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20180713 BuWis matsuyama - CSS Nite公式サイトcssnite.jp/buwis/matsuyama2018/20180713_BuWis... · 経営者ひとりで全体を見通すことができなくなり ... 2050 2060

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BuWis in Matsuyama 地方組織を強くするブランディングの実践論

成長企業の組織設計 30・50・100人の壁を素通りして成長する人材戦略

CULTURE DEVELOPMENT高瀬ヤスジ

自己紹介

営業(不動産・広告代理店)

コンテンツプロデューサー

デジタルマーケター

プロジェクトマネージャー

人材戦略コンサルタント

高瀬ヤスジCULTURE DEVELOPMENT代表/人材戦略コンサルタント

耕す → 文化

作物が育つ土壌 個性が育つ社会→

CULTURE DEVELOPMENT1 発展。進展。2 土地や住宅などの開発、造成。3 ソフトウエアなどの開発、製作。

開発(構造化)する

Vision

個性が育つ社会を開発するMission

個性が育つ企業を増やすValue

広く知見を集め、最適に実装する

人材戦略支援

採用企画 育成企画

企業の成長を阻む「壁」の正体

多くの企業が頭を悩ませる組織課題

30人の壁 ワンマン問題

50人の壁 ミドルマネジメント問題

100人の壁 スペシャリスト問題

≠ 個人の資質や能力の問題ではない

30人の壁:ワンマン問題

経営者

リーダー層

メンバー層組織化

経営者ひとりで全体を見通すことができなくなり権限の委譲と権限行使者の確保が必要になる

50人の壁:ミドルマネジメント問題

ミドルマネジメント層が機能せず更なる権限の委譲と権限行使者の確保が必要になる

経営者

リーダー層

メンバー層

マネージャー層

100人の壁:スペシャリスト問題

指揮系統が煩雑になり、意思決定に時間がかかるため各種専門組織の設置(権限の委譲)や

専門家の確保(権限行使者の確保)が必要になる

経営企画 事業企画

総務

人事

経理 法務 労務

広報 営業マーケティング カスタマー

事業統括

企業成長の停滞によって起こる問題

成長実感の喪失

労働意欲の低下

業務品質の低下

メンバーの離脱 権限行使者の確保

権限の委譲

人事課題(採用・育成)

超売り手時代の労働市場の真実

労働者が、仕事を選べる時代

0.20.40.60.81.01.21.41.61.82.02.22.42.62.83.0

2017/62017/72017/82017/92017/102017/112017/122018/12018/22018/32018/42018/5

0.20.40.60.81.01.21.41.61.82.02.22.42.62.83.0

20072008200920102011201220132014201520162017

有効求人倍率(出典:厚生労働省 一般職業紹介状況)

全国・IT人材

愛媛・全職種

全国・全職種全国・全職種

労働者が、仕事を選べる時代

0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.0

2017/6

2017/7

2017/8

2017/9

2017/10

2017/11

2017/12

2018/1

2018/2

2018/3

2018/4

2018/5

転職求人倍率(出典:DODA 転職求人倍率レポート)

全国・IT人材

全国・全職種

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

9000

10000

195019601970198019902000201020202030204020502060

労働者が減り続ける時代

完全失業率(出典:総務省統計局 労働力調査)

0.6

1.2

1.8

2.4

3.0

3.6

4.2

4.8

5.4

6.0

20072008200920102011201220132014201520162017

将来推計

生産年齢人口(出典:総務省 情報通信白書)

超売り手時代の労働市場の真実

労働者は仕事を選べるが、企業は労働者を選ぶのが難しい

これからの世代の価値観に合わない企業は淘汰されていく

これからの世代の価値観に合った採用や育成の戦略が必要

デジタルネイティブ世代の価値観

経済成長率の推移

高度成長期バブル経済

1956 2016

安定成長期 低成長期

1973 1991 20081986

● 第一次オイルショック● バブル崩壊

● リーマンショック

物理インフラから情報インフラへ

1972 1998 2004

● Facebook

● 日本列島改造論

2007

● iPhone

1995 2020

● 5G

低成長期高度

情報化社会

1956

?高度成長期 安定成長期

2016

● Google● Windows 95

● iモード

モノからコトへ、より個に最適化

高度成長期

安定成長期

低成長期

これからの時代

日本列島改造論

情報革命

高度情報化社会

物流

情報

モノの流通

コトの流通

大量生産大量消費

価格競争

多品種少量生産

多様性の加速

仕事を選べる 情報を選べる

超売手採用市場 高度情報化社会 多品種少量生産

商品を選べる

常に選ぶ側に主導権があり、価値観の多様性が加速していく

高度情報化により環境や価値観が変化

クラウド ビッグデータ AI 5G

高度情報化社会を実現するインフラ

RPA マーケティングオートメーション 自動運転 IoT 仮想通貨 シェアリング

エコノミー

労働環境の変化 生活環境の変化 経済指標の変化

創造的労働の開拓 体験的価値の提供 社会的価値の可視化

デジタルネイティブ

デジタルネイティブの定義第一世代(76世代)

第二世代(86世代)

ネオ(96世代)

1995年 Windows 95 発売 19歳 9歳 -

1999年 iモード リリース 23歳 13歳 3歳

2009年 iPhone 3GS 発売 33歳 23歳 13歳

2018年 現在 42歳 32歳 22歳

20歳頃からインターネットを利用し始めた世代

中学生時代には携帯電話があたり前の世代

中学生時代にはスマートフォンがあたり前の世代

出典:社会心理学者 東京大学教授 橋元良明

各世代の著名人

第一世代(42歳前後) 第二世代(32歳前後) ネオ(22歳前後)

堀江貴文

藤田晋

田端信太郎

前澤友作

猪子寿之

佐々木紀彦

西野亮廣

45歳

44歳

43歳

42歳

41歳

39歳

38歳

スプツニ子

古市憲寿

箕輪厚介

はあちゅう

佐藤航陽

前田裕二 

落合陽一

33歳

33歳

33歳

32歳

32歳

31歳

30歳

池澤あやか

はじめしゃちょー

ゆうこす

ハヤカワ五味

椎木里佳

みちょぱ

山内奏人

26歳

25歳

23歳

22歳

20歳

20歳

17歳

これからの時代の企業のあり方

多様性創造的労働

体験的価値社会的価値

コト カチヒト

これらの価値観をあたり前とする世代が、労働と消費の中心になり 彼らに受け入れられた企業のみが、これからの時代を生き残ることができる

成長し続ける組織に必要な骨格

成長し続ける組織に必要な骨格

1. 理念 2. キャリアパス 3. 評価基準 4. コミュニケーション

Vision

Mission

Value

昇格年次基準

昇格評価基準

給与等級

コンピテンシー

スキルセット

パフォーマンス 透明性

加点評価

挑戦機会

1. 理念 - Vision

実現したい社会を定義する 未来に基準を設定する

What どのような社会か

Why なぜ必要か

When いつ実現するのか

1. 理念 - Mission

コーポレート グループ チーム

エグゼクティブ マネージャー リーダー/メンバー

評価制度(スキルセット、パフォーマンス)

Visionを達成するために果たすべき役割を定義する 上流から定義し、評価制度に落とし込む

1. 理念 - Value

Missionを遂行するうえでの行動指針を定義する Visionで定義された社会の価値観を基準に定義し、評価制度に落とし込む

エグゼクティブ マネージャー リーダー/メンバー

評価制度(コンピテンシー)

G

F

E

D

C

B

A

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

2. キャリアパス

エグゼクティブ

マネージャー

リーダー

メンバー

給与等級

昇格年次基準

昇格評価基準

昇格評価基準

昇格評価基準

3. 評価基準

コンピテンシー スキルセット パフォーマンス

定性 定量

職種や役職に応じた知識や技術の習得

職種や役職に応じた利益や生産性などの数値

細分化された行動指針への準拠

Valueへの準拠 Missionへの準拠

4. コミュニケーション

透明性 加点評価 挑戦機会

肯定を前提とした社内コミュニケーションを設計する

参画意識の醸成 評価基準や意思決定のプロセス、損益、他部門の状況など、可能な限り明文化し、随時解説、説明をする。

成長実感の醸成 出来ないことを指摘するのではなく、できることを評価し、伸ばしていくことを前提とする。

挑戦意欲の醸成 新しいことに取り組み、挑戦する場を用意する。研究発表会、ビジネスコンテストなど。

施策検証フレームワーク

成長し続ける組織に必要な施策検証

Unified RAM

育成効果

採用効果

広報効果

マーケティング思考

デザイン思考

システム思考

BCT management

Unified RAM

採用効果 Recruiting

育成効果 Motivating

広報効果 Attracting

社会に対する影響力

ロールモデル

社会に対する信頼性

求職者を惹きつける仲間

やりがい(社会的意義) やりがい(社会的意義)

採用、育成、広報観点において、相互の影響を検証する

BCT management

実装のフレームワーク 常に実装観点で向き合い、主に施策の実現に貢献する思考(合理性重視)

着想のフレームワーク 常に市場観点で向き合い、主に課題の発見に貢献する思考(可能性重視)

発想のフレームワーク 常に発想観点で向き合い、主に施策の発案に貢献する思考(創造性重視)

Business マーケティング思考

Creative デザイン思考

Technology システム思考

組織、部門、時期において、補強すべき思考を検証する

マーケティング思考Market-driven 市場駆動型 / Potentiality 可能性

デザイン思考Ideation-driven 発想駆動型 / Creativity 創造性

PlanningDiverge →

Prototyping TuningDiverge →

Diverge →

Converge →

Converge →

Converge →

システム思考Implementation-driven 実装駆動型 / Rationality 合理性

Sequence Selection IterationProcessing A

Processing B

Processing C

A

Branch

B C

A

Branch

B

Storage

30・50・100人の壁を素通りして成長する人材戦略

成長企業の組織設計

企業の成長を阻む「壁」の正体

超売り手時代の労働市場の真実

デジタルネイティブ世代の価値観

成長し続ける組織に必要な骨格

施策検証フレームワーク

→ 多くの企業が突き当たる課題を知る

→ 労働者を取り巻く環境を知る

→ これからの時代の価値観を知る

→ 魅力的な企業の土台をつくる

→ 効果的な施策を検討する

これからの時代を知る

これからの人材 これからの経済 これからの社会

@ysjtks

@ysjtks

[email protected]

CULTURE DEVELOPMENT代表/人材戦略コンサルタント

高瀬ヤスジ

人材戦略に関するご相談