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第13号(1) 1998年10月1日 9 20 10 40 30 使 IC IC 10 50 30 11 20 10 沿 12 30 20 50 71 3 21 10 9 20 1 7 0 4 m 2 0551(36)3826 ペンション風路 11 17 18 11 15 22 17 18 10 33 1 9 6 6 15 33

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第13号(1) 1998年10月1日

9月20日

午前10時40分に

ペンションを出発。出発間際

に「車のキーがない」と夫が

右往左往、何時ものどたばた

劇。30分も出発が遅れたため

高速を使うことに。小淵沢IC

から乗り韮

崎ICを出た

ところを山

の方に向かっ

て右折、10

分ほど走る

と、深田久

弥記念公園

と登山口の

人口に50台ほどは停められる

駐車場が整備されていました。

ここまで家から30分ほどでし

た。11

時20分、出発。駐車場わ

きを数分歩くと登山口です。

そこからさらに数分歩いた先

に記念公圃があります。

はじめはアカマツ林の中の

広い林道で、とても気持ちの

いい道を10分ほど歩いて工事

中の林道に出ました。これを

横切りしばらく進むと沢沿い

の道になりまず。道はだんだ

ん狭くなってきて、両側から

ススキの銀の穂がおおいかぶ

さってきます。道端には赤い

イヌタデやミズヒキ、紫や黄

のアキギリがまだたくさん可

憐な花を咲かせていました。

9月に大雨がいっぱい降っ。

たせいでしょうか、登山道が

川になってしまい、かなりえ

ぐれていてちょっと歩きづら

くなっていました。

山頂への登山道のほぼ中間

にある女岩に近づくにつれ、

道は岩が多くなって、周囲は

いつしかアカマツやカラマツ

からミズナラやダケカンバな

ど広葉樹林帯になってきまし

た。以前登ったときは冬で葉

が落ちていたときだったので

明るい林のイメyジだったの

ですが、今回は鬱蒼としたちょっ

と薄暗い森の中といった感じ

で、ずいぶんイメージが違い

ました。

12時30分に女岩に着きまし

た。岩の合間から滴り落ちる

清水が乾いた喉を潤してくれ

ました。これからが急登で、

ちょっと不安な私、休憩もそ

こそこに出

発です。

女岩をぐ

るっと回る

ように付け

られた道は

最初、岩と

岩の間をよじ登るように乗り

越えると急斜面にジグザグに

切った道を登ります。先日来

の雨で道がぬかるみ、滑りや

すくなっていて歩きづらいこ

とこの上ありません。

それでも吹き抜ける風やブ

ナやカエデ、ナラなどの広葉

樹林の間からのぞく真っ青な

空は秋そのもので、疲れた私

たちを元気づけてくれます。

でもやっぱり急な登りは苦手

です。すぐに息が切れて20分

ほど休憩。

すこし休んだら元気が出て

きました。途中、振り返ると

樹林の間から韮崎の町が見え、

「頑張れ、頑張れ」と山が

言っているように思えて、ま

た頑張って登ります。

女岩から50分ほど急な登り

を登りきると山頂へ連なる狭

い尾根道に出ました。ここに

は山頂と敷島町への分岐を示

す道標があって、左が山頂へ

の道です。

狭い尾根道からは右手(東

側)すぐ下に曲岳、黒富士、

その向こうに金峰山、瑞牆山

が木々の聞から望めました。

分岐から数分登ると、71年3

月21日、この場所で急逝され

た深田久弥氏の「終焉の地」

の木柱と石柱が立っていまし

た。登

るにつれて岩が多くなっ

てくる急登の尾根をクンダン

高度を上げていきます。登る

につれて周囲の山々の眺望が

開けてきて、とても気咋ちが

いい。尾根道はドウダンツツ

ジがいっぱいあって、10月半

ばごろ真っ赤になっているだ

ろうな・・・・と思い描きな

がら歩いていると、なんとな

く楽しくなってきつい登りも

2面につづく

9月20日、八ヶ岳の南の茅ヶ岳(1704m)に登

りました。山容が八ヶ岳に似ているところからニセバ

ケ岳と呼ばれるこの山は、また日本百名山を著した深

田久弥氏終焉の地としても知られています。後半は私

の苦手な急な登りが続きますが、2時間半で立った山

頂からは、すぐ近くに金峰、瑞牆、八ヶ岳が望め、遠

く雲の中に南アルプスが見え隠れしていました。潅木

が繁って、背の低い私はちょっと背伸びしないと下の

ほうが見えないのが難点でしたが……

山梨県北杜市小淵沢町10122

0551(36)3826 ペンション風路

11月17日がら18日にかけ

てしし座流星雨の大出現が

期待されています。しし座

流星群の活動期間は11月15

日ごろから22日ごろまでの

1週間。そのピークが17、

18日です。毎年見られる普

通の流星群

は1時間あ

たり数個か

ら数10

個で

すが、一晩

に数千個か

ら数万個が

出現することがあり、この

ような大流星群を流星雨と

呼んでいます。

しし座流星群は33年の周

期で大出現すると言われ、

前回1966年に15万個が

出現してから33年目が来年

に迫ってきて、今年もその

可能性が期待されていると

いうわけです。

星空のきれいな小淵沢で

今世紀最後の天体ショーを

ご覧になってはいかがです

か?

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第13号(2) 1998年10月1日

1面からつづく

苦になりません。

午後1時50分、分岐から20

分ほどで山頂に着きました。

かなりきつい登りと覚悟して

いたわりには短時間で山頂に

立てた私はすっかり強気になっ

て、思わず「ヤッターッ」と

山頂は30畳ほどの広さで、

茅ケ岳山頂の標識と山梨百名

山の新しい標識が立っていま

した。ランチを取っているグ

ループや北側の金ケ岳から登っ

てくる人たちで山頂はにぎや

かでした。

山頂からは360度の眺望

です。北側は金ケ岳(『風の

通り路』3号に書きました)

の二つの峰が目前。ぞの向こ

うに八ヶ岳、右手に瑞牆山、

金峰山、その手前に曲岳、黒

富士、太刀岡山が連なって、

一面紅葉樹林に覆われていま

す。この山々の10月中旬の紅

葉はほんとに見事です。南側

は遠く富士山が手前の御坂山

塊を従えてどっしりと横だわっ

ていました。西側は南アルプ

スが雲の中に霞んでいました。

もっとも山頂を取り囲むよ

うに繁った灌木の背が伸びき

ていて、背の低い私はちょっ

と背伸びしないと下の方が見

えませんでしたが・・・。楽

しいランチはおにぎりに卵焼

き、ウィンナのニンニク焼き、

塩サケ、フルーツサラダ。すっ

かり満腹になって大満足!

1時間ほどゆっくりしてから、

来た道を戻りました。途中休

憩を入れ午後4時20分、駐車

場に着きました。

茅ヶ岳は韮崎ICから近く、

途中急な登りもありますが、

2時間半ほどで山頂に立て、

360度の眺望が楽しい山で

した。とくに紅葉の季節は周

囲の山々が広葉樹林に覆われ

いるので、見事という外はあ

りません。葉の落ちた初冬や

春先も眺望がいちだんと素晴

らしくなっていいと思いまし

た。女

岩からの登りの途中で、

1匹、大きなスズメバチが飛

んできてちょっと緊張。払っ

たりせず静かに歩いていれば

刺されることはないとわかっ

ていても、目の前にブンブン

飛ばれると気持ちのいいもの

ではありません。

秋はスズメバチがいちばん

攻撃的になる季節。この季節

になるとよくハイカーが刺さ

れたという話を聞きます。そ

こで地元のハチ退治名人から

の一言。

スズメバチに遭遇したら、

①払ったり、駆けだしたりし

ない。ハチは攻撃されたと思っ

て刺してきます。②黒いもの

を攻撃する習慣があるので黒っ

ぽい服は避ける。白色の帽子

などをかぶる。③香りの強い

ものを身に付けない。④ハチ

は目線が上にあるのでなるべ

く低い姿勢をとる。そして静

かにその賜を離れる。

10月1日、麦草峠から丸山

(2329m)

高見石

駒池とぐるっと回ってきまし

た。あいにくの雨模様でした

が、雨にけむるシラビソ林や

白駒池も趣深くなかなかゆっ

たりとした山歩きを楽しみま

した。

ペンションから1時間ちょっ

とで麦草峠、11時30分に歩き

はじめました。麦草ヒュッテ

前の笹原をぬけるとシラビソ

林の中の道。丸山への最後の

登りは急登。1時間ちょっと

で立った山頂は南側が開けて

いましたが、ガスでまったく

展望はありませんでした。

30分弱の下りで高見石小屋に

到着。ランチの後、1時間の

下りで白駒荘の脇に出ました。

白駒池は水面近くのナナカマ

ドとドウダンツツジが真っ赤

になって池の周りを飾り、深

い緑の中にところどころダケ

カンバが黄色いアクセントを

添えてて、それが雨に煙って

とても幻想的でした。

白駒池から麦草峠まで30分

の遊歩道もなかなか快適な道

でした。