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Jupiter-Designer for iCAD
初期導入教育
チュートリアル編
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Jupiter-Designer for iCAD 導入テキスト チュートリアル編
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8 再解析
ここでは、1 回目の解析結果に対して対策が必要と判断された時、iCAD で図面修正後に、再度同じ解析条
件で計算実行する場合に便利な「再解析機能」を説明します。
8.1 洗浄機の解析
ここでは解析の一連の流れをご説明致します。
8.1.1 モデルの読み込み
①iCADで「Senjouki.icd」を開き、6.1.2を参考に Jupiter にモデルを引き継ぎます。
8.1.2 メッシュ作成
①「デザイナー」タブから、「メッシング」コマンドを開き、「ソリッドメッシュ TET」コマンドをクリックします。
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②パーツ選択になっていることを確認し、メインウインドウで右クリックし、「全てのパーツを選択」をクリック
すると、選択リストウインドウに部品がリストアップされます。ここではメッシュ種類が「TET10」となっているこ
とを確認し、メッシュサイズには初期設定値が入っていますので、「平均」50、「最小」20、「最大」200 を入力
し OKボタンを押します。
④メッシュモデルがメインウインドウに表示さます。
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初期設定値
平均:50
最小:20
最大:200
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選択リストが開く
リストアップされる
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マウス右クリック 1
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8.1.3 荷重条件の設定
①「デザイナー」タブから、「荷重」プルダウンを開き、「圧力」コマンドをクリックします。
②メインウインドウにおいて、下図のハイライトされている面(丸テーブルの上面)をクリックして選択します。
コマンドウインドウで、圧力に「1」を入力し、単位が「MPa」になっていることを確認し、OKボタンをクリックしま
す。
1 面を選択します
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荷重が設定されました
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8.1.4 拘束条件の設定
①「デザイナー」タブの「拘束」プルダウンを開き、「固定」コマンドをクリックします。
②メインウインドウで完全拘束する面(製品下部にあるブロック 6カ所の底面)をクリックして、選択します。
選択された面はハイライトされます。
③コマンドウインドウで、拘束方向でX、Y、Z平行移動 のそれぞれにチェックが入っていることを確認し、OK
ボタンをクリックします。
拘束する面
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8.1.5 接触面の設定
①「デザイナー」タブの「コンタクト検索」コマンドをクリックします。
②コマンドウインドウの「コンタクト検索」ボタンをクリックし、コンタクトがリストアップされていることを確認し、
「OK」ボタンを押します。
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8.1.6 材料の割り当て
材料設定ですが、本モデルではあらかじめ各部材の材料を iCAD上で設定済みなので、Jupiter上で再度設
定を行う必要はありません。これらのデータは、連携の際に引き継がれます。Jupiter上では、パーツ名の後
ろに材料名が付きます(パーツ名_SS400など)。
8.1.7 ファイルの保存
①「ファイル」タブを開き、保存ボタンをクリックします。
② 保存場所を指定し、ファイル名に「Senjouki01.jtdb」を指定して、保存ボタンをクリックします。ここで保
存するデータを、後程再解析で使用します。
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8.1.8 解析実行
①「デザイナー」タブの「計算」ボタンをクリックします。
②「OK」ボタンをクリックします。
③解析が開始されると、「ソルバーランチャー」のウインドウが表示されます。
④解析が正常に終わると Jupiter Postが起動します。
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8.1.9 結果の確認
解析が終了すると、自動的に Jupiter Postが起動します。
①「アッセンブル」ウインドウ内の「解析結果」左の「▷」ボタンをクリックします。
②アッセンブルウインドウ内に「変位」が表示されるので、左の「▷」ボタンをクリックすると、「並進方向」が
表示されます。「並進方向」をダブルクリックすると変位のコンター図と変形があわせて表示されます。
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