198
351科目 開設する授業科目の総数 別記様式第2号(その1の1) 新設学部等の目的 ガッコウホウジン ウメムラガクエン 学部の設置 中京大学(Chukyo University) 学校法人 梅村学園 (用紙 日本工業規格A4縦型) 大学本部の 位置 グローバル社会における複雑な課題・問題に取り組んでいくために、「人」の行動 や「社会」の動きを様々な学問領域から研究・学修し、複言語能力の涵養に努め、 国際社会が直面する諸課題を多面的に追究し、解決に取り組むことができる知識・ 能力を身につけた人材を養成する。 建学の精神に則り、真理を探究し学理を極めた次代を担う人材を育成し、国家及び 社会の形成者として有為なる人材を養成し、もって文化の進展に寄与するとともに 人類の福祉に貢献すること チュウキョウダイガク 愛知県名古屋市昭和区八事本町101番地の2 実験・実習 開設時期及 び開設年次 学位又 は称号 入学 定員 編入学 年次 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 収容 定員 1160 年次 同一設置者内における (定員の移行,名称の 国際学部 言語文化学科 290 560 教育 課程 259科目 新設学部等の名称 講義 新設学部等の名称 国際学部 [School of Global Studies] 140 言語文化学科 [Department of Linguistics and Cultural Studies] 修業 年限 58科目 34科目 演習 国際学部 国際学科 272科目 56科目 33科目 361科目 140単位 国際学科 [Department of Global Studies] 4 150 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区 八事本町101番地の2 国際英語学部(廃止) 国際英語学科(△180) ※令和2年4月学生募 国際教養学部(廃止) 国際教養学科(△110) ※令和2年4月学生募 法学研究科法律学専攻 博士前期課程〔定員減〕 博士後期課程〔定員減〕(△1)(令和2年4月) 4 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区 八事本町101番地の2 卒業要件単位数 140単位 1

基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

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Page 1: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

備 考

351科目

開設する授業科目の総数

別記様式第2号(その1の1)

新 設 学 部 等 の 目 的

ガッコウホウジン ウメムラガクエン

大 学 の 名 称

学部の設置

中京大学(Chukyo University)

計 画 の 区 分

フ リ ガ ナ

学校法人 梅村学園

(用紙 日本工業規格A4縦型)

基 本 計 画 書

設 置 者

大 学 本 部 の 位 置

グローバル社会における複雑な課題・問題に取り組んでいくために、「人」の行動や「社会」の動きを様々な学問領域から研究・学修し、複言語能力の涵養に努め、国際社会が直面する諸課題を多面的に追究し、解決に取り組むことができる知識・能力を身につけた人材を養成する。

大 学 の 目 的建学の精神に則り、真理を探究し学理を極めた次代を担う人材を育成し、国家及び社会の形成者として有為なる人材を養成し、もって文化の進展に寄与するとともに人類の福祉に貢献すること

基 本 計 画

事 項

フ リ ガ ナ チュウキョウダイガク

愛知県名古屋市昭和区八事本町101番地の2

記 入 欄

実験・実習

開設時期及び開設年次

学位又は称号

入学定員

編入学定 員

  年 月第 年次

― 学士〔国際学〕

(Bachelor'sDegree,Global

Studies)

所 在 地収容定員

1160

人年次人

同一設置者内における変 更 状 況(定員の移行,名称の変 更 等 )

国際学部 言語文化学科

計 290 ―

560

教育課程

259科目

新設学部等の名称講義

新設学部等の概要

年 人

新 設 学 部 等 の 名 称

国際学部[School of GlobalStudies]

140 言語文化学科[Department ofLinguistics andCultural Studies]

修業年限

58科目 34科目

演習

国際学部 国際学科 272科目 56科目 33科目 361科目 140単位

 国際学科[Department ofGlobal Studies]

4 150 ― 600 学士〔国際学〕

(Bachelor'sDegree,Global

Studies)

令和2年4月第1年次

愛知県名古屋市昭和区八事本町101番地の2

国際英語学部(廃止) 国際英語学科(△180)※令和2年4月学生募集停止国際教養学部(廃止) 国際教養学科(△110)※令和2年4月学生募集停止法学研究科法律学専攻 博士前期課程〔定員減〕(△5)(令和2年4月) 博士後期課程〔定員減〕(△1)(令和2年4月)

4 令和2年4月第1年次

愛知県名古屋市昭和区八事本町101番地の2

計卒業要件単位数

140単位

1

Page 2: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

0 0 25 5

(15) (19)

(22)

(0) (0)

00

138人

合    計

国際学部 国際学科

(183) (22) (-)(1)(328)

69

(0) (4)(0)

144 68

(-)

124 -

(1)

34374

(167) (69) (39)

82

(297)

163

(43)(80)

准教授

0

(0)

兼 任教 員 等助教

グローバル教育センター

(15)

(56)

19 14

0 300565

23 304 1 -

30

(6) (300)

-

(83)

137

(75)

2 20

(2) (0) (8) (0)

1

0 0 6 0 10

(0) (0) (6) (0) (10)

2 0 8 0

6

10

(0)(1)

0 20

(4) (0) (4) (18) (0) (20)

0 7 0

(-)(31) (0)

1 12 1

(20)

20

(0)

0

学 部 等 の 名 称教授 講師

専任教員等

助手

(0)(3)

1

(1)

39 0

(16) (11) (4)

7人 3人 0人

(5)

(0)

5

(16) (0)(7)

19人1人

22

7

(23)

23

11

(9)

(6)新

国際学部 言語文化学科

教養教育研究院(26)

8人

文学部 日本文学科5 1

(5) (1)既

     言語表現学科3 3

(3) (3)

     歴史文化学科5 1

9 4

現代社会学部 現代社会学科8 7

     情報工学科8 1

経営学部 経営学科9 2

(7) (1)

総合政策学部 総合政策学科

1 4 18

(10)

(6) (1) (0) (0) (7) (0) (10)

心理学部 心理学科

9

2 0 17 0 45

(10) (7) (0) (0) (17) (0) (45)

法学部 法律学科9 8 1 0 18 0 19

(10) (8) (0) (0) (18) (0) (19)

10 3 2 0

(10) (0) (9)

3 0 12 0 2

(8) (1) (3) (0) (12) (0) (2)

8 0 19 0 17

(13) (2) (4) (0) (19) (0) (17)

(12) (1) (19)

10 0

11 0 19

(7) (1) (2) (1) (11) (0) (19)

      メディア工学科4 2 3 0 9 0 2

(6) (2) (1) (0) (9) (0) (2)

スポーツ科学部 スポーツ教育学科6 1 2 1

(1) (1)

15 0 9

(10) (3) (2) (0) (15) (0) (9)

経済学部 経済学科10 0 20 0 19

(11) (5) (4) (0) (20) (0) (19)

5 5

0 0 6 0 0

(9) (0) (0) (0) (9) (0) (0)

            競技スポーツ科学科7 3 4 4 18 0 26

(7) (3) (4) (4) (18) (0) (26)

            スポーツ健康科学科6 1 3 1

工学部 機械システム工学科8 1 2 1 12 0 8

(11) (1) (0) (1) (13) (0) (8)

      電気電子工学科8 3 0 19

(8) (3) (0) (1)

法務総合教育研究機構6 0

2

Page 3: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

別途、競争的学内研究費の交付あり

大学全体

GLS専攻以外

GLS専攻

計7,896

閲覧座席数 収 納 可 能 冊 数

1,225千円

第2年次

1,225千円

第4年次 第5年次

大学全体

語学学習施設

39

情報処理学習施設

学生納付金以外の維持方法の概要

学生1人当り納付金

1,425千円

第1年次 第6年次

〔うち外国書〕

(0㎡)

0㎡ 0㎡

0㎡

0㎡

0㎡

(7,896)

点 点

(0)

(0)

315

494,101㎡

(312)

209,361㎡

4

(4)

0

136

(136)

164,449㎡

14室 4室

0

( ― )

(198〔196〕) ( ― )

619,667㎡

〔うち外国書〕

テニスコート14面、野球場1面、サッカー場1面 等

図書館

開設前年度 第1年次 第3年次

体育館以外のスポーツ施設の概要

第2年次

体育館面積

(7,896) ( ― ) ( ― )

第5年次 第6年次

経費の見積り

― 千円 ― 千円

教室等

校  地  等

校 舎 敷 地

運 動 場 用 地

115室

0㎡

0㎡284,740㎡

講義室

(0㎡)(164,449㎡)

264室

演習室

619,667㎡

2,800千円 2,800千円 2,800千円

0㎡

353,138〔121,596〕 

面積

11,295.00㎡

198〔196〕 

9,380〔3,394〕  198〔196〕 

(198〔196〕)

9,380〔3,394〕 

(9,380〔3,394〕)

1,496

(9,380〔3,394〕)

1,820,000

13,924㎡

区 分

0㎡

(0)

179

(176)計

区   分

494,101㎡

共用する他の学校等の専用

0㎡

共  用

284,740㎡

0

(0)

(0)

0

(308)

職   種

事 務 職 員

専  用

電子ジャーナル

(0)

機械・器具視聴覚資料

(補助職員 0人)

標本

(172)

(0)

311人136人

4

0

209,361㎡

小 計

合 計

専  用

学術雑誌

(4)

0

0

―7,896

〔うち外国書〕

室   数

共  用

175人

新設学部等の名称

45室

0㎡0㎡

164,449㎡校   舎

(164,449㎡)

共用する他の学校等の専用

125,566㎡

実験実習室

国際学部

新設学部等の名称

専  任 兼  任

そ の 他 の 職 員

技 術 職 員

図 書 館 専 門 職 員

(補助職員 0人)

(136)

図書

専 任 教 員 研 究 室

図書・設備

教員以外の職員の概要

そ の 他 125,566㎡

国際学部

(353,138〔121,596〕)

353,138〔121,596〕 

(353,138〔121,596〕)

冊 種

1,225千円 ― 千円

経 費 の見 積 り及 び 維持 方 法の 概 要

国庫補助金、寄付金収入、資産運用収入を充当する

― 千円

教員1人当り研究費等

共 同 研 究 費 等

図 書 購 入 費

設 備 購 入 費

第4年次

300千円

3,000千円

3,200千円

5,400千円

0千円

0千円

300千円 300千円 300千円 ― 千円 ― 千円

3,000千円 3,000千円 3,000千円 ― 千円 ― 千円

6,400千円 9,600千円 12,800千円 ― 千円 ― 千円

900千円 1,400千円

大学全体

大学全体での共用分図書:338,999学術雑誌:7,853電子ジャーナル:    1,759視聴覚資料:    16,265

1,400千円 1,400千円 ― 千円 ― 千円

第3年次

3

Page 4: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

平成30年度入学定員増(5人)

平成26年度より学生募集停止

平成30年度入学定員増(6人)

平成30年度入学定員増(6人)

平成30年度入学定員増(6人)

平成30年度入学定員増(2人)

平成25年度より学生募集停止

平成25年度より学生募集停止

平成25年度より学生募集停止

 スポーツ健康科学科 4 84 - 336 学士(スポーツ科学)

1.03平成23年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 競技スポーツ科学科 4 269 - 1,076 学士(スポーツ科学)

1.04平成23年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 スポーツ教育学科 4 137 - 548 学士(スポーツ科学)

0.92平成23年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

スポーツ科学部   1.01

 機械情報工学科 4 - - -学士

(情報理工学) -平成18年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 情報メディア工学科 4 - - -学士

(情報理工学) -平成18年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 情報システム工学科 4 - - -学士

(情報理工学) -平成18年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

情報理工学部  

 メディア工学科 4 62 - 244学士

(工学)0.97

平成25年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 情報工学科 4 86 - 332学士

(工学)1.05

平成25年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 電気電子工学科 4 86 - 332学士

(工学)1.00

平成25年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 機械システム工学科 4 86 - 332学士

(工学)1.01

平成25年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

工学部   1.01

 経営学科 4 325 - 1,300学士

(経営学)1.02

平成3年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

経営学部  

 経済学科 4 320 - 1,280学士

(経済学)1.03

昭和62年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

経済学部  

 総合政策学科 4 220 - 880学士

(総合政策学) 1.04平成17年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

総合政策学部  

 法律学科 4 320 - 1,280学士

(法学)1.03

昭和41年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

法学部  

 現代社会学科 4 265 - 1,060学士

(社会学)1.02

平成19年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

現代社会学部  

 心理学科 4 175 - 700学士

(心理学)1.02

平成12年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

心理学部  

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 国際英語学科 4 180 - 720学士

(国際英語学) 1.01平成14年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 国際教養学科 4 110 - 440学士

(国際教養学) 1.04平成20年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

国際教養学部  

学士(文学)

1.01平成15年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 歴史文化学科 4 70 - 270学士

(文学)1.08

平成26年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

1.04

中京大学

文学部

倍年次人

国際英語学部

収容定員

修業年限

編入学定 員

学位又は称号

入学定員

開設年度

定 員超過率

学 部 等 の 名 称

年 人

所 在 地

大 学 の 名 称

 日本文学科 4 68 - 272学士

(文学)1.04

昭和41年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 言語表現学科 4 72 - 288

 英米文化学科 4 - - -学士

(英米文化学) -平成14年度

4

Page 5: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

2 3

平成30年度入学定員減(△2人)

平成30年度入学定員減(△1人)

平成30年度入学定員減(△8人)

平成30年度入学定員減(△1人)

平成29年度より学生募集停止

平成29年度より学生募集停止

平成31年度より学生募集停止

平成31年度より学生募集停止

 メディア科学専攻 (博士後期課程)

3 - - - 博士(メディア科学) -

平成18年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 メディア科学専攻 (博士前期課程)

2 - - - 修士(メディア科学) -

平成16年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 情報認知科学専攻 (博士後期課程)

3 - - -博士

(情報科学)(認知科学)

-平成8年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 情報科学専攻 (博士前期課程)

2 - - -修士

(情報理工学) -平成6年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

情報科学研究科

 経営学専攻 (博士後期課程)

3 3 - 9博士

(経営学)0.11

平成9年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 経営学専攻 (博士前期課程)

2 10 - 20修士

(経営学)0.15

平成7年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

経営学研究科    

 総合政策学専攻 (博士後期課程)

3 2 - 6博士

(総合政策学) 0.16平成21年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 総合政策学専攻 (博士前期課程)

2 5 - 10修士

(総合政策学) 0.10平成21年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 経済学専攻 (博士後期課程)

3 2 - 6博士

(経済学)0.16

平成5年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 経済学専攻 (博士前期課程)

2 5 - 10修士

(経済学)0.10

平成3年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

経済学研究科  

 法律学専攻 (博士後期課程)

3 3 - 9博士

(法学)0.00

昭和53年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 法律学専攻 (博士前期課程)

2 10 - 20修士

(法学)0.30

昭和51年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

法学研究科  

 社会学専攻 (博士後期課程)

3 2 - 6博士

(社会学)0.00

平成4年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 社会学専攻 (博士前期課程)

2 5 - 10修士

(社会学)0.00

平成2年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

社会学研究科  

 臨床・発達心理学専攻 (博士後期課程)

3 2 - 7博士

(心理学)0.27

平成14年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 臨床・発達心理学専攻 (博士前期課程)

2 15 - 30修士

(心理学)0.63

平成14年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 実験・応用心理学専攻 (博士後期課程)

3 2 - 7博士

(心理学)0.16

平成14年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 実験・応用心理学専攻 (博士前期課程)

2 5 - 10修士

(心理学)0.30

平成14年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

心理学研究科

 英米文化学専攻 (修士課程)

2 3 - 6修士

(英米文化学) 0.16平成18年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 国際英語学専攻 (修士課程)

2 5 - 10修士

(国際英語学) 0.00平成18年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 歴史文化専攻 (修士課程)

- 6修士

(文学)0.83

平成30年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

国際英語学研究科

 日本文学・日本語文化専攻 (博士後期課程) 3 2 - 6

博士(文学)

0.00昭和57年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 日本文学・日本語文化専攻 (博士前期課程) 2 5 - 10

修士(文学)

0.30昭和48年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

文学研究科

年 人 年次人

人 倍

大 学 の 名 称 中京大学大学院

学 部 等 の 名 称修業年限

入学定員

編入学定 員

収容定員

学位又は称号

定 員超過率

開設年度

所 在 地

既設大学等の状況

5

Page 6: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

愛知県豊田市貝津町床立101番地

平成31年度

0.25博士

(工学) 工学専攻 (博士後期課程)

3 4 - 4

 情報工学専攻 (修士課程)

2 8 - 16修士

(工学)1.25

平成29年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 電気電子工学専攻 (修士課程)

2 7 - 14修士

(工学)0.21

平成29年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

 機械システム工学専攻 (修士課程)

2

 体育学専攻 (博士後期課程)

3 4 - 12博士

(体育学)1.50

昭和62年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

 体育学専攻 (博士前期課程)

2 12 - 24修士

(体育学)1.53

昭和49年度

愛知県豊田市貝津町床立101番地

体育学研究科  

7 - 14修士

(工学)1.56

平成29年度

名古屋市昭和区八事本町101番地の2

工学研究科        

該当なし

6 空欄には,「-」又は「該当なし」と記入すること。

(注)

3 私立の大学又は高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の届出を行おうとする場合は,「教育課程」,「教室等」,「専任教員研究

5 「教育課程」の欄の「実験・実習」には,実技も含むこと。

附属施設の概要

 織の概要」の「新設分」の欄に記入せず,斜線を引くこと。

 室」,「図書・設備」,「図書館」及び「体育館」の欄に記入せず,斜線を引くこと。

 「図書・設備」,「図書館」,「体育館」及び「経費の見積もり及び維持方法の概要」の欄に記入せず,斜線を引くこと。

1 共同学科等の認可の申請及び届出の場合,「計画の区分」,「新設学部等の目的」,「新設学部等の概要」,「教育課程」及び「教員組

2 「教員組織の概要」の「既設分」については,共同学科等に係る数を除いたものとすること。

4 大学等の廃止の認可の申請又は届出を行おうとする場合は,「教育課程」,「校地等」,「校舎」,「教室等」,「専任教員研究室」,

6

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(国際学部国際学科)

必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

教養テーマゼミ 1・2・3・4通 4 ○ 兼1

教養探究ゼミ 4後 2 ○ 兼1

小計(2科目) - 0 6 0 0 0 0 0 0 兼2

コンピュータ処理論A 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

コンピュータ処理論B 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

小計(2科目) - 0 4 0 - 0 0 0 0 0 兼1

個人スポーツ・卓球Ⅰ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・卓球Ⅱ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

個人スポーツ・硬式テニスⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・硬式テニスⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

個人スポーツ・バドミントンⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・バドミントンⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

個人スポーツ・ゴルフⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・ゴルフⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

個人スポーツ・フライングディスクⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・フライングディスクⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・バレーボールⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・バレーボールⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・バスケットボールⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・バスケットボールⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・ソフトボールⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・ソフトボールⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・サッカーⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・サッカーⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・カローリングⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・カローリングⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

フィットネス・トレーニングⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

フィットネス・トレーニングⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

フィットネス・フィットネスⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

フィットネス・フィットネスⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

フィットネス・エアロビクスⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

フィットネス・エアロビクスⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

シーズンスポーツA・ゴルフ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1 集中

シーズンスポーツB・スケート 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

障害者スポーツA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

障害者スポーツB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

小計(30科目) - 0 30 0 0 0 0 0 0 兼12

英語コミュニケーションⅠA 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語コミュニケーションⅡA 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語コミュニケーションⅠB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語コミュニケーションⅡB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

メディア英語A 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

メディア英語B 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語資格対策ⅠA 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語資格対策ⅡA 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語資格対策ⅠB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語資格対策ⅡB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語セミナーA 2・3・4前・後 2 ○ 1

英語セミナーB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(12科目) - 0 24 0 1 0 0 0 0 兼4

数学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

数学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

統計学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

統計学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

物理学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

物理学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

化学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

化学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

地学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

地学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

生物学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

生物学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(12科目) - 0 24 0 0 0 0 0 0 兼6

全学共通科目

外国語演習

自然の探究

(用紙 日本工業規格A4縦型)別記様式第2号(その2の1)

教 育 課 程 等 の 概 要

コン

ピュー

ゼミ

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態 専任教員等の配置

スポー

ツ・健康

1

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態 専任教員等の配置

哲学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 1

哲学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 1

倫理学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

倫理学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

論理学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

論理学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

心理学 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

日本史A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

日本史B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

東洋史A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

東洋史B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

西洋史A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

西洋史B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

文学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

文学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

言語学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

言語学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(17科目) - 0 34 0 1 0 0 0 0 兼8

日本国憲法 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

法学 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

政治学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

政治学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

社会学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

社会学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

経済学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 1

経済学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 1

地理学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

地理学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教育学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教育学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(12科目) - 0 24 0 1 0 0 0 0 兼5

ジェンダー論A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

ジェンダー論B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

健康科学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

健康科学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

環境科学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

環境科学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

情報科学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

情報科学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

平和論A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

平和論B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

異文化研究 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

職業と社会 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

グローバル・メディア論 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(13科目) - 0 26 0 0 0 0 0 0 兼8

教養テーマ講義A 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教養テーマ講義B 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教養テーマ講義C 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教養テーマ講義D 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(4科目) - 0 8 0 0 0 0 0 0 兼4

中京大学を知る 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

海外教養科目 1・2・3・4前・後 4 ○ 兼1

小計(2科目) - 0 6 0 0 0 0 0 0 兼2

全学共通科目

テー

人間の探究

社会の探究

新領域

2

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態 専任教員等の配置

入門ゼミ(アカデミック・スキルズ) 1前 2 ○ 兼10

キャリア・デザイン 2前 2 ○ 1 兼1

小計(2科目) - 4 0 0 1 0 0 0 0 兼11

卒業研究 4通 6 ○ 8 7 3 1

小計(1科目) - 6 0 0 8 7 3 1 0 0

English for Practical Communication 1前 2 ○ 兼18 オムニバス

English for Discussion and Presentation 1前 2 ○ 兼18 オムニバス

English for Academic Purposes 1前 2 ○ 兼18 オムニバス

Integrated Academic Skills Ⅰ 2前 2 ○ 兼18 オムニバス

Integrated Academic Skills Ⅱ 2後 2 ○ 兼18 オムニバス

Overseas University Studies 1後 12 ○ 1

小計(6科目) - 0 22 0 1 0 0 0 0 兼26

フランス語ⅠA 2前 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅠB 2後 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅡA 2前 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅡB 2後 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅢA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅢB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅣA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅣB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅤA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅤB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅠA 2前 2 ○ 兼5 オムニバス

ドイツ語ⅠB 2後 2 ○ 兼5 オムニバス

ドイツ語ⅡA 2前 2 ○ 兼5 オムニバス

ドイツ語ⅡB 2後 2 ○ 兼5 オムニバス

ドイツ語ⅢA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅢB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅣA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅣB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅤA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅤB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

スペイン語ⅠA 2前 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅠB 2後 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅡA 2前 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅡB 2後 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅢA 3前 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅢB 3後 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅣA 3前 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅣB 3後 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅤA 3前 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅤB 3後 2 ○ 兼8 オムニバス

中国語ⅠA 2前 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅠB 2後 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅡA 2前 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅡB 2後 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅢA 3前 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅢB 3後 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅣA 3前 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅣB 3後 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅤA 3前 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅤB 3後 2 ○ 兼5 オムニバス

ロシア語ⅠA 2前 2 ○ 兼2 オムニバス

ロシア語ⅠB 2後 2 ○ 兼2 オムニバス

ロシア語ⅡA 2前 2 ○ 兼2 オムニバス

ロシア語ⅡB 2後 2 ○ 兼2 オムニバス

ロシア語ⅢA 3前 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅢB 3後 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅣA 3前 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅣB 3後 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅤA 3前 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅤB 3後 2 ○ 兼3 オムニバス

イタリア語ⅠA 2前 2 ○ 兼1

イタリア語ⅠB 2後 2 ○ 兼1

イタリア語ⅡA 2前 2 ○ 兼1

イタリア語ⅡB 2後 2 ○ 兼1

韓国語ⅠA 2前 2 ○ 兼1

韓国語ⅠB 2後 2 ○ 兼1

韓国語ⅡA 2前 2 ○ 兼1

韓国語ⅡB 2後 2 ○ 兼1

小計(58科目) - 0 116 0 0 0 0 0 0 兼38

世界の言語プログラム

学部共通

学部固有科目

第二外国語

基礎

ゼミ -

英語

3

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態 専任教員等の配置

日本語ⅠA 1・2・3・4前 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅠB 1・2・3・4前 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅠC 1・2・3・4前 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅡA 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅡB 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅡC 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅢA 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅢB 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅢC 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅣA 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅣB 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅣC 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅤA 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅤB 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅤC 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅥA 1・2・3・4後 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅥB 1・2・3・4後 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅥC 1・2・3・4後 2 ○ 兼2 オムニバス

大学生のための日本語ⅠA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅡA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅢA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅣA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅠB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅡB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅢB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅣB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

総合日本語ⅠA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

総合日本語ⅠC 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

総合日本語ⅠB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

総合日本語ⅠD 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

総合日本語ⅡA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

総合日本語ⅡC 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

総合日本語ⅡB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

総合日本語ⅡD 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

日本事情ⅠA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

日本事情ⅠB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

日本事情ⅡA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

日本事情ⅡB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

日本事情ⅢA 1・2・3・4前 2 ○ 1

日本事情ⅢB 1・2・3・4後 2 ○ 1

ビジネス日本語Ⅰ 3後 2 ○ 兼1

ビジネス日本語Ⅱ 4前 2 ○ 兼1

小計(42科目) - 0 76 0 1 0 0 0 0 兼10

哲学・人間学入門Ⅰ(論理と哲学) 1前 2 ○ 1

グローバル・ヒストリー概論Ⅰ(歴史学) 1前 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 1 1 0 0 0 0

国際関係論 1前 2 ○ 1

国際開発学入門 1前 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 0 1 1 0 0 0

国際経済学入門Ⅰ(ミクロ経済学) 1前 2 ○ 1

国際経営学入門Ⅰ(組織・戦略) 1前 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 1 1 0 0 0 0

Ancient Civilizations 1前 2 ○ 1

Critical Thought and Expression 1前 2 ○ 1

Intellectual Traditions 1後 2 ○ 1

小計(3科目) - 0 6 0 2 0 0 0 0 0

世界の言語プログラム

学部共通

学部固有科目

専攻科目

GLS

専攻基礎科目

学 -国

学 -国

学 -

日本語科目等

4

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態 専任教員等の配置

Introduction to Philosophy and Humanities 2後 2 ○ 1

哲学・人間学入門Ⅱ(人間学) 2前 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 1 1 0 0 0 0

Introduction to Global History 2前 2 ○ 1

2後 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 0 2 0 0 0 0

Introduction to International Politics 2前 2 ○ 2 オムニバス

国際関係史 2後 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 0 0 2 0 0 0

International Development StudiesⅠ 2前 2 ○ 1

国際協力論 2後 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 0 1 1 0 0 0

Introduction to International Economics 2後 2 ○ 1

国際経済学入門Ⅱ(マクロ経済学) 2前 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 1 0 0 1 0 0

国際経営学入門Ⅱ(会計・ファイナンス) 2前 2 ○ 1

Introduction to International Business 2後 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 2 0 0 0 0 0

現代哲学概論 2前 4 ○ 1

現代人間学概論 2後 4 ○ 1

比較思想概論 2後 4 ○ 1

Basics of Modern Philosophy and Comparative Thought 2前 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 1 1 0 0 0 0

西洋世界の形成と展開 2前 4 ○ 1

グローバル・ヒストリーの中の日本 2前 4 ○ 1

多元的アジア世界の形成 2後 4 ○ 1

Basics of Global History 2後 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 0 3 0 0 0 0

日本政治外交史 2前 4 ○ 1

国際政治史 2後 4 ○ 1

国際政治学 2前 4 ○ 1

International Politics 2後 4 ○ 2 オムニバス

小計(4科目) - 0 16 0 1 0 2 0 0 0

社会開発論 2前 4 ○ 1

グローバル・ガバナンス論 2前 4 ○ 1

持続可能な開発論 2後 4 ○ 1

International Development StudiesⅡ 2後 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 0 2 1 0 0 0

計量経済学 2前 4 ○ 1

金融論 2後 4 ○ 1

貿易論 2後 4 ○ 1

Japan & World Economy 2前 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 1 1 0 1 0 0

組織・人材マネジメント 2後 4 ○ 1

戦略・マーケティング 2前 4 ○ 1

ビジネスと会計・ファイナンス 2後 4 ○ 1

Global Business and Leadership 2前 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 3 0 0 0 0 0

Global Culture and Ideology 2前 4 ○ 1

Global Governance and Society 2前 4 ○ 1

The Global Environment 2後 4 ○ 1

The Global Economy 2後 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 2 0 0 0 0 0

哲学・人間学演習Ⅰ(現代哲学) 3前 4 ○ 1

哲学・人間学演習Ⅰ(比較思想) 3前 4 ○ 1

哲学・人間学演習Ⅱ(現代哲学) 3後 4 ○ 1

哲学・人間学演習Ⅱ(比較思想) 3後 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 1 1 0 0 0 0

グローバル・ヒストリー演習Ⅰ(西洋) 3前 4 ○ 1

グローバル・ヒストリー演習Ⅰ(アジア) 3前 4 ○ 1

グローバル・ヒストリー演習Ⅰ(日本と世界) 3前 4 ○ 1

グローバル・ヒストリー演習Ⅱ(西洋) 3後 4 ○ 1

グローバル・ヒストリー演習Ⅱ(アジア) 3後 4 ○ 1

グローバル・ヒストリー演習Ⅱ(日本と世界) 3後 4 ○ 1

小計(6科目) - 0 24 0 0 3 0 0 0 0

国際政治学演習Ⅰ(日本政治外交史) 3前 4 ○ 1

国際政治学演習Ⅰ(国際政治史) 3前 4 ○ 1

国際政治学演習Ⅰ(国際政治学) 3前 4 ○ 1

国際政治学演習Ⅱ(日本政治外交史) 3後 4 ○ 1

国際政治学演習Ⅱ(国際政治史) 3後 4 ○ 1

国際政治学演習Ⅱ(国際政治学) 3後 4 ○ 1

小計(6科目) - 0 24 0 1 0 2 0 0 0

専攻科目

学部固有科目

ゼミ

哲学・人間学

ロー

リー

国際政治学

国際ビジネス学

GLS

専修科目

国際政治学

国際開発学

国際経済学

哲学・人間学

ロー

リー

専修基礎科目

ロー

リー

グローバル・ヒストリー概論Ⅱ(グローバル・ヒストリー)

5

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態 専任教員等の配置

国際開発学演習Ⅰ(持続可能な開発論) 3前 4 ○ 1

国際開発学演習Ⅰ(社会開発論) 3前 4 ○ 1

国際開発学演習Ⅰ(グローバル・ガバナンス論) 3前 4 ○ 1

国際開発学演習Ⅱ(持続可能な開発論) 3後 4 ○ 1

国際開発学演習Ⅱ(社会開発論) 3後 4 ○ 1

国際開発学演習Ⅱ(グローバル・ガバナンス論) 3後 4 ○ 1

小計(6科目) - 0 24 0 0 2 1 0 0 0

国際経済学演習Ⅰ(マクロ経済学) 3前 4 ○ 1

国際経済学演習Ⅰ(ミクロ経済学) 3前 4 ○ 1

国際経済学演習Ⅰ(計量経済学) 3前 4 ○ 1

国際経済学演習Ⅱ(マクロ経済学) 3後 4 ○ 1

国際経済学演習Ⅱ(ミクロ経済学) 3後 4 ○ 1

国際経済学演習Ⅱ(計量経済学) 3後 4 ○ 1

小計(6科目) - 0 24 0 1 1 0 1 0 0

国際ビジネス学演習Ⅰ(組織・人材マネジメント) 3前 4 ○ 1

国際ビジネス学演習Ⅰ(会計・ファイナンス) 3前 4 ○ 1

国際ビジネス学演習Ⅰ(戦略・マーケティング) 3前 4 ○ 1

国際ビジネス学演習Ⅱ(組織・人材マネジメント) 3後 4 ○ 1

国際ビジネス学演習Ⅱ(会計・ファイナンス) 3後 4 ○ 1

国際ビジネス学演習Ⅱ(戦略・マーケティング) 3後 4 ○ 1

小計(6科目) - 0 24 0 3 0 0 0 0 0

GLS SeminarⅠ(Contemporary Global Issues) 3前 4 ○ 1

GLS SeminarⅠ(Society, Language, and Globalization) 3前 4 ○ 1

GLS SeminarⅡ(Ethical Inquiry) 3後 4 ○ 1

GLS SeminarⅡ(Intercultural Communication Today) 3後 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 2 0 0 0 0 0

グローバル現代思想 3・4前 4 ○ 兼1

心とAIの哲学 3・4前 4 ○ 1

応用倫理学 3・4前 4 ○ 兼1

哲学・人間学特殊講義 3・4前 2 ○ 兼1 集中

アジア思想 3・4後 4 ○ 兼1

正義論 3・4後 4 ○ 兼1

Comparative Thought (East and West) 3・4後 4 ○ 1

Special Topics in Philosophical Anthropology 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(8科目) - 0 28 0 1 1 0 0 0 兼3

歴史のなかの国民国家とナショナリズム 3・4前 4 ○ 1

資料とデータで読む世界史 3・4前 4 ○ 1

複数性のアジア史 3・4前 4 ○ 1

グローバル・ヒストリー特殊講義 3・4前 2 ○ 兼1 集中

宗教からたどる世界史 3・4後 4 ○ 兼1

越境する世界史 3・4後 4 ○ 1

History of Modern Japan 3・4後 4 ○ 1

Special Topics in Global History 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(8科目) - 0 28 0 0 3 0 0 0 兼3

日本政治論 3・4前 4 ○ 1

難民と国際政治 3・4後 4 ○ 1

国際機構論 3・4後 4 ○ 兼1

国際政治学特殊講義 3・4前 2 ○ 兼1 集中

安全保障論 3・4後 4 ○ 1

比較政治学 3・4前 4 ○ 1

Lecture on Foreign Policy 3・4前 4 ○ 1

Special Topics in International Politics 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(8科目) - 0 28 0 1 0 2 0 0 兼1

国際平和開発論 3・4前 4 ○ 兼1

地域特性と開発 3・4後 4 ○ 1

国際環境政策論 3・4前 4 ○ 1

国際開発学特殊講義 3・4前 2 ○ 兼1 集中

市民社会と開発 3・4後 4 ○ 1

フィールドと開発 3・4後 4 ○ 1

International Development Policy 3・4前 4 ○ 1

Special Topics in International Development Studies 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(8科目) - 0 28 0 0 2 1 0 0 兼3

専攻科目

学部固有科目

選択科目

グロー

バル・ヒストリー

国際政治学

国際開発学

GLS

哲学・人間学

ゼミ

国際開発学

国際経済学

国際ビジネス学

6

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態 専任教員等の配置

開発経済学 3・4後 4 ○ 兼1

産業組織論 3・4後 4 ○ 1

海外投資論 3・4前 4 ○ 1

国際経済学特殊講義 3・4前 2 ○ 兼1 集中

環境経済学 3・4後 4 ○ 1

公共経済学 3・4前 4 ○ 1

Lecture on Economic Policy 3・4前 4 ○ 兼1

Special Topics in International Economics 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(8科目) - 0 28 0 1 1 0 1 0 兼4

アドバンスト 会計・ファイナンス 3・4前 4 ○ 1

アドバンスト 戦略・マーケティング 3・4後 4 ○ 1

多国籍企業論 3・4前 4 ○ 兼1

国際ビジネス学特殊講義 3・4前 2 ○ 兼1 集中

アドバンスト 組織・人材マネジメント 3・4前 4 ○ 1

ビジネスデータ分析 3・4後 4 ○ 1

Lecture on Cross-cultural Management 3・4後 4 ○ 兼1

Special Topics in International Business Studies 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(8科目) - 0 28 0 3 0 0 0 0 兼4

Global Media and Culture 1・2・3・4前 4 ○ 1

International Academic Relations 1・2・3・4後 4 ○ 兼1

Twenty-First Century Cities 1・2・3・4前 4 ○ 1

Global Peace and Security 1・2・3・4後 4 ○ 兼1

日本語学 2・3・4後 2 ○ 兼1

日本語教授法 2・3・4前 2 ○ 兼1

日本語教育実習 2・3・4後 2 ○ 兼1

小計(7科目) - 0 22 0 2 0 0 0 0 兼4

海外留学科目 2・3・4前・後 12 ○ 1

海外セミナー 1・2・3前・後・4前 2 ○ 1

国内インターンシップ 2・3・4前・後 2 ○ 1

海外インターンシップ 2・3・4前・後 2 ○ 1

小計(4科目) - 0 18 0 1 0 0 0 0 0

合計(360科目) 10 914 0 8 7 3 1 兼138-

学部固有科目

選択科目

関連科目

国際経済学

国際ビジネス学

GLS

専攻科目

7

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態 専任教員等の配置

(注)

1 学部等,研究科等若しくは高等専門学校の学科の設置又は大学における通信教育の開設の届出を行おうとする場合には,授与す

 る学位の種類及び分野又は学科の分野が同じ学部等,研究科等若しくは高等専門学校の学科(学位の種類及び分野の変更等に関す

 る基準(平成十五年文部科学省告示第三十九号)別表第一備考又は別表第二備考に係るものを含む。)についても作成すること。

2 博士課程を前期課程及び後期課程に区分する場合には前期課程及び後期課程について,専門職大学の課程を前期課程及び後期課

 程に区分する場合には前期課程及び全課程について,それぞれこの書類を作成すること。

3 私立の大学若しくは高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合,

 大学等の設置者の変更の認可を受けようとする場合又は大学等の廃止の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場

 合は,この書類を作成する必要はない。

4 開設する授業科目に応じて,適宜科目区分の枠を設けること。

5 「授業形態」の欄の「実験・実習」には,実技も含むこと。

6 「授業形態」の欄は,各授業科目について,該当する授業形態の欄に「○」を記入すること。ただし,専門職大学等の授業科目

 のうち,臨地実務実習については「実験・実習」の欄に「臨」の文字を,連携実務演習等については「演習」又は「実験・実習」

 の欄に「連」の文字を記入すること。

学位又は学科の分野 文学関係、法学関係、経済学関係

【国際人間学専攻】卒業要件のための最低修得単位数を140単位とする。*全学共通科目 18単位以上 *学部固有科目 104単位以上 *全学共通科目もしくは学部固有科目から18単位以上 なお、学部固有科目の中には、言語文化学科の科目の単位数を算入することができる。  ・入門ゼミ・キャリアデザイン・卒業研究必修  ・世界の言語プログラムから30単位以上選択必修  ・専攻基礎科目の国際人間学4単位必修 ●1年次秋学期終了後、哲学・人間学専修もしくはグローバル・ヒストリー専修のいずれかを選択  (1)哲学・人間学専修を選択した場合  ・専修基礎科目「哲学・人間学専修」4単位必修  ・専修科目「哲学・人間学専修」16単位必修  ・ゼミ「哲学・人間学専修」から8単位選択必修  (2)グローバル・ヒストリー専修を選択した場合  ・専修基礎科目「グローバル・ヒストリー専修」4単位必修  ・専修科目「グローバル・ヒストリー専修」16単位必修  ・ゼミ「グローバル・ヒストリー専修」から8単位選択必修

【国際政治学専攻】卒業要件のための最低修得単位数を140単位とする。*全学共通科目 18単位以上 *学部固有科目 104単位以上 *全学共通科目もしくは学部固有科目から18単位以上 なお、学部固有科目の中には、言語文化学科の科目の単位数を算入することができる。  ・入門ゼミ・キャリアデザイン・卒業研究必修  ・世界の言語プログラムから30単位以上選択必修  ・専攻基礎科目の国際政治学4単位必修 ●1年次秋学期終了後、国際政治学専修もしくは、国際開発学専修のいずれかを選択  (1)国際政治学専修を選択した場合  ・専修基礎科目「国際政治学専修」4単位必修  ・専修科目「国際政治学専修」16単位必修  ・ゼミ「国際政治学専修」から8単位選択必修  (2)国際開発学専修を選択した場合  ・専修基礎科目「国際開発学専修」4単位必修  ・専修科目「国際開発学専修」16単位必修  ・ゼミ「国際開発学専修」から8単位選択必修

【国際経済学専攻】卒業要件のための最低修得単位数を140単位とする。*全学共通科目 18単位以上 *学部固有科目 104単位以上 *全学共通科目もしくは学部固有科目から18単位以上 なお、学部固有科目の中には、言語文化学科の科目の単位数を算入することができる。  ・入門ゼミ・キャリアデザイン・卒業研究必修  ・世界の言語プログラムから30単位以上選択必修  ・専攻基礎科目の国際経済学4単位必修 ●1年次秋学期終了後、国際経済学専修もしくは国際ビジネス学専修のいずれかを選択  (1)国際経済学専修を選択した場合  ・専修基礎科目「国際経済学専修」4単位必修  ・専修科目「国際経済学専修」16単位必修  ・ゼミ「国際経済学専修」から8単位選択必修  (2)国際ビジネス学専修を選択した場合  ・専修基礎科目「国際ビジネス学専修」4単位必修  ・専修科目「国際ビジネス学専修」16単位必修  ・ゼミ「国際ビジネス学専修」から8単位選択必修

【GLS(Global Liberal Studies)専攻】卒業要件のための最低修得単位数を140単位とする。*学部固有科目 104単位以上 *全学共通科目もしくは学部固有科目から36単位以上 なお、学部固有科目の中には、言語文化学科の科目の単位数を算入することができる。  ・キャリアデザイン・卒業研究必修  ・世界言語プログラムから40単位以上選択必修  ・専攻基礎科目「GLS」6単位必修  ・専修科目「GLS」16単位必修  ・ゼミ「GLS」から8単位選択必修

(履修科目の登録の上限 : 48単位(年間))

卒 業 要 件 及 び 履 修 方 法 授業期間等

15週

90分

1学期の授業期間

1時限の授業時間

1学年の学期区分 2学期

学位又は称号 学士(国際学)

8

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

教養テーマゼミ 1・2・3・4通 4 ○ 兼1

教養探究ゼミ 4後 2 ○ 兼1

小計(2科目) - 0 6 0 0 0 0 0 0 兼2

コンピュータ処理論A 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

コンピュータ処理論B 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

小計(2科目) - 0 4 0 - 0 0 0 0 0 兼1

個人スポーツ・卓球Ⅰ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・卓球Ⅱ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

個人スポーツ・硬式テニスⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・硬式テニスⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

個人スポーツ・バドミントンⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・バドミントンⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

個人スポーツ・ゴルフⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・ゴルフⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

個人スポーツ・フライングディスクⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

個人スポーツ・フライングディスクⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・バレーボールⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・バレーボールⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・バスケットボールⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・バスケットボールⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・ソフトボールⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・ソフトボールⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・サッカーⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・サッカーⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・カローリングⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

ティームスポーツ・カローリングⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

フィットネス・トレーニングⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

フィットネス・トレーニングⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

フィットネス・フィットネスⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

フィットネス・フィットネスⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

フィットネス・エアロビクスⅠ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

フィットネス・エアロビクスⅡ 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

シーズンスポーツA・ゴルフ 1・2・3・4前 1 ○ 兼1 集中

シーズンスポーツB・スケート 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

障害者スポーツA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

障害者スポーツB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

小計(30科目) - 0 30 0 0 0 0 0 0 兼12

英語コミュニケーションⅠA 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語コミュニケーションⅡA 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語コミュニケーションⅠB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語コミュニケーションⅡB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

メディア英語A 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

メディア英語B 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語資格対策ⅠA 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語資格対策ⅡA 2・3・4前・後 2 ○ 1

英語資格対策ⅠB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語資格対策ⅡB 2・3・4前・後 2 ○ 1

英語セミナーA 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

英語セミナーB 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(12科目) - 0 24 0 1 0 0 0 0 兼4

数学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

数学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

統計学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

統計学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

物理学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

物理学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

化学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

化学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

地学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

地学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

生物学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

生物学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(12科目) - 0 24 0 0 0 0 0 0 兼6

別記様式第2号(その2の1)

(国際学部言語文化学科)

教 育 課 程 等 の 概 要

(用紙 日本工業規格A4縦型)

専任教員等の配置

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数

コン

ピュー

全学共通科目

ゼミ

スポー

ツ・健康

自然の探究

外国語演習

授業形態

9

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

専任教員等の配置

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態

哲学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

哲学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

倫理学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

倫理学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

論理学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

論理学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

心理学 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

日本史A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

日本史B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

東洋史A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

東洋史B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

西洋史A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

西洋史B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

文学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

文学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

言語学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

言語学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(17科目) - 0 34 0 0 0 0 0 0 兼9

日本国憲法 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

法学 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

政治学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

政治学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

社会学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

社会学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

経済学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

経済学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

地理学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

地理学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教育学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教育学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(12科目) - 0 24 0 0 0 0 0 0 兼6

ジェンダー論A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

ジェンダー論B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

健康科学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

健康科学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

環境科学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

環境科学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

情報科学A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

情報科学B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

平和論A 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

平和論B 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

異文化研究 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

職業と社会 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

グローバル・メディア論 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(13科目) - 0 26 0 0 0 0 0 0 兼8

教養テーマ講義A 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教養テーマ講義B 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教養テーマ講義C 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

教養テーマ講義D 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(4科目) - 0 8 0 0 0 0 0 0 兼4

中京大学を知る 1・2・3・4前・後 2 ○ 兼1

海外教養科目 1・2・3・4前・後 4 ○ 兼1

小計(2科目) - 0 6 0 0 0 0 0 0 兼2

全学共通科目

社会の探究

人間の探究

新領域

テー

10

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

専任教員等の配置

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態

入門ゼミ(アカデミック・スキルズ) 1前 2 ○ 2 1 兼7

キャリア・デザイン 2前 2 ○ 1 兼1

小計(2科目) - 4 0 0 3 1 0 0 0 兼8

卒業研究 4通 6 ○ 11 7 2

小計(1科目) - 6 0 0 11 7 2 0 0 兼0

English for Practical Communication 1前 2 ○ 1 兼17 オムニバス

English for Discussion and Presentation 1前 2 ○ 1 兼17 オムニバス

English for Academic Purposes 1前 2 ○ 1 兼17 オムニバス

Integrated Academic Skills Ⅰ 2前 2 ○ 兼18 オムニバス

Integrated Academic Skills Ⅱ 2後 2 ○ 兼18 オムニバス

Overseas University Studies 1後 12 ○ 兼1

小計(6科目) - 0 22 0 2 1 0 0 0 兼24

フランス語ⅠA 2前 2 ○ 1 兼3 オムニバス

フランス語ⅠB 2後 2 ○ 1 兼3 オムニバス

フランス語ⅡA 2前 2 ○ 1 兼3 オムニバス

フランス語ⅡB 2後 2 ○ 1 兼3 オムニバス

フランス語ⅢA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅢB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅣA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅣB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅤA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

フランス語ⅤB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅠA 2前 2 ○ 1 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅠB 2後 2 ○ 1 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅡA 2前 2 ○ 1 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅡB 2後 2 ○ 1 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅢA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅢB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅣA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅣB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅤA 3前 2 ○ 兼4 オムニバス

ドイツ語ⅤB 3後 2 ○ 兼4 オムニバス

スペイン語ⅠA 2前 2 ○ 1 兼7 オムニバス

スペイン語ⅠB 2後 2 ○ 1 兼7 オムニバス

スペイン語ⅡA 2前 2 ○ 1 兼7 オムニバス

スペイン語ⅡB 2後 2 ○ 1 兼7 オムニバス

スペイン語ⅢA 3前 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅢB 3後 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅣA 3前 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅣB 3後 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅤA 3前 2 ○ 兼8 オムニバス

スペイン語ⅤB 3後 2 ○ 兼8 オムニバス

中国語ⅠA 2前 2 ○ 1 兼3 オムニバス

中国語ⅠB 2後 2 ○ 1 兼4 オムニバス

中国語ⅡA 2前 2 ○ 1 兼4 オムニバス

中国語ⅡB 2後 2 ○ 1 兼4 オムニバス

中国語ⅢA 3前 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅢB 3後 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅣA 3前 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅣB 3後 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅤA 3前 2 ○ 兼5 オムニバス

中国語ⅤB 3後 2 ○ 兼5 オムニバス

ロシア語ⅠA 2前 2 ○ 1 兼1 オムニバス

ロシア語ⅠB 2後 2 ○ 1 兼1 オムニバス

ロシア語ⅡA 2前 2 ○ 1 兼1 オムニバス

ロシア語ⅡB 2後 2 ○ 1 兼1 オムニバス

ロシア語ⅢA 3前 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅢB 3後 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅣA 3前 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅣB 3後 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅤA 3前 2 ○ 兼3 オムニバス

ロシア語ⅤB 3後 2 ○ 兼3 オムニバス

イタリア語ⅠA 2前 2 ○ 兼1

イタリア語ⅠB 2後 2 ○ 兼1

イタリア語ⅡA 2前 2 ○ 兼1

イタリア語ⅡB 2後 2 ○ 兼1

韓国語ⅠA 2前 2 ○ 兼1

韓国語ⅠB 2後 2 ○ 兼1

韓国語ⅡA 2前 2 ○ 兼1

韓国語ⅡB 2後 2 ○ 兼1

小計(58科目) - 0 116 0 2 3 0 0 0 兼33

基礎

ゼミ

英語

学部固有科目

学部共通

世界の言語プログラム

第二外国語

11

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

専任教員等の配置

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態

日本語ⅠA 1・2・3・4前 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅠB 1・2・3・4前 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅠC 1・2・3・4前 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅡA 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅡB 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅡC 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅢA 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅢB 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅢC 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅣA 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅣB 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅣC 1・2・3・4後 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅤA 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅤB 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅤC 1・2・3・4前 2 ○ 兼3 オムニバス

日本語ⅥA 1・2・3・4後 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅥB 1・2・3・4後 2 ○ 兼2 オムニバス

日本語ⅥC 1・2・3・4後 2 ○ 兼2 オムニバス

大学生のための日本語ⅠA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅡA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅢA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅣA 1・2・3・4前 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅠB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅡB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅢB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

大学生のための日本語ⅣB 1・2・3・4後 1 ○ 兼1

総合日本語ⅠA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

総合日本語ⅠC 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

総合日本語ⅠB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

総合日本語ⅠD 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

総合日本語ⅡA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

総合日本語ⅡC 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

総合日本語ⅡB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

総合日本語ⅡD 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

日本事情ⅠA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

日本事情ⅠB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

日本事情ⅡA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

日本事情ⅡB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

日本事情ⅢA 1・2・3・4前 2 ○ 兼1

日本事情ⅢB 1・2・3・4後 2 ○ 兼1

ビジネス日本語Ⅰ 3後 2 ○ 兼1

ビジネス日本語Ⅱ 4前 2 ○ 兼1

小計(42科目) - 0 76 0 0 0 0 0 0 兼11

ことばの仕組み 1前 2 ○ 1

異文化理解概論 1前 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 0 2 0 0 0 兼0

英語学・英語教育概論 1前 2 ○ 1

英語圏文学概論 1前 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 1 1 0 0 0 兼0

理論言語学入門 2前 2 ○ 1

Introduction to Linguistics 2後 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 2 0 0 0 0 兼0

Introduction to Theory of Culture 2前 2 ○ 1

コミュニケーション論概論 2後 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 0 1 1 0 0 兼0

2前 2 ○ 1

英語と文法化 2後 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 1 1 0 0 0 兼0

2後 2 ○ 1

Understanding Film and Popular Culture 2前 2 ○ 1

小計(2科目) - 0 4 0 2 0 0 0 0 兼0

統語と音韻の境界領域 2前 4 ○ 1

比較統語論 2前 4 ○ 1

理論言語学 2後 4 ○ 1

Workshop in Linguistic Research 2後 4 ○ 1

小計(4科目) - 0 16 0 2 1 0 0 0 兼0

専攻基礎科目

Understanding Fiction, Drama and Poetry

English Language

専修科目

英米学 -

世界の言語プログラム

学部共通

専攻科目

学部固有科目

専修基礎科目

言語学

言語学

日本語科目等

12

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

専任教員等の配置

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態

外国語学習から学ぶ複言語複文化 2前 4 ○ 1

文学から学ぶ言語文化 2前 4 ○ 1

多文化共生から学ぶ宗教文化 2前 4 ○ 1

映画から学ぶメディア文化 2前 4 ○ 1

Glocal Studies in Japan 2後 4 ○ 1

社会言語学から学ぶ言語文化 2後 4 ○ 1

芸術から学ぶ宗教文化 2後 4 ○ 1

ポピュラー文化から学ぶメディア文化 2後 4 ○ 1

小計(8科目) - 0 32 0 2 4 1 0 0 兼0

英語の文構造 2前 4 ○ 1

英語の歴史 2前 4 ○ 1

日英対照の英語学 2前 4 ○ 1

英語科教育法Ⅱ 2後 4 ○ 1

Topics in English Linguistics 2後 4 ○ 1

英語の意味と語用 2後 4 ○ 1

小計(6科目) - 0 24 0 3 1 0 0 0 兼0

2前 4 ○ 1

2後 4 ○ 1

2前 4 ○ 1

2後 4 ○ 1

2前 4 ○ 1

2後 4 ○ 1

小計(6科目) - 0 24 0 4 1 1 0 0 兼0

言語学演習Ⅰ(理論言語学) 3前 4 ○ 1

言語学演習Ⅰ(比較統語論) 3前 4 ○ 1

言語学演習Ⅰ(統語と音韻の境界領域) 3前 4 ○ 1

言語学演習Ⅱ(理論言語学) 3後 4 ○ 1

言語学演習Ⅱ(比較統語論) 3後 4 ○ 1

言語学演習Ⅱ(統語と音韻の境界領域) 3後 4 ○ 1

小計(6科目) - 0 24 0 2 1 0 0 0 兼0

異文化コミュニケーション演習Ⅰ(外国語学習論) 3前 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅰ(比較文学論) 3前 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅰ(社会言語学) 3前 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅰ(西洋精神文化論) 3前 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅰ(多文化共生論) 3前 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅰ(比較文化論) 3前 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅰ(表象文化論) 3前 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅱ(外国語学習論) 3後 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅱ(比較文学論) 3後 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅱ(社会言語学) 3後 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅱ(西洋精神文化論) 3後 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅱ(多文化共生論) 3後 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅱ(比較文化論) 3後 4 ○ 1

異文化コミュニケーション演習Ⅱ(表象文化論) 3後 4 ○ 1

小計(14科目) - 0 56 0 2 4 1 0 0 兼0

英語学・英語教育演習Ⅰ(英語科教育学) 3前 4 ○ 1

英語学・英語教育演習Ⅰ(英語の文構造) 3前 4 ○ 1

英語学・英語教育演習Ⅰ(英語の歴史) 3前 4 ○ 1

英語学・英語教育演習Ⅰ(英語の意味と語用) 3前 4 ○ 1

英語学・英語教育演習Ⅱ(英語科教育学) 3後 4 ○ 1

英語学・英語教育演習Ⅱ(英語の文構造) 3後 4 ○ 1

英語学・英語教育演習Ⅱ(英語の歴史) 3後 4 ○ 1

英語学・英語教育演習Ⅱ(英語の意味と語用) 3後 4 ○ 1

小計(8科目) - 0 32 0 3 1 0 0 0 兼0

英語圏文学・文化演習Ⅰ(文学・文化理論) 3前 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅰ(物語論) 3前 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅰ(歴史コンテクストと文学) 3前 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅰ(英米文学研究論) 3前 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅰ(植民地主義と文学) 3前 4 ○ 1

3前 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅱ(文学・文化理論) 3後 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅱ(物語論) 3後 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅱ(歴史コンテクストと文学) 3後 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅱ(英米文学研究論) 3後 4 ○ 1

英語圏文学・文化演習Ⅱ(植民地主義と文学) 3後 4 ○ 1

3後 4 ○ 1

小計(12科目) - 0 48 0 4 1 1 0 0 兼0

Analyzing, Discussing and Writing about Literature, Film and Culture

イギリス文学・文化研究(物語と映像メディア)

アメリカ文学・文化研究(物語と映像メディア)

イギリス文学・文化研究(書物の形式と言語文化)

英語圏の世界文学・文化研究

専修科目

英語学・英語教育

英語圏文学・文化

言語学

異文化コミュ

ニケー

ショ

異文化コミュ

ニケー

ショ

英語学・英語教育

専攻科目

学部固有科目

英語圏文学・文化

ゼミ

American Literary and Cultural Studies

英語圏文学・文化演習Ⅰ(North American Literature in Context)

英語圏文学・文化演習Ⅱ(North American Literature in Context)

13

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

専任教員等の配置

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態

言語獲得 3・4前 4 ○ 1

音声学と音韻論 3・4前 4 ○ 1

言語の起源と進化 3・4後 4 ○ 1

言語学特殊講義 3・4後 2 ○ 兼1 集中

意味論 3・4後 4 ○ 1

Current Topics in Linguistics 3・4前 4 ○ 1

言語学特別研究 3・4後 4 ○ 1

Special Topics in Linguistics 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(8科目) - 0 28 0 2 1 0 0 0 兼2

ヨーロッパ文化研究 3・4前 4 ○ 1

日中比較文化論 3・4前 4 ○ 1

翻訳・通訳と現代社会 3・4前 4 ○ 1

Workshop in Intercultural Communication Research 3・4前 4 ○ 1

異文化コミュニケーション特殊講義 3・4後 2 ○ 兼1 集中

現代社会と宗教 3・4後 4 ○ 1

文化論的メディア研究 3・4後 4 ○ 1

ロシア・東欧地域研究 3・4後 4 ○ 1

文化科学研究 3・4後 4 ○ 1

Special Topics in Intercultural Communication 3・4前・後 2 ○ 兼1 集中

小計(10科目) - 0 36 0 2 4 1 0 0 兼2

英語科教育法Ⅰ 3・4前 4 ○ 1

教育文法論 3・4前 4 ○ 1

実用英語運用法 3・4前 4 ○ 1

英語の通訳Ⅰ 3・4前 2 ○ 兼1

英語の翻訳Ⅰ 3・4前 2 ○ 兼1

英語学特殊講義 3・4前 2 ○ 兼1 集中

英語科単元構成論 3・4後 4 ○ 1

Changes in English 3・4後 4 ○ 1

認知言語学と英語教育 3・4後 4 ○ 1

英語の通訳Ⅱ 3・4後 2 ○ 兼1

英語の翻訳Ⅱ 3・4後 2 ○ 兼1

Special Topics in English Linguistics 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(12科目) - 0 36 0 3 1 0 0 0 兼3

Media Literacy 3・4後 4 ○ 1

Professional English 3・4前 4 ○ 1

職業としての文学教育 3・4後 4 ○ 1

Current Topics 3・4前 4 ○ 1

English Project Workshop 3・4後 4 ○ 兼1

英語圏文学・文化特殊講義 3・4前 2 ○ 兼1 集中

Literature and Media for Children and Young Adults 3・4前 4 ○ 1

映画論 3・4後 4 ○ 1

市民権の文化史 3・4前 4 ○ 1

都市文化デザイン論 3・4前 4 ○ 1

クリティカル・リーディング 3・4後 4 ○ 1

Special Topics in English Literature and Culture 3・4後 2 ○ 兼1 集中

小計(12科目) - 0 44 0 4 1 1 0 0 兼3

海外留学科目 2・3・4前・後 12 ○ 兼1

海外セミナー 1・2・3前・後・4前 2 ○ 兼1

国内インターンシップ 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

海外インターンシップ 2・3・4前・後 2 ○ 兼1

小計(4科目) - 0 18 0 0 0 0 0 0 兼1

教育原論 2前 2 ○ 兼2

学習・発達論 2後 2 ○ 兼2

教育の制度と経営 3後 2 ○ 兼3

教職入門 2前 2 ○ 兼2

教育課程論 2後 2 ○ 兼2

道徳教育の理論と実践 3前 2 ○ 兼1

特別活動・総合的な学習の時間の指導法 4後 2 ○ 兼1

教育方法論 3前 1 ○ 兼1

特別支援教育 3前 2 ○ 兼1

生徒指導・進路指導の方法 4前 2 ○ 兼2

教育相談(カウンセリングを含む) 3後 2 ○ 兼2

教職実践演習(中・高) 4後 2 ○ 1 兼5

教育実習Ⅰ 4通 5 ○ 1

教育実習Ⅱ 4通 3 ○ 1

小計( 14科目) - 0 0 31 1 0 0 0 0 15

合計(351科目) 10 842 31 11 7 2 0 0 兼137

専攻科目

学部固有科目

選択科目

教職に関する科目

英語圏文学・文化

関連科目

言語学

異文化コミュ

ニケー

ショ

英語学・英語教育

14

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必 修

選 択

自 由

講 義

演 習

実験・実習

教 授

准教授

講 師

助 教

助 手

専任教員等の配置

備考科目区分

授業科目の名称配当年次

単位数 授業形態

 の欄に「連」の文字を記入すること。

3 私立の大学若しくは高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合,

 大学等の設置者の変更の認可を受けようとする場合又は大学等の廃止の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場

 合は,この書類を作成する必要はない。

4 開設する授業科目に応じて,適宜科目区分の枠を設けること。

5 「授業形態」の欄の「実験・実習」には,実技も含むこと。

6 「授業形態」の欄は,各授業科目について,該当する授業形態の欄に「○」を記入すること。ただし,専門職大学等の授業科目

 程に区分する場合には前期課程及び全課程について,それぞれこの書類を作成すること。

授業期間等

(注)

卒 業 要 件 及 び 履 修 方 法

【複言語・複文化学専攻】卒業要件のための最低修得単位数を140単位とする。*全学共通科目 18単位以上 *学部固有科目 104単位以上 *全学共通科目もしくは学部固有科目から18単位以上なお、学部固有科目の中には、国際学科の単位数を算入することができる。  ・入門ゼミ・キャリア教育・卒業研究必修  ・世界の言語プログラムから30単位以上選択必修  ・専攻基礎科目の複言語・複文化学4単位必修 ●1年次秋学期終了後、言語学専修もしくは異文化コミュニケーション専修のいずれかを選択  (1)言語学専修を選択した場合  ・専修基礎科目「言語学専修」4単位必修  ・専修科目「言語学専修」16単位必修  ・ゼミ「言語学専修」から8単位選択必修  (2)異文化コミュニケーション専修を選択した場合  ・専修基礎科目「異文化コミュニケーション専修」4単位必修  ・専修科目「異文化コミュニケーション専修」16単位選択必修  ・ゼミ「異文化コミュニケーション専修」から8単位選択必修

【英米学専攻】卒業要件のための最低修得単位数を140単位とする。*全学共通科目 18単位以上 *学部固有科目 104単位以上 *全学共通科目もしくは学部固有科目から18単位以上なお、学部固有科目の中には、国際学科の単位数を算入することができる。  ・入門ゼミ・キャリア教育・卒業研究必修  ・世界の言語プログラムから30単位以上選択必修  ・専攻基礎科目の英米学4単位必修 ●1年次秋学期終了後、英語学・英語教育専修もしくは、英語圏文学・文化専修のいずれかを選択  (1)英語学・英語教育専修を選択した場合  ・専修基礎科目「英語学・英語教育専修」4単位必修  ・専修科目「英語学・英語教育専修」16単位選択必修  ・ゼミ「英語学・英語教育専修」から8単位選択必修  (2)英語圏文学・文化専修を選択した場合  ・専修基礎科目「英語圏文学・文化専修」4単位必修  ・専修科目「英語圏文学・文化専修」16単位選択必修  ・ゼミ「英語圏文学・文化専修」から8単位選択必修

(履修科目の登録の上限 : 48単位(年間))

 のうち,臨地実務実習については「実験・実習」の欄に「臨」の文字を,連携実務演習等については「演習」又は「実験・実習」

1 学部等,研究科等若しくは高等専門学校の学科の設置又は大学における通信教育の開設の届出を行おうとする場合には,授与す

 る学位の種類及び分野又は学科の分野が同じ学部等,研究科等若しくは高等専門学校の学科(学位の種類及び分野の変更等に関す

 る基準(平成十五年文部科学省告示第三十九号)別表第一備考又は別表第二備考に係るものを含む。)についても作成すること。

2 博士課程を前期課程及び後期課程に区分する場合には前期課程及び後期課程について,専門職大学の課程を前期課程及び後期課

学士(国際学) 学位又は学科の分野 文学関係学位又は称号

1学期の授業期間 15週

1時限の授業時間 90分

1学年の学期区分 2学期

15

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

教養テーマゼミ

 このゼミの目標は、人前で「話すこと」、人の報告を聞いて適切な「質問をす

ること」、テーマについて「議論すること」、報告に関する資料・要約であるレ

ジュメを作成することである。レジュメの作成、話すこと、質問すること、答え

ること、議論すること、および上手なレジュメ作成の方法を身につける。新聞記

事の分析や裁判傍聴を通して社会の問題に目を向け意識する習慣を身につける。

教養探究ゼミ

 大学4年間で学んできた教養教育と専門教育の内容を振り返りながら、「自分自

身の学び」を検証するとともに、新たな課題を発見し、これを掘り下げていくこ

とをめざします。各自が修得した専門的教養を人間や社会、自然、文化や歴史に

かかわる教養との関連、グループ討論やレポート作成を通して深めることを目標

とする。

コンピュータ処理論

 ハイパーリンク( Web ページでクリックするだけで特定のファイルを開いた

り、 ホームページを、直接参照)の概念は、1945年にアメリカのバネバー・ブッ

シュが有名な論文で提唱し、その後1989年にティム・バーナーズ=リーがWWW

(World Wide Web)を発明。 学生はコンピュータを初めて学ぶことを前提に、イン

ターネットの仕組、言語 HTML、画像処理について理解し、Web言語であるHTML

Javascriptを基本としながらWebを見るためのブラウザ:Internet Explorerでホー

ムページの基礎構造の理解と双方向性のあるCGI(Common Gateway Interface)ス

クリプトを作成し情報公開能力を高める。

コンピュータ処理論

 コンピュータを初めて学ぶことを前提に、プログラミングの初歩を表計算ソフ

トウェア Excel に格納されている Excel-VBA (Visual Basic for

Applications)というプログラミング言語を使って、プログラムの書き方、コン

パイル(VBAプログラムから機械語プログラムへの変換)、実行、デバッグ(プロ

グラムの間違いの除去)を学ぶ(他のプログラミング言語(C言語やJavaなど)も

基本は同じなので、VBAによって得た能力は発展的に応用できる。)四則演算から

始めて、ワークシートの操作、基本図形による作画までを行う。

個人スポーツ・卓球

 卓球は気軽にできるスポーツであるとともに多くのバリエーションをもつ。そ

のためか一つの基本技術の応用範囲が広く老若男女を問わず誰にでも出来るとい

う万人向きのスポーツである。講義の中では、一定のラケットの動き、身体の使

い方、リズムの取り方、ボールの回転量やその変化、スマッシュのスピードへの

対応などを柔軟に使いこなせるよう、様々な技術と戦術について指導する。

個人スポーツ・卓球

 「卓球」のシングルス・ダブルスのゲームを行えるまでの理論・ルール、基礎

的・基本的な動きを習得するために段階を踏んで講義を展開していく。また、個

人スポーツA(卓球)を受講した者は、さらに基礎的技能、戦術を高めるととも

に、種目の指導やゲームの企画・コーディネートの能力を身につける。「卓球」

の理論や動きを理解し、身体表現できることを目標とするが、スポーツの楽しさ

や仲間との協調を学ぶこと、実技による体力・健康づくり、生涯にわたりスポー

ツをすることへの教養を身につけることも目標としている。

別記様式第2号(その3の1)

(用紙 日本工業規格A4縦型)

授 業 科 目 の 概 要

(国際学部 国際学科)

科目

区分

1

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

個人スポーツ・硬式

テニスⅠ

 硬式テニスは、生涯にわたって手軽に親しめる個人スポーツの一つです。団体

スポーツとは異なり、少人数でゲームをすることがでる。この講義では、生涯を

通じてテニスの楽しさ・おもしろさ・協調性などを享受できる能力や態度を養う

ことを目的とする。具体的には基本的な技術(ストローク、ボレー、サービス、

スマッシュ)の習得を中心に、ルールやマナー、戦術を学びながら、レベルに応

じてダブルスゲームを行う。

個人スポーツ・硬式

テニスⅡ

 硬式テニスは、生涯にわたって手軽に親しめる個人スポーツの一つです。団体

スポーツとは異なり、少人数でシングルスやダブルスのゲームをすることができ

る。この講義では生涯を通じてテニスの楽しさ、おもしろさ、協調性などを享受

できる能力や態度を養うことを目的とする。具体的には、基本的なフォア・バッ

クなどのストローク、ボレー、サーブ、シュマッシュなどの基本的な技術ルール

やマナー、戦術などを学びながら、レベルに応じてダブルスゲームを行う。

個人スポーツ・バド

ミントンⅠ

 バドミントンは、場所・用具さえあれば簡単に行なうことができ、レクリエー

ション的なスポーツとして多くの人に親しまれている。しかし、競技として行な

われているバドミントンでは、スマッシュの初速度が250~300km/hにも達すると

言われており、瞬間的な反応を必要とするスポーツである。また、見た目以上に

ハードなスポーツである。この講義では基本的な打法の練習後、シングルス、ダ

ブルスのゲームを行なう予定である。

個人スポーツ・バド

ミントンⅡ

 バドミントンは、ラケットとシャトルという簡単な道具があれば、性別や年齢

を問わず気軽に行え、生涯スポーツとしても有用である。一方で、競技としての

バドミントンは奥が深く、近年は日本選手の活躍で注目されるスポーツとなって

いる。この講義では、ラケットの握り方や各種ストロークなど基本を身につける

とともに、戦術についてもゲームを通して実践的に学ぶ。中高でクラブに所属し

たり、前期にバドミントンを選択した学生など、技術的には様々ですが、後期は

ゲームをより多く取り入れて講義を行う。

個人スポーツ・ゴル

フⅠ

 現在ゴルフは老若男女を問わず、誰もが楽しめるスポーツとして親しまれてい

る。最近は、女子プロゴルフの爆発的人気やアイドル的アマチュア選手がプロの

試合などで活躍し、さらに人気を高めてる。これに伴いゴルフ人口も急増してい

る。この講義ではこれを踏まえ、ゴルフを楽しむために必要な正しい知識と基礎

的な技術、ルールおよびエチケット・マナーを学び、ゴルフの本質を理解し、生

涯スポーツへの導入・展開を目的とする。

個人スポーツ・ゴル

フⅡ

 ゴルフは老若男女を問わず、誰もが楽しめるスポーツとして親しまれている。

最近は、日本女子プロゴルフの爆発的人気やアイドル的アマチュア選手がプロの

試合などで活躍し、さらに人気を高めている。これに伴いゴルフ人口も急増して

いる。この講義ではこれを踏まえ、ゴルフを楽しむために必要な正しい知識と基

礎的な技術、ルールおよびエチケット・マナーを学び、ゴルフの本質を理解し、

生涯スポーツへの導入・展開を目的とする。個人スポーツAを受けて、よりレベル

の高いコースと初心者コースを開設する。

個人スポーツ・フラ

イングディスクⅠ

 「フライングディスク」を使った世界フライングディスク連盟公認10種目内か

ら数種目を体験し基本技術やルール等を学びます。手軽にできる個人種目から技

術・走力・戦術などの様々な能力をを必要とする団体種目など、ディスク・ス

ポーツを幅広く実践する能力を身につけることが目標とする。 ニュースポーツ

の体験を通じ、生涯スポーツとして性差や能力差を越えてスポーツを楽しむこと

を体験する。

個人スポーツ・フラ

イングディスクⅡ

 「フライングディスク」を使った世界フライングディスク連盟公認10種目内か

ら数種目を体験し基本技術やルール等を学ぶ。 手軽にできる個人種目から技術・

走力・戦術などの様々な能力をを必要とする団体種目など、ディスク・スポーツ

を幅広く実践する能力を身につけることが目とする。ニュースポーツの一つであ

るフライングディスク競技の技術習得を体験したうえで、性差や能力差を越えて

スポーツを楽しむことができるよう既存のスポーツを自らアレンジできるように

なることを目指す。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ティームスポーツ・

バレーボールⅠ

 バレーボールは、ネットによって2等分されたコートで2チームがネット越し

にボールを打ち合い、得点を競うスポーツである。得点はボールの地面(床)へ

の落下や反則により与えられる。ボールへのコンタクトはブロッキングを除き、

3回以内で相手コートに返球しなければならない。このためプレーヤーはバレー

ボールのテクニックが要求されるとともに、チームプレーを身につけることが必

要です。この講義では、適用できるルールを定め、バレーボールの基本的なテク

ニックによるゲームを行う。

ティームスポーツ・

バレーボールⅡ

 バレーボールは集団のスポーツであり、ダイレクトプレーの連続であることか

ら互いに声を掛け合うことが非常に重要なスポーツである。この講義では、バ

レーボールを楽しみながら行い、集団による協力の重要性や、身体を動かすこと

の楽しさを学ぶ。また、バレーボールの基本的なルールや技術を習得することに

より、生涯にわたってバレーボールを楽しめるような講義を展開する。

ティームスポーツ・

バスケットボールⅠ

 バスケットボールの種目特性と技能の構造を理解し、集団的技能への展開、最

終的には実践練習であるゲームを行えるようにする。シュート、ドリブル、ボー

ルハンドリング、パスなどの基礎技術の習得を目標とし、実践練習であるゲーム

に活用できるようにする。また、ゲーム計画を立て、ゲーム運営時には審判法な

ども必要になるため、正しいルールの理解をできるようにする。

ティームスポーツ・

バスケットボールⅡ

 この講義は、バスケットボールの実技を中心とした講義である。バスケット

ボールの実践を通して技術、戦術及び審判法を学び、ティームとして他者とコ

ミュニケーションをはかりながら、ティームスポーツの理解を深める。さらなる

バスケットボール技術の向上に努める。バスケットボールの特性やルールを理解

し、基礎的技術や戦術を習得するとともに、ゲームの展開方法などのマネージメ

ント能力を修得する。高度な技術を修得し、より高度なゲーム展開ができるよう

になる。

ティームスポーツ・

ソフトボールⅠ

 ティームスポーツを通して社会に必要な協調性やコミュニケーション能力を身

につけて、仲間と一緒に運動する楽しさや喜びを味わいながら体力の向上を図

る。また、社会生活における健康についての理解を深めて、健康づくりを実践で

きるように学ぶ。生涯を通じてスポーツを楽しむことができるようにすることを

狙いとする。また、お互いに協力して練習や試合を進行することでチームワーク

の重要性を理解する。

ティームスポーツ・

ソフトボールⅡ

 ティームスポーツを通して社会に必要な協調性やコミュニケーション能力を身

につけて、仲間と一緒に運動する楽しさや喜びを味わいながら体力の向上を図

る。また、社会生活における健康についての理解を深めて、自主的に健康づくり

を実践できるように学ぶ。生涯を通じてスポーツを楽しむことができるようにす

ることを狙いとする。また、個人が積極的に参加してソフトボールのルールや審

判法を学び、自主的にゲームの運営ができるようにすることを目標とする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ティームスポーツ・

サッカーⅠ

 サッカーは世界で2億人以上の競技人口を持ち、そのワールドカップは世界最大

とも言われるスポーツイベントとして知られている。ここまで広く普及したの

は、ボール以外に特に必要な用具がいらないこと、17条しかルールがないことな

どが理由として考えられる。今日では女子選手による世界大会はもちろん、身体

障がい者の世界大会も開催されている。この講義では、このような世界的に人気

の高いサッカーをその基本的な技術を学ぶとともにゲームによって体験する。

ティームスポーツ・

サッカーⅡ

 ティームスポーツⅠを踏まえて、狭いコートにおけるサッカー(フットサル)

におけるより発展的な技術・戦術を学び、それを実践する。サッカーの基本的な

トレーニングを通して、体力作りの基礎を体得し、それを知識として習得する。

サッカーの基本的技能を修得するとともにルール、審判法、戦術などを学習し、

試合ができるようにする。サッカーの楽しさを体験し、生涯スポーツの基礎を学

ぶとともにチームスポーツに必要なコミュニケーションのスキルを磨く。

ティームスポーツ・

カローリングⅠ

 氷上のスポーツカーリングをヒントに室内で気軽に楽しめるスポーツとして

1993年に名古屋で誕生した新しいスポーツで、体育館やオフィスなどの屋内フロ

アで、よりスリリングに楽しむ事ができるように開発した「ジェットローラー」

を、フロアの先端に設けたポイントゾーンを目標に走行させ、相手チームと交互

に投球し、ぶつけ合いをして得点を競い合う競技である。この講義では基本動作

を習い、試合を行える技術の習得を目標とする。

ティームスポーツ・

カローリングⅡ

 氷上のスポーツカーリングをヒントに室内で気軽に楽しめるスポーツとして

1993年に名古屋で誕生した新しいスポーツで、体育館やオフィスなどの屋内フロ

アで、よりスリリングに楽しむ事ができるように開発した「ジェットローラー」

を、フロアの先端に設けたポイントゾーンを目標に走行させ、相手チームと交互

に投球し、ぶつけ合いをして得点を競い合う競技である。この講義では基本動作

を習い、試合をしながら技術を高めカローリングを楽しむ能力を身につける。

フィットネス・ト

レーニングⅠ

 身体は、良い意味でも悪い意味でも適応する。あまり動かなければ身体は衰

え、適度に動けば強化される。しかし、使いすぎれば逆に故障します。この講義

では、それぞれの目的(ダイエット、筋力アップ、体力維持、生活習慣病予防、

リフレッシュなど)にあった適度な運動の方法を学習する。現代人がかかえる問

題点の一つでもある『食』は、『運動』とともに身体に大きく影響を与える。後

半の講義では『食』と『運動』のバランスを内容に加え講義を進めていく。

フィットネス・ト

レーニングⅡ

 身体は、良い意味でも悪い意味でも適応する。あまり動かなければ身体は衰

え、適度に動けば強化される。しかし、使いすぎれば逆に故障します。この講義

では、それぞれの目的(ダイエット、筋力アップ、体力維持、生活習慣病予防、

リフレッシュなど)にあった適度な運動の方法を学習する。フィットネス・ト

レーニングⅡではさらにトレーニングメニューを受講者自らが積極的に作成・評

価・修正を行えるようになることを目指す。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

フィットネス・

フィットネスⅠ

 現代の社会環境は身体活動の機会が減少し若年層にも肥満、糖尿病などの疾患

が増えており、これらはすべて過食と運動不足に起因しているものであり、私た

ちの生活習慣のアンバランスがもたらすもので、そのアンバランスが様々な不健

康をひき起している。 この講義では柔軟運動、ストレッチングにレジスタンス

トレーニングや有酸素的運動(ウォーキング、ジョギング、マシンを使っての運

動)を加えて、総合的に身体づくりを行う。

フィットネス・

フィットネスⅡ

 現代の社会環境は身体活動の機会が減少し若年層にも肥満、糖尿病などの疾患

が増えており、これらはすべて過食と運動不足に起因しているものであり、私た

ちの生活習慣のアンバランスがもたらすもので、そのアンバランスが様々な不健

康をひき起している。 この講義では柔軟運動、ストレッチングにレジスタンス

トレーニングや有酸素的運動(ウォーキング、ジョギング、マシンを使っての運

動)を加えて、総合的に身体づくりを行う。

フィットネス・エア

ロビクスⅠ

 エアロビクスは酸素をたくさんとりいれて持続的に行うエクササイズ(有酸素

運動)である。このクラスでは、有酸素運動を行う際の強度設定やエアロビック

ダンスの学習を通して、自身の生活の中に有酸素運動を取り入れ、有酸素能力を

向上させることを目的とする。このクラスは、基本的にはじめての方を対象とし

てプログラムを展開する。

フィットネス・エア

ロビクスⅡ

 エアロビクスは酸素をたくさんとりいれて持続的に行うエクササイズ(有酸素

運動)である。このクラスでは、有酸素運動を行う際の強度設定やエアロビック

ダンスの学習を通して、自身の生活の中に有酸素運動を取り入れ、有酸素能力を

向上させることを目的とする。基本ステップの確認を行いながら進めますが、エ

アロビクスⅠよりも少し強度と難易度の高いクラスとする。

シーズンスポーツ

A・ゴルフ

 生涯学習・スポーツの実践は、常にクリエイティブな発想力を養うための必要

な能力として社会に要求されるものであり、本学の学生のような将来様々な場所

でリーダーシップを発揮しなければならない人間にとって必要不可欠な能力であ

る。すなわちスポーツ技能の修得は、企画-立案-実践-評価という現在社会で最も

要求される能力を養うための最良の体験学習である。この講義では、ゴルフを安

全かつ楽しく行うための知識を体験を通して獲得し、野外活動の意義を学び、そ

の実践能力を養うことを目的とする。

集中

シーズンスポーツ

B・スケート

 この講義の目的は、氷という自然を利用したスポーツであるスケートの実技能

力と指導能力を身につけることである。この講義では、スケートの多様な技術を

学ぶことができるフィギュアスケートを取り上げて、基本の滑走、ジャンプ、ス

ピンなどの技術の習得と、それぞれの技術の理論および指導法を学ぶ。また氷上

外でのトレーニング方法についても学ぶ。

障害者スポーツA

 この講義は通常の開講クラスにおけるスポーツ実技科目の履修が困難な学生を

対象として開講される。 身体の機能等に障害が認められたとしても個人の健康

の水準が確保されていれば日常生活に支障をきたすことはない。障害をもつもの

の多くは、身体活動が制限されることも少なくない。日常生活労作(ADL:

Activity of Daily Living)が十分可能な状況で身体活動を維持することが求め

られる。講義の中では生涯をとおして健康水準の確保を目指す能力を養う。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

障害者スポーツB

 この講義は通常の開講クラスにおけるスポーツ実技科目の履修が困難な学生を

対象として開講される。身体の機能等に障害が認められたとしても個人の健康の

水準が確保されていれば日常生活に支障をきたすことはない。障害をもつものの

多くは、身体活動が制限されることも少なくない。日常生活労作(ADL:Activity

of Daily Living)が十分可能な状況で身体活動を維持することが求められる。講

義の中では医師の診断書を参考に日常生活の中で個人に可能な身体運動の実践方

法を学ぶ。

英語コミュニケー

ションⅠA

 日常英会話、ビジネス英会話などを通じて、英語コミュニケーション力の向上

を目指す。話す力の育成に重点を置き、オーラルコミュニケーション能力を身に

つける。英検準2級~2級程度の英語力を持つ学生を対象としている。科目の性質

上、ネイティブスピーカーの教員を重点的に配置し、さらに高度なオーラルコ

ミュニケーション能力を身につけることを目標とする。

英語コミュニケー

ションⅡA

 日常英会話、ビジネス英会話などを通じて、英語コミュニケーション力の向上

を目指す。話す力の育成に重点を置き、オーラルコミュニケーション能力を身に

つける。英検準1級程度の英語力を持つ学生を対象としている。科目の性質上、ネ

イティブスピーカーの教員を重点的に配置し、さらに高度なオーラルコミュニ

ケーション能力を身につけることを目標としている。

英語コミュニケー

ションⅠB

 日常英会話、ビジネス英会話などを通じて、英語コミュニケーション力の向上

を目指す。話す力の育成に重点を置き、オーラルコミュニケーション能力を身に

つける。英検準2級~2級程度の英語力を持つ学生を対象としている。科目の性質

上、ネイティブスピーカーの教員を重点的に配置し、英語コミュニケーションⅠA

の発展形として高度なオーラルコミュニケーション能力を身につけることを目標

としする。

英語コミュニケー

ションⅡB

 日常英会話、ビジネス英会話などを通じて、英語コミュニケーション力の向上

を目指す。話す力の育成に重点を置き、オーラルコミュニケーション能力を身に

つける。英検準1級程度の英語力を持つ学生を対象としている。科目の性質上、ネ

イティブスピーカーの教員を重点的に配置し、英語コミュニケーションⅡAの発展

形として高度なオーラルコミュニケーション能力を身につけることを目標として

いる。

メディア英語A

 このクラスはメディアの一つとしての映画という視点から、映画を使ってせり

ふを中心に英語を学ぶ。映画がメディアとして一般大衆に影響を与えること、マ

スコミ媒体として大衆を動かすこと、またネットとの競争についても考たい。英

語は演習ですし、さらにグループ活動(プレゼン)もあり、平常の活動が重視され

ます。映画の1場面をとりあげ、生きた英語を学びながら、日本語字幕なしに聞き

取りを行い、その後その場面の訳をしながら、映画の正しい理解を深める。

メディア英語B

 このクラスはメディアとしての映画という視点から、映画を使ってせりふを中

心に英語を学ぶ。映画がメディアとして一般大衆に影響を与え、大衆の意見を作

りだすことに注目し、映画の伝えるメッセージを考えていく。とりわけ映画が誕

生して1世紀となる現在、その100年の歴史を古典映画を見ることでも考えてみた

い。このクラスは英語の演習であり、さらにグループ活動や発表を重視しますの

で、日常的に活発な参加が重要である。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

英語資格対策ⅠA

 TOEIC、 TOEFL等の英語検定対策と就職試験対策を行う。留学や就職など様々な

場で必要となる英語試験対策を通じて、総合的な英語力向上を目指す。TOEIC400

~700点、英検準2~2級程度の英語力を持つ学生を対象としている。1年次で修得

した基礎的な英語運用能力よりもさらに高度で実践的な英語力を身につけ、留学

や就職を通じて国際社会の一員として貢献するための資格取得を支援する。

英語資格対策ⅡA

 TOEIC、 TOEFL等の英語検定対策と就職試験対策を行う。留学や就職など様々な

場で必要となる英語試験対策を通じて総合的な英語力向上を目指す。TOEIC700点

以上、英検準1級程度の英語力を持つ学生を対象としている。1年次で修得した基

礎的な英語運用能力よりもさらに高度で実践的な英語力を身につけ、留学や就職

を通じて国際社会の一員として貢献するための資格取得を支援する。

英語資格対策ⅠB

 TOEIC、 TOEFL等の英語検定対策と就職試験対策を行う。留学や就職など様々な

場で必要となる英語試験対策を通じて総合的な英語力向上を目指す。TOEIC400~

700点、英検準2~2級程度の英語力を持つ学生を対象としている。英語資格対策Ⅰ

Aの発展形として、さらに高度で実践的な英語力を身につけ、留学や就職を通じて

国際社会の一員として貢献するための資格取得を支援する。

英語資格対策ⅡB

 TOEIC、 TOEFL等の英語検定対策と就職試験対策を行う。留学や就職など様々な

場で必要となる英語試験対策を通じて総合的な英語力向上を目指す。TOEIC700点

以上、英検準1級程度の英語力を持つ学生を対象としている。英語資格対策ⅡAの

発展形として、さらに高度で実践的な英語力を身につけ、留学や就職を通じて国

際社会の一員として貢献するための資格取得を支援する。

英語セミナーA

 ある物や場所について説明・紹介したり、何かの作り方を説明したりというシ

ンプルなプレゼンテーションから、資料やデータを示しながら行う本格的なプレ

ゼンテーションまで様々なプレゼンテーションの方法を学ぶ。効果的なプレゼン

テーションを行う方法は一つではない。信頼できる情報を集め、わかりやすく整

理し、聞き手にアピールするプレゼンテーションを行う技術を身につけること、

伝えたいことを明快な英語で表現することを目指す。

英語セミナーB

 場所や物を紹介するシンプルなプレゼンテーションから、資料やデータを示し

ながら行うプレゼンテーションまで様々なプレゼンテーションの方法をぶ。ま

た、世界遺産を紹介したビデオを観て、プレゼンテーションに使える表現も身に

つける。効果的なプレゼンテーションを行う方法は一つではない。信頼できる情

報を集め、わかりやすく整理し、聞き手にアピールするプレゼンテーションを行

う技術を身につけることを目指す。

数学A

 いろいろな場面で利用される数学を、自分で計算してみて実感する。前提とす

る知識は高校1年の数学程度。毎回話題が異なるサザエさん方式なので、途中で

落ちこぼれる心配なし。例題の説明を聞き、計算を体験しながら、論理的思考と

数理的スキルを身につける。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

数学B

 いろいろな場面で利用される数学を、自分で計算してみて実感する。前提とす

る知識は高校1年の数学程度。毎回話題が異なるサザエさん方式なので、途中で

落ちこぼれる心配なし。例題の説明を聞き、計算を体験しながら、論理的思考と

数理的スキルを身につける。

統計学A

 現代社会おいては、自然科学はもとより社会科学の分野においても、様々な

データを正しく扱ったり、そこに潜む集団的な性質や意味を理解する思考が要求

されるようになってきている。そこでわれわれの生活や社会の間接、直接にかか

わりをもつ分野で用いられている統計的方法の基礎的事柄を具体例に則して、微

分、積分など文科系の学生諸君にとっては高度な数学を使わずに、わかりやすく

解説する。特に春学期は秋学期に行う推定、検定の準備のための講義が主とな

る。

統計学B

 現代社会おいては、自然科学はもとより社会科学の分野においても、様々な

データを正しく扱ったり、そこに潜む集団的な性質や意味を理解する思考が要求

されるようになってきている。そこでわれわれの生活や社会の間接、直接にかか

わりをもつ分野で用いられている統計的方法の基礎的事柄を具体例に則して、微

分、積分など文科系の学生諸君にとっては高度な数学を使わずに、わかりやすく

解説する。春学期の講義『統計学A』を基礎にして、統計学の主要なテーマの一つ

である推定、検定について主として解説する。

物理学A

 一般教養の初等物理学を広く浅く学ぶ。物理学Aでは古典力学と連続体の力学が

範囲とする。19世紀後半から20世紀初頭にかけて形成された現代物理学の基

本的な考えを学ぶ。市民の教養としての物理学を身につけることが目標とする。

就職試験のうち公務員試験や教職試験の一般教養試験に出る問題内容が一応の知

識水準となるはずである。市民の教養としての現代物理学を、その場限りの知識

ではなくなるべく体系的に学ぶ。

物理学B

 一般教養の初等物理学を広く浅く学び。物理学Bでは古典電磁気学と熱力学と現

代物理学と現代物理学と範囲とする。市民の教養としての物理学を身につけるこ

とを目標とする。就職試験のうち公務員試験や教職試験の一般教養試験に出る問

題内容が一応の知識水準となるはずである。現代物理学では、基本的考え方を、

なるべく体系的に学ぶ。

化学A

 日常使う電化製品、合成洗剤、衣料品などは、化学物質で、私たちの生活と密

接にかかわっている。そして、環境問題の原因物質もまた化学物質である。この

ように化学物質は、生活を豊かにしてくれている反面、生活を脅かす存在でもあ

る。この講義では、化学の基礎知識と身の回りの化学との関係を学びながら、化

学の全体像を捉う。化学式、物質量、化学反応式などに慣れ、化学の基礎的な知

識と身の回りに起こっている化学現象や化学反応の関係を正しく理解すること、

身近な現象や話題の物質を化学の視点で捉えなおすことを目標とする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

化学B

 生命は体内で起こる化学反応により維持されていて、医薬品、食品添加物、毒

物などの化学物質は、私たちの健康と密接にかかわっている。また、化学物質が

環境問題の原因物質として体に影響を及ぼすこともある。この講義では、ものを

見たり、食べたり、怒ったりしたときに、私たちの体の中でどんなことが起こっ

ているか、化学物質がどんな風に影響しているかを、化学の基礎的な知識と化学

現象や化学反応との関係から学び、化学の全体像を捉う。

地学A

 地学をはじめて学ぶことを前提に、地学の地質・気象分野について学ぶ。資料

や映像を用い、実際に“見て知る”と同時に、簡単な計算や演習などで手を動か

すことで、様々な自然現象に関する科学的な理解を深める。地質分野:我々の住

む地球の構造や構成をはじめ、地球の活動や地球環境がどのように変遷してきた

のかについて概説する。気象分野:地球をとりまく大気が、どのようにして多種

多様な気象現象を引き起こすのかを解説する。また、普段目にする気象予報がど

のようにして行われるのかについて紹介し、自ら実践してみる。

地学B

 地学をはじめて学ぶことを前提に、地学の天文分野について学ぶ。資料や映像

を用い、実際に“見て知る”と同時に、簡単な計算や演習などで手を動かすこと

で、様々な天体現象に関する科学的な理解を深める。天文分野:宇宙に存在する

様々な種類の天体をはじめ、恒星の進化や宇宙全体の構造などについて紹介す

る。さらに、宇宙に存在する多様な天体を調べる手段、宇宙を知るための法則に

ついても解説していく。天体写真や動画も利用することで、通常では目にするこ

とができない様々な天体現象について、視覚的にも学ぶ。

生物学A

 生物は、どのようにして現在のような姿になったのか?動物の行動は、どのよ

うに進化してきたのか?この講義では、生物の行動や社会の進化の関係について

考える。また、ニュースなどで取り上げられることの多い生物多様性について、

何が問題であるかを理解する。この講義の目標は、生物の遺伝の仕組みを学び、

生物の進化について基本的な考え方を理解することである。それとともに、生物

学と私たちの生活の関わりについて考える。

生物学B

 「ヒト」はどのように進化してきたのか?この講義では、生物学的に見たヒト

の特徴を知り、それをサルや他の動物と比較することによって、「ヒト」とは何

かを考える。ヒトを含めた霊長類の進化、社会、生態、文化などについて学ぶ。

「進化」という言葉の意味を理解し、ヒトの進化の道筋について理解することを

目標とする。ヒト以外の霊長類の生態や行動を学ぶことによって何がわかるのか

を考え、ヒトと他の霊長類が何が同じで何が違うのかを考察する。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

哲学A

 現代哲学の代表的テーマである「心」と「他者」について、身体、実在、表

象、素朴心理学といった問題と関連づけながら学ぶ。必要に応じて、代表的な哲

学者の考え方や著作についての紹介や解説もする。ただし、それに終始するよう

な学説史の解説ではなく、テーマを中心に据えた講義である。この講義において

は、決まった正解のない哲学的問題について各自が考えたり、必要に応じて意見

を述べたりすることによって、論理的な思考力と表現力、そして問題発見能力を

養うことを目標とする。

哲学B

 現代哲学の代表的テーマである「知識」について、推論、認識、客観性、ミー

ムといった概念と関連づけながら学ぶ。また、知識と政治や宗教との興味深い関

係についても解説する。必要に応じて、代表的な哲学者の考え方や著作について

の紹介や解説もする。ただし、それに終始するような学説史の解説ではなく、

テーマを中心に据えた講義である。また、ドキュメンタリー・ビデオや映画など

を随時取り入れて講義を進める。

倫理学A

 この講義では、道徳という大きな謎について少し考える。ヒトも動物の一種で

あるから、まず動物の世界において観察される利他的行動について、生物学の立

場から少し説明する。次に道徳をめぐる大庭健と永井均の論争を紹介しながら、

道徳とはどのようなものとして理解されるべきか、考察したいする。続いて、道

徳を擁護する立場から、道徳の本質や源泉についてカントの思想と功利主義の思

想を中心にして述べていく。最後に、まとめとして、現代において道徳はいかに

教育されたらよいかについて検討する。

倫理学B

 「善とは何か」、これは古代ギリシアから多くの哲学者を悩ませてきた大問題

である。この講義ではこの問題について少し考えてる。まず「善・よい」という

言葉の多義性について述べ、問題を道徳的意味における「善・よい」へと限定す

る。そのうえで、「善・よい」は「赤い」という知覚判断と同様に考えてよいの

か、検討する。このような検討を通して「道徳的判断」の特徴を明らかにしす

る。さらに進み、「善・よい」は個人やその人の属する社会に対して、「道徳的

判断の客観性」について一定の結論を出すことを目標とする。

論理学A

 論理的に考えることは、あらゆる学問分野を学ぶ上でも、社会で生きていく上

でも要となる。その土台作りとして、論証の構造や推論の形式などの論理学の基

礎的知識を学ぶ。単なる知識としてではなく、文章を読む中で議論の前提や論

拠、結論の妥当性を自分で判断し評価できるよう、練習問題を通した訓練により

力を養う。最終的には、自分の考えを論理的に書くことで表現できることを目指

す。

論理学B

 批判的思考(クリティカルシンキング)は、あらゆる学問分野を学ぶために

も、社会で生きていくためにも要となる。この講義では、哲学的な思考法を通じ

て批判的思考の基本を身につけていく。従来の批判的思考法ではあまり取り上げ

られることのなかった、科学方法論に焦点を当て、詳しく解説します。科学の方

法を吟味・検討することによって、科学そのものも批判的思考の対象になりうる

ということを理解することを目標とする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

心理学

 人は、これまで、自らの「心」について問いかけをし、様々な角度から研究を

進めてきた。そのような中で、心理学は「心」の科学として誕生した。現代心理

学は、人がかかわるすべての事柄を研究対象にしている極めて学際的な学問であ

り、そこから得られた知見は日常生活の様々な側面に応用されている。心理学と

いう学問の特徴や発展の歴史を理解するとともに、何が問題とされ、どのように

研究されてきたのか理解してもらう。

日本史A

 この講義では列島社会の古代の歴史を扱う。特に日本の成り立ちや伝統・文化

といったものが歴史的所産であることを正しく認識するために、東アジア世界の

中で列島社会の歴史がどのように展開していったのかという点に重心をおいて講

義を行う。日本のことのみを扱うのではなく、東アジアの歴史の流れの中に日本

史を位置づける作業を行っていく。日本の社会・文化の特質を東アジア世界との

関連の中で歴史的に把握し、列島に住む人々や列島に往来した人々との交流や緊

張関係から、日本国がどのように形づくられてきたのかを振り返る。

日本史B

 歴史学は主に文献史料に基づいて過去のことを明らかにするが、過去を明らか

にする学問には、考古学・歴史地理学・民俗学などがある。それらは文献史学と

は扱う対象も研究方法も異なるが、文献史学と相補うことによって過去の姿をよ

り豊かに復元できる事例も多い。中世・織豊期の尾張の事例を素材として、その

ような今日の歴史研究の成果の一端を学ぶ。①自らの生きる場所に豊かな歴史が

あること知る。②歴史を科学的に理解する方法を学び、俗説に惑わされない態度

を養う。

東洋史A

 この講義では、まず、ユーラシア大陸における文明の発祥から、アジアにおけ

る諸地域世界の形成の過程について概観してゆきます。次いで、隋唐帝国やモン

ゴル帝国の成立・拡大といった現象に焦点を当てて、アジア諸地域世界の融合と

再編の経緯について考察する。世界の諸地域の歴史を学ぶことは、我々とは異な

る文化のもとで生活する人々についての理解を深めることを目標とする。

東洋史B

 この講義では、アジア諸地域の近世・近代の歴史に大きな影響を与えた国家、

人物、事件を取り上げながら、それぞれの地域が今日までにたどった道筋を明ら

かにしていく。この時代の東洋史上の様々な出来事は、そのまま現代社会の諸問

題の〝根〟となっている例が少なくはない。この講義では、そうした現代社会の

抱える課題についても、歴史学の視点から紹介・解説し、受講生諸君に現代と将

来の国際社会を展望してゆくための視座を提供する。

西洋史A

 普段、受講生が目にすることの多い映画(またはTVドラマ)をてがかりとす

る。そのことで講義内容がより理解しやすく、また共通の出発点に立つことがで

きる。講義は映画における虚構を廃して史実を特定したのち、映画に描かれてい

る事件を歴史的な流れに位置づけることになる。古代から現代に至るヨーロッパ

の歴史の大きな流れを理解し、歴史的なものの見方を養う。とくに、ヨーロッパ

の歴史を疎遠なものとしてではなく、受講生が自らの置かれている社会的・文化

的位置との相対的関係において、理解するものとする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

西洋史B

 ヨーロッパの歴史上には、様々な人物群(職業、身分、ジェンダーなど)が

あった。それらのなかには、現在は消滅してしまったものもあれば、存続してい

るものもある。また名称こそ存続してはいるが、その性格を変貌させてしまった

ものもある。あるいは世界や日本と共通するものもあれば、ヨーロッパ独自のも

のもある。この講義では毎回そのような人物群を通史的に扱い、そこからヨー

ロッパの歴史を展望することになる。

文学A

 日本文学の歴史は古く、奈良時代以前に遡る。その中で生み出され、熟成され

てきた数々の古典文学作品は、時の試練を耐え抜いたもののみが獲得できる奥深

さと果てしない魅力とに満ちている。これまで「古典は苦手」と考えてきた諸君

は多いかもしれない。しかし、長い時間を越えて受け継がれてきた作品を、望め

ば読める時代に生まれた幸運を、どうか認識してもらいたい。この講義では、比

較的現代に近い、江戸時代の作品である井原西鶴の浮世草子を取り上げる。

文学B

 日本文学に描かれた「こころ」をテーマとする。王朝の美の極致を今に伝える

『源氏物語』『新古今和歌集』の世界、激動の時代を生きた人々のあわれを語る

『平家物語』、この世で結ばれない愛、そして義理と人情を巧に描いた近松の代

表的世話物『曽根崎心中』『冥途の飛脚』『心中天の網島』は、日本文学の名作

である。これらの作品について、その時代背景や周辺の文学作品も含め、わかり

やすく説明しつつ、現代にもつながる「日本人のこころ」について考える。

言語学A

 言語は我々の思考を助け、思考を支えている。その言語のいくつかの側面につ

いて一緒に考えていく。言語は人間にとってどんな存在でなのか?どんな特徴が

あるか?人間以外の動物も言語を持っていると言えるのか。人間の言語のもつ機

能と他の動物の言葉のもつ機能は同じものなのか。言語学は私達の使っている言

葉について上記で述べたようなことを科学的に研究しようという学問である。こ

の講義では、言葉のもつ面白さ、不思議さ、難しさについて、またそれはなぜな

のかを一緒に考えていく。

言語学B

 言語は我々の思考を助け、思考を支えている。その言語のいくつかの側面につ

いて一緒に考えていく私達はいつのまにか言語(母語)を習得してきた。私達は

誰かと話をしている時、自分の意図が相手に伝わっていない、もしくは相手の言

葉の意図がわからないと感じることがある。言語学は私達の使っている言葉につ

いて上記で述べたようなことを科学的に研究しようという学問である。この講義

は、言葉のもつ面白さ、不思議さ、難しさについて、またそれはなぜなのかを一

緒に考えていく。

日本国憲法

 国家の枠組・基本方針を定める基礎法であり、国家の最高法規である憲法、中

学では「公民」、高校では「現代社会」・「政治経済」の中で、ずっと以前から

学んできたはずの「日本国憲法」なのに、私達の日常生活の中では、難しくて、

訳わからなくて、何だかあまり関係ないような、存在感がうすいのではないか?

毎日のニュースやワイドショーをみても憲法の原理や理論的知識がれあば、より

賢明な、するどい視聴者になれる部分が多いのはずである。この講義を通して、

法律や憲法の問題をより身近かな事柄として理解する。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

法学

 法と言えば、六法全書のような硬くて重苦しいイメージが一般的ですが、法は

実際には私たちの普段の生活の中に普通に存在しており、また欠くことのできな

いものでもある。この科目では、普段の生活の中に存在する法を素材に、それが

どのような背景(原理や制度)を持っているものかを考察していく。普段の生活

に存在する法を意識し、身の周りの物事について法的視点から考えられるように

なることをねらいとする。この過程で得られる、論理的に物事を理解しようとす

る姿勢は社会科学の基本でもあり、他の周辺科目の学習にも役立つはずである。

政治学A

 政治とは、「公共性」の抽出である。さらに国際間にも政治はある。講義は日

本と韓国の間の諸問題を事例に政治を考える。日韓が植民地から対等の国家間関

係を築くにあたっては、植民地支配下の金融・財政・行政制度の再編・解体、築

かれてきた財産や未払い給与等の清算、戦争動員への補償は日本人並みでいいの

かなど、多くの問題を抱えていた。講義は、戦後東アジア国際秩序の中で日韓関

係を位置付け、その延長線上にサンフランシスコ講和条約から日韓基本条約締結

までを時系列的にたどりながら、事実の羅列ではなく政治学的な見地から国家間

の政治のあり方を考える。

政治学B

 「パワー」や「相互依存」などの言葉を使って、今まで見えなかったものが、

捕らえられるように、アメリカの国際政治の教科書を使って、西欧とアメリカ中

心の国際関係学の基本について、歴史と理論を学ぶ。 いまや戦争は技術の発展

(原爆など)により紛争解決手段としては非合法化され、安保理の「制裁」が

とってかわった。 一方、国際政治の対象となる分野は、もはや安全保障にとど

まらず、環境、経済、そして、移民・人口等の内政にも拡大している。大きな変

革の時代を、認識し、どう行動するべきなのかを考えるための知恵を学習する。

社会学A

 ここではまず最初に、様々な文化現象を通して戦後の日本社会の変容をたど

り、そこから自己や身近なコミュニケーションをめぐる感覚などを考えていく。

またそこから少し広げて、宗教、ジェンダー、暴力などの諸テーマも絡めてい

く。題材は映画や歌の歌詞など、身近なものも多く使用する。もちろん各回の内

容はつながっているが、1回完結でいろいろなテーマを取り上げ講義を展開す

る。

社会学B

 家族、メディア、社会保障、労働環境など、社会のなかにはいろいろな制度が

ある。ここではそれらが抱える問題や、変わるべき方向性について考えながら、

「社会学」の見方を感じてもらいます。また後半では、多様な差別の問題も扱っ

ていく。題材は映画や歌の歌詞など、身近なものも多く使用する。もちろん各回

の内容はつながっているが、1回完結でいろいろなテーマを取り上げ講義を展開

する。

経済学A

 経済学Aは「経済学」という学問ををはじめて学習する学生向けの科目である。

そこで経済学で取り上げられる基本的な理論と日常の経済現象との関係について

講義する。経済学という学問のなかでの位置づけとしては、経済学の基本原理と

入門レベルのミクロ経済学を学習する。経済学Aで取り上げる内容は“経済学の原

理”と“ミクロ経済学と国際貿易理論”の2つであるといえる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

経済学B

 経済学Bでは、主としてマクロ経済学の基礎理論と現況について講義である。

入門レベルのマクロ経済学の理論だけでなく、日本をめぐるマクロ経済問題に関

して、実際のデータを多面的に分析する時間も多く割り当てながら講義する。な

お、それらの内容の復習するため、関連の練習問題の解説も行う。①マクロ経済

学の基礎用語及び理論に親しみ、日常の経済現象の理解と興味を深める。②国際

経済学を理論の側面だけではなく、主要経済圏の経済発展過程とその現況から理

解する。

地理学A

 この講義では、様々な現代社会の諸問題を取り上げ、地理学の視点からそれら

をどのように読み解くことができるのかを議論する。取り上げるテーマは、格

差・社会・健康・都市・農村・景観・災害・犯罪・科学まで多岐にわたる。地理

学的なアプローチに基づいて、それぞれの問題の背景や要因、解決策を探ってい

く。地理学の基礎的な知識の習得と、現代的な課題への適用力を養うことを目標

とする。

地理学B

 この講義では、地理学の最重要ツールである地図に注目し、歴史的な古地図か

ら現代のデジタルマップまで様々な地図を紹介する。その中で、地図作成のルー

ルとデザインの問題を整理し、地理的な情報を視覚的に表現することの意味や課

題を議論する。さらに、地図を通じて政治・経済・社会・文化に関する様々な現

象の地域的な特徴を探る。地図の見方・読み方を習得し、地図を通じて地理的な

現象を把握する応用力を身につける。

教育学A

 この講義では、「教育とはそもそもどういうものか」といった、教育の本質を

学習することを目的とする。主に、これまで教育に大きな影響を与えてきた先人

の思想を理解しながら、教育とは何かという問いに迫っていく。それを考えてい

くにしたがって、教育とはどうあるべきか、どのように行っていくべきなのかに

ついても理解が深まるはずである。教育の本質を理解することは、教育の方法を

深く知るためにも不可欠なものである。

教育学B

 この講義は、教育制度や学校経営に関する基本的事項と、わが国の教育制度の

歴史的展開を理解することを目的とする。教師になるにあたって誰もが気になる

のが、講義をどう展開していけばよいかについてのノウハウ、つまり教育の方法

に関わることはずである。それを取り巻く学校教育制度や学校全体の運営と密接

に関連している。そしてそれらも、「どう教育するか」に関わってくる、つまり

広い意味での教育方法に含まれると言える。教育制度や学校経営について理解す

ることで、「どう教育するか」について理解を深める。

ジェンダー論A

 現代市民社会の成立と公的・私的領域さらに経済的側面は密接な関係を持って

いる。社会・文化的性差である<ジェンダー>という概念、性的指向や性的欲望

を表す<セクシュアリティ>もその構成に関わっている。特に現代社会に見られる

現象を多角的に取り上げながら、現代における市民社会の在り様を展望する。本

授業の目標は、以下3点を習得してもらうことである。

 ①<ジェンダー>と<セクシュアリティ>いう概念の歴史的背景と社会的影響

 ②現代の国際環境における市民社会の前提となる平等とは何かという視点を考

える

 ③論理的思考力と差異への倫理的感受性

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ジェンダー論B

 フェミニズム(女性解放運動)の歴史と<セクシュアリティ>という概念が日

本に導入され浸透していく歴史的・社会的背景を連動させて論じていくが、国際

社会の運動・思想的潮流もあわせて考えていく。特に今年度は社会倫理との連携

を論じていく。

本授業の目標は、以下3点を習得してもらうことである。

①社会的構想力

②<ジェンダー>と<セクシュアリティ>という概念の歴史・社会的背景

③国際社会におけるシチズンシップを捉える

健康科学A

 ヒトの体力水準は健康で長生きするための1つの指標となる。これは将来にわ

たって日常生活を健やかに送る要素である。我々の生活環境は常に変化し、生理

的・精神的機能はそれに適応できなくなってきているのが現状である。動脈硬

化、糖尿病、骨粗鬆症に代表される生活習慣病、免疫機能の低下による感染症は

生活環境の変化と体力水準との不適応が原因ともいえる。健康・体力および疾病

との関わりについて理解を深め、生涯にわたって有用となり得る生活設計のため

に必要な基礎的な知識を習得する。

健康科学B

 いまの世の中は少々貧乏でも元気に生きていけるものである。しかし、ひとた

び健康を害し、慢性退行性疾患(俗に生活習慣病という)に陥ると惨めな人生を

送らなければならない。長生きできる時代だからこそ、あなたの幸せを支えるの

に健康なからだが必要である。私たちをとりまく環境には健康を阻害する要素が

たくさんある。この講義は健康を獲得するのに好ましいライフスタイルについて

取り扱い、あわせて運動習慣の大切さを学習する。

環境科学A

 福島第一原発事故以来、原発の是非を国民の一人ひとりが判断することがとて

も重要になった。この講義の前半では被曝影響について学んでいただき、それに

基づいて後半では皆で原発の是非について議論する。1。低線量被曝について理

解する。2。講義でクラスメートと議論できるようになる。3。原発の是非につ

いて自分なりの判断ができるようになる。の3段階を考える。

環境科学B

 環境問題に関しては様々な立場があり、問題への取り組み方法についても様々

な考え方がある。この講義では、自然環境との調和を目指す「住み手」の立場か

ら出発し、生活の中でできる取り組みに焦点を絞ります。それで自分の住まいに

最も関係しているエネルギー問題を中心に、「環境共生」という幅広い概念を少

しずつ紹介しながら講義を進める。エネルギー問題の中でも、今だからこそ、原

子力発電と私達の暮らしの関係について深く考えてもらいたい。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

情報科学A

 今後、さらに進展する情報化社会においては、コンピュータを有効利用できる

ことが重要となる。コンピュータを道具として利用するためには、ハードウェア

およびソフトウェアなどに関する必要最低限の知識を習得し、情報科学分野の考

え方を理解することが必要である。この講義では、情報とは何か、いかにして情

報を扱うのかなどを概説するとともに、日々進展している情報科学分野の動向あ

るいは関連の話題などにも触れる。この講義を通して、今後の情報化社会におい

て、どのように生活することが望ましいかを学生のみなさんと一緒に考える。

情報科学B

 今後、さらに進展する情報化社会においては、コンピュータを有効利用できる

ことが重要となる。コンピュータを道具として利用するためには、情報科学分野

の考え方を理解することが必要である。この講義では、最適化について概説する

とともに、日々進展している情報科学分野の動向あるいは関連の話題などにも触

れる。この講義を通して、今後の情報化社会において、どのように生活すること

が望ましいかを学生のみなさんと一緒に考える(グループ作業をする可能性もあ

る)。

平和論A

 この講義では、平和学の学問的なあゆみをふりかえるなかで、「平和」とは何

か、自らが「平和」のつくり手となるためにはどうすればよいのかを考える。前

期は特に、戦争(直接的暴力)とのかかわりで、「平和」を捉え直したい。日本

の安全保障政策は、果たして、日本を本当に「平和」にしているのだろうか。今

年は、沖縄の施政権が日本に返還されて40年を迎える年でもあり、沖縄の視点

から、日本の現状を考える。

平和論B

 平和学が学問的にしんかしていくとともに、「戦争がなくても平和ではない」

状態のあることが、次第に理解されていくようになった。社会構造のなかの暴力

性に目が行くようになったからである。この講義では、前期ではカバーできな

かった、「構造的暴力」という概念を用いて、「平和」を理解する。1)ニュー

スをみて、「なぜ?」と社会のありように疑問がもてるようになる。2)自分の

持った疑問に対して、自分なりの解決方法をみつけることができるようになるこ

とを目標とする。

異文化研究

 世界に流布する様々な神話や物語をよく観察すると、個別の文化や時代を超え

た共通の要素が見いだされる。そうした物語の共通性を探ることをとおして、人

間の想像力の多様性と普遍性を観察していく。物語を素材にしたこうした探求

は、神話や文学以外の多様な文化現象を読み解くにあたっても有効な視点を提供

し、「異文化」へのアプローチのひとつとなることができる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

職業と社会

 2000年を前後して、働くことをめぐる現状は大きく変容してきている。この講

義では、職に就く前に、身につけておきたい、「働くこと」の意味と現状、社会

の中で果たす役割、「就活」という仕組みの形成と歴史的な変化、働く場での

知っておくべきルール、職業生活とジェンダーをめぐる課題についてとりあげ

る。「働くこと」をめぐる歴史と現状、働くことが社会の中で果たしてる役割、

性別が働くことに及ぼす影響等について理解を深めることで、就職活動や働くこ

とについて、より多角的なとらえ方を身につけることが目標とする。

グローバル・メディ

ア論

 情報化社会では、これまで以上に情報の信頼性が問題になる。そのため、メ

ディアから情報を受動的に受け取るだけではなく、複数メディアから積極的に情

報を得て、理解し、評価する能力を身につけることが重要である。この講義で

は、様々なテレビニュースやネット上の情報などを論理的・客観的にとらえる。

ただし、答えがないテーマも多い分野であるため、どのような理解や評価が適当

かを学生のみなさんと一緒に考えていく。

教養テーマ講義A

 犯罪統計「犯罪白書」のデータをみながら、日本における犯罪現象と犯罪者処

遇についての認識・知識を得ることを目標とする。日頃から、新聞やニュースを

マメに見る習慣のある学生の履修を希望する。日本の犯罪現象や刑罰(犯罪者処

遇)について、データをみながら日本の実情を理解する。警察制度・検察制度の

役割と機能、少年非行・女子犯罪などについての特色、刑務所問題などを確認す

る。

教養テーマ講義B

 「締めくくる」とは話や仕事のまとまりをつけることで、「まとめる」にはば

らばらのものを集めて一つにするという意味がある。卒業を前にする4年生に

は、大学での学びについて締め括り、そのうえで次のステップに歩みだすことが

必要である。いろいろ、多くのことを学んできたが、その学びはどうだったのだ

ろうか、これから先活かされるのだろうか、少々不安かもしれない。この講義で

は、「人間」、「社会」、「世界」を大きく(総合的に)見るということを基に、これま

での学びを整理しつつ、これからの歩みを考える。

教養テーマ講義C

 知らない外国語で書かれた手紙が来ても心配することはない。翻訳ソフトや翻

訳サイトを使用すれはよい。たとえばイタリア語を知らなくても、イタリア語で

メールが出せる。でも翻訳ソフトや翻訳サイトで翻訳する前に日本文を短く区切

るなど、ちょっとした工夫が必要である。翻訳ソフトや翻訳サイトの性能は未熟

ですが、利用方法をちょっと工夫すると、とても便利な道具になる。そのスキル

を身につけるとともに、翻訳プログラムの原理を覗いてみる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

教養テーマ講義D

 自律神経機能は日常の循環動態をはじめ身体諸器官のほとんどの機能を調節

し、生体の維持機構に影響を及ぼしている。自律神経機能障害によって起る多く

の疾病について、その発生、病態、予後等を事例に沿って解説する。自律神経機

能評価法として最近試みられている心電図R-R間隔変動の分析結果を用いて交感神

経、副交感神経相互の係りについて具体的な評価方法を提示する。そして、日常

生活におけるスポーツ、睡眠等や国・地域の生活習慣によって、我々が知らない

間に種々の周期的な反応の中で生活を送っていることを理解する。

中京大学を知る

 自身が学ぶ大学について関心を持ち理解を深めることは、大学生活を豊かなも

のにしていくことにつながる。それは中京大学で学ぶ意義を見つける一助ともな

ろう。本授業では、大学の使命・目的・歴史に始まり、中京大学の歴史に関する

「開学前史」、「開学から60年のあゆみ」、「現状と課題」、「将来像」等を題

材とした学修を通じて、自校の理解を深める。日本の経済・社会や中京圏との関

係性のなかに中京大学の歴史を位置付けるという社会経済史的視点を重視しつ

つ、「中京大学の特性」を明らかにするため、他大学の歴史との比較も行う。

海外教養科目

 在学中に交換留学生として選抜派遣された学生が留学先大学で修得した科目に

ついて、全学共通科目中に対応する科目が個別に存在しない場合、本科目のもと

に包括認定を行う。

入門ゼミ(アカデ

ミック・スキルズ)

 大学での学びへの導入という目標のもと、「読む」「書く」「話す」「聴く」

の基礎的な訓練を行う。具体的には、大学の学習環境について知り、慣れるこ

と、問題意識をもって自らの学修課題を見出すこと、そのために必要な正しい情

報を集めること、情報を正確に読み取ること、自分の考えを論理的に組み立て、

口頭および文章でわかりやすく伝えること、他人の考えを正しく聞き取ること、

他人と意見を交わし、協働作業をすることを学ぶ。口頭発表およびレポートの作

成に際しては、その作法を習得することに加えて、情報倫理の基礎も学ぶ。

キャリア・デザイン

 職業人として、市民として、社会で活躍し、自分らしく生きる道を探るために

は、現実の社会の成り立ちを理解し、自己の人生の可能性についてよく考えるこ

とが必要となる。この観点から本講義では、現代社会における職業・職場の多様

な実態と可能性に触れ、自らの適性を探り、進路選択において必要となる基本知

識を得、情報を収集するための方法を学ぶ。それらを通して、グローバル化が進

展する現代社会において、働くことと生きることに関する視野を広げ、自らの将

来設計について考え、大学で学ぶ意味をも捉え直すことを目指す。

卒業研究

 第5・第6セメスター開講の各専修における「演習Ⅰ・Ⅱ」の学習と連携しなが

ら、卒業研究の進行と卒業論文執筆のための具体的な指導を行う。学生は、各自

の設定した研究テーマに関する資料収集と整理の手法を修得し、そのうえで自ら

の構想を練り上げ、研究発表と討論を通じて内容の充実を図り、4年間の学びの集

大成としての論文を完成させる。教員による指導に加え、学生自身の自発的な研

究活動を通じて、それまでに学んだ知識の統合的な活用とともに、理解力、積極

性、論理性、協働性、計画性、継続性などの能力向上が期待される。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(英文) Students in this class will develop practical skills for

communication in English in a wide range of situations in daily life,

including the classroom, international travel, and living and studying

abroad. The main aim of the course is to help students consolidate their

skills for interactive speaking and listening at the B1 level while also

developing reading, writing and discussion skills for everyday topics and

tasks. Through drama, role plays and simulations, students will build

their confidence for spoken interaction in preparation for living and

studying aboard. The class will also include reading and discussion on a

variety of everyday topics, including topics of practical and cultural

importance for adjustment to life at a foreign university. Online video

and mobile app pronunciation practice as well as communicative writing

for email and social media will also form part of the course.

(和訳) この科目では、教室、海外旅行、留学等、日常生活の様々な場面で必要

な英語の実際的コミュニケーション・スキルの向上を目指す。本科目の主たる目

的は、CEFR-B1レベルの英会話力及びリスニング能力の向上と共に、日常生活に関

する様々な話題を扱い、作業をこなすために必要なレベルのリーディング・ライ

ティング及びディスカッション能力を獲得することである。ドラマやロールプレ

イング、状況に応じたシミュレーションを通じて、海外での生活や学習に際する

コミュニケーションについての自信を持たせることを目指す。また海外の大学生

活に適応するための実践的かつ重要な文化的項目を含む、多岐にわたる日常のト

ピックに関するリーディングとディスカッションも行う。オンラインでのビデオ

クリップやモバイルアプリを活用した発音練習と共に、電子メールやソーシャル

メディアでのコミュニカティブ・ライティングについての実践も行う。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 60 杉浦 清文、2班 105 ピッコロ、3班 111 ラファイー ベヴァ

リー、4班 103 カレン ヤスダ、5班 80 後藤 美江、6班 71 スティーブ

ン ジョン ホッジズ、7班 60 杉浦 清文、8班 105 ピッコロ、9班 111

ラファイー ベヴァリー、10班 103 カレン ヤスダ、11班 80 後藤 美江、

12班 71 スティーブン ジョン ホッジズ、13班 60 杉浦 清文、14班 105

ピッコロ、15班 111 ラファイー ベヴァリー、16班 103 カレン ヤスダ、

17班 80 後藤 美江、18班 71 スティーブン ジョン ホッジズ)/10回)

日常的なコミュニケーションの実際について教える。

(1班 114 テリー ワコーズ、2班 73 小林 美文、3班 70 クリストファ

サムエル ダバンゾ、4班 81 エリック ディーン ゴンドリー、5班 87 ベ

イカー マシュー、6班 72 石田 知美、7班 114 テリー ワコーズ、8班

73 小林 美文、9班 70 クリストファ サムエル ダバンゾ、10班 81 エ

リック ディーン ゴンドリー、11班 87 ベイカー マシュー、12班 72 石

田 知美、13班 114 テリー ワコーズ、14班 73 小林 美文、15班 70 ク

リストファ サムエル ダバンゾ、16班 81 エリック ディーン ゴンド

リー、17班 87 ベイカー マシュー、18班 72 石田 知美)/10回)

日常的なコミュニケーションの実際について教える。

(1班 94 鈴木 希明、2班 90 ベンジャミン スナイダ、3班 79 中野 奈

央、4班 93 大木 龍之介、5班 89 今川 奈美、6班 83 小林 真実、7班

94 鈴木 希明、8班 90 ベンジャミン スナイダ、9班 79 中野 奈央、10

班 93 大木 龍之介、11班 89 今川 奈美、12班 83 小林 真実、13班

94 鈴木 希明、14班 90 ベンジャミン スナイダ、15班 79 中野 奈央、

16班 93 大木 龍之介、17班 89 今川 奈美、18班 83 小林 真実)/10

回)

日常的なコミュニケーションの実際について教える。

オムニバス

English for

Practical

Communication

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(英文) Students in this class will acquire skills for discussion and

presentation as well as practice critical thinking skills necessary for

responding to academic materials and discussing current issues. The

course aims to consolidate students’ skills for academic interactive

communication at an intermediate level (CEFR B1). Students will engage in

discussions and debates, make persuasive speeches and give presentations

on topics of academic interest as well as issues of importance in today’

s world. Students will work individually and in groups, collaborating

through online ICT tools, posting through SNS apps, and using software

for making presentations, short radio and video programs.

(和訳) 本科目では、ディスカッションとプレゼンテーションに必要な技術と

共に、最新の学術的話題を取り上げ、それについて議論するために要求されるク

リティカル・シンキングについて実践する。中級レベル(CEFR B1)の英語コミュニ

ケーション能力の向上が主たる目的である。本科目の主たる目的は、議論や討論

の実践を通じて、現代社会において重要な事項や学術的話題について、説得力の

あるスピーチやプレゼンテーションができるようになることである。個人発表及

びグループ発表に必要な技術として、ICT機器を活用し、SNSアプリを用いて意見

を発信し、またプレゼンテーションやラジオ・ビデオ番組作成ソフトウェアの使

用についても学ぶ。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 35 クリストファー アームストロング、2班 73 小林 美文、3班

126 内川 元、4班 120 西村 徹哉、5班 111 ラファイー ベヴァリー、6

班 103 カレン ヤスダ、7班 35 クリストファー アームストロング、8班

73 小林 美文、9班 126 内川 元、10班 120 西村 徹哉、11班 111 ラ

ファイー ベヴァリー、12班 103 カレン ヤスダ、13班 35 クリストファー

アームストロング、14班 73 小林 美文、15班 126 内川 元、16班 120

西村 徹哉、17班 111 ラファイー ベヴァリー、18班 103 カレン ヤスダ

/10回)

ディスカッションとプレゼンテーションの準備と展開について教える。

(1班 94 鈴木 希明、2班 78 イバンチェンコ アンドリー、3班 70 クリ

ストファ サムエル ダバンゾ、4班 81 エリック ディーン ゴンドリー、5

班 80 後藤 美江、6班 71 スティーブン ジョン ホッジズ、7班 94 鈴

木 希明、8班 78 イバンチェンコ アンドリー、9班 70 クリストファ サ

ムエル ダバンゾ、10班 81 エリック ディーン ゴンドリー、11班 80 後

藤 美江、12班 71 スティーブン ジョン ホッジズ、13班 94 鈴木 希

明、14班 78 イバンチェンコ アンドリー、15班 70 クリストファ サムエ

ル ダバンゾ、16班 81 エリック ディーン ゴンドリー、17班 80 後藤

美江、18班 71 スティーブン ジョン ホッジズ/10回)

ディスカッションとプレゼンテーションの準備と展開について教える。

(1班 95 マデリン・モーリン・ブーランジェ、2班 90 ベンジャミン スナ

イダ、3班 88 ジュン ハノン、4班 84 セン オン、5班 87 ベイカー マ

シュー、6班 83 小林 真実、7班 95 マデリン・モーリン・ブーランジェ、8

班 90 ベンジャミン スナイダ、9班 88 ジュン ハノン、10班 84 セン

オン、11班 87 ベイカー マシュー、12班 83 小林 真実、13班 95 マデ

リン・モーリン・ブーランジェ、14班 90 ベンジャミン スナイダ、15班 88

ジュン ハノン、16班 84 セン オン、17班 87 ベイカー マシュー、18班

83 小林 真実/10回)

ディスカッションとプレゼンテーションの準備と展開について教える。

English for

Discussion and

Presentation

オムニバス

20

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(英文) Students in this class will acquire basic knowledge and skills

for academic study and research. The aim of the course is to consolidate

students’ reading and writing skills at an intermediate level (CEFR B1).

Students will develop competence in wide range of skills and text types

through intensive study of vocabulary, academic expression and discourse

structure. Intensive and extensive reading in fiction and non-fiction

academic texts will form part of the course. Students will also practice

note-taking and essay outlining, drafting and revising as well as

practice listening to academic lectures and making critical responses to

both lectures and readings. Research using the internet and library

databases as well as collaborative ICT tools will also form part of the

course, helping students complete a number of short academic writing

tasks: biographical profiles, book reports, short analytical essays and

short research essays.

(和訳) この科目では、学術研究調査のための基礎的な知識と技術を身につけ

る。中級レベル(CEFR B1)の読解力及び文書作成能力の向上が主たる目的である。

語彙力の練成や学術的英語表現、及びアカデミック・ライティングの書式に則っ

た文書構成、さらには小説や学術論文の速読・精読についても集中的に学修す

る。またノートテイキングや、学術レポートのアウトライン作成、執筆及び構成

と共に、学術的講義を聴講して批評的コメントを行うことも学ぶ。自己アピー

ル、ブックレポート、分析的エッセイや学術レポートの執筆実践のため、イン

ターネットや図書館のデータベース、およびそれと協調したICT機器を活用した学

術調査法についても指導する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 43 森 有礼、2班 120 西村 徹哉、3班 70 クリストファ サムエ

ル ダバンゾ、4班 81 エリック ディーン ゴンドリー、5班 114 テリー

ワコーズ、6班 105 ピッコロ、7班 43 森 有礼、8班 120 西村 徹哉、9

班 70 クリストファ サムエル ダバンゾ、10班 81 エリック ディーン

ゴンドリー、11班 114 テリー ワコーズ、12班 105 ピッコロ、13班 43

森 有礼、14班 120 西村 徹哉、15班 70 クリストファ サムエル ダバン

ゾ、16班 81 エリック ディーン ゴンドリー、17班 114 テリー ワコー

ズ、18班 105 ピッコロ/10回)

学術研究に必要な実際的スキルについて教える。

(1班 126 内川 元、2班 78 イバンチェンコ アンドリー、3班 79 中野

奈央、4班 84 セン オン、5班 80 後藤 美江、6班 72 石田 知美、7班

126 内川 元、8班 78 イバンチェンコ アンドリー、9班 79 中野 奈央、

10班 84 セン オン、11班 80 後藤 美江、12班 72 石田 知美、13班

126 内川 元、14班 78 イバンチェンコ アンドリー、15班 79 中野 奈

央、16班 84 セン オン、17班 80 後藤 美江、18班 72 石田 知美/10

回)

学術研究に必要な実際的スキルについて教える。

(1班 95 マデリン・モーリン・ブーランジェ、2班 90 ベンジャミン スナ

イダ、3班 88 ジュン ハノン、4班 93 大木 龍之介、5班 89 今川 奈

美、6班 83 小林 真実、7班 95 マデリン・モーリン・ブーランジェ、8班

90 ベンジャミン スナイダ、9班 88 ジュン ハノン、10班 93 大木 龍之

介、11班 89 今川 奈美、12班 83 小林 真実、13班 95 マデリン・モー

リン・ブーランジェ、14班 90 ベンジャミン スナイダ、15班 88 ジュン

ハノン、16班 93 大木 龍之介、17班 89 今川 奈美、18班 83 小林 真

実/10回)

学術研究に必要な実際的スキルについて教える。

English for

Academic Purposes

オムニバス

21

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(英文) Students in this class will develop knowledge and skills for

academic study and research in order to reach an upper-intermediate and

advanced level of competence (CEFR B2 / C1). This course provides

students with practice in critical reading and critical thinking for

academic research. Students will expand their repertoire of academic text

types through the study of vocabulary, academic expression and discourse

structure. Students will also practice note-taking and outlining,

drafting and revising of essays. Research using the internet and library

databases as well as collaborative ICT tools will also form part of the

course with the aim of building skills for the completion of a term

research essay.

(和訳) 本科目では、学術研究調査に必要な中上級レベルもしくはそれ以上

(CEFR B2 / C1)の英語運用能力と知識を涵養する。学術研究に必要とされるレベ

ルのディスカッションとプレゼンテーション、及びクリティカル・リーディング

とクリティカル・シンキング能力を練成する。広範な種類の学術文献を用いた語

彙研究、学術的英語表現及び文書作成能力の学修を通じて、高度な英語運用能力

の獲得を目指す。またノートテイキングや、学術レポートのアウトライン作成、

執筆及び構成と共に、学術的講義を聴講して批評的コメントを行うことも学ぶ。

授業レポートやプレゼンテーションを高次に実践できるよう、インターネットや

図書館のデータベース、およびそれと協調したICT機器を活用した学術調査法につ

いても指導する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 111 ラファイー ベヴァリー、2班 103 カレン ヤスダ、3班 114

テリー ワコーズ、4班 105 ピッコロ、5班 126 内川 元、6班 120 西村

徹哉、7班 111 ラファイー ベヴァリー、8班 103 カレン ヤスダ、9班

114 テリー ワコーズ、10班 105 ピッコロ、11班 126 内川 元、12班

120 西村 徹哉、13班 111 ラファイー ベヴァリー、14班 103 カレン ヤ

スダ、15班 114 テリー ワコーズ、16班 105 ピッコロ、17班 126 内川

元、18班 120 西村 徹哉/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

(1班 94 鈴木 希明、2班 71 スティーブン ジョン ホッジズ、3班 79

中野 奈央、4班 72 石田 知美、5班 95 マデリン・モーリン・ブーラン

ジェ、6班 78 イバンチェンコ アンドリー、7班 94 鈴木 希明、8班 71

スティーブン ジョン ホッジズ、9班 79 中野 奈央、10班 72 石田 知

美、11班 95 マデリン・モーリン・ブーランジェ、12班 78 イバンチェンコ

アンドリー、13班 94 鈴木 希明、14班 71 スティーブン ジョン ホッジ

ズ、15班 79 中野 奈央、16班 72 石田 知美、17班 95 マデリン・モー

リン・ブーランジェ、18班 78 イバンチェンコ アンドリー/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

(1班 87 ベイカー マシュー、2班 73 小林 美文、3班 89 今川 奈美、

4班 93 大木 龍之介、5班 88 ジュン ハノン、6班 84 セン オン、7班

87 ベイカー マシュー、8班 73 小林 美文、9班 89 今川 奈美、10班

93 大木 龍之介、11班 88 ジュン ハノン、12班 84 セン オン、13班

87 ベイカー マシュー、14班 73 小林 美文、15班 89 今川 奈美、16班

93 大木 龍之介、17班 88 ジュン ハノン、18班 84 セン オン/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

Integrated Academic

Skills Ⅰ

オムニバス

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(英文) Students in this class will continue to develop knowledge and

skills for academic study and research at an upper-intermediate or

advanced level of competence (CEFR B2 / C1). The course focuses on skills

for discussion and presentation related to academic research at the same

time as it helps students expand their repertoire of academic text types

through the study of vocabulary, academic expression and discourse

structure. In addition to developing an expanded range of strategies for

writing academic essays, students will practice responding critically to

academic lectures and readings. Research using the internet and library

databases as well as collaborative ICT tools will also form part of the

course with the aim of building skills for the completion of a term

research presentation and revised essay. Through these academic

practices, students will acquire highly professional English skills as

well as academic research skills necessary for specialized courses in

third and fourth years.

(和訳) この科目では、学術研究調査に必要な中上級レベルもしくはそれ以上

(CEFR B2 / C1)の英語運用能力と知識を涵養する。学術研究に必要とされるレベ

ルのディスカッションとプレゼンテーション、及びクリティカル・リーディング

とクリティカル・シンキング能力を練成する。広範な種類の学術文献を用いた語

彙研究、学術的英語表現及び文書作成能力の学修を通じて、高度な英語運用能力

の獲得を目指す。またノートテイキングや、学術レポートのアウトライン作成、

執筆及び構成と共に、学術的講義を聴講して批評的コメントを行うことも学ぶ。

授業レポートやプレゼンテーションを高次に実践できるよう、インターネットや

図書館のデータベース、およびそれと協調したICT機器を活用した学術調査法につ

いても指導する。これらの実践を通じて、3年次以降の英語による専門科目の授業

に適応できる高度な英語運用能力と共に、学術研究の実際的プロセスに対応でき

る調査力を獲得する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 111 ラファイー ベヴァリー、2班 103 カレン ヤスダ、3班 114

テリー ワコーズ、4班 105 ピッコロ、5班 126 内川 元、6班 120 西村

徹哉、7班 111 ラファイー ベヴァリー、8班 103 カレン ヤスダ、9班

114 テリー ワコーズ、10班 105 ピッコロ、11班 126 内川 元、12班

120 西村 徹哉、13班 111 ラファイー ベヴァリー、14班 103 カレン ヤ

スダ、15班 114 テリー ワコーズ、16班 105 ピッコロ、17班 126 内川

元、18班 120 西村 徹哉/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

(1班 94 鈴木 希明、2班 71 スティーブン ジョン ホッジズ、3班 79

中野 奈央、4班 72 石田 知美、5班 95 マデリン・モーリン・ブーラン

ジェ、6班 78 イバンチェンコ アンドリー、7班 94 鈴木 希明、8班 71

スティーブン ジョン ホッジズ、9班 79 中野 奈央、10班 72 石田 知

美、11班 95 マデリン・モーリン・ブーランジェ、12班 78 イバンチェンコ

アンドリー、13班 94 鈴木 希明、14班 71 スティーブン ジョン ホッジ

ズ、15班 79 中野 奈央、16班 72 石田 知美、17班 95 マデリン・モー

リン・ブーランジェ、18班 78 イバンチェンコ アンドリー/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

(1班 87 ベイカー マシュー、2班 73 小林 美文、3班 89 今川 奈美、

4班 93 大木 龍之介、5班 88 ジュン ハノン、6班 84 セン オン、7班

87 ベイカー マシュー、8班 73 小林 美文、9班 89 今川 奈美、10班

93 大木 龍之介、11班 88 ジュン ハノン、12班 84 セン オン、13班

87 ベイカー マシュー、14班 73 小林 美文、15班 89 今川 奈美、16班

93 大木 龍之介、17班 88 ジュン ハノン、18班 84 セン オン/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

Integrated Academic

Skills Ⅱ

オムニバス

23

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Overseas University

Studies

(英文) This semester-long course of overseas intensive language study

aims to develop students’ practical and academic communicative skills

while also building their repertoire of cultural competencies. Students

will reach an upper-intermediate level of English competence (CEFR B2) in

a wide range of receptive, interactive and productive activities.

(和訳) 本科目は、日常生活の実践的、及び学術研究に関するコミュニケー

ション・スキルを獲得することを目的とした、1セメスターの海外語学研修であ

る。広範な受容的・相互的及び発信的コミュニケーション活動を通じて、中上級

レベル(CEFR B2)の英語運用能力の獲得を目指す。

フランス語ⅠA

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、フランス語の4技能(話す・聞く・

書く・読む)向上を目指す。フランス語初心者を対象とし、CEFR基準でA1程度の

フランス語力を身につけることを到達の目安とする。具体的には、日常の様々な

場面で挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相手の簡単な要求

に応えたりすることができることを目標にする。その過程で、フランスの文化や

現代事情の基本的知識も習得できるよう十分に注意を払う。この授業とフランス

語2Aに関連性をもたせることで学習内容を繰り返す機会を増やし、それによって

初級文法も含めたフランス語基礎の確実な定着を図る。なお本授業はリレー方式

で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 55 中島 太郎、2班 123 小林 久見子、3班 123 小林 久見子)/

10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 123 小林 久見子、2班 75 水町 いおり、3班 75 水町 いおり)

/10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語の実践に関する授業を行う。

(1班 82 ガルデー レティシア マリ、2班 82 ガルデー レティシア マ

リ、3班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

初歩的なフランス語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

フランス語ⅠB

(概要)フランス語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながらフランス語

の4技能(話す・聞く・書く・読む)向上を目指す。CEFR基準でA1程度のレベルに

ある学習者を対象とし、最終的にはA2程度のフランス語能力を身につけることを

目標に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味など自分の身近な事柄

について簡単な表現で説明ができたり、馴染みのある日常的な事について簡単な

情報のやり取りにも応じることができるようになったりすることを目指す。この

授業はフランス語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら学習内容を反復できる

機会をより多く提供できるよう心掛ける。本授業はリレー方式で複数の教員が担

当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 55 中島 太郎、2班 123 小林 久見子、3班 123 小林 久見子)/

10回)

基礎的なフランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 123 小林 久見子、2班 75 水町 いおり、3班 75 水町 いおり)

/10回)

基礎的なフランス語のうち、特にフランス語の実践に関する授業を行う。

(1班 82 ガルデー レティシア マリ、2班 82 ガルデー レティシア マ

リ、3班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

基礎的なフランス語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

フランス語ⅡA

(概要)基礎から初級程度(CEFR基準のA1)のフランス語力の習得を目的に、イ

ンタラクティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等を中心

に多様な学習活動を通して、総合的なフランス語コミュニケーション能力の向上

を図る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いることができ

るよう学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えることができるよ

う、聞き取りの訓練も重点的に行う。さらに、短い文章を読むための読解の基礎

も身につける。この授業は、発話や対話等の時間を増やすためにフランス語ⅠAと

つながりを持たせており、これによって学習した表現を実際に用いる機会を多く

提供する。本授業はリレー方式で複数の教員が担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 55 中島 太郎、2班 123 小林 久見子、3班 55 中島 太郎)/10

回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する実践的な授業を行

う。

(1班 123 小林 久見子、2班 75 水町 いおり、3班 123 小林 久見子)

/10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語コミュニケーションを中心とした授

業を行う。

(1班 82 ガルデー レティシア マリ、2班 82 ガルデー レティシア マ

リ、3班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバス

フランス語ⅡB

(概要)フランス語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的なフランス語コミュニケー

ションの涵養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習を授業

の中心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常会話の中で初歩

的表現を用いて応答ができたり、簡単なメッセージやメールなどの短文を書くこ

とができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記入できたりするよう、繰り

返し協調学習を通してフランス語コミュニケーション能力を高める。本授業とフ

ランス語ⅡAは有機的に結びついているので、学習事項を実践形式で相互に復習す

ることが可能となる。なお、本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 55 中島 太郎、2班 123 小林 久見子、3班 55 中島 太郎)/10

回)

基礎的なフランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する実践的な授業を行

う。

(1班 123 小林 久見子、2班 75 水町 いおり、3班 123 小林 久見子)

/10回)

基礎的なフランス語のうち、特にコミュニケーションを中心とした授業を行う。

(1班 82 ガルデー レティシア マリ、2班 82 ガルデー レティシア マ

リ、3班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

基礎的なフランス語のうち、特にフランス語力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバス

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Page 47: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

フランス語ⅢA

(概要)初級から中級(CEFR基準でB1.1程度)の総合的フランス語能力の習得に

加え、異文化間コミュニケーションを成立させるうえで不可欠とされる異文化理

解にも重点を置いた授業を行う。具体的には、協働学習を中心とした様々な学習

活動を通して、旅行中など特定の場面(その他、買い物、食事、趣味、家族、仕

事など)において予測可能な事柄であれば対応できるコミュニケーション能力を

身につける。その際、文化に根差した風習や習慣、エチケットやマナーなども理

解し実践できるよう心掛ける。この授業はフランス語ⅣAと関連性を持たせて、既

習項目の復習などを効率的に行えるよう配慮する。また、本授業はリレー方式で

複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 46 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/10

回)

初級フランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 75 水町 いおり)/

10回)

初級フランス語のうち、特にフランス語の実践に関する授業を行う。

(1班 75 水町 いおり、2班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

初級フランス語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

フランス語ⅢB

(概要)フランス語ⅢAに引き続き、本授業ではCEFR基準B1程度の総合的フランス

語能力および異文化理解能力の習得を目指す。日常の身近な事柄だけでなく、過

去の経験や将来の事柄について表現できる能力を身につける。さらに、自身の経

験や計画について論理的に表現し、他者と比較することを可能にする言語能力を

涵養する。その際、相手の文化的背景に注意を払う姿勢も身につけられるよう工

夫する。本授業はフランス語ⅣBと有機的に結びつけることとし、習熟度を確認し

ながら相乗的に学習を進めていく。本授業は複数の教員がリレー方式で担当す

る。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 46 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/10

回)

中級フランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 75 水町 いおり)/

10回)

中級フランス語のうち、特にフランス語の実践に関する授業を行う。

(1班 75 水町 いおり、2班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

中級フランス語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

26

Page 48: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

フランス語ⅣA

(概要)本授業は、初級フランス語から中級フランス語への橋渡しと同時に、よ

り高次のコミュニケーション能力を身につけることを目的とする。コミュニケー

ションは言語能力と異文化理解能力の2つを必要とすることから、4技能習得のた

めの学習と併せて、フランス語圏文化について学習する時間も十分確保する。授

業では実践的な学びを重視しつつ、それを通じて学習者が自らフランス文化への

理解を深めることができる授業運営を目指す。本授業はフランス語ⅢAと相互補完

的な位置づけにあり、学習内容をより深く理解し定着できるよう関連付ける。本

授業は複数の教員が担当し、リレー方式で運営する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 46 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/10

回)

初級から中級フランス語へ移行する段階において必要となるフランス語の仕組み

に関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 75 水町 いおり)/

10回)

初級から中級フランス語へ移行する段階において必要となるコミュニケーション

を中心とした授業を行う。

(1班 75 水町 いおり、2班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回

初級から中級フランス語へ移行する段階において必要となるフランス語を総合的

に扱う授業を行う。

オムニバス

フランス語ⅣB

(概要)本授業の目的は、フランス語ⅣAに引き続き中級フランス語への橋渡しを

完了すること、および複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーション能力

を習得することである。コミュニケーション相手が属する文化圏の慣習等を踏ま

え、文化的な摩擦を超えて相互に対話することの重要性に気づくような学びを深

めていく。具体的には、フランス語圏に滞在・留学した際に遭遇する様々な事態

に適切に、かつ柔軟に対処できる能力の習得を目指す。その際、ICTを導入するな

ど学習者主体の学習を積極的に促進する授業運営となるよう心掛ける。本授業は

フランス語ⅢBと関連を持たせ、複数の教員がリレー方式で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 46 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/10

回)

中級から上級レベルの段階において必要となるフランス語の仕組みに関する実践

的な授業を中心に行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 75 水町 いおり)/

10回

中級フランス語を確実に定着させる段階において必要となるコミュニケーション

を中心とした授業を行う。

(1班 75 水町 いおり、2班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

中級フランス語を確実に定着させる段階において必要となるフランス語を総合的

に扱う授業を行う。

オムニバス

27

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

フランス語ⅤA

(概要)中級フランス語の学習を通じてフランス語圏の多様な文化を深く学び、

それによってフランス語4技能の確実な定着を図る。具体的には、小説や映画、音

楽等のメディア作品を題材に、学習者の協働学習を中心としたICTを基盤とするア

クティブラーニングを通して、CEFR基準B1レベルを目安とするフランス語力を習

得することを目指す。上述した題材からは、実践的なフランス語表現のみなら

ず、フランス語圏の生活様式や芸術文化を学ぶことができる。また、フランス語

圏に滞在・留学した場合を想定するなど、学習者にとってより具体的な関心や目

的を考慮しながら、フランス語能力の一層の向上と文化への更なる理解を深める

こととする。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 46 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/10

回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を題材に、協働学習を取り入れた学習

者主体の学びを通して、フランス文化の多様性を理解し、中級フランス語4技能を

総合的に身につける授業を行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 75 水町 いおり)/

10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協働学習を中心とした学習

者主体の学びを促進することで、中級フランス語を自律的に学習する姿勢を養

う。

(1班 75 水町 いおり、2班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、アクティブラーニングを中

心とした授業を通して、様々な場面に対応できる実践的なフランス語能力を育成

する。

オムニバス

フランス語ⅤB

(概要)フランス語ⅤAに引き続き、異文化理解能力の習得も含めた高次の中級フ

ランス語の定着を目的として、フランス語圏の文化的作品を多様な角度から扱う

こととする。教材としてはⅤAに引き続き、映画や音楽等の視聴覚メディアを用い

るとともに、文学作品や時事問題など、高度な読解力を養うテクストを扱う。そ

の際、協働学習等の学習形態を通して、主体的、積極的な学びを展開できるよう

に工夫する。フランス語4技能のうち、特に読解能力については上級レベルも視野

に入れた学びを目指す。具体的なレベルとしてCEFR基準でB1程度の能力とする。

本授業は複数の教員がリレー方式で担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 46 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/10

回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協働学習を取り入れた学習

者主体の学びを通して、フランス文化の多様性を理解し、中級フランス語4技能を

総合的に身につける授業を行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 75 水町 いおり)/

10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協働学習を中心とした学習

者主体の学びを促進することで、中級フランス語を自律的に学習する姿勢を養

う。

(1班 75 水町 いおり、2班 82 ガルデー レティシア マリ)/10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、アクティブラーニングを中

心とした授業を通して、実践的なフランス語能力を総合的に身につける授業を行

う。

オムニバス

28

Page 50: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ドイツ語ⅠA

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、ドイツ語の4技能(話す・聞く・書

く・読む)向上を目指す。ドイツ語初心者を対象としており、CEFR基準でA1程度

のドイツ語力をつけることを到達目標の目安とする。具体的には、様々な場面で

適切に挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相手の簡単な要求

に応えることができることを目標にする。この過程で、ドイツの文化や現代事情

の知識も習得できるよう十分に注意を払う。この授業とドイツ語ⅡAに関連性をも

たせることで学習内容を繰り返す機会を増やし、それによってドイツ語能力の確

実な定着を図る。なお本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 61 齊藤 公輔、2班 74 梶浦 直子、3班 74 梶浦 直子)/10回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 76 マルコ・シュルツェ、2班 76 マルコ・シュルツェ、3班 76 マル

コ・シュルツェ)/10回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語の実践に関する授業を行う。

(1班 153 白川 茜、2班 139 中川 亜紀子、3班 139 中川 亜紀子)/

10回)

初歩的なドイツ語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

ドイツ語ⅠB

(概要)ドイツ語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながらドイツ語の4

技能(話す・聞く・書く・読む)向上を目指す。この授業はCEFR基準でA1程度の

実力を持つ学習者を対象としており、最終的にはA2程度のドイツ語能力を習得す

ることを目安に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味など自分を取

り巻く環境について簡単に表現ができるようになったり、馴染みのある日常的な

事について簡単な情報のやり取りにも応じることができるようになったりするこ

とを目指す。この授業はドイツ語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら学習内

容を反復できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。本授業はリレー方式で

複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 61 齊藤 公輔、2班 74 梶浦 直子、3班 74 梶浦 直子)/10回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 76 マルコ・シュルツェ、2班 76 マルコ・シュルツェ、3班 76 マル

コ・シュルツェ)/10回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語の実践に関する授業を行う。

(1班 153 白川 茜、2班 139 中川 亜紀子、3班 139 中川 亜紀子)/

10回)

基礎的なドイツ語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

29

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ドイツ語ⅡA

(概要)基礎から初級程度(CEFR基準のA1)のドイツ語力の習得を目的に、イン

タラクティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等を中心に

多様な学習活動を通して、総合的なドイツ語コミュニケーション能力の向上を図

る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いることができるよ

う学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えることができるよう、

聞き取りや読解の訓練も重点的に行う。この授業は、発話や対話等の時間を増や

すためにドイツ語ⅠAとつながりを持たせており、これによって学習した表現を実

際に用いる機会を多く提供する。本授業はリレー方式で複数の教員が担当するこ

ととする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 61 齊藤 公輔、2班 74 梶浦 直子、3班 61 齊藤 公輔)/10回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する実践的な授業を行う。

(1班 76 マルコ・シュルツェ、2班 76 マルコ・シュルツェ、3班 76 マル

コ・シュルツェ)/10回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語コミュニケーションを中心とした授業を

行う。

(1班 153 白川 茜、2班 139 中川 亜紀子、3班 153 白川 茜)/10

回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバス

ドイツ語ⅡB

(概要)ドイツ語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的なドイツ語コミュニケーショ

ンの涵養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習を授業の中

心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常的会話の中で初歩的

表現を用いて応答ができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記入すること

ができたりすることができるよう、繰り返し協調学習を通してドイツ語コミュニ

ケーション能力を習得する。本授業とドイツ語ⅡAは有機的に結びついているの

で、学習事項を実践形式で相互に復習することが可能となる。なお、本授業はリ

レー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 61 齊藤 公輔、2班 74 梶浦 直子、3班 61 齊藤 公輔)/10回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する実践的な授業を行う。

(1班 76 マルコ・シュルツェ、2班 76 マルコ・シュルツェ、3班 76 マル

コ・シュルツェ)/10回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語コミュニケーションを中心とした授業を

行う。

(1班 153 白川 茜、2班 139 中川 亜紀子、3班 153 白川 茜)/10

回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバス

30

Page 52: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ドイツ語ⅢA

(概要)初級から中級(CEFR基準でB1.1程度)の総合的ドイツ語能力の習得に加

え、異文化間コミュニケーションを成立させるうえで不可欠とされる異文化理解

(ランデスクンデ)にも重点を置いた授業を行う。具体的には、協働学習を中心

とした様々な学習活動を通して、旅行中など特定の場面において予測可能な事柄

であれば対応できるコミュニケーション能力を学ぶ。その際、文化に根差した風

習や習慣、エチケットやマナーなども理解し実践できるよう心掛ける。この授業

はドイツ語ⅣAと関連性を持たせて、既習項目の復習などを効率的に行えるよう配

慮する。また、本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 54 林 久博、2班 74 梶浦 直子)/10回)

初級ドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 74 梶浦 直子、2班 76 マルコ・シュルツェ)/10回)

初級ドイツ語のうち、特にドイツ語の実践に関する授業を行う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

初級ドイツ語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

ドイツ語ⅢB

(概要)ドイツ語ⅢAに引き続き、本授業ではCEFR基準B1程度の総合的ドイツ語能

力および異文化理解能力の習得を目指す。特に、自身の経験や計画等について論

理性のあるテクストを作成できたり、理由を挙げて比較対象の長短所を説明でき

たりする言語能力を涵養する。その際、相手の文化的背景等に注意を払う姿勢等

も身につけられるよう工夫する。本授業はICT等を利用してドイツ語ⅣBと有機的

に結びつけることとし、習熟度を確認しながら相乗的に学習を進めていく。本授

業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 54 林 久博、2班 74 梶浦 直子)/10回)

中級ドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 74 梶浦 直子、2班 76 マルコ・シュルツェ)/10回)

中級ドイツ語のうち、特にドイツ語の実践に関する授業を行う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

中級ドイツ語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

31

Page 53: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ドイツ語ⅣA

(概要)本授業は、初級ドイツ語から中級ドイツ語への橋渡しと同時に、より高

次のコミュニケーション能力を身につけることを目的とする。コミュニケーショ

ンは言語能力と異文化理解能力の2つを必要とすることから、4技能習得のための

学習と併せて、ドイツ語圏文化について学習する時間も十分確保する。授業では

実践的な学びを重視し、ドイツ語コミュニケーションの学習を通して学習者が自

らドイツ文化への理解を深めることができる授業運営を目指す。その際、学習支

援アプリ等を用いて教室外に繋がるよう工夫する。本授業はドイツ語ⅢAと相互補

完的な位置づけにあり、学習内容をより深く理解し習得できるよう関連付ける。

本授業は複数の教員が担当し、リレー方式で運営する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 54 林 久博、2班 74 梶浦 直子)/10回)

初級から中級ドイツ語へ移行する段階において必要となるドイツ語の仕組みに関

する実践的な授業を中心に行う。

(1班 74 梶浦 直子、2班 76 マルコ・シュルツェ)/10回)

初級から中級ドイツ語へ移行する段階において必要となるドイツ語コミュニケー

ションを中心とした授業を行う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

初級から中級ドイツ語へ移行する段階において必要となるドイツ語を、総合的に

扱うための授業を中心に行う。

オムニバス

ドイツ語ⅣB

(概要)本授業の目的は、ドイツ語ⅣAに引き続き中級ドイツ語への橋渡しを完了

すること、および複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーション能力を習

得することである。コミュニケーション相手が属する文化圏の慣習等を踏まえ、

文化的な摩擦のない対話を心掛ける姿勢の重要性に気づくような学びを深めてい

く。具体的には、ドイツ語圏に滞在した際に遭遇する様々な事態に適切に対処で

きる能力の習得を目指す。その際、ICTを導入するなど学習者主体の学習を積極的

に促進する授業運営となるよう心掛ける。本授業はドイツ語ⅢBと関連を持たせ、

複数の教員がリレー方式で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 54 林 久博、2班 74 梶浦 直子)/10回)

中級ドイツ語から上級ドイツ語へ移行する段階において必要となるドイツ語の仕

組みに関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 74 梶浦 直子、2班 76 マルコ・シュルツェ)/10回)

中級ドイツ語を確実に定着させる段階において必要となるドイツ語コミュニケー

ションを中心とした授業を行う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

中級ドイツ語を確実に定着させる段階において必要となるドイツ語を、総合的に

扱うための授業を中心に行う。

オムニバス

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Page 54: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ドイツ語ⅤA

(概要)中級ドイツ語を駆使してドイツ語圏の多様な文化を深く学ぶことを通し

て、ドイツ語4技能の確実な定着を図る。具体的には、小説や映画、音楽等のメ

ディア作品を題材に、学習者の協働学習を中心としたICTを基盤とするアクティブ

ラーニングを通して、CEFR基準B1レベルを目安とするドイツ語力を高い次元で習

得することを目指す。上述した題材等からは、実践的なドイツ語表現のみなら

ず、ドイツ語圏の生活文化や精神文化を学ぶことができる。学習者がドイツ語圏

に滞在した時のことを想定させるなど、学習者が関心を持ちやすい工夫をしなが

ら、ドイツ語能力の一層の定着とドイツ語圏文化への更なる理解を深めることと

する。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 54 林 久博、2班 74 梶浦 直子)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした学習

者主体の学びを通して中級ドイツ語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 74 梶浦 直子、2班 76 マルコ・シュルツェ)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習者の

主体的なドイツ語学習を促進させる授業を行うことで、自律的なドイツ語学習能

力を養う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニングを中

心とした授業を通して実践的なドイツ語能力を育成する。

オムニバス

ドイツ語ⅤB

(概要)ドイツ語ⅤAに引き続き、異文化理解能力の習得も含めた高次の中級ドイ

ツ語の定着を目的として、ドイツ語圏の文化的作品を多様な角度から扱うことと

する。その際、協働学習等の学習形態を通して主体的積極的な学びを展開する。

ドイツ語4技能のうち、特に読解能力については上級レベルも視野に入れた学びを

目指す。具体的なレベルとしてCEFR基準でB1程度の能力を目安とし、読解につい

てはB2.1程度のドイツ語能力とする。本授業は複数の教員がリレー方式で担当す

ることとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 54 林 久博、2班 74 梶浦 直子)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした学習

者主体の学びを通してドイツ語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 74 梶浦 直子、2班 76 マルコ・シュルツェ)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習者の

主体的なドイツ語学習を促進させる授業を行うことで、高次な自律的ドイツ語学

習能力を養う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニングを中

心とした授業を通して高次な実践的ドイツ語能力を育成する。

オムニバス

33

Page 55: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

スペイン語ⅠA

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、スペイン語の4技能(話す・聞く・

書く・読む)向上を目指す。スペイン語初心者を対象としており、CEFR基準でA1

程度のスペイン語力をつけることを到達目標の目安とする。具体的には、様々な

場面で適切に挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相手の簡単

な要求に応えることができることを目標にする。この過程で、スペインとラテン

アメリカの文化や現代事情の知識も習得できるよう十分に注意を払う。この授業

とスペイン語ⅡAに関連性をもたせることで学習内容を繰り返す機会を増やし、そ

れによってスペイン語能力の確実な定着を図る。なお本授業はリレー方式で複数

の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 51 吉田 理加、2班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、3班 132 ハ

ンコ・チョケ・レオニダス、4班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ、

5班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、6班 132 ハンコ・チョケ・レオニダ

ス )/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 122 前田 明美、2班 85 横山 友里、3班 85 横山 友里、4班 86

吉野 達也、5班 85 横山 友里、6班 85 横山 友里)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 92 ピニャン アルバレス アナ、2班 157 千葉 裕太、3班 157 千

葉 裕太、4班 92 ピニャン アルバレス アナ、5班 157 千葉 裕太、6班

157 千葉 裕太)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

スペイン語ⅠB

(概要)スペイン語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながらスペイン語

の4技能(話す・聞く・書く・読む)向上を目指す。この授業はCEFR基準でA1程度

の実力を持つ学習者を対象としており、最終的にはA2程度のスペイン語能力を習

得することを目安に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味など自分

を取り巻く環境について簡単に表現ができるようになったり、馴染みのある日常

的な事について簡単な情報のやり取りにも応じることができるようになったりす

ることを目指す。この授業はスペイン語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら

学習内容を反復できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。本授業はリレー

方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 51 吉田 理加、2班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、3班 132 ハ

ンコ・チョケ・レオニダス、4班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ、

5班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、6班 132 ハンコ・チョケ・レオニダ

ス)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 122 前田 明美、2班 85 横山 友里、3班 85 横山 友里、4班 86

吉野 達也、5班 85 横山 友里、6班 85 横山 友里)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 92 ピニャン アルバレス アナ、2班 157 千葉 裕太、3班 157 千

葉 裕太、4班 92 ピニャン アルバレス アナ、5班 157 千葉 裕太、6班

157 千葉 裕太)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

34

Page 56: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

スペイン語ⅡA

(概要)基礎から初級程度(CEFR基準のA1)のスペイン語力の習得を目的に、イ

ンタラクティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等を中心

に多様な学習活動を通して、総合的なスペイン語コミュニケーション能力の向上

を図る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いることができ

るよう学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えることができるよ

う、聞き取りや読解の訓練も重点的に行う。この授業は、発話や対話等の時間を

増やすためにスペイン語ⅠAとつながりを持たせており、これによって学習した表

現を実際に用いる機会を多く提供する。本授業はリレー方式で複数の教員が担当

することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、2班 51 吉田 理加、3班 51 吉

田 理加、4班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、5班 69 ランデロス・ネリ

セルヒオ・グスタポ、6班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ)/10

回)

初歩的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 85 横山 友里、2班 122 前田 明美、3班 122 前田 明美、4班

85 横山 友里、5班 86 吉野 達也、6班 86 吉野 達也)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 157 千葉 裕太、2班 92 ピニャン アルバレス アナ、3班 92 ピ

ニャン アルバレス アナ、4班 157 千葉 裕太、5班 92 ピニャン アルバ

レス アナ、6班 92 ピニャン アルバレス アナ)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

スペイン語ⅡB

(概要)スペイン語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的なスペイン語コミュニケー

ションの涵養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習を授業

の中心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常的会話の中で初

歩的表現を用いて応答ができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記入する

ことができたりすることができるよう、繰り返し協調学習を通してスペイン語コ

ミュニケーション能力を習得する。本授業とスペイン語ⅡAは有機的に結びついて

いるので、学習事項を実践形式で相互に復習することが可能となる。なお、本授

業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、2班 51 吉田 理加、3班 51 吉

田 理加、4班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、5班 69 ランデロス・ネリ

セルヒオ・グスタポ、6班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ)/10

回)

基礎的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 85 横山 友里、2班 122 前田 明美、3班 122 前田 明美、4班

85 横山 友里、5班 86 吉野 達也、6班 86 吉野 達也)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 157 千葉 裕太、2班 92 ピニャン アルバレス アナ、3班 92 ピ

ニャン アルバレス アナ、4班 157 千葉 裕太、5班 92 ピニャン アルバ

レス アナ、6班 92 ピニャン アルバレス アナ)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

35

Page 57: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

スペイン語ⅢA

(概要)初級から中級(CEFR基準でB1.1程度)の総合的スペイン語能力の習得に

加え、異文化間コミュニケーションを成立させるうえで不可欠とされる異文化理

解にも重点を置いた授業を行う。具体的には、協働学習を中心とした様々な学習

活動を通して、旅行中など特定の場面において予測可能な事柄であれば対応でき

るコミュニケーション能力を学ぶ。その際、文化に根差した風習や習慣、エチ

ケットやマナーなども理解し実践できるよう心掛ける。この授業はスペイン語ⅣA

と関連性を持たせて、既習項目の復習などを効率的に行えるよう配慮する。ま

た、本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 56 バレラ、2班 122 前田 明美、3班 69 ランデロス・ネリ セル

ヒオ・グスタポ、4班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10回)

初級的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 85 横山 友里、2班 86 吉野 達也、3班 86 吉野 達也、4班 146

アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

初級的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 146 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エス

ピノーサ・ロレーナ・ス、3班 92 ピニャン アルバレス アナ、4班 155 ロ

ハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

初級的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

スペイン語ⅢB

(概要)スペイン語ⅢAに引き続き、本授業ではCEFR基準B1程度の総合的スペイン

語能力および異文化理解能力の習得を目指す。特に、自身の経験や計画等につい

て論理性のあるテクストを作成できたり、理由を挙げて比較対象の長短所を説明

できたりする言語能力を涵養する。その際、相手の文化的背景等に注意を払う姿

勢等も身につけられるよう工夫する。本授業はICT等を利用してスペイン語ⅣBと

有機的に結びつけることとし、習熟度を確認しながら相乗的に学習を進めてい

く。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 56 バレラ、2班 122 前田 明美、3班 69 ランデロス・ネリ セル

ヒオ・グスタポ、4班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10回)

中級的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 85 横山 友里、2班 86 吉野 達也、3班 86 吉野 達也、4班 146

アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

中級的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 146 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エス

ピノーサ・ロレーナ・ス、3班 92 ピニャン アルバレス アナ、4班 155 ロ

ハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

中級的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

36

Page 58: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

スペイン語ⅣA

(概要)本授業は、初級スペイン語から中級スペイン語への橋渡しと同時に、よ

り高次のコミュニケーション能力を身につけることを目的とする。コミュニケー

ションは言語能力と異文化理解能力の2つを必要とすることから、4技能習得のた

めの学習と併せて、スペイン語圏文化について学習する時間も十分確保する。授

業では実践的な学びを重視し、スペイン語コミュニケーションの学習を通して学

習者が自らスペイン・ラテンアメリカ文化への理解を深めることができる授業運

営を目指す。その際、学習支援アプリ等を用いて教室外に繋がるよう工夫する。

本授業はスペイン語ⅢAと相互補完的な位置づけにあり、学習内容をより深く理解

し習得できるよう関連付ける。本授業は複数の教員が担当し、リレー方式で運営

する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 56 バレラ、2班 122 前田 明美、3班 69 ランデロス・ネリ セル

ヒオ・グスタポ、4班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語コミュニ

ケーションを中心とした授業を行う。

(1班 85 横山 友里、2班 86 吉野 達也、3班 86 吉野 達也、4班 146

アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語の仕組み

に関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 146 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エス

ピノーサ・ロレーナ・ス、3班 92 ピニャン アルバレス アナ、4班 155 ロ

ハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語を、総合

的に扱うための授業を中心に行う。

オムニバス

スペイン語ⅣB

(概要)本授業の目的は、スペイン語ⅣAに引き続き中級スペイン語への橋渡しを

完了すること、および複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーション能力

を習得することである。コミュニケーション相手が属する文化圏の慣習等を踏ま

え、文化的な摩擦のない対話を心掛ける姿勢の重要性に気づくような学びを深め

ていく。具体的には、スペイン語圏に滞在した際に遭遇する様々な事態に適切に

対処できる能力の習得を目指す。その際、ICTを導入するなど学習者主体の学習を

積極的に促進する授業運営となるよう心掛ける。本授業はスペイン語ⅢBと関連を

持たせ、複数の教員がリレー方式で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 56 バレラ、2班 122 前田 明美、3班 69 ランデロス・ネリ セル

ヒオ・グスタポ、4班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語コミュニ

ケーションを中心とした授業を行う。

(1班 85 横山 友里、2班 86 吉野 達也、3班 86 吉野 達也、4班 146

アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語の仕組み

に関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 146 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エス

ピノーサ・ロレーナ・ス、3班 92 ピニャン アルバレス アナ、4班 155 ロ

ハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語を、総合

的に扱うための授業を中心に行う。

オムニバス

37

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

スペイン語ⅤA

(概要)中級スペイン語を駆使してスペイン語圏の多様な文化を深く学ぶことを

通して、スペイン語4技能の確実な定着を図る。具体的には、小説や映画、音楽等

のメディア作品を題材に、学習者の協働学習を中心としたICTを基盤とするアク

ティブラーニングを通して、CEFR基準B1レベルを目安とするスペイン語力を高い

次元で習得することを目指す。上述した題材等からは、実践的なスペイン語表現

のみならず、スペイン語圏の生活文化や精神文化を学ぶことができる。学習者が

スペイン語圏に滞在した時のことを想定させるなど、学習者が関心を持ちやすい

工夫をしながら、スペイン語能力の一層の定着とスペイン語圏文化への更なる理

解を深めることとする。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 56 バレラ、2班 122 前田 明美、3班 69 ランデロス・ネリ セル

ヒオ・グスタポ、4班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニングを

中心とした授業を通して実践的なスペイン語能力を育成する。

(1班 85 横山 友里、2班 86 吉野 達也、3班 86 吉野 達也、4班 146

アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした学

習者主体の学びを通して中級スペイン語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 146 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エス

ピノーサ・ロレーナ・ス、3班 92 ピニャン アルバレス アナ、4班 155 ロ

ハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習者

の主体的なスペイン語学習を促進させる授業を行うことで、自律的なスペイン語

学習能力を養う。

オムニバス

スペイン語ⅤB

(概要)スペイン語ⅤAに引き続き、異文化理解能力の習得も含めた高次の中級ス

ペイン語の定着を目的として、スペイン語圏の文化的作品を多様な角度から扱う

こととする。その際、協働学習等の学習形態を通して主体的積極的な学びを展開

する。スペイン語4技能のうち、特に読解能力については上級レベルも視野に入れ

た学びを目指す。具体的なレベルとしてCEFR基準でB1程度の能力を目安とし、読

解についてはB2.1程度のスペイン語能力とする。本授業は複数の教員がリレー方

式で担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 56 バレラ、2班 122 前田 明美、3班 69 ランデロス・ネリ セル

ヒオ・グスタポ、4班 69 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニングを

中心とした授業を通して実践的なスペイン語能力を育成する。

(1班 85 横山 友里、2班 86 吉野 達也、3班 86 吉野 達也、4班 146

アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした学

習者主体の学びを通して中級スペイン語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 146 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エス

ピノーサ・ロレーナ・ス、3班 92 ピニャン アルバレス アナ、4班 155 ロ

ハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習者

の主体的なスペイン語学習を促進させる授業を行うことで、自律的なスペイン語

学習能力を養う。

オムニバス

38

Page 60: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

中国語ⅠA

(概要)中国語の初学者を対象に、基本的な「話す・聞く・書く・読む」の4技

能に係わる基礎力の修得を目指す。その到達目標の目安は、CEFR基準A1程度の中

国語力である。具体的には、中国語音節の正しい発音(特に日本語に無い母音・

子音)を身につけること、中国語音節のローマ字表記(漢語ピンイン)を正しく

運用できること、中国語の略字体(簡体字)に慣れること、中国語の基本的な文

型や品詞・語順などの基礎を理解すること、簡単な挨拶や自己紹介・簡単な意思

疎通・簡単な質疑応答が出来ることである。この過程で、中国の文化や現代事情

の知識も修得できるよう十分に注意を払う。本授業は中国語ⅡAに関連性をもたせ

ることで学習内容を繰り返す機会を増やし、それによって中国語基礎力の確実な

定着を図る。なお本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 34 明木 茂夫、2班 125 田村 祐之、3班 125 田村 祐之/10回)

初歩的な中国語のうち、特に発音・ローマ字・文型の基礎に関する授業を行う。

(1班 115 吉田 仁、2班 77 趙 青、3班 77 趙 青/10回)

初歩的な中国語のうち、特に中国語の実践に関する授業を行う。

(1班 77 趙 青、2班 91 大島 絵莉香、3班 91 大島 絵莉香/10回)

初歩的な中国語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

中国語ⅠB

(概要)中国語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながら基本的な「話

す・聞く・書く・読む」の4技能に係わる基礎力の修得を目指す。本授業はCEFR

基準でA1程度の力を持つ学習者を対象とし、そこからA2程度の中国語能力を修得

することを目安とする。具体的には、中国語のローマ字(漢語ピンイン)を素早

く正確に発音できること、さらにローマ字に頼らず漢字で表記された中国語文を

声調も含めてよどみなく読めること、略字(簡体字)の読み書きをさらに進める

こと、家族や趣味など自分を取り巻く環境について簡単な表現ができること、馴

染みのある日常的な事について簡単な情報のやり取りができることである。この

授業は中国語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら学習内容を反復できる機会

をより多く提供できるよう心掛ける。本授業はリレー方式で複数の教員が担当す

る。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 34 明木 茂夫、2班 125 田村 祐之、3班 125 田村 祐之/10回)

基礎的な中国語のうち、特に発音・ローマ字・文型の基礎とその運用に関する授

業を行う。

(1班 115 吉田 仁、2班 77 趙 青、3班 77 趙 青/10回)

基礎的な中国語のうち、特に中国語の実践に関する授業を行う。

(1班 77 趙 青、2班 91 大島 絵莉香、3班 91 大島 絵莉香/10回)

基礎的な中国語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

39

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

中国語ⅡA

(概要)基礎から初級程度(CEFR基準のA1)の中国語力の修得を目的に、双方向

的活動やICTを導入した学習等を中心に多様な学習活動を通して、総合的な中国語

コミュニケーション能力の向上を図る。ローマ字(漢語ピンイン)を素早く発音

し、さらにローマ字に頼らず漢字表記の中国語文を音読し、また日常的表現や言

い回しを身につけ、自ら用いることができるよう学修を重ねる。同時に、やり取

りの中で相手に応えることができるよう、聞き取りや読解の訓練も重点的に行

う。この授業は、発話や対話等の時間を増やすために中国語ⅠAとつながりを持た

せており、これによって学習した表現を実際に用いる機会を多く提供する。本授

業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 34 明木 茂夫、2班 125 田村 祐之、3班 34 明木 茂夫/10回)

初歩的な中国語のうち、特に発音・ローマ字・文型の基礎とその運用に関する授

業を行う。

(1班 115 吉田 仁、2班 77 趙 青、3班 115 吉田 仁/10回)

初歩的な中国語のうち、特に中国語コミュニケーションを中心とした授業を行

う。

(1班 77 趙 青、2班 91 大島 絵莉香、3班 77 趙 青/10回)

初歩的な中国語のうち、特に中国語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバス

中国語ⅡB

(概要)中国語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的な中国語コミュニケーションの

涵養を目指す。CEFR基準のA2程度を目標とする。一貫して学習者の協働学習を授

業の中心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な会話において、初

歩的表現を用いつつその場面で伝えたい内容を確実に相手に伝え、相手からの問

いかけに応答ができること、比較的易しい聞き取り教材を確実に聞き取ること、

比較的短い日中・中日翻訳ができること、メモやメッセージなど短い作文ができ

ることを目標とする。本授業と中国語ⅡAは有機的に結びついているので、学習事

項を実践形式で相互に復習することが可能となるよう配慮する。なお、本授業は

リレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 34 明木 茂夫 、2班 125 田村 祐之、3班 34 明木 茂夫/10

回)

基礎的な中国語のうち、特に発音・ローマ字・文型の基礎とその運用に関する授

業を行う。

(1班 115 吉田 仁、2班 77 趙 青、3班 115 吉田 仁/10回)

基礎的な中国語のうち、特に中国語コミュニケーションを中心とした授業を行

う。

(1班 77 趙 青、2班 91 大島 絵莉香、3班 77 趙 青/10回)

基礎的な中国語のうち、特に中国語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバス

40

Page 62: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

中国語ⅢA

(概要)初級から中級(CEFR基準でB1.1程度)の総合的中国語能力の修得に加

え、異文化間コミュニケーションを成立させる上で不可欠とされる異文化理解に

も重点を置いた授業を行う。具体的には、協働学習を中心とした様々な学習活動

を通して、旅行や案内など特定の場面において、予測可能な事柄の範囲で対応で

きるコミュニケーション能力を身につけること、日中・中日の翻訳や通訳練習を

通じて双方の言語の仕組みの違いを理解することを目標とする。その際、文化に

根差した風習や習慣、エチケットやマナーなども理解し実践できるよう心掛け

る。この授業は中国語ⅣAと関連性を持たせて、既習項目の復習などを効率的に行

えるよう配慮する。また、本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 26 張 勤、2班 116 許 麗/10回)

初級中国語のうち、特に中国語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 108 張 静萱、2班 77 趙 青/10回)

初級中国語のうち、特に中国語の実践に関する授業を行う。

(1班 91 大島 絵莉香、2班 91 大島 絵莉香/10回)

初級中国語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

中国語ⅢB

(概要)中国語ⅢAに引き続き、本授業ではCEFR基準B1程度の総合的中国語能力お

よび異文化理解能力の修得を目指す。特に、自身の経験や考えを理論的に整理

し、筋道を立てて相手に伝える言語能力を涵養する。また通訳や翻訳のシミュ

レーションを通じて文脈や含意をくみ取り、さらにそこに文化的背景のあること

を理解できるよう工夫する。本授業はICT等を利用して中国語ⅣBと有機的に結び

つけることとし、習熟度を確認しながら相乗的に学習を進めていく。本授業は複

数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 26 張 勤、2班 116 許 麗/10回)

中級中国語のうち、特に中国語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 108 張 静萱、2班 77 趙 青/10回)

(1班 91 大島 絵莉香、2班 91 大島 絵莉香/10回)

中級中国語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

41

Page 63: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

中国語ⅣA

(概要)本授業は、初級中国語から中級中国語への橋渡しと同時に、より高次の

コミュニケーション能力を身につけることを目的とする。コミュニケーションは

言語能力と異文化理解能力の2つを必要とすることから、4技能修得のための学習

と併せて、中国語圏文化について学習する時間も十分確保する。授業では実践的

な学びを重視し、中国語コミュニケーションの学修を通して学習者が自ら中国文

化への理解を深めることができる授業運営を目指す。具体的には通訳シミュレー

ション、翻訳練習、インターネットやEメールによる情報検索・伝達、中国語文献

の講読などを通じて、日中言語の仕組みや文化の相違への理解を深めることであ

る。本授業は中国語ⅢAと相互補完的な位置づけにあり、学習内容をより深く理解

し修得できるよう関連付ける。本授業は複数の教員が担当し、リレー方式で運営

する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 26 張 勤、2班 116 許 麗/10回)

初級から中級中国語へ移行する段階において必要となる、中国語の仕組みに関す

る実践的な授業を中心に行う。

(1班 108 張 静萱、2班 77 趙 青/10回)

初級から中級中国語へ移行する段階において必要となる、中国語コミュニケー

ションを中心とした授業を行う。

(1班 91 大島 絵莉香、2班 91 大島 絵莉香/10回)

初級から中級中国語へ移行する段階において必要な中国語を、総合的に扱うため

の授業を中心に行う。

オムニバス

中国語ⅣB

(概要)本授業の目的は、中国語ⅣAに引き続き中級中国語への橋渡しを完了する

こと、および複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーション能力を修得す

ることである。コミュニケーションの相手が属する文化圏の慣習等を踏まえ、異

文化に対する理解と尊重に基づいた自然な対話を目指す。具体的には、中国語圏

に滞在した際に遭遇する様々な事態に適切に対処するためのシミュレーション、

異文化の知識のない人物のために通訳や翻訳を行うシミュレーションを通して、

言語の実践的運用力や異文化を理解するための能力を養う。その際、ICTを導入す

るなど学習者主体の学習を積極的に促進する授業運営となるよう心掛ける。本授

業は中国語ⅢBと関連を持たせ、複数の教員がリレー方式で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 26 張 勤、2班 116 許 麗/10回)

中級中国語から上級中国語へ移行する段階において必要となる、中国語の仕組み

に関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 108 張 静萱、2班 77 趙 青/10回)

中級中国語を確実に定着させる段階において必要となる、中国語コミュニケー

ションを中心とした授業を行う。

(1班 91 大島 絵莉香、2班 91 大島 絵莉香/10回)

中級中国語を確実に定着させる段階において必要となる語学力を、総合的に身に

つけることを中心に授業を行う。

オムニバス

42

Page 64: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

中国語ⅤA

(概要)中級中国語を駆使して中国語圏の多様な文化を深く学ぶことを通して、

中国語4技能の確実な定着を図る。具体的には、小説や漫画・映画やアニメーショ

ン・音楽等のメディア作品を広く題材に、学習者の協働学習を中心としたICTを基

盤とするアクティブラーニングを通して、CEFR基準B1レベルを目安とする中国語

力を高い次元で修得することを目指す。上述した題材からは、実践的な中国語表

現のみならず、中国語圏の生活文化や精神文化を学ぶことができ、また特に翻訳

小説や映画字幕・吹替を用いることで翻訳の技術を体得し言語の仕組みを体感す

ることができる。これらを通じて中国語の運用と異文化への理解を更に深めて行

く。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 26 張 勤、2班 116 許 麗/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協働学習を中心とした学習者主

体の学びを通して中級中国語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 108 張 静萱、2班 77 趙 青/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協調学習を通して学習者の主体

的な中国語学習を促進させる授業を行うことで、自律的な中国語学習能力を養

う。

(1班 91 大島 絵莉香、2班 91 大島 絵莉香/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、アクティブラーニングを中心と

した授業を通して翻訳・通訳を含む実践的な中国語能力を育成する。

オムニバス

中国語ⅤB

(概要)中国語ⅤAに引き続き、異文化理解能力の修得も含めた高次の中級中国語

の定着を目的として、中国語圏の文化的作品を多様な角度から扱うこととする。

その際、協働学習等の学習形態を通して主体的積極的な学びを展開する。中国語4

技能のうち特に読解能力については、文献検索や典故・修辞・文語的表現を含め

た上級レベルも視野に入れて、総合的な力をつけることを目指す。具体的なレベ

ルとしてCEFR基準でB1程度の能力を目安とし、読解についてはB2.1程度の中国語

能力とする。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 26 張 勤、2班 116 許 麗/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした学習者

主体の学びを通して中国語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 108 張 静萱、2班 77 趙 青/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習者の主

体的な中国語学習を促進させる授業を行うことで、高次な自律的中国語学習能力

を養う。

(1班 91 大島 絵莉香、2班 91 大島 絵莉香/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニングを中心

とした授業を通して高次な実践的中国語能力を育成する。

オムニバス

43

Page 65: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ロシア語ⅠA

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、ロシア語の4技能(話す・聞く・書

く・読む)を身につけることを目指す。ロシア語でコミュニケーションを成り立

たせるためには、文法の知識が不可欠である。そのためこの授業では、基礎的な

文法知識の習得と定着に十分な時間を割きながら、発話を聞いて正確に理解し、

自らも適切な発話で応えられるよう、訓練を行う。それらを通して、国際社会に

通用するロシア語力をバランスよく身につけ、複言語複文化主義的な観点を踏ま

えたコミュニケーションができるようになることを目指す。なお、この授業とロ

シア語ⅡAの授業に関連性をもたせることで、学習内容を繰り返す機会を増やし、

知識の確実な定着を図る。本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(29 郡 伸哉/20回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

ロシア語ⅠB

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、ロシア語の4技能(話す・聞く・書

く・読む)を身につけることを目指す。適切な発話を行うために必要な知識とし

て、英語や日本語と異なるロシア語の動詞や名詞の変化を習得し、様々な事象を

ロシア語ではどのように言語化するのかを理解する。この学習の過程は、他の講

義等で学ぶ言語学的知識を実際の言語活動の中で観察する過程ともなり、学問的

理解を深めることにもつながる。以上を通して、国際社会に通用するロシア語力

をバランスよく身につけ、合理的なコミュニケーションができることを目指す。

なお、この授業とロシア語ⅡBに関連性をもたせることで学習内容を繰り返す機会

を増やし、それによってロシア語能力の確実な定着を図る。本授業はリレー方式

で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(29 郡 伸哉/20回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

基礎ロシア語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

ロシア語ⅡA

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、ロシア語の4技能(話す・聞く・書

く・読む)を身につけることを目指す。ロシア連邦教育科学省によるロシア語検

定試験(ТРКИ)基準にいう「基礎級」(初心者対象)程度のロシア語力をつけ

ることを目安とする。具体的には、様々な場面で適切な挨拶をすること、自分に

関する事柄を簡単に伝えること、相手の簡単な要求に応えることなどの技能の習

得を目標とする。以上の学習の過程においては、ローマ字と異なる文字体系であ

るロシア語のアルファベットの習得に力を入れ、また、ロシアの文化や現代事情

の知識を習得できるよう十分に注意を払う。なお、この授業とロシア語ⅠAの授業

に関連性をもたせることで、学習内容を繰り返す機会を増やし、知識の確実な定

着を図る。本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/20回)

特にロシア語の実践的運用を中心とした授業を行う。

(29 郡 伸哉/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

オムニバス

44

Page 66: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ロシア語ⅡB

(概要)ロシア語ⅡAに引き続き、ロシア語検定試験(ТРКИ)基準にいう「基礎

級」(初心者対象)程度の総合的なロシア語コミュニケーション能力の涵養を目

指す。具体的には、簡単な日常的会話において、初歩的表現を用いた応答がで

き、場面に応じた表現の工夫ができるような能力を養う。その際、協働学習を授

業の中心に据えた授業運営を行う。なお、本授業とロシア語ⅡAは有機的に結びつ

いているので、学習事項を実践形式で相互に復習することが可能となる。本授業

はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/20回)

特にロシア語の実践的運用を中心とした授業を行う。

(29 郡 伸哉/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う

オムニバス

ロシア語ⅢA

(概要)ロシア連邦教育科学省ロシア語検定試験(ТРКИ)基準にいう「基礎

級」から「初級」程度の総合的ロシア語能力の習得を目指す。加えて、異文化間

コミュニケーションを成立させるうえで不可欠な異文化理解の学習に力を注ぐ。

具体的には、協働学習を中心とした様々な学習活動を通して、旅行中など特定の

場面において、予測可能な事柄であれば対応できるだけのコミュニケーション能

力を身につける。その際、文化に根差した風習や習慣、エチケットやマナーなど

も理解し実践できるよう心掛ける。この授業はロシア語ⅣAと関連性をもたせ、既

習項目の復習などを効率的に行えるよう配慮する。なお、本授業はリレー方式で

複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

(135 山路 明日太/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(150 ダツェンコ  イーホル/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

ロシア語ⅢB

(概要)ロシア語ⅢAに引き続き、本授業ではロシア連邦教育科学省ロシア語検定

試験(ТРКИ)基準「1級」程度の総合的ロシア語能力の習得を目指し、あわせ

て、異文化理解能力の涵養を図る。具体的には、現代社会の諸問題に関する自分

の意見を述べたり、ロシアや日本の著名な場所・人物・出来事などを説明したり

できる能力を養う。その際、それに必要となる高度な文法事項を丁寧に学ぶとと

もに、文化の背景に注意を払う姿勢を身につけることにも留意する。本授業はロ

シア語ⅣBと有機的に結びつけた授業運営を行い、相互に習熟度を確認しながら、

学習効果を相乗的に高めることを目指す。なお、本授業は複数の教員がリレー方

式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(135 山路 明日太/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(150 ダツェンコ  イーホル/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

オムニバス

45

Page 67: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ロシア語ⅣA

(概要)本授業は、ロシア語検定試験(ТРКИ)基準にいう「基礎級」から「初

級」への橋渡しと同時に、より高次のコミュニケーション能力を身につけること

を目的とする。コミュニケーションに必要となる言語能力と異文化理解能力の両

方の習得を念頭に置き、4技能習得のための学習とあわせて、ロシア及び旧ソ連圏

の文化について学習する時間も十分確保する。授業では実践的な学びを重視し、

ロシア語コミュニケーションの実践学習を通して、学習者が自らロシア文化への

理解を深めることができるような授業運営を目指す。なお、本授業はロシア語ⅢA

と相互補完的な位置づけにあり、学習内容をより深く理解し習得できるよう関連

付ける。本授業は複数の教員が担当し、リレー方式で運営する。

(オムニバス方式/全30回)

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特にロシア語の実践的運用を中心とした授業を行う。

(135 山路 明日太/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(150 ダツェンコ  イーホル/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

オムニバス

ロシア語ⅣB

(概要)本授業の目的は、ロシア語ⅣAに引き続きロシア連邦教育科学省ロシア語

検定試験(ТРКИ)基準「1級」レベルへの橋渡しを完了すること、および複言語

複文化主義的理念に基づくコミュニケーション能力を習得することである。コ

ミュニケーションの相手が属する文化圏の慣習等を踏まえ、文化的摩擦のない対

話を目指すような学びを深めていく。具体的には、ロシア語を母語とする相手と

の議論の進め方、また文法的には、動詞の2つのアスペクトの使い分けなど、自然

な会話に必要な能力の習得を目指す。その際、学習者主体の学習を積極的に促進

する授業運営となるよう心掛ける。本授業はロシア語ⅢBと関連をもたせ、複数の

教員がリレー方式で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特にロシア語の実践的運用を中心とした授業を行う。

(135 山路 明日太/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(150 ダツェンコ  イーホル/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

オムニバス

46

Page 68: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ロシア語ⅤA

(概要)ロシア語検定試験(ТРКИ)「初級」程度の知識を駆使して、ロシアお

よび旧ソ連圏の生活や多様な精神文化を深く学び、それを通して4技能の確実な定

着を図る。具体的には、ネットニュースサイト、小説、映画等のメディア作品を

題材に、学習者の協働学習、ICT利用を含めたアクティブラーニングを通して、検

定試験(ТРКИ)「1級」を目安とするロシア語力を高い次元で習得することを目

指す。学習の過程においては、ロシア及び旧ソ連圏に滞在した際の状況を想定さ

せるなど、学習者が関心を持ちやすい工夫をしながら、ロシア語能力の一層の定

着と、ロシア及び旧ソ連圏文化へのさらなる理解を深める。なお、本授業は複数

の教員がオムニバス方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

映画を利用して、4技能の向上とロシアにおける生活スタイルの理解を図る。

(135 山路 明日太/10回)

ネットのニュースサイト等を利用して、ロシアの現代事情の理解を図る。

(150 ダツェンコ  イーホル/10回)

文学作品を利用して、自然なロシア語の感覚を養い、ロシアの思想・文化の理解

を図る。

オムニバス

ロシア語ⅤB

(概要)ロシア語ⅤAに引き続き、ロシア連邦教育科学省ロシア語検定試験(ТР

КИ)「1級」レベルを高い次元で習得することを目標とする。その際、異文化理

解能力の向上の観点から、材料として、ロシア及び旧ソ連の文化を多様な角度か

ら扱う。協働学習等の学習形態を通して主体的積極的な学びを展開し、ロシア語4

技能のうち、特に読解能力と聞き取りに力を入れた学びを目指す。なお、本授業

は複数の教員がオムニバス方式で担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(57 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

映画を利用して、4技能の向上とロシアにおける生活スタイルの理解を図る。

(135 山路 明日太/10回)

ネットのニュースサイト等を利用して、聞き取り能力とロシアの現代事情の理解

を図る。

(150 ダツェンコ  イーホル/10回)

文学作品を利用して、自然なロシア語の感覚を養い、ロシアの思想・文化の理解

を図る。

オムニバス

47

Page 69: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

イタリア語ⅠA

 学習者主体の自律的な学習を通じて、イタリア語の4技能(話す・聞く・書く・

読む)向上を目指す。イタリア語初心者を対象としており、CEFR基準でA1程度の

イタリア語力をつけることを到達目標の目安とする。具体的には、様々な場面で

適切に挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相手の簡単な要求

に応えることができることを目標にする。この過程で、イタリアの文化や現代事

情の知識も習得できるよう十分に注意を払う。この授業とイタリア語ⅡAに関連性

をもたせることで学習内容を繰り返す機会を増やし、それによってイタリア語能

力の確実な定着を図る。

イタリア語ⅠB

 イタリア語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながらイタリア語の4技

能(話す・聞く・書く・読む)向上を目指す。この授業はCEFR基準でA1程度の実

力を持つ学習者を対象としており、最終的にはA2程度のイタリア語能力を習得す

ることを目安に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味など自分を取

り巻く環境について簡単に表現ができるようになったり、馴染みのある日常的な

事について簡単な情報のやり取りにも応じることができるようになったりするこ

とを目指す。この授業はイタリア語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら学習

内容を反復できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。

イタリア語ⅡA

 基礎から初級程度(CEFR基準のA1)のイタリア語力の習得を目的に、インタラ

クティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等を中心に多様

な学習活動を通して、総合的なイタリア語コミュニケーション能力の向上を図

る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いることができるよ

う学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えることができるよう、

聞き取りや読解の訓練も重点的に行う。この授業は、発話や対話等の時間を増や

すためにイタリア語ⅠAとつながりを持たせており、これによって学習した表現を

実際に用いる機会を多く提供する。

イタリア語ⅡB

 イタリア語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的なイタリア語コミュニケーション

の涵養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習を授業の中心

に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常的会話の中で初歩的表

現を用いて応答ができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記入することが

できたりすることができるよう、繰り返し協調学習を通してイタリア語コミュニ

ケーション能力を習得する。本授業とイタリア語ⅡAは有機的に結びついているの

で、学習事項を実践形式で相互に復習することが可能となる。

48

Page 70: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

韓国語ⅠA

 学習者主体の自律的な学習を通じて、韓国語の4技能(話す・聞く・書く・読

む)向上を目指す。韓国語初心者を対象としており、CEFR基準でA1程度の韓国語

力をつけることを到達目標の目安とする。具体的には、様々な場面で適切に挨拶

をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相手の簡単な要求に応えるこ

とができることを目標にする。この過程で、韓国の文化や現代事情の知識も習得

できるよう十分に注意を払う。この授業と韓国語ⅡAに関連性をもたせることで学

習内容を繰り返す機会を増やし、それによって韓国語能力の確実な定着を図る。

韓国語ⅠB

 韓国語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながら韓国語の4技能(話

す・聞く・書く・読む)向上を目指す。この授業はCEFR基準でA1程度の実力を持

つ学習者を対象としており、最終的にはA2程度の韓国語能力を習得することを目

安に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味など自分を取り巻く環境

について簡単に表現ができるようになったり、馴染みのある日常的な事について

簡単な情報のやり取りにも応じることができるようになったりすることを目指

す。授業外の人や事柄との繋がりを重視し、隣国である韓国と積極的な交流を試

みる。この授業は韓国語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら学習内容を反復

できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。

韓国語ⅡA

 基礎から初級程度(CEFR基準のA1)の韓国語力の習得を目的に、インタラク

ティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等を中心に多様な

学習活動を通して、総合的な韓国語コミュニケーション能力の向上を図る。よく

使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いることができるよう学びを

重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えることができるよう、聞き取り

や読解の訓練も重点的に行う。この授業は、発話や対話等の時間を増やすために

韓国語ⅠAとつながりを持たせており、これによって学習した表現を実際に用いる

機会を多く提供する。

韓国語ⅡB

 韓国語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的な韓国語コミュニケーションの涵養を

目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習を授業の中心に据える

ことで、より高次な授業を展開する。簡単な日常的会話の中で初歩的表現を用い

て応答ができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記入することができたり

することができるよう、繰り返し協調学習を通して韓国語コミュニケーション能

力を習得する。同時に、韓国との繋がりを重視する姿勢を引き続き重視してい

く。本授業と韓国語ⅡAは有機的に結びついているので、学習事項を実践形式で相

互に復習することが可能となる。

49

Page 71: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅠA

(概要)この講義は、日本語学習経験がないまたは入門レベルの学生に対し、J

F日本語教育スタンダード6段階でA1レベルの日本語習得を目指すものであ

る。 履修者は、日本語の仕組みを学ぶことによって言語構造的能力を高めるとと

もに、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解し、用いることができ

るようになる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知

り合いか、また持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりする

ことができる。

日本語ⅠA、ⅠB、ⅠCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(58 森山 真吾/20回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

オムニバス

日本語ⅠB

(概要)この講義は、日本語学習経験がないまたは入門レベルの学生に対し、J

F日本語教育スタンダード6段階でA1レベルの日本語習得を目指すものであ

る。日本語の仕組みやその運用を理解し、定着のための練習を行うことにより、

よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを用いることができるようになる。

自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、また

持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。

日本語ⅠA、ⅠB、ⅠCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(58 森山 真吾/20回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

オムニバス

日本語ⅠC

(概要)この講義は、日本語学習経験がないまたは入門レベルの履修者に対し、

JF日本語教育スタンダード6段階でA1レベルの日本語習得を目指すものであ

る。様々な場面におけるコミュニケーション言語活動に参加することにより、よ

く使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解し、用いることができるように

なる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合い

か、また、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすること

ができる。

日本語ⅠA、ⅠB、ⅠCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(58 森山 真吾/20回)

リスニングと会話の練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

リスニングと会話の練習を行う。

オムニバス

50

Page 72: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅡA

(概要)この講義は、日本語を180時間程度学んできた履修者に対し、JF日

本語教育スタンダード6段階のA2レベルの日本語の習得を目指すものである。

コミュニケーションのために必要な語彙を増やし、日本語の仕組みを学ぶことに

より、ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的学

修者に関係がある身近な領域に関し一般的な文や表現が理解できるようになり、

また、簡単で日常的な範囲での情報交換に応じ、説明できるようになる。すでに

別の言語の学習経験を持つ学修者にとって日本語の仕組みについての体系的な知

識はさらに学習効果を高めることが期待される。

日本語ⅡA、ⅡB、ⅡCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(128 田畑 理咲/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

(118 鈴木 加珠子/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

オムニバス

日本語ⅡB

(概要)この講義は、日本語を180時間程度学んできた履修者に対し、JF日

本語教育スタンダード6段階のA2レベルの日本語の習得を目指すものである。

コミュニケーションのために必要な日本語の仕組みを学び、その運用を体系的に

理解し、練習することにより、ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近

所、仕事など、直接的学修者に関係がある身近な領域に関し一般的な文や表現が

理解できるようになり、また、簡単で日常的な範囲での情報交換に応じ、説明で

きるようになる。理解した日本語の構造についての知識をもとに練習を重ねるこ

とにより、学修者の日本語運用能力を高めることが可能となる。

日本語ⅡA、ⅡB、ⅡCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(128 田畑 理咲/10回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

(118 鈴木 加珠子/10回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

オムニバス

日本語ⅡC

(概要)この講義は、日本語を180時間程度学んできた履修者に対し、JF日

本語教育スタンダード6段階のA2レベルの日本語の習得を目指すものである。

日常場面でのコミュニケーションの実践力をつけるために設定された様々な場面

で自ら考え言語を創出する練習をすることにより、ごく基本的な個人的情報や家

族情報、買い物、近所、仕事など、直接的学修者に関係がある身近な領域に関し

一般的な文や表現が理解できるようになり、また、簡単で日常的な範囲での情報

交換に応じ、説明できるようになる。この講義では教室の枠にとらわれない活動

も加えることにより、言語の学びが真の意味でのコミュニケーション力を形成す

ることを企図している。

日本語ⅡA、ⅡB、ⅡCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(128 田畑 理咲/10回)

リスニングと会話の練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

リスニングと会話の練習を行う。

(118 鈴木 加珠子/10回)

リスニングと会話の練習や短い文を読む練習を行う。

オムニバス

51

Page 73: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅢA

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2の課程を学修し

た学生、あるいは日本語を360時間程度学んできた学生に対し、JF日本語教

育スタンダード6段階のA2/B1、あるいは日本語能力試験のN4レベルの日

本語の習得を目指すものである。履修者は、既習の言語事項を復習し、新たに日

本語の仕組みや語彙を学ぶとともに、言語コミュニケーション能力を高めるため

に様々な場面で言語を聞き取り理解する練習を行う。そして、自分の背景や身の

回りの状況、直接的な必要性のある領域の事柄を単純な方法で結びつけられた脈

略のあるテクストをつくることができるようになり、経験、出来事、夢、希望、

野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができるようになる。

日本語ⅢA、ⅢB、ⅢCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(118 太田 真由美/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行い、聴解能力を高める練習を行う。

(128 田畑 理咲/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行い、聴解能力を高める練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行い、聴解能力を高める練習を行う。

オムニバス

日本語ⅢB

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2の課程を学修し

た学生、あるいは日本語を360時間程度学んできた学生に対し、JF日本語教

育スタンダード6段階のA2/B1、あるいは日本語能力試験のN4レベルの日

本語の習得を目指すものである。履修者は、言語コミュニケーション能力を高め

るために様々な場面で言語を聞き取り理解し、また、自ら言語を創出する練習を

行う。そして、自分の背景や身の回りの状況、直接的な必要性のある領域の事柄

を単純な方法で結びつけられた脈略のあるテクストをつくることができるように

なり、経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く

述べることができるようになる。

日本語ⅢA、ⅢB、ⅢCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(118 太田 真由美/10回)

リスニングと会話練習を行う。

(128 田畑 理咲/10回)

リスニングと会話練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

リスニングと会話練習を行う。

オムニバス

日本語ⅢC

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2の課程を学修し

た学生、あるいは日本語を360時間程度学んできた学生に対し、JF日本語教

育スタンダード6段階のA2/B1、あるいは日本語能力試験のN4レベルの日

本語の習得を目指すものである。履修者は、短い文を読み、理解し、応答文を創

出する活動を行ったり、短い文を作成したりする練習を行う。そして自分の背景

や身の回りの状況、直接的な必要性のある領域の事柄を単純な方法で結びつけら

れた脈略のあるテクストをつくることができるようになり、経験、出来事、夢、

希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができるように

なる。

日本語ⅢA、ⅢB、ⅢCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(118 太田 真由美/10回)

読解と作文の練習を行う。

(128 田畑 理咲/10回)

読解と作文の練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

読解と作文の練習を行う。

オムニバス

52

Page 74: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅣA

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2/B1の課程を

学修した学生、日本語能力試験のN4程度の学生に対し、JF日本語教育スタン

ダード6段階のB1、あるいは日本語能力試験のN3レベルの日本語の習得を目

指すものである。

 履修者は、言語構造的能力と運用能力を高めるコミュニケーション言語活動に

参加することにより、仕事、学校、娯楽で普段出合うような身近な話題につい

て、標準的な話し方であれば主要点を理解できるようになる。また、その言葉が

話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処す

ることができるようになる。

 この講義では、取り上げるトピックについて社会的文化的背景を理解し、語彙

や表現を確認する。そして、トピックに関係のあるニュースなどの情報を聞き取

る練習をする。

 日本語ⅣA、ⅣB、ⅣCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(23 酒井 恵美子/10回)

主としてリスニングの練習を行う。

(118 太田 真由美/10回)

主としてリスニングの練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

主としてリスニングの練習を行う。

オムニバス

日本語ⅣB

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2/B1の課程を

学修した学生、日本語能力試験のN4程度の学生に対し、JF日本語教育スタン

ダード6段階のB1、あるいは日本語能力試験のN3レベルの日本語の習得を目

指すものである。

 履修者は、言語構造的能力と運用能力を高めるコミュニケーション言語活動に

参加することにより、仕事、学校、娯楽で普段出合うような身近な話題につい

て、標準的な話し方であれば主要点を理解できるようになる。また、その言葉が

話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処す

ることができるようになる。

 この講義では身近な場面で遭遇する場面を取り上げ、ロールプレイを行い、あ

る程度まとまりのある内容を長く話せるように練習する。また、なめらかに話す

ための発音練習やシャドーイングを行う。

 日本語ⅣA、ⅣB、ⅣCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(23 酒井 恵美子/10回)

主として会話と口頭発表の練習を行う。

(118 太田 真由美/10回)

主として会話と口頭発表の練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

主として会話と口頭発表の練習を行う。

オムニバス

日本語ⅣC

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2/B1の課程を

学修した学生、日本語能力試験のN4程度の学生に対し、JF日本語教育スタン

ダード6段階のB1、あるいは日本語能力試験のN3レベルの日本語の習得を目

指すものである。

 履修者は、言語構造的能力と運用能力を高めるコミュニケーション言語活動に

参加することにより、仕事、学校、娯楽で普段出合うような身近な話題につい

て、標準的な話し方であれば主要点を理解できるようになる。また、その言葉が

話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処す

ることができるようになる。

 この講義では短い雑誌記事やサイトの掲示板など、生活の中で必要とされる情

報を読み、また、メールや口コミなどまとまりのある文章を書く練習をする。

 日本語ⅣA、ⅣB、ⅣCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(23 酒井 恵美子/10回)

主として読解と作文の練習を行う。

(118 太田 真由美/10回)

主として読解と作文の練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

主として読解と作文の練習を行う。

オムニバス

53

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅤA

(概要)この講義では、日本語の仕組みや特徴的なストラテジーを学ぶことによ

り、自分の関心のある事柄や専門分野の技術的な議論も含めて具体的な話題だけ

でなく抽象的な話題で複雑な構造を持つ言語テキストの主要な内容を理解し、周

到な準備をすれば、まとまった内容のものを表出できるようになることを目指

す。特に漢字学習と語彙の理解拡充に注力しながら、課題解決能力を高めるため

の会話やスピーチを中心にロールプレイやタスク学習を展開する。この講義は、

JF日本語教育スタンダード6段階のB1の課程を学修した学生、日本語能力試

験N3程度の学生に対し、日本語能力試験N2レベルの日本語の習得を目指すもの

である。

 日本語ⅤA、ⅤB、ⅤCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(96 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(118 鈴木 加珠子/10回)

主として読解練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

日本語ⅤB

(概要)この講義では、日本語の仕組みや特徴的なストラテジーを学ぶことによ

り、自分の関心のある事柄や専門分野の技術的な議論も含めて具体的な話題だけ

でなく抽象的な話題でも言語テキストの主要な内容を理解し、あらかじめ準備を

すれば、まとまった内容のものを表出できるようになることを目指す。文法事項

の実際の運用を可能にし、課題解決能力を高めるために会話やスピーチを中心に

ロールプレイやタスク学習を展開する。この講義は、JF日本語教育スタンダー

ド6段階のB1の課程を学修した学生、日本語能力試験N3程度の学生に対し、

日本語能力試験N2レベルの日本語の習得を目指すものである。

 日本語ⅤA、ⅤB、ⅤCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(96 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(118 鈴木 加珠子/10回)

主として読解練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

日本語ⅤC

(概要)この講義では、日本語の仕組みや特徴的なストラテジーを学び、既習事

項の定着を図ることにより、自分の関心のある事柄や専門分野の技術的な議論も

含めて具体的な話題だけでなく抽象的な話題でも言語テキストの主要な内容を理

解し、あらかじめ準備をすれば、まとまった内容のものを表出できるようになる

ことを目指す。課題解決能力を高めるために会話やスピーチを中心にロールプレ

イやタスク学習を展開する。

 この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のB1の課程を学修した学

生、日本語能力試験N3程度の学生に対し、日本語能力試験N2レベルの日本語

の習得を目指すものである。

 日本語ⅤA、ⅤB、ⅤCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(96 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(118 鈴木 加珠子/10回)

主として読解練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

54

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅥA

(概要)この講義では、場面や対人に応じたコミュニケーションの方法を学び、

謝罪や抗議などの場面でも違和感のない会話が出来るようになり、プレゼンテー

ションや討論などでは、ある程度の内容のことを話すことが出来るようになるこ

とを目指す。また、日本語の母語話者向けに書かれた話題であっても、ある程度

の長さなら言語テキストの主要な内容を理解し、間違いがあまり目立たないまと

まった内容のものを表出できるようになる。読解では日本の文化的社会的背景に

理解を深めつつ、複雑な構造を持つ言語テキストをより深く読む。この講義は、

日本語能力試験N2レベル程度の学生に対し、日本語能力試験N2+あるいはN1

レベルの日本語の習得を目指すものである。

 日本語ⅥA、ⅥB、ⅥCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(96 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

主として読解練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

日本語ⅥB

(概要)この講義では、場面や対人に応じたコミュニケーションの方法を学び、

謝罪や抗議などの場面でも違和感のない会話が出来るようになり、プレゼンテー

ションや討論などでは、ある程度の内容のことを話すことが出来るようになるこ

とを目指す。また、日本語の母語話者向けに書かれた話題であっても、ある程度

の長さなら言語テキストの主要な内容を理解し、間違いがあまり目立たないまと

まった内容のものを表出でき、より複雑な文法的形式や慣用句や類義語の使い分

けなどの学習と練習を行うことにより、複雑な構造を持つ言語テキストをより深

く理解する。

 この講義は、日本語能力試験N2レベル程度の学生に対し、日本語能力試験N2

+あるいはN1レベルの日本語の習得を目指すものである。

 日本語ⅥA、ⅥB、ⅥCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(96 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

主として読解練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

日本語ⅥC

(概要)この講義では、場面や対人に応じたコミュニケーションの方法を学び、

謝罪や抗議などの場面でも違和感のない会話が出来るようになり、プレゼンテー

ションや討論などでは、ある程度の内容のことを話すことが出来るようになるこ

とを目指す。また、日本語の母語話者向けに書かれた話題であっても、ある程度

の長さなら言語テキストの主要な内容を理解し、やや母語の干渉が感じられる

が、まとまった内容のものを表出でき、複雑な構造を持つ言語テキストをより深

く理解できるようになる。また、日本語能力試験を視野に入れた指導も行う。こ

の講義は、日本語能力試験N2レベル程度の学生に対し、日本語能力試験N2+あ

るいはN1レベルの日本語の習得を目指すものである。

 日本語ⅥA、ⅥB、ⅥCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(96 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(96 豊田 早苗/10回)

主として読解練習を行う。

(142 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

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Page 77: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

大学生のための日本

語ⅠA

 この講義は、大学での講義を聴き理解すること、また、そのテーマに沿って文

献調査やアンケート調査などを行って内容をまとめ、ある程度まとまった発表が

出来るようになることを目的とする。履修者はいくつかの講義を聴き、その内容

をまとめる練習をしたり、また、その内容をもとにしたわかりやすい箇条書きの

レジュメや図表など視覚に訴えるスライドを見ながら、特別にスピーチの原稿な

どを準備することなしに口頭発表を行う。

 この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のB2+あるいはC1レベル

あるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。

大学生のための日本

語ⅡA

 この講義は、大学の講義で使用されるレベルの教科書や関連する資料などの論

理的文章をただ言語処理的に理解するだけでなく、メタコンテンツを把握し、批

判的、あるいは複眼的に理解し、特定の情報を抽出したり、複数の情報を関連づ

けたりすることが出来るようになること、また、その文章から得られる情報をま

とめ、レジュメを作成したり、ブックレポートを行ったりできるようになること

を目的とする。履修者は文献検索を行い該当する文献を選び出したり、論理的な

文章を読んで理解し、ノートをとる練習をする。そして、その内容をもとに口頭

発表を行う練習をする。この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC1

レベルあるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象であ

る。

大学生のための日本

語ⅢA

 この講義の目的は、大学のレポートのような論拠、論点を整然と展開して意見

を述べる文章が書けるようになることである。そのためにこの講義では特に論理

的な文書を書くための言語表現について整理と練習を行い、理解が容易なある程

度の長さのある文章が書けるようにする。また、適切な引用をする方法や論文や

新聞記事などを参照しながら意見を展開したりするためのストラテジーについて

も学ぶ。

 この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC1レベルあるいは日本語

能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。「大学生のための日

本語ⅢA」と「大学生のための日本語ⅣA」は両方を同時に履修することを推奨

する。

大学生のための日本

語ⅣA

 この講義の目的は、大学のレポートのような論拠、論点を整然と展開して意見

を述べる文章が書けるようになることである。レポートとは何かを理解し、意見

と事実を区別し、適切な引用を行い、論文や新聞記事などを参照しながら意見を

展開する練習を行う。さらに実際にテーマを決め文献や資料を読み解き、構成を

考えて2000字程度のレポートを作成する。また、プロジェクトワークの一環とし

て、レポートの発表会の企画と運営を行う。グループごとに役割を定め、ポス

ターや案内状の作成などの事前の準備および司会や記録など当日の運営を履修者

が主導する。この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC1レベルある

いは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。「大学生

のための日本語ⅢA」と「大学生のための日本語ⅣA」は両方を同時に履修する

ことを推奨する。

大学生のための日本

語ⅠB

 この講義の目的は、大学での講義を聞き理解すること、また、そのテーマに

沿って口頭発表を行ったり、質疑応答したり、討論をしたりすることができるよ

うになることである。履修者は文献調査などを行い、レジュメやパワーポイント

を用いて口頭発表を行い、質問に答え、あるいは発表を聞き質問をする。また、

ディベートやパネルディスカッションを行い、自分の意見を述べたり、相手の意

見に対して反対意見や賛成意見を述べる。また、司会や書記の役割も学ぶ。この

講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のB2+以上あるいは日本語能力試

験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考科目区分

大学生のための日本語ⅡB

 この講義は、大学の講義で使用されるレベルの教科書や関連する資料等の論理的文章をただ言語処理的に理解するだけでなく、メタコンテンツを把握し、批判的、あるいは複眼的に内容を理解し、特定の情報を抽出したり、複数の情報を関連づけたりすることが出来るようになること、また、その文章から得られる情報をまとめ、レジュメを作成したり、ブックレポートを行ったりできるようになることを目的とする。講義では実際に「大学生のための日本語ⅢB・ⅣB」で履修者が使用する文献を読む。この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のB2+以上あるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。

大学生のための日本語ⅢB

 この講義の目的は、大学のレポートのような論拠、論点を整然と展開して意見を述べる文章が書けるようになることである。そのためにこの講義では論理的な文章の中でも、レポートのような文章と新聞記事のような文章の違いを学び、文法や語彙の使い方にあまり間違いがない、理解が容易なある程度の長さのある文章が書けるようにする。また、文法事典や類語辞典を用いて文章の推敲を行う。この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC1レベルあるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。「大学生のための日本語ⅢB」と「大学生のための日本語ⅣB」は両方を同時に履修することを推奨する。

大学生のための日本語ⅣB

 この講義の目的は、大学のレポートのような論拠、論点を整然と展開して意見を述べる文章が書けるようになることである。レポートとは何かを理解し、意見と事実を区別し、適切な引用を行い、論文や新聞記事などを参照しながら意見を展開する練習を行う。また、実際にテーマを決め文献や資料を読み解き、論拠とそれに対する意見が論の発展と深化に従い構成されている4000字程度のレポートを作成する。また、プロジェクトワークの一環として、文集の作成を企画する。 この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC1レベルあるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。「大学生のための日本語ⅢB」と「大学生のための日本語ⅣB」は両方を同時に履修することを推奨する。

総合日本語ⅠA

 この授業は日本語能力試験N3/N2レベルの基本的な文法の復習を行い、それらを使って簡潔ではあるが、誤りの少ないわかりやすい文章が書けるようになること、そして、大学での授業に耐えうる文法能力・表現力を養うために、日本語能力検定試験N1レベルの文法事項を習得することを目標とする。この講義は、日本語能力試験のN2以上の日本語能力をもつ学生が対象である。「総合日本語ⅠC」を同時に受講する必要がある。

総合日本語ⅠC

 この講義は、様々な話題について十分ではないが、困らない程度には話せる学生を対象とし、社会的、専門的な話題について様々な観点からの意見が述べられ、相手に配慮しながら、説得、助言、交渉などができるようになることを目指す。話題にふさわしい語彙を増やしながら、よい話し手であると同時によい聞き手となるその役割について考慮しつつ、タスク先行型のロールプレイを中心にペアワーク、グループワークなどを行う。 この講義は、日本語能力試験のN2以上の日本語能力をもつ学生が対象である。「総合日本語ⅠA」を同時に受講する必要がある。

総合日本語ⅠB

 この授業はわかりやすい表現を使って、テーマに沿ったまとまりのある、ある程度論理的な展開を持つ内容ではあるが、日本語として誤りの少ない違和感のない文章が書けるようになることが目標である。文体の違いや文末部の調整など誤りの多い文法事項やコロケーション、パラフレーズなどの練習も適宜取り上げる。 この講義は、日本語能力試験のN2以上の日本語能力をもつ学生が対象である。「総合日本語ⅠD」を同時に受講する必要がある。

総合日本語ⅠD

 この講義は、様々な話題について十分ではないが、困らない程度には話せる学生を対象とし、社会的、専門的な話題について様々な観点からの意見が述べられ、慣用句などこなれた表現を用い、まとまった内容の事柄を多面的に且つ説得力を持って話せるようになることを目指す。タスク先行型のロールプレイを中心にペアワーク、グループワーク、質疑応答などの練習を行う。この講義は、日本語能力試験のN2以上の日本語能力をもつ学生が対象である。「総合日本語ⅠB」を同時に受講する必要がある。

学部固有科目

学部共通

世界の言語プログラム

日本語科目等

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

総合日本語ⅡA

 この講義では、大学での講義を受けるために必要な読解の基礎力を身につける

ことを目的とする。教材は日本の社会に関するものを取り上げ、履修者の社会的

文化的背景を相対的に内省しつつ、日本の社会的背景や文化的背景を踏まえなが

ら、語彙的文法的な意味の違いに留意し正確に読むことを目指す。この講義は、

日本語能力試験のN2以上、できればN1程度の日本語能力をもつ学生が対象で

ある。「総合日本語ⅡC」を同時に履修する必要がある。

総合日本語ⅡC

 この講義では、大学での講義を受けるために必要な読解の基礎力を身につける

ことを目的とする。教材は日本の社会に関するものを取り上げ、履修者の社会的

文化的背景を相対的に内省しつつ、日本の社会的背景や文化的背景を踏まえなが

ら、語彙的文法的な意味の違いに留意し正確に読むことを目指す。特にこの講義

では文法項目・語彙項目の確認と定着を図るための練習を行う。この講義は、日

本語能力試験のN2以上、できればN1程度の日本語能力をもつ学生が対象であ

る。「総合日本語ⅡA」を同時に履修する必要がある。

総合日本語ⅡB

 この講義は大学での講義を受けるために必要な読解の基礎力を身につけること

が目的である。教材には今日の日本の社会に関するものや新聞記事など時事的な

ものを取り上げる。同一のテーマで異なる視点や意見が含まれるものを比較対照

し、あるいは批判的に読み、テーマについて意見をまとめたり、発表したりす

る。この講義は、日本語能力試験のN2以上、できればN1程度の日本語能力を

もつ学生が対象である。「総合日本語ⅡD」を同時に履修する必要がある。

総合日本語ⅡD

 この講義は大学での講義を受けるために必要な読解の基礎力を身につけること

が目的である。教材には今日の日本の社会に関するものや新聞記事など時事的な

ものを取り上げる。語彙や文法に注意しながら、同一のテーマで異なる視点や意

見が含まれるものを比較対照したり、批判的に読む練習を行う。この講義は、日

本語能力試験のN2以上、できればN1程度の日本語能力をもつ学生が対象であ

る。「総合日本語ⅡB」を同時に履修する必要がある。

日本事情ⅠA

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての常

識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に理解

すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換することに

より、多文化理解を進めることを目的としている。この講義では歴史学や地理学

といった人文科学の科目群から1科目が選ばれ、専門教員によって開講される。

講義は日本語で行われ、日本語能力試験N2以上、できればN1程度の日本語能

力を持つ学生を対象とする。

日本事情ⅠB

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての常

識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に理解

すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換することに

より、多文化理解を進めることを目的としている。この講義では文学や倫理学と

いった人文科学の科目群から1科目が選ばれ、専門教員によって開講される。講

義は日本語で行われ、日本語能力試験N2以上、できればN1程度の日本語能力

を持つ学生を対象とする。

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Page 80: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本事情ⅡA

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての常

識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に理解

すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換することに

より、多文化理解を進めることを目的としている。この講義では経済学や法学と

いった社会科学の科目群から1科目が選ばれ、専門教員によって開講される。講

義は日本語で行われ、日本語能力試験N2以上、できればN1程度の日本語能力

を持つ学生を対象とする。

日本事情ⅡB

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての常

識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に理解

すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換することに

より、多文化理解を進めることを目的としている。この講義では政治学や社会学

といった社会科学の科目群から1科目が選ばれ、専門教員によって開講される。

講義は日本語で行われ、日本語能力試験N2以上、できればN1程度の日本語能

力を持つ学生を対象とする。

日本事情ⅢA

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての常

識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に理解

すること、さらに進んで自国と比較したり、自国以外の学生と意見を交換するこ

とにより、多文化理解を進めることを目的としている。講義はアクティブラーニ

ングを取り入れ、人文科学系、あるいは社会科学系の専門教員が担当する。基本

的に日本語能力試験2以上の日本語能力を持つ学生を対象とする。媒介言語は日

本語あるいは英語である。

日本事情ⅢB

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての常

識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に理解

すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換することに

より、多文化理解を進めることを目的としている。講義はアクティブラーニング

を取り入れ、人文科学系、あるいは社会科学系の専門教員が担当する。日本語能

力試験N2以上、できればN1程度の日本語能力を持つ学生を対象とする。媒介

言語は日本語である。

ビジネス日本語Ⅰ

 この講義では、ビジネス場面におけるコミュニケーション言語能力の養成を目

的とする。日本企業や社会について理解を深め、仕事で遭遇する多様な状況下で

適切な語彙や待遇表現を含めて対応できる能力やビジネスマナーを実践的に身に

つける。具体的には、企業分析、報告書や企画書の作成方法、アポイントメント

の取り方、挨拶などについて学び、関連する課題に取り組む。日本企業や海外日

系企業等への就職を目指すJF日本語教育スタンダード6段階のB2レベルある

いは日本語能力試験のN2程度以上の日本語能力をもつ学生を対象とする。

ビジネス日本語Ⅱ

 この講義では、ビジネス場面におけるコミュニケーション言語能力の養成を目

的とする。日本企業や社会、就職活動について理解を深め、仕事で遭遇する多様

な状況下で適切な語彙や待遇表現を含めて対応できる能力やビジネスマナーを実

践的に身につける。具体的には、日系企業事情、履歴書の書き方、志望理由書の

書き方、面接の受け方、名刺交換、時事問題の読解と討議、プレゼンテーション

などについて学び、関連する課題に取り組む。日本企業や海外日系企業等への就

職を目指すJF日本語教育スタンダード6段階のB2レベルあるいは日本語能力

試験のN2程度以上の日本語能力をもつ学生を対象とする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

哲学・人間学入門Ⅰ

(論理と哲学)

 哲学・人間学を専門的に学ぶ上での要件である論理的な思考ツールを獲得する

ことを目標とする。これらには、論証・前提・結論、演繹と帰納法、妥当性と健

全性、確実性と蓋然性といった基本ツールにくわえて、アブダクション、仮説演

繹法、アナロジー、思考実験といった応用的ツールが含まれる。そのほか、論証

を評価するためのツールや概念的な区別をたてるためのツールなどについて学ん

でいく。日常のなかにある哲学・人間学のトピックをテーマにしながら、そこで

論じられていることの整合性や矛盾について厳密に説明するための理論的な方法

を修得する。

グローバル・ヒスト

リー概論Ⅰ(歴史

学)

 グローバル・ヒストリーとは、伝統的な各国別の歴史や地域の歴史にとどまら

ず、グローバル化に伴い生起した国際社会の諸課題への対応を視野に入れた新し

い歴史学である。その成り立ちには、従来の歴史学の基本的な考え方や概念とと

もに、他の人文科学や社会科学の諸理論及び学際的な研究も影響を強く及ぼして

いる。これまでの歴史学の歩みをおさえた上で、そうした隣接諸分野の知見も多

面的に学修しつつ、グローバル・ヒストリーを意識した授業を行う。

国際関係論

 国際関係論は理論・歴史・地域研究といった分野で構成され、政治学、歴史

学、社会学、経済学など広範な領域にまたがる学際的な学問である。本授業は、1

年次の春学期に最初に履修する基礎科目として、国際関係論の基礎的な内容を学

修し、現在の国際社会が直面する諸課題についての基本的な知識を修得させるこ

とを到達目標とする。具体的には、グローバリゼーションの進展によって多様

化・複雑化する現代に存在する問題をテーマに取り上げ、新聞記事やニュース映

像などを活用しながら、国際関係を理解するための概念や視座を涵養する。

国際開発学入門

 開発とはどのようなものか、また開発はどのような活動によってもたらされる

のか、国際政治学専攻の1年生として理解すべき開発学の基礎を学ぶ。国際開発の

系譜を辿り、経済開発から社会開発、さらに人間開発へと変化した歴史的過程を

知ると同時に、開発の理論的枠組みを理解する。また、貧困、平和構築、環境、

ジェンダーといった国際開発における主要課題を広く学ぶことで、2年次以降の自

らの学習における方向性を定めるための足掛かりとする。

国際経済学入門Ⅰ

(ミクロ経済学)

 効用、無差別曲線、予算制約、費用曲線、限界生産物などの基本概念を通し

て、経済学を専門的に学ぶ上で基礎となる、社会を構成する経済主体の家計およ

び企業の行動原則についての理論を修得させる。さらに主体間の市場取引につい

て、余剰、パレート最適などの基礎概念を理解させるとともに、クールノー競

争、ベルトラン競争、独占的競争など不完全競争に関しての基本知識を分析ツー

ルとして活用できる応用力を身に付けさせる。

国際経営学入門Ⅰ

(組織・戦略)

 経営学を専門的に学ぶ上で対象となる企業について、入門レベル組織論と戦略

論を理解させることを目的とする。企業は各成長段階で抱える課題に取り組まな

ければならない。基礎理論から得た知見はその課題の解決能力を身につける糧と

なる。本授業では企業内部の課題に取り組む組織論と企業外部の課題に取り組む

戦略論について国内外の理論を学習し、その基礎を身に付けさせる。経営学の理

論的考察は専修科目とゼミで取り上げる事例分析において必須であり、経営学を

専門的に学ぶ際の理解度を高めることに貢献する。

60

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Ancient

Civilizations

(英文) This course introduces the artistic, literary, and technological

achievements of classical civilizations with an eye toward their

relevance in the world today. From Mesopotamia and India to Egypt and

China, students learn how the first human settlements developed in

relation to their surroundings; how their major achievements and

discoveries allowed them to thrive; and the important factors that led to

their demise. Moreover, the course aims to connect these developments

with current conditions. While its emphasis is on the philosophical and

spiritual foundations of the earliest societies and cultures, this course

examines the everyday lives of ancient peoples by studying the artifacts

and texts that they produced.

(和訳) 古代文明の芸術、文学、技術などの功績を、現在の世界における妥当性

を念頭に置きながら紹介し、メソポタミアからインド、エジプト、中国を例に、

いかに初期の人類が環境との関係で定住し発展したのか、いかに彼らの重要な功

績や発見などが繁栄を可能にしたのか、そしてどのような重要な要因によって衰

退へと向かったのかを学修する。本授業は、これらの発展を現代の状況と結びつ

けることを目的とし、初期の社会及び文化の哲学的・精神的な根幹に重点を置き

ながら、古代の人々が生み出した遺物や文章などを検討することで、彼らの日常

生活について理解することを到達目標とする。

Critical Thought

and Expression

(英文) This course provides the analytical and logical foundations for

researching and writing about global issues. Its primary focus is on how

systems thinking enables views to emerge that contrast with conventional

approaches to complex problems. Students will develop the skills to

analyze major issues, and to think more deeply. The course will develop

the students’ ability to question and challenge various ideas, and to

understand that all texts are written from the perspective of the author.

Hence they will realize that when trying to approach the ‘truth’, we

must carefully consider various viewpoints and arrive at our own

conclusions. This entails not only identifying relevant issues, but also

researching and writing about them in a comprehensible manner.

(和訳) 本講義はグローバルイシューに関する研究や著述に役立つ分析的かつ論

理的な思考の基礎固めを目的としている。主としてシステム思考を取り上げ、複

雑な問題に対する従来型アプローチとの違いをいかに明らかにできるかについて

考察する。重要な問題を分析し深く掘り下げるスキル、あるいは種々の考えを疑

い検証し、書かれた文章を筆者の立場から正しく理解する能力の獲得を目指す。

真実の解明を試みる上で必要となる様々な視点を慎重に考慮する力、自分なりの

結論を導く力を養う。また必然的に関連する問題を特定化できる力だけでなく、

包括的な手段を用いた研究力や著述力も養う。

Intellectual

Traditions

(英文) This course takes the world’s major intellectual traditions and

its prominent thinkers as the focal point for understanding the guiding

beliefs, values, and ideas that have come to shape global economic,

political, social, and cultural systems. It will draw on both Eastern and

Western traditions: looking back to major contributions from Asia and

other regions, as well as the Greek philosophers. Students will also

consider intellectual traditions from the Enlightenment period in Europe,

as well as major thinkers from the modern era, and connect these with

current conditions. The course will help students develop their

analytical abilities and give them a strong sense of major historical

movements.

(和訳) 世界の主要な知的伝統と傑出した思想家に焦点を当て、グローバルな政

治、経済、社会および文化の体系を形作るもととなった指針的信条や価値、考え

などの理解を目指す。具体的には東洋と西洋、両方の知的伝統を取り上げ、アジ

ア諸地域の思想や古代ギリシア哲学を振り返る。つづいてヨーロッパ啓蒙時代お

よび現代の著名な思想家たちについて学習し、今日の情勢と結び付けて考察して

いく。この授業を通じて、自ら考え、すぐれた分析能力と歴史の流れに対する鋭

い感覚を身につけることが到達目標である。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Introduction to

Philosophy and

Humanities

(英文) Philosophical anthropology has grasped human nature in its own

way, which is contrasted, sometimes even at variance, with a scientific

understanding of humans as a biological species. In this lecture, we will

highlight some of the distinctive features of philosophical thinking by

discussing following topics: what is a human being, what is the world,

and what is recognition. Furthermore, we will deal with some problems

from the theory of knowledge, i. e., a study of our faculty of knowing

and what is known.

(和訳) 人間を生物学的なヒトとして捉える経験科学が様々に発展を遂げてい

る。それに対し、哲学的人間学は、人間の本質や世界におけるその位置づけを、

哲学的観点から理解し規定してきた。本講義では、哲学的人間学の基本トピック

である「人間とは何か」「世界とは何か」「認識とは何か」といったテーマを学

習し理解することを目標とする。また、知識についての理論、つまりわれわれの

認識の能力や認識されるものをめぐるいくつかの問題を扱うことで、人間につい

ての哲学的な理解を深めていくこととする。

哲学・人間学入門Ⅱ

(人間学)

 哲学・人間学の主要問題を理解する上でもっとも不可欠な基本概念を修得す

る。まず人間の認知能力にかかわる言語や文化についての哲学的考察を導入す

る。また人間存在を特徴づける時間性などの概念を理解するとともに、人間と他

の動物との相違と共通性をめぐる議論を検討する。さらに自己と他者、人間と環

境の関係性をめぐる倫理的思索に触れながら、社会的歴史的存在としての人間に

かかわる様々な理念やカテゴリーについても批判的に考察する。こうした包括的

なアプローチを通して、人間学の主要概念について基礎的な理解が得られるよう

になる。

Introduction to

Global History

(英文) This course will introduce students to the basic concepts

underlying the historiographical trend kown as “global history” (or

“world history”), that is the ambition of going beyond a vision of

history focussed on nation-states, seen as growing and acting isolatedly.

It will present the main directions in which this general project has

developed (transnational history, connected history, crossed history),

illustrating each of them with concrete examples taken from various

periods and areas. It will emphasize how each of them contributes to a

better understanding of the relation between universality and

particularity in human civilization.

(和訳) 「グローバル・ヒストリー」(または「ワールド・ヒストリー」)と知ら

れている歴史学の風潮を裏付けている基礎的な概念を紹介することがこの科目の

目標である。グローバル・ヒストリーとは、孤立して成長・行動するかのように描

かれた国民国家を中心に据える歴史観を超えようとする意向をいう。この一般的

な計画が発展してきている主な方向(トランスナショナル・ヒストリー、コネク

ティッド・ヒストリー(「接続された歴史」)、クロスド・ヒストリー)を紹介

するため、様々な時代と地域についての具体的な事例を用いる。それぞれがいか

なる意味で、人類文化における普遍性と特殊性の関係をより明確にするかを特に

強調する。

グローバル・ヒスト

リー概論Ⅱ(グロー

バル・ヒストリー)

 1年次春学期に「グローバル・ヒストリー概論Ⅰ(歴史学)」で学んだ歴史学の

考え方や概念をふまえた上で、グローバル・ヒストリーとして学ぶべき基本的な

考え方や概念、様々な理論や手法、新しい視点についての知識を修得する。国民

国家に限定された一国史や単なる地域史の羅列から脱して、グローバルに展開・

融合し、つながりあうトータルな世界史像を把握する姿勢を養う。国際学部の多

彩な学部構成のメリットを活かして、他分野・学際領域の知見や研究成果にも十

分目を配り、それらを積極的に取り上げることで、履修者それぞれの問題意識に

立った新たなグローバル・ヒストリー構築への最初の契機となる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Introduction to

International

Politics

 国際政治学の基礎的概念や分析方法などを英語で体系的に理解させることを到

達目標とする。具体的には、「国際関係論」や「国際関係史」の内容を踏まえ、

国際関係論の基礎的な内容や現在の国際社会が直面する諸課題についての基本的

な知識について、英語で理解し、文章としてまとめることのできる能力を涵養す

る。そのために、英文新聞記事や映像などを活用して講義をするだけではなく、

学生にも英語を話す/書くなどの作業をさせる時間を設け教員と双方向のコミュニ

ケーションを図ることで、英語の運用能力を高めながら、国際政治学に対する理

解を深めさせる。

(オムニバス方式/全15回)

(17 新海英史/8回)国際政治学の理論的側面や現状分析に関する授業を行う。

(18 鶴田綾/7回)国際政治学の歴史的側面に係る授業を行う。

オムニバス

国際関係史

 国際関係論は理論・歴史・地域研究といった分野で構成され、政治学、歴史

学、社会学、経済学など広範な領域にまたがる学際的な学問である。本授業は、

「国際関係論」で学んだことを踏まえ、現在の国際社会が成立した経緯につい

て、とくに近代以降のヨーロッパにおける国家間関係を学修することで、国際社

会に対する歴史的視野を身につけることを学習到達目標とする。そのために、近

代国際関係史に関する基礎的な知識を習得するとともに、戦争や会議などの重要

な出来事が起きた背景や歴史的な意義などについても理解を深めながら、グロー

バリゼーションが進展する現在とのつながりを意識させる。地図や写真、条約の

条文、映像などを活用しながら、講義を進める。

International

Development Studies

 主要な理論的問題を検討し、国際開発学の基本的な知識を学びながら世界の開

発課題について英語でコミュニケーションを円満に行えるように、高い運用能力

を修得する。過去の植民地支配や国際開発の歴史を踏まえ、グローバリゼーショ

ンのなかで経済成長と貧困削減、グローバル・ガバナンス、人間の安全保障、環

境問題、社会文化変容などの傾向をグローバルな視野で捉え、開発分野における

問題解決アプローチを修得する。講義に加え、グループで事例分析を行い、国際

機関の文章とデータを収集し応用する能力とチームの中で主体的に行動できる能

力を育成する。

国際協力論

 世界の貧困問題やグローバル課題の解決のために、国際協力は非常に重要な役

割を担っている。第2次世界大戦以降の国際協力の歴史、なぜ国際協力をするのか

という理念、どのように国際協力がなされているかという手法などを学ぶことは

非常に有益であり、国際社会における諸問題を理解し、国際協力全般及び国際開

発に関する基本的知識を学ぶことにもつながる。国家による政府開発援助、国際

機関による政策協調や支援、市民社会や企業による協力について理解を深めるこ

とで、国際社会で活用できる能力を構築し、理論的な考察と学際的な研究の視点

を深める。

Introduction to

International

Economics

 経済学や経済数学の専門用語を英語でどう表すかの解説を出発点に、「国際経

済学入門Ⅰ(ミクロ経済学)」「国際経済学入門Ⅱ(マクロ経済学)」において

日本語で学んだミクロ経済学やマクロ経済学を英語で再び学ぶことにより、経済

学理論の理解を深める。これらの理論をもとに、日本経済や世界経済が直面する

状況について英語で解説する授業を行うことで、修得した経済学の知識や能力を

活かして、英語で書かれた入門レベルのテキストを自分の力だけで読破し、経済

社会の問題の分析を英語で表現できるようにする。

国際経済学入門Ⅱ

(マクロ経済学)

 付加価値、GDPなどの概念を学ばせ、一国経済を全体として把握して国や地域レ

ベルでの経済社会を分析するマクロ経済学の基礎的概念を修得させる。そのうえ

で消費性向、乗数、信用創造などの知識を活用して、財市場と貨幣市場の均衡に

ついて学習し、IS=LM分析により均衡のGDPと利子率が決定する理論的背景を理解

させる。さらにAD=AS分析に進んで物価水準の決定理論を学ばせ、インフレーショ

ン、失業、景気変動などの政策課題についてのマクロ経済学的な分析能力を身に

付けさせる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

国際経営学入門Ⅱ

(会計・ファイナン

ス)

 国際化、多角化が進む企業経営の状況を的確に把握するためには、「カネ」の

面から企業を分析する会計やファイナンスの視点が欠かせない。本講義では、企

業会計の基本的な仕組み、財務諸表の読み方といった会計の基礎およびコーポ

レート・ファイナンスの基本的な考え方の一部を修得させる。併せて、インター

ネット等を用いて有価証券報告書等から実際の企業の財務データを入手し、その

会計情報を加工・分析するための基礎的能力も身に付けさせる。

Introduction to

International

Business

 企業のグローバルなビジネス展開の歴史と現状を理解し、今後のグローバルビ

ジネスの方向性について好奇心を持って探求することは、現代ビジネスリーダー

の行動様式として不可欠な要素である。本講義は、グローバルビジネスの歴史・

現状・今後の方向性について、英語にて学習する科目である。英語でビジネスを

学ぶことによって、グローバルなビジネス情報を日本発の視点だけでなくより広

い視野で収集し、総合的に分析することの重要性理解につなげる。さらには、学

習者自身が、能動的に好奇心を持ってグローバルビジネスの現状と課題を探求

し、自分自身の理解を英語で表現するための基盤的能力を身に付けさせる。

現代哲学概論

 現代哲学の基礎を理解し、人間や自然、国際社会について洞察し分析するため

の概念的な道具を身につけることを目標とする。本講義で扱う現代哲学の話題

は、人間経験とその固有性を際立たせている言語や行為の問題である。哲学的知

覚論と言語論、行為論を精査することで、人間が自然を認識し社会のなかで行為

することの意味を精緻に読み解く力を修得する。基本的には、現代哲学を代表す

る二つの分野である現象学と分析哲学に依拠するが、必要に応じて現代の認知諸

科学や社会哲学を参照する。

現代人間学概論

 現代哲学の概念やトピックを基礎に、「人間とは何か」という問題にアプロー

チすると同時に、文化をこえて他者と交流する想像力を身につけることを目標と

する。具体的には、ソクラテスが発見しデカルトが明確化した、自己としての人

間、意識的存在としての人間という概念から始め、現代人間学の基礎を築いた

シェーラーの人間論、ハイデガーやメルロ=ポンティの世界内存在、サルトルの

実存といった概念群に依拠しながら現代人間学の観点から人間理解を深める。こ

れらに加えて、適宜、進化生物学や心理学、ポストヒューマン論など、経験科学

的な人間学を参照することで、「人間とは何か」について総合的に考察する力を

涵養する。

比較思想概論

 比較思想の基本的なアプローチを学修することを目標とする。授業では、東西

を代表する伝統的な思想や文化、宗教の基本的考え方、その歴史的変遷や諸流派

を概観しながら、その中での日本の思想の位置を考察する。とりわけ近代日本に

おける西洋哲学の受容と発展、同時代的な対話などに焦点を当てる。また比較思

想の際に用いられる、東洋と西洋、伝統と近代、普遍と特殊などのカテゴリー

や、文化的差異の認知にかかわる人種や民族の概念について批判的に考察する。

そのことを通じて学生は間文化的な翻訳や対話に開かれた態度を涵養する。

Basics of Modern

Philosophy and

Comparative Thought

(英文) In this course, students will learn basic concepts of modern

philosophy from a perspective of comparative thought. The students will

engage in cultural comparison and dialogue between East and West by

investigating how modern Japanese philosophy since Meiji has received,

interpreted, and challenged major currents of western philosophy. We will

also critically and historically examine comparative frames of reference,

including East and West, universalism and particularism, as well as

cultural and racial differences. The possibilities for intercultural

translation and universality will also be addressed.

(和訳) この授業では、近現代哲学の基本的概念を比較思想的な視点から学修す

る。東西の文化的比較や対話を主題とし、明治期以降の日本の近代哲学が西洋近

代哲学の主要な潮流をどのように受容・応答したのかを考察する。また比較の際

に問題になる、文化的・人種的差異の問題や、西洋と東洋、普遍性と特殊性など

の対概念を、批判的に歴史的コンテクストにおいて理解する。そのことによって

間文化的翻訳や普遍性の可能性についても議論する。講義は英語で行われる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

西洋世界の形成と展

 現代の国際社会の基本的ルールは、西洋世界の形成と展開とともに世界中に広

がってきた。特にその過程は、西洋世界が周辺地域に進出・拡大しながら世界の

中心となっていく近現代以降に急速に加速化していった。グローバル化の進展に

よって深刻化する国際社会の諸課題の淵源の多くも、そこにある。西洋世界の人

間や社会のあり方を歴史学的な観点から学びつつ、それがグローバルな枠組みと

なった経緯について基本的知識を修得する。

グローバル・ヒスト

リーの中の日本

 グローバル・ヒストリーにおける日本の位置を考える。先ず、国民国家の形成と

いう過程と、国際社会への統合進展との相互関連を中心に、近現代日本の歴史に

ついての基礎知識を修得する。狭義における国際関係(外交・戦争)にとどまら

ず、他の国との交流が生じる相互作用の多面性を検討する。次に、一国としての

日本に焦点を当てながら、他の国との比較を通してその近代化の共通点と特徴を

問う。なお、講義の部分で取り上げられた問題やテーマの理解を主体的に深める

ため、具体的な資料の解読に十分な時間を割く。そこで情報を獲得する能力も養

う。

多元的アジア世界の

形成

 19世紀にヨーロッパ世界が本格的に浸透してくるまで、アジアは独自の歴史を

持つ世界であった。インド文明や中華世界の発展、大陸部と島嶼部がせめぎあう

東南アジアの変遷は、アジア史の本源的な多様性を示している。一方、ヨーロッ

パ近代と向き合う過程で、アジアの同一性や連帯が説かれ、あるいはそれぞれの

ナショナリズムの高揚をみたが、さらなるグローバル化が進展するなかで多元的

価値を残した協調を模索するアジアの思想や歴史は、特にアジアの時代と呼ばれ

る現代において重要な意味を持っている。多元的アジア世界の人間や社会のあり

方を歴史学的な観点から学びつつ、その形成と発展について基本的知識を修得す

る。

Basics of Global

History

(英文) This course will explain how traditional historiography has

progressively recognized the necessity of an approach not limited to the

national point of view. This evolution has been influenced by the recent

globalization of politics and economics, but its roots can be traced in

historiography itself, which already tended to combine different points

of view on the same events. Though the global approach has been developed

widely in fields like history of trade or history of colonialism, the aim

of the course will be to show that it can as well be applied to fields

like arts, social issues or politics. The examples will be chosen not

only such as to illustrate the richness of the global approach but also

the fecundity of interdisciplinary research. Finally, the course will

provide students with opportunities to develop their critical sense by

discussing the import and limits of the global approach.

(和訳) この科目では、いかに歴史学が、一国の観点に限らないアプローチの必

要性を段々と意識してきたかを説明する。近年の政治や経済のグローバル化にも

影響を受けたこの進化は、一定の出来事を研究するに当たって複数の観点を合わ

せようとする、以前から現れていた歴史学の内在的傾向に因ったものである。グ

ローバルなアプローチがもっとも広く展開した分野は貿易・交流の歴史や殖民地

主義の歴史であるが、同様に芸術、社会問題や政治に応用されうることを認識さ

せるのもこの科目の目的である。グローバルなアプローチの多様性だけでなく、

学際的な研究の豊かさも示すような事例を選択し、取り上げる。最後に、グロー

バルなアプローチの射程と限界を議論することで、批判的考察力を伸ばす機会を

学生に与える。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本政治外交史

 近代以降の日本における政治の歴史を再検討するのがこの授業である。現在の

様々な問題も、必ず歴史的な経緯があって生じている。グローバリゼーションの

時代は、自らの国のことを自分の言葉で説明できることが、グローバル人材とし

ての重要な要素である。この授業は日本の政治に関する理解を深めるために、明

治国家誕生によって近代国家の仲間入りをした日本が、どのような政策をおこ

なって今日まで至ったのか、内政と外交の両面から検討する。その際、実施され

た政策の結果や意義、社会への影響などについて、とくに政治学の視点から見て

いく。 近代以降の日本政治の流れにおいて、重要な事項や出来事について理解し

説明できるようになること、さらに日本政治について、歴史的視点で考え、重要

な出来事の原因や結果を自分の言葉で説明できる能力を養成することを学修目標

とする。

国際政治史

 「国際関係史」で学んだことを踏まえ、近代以降の国際政治の歴史をより体系

的に学習する。その際には、ヨーロッパだけではなく、アジア、アフリカなどの

地域にも目を配り、ヨーロッパ内及びヨーロッパと他の地域の関係を意識しなが

ら、授業を展開する。具体的には、国民国家形成、帝国主義支配、脱植民地化、

冷戦などのテーマを扱いながら、現代国際社会がいかに形成されてきたのか、ま

たその複雑性や直面する諸課題についても幅広い知識を修得させる。地図や写

真、条約の条文、映像などを活用しながら、講義を進める。

国際政治学

本授業では、国際政治に関する重要な理論を中心に学修することで、現在の国際

社会が直面する諸課題を論理的に分析するための能力を修得させる。具体的に

は、リアリズム、リベラリズム、コンストラクティビズムなどの重要理論・概念

を、国際政治を理解する際に重要な理論の長所と限界を理解させる。理論の説明

は得てして抽象的になりがちなため、様々な事例を用いながら教えることで理解

を深める。

International

Politics

 国際政治学に関する重要な概念や理論についての体系的知識を英語で修得させ

る。「国際関係論」、「国際政治学」、「Introduction to International

Politics」などの内容を踏まえながら、国際政治に関する様々な問題を英語で理

解し、アウトプットできる能力を涵養する。具体的には、グローバリゼーション

がもたらす問題を取り上げ、理論や歴史の観点からそれを理解させる。その際に

は、講義だけではなく、映像の視聴やディベートやディスカッション、レポート

の作成など、学生も授業に主体的に参加するような授業運営を行うことで、英語

の運用能力を高めながら、国際政治に対する理解をさらに深めさせる。

(オムニバス方式/全30回)

(17 新海英史/15回)国際政治学の理論的側面や現状分析に関する授業を行う。

(18 鶴田綾/15回)国際政治学の歴史的側面に係る授業を行う。

オムニバス

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

社会開発論

 社会開発は二つの側面を持つ:社会公正を達成するための政策の研究と変容す

る社会の研究。本科目では、グローバリゼーションの進展によって多様化・複雑

化する国際及び地域社会の諸問題に、対応するための基礎理論と政策を学び、社

会開発の両側面の専門的知見や技能を修得する。文化、エスニシティ、ジェン

ダー、参加と排除、権力とエンパワーメント、表象など、文化・社会を理解する

ための概念を議論し、近代・ポスト近代における変容の傾向を学修する。また、

教育、保健、貧困削減などの社会開発政策やアプローチについて能動的に学ぶ。

グローバル・ガバナン

ス論

 国際社会における課題や問題はどのような場で議論され、解決されるのであろ

うか。国際開発の分野で活躍する国際機関、政府、NGO、企業などの多様なアク

ターによって、国際開発分野でどのような協調や協力が促進されているかを学ぶ

ことで、世界の課題や問題の原因を発見し、それらを解決するための方策をグ

ローバルな視野で考える能力を修得する。また、グローバル化が進む現代におい

て、国際開発に関する諸問題を解決するために、多様なアクターがパートナー

シップを築く視点を学ぶことで、国際社会の多様性を認識してコミュニケーショ

ン能力を深めることができる。

持続可能な開発論

 本科目では、持続可能な開発の定義と意義を学び、このような概念が生み出さ

れた背景と歴史的な変遷を理解する。特に、開発途上国と先進国の立場の違いを

理解し、開発を遂行する上で何が課題とされるのかを検討する。また、ミレニア

ム開発目標、持続可能な開発目標等、国際社会が目指す開発の姿を捉える。環

境、貧困等各分野の現状に関するデータを使って目標の到達段階を考察するとと

もに、持続可能な開発を達成する難しさを理解する。本科目において持続可能な

開発について包括的な知識を獲得し、3年次以降の演習あるいは卒業研究で取り組

むテーマの検討につなげる。

International

Development Studies

 国際開発・協力分野と社会変容の研究における重要な概念や課題を英語で論理

的に議論できるように理論と事例の検討を通じて学修する。ミレニアム開発目

標、持続可能な開発目標など、近年の開発分野の流れと主要なアクターの役割な

ど、国際開発学の包括的な知識を修得する。さらに、開発、グローバリゼーショ

ン、援助、市場、コミュニティ、市民社会など国際開発分野の概念や用語の歴史

的背景を知り、論理的に分析することでクリティカルに考えるスキルを獲得す

る。また、様々な事例について英語で議論し、チームの中で主体的に行動できる

能力を育成する。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

計量経済学

 基本的な計量経済学の考え方、分析方法とその理論的背景について説明するこ

とによって、経済問題に対する数量的分析能力を身に付けさせる。経済社会にお

いて発生している事象について、それに対応する統計データを用いて統計的に計

測し、マクロ経済学やミクロ経済学の理論と現実の経済メカニズムの対応関係を

検証する数量的分析能力を培う。これらの分析方法を学ぶことによって、経済問

題に対する政策効果の評価、将来の動向について予測する能力も身につく。

金融論

 国際収支表の構造、為替相場の決定、国際通貨制度などの基本的な知識の学習

を通じて、国家間・地域間の貨幣・資産の動きを分析する理論を修得させる。ま

た「国際経済学入門Ⅱ(マクロ経済学)」で学んだIS=LM分析を国際版に拡張した

マンデル=フレミング・モデルを学び、資本移動や通貨制度の在り方で財政・金融

政策の有効性が異なることを理解させる。さらに直近の国際的な金融に関するト

ピックスを取り上げ、そこに横たわる政策課題を分析する能力を身に付けさせ

る。

貿易論

 比較優位の概念に始まり、リカード・モデルやヘクシャー=オリーン・モデルな

ど国際貿易の基礎理論までを体系的に修得させ、自由貿易の利益についての論理

的な展開を理解させる。さらに関税、数量規制、輸出補助金などの貿易介入がも

たらす影響について、総合的な知識を身に付けさせる。戦略的貿易理論、地域的

経済統合、メリッツ・モデルなど新しいトピックスについても学習させ、世界市

場のグローバル化に関わる諸課題を理解・分析する能力を身に付けさせる。

Japan & World

Economy

 日本は島国であり、原油の輸入など原料の輸入から製品の輸出まで加工貿易は

日本のGDPの計上、日本の経済成長に大きく貢献している。世界の様々な場所にお

ける経済活動が日本国内の企業、消費者、政府の経済活動に影響しているだけで

なく、日本のこれらの経済主体の活動も海外の他の経済主体に影響を及ぼしてい

る。本講義では、世界市場での日本を取り巻く経済事情や経済問題について英語

による授業を通じて理解を深めさせ、英語によるこれらの問題についての表現が

できる能力を身に付けさせる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

組織・人材マネジメ

ント

 現代において企業競争力構築の大きな鍵を握るのは、組織運営や人材育成と

いった「組織や人間の本質を取り扱い、その潜在能力を開花させる」ためのマネ

ジメント力である。本講義は、企業組織の中で日々発生するマネジメント課題の

基礎理論について理解を深め、マネジメント課題分析の能力を身に付けさせるこ

とを目的とする。また、グローバル化が進行する昨今、「組織構成員の多様性を

尊重し、競争力に結び付ける」というマネジメント課題の重要性が高まっている

ことを踏まえ、多様性マネジメントの基礎的能力を身に付けさせることにも焦点

を当てる。

戦略・マーケティン

 製品を生産・販売していく中で企業は的確な戦略を立てなければならない。本

授業では企業のマーケティング戦略の課題について分析し、それを解決する能力

を身に付けさせる。戦略では、経営戦略のレベル(ポジショニングアプローチ論

やリソースベースアプローチ論など)と各理論の特徴について学習する。マーケ

ティングでは基礎コンセプトとマーケティングミックスについて事例を取り入れ

ながら学習する。戦略とマーケティングは主にトップまたは管理層の立場から、

経営上の問題を捉える視点である。本授業の学びが、営利のみならず非営利の組

織運営でリーダーシップを発揮できるマネジメント能力を身に付けさせることも

期待できる。

ビジネスと会計・

ファイナンス

 企業の実際のビジネスと会計は相互に関係している。会計は「事業の言語」と

言われる通り、ビジネスの成果は会計のデータとして表れる。またその一方で、

企業会計のあり方が実際のビジネスにも大きな影響を与えてもいる。本講義で

は、こうしたビジネスと会計の相互の有機的なつながりを理解し、分析すること

ができる能力を身に付けさせる。また、コーポレート・ファイナンスは企業経営

の一翼を担う機能であり、その意思決定の結果は財務諸表に表れる。本講義で

は、こうしたコーポレート・ファイナンスの役割と財務諸表との関係についての

考え方も修得させる。

Global Business and

Leadership

 グローバルに展開する企業のビジネス戦略や経営リーダーシップのあり方は、

日々変化し進化している。本講義においては、現代において注目されるグローバ

ル企業(日本発のグローバル企業を含む)のビジネス戦略や経営リーダーシップ

の変化と進化について情報を収集し、その合理性や将来性について英語で議論す

ることを通じて、将来、企業内におけるビジネスディスカッションを英語で論理

的に理解し、能動的にリードする能力を身に付けさせる。また、グローバル企業

におけるビジネス戦略構築やリーダーシップ開発のプロセスについて、事例分析

やコミュニケーション・ロールプレイなどを通じて学び、実践力を身に付けさせ

る。

69

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Global Culture and

Ideology

(英文) This course addresses the cultural dimensions of globalization,

including the homogenization of traditional values and practices as well

as the hybridization that produces new forms of cultural expression.

Through both systemic and cross-cultural analysis, students explore the

various manifestations of cultural influence around the world. One aim is

to highlight the ways in which culture and ideology become intertwined

with technology. Case studies of particular cultures and how they have

responded to the rapid changes of the current era will provide a basis

for class discussion. The critical roles of neo-liberalism, colonialism,

and imperialism in establishing the current global order are also

explored.

(和訳) 伝統的な価値観や慣例の均一化や文化的な表現の新形態を生み出す混成

(ハイブリッド化・ハイブリダイゼーション)など、グローバリゼーションの文

化的な側面を取り上げ、体系的かつ文化横断的な分析を通して、技術の役割に特

に注目しながら、世界に存在する文化的な影響の表出の様々な形を探求する。授

業のディスカッションでは、特定の文化に関する事例を取り上げ、それらが現代

の急激な変化にどのように対応してきたかを検討する。また、帝国主義や植民地

主義、新自由主義が現代のグローバルな秩序形成に果たした決定的な役割につい

ても探求する。

Global Governance

and Society

(英文) This course addresses the political dimensions of globalization,

including the decline of the nations-state as a sovereign entity, the

power shift to regional and supranational institutions, and the

increasingly important role of nongovernmental organizations. It will

consider the delicate and ever-shifting nature of political alliances,

and the need for increased international cooperation to help solve the

growing number of conflicts that emerge on an almost daily basis in

today’s complex world. Students will also become familiar with the

growing importance of international law, and forms of governance which

can help create a more fair, stable and ‘level playing field’ in global

politics and business.

(和訳) この授業ではグローバライゼーションを政治的側面から考察する。具体

的には主権を有する実体としての民族国家の衰退、地域的な超国家機関へのパ

ワーシフト、ますますその重要性が高まる非政府組織の役割などを取り上げる。

政治的な同盟関係はもろくて絶えず変化する性質を持つことや、複雑化する現代

世界でほぼ毎日のように発生し増え続ける紛争の数々を解決する手段として、国

際協力の強化が不可欠であることを学ぶ。また、国際法の重要性やガバナンスの

形態に関しても触れ、それらが世界政治やビジネスにおいてより公正かつ安定し

た「平等な競争環境」を作り出す一助となりうることに対する理解を促す。

The Global

Environment

(英文) This course addresses the ecological dimensions of globalization

by examining trans-boundary issues, such as air and water pollution, acid

rain, and species extinction. In doing so, two of the main causes of

these issues, namely, over-population and material consumption, are

highlighted to illustrate their political, social, and economic

dimensions. Moving beyond an anthropocentric approach to the global

environment, this course examines the consequences of ecosystem

destruction for non-human life. In discussing potential solutions to

global environmental issues, students are encouraged to view them from

multiple vantage points. As such, they will be required to question the

guiding values and beliefs that help to frame the mainstream

understanding of human-nature interactions.

(和訳) 大気汚染や水質汚染、酸性雨、生物種の絶滅などの国境横断的な問題を

検討しながら、グローバリゼーションの環境に関する側面を取り上げる。その際

には、政治的・社会的・経済的な次元を説明するために、これらの環境問題の2

大要因である人口過密と物質的消費が浮き彫りにされる。グローバルな環境に対

する人間中心的なアプローチを乗り越え、人類以外の生物に対する生態系破壊の

結果を検討する。グローバルな環境問題に対する可能な解決策を議論する力、そ

れらの解決策を様々な視点から捉える力、また人類と自然の相互関係を理解する

主要な枠組みの中心的な価値や信条などを批評的に見る力の育成を目指す。

70

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

The Global Economy

(英文) This course addresses the economic dimensions of globalization,

including internationalization of trade and finance, the increasing power

of transnational corporations, and the enhanced role of international

economic institutions, such as the World Bank and World Trade

Organization. Students will also learn about the increased

interconnectivity and mutual dependence of various corporations,

governments, NGOs and other organizations. The global economy creates new

kinds of cooperation, opportunities, and benefits, while at the same time

creating higher risks for global ‘asset bubbles’ and other abuses which

can have tsunami-like effects across markets.

(和訳) この授業ではグローバライゼーションを経済的側面から考察する。具体

的には、商業や金融の国際管理化、多国籍企業の権力拡大、世界銀行(IBRD)や

世界貿易機関(WTO)といった国際的経済組織の高まる重要性などを取り上げ、

様々な企業、政府、NGO、その他組織間のつながりや相互依存の高まりについて学

ぶ。様々な事例研究を通じて、グローバルエコノミーが新たな種類の提携やビジ

ネスチャンス、利益などを生み出す一方で、同時に世界規模での「資産バブル」

など津波のごとく市場全体に影響しうる悪弊のリスクを高めてもいることを理解

することが到達目標である。

哲学・人間学演習Ⅰ

(現代哲学)

 本ゼミナールにおいては、哲学・人間学の中心となる三つの入門科目をもと

に、これらの学科の内容を専門的に探究できる水準にまで高め、学生が各々の関

心にあわせて課題を設定し、思考を深めていくこととする。同時に、日本語もし

くは英語でその思考内容を表現できる能力を身に付ける。具体的には、哲学を中

心とする文献の精読、ディスカッション、グループ・ワーク、発表を行い、加え

て、少人数クラスで学びとコミュニケーションを深めることによって、国際社会

で活躍できるチームワーク力とリーダーシップ力を身につける。

哲学・人間学演習Ⅰ

(比較思想)

 このゼミナールは、哲学・人間学の入門科目で学んだ内容を踏まえて、とくに

比較思想をより主題的に探究すること目的とする。学生は、比較思想に関する

テーマを学びながら、テクストの正確な読解力、論理的な表現能力、開かれた対

話的態度など、研究に必要な基礎的な能力を向上させるとともに、日本語・英語

の複言語で行われる共同作業を通じて、国際社会で活躍できるチームワークと

リーダーシップを身につける。具体的には、比較思想に関わるテクストの精読、

ディスカッション、グループ・ワーク、発表などの共同作業を行うことによっ

て、各々の関心を深め共有しながら、各自固有の問題設定を行うことを目標とす

る。

哲学・人間学演習Ⅱ

(現代哲学)

 現代哲学Ⅰのゼミナールで学んだことを基盤に、哲学・人間学の概念やトピッ

クを学問的に極めるだけでなく、それらを応用し、広く現実社会を理解するため

のツールとして使いこなす水準にまで高める。「哲学・人間学の専門家」という

立場から、社会における様々な事例に対し、自らの意見を世界に向けて発信する

ことができるようになることを目標とする。そのために、自らの哲学的・人間学

的な関心に即してオリジナルなテーマを設定し、それについて研究を深め、グ

ループ・ディスカッションや相互批評を行う。少人数クラスでのこうした専門的

な学びを通じて、国際社会で活躍できるチームワーク力とリーダーシップ力にさ

らに磨きをかける。

哲学・人間学演習Ⅱ

(比較思想)

 比較思想Ⅰで学んだことをもとに、哲学・人間学の概念やテーマを深く理解す

るだけでなく、広く現代社会を分析するための枠組みとして応用できるようにな

ることを目標とする。複言語主義に基づいた比較思想という立場を生かすことに

よって、グローバルな現代社会の様々な問題に対し、対話的な視点から批評を行

うことを目標とする。こうしたテーマについて各自の関心に基づいた固有の問題

を設定し、研究を深めるとともに、複言語での発表、ディスカッションや相互批

評を行う。少人数での対話的な共同作業を通じて、国際社会で活躍できるチーム

ワークとリーダーシップにさらに磨きをかける。

71

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

グローバル・ヒスト

リー演習Ⅰ(西洋)

 本専修における演習は専修科目の内容と連動している。専修科目で学んだ内容

をより深く追究することで、歴史と現代とのかかわりについての体系的知識と国

際社会の多様性について修得する。さらにグループワークなどの作業を通してと

もに課題に取り組むことで、共同して問題解決を行うチームワークを育む力と同

時に、リーダーシップを発揮できる力を養う。演習Ⅰ(西洋)では、ヨーロッパ

及び関連諸地域を主たる対象として、文献収集やプレゼンテーションなどの共同

作業を通じ、そうした力の基礎を固めると同時に、グローバル・ヒストリーをめ

ぐる様々な研究手法や研究課題を学ぶ。

グローバル・ヒスト

リー演習Ⅰ(アジ

ア)

 本専修における演習は専修科目の内容と連動している。専修科目で学んだ内容

をより深く追究することで、歴史と現代とのかかわりについての体系的知識と国

際社会の多様性について修得する。さらにグループワークなどの作業を通してと

もに課題に取り組むことで、共同して問題解決を行うチームワークを育む力と同

時に、リーダーシップを発揮できる力を養う。演習Ⅰ(アジア)では、多彩な顔

をもつアジアを主な対象領域として、履修者同士で学びあいながらアジア諸地域

への理解を深める。また、グローバル・ヒストリーのなかのアジアを知るための

文献・資料の収集やその利用法、レポート作成といった基礎的な技術も身につけ

る。

グローバル・ヒスト

リー演習Ⅰ(日本と

世界)

 本専修における演習は専修科目の内容と連動している。専修科目で学んだ内容

をより深く追究することで、歴史と現代とのかかわりについての体系的知識と国

際社会の多様性について修得する。さらにグループワークなどの作業を通してと

もに課題に取り組むことで、共同して問題解決を行うチームワークを育む力と同

時に、リーダーシップを発揮できる力を養う。演習Ⅰ(日本と世界)では、日本

語及び英語で、グローバル・ヒストリーにおける日本の位置、他国との関係につ

いての文献や資料を講読し、そこで取り上げられる問題の今日的な意味を問う。

口頭発表の練習をし、レポート作成の基礎的な技術も修得する。

グローバル・ヒスト

リー演習Ⅱ(西洋)

 日本語及び英語で、グローバル・ヒストリーに関連する西洋史諸分野の重要文

献や資料を講読しつつ、その内容を自らの言葉で説明する術を学ぶことにより、

語学力や論理的思考力を養う。また、設定された課題について発表とディスカッ

ションを行い、開かれた対話的な態度や意見交換の経験を身につける。演習Ⅱ

(西洋)では、演習Ⅰでの学修の成果を踏まえて、ヨーロッパ及び関連諸地域に

とどまらず、アジアや日本との関係も視野に入れながら、近年のグローバル・ヒ

ストリーの研究動向を広く把握するとともに、研究課題の設定の仕方や論文執筆

の方法などを実践的に学ぶことで、履修者各自が自らの研究内容について説明し

たり議論したりする力を養う。

グローバル・ヒスト

リー演習Ⅱ(アジ

ア)

 日本語及び英語、あるいはアジア言語で、グローバル・ヒストリーに関連する

アジア史諸分野の重要文献や資料を講読しつつ、その内容を自らの言葉で説明す

る術を学ぶことにより、語学力や論理的思考力を養う。また、設定された課題に

ついて発表とディスカッションを行い、開かれた対話的な態度や意見交換の経験

を身につける。演習Ⅱ(アジア)では、演習Ⅰでの学修の成果をふまえて、アジ

ア地域からさらに西洋との関係や日本とのつながりも視野に収めながら、履修者

の関心にもとづいた様々なアプローチでアジアについて考えていく。本演習で具

体的に学んだ研究課題設定や論文執筆の方法は、4年次の「卒業研究」の作成にも

活かされるものである。

グローバル・ヒスト

リー演習Ⅱ(日本と

世界)

 日本語及び英語で、グローバル・ヒストリーに関連する日本史諸分野の重要文

献や資料を講読しつつ、その内容を自らの言葉で説明する術を学ぶことにより、

語学力や論理的思考力を養う。また、設定された課題について発表とディスカッ

ションを行い、開かれた対話的な態度や意見交換の経験を身につける。演習Ⅱ

(日本と世界)では、演習Ⅰでの学修の成果をふまえて、グローバル・ヒスト

リーにおける日本についての知識を増やすとともに、国際関係は、国家間の関係

にとどまらず、多様な形で展開するという事実の理解を深める。履修者の関心に

もとづいた様々なアプローチを探究する。4年次の「卒業研究」の課題選択を検討

しながら、論文執筆の技術を修得し続ける。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

国際政治学演習Ⅰ

(日本政治外交史)

 このゼミでは、日本政治外交史の内容についての理解を深めるとともにグルー

プワークなどを通して、国際社会が直面する諸課題に実際にかかわっていける実

践的な能力を涵養する。演習Ⅰでは、日本が近代国際社会に参入した19世紀か

ら、第2次世界大戦に敗北して「明治国家体制」が終焉した時期を対象とし、基

礎的な資料の解読や文献の講読を行うとともに、学生が歴史的課題を検討するグ

ループワーク等を行う。

国際政治学演習Ⅰ

(国際政治史)

 このゼミでは、国際政治史の内容についての理解を深めるとともにグループ

ワークなどを通して、国際社会が直面する諸課題に実際にかかわっていける実践

的な能力を涵養する。演習Ⅰでは、近代国際社会の成立から第2次世界大戦終了

に至る時期を主たる対象とし、国際社会の基本的な動向や主要国家の外交行動に

ついて重要な知識を修得させる。さらに基礎的な資料の解読や文献の講読を行う

とともに、学生が歴史的課題を検討するグループワーク等を行う。

国際政治学演習Ⅰ

(国際政治学)

 このゼミでは、国際政治学の内容についての理解を深めるとともにグループ

ワークなどを通して、国際社会が直面する諸課題に実際にかかわっていける実践

的な能力を涵養する。演習Ⅰでは、国際政治学に関する主要な理論を中心に学修

することで、現在の国際社会が直面する諸課題を論理的に分析するための能力を

修得させる。具体的には、リアリズム、リベラリズム、コンストラクティビズム

などの重要理論・概念を、国際政治を理解する際に重要な理論の長所と限界を理

解させる。さらに基礎的な資料の解読や文献の講読を行うとともに、学生が主要

課題を検討するグループワーク等を行う。

国際政治学演習Ⅱ

(日本政治外交史)

 このゼミでは、日本政治外交史の内容についての理解を深めるとともにグルー

プワークなどを通して、国際社会が直面する諸課題に実際にかかわっていける実

践的な能力を涵養する。演習Ⅱでは、日本が第2次世界大戦に敗北して現在の民

主主義国家として再生し、現在に至る過程を対象とし、基礎的な資料の解読や文

献の講読を行うとともに、学生が歴史的課題を検討するグループワーク等を行

う。

国際政治学演習Ⅱ

(国際政治史)

 このゼミでは、国際政治史の内容についての理解を深めるとともにグループ

ワークなどを通して、国際社会が直面する諸課題に実際にかかわっていける実践

的な能力を涵養する。演習Ⅱでは、第2次世界大戦終了後、冷戦による米ソ対立

を経て現在の国際社会に至る時期を主たる対象とし、国際社会の基本的な動向や

主要国家の外交行動について重要な知識を修得させる。さらに基礎的な資料の解

読や文献の講読を行うとともに、学生が歴史的課題を検討するグループワーク等

を行う。

国際政治学演習Ⅱ

(国際政治学)

 このゼミでは、国際政治学の内容についての理解を深めるとともにグループ

ワークなどを通して、国際社会が直面する諸課題に実際にかかわっていける実践

的な能力を涵養する。演習Ⅱでは、Ⅰで学修した国際政治学に関する主要な理論

を基礎に、具体的な事例等を用いて国際政治理論の長所と限界を理解させる。さ

らに基礎的な資料の解読や文献の講読を行うとともに、学生が主要課題を検討す

るグループワーク等を行う。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

国際開発学演習Ⅰ

(持続可能な開発

論)

 「持続可能な開発論」で学んだ知識を深化させるために、学術文献の精読を行

う。身近な環境問題から地球環境問題、開発途上国の貧困から先進国の相対的貧

困、ジェンダー等、広範囲な事象を対象とし、文章を読み取る力とデータ活用能

力の向上に取り組む。資料の入手方法、発表手法やレポート作成能力の向上、時

間管理等、大学での学習をさらに発展、充実させるために必要なスキルの向上を

図る。さらに、グループワークの機会を多く取り入れ、論理的思考、対人関係能

力、ディスカッション・ディベートの方法、国際社会での主体的な行動に必要な

力の育成を目指す。

国際開発学演習Ⅰ

(社会開発論)

 専修科目の「社会開発論」で学んだ知識を基盤として、探求する姿勢とスキル

を修得する。学術文献の精読、議論、論文執筆など、国際開発の学究及び実務に

必要なクリティカルシンキング能力を向上させる。また、社会学・文化人類学的

アプローチを取り入れ、詳細な実証研究を通して広範囲の課題を地域レベルで考

察する。研究対象は、学生の関心を尊重しながら国内外の貧困や排除の実態と原

因、それらを解決するための方策とする。グローカルな視野を育て、議論する練

習を通じて多様性を活かすチームワークとリーダーシップ能力を養う。

国際開発学演習Ⅰ

(グローバル・ガバナ

ンス論)

 専修科目の「グローバル・ガバナンス論」を基盤として、学術文献の精読や

チームワーク活動を通じて、学究的及び論理的な思考方法と共に、国際社会にお

いてリーダーシップを発揮できるマネジメント能力を修得させる。国際社会にお

ける課題や問題はどのような場で議論され、解決されるのか、世界の課題と問題

の原因を見出し、それらを解決するための方策をグローバルな視野で考える能力

を修得させる。また、国際開発分野における多様なアクターの活動や協力につい

て理解を深め、国際社会の多様性を認識してコミュニケーション能力を高める。

国際開発学演習Ⅱ

(持続可能な開発

論)

 国際開発学演習Ⅰ(持続可能な開発論)で習得した知識とスキルをさらに磨

き、卒業研究の構想と研究計画を作成する。履修学生は、環境、貧困、ジェン

ダー、水、企業の社会的責任など、持続可能な開発に関連した幅広い分野の中か

ら自分の問題意識を明確にし、卒業研究に相応しいリサーチクエスチョンを検討

する。必要なデータ・資料を入手する方法、分析方法を検討し、自分に不足して

いるスキルや知識を確認したうえで、それを補う。クラスでの発表のほか、レ

ポートのピアレビュー等を通じ、クリティカル・シンキング能力を学生同士が高

め合うとともに、他者と協力する態度を養う。

国際開発学演習Ⅱ

(社会開発論)

 国際開発学演習Ⅰ(社会開発論)の学修成果を土台に、卒業研究に向けて計画

を練る。履修生は、国際開発に関連した広い分野の中から、独自の問題意識を明

確にし、相応しい問を立てる。社会学・文化人類学的なアプローチを中心に研究

方法論、調査方法など、適切な情報収集と分析方法を実践的に学ぶ。研究の対象

は、近代化やグローバリゼーションにおける社会・文化変容と社会公正への影

響、問題解決するための様々な方策などとする。チームワーク活動を通じて、学

究的及び論理的な思考方法と共に、国際社会においてリーダーシップを発揮でき

るマネジメント能力を修得させる。

国際開発学演習Ⅱ

(グローバル・ガバナ

ンス論)

 卒業研究に向けて研究方法論や調査方法など、適切な情報収集と分析方法を学

ぶ。学術文献の精読やチームワーク活動を通じて、学究的及び論理的な思考方法

と共に、国際社会においてリーダーシップを発揮できるマネジメント能力を修得

させる。国際社会における課題や問題はどのような場で議論され、解決されるの

か、世界の課題と問題の原因を見出し、それらを解決するための方策をグローバ

ルな視野で考える能力を修得させる。また、国際開発分野における多様なアク

ターの活動や協力について理解を深め、国際社会の多様性を認識してコミュニ

ケーション能力を高める。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

国際経済学演習Ⅰ

(マクロ経済学)

 国や地域の経済状況を理解するために、国内総生産などの各種経済データの読

み方を演習で学ぶことから始める。これらの経済状況の理解をもとに、社会で取

引される財を一つに集約した市場を想定したマクロ経済学の45度線分析による

乗数効果(経済波及効果)、金融市場を効果したIS-LMモデルを用いた財政・金融

分析、IS-LM分析に労働市場の変動を考慮した総需要・総供給分析による経済政策

の理論を修得する。この修得を通じて、財政・金融政策の国や地域に及ぼす効果

を分析し、理論と現実の乖離を発見することによって経済社会での問題発見能力

を身に付ける。

国際経済学演習Ⅰ

(ミクロ経済学)

 ミクロ経済学において想定する経済社会における企業の利潤最大化行動による

供給と効用(満足度)最大化行動による消費者の需要行動を学ぶことによって、

理想的な社会である完全競争市場における経済主体の行動理論(供給と需要)に

ついて学ぶ。そして、それらをもとに完全競争市場における政策の評価基準の分

析(余剰分析)を学び、完全競争市場における政策の効果の評価方法を身につけ

る。これらの学修によって、各経済主体の行動と政策の相互関係を学び、政策評

価能力を身に付ける。

国際経済学演習Ⅰ

(計量経済学)

 私たちの身のまわりには多くの統計データがあり、それらを収集し、分析でき

る計量経済分析の方法をここでは学ぶ。この学びを通じて、経済社会の諸現象を

定量的な観点から発見できる能力を身につけさせる。このような分析のためには

情報リテラシー能力が必要であり、図書館やインターネット上からデータを収集

し、それらを表計算ソフトを用いて分析しなければならない。統計分析の理論と

その分析方法を学ぶことによって、経済社会の現状をより細かく分析できる能力

を身に付けさせる。

国際経済学演習Ⅱ

(マクロ経済学)

 「国際経済学演習Ⅰ(マクロ経済学)」の学びをもとに、短期的なある時点で

の国内経済についての政策の効果の分析を拡張するために、IS-LMモデルへ海外部

門を導入したマンデルフレミングモデルを学ぶことによって、国内の財政・金融

政策が為替レートなどの海外との取引に関する変数に及ぼす影響について学ぶ。

さらに、短期的なモデルを、長期的なモデルに拡張して、新古典派経済成長モデ

ルをベースにした長期経済の理論をもとに、財政・金融政策が金利、為替レー

ト、経済成長率などの経済変数に及ぼす効果を分析できる能力を身に付ける。

国際経済学演習Ⅱ

(ミクロ経済学)

 「国際経済学演習Ⅰ(ミクロ経済学)」の学びをもとに、完全競争市場の成立

条件を満たさないときの市場について考えていく。具体的には、価格支配力もつ

経済主体が存在する独占市場や寡占市場での企業の行動、取引する経済主体間に

おける財・サービスについての情報が互いに完全でないような情報の非対称性が

存在する経済における経済主体の行動についての理論を学ぶ。これらを拡張し、

これらの市場での経済主体の行動が海外部門に及ぼす影響についても考える。こ

のような不完全競争市場は現実の経済社会と類似しており、経済社会における企

業者や消費者行動をより深く分析する能力を身に付けさせる。

国際経済学演習Ⅱ

(計量経済学)

 「国際経済学演習Ⅰ(計量経済学)」をもとに、計量経済分析の方法を引き続

き学ぶ。現実の社会において発生する事象を例にして、それらをマクロ経済学や

ミクロ経済学の理論と照らし合わせながら、何が問題となっているのかを発見す

るための統計分析手法を修得していく。最小二乗法による分析を最初に学び、

様々な統計手法を用いて、観察される事象の相関関係や因果関係を明確すること

ができる能力を身に付ける。このことによって、経済主体間だけでなく、国家間

や地域間の様々な問題を発見できるようにする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

国際ビジネス学演習

Ⅰ(組織・人材マネ

ジメント)

 組織・人材マネジメントの目的は、組織運営や人材育成を通じて、組織や人材

の潜在能力を顕在化し、競争力強化につなげることである。本演習では、組織・

人材マネジメントに関する基礎理論を踏まえ、企業等で発生している実際のマネ

ジメント課題について「自分が組織当事者であるならば、どんな根拠と論理性を

持って、どのようにこの事態に対応するか。また、その対応の結果としてどのよ

うな新しい課題が発生する可能性があり、どのように粘り強く対応すべきか」と

いう持論を形成する能力を修得させる。事例研究と並行して、産学連携の枠組み

などを通じて実際の企業をクライアントとするコンサルティング活動を行うこと

によって、「自分が組織当事者であるならば」という当事者目線を特に強化する

ことに注力する。

国際ビジネス学演習

Ⅰ(会計・ファイナ

ンス)

 企業経営の状況を把握し、その課題を発見するためには、会計・ファイナンス

の視点で企業分析を行うことが欠かせない。本演習では、こうした分析を行うた

めに必要な財務会計データの収集を始め、その分析方法を具体的な企業の事例を

使って学ぶ。さらには、そうした分析を通じて発見された課題に対し、ソリュー

ションを提案するための考え方を理解させる。これらの学修を通じ、受講生はビ

ジネスと会計のつながりを実践的に学ぶとともに、企業に対する提案能力を身に

付ける。

国際ビジネス学演習

Ⅰ(戦略・マーケ

ティング)

 企業が自社の目標・目的を達成するためには、全社の経営戦略や顧客向けの

マーケティング計画を立案・策定し、それを実行することが必要である。本演習

では、経営戦略論およびマーケティングに関する基本的な理論を踏まえ、実際の

企業の事例を用いて、経営戦略並びにマーケティング上の課題を分析する能力を

身に付けさせる。また、企業の経営活動がグローバル化していることを踏まえ、

各国市場の特徴に対して企業がどのように対応しているのか、という視点を持ち

ながら企業の経営課題を分析する能力を修得させる。

国際ビジネス学演習

Ⅱ(組織・人材マネ

ジメント)

 国際ビジネス学演習Ⅰ(組織・人材マネジメント)の学びをさらに継続し、事

例研究と並行して、産学連携の枠組みなどを通じて実際の企業をクライアントと

するコンサルティング活動を行うことによって、「自分が組織当事者であるなら

ば」という当事者目線の習得に注力する。特に、「多様性マネジメント」を中心

としたグローバル・マネジメント課題について焦点を当てた事例研究や実際のコ

ンサルティング活動に積極的に取り組む。組織の中の様々な文化多様性や人材多

様性を「イノベーションや創造性の源泉」として積極的に競争力に結びつけるた

めのマネジメント理論、コンサルティングモデル、人間としての価値観を、組織

当事者目線で、肌感覚で習得する。

国際ビジネス学演習

Ⅱ(会計・ファイナ

ンス)

 「国際ビジネス学演習Ⅰ(会計・ファイナンス)」の学びをもとに、会計情報

をもとにした企業への戦略提案の手法を引き続き学ぶ。本演習では、受講生がプ

ロジェクトチームを組んで実際の企業等に対してアプローチし、会計データを基

にした企業分析の結果や、そこから発見された経営課題と対応するための経営戦

略などについて提案を行う。その過程では、机上におけるデータの分析だけでは

なく、経営の現場に直接出向いて様々なデータを収集し、その分析を行うための

方法についても身に付けさせる。これらの活動を通じ、本講義では企業における

実行可能性を考慮した提案を行うことができる能力を修得させる。

国際ビジネス学演習

Ⅱ(戦略・マーケ

ティング)

 「国際ビジネス学演習I(戦略・マーケティング)」の学びをもとに、企業の経

営戦略およびマーケティングの課題分析の手法及び課題に対する施策の策定につ

いて引き続き学ぶ。実際の企業の事例を取り上げ、その企業の経営戦略やマーケ

ティングに関する現状と課題を分析するとともに、その課題を解決するための戦

略提案の策定方法について検討する。本演習では、実際のビジネスにおける実現

可能性を考慮した経営戦略やマーケティング上の課題を分析し、必要な施策を立

案・策定する基礎的な能力を身に付けさせる。

76

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

GLS SeminarⅠ

(Contemporary

Global Issues)

(英文) This course addresses the causes and consequences of the most

pressing contemporary global issues, such as terrorism, refugees, and

human trafficking. It builds upon previous courses that introduce the

political, economic, cultural, and ecological dimensions of

globalization. In addition, students will examine the role of the mass

media and its significant influence on not only which issues are deemed

important, but also how each issue is ultimately understood. While

potential solutions to these issues are explored from multiple

perspectives, students are required to take an informed position by

writing a policy proposal. In doing so, they are required to connect a

particular issue to their own lives before considering broader realms of

analysis.

(和訳) テロリズムや難民、人身売買など、差し迫った現代のグローバルな諸問

題の原因とその帰結を取り上げる。本授業は、グローバリゼーションの政治的・

経済的・文化的・環境的な側面を扱ったこれまでの授業を踏まえて展開し、マ

ス・メディアの役割に加えて、どの問題が重要だと見なされるのかだけではな

く、各問題が究極的にどのように理解されるのかに関するメディアの重要な影響

をも検討する。多面的な視点から、これらの問題に対する可能な解決策を探求

し、政策提言(ポリシー・プロポーザル)を書くことで、知識に裏打ちされた立

場をとることの重要性を理解すること、特定の問題と自らの生活を関連付けてか

ら、より大きな分析領域を考慮する力を身につけることを目指す。

GLS SeminarⅠ

(Society,

Language, and

Globalization)

(英文) This course will provide a thorough understanding of the social

implications of language, and how different speech communities vary: by

education, culture, economic class, gender, and region. Students will

address the latest thinking in the field, as increased mobility creates

ever-changing challenges from new global associations. The class will go

beyond the traditional field of sociolinguistics, to consider the highly

multilingual and multicultural nature of today’s world, where even

traditional ‘native speaker’ English contexts such as the U.K, or

Australia, show incredible diversity. Students will consider the

implications of this reality, both for domestic and international

situations. Development of strong research and writing skills will be

stressed.

(和訳) 言語のもつ社会的な意味に加え、教育や文化、経済的階級、性別、地域

などの要因が異なる言語共同体をいかに多様化させるかについて深く理解するこ

とを目的としている。モビリティの発達により新たな国際関係から絶え間なく変

化する課題が生じる本分野において、最新の考察に取り組む。伝統的な社会言語

学の範囲を超え、現代世界の高度な多言語・多文化的性質について学習する。具

体的には英国人やオーストラリア人など古くからの母語話者が構成する英語環境

でさえ驚くべき多様性を示す事例を取り上げる。この現実が示す意味を国内外情

勢の両面から考察し、同時に研究活動やライティングに役立つスキルの養成を目

指す。

GLS SeminarⅡ

(Ethical Inquiry)

(英文) This course provides students with an analytical framework for

approaching global issues from an informed ethical perspective. Often

overlooked in public discourse regarding global issues, ethical theories,

principles, and norms are placed at the center of discussion and debate.

Moving from theory to practice is the guiding approach to this course.

After studying traditional theories and their modern variants, students

are also exposed to alternative perspectives, such as feminist and

ecological ethics. They will then be asked to apply this understanding to

contemporary issues in the form of debates and essays. Another important

aim of this course is to consider the role of ethics in education from

both a systemic and academic perspective.

(和訳) 知識に裏打ちされた倫理的な観点から、グローバルな諸問題にアプロー

チするための分析的枠組みを学ぶ。道徳論や原則、規範は、グローバルな諸問題

に関する公の言説でしばしば見落とされているものの、議論やディベートの中核

に位置している。理論から実践へと移行するのが、本授業の主要なアプローチで

ある。伝統的な理論とその現代版を学修してから、フェミニズムや環境倫理など

のオルタナティブな視点にも触れる。ディベートやレポートなどの形で、これら

の理論に対する理解を現代の諸問題に適用し、体系的かつ学問的な視点から、教

育における倫理・道徳の役割を検討できるようになることを目指す。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

GLS SeminarⅡ

(Intercultural

Communication

Today)

(英文) Intercultural communication has a rich history since the first

seminal work conducted in the 1970’s. Yet in our complex world,

‘culture’ has become a more dynamic, emergent concept, and new

frameworks better account for reality. This class will provide a solid

foundation in traditional models as well as a strong understanding of

recent developments. Whereas in the past, scholars tried to understand

intercultural communication from a static perspective of ‘one country =

one culture’, such stereotyping is counterproductive in today’s world.

We now live in a complex world of ‘small cultures’, where culture is a

dynamic concept, and global citizens must learn to be more flexible and

observant. Development of strong research and writing skills will be

stressed.

(和訳) 異文化コミュニケーションは長い歴史をもつが、最初に金字塔となる研

究が行われたのは1970年代にさかのぼる。とはいえ、この複雑な世界における

「文化」は次々と生み出されていく概念となっており、真実をより正しく解明す

るためには常に新しい枠組みを必要とする。かつての学者たちは「1つの国=1つ

の文化」という静的な視点から異文化コミュニケーションの理解を試みた。しか

しこのような型にはめる手法はもはや非生産的となり、今や現代人は多くの「小

さな文化」から構成される複雑な世界に生きている。文化は動的な概念と化し、

地球市民であるには柔軟さと注意深さを学ばねばならない。本授業は、伝統的な

異文化コミュニケーションの基礎と現代の発展形を理解することが到達目標であ

る。あわせて研究活動やライティングに役立つスキルの養成も目指す。

グローバル現代思想

 二〇世紀後半に登場した現代思想の様々な立場を取り上げ、その重要な概念や

考え方を主要文献の読解を通じて修得する。主として人文科学における文化的・

批評的諸理論だけでなく、現代のグローバル化に関連する様々な現象を説明でき

る社会学的視点も参照する。学生はそれらの理論を学習するだけでなく、その枠

組みを実際に応用することで、グローバル化によってもたらされる現代社会の具

体的な諸問題を分析し、問題解決の方向性を見いだす力を身につける。

心とAIの哲学

 コンピュータ・サイエンスや神経科学の進歩によって見直しが進みつつある人

間の本質について、哲学的・人間学的観点から省察を加え、自分の意見を形成す

ることを目標とする。そのために、プラトンやデカルトに代表される二元論とア

リストテレスに代表される一元論を対照させながら検討し、そこで提起されてい

る問題にアプローチしている現代の現象学や心の哲学の最新理論を理解する。ま

た、これらの哲学的・人間学的な知見にくわえて、人工知能(AI)や神経科学

の研究成果も検討し、より現代的な人間理解に到達することを目指す。

応用倫理学

 科学技術の進歩によって変化にさらされてきた人間観や現代に特有の国際的な

社会問題を深く理解し、それらについて自分の意見を形成する力を身につけるこ

とを目標とする。具体的には、医療技術の進歩と人間の死生観の変化について検

討する。人間の身体に加えられる医療行為の進歩を理解することによって、現代

の人間性を分析する。また、科学技術の進歩に伴う地球環境の深刻な破壊を人文

科学的・社会科学的観点から考察する。以上によって、科学技術の光と影につい

て総合的に議論する力を形成する。

哲学・人間学特殊講

 われわれを取り巻く具体的な問題の吟味を通じて、現代における人間のありか

たについて、自らの意見を形成する力を身につける。本講義ではとくに、科学哲

学と技術哲学で活発に議論されている主題について検討し、両者を統合的に理解

することで、人間の本質を捉える力を涵養する。科学哲学については、科学革命

と科学主義、およびその批判について哲学的、歴史的観点を踏まえて考察し、人

間と科学の関係について問題提起をする。技術哲学については、技術がはらむ社

会や個人にとってのリスクという観点から考察する。

集中

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

アジア思想

 アジアをめぐる諸問題を思想史的な視点から学修する。アジア諸地域の文化

的・宗教的多様性やその歴史的変遷について概観しながら、とくに東アジアと日

本の思想史に焦点を当てる。仏教や儒教などの伝統思想、その日本における展開

や、徳川期の思想史、明治以降における近代化と伝統思想の変容などを考察す

る。さらに近代における東洋と西洋、日本とアジアの関係に関する様々な考え方

や立場を、その歴史的コンテクストとともに検討する。グローバル化におけるア

ジアの思想的境位の探求を通じて、現代アジアの思想を主体的に考察することを

目指す。

正義論

 国際社会を取り巻く多様な問題を公正・平等・自由といった観点から哲学的・

倫理学的に探求し、自らの意見を形成すると同時に、他者や異文化と共存できる

想像力を身につけることを目標とする。そのために、アリストテレスからロール

ズにまでの正義に関する理論について学び、マルクス主義的な平等観と功利主義

の平等観を対比しながら検討することによって、人間の価値や能力、財産や機会

の公正な分配といった概念について深い理解に達することを目指す。また、二十

一世紀の資本主義国家の抱える富の偏在といった問題を現代の厚生経済学などを

援用しながら考察し、修得した知見を相互的に活用することによって現代社会の

問題を議論する。

Comparative Thought

(East and West)

(英文) In this course, students will learn the basic principles and

historical developments of eastern and western thought from the

perspective of comparative intellectual history. The students will not

only survey major traditional cultures and religions in East and West,

including but not limited to Buddhism and Christianity, but also examine

their historical changes and evolutions in the context of modernization

and globalization. The notion of intercultural dialogue will be addressed

with special focus on modern Japanese thought. Also the basic framework

for comparative thought, such as East and West, tradition and modernity,

will be examined.

(和訳) この授業では、比較思想史の視点から、東西諸思想の基本的な原理とそ

の歴史的展開について学修する。学生は仏教やキリスト教を含む伝統宗教や文化

を概観しつつ、さらに近代化やグローバル化の状況における伝統文化・思想の歴

史的変化について考察する。とくに近代の日本思想に焦点を当てて、現代世界に

おける間文化的な対話の可能性についても検討する。また東洋と西洋、伝統と近

代などの比較思想の基本的な枠組みについても考察する。講義は英語で行なわれ

る。

Special Topics in

Philosophical

Anthropology

(英文) This course will consider social problems of international

concern from a viewpoint of philosophical anthropology. Various problems,

including but not limited to those bearing on economic inequality,

environmental issues, differences in race, religion and values,

nationalism and international conflicts, will be discussed. Specific

issues concerning Japanese society will also be addressed. Conceptual

frameworks, such as race, class, gender and sexual orientation, will be

introduced to help analyze the problems and seek solutions for them.

(和訳) この授業では、グローバルな影響を及ぼす様々な社会的文化的問題を、

哲学的人間学の視点から考察する。経済格差や環境問題、人種、宗教、価値観を

めぐる相違、国際紛争やナショナリズムなどにかかわる現代社会の具体的な諸問

題が論じられる。その際日本社会にかかわる問題も取り上げられる。また人種、

階級、ジェンダー、性的指向性などの概念枠組を導入することで、これらの問題

を分析し、解決の方向性を見いだすことを目指す。講義は英語で行なわれる。

集中

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

歴史のなかの国民国

家とナショナリズム

 現代世界は、近代以降に西洋世界で成立した国民国家という仕組みを基本とし

て成立している。それは、そうした国の在り方が、様々な国の興亡の歴史の中

で、秩序と安定をもたらすものとされてきた証左だと言えよう。だが他方で国民

国家の歴史に目を向けると、その過程では、ナショナリズムの生起や拡大を促し

てきたことも間違いない。ナショナリズムは、グローバル化が進む今日の世界に

おいてもなお、民族の独立運動や排斥運動など、国際社会に深刻な課題を突きつ

けている。国民国家とナショナリズムについて、これまでの知見をもとにした学

究的な思考方法により、理論的な考察を深めるとともに、関係し合いながら展開

してきた両者の歴史を修得する。

資料とデータで読む

世界史

 歴史を学ぶための資料は文字資料のみに限らない。文献は歴史を読み解く基本

ではあるが、絵画や図版、写真といったビジュアル面から歴史を見る方法があ

り、彫刻や建造物も立体的な生きた歴史資料である。さらに世界史解釈の歴史と

してみた場合には、映画や漫画などの創作物も一つの歴史資料となる。もちろん

統計的データを活用する方法の重要性はいうまでもない。歴史を学ぶ上で必要な

様々な資料に触れ、その扱い方について基本的な知識を修得する。さらに歴史的

な資料やデータをもとにグローバルな動きを分析する基本的な能力を身につけ、

将来起こりうる変化に柔軟に対応できる力を養う。

複数性のアジア史

 文化的な多様性を特徴とするアジアにおいても様々な交流や知的・経済的ネッ

トワークの形成が行われていた。専修科目「多元的アジア世界の形成」で学んだ

グローバル化との相互作用として、固有性・複数性にシフトしたアジアのローカ

ル・ヒストリーについて知識を修得する。それらは閉じられて完結したものでは

なく、反発や衝突、相互浸透を繰り返しながら、場合によってはユニークな文化

変容をともなってローカル・ヒストリー同士の融合や新たな固有性・複数性のつ

らなりを創り出すものである。

グローバル・ヒスト

リー特殊講義

 現代の国際社会を考えるうえで重要な課題について、地域史や問題史など様々

なテーマに関する知識を修得する。特に「歴史と戦争」・「歴史と環境」・「エ

ネルギー開発の世界史」・「科学技術の世界史」といったテーマを打ち出すこと

で、地域の視点も留めつつ個別の研究領域を超えて地球規模で世界を俯瞰するグ

ローバル・ヒストリーのダイナミズムを体験する。その際、「今日的」な意味を

もつ課題を探究するという姿勢を明確にし、最新の歴史学の知見といまを生きる

ことの意味を有機的に結びつける。

集中

宗教からたどる世界

 国際社会の多様性を考える際、宗教への理解は欠かせない。キリスト教やイス

ラム教といった一神教の生成と発展、仏教・ヒンドゥー教のような多神教の世界

観、民間習俗と深く結びついた道教や、あるいは神なき教えとしての儒教もその

範疇に入ってくるかもしれない。これら宗教が世界史の中で果たしてきた役割、

とくに近現代における宗教のあり方の変容についての知識を修得する。宗教の世

界史を学ぶことで、いまなお民族紛争やテロの多発というかたちで生み出され続

ける国際社会の悲劇の淵源を理解すると同時に、異なる信仰や宗教的伝統を持つ

人々が、ともに生活していく社会を生きるための知的基盤を身につける。

越境する世界史

 人の移動は歴史上、様々な空間に変化をもたらしたり、その融合を生んだりし

てきた。さらに、モノ、金、技術、情報などを多岐にわたり流通させてきた。そ

の中で世界の人びとは、東西諸文化の差異や特殊性を理解することもあれば、他

方で、その同時性や共通性を認識するに至ることもあった。様々な越境に伴う世

界各地のこうした歴史的諸相は、グローバリゼーションの進展によって多様化・

複雑化する現代の国際社会を成り立たせている大きな要因の一つである。歴史上

におけるヒトやモノなどの越境する動きに焦点を当てながら、世界史の知識を修

得する。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

History of Modern

Japan

(英文) This course aims at giving students an overall view of Japan’s

modern and contemporary history as a process of integration to world’s

history, from the late Edo period (or early modern period) until the 21th

century. The major steps of this process will be analyzed so as to bring

out the importance of connections between domestic issues and

international contexts. Attention will also be paid to the perception of

Japan in other countries, that is to the way Japanese government’s acts,

Japanese society’s evolution or Japanese culture have been interpreted

outside Japan. The students will apply and broaden their knowledge by

commenting documents related to the topics studied in the course.

(和訳) 世界の歴史への統合の過程としての、江戸時代末期から21世紀までの日

本近現代史を概略的に紹介するのがこの科目の目標である。この過程の主な段階

を分析する上で、国内問題と国際情勢の関連を明るみに出すようにする。なお、

他の国において日本がいかに見られたか、つまり日本政府の行動、日本社会の変

化、日本文化がいかに解釈されたかにも特別な注意を払う。授業で学んだ課題に

関する資料を解説することで、知識を応用して深める機会を学生に与える。

Special Topics in

Global History

(英文) Globalization and the progress of technologies intensify the

issues faced by the international community. Today’s historiography is

strongly expected to foster an ability to address these issues.

While traditional historiography focussed only on certain countries or

areas, global history attaches most importance to historical connections

between all parts of the world. Since such connections can develop

through very different channels, global history gives attention to

various phenomena, like climate change and international migrations, the

study of which often requires a multidisciplinary approach. Studying some

of these global topics in English will enable the students both to

improve their linguistic skills and to acquaint with the most recent

historical researches in a field now regarded as a major one.

(和訳) 現代の歴史学には、グローバル化、科学技術の進展によって深刻化する

国際社会の重要課題を考察する力の基礎となることが強く求められている。従来

の歴史学が一部の地域や国のみを取りあげているのに対して、グローバル・ヒス

トリーは世界各地の歴史的なつながりを考察することに重きを置いている。この

ようなつながりが多種多様な形を取りうる以上、グローバル・ヒストリーは、気

候変動や国際人口移動など様々な事象に注目し、学際的なアプローチがしばしば

必要になる。歴史学の中でも重要な位置を占めるこの領域に関するいくつかの専

門的研究テーマを英語で学ぶことで、その運用能力を高めると同時に、最新の歴

史学研究についての知識を修得する。

集中

日本政治論

 国際社会の様々な場面で日本政治の特質などを説明できる能力が求められる。

日本は19世紀に近代国際社会に参入して以来、欧州に倣った近代化を行うとと

もに、歴史と文化的伝統に基づいた政治風土を形成してきている。第二次大戦後

に民主主義国家として現在に至る政治についても同様である。日本政治について

の基本的な理論や歴史、実態について様々な視野から検証し、日本政治に関する

体系的な知識を修得させることによって、日本政治に関する様々な議論を展開で

きる能力を養成する。

難民と国際政治

 難民はよく「古くて新しい存在である」と言われる。古くはユダヤ人やアルメ

ニア人の離散から、新しくはシリア人、アフガニスタン人、イラク人、ロヒン

ギャ族の流出に至るまで、難民の存在は様々な緊張を国家間に作り出してきた。

また難民の受け入れ、認定、再定住をめぐる各国の駆け引きやつばぜり合いに

よって、難民申請者も常に翻弄されてきたとも言えよう。本講義では、難民の発

生原因、移動過程、国連機関や主要受け入れ各国の対応、難民条約の規定する内

容などに言及しつつ、昨今、国際政治の主要テーマの一つになりつつある難民問

題についての基礎的理解を深めることで、国際政治の重要課題についての認識を

高めることを目的としている。受講者は難民問題についての新聞報道を普段から

積極的にフォローすることを期待する。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

国際機構論

 国際連合に代表される国際機関は、現在の国際社会を構成する重要なアクター

である。また、東南アジア諸国連合(ASEAN)やヨーロッパ連合(EU)のような地

域統合の進展(もしくは停滞)も、現在の国際社会を理解するために必要な視点

である。本授業では、国際機関や地域統合に関して、それらの組織の起源や実態

を明らかにするとともに、課題について体系的な知識を修得させる。さらに多様

な文化的背景を有する人々が活動する場としての国際機関の具体的な運営の実態

についても検証することによって、国際機関の中で活動するための知識を修得さ

せる。

国際政治学特殊講義

 グローバリゼーションが進展し複雑化・多様化する現在の国際社会には、難

民、ナショナリズム、宗教的原理主義の台頭などがイシューとして存在してい

る。また、依然として紛争や平和も国際政治の重要課題である。本授業は、この

ような国際社会の諸課題を検討する上で重要な事項について取り上げ、国際開発

学特殊講義の内容との連動性を持たせながら、内容を毎年決定していく。そし

て、そのテーマに関する学内外の専門家に担当を依頼し、集中講義の形で授業を

展開する。履修人数やテーマに応じて、グループによるプロジェクト形式や講義

形式などの形をとりながら、専修の必修科目・選択必修科目で学んだ知識を生か

して、より専門的な内容を学修する。

集中

安全保障論

 冷戦と呼ばれる「長い平和」が終わった後、国際社会では民族紛争をはじめと

した様々な問題が増加している。また、「9・11テロ事件」に代表されるテロの

脅威も、いまや国際的な重要問題となっている。それだけでなく、核拡散や資源

紛争など、現在の国際社会において、安全をいかに確保するかがきわめて重要な

課題となっており、安全保障問題の理解なくして、今後の国際問題は考えられな

いと言ってよいほどである。グローバリゼーションが進む現代社会においては、

安全保障に関する基礎的知識を得ておくことは、グローバル人材に不可欠なこと

である。この授業では、日本の戦後安全保障政策の歴史を学修するとともに、安

全保障に関する基本的な考え方や政策を修得し、安全保障政策の具体的内容につ

いて考察し、自分の考え方を説明することができる能力を養成する。

比較政治学

 世界中には様々な政治体制の国が存在している。民主主義国内でも大統領制や

議院内閣制など制度が異なっているように、多様な国々の政治制度を比較するこ

とで、これらの共通性や相違点が理解できるようになる。本授業では、比較分析

のための基本的な理論などについての知識を修得させた上で、複数の地域・政治

体制の国々を比較する。様々な国についての知識を習得するとともに、民主主

義、民主化、全体主義、独裁など政治学の重要な概念、および文化的歴史的背景

が政治に与える意味について理解させる。

Lecture on Foreign

Policy

 「安全保障論」や「日本政治論」などを踏まえ、外交政策決定過程に関する理

論や外交政策遂行に係る諸課題に関する体系的な知識を修得させる。具体的に

は、まず外交政策の決定過程に関する国際政治学の代表的な理論などを理解す

る。その上で、1国を取り上げ、その国の歴史上重要な外交的事件などを事例とし

て扱いながら、理解を深める。その際には、外交関係者のオーラル・ヒストリー

やインタビュー、回顧録を読む、ドキュメンタリーを視聴するなど、具体性を持

たせながら授業を展開する。

Special Topics in

International

Politics

 「国際政治特殊講義」の英語版である。グローバリゼーションが進展し複雑

化・多様化する現在の国際社会には、難民、ナショナリズム、宗教的原理主義の

台頭などがイシューとして存在している。また、依然として紛争や平和も国際政

治の重要課題である。本授業は、このような国際社会の諸課題を検討する上で重

要な事項について取り上げ、国際開発学特殊講義の内容との連動性を持たせなが

ら、内容を毎年決定していく。そして、そのテーマに関する学内外の専門家に担

当を依頼し、集中講義の形で授業を展開する。履修人数やテーマに応じて、グ

ループによるプロジェクト形式や講義形式などの形をとりながら、専修の必修科

目・選択必修科目で学んだ知識を生かして、より専門的な内容を学修するととも

に、英語の運用能力を高める。

集中

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

国際平和開発論

 世界で多発している紛争と貧困問題は密接に関係している。世界における紛争

の背景や原因、そして紛争下において人々がどのような状況に晒され人権が阻害

されているかを学び、PKOにみられるような国際社会による協力に関する知識を深

める。国家の視点だけでなく、紛争下、そして紛争後の国においてよりよい生活

を求める人々の人間の安全保障という観点に重点を置き、紛争の解決とそれに続

く紛争後の国家における開発のための協力に関する知識を修得させる。本授業を

通じて、グローバリゼーションの進展によって多様化・複雑化する国際社会の諸

問題に対応することができるよう、多角的な専門知識を修得させる。

地域特性と開発

 開発を目的とした国際協力には、当事者同士の相互理解が重要である。対象と

なる地域の特徴や特性について学び、それに適した取組みを構築して実施するこ

とが、目標達成には欠かせない。本講義では、アジア、中東、アフリカ等、異な

る地域の歴史、社会制度、法、慣習等を学び、これら地域における国際協力のあ

り方を考える。教育、環境、医療、雇用等様々な分野における協力事例から、文

化の多様性を踏まえ地域事情に即した開発の必要性を理解する。さらに、異文化

を理解するために自分自身が持つべき態度に気づき、情報収集の手段を学ぶ。

国際環境政策論

 本科目では、森林破壊、野生生物の減少、汚染、気候変動とエネルギー等、地

球規模の環境課題について学際的な議論を行う。それぞれの事象について特徴や

現状を自然科学面から学ぶ一方で、政治学、社会学、経済学等の社会科学的な視

点から、その問題が生じた原因を理解し、解決に向けた政策の過程と効果を学

ぶ。議論においては国際的な環境政策と各国の環境政策、市民の環境意識や環境

保全行動、環境ガバナンスなど多様な論点に着目する。グローバルからローカル

まで様々なレベルの政策を対象とし、さらに先進国・途上国・NGO等各種アクター

の立場を知ることで、環境問題の複雑な構造への理解を深める。

国際開発学特殊講義

 国際開発や貧困問題は、民族紛争、難民、破綻国家、人身売買など、国際開発

における様々な課題と密接に関係している。また、近年は政府やNGOによる援助だ

けでなく、企業によるCSR活動や社会起業家によるビジネスを通じた協力活動が注

目を浴びている。国際開発問題を解決するために、そして国際開発を考える際に

重要なトピックについて、具体的な事例を通して現状と課題、対応策を学修させ

る。本授業を通じて、グローバリゼーションの進展によって多様化・複雑化する

国際社会の諸問題に対応するための、多角的な専門知識が修得できる。

集中

市民社会と開発

 国内外において社会的役割が注目されるNGO(非政府組織)とNPO(非営利組

織)について、その定義、出現の背景、歴史等を理解する。国際開発、国内の地

域開発や災害援助等多様な場における活動事例を検証し、NGO/NPOの活動成果、政

府機関・国際機関・企業等の他アクターとの連携や協働のあり方、組織マネジメ

ントのあり方等を学ぶ。また、NGO/NPOが抱える課題、今後の可能性について理

解を深めることを通じて、一市民としての問題意識を高める。

フィールドと開発

 国際開発実務において、プロジェクト実施に向けて多様なチームで特定の地域

及び課題を詳細に調査する業務がある。本授業では、国内外特定のフィールドに

おける特定の課題について、学際的に調査を実施する。例えば、外国人居住者が

集中する地域における就労の実態や教育問題、過疎高齢化が進む農村地域での保

健活動など、多様化・複雑化する国際社会の諸問題について、対応するために必

要な社会科学・人文科学を多面的に学習し専門的知見や技能を活用する。必要な

情報を収集し、論理的に議論しながらチームで調べ、レポートを仕上げる。

83

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

International

Development Policy

 国際開発政策にはどのようなものがあり、それらはどのように策定されるので

あろうか。政策の観点から国際開発を学ぶことで、理論的な考察と学際的な知識

を深める。国際開発の潮流を主導しているのは国際開発政策であり、国連やOECD

などの国際機関においてどのような国際開発政策が策定され、議論され、合意さ

れてきたかという政策過程を学修する。また、日本をはじめとする二国間ドナー

における国際開発政策とその政策過程に参加する多様なアクターの関係性につい

ても学修する。国際機関やNGOなどが公表している英語の文献や学術テキストを用

い、国際開発のアジェンダや政策について英語で議論ができるように知識を修得

させることで、円滑なコミュニケーション能力を高める。

Special Topics in

International

Development Studies

 グローバリゼーションの進展によって多様化・複雑化する国際社会の諸問題に

ついて、対応するために必要な社会科学・人文科学を多面的に考察し、専門的知

見や技術を活用できることを目標とする。また、英語の高い運用能力を修得す

る。基礎知識を土台に、国際開発学の諸テーマに焦点を当て、歴史的・理論的問

題及び開発実務に使用されるツールを批判的に検討しながら修得する。具体的な

テーマとして、ビジネスと国際開発、法整備支援、人間の安全保障、開発におけ

る性とジェンダー、人の移動、プロジェクト運営と評価など、重要な課題の潮流

に対する理解を深める。

集中

開発経済学

 途上国経済は先進国とは異なった形での農村の疲弊、都市での失業などの諸問

題に直面しているが、そうした現実についてデータを通じて理解を深めさせる。

さらにトランスファー・パラドクスやハリス=トダロ・モデルに代表される、途

上国の実態を反映した理論経済学的なアプローチの学習を通じ、望ましい経済政

策や援助のあり方について考える力を身に付けさせる。

産業組織論

 社会における企業間の競争について、これまでに学んだ経済学の理論をもとに

講義していく。現実の社会において、自動車産業や飲料産業などの私たちの生活

に関係している財のメーカーはほんの数社しか企業がなく、これらの数社の企業

が価格支配力を持って、市場において経済活動をしている。本講義では、企業が

価格受容者である完全競争市場での企業の活動と比較することによって、企業が

価格支配力を持っている市場における企業の活動につい理解を深める。最終的

に、グローバル市場での企業間の問題に対する分析を行い、その問題に対する政

策を考える能力を身に付けさせる。

海外投資論

 国際収支表のメカニズムを修得し、日本企業の海外進出の継続的拡大と、そこ

から得られる対外投資収益が日本経済の経常黒字の柱となっていることを理解さ

せる。そのうえで実際に米国、中国や東南アジアで海外展開する日本企業のケー

ススタディから、対外直接投資のメリットとデメリットについて理解を深め、今

後の日本企業の国際的展開のあり方と、そのための望まれる経済政策について考

える力を養う。

国際経済学特殊講義

 アメリカ、EU、中国、ASEAN、インドなど、話題となっている諸外国の経済情勢

について、さらにWTOなどの国際機関によって定められている国際的なルールにつ

いての現状理解を深めさせる。アメリカによる貿易赤字や低金利からの脱却を志

向する近年の政策が各国経済にどのように影響しうるのかなど、有機的なつなが

りを持つ世界経済に見られる多様な経済問題についての望ましい政策のあり方を

考える能力を身に付けさせる。

集中

84

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

環境経済学

 経済開発や工業化の推進は環境に対する負荷をもたらし、個人の健康といった

直接的な形態のみならず、資源の枯渇や再生可能性資源の再生力低下、農業や水

産業の生産性低下などの間接的な形でも社会的経済厚生に悪影響をもたらすこと

を理解させる。国家間・地域間で起こりうる環境問題に対する規制や課税・補助

金などの政策について修得させ、それらの課題を理論的な背景に従って見つけ出

す能力を身に付けさせる。

公共経済学

 公共支出(公共財の供給)、課税、産業の規制、中央政府と地方政策の間の相

互依存関係など公共部門の経済活動は経済社会の様々なところに影響を及ぼして

いる。本講義では、これらの影響を分析するために、基礎科目や専修科目で学ん

だ経済学の理論をもとにした公共部門の経済理論を修得させる。この授業を通じ

て、社会の問題に対する公共部門の関わりについての分析能力を修得し、政府の

様々な政策課題を見つけ出す能力を身に付けさせる。

Lecture on Economic

Policy

 本専修において学んできた一国や地域の財政・金融政策、他の経済主体に対す

る政府の産業規制政策、企業の経営政策や企業と消費者の間での販売戦略などの

社会における様々な経済政策について、英語による講義を通じて理解をさらに深

める。この講義を通じて、国際学部の学生として、社会での様々な問題に対する

政策について経済学を用いて日本語だけでなく英語によって他者に説明し、文章

を用いて表現ができる能力を身につけさせる。

Special Topics in

International

Economics

 国や地域を超えた人の移動、国際貿易や国際金融の経済活動では、経済発展と

ともに様々な問題が生じている。それらの問題は文化的な背景の違いにも起因し

ていることもあり、日本語での表現が難しいケースもある。本講義では、最新の

国際社会における経済問題をテーマにして、英語による授業を行うことにより、

経済問題の背景にも言及し、日本語で展開される授業科目の理解を深め、英語に

よって多様な経済問題に対する政策を表現できる能力を身につけさせる。

集中

アドバンスト 会

計・ファイナンス

 国際化、多角化を進める企業において、会計・ファイナンスを実践レベルで活

用し、経営の意思決定に活かす能力を身に付けさせるために、企業の具体的事例

を用いて会計・ファイナンスと経営の関わりについて検討を行う。グローバルに

展開する企業を中心に採用が進む国際会計基準に基づく財務諸表や、海外企業の

財務諸表の分析手法も修得させる。また、ファイナンスに関しては、コーポレー

ト・ファイナンスの理論と実務を照らし合わせることによって、財務的な意思決

定を行うことができる基礎的な実践能力を身に付けさせる。

アドバンスト 戦

略・マーケティング

 基礎科目と専修科目で学習した戦略とマーケティング理論を踏まえ、事例分析

を通じてより実践的な意思決定手法を修得させる。経営学は企業の活動を分析対

象にする学問なので、事例分析は重要な定性分析のツールであり、その企業の時

系列データは定量分析の材料となる。本授業では、注目すべき企業を取り上げ、

戦略・マーケティング面での課題をチームワークで発見する。また、各国のマー

ケット特性とそこの経営課題を発見するため、国内のみならず海外の主要企業も

事例分析の対象とする。チームワークで行う事例分析は、チーム内のコミュニ

ケーション能力を高めることも期待できる。

85

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

多国籍企業論

 ビジネスの世界で国境の壁は無くなりつつある。自社製品を海外で販売する企

業は年々増加している。日本を代表する自動車産業の場合、海外生産比率が60%を

超えている。そのグローバル展開する企業の競争優位性と戦略について学び、多

国籍企業における課題を発見する能力を身に付けさせる。まず、多国籍企業をめ

ぐる理論を学習したうえで、事例をもってその応用分析を試みる。グローバル企

業が直面する課題は、国内企業に比べてより多様である。その課題を企業内部の

みならず外部の要因(例えば、進出先のマーケットや文化の異質性)から発見

し、その解決手法について学ぶ。

国際ビジネス学特殊

講義

 国際ビジネスで話題となっている新しい業界の特徴とその主要企業について学

び、新しい分野だからこそ起こる経営課題についての分析能力を身に付けさせ

る。グローバル化と情報化の深化で新たなビジネス分野が生まれ、そこで巨大企

業に発展していく場面はもはや珍しくない。とくに、今までない独創的なサービ

スをグローバル展開する企業が目立っている。本授業では従来の業界の垣根を超

えて事業を展開する企業の課題について学ぶ。それを通して、より多様な文化

的・社会的背景を持った人々がビジネス現場でどのように融合し、どのように組

織を運営して行くかについて分析する。

集中

アドバンスト 組

織・人材マネジメン

 ビジネス実践において活かすことができる学びを習得することを念頭に置き、

現代における企業、非営利団体、公的組織など様々な組織におけるマネジメント

と人材育成の応用的学習を提供する。事例分析や体験学習(コミュニケーション

のロールプレイなどを含む)などを有効に活用しながら、組織運営、職場内人間

関係構築、人間の潜在能力開発といった「唯一絶対の答えが存在しないマネジメ

ント領域」についての基礎的実践能力を身に付けさせる。

ビジネスデータ分析

 現代ビジネスにおいて、データの取り扱いとそれを戦略的に活用するための手

法は、ビジネスパーソンとしても企業組織単位で見ても競争力構築のために必須

のスキルとなっている。それを踏まえ、本講義では、「ビックデータの基礎知識

と、その取扱いに関するスキル」や「現代ビジネスにおけるIoT戦略の重要性と、

その構築のための重要スキル」といった領域について数量的手法習得を含む実践

的学習を積み重ね、そこから顧客ニーズや経営上の課題を発見する能力を身に付

けさせる。

Lecture on Cross-

cultural Management

 グローバル化が進む企業においては、異なる文化的背景を持つ場において経営

活動が行われており、異文化の問題はビジネスリーダーやマネジャー、組織にお

いてますますその重要性を増している。本講義では、英語での授業を通じてこう

した文化の違いがマネジメントに与える影響について理解を深めさせ、異文化マ

ネジメントに関する考え方を修得することで、グローバル企業における課題発見

能力と問題解決に関する基本的な実践能力を身に付けさせる。

Special Topics in

International

Business Studies

 本講義では、グローバリゼーションが進む企業において発生する問題に関して

英語で授業を行うことにより、グローバル企業における経営課題や、グローバル

ビジネスにおけるリーダーに求められる資質ならびに行動指針に関する最新の知

見を提供する。こうした知見を通じて、グローバル企業やグローバルビジネスに

おけるリーダーに求められることに関する理解を深めるとともに、それに対して

自らの意見を表現することができる能力を身に付けさせる。

集中

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Global Media and

Culture

(英文) This course takes the ongoing consolidation of the media as its

focal point in order to examine its central role in the globalization

process with a particular emphasis on cultural change. As fewer media

conglomerates control larger swaths of the industry, there is less

opportunity for alternative or marginalized voices to be heard. This

decline in diversity is mirrored in the lack of local control of media

outlets. While the internet has held out the promise of more democratic

forms of communication, the tendency toward monopolistic control over the

online landscape is a source of intense debate and controversy. In

addition to the economic and social aspects of this issue, students are

encouraged to consider the cultural consequences of media consolidation.

Other key aspects to be discussed include advances in communication

technology, trends toward government deregulation, and the

commodification of knowledge.

(和訳) 特に文化変容に注目しながら、グローバリゼーションの過程におけるメ

ディアの中心的な役割を検討するために、現在進行しつつあるメディアの統合強

化に焦点をあてる。少数のメディア複合体(コングロマリット)が産業の大半を

占めるようになり、主流ではなく周辺化された声が報道され、耳を傾けられる機

会は少なくなっている。メディアの多様性の低下は、報道機関がローカルなレベ

ルで管理されなくなっていることと呼応している。インターネットは、コミュニ

ケーションのより民主的な形を期待できるものではあるが、オンライン上に対す

る管理の一元化への流れは大きな論争を招いている。この問題の経済的・社会的

な側面に加えて、メディアの統合強化の文化的な帰結について検討し、情報技術

の進展、政府の規制緩和傾向、知識の商品化などの側面についても議論し、これ

らに対する深い理解を目指す。

International

Academic Relations

(英文) Globalization has changed the context for higher education

dramatically. A major example of the change is the promotion of academic

mobility. Academic mobility in higher education refers to the movement of

people, knowledge, programs and institutions across national borders.

Academic mobility is expected as a means to develop national economy,

cultural diversity and mutual understanding among people from different

cultural backgrounds. This course will look upon the role of academic

mobility in economic development and the cultivation of intercultural

competence through case studies and empirical data.

(和訳) グローバル化の進展により、高等教育における国際移動が推進されてい

る。それは海外留学に代表される人の移動にとどまらず、教育プログラムや教育

機関の移動も含まれる。こうした国際移動の進展は、国家にとって自国の経済

的・文化的発展をもたらす要因の一つとして位置付けられており、経済政策や移

民政策などと関連づけられて政策的に展開されている。本講義では、複数のケー

ススタディを通じて、高等教育の国際移動が国家にもたらす経済的、文化的な効

果と課題について学ぶ。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Twenty-First

Century Cities

(英文) The megalopolises of the current era are not only centers of

immense creation, collaboration, and consumption, but also at the

forefront of discussion on diversity, equality, and sustainability. This

course attempts to uncover both the integrative and disruptive tendencies

of large cities where a majority of the world’s people now reside.

Students will do a series of case studies, considering modern ‘hub’

cities, where inhabitants, business and social activities, and

institutions all interact in a local, but also very global way. This

demonstrates the advantages and synergies of multiculturalism, while at

the same time raising students’ awareness of the many new challenges

that we face today, in order to live together in harmony.

(和訳) 現代の大都市圏は、膨大に生み出される創造と協調、消費の中心地であ

るのみならず、多様性や平等、持続可能性に関する議論の最前線でもある。本講

義では世界人口の大部分が居住する今日の大都市に見られる二つの相反する傾

向、すなわち統合的傾向と破壊的傾向の両方を明らかにしていく。具体的には

ケーススタディを通じ、住民や事業・社会活動、あらゆる組織が相互に影響しあ

う現代の「ハブ」都市について考察する。多文化主義によるメリットや相乗効果

を示す一方で、互いに協調し共存していく上で乗り越えなければならない多くの

新たな課題にも直面しているということを理解し、そうした課題に対する意識を

高めることを目指す。

Global Peace and

Security

(英文) This course examines the seemingly intractable nature of intra-

and international conflicts by first differentiating between symptoms and

causes. Taking an historical approach to violent conflict, the course

begins by exploring the complex roots of modern warfare. In addition, the

peace movements that have arisen in response to war are studied from both

an ideological and cultural perspective. A major aim of this course is

for students to develop an informed understanding of security issues. The

recent rise in so-called terrorist activity around the world will be one

focal point of discussion. In addition, a broad array of topics, such as

mercenaries, arms control accords, the International Criminal Court, and

peacekeeping, are examined in a global context.

(和訳) 一見解決困難にみえる紛争(内戦・国家間戦争)の性質について、兆候

と原因を区別することから検討を始める。暴力的な紛争を理解するために歴史的

なアプローチを取ることで、近代の戦争の複雑な根源を探究する。さらに、戦争

に対応する形で高まってきた平和運動についても、イデオロギーと文化の観点か

ら検討する。昨今世界中で増えているいわゆるテロ活動も議論の焦点の1つであ

り、傭兵、軍縮協定、国際刑事裁判所(ICC)や平和維持活動などの広範なトピッ

クも、グローバルな文脈の中で検討する。本授業の到達目標は、安全保障問題に

関して知識に裏打ちされた理解を深めることである。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語学

(概要)この講義では日本語学全般について概観する。日本語を音声、語彙、文

法、談話の各方面から概観するとともに、特に日本語学習者が困難を感じる言語

事項に関し理解を深めることを目的とする。また、日本語学習者が日本語に対し

て理解を深めるための言語分析の方法について取り上げ、いくつかの言語事項を

履修者とともに分析する。この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC

1レベルあるいは日本語能力試験のN1以上の日本語能力をもつ学生および日本

語教師を目指す日本人学生を対象とする。

日本語教授法

(概要)この講義では、日本語教育の現状と社会的背景について学び、日本語を

外国語として教えるときに基礎となる知識と技術の養成を目的とする。日本語学

習者用日本語文法の理解を深め、授業展開ができる実践力を高める。また、評価

理論をもとに試験問題の作成について学ぶ。実際にコースデザインの手順を踏ま

えて学習指導案を作成し、模擬授業実施・相互評価を行う。JF日本語教育スタ

ンダード6段階のC1レベルあるいは日本語能力試験のN1以上の日本語能力を

持ち、日本語教師を目指す学生を対象とする。

日本語教育実習

(概要)この講義は日本語教育の教師を目指している学生に対し、実際の授業を

見学し、授業を立案し、教壇に立って授業をすることにより、実践的な日本語教

育能力を身につけるためのものである。 教材を自主的に研究し、指導案を作成

し、実施することができるだようになることを目指す。講義は教育実習の前段階

の指導と実際の教育実習、教育実習の反省の3つの部分からなる。教育実習は初

級、中級、上級の各段階を対象とするが、教壇実習は初級クラスで行う。実習は

大学内、あるいはその他の国内国外教育機関で行う。履修は日本語教育関係の科

目を既に履修した学生が対象である。

海外留学科目

 ISEP加盟大学及び中京大学海外交流協定大学へ交換留学生として選抜派遣され

た学生が留学先大学で取得した単位について、12単位を上限として、本科目の単

位として認定する。

海外セミナー

 海外セミナーは、海外研修に参加することにより、実践的な語学力の向上や、

ビジネス感覚を養うことを目的とする。全学的な組織である国際センターが主催

する海外短期研修プログラムに基づいて展開される。プログラムには、海外の大

学の付属英語学校において英語を学ぶ「海外大学体験」と実践的な英会話の学習

と海外企業への訪問を合わせた「海外ビジネス研修」の2種類があり、個人の語

学力や関心、実施希望時期などに合わせて研修を受けることができ、国際感覚を

身につける機会を得ることができる。

国内インターンシッ

 インターンシップとは、学生が企業などにおいて実習・研修的な就業体験をす

る制度のことである。近年の産業構造の激しい変化によって就業実態も大きく異

なってきており、従来のイメージと現実との乖離や、学生の職業意識の未熟さな

どから離職に繋がるケースも増えている。本科目はそういう現状への対応策のひ

とつとして設定されている。本科目は一定期間以上の就業に関する実習体験を行

うもので、そのために本学キャリア支援課が設定する各種プログラム(インター

ンシップガイダンスなど)に出席する必要がある。インターンシップ(就業体

験)後は、報告書及び参加証明書を提出し、科目担当教員の審査を受けなければ

ならない。

海外インターンシッ

 真の国際人になるには、できるだけ若い時期に日本を離れ、言葉や生活習慣が

異なる社会で学び、視野を広げることが大切である。本科目は、海外インターン

シップを通して真の国際人への扉を開こうとするものであり、学生は語学・生活

習慣など異文化を肌で感じて学ぶことで、物事を見る視野や角度を広げ、世界の

人びとが何を考え、何を勉強し、どのように生活しているかを体得することがで

きる。学生は、現地での学習成果と研修後のレポートの評価を通して単位が認定

される。

1 開設する授業科目の数に応じ,適宜枠の数を増やして記入すること。

2 私立の大学若しくは高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合,大学等

 の設置者の変更の認可を受けようとする場合又は大学等の廃止の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合は,この書

 類を作成する必要はない。

(注)

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

教養テーマゼミ

このゼミの目標は、人前で「話すこと」、人の報告を聞いて適切な「質問を

すること」、テーマについて「議論すること」、報告に関する資料・要約であ

るレジュメを作成することである。レジュメの作成、話すこと、質問するこ

と、答えること、議論すること、および上手なレジュメ作成の方法を身につけ

る。新聞記事の分析や裁判傍聴を通して社会の問題に目を向け意識する習慣を

身につける。

教養探究ゼミ

大学4年間で学んできた教養教育と専門教育の内容を振り返りながら、「自

分自身の学び」を検証するとともに、新たな課題を発見し、これを掘り下げて

いくことをめざします。各自が修得した専門的教養を人間や社会、自然、文化

や歴史にかかわる教養との関連、グループ討論やレポート作成を通して深める

ことを目標とする。

コンピュータ処理

論A

ハイパーリンク( Web ページでクリックするだけで特定のファイルを開いた

り、 ホームページを、直接参照)の概念は、1945年にアメリカのバネバー・

ブッシュが有名な論文で提唱し、その後1989年にティム・バーナーズ=リーが

WWW (World Wide Web)を発明。 学生はコンピュータを初めて学ぶことを前提

に、インターネットの仕組、言語 HTML、画像処理について理解し、Web言語で

あるHTML Javascriptを基本としながらWebを見るためのブラウザ:Internet

Explorerでホームページの基礎構造の理解と双方向性のあるCGI(Common

Gateway Interface)スクリプトを作成し情報公開能力を高める。

コンピュータ処理

論B

コンピュータを初めて学ぶことを前提に、プログラミングの初歩を表計算ソ

フトウェア Excel に格納されている Excel-VBA (Visual Basic for

Applications)というプログラミング言語を使って、プログラムの書き方、コ

ンパイル(VBAプログラムから機械語プログラムへの変換)、実行、デバッグ

(プログラムの間違いの除去)を学ぶ(他のプログラミング言語(C言語や

Javaなど)も基本は同じなので、VBAによって得た能力は発展的に応用でき

る。)四則演算から始めて、ワークシートの操作、基本図形による作画までを

行う。

個人スポーツ・卓

球Ⅰ

卓球は気軽にできるスポーツであるとともに多くのバリエーションをもつ。

そのためか一つの基本技術の応用範囲が広く老若男女を問わず誰にでも出来る

という万人向きのスポーツである。講義の中では、一定のラケットの動き、身

体の使い方、リズムの取り方、ボールの回転量やその変化、スマッシュのス

ピードへの対応などを柔軟に使いこなせるよう、様々な技術と戦術について指

導する。

個人スポーツ・卓

球Ⅱ

「卓球」のシングルス・ダブルスのゲームを行えるまでの理論・ルール、基

礎的・基本的な動きを習得するために段階を踏んで講義を展開していく。ま

た、個人スポーツA(卓球)を受講した者は、さらに基礎的技能、戦術を高め

るとともに、種目の指導やゲームの企画・コーディネートの能力を身につけ

る。「卓球」の理論や動きを理解し、身体表現できることを目標とするが、ス

ポーツの楽しさや仲間との協調を学ぶこと、実技による体力・健康づくり、生

涯にわたりスポーツをすることへの教養を身につけることも目標としている。

別記様式第2号(その3の1)

(用紙 日本工業規格A4縦型)

授 業 科 目 の 概 要

(国際学部 言語文化学科)

科目

区分

90

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

個人スポーツ・硬

式テニスⅠ

 硬式テニスは、生涯にわたって手軽に親しめる個人スポーツの一つです。団

体スポーツとは異なり、少人数でゲームをすることがでる。この講義では、生

涯を通じてテニスの楽しさ・おもしろさ・協調性などを享受できる能力や態度

を養うことを目的とする。具体的には基本的な技術(ストローク、ボレー、

サービス、スマッシュ)の習得を中心に、ルールやマナー、戦術を学びなが

ら、レベルに応じてダブルスゲームを行う。

個人スポーツ・硬

式テニスⅡ

 硬式テニスは、生涯にわたって手軽に親しめる個人スポーツの一つです。団

体スポーツとは異なり、少人数でシングルスやダブルスのゲームをすることが

できる。この講義では生涯を通じてテニスの楽しさ、おもしろさ、協調性など

を享受できる能力や態度を養うことを目的とする。具体的には、基本的なフォ

ア・バックなどのストローク、ボレー、サーブ、シュマッシュなどの基本的な

技術ルールやマナー、戦術などを学びながら、レベルに応じてダブルスゲーム

を行う。

個人スポーツ・バ

ドミントンⅠ

 バドミントンは、場所・用具さえあれば簡単に行なうことができ、レクリ

エーション的なスポーツとして多くの人に親しまれている。しかし、競技とし

て行なわれているバドミントンでは、スマッシュの初速度が250~300km/hにも

達すると言われており、瞬間的な反応を必要とするスポーツである。また、見

た目以上にハードなスポーツである。この講義では基本的な打法の練習後、シ

ングルス、ダブルスのゲームを行なう予定である。

個人スポーツ・バ

ドミントンⅡ

 バドミントンは、ラケットとシャトルという簡単な道具があれば、性別や年

齢を問わず気軽に行え、生涯スポーツとしても有用である。一方で、競技とし

てのバドミントンは奥が深く、近年は日本選手の活躍で注目されるスポーツと

なっている。この講義では、ラケットの握り方や各種ストロークなど基本を身

につけるとともに、戦術についてもゲームを通して実践的に学ぶ。中高でクラ

ブに所属したり、前期にバドミントンを選択した学生など、技術的には様々で

すが、後期はゲームをより多く取り入れて講義を行う。

個人スポーツ・ゴ

ルフⅠ

 現在ゴルフは老若男女を問わず、誰もが楽しめるスポーツとして親しまれて

いる。最近は、女子プロゴルフの爆発的人気やアイドル的アマチュア選手がプ

ロの試合などで活躍し、さらに人気を高めてる。これに伴いゴルフ人口も急増

している。この講義ではこれを踏まえ、ゴルフを楽しむために必要な正しい知

識と基礎的な技術、ルールおよびエチケット・マナーを学び、ゴルフの本質を

理解し、生涯スポーツへの導入・展開を目的とする。

個人スポーツ・ゴ

ルフⅡ

 ゴルフは老若男女を問わず、誰もが楽しめるスポーツとして親しまれてい

る。最近は、日本女子プロゴルフの爆発的人気やアイドル的アマチュア選手が

プロの試合などで活躍し、さらに人気を高めている。これに伴いゴルフ人口も

急増している。この講義ではこれを踏まえ、ゴルフを楽しむために必要な正し

い知識と基礎的な技術、ルールおよびエチケット・マナーを学び、ゴルフの本

質を理解し、生涯スポーツへの導入・展開を目的とする。個人スポーツAを受

けて、よりレベルの高いコースと初心者コースを開設する。

個人スポーツ・フ

ライングディスク

 「フライングディスク」を使った世界フライングディスク連盟公認10種目内

から数種目を体験し基本技術やルール等を学びます。手軽にできる個人種目か

ら技術・走力・戦術などの様々な能力をを必要とする団体種目など、ディス

ク・スポーツを幅広く実践する能力を身につけることが目標とする。 ニュー

スポーツの体験を通じ、生涯スポーツとして性差や能力差を越えてスポーツを

楽しむことを体験する。

91

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

個人スポーツ・フ

ライングディスク

 「フライングディスク」を使った世界フライングディスク連盟公認10種目内

から数種目を体験し基本技術やルール等を学ぶ。 手軽にできる個人種目から

技術・走力・戦術などの様々な能力をを必要とする団体種目など、ディスク・

スポーツを幅広く実践する能力を身につけることが目とする。ニュースポーツ

の一つであるフライングディスク競技の技術習得を体験したうえで、性差や能

力差を越えてスポーツを楽しむことができるよう既存のスポーツを自らアレン

ジできるようになることを目指す。

ティームスポー

ツ・バレーボール

 バレーボールは、ネットによって2等分されたコートで2チームがネット越

しにボールを打ち合い、得点を競うスポーツである。得点はボールの地面

(床)への落下や反則により与えられる。ボールへのコンタクトはブロッキン

グを除き、3回以内で相手コートに返球しなければならない。このためプレー

ヤーはバレーボールのテクニックが要求されるとともに、チームプレーを身に

つけることが必要です。この講義では、適用できるルールを定め、バレーボー

ルの基本的なテクニックによるゲームを行う。

ティームスポー

ツ・バレーボール

 バレーボールは集団のスポーツであり、ダイレクトプレーの連続であること

から互いに声を掛け合うことが非常に重要なスポーツである。この講義では、

バレーボールを楽しみながら行い、集団による協力の重要性や、身体を動かす

ことの楽しさを学ぶ。また、バレーボールの基本的なルールや技術を習得する

ことにより、生涯にわたってバレーボールを楽しめるような講義を展開する。

ティームスポー

ツ・バスケット

ボールⅠ

 バスケットボールの種目特性と技能の構造を理解し、集団的技能への展開、

最終的には実践練習であるゲームを行えるようにする。シュート、ドリブル、

ボールハンドリング、パスなどの基礎技術の習得を目標とし、実践練習である

ゲームに活用できるようにする。また、ゲーム計画を立て、ゲーム運営時には

審判法なども必要になるため、正しいルールの理解をできるようにする。

ティームスポー

ツ・バスケット

ボールⅡ

 この講義は、バスケットボールの実技を中心とした講義である。バスケット

ボールの実践を通して技術、戦術及び審判法を学び、ティームとして他者とコ

ミュニケーションをはかりながら、ティームスポーツの理解を深める。さらな

るバスケットボール技術の向上に努める。バスケットボールの特性やルールを

理解し、基礎的技術や戦術を習得するとともに、ゲームの展開方法などのマ

ネージメント能力を修得する。高度な技術を修得し、より高度なゲーム展開が

できるようになる。

ティームスポー

ツ・ソフトボール

 ティームスポーツを通して社会に必要な協調性やコミュニケーション能力を

身につけて、仲間と一緒に運動する楽しさや喜びを味わいながら体力の向上を

図る。また、社会生活における健康についての理解を深めて、健康づくりを実

践できるように学ぶ。生涯を通じてスポーツを楽しむことができるようにする

ことを狙いとする。また、お互いに協力して練習や試合を進行することでチー

ムワークの重要性を理解する。

ティームスポー

ツ・ソフトボール

 ティームスポーツを通して社会に必要な協調性やコミュニケーション能力を

身につけて、仲間と一緒に運動する楽しさや喜びを味わいながら体力の向上を

図る。また、社会生活における健康についての理解を深めて、自主的に健康づ

くりを実践できるように学ぶ。生涯を通じてスポーツを楽しむことができるよ

うにすることを狙いとする。また、個人が積極的に参加してソフトボールの

ルールや審判法を学び、自主的にゲームの運営ができるようにすることを目標

とする。

92

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ティームスポー

ツ・サッカーⅠ

 サッカーは世界で2億人以上の競技人口を持ち、そのワールドカップは世界

最大とも言われるスポーツイベントとして知られている。ここまで広く普及し

たのは、ボール以外に特に必要な用具がいらないこと、17条しかルールがない

ことなどが理由として考えられる。今日では女子選手による世界大会はもちろ

ん、身体障がい者の世界大会も開催されている。この講義では、このような世

界的に人気の高いサッカーをその基本的な技術を学ぶとともにゲームによって

体験する。

ティームスポー

ツ・サッカーⅡ

 ティームスポーツⅠを踏まえて、狭いコートにおけるサッカー(フットサ

ル)におけるより発展的な技術・戦術を学び、それを実践する。サッカーの基

本的なトレーニングを通して、体力作りの基礎を体得し、それを知識として習

得する。サッカーの基本的技能を修得するとともにルール、審判法、戦術など

を学習し、試合ができるようにする。サッカーの楽しさを体験し、生涯スポー

ツの基礎を学ぶとともにチームスポーツに必要なコミュニケーションのスキル

を磨く。

ティームスポー

ツ・カローリング

 氷上のスポーツカーリングをヒントに室内で気軽に楽しめるスポーツとして

1993年に名古屋で誕生した新しいスポーツで、体育館やオフィスなどの屋内フ

ロアで、よりスリリングに楽しむ事ができるように開発した「ジェットロー

ラー」を、フロアの先端に設けたポイントゾーンを目標に走行させ、相手チー

ムと交互に投球し、ぶつけ合いをして得点を競い合う競技である。この講義で

は基本動作を習い、試合を行える技術の習得を目標とする。

ティームスポー

ツ・カローリング

 氷上のスポーツカーリングをヒントに室内で気軽に楽しめるスポーツとして

1993年に名古屋で誕生した新しいスポーツで、体育館やオフィスなどの屋内フ

ロアで、よりスリリングに楽しむ事ができるように開発した「ジェットロー

ラー」を、フロアの先端に設けたポイントゾーンを目標に走行させ、相手チー

ムと交互に投球し、ぶつけ合いをして得点を競い合う競技である。この講義で

は基本動作を習い、試合をしながら技術を高めカローリングを楽しむ能力を身

につける。

フィットネス・ト

レーニングⅠ

 身体は、良い意味でも悪い意味でも適応する。あまり動かなければ身体は衰

え、適度に動けば強化される。しかし、使いすぎれば逆に故障します。この講

義では、それぞれの目的(ダイエット、筋力アップ、体力維持、生活習慣病予

防、リフレッシュなど)にあった適度な運動の方法を学習する。現代人がかか

える問題点の一つでもある『食』は、『運動』とともに身体に大きく影響を与

える。後半の講義では『食』と『運動』のバランスを内容に加え講義を進めて

いく。

フィットネス・ト

レーニングⅡ

 身体は、良い意味でも悪い意味でも適応する。あまり動かなければ身体は衰

え、適度に動けば強化される。しかし、使いすぎれば逆に故障します。この講

義では、それぞれの目的(ダイエット、筋力アップ、体力維持、生活習慣病予

防、リフレッシュなど)にあった適度な運動の方法を学習する。フィットネ

ス・トレーニングⅡではさらにトレーニングメニューを受講者自らが積極的に

作成・評価・修正を行えるようになることを目指す。

93

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

フィットネス・

フィットネスⅠ

 現代の社会環境は身体活動の機会が減少し若年層にも肥満、糖尿病などの疾

患が増えており、これらはすべて過食と運動不足に起因しているものであり、

私たちの生活習慣のアンバランスがもたらすもので、そのアンバランスが様々

な不健康をひき起している。 この講義では柔軟運動、ストレッチングにレジ

スタンストレーニングや有酸素的運動(ウォーキング、ジョギング、マシンを

使っての運動)を加えて、総合的に身体づくりを行う。

フィットネス・

フィットネスⅡ

 現代の社会環境は身体活動の機会が減少し若年層にも肥満、糖尿病などの疾

患が増えており、これらはすべて過食と運動不足に起因しているものであり、

私たちの生活習慣のアンバランスがもたらすもので、そのアンバランスが様々

な不健康をひき起している。 この講義では柔軟運動、ストレッチングにレジ

スタンストレーニングや有酸素的運動(ウォーキング、ジョギング、マシンを

使っての運動)を加えて、総合的に身体づくりを行う。

フィットネス・エ

アロビクスⅠ

 エアロビクスは酸素をたくさんとりいれて持続的に行うエクササイズ(有酸

素運動)である。このクラスでは、有酸素運動を行う際の強度設定やエアロ

ビックダンスの学習を通して、自身の生活の中に有酸素運動を取り入れ、有酸

素能力を向上させることを目的とする。このクラスは、基本的にはじめての方

を対象としてプログラムを展開する。

フィットネス・エ

アロビクスⅡ

 エアロビクスは酸素をたくさんとりいれて持続的に行うエクササイズ(有酸

素運動)である。このクラスでは、有酸素運動を行う際の強度設定やエアロ

ビックダンスの学習を通して、自身の生活の中に有酸素運動を取り入れ、有酸

素能力を向上させることを目的とする。基本ステップの確認を行いながら進め

ますが、エアロビクスⅠよりも少し強度と難易度の高いクラスとする。

シーズンスポーツ

A・ゴルフ

 生涯学習・スポーツの実践は、常にクリエイティブな発想力を養うための必

要な能力として社会に要求されるものであり、本学の学生のような将来様々な

場所でリーダーシップを発揮しなければならない人間にとって必要不可欠な能

力である。すなわちスポーツ技能の修得は、企画-立案-実践-評価という現在

社会で最も要求される能力を養うための最良の体験学習である。この講義で

は、ゴルフを安全かつ楽しく行うための知識を体験を通して獲得し、野外活動

の意義を学び、その実践能力を養うことを目的とする。

集中

シーズンスポーツ

B・スケート

 この講義の目的は、氷という自然を利用したスポーツであるスケートの実技

能力と指導能力を身につけることである。この講義では、スケートの多様な技

術を学ぶことができるフィギュアスケートを取り上げて、基本の滑走、ジャン

プ、スピンなどの技術の習得と、それぞれの技術の理論および指導法を学ぶ。

また氷上外でのトレーニング方法についても学ぶ。

障害者スポーツA

 この講義は通常の開講クラスにおけるスポーツ実技科目の履修が困難な学生

を対象として開講される。 身体の機能等に障害が認められたとしても個人の

健康の水準が確保されていれば日常生活に支障をきたすことはない。障害をも

つものの多くは、身体活動が制限されることも少なくない。日常生活労作

(ADL:Activity of Daily Living)が十分可能な状況で身体活動を維持する

ことが求められる。講義の中では生涯をとおして健康水準の確保を目指す能力

を養う。

94

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

障害者スポーツB

 この講義は通常の開講クラスにおけるスポーツ実技科目の履修が困難な学生

を対象として開講される。身体の機能等に障害が認められたとしても個人の健

康の水準が確保されていれば日常生活に支障をきたすことはない。障害をもつ

ものの多くは、身体活動が制限されることも少なくない。日常生活労作

(ADL:Activity of Daily Living)が十分可能な状況で身体活動を維持する

ことが求められる。講義の中では医師の診断書を参考に日常生活の中で個人に

可能な身体運動の実践方法を学ぶ。

英語コミュニケー

ションⅠA

 日常英会話、ビジネス英会話などを通じて、英語コミュニケーション力の向

上を目指す。話す力の育成に重点を置き、オーラルコミュニケーション能力を

身につける。英検準2級~2級程度の英語力を持つ学生を対象としている。科目

の性質上、ネイティブスピーカーの教員を重点的に配置し、さらに高度なオー

ラルコミュニケーション能力を身につけることを目標とする。

英語コミュニケー

ションⅡA

 日常英会話、ビジネス英会話などを通じて、英語コミュニケーション力の向

上を目指す。話す力の育成に重点を置き、オーラルコミュニケーション能力を

身につける。英検準1級程度の英語力を持つ学生を対象としている。科目の性

質上、ネイティブスピーカーの教員を重点的に配置し、さらに高度なオーラル

コミュニケーション能力を身につけることを目標としている。

英語コミュニケー

ションⅠB

 日常英会話、ビジネス英会話などを通じて、英語コミュニケーション力の向

上を目指す。話す力の育成に重点を置き、オーラルコミュニケーション能力を

身につける。英検準2級~2級程度の英語力を持つ学生を対象としている。科目

の性質上、ネイティブスピーカーの教員を重点的に配置し、英語コミュニケー

ションⅠAの発展形として高度なオーラルコミュニケーション能力を身につけ

ることを目標としする。

英語コミュニケー

ションⅡB

 日常英会話、ビジネス英会話などを通じて、英語コミュニケーション力の向

上を目指す。話す力の育成に重点を置き、オーラルコミュニケーション能力を

身につける。英検準1級程度の英語力を持つ学生を対象としている。科目の性

質上、ネイティブスピーカーの教員を重点的に配置し、英語コミュニケーショ

ンⅡAの発展形として高度なオーラルコミュニケーション能力を身につけるこ

とを目標としている。

メディア英語A

 このクラスはメディアの一つとしての映画という視点から、映画を使ってせ

りふを中心に英語を学ぶ。映画がメディアとして一般大衆に影響を与えるこ

と、マスコミ媒体として大衆を動かすこと、またネットとの競争についても考

たい。英語は演習ですし、さらにグループ活動(プレゼン)もあり、平常の活動

が重視されます。映画の1場面をとりあげ、生きた英語を学びながら、日本語

字幕なしに聞き取りを行い、その後その場面の訳をしながら、映画の正しい理

解を深める。

メディア英語B

 このクラスはメディアとしての映画という視点から、映画を使ってせりふを

中心に英語を学ぶ。映画がメディアとして一般大衆に影響を与え、大衆の意見

を作りだすことに注目し、映画の伝えるメッセージを考えていく。とりわけ映

画が誕生して1世紀となる現在、その100年の歴史を古典映画を見ることでも

考えてみたい。このクラスは英語の演習であり、さらにグループ活動や発表を

重視しますので、日常的に活発な参加が重要である。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

英語資格対策ⅠA

 TOEIC、 TOEFL等の英語検定対策と就職試験対策を行う。留学や就職など

様々な場で必要となる英語試験対策を通じて、総合的な英語力向上を目指す。

TOEIC400~700点、英検準2~2級程度の英語力を持つ学生を対象としている。1

年次で修得した基礎的な英語運用能力よりもさらに高度で実践的な英語力を身

につけ、留学や就職を通じて国際社会の一員として貢献するための資格取得を

支援する。

英語資格対策ⅡA

 TOEIC、 TOEFL等の英語検定対策と就職試験対策を行う。留学や就職など

様々な場で必要となる英語試験対策を通じて総合的な英語力向上を目指す。

TOEIC700点以上、英検準1級程度の英語力を持つ学生を対象としている。1年次

で修得した基礎的な英語運用能力よりもさらに高度で実践的な英語力を身につ

け、留学や就職を通じて国際社会の一員として貢献するための資格取得を支援

する。

英語資格対策ⅠB

 TOEIC、 TOEFL等の英語検定対策と就職試験対策を行う。留学や就職など

様々な場で必要となる英語試験対策を通じて総合的な英語力向上を目指す。

TOEIC400~700点、英検準2~2級程度の英語力を持つ学生を対象としている。

英語資格対策ⅠAの発展形として、さらに高度で実践的な英語力を身につけ、

留学や就職を通じて国際社会の一員として貢献するための資格取得を支援す

る。

英語資格対策ⅡB

 TOEIC、 TOEFL等の英語検定対策と就職試験対策を行う。留学や就職など

様々な場で必要となる英語試験対策を通じて総合的な英語力向上を目指す。

TOEIC700点以上、英検準1級程度の英語力を持つ学生を対象としている。英語

資格対策ⅡAの発展形として、さらに高度で実践的な英語力を身につけ、留学

や就職を通じて国際社会の一員として貢献するための資格取得を支援する。

英語セミナーA

 ある物や場所について説明・紹介したり、何かの作り方を説明したりという

シンプルなプレゼンテーションから、資料やデータを示しながら行う本格的な

プレゼンテーションまで様々なプレゼンテーションの方法を学ぶ。効果的なプ

レゼンテーションを行う方法は一つではない。信頼できる情報を集め、わかり

やすく整理し、聞き手にアピールするプレゼンテーションを行う技術を身につ

けること、伝えたいことを明快な英語で表現することを目指す。

英語セミナーB

 場所や物を紹介するシンプルなプレゼンテーションから、資料やデータを示

しながら行うプレゼンテーションまで様々なプレゼンテーションの方法をぶ。

また、世界遺産を紹介したビデオを観て、プレゼンテーションに使える表現も

身につける。効果的なプレゼンテーションを行う方法は一つではない。信頼で

きる情報を集め、わかりやすく整理し、聞き手にアピールするプレゼンテー

ションを行う技術を身につけることを目指す。

数学A

 いろいろな場面で利用される数学を、自分で計算してみて実感する。前提と

する知識は高校1年の数学程度。毎回話題が異なるサザエさん方式なので、途

中で落ちこぼれる心配なし。例題の説明を聞き、計算を体験しながら、論理的

思考と数理的スキルを身につける。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

数学B

 いろいろな場面で利用される数学を、自分で計算してみて実感する。前提と

する知識は高校1年の数学程度。 毎回話題が異なるサザエさん方式なので、

途中で落ちこぼれる心配なし。例題の説明を聞き、計算を体験しながら、論理

的思考と数理的スキルを身につける。

統計学A

 現代社会おいては、自然科学はもとより社会科学の分野においても、様々な

データを正しく扱ったり、そこに潜む集団的な性質や意味を理解する思考が要

求されるようになってきている。そこでわれわれの生活や社会の間接、直接に

かかわりをもつ分野で用いられている統計的方法の基礎的事柄を具体例に則し

て、微分、積分など文科系の学生諸君にとっては高度な数学を使わずに、わか

りやすく解説する。特に春学期は秋学期に行う推定、検定の準備のための講義

が主となる。

統計学B

 現代社会おいては、自然科学はもとより社会科学の分野においても、様々な

データを正しく扱ったり、そこに潜む集団的な性質や意味を理解する思考が要

求されるようになってきている。そこでわれわれの生活や社会の間接、直接に

かかわりをもつ分野で用いられている統計的方法の基礎的事柄を具体例に則し

て、微分、積分など文科系の学生諸君にとっては高度な数学を使わずに、わか

りやすく解説する。春学期の講義『統計学A』を基礎にして、統計学の主要な

テーマの一つである推定、検定について主として解説する。

物理学A

 一般教養の初等物理学を広く浅く学ぶ。物理学Aでは古典力学と連続体の力

学が範囲とする。19世紀後半から20世紀初頭にかけて形成された現代物理

学の基本的な考えを学ぶ。市民の教養としての物理学を身につけることが目標

とする。就職試験のうち公務員試験や教職試験の一般教養試験に出る問題内容

が一応の知識水準となるはずである。市民の教養としての現代物理学を、その

場限りの知識ではなくなるべく体系的に学ぶ。

物理学B

 一般教養の初等物理学を広く浅く学び。物理学Bでは古典電磁気学と熱力学

と現代物理学と現代物理学と範囲とする。市民の教養としての物理学を身につ

けることを目標とする。就職試験のうち公務員試験や教職試験の一般教養試験

に出る問題内容が一応の知識水準となるはずである。現代物理学では、基本的

考え方を、なるべく体系的に学ぶ。

化学A

 日常使う電化製品、合成洗剤、衣料品などは、化学物質で、私たちの生活と

密接にかかわっている。そして、環境問題の原因物質もまた化学物質である。

このように化学物質は、生活を豊かにしてくれている反面、生活を脅かす存在

でもある。この講義では、化学の基礎知識と身の回りの化学との関係を学びな

がら、化学の全体像を捉う。化学式、物質量、化学反応式などに慣れ、化学の

基礎的な知識と身の回りに起こっている化学現象や化学反応の関係を正しく理

解すること、身近な現象や話題の物質を化学の視点で捉えなおすことを目標と

する。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

化学B

 生命は体内で起こる化学反応により維持されていて、医薬品、食品添加物、

毒物などの化学物質は、私たちの健康と密接にかかわっている。また、化学物

質が環境問題の原因物質として体に影響を及ぼすこともある。この講義では、

ものを見たり、食べたり、怒ったりしたときに、私たちの体の中でどんなこと

が起こっているか、化学物質がどんな風に影響しているかを、化学の基礎的な

知識と化学現象や化学反応との関係から学び、化学の全体像を捉う。

地学A

 地学をはじめて学ぶことを前提に、地学の地質・気象分野について学ぶ。資

料や映像を用い、実際に“見て知る”と同時に、簡単な計算や演習などで手を

動かすことで、様々な自然現象に関する科学的な理解を深める。地質分野:

我々の住む地球の構造や構成をはじめ、地球の活動や地球環境がどのように変

遷してきたのかについて概説する。気象分野:地球をとりまく大気が、どのよ

うにして多種多様な気象現象を引き起こすのかを解説する。また、普段目にす

る気象予報がどのようにして行われるのかについて紹介し、自ら実践してみ

る。

地学B

 地学をはじめて学ぶことを前提に、地学の天文分野について学ぶ。資料や映

像を用い、実際に“見て知る”と同時に、簡単な計算や演習などで手を動かす

ことで、様々な天体現象に関する科学的な理解を深める。天文分野:宇宙に存

在する様々な種類の天体をはじめ、恒星の進化や宇宙全体の構造などについて

紹介する。さらに、宇宙に存在する多様な天体を調べる手段、宇宙を知るため

の法則についても解説していく。天体写真や動画も利用することで、通常では

目にすることができない様々な天体現象について、視覚的にも学ぶ。

生物学A

 生物は、どのようにして現在のような姿になったのか?動物の行動は、どの

ように進化してきたのか?この講義では、生物の行動や社会の進化の関係につ

いて考える。また、ニュースなどで取り上げられることの多い生物多様性につ

いて、何が問題であるかを理解する。この講義の目標は、生物の遺伝の仕組み

を学び、生物の進化について基本的な考え方を理解することである。それとと

もに、生物学と私たちの生活の関わりについて考える。

生物学B

 「ヒト」はどのように進化してきたのか?この講義では、生物学的に見たヒ

トの特徴を知り、それをサルや他の動物と比較することによって、「ヒト」と

は何かを考える。ヒトを含めた霊長類の進化、社会、生態、文化などについて

学ぶ。「進化」という言葉の意味を理解し、ヒトの進化の道筋について理解す

ることを目標とする。ヒト以外の霊長類の生態や行動を学ぶことによって何が

わかるのかを考え、ヒトと他の霊長類が何が同じで何が違うのかを考察する。

98

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

哲学A

 現代哲学の代表的テーマである「心」と「他者」について、身体、実在、表

象、素朴心理学といった問題と関連づけながら学ぶ。必要に応じて、代表的な

哲学者の考え方や著作についての紹介や解説もする。ただし、それに終始する

ような学説史の解説ではなく、テーマを中心に据えた講義である。この講義に

おいては、決まった正解のない哲学的問題について各自が考えたり、必要に応

じて意見を述べたりすることによって、論理的な思考力と表現力、そして問題

発見能力を養うことを目標とする。

哲学B

 現代哲学の代表的テーマである「知識」について、推論、認識、客観性、

ミームといった概念と関連づけながら学ぶ。また、知識と政治や宗教との興味

深い関係についても解説する。必要に応じて、代表的な哲学者の考え方や著作

についての紹介や解説もする。ただし、それに終始するような学説史の解説で

はなく、テーマを中心に据えた講義である。また、ドキュメンタリー・ビデオ

や映画などを随時取り入れて講義を進める。

倫理学A

 この講義では、道徳という大きな謎について少し考える。ヒトも動物の一種

であるから、まず動物の世界において観察される利他的行動について、生物学

の立場から少し説明する。次に道徳をめぐる大庭健と永井均の論争を紹介しな

がら、道徳とはどのようなものとして理解されるべきか、考察したいする。続

いて、道徳を擁護する立場から、道徳の本質や源泉についてカントの思想と功

利主義の思想を中心にして述べていく。最後に、まとめとして、現代において

道徳はいかに教育されたらよいかについて検討する。

倫理学B

 「善とは何か」、これは古代ギリシアから多くの哲学者を悩ませてきた大問

題である。この講義ではこの問題について少し考えてる。まず「善・よい」と

いう言葉の多義性について述べ、問題を道徳的意味における「善・よい」へと

限定する。そのうえで、「善・よい」は「赤い」という知覚判断と同様に考え

てよいのか、検討する。このような検討を通して「道徳的判断」の特徴を明ら

かにしする。さらに進み、「善・よい」は個人やその人の属する社会に対し

て、「道徳的判断の客観性」について一定の結論を出すことを目標とする。

論理学A

 論理的に考えることは、あらゆる学問分野を学ぶ上でも、社会で生きていく

上でも要となる。その土台作りとして、論証の構造や推論の形式などの論理学

の基礎的知識を学ぶ。単なる知識としてではなく、文章を読む中で議論の前提

や論拠、結論の妥当性を自分で判断し評価できるよう、練習問題を通した訓練

により力を養う。最終的には、自分の考えを論理的に書くことで表現できるこ

とを目指す。

論理学B

 批判的思考(クリティカルシンキング)は、あらゆる学問分野を学ぶために

も、社会で生きていくためにも要となる。この講義では、哲学的な思考法を通

じて批判的思考の基本を身につけていく。従来の批判的思考法ではあまり取り

上げられることのなかった、科学方法論に焦点を当て、詳しく解説します。科

学の方法を吟味・検討することによって、科学そのものも批判的思考の対象に

なりうるということを理解することを目標とする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

心理学

 人は、これまで、自らの「心」について問いかけをし、様々な角度から研究

を進めてきた。そのような中で、心理学は「心」の科学として誕生した。現代

心理学は、人がかかわるすべての事柄を研究対象にしている極めて学際的な学

問であり、そこから得られた知見は日常生活の様々な側面に応用されている。

心理学という学問の特徴や発展の歴史を理解するとともに、何が問題とされ、

どのように研究されてきたのか理解してもらう。

日本史A

 この講義では列島社会の古代の歴史を扱う。特に日本の成り立ちや伝統・文

化といったものが歴史的所産であることを正しく認識するために、東アジア世

界の中で列島社会の歴史がどのように展開していったのかという点に重心をお

いて講義を行う。日本のことのみを扱うのではなく、東アジアの歴史の流れの

中に日本史を位置づける作業を行っていく。日本の社会・文化の特質を東アジ

ア世界との関連の中で歴史的に把握し、列島に住む人々や列島に往来した人々

との交流や緊張関係から、日本国がどのように形づくられてきたのかを振り返

る。

日本史B

 歴史学は主に文献史料に基づいて過去のことを明らかにするが、過去を明ら

かにする学問には、考古学・歴史地理学・民俗学などがある。それらは文献史

学とは扱う対象も研究方法も異なるが、文献史学と相補うことによって過去の

姿をより豊かに復元できる事例も多い。中世・織豊期の尾張の事例を素材とし

て、そのような今日の歴史研究の成果の一端を学ぶ。①自らの生きる場所に豊

かな歴史があること知る。②歴史を科学的に理解する方法を学び、俗説に惑わ

されない態度を養う。

東洋史A

 この講義では、まず、ユーラシア大陸における文明の発祥から、アジアにお

ける諸地域世界の形成の過程について概観してゆきます。次いで、隋唐帝国や

モンゴル帝国の成立・拡大といった現象に焦点を当てて、アジア諸地域世界の

融合と再編の経緯について考察する。世界の諸地域の歴史を学ぶことは、我々

とは異なる文化のもとで生活する人々についての理解を深めることを目標とす

る。

東洋史B

 この講義では、アジア諸地域の近世・近代の歴史に大きな影響を与えた国

家、人物、事件を取り上げながら、それぞれの地域が今日までにたどった道筋

を明らかにしていく。この時代の東洋史上の様々な出来事は、そのまま現代社

会の諸問題の〝根〟となっている例が少なくはない。この講義では、そうした

現代社会の抱える課題についても、歴史学の視点から紹介・解説し、受講生諸

君に現代と将来の国際社会を展望してゆくための視座を提供する。

西洋史A

 普段、受講生が目にすることの多い映画(またはTVドラマ)をてがかりとす

る。そのことで講義内容がより理解しやすく、また共通の出発点に立つことが

できる。講義は映画における虚構を廃して史実を特定したのち、映画に描かれ

ている事件を歴史的な流れに位置づけることになる。古代から現代に至るヨー

ロッパの歴史の大きな流れを理解し、歴史的なものの見方を養う。とくに、

ヨーロッパの歴史を疎遠なものとしてではなく、受講生が自らの置かれている

社会的・文化的位置との相対的関係において、理解するものとする。

100

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

西洋史B

 ヨーロッパの歴史上には、様々な人物群(職業、身分、ジェンダーなど)が

あった。それらのなかには、現在は消滅してしまったものもあれば、存続して

いるものもある。また名称こそ存続してはいるが、その性格を変貌させてし

まったものもある。あるいは世界や日本と共通するものもあれば、ヨーロッパ

独自のものもある。この講義では毎回そのような人物群を通史的に扱い、そこ

からヨーロッパの歴史を展望することになる。

文学A

 日本文学の歴史は古く、奈良時代以前に遡る。その中で生み出され、熟成さ

れてきた数々の古典文学作品は、時の試練を耐え抜いたもののみが獲得できる

奥深さと果てしない魅力とに満ちている。これまで「古典は苦手」と考えてき

た諸君は多いかもしれない。しかし、長い時間を越えて受け継がれてきた作品

を、望めば読める時代に生まれた幸運を、どうか認識してもらいたい。この講

義では、比較的現代に近い、江戸時代の作品である井原西鶴の浮世草子を取り

上げる。

文学B

 日本文学に描かれた「こころ」をテーマとする。王朝の美の極致を今に伝え

る『源氏物語』『新古今和歌集』の世界、激動の時代を生きた人々のあわれを

語る『平家物語』、この世で結ばれない愛、そして義理と人情を巧に描いた近

松の代表的世話物『曽根崎心中』『冥途の飛脚』『心中天の網島』は、日本文

学の名作である。これらの作品について、その時代背景や周辺の文学作品も含

め、わかりやすく説明しつつ、現代にもつながる「日本人のこころ」について

考える。

言語学A

 言語は我々の思考を助け、思考を支えている。その言語のいくつかの側面に

ついて一緒に考えていく。言語は人間にとってどんな存在でなのか?どんな特

徴があるか?人間以外の動物も言語を持っていると言えるのか。人間の言語の

もつ機能と他の動物の言葉のもつ機能は同じものなのか。言語学は私達の使っ

ている言葉について上記で述べたようなことを科学的に研究しようという学問

である。この講義では、言葉のもつ面白さ、不思議さ、難しさについて、また

それはなぜなのかを一緒に考えていく。

言語学B

 言語は我々の思考を助け、思考を支えている。その言語のいくつかの側面に

ついて一緒に考えていく私達はいつのまにか言語(母語)を習得してきた。私

達は誰かと話をしている時、自分の意図が相手に伝わっていない、もしくは相

手の言葉の意図がわからないと感じることがある。言語学は私達の使っている

言葉について上記で述べたようなことを科学的に研究しようという学問であ

る。この講義は、言葉のもつ面白さ、不思議さ、難しさについて、またそれは

なぜなのかを一緒に考えていく。

日本国憲法

 国家の枠組・基本方針を定める基礎法であり、国家の最高法規である憲法、

中学では「公民」、高校では「現代社会」・「政治経済」の中で、ずっと以前

から学んできたはずの「日本国憲法」なのに、私達の日常生活の中では、難し

くて、訳わからなくて、何だかあまり関係ないような、存在感がうすいのでは

ないか?毎日のニュースやワイドショーをみても憲法の原理や理論的知識がれ

あば、より賢明な、するどい視聴者になれる部分が多いのはずである。この講

義を通して、法律や憲法の問題をより身近かな事柄として理解する。

101

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

法学

 法と言えば、六法全書のような硬くて重苦しいイメージが一般的ですが、法

は実際には私たちの普段の生活の中に普通に存在しており、また欠くことので

きないものでもある。この科目では、普段の生活の中に存在する法を素材に、

それがどのような背景(原理や制度)を持っているものかを考察していく。普

段の生活に存在する法を意識し、身の周りの物事について法的視点から考えら

れるようになることをねらいとする。この過程で得られる、論理的に物事を理

解しようとする姿勢は社会科学の基本でもあり、他の周辺科目の学習にも役立

つはずである。

政治学A

 政治とは、「公共性」の抽出である。さらに国際間にも政治はある。講義は

日本と韓国の間の諸問題を事例に政治を考える。日韓が植民地から対等の国家

間関係を築くにあたっては、植民地支配下の金融・財政・行政制度の再編・解

体、築かれてきた財産や未払い給与等の清算、戦争動員への補償は日本人並み

でいいのかなど、多くの問題を抱えていた。講義は、戦後東アジア国際秩序の

中で日韓関係を位置付け、その延長線上にサンフランシスコ講和条約から日韓

基本条約締結までを時系列的にたどりながら、事実の羅列ではなく政治学的な

見地から国家間の政治のあり方を考える。

政治学B

 「パワー」や「相互依存」などの言葉を使って、今まで見えなかったもの

が、捕らえられるように、アメリカの国際政治の教科書を使って、西欧とアメ

リカ中心の国際関係学の基本について、歴史と理論を学ぶ。 いまや戦争は技

術の発展(原爆など)により紛争解決手段としては非合法化され、安保理の

「制裁」がとってかわった。 一方、国際政治の対象となる分野は、もはや安

全保障にとどまらず、環境、経済、そして、移民・人口等の内政にも拡大して

いる。大きな変革の時代を、認識し、どう行動するべきなのかを考えるための

知恵を学習する。

社会学A

 ここではまず最初に、様々な文化現象を通して戦後の日本社会の変容をたど

り、そこから自己や身近なコミュニケーションをめぐる感覚などを考えてい

く。またそこから少し広げて、宗教、ジェンダー、暴力などの諸テーマも絡め

ていく。題材は映画や歌の歌詞など、身近なものも多く使用する。もちろん各

回の内容はつながっているが、1回完結でいろいろなテーマを取り上げ講義を

展開する。

社会学B

 家族、メディア、社会保障、労働環境など、社会のなかにはいろいろな制度

がある。ここではそれらが抱える問題や、変わるべき方向性について考えなが

ら、「社会学」の見方を感じてもらいます。また後半では、多様な差別の問題

も扱っていく。題材は映画や歌の歌詞など、身近なものも多く使用する。もち

ろん各回の内容はつながっているが、1回完結でいろいろなテーマを取り上げ

講義を展開する。

経済学A

 経済学Aは「経済学」という学問ををはじめて学習する学生向けの科目であ

る。そこで経済学で取り上げられる基本的な理論と日常の経済現象との関係に

ついて講義する。経済学という学問のなかでの位置づけとしては、経済学の基

本原理と入門レベルのミクロ経済学を学習する。経済学Aで取り上げる内容は

“経済学の原理”と“ミクロ経済学と国際貿易理論”の2つであるといえる。

102

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

経済学B

 経済学Bでは、主としてマクロ経済学の基礎理論と現況について講義であ

る。入門レベルのマクロ経済学の理論だけでなく、日本をめぐるマクロ経済問

題に関して、実際のデータを多面的に分析する時間も多く割り当てながら講義

する。なお、それらの内容の復習するため、関連の練習問題の解説も行う。①

マクロ経済学の基礎用語及び理論に親しみ、日常の経済現象の理解と興味を深

める。②国際経済学を理論の側面だけではなく、主要経済圏の経済発展過程と

その現況から理解する。

地理学A

 この講義では、様々な現代社会の諸問題を取り上げ、地理学の視点からそれ

らをどのように読み解くことができるのかを議論する。取り上げるテーマは、

格差・社会・健康・都市・農村・景観・災害・犯罪・科学まで多岐にわたる。

地理学的なアプローチに基づいて、それぞれの問題の背景や要因、解決策を

探っていく。地理学の基礎的な知識の習得と、現代的な課題への適用力を養う

ことを目標とする。

地理学B

 この講義では、地理学の最重要ツールである地図に注目し、歴史的な古地図

から現代のデジタルマップまで様々な地図を紹介する。その中で、地図作成の

ルールとデザインの問題を整理し、地理的な情報を視覚的に表現することの意

味や課題を議論する。さらに、地図を通じて政治・経済・社会・文化に関する

様々な現象の地域的な特徴を探る。地図の見方・読み方を習得し、地図を通じ

て地理的な現象を把握する応用力を身につける。

教育学A

 この講義では、「教育とはそもそもどういうものか」といった、教育の本質

を学習することを目的とする。主に、これまで教育に大きな影響を与えてきた

先人の思想を理解しながら、教育とは何かという問いに迫っていく。それを考

えていくにしたがって、教育とはどうあるべきか、どのように行っていくべき

なのかについても理解が深まるはずである。教育の本質を理解することは、教

育の方法を深く知るためにも不可欠なものである。

教育学B

 この講義は、教育制度や学校経営に関する基本的事項と、わが国の教育制度

の歴史的展開を理解することを目的とする。教師になるにあたって誰もが気に

なるのが、講義をどう展開していけばよいかについてのノウハウ、つまり教育

の方法に関わることはずである。それを取り巻く学校教育制度や学校全体の運

営と密接に関連している。そしてそれらも、「どう教育するか」に関わってく

る、つまり広い意味での教育方法に含まれると言える。教育制度や学校経営に

ついて理解することで、「どう教育するか」について理解を深める。

ジェンダー論A

 現代市民社会の成立と公的・私的領域さらに経済的側面は密接な関係を持っ

ている。社会・文化的性差である<ジェンダー>という概念、性的指向や性的

欲望を表す<セクシュアリティ>もその構成に関わっている。特に現代社会に見

られる現象を多角的に取り上げながら、現代における市民社会の在り様を展望

する。本授業の目標は、以下3点を習得してもらうことである。

 ①<ジェンダー>と<セクシュアリティ>いう概念の歴史的背景と社会的影

 ②現代の国際環境における市民社会の前提となる平等とは何かという視点を

考える

 ③論理的思考力と差異への倫理的感受性

103

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ジェンダー論B

 フェミニズム(女性解放運動)の歴史と<セクシュアリティ>という概念が

日本に導入され浸透していく歴史的・社会的背景を連動させて論じていくが、

国際社会の運動・思想的潮流もあわせて考えていく。特に今年度は社会倫理と

の連携を論じていく。

本授業の目標は、以下3点を習得してもらうことである。

①社会的構想力

②<ジェンダー>と<セクシュアリティ>という概念の歴史・社会的背景

③国際社会におけるシチズンシップを捉える

健康科学A

 ヒトの体力水準は健康で長生きするための1つの指標となる。これは将来に

わたって日常生活を健やかに送る要素である。我々の生活環境は常に変化し、

生理的・精神的機能はそれに適応できなくなってきているのが現状である。動

脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症に代表される生活習慣病、免疫機能の低下による感

染症は生活環境の変化と体力水準との不適応が原因ともいえる。健康・体力お

よび疾病との関わりについて理解を深め、生涯にわたって有用となり得る生活

設計のために必要な基礎的な知識を習得する。

健康科学B

 いまの世の中は少々貧乏でも元気に生きていけるものである。しかし、ひと

たび健康を害し、慢性退行性疾患(俗に生活習慣病という)に陥ると惨めな人

生を送らなければならない。長生きできる時代だからこそ、あなたの幸せを支

えるのに健康なからだが必要である。私たちをとりまく環境には健康を阻害す

る要素がたくさんある。この講義は健康を獲得するのに好ましいライフスタイ

ルについて取り扱い、あわせて運動習慣の大切さを学習する。

環境科学A

 福島第一原発事故以来、原発の是非を国民の一人ひとりが判断することがと

ても重要になった。この講義の前半では被曝影響について学んでいただき、そ

れに基づいて後半では皆で原発の是非について議論する。1。低線量被曝につ

いて理解する。2。講義でクラスメートと議論できるようになる。3。原発の

是非について自分なりの判断ができるようになる。の3段階を考える。

環境科学B

 環境問題に関しては様々な立場があり、問題への取り組み方法についても

様々な考え方がある。この講義では、自然環境との調和を目指す「住み手」の

立場から出発し、生活の中でできる取り組みに焦点を絞ります。それで自分の

住まいに最も関係しているエネルギー問題を中心に、「環境共生」という幅広

い概念を少しずつ紹介しながら講義を進める。エネルギー問題の中でも、今だ

からこそ、原子力発電と私達の暮らしの関係について深く考えてもらいたい。

104

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

情報科学A

 今後、さらに進展する情報化社会においては、コンピュータを有効利用でき

ることが重要となる。コンピュータを道具として利用するためには、ハード

ウェアおよびソフトウェアなどに関する必要最低限の知識を習得し、情報科学

分野の考え方を理解することが必要である。 この講義では、情報とは何か、

いかにして情報を扱うのかなどを概説するとともに、日々進展している情報科

学分野の動向あるいは関連の話題などにも触れる。この講義を通して、今後の

情報化社会において、どのように生活することが望ましいかを学生のみなさん

と一緒に考える。

情報科学B

 今後、さらに進展する情報化社会においては、コンピュータを有効利用でき

ることが重要となる。コンピュータを道具として利用するためには、情報科学

分野の考え方を理解することが必要である。 この講義では、最適化について

概説するとともに、日々進展している情報科学分野の動向あるいは関連の話題

などにも触れる。この講義を通して、今後の情報化社会において、どのように

生活することが望ましいかを学生のみなさんと一緒に考える(グループ作業を

する可能性もある)。

平和論A

 この講義では、平和学の学問的なあゆみをふりかえるなかで、「平和」とは

何か、自らが「平和」のつくり手となるためにはどうすればよいのかを考え

る。 前期は特に、戦争(直接的暴力)とのかかわりで、「平和」を捉え直し

たい。日本の安全保障政策は、果たして、日本を本当に「平和」にしているの

だろうか。今年は、沖縄の施政権が日本に返還されて40年を迎える年でもあ

り、沖縄の視点から、日本の現状を考える。

平和論B

 平和学が学問的にしんかしていくとともに、「戦争がなくても平和ではな

い」状態のあることが、次第に理解されていくようになった。社会構造のなか

の暴力性に目が行くようになったからである。 この講義では、前期ではカ

バーできなかった、「構造的暴力」という概念を用いて、「平和」を理解す

る。1)ニュースをみて、「なぜ?」と社会のありように疑問がもてるように

なる。2)自分の持った疑問に対して、自分なりの解決方法をみつけることが

できるようになることを目標とする。

異文化研究

 世界に流布する様々な神話や物語をよく観察すると、個別の文化や時代を超

えた共通の要素が見いだされる。そうした物語の共通性を探ることをとおし

て、人間の想像力の多様性と普遍性を観察していく。物語を素材にしたこうし

た探求は、神話や文学以外の多様な文化現象を読み解くにあたっても有効な視

点を提供し、「異文化」へのアプローチのひとつとなることができる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

職業と社会

 2000年を前後して、働くことをめぐる現状は大きく変容してきている。この

講義では、職に就く前に、身につけておきたい、「働くこと」の意味と現状、

社会の中で果たす役割、「就活」という仕組みの形成と歴史的な変化、働く場

での知っておくべきルール、職業生活とジェンダーをめぐる課題についてとり

あげる。「働くこと」をめぐる歴史と現状、働くことが社会の中で果たしてる

役割、性別が働くことに及ぼす影響等について理解を深めることで、就職活動

や働くことについて、より多角的なとらえ方を身につけることが目標とする。

グローバル・メ

ディア論

 情報化社会では、これまで以上に情報の信頼性が問題になる。そのため、メ

ディアから情報を受動的に受け取るだけではなく、複数メディアから積極的に

情報を得て、理解し、評価する能力を身につけることが重要である。この講義

では、様々なテレビニュースやネット上の情報などを論理的・客観的にとらえ

る。ただし、答えがないテーマも多い分野であるため、どのような理解や評価

が適当かを学生のみなさんと一緒に考えていく。

教養テーマ講義A

 犯罪統計「犯罪白書」のデータをみながら、日本における犯罪現象と犯罪者

処遇についての認識・知識を得ることを目標とする。日頃から、新聞やニュー

スをマメに見る習慣のある学生の履修を希望する。日本の犯罪現象や刑罰(犯

罪者処遇)について、データをみながら日本の実情を理解する。 警察制度・

検察制度の役割と機能、少年非行・女子犯罪などについての特色、刑務所問題

などを確認する。

教養テーマ講義B

 「締めくくる」とは話や仕事のまとまりをつけることで、「まとめる」には

ばらばらのものを集めて一つにするという意味がある。卒業を前にする4年生

には、大学での学びについて締め括り、そのうえで次のステップに歩みだすこ

とが必要である。いろいろ、多くのことを学んできたが、その学びはどうだっ

たのだろうか、これから先活かされるのだろうか、少々不安かもしれない。こ

の講義では、「人間」、「社会」、「世界」を大きく(総合的に)見るということを基

に、これまでの学びを整理しつつ、これからの歩みを考える。

教養テーマ講義C

 知らない外国語で書かれた手紙が来ても心配することはない。翻訳ソフトや

翻訳サイトを使用すれはよい。たとえばイタリア語を知らなくても、イタリア

語でメールが出せる。でも翻訳ソフトや翻訳サイトで翻訳する前に日本文を短

く区切るなど、ちょっとした工夫が必要である。翻訳ソフトや翻訳サイトの性

能は未熟ですが、利用方法をちょっと工夫すると、とても便利な道具になる。

そのスキルを身につけるとともに、翻訳プログラムの原理を覗いてみる。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

教養テーマ講義D

 自律神経機能は日常の循環動態をはじめ身体諸器官のほとんどの機能を調節

し、生体の維持機構に影響を及ぼしている。自律神経機能障害によって起る多

くの疾病について、その発生、病態、予後等を事例に沿って解説する。自律神

経機能評価法として最近試みられている心電図R-R間隔変動の分析結果を用い

て交感神経、副交感神経相互の係りについて具体的な評価方法を提示する。そ

して、日常生活におけるスポーツ、睡眠等や国・地域の生活習慣によって、

我々が知らない間に種々の周期的な反応の中で生活を送っていることを理解す

る。

中京大学を知る

 自身が学ぶ大学について関心を持ち理解を深めることは、大学生活を豊かな

ものにしていくことにつながる。それは中京大学で学ぶ意義を見つける一助と

もなろう。本授業では、大学の使命・目的・歴史に始まり、中京大学の歴史に

関する「開学前史」、「開学から60年のあゆみ」、「現状と課題」、「将来

像」等を題材とした学修を通じて、自校の理解を深める。日本の経済・社会や

中京圏との関係性のなかに中京大学の歴史を位置付けるという社会経済史的視

点を重視しつつ、「中京大学の特性」を明らかにするため、他大学の歴史との

比較も行う。

海外教養科目

 在学中に交換留学生として選抜派遣された学生が留学先大学で修得した科目

について、全学共通科目中に対応する科目が個別に存在しない場合、本科目の

もとに包括認定を行う。

入門ゼミ(アカデ

ミック・スキル

ズ)

 大学での学びへの導入という目標のもと、「読む」「書く」「話す」「聴

く」の基礎的な訓練を行う。具体的には、大学の学習環境について知り、慣れ

ること、問題意識をもって自らの学修課題を見出すこと、そのために必要な正

しい情報を集めること、情報を正確に読み取ること、自分の考えを論理的に組

み立て、口頭および文章でわかりやすく伝えること、他人の考えを正しく聞き

取ること、他人と意見を交わし、協働作業をすることを学ぶ。口頭発表および

レポートの作成に際しては、その作法を習得することに加えて、情報倫理の基

礎も学ぶ。

キャリア・デザイ

 職業人として、市民として、社会で活躍し、自分らしく生きる道を探るため

には、現実の社会の成り立ちを理解し、自己の人生の可能性についてよく考え

ることが必要となる。この観点から本講義では、現代社会における職業・職場

の多様な実態と可能性に触れ、自らの適性を探り、進路選択において必要とな

る基本知識を得、情報を収集するための方法を学ぶ。それらを通して、グロー

バル化が進展する現代社会において、働くことと生きることに関する視野を広

げ、自らの将来設計について考え、大学で学ぶ意味をも捉え直すことを目指

す。

卒業研究

 第5・第6セメスター開講の各専修における「演習Ⅰ・Ⅱ」の学習と連携しな

がら、卒業研究の進行と卒業論文執筆のための具体的な指導を行う。学生は、

各自の設定した研究テーマに関する資料収集と整理の手法を修得し、そのうえ

で自らの構想を練り上げ、研究発表と討論を通じて内容の充実を図り、4年間

の学びの集大成としての論文を完成させる。教員による指導に加え、学生自身

の自発的な研究活動を通じて、それまでに学んだ知識の統合的な活用ととも

に、理解力、積極性、論理性、協働性、計画性、継続性などの能力向上が期待

される。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

English for

Practical

Communication

(英文) Students in this class will develop practical skills for

communication in English in a wide range of situations in daily life,

including the classroom, international travel, and living and studying

abroad. The main aim of the course is to help students consolidate

their skills for interactive speaking and listening at the B1 level

while also developing reading, writing and discussion skills for

everyday topics and tasks. Through drama, role plays and simulations,

students will build their confidence for spoken interaction in

preparation for living and studying aboard. The class will also

include reading and discussion on a variety of everyday topics,

including topics of practical and cultural importance for adjustment

to life at a foreign university. Online video and mobile app

pronunciation practice as well as communicative writing for email and

social media will also form part of the course.

(和訳) この科目では、教室、海外旅行、留学等、日常生活の様々な場面で

必要な英語の実際的コミュニケーション・スキルの向上を目指す。本科目の主

たる目的は、CEFR-B1レベルの英会話力及びリスニング能力の向上と共に、日

常生活に関する様々な話題を扱い、作業をこなすために必要なレベルのリー

ディング・ライティング及びディスカッション能力を獲得することである。ド

ラマやロールプレイング、状況に応じたシミュレーションを通じて、海外での

生活や学習に際するコミュニケーションについての自信を持たせることを目指

す。また海外の大学生活に適応するための実践的かつ重要な文化的項目を含

む、多岐にわたる日常のトピックに関するリーディングとディスカッションも

行う。オンラインでのビデオクリップやモバイルアプリを活用した発音練習と

共に、電子メールやソーシャルメディアでのコミュニカティブ・ライティング

についての実践も行う。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 14 杉浦 清文、2班 104 ピッコロ、3班 110 ラファイー ベ

ヴァリー、4班 102 カレン ヤスダ、5班 77 後藤 美江、6班 68 ス

ティーブン ジョン ホッジズ、7班 14 杉浦 清文、8班 104 ピッコ

ロ、9班 110 ラファイー ベヴァリー、10班 102 カレン ヤスダ、11班

77 後藤 美江、12班 68 スティーブン ジョン ホッジズ、13班 14 杉

浦 清文、14班 104 ピッコロ、15班 110 ラファイー ベヴァリー、16班

102 カレン ヤスダ、17班 77 後藤 美江、18班 68 スティーブン

ジョン ホッジズ)/10回)

日常的なコミュニケーションの実際について教える。

(1班 112 テリー ワコーズ、2班 70 小林 美文、3班 67 クリスト

ファ サムエル ダバンゾ、4班 78 エリック ディーン ゴンドリー、5班

84 ベイカー マシュー、6班 69 石田 知美、7班 112 テリー ワコー

ズ、8班 70 小林 美文、9班 67 クリストファ サムエル ダバンゾ、10

班 78 エリック ディーン ゴンドリー、11班 84 ベイカー マシュー、

12班 69 石田 知美、13班 112 テリー ワコーズ、14班 70 小林 美

文、15班 67 クリストファ サムエル ダバンゾ、16班 78 エリック

ディーン ゴンドリー、17班 84 ベイカー マシュー、18班 69 石田 知

美)/10回)

日常的なコミュニケーションの実際について教える。

(1班 91 鈴木 希明、2班 87 ベンジャミン スナイダ、3班 76 中野

奈央、4班 90 大木 龍之介、5班 86 今川 奈美、6班 80 小林 真

実、7班 91 鈴木 希明、8班 87 ベンジャミン スナイダ、9班 76 中

野 奈央、10班 90 大木 龍之介、11班 86 今川 奈美、12班 80 小林

真実、13班 91 鈴木 希明、14班 87 ベンジャミン スナイダ、15班 76

中野 奈央、16班 90 大木 龍之介、17班 86 今川 奈美、18班 80 小

林 真実)/10回)

日常的なコミュニケーションの実際について教える。

オムニバス

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

English for

Discussion and

Presentation

(英文) Students in this class will acquire skills for discussion

and presentation as well as practice critical thinking skills

necessary for responding to academic materials and discussing current

issues. The course aims to consolidate students’ skills for academic

interactive communication at an intermediate level (CEFR B1). Students

will engage in discussions and debates, make persuasive speeches and

give presentations on topics of academic interest as well as issues of

importance in today’s world. Students will work individually and in

groups, collaborating through online ICT tools, posting through SNS

apps, and using software for making presentations, short radio and

video programs.

(和訳) 本科目では、ディスカッションとプレゼンテーションに必要な技術

と共に、最新の学術的話題を取り上げ、それについて議論するために要求され

るクリティカル・シンキングについて実践する。中級レベル(CEFR B1)の英語

コミュニケーション能力の向上が主たる目的である。本科目の主たる目的は、

議論や討論の実践を通じて、現代社会において重要な事項や学術的話題につい

て、説得力のあるスピーチやプレゼンテーションができるようになることであ

る。個人発表及びグループ発表に必要な技術として、ICT機器を活用し、SNSア

プリを用いて意見を発信し、またプレゼンテーションやラジオ・ビデオ番組作

成ソフトウェアの使用についても学ぶ。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 6 クリストファー アームストロング、2班 70 小林 美文、3班

124 内川 元、4班 118 西村 徹哉、5班 110 ラファイー ベヴァ

リー、6班 102 カレン ヤスダ、7班 6 クリストファー アームストロン

グ、8班 70 小林 美文、9班 124 内川 元、10班 118 西村 徹哉、11

班 110 ラファイー ベヴァリー、12班 102 カレン ヤスダ、13班 6

クリストファー アームストロング、14班 70 小林 美文、15班 124 内

川 元、16班 118 西村 徹哉、17班 110 ラファイー ベヴァリー、18班

102 カレン ヤスダ/10回)

ディスカッションとプレゼンテーションの準備と展開について教える。

(1班 91 鈴木 希明、2班 75 イバンチェンコ アンドリー、3班 67

クリストファ サムエル ダバンゾ、4班 78 エリック ディーン ゴンド

リー、5班 77 後藤 美江、6班 68 スティーブン ジョン ホッジズ、7

班 91 鈴木 希明、8班 75 イバンチェンコ アンドリー、9班 67 クリ

ストファ サムエル ダバンゾ、10班 78 エリック ディーン ゴンド

リー、11班 77 後藤 美江、12班 68 スティーブン ジョン ホッジズ、

13班 91 鈴木 希明、14班 75 イバンチェンコ アンドリー、15班 67

クリストファ サムエル ダバンゾ、16班 78 エリック ディーン ゴンド

リー、17班 77 後藤 美江、18班 68 スティーブン ジョン ホッジズ/

10回)

ディスカッションとプレゼンテーションの準備と展開について教える。

(1班 92 マデリン・モーリン・ブーランジェ、2班 87 ベンジャミン ス

ナイダ、3班 85 ジュン ハノン、4班 81 セン オン、5班 84 ベイ

カー マシュー、6班 80 小林 真実、7班 92 マデリン・モーリン・ブー

ランジェ、8班 87 ベンジャミン スナイダ、9班 85 ジュン ハノン、10

班 81 セン オン、11班 84 ベイカー マシュー、12班 80 小林 真

実、13班 92 マデリン・モーリン・ブーランジェ、14班 87 ベンジャミン

スナイダ、15班 85 ジュン ハノン、16班 81 セン オン、17班 84 ベ

イカー マシュー、18班 80 小林 真実/10回)

ディスカッションとプレゼンテーションの準備と展開について教える。

オムニバス

109

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

English for

Academic Purposes

(英文) Students in this class will acquire basic knowledge and

skills for academic study and research. The aim of the course is to

consolidate students’ reading and writing skills at an intermediate

level (CEFR B1). Students will develop competence in wide range of

skills and text types through intensive study of vocabulary, academic

expression and discourse structure. Intensive and extensive reading in

fiction and non-fiction academic texts will form part of the course.

Students will also practice note-taking and essay outlining, drafting

and revising as well as practice listening to academic lectures and

making critical responses to both lectures and readings. Research

using the internet and library databases as well as collaborative ICT

tools will also form part of the course, helping students complete a

number of short academic writing tasks: biographical profiles, book

reports, short analytical essays and short research essays.

(和訳) この科目では、学術研究調査のための基礎的な知識と技術を身につ

ける。中級レベル(CEFR B1)の読解力及び文書作成能力の向上が主たる目的で

ある。語彙力の練成や学術的英語表現、及びアカデミック・ライティングの書

式に則った文書構成、さらには小説や学術論文の速読・精読についても集中的

に学修する。またノートテイキングや、学術レポートのアウトライン作成、執

筆及び構成と共に、学術的講義を聴講して批評的コメントを行うことも学ぶ。

自己アピール、ブックレポート、分析的エッセイや学術レポートの執筆実践の

ため、インターネットや図書館のデータベース、およびそれと協調したICT機

器を活用した学術調査法についても指導する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 8 森 有礼、2班 118 西村 徹哉、3班 67 クリストファ サム

エル ダバンゾ、4班 78 エリック ディーン ゴンドリー、5班 112 テ

リー ワコーズ、6班 104 ピッコロ、7班 8 森 有礼、8班 118 西村

徹哉、9班 67 クリストファ サムエル ダバンゾ、10班 78 エリック

ディーン ゴンドリー、11班 112 テリー ワコーズ、12班 104 ピッコ

ロ、13班 8 森 有礼、14班 118 西村 徹哉、15班 67 クリストファ

サムエル ダバンゾ、16班 78 エリック ディーン ゴンドリー、17班

112 テリー ワコーズ、18班 104 ピッコロ/10回)

学術研究に必要な実際的スキルについて教える。

(1班 124 内川 元、2班 75 イバンチェンコ アンドリー、3班 76 中

野 奈央、4班 81 セン オン、5班 77 後藤 美江、6班 69 石田 知

美、7班 124 内川 元、8班 75 イバンチェンコ アンドリー、9班 76

中野 奈央、10班 81 セン オン、11班 77 後藤 美江、12班 69 石田

知美、13班 124 内川 元、14班 75 イバンチェンコ アンドリー、15班

76 中野 奈央、16班 81 セン オン、17班 77 後藤 美江、18班 69

石田 知美/10回)

学術研究に必要な実際的スキルについて教える。

(1班 92 マデリン・モーリン・ブーランジェ、2班 87 ベンジャミン ス

ナイダ、3班 85 ジュン ハノン、4班 90 大木 龍之介、5班 86 今川

奈美、6班 80 小林 真実、7班 92 マデリン・モーリン・ブーランジェ、

8班 87 ベンジャミン スナイダ、9班 85 ジュン ハノン、10班 90 大

木 龍之介、11班 86 今川 奈美、12班 80 小林 真実、13班 92 マデ

リン・モーリン・ブーランジェ、14班 87 ベンジャミン スナイダ、15班

85 ジュン ハノン、16班 90 大木 龍之介、17班 86 今川 奈美、18班

80 小林 真実/10回)

学術研究に必要な実際的スキルについて教える。

オムニバス

110

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Integrated

Academic Skills

(英文) Students in this class will develop knowledge and skills for

academic study and research in order to reach an upper-intermediate

and advanced level of competence (CEFR B2 / C1). This course provides

students with practice in critical reading and critical thinking for

academic research. Students will expand their repertoire of academic

text types through the study of vocabulary, academic expression and

discourse structure. Students will also practice note-taking and

outlining, drafting and revising of essays. Research using the

internet and library databases as well as collaborative ICT tools will

also form part of the course with the aim of building skills for the

completion of a term research essay.

(和訳) 本科目では、学術研究調査に必要な中上級レベルもしくはそれ以上

(CEFR B2 / C1)の英語運用能力と知識を涵養する。学術研究に必要とされるレ

ベルのディスカッションとプレゼンテーション、及びクリティカル・リーディ

ングとクリティカル・シンキング能力を練成する。広範な種類の学術文献を用

いた語彙研究、学術的英語表現及び文書作成能力の学修を通じて、高度な英語

運用能力の獲得を目指す。またノートテイキングや、学術レポートのアウトラ

イン作成、執筆及び構成と共に、学術的講義を聴講して批評的コメントを行う

ことも学ぶ。授業レポートやプレゼンテーションを高次に実践できるよう、イ

ンターネットや図書館のデータベース、およびそれと協調したICT機器を活用

した学術調査法についても指導する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 110 ラファイー ベヴァリー、2班 102 カレン ヤスダ、3班 112

テリー ワコーズ、4班 104 ピッコロ、5班 124 内川 元、6班 118 西

村 徹哉、7班 110 ラファイー ベヴァリー、8班 102 カレン ヤスダ、

9班 112 テリー ワコーズ、10班 104 ピッコロ、11班 124 内川 元、

12班 118 西村 徹哉、13班 110 ラファイー ベヴァリー、14班 102

カレン ヤスダ、15班 112 テリー ワコーズ、16班 104 ピッコロ、17班

124 内川 元、18班 118 西村 徹哉/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

(1班 91 鈴木 希明、2班 68 スティーブン ジョン ホッジズ、3班

76 中野 奈央、4班 69 石田 知美、5班 92 マデリン・モーリン・ブー

ランジェ、6班 75 イバンチェンコ アンドリー、7班 91 鈴木 希明、8

班 68 スティーブン ジョン ホッジズ、9班 76 中野 奈央、10班 69

石田 知美、11班 92 マデリン・モーリン・ブーランジェ、12班 75 イバ

ンチェンコ アンドリー、13班 91 鈴木 希明、14班 68 スティーブン

ジョン ホッジズ、15班 76 中野 奈央、16班 69 石田 知美、17班 92

マデリン・モーリン・ブーランジェ、18班 75 イバンチェンコ アンドリー

/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

(1班 84 ベイカー マシュー、2班 70 小林 美文、3班 86 今川 奈

美、4班 90 大木 龍之介、5班 85 ジュン ハノン、6班 81 セン オ

ン、7班 84 ベイカー マシュー、8班 70 小林 美文、9班 86 今川

奈美、10班 90 大木 龍之介、11班 85 ジュン ハノン、12班 81 セン

オン、13班 84 ベイカー マシュー、14班 70 小林 美文、15班 86 今

川 奈美、16班 90 大木 龍之介、17班 85 ジュン ハノン、18班 81

セン オン/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

オムニバス

111

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Integrated

Academic Skills

(英文) Students in this class will continue to develop knowledge

and skills for academic study and research at an upper-intermediate or

advanced level of competence (CEFR B2 / C1). The course focuses on

skills for discussion and presentation related to academic research at

the same time as it helps students expand their repertoire of academic

text types through the study of vocabulary, academic expression and

discourse structure. In addition to developing an expanded range of

strategies for writing academic essays, students will practice

responding critically to academic lectures and readings. Research

using the internet and library databases as well as collaborative ICT

tools will also form part of the course with the aim of building

skills for the completion of a term research presentation and revised

essay. Through these academic practices, students will acquire highly

professional English skills as well as academic research skills

necessary for specialized courses in third and fourth years.

(和訳) この科目では、学術研究調査に必要な中上級レベルもしくはそれ以

上(CEFR B2 / C1)の英語運用能力と知識を涵養する。学術研究に必要とされる

レベルのディスカッションとプレゼンテーション、及びクリティカル・リー

ディングとクリティカル・シンキング能力を練成する。広範な種類の学術文献

を用いた語彙研究、学術的英語表現及び文書作成能力の学修を通じて、高度な

英語運用能力の獲得を目指す。またノートテイキングや、学術レポートのアウ

トライン作成、執筆及び構成と共に、学術的講義を聴講して批評的コメントを

行うことも学ぶ。授業レポートやプレゼンテーションを高次に実践できるよ

う、インターネットや図書館のデータベース、およびそれと協調したICT機器

を活用した学術調査法についても指導する。これらの実践を通じて、3年次以

降の英語による専門科目の授業に適応できる高度な英語運用能力と共に、学術

研究の実際的プロセスに対応できる調査力を獲得する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 110 ラファイー ベヴァリー、2班 102 カレン ヤスダ、3班 112

テリー ワコーズ、4班 104 ピッコロ、5班 124 内川 元、6班 118 西

村 徹哉、7班 110 ラファイー ベヴァリー、8班 102 カレン ヤスダ、

9班 112 テリー ワコーズ、10班 104 ピッコロ、11班 124 内川 元、

12班 118 西村 徹哉、13班 110 ラファイー ベヴァリー、14班 102

カレン ヤスダ、15班 112 テリー ワコーズ、16班 104 ピッコロ、17班

124 内川 元、18班 118 西村 徹哉/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

(1班 91 鈴木 希明、2班 68 スティーブン ジョン ホッジズ、3班

76 中野 奈央、4班 69 石田 知美、5班 92 マデリン・モーリン・ブー

ランジェ、6班 75 イバンチェンコ アンドリー、7班 91 鈴木 希明、8

班 68 スティーブン ジョン ホッジズ、9班 76 中野 奈央、10班 69

石田 知美、11班 92 マデリン・モーリン・ブーランジェ、12班 75 イバ

ンチェンコ アンドリー、13班 91 鈴木 希明、14班 68 スティーブン

ジョン ホッジズ、15班 76 中野 奈央、16班 69 石田 知美、17班 92

マデリン・モーリン・ブーランジェ、18班 75 イバンチェンコ アンドリー

/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

(1班 84 ベイカー マシュー、2班 70 小林 美文、3班 86 今川 奈

美、4班 90 大木 龍之介、5班 85 ジュン ハノン、6班 81 セン オ

ン、7班 84 ベイカー マシュー、8班 70 小林 美文、9班 86 今川

奈美、10班 90 大木 龍之介、11班 85 ジュン ハノン、12班 81 セン

オン、13班 84 ベイカー マシュー、14班 70 小林 美文、15班 86 今

川 奈美、16班 90 大木 龍之介、17班 85 ジュン ハノン、18班 81

セン オン/10回)

中級レベルの英語運用に必要なスキルを総合的に教える。

オムニバス

112

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Overseas

University

Studies

(英文) This semester-long course of overseas intensive language

study aims to develop students’ practical and academic communicative

skills while also building their repertoire of cultural competencies.

Students will reach an upper-intermediate level of English competence

(CEFR B2) in a wide range of receptive, interactive and productive

activities.

(和訳) 本科目は、日常生活の実践的、及び学術研究に関するコミュニケー

ション・スキルを獲得することを目的とした、1セメスターの海外語学研修で

ある。広範な受容的・相互的及び発信的コミュニケーション活動を通じて、中

上級レベル(CEFR B2)の英語運用能力の獲得を目指す。

フランス語ⅠA

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、フランス語の4技能(話す・聞

く・書く・読む)向上を目指す。フランス語初心者を対象とし、CEFR基準でA1

程度のフランス語力を身につけることを到達の目安とする。具体的には、日常

の様々な場面で挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相手の

簡単な要求に応えたりすることができることを目標にする。その過程で、フラ

ンスの文化や現代事情の基本的知識も習得できるよう十分に注意を払う。この

授業とフランス語2Aに関連性をもたせることで学習内容を繰り返す機会を増や

し、それによって初級文法も含めたフランス語基礎の確実な定着を図る。なお

本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 13 中島 太郎、2班 121 小林 久見子、3班 121 小林 久見

子)/10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 121 小林 久見子、2班 72 水町 いおり、3班 72 水町 いお

り)/10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語の実践に関する授業を行う。

(1班 79 ガルデー レティシア マリ、2班 79 ガルデー レティシア

マリ、3班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

初歩的なフランス語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

フランス語ⅠB

(概要)フランス語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながらフラン

ス語の4技能(話す・聞く・書く・読む)向上を目指す。CEFR基準でA1程度の

レベルにある学習者を対象とし、最終的にはA2程度のフランス語能力を身につ

けることを目標に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味など自分

の身近な事柄について簡単な表現で説明ができたり、馴染みのある日常的な事

について簡単な情報のやり取りにも応じることができるようになったりするこ

とを目指す。この授業はフランス語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら学

習内容を反復できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。本授業はリレー

方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 13 中島 太郎、2班 121 小林 久見子、3班 121 小林 久見

子)/10回)

基礎的なフランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 121 小林 久見子、2班 72 水町 いおり、3班 72 水町 いお

り)/10回)

基礎的なフランス語のうち、特にフランス語の実践に関する授業を行う。

(1班 79 ガルデー レティシア マリ、2班 79 ガルデー レティシア

マリ、3班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

基礎的なフランス語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

113

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要) 基礎から初級程度(CEFR基準のA1)のフランス語力の習得を目的

に、インタラクティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学

習等を中心に多様な学習活動を通して、総合的なフランス語コミュニケーショ

ン能力の向上を図る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用

いることができるよう学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応え

ることができるよう、聞き取りの訓練も重点的に行う。さらに、短い文章を読

むための読解の基礎も身につける。この授業は、発話や対話等の時間を増やす

ためにフランス語ⅠAとつながりを持たせており、これによって学習した表現

を実際に用いる機会を多く提供する。本授業はリレー方式で複数の教員が担当

することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 13 中島 太郎、2班 121 小林 久見子、3班 13 中島 太郎)/

10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する実践的な授業を

行う。

(1班 121 小林 久見子、2班 72 水町 いおり、3班 121 小林 久見

子)/10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語コミュニケーションを中心とした

授業を行う。

(1班 79 ガルデー レティシア マリ、2班 79 ガルデー レティシア

マリ、3班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

初歩的なフランス語のうち、特にフランス語能力を総合的に用いる授業を行

う。

オムニバスフランス語ⅡA

オムニバス

(概要)フランス語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的なフランス語コミュニ

ケーションの涵養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習

を授業の中心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常会話の

中で初歩的表現を用いて応答ができたり、簡単なメッセージやメールなどの短

文を書くことができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記入できたりす

るよう、繰り返し協調学習を通してフランス語コミュニケーション能力を高め

る。本授業とフランス語ⅡAは有機的に結びついているので、学習事項を実践

形式で相互に復習することが可能となる。なお、本授業はリレー方式で複数の

教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 13 中島 太郎、2班 121 小林 久見子、3班 13 中島 太郎)/

10回)

基礎的なフランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する実践的な授業を

行う。

(1班 121 小林 久見子、2班 72 水町 いおり、3班 121 小林 久見

子)/10回)

基礎的なフランス語のうち、特にコミュニケーションを中心とした授業を行

う。

(1班 79 ガルデー レティシア マリ、2班 79 ガルデー レティシア

マリ、3班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

基礎的なフランス語のうち、特にフランス語力を総合的に用いる授業を行う。

フランス語ⅡB

114

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

オムニバスフランス語ⅢB

(概要)初級から中級(CEFR基準でB1.1程度)の総合的フランス語能力の習得

に加え、異文化間コミュニケーションを成立させるうえで不可欠とされる異文

化理解にも重点を置いた授業を行う。具体的には、協働学習を中心とした様々

な学習活動を通して、旅行中など特定の場面(その他、買い物、食事、趣味、

家族、仕事など)において予測可能な事柄であれば対応できるコミュニケー

ション能力を身につける。その際、文化に根差した風習や習慣、エチケットや

マナーなども理解し実践できるよう心掛ける。この授業はフランス語ⅣAと関

連性を持たせて、既習項目の復習などを効率的に行えるよう配慮する。また、

本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 45 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/

10回)

初級フランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 72 水町 いお

り)/10回)

初級フランス語のうち、特にフランス語の実践に関する授業を行う。

(1班 72 水町 いおり、2班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

初級フランス語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

フランス語ⅢA オムニバス

(概要)フランス語ⅢAに引き続き、本授業ではCEFR基準B1程度の総合的フラ

ンス語能力および異文化理解能力の習得を目指す。日常の身近な事柄だけでな

く、過去の経験や将来の事柄について表現できる能力を身につける。さらに、

自身の経験や計画について論理的に表現し、他者と比較することを可能にする

言語能力を涵養する。その際、相手の文化的背景に注意を払う姿勢も身につけ

られるよう工夫する。本授業はフランス語ⅣBと有機的に結びつけることと

し、習熟度を確認しながら相乗的に学習を進めていく。本授業は複数の教員が

リレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 45 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/

10回)

中級フランス語のうち、特にフランス語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 72 水町 いお

り)/10回)

中級フランス語のうち、特にフランス語の実践に関する授業を行う。

(1班 72 水町 いおり、2班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

中級フランス語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

115

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)本授業は、初級フランス語から中級フランス語への橋渡しと同時に、

より高次のコミュニケーション能力を身につけることを目的とする。コミュニ

ケーションは言語能力と異文化理解能力の2つを必要とすることから、4技能習

得のための学習と併せて、フランス語圏文化について学習する時間も十分確保

する。授業では実践的な学びを重視しつつ、それを通じて学習者が自らフラン

ス文化への理解を深めることができる授業運営を目指す。本授業はフランス語

ⅢAと相互補完的な位置づけにあり、学習内容をより深く理解し定着できるよ

う関連付ける。本授業は複数の教員が担当し、リレー方式で運営する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 45 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/

10回)

初級から中級フランス語へ移行する段階において必要となるフランス語の仕組

みに関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 72 水町 いお

り)/10回)

初級から中級フランス語へ移行する段階において必要となるコミュニケーショ

ンを中心とした授業を行う。

(1班 72 水町 いおり、2班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回

初級から中級フランス語へ移行する段階において必要となるフランス語を総合

的に扱う授業を行う。

オムニバスフランス語ⅣA

(概要)本授業の目的は、フランス語ⅣAに引き続き中級フランス語への橋渡

しを完了すること、および複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーショ

ン能力を習得することである。コミュニケーション相手が属する文化圏の慣習

等を踏まえ、文化的な摩擦を超えて相互に対話することの重要性に気づくよう

な学びを深めていく。具体的には、フランス語圏に滞在・留学した際に遭遇す

る様々な事態に適切に、かつ柔軟に対処できる能力の習得を目指す。その際、

ICTを導入するなど学習者主体の学習を積極的に促進する授業運営となるよう

心掛ける。本授業はフランス語ⅢBと関連を持たせ、複数の教員がリレー方式

で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 45 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/

10回)

中級から上級レベルの段階において必要となるフランス語の仕組みに関する実

践的な授業を中心に行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 72 水町 いお

り)/10回

中級フランス語を確実に定着させる段階において必要となるコミュニケーショ

ンを中心とした授業を行う。

(1班 72 水町 いおり、2班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

中級フランス語を確実に定着させる段階において必要となるフランス語を総合

的に扱う授業を行う。

オムニバスフランス語ⅣB

116

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)中級フランス語の学習を通じてフランス語圏の多様な文化を深く学

び、それによってフランス語4技能の確実な定着を図る。具体的には、小説や

映画、音楽等のメディア作品を題材に、学習者の協働学習を中心としたICTを

基盤とするアクティブラーニングを通して、CEFR基準B1レベルを目安とするフ

ランス語力を習得することを目指す。上述した題材からは、実践的なフランス

語表現のみならず、フランス語圏の生活様式や芸術文化を学ぶことができる。

また、フランス語圏に滞在・留学した場合を想定するなど、学習者にとってよ

り具体的な関心や目的を考慮しながら、フランス語能力の一層の向上と文化へ

の更なる理解を深めることとする。本授業は複数の教員がリレー方式で担当す

る。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 45 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/

10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を題材に、協働学習を取り入れた学

習者主体の学びを通して、フランス文化の多様性を理解し、中級フランス語4

技能を総合的に身につける授業を行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 72 水町 いお

り)/10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協働学習を中心とした学

習者主体の学びを促進することで、中級フランス語を自律的に学習する姿勢を

養う。

(1班 72 水町 いおり、2班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、アクティブラーニングを

中心とした授業を通して、様々な場面に対応できる実践的なフランス語能力を

育成する。

オムニバスフランス語ⅤA

(概要)フランス語ⅤAに引き続き、異文化理解能力の習得も含めた高次の中

級フランス語の定着を目的として、フランス語圏の文化的作品を多様な角度か

ら扱うこととする。教材としてはⅤAに引き続き、映画や音楽等の視聴覚メ

ディアを用いるとともに、文学作品や時事問題など、高度な読解力を養うテク

ストを扱う。その際、協働学習等の学習形態を通して、主体的、積極的な学び

を展開できるように工夫する。フランス語4技能のうち、特に読解能力につい

ては上級レベルも視野に入れた学びを目指す。具体的なレベルとしてCEFR基準

でB1程度の能力とする。本授業は複数の教員がリレー方式で担当することとす

る。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 45 山崎 敦、2班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ)/

10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協働学習を取り入れた学

習者主体の学びを通して、フランス文化の多様性を理解し、中級フランス語4

技能を総合的に身につける授業を行う。

(1班 129 テスファ=エンドリアス テオベスタ、2班 72 水町 いお

り)/10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協働学習を中心とした学

習者主体の学びを促進することで、中級フランス語を自律的に学習する姿勢を

養う。

(1班 72 水町 いおり、2班 79 ガルデー レティシア マリ)/10回)

フランス語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、アクティブラーニングを

中心とした授業を通して、実践的なフランス語能力を総合的に身につける授業

を行う。

オムニバスフランス語ⅤB

117

Page 139: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、ドイツ語の4技能(話す・聞

く・書く・読む)向上を目指す。ドイツ語初心者を対象としており、CEFR基準

でA1程度のドイツ語力をつけることを到達目標の目安とする。具体的には、

様々な場面で適切に挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相

手の簡単な要求に応えることができることを目標にする。この過程で、ドイツ

の文化や現代事情の知識も習得できるよう十分に注意を払う。この授業とドイ

ツ語ⅡAに関連性をもたせることで学習内容を繰り返す機会を増やし、それに

よってドイツ語能力の確実な定着を図る。なお本授業はリレー方式で複数の教

員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 17 齊藤 公輔、2班 71 梶浦 直子、3班 71 梶浦 直子)/10

回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 73 マルコ・シュルツェ、2班 73 マルコ・シュルツェ、3班 73

マルコ・シュルツェ)/10回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語の実践に関する授業を行う。

(1班 154 白川 茜、2班 140 中川 亜紀子、3班 140 中川 亜紀子)

/10回)

初歩的なドイツ語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバスドイツ語ⅠA

(概要)ドイツ語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながらドイツ語

の4技能(話す・聞く・書く・読む)向上を目指す。この授業はCEFR基準でA1

程度の実力を持つ学習者を対象としており、最終的にはA2程度のドイツ語能力

を習得することを目安に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味な

ど自分を取り巻く環境について簡単に表現ができるようになったり、馴染みの

ある日常的な事について簡単な情報のやり取りにも応じることができるように

なったりすることを目指す。この授業はドイツ語ⅡBと連携し、かつICT等も活

用しながら学習内容を反復できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。本

授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 17 齊藤 公輔、2班 71 梶浦 直子、3班 71 梶浦 直子)/10

回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 73 マルコ・シュルツェ、2班 73 マルコ・シュルツェ、3班 73

マルコ・シュルツェ)/10回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語の実践に関する授業を行う。

(1班 154 白川 茜、2班 140 中川 亜紀子、3班 140 中川 亜紀子)

/10回)

基礎的なドイツ語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバスドイツ語ⅠB

118

Page 140: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)基礎から初級程度(CEFR基準のA1)のドイツ語力の習得を目的に、イ

ンタラクティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等を

中心に多様な学習活動を通して、総合的なドイツ語コミュニケーション能力の

向上を図る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いること

ができるよう学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えることが

できるよう、聞き取りや読解の訓練も重点的に行う。この授業は、発話や対話

等の時間を増やすためにドイツ語ⅠAとつながりを持たせており、これによっ

て学習した表現を実際に用いる機会を多く提供する。本授業はリレー方式で複

数の教員が担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 17 齊藤 公輔、2班 71 梶浦 直子、3班 17 齊藤 公輔)/10

回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する実践的な授業を行

う。

(1班 73 マルコ・シュルツェ、2班 73 マルコ・シュルツェ、3班 73

マルコ・シュルツェ)/10回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語コミュニケーションを中心とした授業

を行う。

(1班 154 白川 茜、2班 140 中川 亜紀子、3班 154 白川 茜)/10

回)

初歩的なドイツ語のうち、特にドイツ語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバスドイツ語ⅡA

(概要)ドイツ語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的なドイツ語コミュニケー

ションの涵養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習を授

業の中心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常的会話の中

で初歩的表現を用いて応答ができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記

入することができたりすることができるよう、繰り返し協調学習を通してドイ

ツ語コミュニケーション能力を習得する。本授業とドイツ語ⅡAは有機的に結

びついているので、学習事項を実践形式で相互に復習することが可能となる。

なお、本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 17 齊藤 公輔、2班 71 梶浦 直子、3班 17 齊藤 公輔)/10

回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する実践的な授業を行

う。

(1班 73 マルコ・シュルツェ、2班 73 マルコ・シュルツェ、3班 73

マルコ・シュルツェ)/10回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語コミュニケーションを中心とした授業

を行う。

(1班 154 白川 茜、2班 140 中川 亜紀子、3班 154 白川 茜)/10

回)

基礎的なドイツ語のうち、特にドイツ語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバスドイツ語ⅡB

119

Page 141: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)初級から中級(CEFR基準でB1.1程度)の総合的ドイツ語能力の習得に

加え、異文化間コミュニケーションを成立させるうえで不可欠とされる異文化

理解(ランデスクンデ)にも重点を置いた授業を行う。具体的には、協働学習

を中心とした様々な学習活動を通して、旅行中など特定の場面において予測可

能な事柄であれば対応できるコミュニケーション能力を学ぶ。その際、文化に

根差した風習や習慣、エチケットやマナーなども理解し実践できるよう心掛け

る。この授業はドイツ語ⅣAと関連性を持たせて、既習項目の復習などを効率

的に行えるよう配慮する。また、本授業はリレー方式で複数の教員が担当す

る。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 52 林 久博、2班 71 梶浦 直子)/10回)

初級ドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 71 梶浦 直子、2班 73 マルコ・シュルツェ)/10回)

初級ドイツ語のうち、特にドイツ語の実践に関する授業を行う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

初級ドイツ語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバスドイツ語ⅢA

(概要)ドイツ語ⅢAに引き続き、本授業ではCEFR基準B1程度の総合的ドイツ

語能力および異文化理解能力の習得を目指す。特に、自身の経験や計画等につ

いて論理性のあるテクストを作成できたり、理由を挙げて比較対象の長短所を

説明できたりする言語能力を涵養する。その際、相手の文化的背景等に注意を

払う姿勢等も身につけられるよう工夫する。本授業はICT等を利用してドイツ

語ⅣBと有機的に結びつけることとし、習熟度を確認しながら相乗的に学習を

進めていく。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 52 林 久博、2班 71 梶浦 直子)/10回)

中級ドイツ語のうち、特にドイツ語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 71 梶浦 直子、2班 73 マルコ・シュルツェ)/10回)

中級ドイツ語のうち、特にドイツ語の実践に関する授業を行う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

中級ドイツ語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバスドイツ語ⅢB

120

Page 142: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)本授業は、初級ドイツ語から中級ドイツ語への橋渡しと同時に、より

高次のコミュニケーション能力を身につけることを目的とする。コミュニケー

ションは言語能力と異文化理解能力の2つを必要とすることから、4技能習得の

ための学習と併せて、ドイツ語圏文化について学習する時間も十分確保する。

授業では実践的な学びを重視し、ドイツ語コミュニケーションの学習を通して

学習者が自らドイツ文化への理解を深めることができる授業運営を目指す。そ

の際、学習支援アプリ等を用いて教室外に繋がるよう工夫する。本授業はドイ

ツ語ⅢAと相互補完的な位置づけにあり、学習内容をより深く理解し習得でき

るよう関連付ける。本授業は複数の教員が担当し、リレー方式で運営する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 52 林 久博、2班 71 梶浦 直子)/10回)

初級から中級ドイツ語へ移行する段階において必要となるドイツ語の仕組みに

関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 71 梶浦 直子、2班 73 マルコ・シュルツェ)/10回)

初級から中級ドイツ語へ移行する段階において必要となるドイツ語コミュニ

ケーションを中心とした授業を行う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

初級から中級ドイツ語へ移行する段階において必要となるドイツ語を、総合的

に扱うための授業を中心に行う。

オムニバスドイツ語ⅣA

(概要)本授業の目的は、ドイツ語ⅣAに引き続き中級ドイツ語への橋渡しを

完了すること、および複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーション能

力を習得することである。コミュニケーション相手が属する文化圏の慣習等を

踏まえ、文化的な摩擦のない対話を心掛ける姿勢の重要性に気づくような学び

を深めていく。具体的には、ドイツ語圏に滞在した際に遭遇する様々な事態に

適切に対処できる能力の習得を目指す。その際、ICTを導入するなど学習者主

体の学習を積極的に促進する授業運営となるよう心掛ける。本授業はドイツ語

ⅢBと関連を持たせ、複数の教員がリレー方式で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 52 林 久博、2班 71 梶浦 直子)/10回)

中級ドイツ語から上級ドイツ語へ移行する段階において必要となるドイツ語の

仕組みに関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 71 梶浦 直子、2班 73 マルコ・シュルツェ)/10回)

中級ドイツ語を確実に定着させる段階において必要となるドイツ語コミュニ

ケーションを中心とした授業を行う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

中級ドイツ語を確実に定着させる段階において必要となるドイツ語を、総合的

に扱うための授業を中心に行う。

オムニバスドイツ語ⅣB

121

Page 143: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)中級ドイツ語を駆使してドイツ語圏の多様な文化を深く学ぶことを通

して、ドイツ語4技能の確実な定着を図る。具体的には、小説や映画、音楽等

のメディア作品を題材に、学習者の協働学習を中心としたICTを基盤とするア

クティブラーニングを通して、CEFR基準B1レベルを目安とするドイツ語力を高

い次元で習得することを目指す。上述した題材等からは、実践的なドイツ語表

現のみならず、ドイツ語圏の生活文化や精神文化を学ぶことができる。学習者

がドイツ語圏に滞在した時のことを想定させるなど、学習者が関心を持ちやす

い工夫をしながら、ドイツ語能力の一層の定着とドイツ語圏文化への更なる理

解を深めることとする。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 52 林 久博、2班 71 梶浦 直子)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした学

習者主体の学びを通して中級ドイツ語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 71 梶浦 直子、2班 73 マルコ・シュルツェ)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習者

の主体的なドイツ語学習を促進させる授業を行うことで、自律的なドイツ語学

習能力を養う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニングを

中心とした授業を通して実践的なドイツ語能力を育成する。

オムニバスドイツ語ⅤA

(概要)ドイツ語ⅤAに引き続き、異文化理解能力の習得も含めた高次の中級

ドイツ語の定着を目的として、ドイツ語圏の文化的作品を多様な角度から扱う

こととする。その際、協働学習等の学習形態を通して主体的積極的な学びを展

開する。ドイツ語4技能のうち、特に読解能力については上級レベルも視野に

入れた学びを目指す。具体的なレベルとしてCEFR基準でB1程度の能力を目安と

し、読解についてはB2.1程度のドイツ語能力とする。本授業は複数の教員がリ

レー方式で担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 52 林 久博、2班 71 梶浦 直子)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした学

習者主体の学びを通してドイツ語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 71 梶浦 直子、2班 73 マルコ・シュルツェ)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習者

の主体的なドイツ語学習を促進させる授業を行うことで、高次な自律的ドイツ

語学習能力を養う。

(1班 133 ミヒャエラ コッホ、2班 133 ミヒャエラ コッホ)/10回)

ドイツ語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニングを

中心とした授業を通して高次な実践的ドイツ語能力を育成する。

オムニバスドイツ語ⅤB

122

Page 144: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、スペイン語の4技能(話す・聞

く・書く・読む)向上を目指す。スペイン語初心者を対象としており、CEFR基

準でA1程度のスペイン語力をつけることを到達目標の目安とする。具体的に

は、様々な場面で適切に挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現した

り、相手の簡単な要求に応えることができることを目標にする。この過程で、

スペインとラテンアメリカの文化や現代事情の知識も習得できるよう十分に注

意を払う。この授業とスペイン語ⅡAに関連性をもたせることで学習内容を繰

り返す機会を増やし、それによってスペイン語能力の確実な定着を図る。なお

本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 12 吉田 理加、2班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、3班 132

ハンコ・チョケ・レオニダス、4班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グス

タポ、5班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、6班 132 ハンコ・チョケ・

レオニダス )/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 119 前田 明美、2班 82 横山 友里、3班 82 横山 友里、4班

83 吉野 達也、5班 82 横山 友里、6班 82 横山 友里)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 89 ピニャン アルバレス アナ、2班 157 千葉 裕太、3班 157

千葉 裕太、4班 89 ピニャン アルバレス アナ、5班 157 千葉 裕

太、6班 157 千葉 裕太)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバススペイン語ⅠA

(概要)スペイン語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながらスペイ

ン語の4技能(話す・聞く・書く・読む)向上を目指す。この授業はCEFR基準

でA1程度の実力を持つ学習者を対象としており、最終的にはA2程度のスペイン

語能力を習得することを目安に学びを深めることとする。具体的には、家族や

趣味など自分を取り巻く環境について簡単に表現ができるようになったり、馴

染みのある日常的な事について簡単な情報のやり取りにも応じることができる

ようになったりすることを目指す。この授業はスペイン語ⅡBと連携し、かつ

ICT等も活用しながら学習内容を反復できる機会をより多く提供できるよう心

掛ける。本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 12 吉田 理加、2班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、3班 132

ハンコ・チョケ・レオニダス、4班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グス

タポ、5班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、6班 132 ハンコ・チョケ・

レオニダス)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 119 前田 明美、2班 82 横山 友里、3班 82 横山 友里、4班

83 吉野 達也、5班 82 横山 友里、6班 82 横山 友里)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 89 ピニャン アルバレス アナ、2班 157 千葉 裕太、3班 157

千葉 裕太、4班 89 ピニャン アルバレス アナ、5班 157 千葉 裕

太、6班 157 千葉 裕太)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバス

スペイン語ⅠB

123

Page 145: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)スペイン語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的なスペイン語コミュニ

ケーションの涵養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習

を授業の中心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常的会話

の中で初歩的表現を用いて応答ができたり、基本的な形式の申込書に必要事項

を記入することができたりすることができるよう、繰り返し協調学習を通して

スペイン語コミュニケーション能力を習得する。本授業とスペイン語ⅡAは有

機的に結びついているので、学習事項を実践形式で相互に復習することが可能

となる。なお、本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、2班 12 吉田 理加、3班 12

吉田 理加、4班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、5班 66 ランデロ

ス・ネリ セルヒオ・グスタポ、6班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グ

スタポ)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 82 横山 友里、2班 119 前田 明美、3班 119 前田 明美、4班

82 横山 友里、5班 83 吉野 達也、6班 83 吉野 達也)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 157 千葉 裕太、2班 89 ピニャン アルバレス アナ、3班 89

ピニャン アルバレス アナ、4班 157 千葉 裕太、5班 89 ピニャン

アルバレス アナ、6班 89 ピニャン アルバレス アナ)/10回)

基礎的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバススペイン語ⅡB

(概要)基礎から初級程度(CEFR基準のA1)のスペイン語力の習得を目的に、

インタラクティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等

を中心に多様な学習活動を通して、総合的なスペイン語コミュニケーション能

力の向上を図る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いる

ことができるよう学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えるこ

とができるよう、聞き取りや読解の訓練も重点的に行う。この授業は、発話や

対話等の時間を増やすためにスペイン語ⅠAとつながりを持たせており、これ

によって学習した表現を実際に用いる機会を多く提供する。本授業はリレー方

式で複数の教員が担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、2班 12 吉田 理加、3班 12

吉田 理加、4班 132 ハンコ・チョケ・レオニダス、5班 66 ランデロ

ス・ネリ セルヒオ・グスタポ、6班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グ

スタポ)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 82 横山 友里、2班 119 前田 明美、3班 119 前田 明美、4班

82 横山 友里、5班 83 吉野 達也、6班 83 吉野 達也)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 157 千葉 裕太、2班 89 ピニャン アルバレス アナ、3班 89

ピニャン アルバレス アナ、4班 157 千葉 裕太、5班 89 ピニャン

アルバレス アナ、6班 89 ピニャン アルバレス アナ)/10回)

初歩的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバススペイン語ⅡA

124

Page 146: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)スペイン語ⅢAに引き続き、本授業ではCEFR基準B1程度の総合的スペ

イン語能力および異文化理解能力の習得を目指す。特に、自身の経験や計画等

について論理性のあるテクストを作成できたり、理由を挙げて比較対象の長短

所を説明できたりする言語能力を涵養する。その際、相手の文化的背景等に注

意を払う姿勢等も身につけられるよう工夫する。本授業はICT等を利用してス

ペイン語ⅣBと有機的に結びつけることとし、習熟度を確認しながら相乗的に

学習を進めていく。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 53 バレラ、2班 119 前田 明美、3班 66 ランデロス・ネリ セ

ルヒオ・グスタポ、4班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10

回)

中級的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 82 横山 友里、2班 83 吉野 達也、3班 83 吉野 達也、4班

150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

中級的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エ

スピノーサ・ロレーナ・ス、3班 89 ピニャン アルバレス アナ、4班

155 ロハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

中級的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバススペイン語ⅢB

(概要)初級から中級(CEFR基準でB1.1程度)の総合的スペイン語能力の習得

に加え、異文化間コミュニケーションを成立させるうえで不可欠とされる異文

化理解にも重点を置いた授業を行う。具体的には、協働学習を中心とした様々

な学習活動を通して、旅行中など特定の場面において予測可能な事柄であれば

対応できるコミュニケーション能力を学ぶ。その際、文化に根差した風習や習

慣、エチケットやマナーなども理解し実践できるよう心掛ける。この授業はス

ペイン語ⅣAと関連性を持たせて、既習項目の復習などを効率的に行えるよう

配慮する。また、本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 53 バレラ、2班 119 前田 明美、3班 66 ランデロス・ネリ セ

ルヒオ・グスタポ、4班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10

回)

初級的なスペイン語のうち、特にスペイン語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 82 横山 友里、2班 83 吉野 達也、3班 83 吉野 達也、4班

150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

初級的なスペイン語のうち、特にスペイン語の実践に関する授業を行う。

(1班 150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エ

スピノーサ・ロレーナ・ス、3班 89 ピニャン アルバレス アナ、4班

155 ロハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

初級的なスペイン語のうち、特に既習事項を応用する授業を行う。

オムニバススペイン語ⅢA

125

Page 147: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)本授業は、初級スペイン語から中級スペイン語への橋渡しと同時に、

より高次のコミュニケーション能力を身につけることを目的とする。コミュニ

ケーションは言語能力と異文化理解能力の2つを必要とすることから、4技能習

得のための学習と併せて、スペイン語圏文化について学習する時間も十分確保

する。授業では実践的な学びを重視し、スペイン語コミュニケーションの学習

を通して学習者が自らスペイン・ラテンアメリカ文化への理解を深めることが

できる授業運営を目指す。その際、学習支援アプリ等を用いて教室外に繋がる

よう工夫する。本授業はスペイン語ⅢAと相互補完的な位置づけにあり、学習

内容をより深く理解し習得できるよう関連付ける。本授業は複数の教員が担当

し、リレー方式で運営する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 53 バレラ、2班 119 前田 明美、3班 66 ランデロス・ネリ セ

ルヒオ・グスタポ、4班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10

回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語コミュ

ニケーションを中心とした授業を行う。

(1班 82 横山 友里、2班 83 吉野 達也、3班 83 吉野 達也、4班

150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語の仕組

みに関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エ

スピノーサ・ロレーナ・ス、3班 89 ピニャン アルバレス アナ、4班

155 ロハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語を、総

合的に扱うための授業を中心に行う。

オムニバススペイン語ⅣA

(概要)本授業の目的は、スペイン語ⅣAに引き続き中級スペイン語への橋渡

しを完了すること、および複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーショ

ン能力を習得することである。コミュニケーション相手が属する文化圏の慣習

等を踏まえ、文化的な摩擦のない対話を心掛ける姿勢の重要性に気づくような

学びを深めていく。具体的には、スペイン語圏に滞在した際に遭遇する様々な

事態に適切に対処できる能力の習得を目指す。その際、ICTを導入するなど学

習者主体の学習を積極的に促進する授業運営となるよう心掛ける。本授業はス

ペイン語ⅢBと関連を持たせ、複数の教員がリレー方式で運営することとす

る。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 53 バレラ、2班 119 前田 明美、3班 66 ランデロス・ネリ セ

ルヒオ・グスタポ、4班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10

回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語コミュ

ニケーションを中心とした授業を行う。

(1班 82 横山 友里、2班 83 吉野 達也、3班 83 吉野 達也、4班

150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語の仕組

みに関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エ

スピノーサ・ロレーナ・ス、3班 89 ピニャン アルバレス アナ、4班

155 ロハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

初級から中級スペイン語へ移行する段階において必要となるスペイン語を、総

合的に扱うための授業を中心に行う。

オムニバススペイン語ⅣB

126

Page 148: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)中級スペイン語を駆使してスペイン語圏の多様な文化を深く学ぶこと

を通して、スペイン語4技能の確実な定着を図る。具体的には、小説や映画、

音楽等のメディア作品を題材に、学習者の協働学習を中心としたICTを基盤と

するアクティブラーニングを通して、CEFR基準B1レベルを目安とするスペイン

語力を高い次元で習得することを目指す。上述した題材等からは、実践的なス

ペイン語表現のみならず、スペイン語圏の生活文化や精神文化を学ぶことがで

きる。学習者がスペイン語圏に滞在した時のことを想定させるなど、学習者が

関心を持ちやすい工夫をしながら、スペイン語能力の一層の定着とスペイン語

圏文化への更なる理解を深めることとする。本授業は複数の教員がリレー方式

で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 53 バレラ、2班 119 前田 明美、3班 66 ランデロス・ネリ セ

ルヒオ・グスタポ、4班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10

回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニング

を中心とした授業を通して実践的なスペイン語能力を育成する。

(1班 82 横山 友里、2班 83 吉野 達也、3班 83 吉野 達也、4班

150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした

学習者主体の学びを通して中級スペイン語4技能を総合的に学習する授業を行

う。

(1班 150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エ

スピノーサ・ロレーナ・ス、3班 89 ピニャン アルバレス アナ、4班

155 ロハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習

者の主体的なスペイン語学習を促進させる授業を行うことで、自律的なスペイ

ン語学習能力を養う。

オムニバススペイン語ⅤA

(概要)スペイン語ⅤAに引き続き、異文化理解能力の習得も含めた高次の中

級スペイン語の定着を目的として、スペイン語圏の文化的作品を多様な角度か

ら扱うこととする。その際、協働学習等の学習形態を通して主体的積極的な学

びを展開する。スペイン語4技能のうち、特に読解能力については上級レベル

も視野に入れた学びを目指す。具体的なレベルとしてCEFR基準でB1程度の能力

を目安とし、読解についてはB2.1程度のスペイン語能力とする。本授業は複数

の教員がリレー方式で担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 53 バレラ、2班 119 前田 明美、3班 66 ランデロス・ネリ セ

ルヒオ・グスタポ、4班 66 ランデロス・ネリ セルヒオ・グスタポ/10

回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニング

を中心とした授業を通して実践的なスペイン語能力を育成する。

(1班 82 横山 友里、2班 83 吉野 達也、3班 83 吉野 達也、4班

150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした

学習者主体の学びを通して中級スペイン語4技能を総合的に学習する授業を行

う。

(1班 150 アラン・クリスティアン・ハイメ・ラソ、2班 155 ロハス・エ

スピノーサ・ロレーナ・ス、3班 89 ピニャン アルバレス アナ、4班

155 ロハス・エスピノーサ・ロレーナ・ス/10回)

スペイン語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習

者の主体的なスペイン語学習を促進させる授業を行うことで、自律的なスペイ

ン語学習能力を養う。

オムニバススペイン語ⅤB

127

Page 149: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)中国語の初学者を対象に、基本的な「話す・聞く・書く・読む」の4

技能に係わる基礎力の修得を目指す。その到達目標の目安は、CEFR基準A1程度

の中国語力である。具体的には、中国語音節の正しい発音(特に日本語に無い

母音・子音)を身につけること、中国語音節のローマ字表記(漢語ピンイン)

を正しく運用できること、中国語の略字体(簡体字)に慣れること、中国語の

基本的な文型や品詞・語順などの基礎を理解すること、簡単な挨拶や自己紹

介・簡単な意思疎通・簡単な質疑応答が出来ることである。この過程で、中国

の文化や現代事情の知識も修得できるよう十分に注意を払う。本授業は中国語

ⅡAに関連性をもたせることで学習内容を繰り返す機会を増やし、それによっ

て中国語基礎力の確実な定着を図る。なお本授業はリレー方式で複数の教員が

担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 5 明木 茂夫、2班 123 田村 祐之、3班 123 田村 祐之/10

回)

初歩的な中国語のうち、特に発音・ローマ字・文型の基礎に関する授業を行

う。

(1班 113 吉田 仁、2班 74 趙 青、3班 74 趙 青/10回)

初歩的な中国語のうち、特に中国語の実践に関する授業を行う。

(1班 74 趙 青、2班 88 大島 絵莉香、3班 88 大島 絵莉香/10

回)

初歩的な中国語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス中国語ⅠA

(概要)中国語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながら基本的な

「話す・聞く・書く・読む」の4技能に係わる基礎力の修得を目指す。本授業

はCEFR基準でA1程度の力を持つ学習者を対象とし、そこからA2程度の中国語能

力を修得することを目安とする。具体的には、中国語のローマ字(漢語ピンイ

ン)を素早く正確に発音できること、さらにローマ字に頼らず漢字で表記され

た中国語文を声調も含めてよどみなく読めること、略字(簡体字)の読み書き

をさらに進めること、家族や趣味など自分を取り巻く環境について簡単な表現

ができること、馴染みのある日常的な事について簡単な情報のやり取りができ

ることである。この授業は中国語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら学習

内容を反復できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。本授業はリレー方

式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 5 明木 茂夫、2班 123 田村 祐之、3班 123 田村 祐之/10

回)

基礎的な中国語のうち、特に発音・ローマ字・文型の基礎とその運用に関する

授業を行う。

(1班 113 吉田 仁、2班 74 趙 青、3班 74 趙 青/10回)

基礎的な中国語のうち、特に中国語の実践に関する授業を行う。

(1班 74 趙 青、2班 88 大島 絵莉香、3班 88 大島 絵莉香/10

回)

基礎的な中国語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス中国語ⅠB

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

(概要)基礎から初級程度(CEFR基準のA1)の中国語力の修得を目的に、双方

向的活動やICTを導入した学習等を中心に多様な学習活動を通して、総合的な

中国語コミュニケーション能力の向上を図る。ローマ字(漢語ピンイン)を素

早く発音し、さらにローマ字に頼らず漢字表記の中国語文を音読し、また日常

的表現や言い回しを身につけ、自ら用いることができるよう学修を重ねる。同

時に、やり取りの中で相手に応えることができるよう、聞き取りや読解の訓練

も重点的に行う。この授業は、発話や対話等の時間を増やすために中国語ⅠA

とつながりを持たせており、これによって学習した表現を実際に用いる機会を

多く提供する。本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 5 明木 茂夫、2班 123 田村 祐之、3班 5 明木 茂夫/10回)

初歩的な中国語のうち、特に発音・ローマ字・文型の基礎とその運用に関する

授業を行う。

(1班 113 吉田 仁、2班 74 趙 青、3班 113 吉田 仁/10回)

初歩的な中国語のうち、特に中国語コミュニケーションを中心とした授業を行

う。

(1班 74 趙 青、2班 88 大島 絵莉香、3班 74 趙 青/10回)

初歩的な中国語のうち、特に中国語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバス中国語ⅡA

(概要)中国語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的な中国語コミュニケーショ

ンの涵養を目指す。CEFR基準のA2程度を目標とする。一貫して学習者の協働学

習を授業の中心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な会話にお

いて、初歩的表現を用いつつその場面で伝えたい内容を確実に相手に伝え、相

手からの問いかけに応答ができること、比較的易しい聞き取り教材を確実に聞

き取ること、比較的短い日中・中日翻訳ができること、メモやメッセージなど

短い作文ができることを目標とする。本授業と中国語ⅡAは有機的に結びつい

ているので、学習事項を実践形式で相互に復習することが可能となるよう配慮

する。なお、本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 5 明木 茂夫 、2班 123 田村 祐之、3班 5 明木 茂夫/10

回)

基礎的な中国語のうち、特に発音・ローマ字・文型の基礎とその運用に関する

授業を行う。

(1班 113 吉田 仁、2班 74 趙 青、3班 113 吉田 仁/10回)

基礎的な中国語のうち、特に中国語コミュニケーションを中心とした授業を行

う。

(1班 74 趙 青、2班 88 大島 絵莉香、3班 74 趙 青/10回)

基礎的な中国語のうち、特に中国語能力を総合的に用いる授業を行う。

オムニバス中国語ⅡB

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

中国語ⅢB

(概要)中国語ⅢAに引き続き、本授業ではCEFR基準B1程度の総合的中国語能

力および異文化理解能力の修得を目指す。特に、自身の経験や考えを理論的に

整理し、筋道を立てて相手に伝える言語能力を涵養する。また通訳や翻訳のシ

ミュレーションを通じて文脈や含意をくみ取り、さらにそこに文化的背景のあ

ることを理解できるよう工夫する。本授業はICT等を利用して中国語ⅣBと有機

的に結びつけることとし、習熟度を確認しながら相乗的に学習を進めていく。

本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 28 張 勤、2班 114 許 麗/10回)

中級中国語のうち、特に中国語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 106 張 静萱、2班 74 趙 青/10回)

(1班 88 大島 絵莉香、2班 88 大島 絵莉香/10回)

中級中国語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

(概要)初級から中級(CEFR基準でB1.1程度)の総合的中国語能力の修得に加

え、異文化間コミュニケーションを成立させる上で不可欠とされる異文化理解

にも重点を置いた授業を行う。具体的には、協働学習を中心とした様々な学習

活動を通して、旅行や案内など特定の場面において、予測可能な事柄の範囲で

対応できるコミュニケーション能力を身につけること、日中・中日の翻訳や通

訳練習を通じて双方の言語の仕組みの違いを理解することを目標とする。その

際、文化に根差した風習や習慣、エチケットやマナーなども理解し実践できる

よう心掛ける。この授業は中国語ⅣAと関連性を持たせて、既習項目の復習な

どを効率的に行えるよう配慮する。また、本授業はリレー方式で複数の教員が

担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 28 張 勤、2班 114 許 麗/10回)

初級中国語のうち、特に中国語の仕組みに関する授業を行う。

(1班 106 張 静萱、2班 74 趙 青/10回)

初級中国語のうち、特に中国語の実践に関する授業を行う。

(1班 88 大島 絵莉香、2班 88 大島 絵莉香/10回)

初級中国語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス中国語ⅢA

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

中国語ⅣA

(概要)本授業は、初級中国語から中級中国語への橋渡しと同時に、より高次

のコミュニケーション能力を身につけることを目的とする。コミュニケーショ

ンは言語能力と異文化理解能力の2つを必要とすることから、4技能修得のため

の学習と併せて、中国語圏文化について学習する時間も十分確保する。授業で

は実践的な学びを重視し、中国語コミュニケーションの学修を通して学習者が

自ら中国文化への理解を深めることができる授業運営を目指す。具体的には通

訳シミュレーション、翻訳練習、インターネットやEメールによる情報検索・

伝達、中国語文献の講読などを通じて、日中言語の仕組みや文化の相違への理

解を深めることである。本授業は中国語ⅢAと相互補完的な位置づけにあり、

学習内容をより深く理解し修得できるよう関連付ける。本授業は複数の教員が

担当し、リレー方式で運営する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 28 張 勤、2班 114 許 麗/10回)

初級から中級中国語へ移行する段階において必要となる、中国語の仕組みに関

する実践的な授業を中心に行う。

(1班 106 張 静萱、2班 74 趙 青/10回)

初級から中級中国語へ移行する段階において必要となる、中国語コミュニケー

ションを中心とした授業を行う。

(1班 88 大島 絵莉香、2班 88 大島 絵莉香/10回)

初級から中級中国語へ移行する段階において必要な中国語を、総合的に扱うた

めの授業を中心に行う。

オムニバス

中国語ⅣB

(概要)本授業の目的は、中国語ⅣAに引き続き中級中国語への橋渡しを完了

すること、および複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーション能力を

修得することである。コミュニケーションの相手が属する文化圏の慣習等を踏

まえ、異文化に対する理解と尊重に基づいた自然な対話を目指す。具体的に

は、中国語圏に滞在した際に遭遇する様々な事態に適切に対処するためのシ

ミュレーション、異文化の知識のない人物のために通訳や翻訳を行うシミュ

レーションを通して、言語の実践的運用力や異文化を理解するための能力を養

う。その際、ICTを導入するなど学習者主体の学習を積極的に促進する授業運

営となるよう心掛ける。本授業は中国語ⅢBと関連を持たせ、複数の教員がリ

レー方式で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 28 張 勤、2班 114 許 麗/10回)

中級中国語から上級中国語へ移行する段階において必要となる、中国語の仕組

みに関する実践的な授業を中心に行う。

(1班 106 張 静萱、2班 74 趙 青/10回)

中級中国語を確実に定着させる段階において必要となる、中国語コミュニケー

ションを中心とした授業を行う。

(1班 88 大島 絵莉香、2班 88 大島 絵莉香/10回)

中級中国語を確実に定着させる段階において必要となる語学力を、総合的に身

につけることを中心に授業を行う。

オムニバス

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

中国語ⅤA

(概要)中級中国語を駆使して中国語圏の多様な文化を深く学ぶことを通し

て、中国語4技能の確実な定着を図る。具体的には、小説や漫画・映画やアニ

メーション・音楽等のメディア作品を広く題材に、学習者の協働学習を中心と

したICTを基盤とするアクティブラーニングを通して、CEFR基準B1レベルを目

安とする中国語力を高い次元で修得することを目指す。上述した題材からは、

実践的な中国語表現のみならず、中国語圏の生活文化や精神文化を学ぶことが

でき、また特に翻訳小説や映画字幕・吹替を用いることで翻訳の技術を体得し

言語の仕組みを体感することができる。これらを通じて中国語の運用と異文化

への理解を更に深めて行く。本授業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 28 張 勤、2班 114 許 麗/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協働学習を中心とした学習者

主体の学びを通して中級中国語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 106 張 静萱、2班 74 趙 青/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、協調学習を通して学習者の主

体的な中国語学習を促進させる授業を行うことで、自律的な中国語学習能力を

養う。

(1班 88 大島 絵莉香、2班 88 大島 絵莉香/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入し、アクティブラーニングを中心

とした授業を通して翻訳・通訳を含む実践的な中国語能力を育成する。

オムニバス

中国語ⅤB

(概要)中国語ⅤAに引き続き、異文化理解能力の修得も含めた高次の中級中

国語の定着を目的として、中国語圏の文化的作品を多様な角度から扱うことと

する。その際、協働学習等の学習形態を通して主体的積極的な学びを展開す

る。中国語4技能のうち特に読解能力については、文献検索や典故・修辞・文

語的表現を含めた上級レベルも視野に入れて、総合的な力をつけることを目指

す。具体的なレベルとしてCEFR基準でB1程度の能力を目安とし、読解について

はB2.1程度の中国語能力とする。本授業は複数の教員がリレー方式で担当す

る。

(オムニバス方式/全30回)

(1班 28 張 勤、2班 114 許 麗/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協働学習を中心とした学習

者主体の学びを通して中国語4技能を総合的に学習する授業を行う。

(1班 106 張 静萱、2班 74 趙 青/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、協調学習を通して学習者の

主体的な中国語学習を促進させる授業を行うことで、高次な自律的中国語学習

能力を養う。

(1班 88 大島 絵莉香、2班 88 大島 絵莉香/10回)

中国語圏の多様な文化的メディア作品を導入して、アクティブラーニングを中

心とした授業を通して高次な実践的中国語能力を育成する。

オムニバス

132

Page 154: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ロシア語ⅠA

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、ロシア語の4技能(話す・聞

く・書く・読む)を身につけることを目指す。ロシア語でコミュニケーション

を成り立たせるためには、文法の知識が不可欠である。そのためこの授業で

は、基礎的な文法知識の習得と定着に十分な時間を割きながら、発話を聞いて

正確に理解し、自らも適切な発話で応えられるよう、訓練を行う。それらを通

して、国際社会に通用するロシア語力をバランスよく身につけ、複言語複文化

主義的な観点を踏まえたコミュニケーションができるようになることを目指

す。なお、この授業とロシア語ⅡAの授業に関連性をもたせることで、学習内

容を繰り返す機会を増やし、知識の確実な定着を図る。本授業はリレー方式で

複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(3 郡 伸哉/20回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

ロシア語ⅠB

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、ロシア語の4技能(話す・聞

く・書く・読む)を身につけることを目指す。適切な発話を行うために必要な

知識として、英語や日本語と異なるロシア語の動詞や名詞の変化を習得し、

様々な事象をロシア語ではどのように言語化するのかを理解する。この学習の

過程は、他の講義等で学ぶ言語学的知識を実際の言語活動の中で観察する過程

ともなり、学問的理解を深めることにもつながる。以上を通して、国際社会に

通用するロシア語力をバランスよく身につけ、合理的なコミュニケーションが

できることを目指す。なお、この授業とロシア語ⅡBに関連性をもたせること

で学習内容を繰り返す機会を増やし、それによってロシア語能力の確実な定着

を図る。本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(3 郡 伸哉/20回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

基礎ロシア語のうち、特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

ロシア語ⅡA

(概要)学習者主体の自律的な学習を通じて、ロシア語の4技能(話す・聞

く・書く・読む)を身につけることを目指す。ロシア連邦教育科学省によるロ

シア語検定試験(ТРКИ)基準にいう「基礎級」(初心者対象)程度のロシア

語力をつけることを目安とする。具体的には、様々な場面で適切な挨拶をする

こと、自分に関する事柄を簡単に伝えること、相手の簡単な要求に応えること

などの技能の習得を目標とする。以上の学習の過程においては、ローマ字と異

なる文字体系であるロシア語のアルファベットの習得に力を入れ、また、ロシ

アの文化や現代事情の知識を習得できるよう十分に注意を払う。なお、この授

業とロシア語ⅠAの授業に関連性をもたせることで、学習内容を繰り返す機会

を増やし、知識の確実な定着を図る。本授業はリレー方式で複数の教員が担当

する。

(オムニバス方式/全30回)

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/20回)

特にロシア語の実践的運用を中心とした授業を行う。

(3 郡 伸哉/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

オムニバス

133

Page 155: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ロシア語ⅡB

(概要)ロシア語ⅡAに引き続き、ロシア語検定試験(ТРКИ)基準にいう

「基礎級」(初心者対象)程度の総合的なロシア語コミュニケーション能力の

涵養を目指す。具体的には、簡単な日常的会話において、初歩的表現を用いた

応答ができ、場面に応じた表現の工夫ができるような能力を養う。その際、協

働学習を授業の中心に据えた授業運営を行う。なお、本授業とロシア語ⅡAは

有機的に結びついているので、学習事項を実践形式で相互に復習することが可

能となる。本授業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/20回)

特にロシア語の実践的運用を中心とした授業を行う。

(3 郡 伸哉/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う

オムニバス

ロシア語ⅢA

(概要)ロシア連邦教育科学省ロシア語検定試験(ТРКИ)基準にいう「基礎

級」から「初級」程度の総合的ロシア語能力の習得を目指す。加えて、異文化

間コミュニケーションを成立させるうえで不可欠な異文化理解の学習に力を注

ぐ。具体的には、協働学習を中心とした様々な学習活動を通して、旅行中など

特定の場面において、予測可能な事柄であれば対応できるだけのコミュニケー

ション能力を身につける。その際、文化に根差した風習や習慣、エチケットや

マナーなども理解し実践できるよう心掛ける。この授業はロシア語ⅣAと関連

性をもたせ、既習項目の復習などを効率的に行えるよう配慮する。なお、本授

業はリレー方式で複数の教員が担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

(135 山路 明日太/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(152 ダツェンコ  イーホル/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

オムニバス

ロシア語ⅢB

(概要)ロシア語ⅢAに引き続き、本授業ではロシア連邦教育科学省ロシア語

検定試験 (ТРКИ)基準「1級」程度の総合的ロシア語能力の習得を目指

し、あわせて、異文化理解能力の涵養を図る。具体的には、現代社会の諸問題

に関する自分の意見を述べたり、ロシアや日本の著名な場所・人物・出来事な

どを説明したりできる能力を養う。その際、それに必要となる高度な文法事項

を丁寧に学ぶとともに、文化の背景に注意を払う姿勢を身につけることにも留

意する。本授業はロシア語ⅣBと有機的に結びつけた授業運営を行い、相互に

習熟度を確認しながら、学習効果を相乗的に高めることを目指す。なお、本授

業は複数の教員がリレー方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(135 山路 明日太/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(152 ダツェンコ  イーホル/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

オムニバス

134

Page 156: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ロシア語ⅣA

(概要)本授業は、ロシア語検定試験(ТРКИ)基準にいう「基礎級」から

「初級」への橋渡しと同時に、より高次のコミュニケーション能力を身につけ

ることを目的とする。コミュニケーションに必要となる言語能力と異文化理解

能力の両方の習得を念頭に置き、4技能習得のための学習とあわせて、ロシア

及び旧ソ連圏の文化について学習する時間も十分確保する。授業では実践的な

学びを重視し、ロシア語コミュニケーションの実践学習を通して、学習者が自

らロシア文化への理解を深めることができるような授業運営を目指す。なお、

本授業はロシア語ⅢAと相互補完的な位置づけにあり、学習内容をより深く理

解し習得できるよう関連付ける。本授業は複数の教員が担当し、リレー方式で

運営する。

(オムニバス方式/全30回)

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特にロシア語の実践的運用を中心とした授業を行う。

(135 山路 明日太/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(152 ダツェンコ  イーホル/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

オムニバス

ロシア語ⅣB

(概要)本授業の目的は、ロシア語ⅣAに引き続きロシア連邦教育科学省ロシ

ア語検定試験 (ТРКИ)基準「1級」レベルへの橋渡しを完了すること、お

よび複言語複文化主義的理念に基づくコミュニケーション能力を習得すること

である。コミュニケーションの相手が属する文化圏の慣習等を踏まえ、文化的

摩擦のない対話を目指すような学びを深めていく。具体的には、ロシア語を母

語とする相手との議論の進め方、また文法的には、動詞の2つのアスペクトの

使い分けなど、自然な会話に必要な能力の習得を目指す。その際、学習者主体

の学習を積極的に促進する授業運営となるよう心掛ける。本授業はロシア語Ⅲ

Bと関連をもたせ、複数の教員がリレー方式で運営することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

特にロシア語の実践的運用を中心とした授業を行う。

(135 山路 明日太/10回)

特に既習項目を応用する授業を行う。

(152 ダツェンコ  イーホル/10回)

特にロシア語の文法の理解と定着を中心とした授業を行う。

オムニバス

135

Page 157: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ロシア語ⅤA

(概要)ロシア語検定試験(ТРКИ)「初級」程度の知識を駆使して、ロシア

および旧ソ連圏の生活や多様な精神文化を深く学び、それを通して4技能の確

実な定着を図る。具体的には、ネットニュースサイト、小説、映画等のメディ

ア作品を題材に、学習者の協働学習、ICT利用を含めたアクティブラーニング

を通して、検定試験(ТРКИ)「1級」を目安とするロシア語力を高い次元で

習得することを目指す。学習の過程においては、ロシア及び旧ソ連圏に滞在し

た際の状況を想定させるなど、学習者が関心を持ちやすい工夫をしながら、ロ

シア語能力の一層の定着と、ロシア及び旧ソ連圏文化へのさらなる理解を深め

る。なお、本授業は複数の教員がオムニバス方式で担当する。

(オムニバス方式/全30回)

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

映画を利用して、4技能の向上とロシアにおける生活スタイルの理解を図る。

(135 山路 明日太/10回)

ネットのニュースサイト等を利用して、ロシアの現代事情の理解を図る。

(152 ダツェンコ  イーホル/10回)

文学作品を利用して、自然なロシア語の感覚を養い、ロシアの思想・文化の理

解を図る。

オムニバス

ロシア語ⅤB

(概要)ロシア語ⅤAに引き続き、ロシア連邦教育科学省ロシア語検定試験(Т

РКИ)「1級」レベルを高い次元で習得することを目標とする。その際、異文

化理解能力の向上の観点から、材料として、ロシア及び旧ソ連の文化を多様な

角度から扱う。協働学習等の学習形態を通して主体的積極的な学びを展開し、

ロシア語4技能のうち、特に読解能力と聞き取りに力を入れた学びを目指す。

なお、本授業は複数の教員がオムニバス方式で担当することとする。

(オムニバス方式/全30回)

(54 ペトリシェヴァ ニーナ/10回)

映画を利用して、4技能の向上とロシアにおける生活スタイルの理解を図る。

(135 山路 明日太/10回)

ネットのニュースサイト等を利用して、聞き取り能力とロシアの現代事情の理

解を図る。

(152 ダツェンコ  イーホル/10回)

文学作品を利用して、自然なロシア語の感覚を養い、ロシアの思想・文化の理

解を図る。

オムニバス

136

Page 158: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

イタリア語ⅠA

 学習者主体の自律的な学習を通じて、イタリア語の4技能(話す・聞く・書

く・読む)向上を目指す。イタリア語初心者を対象としており、CEFR基準でA1

程度のイタリア語力をつけることを到達目標の目安とする。具体的には、様々

な場面で適切に挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相手の

簡単な要求に応えることができることを目標にする。この過程で、イタリアの

文化や現代事情の知識も習得できるよう十分に注意を払う。この授業とイタリ

ア語ⅡAに関連性をもたせることで学習内容を繰り返す機会を増やし、それに

よってイタリア語能力の確実な定着を図る。

イタリア語ⅠB

 イタリア語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながらイタリア語の4

技能(話す・聞く・書く・読む)向上を目指す。この授業はCEFR基準でA1程度

の実力を持つ学習者を対象としており、最終的にはA2程度のイタリア語能力を

習得することを目安に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味など

自分を取り巻く環境について簡単に表現ができるようになったり、馴染みのあ

る日常的な事について簡単な情報のやり取りにも応じることができるように

なったりすることを目指す。この授業はイタリア語ⅡBと連携し、かつICT等も

活用しながら学習内容を反復できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。

イタリア語ⅡA

 基礎から初級程度(CEFR基準のA1)のイタリア語力の習得を目的に、インタ

ラクティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等を中心

に多様な学習活動を通して、総合的なイタリア語コミュニケーション能力の向

上を図る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いることが

できるよう学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えることがで

きるよう、聞き取りや読解の訓練も重点的に行う。この授業は、発話や対話等

の時間を増やすためにイタリア語ⅠAとつながりを持たせており、これによっ

て学習した表現を実際に用いる機会を多く提供する。

イタリア語ⅡB

 イタリア語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的なイタリア語コミュニケー

ションの涵養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習を授

業の中心に据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常的会話の中

で初歩的表現を用いて応答ができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記

入することができたりすることができるよう、繰り返し協調学習を通してイタ

リア語コミュニケーション能力を習得する。本授業とイタリア語ⅡAは有機的

に結びついているので、学習事項を実践形式で相互に復習することが可能とな

る。

137

Page 159: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

韓国語ⅠA

 学習者主体の自律的な学習を通じて、韓国語の4技能(話す・聞く・書く・

読む)向上を目指す。韓国語初心者を対象としており、CEFR基準でA1程度の韓

国語力をつけることを到達目標の目安とする。具体的には、様々な場面で適切

に挨拶をしたり、自分に関する事柄を簡単に表現したり、相手の簡単な要求に

応えることができることを目標にする。この過程で、韓国の文化や現代事情の

知識も習得できるよう十分に注意を払う。この授業と韓国語ⅡAに関連性をも

たせることで学習内容を繰り返す機会を増やし、それによって韓国語能力の確

実な定着を図る。

韓国語ⅠB

 韓国語ⅠAに引き続き、学習者の自律的学習を促しながら韓国語の4技能(話

す・聞く・書く・読む)向上を目指す。この授業はCEFR基準でA1程度の実力を

持つ学習者を対象としており、最終的にはA2程度の韓国語能力を習得すること

を目安に学びを深めることとする。具体的には、家族や趣味など自分を取り巻

く環境について簡単に表現ができるようになったり、馴染みのある日常的な事

について簡単な情報のやり取りにも応じることができるようになったりするこ

とを目指す。授業外の人や事柄との繋がりを重視し、隣国である韓国と積極的

な交流を試みる。この授業は韓国語ⅡBと連携し、かつICT等も活用しながら学

習内容を反復できる機会をより多く提供できるよう心掛ける。

韓国語ⅡA

 基礎から初級程度(CEFR基準のA1)の韓国語力の習得を目的に、インタラク

ティブ・アクティビティ(双方向的活動)やICTを導入した学習等を中心に多

様な学習活動を通して、総合的な韓国語コミュニケーション能力の向上を図

る。よく使われる日常的表現や言い回しを身につけ、自ら用いることができる

よう学びを重ねていく。同時に、やり取りの中で相手に応えることができるよ

う、聞き取りや読解の訓練も重点的に行う。この授業は、発話や対話等の時間

を増やすために韓国語ⅠAとつながりを持たせており、これによって学習した

表現を実際に用いる機会を多く提供する。

韓国語ⅡB

 韓国語ⅡAに引き続き、初級程度の総合的な韓国語コミュニケーションの涵

養を目指す(CEFR基準でA2程度)。一貫して学習者の協働学習を授業の中心に

据えることで、より高次な授業を展開する。簡単な日常的会話の中で初歩的表

現を用いて応答ができたり、基本的な形式の申込書に必要事項を記入すること

ができたりすることができるよう、繰り返し協調学習を通して韓国語コミュニ

ケーション能力を習得する。同時に、韓国との繋がりを重視する姿勢を引き続

き重視していく。本授業と韓国語ⅡAは有機的に結びついているので、学習事

項を実践形式で相互に復習することが可能となる。

138

Page 160: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅠA

(概要)この講義は、日本語学習経験がないまたは入門レベルの学生に対し、

JF日本語教育スタンダード6段階でA1レベルの日本語習得を目指すもので

ある。 履修者は、日本語の仕組みを学ぶことによって言語構造的能力を高め

るとともに、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解し、用いるこ

とができるようになる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいる

か、誰と知り合いか、また持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、

答えたりすることができる。

日本語ⅠA、ⅠB、ⅠCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(55 森山 真吾/20回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

オムニバス

日本語ⅠB

(概要)この講義は、日本語学習経験がないまたは入門レベルの学生に対し、

JF日本語教育スタンダード6段階でA1レベルの日本語習得を目指すもので

ある。日本語の仕組みやその運用を理解し、定着のための練習を行うことによ

り、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを用いることができるように

なる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合い

か、また持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすること

ができる。

日本語ⅠA、ⅠB、ⅠCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(55 森山 真吾/20回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

オムニバス

日本語ⅠC

(概要)この講義は、日本語学習経験がないまたは入門レベルの履修者に対

し、JF日本語教育スタンダード6段階でA1レベルの日本語習得を目指すも

のである。様々な場面におけるコミュニケーション言語活動に参加することに

より、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解し、用いることがで

きるようになる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰

と知り合いか、また、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答え

たりすることができる。

日本語ⅠA、ⅠB、ⅠCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(55 森山 真吾/20回)

リスニングと会話の練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

リスニングと会話の練習を行う。

オムニバス

139

Page 161: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅡA

(概要)この講義は、日本語を180時間程度学んできた履修者に対し、JF

日本語教育スタンダード6段階のA2レベルの日本語の習得を目指すものであ

る。コミュニケーションのために必要な語彙を増やし、日本語の仕組みを学ぶ

ことにより、ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、

直接的学修者に関係がある身近な領域に関し一般的な文や表現が理解できるよ

うになり、また、簡単で日常的な範囲での情報交換に応じ、説明できるように

なる。すでに別の言語の学習経験を持つ学修者にとって日本語の仕組みについ

ての体系的な知識はさらに学習効果を高めることが期待される。

日本語ⅡA、ⅡB、ⅡCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(127 田畑 理咲/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

(137 鈴木 加珠子/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行う。

オムニバス

日本語ⅡB

(概要)この講義は、日本語を180時間程度学んできた履修者に対し、JF

日本語教育スタンダード6段階のA2レベルの日本語の習得を目指すものであ

る。コミュニケーションのために必要な日本語の仕組みを学び、その運用を体

系的に理解し、練習することにより、ごく基本的な個人的情報や家族情報、買

い物、近所、仕事など、直接的学修者に関係がある身近な領域に関し一般的な

文や表現が理解できるようになり、また、簡単で日常的な範囲での情報交換に

応じ、説明できるようになる。理解した日本語の構造についての知識をもとに

練習を重ねることにより、学修者の日本語運用能力を高めることが可能とな

る。

日本語ⅡA、ⅡB、ⅡCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(127 田畑 理咲/10回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

(137 鈴木 加珠子/10回)

既習事項の運用と定着のための練習を行う。

オムニバス

日本語ⅡC

(概要)この講義は、日本語を180時間程度学んできた履修者に対し、JF

日本語教育スタンダード6段階のA2レベルの日本語の習得を目指すものであ

る。日常場面でのコミュニケーションの実践力をつけるために設定された様々

な場面で自ら考え言語を創出する練習をすることにより、ごく基本的な個人的

情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的学修者に関係がある身近な

領域に関し一般的な文や表現が理解できるようになり、また、簡単で日常的な

範囲での情報交換に応じ、説明できるようになる。この講義では教室の枠にと

らわれない活動も加えることにより、言語の学びが真の意味でのコミュニケー

ション力を形成することを企図している。

日本語ⅡA、ⅡB、ⅡCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(127 田畑 理咲/10回)

リスニングと会話の練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

リスニングと会話の練習を行う。

(137 鈴木 加珠子/10回)

リスニングと会話の練習や短い文を読む練習を行う。

オムニバス

140

Page 162: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅢA

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2の課程を学修

した学生、あるいは日本語を360時間程度学んできた学生に対し、JF日本

語教育スタンダード6段階のA2/B1、あるいは日本語能力試験のN4レベ

ルの日本語の習得を目指すものである。履修者は、既習の言語事項を復習し、

新たに日本語の仕組みや語彙を学ぶとともに、言語コミュニケーション能力を

高めるために様々な場面で言語を聞き取り理解する練習を行う。そして、自分

の背景や身の回りの状況、直接的な必要性のある領域の事柄を単純な方法で結

びつけられた脈略のあるテクストをつくることができるようになり、経験、出

来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることが

できるようになる。

日本語ⅢA、ⅢB、ⅢCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(116 太田 真由美/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行い、聴解能力を高める練習を行う。

(127 田畑 理咲/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行い、聴解能力を高める練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

日本語の語彙と仕組みに関する授業を行い、聴解能力を高める練習を行う。

オムニバス

日本語ⅢB

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2の課程を学修

した学生、あるいは日本語を360時間程度学んできた学生に対し、JF日本

語教育スタンダード6段階のA2/B1、あるいは日本語能力試験のN4レベ

ルの日本語の習得を目指すものである。履修者は、言語コミュニケーション能

力を高めるために様々な場面で言語を聞き取り理解し、また、自ら言語を創出

する練習を行う。そして、自分の背景や身の回りの状況、直接的な必要性のあ

る領域の事柄を単純な方法で結びつけられた脈略のあるテクストをつくること

ができるようになり、経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の

理由、説明を短く述べることができるようになる。

日本語ⅢA、ⅢB、ⅢCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(116 太田 真由美/10回)

リスニングと会話練習を行う。

(127 田畑 理咲/10回)

リスニングと会話練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

リスニングと会話練習を行う。

オムニバス

日本語ⅢC

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2の課程を学修

した学生、あるいは日本語を360時間程度学んできた学生に対し、JF日本

語教育スタンダード6段階のA2/B1、あるいは日本語能力試験のN4レベ

ルの日本語の習得を目指すものである。履修者は、短い文を読み、理解し、応

答文を創出する活動を行ったり、短い文を作成したりする練習を行う。そして

自分の背景や身の回りの状況、直接的な必要性のある領域の事柄を単純な方法

で結びつけられた脈略のあるテクストをつくることができるようになり、経

験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べる

ことができるようになる。

日本語ⅢA、ⅢB、ⅢCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(116 太田 真由美/10回)

読解と作文の練習を行う。

(127 田畑 理咲/10回)

読解と作文の練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

読解と作文の練習を行う。

オムニバス

141

Page 163: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅣA

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2/B1の課程

を学修した学生、日本語能力試験のN4程度の学生に対し、JF日本語教育ス

タンダード6段階のB1、あるいは日本語能力試験のN3レベルの日本語の習

得を目指すものである。

 履修者は、言語構造的能力と運用能力を高めるコミュニケーション言語活動

に参加することにより、仕事、学校、娯楽で普段出合うような身近な話題につ

いて、標準的な話し方であれば主要点を理解できるようになる。また、その言

葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に

対処することができるようになる。

 この講義では、取り上げるトピックについて社会的文化的背景を理解し、語

彙や表現を確認する。そして、トピックに関係のあるニュースなどの情報を聞

き取る練習をする。

 日本語ⅣA、ⅣB、ⅣCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(25 酒井 恵美子/10回)

主としてリスニングの練習を行う。

(116 太田 真由美/10回)

主としてリスニングの練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

主としてリスニングの練習を行う。

オムニバス

日本語ⅣB

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2/B1の課程

を学修した学生、日本語能力試験のN4程度の学生に対し、JF日本語教育ス

タンダード6段階のB1、あるいは日本語能力試験のN3レベルの日本語の習

得を目指すものである。

 履修者は、言語構造的能力と運用能力を高めるコミュニケーション言語活動

に参加することにより、仕事、学校、娯楽で普段出合うような身近な話題につ

いて、標準的な話し方であれば主要点を理解できるようになる。また、その言

葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に

対処することができるようになる。

 この講義では身近な場面で遭遇する場面を取り上げ、ロールプレイを行い、

ある程度まとまりのある内容を長く話せるように練習する。また、なめらかに

話すための発音練習やシャドーイングを行う。

 日本語ⅣA、ⅣB、ⅣCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(25 酒井 恵美子/10回)

主として会話と口頭発表の練習を行う。

(116 太田 真由美/10回)

主として会話と口頭発表の練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

主として会話と口頭発表の練習を行う。

オムニバス

日本語ⅣC

(概要)この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のA2/B1の課程

を学修した学生、日本語能力試験のN4程度の学生に対し、JF日本語教育ス

タンダード6段階のB1、あるいは日本語能力試験のN3レベルの日本語の習

得を目指すものである。

 履修者は、言語構造的能力と運用能力を高めるコミュニケーション言語活動

に参加することにより、仕事、学校、娯楽で普段出合うような身近な話題につ

いて、標準的な話し方であれば主要点を理解できるようになる。また、その言

葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に

対処することができるようになる。

 この講義では短い雑誌記事やサイトの掲示板など、生活の中で必要とされる

情報を読み、また、メールや口コミなどまとまりのある文章を書く練習をす

る。

 日本語ⅣA、ⅣB、ⅣCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(25 酒井 恵美子/10回)

主として読解と作文の練習を行う。

(116 太田 真由美/10回)

主として読解と作文の練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

主として読解と作文の練習を行う。

オムニバス

142

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅤA

(概要)この講義では、日本語の仕組みや特徴的なストラテジーを学ぶことに

より、自分の関心のある事柄や専門分野の技術的な議論も含めて具体的な話題

だけでなく抽象的な話題で複雑な構造を持つ言語テキストの主要な内容を理解

し、周到な準備をすれば、まとまった内容のものを表出できるようになること

を目指す。特に漢字学習と語彙の理解拡充に注力しながら、課題解決能力を高

めるための会話やスピーチを中心にロールプレイやタスク学習を展開する。こ

の講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のB1の課程を学修した学生、

日本語能力試験N3程度の学生に対し、日本語能力試験N2レベルの日本語の

習得を目指すものである。

 日本語ⅤA、ⅤB、ⅤCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(93 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(137 鈴木 加珠子/10回)

主として読解練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

日本語ⅤB

(概要)この講義では、日本語の仕組みや特徴的なストラテジーを学ぶことに

より、自分の関心のある事柄や専門分野の技術的な議論も含めて具体的な話題

だけでなく抽象的な話題でも言語テキストの主要な内容を理解し、あらかじめ

準備をすれば、まとまった内容のものを表出できるようになることを目指す。

文法事項の実際の運用を可能にし、課題解決能力を高めるために会話やスピー

チを中心にロールプレイやタスク学習を展開する。この講義は、JF日本語教

育スタンダード6段階のB1の課程を学修した学生、日本語能力試験N3程度

の学生に対し、日本語能力試験N2レベルの日本語の習得を目指すものであ

る。

 日本語ⅤA、ⅤB、ⅤCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(93 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(137 鈴木 加珠子/10回)

主として読解練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

日本語ⅤC

(概要)この講義では、日本語の仕組みや特徴的なストラテジーを学び、既習

事項の定着を図ることにより、自分の関心のある事柄や専門分野の技術的な議

論も含めて具体的な話題だけでなく抽象的な話題でも言語テキストの主要な内

容を理解し、あらかじめ準備をすれば、まとまった内容のものを表出できるよ

うになることを目指す。課題解決能力を高めるために会話やスピーチを中心に

ロールプレイやタスク学習を展開する。

 この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のB1の課程を学修した学

生、日本語能力試験N3程度の学生に対し、日本語能力試験N2レベルの日本

語の習得を目指すものである。

 日本語ⅤA、ⅤB、ⅤCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(93 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(137 鈴木 加珠子/10回)

主として読解練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

143

Page 165: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本語ⅥA

(概要)この講義では、場面や対人に応じたコミュニケーションの方法を学

び、謝罪や抗議などの場面でも違和感のない会話が出来るようになり、プレゼ

ンテーションや討論などでは、ある程度の内容のことを話すことが出来るよう

になることを目指す。また、日本語の母語話者向けに書かれた話題であって

も、ある程度の長さなら言語テキストの主要な内容を理解し、間違いがあまり

目立たないまとまった内容のものを表出できるようになる。読解では日本の文

化的社会的背景に理解を深めつつ、複雑な構造を持つ言語テキストをより深く

読む。この講義は、日本語能力試験N2レベル程度の学生に対し、日本語能力

試験N2+あるいはN1レベルの日本語の習得を目指すものである。

 日本語ⅥA、ⅥB、ⅥCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(93 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

主として読解練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

日本語ⅥB

(概要)この講義では、場面や対人に応じたコミュニケーションの方法を学

び、謝罪や抗議などの場面でも違和感のない会話が出来るようになり、プレゼ

ンテーションや討論などでは、ある程度の内容のことを話すことが出来るよう

になることを目指す。また、日本語の母語話者向けに書かれた話題であって

も、ある程度の長さなら言語テキストの主要な内容を理解し、間違いがあまり

目立たないまとまった内容のものを表出でき、より複雑な文法的形式や慣用句

や類義語の使い分けなどの学習と練習を行うことにより、複雑な構造を持つ言

語テキストをより深く理解する。

 この講義は、日本語能力試験N2レベル程度の学生に対し、日本語能力試験

N2+あるいはN1レベルの日本語の習得を目指すものである。

 日本語ⅥA、ⅥB、ⅥCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(93 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

主として読解練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

日本語ⅥC

(概要)この講義では、場面や対人に応じたコミュニケーションの方法を学

び、謝罪や抗議などの場面でも違和感のない会話が出来るようになり、プレゼ

ンテーションや討論などでは、ある程度の内容のことを話すことが出来るよう

になることを目指す。また、日本語の母語話者向けに書かれた話題であって

も、ある程度の長さなら言語テキストの主要な内容を理解し、やや母語の干渉

が感じられるが、まとまった内容のものを表出でき、複雑な構造を持つ言語テ

キストをより深く理解できるようになる。また、日本語能力試験を視野に入れ

た指導も行う。この講義は、日本語能力試験N2レベル程度の学生に対し、日

本語能力試験N2+あるいはN1レベルの日本語の習得を目指すものである。

 日本語ⅥA、ⅥB、ⅥCは複数の教員によりリレー式で行われる。

(オムニバス方式/全30回)

(93 豊田 早苗/10回)

実践的かつ創造的な会話練習を行う。

(93 豊田 早苗/10回)

主として読解練習を行う。

(147 石川 美紀子/10回)

文法の学習と作文練習を行う。

オムニバス

144

Page 166: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

大学生のための日

本語ⅠA

 この講義は、大学での講義を聴き理解すること、また、そのテーマに沿って

文献調査やアンケート調査などを行って内容をまとめ、ある程度まとまった発

表が出来るようになることを目的とする。履修者はいくつかの講義を聴き、そ

の内容をまとめる練習をしたり、また、その内容をもとにしたわかりやすい箇

条書きのレジュメや図表など視覚に訴えるスライドを見ながら、特別にスピー

チの原稿などを準備することなしに口頭発表を行う。

 この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のB2+あるいはC1レベ

ルあるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。

大学生のための日

本語ⅡA

 この講義は、大学の講義で使用されるレベルの教科書や関連する資料などの

論理的文章をただ言語処理的に理解するだけでなく、メタコンテンツを把握

し、批判的、あるいは複眼的に理解し、特定の情報を抽出したり、複数の情報

を関連づけたりすることが出来るようになること、また、その文章から得られ

る情報をまとめ、レジュメを作成したり、ブックレポートを行ったりできるよ

うになることを目的とする。履修者は文献検索を行い該当する文献を選び出し

たり、論理的な文章を読んで理解し、ノートをとる練習をする。そして、その

内容をもとに口頭発表を行う練習をする。この講義は、JF日本語教育スタン

ダード6段階のC1レベルあるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力を

もつ学生が対象である。

大学生のための日

本語ⅢA

 この講義の目的は、大学のレポートのような論拠、論点を整然と展開して意

見を述べる文章が書けるようになることである。そのためにこの講義では特に

論理的な文書を書くための言語表現について整理と練習を行い、理解が容易な

ある程度の長さのある文章が書けるようにする。また、適切な引用をする方法

や論文や新聞記事などを参照しながら意見を展開したりするためのストラテ

ジーについても学ぶ。

 この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC1レベルあるいは日本

語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。「大学生のため

の日本語ⅢA」と「大学生のための日本語ⅣA」は両方を同時に履修すること

を推奨する。

大学生のための日

本語ⅣA

 この講義の目的は、大学のレポートのような論拠、論点を整然と展開して意

見を述べる文章が書けるようになることである。レポートとは何かを理解し、

意見と事実を区別し、適切な引用を行い、論文や新聞記事などを参照しながら

意見を展開する練習を行う。さらに実際にテーマを決め文献や資料を読み解

き、構成を考えて2000字程度のレポートを作成する。また、プロジェクトワー

クの一環として、レポートの発表会の企画と運営を行う。グループごとに役割

を定め、ポスターや案内状の作成などの事前の準備および司会や記録など当日

の運営を履修者が主導する。この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階

のC1レベルあるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対

象である。「大学生のための日本語ⅢA」と「大学生のための日本語ⅣA」は

両方を同時に履修することを推奨する。

大学生のための日

本語ⅠB

 この講義の目的は、大学での講義を聞き理解すること、また、そのテーマに

沿って口頭発表を行ったり、質疑応答したり、討論をしたりすることができる

ようになることである。履修者は文献調査などを行い、レジュメやパワーポイ

ントを用いて口頭発表を行い、質問に答え、あるいは発表を聞き質問をする。

また、ディベートやパネルディスカッションを行い、自分の意見を述べたり、

相手の意見に対して反対意見や賛成意見を述べる。また、司会や書記の役割も

学ぶ。この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のB2+以上あるいは

日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。

145

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

大学生のための日

本語ⅡB

 この講義は、大学の講義で使用されるレベルの教科書や関連する資料等の論

理的文章をただ言語処理的に理解するだけでなく、メタコンテンツを把握し、

批判的、あるいは複眼的に内容を理解し、特定の情報を抽出したり、複数の情

報を関連づけたりすることが出来るようになること、また、その文章から得ら

れる情報をまとめ、レジュメを作成したり、ブックレポートを行ったりできる

ようになることを目的とする。講義では実際に「大学生のための日本語ⅢB・

ⅣB」で履修者が使用する文献を読む。この講義は、JF日本語教育スタン

ダード6段階のB2+以上あるいは日本語能力試験のN1程度の日本語能力を

もつ学生が対象である。

大学生のための日

本語ⅢB

 この講義の目的は、大学のレポートのような論拠、論点を整然と展開して意

見を述べる文章が書けるようになることである。そのためにこの講義では論理

的な文章の中でも、レポートのような文章と新聞記事のような文章の違いを学

び、文法や語彙の使い方にあまり間違いがない、理解が容易なある程度の長さ

のある文章が書けるようにする。また、文法事典や類語辞典を用いて文章の推

敲を行う。この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC1レベルある

いは日本語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。「大学

生のための日本語ⅢB」と「大学生のための日本語ⅣB」は両方を同時に履修

することを推奨する。

大学生のための日

本語ⅣB

 この講義の目的は、大学のレポートのような論拠、論点を整然と展開して意

見を述べる文章が書けるようになることである。レポートとは何かを理解し、

意見と事実を区別し、適切な引用を行い、論文や新聞記事などを参照しながら

意見を展開する練習を行う。また、実際にテーマを決め文献や資料を読み解

き、論拠とそれに対する意見が論の発展と深化に従い構成されている4000字程

度のレポートを作成する。また、プロジェクトワークの一環として、文集の作

成を企画する。

 この講義は、JF日本語教育スタンダード6段階のC1レベルあるいは日本

語能力試験のN1程度の日本語能力をもつ学生が対象である。「大学生のため

の日本語ⅢB」と「大学生のための日本語ⅣB」は両方を同時に履修すること

を推奨する。

総合日本語ⅠA

 この授業は日本語能力試験N3/N2レベルの基本的な文法の復習を行い、

それらを使って簡潔ではあるが、誤りの少ないわかりやすい文章が書けるよう

になること、そして、大学での授業に耐えうる文法能力・表現力を養うため

に、日本語能力検定試験N1レベルの文法事項を習得することを目標とする。

この講義は、日本語能力試験のN2以上の日本語能力をもつ学生が対象であ

る。「総合日本語ⅠC」を同時に受講する必要がある。

総合日本語ⅠC

 この講義は、様々な話題について十分ではないが、困らない程度には話せる

学生を対象とし、社会的、専門的な話題について様々な観点からの意見が述べ

られ、相手に配慮しながら、説得、助言、交渉などができるようになることを

目指す。話題にふさわしい語彙を増やしながら、よい話し手であると同時によ

い聞き手となるその役割について考慮しつつ、タスク先行型のロールプレイを

中心にペアワーク、グループワークなどを行う。

この講義は、日本語能力試験のN2以上の日本語能力をもつ学生が対象であ

る。「総合日本語ⅠA」を同時に受講する必要がある。

総合日本語ⅠB

 この授業はわかりやすい表現を使って、テーマに沿ったまとまりのある、あ

る程度論理的な展開を持つ内容ではあるが、日本語として誤りの少ない違和感

のない文章が書けるようになることが目標である。文体の違いや文末部の調整

など誤りの多い文法事項やコロケーション、パラフレーズなどの練習も適宜取

り上げる。

 この講義は、日本語能力試験のN2以上の日本語能力をもつ学生が対象であ

る。「総合日本語ⅠD」を同時に受講する必要がある。

総合日本語ⅠD

 この講義は、様々な話題について十分ではないが、困らない程度には話せる

学生を対象とし、社会的、専門的な話題について様々な観点からの意見が述べ

られ、慣用句などこなれた表現を用い、まとまった内容の事柄を多面的に且つ

説得力を持って話せるようになることを目指す。タスク先行型のロールプレイ

を中心にペアワーク、グループワーク、質疑応答などの練習を行う。この講義

は、日本語能力試験のN2以上の日本語能力をもつ学生が対象である。「総合

日本語ⅠB」を同時に受講する必要がある。

146

Page 168: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

総合日本語ⅡA

 この講義では、大学での講義を受けるために必要な読解の基礎力を身につけ

ることを目的とする。教材は日本の社会に関するものを取り上げ、履修者の社

会的文化的背景を相対的に内省しつつ、日本の社会的背景や文化的背景を踏ま

えながら、語彙的文法的な意味の違いに留意し正確に読むことを目指す。この

講義は、日本語能力試験のN2以上、できればN1程度の日本語能力をもつ学

生が対象である。「総合日本語ⅡC」を同時に履修する必要がある。

総合日本語ⅡC

 この講義では、大学での講義を受けるために必要な読解の基礎力を身につけ

ることを目的とする。教材は日本の社会に関するものを取り上げ、履修者の社

会的文化的背景を相対的に内省しつつ、日本の社会的背景や文化的背景を踏ま

えながら、語彙的文法的な意味の違いに留意し正確に読むことを目指す。特に

この講義では文法項目・語彙項目の確認と定着を図るための練習を行う。この

講義は、日本語能力試験のN2以上、できればN1程度の日本語能力をもつ学

生が対象である。「総合日本語ⅡA」を同時に履修する必要がある。

総合日本語ⅡB

 この講義は大学での講義を受けるために必要な読解の基礎力を身につけるこ

とが目的である。教材には今日の日本の社会に関するものや新聞記事など時事

的なものを取り上げる。同一のテーマで異なる視点や意見が含まれるものを比

較対照し、あるいは批判的に読み、テーマについて意見をまとめたり、発表し

たりする。この講義は、日本語能力試験のN2以上、できればN1程度の日本

語能力をもつ学生が対象である。「総合日本語ⅡD」を同時に履修する必要が

ある。

総合日本語ⅡD

 この講義は大学での講義を受けるために必要な読解の基礎力を身につけるこ

とが目的である。教材には今日の日本の社会に関するものや新聞記事など時事

的なものを取り上げる。語彙や文法に注意しながら、同一のテーマで異なる視

点や意見が含まれるものを比較対照したり、批判的に読む練習を行う。この講

義は、日本語能力試験のN2以上、できればN1程度の日本語能力をもつ学生

が対象である。「総合日本語ⅡB」を同時に履修する必要がある。

日本事情ⅠA

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての

常識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に

理解すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換する

ことにより、多文化理解を進めることを目的としている。この講義では歴史学

や地理学といった人文科学の科目群から1科目が選ばれ、専門教員によって開

講される。講義は日本語で行われ、日本語能力試験N2以上、できればN1程

度の日本語能力を持つ学生を対象とする。

日本事情ⅠB

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての

常識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に

理解すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換する

ことにより、多文化理解を進めることを目的としている。この講義では文学や

倫理学といった人文科学の科目群から1科目が選ばれ、専門教員によって開講

される。講義は日本語で行われ、日本語能力試験N2以上、できればN1程度

の日本語能力を持つ学生を対象とする。

147

Page 169: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

日本事情ⅡA

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての

常識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に

理解すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換する

ことにより、多文化理解を進めることを目的としている。この講義では経済学

や法学といった社会科学の科目群から1科目が選ばれ、専門教員によって開講

される。講義は日本語で行われ、日本語能力試験N2以上、できればN1程度

の日本語能力を持つ学生を対象とする。

日本事情ⅡB

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての

常識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に

理解すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換する

ことにより、多文化理解を進めることを目的としている。この講義では政治学

や社会学といった社会科学の科目群から1科目が選ばれ、専門教員によって開

講される。講義は日本語で行われ、日本語能力試験N2以上、できればN1程

度の日本語能力を持つ学生を対象とする。

日本事情ⅢA

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての

常識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に

理解すること、さらに進んで自国と比較したり、自国以外の学生と意見を交換

することにより、多文化理解を進めることを目的としている。講義はアクティ

ブラーニングを取り入れ、人文科学系、あるいは社会科学系の専門教員が担当

する。基本的に日本語能力試験2以上の日本語能力を持つ学生を対象とする。

媒介言語は日本語あるいは英語である。

日本事情ⅢB

 日本事情科目は、外国人留学生に不足している日本の社会や文化についての

常識的な知識を補うだけでなく、日本の社会や文化を深く専門的かつ多角的に

理解すること、さらに進んで自国と比較したり、他の履修者と意見を交換する

ことにより、多文化理解を進めることを目的としている。講義はアクティブ

ラーニングを取り入れ、人文科学系、あるいは社会科学系の専門教員が担当す

る。日本語能力試験N2以上、できればN1程度の日本語能力を持つ学生を対

象とする。媒介言語は日本語である。

ビジネス日本語Ⅰ

 この講義では、ビジネス場面におけるコミュニケーション言語能力の養成を

目的とする。日本企業や社会について理解を深め、仕事で遭遇する多様な状況

下で適切な語彙や待遇表現を含めて対応できる能力やビジネスマナーを実践的

に身につける。具体的には、企業分析、報告書や企画書の作成方法、アポイン

トメントの取り方、挨拶などについて学び、関連する課題に取り組む。日本企

業や海外日系企業等への就職を目指すJF日本語教育スタンダード6段階のB

2レベルあるいは日本語能力試験のN2程度以上の日本語能力をもつ学生を対

象とする。

ビジネス日本語Ⅱ

 この講義では、ビジネス場面におけるコミュニケーション言語能力の養成を

目的とする。日本企業や社会、就職活動について理解を深め、仕事で遭遇する

多様な状況下で適切な語彙や待遇表現を含めて対応できる能力やビジネスマ

ナーを実践的に身につける。具体的には、日系企業事情、履歴書の書き方、志

望理由書の書き方、面接の受け方、名刺交換、時事問題の読解と討議、プレゼ

ンテーションなどについて学び、関連する課題に取り組む。 日本企業や海外

日系企業等への就職を目指すJF日本語教育スタンダード6段階のB2レベル

あるいは日本語能力試験のN2程度以上の日本語能力をもつ学生を対象とす

る。

148

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

ことばの仕組み

 人間言語の語形成、文構造、音の仕組み、意味解釈がどのようなシステムで

成り立っているのか、またどのように機能しているのかという言語学の基礎体

系を特に英語という言語を対象として理解する。また、クレオール化やニカラ

グア手話などの事例を概観し、言語の生得的仮説についての理解を深めること

を目指す。上記に加えて、言語と社会、言語獲得と言語習得、言語(特に英

語)の歴史など、専修科目を履修する上で土台となる知識を身につけ、言語学

が何を明らかにすることを目標としている学問なのかを体系的に理解すること

を目指す。

異文化理解概論

 外国語運用能力と並んで、異文化理解能力は異文化間コミュニケーションを

円滑に成立させるために不可欠である。本授業では、ヨーロッパ共通参照枠

(CEFR)を中心に異文化理解に関する様々な理論や方策を概観することで、異

文化理解能力が異文化間コミュニケーションの中でどのように働くかを多面的

に検討する。その際、外国語学習と異文化理解は不可分であること、異文化理

解能力はスキルではなく態度であること等の考察を経ながら、異文化理解と外

国語学習の関係性について実践的に探求する。

英語学・英語教育

概論

 学問分野としての英語学ならびに英語教育学について、その全体像や各研究

領域(統語論、意味論、形態論、音韻論、言語習得論、第二言語習得論、英語

史、国際英語論、等)の概要や役割、さらに、言語研究の基盤となる基礎知

識、思考法、研究手法などについて学修することによって、英語学や英語教育

学の学問的、社会的意義について理解するとともに、仕組みとしての音声、文

法、文法変化、指導法などについて体系的に学修し、主体的かつ自律的に研究

しようとする姿勢を身につける。

英語圏文学概論

 英語圏諸国・地域の代表的な文学を多面的かつ包括的に理解する。また、英

語圏諸国・地域の文学に関する広範で深遠な知識と教養を身につける中で、そ

れぞれの文学作品において描かれている英語圏諸国・地域の様々な文化も理論

的・学際的な視点から理解していく。さらに、それぞれの英語圏諸国・地域に

おける文学作品で使用されている多種多様な英語表現を柔軟的に理解する中

で、国際社会に対して適切に対応でき、自らの意見を世界に向けて発信するこ

とのできる高度かつ実用的な英語運用能力も習得する。

理論言語学入門

 人間言語を自然科学として捉える現代理論言語学(生成文法的観点に基づい

た言語の理論的研究)の基本的な考え方を概観する。様々な言語データを用い

て、言語学がこれまで明らかにしてきた事項について統語論を中心に学び、

我々が持つ「言語能力」が一体どのような能力なのかを理解する。生成文法理

論の基本的な考え方を理解し、言語の基本原理(言語の普遍性)と諸言語の相

違点(言語の多様性)を深く認識し、母語を含む任意の言語を分析的に考える

ことができるようになることを目指す。

149

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Introduction to

Linguistics

(英文) This course studies what language is and what knowledge of a

language consists of. We will introduce the basic terminology that we

need in order to study linguistics. The course will cover the major

subfields of linguistics: phonetics (the physical properties of

language sounds), phonology (the properties of sound systems of

individual langauges), morphology (the structural properties of

words), syntax (the structural relations among words and phrases), and

semantics (the meanings of words, phrases and sentences). This course

is designed to help students understand the basics of the scientific

and theoretical study of human langauge.

(和訳) この講義では、言語とは何か、そして言語の知識を構成するものは何

かについて学ぶ。まず、言語学を研究する上で必要となる基本的な専門用語を

身につける。そして、言語学の主要な下位領域を一通り概観する。具体的に

は、音声学(言語の音の物理的特性)、音韻論(個々の言語の音の体系の背後

にある規則性)、形態論(語内部の構造的な特性)、統語論(語や句の間に成

り立つ構造的関係)、意味論(語、句、文の意)のそれぞれについて、基本的

な理解をすることを目指す。この講義は、人間言語の科学的・理論的な研究の

基礎を理解することが到達目標である。

Introduction to

Theory of Culture

(英文) Introduction to Theory of Culture aims to understand major

theories about culture – what it means and what it does not, how it

works and changes, how our understanding of it has changed or

unchanged over time, and how it interacts with areas and process which

are commonly thought to be irrelevant to culture. This lecture is

focused on several theoretical concepts of culture, particularly for

those who seek to study culture in the contemporary society. It is to

bring together important key concepts and related issues, such as

post-colonialism, power and politics, gender and subjectivity,

globalization, and so on., which help to shape and define the

contemporary study of culture. This is designed to help students to

understand current situation of pulriculturalism and to communicate

with people from various cultural backgrounds in international

society.

(和訳) 本授業は、文化とは何を意味し、いかに機能/変化してきたのか、そ

して我々は文化をいかに理解し、本来は文化と無縁と思われてきた領域に影響

を及ぼし/及ぼされてきたのか、等々を理解することを目的とする。本授業で

は、現代社会における文化を学びたいもののために、それに関するいくつかの

理論概念を取り上げる。さらにポストコロニアリズム、権力と政治、ジェン

ダーと主体性、そしてグローバル化などの、とりわけ現在の文化理論を定義

し、形作ってきたキータームとの関連性から、各々文化を学んでいくものであ

る。そして文化理論を学ぶことで、複文化主義の現状を理解し、国際社会にお

ける異文化コミュニケーションの能力を獲得することを到達目標とする。

コミュニケーショ

ン論概論

 コミュニケーション理論や方法論の基礎を網羅的に学び、意思疎通に関わる

問題体系を把握することによって、学問的思考方法を学ぶとともに、それを実

践に活かせるようになることを目指す。多文化環境において起こりうるコミュ

ニケーションの問題について具体的に検討することによって、自分とは異なる

民族的・言語的・文化的・社会的背景を持つ人々との相互理解を深めるための

基礎を身につける。国際社会の諸問題に取り組む様々な組織においても、より

良いチームワークを構築し、リーダーシップを発揮することができるようにな

ることが到達目標である。

English Language

(英文) Through this course, students deepen their knowledge of

English language as a whole.They also learn how English has become as

it is today, how it has become an international Lingua Franca and how

it is used as a Lingua Franca.

(和訳) この授業では、英語全般についての理解を深めるとともに、「どのよ

うにして英語が今の姿になったのか」、「どのようにして英語が世界共通語と

してのリンガフランカになったのか」、「そのような英語が現在、どのように

使用されているのか」についても学ぶ。以上を通して、世界共通語として見た

英語についての理解を深めるだけでなく、英語を取り巻く文化・社会の状況に

ついても考察を広げることを目指す。

ーシ

150

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

英語と文法化

 動詞や名詞といった内容語が前置詞や助詞といった機能語へ変化することを

文法化と呼ぶ。この授業では英語における文法化の事例を観察し理論に基づい

た分析を行うことで、英語の様々な構文、表現、語彙に対する理解を深めるこ

とを目標とする。また、文法化という学究的な思考方法に基づくことで、理論

的考察と学際的研究を深め、その知識を国際社会で活用する能力の育成も視野

に入れる。前半の回の授業は教員による講義形式で進め、後半の授業はグルー

プ実習形式で行う。

Understanding

Fiction, Drama

and Poetry

(英文) In this course, students will be introduced to the literary

genres of fiction, poetry and drama of the Anglophone world. Students

will learn about the evolution of these literary forms in addition to

the distinctive linguistic, stylistic and generic features of each and

gain an understanding of creative language use alongside “ordinary”

language, "standard" English, and within the changing conventions and

contexts of literary history and social life. Students will develop

skills for reading, analyzing, discussing and writing about literature

at an intermediate level (CEFR B1-B2) through written journal

response, group discussion and short essay assignments. Combining

strategies of close reading with application of cultural knowledge,

students will gain an understanding of the function and value of

literature as creative linguistic expression within specific cultural

and social contexts of production and reception throughout the

Anglophone world.

(和訳) この講義では、英語圏の小説、詩、及び演劇といった文学ジャンルに

ついて紹介する。これらの文学形式の発展や、各ジャンルの言語的・文体的及

びジャンル的特徴とともに、文学史と社会生活における慣習と文脈の変化をた

どる中で、「日常」言語や「標準」英語と併せて、創作的言語の使用について

も学ぶ。また記事作法やグループディスカッション、ショートエッセイといっ

た課題を通じて、中級レベル(CEFR B1-B2)の英語運用能力の涵養を目指す。精

読の実践と文化に関する知見を深め、英語圏の具体的な文化的・社会的文脈に

おける作品の創作と需要について学ぶ中で、小説の理解や文学作品の価値につ

いて理解する。

Understanding

Film and Popular

Culture

(英文) This course aims to study characteristics and variety of

contemporary media culture such as pop music, manga, TV programs,

films, video games, popular novel and internet contents, espcially

focusing on the representative aspect of non-literary media. Through

discussion and presentation practices, students will learn how to do

media analysis. as well as pracitcal level of English usage for active

communication.

(和訳) この講義では、映画をはじめとして、現代文化の諸側面である音楽、

マンガ、テレビ番組、映画、大衆向け小説、テレビゲーム、インターネットコ

ンテンツとアプリを採り上げ、これらの非文字媒体の表象性に焦点を充てつ

つ、その多様性と特質について学ぶ。ディスカッションとプレゼンテーション

による具体的な作品分析実践を通じて、現代文化事象に対する学術的接近法を

習得すると共に、グローバルな観点からこれらのメディアの国際性と現代性に

ついての理解を深め、またそれを自分の意見として発信できる実用的な英語運

用能力の涵養も目指す。

統語と音韻の境界

領域

 統語論・音韻論研究の重要な成果と考察を紹介し、言語の統語部門と音韻部

門の関係について英語をはじめ、世界の様々な言語を対象にして学ぶ。統語部

門と音韻部門は、多くの場合、別々の学問領域として研究されるが、この講義

では、特に音韻的な現象にもとづき、音韻部門だけでなく、統語部門を含む広

い意味での人間の言語機能の体系の構成についての理解を深めることを目指

す。分節レベルの現象だけでなく、モーラ、音節、フットのようなリズムを司

る範疇、そして、韻律語、音韻句、イントネーション句といったさらに広い領

域の音韻現象の分析方法を理解する。また、グループワークを通して、具体的

な現象を文献から見つけてきたり、日本語の現象について内省にもとづき記述

する。統語部門などの他の部門との関係から、音韻部門の理論的位置付けを理

解することが到達目標である。

151

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

比較統語論

 統語論研究の重要な成果と考察を紹介し、様々な言語のデータを使い、人間

言語に共通する原理や言語の個別性を生み出すメカニズムについて学ぶ。具体

的には、例えば日本語・韓国語・トルコ語・モンゴル語のようなアルタイ諸語

の統語的特性と英語やスペイン語を代表としたインド・ヨーロッパ諸語の統語

的特性を比較検討することにより、自然言語の背景にある普遍的な統語的特性

と言語の個別的な統語的特性に触れる中で、比較統語論の手法を用いて言語分

析を行うための土台を養うことを目指す。また、課題やグループワーク等を通

じて、自ら比較統語論の手法を経験する中で、統語論研究における比較統語論

の意義を理解することも目標とする。

理論言語学

 言語を自然科学として捉える生成文法理論の発展を概観し、急速な発展を遂

げている生成文法理論の根底に一貫して流れる考え方や研究指針を学ぶ。主に

英語のデータを用いて、言語学が明らかにしてきた事項を取りあげ、言語現象

の詳細で明示的な記述の背後にある抽象的な一般原理を理解する。個別言語に

とらわれない人間言語一般の普遍的規則の探究を進め、人間言語の基本特性に

ついて深く考える能力を身につけること、またグループワーク等を通じて、多

様で独創的なアイディアの創出・問題解決・情報共有・相互理解を促進する

ファシリテーション能力を養うことを到達目標とする。

Workshop in

Linguistic

Research

(英文) Under the guidance of the instructor, students acquire the

base for pursuing individual research projects in lingustic analysis.

Several research topics (e.g. movement, agreement, case, etc.) are

given and discussed by the instructor, and students are expected (but

not obliged) to choose one of them for their research project. At the

end of the semester, students are required to write a short squib

(approximately from 5 to 10 pages).

(和訳) この講義では、担当教員の指導の下に、学生が言語学の手法を用いて

独創的な研究を行うための土台を身につけることを目標とする。具体的には、

いくつかの研究トピック(例えば移動、一致、格など)が講義の中で教員に

よって提示及び議論され、当該のトピックに関する基本的な知識を習得する。

その上で、(義務的ではないが)講義内で扱われたトピックの中から自ら研究

の対象とするトピックを選択し、学期末に5-10ページ程度のペーパーを執筆す

る。

外国語学習から学

ぶ複言語複文化

 複言語複文化能力は、様々な国や社会の人々との協働にとって欠かせないも

のである。本授業では、複言語複文化能力を習得するための方策として外国語

学習が有効であることを実践的に学ぶ。その際、CEFR等に依拠しながら複言語

複文化能力に関する基礎的な理解を深め、外国語教育論や外国語学習論への道

筋も示す。これらの学習を通して、多様な言語的文化的価値観を持つ人々と互

いに理解し合うための基盤を形成し、互いの価値観を調整し合うための態度を

身につける。

文学から学ぶ言語

文化

 言語文化の多様性と普遍性について、文学を材料として学ぶ。小説、叙事

詩、昔話、伝説などプロットをもつ文学作品を中心に、それを生み出した自然

環境、歴史、社会、思想などの背景を考察するとともに、作品のプロット構

造、作品世界の空間、語りの視点、比喩表現といった文学理論的な観点から分

析する。対象地域としては、ヨーロッパと日本の文学作品を中心に扱うが、そ

の際、その作品を生み出した言語文化との関わりに注目するとともに、異なる

言語文化との影響関係、類型的比較、多言語・多文化状況との関わりにも注意

を向ける。以上を通して、母語・母文化を含めた言語文化の多様性とそれらの

相互作用の実態、相互理解のための課題について理解を深める。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

多文化共生から学

ぶ宗教文化

 異なる言語・民族・宗教を備えた人々が隣り合う社会は、いかに排他的対立

ではなく平和的共存に向かうことができるのか。ここでは様々な宗教の違いや

共通性を学ぶことで、多文化共生の可能性を考察することを目的とする。人間

の歴史的営みを通じて育まれてきた社会的構築物である宗教は、生活様式のみ

ならず、言語や哲学、さらには経済や政治に至るまで、人間活動の様々な次元

に影響を及ぼしている。一般的に、宗教は宗派間の違いを強調し、自と他を厳

然に分けるものだと考えられている。しかしながら、宗派間対立を解消するた

めに、宗教間の違いを否定し普遍性を強調するような教義や試みも存在する。

本授業では、宗教の多様性と普遍性を学び、自他を相対化することによって、

多文化共存を可能とする視座の獲得を到達目標とする。

映画から学ぶメ

ディア文化

 複製技術が文化に与える影響は甚大であるが、なかでも映像文化は人間の知

覚体系を変化させてきた点で重要である。本講義では実際に映画作品を鑑賞し

ながら、映像メディアが社会に及ぼしてきた影響について学ぶとともに、その

今後の可能性についても検討する。映画の歴史的・社会的背景について、具体

的な映画作品の例を紹介しながら理解を深めることで、メディアと文化との関

係についてのより広い視座を得ることを到達目標とする。授業を通して、卑近

な素材に対して理論的にアプローチすることの重要性と方法を学ぶことによっ

て、理論的な考察やその成果を国際社会で活用できるようになることを目指

す。

Glocal Studies in

Japan

(英文) This lecture aims to discuss significance of transformation of

Japan culture from a glocal perspective. Glocal, as a sociological

term, is a combination of ‘global’ and ‘local’, referring to

certain economic, political and social processes of globalization that

global and local realities are connected and interacted. Entailing a

strong force of universalization and homogeneity in contemporary

social, political, and economic systems, this type of globalization

emphasizes tendencies of particularization and heterogeneity of

identities, modalities and practices when the incoming global – for

instance a fragment of cultural practice flowing in from another local

– is examined by certain social actors. This lecture is designed to

help students to understand ongoing transformation of the Japanese

culture within the globalized settings, to relativize their own

culture, to explain diversity and universality of the Japanese culture

to international society.

(和訳) 本講義は、グローカルの視座から変容する日本文化の意義を考察する

ことを目的とする。グローカルとは「グローバル」と「ローカル」を組み合わ

せた社会学用語で、経済的・政治的・社会的プロセスとして、グローバルと

ローカルの次元でそれぞれの実在が接続し、相互作用する現象を意味する。こ

れまでグローバル化とは社会・政治・経済における普遍化と同一化の作用と考

えられてきた。しかし例えばグローバルな次元で文化実践が移動する時、すな

わち他のローカルから別のローカルへある文化の断片が流入する時、そのアイ

デンティティや形式、または実践などは(普遍化・同一化とは逆に)個別化・

差異化される傾向にある。本講義は、グローバル化した状況下における日本文

化の変容を正確に捉える術のみならず、母文化を相対的に捉え、さらには日本

文化の多様性と普遍性を国際社会に発信する術を獲得することを、到達目標と

する。

社会言語学から学

ぶ言語文化

 言語文化の多様性について、人間の営みと言語の関係に焦点を当てながら学

ぶ。日々の暮らしで意識・無意識的に用いられている言語と、それを取り巻く

社会・状況、ならびに言語を使用する人と社会・文化的背景との関わりの多様

性を考える。言語変種、言語接触、二言語・多言語使用、言語使用に焦点をあ

てた異文化コミュニケーションなどを取り上げる。授業を通して、言語使用者

個人・集団と言語・言語使用さらには社会・文化は密接に影響を与え合う関係

であることについて理解を深める。世界の様々な言語・文化の多様性と普遍性

を深く認識し、母語・母文化・アイデンティティを相対的に捉えることができ

るようになることを目指す。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

芸術から学ぶ宗教

文化

 ヨーロッパ文化の基盤をなすキリスト教文化を、文学作品や芸術作品を通し

て多角的に学ぶ。作品の背後にある思想や歴史を知ることで、作品理解を深め

る。学究的な思考方法に基づいて、理論的な考察と学際的な研究を深め、その

知識と教養を国際社会で活用できることを目指す。また、宗教的共存を理解す

る上で重要なフランスの政教分離、ヨーロッパとイスラムの共存など、今日的

な状況にも目を向ける。宗教という側面からヨーロッパの言語文化の多様性と

普遍性を深く認識し、日本の宗教文化とも比較しながら母語・母文化・アイデ

ンティティを相対的に捉える視点を養う。異文化を知ることを通じて、様々な

文化的、宗教的背景を持つ人々と交流し、共存する意義を学ぶ。

ポピュラー文化か

ら学ぶメディア文

 映画・アニメ・漫画・ラノベ・ゲーム等のメディア文化を通して、異文化に

対する理解力や探究心を育てることを目標とする。まずメディア文化を分析・

研究するための基礎となる知識、すなわちプロット・脚本・映像構成・演出・

字幕・吹替などに関する基礎的事項を学ぶ。さらに言語文化面からの理解を深

めるため、特に日本アニメ作品の外国語吹替版・字幕版や漫画作品の外国語翻

訳版を詳細にオリジナルと比較し、様々な角度から分析する。併せて、双方向

的な学習の立場から、学生にも具体的作品の検証や評論を行わせ、それを互い

に発表して討論することを通して、異文化間の橋渡しの役を果たす翻訳の重要

性と、異文化を理解することの重要性を学ぶ。

英語の文構造

 生成文法を中心として、統語論や理論言語学の目標や主要概念、さらに、研

究手法や分析方法について、特に英語の文構造の解明に関わる研究成果を紹介

しながら講義する。単なる型ではなく、文生成システムとして言語事実を観察

し、解析するための理論的知識を身につけることによって、文法を体系的に理

解するだけでなく、言葉に対する深い洞察力を獲得し、言語習得の観点から文

法のあるべき姿を考え、さらに、人間が種として持つ言語運用能力の解明を通

して、人間の本質を探ろうとする姿勢を身につける。

英語の歴史

 英語の歴史に注目することで、英語が今日のような世界語・国際語となった

過程と、現代英語の理解を深めることを目標とする。英語史を古英語以前、古

英語、中英語、近代英語に分け、講義形式で各時代の音声、文法、文化の特徴

を学び、その中で、現代英語において学習者が「なぜこうなるのか」と感じる

疑問点に対し、英語史からその解答を導くことができることを理解する。さら

に、この授業で得られる広範で深遠な知識と教養を活かすことで、その時々の

社会的文化的文脈に応じた対応力や国際社会で活用する能力の獲得も視野に入

れる。また、各時代の代表的な文献を取りあげ、実際にそれらを精読、音読す

ることで、昔の英語を体験する演習も取り入れる。

日英対照の英語学

 英語の音声やリズム、単語・文・談話の構造について、多くの人にとって母

語である日本語と比較しながら考察し、「英語らしさ」「日本語らしさ」を形

作るそれぞれの言語の特性について理解を深める。また、それらの特性の背後

にあって共通する言語一般の特性についても考察する。その際、具体的な資料

(早口言葉、歌・絵本のオリジナル版と翻訳版)に当たりながら、英語の音

声・リズム・単語・文法・談話の特徴について考察し、理解を深めることによ

り、科学的な分析の仕方を身につけるとともに、英語らしい発音の仕方や英語

らしい表現・型も習得することを目指す。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

英語科教育法Ⅱ

 学校教育の一環としての外国語(英語)科教育に関する基本的な問題を様々

な角度から吟味し、その目的論的・歴史的検討を踏まえて望ましい英語教育・

英語学習の在り方を考え、英語授業運営上の鍵をにぎる主要な理論・指導技術

を実践的に学ぶ。理論的な考察と学際的な研究に基づいて、その知識を国際社

会で活用できる能力を有すること、英語という言語,およびその教授・学習に

対する体系的理解を深め、英語教育者になるために必要な専門的能力を身につ

けることを到達目標とする。

Topics in English

Linguistics

(英文) On some of the major topics in the field of theoretical

linguistics including generative grammar, this course will explore

some important issues, showing specific discussions and histories of

research studies. For each issue, the course will explain how it was

influenced by the trend of theoretical thinking and how much its

discussion contributed to the development of theoretical linguistics,

as well as what extent it has been resolved or not. On top of the

above, some methods of theoretical research, and some essential

concepts and systems of current theoretical frameworks, which are

developing quickly, are also introduced.

(和訳) 生成文法をはじめとする理論言語学で取り上げられたきた主要な研究

テーマについて、研究史を含む具体的な議論を紹介しながら解題する。個々の

問題について、それがどの程度解明され、また解明されていないのかというこ

とだけではなく、当該の研究がその時々の言語学の潮流からどのような影響受

け、また理論的言語研究の発展にどのように寄与してきたかを明らかにすると

ともに、理論的言語研究の手法や発展著しい近年の理論的枠組みについてもそ

の体系や基本的概念について解説する。

英語の意味と語用

 英語のcoastとshore、は日本語にすれば、どちらも「海岸」と訳せるが、全

く同じ意味を表しているわけではない。陸側から見て捉えているcoastに対

し、shoreは海側から捉えていると言える。単語を理解し、使いこなすという

ことの中には、このような捉え方の差の理解も含まれている。以上のような語

彙のレベルだけでなく、文・談話という様々なレベルにおいても、私たちは同

じ事態を異なる仕方で捉えて表現している。その一方で、それぞれの言語に

は、好まれる事態把握の仕方・表現形式があることが最近の研究でわかってき

ている。この授業では、英語において好まれる事態把握の仕方・表現形式につ

いて学ぶとともに、そうした捉え方・考え方の背後にあって、それと密接に関

係する文化・社会についても理解を深める。

イギリス文学・文

化研究(書物の形

式と言語文化)

 演習形式を取り入れた授業。この講義は、書き言語を中心にイギリス文化を

考察することで、言葉の使い方や捉え方の変遷を概観するとともに、言語に

よって成り立つ人間社会の特徴を理解することを目的とする。これまで繰り返

し更新されてきた英国の文学史に含まれる作品、批評、新聞記事、ルポルター

ジュなどを読むことで、時代や作者によって生み出された物語形式や表現方法

の特徴を学び、言葉の技法を読みとく実践から読解能力の向上と想像力の発展

を図る。

アメリカ文学・文

化研究(物語と映

像メディア)

 本講義では、様々なメディアへと波及したアメリカ合衆国における物語りの

発展の様子を概観する。また同地域の20世紀以降の現代文化を反映するテレ

ビ・映画・ラジオなどのメディアや、音楽、ファッション、ダンスなどの現代

文化の諸相についても採り上げ、特に批評理論の知識を援用しつつ、その政治

性や宗教性および日常性についても考察する。併せて学術研究に要求される日

本語・英語の表現力向上のため、エッセイ・ライティングを通じた学術論文執

筆の実践的訓練も進める。

英語圏の世界文

学・文化研究

 世界文学研究という観点から、英語圏諸国・地域で生み出された代表的な文

学を学び、英語圏文学の多様性を理論的かつ学際的に理解する。同じく、世界

文化研究として、英語圏諸国・地域の文化を学ぶ中で、英語圏文化の多様性に

ついても理解を深めていく。また、そうした英語圏の世界文学・文化研究を通

して、様々な英語表現を学び、英語という言語に対する体系的理解を深めると

共に、国際社会の多くの場面に柔軟かつ適切に対応できる高度な英語運用能力

も習得する。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

イギリス文学・文

化研究(物語と映

像メディア)

 この講義は、英語による語りについて、発端を英国から概観する。さらに印

刷術の進歩が生み出した活字文化の特性、テクノロジーの進歩と深くかかわる

映像を、英国を中心に紹介する。文学はもとより、音楽・ファッション・デザ

イン・身体表現芸術などの諸相をふまえた文化理解をめざすことになる。背景

となる政治・経済・宗教・エートスから、人の営みとして文化を理解し特質を

評価できること、文化面で地域性を越えた関係を育む感性を養えることが目標

である。

American Literary

and Cultural

Studies

(英文) This is a basic American literature and culture course,

focusing on literary materials. This course has as its objective the

investigation of North American literary culture in different periods

through various perspectives. This will allow us to understand the

significance of changes in forms of writing on our worldviews and

cultures. We will consider some foundational texts of American

literature, speech, and cultural history which represent a certain

period and narrative form. By dissecting both the language and

structure of our texts we will enrich our literary skills and

imagination which are prerequisite for an advanced learner. This

course uses English in our lecture, conversation and course assignment

to improve our English skills.

(和訳) このクラスは、異なる時代の文学作品の読解を通して北アメリカ言語

文化を考察し、そこから言葉の使い方や捉え方の変遷を学ぶ事で、言語によっ

て成り立つ人間社会の多様な特徴を理解することを目的とする。特に書かれ方

や語られ方の特徴とそれらの変化を分析することで、文字による表現方法が私

たちの認識や文化とどのように関係してきたかを考察する。文学史に代表され

る基礎的な作品や演説、そして文化史を読み解く実践を通して、高度な言語活

動に不可欠な読解能力の向上と想像力の発展を図る。また英語での論文の書き

方を学ぶことで、論理的な思考を養っていく。

Analyzing,

Discussing and

Writing about

Literature, Film

and Culture

(英文) In this advanced course, students will develop the tools

needed to analyze, discuss and write about cultural expression in the

broadest sense, namely, media and cultural studies of film, literature

and popular culture. Students will be introduced to a variety of

theoretical approaches to the study of culture and gain an

understanding of the how media texts both reflect and shape social

values. Students will develop skills for reading, analyzing,

discussing and writing media and cultural texts at an upper-

intermediate and advanced level (CEFR B2-C1) through written journal

response, group discussion and other short writing assignments.

Students in the course will also learn about how to do research in

media and cultural studies, analyzing the interaction of texts,

institutions and audiences in the broader contexts of social life.

(和訳) この講義では、上級レベルの学生を対象として、映画、文学、大衆文

化といった広義のメディア文化の表現を分析し、議論し、それについて論述す

るための技術を発展させる。文化研究実践のための接近法を多岐にわたって学

び、メディアテクストがいかに社会的価値を反映しているかを理解する。また

記事作法やグループディスカッション、ショートエッセイといった課題を通じ

て、中級レベル(CEFR B1-B2)の英語運用能力の涵養を目指す。さらにメディア

研究や文化研究の実践法や、広義の社会生活と、テクストと制度や聴衆との相

互作用の分析法についても学ぶ。

言語学演習Ⅰ(理

論言語学)

 言語学演習Ⅰ(理論言語学)では、「理論言語学入門」、「理論言語学」で

学んだ生成文法理論の基本的な考え方や研究指針を基礎とし、現代理論言語学

がどのように人間言語を考察し、その考察がどのように他の諸科学と繋がって

いるかを考える。学術的探究に際し必要となる専門的な英語で書かれた文献の

精読、ディスカッション、レポート作成などを通じ、現代理論言語学の基本的

な考え方を身につけること、「科学的」思考を言語現象に適用し、自ら考え、

論を展開していく能力を身につけることを到達目標とする。またグループワー

ク等を通じて、個別言語にとらわれない人間言語一般の普遍的規則の探究を進

め、一般原理/法則の発見・問題解決・情報共有・相互理解を促進するファシ

リテーション能力を養う。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

言語学演習Ⅰ(比

較統語論)

 言語学演習Ⅰ(比較統語論)では、「理論言語学」や「比較統語論」で学ん

だ生成文法理論の考え方及び比較統語論に関する知識を土台にし、英語で執筆

された実際の研究論文を批判的に精読する中で、比較統語論研究に纏わる専門

的な知識を拡充することを目標とする。具体的には、学生がオーラルレポート

を通して、自らの力で比較統語論に関連する研究論文を読みこなし、批判検討

できる能力を養うことを目指す。

言語学演習Ⅰ(統

語と音韻の境界領

域)

 「言語学演習Ⅰ(統語と音韻の境界領域)」では、理論言語学における音韻

部門のあり方について、統語部門との関係などを視野に入れつつ、幅広い視点

から理解を深めることを目指す。学術的探求に際し必要となる専門的な英語で

書かれた文献の精読、ディスカッション、レポート作成などを通じ、分節的な

音韻現象、リズムやアクセント、イントネーションなどに関わる韻律的な現象

などをもとに、人間の言語機能の総体について、自ら考え、論を展開していく

ための学究的な思考方法を身につけることが到達目標である。

言語学演習Ⅱ(理

論言語学)

 「言語学演習Ⅰ(理論言語学)」で身につけた「科学的」思考態度を基礎と

し、関心のある言語・言語現象を自分独自の観点から分析し、これまでの研究

を捉え直すような研究ができるようになることを目指す。統語論に関する先行

研究を主に英語で書かれた文献を批判的に読み、問題を発見し、適切に分析す

ることで、自らの研究を進める。現象に対する具体的な分析方法を提示するた

めの能力を身につけ、その結果を発表し、ディスカッションを通じて、自らの

研究を更に洗練させる。言語研究が様々な知的領域と繋がっていることを理解

し、言語という人間性の根源を規定している不思議な現象を解明するために必

要な自由な思考を養う。

言語学演習Ⅱ(比

較統語論)

 「言語学演習Ⅰ(比較統語論)」で身につけた知識やプレゼンテーション能

力を土台にし、自ら興味関心のあるトピックを選択し、そのトピックに関する

研究論文を批判的に検討し、卒業論文執筆のための土台を養うことを目的とす

る。また、学期末には任意のトピックについて英語で比較統語論の見地に基づ

いたリサーチペーパーを執筆してもらい、セミナー受講生の前でオーラルレ

ポートを行う。受講生同士及び教員とのディスカッションを通して、自らの研

究を洗練させるのと同時に、他者の主張を理解し、批判的に検討できる能力を

養うことを目指す。

言語学演習Ⅱ(統

語と音韻の境界領

域)

 「言語学演習Ⅰ(統語と音韻の境界領域)」で身につけた学究的な思考方法

を基礎とし、自ら関心を抱く現象に対して、幅広い視点から主体的に取り組む

ことを目指す。音韻・韻律的な現象に関する英語で書かれた先行研究に関する

文献を正確に理解し、統語部門を含む言語機能の他の下位部門との関係を踏ま

えつつ、総合的な視野から自らの研究をすすめる。現象に対する具体的な分析

方法を提示するための能力を身につけ、その結果を発表し、ディスカッション

を通じて、自らの研究をさらに洗練させる。これをもとに、言語機能の体系に

対する理解を深めることが到達目標である。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅰ

(外国語学習論)

 本ゼミナールは、外国語学習論を探求するために必要となる理論的考察およ

び学際的研究の方策を身につけると同時に、それらの知見を国際社会の中で活

用するための応用力を獲得することを目指す。具体的には、外国語学習は多種

多様な言語・文化を持つ人々と交流するための生涯学習であるという理解から

はじまり、学校教育における学習者主体の外国語授業運営や自律的外国語学習

者の育成等について学びを深めていく。これらの学びの際に、ゼミにおけるグ

ループ活動を通してリーダーシップやマネジメント能力の育成、並びに議論の

進め方等のファシリテーション能力を習得することも目指す。

157

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅰ

(比較文学論)

 本ゼミナールは、学問に取り組むために必要な、論理的・客観的・批判的な

情報の収集と発信の方法を学び、理論的・学際的な考察を深め、それらの知識

と技能を国際社会で活用できる能力を養うことを目指す。具体的には、19・20

世紀のヨーロッパ文学および日本の文学の中から指定された作品を読み、作品

の背景の考察、物語理論に基づく分析、言語文化との関わりの考察を行う。受

講者は、作品および関連文献を精読し、ディスカッション、グループ・ワー

ク、口頭報告を行い、レポートにまとめる。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅰ

(社会言語学)

 本ゼミナールは、学究的な思考方法に基づいて、理論的な考察と学際的な研

究を深め、その知識を国際社会で活用できる能力の獲得を目標とする。社会言

語学という学問分野に関する全体像の把握および個別研究の考察を通して、大

学という場における学問に取り組むために必要なアカデミック・スキルの習得

を目指す。具体的には、文献精読、ディスカッション、グループ・ワーク、発

表を行い、多種多様な言語・言語使用と社会・文化、そして社会で生きる我々

人間との関わりについて考察する社会言語学が射程に収めるテーマをより深く

理解し、考察する。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅰ

(西洋精神文化

論)

 ヨーロッパの精神性の拠り所たる宗教文化、とりわけキリスト教文化につい

て、多角的な視点から学ぶ。フランス革命以降、科学と産業の発展とともに

ヨーロッパ社会は世俗化へと進むが、その中で精神的な価値や宗教性はどのよ

うに変容していくのか。文学作品や芸術作品においてそれはどのような形で表

現されているか、文献精読やディスカッションを通じて考察する。学究的な思

考方法に基づいて、理論的な考察と学際的な研究を深め、その知識と教養を国

際社会で活用できることを目指す。西洋の精神文化を様々な角度から把握する

ことで、文化的他者との対話の精神を養い、多様な民族と宗教を抱えるヨー

ロッパ社会の今日的な状況と課題を理解する。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅰ

(多文化共生論)

 本ゼミナールは、多文化共生論に基づいて、理論的な考察と学際的な研究を

実践する能力を獲得することを目的とする。研究テーマの設定から、文献等の

史資料の収集とクリティカルな読解、参与観察による質的なデータの収集と批

判的分析、さらには研究成果の整理と発表といった学術研究の一連の過程を紹

介し、アカデミックスキルの全般的な体得を目指す。具体的には、多言語多文

化社会が構成されるまでの歴史的考察と社会的現状の把握をテーマに、文献調

査、グループディスカッション、発表などを行っていく。史資料に基づいた調

査の実施、調査成果の説得的な発信、さらには問題解決的な討論を通じて、自

らの専門的な知識を国際社会で活用できるようになることが、本ゼミの到達目

標となる。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅰ

(比較文化論)

 異なる文化をつなぐ架け橋たる翻訳という行為を通じて、その言語の基礎と

して存在する文化をより深く理解することを目標とする。特に、ある作品の原

文と複数言語の翻訳版を詳細に比較することを通じて、ある文化特有の事象や

その言語特有の事情のため外国語への翻訳が困難な箇所を分析し、さらにそれ

を敢えて翻訳するためにはどのような工夫が必要となるのかを考察し、そこか

ら異なる文化を比較することの重要性を学ぶ。具体的には、『三国演義』『不

思議の国のアリス』『ONE PIECE(漫画)』などを材料に、双方向的な学習の

立場から、学生にも作業を行わせながら授業を進める。

158

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅰ

(表象文化論)

 表象文化論の理論的基礎を紹介しながら、その多様な社会的・文化的背景、

技術の発展との密接な関係、マス・メディアへの応用、アイデンティティー・

ポリティクスへの影響などについて検討するための方法論を学ぶ。映画・写真

などの芸術作品のみならず、プロパガンダ・宣伝・広報なども含めた、現代社

会に大きな影響を及ぼす表象文化の全体像についての理解を深める。それに

よって世界の文化の多様性と普遍性を知り、母文化を相対的に認識すること、

そしてその知見を説得的に伝えることができるようになることを到達目標とす

る。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅱ

(外国語学習論)

 本ゼミナールは、外国語学習論応用に引き続き、外国語学習に関する様々な

問題やテーマについて実践的に学びを深めていく。特に本ゼミナールでは、国

際社会における異文化間コミュニケーションや異文化理解等の領域で問題に

なっている事柄に対し、言語文化に関する専門的な見地から問題解決にむけて

解決策を多面的に検討し提案することを目標とする。問題解決の際にこれまで

に学んだ理論や研究手法を実践的に応用できるよう、協調学習や協働学習を主

体とした活動を行い、議論を通して答えにたどり着くプロセスを重視すること

とする。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅱ

(比較文学論)

 「異文化コミュニケーション演習Ⅰ(比較文学論)」で学んだことを基盤

に、文学研究の方法の学習と実践を行う。具体的には、広く多様なジャンルに

わたる世界文学の中から、受講者各自が分析対象とする作品を選び、作品の精

読と関連文献の調査を踏まえて、作品背景の考察、文学理論に基づく分析、言

語文化との関わりの考察を行い、その成果を口頭報告し、ディスカッション、

グループ・ワークを経てレポートにまとめる。以上を通して、論理的・批判的

な思考と学問的研究方法を身に着け、言語文化に関する専門的知見に基づく自

らの意見を世界に発信する力を養う。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅱ

(社会言語学)

 「異文化コミュニケーション演習Ⅰ(社会言語学)」で学んだことを基盤

に、社会言語学の様々なテーマに主体的に取り組む方法を学び、実践する。具

体的には、自らが関心を抱くテーマについて研究を進められるようになるため

に、文献調査、アンケート調査、ロールプレイ、インタビュー、DCT(談話完

成テスト)、参与観察、会話分析などの方法論を学び、実際にリサーチを実施

し、その結果を考察し、発表することで、普段我々が無意識に用いている言語

と社会・文化の関係を意識的に捉えなおす。「言語文化の専門家」という立場か

ら、社会における様々な事例に対し、自らの意見を世界に向けて発信すること

ができるようになることを目指す。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅱ

(西洋精神文化

論)

 「異文化コミュニケーション演習Ⅰ(西洋精神文化論)」を基盤に、ヨー

ロッパの精神性の拠り所である宗教文化、とくにキリスト教文化について、さ

らに掘り下げた視点で学ぶ。文学や絵画作品において、宗教的モチーフはどの

ように描かれているか。また、グローバル化した現代社会において宗教や伝統

はどのような形で共存しているか。学究的な思考方法に基づいて、理論的な考

察と学際的な研究を深め、その知識と教養を国際社会で活用できることを目指

す。西洋の精神文化を歴史にさかのぼって把握することで、多種多様な民族と

多元的な宗教を抱えるヨーロッパ社会の今日的な状況と課題を理解する。ヨー

ロッパの言語文化の多様性と普遍性を深く認識し、母語・母文化・アイデン

ティティを相対的に捉える。異文化理解を通じて寛容の精神を身につけ、国際

社会において相互理解を促進する力を養う。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅱ

(多文化共生論)

 本ゼミナールは、「異文化コミュニケーション演習Ⅰ(多文化共生論)」で

学んだアカデミックスキルを基礎に、特定分野の専門的な研究のさらなる深化

と、国際社会へ発信する能力を獲得することが目的である。とりわけ日本にお

ける複文化・複言語的な地域社会を学んだ上で、参与観察やインタビューを通

じた質的データの収集を実践するために、学生の身近な調査地でフィールド

ワークを実施する。大学とは異なる調査地での社会性・関係性を構築し、専門

家として学んできた知識と教養を活かしてフィールドの文脈に応じてしなやか

に対応すること、そして研究の成果を国際社会に向けて発信することが、本ゼ

ミの到達目標となる。

159

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅱ

(比較文化論)

 ある言語圏に属する文化的事象を、他の言語圏に属する人々がどのように理

解し受容するかについて、様々な資料を幅広く用いながら理解することを目標

とする。文学作品・映像作品・演芸・漫画・アニメ・絵本・観光案内・看板な

どの外国語翻訳資料を原文と比較し、直訳できない箇所がどのように訳してあ

るかを分析し、その背景にある文化について理解を深める。また、双方向的な

学習の立場から、実際の翻訳作品を分析する、日本特有の文化的事象を外国語

で説明する、外国特有の文化的事象を解説し注釈を加える、という実践練習を

行い、それをレポートにまとめることや学生間で相互に討論することを通じ

て、さらに知見を広める。

異文化コミュニ

ケーション演習Ⅱ

(表象文化論)

 表象文化論の理論的背景に基づきながら、履修生が自らの興味に沿った問題

設定によるプレゼンテーションを行い、それについて議論する。時代・地域・

媒体を問わず、ポスター、写真、映画、各種動画、グラフ雑誌といった視覚表

象やその他の表象文化の中から自分でテーマと分析対象を発見し、それを自主

的・批判的に読み解くための訓練を行う。発表とグループディスカッションを

通して、身の回りの文化表象に対して批判的まなざしを持つようになること、

さらにそれについての自分の意見を、文化史的背景や理論的背景をふまえなが

ら説明できるようになることを目標とする。

英語学・英語教育

演習Ⅰ(英語科教

育学)

 英語教育関連の論文(英語・日本語)と授業実践の事例を検討し、すぐれた

教材や授業過程の分析を通じて、授業づくり・単元構成について理解を深め

る。理論に裏打ちされた具体的な英語の学び方のレパートリーを増やし、目標

達成のための指導・学習計画を立案できるようになること、実態に応じて複数

の領域を統合した言語活動を効果的に遂行できるようになることを到達目標と

する。言語活動や協同学習の理論・技術についても実践的に学び、学習者が知

的喜びを共有でき、児童・生徒・教師が楽しく学べる英語の授業・カリキュラ

ムのあり方を追究する。

英語学・英語教育

演習Ⅰ(英語の文

構造)

 英語や日本語の諸現象を観察することにより、言葉に対する感性や論理的思

考力を養うと共に、レポート作成等を通じて、学術研究における科学的かつ建

設的批判能力を養う。また、言語の科学的分析に欠かせない理論を体系的に学

修することによって、人種に関係なく人間が普遍的に持っている言語能力とは

何か、言語間の差異を生じさせている原因は何かといった、言葉に関する根本

的な疑問の答えを模索する。それらを通し、「言葉を科学的に観察し、考察す

る」ことの楽しさ、意義を理解する。

英語学・英語教育

演習Ⅰ(英語の歴

史)

 英語史の中で変化を起こした現象を参考にトピックを選び、各自選んだト

ピックについてどのような点が研究に値するのかを明確にすることを目標とす

る。そのために、選んだトピックに関してどのような現象・変化であるのか、

これまでどのような研究がなされてきたのかを整理する。その中で英語という

言語に対する体系的理解を深め、英語教育者・実務翻訳家・通訳者などに必要

な専門的能力やそれを活かした国際社会で活用する能力を身につける。授業形

式として、各回1~2名の学生による発表と教員と学生との討論を行う。

英語学・英語教育

演習Ⅰ(英語の意

味と語用)

 本ゼミナールでは、英語の音・単語・構文・談話の構造について、日本語を

含めた他言語と比較しながら分析し、「英語らしさ」を形作る様々な要因につ

いて考察・理解を深める。具体的には、日英の早口言葉の比較や、歌・小説な

どのオリジナル版と翻訳版の比較を通して、「英語らしさ」や「日本語らし

さ」を形作る要因、その背後にある文化的・社会的要因などについて分析・考

察する。以上を通して、科学的な分析の仕方を身につけるとともに、言語およ

び文化・社会の多様性についての理解を深める。

160

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

英語学・英語教育

演習Ⅱ(英語科教

育学)

 「英語学・英語教育演習Ⅰ(英語科教育学)」を踏まえ、学問的知見にもと

づいて教育内容・教材を構成し、学習者が「わかる」・「できる」ようになる

過程を、実際の授業を通じて実証的に明らかにすることを目指す。先行研究検

討および授業観察に基づいて具体的な研究課題を立て、研究の各ステップに取

り組む。①調査・研究に必要な概念を概観し、データの収集・処理法の理解を

深め、妥当な解釈を導けるようになること、②授業観察および調査・実験・実

践を実施し、データを実際に収集・分析しながら質的・量的分析の考え方と技

法に習熟し、自分のものとすることを到達目標とする。

英語学・英語教育

演習Ⅱ(英語の文

構造)

 論文作成や研究発表を念頭に、言語学全般の体系的知識を身につけるととも

に、それらの知識を活用して、自ら選択したテーマについて深く考察し、自分

なりの見識を身につける。そのなかで、指導者の援助を受けながら自律的に研

究を進めることにより、様々な現象を科学的問題意識を持って眺め、異なる見

解を客観的に吟味し、問題を自立的に解決する姿勢を養う。また、研究遂行に

おいて守らなければならないルールや、論文における議論の進め方、さらに、

効果的研究発表についても実践的に学修する。

英語学・英語教育

演習Ⅱ(英語の歴

史)

 「英語学・英語教育演習Ⅰ(英語の歴史)」に引き続き、各学生の選んだ英

語史にまつわるトピックについてさらなる研究を進め、学生自身の見解に基づ

く分析を行うことを目標とする。そのために、選んだトピックに関して、先行

研究を批評し、自身の分析・調査方法の提示と実行していく。その中で言語文

化に関する広範で深遠な知識と教養を活かし、言語研究にとどまらない文脈に

応じた対応力やそれを活かした国際社会で活用する能力の育成も視野に入れ

る。授業形式として、各回1~2名の学生による発表と教員と学生との討論を

行う。

英語学・英語教育

演習Ⅱ(英語の意

味と語用)

 「英語学・英語教育演習I(英語の意味と語用)」で学んだことを基盤に、

英語と日本語(あるいは他言語)の対照研究の方法の学習と実践を行う。具体

的には、日英の早口言葉、歌・小説などオリジナル版と翻訳版など、様々な具

体的な題材から、受講者各自が分析対象を定め、比較・分析し、理論的考察を

行うとともに、その背後にある文化・社会の関係にも注意を向ける。その成果

を口頭発表し、ディスカッションなどを経てレポートにまとめる。以上を通し

て、論理的思考と学問的方法を身につけ、英語という言語およびそれと密接に

関わる文化の体系的理解を深める。

英語圏文学・文化

演習Ⅰ(文学・文

化理論)

 英語圏の文学・文化に関する詳細な理解と、広範で専門的な知識の獲得とを

目指して、演習形式で授業を行う。ディスカッションやプレゼンテーション、

及びレポート執筆等の実践的演習を重ねる中で、担当教員の専門分野について

深く学ぶことを目指す。特に文学・文化研究に関する批評理論を援用した分析

方法についての理解を深めることを目指す。

英語圏文学・文化

演習Ⅰ(物語論)

 本演習ではアメリカ文学・文化における語りを歴史的背景とともに検証する

ことで、語りの特徴とそれを解釈する方法の変遷や人間の認識の転換を判断で

きるようになることを目的とする。文字や映像などの様々な媒体における表現

形式を読み解きつつ、英語での文章の表現や説得の仕方といったレトリックを

解釈し産出する方法を習得することで、柔軟で批判的に言語を操る能力を培っ

ていく。また言葉が生み出す現代の社会や精神の問題群を理解し、調査や論文

執筆や議論といった実践を蓄積し、言語の専門家としての基礎を体得してい

く。

161

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

英語圏文学・文化

演習Ⅰ(歴史コン

テクストと文学)

 <英文学>とみなされる英語によるテクストを歴史背景に考慮しつつ輪読す

る。その際、全体像を理解するのにヴィジュアル化作品を積極的に利用する。

物語、演劇作品、今も愛唱される詩作品から近・現代の散文まで、選りすぐり

の名文の定番を読解し、その技法をふまえて、各人の興味を惹く作品に関して

プレゼンテーションをしていくこととする。配布資料・プロジェクターを利用

するコンピュータ資料の作成方法も併せて習得していくことを目的とする。

英語圏文学・文化

演習Ⅰ(英米文学

研究論)

 演習を取り入れた授業。本講義では、18世紀から現代までのイギリス文学テ

クストを精読し、作品を成立させるにいたった当時の歴史・文化的背景や、そ

の文学理解に必要な研究書選択、批評理論の援用法を実践的に理解し、論文が

書け、論文要旨を口頭発表できる能力を身につけることを目的とする。あわせ

て、他のヨーロッパ文学や日本文学と比較することによって、イギリス文学・

文化に特有な事象と、文学作品の持つ普遍性を体系的に理解する。

英語圏文学・文化

演習Ⅰ(植民地主

義と文学)

 英語圏の旧植民地の文学・文化の多様性に関する広範で深遠な知識と教養

を、植民地主義の観点から理論的かつ学際的に理解していく。具体的には、カ

リブ海地域、インド、アフリカといった、とくに英語圏の旧植民地の文学・文

化におけるナラティヴの問題点と可能性を複眼的かつ体系的に検証すると共

に、グローバル化社会における、そうした文学・文化に関連する多種多様な諸

課題に対して、自らの意見を世界に向けて表現し得る日本語・英語運用能力を

習得する。また、チームワークにおいてリーダーシップを発揮できるマネジメ

ント能力を育成していく。

英語圏文学・文化

演習Ⅰ(North

American

Literature in

Context)

(英文) Students in this seminar course will learn about Canada’s

culture and history through an exploration of literature and film as

well as music and other visual arts. Together we will try to

understand Canada’s unique position in the world, first, as an

alternative to the American republic based on the values of its

conservative British elite and, second, its transformation, over the

last 60 years, into a modern liberal multicultural nation. The course

will explore relations between Canada’s indigenous peoples and the

European settlers of France and Britain, its relations with the United

States, French Canadian nationalism, the regional cultures of Canada,

and the various immigrant cultures that make up the Canadian mosaic.

(和訳) 演習形式の授業であり、受講生は文学作品や映画、音楽及びその他の

視覚芸術作品を通じてカナダの文化と歴史について学修する。併せて、アメリ

カ合衆国に対するイギリスの保守的エリートの価値観に関する存在であり、ま

たここ60年間のリベラルな多文化国家への変容を遂げた国家であるという、世

界におけるカナダの独自性についての理解も深める。またカナダの先住民と、

イギリスやフランスといったヨーロッパ系の入植者との関係、及びアメリカ合

衆国に対するフランス系カナダ人のナショナリズムや、カナダの地方文化、そ

してカナダをモザイク国家足らしめている多様な移民文化についても考察す

る。

162

Page 184: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

英語圏文学・文化

演習Ⅱ(文学・文

化理論)

 英語圏の文学・文化に関する詳細な理解と、広範で専門的な知識の獲得とを

目指して、演習形式で授業を行う。ディスカッションやプレゼンテーション、

及びレポート執筆等の実践的演習を重ねる中で、担当教員の専門分野について

深く学ぶと共に、受講生各自が独自の研究テーマに基づいて学修・研究を進め

る。特に文学・文化研究に関する批評理論を援用した分析方法についての理解

を深めることを目指す。

英語圏文学・文化

演習Ⅱ(物語論)

 本演習ではアメリカ文学・文化における語りを歴史的流れとともに検証する

ことで、語りの特徴とそれを解釈する方法の変遷や人間の認識の転換を発見し

それを議論できるようになることを目的とする。これまでの文学領域における

物語や解釈に関する論考を読み、他人の意見に対して自分の立場を明確にする

技術を向上させることで、グローバル社会に対応できる言語能力や批判的思考

を養っていく。特に言葉が生み出す社会や精神の問題群に精通し、様々な疑問

をもちつつ異なる意見をまとめていく演習を通じて、言語の専門家としての知

識を日常の問題解決につなげられるようにする。

英語圏文学・文化

演習Ⅱ(歴史コン

テクストと文学)

 現在、評価される英語テクストをとりあげ、そのよってきたるところを理解

するべく輪読する。各種文学賞受賞作を題材に、選評・書評などを参考に、感

想を越えた評論の構築をめざす。また、評価が著しく変わった作品について

も、その変化のよってきたるところを探究し、各人の興味を惹く作品に関して

プレゼンテーションをしていくこととする。その過程で英字新聞・英文雑誌検

索方法を学ぶとともに、配布資料・プロジェクターを利用するコンピュータ資

料の作成方法が習得する。

英語圏文学・文化

演習Ⅱ(英米文学

研究論)

 演習を取り入れた授業。本講義では、18世紀から現代までのイギリス文学テ

クストを精読し、作品を成立させるにいたった当時の歴史・文化的背景や、そ

の文学理解に必要な研究書選択、批評理論の援用法を実践的に理解し、論文が

書け、論文要旨を口頭発表できる能力を身につけることを目的とする。あわせ

て、他のヨーロッパ文学や日本文学と比較することによって、イギリス文学・

文化に特有な事象と、文学作品の持つ普遍性を体系的に理解する。本学期は、

4年次の卒業研究に向けての準備として、研究テーマと作品の候補を可能な限

りリストアップする。

英語圏文学・文化

演習Ⅱ(植民地主

義と文学)

 英語圏の旧植民地の文学・文化の多様性に関する広範で応用的な知識と教養

を理論的かつ学際的に理解し、植民地主義の観点から自らの意見を学問的に表

現し得る高度な日本語・英語運用能力を習得する。また、カリブ海地域、イン

ド、アフリカといった、とくに英語圏の旧植民地の文学・文化から生み出され

るナラティヴの問題点と可能性を複眼的かつ体系的に検証していく。さらに、

チームワークにおいてリーダーシップを発揮できる高度なマネジメント能力を

育成する。

163

Page 185: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

英語圏文学・文化

演習Ⅱ(North

American

Literature in

Context)

(英文) Students in this seminar course will learn about Canada’s

culture and history through an exploration of literature and film as

well as music and other visual arts. Together we will try to

understand Canada’s unique position in the world, first, as an

alternative to the American republic based on the values of its

conservative British elite and, second, its transformation, over the

last 60 years, into a modern liberal multicultural nation. The course

will explore relations between Canada’s indigenous peoples and the

European settlers of France and Britain, its relations with the United

States, French Canadian nationalism, the regional cultures of Canada,

and the various immigrant cultures that make up the Canadian

mosaic.Through researches of current Canadian topics, students will

learn to read and analyze works of literature, film and music, give

academic presentation and a write a short research essay as

preparation of graduation thesis writing in the fourth year.

(和訳) 演習形式の授業であり、受講生は文学作品や映画、音楽及びその他の

視覚芸術作品を通じてカナダの文化と歴史について学修する。併せて、アメリ

カ合衆国に対するイギリスの保守的エリートの価値観に関する存在であり、ま

たここ60年間のリベラルな多文化国家への変容を遂げた国家であるという、世

界におけるカナダの独自性についての理解も深める。またカナダの先住民と、

イギリスやフランスといったヨーロッパ系の入植者との関係、及びアメリカ合

衆国に対するフランス系カナダ人のナショナリズムや、カナダの地方文化、そ

してカナダをモザイク国家足らしめている多様な移民文化についても考察す

る。文学作品や映画、音楽の分析と、それについての学術的発表や研究レポー

トの執筆を通じて、4年次の卒業論文執筆への準備を整える。

言語獲得

 生成文法理論に基づく母語獲得研究に関する重要な成果を紹介する。言語が

先天的要因(遺伝により人間に生得的に与えられた母語獲得の仕組みである

「普遍文法」)と後天的要因(生後まわりの大人達から取り込まれる言語経

験)との相互作用により獲得されるということを具体的な事例を通して学ぶ。

日本語・英語及びその他の言語の比較と獲得過程の分析を行い、言語の異なり

方を決める生得的制約が存在すると考える根拠について理解し、様々な言語の

多様性と普遍性について深く認識することを目指す。

音声学と音韻論

 音声学・音韻論研究の重要な成果と考察を紹介し、言語の音声・音韻体系に

ついて特に英語を対象として学ぶ。具体的には、言語の音の音声学的、すなわ

ち物理的な特性などをもとに音の基本的な単位について理解し、音韻素性の必

要性を理解する。分節に加え、音節やモーラといった音韻論における構造概念

を理解する。さらに、英語の強勢、日本語のアクセント、句レベルの音韻論を

学ぶ。音声学の基礎的な知識を身につけ、音韻論の理論的思考方法を正確に修

得することが到達目標である。

164

Page 186: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

言語の起源と進化

 人間を他の動物と区別し、人間を人間たらしめている最も基本的な特徴と考

えられる「ことば」・言語の起源と進化について学ぶ。典型的な学際的研究分

野として近年盛んに研究が行われている人間言語の起源と進化の問題(ひとの

ことばの本質的特徴とは何か、動物のことばとの違いは何か、また人間はその

ことばをいつ、どのようにして得たのか)を、特に言語学的視点から捉え、研

究の現状と成果を提示し、問題点や今後の方向性・見通しを探ることを目的と

し、グループワーク等を通じて、問題解決・情報共有・相互理解を促進する

ファシリテーション能力を養うことを到達目標とする。

言語学特殊講義

 統語論、音韻論、意味論、形態論をはじめ、音声学、第一・第二言語獲得、

生物言語学、歴史言語学といった様々な分野の第一線で活躍する専門家による

特定分野の専門的な言語学研究の講義を受け、幅広い分野の専門知識を深め

る。言語に関する広範で深遠な知識と教養を深め、言語学の学際的研究にしな

やかに対応できる能力を身につけること、自らの専門知識を活かし、学究的な

思考方法に基づいて、理論的な考察と学際的な研究能力を身につけることを目

指す。

集中

意味論

 自然言語に対して論理記号を適用する形式意味論の観点から言語表現の意味

について学ぶ。まず命題論理及び述語論理の基本的な専門用語を理解し、形式

意味論の土台を養う。その上で、教科書に沿って形式意味論の基本的な知識の

獲得を目標とする。また上記に加えて、課題やグループワークなどを通して形

式意味論の手法に実際に触れることにより、基本的な言語表現に関して自ら意

味計算ができるようになることを目指す。

Current Topics in

Linguistics

(英文) This course studies selected topics in linguistics in order to

have a deep understanding of the nature of linguistic universals,

which make it possible for languages to differ and place limits on

these differences. In the study of linguistics, there are some

linguistic phenomena that are controversial whether they are syntactic

or morphophonological. This course is designed to help students

understand how syntax and morphophonology deal with language variation

respectively and develop an ability to conduct their own original

research by collecting and analyzing relevant data through working in

group.

(和訳) 言語の多様性をもたらし、またその言語の多様性に制限を設けている

「言語普遍性」についての理解を深めるため、言語学研究における重要な問題

を提起するトピックを選び専門的な研究を行う。言語学研究において、形態音

韻現象か統語現象かで議論が分かれている言語現象がある。形態音韻部門と統

語部門の両部門における言語の多様性の捉え方を理解すること、グループワー

ク等を通じて、多種多様な言語データを収集・分析し、独自の観点から研究を

行う能力を養うことを到達目標とする。

165

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

言語学特別研究

 言語学の特定分野からトピックを選び専門的な研究を行う。生成文法の実際

の研究において、「派生か表示か」という問いが、長年にわたり議論されてい

る。現在では、多くの統語研究が「派生」という概念をもとに行われているの

に対し、音韻研究の多くは、最適性理論のもと、「表示」という概念を中心に

理論が構築されている。世界の様々な言語における言語事象とその分析方法を

もとに、同じ生成文法研究において、対立する概念が存在するに至った背景を

理解することを目指す。学問において、対立する概念がむしろ分野を活性化

し、理論的な進展につながることを理解することが到達目標である。

Special Topics in

Linguistics

(英文) This course provides a series of lecture in selected areas of

linguistics, such as syntax, phonology, semantics, morphology,

phonetics, first/second language acquisition, biolinguistics, and

historical linguistics, by outstanding international scholars and thus

students will deepen their expertise in various areas of linguistics.

This course is designed to help students develop an ability to

undertake an interdisciplinary theoretical research in linguistics.

(和訳) 統語論、音韻論、意味論、形態論をはじめ、音声学、第一・第二言語

獲得、生物言語学、歴史言語学といった様々な分野の第一線で活躍する専門家

による特定分野の専門的な言語学研究の講義を英語で受け、幅広い分野の専門

知識を深める。言語に関する広範で深遠な知識と教養を深め、言語学の学際的

研究にしなやかに対応できる能力を身につけること、自らの専門知識を活か

し、学究的な思考方法に基づいて、理論的な考察と学際的な研究能力を身につ

けることを目指す。

集中

ヨーロッパ文化研

 ヨーロッパに根付くキリスト教文化について、伝統や習慣などを含めて様々

な角度から考察する。教会建築、復活祭やクリスマスの祝祭日、食生活や名前

に至るまで、宗教文化はヨーロッパ人の生活に深く浸透している。本授業で

は、フランス文化を中心に芸術、歴史、政治社会まで、幅広く宗教のテーマを

扱う。学究的な思考方法に基づいて、理論的な考察と学際的な研究を深め、そ

の知識と教養を国際社会で活用できることを目指す。さらに、カトリックとプ

ロテスタント、英語圏の宗教文化との比較、ヨーロッパとその外部の文化的混

淆・越境など、グローバルな視点も併せて学ぶ。宗教を切り口とした異文化理

解を通じて、他者への寛容さを養い、多種多様な文化的背景を持った人々と交

流する意義を理解する。

日中比較文化論

 日中間における言語文化的認識を、様々な資料に基づいて考察し、日中双方

の文化をそれぞれの立場から考察できる力を育てる。具体的には西洋など非漢

字圏の固有名詞が日本語・中国語にそれぞれどのように取り込まれているか、

中国の固有名詞が日本語の中でどのように表記され認識されているか、日本の

固有名詞が中国語の中でどのように表記され認識されているかなどについて、

地図・案内板・映画字幕吹替・通俗書など現代の資料から、江戸~明治期の唐

話教本などの古書籍に至る、幅広い資料を用いながら分析する。そこから言語

の表記・読み・語義の言語比較文化論に関する知識と研究方法を身につける。

166

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

翻訳・通訳と現代

社会

 現代社会において翻訳・通訳が果たしている役割について、異文化間コミュ

ニケーションの視点から検討する。外交、ビジネス、医療、司法、文学、映

画、テクノロジーなどの様々な分野における翻訳・通訳という営みについて学

び、翻訳・通訳とは単なる言語の置き換えや言語変換ではなく、専門知識・教

養、二つ以上の言語・コミュニケーション能力、翻訳・通訳スキルを必要とす

る異文化コミュニケーションの一つの形態であることを理解する。グローバル

化した現代社会において翻訳・通訳という営為に多種多様な言語・文化を持つ

世界の人々との協働を促し、多様なイノベーションの創出・問題解決・情報共

有・相互理解を促進するファシリテーターとしての役割があることについて学

び、そのような資質の習得の仕方についても考察する。この授業を通して、現

代社会における翻訳・通訳(者)の役割について理解を深め、多種多様な言

語・文化を持つ人々と翻訳・通訳を介して交流する仕方についても考察を深め

る。

Workshop in

Intercultural

Communication

Research

(英文) This workshop aims to explore international, intercultural,

multiethnic, and multireligional communication and how international

issues could be brought about by the lack and fail of communication.

We will examine various texts and films that address the theme of the

breakdown of intercultural communication and we will discuss why such

breakdowns occur, and examine how such breakdowns are often misused.

Finally, we will consider how such situations might be resolved. After

taking this workshop, students will be able to understand the multiple

aspects of communication in different social, cultural, and historical

contexts, and will acquire the language skill to make use of their

understanding in various cases in global society.

(和訳) 本ワークショップでは、異なる社会的・文化的・民族的・宗教的背景

を持つ場合のコミュニケーションについて検討することによって、国際社会の

諸問題がいかにコミュニケーションの欠陥から導かれうるかを学ぶ。世界各国

の事例を具体的に紹介しながら、どのように多文化間のコミュニケーションが

失敗するか、その失敗がいかにしばしば「悪用」され、そして解決されうるか

を検討する。授業を通して、異なる社会的・文化的・歴史的コンテクストにお

けるコミュニケーションの多様な側面について理解するとともに、その理解を

国際社会の様々な場面に活かせる外国語能力を身に付ける。

異文化コミュニ

ケーション特殊講

 コミュニケーション論、文化科学、宗教学、社会学をはじめ、文学、翻訳と

いった様々な分野の第一線で活躍する専門家による特定分野の専門的な文化研

究やコミュニケーション研究の講義を受け、幅広い分野の専門知識を深める。

文化に関する広範で深遠な知識と教養を深め、文化やコミュニケーションに関

する学問の学際的研究にしなやかに対応できる能力を身につけること、自らの

専門知識を活かし、学究的な思考方法に基づいて、理論的な考察と学際的な研

究能力を身につけることを目指す。

集中

現代社会と宗教

 本授業は、現代の文脈から宗教の果たす役割を読み解くことによって、国際

社会が直面する諸問題を多角的に考察することを目的とする。これまで宗教

は、私的な生活の基礎として、個々のアイデンティティや生きがいを提供する

ものと理解されてきた。しかしながら、グローバル化の進展する現代社会にお

いて、宗教は経済・政治・市民社会といった公的な領域にまで大きな影響を及

ぼし始めた。本授業では、公的な領域において宗教がいかなる役割を果たして

いるのか、否定的・肯定的の両面から読み解いていく。現代社会における宗教

の役割を学ぶことを通じて、多種多様な文化をもつ世界の人々と協働する術を

獲得すること、さらには国際社会で先鋭化する宗教間対立を解決へと導くため

に相互理解を促進するようなファシリテーション能力を獲得することが到達目

標である。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

文化論的メディア

研究

 メディアにおける他者表象や異文化表象、ステレオタイプ形成といった諸問

題を、理論と実践の側面から考える。メディア文化に関する具体的事例(テク

スト資料及び映像資料)に即しながら討論を行うことによって、多文化能力を

向上させ、多種多様な背景を持った人々に対する想像力を涵養することの重要

性を知る。メディア文化に関する広範な教養を活かすことが、様々な社会的・

文化的背景を持つ人々との相互理解や協働につながるという理解を深めるこ

と、また異文化性がもたらす社会問題を解決するための広い視野を持つことを

到達目標とする。

ロシア・東欧地域

研究

 ロシア・東欧地域は、ヨーロッパの東にあって、ヨーロッパに関する一般通

念に収まらない多様な要素を含みこんでいる。この地域の文化を知ることは、

この地域を超えて文化の多様性に関する理解を深める材料ともなる。この観点

から本講義では、まずこの地域の地理・歴史・言語・宗教等の特徴を概観し、

その上で、とくに近代以降、この地域において民族言語・民族文化に関してど

のような見方が存在したか、また、この地域の多言語的・多文化的状況の中

で、自他の民族に関する意識が相互の関わりの中でどのように変遷してきたか

を、文学・思想・歴史等の著作、絵画・映画等の芸術作品の中に探る。以上を

通して、世界の言語文化の多様性と普遍性を深く認識し、母語・母文化・アイ

デンティティを相対的に捉える力を養う。

文化科学研究

 文化科学の問題領域と研究手法に関して多角的に検討することを通して、文

化の理解を深めることを目的とする。「カルチュラル・ターン」以降、人文科

学において文化に関する問いはますます重要な意味を帯びていることを踏ま

え、異文化コミュニケーションに止まらず幅広い学術分野に共通する問題意識

として考察を進める。特に文化概念や定義に関する議論を中心に文化研究の対

象や理論等の多様性に着目することで、文化科学が内包する問題領域の射程と

限界について議論する。

Special Topics in

Intercultural

Communication

(英文) This course provides a series of lecture in selected areas of

studies of culture and communication, such as communication theories,

cultural sciences, religious study, sociology, literary studies and

translation studies by outstanding international scholars and thus

students will deepen their expertise in various areas of Intercultural

Communication. This course is designed to help students develop an

ability to undertake an interdisciplinary theoretical research in

Intercultural Communication.

(和訳) コミュニケーション論、文化科学、宗教学、社会学をはじめ、文学、

翻訳といった様々な分野の第一線で活躍する専門家による特定分野の専門的な

言語学研究・文化研究やコミュニケーション研究の講義を英語で受け、幅広い

分野の専門知識を深める。言語文化に関する広範で深遠な知識と教養を深め、

言語学文化やコミュニケーションに関する学問の学際的研究にしなやかに対応

できる能力を身につけること、自らの専門知識を活かし、学究的な思考方法に

基づいて、理論的な考察と学際的な研究能力を身につけることを目指す。

集中

英語科教育法Ⅰ

 英語教育の方法論について学修し、模擬授業を通じて、授業計画の立案から

学習指導案の作成、教材研究など教育現場で必要とされる実践的能力の向上を

図りつつ、自律的に授業を運営する姿勢を身につけ、相互評価によって授業観

察の眼を養う。リンガ・フランカとしての英語のあり方を前提として実際的な

教室英語を使用し、コミュニケーションをベースとする英語指導を円滑に行う

ことができること、および地域社会・国際社会の諸課題に取り組む学校組織・

教室環境の中で、チームワークを重視するとともにリーダーシップを発揮でき

るマネジメント能力を有することを到達目標とする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

教育文法論

 言語文化に関する広範で深遠な知識を生かした言語学的文法に対する教育内

容・教材構成の理論的・実践的検討を通じて、文法指導・学習の目的・内容・

方法を学ぶことを目標とする。その中で言語研究に関連する様々な分析を概観

し、それらの英語教育への応用事例を考察することで文法事項の理解を深め

る。授業は主に講義形式で進めるが、学生による言語学の分析を活かした文法

の指導方法の提案のグループ発表も行う。

実用英語運用法

 英文法に対する体系的理解を深めるとともに、言語運用の視点から文法を捉

え直し、通訳や翻訳といったより精緻な英語運用にも堪え得る高度な英文法力

を身につける。さらに、場面に応じた適切な英語運用ができるよう、言語運用

の視点からコミュニケーションに対する理解を深め、それを適切に応用できる

ようにする。また、リンガフランカとしての英語について広く知見を身につ

け、広く多様な国際社会にあって、コミュニケーションを円滑に行いつつ、自

らの主張を適切に伝える能力を身につける。

英語の通訳Ⅰ

 この授業では、通訳に必要な技能を身につけるための基本的なトレーニング

を行うことにより、通訳の基本的な技能の習得を目指すとともに、英語運用能

力の向上をはかる。英語から日本語へスムーズに通訳できるようにするため

に、瞬時に単語や数字を訳す「クイック・レスポンス」、英語を聞きながら1

~2語遅れながらリピートする「シャドーイング」、英語の語順のまま日本語

に訳す「頭ごなし訳」など通訳技能習得のための基礎的な訓練を行う。また逐

次通訳の実践練習も行う。

英語の翻訳Ⅰ

 実務翻訳を中心に、英語と日本語の間で単に語句を置き換える作業ではな

く、相手の伝えたいことを正確に理解し、正確に分かりやすく伝える作業とし

ての翻訳を理論と実践の両面から学修する。微妙な表現の差が生み出す読者へ

の影響について感性を高めるとともに、翻訳であることを感じさせない翻訳に

するためにどのような技法や作業手順が必要となるか理解する。さらに、実務

翻訳の業務の流れや、必須となるソフトウェアの操作方法などについてその基

礎を学修し、積極的に活用する姿勢を身につける。

英語学特殊講義

 英語学の分野において顕著な業績を有する講師を招聘し、当該の研究を中心

に先端的な研究の成果を講義する。特定分野の研究を、その問題設定や研究手

法、さらに資料収集や論文作成方法にいたるまで詳細に学修することによっ

て、批判的かつ科学的考察の進め方や、理論的概念が現象の分析にどのように

活かされるのか理解するとともに、現象を問題意識をもって観察し、問題解決

のための論理的仮説を立て、それを証明するという一連の研究の流れを自律的

に行う姿勢を養う。

集中

英語科単元構成論

 学習指導要領・検定教科用図書の検討、授業観察・分析をもとに教材・教

具・授業案の構成について考察し、英語教育におけるカリキュラム・デザイン

の理論と現状の課題を吟味する。授業評価の理論・手法を学び、単元レベルで

立案した計画を「アセスメント」の観点から見直す。言語文化および英語教育

に関する広範で深遠な知識と教養を活かし、学校を巡るその時々の社会的・文

化的文脈に応じて、しなやかに対応できるようになることを目指す。具体的に

は、①単元レベル、カリキュラム・レベルでの教育内容・教材構成を理論的・

実践的に学び、授業構成力・単元構想力を深化させること、②アセスメントの

理論・手法を学び、カリキュラムレベルまで含めた授業評価・省察力を身につ

けること、③それらの実践に必要な段階にまで英語運用能力・指導技術を高め

ることを到達目標とする。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Changes in

English

(英文) This course aims to deepen the understanding changes or

variants of grammar, syntax, meaning, and sound in English from both

diachronic and synchronic point of view. Students will explore the

essence of the change/variant by not only understanding it but also

analyzing it theoretically. Basically the classes will be conducted

in English, and therefore improve the command of English to respond

properly to various situations in global society. Classes include

lecture-based ones, which introduce historical changes or variants and

approaches to them, and group work.

(和訳) 通時的と共時的の両観点から英語に見られる文法、統語、意味、音の

変化や変異に対する理解を深めることを目標とする。その中で、単に現象とし

て変化・変異を理解するだけでなく、それらの変化・変異が理論的にどのよう

に分析されるかを考察することによって、変化・変異の本質を探る。本授業は

原則英語で行うことで、国際社会の様々な場面に適切に対応できる外国語運用

能力の向上を図る。授業は講義形式による変化・変異の事例とそれの分析方法

の紹介と、グループ実習形式で行う。

認知言語学と英語

教育

 認知言語学は、ボトムアップ・アプローチ、すなわち用法基盤モデルによる

言語把握を標榜するが、このアプローチは、第二言語習得・言語学習・言語教

育の研究・実践と親和性が高いと言われている。この授業では、スキーマ、拡

張、焦点シフト、前景化/後景化、メタファーなど、認知言語学の道具立てを

用いて、英語の語彙・構文・時制・(不)可算性など、様々な現象に関して、

体系的・有機的な説明を探っていく。そのような試みを通して、広い意味での

英語文法の体系的・有機的な理解を深めるとともに、英語学習・英語教育のた

めのよりよい方法を探っていく。

英語の通訳Ⅱ

 「英語の通訳I」で学んだことを基盤にして、瞬時に単語や数字を訳す「ク

イック・レスポンス」、英語を聞きながら1~2語遅れながらリピートする

「シャドーイング」、英語の語順のまま日本語に訳す「頭ごなし訳」など、通

訳に必要な技能を身に着けるための基本的なトレーニングをさらに行うととも

に、逐次通訳と同時通訳の実践練習を行う。通訳練習を通し、英語運用能力の

向上をはかるとともに、英語と日本語でのプレゼンテーション能力を身につけ

る。

英語の翻訳Ⅱ

 実務翻訳においてクライアントの期待に真に応える翻訳とは何か、理論と実

践の両面から学修する。単に正確に訳すだけではなく、クライアントの真の意

図を汲み取りそれを効果的に伝える翻訳を実現するために、適訳を探したり、

当該の翻訳に関する過去の翻訳データを効果的に利用したり、さらに、当該ク

ライアント専用のワードバンクを作成したりする作業についても、実務翻訳に

おいて広く使用されているソフトウェアの操作方法も含め、理論的かつ実践的

に理解し、翻訳者として自律的に作業を遂行する姿勢を養う。

Special Topics in

English

Linguistics

(英文) Inviting a special lecturer who has made remarkable

contributions to English Linguistics, this course will explore some

achievements of the lecturer's cutting-edge research. Not only the

contents of the research itself, but also the influence of the

paradigm shift in the theoretical framework which the research

follows, the conceptual and/or empirical triggers of the paradigm

shift, and the status of the paradigm shift in the history of the

theoretical research will be discussed. Students will understand the

importance of developing a broad view of the linguistic research, not

only consisting of the account of the phenomenon they are

investigating, but including its history as well.

(和訳) 英語学の分野において顕著な業績を有する講師を招聘し、当該の研究

を中心に先端的な研究の成果を講義する。先端的な研究の内容はもとより、そ

のような研究が理論的な枠組みの変遷からどのような影響を受け、また、理論

的枠組みの変遷がどのような概念的、実証的動機に基づいて進行し研究史上に

どのような位置づけを与えられるのかまでを考察し、研究対象となる現象のみ

にとらわれるのではなく、研究史を含む、英語学研究の全体像を視野に入れた

研究を行う姿勢を養う。

集中

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Media Literacy

(英文) This course will help students think critically about print

and electronic media, including newspaper, journals and magazines,

films and TV, advertisements, and popular music as well as the

Internet and SNS. Thereby, students can understand that information

spread by the mass media isn’t always accurate and correct; it often

includes someone’s deliberation and manipulation. Eventually,

students can learn what is required to analyze information and how to

circulate information. The course may also address how the media

awareness---the ability to analyze information on his/her own, to

access the media and make use of information, and how to communicate

with others through the media---can be taught to middle- and high-

school students.

(和訳) ディスカッションを取り入れた授業。この講義では新聞、雑誌、映画

やTV番組、広告、大衆音楽、インターネットやSNSといった広範な印刷・電

子メディアを批判的に読解し、メディアが流す情報がすべて真実とは限らず、

何らかの作為性を持つものであることを理解し、情報を正しく分析し、自らも

有用な情報を発信するためには何が必要か考えることを目的とする。併せて、

中高生に対して、情報を主体的に読み解く能力、メディアにアクセスし、情報

活用する能力、メディアを通じコミュニケーションする能力をどうやって習得

させるかについても学ぶ。

Professional

English

(英文) In this course, students will have opportunities to develop

their productive, receptive and interactive English competence at an

upper-intermediate and advanced level (CEFR B2-C1) for the purpose of

further academic studies or careers involving English. This integrated

skills course includes writing, speaking and discussion skills for

giving presentations, engaging in academic discussions, and conducting

meetings and negotiations, face-to-face or via electronic media.

Through reading of academic and professional texts and role plays in

practical situations, students will gain an understanding of the

appropriate register of English for professional communication in a

variety of social contexts. Students will also do extensive practice

in writing in order to learn communicative and organizational

strategies for producing a variety of written genres, ranging from e-

mail and CVs to business reports and academic research papers.

(和訳) この講義では、高次の学術研究とキャリア教育のために必要な、中上

級レベル(CEFR B2-C1)レベルの英語発信・受容・意思疎通能力を涵養する。本

講義は総合科目であり、対面・ネットワーク上でのプレゼンテーションの実

施、学術的議論、国際会議及び交渉への参加を目的としたライティング・ス

ピーキング・ディスカッションの各スキルを涵養する。学術的・専門的文書の

読解や実際のコミュニケーション現場のロールプレイを通じて、多彩な社会的

背景における専門的コミュニケーションのための適切な英語使用について理解

する。また電子メールや経歴書から実務報告書や学術論文に至る広範な分野の

文章作成に必要な文書通信・作成能力の練成も行う。

職業としての文学

教育

 ナラティヴは、文学作品に留まらず日常生活やビジネスにおいても利用され

ており、ナラティブを読みこなす能力は円滑なコミュニケーションを実践する

上で必要不可欠である。文学教育の強みの1つは、そのような多種多様なナラ

ティヴに触れ、テクストを多角的に解釈し議論をする実技を通して、ナラティ

ブの分析・産出能力を育成することである。このコースは、語りを解釈する力

を英語教育に応用する手法を理解した上で、実際に授業活動内容や試験問題の

作成などのアクティヴ・ラーニングを通じて、小中高の英語教育に有用な能力

を醸成させることを目的としている。既に自らに身についている英語能力に意

識的になり、学びのプロセスや英語の構造を言語化することで、適切な授業内

活動を企画し学習者に教えることができる能力を培う。

171

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

Current Topics

(英文) This course will introduce students to contemporary currents

of news and public debates, not only international affairs but also

ecological or environmental problems in various countries and regions

of the world. Students will be encouraged to examine the social,

cultural, political and historical influences on current opinions.

Reading papers or articles in English and studying particular

vocabularies, phrases and styles is required as a preparatory step.

Analyzing broadcast news is the second step. The purpose of this

class is to encourage the students to seek for their own contributing

attitudes to the world.

(和訳)この講義では、受講学生たちに、現在の報道・論議を紹介するが、さま

ざまな国や地域における国際情勢のみならず、生態・環境問題も視野に入れ、

関心を喚起する。学生は世論形成における社会的・文化的・政治的・歴史的影

響を、まず理解することを奨励される。英語による文献・記事を読み、特有の

英語語彙・表現様式に慣れることが第一段階、報道を分析することが第二段階

である。目標は、学生が国際社会の一員であることを自覚し、貢献しようと心

がける姿勢を身につけようとする努力を促すことである。

English Project

Workshop

(英文) This course is a work simulation in which students in teams

complete a major semester-length project under the supervision of the

instructor. The aim of the course is to develop a broad range of

practical and professional communicative skills in English at an

upper-intermediate and advanced level (CEFR B2-C1), in particular

those required for successful professional project management: email

communication and etiquette, writing proposals and plans, working with

supervisors and clients, and project promotion and production. Project

types will include educational course design and implementation; web-

based journalism and magazine publishing; music, radio and video

production; and live drama production. Completed projects will be

presented to the public via electronic media or in live performance.

(和訳) 本科目は指導教員の監督指示の下、学期全体を通じて受講生による

チーム作業でプロジェクト課題を実践するワーク・シミュレーションである。

本科目の狙いは、広く実践的かつ専門職として必要とされる中上級クラス

(CEFR B2-C1)の英語コミュニケーション能力、特に電子メールによるコミュニ

ケーション、ネットエチケット、企画書や計画書の作成、監督者やクライアン

トとの協働及びプロジェクトの企画推進のための英語力の涵養である。プロ

ジェクト課題としては、教育科目のデザインと実施、ウェブベースの記事配信

や雑誌刊行、同じくウェブベースでの音楽・ラジオ・ビデオクリップなどの発

信及びライブドラマの制作上演を含む。学修成果は、電子メディア、もしくは

ライブ上演の形で公開される。

英語圏文学・文化

特殊講義

 特定分野の専門的な英語圏文学・文化研究の講義を受け、専門知識を深め

る。但し、特定の専門領域のみに関する知見を得るのみでなく、文化研究の

ディシプリンに基づき、グローバルな観点から複眼的に様々な事象を分析検討

し、それに対する自身の知見を発信する英語運用能力の獲得を目指す。

集中

Literature and

Media for

Children and

Young Adults

(英文) This course will introduce wide range of works of so-called

children’s literature, including picture books and other kinds of

cultural products for children as well as YA fiction, film and

television. Students will learn the history of development of

literature and media for children and young adults in English-spoken

countries. Through comparative approach, students will also study the

global network of signification in literature and media of the genres.

(和訳) 本講義では、絵本やヤングアダルト小説、映画、テレビ番組など、子

供向け文化生産物について広く紹介する。また英語圏の子供向け及びヤングア

ダルト向けの文学やメディア作品の発達の歴史について学ぶ。比較研究の手法

を用いて、これらのジャンルにおけるグローバルな意味作用のネットワークの

あり方についても理解する。

172

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

映画論

 視覚芸術を光学との関わりから考察するスクリーン・プラクティスの射程か

ら、映画前史から説き起こし、映画の始まりを幻灯文化の蓄積とからめてとら

えていく。映画固有の発展を概観し、その特徴的な例を検討し、技術の革新と

映像のかかわりを解きほぐす。同時的地平から、英米にとどまらず英語による

映画、インドやアフリカも視野にいれ、普遍性とともに地域性を読み解いてい

く。広くヴィジュアル・メッセージを読み解く力を育成することが目標であ

る。

市民権の文化史

 ディスカッションを取り入れた授業。本講義では、民主主義や市民という考

えや制度が歴史的にどのように生成され、変化してきたのかを一次資料に依拠

して探り、階級・人種・ジェンダー・移民という点から家族、学校、労働、社

会などに潜むジェンダーを取り巻く諸問題について歴史的見地から考える。講

義を通じて、現代社会に潜む紛争、差別、虐待、貧困などの事象について、階

級、人種、ジェンダー、移民の視点から、問題に気付き、解決策を考察する。

都市文化デザイン

 音楽や建築そして日用品など都市を形成している文化的な構築物が、どのよ

うな歴史的・社会的な背景や創作者の考えを基盤としてデザインされてきたか

を理解する。特に文字や映像の媒体以外の特性を理論的・学際的に学ぶこと

で、文化的な構築物が私たちの日常生活や認識にどのような影響を与えている

のかを把握する。また英語圏の都市と他の文化圏との交流や混合のプロセスを

知ることで、都市に見られるグローバル化の成り立ちと影響力を批判的に捉

え、未来に向けて都市文化のあり方を具体的に創造し発信できるようにする。

クリティカル・

リーディング

 英語圏文学・文化研究に関する学術的かつ抽象的な英文を読み、理論的な学

察と学際的な研究を行う上で必要とされる実践的かつ高度な英語読解能力を習

得する。また、英語圏文学・文化に関するリサーチペーパーを執筆する上で必

要となる総合的な手続きも学ぶ。さらに、英語圏文学・文化研究における広範

で深遠な知識と教養を習得すると共に、グローバル化時代の英語圏文学・文化

の多様性を客観的に批評し、自らの意見を世界に向けて発信することのできる

表現力を身につける。

Special Topics in

English

Literature and

Culture

(英文) This course provides a series of lecture in selected areas of

English Literature and Culture. The focus of the course will not be

limited certain areas or fields but cross-referentially overlapped so

that students will learn how to do cultural analysis from pluralistic

point of view as well as to produce and their own original academic

opinions and communicate in English.

(和訳) 特定分野の専門的な英語圏文学・文化研究の講義を英語で受け、専門

知識を深める。但し、特定の専門領域のみに関する知見を得るのみでなく、文

化研究のディシプリンに基づき、グローバルな観点から複眼的に様々な事象を

分析検討し、それに対する自身の知見を発信する英語運用能力の獲得を目指

す。

集中

海外留学科目

 ISEP加盟大学及び中京大学海外交流協定大学へ交換留学生として選抜派遣さ

れた学生が留学先大学で取得した単位について、12単位を上限として、本科目

の単位として認定する。

海外セミナー

 海外セミナーは、海外研修に参加することにより、実践的な語学力の向上

や、ビジネス感覚を養うことを目的とする。全学的な組織である国際センター

が主催する海外短期研修プログラムに基づいて展開される。プログラムには、

海外の大学の付属英語学校において英語を学ぶ「海外大学体験」と実践的な英

会話の学習と海外企業への訪問を合わせた「海外ビジネス研修」の2種類があ

り、個人の語学力や関心、実施希望時期などに合わせて研修を受けることがで

き、国際感覚を身につける機会を得ることができる。

173

Page 195: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

国内インターン

シップ

 インターンシップとは、学生が企業などにおいて実習・研修的な就業体験を

する制度のことである。近年の産業構造の激しい変化によって就業実態も大き

く異なってきており、従来のイメージと現実との乖離や、学生の職業意識の未

熟さなどから離職に繋がるケースも増えている。本科目はそういう現状への対

応策のひとつとして設定されている。本科目は一定期間以上の就業に関する実

習体験を行うもので、そのために本学キャリア支援課が設定する各種プログラ

ム(インターンシップガイダンスなど)に出席する必要がある。インターン

シップ(就業体験)後は、報告書及び参加証明書を提出し、科目担当教員の審

査を受けなければならない。

海外インターン

シップ

 真の国際人になるには、できるだけ若い時期に日本を離れ、言葉や生活習慣

が異なる社会で学び、視野を広げることが大切である。本科目は、海外イン

ターンシップを通して真の国際人への扉を開こうとするものであり、学生は語

学・生活習慣など異文化を肌で感じて学ぶことで、物事を見る視野や角度を広

げ、世界の人びとが何を考え、何を勉強し、どのように生活しているかを体得

することができる。学生は、現地での学習成果と研修後のレポートの評価を通

して単位が認定される。

教育原論

 近代の教育観が生成した過程を考察して、その本質を解明する。また、近代

の教育観に即して、発達のプロセスと価値を読み取り、発達を支援する教育の

理念的原則を導き出す。さらに教育の原則に則して、現行教育の意義を検討す

る指標を措定する。学習指導要領(新学習指導要領含む)を扱いながら、教育

の目的(目標)と内容・方法に関する基礎や、教育の原則の確認と現行教育の

意義を検討する指標の措定、教育の現状を象徴する事項の意義を考える。

学習・発達論

 教育の対象としての、幼児・児童生徒の心身の発達および学習の過程につい

て基礎的な知識、すなわち、発達要因としての内的要因、外的要因の発達に及

ぼす影響と、発達過程にかかわる現代の理論的到達点を理解する。また、発達

の諸側面(運動面、知的側面、言語面、社会的側面、自己意識の側面)の発達

的展開についても理解し、発達段階に応じた適切な働きかけ方について学ぶ。

学習概念の基本を理解し、効果的な学習の背景としての動機づけを学び、学習

心理の基本を踏まえた学習指導論についても学び理解する。また、学校教育の

基本単位であり、重要な学習環境としての学級についての理解を図り、学級経

営の進め方の基礎を理解する。学習評価の意義と方法の理解も重要な内容とし

て位置付ける。社会に貢献できる主体的で自立した人格形成を目指せる教師の

資質を得るべく、学習に関する学習領域では動機づけ、集団をキーワードに据

えた学習指導論についても学ぶ。

教育の制度と経営

 現行の教育システムの存在理由を、その生成の経緯を踏まえてより確かに把

握する。また、自らの教育観を練り、システム検討の指標を精緻化する。シス

テムの問題点を見定め、改革の方策を考える。日本の教育の法制、行政、学

制、教育課程、教職などの諸面とそれらの相互関係を、歴史的なアプローチと

欧米との比較を交えて考察し、そのシステムを解明していく。意見交換をしな

がらシステムの問題点を特定し、改革の方策を考えていく。

教職入門

 現代社会における教職の意義と重要性に照らし教員の役割と資質能力、職務

内容等を理解して教職への意欲を高め、自己の教職適性を見極めながら教育に

立ち向かう専門職としての教師像を明らかにすることを課題とする。教職と教

師につき、我が国の学校教育の課題、および教職の社会的意義を理解し、教職

という仕事に立ち向かう自覚と責任、自信と展望を獲得させることをめざす。

従って、現代の学校・教育の課題を理解し、教師としてこれに立ち向かう力量

を身につけ、<育てる・伝える>という指導観と資質を身につける。そのため

に<学び続ける専門職>としての自覚と努力を貫いていく力を身につける。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

教育課程論

 学習指導要領を基準として各学校で編成される教育課程につきその意義と編

成方法を理解し、かつ学校・生徒の実情に即した教育計画作定、カリキュラ

ム・マネジメント能力を実践的に修得することを目標とする。特に「授業」場

面で教師は児童生徒に文化に集中的に出会わせこれとの格闘を通して文化の基

本構造を獲得させる。この教育課程について基本的な知識を修得し、現代日本

の教育課程が直面する課題を多面的に考察して将来の授業実践及び教育課程編

成を行う基礎力を形成する。したがって本授業では、世界ならびに日本の教育

課程の歴史・理論・比較検討の上に、授業場面を想定した指導案作成・模擬授

業・批評を行いカリキュラム・マネジメント能力の形成もめざす。また、今日

の教育課程の課題を理解し、それを設計実践することができる力や、アクティ

ブ・ラーニングの指導観をもち、それを教育の場で実践できる資質を身につけ

る。

道徳教育の理論と

実践

 道徳教育の目標・内容や諸理論、実践にかかわる基本的な事項を理解し、そ

のあり方について自分なりの考えをもつことができるようになることを目的と

する。指導を行う際には、単なる表面的な指導方法だけでなく、その背景にあ

る諸理論や、これまでの道徳教育の歴史などもしっかり理解しておくことが必

要となる。特に道徳教育においては、「教える」、「教育」とはそもそも何で

あるのかについても自分なりに理解しておくことが必要である。この授業では

これらの点を押さえつつ、実際の指導にあたって必要となる諸事項についても

取り上げていく。また、授業内における様々な活動を通して、道徳教育の指導

方法を体験する機会を設ける。これらにより、道徳教育の指導法とその背景に

ある理論、我が国の道徳教育の変遷を理解し、また学習指導要領に示された道

徳教育の目標や内容、指導計画等、道徳教育のあり方についても学ぶ。

特別活動・総合的

な学習の時間の指

導法

 特別活動に関しては、学校教育活動全体における特別活動の意義や内容及び

その指導のあり方を理解する。具体的には、学級(ホームルーム)活動、生徒

会活動、行事的活動等について、それぞれの目標や指導内容・方法の特質を理

解し、この理解にもとづいて「人間関係の形成」「社会参画」「自己実現」に

つながる指導構想や指導計画を立てられるようにする。総合的な学習の時間に

関しては、各教科を横断する総合的な学びや特別活動と結びついた体験的・探

求的な学習の重要性を理解するとともに、主体的・対話的で深い学びを実現す

るための指導計画・単元構成のあり方や協働的な学びを実現するための具体的

手立てについて理解する。

教育方法論

 知・徳・体にわたる「生きる力」を育むための方法としての主体的、対話的

で深い学びが実践できる教師の資質育成を図ることを目的とする。そのために

は、授業が目指す学力について理解し、それを実現するための方法に関する基

礎理論と的確な教育評価方法、さらに実践の具体例を理解することが必要とな

る。教育環境の整備、基本的な話法や板書法、指導案の作成といった技術も身

につけさせる。なお、実践の幅を広げるための教育機器の特性を理解し、活用

法を学び、同時に学習者に情報処理の能力を身につけさせるための実践が可能

な基礎知識の修得と進め方の理解も図る。また、新しい学力形成を基本におい

た教育の方法技術の修得も内容とする。講義を通しての修得内容が具体的な実

践事例でどのように生きるかについて学生間の意見交換の機会を多く設け、協

同学習理論で開発された多様な交流技法を経験する。

特別支援教育

 特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害の特性や心身発達を理解

し、生きる力の育成を目指した個別の支援計画や教育の中での合理的配慮を実

現していく力をつける。また、インクルーシブ教育の考えを踏まえた特別支援

教育に関する理念や制度を理解する。発達障害等の特別の支援を必要とする幼

児、児童及び生徒の障害特性や学習・発達過程等を理解し、その支援手法を身

につける。さらに、様々な障害のある幼児、児童及び生徒の学習上または生活

上の困難についての基本的な知識と、関係機関との連携を通した合理的配慮の

在り方について理解する。通常学級や通級指導教室、特別支援学級、特別支援

学校等における特別支援教育を担うために必要な障害特性の理解とともに、イ

ンクルーシブ教育の理念等をよりよく理解し、障害のある幼児、児童、生徒に

対する教育の中での合理的配慮の仕方、具体的な教育支援手法、地域支援の在

り方についても学ぶ。

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授業科目の名称 講義等の内容 備考

科目

区分

生徒指導・進路指

導の方法

 生徒指導及び進路指導・キャリア教育の意義と原理、その指導上の基本的観

点を理解する。生徒指導に関しては、思春期・青年期の発達課題や「子どもの

貧困」問題にも目を向けながら、「荒れ」「いじめ」「不登校」等の「生徒指

導上の課題」を具体的に検討することで学級担任としての、また学校の組織的

なとりくみとしての指導や支援のあり方を理解していく。進路指導・キャリア

教育に関しては、学校教育活動全体でとりくむことの意義をおさえつつ、社会

的・職業的自立の基盤となる資質・能力を育む指導のあり方について理解す

る。

教育相談(カウン

セリングを含む)

 幼児、児童生徒の不適応的側面にとどまらず、彼らが自己理解を深め、より

よい人間関係を築いていける、発展的な成長も視野に入れた教育相談のできる

教師の育成が目標である。学習者が集団の中で自己理解を図り、個性を伸長さ

せていける支援の力をつけることも重要である。その基本としての幼児、児童

生徒の発達的特徴と発達に即した課題を理解し、また、時に学校における現状

の問題も理解し、一人ひとりの幼児、児童生徒に応じた適切な支援が可能な資

質を身につける。さらに、支援の方法としてのカウンセリングの意義や理論お

よび方法を理解し、実践に向かう基本を理解することも重要な目標である。臨

床心理学の知見を基礎におき、教育相談の意義と課題、さらに研究成果とその

教育的意義について、実際の事例を多く示しながら講義する。

教職実践演習

(中・高)

 大学における教職課程での学習内容の確認・定着と教職への意欲的な出発の

ための資質定着をテーマとする。教員としてスタートできるだけの、教科指

導、生徒指導両面にわたる知識・技能の確認をし、定着を図る。教師としての

仕事への積極的で幅広い態度を醸成するとともに、教師集団の一員として、ま

た子どもの育ちにかかわる保護者とのパートナーシップを持てる社会的資質の

定着を図る。教師としての資質形成のために、自ら学ぶ意欲を育てる教員の資

質として、自分自身が主体的な学びを十分に身につけている必要がある。学生

の主体的な学習活動を保障した協働的な活動を通して、これまでの学習内容を

振り返り、不足を補う。さらに、仲間との相互作用や実際の実践に触れること

を通して、社会性や対人能力の定着を図ると共に、教職の意義を実感的に理解

する。また、教科に関する専門的知識についても理解を深める機会を継続的に

持ち、その指導力を磨く。

教育実習Ⅰ

 本講は、中学校教諭免許状の取得を目指す者のための授業である。教育実習

は、その心構えや具体的な講義スキルを学んだうえで、実習校で実際に講義な

どの教育活動を体験することにより、教員として求められる知識や教育スキ

ル、さらには教員としての自覚を醸成するものである。また、実習の事後報告

もおこなう。教育実習の目標は大別すると3つある。第一に、これまでに習得

した知識を実践的に活用することである。第二に、教育者としての自覚と責任

をもって生徒と接することにより、自身の適性を確認することである。第三

に、実際の教育現場に入ることにより、今後の自身の教育者としての在り方を

考える契機とすることである。

教育実習Ⅱ

 本講は、高等学校教諭免許状だけの取得を目指す者のための授業である。教

育実習は、その心構えや具体的な講義スキルを学んだうえで、実習校で実際に

講義などの教育活動を体験することにより、教員として求められる知識や教育

スキル、さらには教員としての自覚を醸成するものである。また、実習の事後

報告もおこなう。教育実習の目標は大別すると3つある。第一に、これまでに

習得した知識を実践的に活用することである。第二に、教育者としての自覚と

責任をもって生徒と接することにより、自身の適性を確認することである。第

三に、実際の教育現場に入ることにより、今後の自身の教育者としての在り方

を考える契機とすることである。

(注)

1 開設する授業科目の数に応じ,適宜枠の数を増やして記入すること。

2 私立の大学若しくは高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合,大学等

 の設置者の変更の認可を受けようとする場合又は大学等の廃止の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合は,この書

 類を作成する必要はない。

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Page 198: 基 本 計 画 書 - Chukyo U...Global Studies] 4 150 ― 600 学士 〔国際学〕 (Bachelor's Degree, Global Studies) 令和2年4月 第1年次 愛知県名古屋市昭和区

平成31年度入学定員

編入学定員

収容定員 平成32年度

入学定員

編入学定員

収容定員 変更の事由

中京大学 → 中京大学 文学部  文学部

  日本文学科 68 - 272   日本文学科 68 - 272

  言語表現学科 72 - 288   言語表現学科 72 - 288

  歴史文化学科 70 - 280   歴史文化学科 70 - 280

 国際学部学部の設置(届出)

  国際学科 150 - 600

  言語文化学科 140 - 560

 国際英語学部

  国際英語学科 180 - 720 0 - 0令和2年4月学生募集停止

 国際教養学部

  国際教養学科 110 - 440 0 - 0令和2年4月学生募集停止

 心理学部  心理学部

  心理学科 175 - 700   心理学科 175 - 700

 現代社会学部  現代社会学部

  現代社会学科 265 - 1,060   現代社会学科 265 - 1,060

 法学部  法学部

  法律学科 320 - 1,280   法律学科 320 - 1,280

 総合政策学部  総合政策学部

  総合政策学科 220 - 880   総合政策学科 220 - 880

 経済学部  経済学部  経済学科 320 - 1,280   経済学科 320 - 1,280

 経営学部  経営学部

  経営学科 325 - 1,300   経営学科 325 - 1,300

 工学部  工学部

  機械システム工学科 86 - 344   機械システム工学科 86 - 344

  電気電子工学科 86 - 344   電気電子工学科 86 - 344

  情報工学科 86 - 344   情報工学科 86 - 344

  メディア工学科 62 - 248   メディア工学科 62 - 248

 スポーツ科学部  スポーツ科学部

  スポーツ教育学科 137 - 548   スポーツ教育学科 137 - 548

  競技スポーツ科学科 269 - 1,076   競技スポーツ科学科 269 - 1,076

  スポーツ健康科学科 84 - 336   スポーツ健康科学科 84 - 336

計 2,935 - 11,740 計 2,935 - 11,740

中京大学大学院 → 中京大学大学院 文学研究科  文学研究科  日本文学・日本語文化専攻(M) 5 - 10   日本文学・日本語文化専攻(M) 5 - 10

  日本文学・日本語文化専攻(D) 2 - 6   日本文学・日本語文化専攻(D) 2 - 6

  歴史文化専攻(M) 3 - 6   歴史文化専攻(M) 3 - 6

 国際英語学研究科  国際英語学研究科

  国際英語学専攻(M) 5 - 10   国際英語学専攻(M) 5 - 10

  英米文化学専攻(M) 3 - 6   英米文化学専攻(M) 3 - 6

 心理学研究科  心理学研究科  実験・応用心理学専攻(M) 5 - 10   実験・応用心理学専攻(M) 5 - 10  実験・応用心理学専攻(D) 2 - 6   実験・応用心理学専攻(D) 2 - 6  臨床・発達心理学専攻(M) 15 - 30   臨床・発達心理学専攻(M) 15 - 30  臨床・発達心理学専攻(D) 2 - 6   臨床・発達心理学専攻(D) 2 - 6

 社会学研究科  社会学研究科

  社会学専攻(M) 5 - 10   社会学専攻(M) 5 - 10

  社会学専攻(D) 2 - 6   社会学専攻(D) 2 - 6

 法学研究科  法学研究科

  法律学専攻(M) 10 - 20   法律学専攻(M) 5 - 10 定員変更(△5)  法律学専攻(D) 3 - 9   法律学専攻(D) 2 - 6 定員変更(△1)

 経済学研究科  経済学研究科

  経済学専攻(M) 5 - 10   経済学専攻(M) 5 - 10

  経済学専攻(D) 2 - 6   経済学専攻(D) 2 - 6

  総合政策学専攻(M) 5 - 10   総合政策学専攻(M) 5 - 10

  総合政策学専攻(D) 2 - 6   総合政策学専攻(D) 2 - 6

 経営学研究科  経営学研究科

  経営学専攻(M) 10 - 20   経営学専攻(M) 10 - 20

  経営学専攻(D) 3 - 9   経営学専攻(D) 3 - 9

 工学研究科  工学研究科

  機械システム工学専攻(M) 7 - 14   機械システム工学専攻(M) 7 - 14

  電気電子工学専攻(M) 7 - 14   電気電子工学専攻(M) 7 - 14

  情報工学専攻(M) 8 - 16   情報工学専攻(M) 8 - 16

  工学専攻(D) 4 - 12   工学専攻(D) 4 - 12

 体育学研究科  体育学研究科

  体育学専攻(M) 12 - 24   体育学専攻(M) 12 - 24

  体育学専攻(D) 4 - 12   体育学専攻(D) 4 - 12

計 131 - 288 計 125 - 275

学校法人梅村学園 認可設置等に関わる組織の移行表

177