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漁民と手をつなぐ広報紙 山形県漁業協同組合 広報誌 1 月号 / 平成24302 五重塔(鶴岡市・善宝寺) 明治時代、漁業関係者の発願により 全国で唯一の「魚鱗一切の供養」の 五重塔として建立されました。 五重塔(鶴岡市・善宝寺) 明治時代、漁業関係者の発願により 全国で唯一の「魚鱗一切の供養」の 五重塔として建立されました。

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漁民と手をつなぐ広報紙山形県漁業協同組合

広報誌

1月号/平成24年

№302

   

身体堅固をご祈念申し上げます。

皆々様の海上安全、大漁満足、

   

身体堅固をご祈念申し上げます。

五重塔(鶴岡市・善宝寺)明治時代、漁業関係者の発願により全国で唯一の「魚鱗一切の供養」の五重塔として建立されました。

五重塔(鶴岡市・善宝寺)明治時代、漁業関係者の発願により全国で唯一の「魚鱗一切の供養」の五重塔として建立されました。

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平成 24年 1月 ⑵第302 号 すいさ ん山形

● 「ぎょさい(漁災)」でつなぐ漁業の未来

山形県漁業協同組合

五十嵐 安哉代表理事組合長

新年明けましておめでとうございます。

新しい年を迎え、組合員の皆様、役職員

の皆様のご健勝を心からお慶び申しあげま

す。昨

年は、当組合の事業運営にご尽力・ご

協力いただき、衷心より厚く御礼申し上げ

ます。

さて景気は、東日本大震災の影響により

依然として厳しい状況にあるなかで、緩や

かに持ち直しております。

今後もサプライチェーンの立て直しや各

種政策効果などにより、景気は持ち直し傾

向が続くものと期待されております。

しかしながら、電力供給の制約や原発事

故の影響に加え、欧州債務危機問題や超円

高の進行、タイの洪水の影響等によっては、

景気は下振れするリスクを含んでいるとの

懸念もあるところです。

このような中、我が国漁業はかねてから

の魚価低迷に加えて燃油高騰が継続する中、

ここ数年で急速に疲弊しております。

さらに今回、東日本大震災の大打撃に加

えて原発事故の風評被害にも見舞われ、漁

業経営は深刻の度合いを深めております。

また、六月の通常総代会で決議いただい

た漁業用燃油にかかる免税措置の恒久化を

求める現在の状況については、軽油引取税

の免税措置は三年間の期限付き延長、A重

油については二年間の延長という結果とな

っております。

系統一丸となってありとあらゆる方面か

ら恒久化を訴え、十一月九日には千五百人

規模の全国漁業代表者総決起集会も開催し、

国に漁業の窮状を訴えて参りましたが、現

段階では恒久化という結論には至りません

でした。

一方、十一月十四日のAPEC首脳会議

で野田総理大臣が国民的議論なしにТPP

交渉参加を強引に表明したことは誠に遺憾

であり、このことにより輸入水産物の増大

に拍車がかかるとともに、漁業・漁村の崩

壊につながるのではないかと懸念されると

ころであります。

当組合は、今後ともこれらの動きを注視

していくとともに、中央団体と足並みを揃

え、引き続き持続できる漁業・漁村の構築

のため全力を傾注する所存であります。

さて当組合は、度重なる経営危機を経て、

繰越欠損金の早期解消のため、今年度から

五カ年にわたる新たな中期経営改善計画を

策定いたしました。

漁業を巡る厳しい現状を乗り越えるため

には、当組合が抱える現状と課題を正しく

把握したうえで、更なる業務効率化と事業

基盤・推進強化により、所期の目標である

安定した収支構造を持つ自立漁協の構築が

求められております。

中期計画の初年度となる今年度は、一部

支所出張所化と本所機能の再構築により組

織機構改革を実施しております。

今後も中期計画で掲げている諸事業改革

の確実な実行のため、効果的な組織再編と

なるよう努めてまいりますので、何卒ご理

解賜りますようお願い申しあげます。

こうした中で、残り三カ月となった当組

合の全般的な進捗状況を申し述べますと、

基幹事業である販売事業については、県外

生イカ船や中型船の入港減の影響等により

一時対前年比二億円の減少という深刻な状

況となりましたが、その後底曳網漁業の水

揚増と中型漁船の入港により、直近でなん

とか前年度水準の水揚金額にまで回復して

おります。

年度末には、二十八億六千万円の計画水

揚が達成されることを期待するとともに、

間近に寒だら漁の本番を迎える底曳網漁は

じめ全ての漁業が凪数・魚価ともに満足の

ゆく漁ができることを祈らずにはいられま

せん。

次に、魚価向上に関する取り組みについ

て申し上げますと、十一月に山形市におい

て庄内浜魚消費キャンペーンを実施すると

ともに、これまでさまざまな魚種において

食の安全や産地のブランド化事業を展開い

たしました。

また、庄内浜魚介類の地産・地消、消費

拡大を目的とした産直カー事業も二年度目

となり、現在内陸での販売に主眼を置いて

事業を展開しているところでありますが、

ここに来てようやくリピーターも増えつつ

あり順調に推移しているようであります。

以上の取り組みのほか、今後は加工も含

めた付加価値向上による魚価の底上げは重

要課題として位置づけており、いずれにし

てもこうした取組は当組合単独では困難で

あり、県・市町にも積極的に要望しながら

魚価の向上に努めてまいりたいと存じます。

次に購買事業について申しあげますと、

A重油・白灯油ともに供給量が前年比減少

しており、厳しい収支状況で推移しており

ます。

収支改善のためには、組合員の全利用体

制を図ることが課題であり、利用率向上に

向けた取組みの一つとして、役職員一体と

なって白灯油推進にむけた浜回りを実施し

たところであります。

さらには、系統ブランドである大漁オイ

ルについてもキャンペーン効果により取扱

船が徐々に増えつつあり供給量も増加して

おります。

こうした浜に根ざした取組がいずれ収支

実績に反映されるものと思われ、組合員の

皆様、地域の皆様の更なるご利用に期待す

るものであります。

次に信用事業については、JFマリンバ

ンク中期事業推進方策に基づき事業を展開

しておるところでありますが、漁業環境の

悪化からか貯金残高・貸出金残高とも年々

減少傾向の一途を辿っております。

経営の健全性のためには系統利用率向上

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すいさん山形⑶ 平成 24年 1月 第302 号

● 「ぎょさい(漁災)」で守る豊かな未来

平成23年度 

第7回 

理事会議案

開催日:平成23年12月22日㈭

場 

所:いこいの村庄内

【協議事項】

1 

平成23年度上半期監事監査の結

果について

2 

全漁連期中監査改善指示書及び

改善状況について

3 

内国為替手数料の改定(値上

げ)について

4 

貸付金の審議について

5 

販売売掛金与信極度額(案)の

承認について

6 

うぐい・こい・ふな刺網漁業の

承認について

7 

年末年始の取扱について

【報告事項】

1 

平成23年度内部監査における改

善指摘事項・検討事項に対する

回答書について

2 

平成23年度JFマリンバンクモ

ニタリングの結果について

3 

現業労働体制改善検討委員会の

答申書について

4 

漁船用軽油にかかる軽油引取税

の免税措置の恒久化等を求める

要望活動の進捗状況について

5 

平成24年度水産業振興対策強化

に関する要望書の提出について

6 

「年金口座指定替え推進強化期

間」及び「年金口座獲得推進期

間」取組要領について

7 

貸付金利率の改定について

8 

平成23年度密漁監視巡回活動結

果報告書について

9 

石油製品供給価格の改定(値上

げ)について

10 

組合員の加入・脱退について

11 

その他

 

去る十二月二十六日、

山形県庁を訪れ、高橋副

知事に「水産業振興対策

強化に関する要望書」を

提出いたしました。

 

当組合は、漁業を巡る

厳しい状況に対処するた

め、本年度から五ヶ年に

亘る「新中期経営改善計

画」を策定し、この実現

を目指す一環として山形

県庁に要望したものです。

 

なお、同様の要望を鶴

岡市長など二市一町にも

提出しております。

一 

.庄内浜産水産物の魚価向上と消費拡大対策に

ついて

二 

.水産加工事業の基盤強化への支援について

三 

.栽培漁業の効果的推進について

四 

.無保証人型漁業融資促進事業の効果的推進に

ついて

五 

.漁業制度金融の充実について

六 

.鶴岡市堅苔沢漁港荷揚岸壁の整備について

七 

.燃油油槽船の代船建造に対する支援について

八 

.由良台車式捲揚施設の整備について

九 

.省エネエンジン搭載により省エネ操業に取り

組む漁業者に対する支援について

十 

.沿岸漁業と大中まき網漁業との調整について

十一.県漁業試験調査船「最上丸」の新造について

理事会情報

県産水産物の放射線物質検査について このことについて、山形県沖の「マダラ」、「アンコウ」を検査したところ、結果は以下のとおりであり、安全であることを確認しましたので、お知らせします。

県・二市一町に対し水産業振興

対策強化に関する要望書を提出高橋副知事に要望書を手渡す

要望事項の骨子

による安定した貯金量の確

保が課題であり、現在、年

金口座指定替え強化月間と

銘打ち、計画的な年金推進

運動等様々な取組みを展開

しておるところであります。

又、貸出金については、

ぜひとも今年度からスター

トした無保証人型漁業融資

促進事業を有効に活用いた

だき、漁業経営の安定にお

役立ていただきたいと存じ

ます。

皆様におかれましては、

どうか「浜の暮らしを守る

信頼の金融」の構築に向け

ご理解賜りますようお願い

申しあげます。

いずれにいたしましても、

事業量減少の影響から収支

は厳しい状況にありますが、

事業全般にわたる拡充と管

理費削減の実現により経営

の健全化を図り、組合員の

皆様の負託に応える所存で

ありますので、一層のご理

解とご協力をお願いするも

のであります。

最後になりましたが、二

〇一二年が漁業や漁村にと

って新しい幕開けとなると

ともに、全組合員をはじめ、

関係役職員にとりまして良

い年でありますよう、また、

操業の安全と大漁、一層の

ご繁栄・ご健勝をご祈念申

し上げまして新年のご挨拶

といたします。

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高校を卒業後、建設会社に就職、5

年勤めたのち退社。現在は農業を行い

ながら大楯丸(2.7トン)で操業してお

ります。

①東日本大震災で大きな災害もありま

したが、自分にとっては病気や事故

もなく無事一年過ごせたこと、組合

員となり初水揚をしたことです。

②昨年以上に漁に出て水揚をし、他の

漁も勉強したいと思っています。

③組合員になってまだ日が浅いため、

組合のことがよくわかりませんが漁

業者の経営が良くなり、後継者が生

まれるよう願っています。

①自分にとって過去1年間 良い事ベスト1②辰年にかける夢 ③漁協に期待すること (水産業全体でも良い)

質 問質 問

高橋 享一(吹浦支所)昭和27年1月生

たかはし  きょういちたかはし き ういち

大いに語る大いに語る大いに語る大いに語る

 

第二十八宝運丸(4.9トン)でいか釣

漁業を営んでおります。地元の漁期が

終了した後は、仲間の船と北海道方面

に出漁し、12月中頃に帰ってきます。

また現在、漁協総代を務めています。

 

家で待つ家族にとってはやはり安全

操業、安全航海が一番だと思いますの

でよろしくお願いします。

①あけましておめでとうございます。

私にとってよかったことは家族全員、

健康で過ごせたことです。

②今年も家族が健康で暮らせたらいい

と思います。大漁もしたいです。

③漁業環境は今年も魚価安、燃油高騰

で組合経営も厳しいとは思いますが、

お互いに頑張りましょう。 進藤 優一

(飛島支所)昭和27年1月生

しんどう  ゆういち

 

学校を卒業後、三崎のマグロ船およ

び北転船等に乗船した後、平成元年か

ら国内タンカー船に乗船、平成十五年

から地元に戻り正徳丸(0.3トン)で磯

見漁業を営んで現在に至っております。

①明けましておめでとうございます。

自分にとってよかったことは家族が

健康で過ごせたこと、安全な操業が

田澤 紀太郎(加茂出張所)昭和15年8月生

た ざわ  き た ろうた ざわ き た ろう

 

学校を卒業後、外航貨物船に5年間

乗船、その後地元に戻り父の営む海宝

丸に乗る。

 

漁師歴37年、現在は3名で底びき網

漁業を営んでおります。

阿部 竹彦(さかた総合市場)昭和27年7月生

あ  べ  たけひこ

①昨年は大震災に始まり、私事では腰

の手術とあまり喜ばしい事の少ない

一年ではありましたが、乗組員でも

ある娘婿の貞治が、船の免許を取得

し船頭への第一歩を踏み出した事と、

娘孫の杏莉と将来の船頭候補、竹琉

の成長を糧とし乗り越えた一年でし

た。

②豊漁祈願、家内安全、健康第一。仕

事では、タイ等の活〆にも挑戦し、

より良い魚の水揚を第一として、庄

内浜の魚と海宝丸を県内外にアピー

ルしていく所存です。

③魚価低迷、重油高騰と暗い話題ばか

りですが、少しでも明るく活気ある

浜にする為に、知恵を出し合い、そ

れを実践して、我々漁師共々今まで

以上に一致団結し乗り切って行きま

しょう。

たけ

あん

● 「ぎょさい(漁災)」でつなぐ明日の漁業

平成 24年 1月 ⑷第302 号 すいさ ん山形

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本間 吉郎(豊浦支所)昭和27年9月生

ほん ま   きちろうほん ま きちろう

特 集

榊原 昭夫(由良総括支所)昭和15年10月生

さかきばら  あき お

 

加茂水産高校卒業後、都内㈱豊漁業

に入社、28歳のとき㈱ササノに入社、

現在に至っています。

①60歳になっても健康で仕事ができる

こと。

②子供達がよき伴侶に恵まれ自立した

こと。

③着火船が少なくなり、船外機船が多

くなってきました。漁協の皆様の努

力によってまた着火船が増えていき

ますように!

 

以前の職業は建設大工。バブルがは

じけたことで、庄内はもちろん全国的

に仕事が減ったことと、両親も高齢に

なり出稼ぎも行かれず、思い切って第

十八兼丸(2.9トン)を新造、平成九年

より漁業に従事しはや十五年になりま

した。

①明けましておめでとうございます。

マグロ漁が一時不漁期に入りかけた

奥井 兼一(温海出張所)昭和27年4月生

おく い   けんいちおく い けんいち

 

加茂水産高等学校卒業後、製造業に

勤めるも退職。その後、平成二十一年

九月より、第五平安丸の乗組員となり

現在に至る。

①去年と比べ水揚が良かったことと、

家族が一年健康で過ごせたこと。

②家内安全、大漁満足。皆様が今年も、

怪我なく過ごせますように。

③魚価の低迷が続き、漁師にとって大

変厳しい状況にありますが、漁業者、

組合員ともに一丸となってお互いに

いい案を出し合いながら頑張ってい

きましょう。

佐藤 良太(念珠関総括支所)昭和63年9月生

さ とう   りょうた

 

加茂水産高校卒業後、50年余り磯見

漁を営み、現在は白山丸(0.4トン)に

て操業しています。

①あけましておめでとうございます。

 

家族共々健康であったこと、そして

一年元気に漁に出られたことがベス

ト。

②昇り竜の如く、漁業者、漁業が上昇

気流に乗り、海難事故の無い年であ

りたい。

③昔と比べ漁協職員数が減少するなか

大変ご苦労様です。

 

捕った魚を高値で売ることが出来る

様、今以上の努力をよろしくお願い

いたします。

かにみえたが、今までにない新たな

漁場の発見と、値段が上向きにある

こと。魚が近海さえ通ってくれれば、

技術は向上しているので何年か前の

ような漁に期待がつながること。

②一次産業に波があるのは仕方のない

こと。今が下げ止まりであり、干支

のように、多少でも昇り竜のような

年であってほしい。

③漁業環境は、年毎に厳しくなる中、

後継者も商品価値がつくよう努力を

しています。組合経営も後の人たち

につけを残さないように、お願いし

ます。

できたこと。

②漁獲向上を願いつつ、健康に十分留

意し、無事故で操業したい。

③浜に活気が戻るように、大勢の若者

たちが働ける魅力ある環境づくりを

講じてほしい。

● 「ぎょさい(漁災)」で拡げる浜の安心

すいさん山形すいさん山形⑸ 平成 24年 1月 第302 号

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● 「積立ぷらす」&「ぎょさい(漁災)」で家族も安心

平成 24年 1月 ⑹第302 号 すいさ ん山形

漁村復興応援キャンペーン(全国版)

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がんばろう漁村!平成24年1月1日(日)~2月29日(水)期 間がんばろう東北!

JF共済キャンペーン(山形県版)

海産物イラストはイメージとなりますので予めご了承下さい。

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● 「ぎょさい(漁災)」&「積立ぷらす」で経営安定

すいさん山形⑺ 平成 24年 1月 第302 号

 

指定漁業の許認可の一斉更新を本年8月に控え、昨年11月29日飛島地区

に於いて、大中まき網漁業の禁止区域拡大に向けた地元漁業者と水産庁と

の意見交換会が開催されました。

 

現状山形県沖合では庄内浜側は距岸12マイル、飛島周辺は周囲3マイル

の大中まき網漁業禁止区域が設定されていますが、大瀬礁と明石礁、飛島

の禁止区域への度重なる侵入があったため、山形海区漁業調整委員会を通

じて禁止区域の拡大を要望してきた経緯があり

ます。

 

当日は、県漁場監視船「月峯」にて飛島根山

先から御積島側の3マイル地点と本島から1マ

イル程の重要瀬(礁)数箇所を確認しました。

 

地区漁業者からは、近年漁獲量が増えている

クロマグロの資源枯渇の問題や、冬期間のヤリ

イカ産卵礁での違法操業の目撃談、また自分達

の殆どが経験している沖乗り船頭の経験話から

の漁業者間の話し合いの必要性など活発な意見

が水産庁に対し述べられました。

 

水産庁側からは、位置監視システム等の導入

は現在交渉中である事と、禁止区域の拡大は現

状簡単ではないが、「大きな漁業が小さな漁業

を守らなければならない」との認識で対応して

いきたい旨のお話がありました。

 

山形県と山形海区漁業調整委員会を通じて要

望している内容は次の通りです。

1.沿岸漁業資源の保護を図るため、大中まき網漁業の禁止区域の拡大を

行うこと。

  

特に距岸3マイルに設定されている飛島周辺の禁止区域については、

共同漁業権漁場との緩衝区域を考慮し、新潟県佐渡、粟島と同様に6

マイルの禁止区域まで拡大を行うこと。

2.沿岸漁業者が持つ、大中まき網漁業に関する不信感の払拭と違反操業

防止のため、魚種別漁獲統計の拡充及び位置監視システム等の導入と

情報開示を含めた漁獲管理体制の強化を行うこと。

 

11月22日に第6回山形県青年・女性漁業

者交流大会を開催しました。この大会は、

県内漁業者の先進的な取り組みの発表と意

見交換により、参加漁業者の活動意欲向上

を目的として、山形県主催で3年に1回開

催しています。

 

今回は鼠ヶ関漁業青年会 

五十嵐安貴さ

んの「鼠ヶ関大漁旗フェスティバル開催20

回を迎えて」、小波渡地区藻場保全活動組

織 

佐藤善四郎さんの「豊かな藻場の再生

を目指して」、県漁協女性部温海支部 

藤秀子さんの「浜のレシピを次世代へ」の

3題の発表がありました。それぞれ「地域

活性化」「環境保全」「魚食普及」といっ

たテーマに関する素晴らしい発表でした。

 

漁業者は普段、海と魚が相手なので、慣れない人前での発表に尻込

みすることが多いのですが、当日堂々と発表を行い質問に答える姿を

目にすると、サポートした甲斐があったと、事務局ならではの達成感

がこみ上げて来ました。

 

意見交換がされた後、5人の助言者の審査により、加茂水産高校の

村井校長先生より「科学的根拠に基づいた取り組み」との講評を受け

た、小波渡地域藻場保全活動組織の佐藤善四郎さんの発表が、全国青

年・女性漁業者交流大会への推薦課題に選ばれました。3月の全国大

会まで、発表のレベルアップのために、引き続きお手伝いをさせてい

ただきます。農林水産大臣賞受賞に向けて善四郎さん頑張ってくださ

い!

会会換会会会会会換会換会換交換交換交換交交見交交交交見交見交見交見交見見見意見意見意見意見意

庁との意

庁との意ののと

産庁と庁庁産庁産庁産水産水産水産水水水

者と水

者と水と者と者者者業者業者業者業業業漁業漁業

する漁業

する漁

する漁るす

業に関す

業に関す関す関に関

業に関

業業業漁業漁業漁業

網漁

中まき網漁

中まき網きき

中ま中中大中大中大中大大大大大

の意見交換会

の意見交換会

の意の意

関する漁業者と水産庁との

関する漁業者と水産庁と

に関す

に関す

に関にに業に

大中まき網漁業に

大中まき網漁業に

大中大中大中まき網漁業に関する漁業者と水産庁との意見交換会

大中まき網漁業に関する漁業者と水産庁との意見交換会

漁政対策室 

室長 

西村 

庄内総合支庁水産課 

主任専門水産業普及指導員 

加賀山 

い!

庄内総

産大臣賞受賞に向けて善四郎さ

水産課

主任専門水産業

総合支庁水

さん頑張ってくださ

指導員

加賀山

四郎さ

業普及指

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● 「ぎょさい(漁災)」の力で元気な浜を!

平成 24年 1月 ⑻第302 号 すいさ ん山形

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由良総括支所豊 浦 支 所温海出張所念珠関総括支所

☎☎☎☎

0235-73-30110235-73-30060235-43-34340235-44-2100

※飛島支所、さかた総合市場、由良・念珠関総括支所にてサンプルを展示しております。

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● 拡がる「ぎょさい(漁災)」!続く安心!

すいさん山形⑼ 平成 24年 1月 第302 号

 臨時職員を経て、昨年8月に無事職員になることができました。窓口業務などの事務面が何もわからない状態でのスタートで、不安な気持ちでいっぱいでしたが代理をはじめ組合員の皆様のおかげで業務にも少し慣れてきたところです。 まだまだわからない事が多く皆様に迷惑をかけてしまうと思いますが早く一人前になれるよう日々努力しますので今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします。

それは忘れもしない12月13日午後2時の事だった。激しいベルとともに、「火事だぁー!火事だぁー!」と叫ぶ男。消防署に通報を行い無事、職員全員が市場に避難したのであった。

「早く並んで!」「は・・はい!」   「隊長!全員無事に避難しました!」「うむ。ご苦労」

消防署の職員の方も言っていました。「みなさんの真剣な気迫が伝わってきた」と。初めての避難訓練にしては上出来ではないか。私の任務もやっとこれで果たせたか・・。

避難誘導の後は、消火器の発射訓練、動力ポンプの操作を真剣に習う漁協職員。真剣さがひしひしと伝わった避難訓練でした。

それは忘れもしない12月13日午後2時の事だった。激しいベルとともに、「火事だぁー!火事だぁー!」と叫ぶ男。消防署に通報を行い無事、職員全員が市場に避難したのであった。

「早く並んで!」「は・・はい!」   「隊長!全員無事に避難しました!」「うむ。ご苦労」

消防署の職員の方も言っていました。「みなさんの真剣な気迫が伝わってきた」と。初めての避難訓練にしては上出来ではないか。私の任務もやっとこれで果たせたか・・。

避難誘導の後は、消火器の発射訓練、動力ポンプの操作を真剣に習う漁協職員。真剣さがひしひしと伝わった避難訓練でした。

『漁協が火事です。今すぐ避難して下さい』-漁協職員消防避難訓練-

今日の使える豆知識 「自宅の消火器の裏側が錆びていないかチェックしてみよう!」

新 人 紹 介新 人 紹 介新 人 紹 介

飛島支所 鈴木 紳之介

漁業経営セーフティーネット構築事業について

詳しくは、各支所・出張所、もしくは購買課までお問い合わせください。

・燃油価格の高騰に備え、漁業者が資金を積み立てます。・原油価格が一定水準を超えて上昇した場合に、燃油の購入量に応じて補てん金(1/2が自らの積立金、1/2が国の助成金)が支払われます。・漁業者の積立金については、年間購入予定数量によって金額が違いますが、5月に一括納入となります。・積立金額は、積立単価(1,700円)×年間購入

予定数量となります。・積立契約期間は3年間となります。・補てん金の支払いの有無の判定は、四半期(3ヵ月)ごとに行われます。・補てん単価は原油価格を基準として「四半期の平均価格」-「直前2年間の平均価格に115%乗じた価格」となります。・申込期限は3月20日までとし、年の途中での加入はできません。

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● 「ぎょさい(漁災)」で実現!安心経営

すいさん山形第302 号 平成 24年 1月 ⑽

 

浜の皆様、突然ですが、ゴマサバとマサバ

をどのように、区別しますか?

 

最近、浜のほうから、ゴマサバとマサバの

見分けが不十分な事例があるとのこと。どう

も、わかりにくいサバも増えているようです。

ゴマサバとマサバでは時期によっては、値段

が4倍も違うようですので、注意が必要です。

 

そこで、ゴマサバとマサバの見分け方につ

いて、整理してみました。

 

形では鼻面から見て、丸いのが、ゴマサバ、

やや平べったく縦長のがマサバ、と判別でき

ます(図1)が、充分ではありません。

 

模様で見れば、魚体の体側中央部に黒い斑

紋があれば

ゴマサバ(写真1)ですが、薄

いものもいます。鮮度の低下とともに模様が

薄くなっていくものもあります。マサバ(写

真2)にはこれら斑紋がありません。

No.77

山形県水産試験場

浅海増殖部

主任専門研究員

本登 

模様で判別が難しい場合、2つの背びれ(前

から、第1背びれ、第2背びれ)からの判別

を行います(図2)。

・ゴマサバ

第1背びれの棘(きょく:扇の骨のようなス

ジ状のところ)が10〜13本で、棘と棘の間隔

が狭い。さらに、第1背びれと第2背びれの

間隔Bは広くて、第1背びれ基部の長さAよ

り長い。

・マサバ

第1背びれの棘が9〜10本で、棘と棘の間隔

が広い。さらに、第1背びれと第2背びれの

間隔Bは狭く、第1背びれ基部の長さAより

短い。

上記の方法でも判別がつかない場合は、測定

と計算が必要なので少し面倒な見分け方なの

ですが、第1背びれ基部の長さAが尾叉長

(C:魚の鼻先から尾びれの中央の彎入部ま

での長さ)に対して12%未満であればゴマサ

バ、12%以上ならばマサバという判別の仕方

があります(図2)。これが最も精度の高い

方法です。

(詳しくは、農林水産省のホームページ

http://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1007/

A04.html

を参照ください。)

 

実は、近年、ゴマサバとマサバの交雑種が

増えていて、0.1%つまり千尾に1尾の割合で

海にいるとの調査もあり、最近はもっと増え

ているといわれています。ですから、さきほ

どの判別方法で区別がつかない場合、交雑種

の可能性もあります。

 

海は刻々と姿を変えています。サバ類もそ

の一つかもしれません。変わったところで、

庄内浜では珍しい魚の紹介です。最近水揚げ

のあったものです。ひとつはコショウダイ

(写真3)もうひとつはユメカサゴ(写真

4)です

 

コショウダイは11月28日に鼠ヶ関の底曳網

で全長20㎝程度のものが4尾水揚げされまし

た。かやかり(ヒゲソリダイ)とも違う種類

です。通常の分布は、沖縄を除く、山陰、下

北半島以南です。体表の黒い点がコショウの

ように見えるから、あるいは体の模様が殿様

に控えていた「小姓」の装束の似ているから

とも言われています。

 

ユメカサゴは12月13日に酒田の底曳網で全

長20cm程度が2㎏程度、3箱の水揚げがあ

りました。一見カサゴのように見えますが、

頭部はトゲトゲしていなくて、胸びれ下部の

皮の湾入があり、鰓ぶたの後端が黒く、ノド

が黒色です。通常の分布は岩手県以南です。

鼠ヶ関ではごくわずかですが、たびたび水揚

げされていて、酒田市場ではとても珍しいそ

うです。

 

どちらも非常に美味だそうです。

写真1 ゴマサバ

ゴマサバの断面図

マサバの断面図

写真2 マサバ

写真3 コショウダイ

写真4 ユメカサゴ

図1

図2

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すいさん山形

● 「ぎょさい(漁災)」で守ろう漁業経営!

第302 号⑾ 平成 24年 1月

▼あけましておめでとうございます。

昨年は東日本大震災の発生で地は

揺れ、人々の身も心も揺れ惑いま

した。津波による被害、原発事故

による放射能汚染の恐怖は今なお

続いています。自然災害の脅威を

思い知るとともに、70年代に日

本列島改造論が掲げられた当時、

経済優先のもと夢の原子力発電と

もてはやされ建設が進められた原

子力発電施設、そのリスクの高さ

を改めて考えさせられた年となり

ました。

▼迎えた二〇一二年、未だ震災の爪

痕は残りますが、草木が勢いよく

伸びるとされる辰年は陽性が強く、

十二支の中心と目されています。

強運の年であり、国全体が積極的

に未来に向けた復興活動に取り組

んでいきたいものです。

▼辰年はさそり座の形が空想の動物

である「竜」(ドラゴン)に似て

いるところから、「竜」(辰)に

割り当てられました。本年が昇り

竜であることを願いたいです。

▼本年も編集員一同、「すいさん山

形」のより良い紙面づくりに努め

て参りますのでよろしくお願い申

し上げます。

販売企画課 

課長 

佐藤 

月間MVP

水 揚 金 額 (千円)12345678910

漁 獲 量 (㎏)

水 揚 情 報(単位:千円)

支所別

区 分水揚合計

県 内 船 水 揚県 外 船 水 揚合 計

県 内 船 水 揚県 外 船 水 揚合 計

月間水揚

本年度水揚

水    揚    地    内    訳

吹 浦 飛 島 酒 田 加 茂 由 良 豊 浦 温 海 念珠関

1,998,605

216,932

113,090

330,022

269,849

1,984,482

344,146

2,328,628

2,343,805

-15,177

2,860,000

81.4%

119,960

11,339

0

11,339

13,665

131,299

0

131,299

119,234

12,065

143,000

91.8%

105,877

6,293

0

6,293

3,256

112,170

0

112,170

101,062

11,108

162,000

69.2%

682,439

73,113

113,090

186,203

117,490

563,923

304,719

868,642

840,892

27,750

1,012,000

85.8%

141,197

6,214

0

6,214

6,467

147,411

0

147,411

147,157

254

170,000

86.7%

264,059

37,059

0

37,059

28,064

277,334

23,783

301,117

316,534

-15,417

387,000

77.8%

177,582

14,511

0

14,511

15,943

192,093

0

192,093

184,666

7,427

228,000

84.2%

60,389

4,948

0

4,948

7,042

65,337

0

65,337

64,439

898

73,000

89.5%

447,102

63,455

0

63,455

77,922

494,915

15,644

510,559

569,821

-59,262

685,000

74.5%

月間MVP

12345678910

 148,25334,80822,31217,34411,62611,41610,7048,3117,6476,987

するめいかは た は たほっこくあかえびた いた らさ わ らさ けあ ん こ うぶり・いなだあ わ び

599,727108,85341,40128,45926,28920,43917,04816,65010,3757,593

するめいかは た は たぶり・いなだた いさ けた らほっこくあかえびべにずわいさ わ らあ ん こ う

平成23年12月31日現在

11月末迄水揚累計

前 年 同 月 水 揚

前年度水揚累計増     減本年度水揚計画達  成  率

今あがっている魚今あがっている魚今あがっている魚今あがっている魚 ̶ ̶ 前年対比 増  減  変らず→→→

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編集・発行/ 山形県漁業協同組合  酒田市船場町二丁目二番一号代表理事組合長 五十嵐 安哉☎ 0234-24-5611 FAX 0234-22-6455http://www.kengyokyo.or.jp/302/平成24年1月号

広報誌

海難救助の救助員に感謝状海難救助の救助員に感謝状 昨年11月念珠関救難所救助員の本間鋼太郎さんに第二管区保安本部長から、同じく12月加茂救難所救助員の佐藤広造さんに酒田海上保安部長から感謝状が贈られました。 本間さんは、出港直後、船外機船が転覆していたので様子がおかしいと感じ付近を捜索したところ、転落者を発見、救助しました。佐藤さんは、沖に転覆している船外機船を発見、救難所に連絡し、自ら救助船に乗り転落者を救出しました。どちらも、早期期発が重大事故の解決に繋がりました。 季節は厳寒の冬を迎え、時化が多い時期になりました。ライフジャケットの常時着用、気象情報の入手・連絡手段の確保に努め、海難事故防止に努めましょう!

[鶴岡市庄内浜産魚介介類加工推進進事業支支援事業業]小型魚類処理機(中骨骨取り開き、ヘッドカカッターー)の導入導入[鶴岡市庄内浜産魚介類加工推進事業支援事業]小型魚類処理機(中骨取り開き、ヘッドカッター)の導入

 平成23年度事業として山形県並びに鶴岡市の補助を受け、鼠ヶ関港の上架施設について塩害による腐食、老朽化が著しく作業の安全性を確保するため施設の心臓部である台車の更新とレールの一部交換を実施したものです。[規模・構造]鉄製台車 1台       軌条(レール20m×4本)[事 業 費]11,950,000円(税抜き)       うち山形県補助 5,490,000円          鶴岡市助成 2,980,000円          漁協負担 3,480,000円

 由良水産加工場では、庄内浜に水揚される低価格の小型魚(ハタハタ、アジ等)による新たな加工品開発により量販店や学校給食向けの販路拡大と魚価底支えを図ることを目的に、平成23年度事業として山形県並びに鶴岡市の補助を受け最先端の加工機器を導入したものです。[規模・構造]ヘッドカッター連動       フィレーマシン 1台[事 業 費]6,800,000円(税抜き)       うち山形県補助 3,330,000円         鶴岡市助成  680,000円          漁協負担 2,790,000円

漁政対策室 佐藤 健

本間 鋼太郎氏

佐藤 広造氏

[鶴岡市漁港施設整備備支援事業]]鼠ヶ関港港台車式式上架架施設のの整備備[鶴岡市漁港施設整備支援事業]鼠ヶ関港台車式上架施設の整備

山形県水産振興基盤整備事山形県水産振興基盤整備事業山形県水産振興基盤整備事業