圧システムに直接つな

げて、オイルの清浄度を知ることができます。

※ボトルサンプルの場合は、UBS.Aとのセットになります。

LCM20.SM (MTD)LCM20.SA (ACFTD)

LCM20.EM (MTD)LCM20.EA (ACFTD)

LCM20.AM (MTD)LCM20.AA (ACFTD)

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

06

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測定の方法Measurement

001002001-745

ボトルサンプラーBSは清浄なボトルに採取した試験サンプルを、LCM20に送りボトル測定を可能にします。

BSは、オイル中の気泡を空圧で加圧することにより自動的に消泡し、測定障害となる気泡を除去します。この気泡

除去機能は、ISO VG220程度の高粘度潤滑油まで、希釈することなく機能します。

ボトルサンプリング

ボトルサンプラー加圧式を使う

油圧・潤滑油システムにインラインサンプラーを恒久設置し、LCM20へオイルを供給する方式。

配管にインラインサンプラーを設置することで、自動的にオイルがLCM20に流入してきます。カウンタでの測定が

終わると配管下流へ戻り、オイルを捨てずにサンプリングができます。

油圧・潤滑油システムにテストポイントを設け、直接LCM20へオイルを供給する方式。

配管にインラインサンプラーが取り付けられない場合には、システム中の圧力ゲージやテストポイントなどを利

用して、ブリードオフ回路を作りオイルをカウンタへ送ります。

In-Line Sampling

Bottle Sampling

インラインサンプリング

インラインサンプラーを利用する

Point Samplingポイントサンプリング

スロットルバルブを利用する

専用ボトルにサンプルオイルを採取し、ボトルサンプラーに取り付け、自動消

泡・フラッシングした後にLCM20に圧送し測定する方法です。システムへの組

込みが必要無く、購入すればすぐに測定が可能なため、多くの分野で幅広く使

われているサンプラーです。

(ボトルに採取し測定する方法)

INLET

OUTLET

LCM20

M

インラインサンプラー

INLET

OUTLET

LCM20

※ポンプユニットとの接続を外し、延長ホースを介しオンラインで接続出来ます。

INLET

OUTLET

システム

延長ホース

延長ホース

LCM20

ボトルサンプラー BS

加圧式消泡装置

2~220cSt粘度範囲

5~50℃最高使用温度

2分(LCM用)テスト時間

7.5kg重量

ボトル10本、RS232Cケーブル、電源ケーブル付属品

0.2~42Mpa圧力範囲

0.1Mpa(最大流量、30cSt時)圧力損失

1~100cSt粘度範囲

ハウジング/快削鋼ニッケルコーティング材質

真鍮・ステンレス部品

0.2~1Mpa圧力範囲

2~320cSt粘度範囲

5~80℃最高使用温度

M16ミニメス接続

製品番号 流量範囲l/min

重量kg接続サイズ

標準 アグレッシブ

STI-01440

STI-11441

STI-2144

STI-0148

STI-1148

STI-2148

6~25

20~100

80~380

G3/8

G3/4

G1 1/4

0.5

1.5

4.42

より正確でスピーディーな測定のためにはインライン測定が最適です。インラ

インサンプラーをシステム配管に取り付け、LCM20の油圧ホースをダイレク

トに接続しリアルタイムで測定します。航空関係、電力関係をはじめ、海外でも

幅広く使われている方法です。

(システムに組込み測定する方法)

インラインサンプラー STI

インライン測定用のインラインサンプラーを組

み込めないポイントでの測定には、スロットル

バルブが有効です。LCM20へのサンプル吸入

はシステムから直接行い、測定後はシステムに

戻さず排出ボトルに排出する方法です。

(システムから排出しながら測定する方法)

スロットルバルブ

0.2~42Mpa圧力範囲

2~500cSt粘度範囲

5~80℃最高使用温度

M16ミニメス接続

45×123mm(重量500g)外形寸法

使用方法はスロットルバルブと同じで

すが、より高圧のラインからサンプル

を吸入する場合にはポイントサンプ

ラーを推奨いたします。

(システムから排出しながら測定する方法)

ポイントサンプラー

Bottles Sampling

SPS2061

In-Line Sampling

Point Sampling

STI-2144

STI-1144

SPS2021

STI-0144

BS

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

07

Page 9: 株式会社インテクノス・ジャパン LCM20ISO 4406での表示(4、6、14μm(C)) In View of ISO 4406 オイル・パーティクルカウンタを用いた場合の汚染度コードの国際規格

LCM20Sampler

各種サンプラー

001002001-745

ボトルサンプラーBSは清浄なボトルに採取した試験サンプルを、LCM20に送りボトル測定を可能にします。

BSは、オイル中の気泡を空圧で加圧することにより自動的に消泡し、測定障害となる気泡を除去します。この気泡

除去機能は、ISO VG220程度の高粘度潤滑油まで、希釈することなく機能します。

ボトルサンプリング

ボトルサンプラー加圧式を使う

油圧・潤滑油システムにインラインサンプラーを恒久設置し、LCM20へオイルを供給する方式。

配管にインラインサンプラーを設置することで、自動的にオイルがLCM20に流入してきます。カウンタでの測定が

終わると配管下流へ戻り、オイルを捨てずにサンプリングができます。

油圧・潤滑油システムにテストポイントを設け、直接LCM20へオイルを供給する方式。

配管にインラインサンプラーが取り付けられない場合には、システム中の圧力ゲージやテストポイントなどを利

用して、ブリードオフ回路を作りオイルをカウンタへ送ります。

In-Line Sampling

Bottle Sampling

インラインサンプリング

インラインサンプラーを利用する

Point Samplingポイントサンプリング

スロットルバルブを利用する

専用ボトルにサンプルオイルを採取し、ボトルサンプラーに取り付け、自動消

泡・フラッシングした後にLCM20に圧送し測定する方法です。システムへの組

込みが必要無く、購入すればすぐに測定が可能なため、多くの分野で幅広く使

われているサンプラーです。

(ボトルに採取し測定する方法)

INLET

OUTLET

LCM20

M

インラインサンプラー

INLET

OUTLET

LCM20

※ポンプユニットとの接続を外し、延長ホースを介しオンラインで接続出来ます。

INLET

OUTLET

システム

延長ホース

延長ホース

LCM20

ボトルサンプラー BS

加圧式消泡装置

2~220cSt粘度範囲

5~50℃最高使用温度

2分(LCM用)テスト時間

7.5kg重量

ボトル10本、RS232Cケーブル、電源ケーブル付属品

0.2~42Mpa圧力範囲

0.1Mpa(最大流量、30cSt時)圧力損失

1~100cSt粘度範囲

ハウジング/快削鋼ニッケルコーティング材質

真鍮・ステンレス部品

0.2~1Mpa圧力範囲

2~320cSt粘度範囲

5~80℃最高使用温度

M16ミニメス接続

製品番号 流量範囲l/min

重量kg接続サイズ

標準 アグレッシブ

STI-01440

STI-11441

STI-2144

STI-0148

STI-1148

STI-2148

6~25

20~100

80~380

G3/8

G3/4

G1 1/4

0.5

1.5

4.42

より正確でスピーディーな測定のためにはインライン測定が最適です。インラ

インサンプラーをシステム配管に取り付け、LCM20の油圧ホースをダイレク

トに接続しリアルタイムで測定します。航空関係、電力関係をはじめ、海外でも

幅広く使われている方法です。

(システムに組込み測定する方法)

インラインサンプラー STI

インライン測定用のインラインサンプラーを組

み込めないポイントでの測定には、スロットル

バルブが有効です。LCM20へのサンプル吸入

はシステムから直接行い、測定後はシステムに

戻さず排出ボトルに排出する方法です。

(システムから排出しながら測定する方法)

スロットルバルブ

0.2~42Mpa圧力範囲

2~500cSt粘度範囲

5~80℃最高使用温度

M16ミニメス接続

45×123mm(重量500g)外形寸法

使用方法はスロットルバルブと同じで

すが、より高圧のラインからサンプル

を吸入する場合にはポイントサンプ

ラーを推奨いたします。

(システムから排出しながら測定する方法)

ポイントサンプラー

Bottles Sampling

SPS2061

In-Line Sampling

Point Sampling

STI-2144

STI-1144

SPS2021

STI-0144

BS

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

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新しいサンプラーOil Cleanliness Management

Configuration / Reconfiguration校正/再校正について

インテクノス・ジャパンでは、校正から修理まですべて国内にて行っております。

当社では、厳密な検査をクリアした製品のみを出荷しておりますが、万一不具合が

発生した場合には、当社サービスセンタにおいて、総合的なアフターサービスを提

供し、迅速且つ、高品質なサービスを心がけております。

Repair

修理について

オイル・パーティクルカウンタLCM20などの潤滑油・作動油の測定機器は、その運用方法や設置環境などのノウハウが

非常に重要です。しかし、日本国内にそのベースとなる規格やノウハウの情報が少なく、関連文書を探しても正確な情報

がはいりません。

インテクノス・ジャパンはこの分野で約20年に渡り測定機器の販売だけでなく、オンライン測定や結果解析、コンタミ

ネーションコントロールのコンサルティング業務に携わって参りました。また、数少ない同分野の海外企業と提携し、技術

情報のソースを増やすことで、多岐にわたるアプリケーションの対応力が評価されています。

当社におけるテクニカルサポート業務は、正確な知見に基づく適切な機器の選定、それを活かす技術指導から、お客様

のコンタミ問題を効率的に改善するアフターサービスまでに至ります。

是非、この専門性の高いテクニカルサポートをご利用ください。

オイル・パーティクルカウンタLCM20は、オンライン校正原則ISO 11943に基づき、ISO 11171第一次校正標準機を

使用して校正出荷されます。校正記録とトレーサビリティ体形図は、標準付属されます。

導入後は、「自動粒子径数器の校正方法 国際規格ISO/JIS」で定期的な校正による維持管理が求められており、「校正

の周期は1年を超えてはならない」とJIS(B9932 6.1抜粋)に記述があります。よって、当社では対象製品をご採用頂きま

したお客様に、トレーサビリティの継続と測定数値の信頼性を確保するために、定期校正期限の通知を行っております。

当社サービスセンタでは、最新の校正装置を備え、海外トレーニングを修了し、認定された専門員が厳密な精度調整を

行います。導入後は、この高い技術を最小限の費用・期間にてご利用いただけます。

Technical Supportテクニカルサポートの重要性

1μm = 0.001mm

サイズの一例

食卓塩(一粒)

髪の毛の断面

裸眼での最小可視粒径

小麦粉(一粒)

赤血球

バクテリア

一般的な粒径

100µm

70µm

40µm

25µm

8µm

2µm

Intechno Japan Productsインテクノスジャパンその他製品

潤滑・油圧システムにおける故障原因の大半は、オイル中の汚染(コンタミ)によるものです。特に金属・砂・ゴムなどをはじめとした固形微粒子によって起こります。こ

の汚染は、システム製造の当初から存在し、外部からの侵入、内部からの発生などでアブレシブ摩耗や疲労摩耗に繋がります。しかし、潤滑油管理を行い、目標となる

清浄度レベルまでコンタミをコントロールする事により、システム本来のパフォーマンスを発揮し継続させることができるのです。

このオイル・パーティクルカウンタを利用した高い清浄度管理技術は、生産品の品質管理・設備の点検・フラッシング判定・フィルトレーションの最適化へ活用できます。

コンタミの基礎知識 Oil Cleanliness Management

0.5

0.5-1

1-4

1-25

5-40

コンポーネント

ベーンポンプ 

ギアポンプ

サーボバルブ

静圧軸受

ピストンポンプ

ミクロンサイズ

転がり軸受

0.5-5

サーボバルブフラッパ壁

アクチュエーター

サーボバルブオリフィス

18-63

50-250

130-450

油圧システム構成要素のクリアランス

コンタミの大きさ パーツの隙間システムを構成するポンプ・油圧モータ・バルブなどの部品は飛躍的に

高圧/高性能/高効率化され、制御系統にも電子・油圧が利用されるよう

になりました。

サーボ制御装置

風向計、ピストン

ポンプ、モーター

コントロールバルブ、ギアポンプ

流量コントロールバルブ

シリンダ、新油

ISOコード 17/14/11

ISOコード 19/16/13

ISOコード 19/16/13

ISOコード 20/17/14

ISOコード 21/18/15

ISOコード 21/18/15

油圧機器清浄度の目安

これらのサービス業務も、海外でのトレーニングを修了した専門員が行い、より高

度で安定したサポートをお客様に提供するべく、定期的なトレーニングを受講しそ

の技術を確実なものとしております。

通常の使用環境において故障した場合、納入後1年間は無償にて修理いたします。

タンクやフローコントローラーを利用できない圧力0.5Mpa以下の回路から、ポンプを利用してコンタミセンサに一定流量を供給する装置です。

スイッチ一つで流量を切り替え出来るので、パーティクルカウンターだけではなく、IPDにも対応出 来る、一 台 二 役 の 優 れ ものです。

オイルフィーダー(OF) Oil Feeder

INLET

OUTLET

※200cSt程度まで、システムの気泡を気に せず利用できます。

OF001

オイルフィーダー流量 電源(100VACアダプタ付)

60ml/min(LCM20適正),120ml/min

24V DC

圧力範囲

0.5Mpa迄

入力電源

AC100~240

周囲温度

0~50°

仕様

60ml / 120ml(150rpm / 300rpm)

0.4cc/ rev

1MPa

205

165

220

LCM20

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

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LCM20Intechno Technical Services

インテクノス・テクニカルサービス

Configuration / Reconfiguration校正/再校正について

インテクノス・ジャパンでは、校正から修理まですべて国内にて行っております。

当社では、厳密な検査をクリアした製品のみを出荷しておりますが、万一不具合が

発生した場合には、当社サービスセンタにおいて、総合的なアフターサービスを提

供し、迅速且つ、高品質なサービスを心がけております。

Repair

修理について

オイル・パーティクルカウンタLCM20などの潤滑油・作動油の測定機器は、その運用方法や設置環境などのノウハウが

非常に重要です。しかし、日本国内にそのベースとなる規格やノウハウの情報が少なく、関連文書を探しても正確な情報

がはいりません。

インテクノス・ジャパンはこの分野で約20年に渡り測定機器の販売だけでなく、オンライン測定や結果解析、コンタミ

ネーションコントロールのコンサルティング業務に携わって参りました。また、数少ない同分野の海外企業と提携し、技術

情報のソースを増やすことで、多岐にわたるアプリケーションの対応力が評価されています。

当社におけるテクニカルサポート業務は、正確な知見に基づく適切な機器の選定、それを活かす技術指導から、お客様

のコンタミ問題を効率的に改善するアフターサービスまでに至ります。

是非、この専門性の高いテクニカルサポートをご利用ください。

オイル・パーティクルカウンタLCM20は、オンライン校正原則ISO 11943に基づき、ISO 11171第一次校正標準機を

使用して校正出荷されます。校正記録とトレーサビリティ体形図は、標準付属されます。

導入後は、「自動粒子径数器の校正方法 国際規格ISO/JIS」で定期的な校正による維持管理が求められており、「校正

の周期は1年を超えてはならない」とJIS(B9932 6.1抜粋)に記述があります。よって、当社では対象製品をご採用頂きま

したお客様に、トレーサビリティの継続と測定数値の信頼性を確保するために、定期校正期限の通知を行っております。

当社サービスセンタでは、最新の校正装置を備え、海外トレーニングを修了し、認定された専門員が厳密な精度調整を

行います。導入後は、この高い技術を最小限の費用・期間にてご利用いただけます。

Technical Supportテクニカルサポートの重要性

1μm = 0.001mm

サイズの一例

食卓塩(一粒)

髪の毛の断面

裸眼での最小可視粒径

小麦粉(一粒)

赤血球

バクテリア

一般的な粒径

100µm

70µm

40µm

25µm

8µm

2µm

Intechno Japan Productsインテクノスジャパンその他製品

潤滑・油圧システムにおける故障原因の大半は、オイル中の汚染(コンタミ)によるものです。特に金属・砂・ゴムなどをはじめとした固形微粒子によって起こります。こ

の汚染は、システム製造の当初から存在し、外部からの侵入、内部からの発生などでアブレシブ摩耗や疲労摩耗に繋がります。しかし、潤滑油管理を行い、目標となる

清浄度レベルまでコンタミをコントロールする事により、システム本来のパフォーマンスを発揮し継続させることができるのです。

このオイル・パーティクルカウンタを利用した高い清浄度管理技術は、生産品の品質管理・設備の点検・フラッシング判定・フィルトレーションの最適化へ活用できます。

コンタミの基礎知識 Oil Cleanliness Management

0.5

0.5-1

1-4

1-25

5-40

コンポーネント

ベーンポンプ 

ギアポンプ

サーボバルブ

静圧軸受

ピストンポンプ

ミクロンサイズ

転がり軸受

0.5-5

サーボバルブフラッパ壁

アクチュエーター

サーボバルブオリフィス

18-63

50-250

130-450

油圧システム構成要素のクリアランス

コンタミの大きさ パーツの隙間システムを構成するポンプ・油圧モータ・バルブなどの部品は飛躍的に

高圧/高性能/高効率化され、制御系統にも電子・油圧が利用されるよう

になりました。

サーボ制御装置

風向計、ピストン

ポンプ、モーター

コントロールバルブ、ギアポンプ

流量コントロールバルブ

シリンダ、新油

ISOコード 17/14/11

ISOコード 19/16/13

ISOコード 19/16/13

ISOコード 20/17/14

ISOコード 21/18/15

ISOコード 21/18/15

油圧機器清浄度の目安

これらのサービス業務も、海外でのトレーニングを修了した専門員が行い、より高

度で安定したサポートをお客様に提供するべく、定期的なトレーニングを受講しそ

の技術を確実なものとしております。

通常の使用環境において故障した場合、納入後1年間は無償にて修理いたします。

タンクやフローコントローラーを利用できない圧力0.5Mpa以下の回路から、ポンプを利用してコンタミセンサに一定流量を供給する装置です。

スイッチ一つで流量を切り替え出来るので、パーティクルカウンターだけではなく、IPDにも対応出 来る、一 台 二 役 の 優 れ ものです。

オイルフィーダー(OF) Oil Feeder

INLET

OUTLET

※200cSt程度まで、システムの気泡を気に せず利用できます。

OF001

オイルフィーダー流量 電源(100VACアダプタ付)

60ml/min(LCM20適正),120ml/min

24V DC

圧力範囲

0.5Mpa迄

入力電源

AC100~240

周囲温度

0~50°

仕様

60ml / 120ml(150rpm / 300rpm)

0.4cc/ rev

1MPa

205

165

220

LCM20

On-Site Fluid Contamination Monitoring.Oil Particle Counter LCM20

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Parker Hannifin CMC 日本総代理店

〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-5 パークサイドスクエアTel. 03-3226-4009 Fax. 03-3226-4010E-mail. [email protected] http://www.intechno.co.jp

株式会社インテクノス・ジャパン

製品に関するお問い合わせ、ご用命は下記までお願いします。

LCM20.S LCM20.E LCM20.A

タイプ スタンダード エコノミー アグレッシブ

測定原理 光遮蔽式自動粒子計数法(光源:レーザーダイオード)

適用油種 鉱油、合成油、洗浄油、アグレッシブオイル(LCM20.Aのみ)※その他はお問合せください。

測定規格 ISO4406(7〜22等級)、NAS1638(0〜12級)

測定粒径範囲 MTD校正: >4、>6、>14、>21、>38、>70 各μm(c)ACFTD校正: 5-15、15-25、25-50、50-100、>100 各μm

校正方法 ISO 11943(ISO 11171 標準機を使用)

校正周期 1 回/年

校正精度 5%以内(MTD:4、6、14μm ACFTD:2、5、15μm)

サンプル温度範囲 +5℃〜+80℃

使用環境温度範囲 +5℃〜+40℃

最高使用圧力 42Mpa

測定時間 2分/1テスト

自動測定 6分間隔〜で設定可能 不可 6分間隔〜で設定可能

最大流量 インラインサンプラー参照

作動条件 インラインサンプリング 圧力0.15Mpa以上  ポイントサンプリング 圧力0.15Mpa以上

プリンタ出力 16 桁ドットプリンタ

外部出力ポート RS232(シリアルポート)

電源 専用ACアダプタ(100V)、充電式バッテリ、単一アルカリ乾電池(6本)※LCM20.Eは上記電源は、オプションです。

シール材質 Viton(フッ素ゴム) FFKM

油圧接続ポート テストポイント M16 × 2 メス テストポイント BSF5 × 8 メス

ヒーターホース機能 標準付属 なし

ハンドセット機能 テキスト ID 入力可能 テキスト ID 入力不可 テキスト ID 入力可能

筐体材質 主に ABS 樹脂

ホース材質 ナイロン

内部パーツ材質 真鍮、鋼版、ステンレス、アルミニウム、他

重量 8kg(ケース:5kg)

仕様表

※本カタログに記載する一切の情報を当社の承認なくして使用または転用・複写することを固く禁じます。※本カタログに掲載する各製品の仕様・デザイン等は予告なく変更する場合が御座います。