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○左部写真:牧港補給地区の視察(8月12日) ○中央写真:西普天間住宅地区跡地の視察(8月12日) ○右部写真:翁長知事との会談(8月12日) 菅内閣官房長官の沖縄訪問 ……………………………………… 2 中谷防衛大臣の沖縄訪問 ………………………………………… 2 平成26年度沖縄防衛局優秀工事等顕彰式 ……………………… 3 米軍再編に係るグアム等への航空機の訓練移転 ……………… 3 平成27年版防衛白書の刊行及び地方公共団体への説明 ……… 4 平成27年度陸・海・空自衛隊合同コンサート開催………………5 体験こどもフェスティバル ……………………………………… 5 駐留軍施設の用地買収 …………………………………………… 6 読谷飛行場返還の碑建立記念式典 ……………………………… 7 防衛施設周辺対策事業 …………………………………………… 7 キャンプ・ハンセン海兵隊員による地元交流……………………8 辺野古大綱引き開催 ……………………………………………… 8 CONTENTS 編集企画・発行 総務部報道室 嘉手納町字嘉手納290番地9 http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/ 〒904-0295 TEL(098)921-8131 菅 内閣官房長官来沖 (1)平成 27 年 9 月 1 日 沖縄防衛局広報 第159号

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○左部写真:牧港補給地区の視察(8月12日) ○中央写真:西普天間住宅地区跡地の視察(8月12日) ○右部写真:翁長知事との会談(8月12日)

目 次菅内閣官房長官の沖縄訪問 ………………………………………2中谷防衛大臣の沖縄訪問 …………………………………………2平成26年度沖縄防衛局優秀工事等顕彰式 ………………………3米軍再編に係るグアム等への航空機の訓練移転 ………………3平成27年版防衛白書の刊行及び地方公共団体への説明 ………4平成27年度陸・海・空自衛隊合同コンサート開催 ………………5

体験こどもフェスティバル ………………………………………5駐留軍施設の用地買収 ……………………………………………6読谷飛行場返還の碑建立記念式典 ………………………………7防衛施設周辺対策事業 ……………………………………………7キャンプ・ハンセン海兵隊員による地元交流 ……………………8辺野古大綱引き開催 ………………………………………………8

CONTENTS

編集企画・発行

総務部報道室

嘉手納町字嘉手納290番地9

http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/

〒904-0295

TEL(098)921-8131

沖 縄 防 衛 局

菅 内閣官房長官来沖

ハイサイくん

「はいさい」に対する皆様のご意見・ご感想などがありましたらお聞かせください。連絡先:沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納290-9 沖縄防衛局総務部報道室メールアドレス:[email protected]

『辺野古大綱引2015』 辺野古11班の活躍で大盛況『辺野古大綱引2015』 辺野古11班の活躍で大盛況 8月30日、名護市辺野古区の辺野古グランドにおいて、「辺野古大綱引2015」が開催されました。 辺野古区の歴史などが掲載されている邊野古誌によれば、大綱引きの起源は、「稲の収穫と次年の豊穣を祈願して行われる豊年祭で、方言で「ツナピケー」と呼称する。」とされ、3年に一度の伝統行事として行われてきています。 当日は、第3海兵隊遠征軍音楽隊による演奏が行われ、辺野古11班のキャンプ・シュワブからも、多数の海兵隊員及び家族連れが参加し、区民らと共に勇壮な綱引きを楽しみました。 辺野古区の嘉陽区長は「本日の参加者は、2,500名にも及んで、大成功でした。辺野古11班の協力に感謝したい。」とキャンプ・シュワブ隊員に労いの言葉がありました。区民により「綱打ち」された大綱は、参加した区民や来客、海兵隊員が無病息災を祈願し、軒先などに飾るために持ち帰りました。

キャンプ・ハンセン米海兵隊員らが「英語で遊ぼうコーナー」で児童らと交流キャンプ・ハンセン米海兵隊員らが「英語で遊ぼうコーナー」で児童らと交流

【金武町放課後児童健全育成事業担当 金武町社会福祉協議会 主事 宮城順治】【金武町放課後児童健全育成事業担当 金武町社会福祉協議会 主事 宮城順治】

 8月7日、金武町総合保健福祉センターで、金武町社会福祉協議会が主催する「2015kin kids 夏まつり」が開催され、キャンプ・ハンセンの米海兵隊員らが「英語で遊ぼうコーナー」を担当しました。 まつり当日の午前は並里区、金武区の児童らと、午後には屋嘉、中川、伊芸区の児童らと「英語での自己紹介」や「体の部位を英語で言ってみよう」を音楽に合わせて踊ったり、ゲームで児童らとふれあい交流を深めました。 またこの他に、夏休み期間中、伊芸区、屋嘉区、金武区、並里区、中川各区を訪問し、各区の集会場において児童らと「英語あそび」のボランティア活動を行いました。

 キャンプ・ハンセン米海兵隊員ボランティアの皆さん、先日は、金武町放課後児童健全育成事業「2015Kinkids 夏まつり・英語で遊ぼうコーナー」へのご協力ありがとうございました。 当日、福祉センターには250 余名の子ども達が集まり、大好きな「英語で遊ぼう」の英会話、歌やゲームに満面の笑みと笑い声が会場を包み、終始大盛況で保護者の皆さんにも大好評でした。 放課後児童は本会が、平成 21 年度、金武町役場より委託を受け町内の幼稚園児から小学校 6 年生を対象に 5 字の公民館を拠点に活動をしており、米海兵隊員ボランティアの皆さんには平成 25 年度よりご協力いただいています。 これからも、子ども達の笑顔と笑い声が絶えぬよう、皆さんの変わらぬご協力をいただければ嬉しく思います。今後もよろしくお願い申し上げます。

交流の様子

辺野古大綱引の様子

(1)平成27年 9月1日 沖縄防衛局広報 第159号

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米軍再編に係るグアム等への航空機の訓練移転

 米軍再編に係るグアム等への航空機の訓練移転は、平成22年5月28日の「2+2」共同発表に基づく、嘉手納飛行場における更なる騒音軽減に資する措置であり、今般、平成27年7月11日~ 8月8日までの29日間、嘉手納飛行場で実施予定であった航空機による訓練をグアム等へ移転して実施しました。

○訓練移転期間中における嘉手納飛行場の平均騒音発生状況

○訓練移転期間中における外来機と考えられる航空機の 1日当たりの平均離着陸等回数(0600-1800)

騒音測定場所項 目

岩国飛行場所属→グアム等の訓練移転期間の平均平成27年7月11日~ 8月8日

平成26年度平均

嘉手納基地内(国道側)北谷町

嘉手納基地内(県道側)沖縄市

90.4W 92.7W

91.0W 92.1W

平成18年度平均(訓練移転開始前) 94.0W 94.2W

項 目岩国飛行場所属→グアム等の訓練移転期間の平均平成27年7月11日~ 8月8日

平成26年度平均

戦闘機 合 計

12.5回 30.8回

9.3回

戦闘機以外

18.3回

19.9回 29.2回

平成22年度平均(目視調査開始) 21.1回 17.4回 38.5回

岩国飛行場所属→グアム等 FA-18×10機程度、空中給油機4機等、             人員240名程度訓練規模

菅内閣官房長官の沖縄訪問 菅内閣官房長官は、8月12日と8月29日の2回にわたり沖縄を訪れました。 8月12日は、糸満市の平和祈念公園において、戦没者墓苑に献花を行い、平和の礎等を訪れました。その後、本部町の海洋博記念公園、宜野湾市の西普天間住宅地区跡地及びキャンプ瑞慶覧内のインダストリアル・コリドー地区、浦添市の牧港補給地区の視察を行い、沖縄県庁で翁長沖縄県知事と会談しました。 また、8月29日には、キャンプ・ハンセンにおいてワイズ在日米軍副司令官と、名護市内において伊集東村長、宮城国頭村長との面談を行いました。 その後、宜野湾市の普天間第二小学校の屋上から普天間飛行場を視察し、那覇市内において翁長沖縄県知事と会談を行いました。

 中谷防衛大臣は、8月15日から16日の日程で、沖縄を訪れました。 15日はキャンプ瑞慶覧においてウィスラー四軍調整官との面談、名護市内において北部関係町村長との懇談を行いました。 翌16日には、名護市内において稲嶺名護市長と、沖縄県庁において翁長沖縄県知事とそれぞれ面談を行った後、嘉手納弾薬庫地区(知花地区)及び沖縄市サッカー場を視察し井上局長の説明を受けました。その後、宜野湾市内で米軍所在中部市町村長との懇談を行いました。

中 谷 防 衛 大 臣 の 沖 縄 訪 問翁長知事(左奥)と会談する菅内閣官房長官(8月29日)

稲嶺名護市長との面談

翁長知事との面談

ウィスラー四軍調整官との面談 

 沖縄防衛局は、7月1日、優秀な工事成績あげて完成した工事等の中から、特に目的物の出来形又は品質の優れているものであって、他の模範となるにふさわしいものを優秀工事として選定し、調達部長から顕彰状を授与しました。 顕彰制度は、優秀工事等を顕彰することにより、入札参加者の受注意欲を高め工事目的物の品質確保を図る等、施設取得の円滑な推進に資することを目的としています。 今年度は、①困難な状況下にも関わらず実施状況や成果物の内容に優れ、工期内に成果物を完成させたもの、②業務の遂行にあたって発注者や要求機関のニーズを適格に反映し優れた成果をあげたもの、③新技術を取り入れ業務目的物の品質の向上に寄与するなど先進的な姿勢が伺えるもの、④成績評定点が高得点であるものの4点を選定基準として、平成26年度完成事案の中から総合的な観点で選定しています。 なお、顕彰された実績は、総合評価方式等における企業の施工能力の評価項目において評価点を加点することとしています。 今後とも当局で発注する工事へ積極的に参加していただけるようよろしく御願いしたいと思います。

平成26年度 沖縄防衛局優秀工事等顕彰式平成26年度 沖縄防衛局優秀工事等顕彰式

○平成26年度優秀工事及び受賞者対象工事(業務)名 受 注 者

株式会社 沖縄日立 取締役社長 山崎 耕司有限会社 有志建設 代表取締役 波平 正勝株式会社 丸政工務店 代表取締役 上原 惠子有限会社 北勝建設 代表取締役 新里 勝則株式会社 沖縄環境保全研究所 代表取締役 平良 辰二

トリイ(23)管理棟(462)新設機械工事瑞慶覧(H24)血液保存施設等新設土木工事北部(H24)着陸帯移設工事西普天間住宅地区(25)境界柵整備土木工事嘉手納地区(25)運動施設移設モニタリング調査

平成27年 9月1日(2)沖縄防衛局広報第159号

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米軍再編に係るグアム等への航空機の訓練移転

 米軍再編に係るグアム等への航空機の訓練移転は、平成22年5月28日の「2+2」共同発表に基づく、嘉手納飛行場における更なる騒音軽減に資する措置であり、今般、平成27年7月11日~ 8月8日までの29日間、嘉手納飛行場で実施予定であった航空機による訓練をグアム等へ移転して実施しました。

○訓練移転期間中における嘉手納飛行場の平均騒音発生状況

○訓練移転期間中における外来機と考えられる航空機の 1日当たりの平均離着陸等回数(0600-1800)

騒音測定場所項 目

岩国飛行場所属→グアム等の訓練移転期間の平均平成27年7月11日~ 8月8日

平成26年度平均

嘉手納基地内(国道側)北谷町

嘉手納基地内(県道側)沖縄市

90.4W 92.7W

91.0W 92.1W

平成18年度平均(訓練移転開始前) 94.0W 94.2W

項 目岩国飛行場所属→グアム等の訓練移転期間の平均平成27年7月11日~ 8月8日

平成26年度平均

戦闘機 合 計

12.5回 30.8回

9.3回

戦闘機以外

18.3回

19.9回 29.2回

平成22年度平均(目視調査開始) 21.1回 17.4回 38.5回

岩国飛行場所属→グアム等 FA-18×10機程度、空中給油機4機等、             人員240名程度訓練規模

菅内閣官房長官の沖縄訪問 菅内閣官房長官は、8月12日と8月29日の2回にわたり沖縄を訪れました。 8月12日は、糸満市の平和祈念公園において、戦没者墓苑に献花を行い、平和の礎等を訪れました。その後、本部町の海洋博記念公園、宜野湾市の西普天間住宅地区跡地及びキャンプ瑞慶覧内のインダストリアル・コリドー地区、浦添市の牧港補給地区の視察を行い、沖縄県庁で翁長沖縄県知事と会談しました。 また、8月29日には、キャンプ・ハンセンにおいてワイズ在日米軍副司令官と、名護市内において伊集東村長、宮城国頭村長との面談を行いました。 その後、宜野湾市の普天間第二小学校の屋上から普天間飛行場を視察し、那覇市内において翁長沖縄県知事と会談を行いました。

 中谷防衛大臣は、8月15日から16日の日程で、沖縄を訪れました。 15日はキャンプ瑞慶覧においてウィスラー四軍調整官との面談、名護市内において北部関係町村長との懇談を行いました。 翌16日には、名護市内において稲嶺名護市長と、沖縄県庁において翁長沖縄県知事とそれぞれ面談を行った後、嘉手納弾薬庫地区(知花地区)及び沖縄市サッカー場を視察し井上局長の説明を受けました。その後、宜野湾市内で米軍所在中部市町村長との懇談を行いました。

中 谷 防 衛 大 臣 の 沖 縄 訪 問翁長知事(左奥)と会談する菅内閣官房長官(8月29日)

稲嶺名護市長との面談

翁長知事との面談

ウィスラー四軍調整官との面談 

 沖縄防衛局は、7月1日、優秀な工事成績あげて完成した工事等の中から、特に目的物の出来形又は品質の優れているものであって、他の模範となるにふさわしいものを優秀工事として選定し、調達部長から顕彰状を授与しました。 顕彰制度は、優秀工事等を顕彰することにより、入札参加者の受注意欲を高め工事目的物の品質確保を図る等、施設取得の円滑な推進に資することを目的としています。 今年度は、①困難な状況下にも関わらず実施状況や成果物の内容に優れ、工期内に成果物を完成させたもの、②業務の遂行にあたって発注者や要求機関のニーズを適格に反映し優れた成果をあげたもの、③新技術を取り入れ業務目的物の品質の向上に寄与するなど先進的な姿勢が伺えるもの、④成績評定点が高得点であるものの4点を選定基準として、平成26年度完成事案の中から総合的な観点で選定しています。 なお、顕彰された実績は、総合評価方式等における企業の施工能力の評価項目において評価点を加点することとしています。 今後とも当局で発注する工事へ積極的に参加していただけるようよろしく御願いしたいと思います。

平成26年度 沖縄防衛局優秀工事等顕彰式平成26年度 沖縄防衛局優秀工事等顕彰式

○平成26年度優秀工事及び受賞者対象工事(業務)名 受 注 者

株式会社 沖縄日立 取締役社長 山崎 耕司有限会社 有志建設 代表取締役 波平 正勝株式会社 丸政工務店 代表取締役 上原 惠子有限会社 北勝建設 代表取締役 新里 勝則株式会社 沖縄環境保全研究所 代表取締役 平良 辰二

トリイ(23)管理棟(462)新設機械工事瑞慶覧(H24)血液保存施設等新設土木工事北部(H24)着陸帯移設工事西普天間住宅地区(25)境界柵整備土木工事嘉手納地区(25)運動施設移設モニタリング調査

(3)平成27年 9月1日 沖縄防衛局広報 第159号

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  7月11日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにおいて、平成27年度陸・海・空自衛隊合同コンサートが開催されました。

防衛白書は、より多くの国民の皆様に、わが国の防衛政策への理解を深めていただくとともに、わが国の防衛政策の透明性を担保し、わが国に対する諸外国の理解と信頼を高めるという意義を有しており、前回の刊行から概ね1年間に発生した事象や取りまとめた政策などを中心に記述しています。 今年の防衛白書の特徴は、北朝鮮による核・弾道ミサイル開発や、中国の海空域における活発な活動など、一層厳しさを増すわが国を取り巻く安全保障環境及び国際テロの動向、政府が国会へ提出した平和安全法制2法案の経緯と概要、新ガイドラインや日米「2+2」(ツー・プラス・ツー)、沖縄の負担軽減に向けた取組などを含めた日米同盟の強化、防衛省改革や統合機動防衛力の構築に向けた取組、各国との防衛装備・技術協力を含む防衛協力・交流などを中心に、より多くの方々に分かり易くお伝えできるようにコンパクト化を図るとともに、A4版化し、写真や図表により、詳しく紹介・解説しています。

また、今回、白書本文で掲載されている資料価値の高い図表を、シンクタンクや大学などで活用されることを念頭に、歴代白書としては、初めて巻末にまとめて収録し、利便性の向上を図ることを目的として整理しています。 沖縄防衛局では、防衛省の各種施策について理解を深めていただく一助となるよう、沖縄県をはじめ県内すべての市町村を対象に防衛白書の内容について説明を行っているところです。 なお、防衛白書は、官報販売所等で販売されているほか、その内容は防衛省のホームページ(http://www.mod.go.jp/)にも掲載されていますので、是非ともご覧下さい。

 この合同コンサートは、「音楽」を通じて国民の皆様との親和をより一層深めるため、平成9年より、全国各地で開催しており、今回の沖縄におけるコンサートで18回目を迎えました。 コンサートは、原田政務官の挨拶の後、航空自衛隊航空中央音楽隊によるアメリカ映画の「インデペンデンス・デイ」の演奏で幕を開け、公演中盤には、海上自衛隊の歌姫三宅由佳莉3等海曹による「額田王の4つの歌」のソプラノ独唱により会場は大いに盛り上がりました。挨拶をする原田政務官 独唱をする三宅3等海曹

石嶺読谷村長(中央)に説明をする様子

平成27年版防衛白書(表紙)

防衛白書から一部抜粋

平成27年度 陸・海・空自衛隊合同コンサート開催 平成27年版 防衛白書の刊行及び地方公共団体への説明平成27年版 防衛白書の刊行及び地方公共団体への説明

陸・海・空合同演奏風景

体験子どもフェスティバル(キッズお仕事体験)体験子どもフェスティバル(キッズお仕事体験) 8月8日、道の駅いとまんにおいて、糸満市観光協会主催による「第4回体験子どもフェスティバル(キッズお仕事体験)」が開催されました。 このイベントは、子ども達が様々な職業を体験する(働く)ことによって、「給料(キッズ通貨)」をもらい、税金を納めた後、残ったお金で欲しい商品と交換したり、サービスを受けるという内容で、子ども達に自分たちの労働を通して社会を学んでもらうというものです。 航空自衛隊与座岳分屯基地も他の機関と並ん

で同イベントに参加し、子供たちに自衛隊の「お仕事体験」をしてもらいました。当日は、台風13号の影響による悪天候にもめげず、多くの子ども達が集まり、自衛隊の受付ブースにも午前10時の開始前から子ども達が列を作っていました。 電池を使わず、ハンドルを回すだけで通話ができる屋外電話装置の通話体験では、実際に相手の声が聞こえてくると子ども達はびっくりし、歓声を上げていました。また、お父さん・お母さんがミニ制服に身を包んだわが子を写真に収めている光景もたくさん見られました。

第Ⅰ部 わが国を取り巻く安全保障環境

● わが国を取り巻く安全保障環境は、様々な課題や不安定要因がより顕在化・先鋭化してきており、一層厳しさを増している。

● わが国周辺では、領土や主権、経済権益などをめぐり、純然たる平時でも有事でもない、いわゆるグレーゾーンの事態が増加・長期化する傾向にある。また、周辺国による軍事力の近代化・強化や軍事活動などの活発化の傾向がより顕著にみられるなど、アジア太平洋地域における安全保障上の課題や不安定要因は、より深刻化している。

● グローバルな安全保障環境においては、一国・一地域

で生じた混乱や安全保障上の問題が、直ちに国際社会全体の課題や不安定要因に拡大するリスクが高まっている。イラク・レバントのイスラム国(I

Islamic State of Iraq and the LevantSIL)などの国

際テロ組織の活動の活発化・拡散、ロシアによるウクライナにおける力を背景とした現状変更(いわゆる「ハイブリッド戦」の展開)、サイバー攻撃の高度化・複雑化などにみられるように、安全保障上の課題や不安定要因は、複雑かつ多様で広範にわたっており、一国のみでの対応はますます困難なものになっている。

● わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している。

概 観

最近のわが国周辺の安全保障関連事象

中国軍による太平洋への進出の常態化

中国による軍事力の

広範かつ急速な強化

北朝鮮による軍事的な挑発行為や

挑発的言動

北朝鮮による核・ミサイル開発の進展

中国による東シナ海における活動の急速な拡大・活発化

中国による南シナ海における活動の急速な拡大・活発化

中台軍事バランスの変化(中国側に有利な方向に)

わが国のシーレーン

ロシア軍の活動の活発化

グレーゾーンの事態の増加・長期化傾向

GTPO30(USGS)および ETOP01(MOAA)を使用

平成27年 9月1日(4)沖縄防衛局広報第159号

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  7月11日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにおいて、平成27年度陸・海・空自衛隊合同コンサートが開催されました。

防衛白書は、より多くの国民の皆様に、わが国の防衛政策への理解を深めていただくとともに、わが国の防衛政策の透明性を担保し、わが国に対する諸外国の理解と信頼を高めるという意義を有しており、前回の刊行から概ね1年間に発生した事象や取りまとめた政策などを中心に記述しています。 今年の防衛白書の特徴は、北朝鮮による核・弾道ミサイル開発や、中国の海空域における活発な活動など、一層厳しさを増すわが国を取り巻く安全保障環境及び国際テロの動向、政府が国会へ提出した平和安全法制2法案の経緯と概要、新ガイドラインや日米「2+2」(ツー・プラス・ツー)、沖縄の負担軽減に向けた取組などを含めた日米同盟の強化、防衛省改革や統合機動防衛力の構築に向けた取組、各国との防衛装備・技術協力を含む防衛協力・交流などを中心に、より多くの方々に分かり易くお伝えできるようにコンパクト化を図るとともに、A4版化し、写真や図表により、詳しく紹介・解説しています。

また、今回、白書本文で掲載されている資料価値の高い図表を、シンクタンクや大学などで活用されることを念頭に、歴代白書としては、初めて巻末にまとめて収録し、利便性の向上を図ることを目的として整理しています。 沖縄防衛局では、防衛省の各種施策について理解を深めていただく一助となるよう、沖縄県をはじめ県内すべての市町村を対象に防衛白書の内容について説明を行っているところです。 なお、防衛白書は、官報販売所等で販売されているほか、その内容は防衛省のホームページ(http://www.mod.go.jp/)にも掲載されていますので、是非ともご覧下さい。

 この合同コンサートは、「音楽」を通じて国民の皆様との親和をより一層深めるため、平成9年より、全国各地で開催しており、今回の沖縄におけるコンサートで18回目を迎えました。 コンサートは、原田政務官の挨拶の後、航空自衛隊航空中央音楽隊によるアメリカ映画の「インデペンデンス・デイ」の演奏で幕を開け、公演中盤には、海上自衛隊の歌姫三宅由佳莉3等海曹による「額田王の4つの歌」のソプラノ独唱により会場は大いに盛り上がりました。挨拶をする原田政務官 独唱をする三宅3等海曹

石嶺読谷村長(中央)に説明をする様子

平成27年版防衛白書(表紙)

防衛白書から一部抜粋

平成27年度 陸・海・空自衛隊合同コンサート開催 平成27年版 防衛白書の刊行及び地方公共団体への説明平成27年版 防衛白書の刊行及び地方公共団体への説明

陸・海・空合同演奏風景

体験子どもフェスティバル(キッズお仕事体験)体験子どもフェスティバル(キッズお仕事体験) 8月8日、道の駅いとまんにおいて、糸満市観光協会主催による「第4回体験子どもフェスティバル(キッズお仕事体験)」が開催されました。 このイベントは、子ども達が様々な職業を体験する(働く)ことによって、「給料(キッズ通貨)」をもらい、税金を納めた後、残ったお金で欲しい商品と交換したり、サービスを受けるという内容で、子ども達に自分たちの労働を通して社会を学んでもらうというものです。 航空自衛隊与座岳分屯基地も他の機関と並ん

で同イベントに参加し、子供たちに自衛隊の「お仕事体験」をしてもらいました。当日は、台風13号の影響による悪天候にもめげず、多くの子ども達が集まり、自衛隊の受付ブースにも午前10時の開始前から子ども達が列を作っていました。 電池を使わず、ハンドルを回すだけで通話ができる屋外電話装置の通話体験では、実際に相手の声が聞こえてくると子ども達はびっくりし、歓声を上げていました。また、お父さん・お母さんがミニ制服に身を包んだわが子を写真に収めている光景もたくさん見られました。

第Ⅰ部 わが国を取り巻く安全保障環境

● わが国を取り巻く安全保障環境は、様々な課題や不安定要因がより顕在化・先鋭化してきており、一層厳しさを増している。

● わが国周辺では、領土や主権、経済権益などをめぐり、純然たる平時でも有事でもない、いわゆるグレーゾーンの事態が増加・長期化する傾向にある。また、周辺国による軍事力の近代化・強化や軍事活動などの活発化の傾向がより顕著にみられるなど、アジア太平洋地域における安全保障上の課題や不安定要因は、より深刻化している。

● グローバルな安全保障環境においては、一国・一地域

で生じた混乱や安全保障上の問題が、直ちに国際社会全体の課題や不安定要因に拡大するリスクが高まっている。イラク・レバントのイスラム国(I

Islamic State of Iraq and the LevantSIL)などの国

際テロ組織の活動の活発化・拡散、ロシアによるウクライナにおける力を背景とした現状変更(いわゆる「ハイブリッド戦」の展開)、サイバー攻撃の高度化・複雑化などにみられるように、安全保障上の課題や不安定要因は、複雑かつ多様で広範にわたっており、一国のみでの対応はますます困難なものになっている。

● わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している。

概 観

最近のわが国周辺の安全保障関連事象

中国軍による太平洋への進出の常態化

中国による軍事力の

広範かつ急速な強化

北朝鮮による軍事的な挑発行為や

挑発的言動

北朝鮮による核・ミサイル開発の進展

中国による東シナ海における活動の急速な拡大・活発化

中国による南シナ海における活動の急速な拡大・活発化

中台軍事バランスの変化(中国側に有利な方向に)

わが国のシーレーン

ロシア軍の活動の活発化

グレーゾーンの事態の増加・長期化傾向

GTPO30(USGS)および ETOP01(MOAA)を使用

(5)平成27年 9月1日 沖縄防衛局広報 第159号

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駐 留 軍 施 設 の 用 地 買 収

 沖縄防衛局では、駐留軍施設用地として提供して頂いている土地が将来長期にわたり返還の見込みがなく、かつ、経済的事情等により、買収の要望が出された場合に、当局において買収を実施しております。

 駐留軍用地を国に売却した場合は、租税特別措置法第33条の4第1項第1号により譲渡所得金額から、5,000万円までの控除を受けることが出来ます。 民間売買の場合は、売却収益の約20%が所得税及び住民税として課税されます。国に売却した場合は、5,000万円まで非課税となります 。

1 基本的な考え 2 用地買収の主な流れ

買収の申し立て駐留軍施設用地の売却を要望する場合は、理由等を記載した陳情書を提出して頂きます

当該地の審査・土地取得後3年以上の経過・所有権等の確認

租税上の措置

※詳細については当局の担当者へ お問い合わせ下さい。

連絡先:沖縄防衛局管理部    施設取得第3課取得補償室電 話:098-921-8131(内線526)

 8月18日、名護市数久田地区において、数久田ダム建設工事安全祈願祭が挙行され、稲嶺名護市長をはじめとする多くの関係者の方々や当局の井上局長が出席し安全を祈願しました。 数久田地区用水対策事業(数久田ダム)は、キャンプ・シュワブ内で行われる米軍等の演習により轟川流域の森林や原野が荒廃し、保水力が著しく低下したことによる農耕地の用水不足を防止・軽減するための障害防止対策事業として平成16年度に始まり、今般、ダム本体工事に係る安全祈願祭を迎えたものです。

名護市数久田区におけるダム建設工事安全祈願祭名護市数久田区におけるダム建設工事安全祈願祭

祈願祭の様子

挨拶する井上局長

 平成 22 年度から工事用道路の施工が始まり、今回、ダム本体工事を着手することとなりました。数久田ダムは農業用水の安定供給等を目的に、数久田地区内の轟川上流部に建設されます。 沖縄防衛局はじめ関係者の皆様に大変ご尽力を頂き、心から感謝申し上げると共に、現場周辺への環境配慮や安全対策に気を配り、工事を遂行してまいります。

【名護市産業部 玉城勝課長のひとこと】

買収予定地の鑑定評価不動産鑑定士により、買収予定土地の適正な買収価格を決定します

契 約買収価格について、土地所有者の同意を得た後、土地所有者と不動産売買契約を締結します

支 払所有権移転登記を完了した後、土地代金をお支払します

○○不動産

所得税等約 20%課税

防衛局

譲渡所得税特別控除

5,000万円まで控除

売却

売却

読谷飛行場返還の碑建立記念式典について 7月31日、読谷村が戦後70年平和継承事業として進めていた「読谷飛行場返還の碑」がこのほど完成し、平成18年に返還された読谷補助飛行場の跡地において、石嶺読谷村長をはじめ多くの関係者の出席のもと、建立記念式典が開催されました。 返還の碑は、米軍接収(昭和18年)から読谷村民の方々が関わってきた数多くの基地問題や全面返還に至るまで尽力された関係者の方々の取組など、これまでの読谷補助飛行場にまつわる歴史を整理したものであり、平和を学習する場として整備されたものです。

読 谷 飛 行 場 返 還 の 碑 建 立 記 念 式 典

読谷飛行場返還の碑

式典の様子

楚辺通信所平成18年12月返還

読谷飛行場返還の碑

読谷補助飛行場平成18年7月返還

読谷補助飛行場平成18年12月返還

平成27年 9月1日(6)沖縄防衛局広報第159号

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駐 留 軍 施 設 の 用 地 買 収

 沖縄防衛局では、駐留軍施設用地として提供して頂いている土地が将来長期にわたり返還の見込みがなく、かつ、経済的事情等により、買収の要望が出された場合に、当局において買収を実施しております。

 駐留軍用地を国に売却した場合は、租税特別措置法第33条の4第1項第1号により譲渡所得金額から、5,000万円までの控除を受けることが出来ます。 民間売買の場合は、売却収益の約20%が所得税及び住民税として課税されます。国に売却した場合は、5,000万円まで非課税となります 。

1 基本的な考え 2 用地買収の主な流れ

買収の申し立て駐留軍施設用地の売却を要望する場合は、理由等を記載した陳情書を提出して頂きます

当該地の審査・土地取得後3年以上の経過・所有権等の確認

租税上の措置

※詳細については当局の担当者へ お問い合わせ下さい。

連絡先:沖縄防衛局管理部    施設取得第3課取得補償室電 話:098-921-8131(内線526)

 8月18日、名護市数久田地区において、数久田ダム建設工事安全祈願祭が挙行され、稲嶺名護市長をはじめとする多くの関係者の方々や当局の井上局長が出席し安全を祈願しました。 数久田地区用水対策事業(数久田ダム)は、キャンプ・シュワブ内で行われる米軍等の演習により轟川流域の森林や原野が荒廃し、保水力が著しく低下したことによる農耕地の用水不足を防止・軽減するための障害防止対策事業として平成16年度に始まり、今般、ダム本体工事に係る安全祈願祭を迎えたものです。

名護市数久田区におけるダム建設工事安全祈願祭名護市数久田区におけるダム建設工事安全祈願祭

祈願祭の様子

挨拶する井上局長

 平成 22 年度から工事用道路の施工が始まり、今回、ダム本体工事を着手することとなりました。数久田ダムは農業用水の安定供給等を目的に、数久田地区内の轟川上流部に建設されます。 沖縄防衛局はじめ関係者の皆様に大変ご尽力を頂き、心から感謝申し上げると共に、現場周辺への環境配慮や安全対策に気を配り、工事を遂行してまいります。

【名護市産業部 玉城勝課長のひとこと】

買収予定地の鑑定評価不動産鑑定士により、買収予定土地の適正な買収価格を決定します

契 約買収価格について、土地所有者の同意を得た後、土地所有者と不動産売買契約を締結します

支 払所有権移転登記を完了した後、土地代金をお支払します

○○不動産

所得税等約 20%課税

防衛局

譲渡所得税特別控除

5,000万円まで控除

売却

売却

読谷飛行場返還の碑建立記念式典について 7月31日、読谷村が戦後70年平和継承事業として進めていた「読谷飛行場返還の碑」がこのほど完成し、平成18年に返還された読谷補助飛行場の跡地において、石嶺読谷村長をはじめ多くの関係者の出席のもと、建立記念式典が開催されました。 返還の碑は、米軍接収(昭和18年)から読谷村民の方々が関わってきた数多くの基地問題や全面返還に至るまで尽力された関係者の方々の取組など、これまでの読谷補助飛行場にまつわる歴史を整理したものであり、平和を学習する場として整備されたものです。

読 谷 飛 行 場 返 還 の 碑 建 立 記 念 式 典

読谷飛行場返還の碑

式典の様子

楚辺通信所平成18年12月返還

読谷飛行場返還の碑

読谷補助飛行場平成18年7月返還

読谷補助飛行場平成18年12月返還

(7)平成27年 9月1日 沖縄防衛局広報 第159号

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○左部写真:牧港補給地区の視察(8月12日) ○中央写真:西普天間住宅地区跡地の視察(8月12日) ○右部写真:翁長知事との会談(8月12日)

目 次菅内閣官房長官の沖縄訪問 ………………………………………2中谷防衛大臣の沖縄訪問 …………………………………………2平成26年度沖縄防衛局優秀工事等顕彰式 ………………………3米軍再編に係るグアム等への航空機の訓練移転 ………………3平成27年版防衛白書の刊行及び地方公共団体への説明 ………4平成27年度陸・海・空自衛隊合同コンサート開催 ………………5

体験こどもフェスティバル ………………………………………5駐留軍施設の用地買収 ……………………………………………6読谷飛行場返還の碑建立記念式典 ………………………………7防衛施設周辺対策事業 ……………………………………………7キャンプ・ハンセン海兵隊員による地元交流 ……………………8辺野古大綱引き開催 ………………………………………………8

CONTENTS

編集企画・発行

総務部報道室

嘉手納町字嘉手納290番地9

http://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/

〒904-0295

TEL(098)921-8131

沖 縄 防 衛 局

菅 内閣官房長官来沖

ハイサイくん

「はいさい」に対する皆様のご意見・ご感想などがありましたらお聞かせください。連絡先:沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納290-9 沖縄防衛局総務部報道室メールアドレス:[email protected]

『辺野古大綱引2015』 辺野古11班の活躍で大盛況『辺野古大綱引2015』 辺野古11班の活躍で大盛況 8月30日、名護市辺野古区の辺野古グランドにおいて、「辺野古大綱引2015」が開催されました。 辺野古区の歴史などが掲載されている邊野古誌によれば、大綱引きの起源は、「稲の収穫と次年の豊穣を祈願して行われる豊年祭で、方言で「ツナピケー」と呼称する。」とされ、3年に一度の伝統行事として行われてきています。 当日は、第3海兵隊遠征軍音楽隊による演奏が行われ、辺野古11班のキャンプ・シュワブからも、多数の海兵隊員及び家族連れが参加し、区民らと共に勇壮な綱引きを楽しみました。 辺野古区の嘉陽区長は「本日の参加者は、2,500名にも及んで、大成功でした。辺野古11班の協力に感謝したい。」とキャンプ・シュワブ隊員に労いの言葉がありました。区民により「綱打ち」された大綱は、参加した区民や来客、海兵隊員が無病息災を祈願し、軒先などに飾るために持ち帰りました。

キャンプ・ハンセン米海兵隊員らが「英語で遊ぼうコーナー」で児童らと交流キャンプ・ハンセン米海兵隊員らが「英語で遊ぼうコーナー」で児童らと交流

【金武町放課後児童健全育成事業担当 金武町社会福祉協議会 主事 宮城順治】【金武町放課後児童健全育成事業担当 金武町社会福祉協議会 主事 宮城順治】

 8月7日、金武町総合保健福祉センターで、金武町社会福祉協議会が主催する「2015kin kids 夏まつり」が開催され、キャンプ・ハンセンの米海兵隊員らが「英語で遊ぼうコーナー」を担当しました。 まつり当日の午前は並里区、金武区の児童らと、午後には屋嘉、中川、伊芸区の児童らと「英語での自己紹介」や「体の部位を英語で言ってみよう」を音楽に合わせて踊ったり、ゲームで児童らとふれあい交流を深めました。 またこの他に、夏休み期間中、伊芸区、屋嘉区、金武区、並里区、中川各区を訪問し、各区の集会場において児童らと「英語あそび」のボランティア活動を行いました。

 キャンプ・ハンセン米海兵隊員ボランティアの皆さん、先日は、金武町放課後児童健全育成事業「2015Kinkids 夏まつり・英語で遊ぼうコーナー」へのご協力ありがとうございました。 当日、福祉センターには250 余名の子ども達が集まり、大好きな「英語で遊ぼう」の英会話、歌やゲームに満面の笑みと笑い声が会場を包み、終始大盛況で保護者の皆さんにも大好評でした。 放課後児童は本会が、平成 21 年度、金武町役場より委託を受け町内の幼稚園児から小学校 6 年生を対象に 5 字の公民館を拠点に活動をしており、米海兵隊員ボランティアの皆さんには平成 25 年度よりご協力いただいています。 これからも、子ども達の笑顔と笑い声が絶えぬよう、皆さんの変わらぬご協力をいただければ嬉しく思います。今後もよろしくお願い申し上げます。

交流の様子

辺野古大綱引の様子

平成27年 9月1日(8)沖縄防衛局広報第159号