22
取扱説明書 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』 (『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ くお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。 © 2016 ローランド株式会社 目次 各部の名称とはたらき 2 リア・パネル(機器の接続) 2 トップ・パネル 4 ゴム足の取り付け 5 電源を入れる/切る 5 プレイ画面の切り替え 5 エフェクターの組み合わせを保存する/呼び出す (メモリー・モード) 6 パッチの構成 6 メモリー/マニュアル・モードを切り替える 6 パッチを保存する(パッチ・ライト) 6 パッチを呼び出す(パッチ・チェンジ) 6 パッチを作る 7 ブロック・ダイヤグラム 7 パッチ作成(音作り)のポイント 7 エフェクト・ループの設定を変える 8 エフェクト・ループの接続順を変える 8 並列接続にする 8 キャリーオーバーを設定する 8 パッチの設定を変える(メモリー・エディット・モード) 9 基本操作 9 パラメーター一覧 9 機器全体の設定をする(システム設定) 12 設定項目一覧 12 パッチ/データの操作(UTILITY) 13 パッチをコピーする(Patch Copy) 13 パッチを入れ替える(Patch Exchange) 13 パッチを初期化する(Patch Init) 13 バンクをコピーする(Bank Copy) 13 バンクを入れ替える(Bank Exchange) 13 グループをコピーする(Group Copy) 13 グループを入れ替える(Group Exchange) 13 外部 MIDI 機器にデータを送信する(Bulk Dump) 13 工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset) 14 ES-5 を使いこなす 15 パッチごとにレベルを調節する 15 アンプのチャンネルを切り替える 15 パッチごとにディレイ(BOSS DD-7)のディレイ・タイム を切り替える 16 外部スイッチ(BOSS FS-7 の B スイッチ)を使ってディレ イをオン/オフする 16 外部スイッチ(BOSS FS-7 の A スイッチ)を使ってディレイ・ タイムを変える 17 現在選ばれているナンバー・スイッチを踏んでいる間だけ フェーザーをかける 18 パッチ・チェンジのときに MIDI 対応エフェクターのメモリー を切り替える 18 エクスプレッション・ペダルを使って、MIDI 対応エフェクター をでコントロールする 19 ワウ、ファズを接続する(入力バッファー・オフ) 19 資料 20 トラブルシューティング 20 エラー・メッセージ一覧 20 主な仕様 21 安全上のご注意 21 使用上のご注意 21 主な特長 ES-5 は、コンパクト・ペダルを始めとする数々のエフェクターを接続、 その組み合わせ 200 種類の記憶/呼び出しができるスイッチング・ システムです。 エフェクトのリアルタイム・コントロールやアンプのコントロールな ど、システム全体を集中管理する外部コントロール機能も充実してい ます。

主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

  • Upload
    others

  • View
    2

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

取扱説明書

本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』(『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよくお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。

© 2016 ローランド株式会社

目次

各部の名称とはたらき . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2リア・パネル(機器の接続) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2トップ・パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4ゴム足の取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5電源を入れる/切る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5プレイ画面の切り替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

エフェクターの組み合わせを保存する/呼び出す(メモリー・モード) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

パッチの構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6メモリー/マニュアル・モードを切り替える . . . . . . . . . . . . . . 6パッチを保存する(パッチ・ライト) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6パッチを呼び出す(パッチ・チェンジ) . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

パッチを作る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7ブロック・ダイヤグラム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7パッチ作成(音作り)のポイント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7エフェクト・ループの設定を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8

エフェクト・ループの接続順を変える . . . . . . . . . . . . . . 8並列接続にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8キャリーオーバーを設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8

パッチの設定を変える(メモリー・エディット・モード) . . . . . . 9基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9パラメーター一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9

機器全体の設定をする(システム設定) . . . . . . . . . . . . . . .12設定項目一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12

パッチ/データの操作(UTILITY) . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13パッチをコピーする(Patch Copy) . . . . . . . . . . . . . . . . . .13パッチを入れ替える(Patch Exchange) . . . . . . . . . . . . . . .13パッチを初期化する(Patch Init) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13バンクをコピーする(Bank Copy) . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13バンクを入れ替える(Bank Exchange) . . . . . . . . . . . . . . .13グループをコピーする(Group Copy) . . . . . . . . . . . . . . . .13グループを入れ替える(Group Exchange) . . . . . . . . . . . .13外部 MIDI 機器にデータを送信する(Bulk Dump) . . . . . . . . . . . . . .13工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset) . . . . . . . . . . . . .14

ES-5 を使いこなす . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15パッチごとにレベルを調節する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15アンプのチャンネルを切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15パッチごとにディレイ(BOSS DD-7)のディレイ・タイムを切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16外部スイッチ(BOSS FS-7 の B スイッチ)を使ってディレイをオン/オフする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16外部スイッチ(BOSS FS-7 の A スイッチ)を使ってディレイ・タイムを変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17現在選ばれているナンバー・スイッチを踏んでいる間だけフェーザーをかける . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .18パッチ・チェンジのときに MIDI 対応エフェクターのメモリーを切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .18エクスプレッション・ペダルを使って、MIDI 対応エフェクターをでコントロールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .19ワウ、ファズを接続する(入力バッファー・オフ) . . . . . . . . . .19

資料 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20エラー・メッセージ一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20主な仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21

安全上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21

使用上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21

主な特長ES-5 は、コンパクト・ペダルを始めとする数々のエフェクターを接続、その組み合わせ 200 種類の記憶/呼び出しができるスイッチング・システムです。エフェクトのリアルタイム・コントロールやアンプのコントロールなど、システム全体を集中管理する外部コントロール機能も充実しています。

Page 2: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

2

各部の名称とはたらきリア・パネル(機器の接続)

ご注意 !他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。

INPUT 端子ギター、ベースなどを接続する端子です。

SEND 1 〜 5、RETURN 1 〜 5 端子エフェクト・ループ端子です。SEND 1〜5端子からエフェクターに信号を送り、RETURN 1〜5端子でエフェクターからの信号を受け取ります。

SEND 1 〜 5 端子をエフェクターの INPUT 端子に接続し、エフェクターのOUTPUT 端子を RETURN1 〜 5 端子に接続してください。

OUTPUT 端子出力端子です。

[MUTE]スイッチを押すと、OUTPUT端子からの出力音がミュートされます。

TUNER 端子外部チューナーを接続する端子です。INPUT 端子から入力された信号は、ミュートがオンになってもこの端子から出力されます。

SENDRETURN SENDRETURN

エフェクト・ループとは?センド/リターン端子にエフェクターが接続された状態のことです。1 〜 5 のエフェクト・ループがあります。

Page 3: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

各部の名称とはたらき

3

EXT CTL 端子

CTL 1/2、3/4 端子ラッチまたはモーメンタリーのコントロール端子です。アンプのチャンネル切り替えやリバーブのオン/オフなどのコントロールに使用します。また、フットスイッチを接続する端子を備えたエフェクターを使っているときに、その端子と接続します。

それぞれの端子はステレオ標準プラグ(TRS)を使用することで、コントロールする機器に合わせて接続することができます。

※ 標準プラグのケーブルを接続したときは、CTL 1、CTL 3 だけが使えます。

MIDI 端子外部 MIDI 機器を接続して、MIDI メッセージの送受信をします。MIDI OUT/THRU 端子の動作は、システム設定

(P.12)によって変わります。

DC IN 端子

付属の AC アダプターを接続します。接続した AC アダプターを AC コンセントに差し込むと、電源がオンになります。

TIP RING

CTL 1CTL 3

CTL 2CTL 4

SENDRETURN

CTL IN 端子EXT CTL 端子に接続したエフェクターやアンプなどコントロールすることができます。

EXP 端子として使う場合エクスプレッション・ペダル(Roland EV-5 など)を接続します。

CTL 1/2 端子として使う場合フットスイッチを接続します。

ご注意 ! 5 本機はバランス(TRS)タイプの端子を装備しており、次のように配線されています。接続する機器の配線をご確認のうえ、接続してください。

5 エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:FV-500H、FV-500L、Roland EV-5)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。

FS-5U×2の場合

CTL 1 CTL 2

RINGTIP

ステレオ標準プラグ./

標準プラグ×2

FS-6の場合

CTL 2 CTL 1

ステレオ標準プラグ./

ステレオ標準プラグ

FS-7の場合

CTL 2

CTL 1

ステレオ標準プラグ./

ステレオ標準プラグ

FS-5U×1の場合

CTL 1

標準プラグ./

標準プラグFS-5U

FS-6

モード/ポラリティー・スイッチ

FS-7

MIDI 機器

Page 4: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

各部の名称とはたらき

4

トップ・パネル

メモリー・モードとは?エフェクト・ループの組み合わせと各種設定を 1 つにまとめた「パッチ」を選ぶモードです。ボタンやスイッチを使ってグループ/バンク/ナンバーを選び、200 個のパッチを切り替えることができます。

マニュアル・モードとは?エフェクト・ループ(1 〜 5)を個別にオン/オフするモードです。

メモ各スイッチには、別の機能を割り当てて使うこともできます(P.10)。

ロック機能[DISPLAY/EXIT]ボタンと[ENTER]ボタンを同時に押すとロック機能がオンになり、すべてのボタンが効かなくなります。誤ってボタンが押され、設定が変わってしまうことを防ぐことができます。もう一度 2 つのボタンを同時に押すと、ロック機能がオフになります。

[EDIT]ボタンパッチの設定やシステムの設定をするときに押します。

[DISPLAY/EXIT]ボタンプレイ画面を切り替えたり、操作の取り消しや前の画面に戻ったりするときに押します。

[WRITE]ボタンパッチの設定を保存するときに押します。

[ENTER]ボタン操作を確定させるときに押します。

[−][+]ボタン設定値を変えるときに押します。※ 片方のボタンを押しながらもう一方のボタ

ンを押すと、値が速く変わります。

[K][J]ボタンカーソルの移動、カテゴリーやパラメーターの選択をするときに押します。

LOCKED!

ディスプレイES-5 のいろいろな情報を表示します。

[BANK]スイッチメモリー・モードで、バンクを切り替えるときに使います。スイッチを押すたびにバンクが102030405010・・・と切り替わります。2 秒以上押し続けると、メモリー・モード(インジケーター青点灯)とマニュアル・モード(赤点灯)が切り替わります。また、テンポに合わせてインジケーターを点滅させることもできます(P.12)。※ バンクの切り替えかたを変えることもできます(P.12)。

[MUTE]スイッチES-5 から出力される音をミュートします。ミュートがオンになるとインジケーターが青点灯します。2 秒以上押し続けるとバイパス状態(インジケーター赤点灯)になり、入力がそのまま出力されます。

ナンバー・スイッチ[1]〜[5]パッチ・ナンバーを選びます。現在選ばれているナンバーのインジケーターが青点灯します。マニュアル・モードでは、各エフェクト・ループ(1 〜 5)を個別にオン/オフできます。オンのときは、ナンバー・インジケーターが赤点灯します。

Page 5: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

各部の名称とはたらき

5

ゴム足の取り付けゴム足(付属)は、必要に応じて取り付けてください。

本体底面の目印に合わせて、ゴム足を貼り付けます。

※ 本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやスイッチなどを保護してください。また、落下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。

※ ゴム足を正しく取り付けないと、スイッチを踏んだときに本体がゆがむ場合があります。

電源を入れる/切る正しく接続したら(P.2)、必ず次の手順で電源を入れてください。手順を間違えると、誤動作をしたり故障したりすることがあります。

電源を入れるとき: ギター・アンプなどの電源を最後に入れてください。

電源を切るとき: ギター・アンプなどの電源を最初に切ってください。

プレイ画面の切り替え電源投入後に表示される画面を「プレイ画面」、プレイ画面が表示されている状態を、「プレイ・モード」と呼びます。プレイ画面は次の 5 タイプがあり、[DISPLAY/EXIT]ボタンで切り替えることができます。

パッチ・ネーム画面Master BPM&

CTL Out 画面

パッチ・ナンバー画面

Loop Structure 画面

Loop On/Off 画面

111 BOSS ES-5 Ì=120

O-5-4-3-2-1-I _

111 BOSS ES-5 5 * 3 * 1 _

C1 |C2 |C3 |C4 ON|OFF| Ì |120 _

BOSS ES-5 Ì=120 _

メモプレイ・モードでも、[K][J]ボタンと[−][+]ボタンを使って、設定を変更することができます。変更した設定は、パッチ・ライト(P.6)の操作で保存することができます。

ご注意 !本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)と本文中の画面上の設定は一致していないことがあります。あらかじめご了承ください。

Page 6: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

6

「メモリー・モード」は、エフェクト・ループの組み合わせ(パッチ)を本体に保存し、その保存した内容を呼び出して使うことができるモードです。メモリー・モードに対し、スイッチで各エフェクト・ループのオン/オフができるモードを「マニュアル・モード」と呼びます。

パッチの構成エフェクト・ループの組み合わせ(各エフェクト・ループのオン/オフ、接続位置)とパラメーターの設定をひとまとめにしたものを

「パッチ」と呼びます。パッチはグループ(1 〜 8)/バンク(1 〜 5)/ナンバー(1 〜 5)で整理され、200 種類を記憶させることができます。

パッチ 855

パッチ 113パッチ 112

パッチ 111(グループ/バンク/ナンバー)

111 BOSS ES-5 Ì=120

グループバンク

ナンバー

グループバンク

ナンバー

BOSS ES-5 Ì=120

メモリー/マニュアル・モードを切り替える

1 . .[BANK]スイッチを 2 秒以上押します。押すたびに、メモリー・モードとマニュアル・モードが切り替わります。

5 メモリー・モードのときは、BANK(MEMORY/MANUAL)インジケーターが青点灯します。

5 マニュアル・モードのときは、BANK(MEMORY/MANUAL)インジケーターが赤点灯します。

マニュアル・モードのときナンバー・スイッチ[1]〜[5]を押して、各エフェクト・ループをオン/オフすることができます。

5 エフェクト・ループがオンのときはナンバー・インジケーターが赤点灯し、オフのときは消灯します。

1、3、5 オン

2、4 オフ111 BOSS ES-5 5 * 3 * 1 _

パッチを保存する(パッチ・ライト)ご注意!

5 パッチ・ライトをする前に、電源を切ったりパッチを切り替えたりすると、作ったパッチは消えてしまいます。 5 パッチ・ライトをすると、保存先のパッチは失われます。

1 . .[WRITE]ボタンを押します。

111Patch name

2 . .[K][J]ボタンと[−][+]ボタンで、保存先のグループ・ナンバー/バンク・ナンバー/パッチ・ナンバーを選びます。※ [BANK]スイッチ、ナンバー・スイッチ[1]〜[5]を使って、

バンク・ナンバーとパッチ・ナンバーを選ぶこともできます。

3 . .[ENTER]ボタンを押します。

4 . .[K][J]ボタンと[−][+]ボタンで、パッチ・ネームを付けます。※ パッチ・ライトを中止するときは、[DISPLAY/EXIT]ボタンを

何回か押します。

5 . .[WRITE]ボタンまたは[ENTER]ボタンを押します。「Executing...」と表示され、パッチ・ライトが終わると元の画面に戻ります。

メモ

5 メモリー/マニュアル・モードのどちらでも、パッチ・ライトができます。

5 パッチ・ライトをすると、メモリー・モードに切り替わります。

パッチを呼び出す(パッチ・チェンジ)

1 . .[K][J]ボタンと[−][+]ボタンで、グループを選びます。

2 . .[BANK]スイッチで、バンクを選びます。

3 . .ナンバー・スイッチ[1]〜[5]で、パッチを選びます。

メモ

5 プレイ・モードのパッチ・ネーム画面とパッチ・ナンバー画面では、[K][J]ボタンと[−][+]ボタンでパッチを選ぶことができます。

5[BANK]スイッチを押すたびにバンク 1 〜 5 が切り替わるようにするか、[BANK]スイッチを押してからナンバー・スイッチ

[1]〜[5]を押してバンク 1 〜 5 が切り替わるようにするかを選ぶことができます。設定方法については「機器全体の設定をする(システム設定)」(P.12)をご覧ください。

5[BANK]スイッチでバンクを切り替えたとき、瞬時に次のパッチに切り替わるか、ナンバー・スイッチを押すまでパッチが切り替わらないようにするかを選ぶことができます。 設定方法については「機器全体の設定をする(システム設定)」

(P.12)をご覧ください。

エフェクターの組み合わせを保存する/呼び出す(メモリー・モード)

Page 7: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

7

ブロック・ダイヤグラム

アナログ・スイッチ・アレイ

ミキサー

ES-5 は「アナログ・スイッチ・アレイ」の採用によって、エフェクターの接続順を自在に変えることができます。また、内部にミキサーを搭載しており、エフェクターの並列接続や「キャリーオーバー」機能によって、多彩な音作りを可能にしています。

キャリーオーバーパッチ・チェンジのときに、入力だけをカットして出力は接続したままにする機能です。たとえば、パッチを切り替えてもディレイ音だけを残す音作りが可能になります。

パッチ作成(音作り)のポイントループの並列接続、キャリーオーバーといった ES-5 のユニークな音作りでは、内蔵ミキサーの使いかたがポイントになります。ミキサーの使いかたをよく理解してパッチ作成(音作り)を楽しんでください。

ご注意 !

5 並列接続に使うミキサーとキャリーオーバーで使うミキサーは共通です。 そのため、設定のしかたによっては並列接続ができなかったり、キャリーオーバーが効かなかったりすることがあります。

5 ループを並列接続したり、キャリーオーバーを設定したりすると、ミキサーは並列接続/キャリーオーバーの設定位置に配置されます。 並列接続やキャリーオーバーを設定しないでミキサーをオンにした場合、ミキサーはアウトプットの直前に配置されます。

並列接続

:ミキサー

キャリーオーバー機能を使うパッチを切り替えても、音(例:ディレイ音)を残すことができます。

5 パッチ・チェンジ前

Delay

5 パッチ・チェンジ後ディレイ・ループへのセンドをカットし、リターンのみダイレクト音とミックスします。

’ ダイレクト音

Delay

’ ディレイ音

※ キャリーオーバー機能を使う場合、パッチ・チェンジ後のパッチにキャリーオーバーを設定するようにしてください。

※ パッチ・チェンジの前後で Loop Structure(P.9)の設定が変わっていると、キャリーオーバーが効かないことがあります。

パッチを作る

Page 8: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

パッチを作る

8

エフェクト・ループの設定を変えるLoop Structure 画面で、以下の設定をします。

5 エフェクト・ループの接続順を変える 5 並列接続にする 5 キャリーオーバーを設定する

Loop Structure 画面Loop Structure 画面には、以下の内容が表示されます。

O- -4-3-2-1-I _

I INPUT1〜 5 ループ・ナンバー

〜 キャリーオーバーを設定したループO OUTPUT

エフェクト・ループの接続順を変える変更前

例: エフェクト・ループ 2 と 3 の順番を入れ替える

1 . .プレイ・モードで[DISPLAY/EXIT]ボタンを何回か押して、Loop Structure 画面を表示させます。

O-5-4-3-2-1-I _

2 . .[K][J]ボタンで、接続を変えるループを選びます。カーソルをエフェクト・ループ 2 に合わせます。

O-5-4-3-2-1-I _

3 . .[−][+]ボタンで、ループ・ナンバーを移動させます。[−]ボタンを押すと、エフェクト・ループ 2 と 3 が入れ替わります。

O-5-4-2-3-1-I _

並列接続にする

例: エフェクト・ループ 2 と 3 を並列接続にする

4 . .[K][J]ボタンでカーソルを並列接続の合流点に合わせ、[ENTER]ボタンを押します。カーソルをエフェクト・ループ 2 と 4 の間に合わせて[ENTER]ボタンを押すと、並列用のループができます。

INOUT分岐点合流点

O-5-4-2-3-1-I - _

※ 設定のしかたによっては、並列接続にできない場合があります(P.7)。

5 . .[J]ボタンで、接続を変えるループを選びます。カーソルをエフェクト・ループ 3 に合わせます。

O-5-4-2-3-1-I - _

6 . .[−]ボタンで、ループ・ナンバーを移動させます。[−]ボタンを3回押してエフェクト・ループ3を移動させると、エフェクト・ループ 2 と 3 が並列接続になります。

O-5-4-2-1-I 3 _

並列接続の解除[K][J]ボタンでカーソルを並列接続の合流点に合わせ[ENTER]ボタンを押すと、並列接続が解除されます。

O-5-4-3-2-1-I _ O-5-4-2-1-I 3 _

キャリーオーバーを設定する

例: エフェクト・ループ 5 にキャリーオーバーを設定する

7 . .[K][J]ボタンでキャリーオーバーを設定するループを選び、[ENTER]ボタンを押します。カーソルをエフェクト・ループ 5 に合わせて[ENTER]ボタンを押すと、キャリーオーバーが設定されます。

O- -4-3-2-1-I _

※ 設定のしかたによっては、キャリーオーバーが効かない場合があります(P.7)。

Page 9: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

パッチを作る

9

パッチの設定を変える(メモリー・エディット・モード)

メモメモリー・エディット・モードになると、メモリー・モードとマニュアル・モードを切り替えることはできません。 また、ナンバー・スイッチ[1]〜[5]は各エフェクト・ループをオン/オフします。

基本操作

1 . .設定を変更したいパッチを呼び出します。

2 . .[EDIT]ボタンを押します。

3 . .[K][J]ボタンで「Patch」または「CTL/EXP」を選び、[ENTER]ボタンを押します。(例)

Loop On/Off [ENTER]

4 . .[K][J]ボタンでパラメーターを選び、[ENTER]ボタンを押します。

(例)

Input Buffer ON _

5 . .[K][J]ボタンでカーソルを移動させ、[−][+]ボタンで値を設定します。

6 . .設定を保存するときは、パッチ・ライトをします。中止するときは、[DISPLAY/EXIT]ボタンを何回か押します。

パラメーター一覧

Patch

パラメーター 設定値/説明パッチ・ネーム 最大 12 文字まで

Loop On/Off

各エフェクト・ループのオン/オフを設定します。オンのときは、「 」アイコンが表示されます。※ ナンバー・スイッチ[1]〜[5]を押して、オン/オフする

こともできます。

5 4 3 2 1

Loop StructureCarryover

以下の設定をします。操作については、「エフェクト・ループの設定を変える」(P.8)をご覧ください。

5 各エフェクト・ループの接続順 5 並列接続の設定 5 キャリーオーバーの設定

※ 設定のしかたによっては、並列接続ができなかったりキャリーオーバーが効かなかったりする場合があります。

O-5-4-2-1-I 3 _

C1 〜 4

EXT CTL の CTL 1/2 〜 3/4 端子から、パッチを切り替えたときに送信されるコントロール信号を設定します。Play Option / C1 〜 4(P.12)の設定によって、選べるコントロール信号が変わります。LAT の場合OFF オフを送信ON オンを送信PLS、INV の場合

OFFOFF と ON が切り替わるときに短時間

(100ms)パルスを送信します。※ ES-5 の表示と接続機器の状態が異なる

場合は、接続機器の状態を切り替えてください。

ON

TP2 〜 4 の場合OFF 送信しない

ª 〜 ˜

Master BPM の値に応じて、設定した音符の間隔でテンポを送信※ Master BPM の値によっては、送信でき

ない場合があります。20 〜 500 設定したテンポ(¸=)を送信

Input Buffer 入力バッファーをオン/オフします。ON、OFF

Mixer Sw

ミキサーをオン/オフします。ループを並列に接続したり、キャリーオーバーを使っていたりすると、ミキサーが自動でオンになります。ON、OFF

Mixer Gain

ミキサーの出力ゲインです。Mixer Sw が ON のときのみ有効です。※ Mixer Sw が ON のときは、ES-5 内部のオペアンプを通っ

て信号が出力されます。※ Input Buffer がオフでエフェクト・ループがすべてオフのと

き、Mixer Sw をオンにすると音量が下がることがあります。-12dB、-9dB、-6dB、-3dB、0dB、+3dB、+6dB

Master BPM パッチの BPM を設定します。20 〜 500

Page 10: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

パッチを作る

10

パラメーター 設定値/説明Patch MIDI 1 〜 8※ Patch MIDI 画面が表示されているときに[ENTER]ボタンを押すと、Patch

MIDI 1 〜 8 で設定された MIDI メッセージがまとめて送信されます。

Ch MIDI 情報の送信チャンネルを設定します。OFF(送信しない)、1 〜 16

LSBMSB

パッチを切り替えたときに、バンク・セレクトを送信するかしないかを設定します。※ Bank LSB だけを ON にすることはできません。※ PC が OFF のときは、送信されません。※ バンク・セレクトのみの送信はできません。必ずプログラム・

チェンジとの組み合わせで送信されます。OFF 送信しません。0 〜 127 指定した値を送信します。

PC

パッチを切り替えたときに、プログラム・チェンジを送信するかしないかを設定します。OFF 送信しません。1 〜 128 指定した値を送信します。

Ctl1 〜 2 CC#

パッチを切り替えたときに、コントロール・チェンジを送信するかしないかを設定します。OFF 送信しません。

CC#000 〜 127 指定したコントロール・チェンジを送信します。

Ctl1 〜 2 Val コントロール・チェンジの値を設定します。0 〜 127

CTL/EXP

パラメーター 設定値/説明BANK、MUTE、NUMBER 1 〜 5、CTL IN 1 〜 2※ Preference(P.12)のパラメーターが SYS に設定されているときは、画面に

(SYS)と表示されます。

Func

[BANK]スイッチ、[MUTE]スイッチ、ナンバー・スイッチ[1]〜[5]、CTL IN 端子に接続したフットスイッチの機能を設定します。※ Patch Slct Mod(P.12)が MODE 2 のとき、BnkM /

BnkD / BnkU はバンク選択待ちの動作になります。OFF スイッチを押しても動作しません。MemM メモリー/マニュアル・モードの切り替えMute [MUTE]スイッチ

BnkM

バンクの切り替え 5 10203040501・・・ 5 2 秒押しで、メモリー/マニュアル・モードの切り替え

GrpD、GrpUグループの切り替え

5 GrpD:807060・・108・・・ 5 GrpU:102030・・801・・・

BnkD、BnkUバンクの切り替え

5 BnkD:50403020105・・・ 5 BnkU:10203040501・・・

MemD、MemUメモリーの切り替え

5 MemD:8550111 5 MemU:1110855

Num1 〜 5 ナンバー・スイッチ[1]〜[5]

Ctl1 〜 4 EXT CTL の CTL 1/2、3/4 端子から、コントロール信号を送信します。

BPM Master BPM を、タップでコントロールします。

Min、Max

スイッチを押したとき(Max)と離したとき(Min)に送信する値を設定します。※ Func が Ctl1 〜 4 のときのみ設定できます。OFF オフを送信ON オンを送信

Mod

スイッチの動作を設定します。※ Func が Ctl1 〜 4 のときのみ設定できます。

MOM 通常はオフになり、操作している間だけオンになります。

TGL 操作をするたびにオフ/オンが切り替わります。

パラメーター 設定値/説明EXP IN※ Preference(P.12)のパラメーターが SYS に設定されているときは、画面に

(SYS)と表示されます。

Func

CTL IN 端子に接続したエクスプレッション・ペダルの機能を設定します。OFF ペダルを操作しても動作しません。

BPM Master BPM を、ペダルでコントロールします。

Min、Max

ペダルを踏み込んだとき(Max)と戻したとき(Min)に送信する Master BPM の値を設定します。※ Func が BPM のときのみ設定できます。

(Min)20 〜 500(Max)20 〜 500Assign(A)1 〜 8

Sw アサインのオン/オフを設定します。ON、OFF オン/オフ

Src

コントローラー(ソース)を設定します。CTL1、2 CTL IN 端子に接続したフットスイッチMute [MUTE]スイッチBank [BANK]スイッチNum1 〜 5 ナンバー・スイッチ[1]〜[5]CNum 現在選ばれているナンバー・スイッチ

EXP CTL IN 端子に接続したエクスプレッション・ペダル

INT

インターナル・ペダル設定したトリガー(Trig)をきっかけに、仮想エクスプレッション・ペダルが動作を開始し、

「Target」で設定したパラメーターを変化させます。

WAV

ウェーブ・ペダル「Target」で設定したパラメーターを、仮想エクスプレッション・ペダルによって一定の周期で変化させます。

CC000 〜 127 外部 MIDI 機器からのコントロール・チェンジ

Mod

コントローラーの動作を設定します。

MOM 通常はオフ(最小値)になり、操作している間だけオン(最大値)になります。

TGL 操作をするたびにオフ(最小値)/オン(最大値)が切り替わります。

Cate Target のカテゴリーを選びます。

詳しくは、「Target 一覧」(P.11)をご覧ください。

Target コントロールするパラメーターを設定します。

MinMax

パラメーターの可変範囲を設定します。設定値は、Target に指定したパラメーターによって変化します。

Ch コントロール・チェンジの送信チャンネルを設定します。1 〜 16

CC# 送信するコントローラー・ナンバーを設定します。000 〜 127

Act LAct H

ソースの操作範囲の中で Target をコントロールする範囲を設定します。

(L)0 〜 126(H)1 〜 127

設定した範囲内で Target をコントロールします。通常はAct Lを「0」に、Act Hを「127」にしてください。

Trig

インターナル・ペダルが動作を開始するきっかけを設定します。PAT パッチを切り替えたとき

ExpL、ExpM、ExpH

CTL IN 端子(EXP)に接続したエクスプレッション・ペダルを操作して、以下の状態になったときExpL 最小ExpM ペダルを踏み込み、中間値を通過ExpH 最大

CTL1、2 CTL IN 端子に接続したフットスイッチMute [MUTE]スイッチBank [BANK]スイッチNum1 〜 5 ナンバー・スイッチ[1]〜[5]CNum 現在選ばれているナンバー・スイッチ

CC000 〜 127 指定したコントローラー・ナンバーを受信したとき

*1

*1

*2

Page 11: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

パッチを作る

11

パラメーター 設定値/説明

Timインターナル・ペダルのつま先を上げた状態から踏み込んだ状態に移動する時間を調節します。0 〜 100

Crv

インターナル・ペダルの変化のしかたを、次の中から設定します。

Rateウェーブ・ペダルの 1 周期の時間を調節します。

ª 〜 ˜、0 〜 100

音符に設定した場合は、パッチごとに設定する「Master BPM」の値に応じた時間が設定されます。

Form

ウェーブ・ペダルの変化のしかたを、次の中から設定します。

*1 Cate が MIDI のときに表示されます。*2 Src が INT のときに表示されます。*3 Src が WAV のときに表示されます。

Target 一覧

Target Min/Max 説明Cate が LOOP のとき

L1 〜 5 OFF、ON エフェクト・ループのオン/オフOFF、ONCate が E.CTL のとき

CTL1 〜 4 OFF、ON 端子の状態を切り替えます。OFF、ONCate が MODE のとき

MemM MEM、MAN メモリー・モードとマニュアル・モードを切り替えます。MEM、MAN

Mute OFF、ON ミュートのオン/オフOFF、ON

Byps OFF、ON バイパスのオン/オフOFF、ONCate が MIDI のとき

000 〜 127 0 〜 127 コントロール・チェンジの値を、MIDI OUT 端子から送信します。0 〜 127

Cate が BPM のとき

MstBPM 20 〜 500 Master BPM20 〜 500

Tap OFF、ON Master BPM を、タップ操作で設定します。OFF、ONCate が LED のときMute、Bank、Num1 〜 5

OFF、ON Target に設定したコントローラーのインジケーターを、点灯/消灯させます。OFF、ON

*2

*2

*3

*3

Page 12: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

12

ES-5 全体で共通の設定を「システム設定」と呼びます。

1 . .[EDIT]ボタンを押します。

2 . .[K][J]ボタンでシステム設定のカテゴリー(Play Option 〜 Others)を選び、[ENTER]ボタンを押します。

Play Option [ENTER]

Switch Mode PUSH

3 . .[K][J]ボタンでパラメーターを選び、[ENTER]ボタンを押します。

Switch Mode PUSH _

4 . .[−][+]ボタンで値を設定します。

5 . .[DISPLAY/EXIT]ボタンを何回か押して、プレイ画面に戻ります。

設定項目一覧パラメーター 設定値/説明カテゴリー:Play Option

Switch Mode

スイッチを操作したとき、バンクやパッチをどのタイミングで切り替えるかを設定します。PUSH スイッチを押したときに切り替わります。

RELEASE スイッチを押して離したときに切り替わります。

Bank Chg Mode

パッチの切り替わりかたを設定します。※ グループは、Bank Chg Mode の設定にかかわらず、すぐ

に切り替わります。

WAIT

[BANK]スイッチを押してバンクを切り替えても、ディスプレイの表示が変化するだけでパッチは切り替わりません。ナンバー・スイッチを押した時点でバンクとナンバーが確定され、次のパッチに切り替わります。

IMMEDIATE[BANK]スイッチ、ナンバー・スイッチのいずれかを押した瞬間に次のパッチに切り替わります。

C1 〜 4

EXT CTL の CTL 1/2、3/4 端子の動作を設定します。LAT(Latch) ラッチ動作

PLSパッチ切り替え時に、パルスを送信

切り替え 切り替え

PLS

切り替え 切り替え

INVINV

TP2(Tap 2) パッチが切り替わるときに、Master BPM の設定に応じて、2 回オン/オフする

TP3(Tap 3) パッチが切り替わるときに、Master BPM の設定に応じて、3 回オン/オフする

TP4(Tap 4) パッチが切り替わるときに、Master BPM の設定に応じて、4 回オン/オフする

Bank Extent Min、Max

選択可能なバンクの下限値と上限値を設定します。設定した範囲内のバンクだけが選べるようになります。

(Min)1 〜 5(Max)1 〜 5Patch Chg Time

パッチ切り替え時のミュート時間を設定します。0 〜 10

Patch Slct Mod

パッチの切り替えかたを選びます。

MODE1[BANK]スイッチを押すたびに、バンクが10203040501 →・・・と切り替わります。

MODE2[BANK]スイッチを押してからナンバー・スイッチ[1]〜[5]を押すと、バンク 1 〜 5が切り替わります。

Beat IndicatorON にすると、Master BPM(P.9)の設定に合わせてBANK(MEMORY/MANUAL)インジケーターが点滅します。OFF、ON

パラメーター 設定値/説明カテゴリー:Preference

Input Buffer

入力バッファーについて、各パッチの設定を使うのか、システムの設定を使うのかを決めます。PAT 各パッチの設定を使います。

OFF、ON 入力バッファーをオン/オフします。

BANK、MUTE、NUMBER 1〜5、CTL IN 1 〜 2、EXP IN

[BANK]スイッチ、[MUTE]スイッチ、ナンバー・スイッチ[1]〜[5]、CTL IN 端子の機能について、各パッチの設定を使うのか、システムの設定を使うのかを決めます。PAT 各パッチの設定を使います。SYS システムの設定を使います。

カテゴリー:MIDI Setting

MIDI Out Mode

MIDI OUT/THRU 端子の動作を選びます。OUT MIDI OUT 端子として動作します。

THRUMIDI THRU 端子として動作します。MIDI IN で受信した MIDI データと、ES-5本体の MIDI データをミックスして出力します。

Rx Ch MIDI 情報を受信するための MIDI チャンネルを設定します。1 〜 16

Dev IDエクスクルーシブ情報の送受信に使うデバイス ID を設定します。1 〜 32

Sync

テンポなどのタイミングを、どの基準と同期させるかを設定します。※ 外部MIDI機器のMIDIクロック信号で同期演奏させた場合、

MIDI クロックの誤差によって演奏がずれることがあります。INT ES-5 内部のクロックに同期します。

AUTOMIDI で受けた MIDI クロックに同期します。ただし、クロックが受信できないときは、自動的に ES-5 内部クロックに同期します。

Clock Out MIDI クロック信号を送信するかしないかを設定します。ON、OFF

カテゴリー:PC Map

Bank 0/PC# 1/Memory |Bank 1/PC#128/Memory

ES-5 が受信したプログラム・チェンジ情報と切り替わるパッチの対応を「プログラム・チェンジ・マップ」で自由に設定することができます。

111 〜 855

「バンク・セレクト MSB+プログラム・ナンバー」を受信したときに切り替わるパッチのグループ/バンク/ナンバーを指定します。※ バンク・セレクト LSB は無視されます。

カテゴリー:Others

LCD Contrast ディスプレイの明るさを調節します。1 〜 10

Pol Exp

CTL IN の EXP 端子の極性を設定します。

ST Roland や BOSS のエクスプレッション・ペダルを接続しているとき

INペダルを踏んだときと離しているときの動作が逆になるエクスプレッション・ペダルを接続しているとき

Pol C1、C2

CTL IN の CTL 1/2 端子の極性を設定します。ST BOSS のフットスイッチを接続しているとき

IN ペダルを踏んだときと離しているときの動作が逆になるフットスイッチを接続しているとき

機器全体の設定をする(システム設定)

Page 13: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

13

パッチ/データの操作(UTILITY)1 . .[EDIT]ボタンを押します。

2 . .[K][J]ボタンで「Utility」を選び、[ENTER]ボタンを押します。

3 . .[K][J]ボタンで目的の項目を選び、[ENTER]ボタンを押します。

パッチをコピーする(Patch Copy) Patch Copy 111 Ã 855 _

コピー元とコピー先のパッチを選んだら、[ENTER]ボタンを押します。※ コピー先のパッチは、上書きされます。

パッチを入れ替える(Patch Exchange) Patch Exchange 111 ÅÃ 855 _

入れ替え元と入れ替え先のパッチを選んだら、[ENTER]ボタンを押します。

パッチを初期化する(Patch Init) Patch Init 111 _

初期化するパッチを決めたら、[ENTER]ボタンを押します。確認のメッセージが表示されたら、もう一度[ENTER]ボタンを押します。

バンクをコピーする(Bank Copy) Bank Copy 11 Ã 85 _

コピー元とコピー先のバンクを選んだら、[ENTER]ボタンを押します。※ コピー先のバンクにあるパッチは、すべて上書きされます。

バンクを入れ替える(Bank Exchange) Bank Exchange 11 ÅÃ 85 _

入れ替え元と入れ替え先のバンクを選んだら、[ENTER]ボタンを押します。

グループをコピーする(Group Copy) Group Copy 1 Ã 8 _

コピー元とコピー先のグループを選んだら、[ENTER]ボタンを押します。※ コピー先のグループにあるパッチは、すべて上書きされます。

グループを入れ替える(Group Exchange) Group Exchange 1 ÅÃ 8 _

入れ替え元と入れ替え先のグループを選んだら、[ENTER]ボタンを押します。

外部 MIDI 機器にデータを送信する(Bulk Dump)

Frm(From)Sys、111 〜 855

To 111 〜 855、Sys(*1)

*1 Frm が Sys のときに表示されます。

Bulk Dump Frm:Sys To:855 _

ES-5 では、エクスクルーシブ情報を使って他の ES-5 を同じ設定にしたり、MIDI シーケンサーなどに設定内容を保存したりすることができます。データを送信することを「バルク・ダンプ」と呼びます。

「システム設定」+「選んだパッチの設定」を送信することができます。

他の ES-5 にデータを送信する場合下図のように接続し、送信側と受信側のデバイス ID(P.12)を合わせておきます。

送信側 受信側

INOUT

MIDI シーケンサーに保存する場合下図のように接続し、MIDI シーケンサーをエクスクルーシブ情報の受信待機状態にします。

MIDI シーケンサー

INOUT

データを送るパッチの上限を決めたら、[ENTER]ボタンを押します。

MIDI シーケンサーに保存したデータを ES-5 に戻す場合MIDI シーケンサーの MIDI OUT と ES-5 の MIDI IN を接続し、MIDI シーケンサーにデータを送信したときと同じデバイス IDに合わせたら、MIDI シーケンサーからデータを送信します。

Page 14: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

パッチ/データの操作(UTILITY)

14

工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset)

Frm(From)Sys、111 〜 855

To 111 〜 855、Sys(*1)

*1 Frm が Sys のときに表示されます。

Factory Reset Frm:Sys To:855 _

「システム設定」+「選んだパッチの設定」を、工場出荷時の設定に戻すことができます(ファクトリー・リセット)。※ リセットしたデータは、すべて失われます。

リセットするパッチの上限を決めたら、[ENTER]ボタンを押します。確認のメッセージが表示されたら、もう一度[ENTER]ボタンを押します。

Page 15: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

15

ES-5 を使いこなす

パッチごとにレベルを調節するパラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーターMixer Sw ON

P.9Mixer Gain -12dB、-9dB、-6dB、-3dB、0dB、+3dB、+6dB

Input BufferOUTPUT

GuitarAMP DELAY PHASER DIST OD COMP

INPUTMixer

Guitar AMP

COMP OD PHASER DELAYDIST

アンプのチャンネルを切り替えるパラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーターC1 〜 4 ON、OFF P.9システム設定Play Option: C1 〜 4 LAT、PLS P.12

Input BufferOUTPUT

Guitar

AMPDELAY PHASER DIST OD COMP

INPUTMixer

チャンネル切り替え端子

Guitar AMP

COMP OD PHASER DELAYDIST

ご注意 ! 5 ループの並列接続やキャリーオーバーを使っていない場合、ミキサーは出力の直前に配置されます。

5 Input Buffer がオフでエフェクト・ループがすべてオフのとき、Mixer Sw をオンにすると音量が下がることがあります。

※ 使用するアンプに合わせて、Play Option: C1 〜 4 を「LAT」または「PLS」を切り替えてください。

Page 16: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

ES-5を使いこなす

16

パッチごとにディレイ(BOSS DD-7)のディレイ・タイムを切り替えるパラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーターC1 〜 4 ª 〜 ˜、20 〜 500 P.9システム設定Play Option: CTL1 〜 4 TP2 〜 TP4 P.12

Input BufferOUTPUT

Guitar

AMPPHASER DIST OD COMP

INPUTMixer

EXP/CTL

Guitar AMP

COMP OD PHASER DD-7DIST

DD-7

ES-5 が送信するタップ信号で、ディレイ・タイムが変わる

外部スイッチ(BOSS FS-7 の B スイッチ)を使ってディレイをオン/オフするパラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーター(CTL/EXP)CTL IN 1 Func OFF

P.10Assign 1

Sw ONSrc CTL1Mod TGLCate、Target LOOP、L5Min、Max OFF、ONAct L、Act H 0、127

Input BufferOUTPUT

GuitarAMP DELAY PHASER DIST OD COMP

INPUTMixer

FS-7 B switch: Delay On/Off

FS-7

Guitar AMP

COMP OD PHASER DELAYDIST標準またはステレオ・ケーブル

※ BOSS PH-3 の EXP/CTL 端子に接続すると、レイトを切り替えることができます。

※ C1 〜 4 の設定値によっては、ディレイ・タイムが追従できない場合があります。

※ さらに Assign を追加して、インジケーターを点灯させることもできます(P.11)。

Page 17: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

ES-5を使いこなす

17

外部スイッチ(BOSS FS-7 の A スイッチ)を使ってディレイ・タイムを変えるパラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーター(CTL/EXP)CTL IN 2 Func OFF

P.10Assign 1

Sw ONSrc CTL2Mod MOMCate、Target E.CTL、CTL1Min、Max OFF、ONAct L、Act H 0、127

システム設定Play Option: C1 TP2 〜 TP4 P.12

Input BufferOUTPUT

Guitar

AMPPHASER DIST OD COMP

INPUTMixer DD-7

Guitar AMP

COMP OD PHASER DD-7DIST

FS-7

ステレオ・ケーブル

標準またはステレオ・ケーブル

タップ・テンポ対応のディレイ(例:BOSS DD-7)

FS-7 A switch: Tap Tempo

EXP/CTL

Page 18: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

ES-5を使いこなす

18

現在選ばれているナンバー・スイッチを踏んでいる間だけフェーザーをかけるパラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーター(CTL/EXP)

Assign 1

Sw ON

P.10

Src CNumMod MOMCate、Target LOOP、L4Min、Max OFF、ONAct L、Act H 0、127

Input BufferOUTPUT

GuitarAMP DELAY PHASER DIST OD COMP

INPUTMixer

Phaser On Phaser Off

Guitar

COMP OD PHASER DELAYDIST

AMP

パッチ・チェンジのときに MIDI 対応エフェクターのメモリーを切り替えるパラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーター

Patch MIDI 1

Ch 1 〜 16

P.10LSB OFF、0 〜 127MSB OFF、0 〜 127PC 1 〜 128

MIDI IN

Input BufferOUTPUT

GuitarAMP PHASER DIST OD COMP

INPUTBOSS

DD-500Mixer

Guitar

COMP OD PHASERDIST

AMP

DD-500

MIDI ケーブル

MIDI 対応エフェクター(例:BOSS DD-500)

※ Ch(MIDI チャンネル)は、接続している MIDI 機器と合わせてください。

※ 128 以上のメモリーを切り替える場合は LSB、MSB(バンク・セレクト LSB、MSB)を併用します。

※ MIDI 規格では、PC(プログラム・チェンジ)は 1 から数えますが、0 から数える機器もあります。その場合は、ES-5 の PC から 1を引いたメモリーが選ばれると考えてください。

Page 19: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

ES-5を使いこなす

19

エクスプレッション・ペダルを使って、MIDI 対応エフェクターをでコントロールするパラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーター(CTL/EXP)

Assign 1

Sw ON

P.10

Src EXPMod - - -Cate MIDICh 1 〜 16CC# 000 〜 127Min、Max 0、127Act L、Act H 0、127

MIDI IN

Input BufferOUTPUT

GuitarAMP PHASER DIST OD COMP

INPUTBOSS

DD-500Mixer

Guitar

COMP OD PHASERDIST

AMP

Expression Pedal

DD-500

MIDI ケーブル

MIDI 対応エフェクター(例:BOSS DD-500)

ワウ、ファズを接続する(入力バッファー・オフ)「ワウ」や「ファズ」の中には、バッファーのあとに接続すると音が変わるものがあります。そのような場合は、ES-5 の入力バッファー(Input Buffer)をオフにしてください。

Input BufferOUTPUT

GuitarAMP DELAY PHASER DIST OD WAH

INPUTMixer

(FUZZ)

Guitar

WAH OD PHASER DELAYDIST

AMP

(FUZZ)

※ Ch(MIDI チャンネル)、CC#(コントローラー・ナンバー)は接続している MIDI 機器と合わせてください。

※ アサインを複数設定することで、複数のパラメーターを同時にコントロールすることができます。

パラメーター 設定値 参照ページパッチ・パラメーターInput Buffer OFF P.9

Page 20: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

20

資料

トラブルシューティング症状 確認事項 対策 ページ

音が出ない/音が小さい

接続ケーブルが断線していませんか? 接続ケーブルを交換してみてください。 –他の機器と正しく接続されていますか? 他の機器との接続を確認してください。 P.2接続しているアンプの電源が入っていない、またはボリュームが下がっていませんか? 接続している機器の設定を確認してください。 –

ボリューム・ペダルでレベルを下げていませんか? ボリューム・ペダルを踏み込んでください。 –ミュートがオンになっていませんか? [MUTE]スイッチを押して、ミュートをオフにしてください。 P.4各エフェクトは正しく設定されていますか? 各エフェクトの設定内容を確認してください。 –SEND 1 〜 5、RETURN 1 〜 5 端子に接続している外部機器の電源が入っていない、またはボリュームが下がっていませんか?

接続している機器の設定を確認してください。 –

抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか? 抵抗の入っていない接続ケーブルをご使用ください。 –Input Buffer をオフにして、エフェクト・ループを並列接続にしたり、キャリーオーバーを設定したりしていませんか?

信号のインピーダンスによっては、音が小さくなることがあります。Input Buffer をオンにしてください。 P.9

発振音がする接続しているアンプやエフェクターの設定で、ゲインの値や音量に関するパラメーターの値が大きすぎませんか?

値を小さくしてください。 –

勝手に音が変わってしまう

外部 MIDI 機器でパラメーターを変更する設定になっていませんか? アサインの設定を確認してください。

P.10アサインの Src でインターナル・ペダルやウェーブ・ペダルを使用していませんか?

アサインの Src に「INT」または「WAV」を設定した場合、アサインの Target に設定されているパラメーターが自動的に変化します。

パッチが切り替わらないディスプレイの表示が、プレイ画面以外になっていませんか?

プレイ画面以外ではパッチの切り替えができません。[DISPLAY/EXIT]ボタンを数回押して、プレイ画面に戻してください。 P.5

[BANK]スイッチやナンバー・スイッチ[1]〜[5]の機能を変えていませんか?

Func の設定を OFF にしている場合は、Bank、Num1 〜 5 などに設定してください。 P.10

パッチを切り替えても音が変化しない 各パッチで、ループの設定を正しくしていますか? ループの設定を確認してください。 P.9

接続しているエフェクターの設定を変えることができない

EXT CTL 端子は接続されていますか?ケーブルの種類(モノ、TRS)は正しいですか? ケーブルの種類や接続を確認してください。 P.3

キャリーオーバーを設定できない/並列接続を設定できない すでにミキサーを使っていませんか? 内部ミキサーは 1 つです。

すでに使っているミキサーをオフにしてください。P.7P.9

コントローラーでパラメーターを変化させることができない

ループがオフになっていませんか? ループをオンにしてください。 P.6

Preference(システム設定)を PAT 以外の設定にしていませんか?

パッチごとに設定を変えるときは、Preference の設定を PATに、パッチ共通で特定の設定にするときは PAT 以外を選んでください。

P.12

MIDI チャンネルが一致していますか? MIDI を利用して操作するときは、両方の機器の MIDI チャンネルが一致していることを確認してください。 P.10

P.12コントローラー・ナンバーが一致していますか? 使用しているコントローラー・ナンバーが一致していることを確認してください。

MIDI 情報を送受信しない

MIDI ケーブルが断線していませんか? MIDI ケーブルを交換してみてください。 –MIDI ケーブルは正しく接続されていますか? MIDI IN と MIDI OUT を接続してください。 –

MIDI チャンネルは合っていますか?MIDI チャンネルを合わせてください。ES-5 の受信チャンネル:MIDI Setting の Rx ChES-5 の送信チャンネル:Patch MIDI 1 〜 8 の Ch

P.12P.10

エフェクトがかからない 接続しているエフェクトが、エフェクト・オフになっていませんか? エフェクトをオンにしてください。 –

エラー・メッセージ一覧メッセージ 原因 対処 ページ

MIDI BUFFER FULL! 受信した MIDI メッセージの量が多いため、正しく処理できませんでした。

ES-5 へ送信する MIDI メッセージの量を減らしてください。 –接続を確認し、送信する MIDI 機器のテンポを遅くしてください。

MIDI OFFLINE!接続している MIDI 機器からの通信が途切れました。接続している機器の電源を切った場合にも表示されます。故障ではありません。

接続ケーブルの抜けや断線がないことを確認してください。 –

DATA WRITE ERROR! ユーザー・データ保持用メモリーへの書き込みに失敗しました。

故障の可能性があります。ローランドお客様相談センターまたは販売店にご連絡ください。 –

LOCKED! ボタンがロックされています。 ロック機能をオフにしてください。 P.4NO MORE MIXER IS AVAILABLE! 内部ミキサーが、すでに使われています。 Loop Structure の設定を確認してください。 P.7

P.9SYSTEM ERROR! システムに問題が発生しました。 ローランドお客様相談センターまたは販売店にご連絡ください。 –

MEMORY DAMAGED! メモリーの内容が壊れている可能性があります。 ファクトリー・リセットをしてください。それでも直らないときは、ローランドお客様相談センターまたは販売店にご連絡ください。 –

Page 21: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

安全上のご注意

21

安全上のご注意 警告

完全に電源を切るときは、コンセントからプラグを抜く完全に電源を切る必要があるときは、コンセントからプラグを抜いてください。そのため、電源コードのプラグを差し込むコンセントは、本機にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用してください。

付属の AC アダプターを AC100V で使用するAC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電源で使用してください。

注意小さな部品はお子様の手の届かないところに置く下記の部品はお子様が誤って飲み込んだりすることのないよう手の届かないところへ保管してください。• 付属品

ゴム足(P.5)

注意接地端子の取り扱いに注意する接地端子ネジは、お子様が誤って飲み込んだりすることのないよう取りはずした状態で放置しないでください。再度ネジを取り付ける際は、ゆるんではずれないように確実に取り付けてください。

使用上のご注意修理について• 修理を依頼されるときは、事前に記憶内容をバックアップす

るか、メモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。

その他の注意について• 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などによって失わ

れることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップしておいてください。

• 失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。

• ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。

• エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:FV-500H、FV-500L、Roland EV-5)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。

• 抵抗入りの接続ケーブルは使用しないでください。

• 設置条件によっては、本機や本機に接続した機器(ギターなど)の金属部に触れると、ピリピリとした感じがする場合があります。これは人体にまったく害のない極めて微量の帯電によるものですが、気になるかたは接地端子(図参照)を使って外部のアースか大地に接地してお使いください。このとき、わずかにハム(うなり)が混じる場合があります。なお、接続方法がわからないときはローランドお客様相談センターにご相談ください。接続してはいけないところ• 水道管(感電の原因になります)• ガス管(爆発や引火の原因になります)

• 電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)

主な仕様BOSS ES-5:エフェクツ・スイッチング・システム動作モード メモリー・モード/マニュアル・モードループ数 5パッチ 200規定入力レベル INPUT、RETURN 1 〜 5:-10dBu最大入力レベル INPUT、RETURN 1 〜 5:+13dBu入力インピーダンス INPUT:1MΩ(バッファー・オン時)規定出力レベル SEND 1 〜 5、OUTPUT、TUNER:-10dBu最大出力レベル SEND 1 〜 5、OUTPUT、TUNER:+13dBu出力インピーダンス OUTPUT、TUNER:1kΩ(ミキサー・オン時)推奨負荷インピーダンス 10kΩ以上

コントロール ナンバー 1 〜 5 スイッチ、BANK スイッチ、MUTE スイッチ、EDIT ボタン、WRITE ボタン、−ボタン、+ ボタン、DISPLAY/EXIT ボタン、ENTER ボタン、K ボタン、J ボタン

ディスプレイ 16 桁 2 行(バックライト付 LCD)インジケーター ナンバー 1 〜 5 インジケーター、BANK(MEMORY/MANUAL)インジケーター、MUTE インジケーター

接続端子

INPUT 端子、SEND 1 〜 5 端子、RETURN 1 〜 5 端子、OUTPUT 端子、TUNER 端子:標準タイプEXT CTL CTL 1/2、CTL 3/4 端子、CTL IN EXP CTL 1/2 端子:TRS 標準タイプMIDI 端子(IN、OUT/THRU)DC IN 端子

電源 AC アダプター消費電流 125mA外形寸法 337(幅)×97(奥行)×68(高さ)mm質量 1.3kg付属品 AC アダプター、取扱説明書、「安全上のご注意」チラシ、保証書、ローランド ユーザー登録カード、ゴム足×4

別売品 フットスイッチ:FS-5U、FS-5L、FS-6、FS-7エクスプレッション・ペダル:FV-500L、FV-500H、Roland EV-5

※ 0dBu=0.775Vrms

Page 22: 主な特長 - Roland Corporation取扱説明書. 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意(』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書P.21)をよ

ボス株式会社〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田 1-5-3