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9.Case Report誌編集委員会9.Case Report誌編集委員会 委員長 馬 場 秀 夫 Surgical Case Reportsについて 日本外科学会は,1992年より英文誌『Surgery

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9.Case Report 誌編集委員会

委員長 馬 場  秀 夫

Surgical Case Reports について 日本外科学会は,1992 年より英文誌『Surgery�Today』を発行しており,掲載待ち論文の増加,投稿の半数近くが Case�Report などの課題などもあり,新規に Case�Report 誌を創刊すべく,Case�Report 誌検討ワーキンググループを立ち上げ準備を進めてきた. Springer�Japan との契約により,Editorial�Manager における Surgical�Case�Reports のジャーナルサイトを立ち上げ,2014年 8月半ばには,Surgery�TodayからのCase�Report の投稿受付を停止することに併せて,Surgical�Case�Reports ジャーナルサイトからの投稿受付を開始した.國土理事長ならびに委員長のEditorial の掲載をはじめ,貴重な症例報告の出版を促し,臨床教育に貢献することを目的として,新規Case�Report 誌『Surgical�Case�Reports』が 2015 年 1 月 17 日に創刊された. 『Surgical�Case�Reports』は,オープンアクセス出版によるオンラインジャーナルで,外科学におけるあらゆる分野の症例報告を掲載している. 8 月投稿開始時には,投稿論文は 6 編であったが,10 月からは月 30 編と投稿も順調な伸びを示している.日本からの投稿は半数を占めるが,残りの半数は海外からで特に INDIA,UNITED� STATES,TURKEY となっている. 本委員会は,これまで 2 回の編集委員会を開催した.創刊直後の第 2 回編集委員会では,投稿開始から5 ヶ月経過後の投稿状況を始め,今後の課題について率直な意見が交換された. 現在の編集委員の担当論文数からすると,現編集委員の査読する負担が大きく,さらに今後投稿論文の増加が予想されるため,委員を増員することを決定した. また,オンラインジャーナルは,長さの制限がなく,動画も投稿可能というメリットもあるので,そのメリットを会員に周知すると同時に Springer より,THOMSON�REUTERS からメールアドレスの提供を受けて全世界に Surgical�Case�Reports が創刊された旨,周知することとした.

ジャーナルタイトル:Surgical�Case�Reports出版形式:オンラインジャーナル,オープンアクセス出版出版頻度:年 1 巻(採用順にオンライン出版)掲載内容:Case�Report,�Letter�to�the�Editor出版開始:2015 年 1 月 17 日出版費用:初年度2015年は無料.2016年以降(予定)は日本外科学会会員は無料,会員以外は1,250ユーロ電子投稿査読システム Editorial�Manager(http://www.surgicalcasereports.com/)より投稿投稿に関する詳細については,Surgical� Case� Reports(http://www.surgicalcasereports.com/authovs/instructions)の投稿規定を参照

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Surgical Case Reports 

論文投稿・審査状況報告

2014年 12 月 31日現在 1. 論文種類別  投稿数

Article Type  8月 9月 10月 11月 12月  TotalCase Report  6 18 31  30 33  118Letter to the Editor  0 0 0 0 0  0Editorial  0 1 1 0 0  2Total  6 19 32 30 33  120

2. 国別  投稿数

Country  TotalJAPAN  62INDIA  14TURKEY  6UNITED STATES  6AUSTRALIA  4CHINA  4ITALY  4NETHERLANDS  3CAMEROON  2PORTUGAL  2EGYPT  1GREECE  1IRAN, ISLAMIC REPUBLIC OF  1IRAQ  1LEBANON  1MOROCCO  1POLAND ROMANIA  1SINGAPORE  1SLOVAKIA  1SPAIN  1TUNISIA  1UNITED KINGDOM  1Total  120

3. カテゴリー別  投稿数

Category  TotalAdrenal gland  1Anus  3Bile ducts/Gall bladder  4Breast  5Cardiovascular  7Colon/Rectum  30Emergency  24Esophagus  9Liver  15Lung/Mediastinum  17Pancreas  13Pediatric surgery  8Plastic surgery  7Portal hypertension  1Stomach/Duodenum  13Thyroid/Head and neck  6Vascular (peripheral/vein)  12※1 論文で複数のカテゴリーを選んでい

る場合は全てのカテゴリーをカウント

(1~3は投稿日による集計) 

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4. 論文種類別  判定結果と採択率(最終判定日による集計)

 Article Type  Accept  Reject (Immediate Reject) 

採択率 1  採択率 2 

Case Report  11 69 (56) 13.8%  45.8%Letter to the Editor  0 0 NA  ‐ Editorial  2 0 100%  ‐ Total  13 69 (56) 15.9%  ‐ Reject数は Immediate Reject数を含む 採択率 1は Immediate Rejectを含む、採択率 2は Immediate Rejectを除く 

5. 国別  判定結果(最終判定日による集計)

Country  Accept Reject (Immediate Reject) Japan  13 20 (10)INDIA  12 (12)UNITED STATES  6 (6)AUSTRALIA 4 (4)CHINA 4 (3)TURKEY  4 (4)ITALY  3 (2)NETHERLANDS  3 (2)CAMEROON  2 (2)EGYPT  1 (1)GREECE 1 (1)IRAN, ISLAMIC REPUBLIC OF    1 (1)IRAQ 1 (1)LEBANON 1 (1)MOROCCO 1 (1)POLAND 1 (1)ROMANIA  1 (1)SLOVAKIA 1 (1)TUNISIA  1 (1)UNITED KINGDOM  1 (1)Total  13 69 (56)

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6. 審査日数

項目 結果

査読依頼に対する諾否 191Agreed  163Declined  15Un‐invite(14日間返事なし)  13

平均諾否日数 1.3  days平均査読日数 8.1  days

期限内 129期限超過(15日以上)  12

投稿~アクセプトまでの平均日数     61.3  days投稿~Rejectまでの平均日数  10.3  days

※平均諾否日数と平均査読日数は査読が完了した論文で計算

7. AE 担当論文数

臓器 AE 数  担当論文数

消化管 4 35肝胆膵 3 15心臓 1 7血管 1 0呼吸器 1 9乳房 1 1小児 1 7

以上

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10.臨床研究推進委員会

委員長 桑 野  博 行

 委員会を 7 月 1 日,9 月 2 日に開催し,新たに創設した臨床研究助成の選考や臨床研究セミナーを計画するとともに,外科領域においてエビデンスに基づいた医療を実践すべく臨床研究を検討した.

1.平成 26 年度厚生労働科学研究費補助金で採用された課題はなかったが,本委員会設立の趣旨を鑑み,本事業,即ち本委員会の委員経由で,本会が取り組むべき臨床研究テーマ(可能な限りプロトコール含む)を募集し,そのテーマを絞り込んだ上で助言を行い,厚生労働科学研究費補助金(厚労科研)に申請してもらうことは継続するが,今後は「日本外科学会臨床研究助成」および「若手外科医のための臨床研究助成」に選定されなかった研究課題に対して,採点結果などのコメントを付した上で厚生労働科学研究費補助金への申請を促すという方策を確認した.2.NCD データを活用した臨床研究助成について 現在,NCD データを活用した臨床研究は,複数の領域のデータベースを横断したプロジェクトの場合は,当該領域の学会の了承を得た上で,共同研究として NCD に申請することとなっている.将来的に研究課題が増えれば,その手続きが煩雑となり,負担が掛かることになるので,複数の領域に跨る共同研究を可能な限りスムーズに行えるような包括的な枠組みを構築するために,関連学会および NCD と意見交換会を開催した. 「肥満が外科手術に及ぼす影響に関する全国調査」ワーキンググループでNCDデータを活用した調査結果を第 12 回臨床研究セミナーで公表した. また,「消化器外科領域における周術期肺血栓塞栓症のリスクモデルの構築と薬物的予防法の有用性に関する多施設共同前向きランダム化比較試験」「NCD データを用いた外科手術短期成績における高年齢の影響に関する研究」を承認した.3.臨床研究助成「日本外科学会臨床研究助成」(500 万 1 件),「若手外科医のための臨床研究助成」(100万 5 件)の選考をし,第 14 回臨床研究セミナーで授賞式を開催する. 「日本外科学会臨床研究助成」(JSS�Clinical�Investigation�Project�Award)授賞者 1 名 ・土岐祐一郎(大阪大学大学院消化器外科学 II) 「消化器外科領域における周術期肺血栓塞栓症のリスクモデルの構築と薬物的予防法の有用性に関する多施設共同前向きランダム化比較試験」

 「若手外科医のための臨床研究助成授賞者」(JSS�Young�Researcher�Award)授賞者 5 名(五十音順) ・有田 智洋(京都府立医科大学外科学教室消化器外科学部門)  「血球成分由来 exosome の癌形質への影響について」 ・石神 修大(岡山大学病院心臓血管外科教室)  「小児心不全に対する心臓内自己幹細胞移植療法による右室リモデリング退縮効果の解明」 ・神田 光郎(名古屋大学医学部附属病院消化器外科二)  「Transcriptome 解析による胃癌細胞の肝転移巣形成責任分子の同定と治療への応用」 ・須田 健一(近畿大学医学部外科学講座呼吸器外科部門)  「EGFR キナーゼ阻害剤獲得耐性における分子異常の heterogeneity の検討とその克服」

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 ・横堀 武彦(群馬大学大学院病態総合外科学)  「新型 CTC チップを用いた神経芽腫の循環腫瘍細胞検出キットの開発」4.臨床研究セミナーの重要性を鑑み,春と秋に2回開催するとともに,本セミナーの参加は外科専門医制度における研修実績(5 単位)となる.平成 26 年度に開催された第 12 回,第 13 回の臨床研究セミナーは614 名,128 名の参加であった. 第 14 回臨床研究セミナーを下記の如く 4 月 18 日に開催予定である.

第 14 回 臨床研究セミナー日 時:平成 27 年 4 月 18 日(土)8:30~11:30

(第 115 回日本外科学会定期学術集会 3 日目)場 所:名古屋国際会議場 第一会場(1 号館 2F センチュリーホール) 【プログラム】開会の挨拶(8:30~8:35)  梛野 正人 名古屋大学大学院腫瘍外科学        (第 115 回日本外科学会定期学術集会会頭)第 1 部 臨床研究の在り方 司会:藤原 俊義 岡山大学大学院消化器外科学        (臨床研究推進委員会副委員長)    赤澤 宏平 新潟大学大学院 情報科学・統計学コメンテーター:竹内 正弘 北里大学薬学部臨床医学(臨床統計学・医薬開発学)

1:臨床研究に関する倫理指針(8:35~8:45)  土岐 祐一郎 大阪大学大学院消化器外科学2:利益相反(COI)違反と事後対応マネージメント(8:45~9:05)  水谷 修紀 東京医科歯科大学名誉教授・特任教授3:臨床研究に必要な統計学(9:05~9:20)  森田 智視 京都大学医学統計生物情報学4:外科臨床試験の現状と課題(9:20~9:35)  山中 竹春 横浜市立大学臨床統計学5:日本外科学会臨床研究委員会報告(9:35~9:40)  桑野 博行 群馬大学大学院病態総合外科学  (臨床研究推進委員会委員長)第 2 部「日本外科学会臨床研究助成」および「若手外科医のための臨床研究助成」授賞式 司会:國土 典宏 東京大学大学院肝胆膵・人工臓器移植外科    (日本外科学会理事長)    桑野 博行 群馬大学大学院病態総合外科学    (臨床研究推進委員会委員長)1:若手外科医のための臨床研究助成(9:45~10:20) 1)血球成分由来 exosome の癌形質への影響について   有田 智洋 京都府立医科大学外科学教室消化器外科学部門 2)小児心不全に対する心臓内自己幹細胞移植療法による右室リモデリング退縮効果の解明

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   石神 修大 岡山大学病院心臓血管外科教室 3)Transcriptome 解析による胃癌細胞の肝転移巣形成責任分子の同定と治療への応用   神田 光郎 名古屋大学医学部附属病院消化器外科二 4)EGFR キナーゼ阻害剤獲得耐性における分子異常の heterogeneity の検討とその克服   須田 健一 近畿大学医学部外科学講座呼吸器外科部門 5)新型 CTC チップを用いた神経芽腫の循環腫瘍細胞検出キットの開発   横堀 武彦 群馬大学大学院病態総合外科学2:日本外科学会臨床研究助成(10:20~10:30) 1)�消化器外科領域における周術期肺血栓塞栓症のリスクモデルの構築と薬物的予防法の有用性に関する

多施設共同前向きランダム化比較試験   土岐 祐一郎 大阪大学大学院消化器外科学 II

第 3 部 外科臨床の実践 司会:夏越 祥次 鹿児島大学腫瘍制御学・消化器外科学    山下 啓子 北海道大学乳腺外科学1:細胞シートを用いた心筋再生治療の臨床研究(10:30~10:45)  澤 芳樹 大阪大学大学院心臓血管外科学  (日本外科学会定期学術集会次期会頭)2:膵癌に対するペプチドワクチン療法の臨床開発(10:45~11:00)  山上 裕機 和歌山県立医科大学 外科学第二3:NCD を用いた外科学総論臨床研究の実践とその展開(11:00~11:15)  瀬戸 泰之 東京大学大学院消化管外科  (臨床研究推進委員会副委員長)

特別発言(11:15~11:25) 北村 惣一郎 国立循環器病研究センター名誉総長・堺市立病院機構理事長

総括・閉会の挨拶(11:25~11:30) 澤 芳樹 大阪大学大学院心臓血管外科学 (日本外科学会定期学術集会次期会頭)

1)利益相反委員会

委員長 桑 野  博 行

 本委員会は,「外科研究の利益相反に関する指針」に基づき,役員等から提出された利益相反自己申告書の管理,利益相反自己申告書に対して,疑義もしくは社会的・法的問題が生じた場合の対応等を目的としている. 委員会を 7 月 1 日,9 月 2 日に開催し,本委員会の目的の確認,提出された利益相反自己申告書を検討した.なお,役員等の利益相反自己申告書対象 142 名から提出され,特に問題が生じるものはなかった. また,本年度から新設された(新邦文誌)邦文誌編集委員会と,Case�Report誌編集委員会の委員も「役

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員等の利益相反自己申告書」の提出対象となった. 役員等の利益相反自己申告書は外科学会事務所に厳重に管理している.

11.国際委員会

委員長 梛 野  正 人

1.外国人名誉会員について 外国人名誉会員の推薦について,第 1 号議案で報告のあった Miin-Fu� Chen 先生と Sung-Gyu� Lee 先生の 2 名を推薦した.

2.若手外科医の学術交流制度について American�College�of�Surgeons(ACS)と German�Surgical�Society(GSS)とは,それぞれの学術集会にお互いの学会から推薦のあった若手外科医を 1 名ずつ招聘し,学術発表の機会を与える交流である.【ACS】第 100 回 ACS 出席(平成 26 年)本会から ACS へ参加→馬場 祥史 正会員(熊本大学消化器外科)第 115 回(平成 27 年)本会へ参加→ Suresh�Agarwal 先生

【GSS】第 132 回(平成 27 年)本会からドイツへ参加予定→吉川 幸造 正会員(徳島大学消化器・移植外科)第 115 回(平成 27 年)本会へ参加→ Thilo�Hackert 先生

3.各国際学会代表講演について 学術集会で各学会の代表者の講演を行っている.第 115 回は以下の 3 名である.【American�College�of�Surgeons(ACS)】Andrew�L.�Warshaw 先生(代理:Kenneth�L.�Mattox 先生)

【German�Surgical�Society(GSS)】Peter�M.�Vogt 先生

【British�Journal�of�Surgery�Society(BJS)】Peter�Naredi 先生

4.Society of University Surgeons(SUS)との交流について 従来から交流を行ってきたSUSについては,国際委員会が交流の窓口となっている.今年2月に開催された Academic�Surgical�Congress では,本会から 5 演題が受け入れられた.

5.Royal College of Surgeons of England(RCS)との交流について 2016 年 5 月に RCS が日本を訪問する計画を立てており,現在,渡邉聡明理事が対応している.

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6.デベロピングカントリーの外科医との交流(トラベルグラント)について 第 93 回総会より実施されたこの制度は,第 94 回総会の際から本会の正式事業として,20~30 名に対して一人 10~15 万円の旅費を補助している.本年度も,選考に際しては会頭のサポートに徹した. 選考時に考慮すべき要件(覚書き)

1)地域性2)研究発表の分野3)�複数回の応募(当選している場合と,応募するも落選している場合が考えられ,前者は選考から外

し,後者については選考の対象とし,できれば選出する)

7.研修証明書(Certification)発行について 平成 4 年度より,本会の認定施設において研修を行った海外からの留学医師に対して標記を授与している.規定は下記の通りである. 海外からの留学医師に対する研修証明書(Certification)規定

1)�本証明書は,海外からの留学医師が,外科学会の認定する施設において一定期間の研修を終了したことを証明するものである.

2)外科学会国際委員会は当該施設より提出された一定書類に従い本証明書の発行を行う.3)研修期間は 6 カ月以上とする.4)本証明書には,外科指導責任者の署名および外科学会理事長の署名を必要とする.5)本証明書発行に必要な費用(5,000 円)は被証明者負担とする.

8.国際学会の交流状況・交際費について 学会名は特定せず「海外学会」とし,出席者も「理事長・会頭あるいは本会としての代表者」と幅広くして,掛る経費は実費精算としている.